新本創子作詞の歌詞一覧リスト  44曲中 1-44曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
我武者羅鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子蔦将包蔦将包女の小指と 情けほどけず おくれをとったと あおる酒 惚れたばかりに 惜しくなる この浮き世… 捨て身の命… よしな よしなよ 男一匹 海狼(かいろう)ならば 船を我武者羅… 日本海  鬼火か漁り火 波の背のせに 荒くれ漁師の 不夜城だ 恋に溺れる 男なら 藻屑だぜ… 船もろともに… まけてなるかよ 吠える横顔(づら) しぶきが殴りゃ 烏賊(いか)が鳴きよる… 武蔵堆(たい)  女の夜汽車は 忍路(おしょろ)沖まで 追ってはゆけぬと なみだ花 未練ごころを 映すよな 北海の… 満月紅く… ばかだ ばかだぜ 男一代 海狼ならば 北へ我武者羅… 日本海
妻籠宿の女鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本眞人南郷達也背なに桜が 散りこんだ 遠い昔の 妻籠宿(つまごじゅく)だよ わすれてんだろ かまわねえ さむい命で すねてた俺にゃ… 愛しかったぜ きれいだったぜ つらい世間の 海鳴りに 甘えてくれりゃ 甘えてくれりゃ 死んでもいいぜ  湊めし屋で おまえ見て まぶた濡らした 流れ者(もん)だよ 惚れてくれとは 云うまいが 紅の糸ひく あの女だと… 逢いたかったぜ さがしたんだぜ 独り夜船の 酔いどれが この腹きめた この腹きめた 女なんだぜ  沖が嵐を 呼ぶまえに 荷船(ふね)に身を寄せ 漕ぎだすんだよ みだれ髪梳(す)く ほそい指 恋によごれた 女なんだと… 泣かすんじゃねえ 離れずゆくぜ 白い素足の 裾はしょりゃ 雨雲はしる 雨雲はしる 松島新地
母のいない故郷走裕介走裕介新本創子船村徹蔦将包母のいない故郷は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり  母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり  母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり
威風堂々秋岡秀治秋岡秀治新本創子聖川湧丸山雅仁山の者なら 山に吼え 海の漁師は 海を恋い 心の憂さを 呑み干しながら 欠けた茶碗酒(ちゃわん)に 嗤ってみせる 負けてなるかよ 男なら 威風堂々 俺の道  祭り太鼓の 勇み節 みのる稲穂も 秋風(かぜ)の中 ふるさと捨てた 男の背なに 命あずけた 女もいたが 待っちゃないだろ 遠い春 昭和生まれの 泪歌  所詮この世は 峠越え 宿は海峡 ふる畳 場末(ばすえ)の酒は 男の酒だ 奢りおごられ 遠慮はせぬが 雪の深さは まだ知れぬ 威風堂々 俺の道
浪花獅子秋岡秀治秋岡秀治新本創子聖川湧丸山雅仁浪花のことは 夢のまた夢 無一文でも えやないか ドブ板踏んでも ついてくる 女房があれば 出なおせる みておれ男は 獅子か龍 八百八橋の 獅子になる  道頓堀の 暖簾たたんで 死んで生きたる 意地がある 苦労でなんぼの 夫婦(めおと)やと 涙をかくす いい女 惚れたら男は 獅子か龍 昔の度胸が また燃える  通天閣へ 合わす両手に 裸ひとつで 天下取る 命をもとでに 振りだしと 女房が買(こ)うた カップ酒 ほんまの男は 獅子か龍 八百八橋の 風雲(かぜ)を抱く
契り花瀬川瑛子瀬川瑛子新本創子新井利昌小杉仁三逢ったはじめに 女房にきめた あんたに云われりゃ また泣ける ふたりは赤い 契り花 三々九度の まねごとの お酒でむすんだ 命です  涙ひと筋 女が惚れた あんたのやさしい 腕まくら さだめに燃える 契り花 苦労の波の 世間でも いっしょに越えてく ふたりです  指の先まで ぬくめてくれる あんたと夫婦(めおと)に なれたのね ふたりは赤い 契り花 夜寒に春を 呼ぶように この世に咲きたい 命です
