さだまさしの歌詞一覧リスト  585曲中 401-585曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ヴァージン・ロード待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード  もう道の途中で 迷っちゃいけないよ まっすぐまっすぐ信じた人の 瞳めざし 胸を張って 幸せの重さを 喜びの涙を ゆっくりゆっくり 歩き乍ら 抱きしめて 強く  (花吹雪) おりから花吹雪 (花吹雪) 君だけの為に (花吹雪) ステンドグラスから (花吹雪) 君の陽射し  君 綺麗だ 君 とても 綺麗だ 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード  ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ  ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ  ララ ラララララ ラララララララ…  待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロードさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード  もう道の途中で 迷っちゃいけないよ まっすぐまっすぐ信じた人の 瞳めざし 胸を張って 幸せの重さを 喜びの涙を ゆっくりゆっくり 歩き乍ら 抱きしめて 強く  (花吹雪) おりから花吹雪 (花吹雪) 君だけの為に (花吹雪) ステンドグラスから (花吹雪) 君の陽射し  君 綺麗だ 君 とても 綺麗だ 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード  ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ  ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ  ララ ラララララ ラララララララ…  待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード
寒北斗幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ 照れ臭くってあたたかくっていいもんだ 土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い  ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う お袋は炊事場で酒を煮る 子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ  昔晦日に餅もなく 子供の顔をみつめてた あなたの気持わかる程 大人になって去年今年  親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言 知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする  幾つになってお袋には子供は子供 酒飲むなの躰こわすなの小言いう 小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい  二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる 胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました  ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川 お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗  たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます 知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ 照れ臭くってあたたかくっていいもんだ 土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い  ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う お袋は炊事場で酒を煮る 子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ  昔晦日に餅もなく 子供の顔をみつめてた あなたの気持わかる程 大人になって去年今年  親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言 知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする  幾つになってお袋には子供は子供 酒飲むなの躰こわすなの小言いう 小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい  二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる 胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました  ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川 お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗  たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます 知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草
