中島みゆき作詞の歌詞一覧リスト  776曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
帰れない者たちへ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三帰れない者たちが 月を見る十三夜 「帰る気もないのね」と 手紙読む十三夜 冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜  帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる 足跡も探せずに 影と泣く十三夜 異人の形(なり)です 旅した者は 戻れぬ関(せき)です よそ者には 帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる  冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜 帰れない者たちが 月に泣く十三夜
顔のない街の中で中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三見知らぬ人の笑顔も 見知らぬ人の暮らしも 失われても泣かないだろう 見知らぬ人のことならば ままにならない日々の怒りを 物に当たる幼な児のように 物も人も同じに扱ってしまう 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  見知らぬ人の痛みも 見知らぬ人の祈りも 気がかりにはならないだろう 見知らぬ人のことならば ああ今日も暮らしの雨の中 くたびれて無口になった人々が すれ違う まるで物と物のように 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で
風にならないか中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三むずかしい言葉は自分を守ったかい 振りまわす刃は自分を守ったかい 降りかかる火の粉と 降り注ぐ愛情を けして間違わずに来たとは言えない 二度とだれかを傷つけたくはない されど自分が傷つきたくもない 互い違いに心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  自由になりたくて孤独になりたくない 放っておいてほしい 見捨てないでほしい 望みはすばしこく何処へでも毒をまく やがて自分の飲む水とも知らないで だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか
風の姿中江有里中江有里中島みゆき中島みゆき山川恵津子そんな人だと思わなかった、と言われて どうして涙が出たの どんな人だと思われたくて どこの誰の真似をしてきたの 嵐が近い 嵐が近い 折れた小枝が窓を叩いているわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  「らしい」と言われて付けてたブレス 鎖の角が本当は痛かった 悪く言われて破って捨てた シフォンのシャツが本当は好きだった 嵐が近い 嵐が近い 思いがけない私かもしれないわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて
風の姿中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき倉田信雄そんな人だと思わなかった、と言われて どうして涙が出たの どんな人だと思われたくて どこの誰の真似をしてきたの  嵐が近い 嵐が近い 折れた小枝が窓を叩いているわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  「らしい」と言われて付けてたブレス 鎖の角が本当は痛かった 悪く言われて破って捨てた シフォンのシャツが本当は好きだった  嵐が近い 嵐が近い 思いがけない私かもしれないわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて
風の笛中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛
片想中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻目をさませ 早く 甘い夢から うまい話には 裏がある 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  手を放せ 早く すがる袖から 振り払うのは うとましい 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ 手を放せ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ
肩に降る雨中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた  あの人なしでは1秒でも生きてはゆけないと思ってた あの人がくれた冷たさは薬の白さよりなお寒い  遠くまたたく光は遥かに私を忘れて流れてゆく流れてゆく  幾日歩いた線路沿いは行方を捨てた闇の道 なのに夜深く夢の底で耳に入る雨を厭うのは何故  肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声 肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声  肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた
肩幅の未来中島みゆき中島みゆき中島みゆき筒美京平こわれかけたラジカセ あなたが捨てたガラクタ かわいそうで拾って 直せないまま ひと夏 忘れんぼうの歳月 好奇心でスイッチ ノイズだらけのFM 痛い曲が流れ出た  ケンカなんていつもだった 嫌いなんて言わなかった ちょっと甘い ちょっと苦い 夕暮れの溜息  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない  ライヴハウスの立ちぎき ショールームの1日 非常口から夜中の駐車場に潜んでいた  宝探しするように サヨナラを探したね あなただって子供だった 私たち子供だった  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は なおさら昔の背中だけ ……らちもない  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない
勝手にしやがれ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき右へ行きたければ 右へ行きゃいいじゃないの あたしは左へ行く 山へ行きたければ 山へ行きゃいいじゃないの あたしは町へ行く あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたの わがままが ほしい  部屋を出て行くなら 明かり消して行ってよ 後ろ姿を見たくない 明かりつけたければ 自分でつけに行くわ むずかしい本でも 読むために あんたはあんた おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい  あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい
悲しいことはいつもある中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進だれも 悪くは ないのに 悲しい事なら いつもある 願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある  願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある
悲しみに中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦悲しみに うちひしがれて 今夜 悲しみに 身をふるわせる 裏切りの足どりが 今夜示す おまえのドアを 知らずに泣いていればよかった  誰にさえ なげくあてなく 今夜 誰にさえ かみついている 名を呼べば ふり返る 友は知らぬ 笑顔をみせて 今夜は 夜に流されそうだ  悲しみは 白い舟 沖をゆく 一隻の舟 今夜は 風にながされそうだ 今夜は 風にながされそうだ
かなしみ笑い中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきだから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  遊び歩いた あげくの恋は 別れやすそうな 相手を選んで 二度と 涙流さないような 軽い暮らしを 続けてゆくのよ  だって仕方がないじゃないの あなたは 二度と戻って来ないし ひとり暮らしをするのは つらい あなたを 待ち続けた あの部屋で  ひとり待ちわびて 待ちわびて 時を 恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  恨んでいられるうちは いいわ 忘れられたら 生きてはゆけない そんな 心の誓いも いつか 一人笑いに慣れてしまうもの  酒と踊りと歌を 覚えて 暗く輝く街へ 出かけよう そこで覚えた暮らしがいつか 生まれながらに 思えてくるまで  そうよ 待ちわびて 待ちわびて 時を恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで
かなしみ笑い美川憲一美川憲一中島みゆき中島みゆきだから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  遊び歩いた あげくの恋は 別れやすそうな 相手を選んで 二度と 涙流さないような 軽い暮らしを 続けてゆくのよ  だって 仕方がないじゃないの あなたは二度と戻って来ないし ひとり暮らしを するのはつらい あなたを待ち続けた あの部屋で  ひとり 待ちわびて 待ちわびて 時を 恨むだけ だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  恨んでいられるうちは いいわ 忘れられたら 生きてはゆけない そんな心の誓いも いつか 一人笑いに 慣れてしまうもの  酒と踊りと歌を 覚えて 暗く輝く街へ 出かけよう そこで覚えた暮らしが いつか 生まれながらに 思えてくるまで  そうよ 待ちわびて 待ちわびて 時を恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで
カナリア渡辺真知子渡辺真知子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三歌わないカナリアが あなたの傍(そば)に来たの 歌わない姿なら わからないから 誰もいない時だけ カナリアへと戻って 誰も聴かない歌を 歌い始める  カナリアに歌わせて 愛の歌 歌わせて 何んにも望まない ただ歌わせて  どんな夜や どんな冬が 暗闇を見せても ともる灯り ともる心 わたしたちは呼び合っている  カナリアに歌わせて 愛の歌 歌わせて 何んにも望まない ただ歌わせて  何も彼もが変わって 何も彼もが消えても あなたの居るところで 歌い続ける  カナリアに歌わせて まるで息をするように 何んにも望まない ここに居させて  カナリアに歌わせて まるで息をするように 何んにも望まない ここに居させて
彼女によろしく中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきあと幾日生きられるか 生命線に尋ねてみても 昨日死んだ若い人の掌は長生き示してた 明日が見えなくて良かったわ だからあなた信じられたもの 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  いつか行ってみたいけれどたぶん無理だなと そらしたのは 忙しいと受けとめてた そういう意味じゃなかったんだね 一人で行きます外っ国へ 子供じゃあるまいし何処へでも 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  仕事をしていて良かったわ 愛どころじゃないふりができる 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  私が彼女に見えるほど 酔った時だけ言えたね愛を 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく God bless you 彼女によろしく
彼女の生き方中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソン酒とくすりで 体はズタズタ 忘れたいことが 多すぎる 別れを告げて来た中にゃ いい奴だって 居たからね  死んでいった男たち 呼んでるような 気がする 生きている奴らの 言うことなんか 聞かないが  彼女の人生 いつでも晴れ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  浮気女と 呼ばれても 嫌いな奴には 笑えない おかみさんたちよ あんたらの方が あこぎな真似を してるじゃないか  彼女の人生 いつでも晴れ  思い通りには 動かない 世の中なんて 何もかも だけど あたしだって 世の中の 思い通りなんか 動かない  彼女の人生 いつでも晴れ  ああ今日もまた 裏街は うわさ話の 花盛り 浮気な風を 追い払え 裏切り者を たたき出せ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  彼女の人生 いつでも晴れ
柏原芳恵柏原芳恵中島みゆき中島みゆき長い髪が好きだと あなた昔だれかに話したでしょう だから私こんなに長く もうすぐ腰までとどくわ  それでもあなたは離れてゆくばかり ほかに私には何もない 切ってしまいます あなたに似せて 切ってしまいます この髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短く  長い髪を短くしても とてもあなたに似てきません 似ても似つかない泣き顔が 鏡のむこうでふるえます  あなたの写真も残らなかったから 影をあなただと思いたい 切ってしまいます あなたに似せて 切ってしまいます この髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短く
中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻長い髪が好きだと あなた昔だれかに話したでしょう だから私こんなに長く もうすぐ腰までとどくわ  それでもあなたは離れてゆくばかり ほかに私には何もない 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく  長い髪を短かくしても とてもあなたに似てきません 似ても似つかない泣き顔が 鏡のむこうでふるえます  あなたの写真も残らなかったから 影をあなただと思いたい 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく
髪を洗う女中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきかみともにいまして ゆく道をまもり かみのまもり 汝が身を離れざれ  泣くにも泣けない しずかな夜は 灯りもつけずに しょんぼりと いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  煙草の煙を流すため お酒の香りを流すため あいつの全てを流すため いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  女は薄情なものだから 髪形ひとつで 言葉も変わる 元結ほどけば 崩れるように 髪の毛だけが 泣くのです  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います
カム・フラージュ工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき市川淳悪い噂 隠すために わたしを呼びださないで まずい噂 隠すために わたしを連れ歩かないで 似合いかしら 無難かしら 誰をかばってるの みつめ合ったふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  みんなが疑うときだけ わたしを抱き寄せないで みんなが見ているときだけ わたしに口づけしないで 甘い言葉ささやくのも 人に聞こえよがし 芝居してるふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い
カム・フラージュ柏原芳恵柏原芳恵中島みゆき中島みゆき悪い噂 隠すために わたしを呼びださないで まずい噂 隠すために わたしを連れ歩かないで 似合いかしら 無難かしら 誰をかばってるの みつめ合ったふりで 急に言いましょうか 「本気よ」  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心の どこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが 暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  みんなが疑うときだけ わたしを抱き寄せないで みんなが見ているときだけ わたしに口づけしないで 甘い言葉ささやくのも 人に聞こえよがし 芝居してるふりで 急に言いましょうか 「本気よ」  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心の どこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが 暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心の どこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが 暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  わたしは あなたの 偽物両思い
カム・フラージュ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきチト河内悪い噂 隠すために わたしを呼びださないで まずい噂 隠すために わたしを連れ歩かないで 似合いかしら 無難かしら 誰をかばってるの みつめ合ったふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  みんなが疑うときだけ わたしを抱き寄せないで みんなが見ているときだけ わたしに口づけしないで 甘い言葉ささやくのも 人に聞こえよがし 芝居してるふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い
仮面甲斐よしひろ甲斐よしひろ中島みゆき甲斐よしひろおあいにくさま 何を期待してたの 甘い慰め 無言のぬくもり そんなに震えて 何を怯えてるの あれはあんたの正体じゃないか 知ったことじゃない あんたの痛み 勝手に底まで 落ちぶれるがいい  羽振りの良かった時代のように 思い上がった口をききなさい 己れを知らない 子供のように なんでもできそうな 口をききなさい  ねぇ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで見とれていたのにさ  捨てゼリフ無しじゃ 町を出られやしない そして誰でも内緒で戻るよ 下りの坂なら 落ちる先は海 そうさ あんたの生まれた町へね 惨めな歌なんかブルースシンガーに くれてやるがいい 捨てちまうがいい  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もう何もない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのさ 近くで見とれていたのにさ  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もう何もない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのさ 近くで見とれていたのにさ