志乃は心の港なのさ香西かおり香西かおり新本創子船村徹蔦将包北海に 笹舟うかべ 俺の漁船を 追うわとすがる 志乃は岬の 酒場の女 志乃…しの… わかれじゃないよ 抱くさえつらい か細い身体 志乃は心の 港なのさ  にごり酒 茶碗に注いで あんただけよと あまえた夜の 志乃のぬくもり 嵐(しけ)にも消えぬ 志乃…しの… わらってごらん 野菊の花の 和服が似合う 志乃は心の 港なのさ  右肩の 包帯とれて 世話をかけたと 頭さげりゃ ばかねばかよと 淋しい女 志乃…しの… 泣くんじゃないよ 夕陽がさむい 潮路の店の 志乃は心の 港なのさ
骨から泣きたい雪子です森山愛子森山愛子新本創子杉本眞人南郷達也もう一度 あたしを 愛して欲しい 男ごころは もどらない 夜のすすき野 酔いつぶれ 真珠色した 雪に泣く 女をなぜに いじめるの 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  一緒になろうと 通ってくれた 甘い言葉を 信じたの 凍りつくよな 路地灯り 赤いネオンの 止まり木で 空似の人に 肩寄せて 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  尽くして死にたい あたしを捨てて 誰にあげるの 幸せを あなたひとりに あまえたい 未練さびしい うわさ川 女をなぜに だますのよ 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です
男宿鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本眞人わかれにゃならぬ 男はヨ 酒を枕の 役者だぜ 細い女の すすり泣き 背ながわすれちゃ くれぬだろ この俺を 怨みなよ そして奴と逃げろ 惚れて惚れて… 二人暮らせ 波止場じゃ渡し船(わたし)の 灯(ひ)がゆれる  三途(さんず)の海で 稼ぐにゃヨ どうせ女房は よけいだぜ みえで意地張る 酔いどれに あいそつかして くれたかい 哀しいぜ せつないぜ なみだ芝居ひとつ 惚れて惚れて… 奴と生きろ 波止場は出船の 満ち潮だ  小さな荷物 かくすよに 両手あわせる 女影 薄目あけてヨ 見おさめだ 夜の硝子窓(ガラス)の さびしさよ しあわせに なるんだぜ 俺にゃ酒があるさ 惚れて惚れて… おまえ抱いた 波止場はみぞれか 男宿
俺の答志島鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子島根良太郎関淳二郎海に抱かれて 酒など喰らい 朝が明けたら 迷うじゃないぜ 好きな女にゃ 死ぬまで惚れろ 親も兄貴も 夫婦(みょうと)船 愛情いっぱい 網を曳く 答志島(ふるさと)は幸せの 大漁だ  寝屋の朋輩(やつら)と 馬鹿やりながら 漁のいろはを おぼえた昔 港仲間は 一生もんと 男だったら 身に沁みる 根っこはここだぜ 伊勢湾が ほかほかの夫婦船 待ってるぜ  街の娘が 嫁いで来ても 島の男ら うろちょろするな どんと持ち込め 伊勢エビ 鮑 あすは宴(うたげ)だ 夫婦船 涙も苦労も むくわれる 答志島(ふるさと)は 俺(おい)たちの 命だぜ
風待ち食堂船村徹船村徹新本創子船村徹人の世の坂 ころげ落ち 裏目裏目と 生きてきた ふらり風待ち 港の食堂 熱い番茶を すすりながら 俺はお前を 目にとめた いい女だと 焼きついた  ずっとここかと 聞いてみた ずっと一人と 目を伏せた 北の風待ち 港の食堂 海が荒れたら 淋しだろうね そっとかばって やりたくて ジャンパーを脱ぎ 抱きしめた  所帯持つよな 柄じゃない 男のら犬 そんな俺 ふらり風待ち 港の食堂 ゴムをほどいた 長い髪の 熱い思い出 もらってく やけに激しい 恋だった
