死ぬまで一緒に高橋真梨子 | 高橋真梨子 | 水木かおる | 藤原秀行 | 小林信吾 | 好きなの 好きなの 死ぬほど好きなの 好きだといって…… どんなに冷たくされたって いいえ 私はついてゆく…… 死ぬまで あなたと一緒にいたい 死ぬまで あなたと一緒にいたい 泣かせて 泣かせて しみじみ泣かせて いとしい胸で…… あなたに抱かれる幸福(しあわせ)を じっと夢みて生きてきた…… 何もいらない あなたが欲しい 何もいらない あなたが欲しい 好きなの 好きなの うそでもいいから 好きだといって…… あなたのためなら この生命 どこで死のうと生きようと…… 死ぬまで あなたと一緒にいたい 死ぬまで あなたと一緒にいたい |
アカシヤの雨がやむときちあきなおみ | ちあきなおみ | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシヤの雨に打たれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流してくれるでしょうか アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして何処かへ消えた アカシヤの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遙かに飛び立つ影よ |
アカシアの雨がやむとき永井裕子 | 永井裕子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳(め)をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの 羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった 私のぬけがら あの人を さがして遥(はる)かに 飛び立つ影よ |
愛の引き汐西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | あなただけはと 信じてたのに やっぱり あなたも 普通の男 砂に埋もれた 真珠の恋を さがして破れた 私なの あなただけはと 信じてたのに やっぱり あなたも 普通の男 いっそ別れの あの引き汐が 私をさらって くれればいいの いちど夢みた 真珠の恋を こころに抱きしめ 沈みたい いっそ別れの あの引き汐が 私をさらって くれればいいの いちど夢みた 真珠の恋を こころに抱きしめ 沈みたい いっそ別れの あの引き汐が 私をさらって くれればいいの |
アカシアの雨がやむとき 西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ |
雨の夜曲西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 雨も夜風も 私にだけは なんでこんなに つれないの 恋の落葉に 身はうらぶれて ここかしこ あてもなく さまよう夜路 ――雨がふる 風に消される 恋とは知らず 燃えた女の 哀れさよ 街の灯かげに 冷えゆくこの手 もう誰も 暖めて くれさえしない ――雨がふる 雨もふれふれ さだめのままに どうせ流れて ゆくいのち 暗い涙に とざされながら 星空の あることも 忘れたわたし ――雨がふる |
裏町酒場 西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 酒をのもうと 生きよと死のと あんたなんかの 知らぬこと どうせまともに 生きたって つらい世間の うしろ指 男なんかにゃ 欺されないと 鼻で嘲笑(わら)って ひくルージュ 夢を持ちなと 云う言葉 それもどこまで 本気やら 弱い女に 帰ってしまう 雨がしょぼつく こんな夜 酒にこころを しびれさせ 生きる裏町 灯も暗い |
エリカの花散るとき 西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと…… 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径ははるばる つづくのに… 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ…… |
サルビアの花は知ってる西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | サルビアの 花の紅さは 夕映えの 恋のかなしさ 逢えなくなるのね もう これからは 街角で ふたりは聴いた 恋の終りを告げる 鐘の音… サルビアの 花は知ってる 愛された 夢のむかしを 日昏れの小径で ふと 涙ぐむ 幸福は 流れる雲か 消えてはかない 愛の囁き… サルビアの 花は散っても 想い出は 今も こころに 明日も ひとりで また くるでしょう 面影の あなたに逢いに 街に夕日の 沈む黄昏… |
死ぬまで一緒に西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 好きなの 好きなの 死ぬほど好きなの 好きだといって…… どんなに冷たくされたって いいえ 私はついてゆく…… 死ぬまで あなたと一緒にいたい 死ぬまで あなたと一緒にいたい 泣かせて 泣かせて しみじみ泣かせて いとしい胸で…… あなたに抱かれるしあわせを じっと夢みて生きてきた… 何にもいらない あなたが欲しい 何にもいらない あなたが欲しい 好きなの 好きなの うそでもいいから 好きだといって… あなたのためなら この生命 どこで死のうと生きようと… 死ぬまで あなたと一緒にいたい 死ぬまで あなたと一緒にいたい |
たそがれの恋西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 汽笛の音が 窓ごしに ものうく響く 港のホテル 男と女の 仲なんて なるようにしか ならないわ いいの今さら どうでもいいの もう 恋なんて タバコの灰が 足もとに ぽとりと落ちた 港のホテル ひとりで悩んで 苦しんで なんだかとても 疲れたわ 何をするのも めんどくさくて もう いやなのよ 海から吹いて くる風も 日暮れにやんだ 港のホテル ミモザの匂いに 包まれて このままそっと 眠りたい いっそ明日が 来なけりゃいいの もう いつまでも |
東京讃歌西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | 川上義彦 | 恋をすれば 東京の空は青い 青空に 手をさしのべて 胸に抱きしめよう 金色の光 貧しいけれど こころは幸せ 太陽が 夢を育てる 東京 恋をすれば 東京の空は青い 木枯に痛められても 明日を夢みていた 街路樹の莟 苦しみ悩む ふたつの生命に 美しい花を 咲かせる 東京 恋をすれば 東京の空は青い 雨がやみ 若葉の空の 虹も薄れてゆく たそがれの舗道 静かに祈り 捧げる こころに 星屑が 今日も微笑む 東京 |
