行け!ゴッドマン泉こなた(平野綾) | 泉こなた(平野綾) | 藤公之介 | 山下毅雄 | | 「ゴッドマン!」 おーい ゴッドマン 聞こえるかい おーい ゴッドマン 飛んでこい SOS SOS SOS SOS 地球が危ない SOS SOS SOS SOS ゴッドマン ゴッドマン ゴッド・スパーク 「ゴッドマン!」 おーい ゴッドマン 見えてるかい おーい ゴッドマン やってこい SOS SOS SOS SOS 平和が壊れる SOS SOS SOS SOS ゴッドマン ゴッドマン ゴッド・サークル 「ゴッドマン!」 おーい ゴッドマン 時間がない おーい ゴッドマン 急いでこい SOS SOS SOS SOS お前が頼りだ SOS SOS SOS SOS ゴッドマン ゴッドマン ゴッド・クラッシュ |
それぞれ大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | あした旅立つ人がいる じっとたたずむ人がいる 喋べりつづける人もいる 黙りこくった人もいる みな それぞれの胸の中 いま それぞれに感じてる ドアを押してる人がいる ドアを引いてる人がいる 笑いころげる人もいる なぜか泣き伏す人もいる みな それぞれのやり方で みな それぞれに歩いてる きのう別れた人がいる さっき出逢った人がいる うしろ振り向く人もいる 前を見つめる人もいる みな それぞれの足どりで いま それぞれに生きている みな それぞれの足どりで いま それぞれに生きている…… |
歩道橋大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | もしかすると ふるさとの町が見えるかと 歩道橋の上にあがってみました 汚れてしまった ぼくの悲しみのような 都会の空の彼方に あの小さな町が 今も本当にあるのでしょうか 歩道橋の上で 想いはめぐる 歩道橋の彼方 ふるさとは遠い 低い家並のつづく 静かな町に きらきら輝きながら 流れている川 自転車のベル鳴らし 古い木の橋を 君とふたりで通った 学校への道 今も本当にあるのでしょうか 歩道橋の上に 夕陽は暮れる 歩道橋の彼方 君は遠い 歩道橋の上で 想いはめぐる 歩道橋の彼方 ふるさとは遠い |
長距離電話あべ静江 | あべ静江 | 藤公之介 | 佐藤健 | | 海はかすんで 潮騒は哀しげで けだるい波が 寄せ返す まるで映画の ラストシーンのように 白みはじめた 渚をひとり ゆうべの長距離電話 とぎれた会話 気まずい沈黙 もう おしまいですか ここまで 追って来てくれる あなたの姿を 待っていました 海のそばの 白いホテルで 砂はしめって 潮風はやさしげで 早起きカモメ 空を舞う ふいに悲しみが この胸に突き上げて 波うちぎわを 駈け出していた ゆうべの長距離電話 つれない返事 電話を切る音 もう おしまいですね ふたりは また元どおりに 愛し合えると 思ってました 海の見える ホテルの部屋で |
さすらい情話水前寺清子 | 水前寺清子 | 藤公之介 | 猪俣公章 | | おまえ十九の 花咲かせ 俺に抱かれた 二年前 あれは南の 港町 たしか時雨の 秋の頃 俺が最初の 男だと 熱い眼をして ついた嘘 話す言葉の 端々に にじむ十九の ふしあわせ 月日流れて 時うつり 俺も流れて 北の町 どこかやつれた もの腰の おまえ見つけた 酒場町 二年歩いた 足跡を 笑い話で ごまかして 白みはじめた 夜明け頃 肩を寄せ合う 旅の宿 軽い寝息を たてながら 夢で泣いてる 腕の中 旅の終わりは いつになる 流れ転がる 花ふたつ 流れ転がる 花ふたつ |
映画館大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | フランス映画 白黒画面 別れのシーン 雨の街角 立ち去る男 見送る女 涙ひとすじ 流れるメロディー 映写機の音が 間近に聞こえる 暗いシートで 胸つまらせる まるで私ね まるであなたね あれから私 きらめくような 幸せに背を向けたまま フランス映画 寂しい女 古いアパート こわれた時計 降り続く雨 パリの街並 終わりのマーク 高まるメロディー 映画館を出ると 雨に煙る街 肩を濡らして 下る坂道 まるで映画ね まるでヒロイン あれから私 きらめくような 幸せに背を向けたまま |