パナマ運河鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子宇崎竜童カリブの風に 誘われて ひさしぶりだぜ バルボア港 嵐くぐった 船員(なかま)らと テキーラ一杯 ひっかけて 赤いラテンの 焔(ほのお)の花と 昼からしけこむ 安ホテル あぁこのままで 葉巻くわえて お前の男で 暮らそうか パナマ運河の 宿のデッキを 錆びた貨物船(かもつ)の 横腹が 人生みたいに 過ぎてゆく  光と影の 船乗りにゃ まぶしすぎるぜ 綺麗な瞳 椰子の木陰で 三日過ぎ あばよが言えない 恋ごころ バンドネオンの 吐息に燃えて 夜まで踊ろう 別れまで あぁ紫の シャツをきめこみ お前の男で 暮らしたい パナマ運河の 宿のデッキを 錆びた貨物船が 霧の中 人生みたいに 過ぎてゆく
歳月河船村徹船村徹新本創子船村徹昔のままに お前を抱けば 白い花びら 散らすだろ 別れて 流れた 春・夏・秋・冬 雁も通わぬ 歳月河に 愛を 愛をかき消す風が吹く  女は今の 暮しに馴染み 可愛いがられりゃ それでいい 男はさすらい 春・夏・秋・冬 酒の河だよ 歳月河は 飲んで 飲んで忘れる事ばかり  襟元合せ うつ向きながら 誰のものでも ないと泣く お前は命さ 春・夏・秋・冬 橋を探そう 歳月河に 愛の 愛の名残りの月が出る
母のいない故郷船村徹船村徹新本創子船村徹母のいない故郷は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり  母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり  母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり
演歌桜島津亜矢島津亜矢新本創子三島大輔生まれ火の国 あとにして たどる炎の 歌の道 親のこころを 胸に抱き 越える苦労の 幾山河(いくやまかわ)よ 演歌一節 アンアアンアンアン きかせます  雨は降る降る 陣羽は濡れる 越すに越されぬ 田原坂  海は不知火 燃える波 夢をゆさぶる 阿蘇の山 花も嵐も くぐりぬけ 恋のつらさは この身の艶(つや)に 歌は真実(まこと)の アンアアンアンアン 亜矢節さ  肥後のもっこす ご贔屓(ひいき)に 声も千両の 晴れ舞台 人の情けを ふところに 音頭とる手に 桜も咲いて 演歌一筋 アンアアンアンアン たのみます
港の美夜古衆鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子島根良太郎南郷達也焼酎(さけ)と殻牡蠣(からがき) がぶりつく 男の背なに 潮(うしお)がひびく 豊前(ぶぜん)の海よ おれも又 美し夜を 引き継(つ)いで ちょうちん灯山(ひやま)と 練り歩く 苅田港(かんだみなと)の 美夜古衆(みやこしゅう)  赤い化粧の 遊覧船 おまえと乗れば 恋路の海だ 漁師が好きと 云わせたい あやめと菊を 渡り蟹(がに) どうらくもんだが よい男 苅田港の 美夜古衆  けんか山笠 ぶつけあう 炎の意気が 周防灘(すおう)をゆらす 若松港(みなと) 小倉には 沖仲仕(ごんぞ)の龍に 無法松 まけじと勇魚(いさな)の 男なら 苅田港の 美夜古衆
龍神鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本真人五円札にヨ 火をつけて 廓帰りの 下駄をさがした 名代の漁師が 死んだらよ 沖に祭った 竜神の 酒の相手を しちょるわい 男の命が 欲しくばヨ 稲妻ころがせ ブリ起しだせ 大漁節で 褌しめて 嵐の寄せ場へ 越中船だ  義理の親子を さかづきで ちぎりあっての 沖の漁場だ 番屋のくるま座 のこり炭 誰のおんなか 海を見て 紅い椿が しおれちょる 女房にしたけりゃ 網を引け 龍神あばれる 北の海はヨ 百満貫の 銭コの浪よ やみ夜の不夜城 越中船だ  男の命が 欲しくばヨ 稲妻ころがせ ブリ起しだせ 大漁節で 龍神呼んで 嵐の寄せ場へ 越中船だ