仮面中島みゆき中島みゆき中島みゆき甲斐よしひろおあいにくさま 何を期待してたの 甘い慰め 無言のぬくもり そんなに震えて 何を怯えてるの あれはあんたの正体じゃないか 知ったことじゃない あんたの痛み 勝手に底まで 落ちぶれるがいい  羽振りの良かった時代のように 思い上がった口をききなさい 己れを知らない 子供のように なんでもできそうな 口をききなさい  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  捨てゼリフなしじゃ 町を出られやしない そして誰でも 内緒で戻るよ 下りの坂なら 落ちる先は海 そうさ あんたの生れた町へね みじめな歌なんか ブルースシンガーに くれてやるがいい 捨てちまうがいい  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ
かもめの歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい おまえより多くあきらめた人の 吐息をつづって風よ吹け おまえより多く泣いた人の 涙をつづって雨よ降れ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  もういちど時を巻き戻して はじめから生き直せたなら 愛さずに生きられるかしら ならば泣かなくてすむかしら  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  思い出話はえこひいきなもの いない者だけに味方する いまさら本当も嘘もない 私のせいだと名乗るだけ いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ
かもめはかもめ秋元順子秋元順子中島みゆき中島みゆき桑山哲也あきらめました あなたのことは もう電話もかけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ悲しい かもめはかもめ 孔雀(くじゃく)や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には はじめからなれない 青空を渡るよりも 見たい夢はあるけど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もうゆくえも知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ私では合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には 最後までなれない この海を失くしてでも ほしい愛はあるけど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ大江裕大江裕中島みゆき中島みゆき猪俣義周あきらめました あなたのことは もう電話もかけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ悲しい かもめはかもめ 孔雀(くじゃく)や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には はじめからなれない 青空を渡るよりも 見たい夢はあるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もうゆくえも知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ私では合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には 最後までなれない この海を失くしてでも ほしい愛はあるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ大友康平大友康平中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない 青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき澤近泰輔あきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない 青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない この海を 失くしてでも はしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い 
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かもめはかもめGOLD LYLIC研ナオコGOLD LYLIC研ナオコ中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい 愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ紗羅マリー紗羅マリー中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう電話もかけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ悲しい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には はじめからなれない 青空を渡るよりも 見たい夢はあるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もうゆくえも知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ私では合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には 最後までなれない この海を失くしてでも ほしい愛はあるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ島津亜矢島津亜矢中島みゆき中島みゆき田代修二あきらめました あなたのことは もう電話もかけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ悲しい かもめはかもめ 孔雀(くじゃく)や鳩や ましてや女にはなれない あなたの望む 素直な女には はじめからなれない 青空を渡るよりも 見たい夢はあるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もうゆくえも知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ私では合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましては女にはなれない あなたの望む 素直な女には 最後までなれない この海を失(な)くしてでも ほしい愛はあるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめT字路sT字路s中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい 愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ徳永英明徳永英明中島みゆき中島みゆき坂本昌之あきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない 青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめGOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきクニ河内あきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ中西保志中西保志中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい  かもめはかもめ 孔雀(くじゃく)や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ私では 合わない  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ畠山美由紀畠山美由紀中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない 青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめパク・ジュニョンパク・ジュニョン中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない 青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめはかもめ八代亜紀八代亜紀中島みゆき中島みゆきあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない  かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい 愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
身体の中を流れる涙中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)
彼と私と、もう1人中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人
川風中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あの人といた頃は 毎日いいことばかりあったから あの人といた頃は うれしいこと きれいなものばかりで  だから もしも離れたならば なにもいいことなくなりそうで それがこわくなった  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと  あの人といなければ いいことなくなるのがこわかったの でもそれは あの人を大切にすることとは違ってた  バカね私 今思い出す ずっとあの人 寂しくて それで離れて行ったのね  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと あやまりたいのと  
観音橋中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三観音橋(かんのんばし)を 渡らず右へ 煤(すす)けた寺の縁(えん)の下くぐり グスベリの木に登って落ちた 私は橋のこちらの異人  観音橋(かんのんばし)の こちらの岸は 来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋 橋の向こうのひそひそ話 話しかければ ちりぢり逃げる  グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの おつかい坊主 「おまえバカだな ここいらの言葉 ひとことくらい語ってみろや」  観音橋(かんのんばし)を ものともせずに ませた娘が恋しに行った 鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て 逃げて来たわと 私に明かす  グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの 手伝いばぁや 「めし喰う術(すべ)は せつないもんや 橋のこちらの娘にゃわからん」  観音橋(かんのんばし)を 離(はな)れず居(い)ます 薄い縁(えにし)の身内のように どうせ離(はな)れてゆくのだろうと 泣いたあなたの 味方で居(い)ます  グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 橋を渡って あなたは消えた グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます
カーニヴァルだったね中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三気がつけばしたたかに飲んだくれ 祭の街で 道のほとりに身をさらばえて 歌う宵宮の歌 見渡せばいつの間に 道を知る友とはぐれて 酒の鏡に夜を映して 探す北斗七星 注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね  気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を 赤子のように撫ぜられている 何を話したのだろう 身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある 通りすがりの人なればこそ言える罪状もある 愚かな望み 愚かな暮らし 愚かな悔いの繰返し 罪さえも抱きしめて カーニヴァルだったね  注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね
黄色い犬中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきYes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow  言い寄る男を袖にして 情のなの字もありゃしない あたしのすべてに惚れたなら あたしがゼロでも好きかしらね つれない素振りにそそられて 女の値段はつり上がる あたしの昔を許すなら あたしの明日も許すかしら ねぇBoy  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  街じゅう怯える顔役が あたしの後ろで糸を引く それゆえあたしはちやほやと 言い寄る男に こと欠かない あたしを落とせば顔役と タイはるつもりの男たち あたしは飾りのただの犬 口添え役にもなれないわ 残念ね  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか 素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  こんどの男は違うはずだから もう一度信じてこれきりよ  男のことだと思うでしょう 女の話に見えるでしょう 言えない危い話なら 騙りと譬えは紙一重よ 彫り深く描けコスメティク 白く白く塗れコスメティク 雨のシャワーひと降り浴びりゃ 黄色い肢した犬に変わりない  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色  こんどの男は違うはずだから もう一度信じて これきりよ  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow
帰郷群中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ころがりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 集まりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす 愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす  運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指(さ)す 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では身仕度する 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では荷造りする 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す  愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す 誰かが私を憎んでいる 誰かが私を憎んでいる 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では戸口を出る ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心
兆しのシーズン中島みゆき中島みゆき中島みゆき筒美京平瀬尾一三眠りそこねた真夜中 窓を打つ雨 いつから夢の中に忍び込んだの うなされていたうわごと 目を醒ましても 唇にまだリアルに漂っている こんな理由でなんか会いにゆけないわ  もう一人では眠れない 兆しのシーズン 壊れたら悲しい でもそれよりも恋しい もう強がりの限界 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  降りつのらせてゆく雨 熱くなる胸 潤んで瞳の中 意地がくずれる 貴方が遠ざかってく夢で泣いたわ 愚かしいほどに私 すがりついてた 知らず知らずのうちに傾いてたのね  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら
傷ついた翼中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき船山基紀時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える そんなある日 想い出すわ あの愛の翼 こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて 朝のくる街をたずねて 秘かに去った どこにいるの 翼をおって 悲しい想いをさせたのね 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ  そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ 何も言わぬひとみの色 今見える 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ  傷ついた翼思うたび 胸ははげしく痛む 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで 泣いているわ 愛の翼 今見える  愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ ラララ…
傷ついた翼八神純子八神純子中島みゆき中島みゆき時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える そんなある日 想い出すわ あの愛の翼  こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて 朝のくる街をたずねて 秘かに去った  どこにいるの 翼をおって 悲しい想いをさせたのね 飛んでいてね あなたの空で 私きっとすぐに行くわ  そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ 何も言わぬ ひとみの色 今見える  愛は一人 一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてね あなたの空で 私きっとすぐに行くわ  傷ついた翼 思うたび 胸ははげしく痛む 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで 泣いているわ 愛の翼 今見える  愛は一人 一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてね あなたの空で 私きっとすぐに行くわ  ラララ…………… ラララ……………