あのころ君は堺正章 | 堺正章 | 藤公之介 | 川口真 | 川口真 | 古いレコードのジャケットに 君の言葉が残ってる 歌に託してこの想い あなたの胸に忍ばせますと 針をのせたら 疲れた心を 時がさかさに 流れ出す ああ ひたひたと懐かしい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ 君はあの頃は女学生 若さばかりで生きていた 夢中になっているものが 今でも何かあるのだろうか キズだらけの ドーナツ盤が 一途な想い 伝えてる ああ しみじみと ほろにがい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ |
夕暮れのような微笑大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | たとえば落葉の吹きだまり お好きでしょうか あなたは たとえば夕陽の 影法師 お好きでしょうか あなたは 何げなく そんなことを たずねてみたかった 夕暮れのような微笑 のこして わけも告げずに 去って行く前に たとえば夜更けの雨の音 お好きでしょうか あなたは たとえば夜明けの もやの色 お好きでしょうか あなたは 照れながら そんなことを ささやいてみたかった 夕暮れのような微笑 のこして あなたは何処へ あなたは何処へ あなたは何処へ あなたは何処へ |
私のいちばん美しい時を片平なぎさ | 片平なぎさ | 藤公之介 | 佐瀬寿一 | 矢野立美 | ささいなことで 笑いころげて わけなどなくて 涙ぐんだり 風のそよぎに ひとり心を 揺らしています 朝な夕なに 私のいちばん 美しい時を このまま あなたにゆだねます いつか若さが あせぬ問に 熱い心が 冷(さ)めぬ間に…… 夜明けのモヤの 不思議な匂い 窓辺にゆれる 木もれ陽の影 そんな小さな 一つ一つが 胸にしみます 一日ごとに 私のいちばん 美しい時を このまま あなたに ゆだねます いつか季節が 過ぎぬ間に 夢を追うのが 似合う間に…… 私のいちばん 美しい時を このまま あなたにゆだねます いつか若さが あせぬ問に 熱い心が 冷(さ)めぬ間に…… |
渚通りのディスコティック大西結花 | 大西結花 | 藤公之介 | 平尾昌晃 | | 波が消してゆく 恋のイニシャル 砂に落とした 涙ひろい 街へ帰ります… 汗にまみれ 踊り明かした 渚通り ディスコティック まぶしい あの人の まなざしに 激しく つかまった夜 指の先までも 燃えた二人の 愛は遊びじゃないと 誓い合ったはずなのに… 青い海原 白い桟橋 渚通りディスコティック はだしで 抜け出して かむしゃらに 波うちぎわを 走った 砂にまみれた 熱い体を 波にゆられて ふたり 見つめあった 夏の日よ… 忘れられず ひとり来てみた 渚通り ディスコティック 今では 哀しみのさざ波が むなしく 思い出ゆらす 波が消してゆく 恋のイニシャル 砂に落とした 涙ひろい 街へ帰ります… 波が消してゆく 恋のイニシャル 砂に落とした 涙ひろい 街へ帰ります… |
結婚する気もないのに大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 風に追われるように 足早に歩く 通いなれた坂道は お前のうちへつづく ときおり春の強い風に 行く手をさえぎられ 頬をゆがめながら お前のもとへ急ぐ 結婚する気もないのに 俺は恋人きどり 甘えて寄りかかれば 当然のように お前を抱いてしまう 長すぎるお似合いね 女の大事な時期が 過ぎてしまうわとお前は ひとりごとのように言った 俺もボンヤリ言ったよ お前を抱きながら まるでかげろうのように いつまでこうしてるんだろう 結婚する気もないのに 長すぎる春さ けだるいこの季節は どこまでどこまで つづいて行くのだろう |