羅生門坂本冬美坂本冬美新本創子浜圭介若草恵どしゃぶり雨に もろ肌脱いで 鬼がいるなら 獲らねばならぬ 男 阿修羅の 羅生門 む‥む…おおおおう おのれの影を 信じれば この世に恐れる この世に恐れる ものは無い  かがり火燃える 瞳(め)をして誘う 俺の女も どこかへ消えた 男 捨て身の 羅生門 む‥む…おおおおう 夜桜散らし くちづけた むかしが瞼に… むかしが瞼に 狂い咲く  野猿のように 傷つきたおれ 流すこの血は なみだじゃないぜ 男 魔性の 羅生門 む‥む…おおおおう ぎらつく幻夢(ゆめ)が 欲しければ 命の祭りへ… 命の祭りへ 舞いもどれ
羅生門ジェロジェロ新本創子浜圭介多田三洋どしゃぶり雨に もろ肌脱いで 鬼がいるなら 獲らねばならぬ 男 阿修羅の 羅生門 む…む…おおおおう… おのれの影を 信じれば この世に恐れる… この世に恐れる ものは無い  かがり火燃える 瞳をして誘う 俺の女も どこかへ消えた 男 捨て身の 羅生門 む…む…おおおおう… 夜桜散らし くちづけた むかしが瞼に… むかしが瞼に 狂い咲く  野猿のように 傷つきたおれ 流すこの血は なみだじゃないぜ 男 魔性の 羅生門 む…む…おおおおう… ぎらつく幻夢(ゆめ)が 欲しければ 命の祭りへ… 命の祭りへ 舞いもどれ
もくれんの花松井誠松井誠新本創子浜圭介前田俊明酔いにまかせて 抱き寄せた 罪な男の 燃える背中に ひやりと散りこむ もくれんの花 おぼろ月夜の 泪かい… 何も言わずに しがみつく おまえも瞳に 俺を映して うれしいのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花  胸のふる傷 正直に ぜんぶお前に 晒す俺だよ 甘えてくれたら 死んでもいいぜ けちな野郎に 渡すかよ… 遠い世間の 海鳴りも ふたりの枕にゃ 追っちゃ来ないさ 泣いてるのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花  たったひとりの 女だと 身も世もないほど 逢いたかったぜ うれしいのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花
龍の道鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子島根良太郎丸山雅仁誠‥一文字 こころに染めて 刃(やいば)おのれに 押しあてる それができなきゃ 負けたと思え 男の意地を 晒(さら)しに巻けば 港湾(おき)に稲妻… 龍の道   浮き世紅蓮(ぐれん)の 炎のなかを さけてとおれぬ 影法師 誰に云われた 苦労じゃないが 性分だから わらってくれと 雨か嵐か… 昇り龍   港ネオンの 酒場の花に 逢っちゃならねえ 逢わずゆく わいは女と いっしょに死ねぬ 天命あれば 賭けねばならぬ とじる眼(まなこ)に… 龍の道
風雪花伝鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子宇崎竜童前田俊明人がゆく道の裏に 花は咲く… 昔そんなふうに おそわったもんです 時代おくれだろうと 世の中が捨ててしまった ものにこそ 大事なものが ありはしないでしょうか  奈落へ落ちた 不器用者(もん)が いつか咲かせる 桜花 誠を洗い…誠を尽くす… それが男の 合言葉 お噂は聞いて おりました そちらこそ まっすぐなお人だ 男の道の 風雪(かぜ)を背に 一期一会の 一期一会の 酒を酌む  損をして生きてきたなんて 思っちゃいけない これは自分に 云いきかせてます 淋しい女に もう一度…出逢ったら 桜の大木のように 包んでやりたい そして…男はいさぎよく… そんな奴が 男なんじゃないでしょうか  宿命(さだめ)も運も すりきれ果てて 雨をみていた 裏窓よ 命で惚れりゃ…命はいらぬ… それが男の 浪花節 心だけは 捨てずにおりました その眼をみれば わかります 男の道の 風雪(かぜ)を背に 今宵 情けの 今宵 情けの 酒に酔う