東京ブルース 西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋の未練の 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
博多ブルース西田佐知子 | 西田佐知子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いて泪のかれた 私にも 流す泪が 残っていたのか…… 酒場の隅で 東京の 言葉を聞けば 死ぬほど逢いたい ああ 博多の夜も 泣いている こんな日陰に暮らす 女にも 咲いた一つの 綺麗な想い出…… 愛することの 苦しさを 噛みしめながら ふるえる唇 ああ 博多の夜も 泣いている つらい悲しい嘘を ついたのも 恋にすがって 生きたいばかりに…… 酒場の窓に 咽び泣く 東京行きの 夜汽車の あの汽笛(ふえ) ああ 博多の夜も 泣いている |
夜が切ない西田佐知子 | 西田佐知子 | 志津恵美子・補作詞:水木かおる | 藤原秀行 | | あんなやさしい 男の心 背いた私が 馬鹿でした なんにも云わずに 霧ふる町へ 哀しく背を向け 消えた人 忘れたいのに ああ 夜が切ない あの日二人が くちびる触れた アカシア並木の 散歩道 散り敷く花びら 淋しく踏めば ふたたび帰らぬ 遠い人 思い出させる ああ 夜が切ない これでいいのよ 優しいひとに いつまでかくせる 胸の傷 さよならしたのも あなたの為と なみだにむせんで 歩く町 女ひとりの ああ 夜の切ない |
アカシアの雨がやむとき野路由紀子 | 野路由紀子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの胸で 淋しく今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして 鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった 私のぬけがら あの人を さがして遙かに 飛び立つ影よ |
東京ブルース野路由紀子 | 野路由紀子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげをさまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース |
エリカの花散るとき八反安未果 | 八反安未果 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径(みち)ははるばる つづくのに 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ |
東京ブルース八反安未果 | 八反安未果 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか あせたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指輪に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
アカシヤの雨が止む時林あさ美 | 林あさ美 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシヤの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流して くれるでしょうか アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しい今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳(め)をして 何処かへ消えた アカシヤの雨が止む時 青空さして鳩がとぶ むらさきの 羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった わたしのぬけがら あの人を さがして遥かに 飛び立つ影よ |
アカシアの雨がやむとき氷川きよし | 氷川きよし | 水木かおる | 藤原秀行 | 石倉重信 | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜があける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなったわたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しい今日もあたためてるのに あの人は 冷たい瞳(め)をして何処かへ消えた アカシアの雨がやむ時 青空さして鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなったわたしのぬけがら あの人を さがして遥かに飛び立つ影よ |
東京ブルース氷川きよし | 氷川きよし | 水木かおる | 藤原秀行 | 石倉重信 | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪(あ)せたルージュのくちびる噛んで 夜霧の街でむせび哭(な)く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯(ほ)かげをさまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース |
アカシアの雨がやむとき一青窈 | 一青窈 | 水木かおる | 藤原秀行 | 小林武史 | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で つめたくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ |
道日野てる子 | 日野てる子 | 水木かおる | 藤原秀行 | | この道はどこへつづくの わたしがえらんだ 一つの道は かなしみばかり つづく道 夕かぜに 涙もかれて はるばると 海山越える…… この道はひとり行く道 苦しみ悩んで 傷つくときも それでもひとり 歩く道 行き暮れて 沈む夕日に しあわせの 遠きをおもう…… この道に 花はいつ咲く やさしいこころと 小さな夢を 暖めながら たどる道 いつの日か 愛するひとの 胸ふかく 抱かれる日まで…… |