エーデルワイス林寛子 | 林寛子 | 藤公之介 | R.Rodgers・O.Hammerstein ll | | 生まれたての蒼い風が 私を呼んでいます 開いたばかりの花たちが やさしい香りで 私を誘っています さあ 上着なんか脱いで 身軽になりましょうって 野原を 思い切り駈けてみましょうって 蒼い風や花の香りに 腕をひっぱられて とうとう ここまで来てしまいました いつもお部屋の中からながめていた なんでもない野原だけど いま 私の前や後に広がる野原は どこもかしこも素晴しい緑で 赤や黄色のかわいい花が あちこちで 囁きかけています うれしくなって 手足を放り投げるように寝ころぶと 空の青さが ワーッと私におそいかかって来そうです なんだか吸い込まれそうで あわてて目を閉じてしまう私…… 風がフルートのような音を残して 通りすぎて行きます 花たちの囁きは ピアノかしら 草たちのさざめきは クラリネット 虫の羽音は ヴァイオリンみたい いま 私を取りまいているのは まるで 野原がかなでるシンフォニーです…… ふと 目をあけると のびやかな草たちのあいだに 白い紙ヒコーキが もぐり込んでいるのが見えます どこかの子供が さがしあぐねて あきらめて帰ってしまったものでしょうか それとも 私を誘ってくれた あの蒼い風の 贈り物でしょうか 飛べ 飛べ 白い紙ヒコーキ! 風に乗って どこまでも どこまでも 私の夢を乗せて いつまでも いつまでも |
坂の上の二階大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 坂の上の二階 そんな名前の店 坂を登りつめて ぼくはいつものように 風に追われて 階段を上がる 坂の通り見おろせる 窓ぎわの席 いつも空いている 向かいの椅子に きみの想い出が 今日もただよう フランシス・レイのストリングスが 波のように寄せて 寄せては返す 甘い想い出を ゆらす…… 坂道をころげ落ちる テニスボールのように はずみながら きみは去った 坂の上の二階…… そんな名前の店 レジの電話見つめながら かけてみようかと迷う 淡い夕日が さし込むお店 時計をチラチラ 人待ち顔で ひとりすするコーヒー からっぽの心に にがさだけが しみてゆく フランシス・レイのストリングスが 波のように寄せて 寄せては返す 甘い想い出を ゆらす…… クツクツ煮えたぎる サイフォンの音に にがい想い出が ゆれる ゆれる |
あなたという名の港大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | あかのたちお | ぼくの船は今 岸を離れた 愛という名の 荷物を積んで ぼくはひとり今 舵をにぎる あなたという名の 港を目ざして 白い帆が 風をはらんで 帆柱が しなって軋む ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくの船はもう 引き返せない たとえ嵐でも あなたを目ざす ぼくの胸は今 波に濡れて 濡れてなおさら 炎を燃やす 海原は あなたへつづく 潮風は あなたへ通う ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった 白い帆が 風をはらんで 帆柱が しなって軋む ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった |
わがまま金曜日榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 森田公一 | 馬飼野康二 | ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 わがまま わがまま放題 し放題 いじわるしたいの 好きだから ランブリング ランブリング にかわ雨 電話ボックス 雨やどり ランブリング ランブリング ずぶ濡れよ 急いで 迎えに 来てほしい 水玉模様の 傘がいい きょうの気分に 似合うから 10分以上 待たせたら 誰れかと どこかへ行っちゃうわ ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 ランブリング ランブリング 金曜日 海へ行きたい 波のりに ランブリング ランブリング つれてって この雨 やむまで 待てないわ 水玉模様の傘の中 いじわるをして ひとりじめ 叱ってくれたら その胸で 泣いて甘えて みたいのに ウウウ わがまま わがまま放題 し放題 水玉模様の金曜日 わがまま わがまま放題 し放題 いじわるしたいの 好きだから |