歳月河ちあきなおみちあきなおみ新本創子船村徹南郷達也昔のままに お前を抱けば 白い花びら 散らすだろ 別れて流れた 春・夏・秋・冬 雁も通わぬ 歳月河に 愛を愛をかき消す 風が吹く  女は今の暮らしに 馴染み 可愛いがられりゃ それでいい 男はさすらい 春・夏・秋・冬 酒の河だよ 歳月河は 飲んで飲んで忘れる 事ばかり  襟元合わせ うつ向きながら 誰のものでも ないと泣く お前は命さ 春・夏・秋・冬 橋を探そう 歳月河に 愛の愛の名残りの 月が出る  
黒い街角高山厳高山厳新本創子浜圭介川村栄二誰にも知られず 愛した女(ひと)の 横貌(よこがお)浮かべた 夜の花びら 水割りグラスも 泣いている 男のこの胸 知っているのか あぁ 夜の…夜の花びらよ 俺は哀しいのさ 黒い街角  男の背中に 頬すりよせて 泣いてたあの女(ひと) 夜の花びら なんにも言わずに 抱きしめた 別れの泪に 今も香るよ あぁ 夜の…夜の花びらよ 忘れられないのさ 黒い街角  黙ってひとりで 酔いしれる 男のこころの 遠い想い出 あぁ 夜の…夜の花びらよ 俺は淋しいのさ 黒い街角 黒い街角
伊根の舟歌高山厳高山厳新本創子浜圭介川村栄二浪花の空に千切れ雲 最終の夜汽車で岬を廻る 俺は女を許せるか 逢えば未練じゃないのかい 黒髪さすり お前愛した 命と命の暮らしだった  涙の顔がちらついて 海鳴りの重さにまぶたを閉じる 同じ女に惚れた俺 殴り倒せば済むことか 泣き声染みる 無言電話に カモメが若狭へ俺を呼んだ  タバコを深く吸い込めば 舟歌が男の涙を燃やす 冬の花なら抱いてやる 寒い女にさせるかよ 死なずにいろよ 化粧変えても 迎えに来たんだ 伊根の海よ
骨から泣きたい雪子ですアローナイツアローナイツ新本創子杉本眞人南郷達也もう一度あたしを 愛してほしい 男ごころは もどらない 夜のすすき野 酔いつぶれ 真珠色した 雪に泣く 女をなぜに いじめるの 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  一緒になろうと 通ってくれた 甘い言葉を 信じたの 凍りつくよな 路地灯り 赤いネオンの 止まり木で 空似の人に 肩よせて 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  尽くして死にたい あたしを捨てて 誰にあげるの 幸せを あなた一人に あまえたい 未練さびしい うわさ川 女をなぜに だますのよ 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です
風待ち食堂鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子船村徹人の世の坂 ころげ落ち 裏目裏目と 生きてきた ふらり風待ち 港の食堂 熱い番茶を すすりながら 俺はお前を 目にとめた いい女だと 焼きついた  ずっとここかと 聞いてみた ずっと一人と 目を伏せた 北の風待ち 港の食堂 海が荒れたら 淋しだろね そっとかばって やりたくて ジャンバーを脱ぎ 抱きしめた  所帯持つよな 柄じゃない 男のら犬 そんな俺 ふらり風待ち 港の食堂 ゴムをほどいた 長い髪の 熱い思い出 もらってく やけに厳しい 恋だった
南十字星鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子船村徹飯粒で閉じた 手紙の束も 網棚を吹っ飛んだ 大波が 甲板なぐる 南十字星 船の男は やすやすと 死ぬ覚悟 できるもんだぜ  抱きたいと書いた 手紙ばかりだ くり返し 読んでくれ 二百日 はえ縄を張る 南十字星 俺とお前の 想い火が あの星と 漁火になる  スナップ写真 手紙に入れて 円窓を見上げれば 外国の 港が見える 南十字星 飲めばじんわり 男泣き 故里(くに)遥か 遠州灘よ
流氷・オホーツク鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子船村徹オホーツクの 安宿じゃ だるまストーブの 火もおどる 地響きは 流氷よ このさい果てが ああ男をしごく  鍋なんか 持ってねえ スコップの上で ボラを焼く 渡世人 流氷よ 修羅場暮しが ああ男をしごく  一生に一度だけ 厄介者(もん)はよ 笑やいい 春を呼ぶ 流氷よ 女の肌が ああ男をしごく