帰省中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく  けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる
帰省由紀さおり由紀さおり中島みゆき中島みゆき坂本昌之遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく  けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる
帰省由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子中島みゆき中島みゆき坂田晃一遠い国の客には 笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが 敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく  けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点を渡る  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる
北の国の習い中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三離婚の数では日本一だってさ 大きな声じゃ言えないけどね しかも女から口火を切ってひとりぽっちの道を選ぶよ 北の国の女は耐えないからね 我慢強いのはむしろ南の女さ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  吹雪の夜に白い山を越えてみようよ あんたの自慢の洒落た車で 凍るカーブは鏡のように気取り忘れた顔を映し出す 立ち往生の吹きだまり凍って死ぬかい  それとも排気ガスで眠って死ぬかい  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな
きっと愛がある西田ひかる西田ひかる中島みゆき朝倉紀幸あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ  長電話 何をそんなにも話すことが あるのかと 不思議がられるけど べつに 何か用がある時にだけ 話したいと思うとは限らない たとえ話すことがなくなっても 肝心なことはまだこれから あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ  星が空を横切るたびに願いかけて 欲張りねとあきれられてるけど 全部 あの人のことばかりなのよ どんなときも一番に浮かぶのよ 相性のパーセンテイジ数えるよりも この胸のときめきを数えて あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ  あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ  あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ  あるある・る・る 愛がある かなり確実 あるある・る・る 愛がある きっとだいじょうぶ
キツネ狩りの歌大竹しのぶ×斉藤和義大竹しのぶ×斉藤和義中島みゆき中島みゆき佐藤準キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら ねぇ空は晴れた風はおあつらえ あとは君のその腕次第  もしも見事射とめたら きみは今夜の英雄 さあ走れ夢を走れ  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら、ね  キツネ狩りにゆくなら酒の仕度も忘れず 見事手柄たてたら乾杯もしたくなる ねぇ空は晴れた風はおあつらえ 仲間たちとグラスあけたら そいつの顔を見てみよう 妙に耳が長くないか 妙にひげは長くないか  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ グラスあげているのがキツネだったりするから 君と駆けた君の仲間は 君の弓で倒れてたりするから  キツネ狩りにゆくなら 気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さ ただ生きて戻れたら、ね
キツネ狩りの歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきキツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら ねぇ空は晴れた風はおあつらえ あとは君のその腕次第  もしも見事射とめたら 君は今夜の英雄 さあ走れ夢を走れ  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら、ね  キツネ狩りにゆくなら酒の仕度も忘れず 見事手柄たてたら乾杯もしたくなる ねぇ空は晴れた風はおあつらえ 仲間たちとグラスあけたら  そいつの顔を見てみよう 妙に耳が長くないか 妙にひげは長くないか  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ グラスあげているのがキツネだったりするから 君と駆けた君の仲間は 君の弓で倒れたりするから  キツネ狩りにゆくなら 気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さ ただ生きて戻れたら、 ね
気にしないで中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき気にしないで 些細なこと 気にしないで 待ってなさいな こんなところへ 来るものじゃないわ ここはあの人の愛の巣じゃない  気にしないで 気になるのなら 探すがいいわ あの人の靴 気にしないで 町の噂は 尾鰭をとれば他愛もない  少し似てる髪の形 少し似てるネックレス そして少しも似てはいない みつめあった淋しさ  もしも あなたが まだ彼を好きなら 怯えることは ひとつもない あの人はあなたを いつも好きよ それはあたしが保証できる  気にしないで よくあること 問いつめずに かばってあげなさい 悪い女に 手間どったこと あの人も自分に腹を立ててるわ  気にしないで あたしは初めから この世にいなかったようなもの あの人に訊いてみるといいわ そのとおりだと きっと言うから  気にしないで 何も変わらない 男の人には よくあること あなたになおさら 惚れ直させただけ 感謝されても いいくらいだわ  気にしないで あの人は帰る 何もなかった顔をしてさ 気にしないで 気にしないで あの人は帰る あなたのもとへ  気にしないで お幸せにね 気にしないで うまくおやりよ あの人は帰る あの人は帰る あたしの気持ち? それは……… それは まぁ、いいじゃないの
君の昔を中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三君の昔を誰にもらおう 言葉途切れるこの夕暮れに 君はうなじを頑なにして 過ぎた景色に戸を閉ざす 戻れるものなら戻りたいですか 必ずそらす話が きまってあるよね 今も誰かと比べてるみたい 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  君の昔は君に優しい 他人(ひと)を寄せずに君に優しい 君の隣は夢でふさがり 風は私の上に吹く サヨナラ私は 今日という日だって 悪くはないよって言いたかっただけだよ いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる
今日以来中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり 後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました 謝(あやま)れば 理由が付けば 何が消せるというのでしょうか もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  わけのわからん人生でした あちらぶつかり こちらぶつかり さまにならない人生でした 間違いばかりをやらかしました こけました へこみました なのに何(な)んにも学べてません もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  人の善意を信じることは 怖(こわ)いことです 綱渡(つなわた)りです 人の悪意を信じるほうが 安全でしょうね 寂しいけれど 突然に 暖かな人に出会って 泣いたりするんです もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
霧に走る中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと もう何度も 心の中では 話しかけてる  けれど車は 走りつづける あなたは ラジオに気をとられる せめて ブルーに変わらないでと 願う シグナルはなんて意地悪  ああ 外はなんて 深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  とりとめもない 冗談になら あなたはいつでも うなづくのに やっと言葉を 愛にかえれば あなたの心は 急に霧もよう  今夜となりに すわってるのは 小石か猫だと 思ってるの 指をのばせば あなたの指に ふれると なんだか 嫌われそうで  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに
霧に走る松坂慶子松坂慶子中島みゆき中島みゆき次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと もう何度も 心の中では 話しかけてる  けれど車は 走りつづける あなたは ラジオに気をとられる せめて ブルーに変わらないでと 願う シグナルはなんて意地悪  ああ外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  とりとめもない 冗談になら あなたはいつでも うなずくのに やっと言葉を 愛にかえれば あなたの心は 急に霧もよう  今夜となりに すわってるのは 小石か猫だと 思ってるの 指をのばせば あなたの指に ふれると なんだか 嫌われそうで  ああ外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに
金魚中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき一匹も すくえなかったね ほんとうに要領が悪いんだから 浮いてきたところ すくわなきゃ ほらシャツの袖が水びたし  きらりひらりきらりひらり 人生が身をかわす きらりひらり 幸せが逃げる  でも嬉しいみたい すくえなかったことが どうせ飼えないものね 旅暮らし
ギヴ・アンド・テイク中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Give & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている  Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている
銀の龍の背に乗って海蔵亮太海蔵亮太中島みゆき中島みゆき河井純一あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗って工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき市川淳あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる  柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗ってPLATINA LYLIC中島みゆきPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗って槇原敬之槇原敬之中島みゆき中島みゆきTomi Yoあの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って
空港日誌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきあなたの心が疲れていた頃へ もう一度呼び出す 広島空港 風が強くてYSは降りない 気の毒顔で ゲートが閉まる  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  あの日にあなたが 博多にいたという 愛のアリバイを壊してあげたい 写真ひとつで 幸せはたじろぐ 安い女と嘲笑うがいいわ  もう一度 むくわれぬ季節があなたに来れば 迷いに抱かれて 戻って来るかと…… 今日も風は 飛行機を追い返す  ドアから吹きこむ12月の風が グラウンドスチュワーデス スカーフを揺らす ふっと 秘密を話したくなるから 冷たい声で事実を告げて  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  羽田へと向かう道にさえ乗っていない そんなこと 百もわかりきってるけど、でも
空港日誌薬師丸ひろ子薬師丸ひろ子中島みゆき中島みゆきあなたの心が 疲れていた頃へ もう一度 呼びだす 広島空港 風が強くて 飛行機は 降りない 気の毒顔で ゲイトが閉まる 今夜の 乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた 名前はありません  あの日にあなたが 博多にいたという 愛のアリバイを 壊してあげたい 写真ひとつで 幸せはたじろぐ 安い女と 嘲笑(わら)えばいいわ もう一度 むくわれぬ季節が あなたに来れば 迷いに抱かれて 戻って来るかと… 今日も 風は 飛行機を追い返す  ドアから吹きこむ 12月の風が グランドスチュワーデス スカーフを揺らす ふっと 秘密を 話したくなるから 冷たい声で事実を告げて 今夜の 乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた 名前はありません  青空の なかに 翼の音を探して 風の中 毎日 耳をすましてみるけど
Clavis-鍵-工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき瀬尾一三海を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 人を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 月灯りで照らしてみた 街灯りで照らしてみた 謎に包まれていた 七重八重 十重に十二重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  弱くなれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 淋しがれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 思い出して探してみた 振り返って探してみた 謎は深まるばかり 七重八重 十重に二十重に 心抱いて抱いて ヒナを孵(かえ)すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  謎は深まる 七重八重 十重に二十重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 心抱いて抱いて ヒナを孵すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 君と
Clavis−鍵−中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき海を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 人を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 月灯りで照らしてみた 街灯りで照らしてみた 謎に包まれていた 七重八重 十重に十二重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  弱くなれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 淋しがれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 思い出して探してみた 振り返って探してみた 謎は深まるばかり 七重八重 十重に二十重に 心抱いて抱いて ヒナを孵(かえ)すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  謎は深まる 七重八重 十重に二十重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 心抱いて抱いて ヒナを孵すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 君と
くらやみ乙女中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき暗闇に紛れて会いにゆきたいのに なのになのに よりによって満月 足跡を隠してくれると頼ってた 強い雨も とうにあがった  通りがかる町の人が 私を叱ってゆく “目を覚ませ目を覚ませ 思い知っただろう” 世の中なんてやきもちやきばかり あきらめさせて喜ぶ、そうでしょう  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ どんな遠い夜でも 見失うことなんてありえない Believe in you  白く光る道が夜の中にのびる まるで刃物が横たわってるよう 思いあたることが思い出をかすめる 風に押され 走り出す道  “訪れてはほしくない telもほしくない” あれは何故あれは何故 心がくり返す そんなはずないと思うことばかり 目の前にあるドアからこぼれる  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね Believin' you
クリスマスソングを唄うように中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきクリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように  ひと晩の雪に騙されたように 街は突然に優しくなる 急に慈悲深くなった人々と そして変わらずに すげない貴方(ひと)  クリスマスを理由に 雪を理由に 云えない想いを 御伽噺  クリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように
クレンジング クリーム中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきクレンジングクリームひと塗り いやな女現われる クレンジングクリームひと塗り ずるい女現われる クレンジングクリームひと塗り 嘘つき女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 醜い女現われる クレンジングクリームひと塗り 汚れた女現われる クレンジングクリームひと塗り 卑しい女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 老いた女現われる クレンジングクリームひと塗り しつこい女現われる クレンジングクリームひと塗り 馬鹿な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 安い女現われる クレンジングクリームひと塗り 邪魔な女現われる クレンジングクリームひと塗り 退屈な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 淋しい女現われる クレンジングクリームひと塗り 捨てられた女現われる クレンジングクリームひと塗り いらない女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム 泣いてる女
Good Morning,Ms.Castaway中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Good Morning, Ms. Castaway ずっと待っていたわ Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  私たちはまだ知らない この海の向こうで 誰が何をしていたのか 今何があるのか  Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  La La…  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway ここは時間の谷間  変わりもせず忘れもせず 戻ることもできず ただ明日に耳を澄まし 未来を聞いている  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの  La La…  Good Morning, Ms. Castaway
グッバイガール中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三グッバイガール 何とでも 私のことを 他人は語るがいいさ グッバイガール はじめから さよなら目当て そんなふうに 語るがいいさ  あの人は恋 私には恋 誰も信じなくても だけど あの人は恋 私には恋 あの人も信じないけど  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  罪びとの咎を 問いつめるように 別れを数えないでよ やむにもやまれぬ 別れだったと 私は 思っていたのに  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか
群衆工藤静香工藤静香中島みゆき後藤次利手をつなぎ 歩いてく 幸せそうな人たち 街に紛れ 手をほどき 別れてく やつれちまった人たち 街に紛れて 憐れんでも はかなんでも あゝ束の間 争っても うらやんでも あゝ 100年も 続かない ドラマですか はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない 時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声 紛れ 群衆 So average  溜息を 編みながら ベンチで暮らすレディも 街に紛れて 憐れんでも はかなんでも あゝ束の間 争っても うらやんでも あゝ 行く先も わからない ドラマですか はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない 時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声 紛れ 群衆  100年も 続かないドラマですか はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない 時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声 紛れ 群衆 So averag So average
群衆中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  手をつなぎ 歩いてく 幸せそうな人たち 街に紛れ 手をほどき 別れてく やつれちまった人たち 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average  溜息を編みながら ベンチで暮らすレディも 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 行く先もわからないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average So average
傾斜GOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき傾斜10度の坂道を 腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく 紫色の風呂敷包みは また少しまた少し 重くなったようだ 彼女の自慢だった足は うすい草履の上で 横すべり横すべり のぼれども のぼれども どこへも着きはしない そんな気がしてくるようだ  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  息が苦しいのは きっと彼女が 出がけにしめた帯がきつすぎたのだろう 息子が彼女に邪険にするのは きっと彼女が女房に似ているからだろう あの子にどれだけやさしくしたかと 思い出すほど あの子は他人でもない みせつけがましいと言われて 抜きすぎた白髪の残りはあと少し  誰かの娘が坂を降り 誰かの女が坂を降り 愛から夜へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか
化粧丘みどり丘みどり中島みゆき中島みゆき田代修二化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい 今夜はあたしは あんたに逢いにゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと二人で 読むのはやめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだねあたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに Ah 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいから きれいになりたい こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに思われたい  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだねあたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに Ah 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧おかゆおかゆ中島みゆき中島みゆき多田三洋化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき澤近泰輔化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい 今夜あたしは あんたに逢いにゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと二人で 読むのはやめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだねあたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいから きれいになりたい こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに思われたい  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧坂本冬美坂本冬美中島みゆき中島みゆき高野寛化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでもきれいになりたい 今夜あたしはあんたに逢いにゆくから 最後の最後に逢いにゆくから  あたしが出した手紙の束を返してよ 誰かと二人で読むのはやめてよ 放り出された昔を胸に抱えたら 見慣れた夜道を走って帰る  流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで  バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいからきれいになりたい こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後にあんたに思われたい  流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで  バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで  バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧桜田淳子桜田淳子中島みゆき中島みゆき化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい 今夜はあたしは あんたに逢いにゆくから 最後の最後に逢いにゆくから あたしが出した手紙の束を返してよ 誰かと二人で読むのはやめてよ 放り出された昔を胸に抱えたら 見慣れた夜道を走って帰る 流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後にあんたに思われたい 流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで 流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで バカだね バカだね バカだねあたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて バカだね バカだね バカのくせに
化粧清水翔太清水翔太中島みゆき中島みゆき鈴木大化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧ジェジュンジェジュン中島みゆき中島みゆき化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧PLATINA LYLIC中島みゆきPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧navy&ivorynavy&ivory中島みゆき中島みゆき化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでも きれいになりたい 今夜あたしは あんたに逢いにゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと二人で 読むのはやめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ったなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに思われたい  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  流れるな涙 心でとまれ 流れるな涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ったなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
化粧宮本浩次宮本浩次中島みゆき中島みゆき化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
結婚中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三小さな男の子が もっと小さな男の子に 僕はおまえと結婚するぞと言った 男の子の母親は驚いて それはできないことなのよとさえぎった 小さな男の子は口をとがらせ抗議した どうして結婚できないと思うのさ  母親はふと思いあたった もしかしておまえ 決闘と言いたいの 小さな男の子はまちがいに気がついて気をとり直して そうだよと胸をそらした  翌日 若い母親がオフィスでその話を披露した 若くない男の社員が呟いた 同じ場合もあると 結婚と決闘 結婚と決闘 まだ若い母親は話しやめてしまった
激情GOLD LYLIC工藤静香GOLD LYLIC工藤静香中島みゆき中島みゆき瀬尾一三2人になりたい 1つになりたい 心細さを見せずに生きるときも かもめになりたい 空気になりたい あなたを傷つけないものになりたい 諦められたらどんなに楽かわからない  激情に身を焦がして 激情に流されて どこへさまよいゆくのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて 世界じゅうであなた以外の誰の指図も受けない ゆずれない夜に  できるものならば疑わないで 争わないで人を愛したいのに でも運命は心にとって たやすくはない道ばかりけしかける 諦められたらどんなに楽かわからない  激情に身を焦がして 激情に流されて どんな私になるのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて あなたにはわかる 私がわかる 変わっても 他人は知らなくてもいい  瞬く星は 風の中で歌ってる 輝く星は 身を焦がして光ってる 瞬く星は 風の中で歌ってる 輝く星は 身を焦がして光ってる  激情に身を焦がして 激情に流されて どこへさまよいゆくのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて 世界じゅうであなた以外の誰の指図も受けない ゆずれない夜に
激情関智一関智一中島みゆき中島みゆき佐藤準2人になりたい 1つになりたい 心細さを見せずに生きるときも かもめになりたい 空気になりたい あなたを傷つけないものになりたい 諦められたらどんなに楽かわからない 激情に身を焦がして 激情に流されて どこへさまよいゆくのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて 世界じゅうであなた以外の誰の指図も受けない ゆずれない夜に  できるものならば 疑わないで 争わないで人を愛したいのに でも運命は心にとって たやすくはない道ばかりけしかける 諦められたらどんなに楽かわからない 激情に身を焦がして 激情に流されて どんな私になるのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて あなたにはわかる 私がわかる 変わっても 他人は知らなくてもいい  瞬く星は 風の中で歌ってる 輝く星は 身を焦がして光ってる 瞬く星は 風の中で歌ってる 輝く星は 身を焦がして光ってる  激情に身を焦がして 激情に流されて どこへさまよいゆくのかは知らない 激情に身を焦がして 激情に流されて 世界じゅうであなた以外の誰の指図も受けない ゆずれない夜に
月夜同舟中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三今宵の舟には 見覚えのある人が ことばも持たずに 乗りあわせて揺られる  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  今宵の舟には 悲しみのある人が 今宵の舟には 見覚えのある人が
小石のように中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦山をくだる流れにのせて まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ 転がりだす石は16才 流れはおもい次第  旅をとめる親鳥たちは かばおうとするその羽根がとうに ひな鳥には小さすぎると いつになっても知らない  おまえ おまえ 耳をふさいで さよならを聞いてもくれない とめどもなく転がりだして 石ははじめて ふりむく  川はいつか幅も広がり 暗く深く小石をけずる 石は砂に砂はよどみに いまやだれにも見えない  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むにはまだ早い 石は砂に砂はよどみに いつか青い海原に  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むには まだ早い 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ
恋とはかぎらない中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三会わずにいる日が続く なにか忘れた気がする それがせつないわけじゃない ただなんとなく自分になれない  今どこでどうしていると 知らなくても気にならない 自分のこと知らないのと 同じくらい知らないだけで  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  似合う人といるのでしょう 縁の人と住むのでしょう うらやましいわけじゃない ただなんとなく溜息が出る  何も訊かない 何も言わない だけどわかる 何かあった 何も問わない 何も見せない だけどわかる 少し変わった  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  恋とはかぎらない 情とはかぎらない 恋とはかぎらない 情とはかぎらない
恋文岩崎宏美岩崎宏美中島みゆき中島みゆき塩谷哲探るような眼で恋したりしない あなたの味方にどんな時だってなれる 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 嘘でも芝居でも ふりでもつもりでも 愛でも毒でも 何も違わないでしょう 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これきり」っていう意味だと 最後まで気がつかなかった  わかりきってから恋したりしない 知らないことから好きになるものだから 調べきってから恋したりしない みつけてゆくほど好きになってゆく 何故なの本気なの 何時なのどうしたの 何処なの誰なの 何も訊けないものね わかりきってから恋したりしない 知らないことだけ好きになったのね  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これきり」っていう意味だと 最後まで気がつかなかった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これきり」っていう意味だと 最後まで気がつかなかった  「アリガトウ」っていう意味が 「これきり」っていう意味だと 最後まで気がつかなかった
恋文中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三探るような眼で恋したりしない あなたの味方にどんな時だってなれる 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 嘘でも芝居でも ふりでもつもりでも 愛でも毒でも 何も違わないでしょう 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  わかりきってから恋したりしない 知らないことから好きになるものだから 調べきってから恋したりしない みつけてゆくほど好きになってゆく 何故なの本気なの 何時(いつ)なのどうしたの 何処なの誰なの 何も訊けないものね わかりきってから恋したりしない 知らないことだけ好きになったのね  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった
後悔中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三真夜中のフライトに向けて 貴方はターミナル行く頃 心をよぎる迷いもなく 行く先のことを考えている 総ては流れてゆく日々の ゆきずりの眺めだった 私の姿も街の色も 過ぎてゆく眺めだった  泣くほどの子供じゃなかった ひきとめるほどの自信もなかった 諦めることに慣れたふりして 何を守ろうとしてみたの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている  日付変更線を越えて 貴方は戻って行ける 私と出会う前の日々へ ためらいもなく戻って行ける 大切なことはいつだって いちばん後に気がつく 心の扉にかけた鍵を 捨てられなくて気がつく  なにごともないかのように淹れるコーヒーが こぼれている 窓のサフランに これで良かったと何回言いきかせているの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻る  いまさらいまさら貴方に 届かぬ想いを鳥にあずけても波にあずけても 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている
黄砂に吹かれて梅原裕一郎梅原裕一郎中島みゆき後藤次利佐藤準黄砂に吹かれて きこえる歌は 忘れたくて 忘れた なくしたくて なくした つらい恋の歌 眠りを破って きこえる歌は わかってる つもりの 紛らせてる つもりの ひとつだけの歌 もう蜃気楼なのかもしれない 片思いかもしれない あなたに似てる人もいるのに あなたより やさしい男も 砂の数より いるのにね 旅人  黄砂に吹かれて さまよう旅は 地下を深く流れる 澄んだ水に似ている 終わりのない旅 微笑ずくで 終わらせた恋が 夢の中 悲鳴あげる あなたに似てる人もいるのに あなたより やさしい男も 砂の数より いるのにね 旅人  「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる (答えて)もらえばよかったのに きくのが恐かった名前 私じゃない 名前だもの 笑顔で終わった あの日から 旅人
黄砂に吹かれてGOLD LYLIC工藤静香GOLD LYLIC工藤静香中島みゆき後藤次利黄砂に吹かれて きこえる歌は 忘れたくて 忘れた なくしたくて なくした つらい恋の歌 眠りを破って きこえる歌は わかってる つもりの 紛らせてる つもりの ひとつだけの歌 もう蜃気楼なのかもしれない 片思いかもしれない あなたに似てる人もいるのに あなたより やさしい男も 砂の数より いるのにね 旅人  黄砂に吹かれて さまよう旅は 地下を深く流れる 澄んだ水に似ている 終わりのない旅 微笑ずくで 終わらせた恋が 夢の中 悲鳴あげる あなたに似てる人もいるのに あなたより やさしい男も 砂の数より いるのにね 旅人  「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる (答えて)もらえばよかったのに きくのが恐かった名前 私じゃない 名前だもの 笑顔で終わった あの日から 旅人
黄砂に吹かれて中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利黄砂に吹かれて聴こえる歌は 忘れたくて忘れた 失くしたくて失くした つらい恋の歌 眠りを破って聴こえる歌は わかってるつもりの 紛らせてるつもりの ひとつだけの歌  もう 蜃気楼なのかもしれない 片思いかもしれない  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  黄砂に吹かれて彷徨(さまよ)う旅は 地下を深く流れる 澄んだ水に似ている 終わりのない旅  微笑(ほほえみ)ずくで終わらせた恋が 夢の中 悲鳴あげる  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる 遠くへ向かう旅に出たいの あなたから遠い国まで 誰にも会わない国まで 黄砂よ何故 嘘 見破るの 旅人
紅灯の海島津亜矢島津亜矢中島みゆき中島みゆきけがれなき者よ この海に迷い込むな 幼き者よ この海に憧れるな あてのない明日と しどけない過去の日々が すれ違うための 束の間の海だ 櫂もなくして舵もなくして 浮かれ浮かれ身も世もなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  かもめよかもめよ 真白き指先は 手招きするか 別れを告げるのか 忘れた素振りの 忘れえぬ面影が 灯台のようにひるがえる海だ どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい 海と名の付くものは優しい
紅灯の海中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三けがれなき者よ この海に迷い込むな 幼き者よ この海に憧れるな あてのない明日と しどけない過去の日々が すれ違うための 束の間の海だ 櫂もなくして舵もなくして 浮かれ浮かれ身も世もなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  かもめよかもめよ 真白き指先は 手招きするか 別れを告げるのか 忘れた素振りの 忘れえぬ面影が 灯台のようにひるがえる海だ どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい 海と名の付くものは優しい
幸福論中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき今夜泣いてる人は 僕一人ではないはずだ 悲しいことの記憶は この星の裏表 溢れるはずだ 他人の笑顔が悔しい 他人の笑顔が悔しい そんなことばが心を飛び出して飛び出して走り出しそうだ 笑顔になるなら 見えない所にいてよ 妬ましくて貴方を憎みかけるから プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか  闇が回っているよ 星を回っているよ 嗚咽を拾い集めてふくらんでふくらんで堕落してゆくよ 薄い扉を隔てて 国境線を隔てて 泣いてる時はみんな ひとりずつひとりずつ膝を抱くのだね 孤独が恐けりゃ誰にも会わないことね いい人に見えるのは 他人だからよね 生まれたばかりの子供は欲の塊 叱られそうな説ね  プラスマイナス幸せの在庫はいくつ 誰が泣いて暮らせば僕は笑うだろう プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか
荒野より久我陽子久我陽子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう  僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない
荒野よりPLATINA LYLIC中島みゆきPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう  僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない
此処じゃない何処かへ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三拾ってきたラジカセだけが たったひとつの窓だった 教科書よりずっとはるかに 真実に聴こえたラヴソング 手当たりしだい ムカついてた 実は自分にムカついていた 追われるように街を離れて 行くあても理由(わけ)もなく 急かされる気がした 心の中で 磁石のように何処かから 絶え間なく 呼ぶ声が聴こえた  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  もぐりこんだライヴハウスは 帰りも一人だったけど 握りしめたグラスの 氷溶かす何かの熱を見た 何もできない自分のこと ずっと嫌いになりかけていた 追われるように街を離れて 行くあても理由もなく 急かされる気がした 何かになれる約束もなく ただ風が吹くように ころがりだしたのさ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ
心守歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三崩れゆく砂を素手で塞きとめるような 長い1日の後 語るあてもなく 風よ味方になってよ 心折れる夜は 遙か彼方をゆく汽笛を運んでよ 果てしなく横たわる枯草を揺らして かすれた昔語り 思い出させてよ 遙かな愛しいあの人に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ  目をつむればいつでも膝の傍らを 風に揺れる野バラの枯れ枝がつつく 凍る石の褥にひとり目を覚ませば ほつれかけた上着の裾が風を聴く 遙かな愛しい人々に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ
孤独の肖像中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきみんなひとりぽっち 海の底にいるみたい だからだれか どうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると 夢のように囁いて それで私 たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 悲しみはあなたを失くしたことではなく Lonely face もう二度とだれも信じられなくなることよ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 愛なんて何処にもないと思えば気楽 Lonely face はじめからないものはつかまえられないわ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから (Foever) 消えないわ心の中消せないわ心の中 (Foever) 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから
こどもの宝中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私に気づかず 私の隣で 背伸びして佇んでいた 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を知らずに 私にもたれて 遥か未来を眺めていた  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い私を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い
粉雪は忘れ薬中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三忘れなけりゃならないことを 忘れながら人は生きるよ 無理して笑っても 無理してふざけても 意地悪な風 意地悪な雨 忘れさせて優しい日々を 忘れさせて楽しい人を 足音? 車の停まる音? 間違えながら待ってしまうから 粉雪は忘れ薬 すべての悲しみ消してくれるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ  遠い町を訪ねてみても 1人きりで暮らしてみても 忘れるための無理は どこかに隙がある よみがえる風 よみがえる雨 忘れさせて 古い約束 忘れさせて 古い口癖 覚えておこうとしないのに 何かのはずみ 思い出して泣ける 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 些細なことほど効き目が悪い  粉雪は忘れ薬 寂しい心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ すべての心の上に積もるよ
この空を飛べたら小野リサ小野リサ中島みゆき中島みゆきビル・カントス空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻る筈のない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら冷たいあの人も やさしくなるような気がして この空を飛べたら消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この空を飛べたら加藤いづみ加藤いづみ中島みゆき中島みゆき空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻らないあの人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら冷たいあの人も やさしくなるような気がして この空を飛べたら消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この空を飛べたらGOLD LYLIC加藤登紀子GOLD LYLIC加藤登紀子中島みゆき中島みゆき空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻らないあの人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この空を飛べたら門倉有希門倉有希中島みゆき中島みゆき空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻るはずのない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この空を飛ベたら研ナオコ研ナオコ中島みゆき中島みゆき空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えて いるのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えて いるのさ 暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに 信じてる 信じてる  あゝ 人は昔々 鳥だったのかも知れないね こんなにも こんなにも空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて きょうも走っていく 走っていく 戻らないあの人 私わかっていて きょうも待っている 待っている この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  あゝ 人は昔々 鳥だったのかも知れないね こんなにも こんなにも空が恋しい  あゝ 人は昔々 鳥だったのかも知れないね こんなにも こんなにも空が恋しい
この空を飛べたらGOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ人は昔々鳥だったのかもしれないね こんなにもこんなにも空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻る筈のない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら冷たいあの人も やさしくなるような気がして この空を飛べたら消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この空を飛べたら藤あや子藤あや子中島みゆき中島みゆき十川ともじ空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまでも考えているのさ 暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに 信じてる 信じてる ああ 人はむかしむかし 鳥だったのかも しれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  飛べるはずのない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻らないあの人 私わかっていて 今日も待っている 待っている この空を飛べたら 冷たいあの人も やさしくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ ああ 人はむかしむかし 鳥だったのかも 知れないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人はむかしむかし 鳥だったのかも しれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
この世に二人だけGOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきあなたの彼女が描いた絵の 載った本をみつけた やわらかなパステルの色は そのままにあなたの好みの色  あなたは教えてくれない 私もたずねたくはない 夕暮れの本屋は風まかせ つらい名前のページをめくる  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  クラクションが怒鳴ってゆく つまずいて私はころぶ 放り出された本を拾いよせ 私はひとり ひざをはらう  嫌いになどなれるはずない あなたの愛した女(ひと)だもの 夕暮れの木枯しにあおられて あなたと同じ苗字が 滲む  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
小春日和中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています
子守歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい何も思い出さずに
暦売りの歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 過ぎ去りし過去の日へ 暦を直すため 嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 未だ知らぬ先の日へ 暦を先取るため 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように  嗚呼 1日を何処に描こうか 過ぎ去りし過去の日に 暦の数の上 嗚呼 1日を何処に隠そうか 未だ知らぬ先の日に 暦の数の合間に 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように
こんばんわ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき(ナレーション)忘れていたのよ あんたのことなんて いつまでも 忘れているつもりだったのに  こんばんわ 久しぶりね どうにか無事でいるようね どうしたの 知らん人を見るような眼をしてさ  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ  こんばんわ 昔ここに 猫とやさしい人がいた 恋しくて 寄ってみたよ いまはどうしているの  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ
コール工藤静香工藤静香中島みゆき後藤次利従順だったはずのあの娘がどうして 町を捨てたのか誰もわからない 寂しがりなはずのあの娘がどうして 町を捨てたのか誰もわからない 噂ひとしきり過ぎた頃に 昼と夜が逆の国からコール 「わかりあって別れあって 涙だけわかちあって 今はひとりきりになりました 求めあってもつれあって 他人へと戻りあって それでも恋をしないよりは ましだったと言いたかったの  いろいろあったけれど あの人のことを 涙につられて悪く言いそうで 私はおそらく戻りません 何がいけないのか謎にします わかりあって別れあって 涙だけわかちあって 今はひとりきりになりました 求めあってもつれあって 他人へと戻りあって 誰か伝えてくれませんか あの人へと ありがとう、と  謎にします わかりあって別れあって 涙だけわかちあって 今はひとりきりになりました 求めあってもつれあって 他人へと戻りあって それでも恋をしないよりは ましだったと言いたかったの」