新宿恋物語大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 話のはじめは 新宿通り 伊勢丹前の曲がり角 歩行者天国の 人波の中で 出会いがしらに あいつと触れた ほんのはずみで その細い肩に なぜだか 魅かれてしまったのでした 話はつづいて 角筈あたり 三越裏のカフェテラス 小さなテーブルに 差し向かいで 身の上話に 涙が落ちた ほんのはずみで その夜のうちに あいつを抱いて しまったのでした 話はかわって 柏木あたり 西向きの古い アパートの部屋 あいつの好みの 家具も揃えて 二人の暮らしが はじまっていた ほんのはずみが ほんとになって あいつを愛し はじめたのです 話の終わりは 新宿駅で 始発のホームに ただ一人 にがい思い出を 一つ背負って 旅立つあいつを 見送ったのです ほんのはずみで 朝もやの中に 涙が二つ 落ちてきました |
恋のリクエストあいざき進也 | あいざき進也 | 藤公之介 | 井上忠夫 | | ミスターDJ. ミスターDJ. 伝えてよ…… 海辺の光に まみれてふたりは 日焼けた肌を寄せ合って 歌った あの娘のうぶげのまぶしさ 今でも 目に焼きついて はなれない ぼくの心を かきみだし 苦しくさせて 消えたひと ミスターDJ. あの娘が好き この気持 伝えておくれ ミスターDJ. あの娘が好き この想い 届けておくれ 忘れられない…… 今まで誰にも 打ちあけずにきた 思い出こめて送った リクエスト あの娘の胸の片隅に このぼく よみがえらせて ほしいのさ 心の中に 住みついて 死ぬほどつらく させるひと ミスターDJ. あの娘が好き この気持 伝えておくれ ミスターDJ. あの娘が好き この想い 届けておくれ 忘れられない…… ミスターDJ. あの娘が好き この気持 伝えておくれ ミスターDJ. あの娘が好き この想い 届けておくれ 忘れられない…… ミスターDJ. ミスターDJ. 伝えてよ…… |
ふるさとでもないのに大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 山ふところの 小さな駅に ふらり降りたら 夜明けを待とう あてもないのに 枕木踏んで 線路づたいに モヤかき分ける 見知らぬ人の 会釈を受けて とまどいながらも なごんでしまう ほんとの色を 取り戻せない 紫色はぼくの 心のようだ ふるさとでもないのに ふるさとでもないのに こみ上げて来るのは なんだろう 遥か連なる 山はむらさき いく筋も昇る モミ焼く煙 逃げてここまで 来たわけじゃない 理由などいらない 旅がしたくて 手ごたえのない あの毎日は なんだったのか よくわからない ここでこうして いることだけで 心のつかえを 流せるだろうか ふるさとでもないのに ふるさとでもないのに こみ上げて来るのは なんだろう |
一冊の本大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | あなたに借りた 五木寛之 今ごろ読む気に なりました また逢う口実 作りたくて 返すためにだけ 借りた本です あなたの愛は さめはじめ 秋へ秋へと 急ぎ足 ぼくは夏の思い出を かかえたままで 立ち止まる 本をあなたに 返さなければ 本をあなたに 返さなければ 男と女の 愛と憎しみ 二人によく似た物語 栞をはさんで 本を閉じて 甘い哀しみ たのしんでます あなたはまるで 風のよう あとも見ないで 走り去る ぼくはまるで 石のよう 思い出重くて 動けない 本をあなたに 返さなければ 本をあなたに 返さなければ |