龍神丸の男香西かおり香西かおり新本創子船村徹蔦将包黒潮が もりあがる 龍神丸が 波間にもぐる ゆるしてあげると 泣きながら マドロス人形 飾った女 ここは遠州灘 銭洲がたぎるよ 男の命が ギラギラと 漁火に 燃えてるぜ  巻き綱へ なだれ込む 銀鱗ねらや カモメも荒い やくざな男は わすれなと タラップのぼった 出船の港 恋の御前崎 稼ぐと聞けばよ 男のなみだが ギラギラと 漁火に あふれるぜ  親潮と 四つにくむ 北海めざしゃ 無線も切れる 今夜は酔わずに 抱いてねと ダブルのグラスを 奪った女 あれは金華山 吹雪の沖だよ 男の躰が ギラギラと 漁火に 輝くぜ
長崎夢情瀬川瑛子瀬川瑛子新本創子彩木雅夫小杉仁三恋は女の 命なの 抱かれた昔を 忘れられないわ 泣いて悩んで ひとり 長崎の銅座橋 薄情な人の名を 口紅でかけば こぬか雨降る 夜の丸山  暗い灯の川 流されて よろける女に さむい石畳 どこにいるのよ あなた 長崎の港町 鐘の音が淋しくて 酔いしれる夜は 青いネオンが 頬につめたい  夢があるから 生きられる あなたがいなけりゃ 駄目な女なの 愛を抱きしめ ひとり 長崎のブルースよ 面影を追いかけて ふりむけば今日も わかれ雨降る 夜の中島川  
TWINKLE LOVE瀬川瑛子瀬川瑛子新本創子小杉仁三小杉仁三煙草の青い煙り くゆらすBARのボックス 明日なら知らないと ボギーだね恋は…  女を抱きよせては 今夜もチップみたいに 淋しさをテーブルに 置いてゆく男  あなたにはあなたの 孤独があるでしょう わたしにはわたしの 人生があるのよ TWINKLE LOVE 本気なら 愛人らしく薔薇でも飾って TWINKLE LOVE どうせなら 少年のようにきらめいて 愛してよ  世界が燃えるほどに 接吻された夜から 酔うだけの危なげな 迷路だね恋は…  女に夢みさせて 背中でチップみたいに 想い出をさりげなく 投げてゆく男  あなたにはあなたの 優しさがあるでしょう わたしにはわたしの 悲しみがあるのよ TWINKLE LOVE 本気なら 愛人らしく薔薇でも飾って TWINKLE LOVE どうせなら 少年のようにまっすぐに 愛してよ  あなたにはあなたの 孤独があるでしょう わたしにはわたしの 人生があるのよ TWINKLE LOVE 最後なら 昔のように薔薇でも飾って TWINKLE LOVE どうせなら 少年のようにきらめいて 愛してよ… 
はじめまして仙台森雄二とサザンクロス森雄二とサザンクロス新本創子中川博之(はじめましてよろしく) はじめまして仙台(仙台) あなたが住む街 はじめまして仙台(仙台) あなたの家族 淋しさに 慣れてた私 やさしくされて 涙がにじむ あれが奥羽山脈 指させば 白いハンカチ 青空に似合います はじめまして仙台(仙台) あなたが住む街 はじめまして仙台(仙台) あなたの家族 仙台仙台 はじめましてよろしく  はじめまして仙台(仙台) あなたと住む街 はじめまして仙台(仙台) 緑の風よ 背の高い 弟さんが トランク肩に 担いでくれた きっと生れ変われる 気がするの 白いエプロン この胸に似合います はじめまして仙台(仙台) あなたと住む街 はじめまして仙台(仙台) 緑の風よ 仙台仙台 はじめましてよろしく  朝が光りかがやく 広瀬川 探し続けた 故里を見つけたの はじめまして仙台(仙台) あなたと住む街 はじめまして仙台(仙台) わたしの家族 仙台仙台 はじめましてよろしく  
憂き世春秋島津亜矢島津亜矢新本創子三島大輔風が頬うつ 雨が泣く あなたの背中に 隠れて越える 憂き世春秋 ふたり坂 いのち連れ添う しあわせに 賭けて悔いない 女です  いつかあなたの 胸に咲く 雪割り草だと 云われてみたい 憂き世春秋 ふたり坂 こころ寄せあい 寒い夜は ともに飲みたい このお酒  苦労ひとつに 夢がある 笑顔をあなたと たやさずいたい 憂き世春秋 ふたり坂 花の咲く日へ 七曲がり 明日を信じて 生きてゆく