冬の蝉時として人は 季節を違えて 生まれることがある 冬の蝉のように けれど短い時代(とき)を 悲しみもせずに 鳴き尽くせたら誰も 嘘と呼びはしない  せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る  あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け  時として花は 季節を違えて 咲き匂うことがある 早い春のように 迷い咲きと呼ばれて 疑いもせずに 咲き尽くしたら誰も 嘘と呼びはしない  せめて蒼い空を埋める 風の色になれ いつか時の流れを越えて 実を結ぶ日も来る  あゝ心は心 花は花 何処で散るかは 風に訊け  せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る  あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊けさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之時として人は 季節を違えて 生まれることがある 冬の蝉のように けれど短い時代(とき)を 悲しみもせずに 鳴き尽くせたら誰も 嘘と呼びはしない  せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る  あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け  時として花は 季節を違えて 咲き匂うことがある 早い春のように 迷い咲きと呼ばれて 疑いもせずに 咲き尽くしたら誰も 嘘と呼びはしない  せめて蒼い空を埋める 風の色になれ いつか時の流れを越えて 実を結ぶ日も来る  あゝ心は心 花は花 何処で散るかは 風に訊け  せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る  あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け
軽井沢ホテル誰もいなくなった テニスコートにひとつ 忘れ去られたテニスボールひとつ まるであの日二人が置き去りにした 愛の様に折からの雨に打たれてた  部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに ありもしない家の間取りを書いた 無邪気なあなたが あの日静かに ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた  軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた 失くしてから気付くものたちは かえらない分だけ悲しい あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ  あなたは今頃 何処でこの歌を 聴いていてくれるだろうか あるいはそれとも 思い出すのも 辛くて耳を塞いでいるかしら  女は自分が不幸だと思った時に 別れた人を思い出すと聞いた それならばずっと あの愛のことは 思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる  軽井沢ホテルの空から 雨の日は思い出が見える どれ程深く刻んだ恋も 時のしずくに けずられてゆく あゝ愛が哀しいのではなくて 自分の こころが哀しいのだ  軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのださだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸誰もいなくなった テニスコートにひとつ 忘れ去られたテニスボールひとつ まるであの日二人が置き去りにした 愛の様に折からの雨に打たれてた  部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに ありもしない家の間取りを書いた 無邪気なあなたが あの日静かに ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた  軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた 失くしてから気付くものたちは かえらない分だけ悲しい あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ  あなたは今頃 何処でこの歌を 聴いていてくれるだろうか あるいはそれとも 思い出すのも 辛くて耳を塞いでいるかしら  女は自分が不幸だと思った時に 別れた人を思い出すと聞いた それならばずっと あの愛のことは 思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる  軽井沢ホテルの空から 雨の日は思い出が見える どれ程深く刻んだ恋も 時のしずくに けずられてゆく あゝ愛が哀しいのではなくて 自分の こころが哀しいのだ  軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ
BirthdayGOLD LYLIC幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 古い時計が時を刻むように 緩やかに年老いてゆけたらいいなどと この頃思うようになりました  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 誰かが私の生まれ日のこと 憶えていてくれると 独りきりではないと とても勇気が湧いてくるのです  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  やさしい手紙をありがとう 気にかけてくれていてありがとう 下書きの跡が胸に沁みます こんなわたしの為に こんなに沢山の あなたの時間をくれたのですね  心からどうもありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 季節の花を少し送ります あなたのあの笑顔を 飾るには足りないけど せめて私の心を添えて  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかったGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 古い時計が時を刻むように 緩やかに年老いてゆけたらいいなどと この頃思うようになりました  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 誰かが私の生まれ日のこと 憶えていてくれると 独りきりではないと とても勇気が湧いてくるのです  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  やさしい手紙をありがとう 気にかけてくれていてありがとう 下書きの跡が胸に沁みます こんなわたしの為に こんなに沢山の あなたの時間をくれたのですね  心からどうもありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 季節の花を少し送ります あなたのあの笑顔を 飾るには足りないけど せめて私の心を添えて  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった
すろうらいふすとーりーふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味  もっとあなたが知りたくて どうしても早口になるようで もどかしくて切なくてだから いわゆるこれは 恋なので  でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 旅をしよう  あなたのすべてが珍しくて あなたのすべてが愛おしくて こっそりこころが爆発するけど 内緒にしとこ 自分にも  恥ずかしいほど純情で 笑っちゃうほど臆病で 苦しくて嬉しくてだから 見事にこれは 恋なので  でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 恋をしよう  ふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味  もっとあなたが知りたくて どうしても早口になるようで もどかしくて切なくてだから いわゆるこれは 恋なので  でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 旅をしよう  あなたのすべてが珍しくて あなたのすべてが愛おしくて こっそりこころが爆発するけど 内緒にしとこ 自分にも  恥ずかしいほど純情で 笑っちゃうほど臆病で 苦しくて嬉しくてだから 見事にこれは 恋なので  でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 恋をしよう  ふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味
風を見た人風を見たことはないけど 風の音なら聞く事ができる 心を見たことなどないのだけれど 心は伝えられる あの子が生まれ変わるなら 何がいいかと聞いてみたい もう一度人に生まれたいだなんて 本当にそう思うだろうか あんな目に遭ったというのに  決してては届かないけど 全ての青空は繋がっている 写真に写すことは出来ないけれど 誰にも愛はある チグリス川の空と 長崎の空 そして ニューヨークの空と 広島の空  もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 悲しみを痛む心も要らないし 誰かのために死ねるし ヨルダン川の空と エルサレムの空 そして バグダッドの空と きみの故郷  もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 時を超えて地上に満ちていつか きみの生命に替わる きみのために生きるさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし風を見たことはないけど 風の音なら聞く事ができる 心を見たことなどないのだけれど 心は伝えられる あの子が生まれ変わるなら 何がいいかと聞いてみたい もう一度人に生まれたいだなんて 本当にそう思うだろうか あんな目に遭ったというのに  決してては届かないけど 全ての青空は繋がっている 写真に写すことは出来ないけれど 誰にも愛はある チグリス川の空と 長崎の空 そして ニューヨークの空と 広島の空  もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 悲しみを痛む心も要らないし 誰かのために死ねるし ヨルダン川の空と エルサレムの空 そして バグダッドの空と きみの故郷  もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 時を超えて地上に満ちていつか きみの生命に替わる きみのために生きる
しあわせの星この海は誰の物? この大地は誰の物? この空は この星は 私の命は誰の物?  空を飛ぶ鳥や 海で暮らす魚たち 森の中のけものたちも 私のように 生きることが悲しいと思う日があるだろうか たまには楽しい日もあるだろうか  勝手に気ままにこの木 そしてこの森を 切り倒して切り開いて燃やし尽くして 勝手気ままな私たちをうらんでるだろうか それとも許してくれるだろうか  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら  けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな…  空をゆく白い雲や 海をゆく鯨 森の中のウサギたちも私のように 暮らすことが辛いと思う日があるだろうか たまには嬉しい日もあるだろうか  勝手気ままにこの星を そしてこの海を つくりかえて仲間同士でも戦って 勝手気ままな私たちを笑うだろうか それとも許してくれるだろうか  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら  けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな…  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたらさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦この海は誰の物? この大地は誰の物? この空は この星は 私の命は誰の物?  空を飛ぶ鳥や 海で暮らす魚たち 森の中のけものたちも 私のように 生きることが悲しいと思う日があるだろうか たまには楽しい日もあるだろうか  勝手に気ままにこの木 そしてこの森を 切り倒して切り開いて燃やし尽くして 勝手気ままな私たちをうらんでるだろうか それとも許してくれるだろうか  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら  けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな…  空をゆく白い雲や 海をゆく鯨 森の中のウサギたちも私のように 暮らすことが辛いと思う日があるだろうか たまには嬉しい日もあるだろうか  勝手気ままにこの星を そしてこの海を つくりかえて仲間同士でも戦って 勝手気ままな私たちを笑うだろうか それとも許してくれるだろうか  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら  けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな…  ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら
どんぐり通信あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証  悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう  あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ  次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう  あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  あいつに会ったら伝えてよ…さだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証  悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう  あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ  次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう  あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると  あいつに会ったら伝えてよ…
南風に吹かれて次の「のぞみ」で君は故郷に帰る 南風が君の髪を揺らした まだ想い出にするには重すぎる恋を 君一人で抱えながら さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめてた あんなに見つめあったのは 初めてだったね  最初から別のホームで 僕らは違う列車を 待っていたことに気づかず 僅かな 同じ夢を信じて 歩幅を合わせてたね 疲れてもしあわせだった 別れ際何故ありがとうと 手を握り言えなかっただろう 本当のしあわせになってと  窓辺に君が残した 名も知らぬ赤い花 南風に吹かれて さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめていた あんなに見つめあったのは 初めてだったねさだまさしさだまさしさだまさし萩田光雄次の「のぞみ」で君は故郷に帰る 南風が君の髪を揺らした まだ想い出にするには重すぎる恋を 君一人で抱えながら さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめてた あんなに見つめあったのは 初めてだったね  最初から別のホームで 僕らは違う列車を 待っていたことに気づかず 僅かな 同じ夢を信じて 歩幅を合わせてたね 疲れてもしあわせだった 別れ際何故ありがとうと 手を握り言えなかっただろう 本当のしあわせになってと  窓辺に君が残した 名も知らぬ赤い花 南風に吹かれて さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめていた あんなに見つめあったのは 初めてだったね
八月のガーデニア八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU  花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOUさだまさしさだまさしさだまさし萩田光雄八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU  花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU
百日紅(ひゃくじつこう)ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ  つぼんだつぼんだ 何の花がつぼんだ れんげの花がつぼんだ つぼんだと思ったら いつのまにかひらいた  ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ  あなたの瞳に映る 真白な百日紅 遙かな青空の 遠くに白い雲 去ってゆく季節に 取り残されるより いっそ季節ごと 消してしまえたら 心の色も 想い出色も 咲いては散ってゆく 風が吹く 百日紅の花  あなたの瞳に映る 夾竹桃の白 坂の上の空に 白く残る月 散ってゆく花より これから咲く花を 数える方がいい 数え切れなくとも 近くて遠い 遠くて近い ふたりの坂道に 雨が降る 夾竹桃の花  心の色も 想い出色も 明日を染めてゆく あきらめない 百日紅の花さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ  つぼんだつぼんだ 何の花がつぼんだ れんげの花がつぼんだ つぼんだと思ったら いつのまにかひらいた  ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ  あなたの瞳に映る 真白な百日紅 遙かな青空の 遠くに白い雲 去ってゆく季節に 取り残されるより いっそ季節ごと 消してしまえたら 心の色も 想い出色も 咲いては散ってゆく 風が吹く 百日紅の花  あなたの瞳に映る 夾竹桃の白 坂の上の空に 白く残る月 散ってゆく花より これから咲く花を 数える方がいい 数え切れなくとも 近くて遠い 遠くて近い ふたりの坂道に 雨が降る 夾竹桃の花  心の色も 想い出色も 明日を染めてゆく あきらめない 百日紅の花
人生の贈り物~他に望むものはない~季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 美しく老いてゆくことがどれ程に 難しいかということさえ気づかなかった  もしももう一度だけ若さを くれると言われても おそらく 私はそっと断るだろう 若き日のときめきや迷いをもう一度 繰り返すなんてそれはもう望むものではない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物  季節の花や人の生命の短さに 歳を取るまで少しも気づかなかった 人は憎み諍いそして傷つけて いつか許し愛し合う日が来るのだろう  そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう 迷った分だけ 深く慈しみ 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物  季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 私の人生の花が 散ってしまう頃 やっと花は私の心に咲いた  並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない 他になにも望むものはない 