そよ風と私岡田奈々 | 岡田奈々 | 藤公之介 | 森田公一 | | すり切れるほど 聴きつづけたい レコードみたいな 人ですね 最初に針を のせたのは誰 甘いメロディー 今ひとり占め 1・2の3で はずみをつけて セーノで あなたにぶつかった 光る空 手ごたえ あふれる涙 胸をおさえて ひとりあれこれ 悩んでいたのが 嘘のようです いつもの街が 違って見える きらめき かがやき 蒼い風 幸せ色に 爪まで染まり 私じゃないよな 私が走る 1・2の3で はずみをつけて セーノで あなたにぶつかった 有頂天 わがまま すりぬける愛 だらだら坂で 振り返ったら あなたの姿が 遠くに見えた 1・2の3で 背中を向けて セーノで あなたがいなくなる わかれ道 右ひだり 不意の出来事 よくあることと 割り切れる日が そのうちいつかは 来るのでしょうか |
天の子守歌オユンナ | オユンナ | 藤公之介 | オユンナ | 川崎康宏 | 翼を風に乗せて 一羽の鳥が行く その目を北へ向けて ひたすら はばたいて ブェー ブェー 北が恋しいと ブェー ブェー 夢で泣いてる 翼に希望を乗せて 南にあこがれた まぶしい空だけれど 心はなじめない ブェー ブェー 北が恋しいと ブェー ブェー 夢で泣いてる ブェー ブェー 北が恋しいと ブェー ブェー 夢で泣いてる 翼は疲れ切って 涙が羽根を濡らす はるかな北の空に やさしく抱かれたい ブェー ブェー 北が恋しいと ブェー ブェー 夢で泣いてる ブェー ブェー 北が恋しいと ブェー ブェー 夢で泣いてる 夢で泣いてる 夢で泣いてる |
恋は突然堀江美都子 | 堀江美都子 | 藤公之介 | 小田裕一郎 | | 胸の端っこ うずうずと うずき出したら 気をつけて 耳のうしろが むずむずと かゆくなったら 気をつけて 恋は突然 やってくる 前ぶれもなく やってくる 12星座の 占いを たしかめる間も ないほどに 髪にブラシが こころよい そんな朝には 気をつけて 風が心を 吹き抜ける そんな気分も 気をつけて 恋が私を つかまえる 待ち伏せしてて つかまえる はきなれた靴 揃えたら ふらり気まぐれ 風まかせ 恋は突然 やってくる 前ぶれもなく やってくる 12星座の 占いを たしかめる間も ないほどに |
愛よ甦れ野口五郎 | 野口五郎 | 藤公之介 | 平尾昌晃 | | 君のいらだちを 感じながらも 愛が甦る季節を ぼくは待っていた ブティックのウィンドウがひと足早く 夏を飾る頃に 君と長い旅に出ようか 男は心の中に 地球儀 ひとつかかえて うつろう愛の間に間に ひたすら回しつづける 君は指先に髪を巻きつけ けだるい瞳に光を 取り戻している 地球儀の海原に 涙を捨てて 君の胸のつかえ ひとつひとつ 風に飛ばそう 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く |
はつかり5号BUZZ | BUZZ | 藤公之介 | 高橋信之 | 高橋信之 | 発車のベルに 背中を押され はつかり5号に 乗りこみました 今頃君は いつもの店で 約束通り 待っていますか プラットホームの あのひび割れが 心の中に ひろがります 幸せにする 自信がなくて 君から離れた 旅の宿 駅までむかえに 来ていて欲しいと いつか手紙を 書いていました 雪どけ水の 流れの音に 季節はずれの コタツが一つ なにに たとえたら 流れる 景色の色を なにに たとえたら 僕の心の この色を 上り列車の レールの音が はやる気持ちを きざんでいます 終着駅を まぢかにひかえ ひと駅前から 乗ってきた君 僕をみつけた そのまなざしが すべてをすべてを 語っています なにに たとえたら 流れる 景色の色を なにに たとえたら 僕の心の この色を |
ぼくのジュリアーノ平塚たかあき | 平塚たかあき | 藤公之介 | 小田裕一郎 | | ジュリアーノ こっちへおいで そんなにスネるなよ (ぶーみ) ジュリアーノ ぼくとおまえは 親友どうし (ぶーみ) おまえのステキなシマシマが 雨にぬれてたあの日 ぼくたちめぐりあったのさ それがウンメイだったんだ 大好きさ (ぶーみ) 離れちゃヤダよ 大好きさ (ぶーみ) ぼくのジュリアーノ ジュリアーノ 早く帰ろう 夕陽が沈みそう (ぶーみ) ジュリアーノ 夜はいっしょに おんなじ夢を (ぶーみ) 太めで短足 魅力的 短いシッポも イカス 男と男の付き合いさ ふたりはひとりぼっちじゃない 大好きさ (ぶーみ) 離れちゃヤダよ 大好きさ (ぶーみ) ぼくのジュリアーノ |