涙は女の化粧水瀬川瑛子瀬川瑛子新本創子幸耕平あれから二年の冬が過ぎます 女の倖せ置きざりに 悔やんで苦しみ泣きながら も一度逢える時を待つ 好きだから抱いて 涙まで抱いて かなわぬ恋ですか さむいさむい涙に濡れる あなた追いかけて  木枯しばかりが 窓をたたくわ お酒におぼれてまたねむる 夢からさめれば唇の 涙をかんで 血がにじむ 好きだから抱いて 命まで抱いて そえない恋ですか つらいつらい命が泣いて あなた追いかける  泣くほどきれいになれるでしょうか 涙は女の化粧水 あなたの匂いがしみた肌 別れたあとに愛を知る 好きだから抱いて 心まで抱いて 終った恋ですか あついあつい心が燃える あなた追いかけて
羅臼の男鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本真人流氷鳴らす 冬将軍と 男どうしの 酒をくむ さいはて港の 漁師らは 演歌が似合いな 荒武者だ いちばん船の しぶきの華に 羅臼魂の 陽がのぼる  国後あとに 北海漁場 船よたら腹 喰わせるぜ 吹雪の巻き舌 くぐりぬけ 漁師は度胸で 稼ぐのさ あぐらに抱いた わが児の笑みが もぐる舳にヨ ふと浮かぶ  百キロ先の 大地が匂う かえり潮路だ 知床よ 女房が恋しい 男らの 情けがほどける ねぐらだぜ 丸太のように かじかむ指に 羅臼魂の 陽が赤い
鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子三原綱木鯱って奴は 自分より でっかい獲物に 喰らいつく そんな男に なれやと親爺 肩の寒さに 夢かと醒めりゃ 汽車は三陸 霧の朝 ネオンに咲いた 月見草 哀しい女を また泣かせ 北の海へと 流れる俺さ  竜飛岬(たっぴみさき) さびれ宿 厄介かけるぜ 二、三日 時化る港で 酒飲む男 歌もなければ 言葉もないが やけに拳が 熱くなる 捨てたらいやと しがみつく 愛しい女に けりつけて 潮の匂いに さすらう俺さ  鯱って奴に なれるよな 度胸があるかと 風が聞く 馬鹿な男に なるだけなるさ 船をのみ込む シベリヤおろし 染みた背中が 疼きだす 都会で暮らす 俺ならば お前に溺れて 暮らすだろ 北の海へと 流れる俺さ
薔薇の悪魔美川憲一美川憲一新本創子服部隆之悲しきものよ 恋なんて 薔薇の悪魔の ささやきを 聖女のように 聞くことよ いいわね二度と おしえない 泣かないで 男はもうあなただけのもの  男と女の 黒い薔薇 刺に毒ある 黒い薔薇 シーツの下に敷きつめて 浮気な人を眠らすの 泣かないで 男はもうどこへもゆけない  愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 星占いのジプシー達が 逢魔(おうま)が時(とき)に売りにくる 黒い薔薇をお買いなさい  男と女の 白い薔薇 甘い薫りの 白い薔薇 その胸抱いて帰ったら 愛する人を起こすのよ 泣かないで 男はもうあなただけのもの  愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 見知らぬ国の見知らぬ駅で 娘のようにほほえんで 白い薔薇をお買いなさい
土曜日の夜美川憲一美川憲一新本創子伊藤薫恋人たちに 降る…降る…… 土曜日の雨は とてもやさしい くちづけのように 髪をつたい 頬を濡らし 別れの涙 かくしてくれる  恋人たちに 降る…降る…… 土曜日の雨は とても淋しい オルガン弾きも テント小屋も もうおしまい 家路へいそぎ 誰もが帰る  裏切りを ゆるしてと オペラ座のチケットに 書き残す 青インク 土曜日の雨に にじんで消える? それともあなたの ジェラシーに火をつける 見つめあうままに 煙りになりたい 青い煙りに あなたと二人  恋人たちに 降る…降る…… 土曜日の雨は とてもやさしい くちづけのように 髪をつたい 頬を濡らし 別れの涙 かくしてくれる  恋人たちに 降る…降る…… 土曜日の雨は とても淋しい オルガン弾きも テント小屋も もうおしまい 家路へいそぎ 誰もが帰る