五月の陽ざし中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき弦一徹・瀬尾一三・中島みゆき遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった リポンを見ただけで 何か重い気がしてしまったんです  贈り物は 難しいものです 喜ぶかと 迷惑だろうかと その代わりに何か望んでると 疑われたら悲しい  難しい意味なのかと おじけづいて 放り出して  長い年月が過ぎて 理由も忘れてほどいてる 色の梱せたリボン  小箱には 綿にくるまれて ドングリが きょとんと光ってた  遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった 植えてみようかとも思ったけれど すでに時は過ぎたね  黙ったまま逃げ帰った 話しづらくなっていった  五月の陽ざしの中で あの素直な笑顔の人を思い出してみます  「ありがとう」でよかったのにね ドングリにまで気の毒なことをしました
御機嫌如何中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきもしも 離れ離れになっても 変わらないと あれほど誓った ことばが風に溶けてゆく なさけないものですね あなたを忘れました 女は意外と 立ちなおれるものなのでしょう  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  そうよ日々の暮らしは 心とは別にゆく 泣きすぎて 血を吐いて 喉でそれでも水を飲む 人形たちのような ヒロインじゃあるまいし 嘆いていないわ うぬぼれないでほしいのよ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 御機嫌如何ですか 私を 覚えていますか  氷の女発の 手紙をしたためます 涙で 濡らした 切手を最後に貼ります
極楽通りへいらっしゃい中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき何処からきたのってあたしが訊いたら 馴れたふりして答えてね 昨日住んでた場所なんて訊いてないわ 今夜の気分で答えてね 泣きだしそうなあんたのためには 暗い灯りと堅い椅子 ヤケになりそうなあんたのためには 赤い灯りとやばい服 うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り  汗が染みたの涙こぼしたの 濡れた上着を脱ぎなさい あたし誰かのふりしてあげようか お酒なしでも泣けるでしょ 今日は何回頭下げたの ひとからバカだって言われたの 殴り返したい気持ちを貯めて あたしを笑いにきたんでしょ うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り
ごまめの歯ぎしり中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三目出度(めでた)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) 疑(うた)ぐり深い 人の気持ちや真心(まごころ)よりも 人の打算に目が向いてしまう 人を見る目がついたのか 人を見る目が失(う)せたのか あの日のように単純に あの日のように明快に 見てくれだとか 肩書きだとか そんなものには食いつかないのよ だから1人でお茶を飲むんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  賢(かしこ)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) よそ見が多い どこが素敵(すてき)か見つめるよりも どこが胡乱(うろん)か見つめてしまう 懲(こ)りた記憶がささやくの 懲(こ)りる予感がささやくの あの日のように全身で あの日のように全霊(ぜんれい)で 空振(からぶ)りしたら立ち直れない 立ち直るほど時間がないでしょ だから冷たく世間話です ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  油断をすると恋をする 弱気になると恋をする そこらの人に突っ走り 相(あい)も変わらずつんのめる 高い樹(き)にあるブドウはどうせ 酸(す)っぱいとでも言っておきましょう だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん
最愛岩波理恵岩波理恵中島みゆき中島みゆきメッセージをお願いします 今 出てゆくあの船に  二人が乗っています 誇らしそうな貴方と 愛されてもふさわしいと思えるきれいな女(ひと)が 二人が乗っています 果てしない夢を抱いて ペンを持って泣いています わたしは港 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方  彼女がデッキに出て 潮風にそよいでいる 今のうちに そっと点いて メッセージランプはブルー 「わたしは他に好きな相手が沢山います だからその方を幸せにしてあげてください」 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方  わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方
最愛柏原芳恵柏原芳恵中島みゆき中島みゆきメッセージを お願いします 今 出てゆくあの船に  二人が乗っています 誇らしそうな 貴方と 愛されてもふさわしいと思える きれいな女が 二人が乗っています 果てしない夢を抱いて ペンを持って泣いています わたしは港 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方  彼女がデッキに出て 潮風にそよいでいる 今のうちに そっと点いて メッセージランプはブルー 「わたしは他に好きな相手が沢山います だからその方を幸せにしてあげてください」 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方 わたし誰にも言わないけど 死ぬまで 貴方
最愛中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき告井延隆メッセージを お願いします 今 出てゆくあの船に  二人が乗っています 誇らしそうな 貴方と 愛されてもふさわしいと思える きれいな女が 二人が乗っています 果てしない夢を抱いて ペンを持って泣いています わたしは港 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  彼女がデッキに出て 潮風にそよいでいる 今のうちに そっと点いて メッセージランプはブルー 「ワタシハ他ニ好キナ相手ガ 沢山イマス ダカラソノ方ヲ 幸セニシテアゲテクダサイ」  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方 わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方
最悪中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきそれは星の中を歩き回って帰りついた夜でなくてはならない けっして雨がコートの中にまで降っていたりしてはならない それは なんにもないなんにもない部屋の ドアを開ける夜でなくてはならない 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしては 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしてはならない Brandy night あいつのために歌った歌が Brandy night ちょうど流れて来たりしたら 最悪だ  僕はあいつを好きというほどじゃない あいつは僕を少しも好きじゃない ゆらゆら揺れるグラスに火をつければロマンティックな音で砕けた なにもかも失くしてもこいつだけはと昨日のようにギターを抱き寄せれば ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌いだすんだ ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌い始めるんだ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ  Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ
最後の女神中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか  あぁ あれは壊れたオモチャ いつもいつも好きだったのに 僕には直せなかった 夢の中で今も泣いてる 言葉にならないSOSの波 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待っている あぁ たとえ最後のロケットが 君を残し 地球を捨てても  まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの 約束を載せた紙は風の中 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待ってる  心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ 変わりゆけ もっと好きになれ  いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみない…  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても
桜らららら中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中島みゆき風に呼ばれて振り向く君を 僕は少し妬ましく見守り続ける この手に摘んだら 融けてしまうね 魔法使いの夢のように 君はあどけなくて 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 らららら
囁く雨中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  泣いてしまいたかった 人目を気にせずに あいつが泣いてしまった それで泣きそびれた 通り過ぎる人々が2人をそっと盗み見る ずるいよね あたしには引き際を飾る花もない 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  わかってないよね あたしには母性本能なんてないんだから いたわって微笑んで終りなんておとぎばなしにゃならないからね 「ぶん殴ってしまえば?」と やきもき雨がそそのかす 「いつまでもあいつに良く思われていたい嘘つきね」 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている
流浪の詩中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソンさあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  いつもこうなることぐらい わかりきってるものだから 必ず町で一番 暗い酒場で ママは待つ こんどは西へ行こうか それとも南 愚痴はあとから聞いてあげるから 今は泣かないで  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  何度も 人違いをしたわ あの人には めぐり逢えず 旅から旅をゆく間に 顔も忘れてしまってた それでも 旅を忘れて 悲しみを捨てて ひとつ 静かに暮らしてみるには わるくなりすぎた  いつか東風の夜は あたしの歌を聴くだろう 死んでも 旅をつづける 女の歌を聴くだろう 片手にママと名付けた 黒猫を抱いて 暗い夜道で風を呼んでいる 声を聴くだろう  東の風は いつでも 長距離バスを乗せて来る あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに 家をとび出した 遠い遠い昔のこと  さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで だから  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで
サッポロSNOWY中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき大陸からの強い寒気が下がって 今夜半 冷え込みます 夕方遅く降りだした雪は明日もかなり強く降るでしょう 昨日ついた足跡もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  吹雪の海で迷っている漁船から無線は強気な駄酒落 氷の国の人は涙のかわりに負けん気なジョークを言う 昨日あった出来事もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  本やTVで覚えたことも嘘ではないけど  サッポロSNOWY いつか SNOWY あの人に 言葉にならない雪を見せたい サッポロSNOWY ただ SNOWY 降りしきる あの雪の中の素顔見せたい サッポロSNOWY まだSNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……
サバイバル・ロード中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りを通るものは ただのビル風だから すぐに変わる すぐに逃げる すぐ物陰に消える 社交辞令 つくり笑い すべてまともに受けりゃ 油断のあとで 寒さに気づく 身ぐるみ剥がれて気づく その通りを通るものは ただのビル風だから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの石畳は ただの石くれだから 見た目軽く 当たり軽く 浮かれた足をすくう 最敬礼 大歓迎 ふところの中のナイフ 落とし穴の底で気づく 食いちぎられて気づく その通りの石畳は ただの石くれだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから カマイタチが身をひそめる 角ごとに罠を掛ける おだて文句 誘い文句 舞いあがって踏み込めば 誰も守らん 誰も助けん 喰らいあって闇の中 その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか
サメの歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三よしましょうよ 昔のことを飾ってる間に 短気な今が過ぎてゆく よしましょうよ 昔の傷を気取ってる間に 身軽な今が過ぎてゆく 可笑しい(おか)ことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど  よしましょうよ 手柄(てがら)話を繕(つくろ)う暇(ひま)に あこぎな今が過ぎてゆく よしましょうよ ほつれた過去を繕(つくろ)う暇(ひま)に 浮気な今が過ぎてゆく 哀しいことに なまものは後ろへ進めない いまさらと笑いながら 後悔にさいなまれてる サメよ サメよ 忘れ物の多い人生だけど  可笑(おか)しいことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど
さよならさよなら中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきさよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも言えないわ  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら いつか 街で 出逢ったら はじめて 出逢った人の 言葉 かわしましょう  さよなら さよなら 恋は いつか 終わるもの 涙は みせずに 違う電車 待ちましょう  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ
さよならの鐘中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきクリスタルキング・山下三智夫広場の鐘が 四時を告げたら あなたの汽車が駅を出る 私 行かないわ 見送りになんて 忘れたふりで 踊ってるわ 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  思いだすたびに 泣いて暮らすわ やさしくされた 思い出を いさかいのことは 忘れてしまう たよりないものね 思い出なんて 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  長い旅になるわ あなたも私も 眠りさめるのは いつの日 さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢えない あなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て
さよならの逆説工藤静香工藤静香中島みゆき後藤次利逢いたくないの あなたには 遠い場所へ行ってよ 聞きたくないの その声を 風のほうが ましなの なぜか 理由を知らない なぜか こんなふうに言う 素直さなんて どこに捨てた さよならの逆説 心から逆説 一番遠い言葉だけが真実 さよならの逆説 やるせない逆説 そんなに傷つかないで もっと耳をすましてよ  触れたくないの 視線さえ 交わすこともよしてよ なぜと あなたが訊くより なぜと 私が訊きたい 素直さなんて どこに捨てた さよならの逆説 心から逆説 言わなかった言葉たちだけ 伝われ さよならの逆説 やるせない逆説 そんなに傷つかないで もっと耳をすましてよ  さよならの逆説 心から逆説 一番遠い言葉だけが真実 さよならの逆説 やるせない逆説 そんなに傷つかないで もっと耳をすましてよ
サヨナラを伝えて中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂まさかあなたが恋の身代わりを あたしに紹介してくれるために あとでおまえの部屋をたずねると 耳うちしたとは思わなかったから  表通りの花屋に寄って 目に映る花を買いはたいてきた 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  ドアをあけたら花束かかえて あなたにたのまれた人が立っていた ことづてがあるとわけも知らないで あなたに少し似た人が立っていた  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ
03時中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソンあたいを見かけた 噂を聞いて あんたが 港へ発つ汽車と 居所持たずの あたいを乗せた 夜汽車が 03時に すれ違う  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  そのまま切るなと 話は続く あたいは 受話器の 手を離す やさしい夜汽車が 着かないうちに あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたを乗せてる まばゆい窓が あたいにゃ何故でも 見られない 似合いの暮らしを つづけるために あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う