翌朝大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 葉もれ陽 まぶしくて 目覚めた 遅い朝 時間を きいたけど いつもの 声がない あなたに さわれない…… あなたが 消えたあと ひとりで 飲みあかし ボトルを からにして 涙を 詰めかえた ゆうべの 部屋のまま…… 何気なく いつもの癖で あなたの名前 呼んでしまう いるはずがないのに いるはずがないのに…… 目覚めの コーヒーを ふたつ 入れながら 気づいて 手をとめて 肩を すくめるの なんだか おかしくて タオルも 歯ぶらしも すべてが 二つずつ 私の まわりには あなたの 影がいる 哀しみ 淀んでいる 何気なく いつもの癖で あなたの名前 呼んでしまう いるはずがないのに いるはずがないのに…… |
バス通学榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 森田公一 | あかのたちお | ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち 今朝も同じバス 7時50分 二人の秘密を乗せて走る たった15分 短かすぎるけど みんなに囲まれて しのび逢い ギュウ ギュウ づめのバスの中 頬にくちびる さわりそう ギュウ ギュウ づめのバスの中 誘い 誘われ 夢ごこち 夢ごこち バスが曲るたび いつも手をかして やさしくかばって くれるあなた 白いTシャツが まぶしげにのぞく 小麦色した肌も みんな好きよ ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち ギュウ ギュウ づめのバスの中 抱きしめられて いるみたい ギュウ ギュウ づめのバスの中 ゆられ ゆられて 夢ごこち 夢ごこち |
レッドマン子門真人 | 子門真人 | 藤公之介 | 山下穀雄 | | 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 燃える燃える燃えるあいつ レッドマン はるか銀河の 赤い星から 光に乗って やって来た 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 光る光る光るあいつ レッドマン 熱い血潮が まっかに燃えて 恐れるものは 何もない 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン 赤い赤い赤いあいつ レッドマン 強い強い強いあいつ レッドマン 赤いあの色 勇気のしるし 命をかけた 大決闘 風をつんざけ レッド・アロー 敵にとどめの レッド・ナイフ レッド・キック! レッド・チョップ! レッド・フォール! ウォーウォーウォー・レッドマン |
哀恋蝶泉ピン子 | 泉ピン子 | 藤公之介 | 小林亜星 | | 苦しいものですね 恋は 振り向いて下さい どうか あきらめられません あなた ふるえつづけてます… 蝶のように やさしく してくれたのは あなただけです それを私 真に受けました ああほんとにバカですね バカですね 落ちてしまいました 恋に 受けとめて下さい どうか おぼれていいですか あなた ささえてくれますか… 花のように やさしく 抱かれたのは 初めてでした それがほんの 気まぐれなんて もう今では遅すぎる 遅すぎる ますます痛みます 胸が 涙があふれます 今日も どうしてくれますか あなた 死んでもいいですか… 蝶のように 気軽に 私を捨てて あなたはどこへ うらみつらみ 言えばなおさら ああみじめなだけです みじめです |