1939年 PARIS美川憲一美川憲一新本創子服部克久別離の足音に耳ふさぐ 1939年 PARIS 危険な夜…… 不安な夜…… そして、おきまりの男遍歴 わたしの歌が キャンドル揺らし 霧に流れる だけどセーヌ河は 暗い夜しか映さなかった 信じて欲しいどうぞ聞いて あなた一人を 愛してるわ そうよ 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ  歴史の歯車に砕かれた 愛の誓い シャンパングラス PARIS 孤独な夜…… 眠れぬ夜…… 絹の靴下をいくど脱いだら わたしの夜が 満たされるそれは 永遠(とわ)にこない日 だけど恐れない 永遠にあなたを待ちつづける 失うものは何もないわ 青いこの頬 昔の影もない あなたを胸に生きることが それがすべてよ ほんとうに あなただけ  失うものは何もないわ 髪も色あせ 愛だけがぜいたく 犯されないわ どんな夜も 笑いかえして くずれゆく この世界  失うものは何もないわ すべてなくして 昔の影もない 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ ラ、ラ、ラ、ラ、ラ……… ……大戦前夜…そして ナチの進行がはじまった……
黒猫美川憲一美川憲一新本創子小杉仁三枯葉散る 裏窓へ 黒猫のように しのびくる夜よ ため息の この部屋で 飼いならしても なみだ誘うお前よ ああ悩ましい 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 ときに気高く ときに狂おしく わたしの夜よ 悲しみの黒猫  ああオパールの その瞳 あやしく燃えて 幻を映すよ そしてせつなく 躯すりよせる お前は夜よ 悲しみの黒猫  ほの暗い 裏窓へ 黒猫のように おとずれる夜よ なぐさめは お前だけ 想い出さえも 消えかかる炉辺の火よ  ああ捨てられた 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 だけど夜明けに どこへ去りゆくの わたしの夜よ 悲しみの黒猫
母のいない故郷鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子船村徹母のいない故郷(ふるさと)は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり  母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり  母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり
海霧の花咲港で前川清前川清新本創子鳥羽一郎海霧の 花咲港(なはさき)へ 一人旅立ち 来たけれど 古い映画(シネマ)の 場面(え)のように 別れ際 汽車のデッキへ あなたをさらえば よかったよ たとえ…涙がながれても くちづけて あなただけ…この胸に 今も 抱きしめたいよ  霧笛鳴る 花咲港(はなさき)は 闇ににじんだ 灯台が 恋の苦しさ 照らすよで 水割りの 氷ゆらして あきずに一人で 見ていたよ  ここは…愛のまぼろしの 花が咲く 港だと…ふたり来て 今も 抱きしめたいよ  海霧の 花咲港(はなさき)は 波も鴎も 哀しくて 人の瞳も うるんでる 居酒屋で 都会(まち)の地下街 より添うあなたを 想い出す  たとえ…すべてなくしても くちづけて あなただけ…人生に 今も 抱きしめたいよ
雪の炎大石円大石円新本創子花笠薫お酒に捨てても また燃える 恋は情けの 走り湯よ あなた舞子を 泣かせるために 逢いにくるのね 雪国へ  姿見に雪舞う 国境 恋の闇夜の 底深さ ひえた黒髪 ほどかれながら 憎いきらいと 袖をかむ  踊りに三味線の音 化粧より 恋は生き身を ゆるすもの 酔った舞子を のこらず抱いて つらいわかれの 火の枕
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