36時間中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三1日は36時間と決めたんです 他人(ひと)さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう 大切に大切に 愛する人と歩くだろう おそるおそる 人は変わってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか  1日は36時間と忘れていました 子供の頃には知ってたのに お陽さまが直接教えてくれたのに なのにいつしか小賢(こざか)しく1日を短くしてしまった うろたえれば見まちがえる 慌てれば忘れ物を残す ゆっくりゆっくり 痛みの膜ははがれる やさしくやさしく 大切な人に尽くすだろう 休み休み 呼吸は深くなってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか
3分後に捨ててもいい中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三3分後に捨ててもいいよ 通りがかりゆきがかり 知らない話にうなずいて 少しだけ傍にいて 身代わりなんかじゃないけどさ 似てる人を知ってるわ 恋と寂しさの違いなど誰がわかるのかしら  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  コンパクトに映して見れば 時計はみんな昔回り 二度と戻らない人ばかり 浮かんでは消えてゆく  ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  こんなビルの隙間にも 白いカモメが飛んでいる 紙きれみたいな人生が ねぐら探している  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて
サーチライト中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきあたしがあんまりブルースを 歌いすぎたから 町では このところ 天気予報は「明日も夜です」 それでも とにかく 昔の古いろうそくを 引っぱり出して火をつける すると 聞こえだす 古いブルース 明るいろうそくを点せば 明るいブルースが点り ちびたろうそくを点せば ちびたブルースが揺れる サーチライト……  町では毎日ブルースがたむろして 大人も 年寄りも しいたげられた悲しみ歌う それでも あたしの 悲しみほどじゃない あたしの悲しみは 昇る朝日も落としちまうほど ふられた女の気持ちを 甘く見くびるものじゃないわ たかが太陽のひとつくらい あの人に比べたなら サーチライト……  頼みがあるのよ 大切な頼みなの あの人探すのよ きっと暗くて探せないだけよ 明かりを貸してよ 町じゅうのろうそくを あたしを照らすのよ きっと暗くて探せないだけよ わすれん坊のあの人でも いつか気付いてくれるだろう いつか ともし疲れた炎が あたしに燃え移るころ サーチライト……
サーモン・ダンス中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三まだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで たくさんの魂が待ってる 見つからない 見つからない 見つからない転轍機 この線路を切り換える為に  あのドアもこのドアも探した 梃子(てこ)の形をした物 誰か見かけてませんか 梃子の形をした物 誰か覚えてませんか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  なぜ遠い なぜ遠い なぜ遠いあの川音 たくさんの魂が待ってる 動かせない 動かせない 動かせない転轍機 この線路で掛かってるから  掛かった鎖を解く方法 思い出して 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ
幸せ小林幸子小林幸子中島みゆき中島みゆき萩田光雄夢なら醒める ああいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が 醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が 窓の向こうで 星のように遠ざかる電車で思います 幸せになる 道には二つある 一つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる 道には二つある もう一つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  旅の途中の ああ雪降る駅で なぜ降りてしまったのかわからない あなたは来ない 追いかけては来ない 当たり前ねと小さく笑います 急ぎ足では 遠ざかれない 雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ 幸せになる 道には二つある 一つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる 道には二つある もう一つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  幸せになる 道には二つある 一つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる 道には二つある もう一つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね せんないね せんないね 幸せになりたいね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
幸せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夢なら醒めるいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が窓の向こうで星のように遠ざかる電車で思います 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  旅の途中の雪降る駅でなぜ降りてしまったのかわからない あなたは来ない追いかけては来ない 当たり前ねと小さく笑います 急ぎ足では遠ざかれない 雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね せんないね せんないね 幸せになりたいね
しあわせ芝居研ナオコ研ナオコ中島みゆき中島みゆき泣きながら電話をかければ ばかな奴だとなだめてくれる 眠りたくない気分の夜は ものがたりを聞かせてくれる とてもわがままな私に とてもあの人はやさしい たぶんまわりの誰よりも とてもあの人はやさしい 恋人がいます 恋人がいます 心の貢につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれど つづれないわけがある 私 みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話しているのは私だけ あの人から来ることはない  浜辺をみたいのとさそえば 鼻歌まじりにつれてゆく 踊りたいとすねてみせれば おどけながらあわせてくれる 部屋をたずねてもいいかしらと 一度きいてみるつもりです きっとあの人はだめだとは 言わないだろうと思います 恋人がいます 恋人がいます 心の貢につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれど どうしてもつづれない 私 みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私ひとり あの人から来ることはない  私 みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私ひとり あの人から来ることはない
しあわせ芝居GOLD LYLIC桜田淳子GOLD LYLIC桜田淳子中島みゆき中島みゆき泣きながら電話をかければ 馬鹿な奴だとなだめてくれる 眠りたくない気分の夜は 物語を聞かせてくれる とてもわがままな私に とてもあの人は優しい たぶんまわりの誰よりも とてもあの人は優しい 恋人がいます 恋人がいます 心のページに綴りたい 恋人がいます 恋人がいます けれど綴れない訳がある 私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話してるのは私だけ あの人から来る事はない  浜辺を見たいのと誘えば 鼻歌まじりに連れて行く 踊りたいとすねてみせれば おどけながらあわせてくれる 部屋を尋ねてもいいかしらと 一度きいてみるつもりです きっとあの人はだめだとは 言わないだろうと思います 恋人がいます 恋人がいます 心のページに綴りたい 恋人がいます 恋人がいます けれどどうしても綴れない 私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私ひとり あの人から来る事はない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私ひとり あの人から来る事はない
しあわせ芝居中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂泣きながら電話をかければ バカな奴だとなだめてくれる 眠りたくない気分の夜は 物語をきかせてくれる とてもわがままな私に とてもあの人はやさしい たぶん周りのだれよりも とてもあの人はやさしい  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどつづれないわけがある  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話してるのは私だけ あの人から来ることはない  浜辺を見たいのとさそえば 鼻唄まじりに連れてゆく 踊りたいとすねてみせれば おどけながらあわせてくれる 部屋をたずねてもいいかしらと 一度きいてみるつもりです きっとあの人はだめだとは 言わないだろうと思います  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどどうしてもつづれない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない
下町の上、山の手の下中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三下町では彼女はとびっきりの上玉 しみったれた奴らなんかまっぴらの上玉 山の手ではあいつは見くだされた皮肉屋 気取り屋たちのゲームからこぼれた皮肉屋 似合いと意外は紙一重のめぐり会い いちいち気に障るしたたかな組み合わせ 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 少しだけ油断をさせてくれ  思い出はすれ違う話せば話すほど ケンカにもならないイライラの繰り返し そして彼女は下町へあいつは山の手へ 帰りついて初めて荒野だと気がつく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町から山の手へ電車は通わない 山の手から下町へ電車は通わない けれど彼女は山の手へあいつは下町へ 気に障る相手のもとへと歩いてゆく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下
シニカル・ムーン中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきふたり歩くのが似合いそうな春の夜は四月 すこし肌寒いくらいの風が寄り添いやすい 月並みな愛は古すぎる 突然な愛は気障すぎる 言いたいことばだけ言わせないつもりか 皮肉な流し目 シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう  肩にまわした指に積もる花びらひんやり すこし薄着のうなじの上 髪の先が逃げる 好きだと言えば不安になる 言われていなきゃ不安になる 言えないことから伝わってしまう 皮肉なものだね シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心を照らす春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン 無邪気だったおまえの寝顔が好きだ  シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう
島より工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を
島より中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を
シャングリラ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきシャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  高い丘の向こうには夢のお城が建っている 誰もまだ行ったことがない 誰も誰も見たことがない  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  私たちは貧しくて何の飾りもありはせぬ 野辺に咲く小菊を髪にさし 春の風を身にまといましょう  きっといつかは遠い日に 誰か見初める人がある 絹のドレスに金の腕輪 水晶の靴を手土産に 水晶の靴を手土産に  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く
シュガー中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき椎名和夫スパンコールと羽根飾りをつけて 今夜もあたしの出番が来る ありえないような お伽の駅から 今夜も 男たち 旅立ってゆく  二文字 砕けた 呼び込みのネオンは おかげで 故郷のつづりと似てしまった 霧の深い夜は 大好きよ 5m先に あの日の夢たちが 映画みたいに映る  夢は57セント 1度足を上げる値段 夢から夢へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  A.M.3時までには 迎えに行かなきゃね あの児の夜泣きする声が 聞こえて来る 預けっぱなしで なつかない瞳が あいつとそっくりに あたしをさげすむわ  夢は57セント 1度足を上げる値段 胸から胸へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  欲しかったものは 手に入れたわ 何もかもさ ほら こんなに光ってる 靴もネックレスも 人生は 2番目の夢だけが叶うものなのよ ほら だって あの人はあたしに残らない  隣の店から 風に乗って流されて来る 油の匂いで 胸やけがするわ スポンジのようなパンを 水で喉に押し込んで 今夜も 極楽へ 踊り出してゆく  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子
証拠をみせて工藤静香工藤静香中島みゆき後藤次利曲がりくねったスパイラルの上 昇ってく あたしの心 登りつめた恋しさだけが 踏み迷う さみしさの底 ここはどこなの あなた 心の中 それとも 記憶の中 未来の中 手をのべて抱きよせても まだ考えてる 何かがわからないの ゴメン まだ わからないの ゴメン 聞かせて強い言葉 迷いがとけるわ 今 証拠をみせてほしいわ 証拠をみせてほしいわ 直接  困りはてた あなたの顔が 泣いているみたいに見える とても簡単なこと あなたなら知っている むずかしいこと きっと知ってる  手をのべて抱きよせても まだ考えてる 何かがわからないの ゴメン まだ わからないの ゴメン 聞かせて強い言葉 迷いがとけるわ 今 証拠をみせてほしいわ 証拠をみせてほしいわ 直接  手をのべて抱きよせても まだ考えてる 何かがわからないの ゴメン まだ わからないの ゴメン 聞かせて強い言葉 迷いがとけるわ 今 証拠をみせてほしいわ 証拠をみせてほしいわ 直接
ショウ・タイム中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき日本中このごろ静かだと思います 日本中秘かに計画してます なにも変わりありませんなにも不足ありません たまに虚像の世界を翔びたいだけ 日本中望みをあからさまにして 日本中傷つき挫けた日がある だから話したがらないだれも話したがらない たまに虚像の世界を翔びたいだけ いまやニュースはショウ・タイム いまや総理はスーパースタ- カメラ回ればショウ・タイム 通行人も新人スター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界  人が増えすぎて区別がつきません みんなモンゴリアン区別がつきません 私特技はハイジャンプ私苦手は孤独 たまに虚像の世界を翔びたいだけ 決まりきった演説偉いさんの演説 揺れるジェネレイションイライラの季節 息が詰まりそうな地味な暮らしが続く いいじゃないの 憧れてもすてきなショウ・タイム いまやニュースはショウ・タイム 乗っ取り犯もスーパースター カメラ回ればショウ・タイム 私なりたいスーパースター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界
少年たちのように三田寛子三田寛子中島みゆき中島みゆき女の胸は春咲く柳 逆らいながら春咲く柳 私は髪を短く切って 少年たちを妬んでいます 二つの答えを両手に分けて 季節があなたを困らせている 恋人ですか サヨナラですか 私について問いつめる  ともだちと答えてはもらえませんか 裸足でじゃれてた あの日のように  春は咲き 春は行き 人は咲き 人は行く このままでいられたら 嗚呼 でもそれは 春は降り 春は降り せかされて せかされて むごい別れになる  少年たちの会話を真似て 荒げたことばをかじってみます 真似したつもりの私の声が かなしく細くて泣いてます 昨日の国から抜け出るように 日暮れをボールが転がってくる つま先コツリと受けとめるけど 返せる近さに誰も無い  ともだちと答えては もらえませんか 兄貴のシャツ着て さそいに来ても  春は咲き 春は行き 人は咲き 人は行く このままでいられたら 嗚呼でもそれは 春は降り 春は降り せかされて せかされて むごい別れになる  春は咲き 春は行き 人は咲き 人は行く このままでいられたら 嗚呼 でもそれは 春は降り 春は降り せかされて せかされて むごい別れになる
白菊中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  冬を越えてあなたともう一度めぐり会い 冬を越えてあなたをもう一度愛したい 変わらずに変わらずに 幻よ冬を越えて  月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く  雪よ帰せすべてを真白きあの日々に 雪よ帰せ私を別れの前の日に 悲しみも思い出も 幻よ雪に包め  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く
親愛なる者へ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ  走り続けていなけりゃ倒れちまう 自転車みたいなこの命転がして 息はきれぎれそれでも走れ 走りやめたらガラクタと呼ぶだけだ この世では  冷えた身体を暖めてくれ すがり寄る町に住む人とてなく 扉をあけて出てくる人は 誰も今しも旅に出る支度 意気も高く  生きてゆけよと扉の外で 手を振りながら呼んでる声が聞こえる 死んでしまえとののしっておくれ 窓の中笑いだす声を聞かすくらいなら ねぇ、おまえだけは  生きる手だてはあざないものと 肩をそらして風を受けながら いま崩れゆく崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に なさけないね  風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だれどだけどだけど 死んでも春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね
心音中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
進化樹中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう
SINGLES BAR中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三だれかあなたを待たせてる人がおありですか さっきから見るともなく見ている私を悪く思わないで下さい そこから何が見えますかタバコの煙越し 窓の彼方 マスターはあい変わらず何も話さない 自分のことも何も話さない 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  だれか拾いに来たわけじゃない いまさらもういいんです 日々をひたすら生きてゆくだけだから 嘘のような時間がほしかったんです 出会うことも別れることも いまさらもういいんです ただ だれか同じような人が他にもいると思いたいんです 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  古いレコードをかけるなら思い出よりももっと古いやつがいい 無邪気に「こんな曲知らない」と笑う私になれるから SINGLES BARのさみしさは 帰りどきを自分で決めること 「もう帰ろうか」って言われて席を立つ残念さもくすぐったさもないこと 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります
信じ難いもの中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦十四や十五の 娘でもあるまいに くり返す嘘が 何故みぬけないの 約束はいつも 成りゆきと知りながら 何故あいつだけを べつだと言えるの  信じ難いもの:愛の言葉 誘い言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  嘘つきはどちら 逃げること戻ること 嘘つきはどちら 泣き虫忘れん坊 いくつになったら 大人になれるだろう いくつになったら 人になれるだろう  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳
信じられない頃に中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進信じられない頃に あなたが やって来たの 何も悪くは ないの そんな 頃だった だけなのよ  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと  信じられない 季節の淵に すぐに沈んで しまうものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど 楽じゃない ことなのよ  信じられない頃に あなたは愛を告げる 甘く やさしい声が 何もかもを 嘘に みせかける  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと 忘れられない 悲しみなんて すぐに覚えてしまう ものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど楽じゃない ことなのよ 言うほど楽じゃない ことなのよ
新曾根崎心中中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三無駄だとわかってやめられるのなら 恋わずらいとは呼ばないのよ、ボク 夢だとわかって目が醒めないから 夢中と呼ぶのよ 覚えときなさい  二人きりにしてください 二人きりでしかできないことがあるから  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  枕もおよばぬ絆の脆さ 義理でもふりでも愛よりは確か 肌身に離さぬおまえの気配 恩より親よりおまえが恋し  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね
C.Q.中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきC. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… 送ってみる 送ってみる あてのない呼びかけを 耳をすます 耳をすます あてのない空へ ただ人がいることをただ聞いてみたいだけ なにも欲しがりはしないただ聞いてみたいだけ だれかの頷く声だれかの頷く声 歩いた道のことや 仕事して来たことや どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 咲いてた花のことや 拾ったボールのこと ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか 突然波が通る 大きな波が通る 呼びかけても応えない大きな波が通る 名前やTel.ナンバー I. D.ナンバー クラスナンバー そんなことつまらない 私を表さない どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 孵ったヒナのことや 好きな人の話 ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……)
シーサイド・コーポラス中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきコーポラスなんて名前をつけたら 本物のコーポラスが裸足で逃げそうな シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い いじめっ小僧はいつも 一人きりで遊ぶのが嫌い 昼寝犬に石をぶつけて 吠えたてられても シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い  蒸気船一つ 片付け終らない 大きな白い船は おやすみのあと 蒸気船一つ 片付け終らない おかみさん 夕暮れに子供らを呼ぶ 潮の匂いはいつも そう、海べりよりも海よりも 飲み屋小路の軒先につかまっているもの シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い
ジェラシー・ジェラシー中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー  誰の目にも見せないようにすればするほど ひどくなってゆくのがジェラシー 目線ひとつバレずにクールに見せてるほど 降り積もってゆくのがジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 嫌われたくないのね あの人からも あの人の側にいる人みんなから 良く思われたいのよね バカじゃないかしら  会えないのと会いたくないのは別ものだと わかりきっているのにジェラシー 「縛られないで済むのが賢い」と男たち 猫みたいに言うからジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい 男だろうと 女ならもっと あの人に妙に近づきすぎる気がするの バカじゃないかしら  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい  ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー
自画像中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人
時効中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三誰も知らないことならば 何の罪にもなりはせず あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  証しが残されなければ 在るものも無いことになる あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば  風に化わってゆく眺め 風に変わってゆく形見 あとは時を味方につけるだけで 新しさが正しさになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば
時刻表中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと やさしくなれない女たちは答える 話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら ぞんざいに次の歩行者をつかまえる 街角にたたずむ ポルノショーの看板持ちは爪を見る  きのう午後9時30分に そこの交差点を渡ってた 男のアリバイを証明できるかい あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない ただ そいつが迷惑だったことだけしか たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている  海を見たといっても テレビの中でだけ 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中で そっと時刻表を見上げる  満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン ため息をつくなら ほかでついてくれ 君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか 誰も電車の中 わからなくなるから ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する  誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて 評論家やカウンセラーは米を買う 迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う あとをついてさえ行けば なんとかなると思う 見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う  田舎からの手紙は 文字がまた細くなった 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる
時代秋川雅史秋川雅史中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ 時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ 時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ 時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代岩崎宏美岩崎宏美中島みゆき中島みゆき西脇辰弥今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ
時代大橋純子大橋純子中島みゆき中島みゆき西脇辰弥今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれかわってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれかわって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれかわって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれかわって歩きだすよ
時代工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき澤近泰輔今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代クリス・ハートクリス・ハート中島みゆき中島みゆき福田貴史今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷(こきょう)に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代研ナオコ研ナオコ中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変ってめぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩き出すよ  まわるまわるよ 時代は回る 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ
時代桜田淳子桜田淳子中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩き出すよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩き出すよ
時代島津亜矢島津亜矢中島みゆき中島みゆき坂本昌之今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時代菅原やすのり菅原やすのり中島みゆき中島みゆき若草恵今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ
時代徳永英明徳永英明中島みゆき中島みゆき弦一徹・坂本昌之今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれかわってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれかわって歩き出すよ
時代MILLION LYLIC中島みゆきMILLION LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき船山基紀今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時代中西圭三中西圭三中島みゆき中島みゆき中村タイチ今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代中西保志中西保志中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷(こきょう)に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代夏川りみ夏川りみ中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変って歩きだすよ
時代一青窈一青窈中島みゆき中島みゆき小林武史今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いを繰り返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって 歩き出すよ
時代槇原敬之槇原敬之中島みゆき中島みゆきTomi Yo今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時代八神純子八神純子中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ 時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時代薬師丸ひろ子薬師丸ひろ子中島みゆき中島みゆき今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐりあうよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
時代雪子姫(能登麻美子)&ハルミ(川澄綾子)雪子姫(能登麻美子)&ハルミ(川澄綾子)中島みゆき中島みゆき鈴木慶一とムーンライダーズ(ハルミ) 今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど  (ハルミ) そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ  (雪子姫) 旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわる 時代はまわる 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時代LA DIVALA DIVA中島みゆき中島みゆき武部聡志今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
十二月中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき自殺する若い女が この月だけ急に増える それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン 大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月  飾り澄ました街なかを 赤い光が駆け抜ける 付き添いの誰もない女たち 運ばれてゆく  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  好きになるのも 信じきるのも 待ちわびるのも 思い切るのも みんな自由だ みんな自由だ 人恋しと泣け 十二月  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月
十二天中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三北の天から 南の天へ 乾の天から 巽の天へ 西の天から 東の天へ 坤(ひつじさる)から 艮(うしとら)へ 上(かみ)の天から 下(しも)の天 日の天から 月の天  毘沙門天(びしゃもんてん)から 焔魔(えんま)の天へ 風の天から 火の天へ 水の天から 帝釈天(たいしゃくてん)へ 羅刹天(らせつてん)から 伊舎那天(いしゃなてん) 梵(ぼん)の天から 地の天へ 日の天から 月の天
十年クミコクミコ中島みゆき中島みゆき坂本昌之凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた  嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず薄情に離れていた  わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから  十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに再び出会った  本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて  十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を褒めている  本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ  十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた 想いだけが ただ咲いていた
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