いとしのロビン・フッドさま榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 藤公之介 | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | あなたに夢中なの 気づいてくれたのね やさしいまなざしで 私を誘うの 木陰に身をかくし ロビン・フッドみたいに すばやく愛の矢を はなってくれた 青い青いリンゴが 赤く赤く色づいたのは あなたの矢が ささったせいよ 二人の幸せ はじまっていた なのに 私のロビン・フッドさま いとしのロビン・フッドさま どこを旅しているのです 熱い胸かして下さい あなたはいつのまに 私をおいてどこへ ひとりでさすらいの 旅にでかけたの 弓矢をもう一度 ロビン・フッドみたいに キリリとひきしぼり はなって欲しい 赤い赤いリンゴは 穴が穴があいたまんまで すきま風が むなしく吹いて このまま ひとりじゃこごえそうなの なのに 私のロビン・フッドさま いとしのロビン・フッドさま どこを旅しているのです リンゴから 矢をぬいたまま 私のロビン・フッドさま いとしのロビンフッドさま はやく帰って下さいね いつまでも 待ちつづけます |
旅でもしようか大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | | 少しだけ心が すり切れて来たから ひとりで夜明けに この街とび出す ぼくだけの時間を 無駄づかいしながら 時計を忘れた 旅でもしようか 道づれなんかいらない 歌がひとつあればいいさ あしたは あしたは いづこの空の下 銀色のさざなみ 果てしない海原 広がる夕映え 心も染まるよ ひとりでも生きれる ふたりならなおいい いとしいあなたに 手紙でも書こうか 時刻表などいらない 気まぐれだよこの旅は あしたは あしたは いづこの空の下 道づれなんかいらない 歌がひとつあればいいさ あしたは あしたは いづこの空の下 |
季節の中に埋もれて大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | 森岡賢一郎 | 耳に押しあてた 電話の向こうで どこか寂しげに うるんだ きみの声がする ぼくだと気づいて きみは声を呑み 他人行儀なあいさつで 黙ってしまう きみと別れて ぼくは 自由になれたと 思いちがいをしてたよ きみなしでは 何ひとつ 出来はしないくせに 何か言ってくれ こみ上げてしまう きみはあれから幸せか 泣いてはいないか…… 季節がいくつも この部屋の中を 気の毒そうに のぞき込み 通り過ぎてゆく 戻っておいでと この電話口で ささやきかけたら きみは 迷惑だろうか きみと別れて ぼくは 若さにまかせて がむしゃらに走ったよ きみのいない寂しさを 埋ずめられないままに 何か言ってくれ こみ上げてしまう きみはあれから 幸せか 泣いてはいないか…… |
ダスティン・ホフマンになれなかったよ大塚博堂 | 大塚博堂 | 藤公之介 | 大塚博堂 | 惣領泰則 | テレビの名画劇場で 「ジョンとメリー」を見たよ ダスティン・ホフマンが主演の 行きずりの恋のお話さ まるであの日の ふたりみたいで 胸が熱くなって 仕方がなかった 君にもう 二人も子供がいるなんて 僕のまわりだけ 時の流れが遅すぎる 君と一緒に見に行った 「卒業」を覚えているかい 花嫁を奪って逃げる ラスト・シーンが 心にしみたね なのにあの日 ぼくは教会で 君を遠くから ながめてるだけだった 君にもう 二人も子供がいるなんて 僕のまわりだけ 時の流れが遅すぎる ダスティン・ホフマンに なれなかったよ ダスティン・ホフマンに なれなかったよ |
この道 わが旅(My Road,My Journey)団時朗 | 団時朗 | 藤公之介 | すぎやまこういち | | 少年時代の 見果てぬあの夢 今でも心に いだきつづけてる いま 朝焼けの空を見上げて しきりにこの胸 疼かせる 履きつぶしてきた靴の数と 同じだけの夢たち 時には見失って 探して やがて 追いつき… この道 わが旅 果てしなくつづく 出会いと別れを くり返しながら いま 夢を熱く燃えたぎらせ あしたへあしたへ 歩き出す いま 星空の下でたたずみ 遥かな想いを 抱きしめる ぬくもりつづけてる夢たちと 影ぼうしが道づれ 雨も風も日照りも嵐も 友だちだった… この道 わが旅 果てしなくつづく 出会いと別れを くり返しながら いま 夢を熱く燃えたぎらせ あしたへあしたへ 歩き出す |