アカシアの雨がやむ時藤圭子 | 藤圭子 | 水木かおる | 藤原秀行 | 原田良一 | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜があける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しい今日もあたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむ時 青空さして 鳩がとぶ むらさきの 羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった私のぬけがら あの人を さがして遥かに 飛び立つ影よ |
東京ブルース藤田恵美 | 藤田恵美 | 水木かおる | 藤原秀行 | 石井為人 | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋の未練の 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
東京ブルース舟木一夫 | 舟木一夫 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭(な)く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指輪に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース |
アカシアの雨がやむときフランク永井 | フランク永井 | 水木かおる | 藤原秀行 | 前田憲男 | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私のなきがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ |
東京ブルースフランク永井 | フランク永井 | 水木かおる | 藤原秀行 | 近藤進 | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
東京ブルース細川たかし | 細川たかし | 水木かおる | 藤原秀行 | 竜崎孝路 | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指環に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース |
エリカの花散るとき松原健之 | 松原健之 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと… 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径は はるばる つづくのに… 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ… |
東京ブルース水雲-MIZMO- | 水雲-MIZMO- | 水木かおる | 藤原秀行 | 周防泰臣 | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭(な)く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指輪に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯(ほ)かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
東京ブルース美空ひばり | 美空ひばり | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか あせたルージュの くちびるかんで 夜霧の街で むせび泣く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの ゆびわに秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れてくだけた 東京ブルース 月にほえよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終わりの 東京ブルース |
アカシアの雨がやむとき三山ひろし | 三山ひろし | 水木かおる | 藤原秀行 | 伊戸のりお | アカシアの 雨にうたれて このまま 死んでしまいたい 夜が明ける 日が昇る 朝の光の その中で 冷たくなった 私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの 雨に泣いている 切ない胸は わかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠の この肌で 淋しく今日も 暖めてるのに あのひとは 冷たい瞳(め)をして どこかへ消えた アカシアの 雨が止むとき 青空さして 鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの 片隅で 冷たくなった 私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ |
アカシアの雨がやむとき美輪明宏 | 美輪明宏 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなったわたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの胸で 淋しく今日もあたためているのに あの人は 冷たい瞳(め)をして何処かへ消えた アカシアの雨が止む時 青空さして鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなったわたしのぬけがら あの人を さがして遙(はる)かに 飛び立つ影よ |
霧笛が俺を呼んでいる山内惠介 | 山内惠介 | 水木かおる | 藤原秀行 | 惠介バンド | 霧の波止場に 帰って来たが 待っていたのは 悲しい噂 波がさらった 港の夢を むせび泣くよに 岬のはずれ 霧笛が俺を呼んでいる 錆びた錨に からんで咲いた 浜の夕顔 いとしい笑顔 きっと生きてる 何処かの街で さがしあぐねて 渚にたてば 霧笛が俺を呼んでいる 船の灯りに 背中を向けて 沖を見つめる 淋しい鴎 海で育った 船乗りならば 海へ帰れと せかせるように 霧笛が俺を呼んでいる |
霧笛が俺を呼んでいる渡哲也 | 渡哲也 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 霧の波止場に 帰って来たが 待っていたのは 悲しいうわさ 波がさらった 港の夢を むせび泣くよに 岬のはずれ 霧笛が俺を 呼んでいる さびた錨に からんで咲いた 浜の夕顔 いとしい笑顔 きっと生きてる どこかの町で 探しあぐねて 渚に立てば 霧笛が俺を 呼んでいる 船の灯りに 背中を向けて 沖を見つめる 淋しいかもめ 海で育った 船乗りならば 海へ帰れと せかせるように 霧笛が俺を 呼んでいる |