他になにも望むものはない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物さだまさし楊姫銀・さだまさしさだまさし金義徹・さだまさし季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 美しく老いてゆくことがどれ程に 難しいかということさえ気づかなかった  もしももう一度だけ若さを くれると言われても おそらく 私はそっと断るだろう 若き日のときめきや迷いをもう一度 繰り返すなんてそれはもう望むものではない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物  季節の花や人の生命の短さに 歳を取るまで少しも気づかなかった 人は憎み諍いそして傷つけて いつか許し愛し合う日が来るのだろう  そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう 迷った分だけ 深く慈しみ 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物  季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 私の人生の花が 散ってしまう頃 やっと花は私の心に咲いた  並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない 他になにも望むものはない 他になにも望むものはない  それが人生の秘密 それが人生の贈り物
いつも君の味方ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 支えていてくれて ありがとう 愛してくれて  たった一人で生まれてきて それから たった一度の人生 不安だらけで歩いてた 独りきりじゃないよって君の笑顔が 孤独から僕を救い出してくれた  あの空の高さ海の青さに初めて 気づいたときに 僕は自分が生まれてきたことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう  もしも生まれた意味があるというなら きっと誰かを支えるため生まれてきた もっと強くもっと優しくなりたい 君を守って僕が生きてゆくために  この夢の高さ愛の広さに初めて 気づいたときに 人は心で生きると言うことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう ありがとう ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 支えていてくれて ありがとう 愛してくれて  たった一人で生まれてきて それから たった一度の人生 不安だらけで歩いてた 独りきりじゃないよって君の笑顔が 孤独から僕を救い出してくれた  あの空の高さ海の青さに初めて 気づいたときに 僕は自分が生まれてきたことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう  もしも生まれた意味があるというなら きっと誰かを支えるため生まれてきた もっと強くもっと優しくなりたい 君を守って僕が生きてゆくために  この夢の高さ愛の広さに初めて 気づいたときに 人は心で生きると言うことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方  ありがとう ありがとう ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方
夢街道遠すぎる人を 愛し続けるように 追い続けて来た 夢がある 不器用だよねと 自分にあきれ乍ら それが少し嬉しい 旅の途中  この夢 にがいか しょっぱいか 瓢々と空行く 雲のように ただまっしぐら 駆け抜けてみるさ 夢街道 遥かなり  信じていいのか 道はこれでいいのか 問い続けて来た 夢がある ひとに傷ついて またひとに救われて それが生きることか 日はまた昇る  この夢 叶うか はじけるか 滔々と流れる 水のように 海に届かぬ 河などないさ 夢街道 一途なり  夢街道 果てしなく 永遠につらぬく 愛のように 道の途中で 倒れて悔いなし 夢街道 遥かなりさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄遠すぎる人を 愛し続けるように 追い続けて来た 夢がある 不器用だよねと 自分にあきれ乍ら それが少し嬉しい 旅の途中  この夢 にがいか しょっぱいか 瓢々と空行く 雲のように ただまっしぐら 駆け抜けてみるさ 夢街道 遥かなり  信じていいのか 道はこれでいいのか 問い続けて来た 夢がある ひとに傷ついて またひとに救われて それが生きることか 日はまた昇る  この夢 叶うか はじけるか 滔々と流れる 水のように 海に届かぬ 河などないさ 夢街道 一途なり  夢街道 果てしなく 永遠につらぬく 愛のように 道の途中で 倒れて悔いなし 夢街道 遥かなり
君は穏やかに春を語れ君はうたぐることなく穏やかに 君の新しい春を語れ 僕は悲しむことなくゆるやかに 僕のなつかしい秋を歌う  ふと垣間みた 淡い恋は 君の背中越しの 僕の指の隙間の 丁度なだらかな 夢の斜面を 滑るように落ちて行く いま君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる  君はふりむくことなくさわやかに 君の美しい春を歩め 僕は慈しみながら君の背を 僕の新しい秋に刻む  あの日 君の手のストローは 煌めきながら 日差しに透けた 丁度初めて咲く口紅の 紅い花の散るあたり いま君は愛を上り 僕は愛を下る 遠く空の彼方にかささぎの羽音聞こえて 少女は大人になる 君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になるさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦君はうたぐることなく穏やかに 君の新しい春を語れ 僕は悲しむことなくゆるやかに 僕のなつかしい秋を歌う  ふと垣間みた 淡い恋は 君の背中越しの 僕の指の隙間の 丁度なだらかな 夢の斜面を 滑るように落ちて行く いま君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる  君はふりむくことなくさわやかに 君の美しい春を歩め 僕は慈しみながら君の背を 僕の新しい秋に刻む  あの日 君の手のストローは 煌めきながら 日差しに透けた 丁度初めて咲く口紅の 紅い花の散るあたり いま君は愛を上り 僕は愛を下る 遠く空の彼方にかささぎの羽音聞こえて 少女は大人になる 君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる
教室のドン・キホーテ今年も卒業の季節になりましたね お元気ですか 忘れ雪の舞う空を 見る度あの頃荒れていた自分を思い出す 耐えきれずに羊の群れを 飛び出して迷っていた頃 先生から届いた手書きの 卒業証書抱きしめて泣いた沈丁花の頃 僕は与えることを知らず ただ求めてばかりいたようだ わけもなく人を傷つけ わけもなく自分も傷つき それが生きることだと あきらめていた 世の中は少しずつの 勘違いで成り立っている 噛み合えば愛し合い 噛み合わずに憎み合う そんな風に少しずつわかってきた それはそれで悲しいけれど  去年の夏 蝉時雨に 背中を押されて先生に 会いにいった時 「あの頃の忘れ物を取りに来たか」と言ったね 僕にも気づいたよ今 学校はあの頃よりも もっとずっと沢山の 悲しい忘れ物に満ちていて自信を失くしてる 「時代はいつも生け贅として 弱いものに襲いかかるもの」 つぶやきながらあなたは それとまだ戦っていた ドン・キホーテのようだよと 笑いながら 世の中は善と悪とのすれ違いでできている いい人が罪を犯したり悪い人がいいことをすることも あるということがわかった そう言ったらあなたは泣きながら笑ったさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦今年も卒業の季節になりましたね お元気ですか 忘れ雪の舞う空を 見る度あの頃荒れていた自分を思い出す 耐えきれずに羊の群れを 飛び出して迷っていた頃 先生から届いた手書きの 卒業証書抱きしめて泣いた沈丁花の頃 僕は与えることを知らず ただ求めてばかりいたようだ わけもなく人を傷つけ わけもなく自分も傷つき それが生きることだと あきらめていた 世の中は少しずつの 勘違いで成り立っている 噛み合えば愛し合い 噛み合わずに憎み合う そんな風に少しずつわかってきた それはそれで悲しいけれど  去年の夏 蝉時雨に 背中を押されて先生に 会いにいった時 「あの頃の忘れ物を取りに来たか」と言ったね 僕にも気づいたよ今 学校はあの頃よりも もっとずっと沢山の 悲しい忘れ物に満ちていて自信を失くしてる 「時代はいつも生け贅として 弱いものに襲いかかるもの」 つぶやきながらあなたは それとまだ戦っていた ドン・キホーテのようだよと 笑いながら 世の中は善と悪とのすれ違いでできている いい人が罪を犯したり悪い人がいいことをすることも あるということがわかった そう言ったらあなたは泣きながら笑った
煌めいてときめいて ときめいて 待っていた 君の笑顔 煌めいて 煌めいて はばたいて 時は今 君の夢は 僕の夢 君が切る風の音が 聞こえる  夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく  明日咲く華よ 君の名を 憧れと呼ぶよ  ひたすらに ひたすらに 沸きあがる 君の力 輝いて 輝いて いつまでも 時は今  君の愛は 僕の愛 君が信じた歌が 聴こえる  愛よ もっともっと高く 愛よ もっともっと速く 愛よ もっともっと強く 美しく  夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく  明日咲く華よ 君の名を 永遠と呼ぶよ 憧れと呼ぶよ 永遠と呼ぶよ  ときめいて ときめいて 煌めいて 煌めいてさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ときめいて ときめいて 待っていた 君の笑顔 煌めいて 煌めいて はばたいて 時は今 君の夢は 僕の夢 君が切る風の音が 聞こえる  夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく  明日咲く華よ 君の名を 憧れと呼ぶよ  ひたすらに ひたすらに 沸きあがる 君の力 輝いて 輝いて いつまでも 時は今  君の愛は 僕の愛 君が信じた歌が 聴こえる  愛よ もっともっと高く 愛よ もっともっと速く 愛よ もっともっと強く 美しく  夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく  明日咲く華よ 君の名を 永遠と呼ぶよ 憧れと呼ぶよ 永遠と呼ぶよ  ときめいて ときめいて 煌めいて 煌めいて
幸せブギなんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう  男の子ったら工ッチばかりで頭はスカスカ 女の子ったらかっこばかりで中身はハレホレ おやじは疲れはててる おばさん傍若無人 なんてこったいこのままじゃこの国は終わる それでも一生懸命生きている奴いるいる そういうお前が報われないで世の中たまるか いつか本当の時代が 来るから必ず来るから こんな馬鹿げた世界が続く訳がない  幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って 悪魔祓いさ 幸せプギウギ なめんじゃねえって言ってやれ いつまでも やさしい俺だと 思うなよ なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう  「やさしさ」なんて口に出したらみんなでゲラゲラ 「正義」と言おうもんならよってたかってボロボ口 「夢」も「希望」も糞味噌これじゃ ワルがのびのびするはず こんなおかしな時代に誰がした 真面目にやるのが確かに虚しくなってイライラ イジメに襲われ金に使われ心はへ口へ口 みんな悔しいはずだよ だからこそ負けちゃいけない パッとここらで 革命起こすか  幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 俺の為にも歌う さあさ 手を取り歌って幸せ呼び込め なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 幸せプギウギ みんなの為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 世界の為に歌う さあさ 手を取り歌って 幸せ呼び込めさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう  男の子ったら工ッチばかりで頭はスカスカ 女の子ったらかっこばかりで中身はハレホレ おやじは疲れはててる おばさん傍若無人 なんてこったいこのままじゃこの国は終わる それでも一生懸命生きている奴いるいる そういうお前が報われないで世の中たまるか いつか本当の時代が 来るから必ず来るから こんな馬鹿げた世界が続く訳がない  幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って 悪魔祓いさ 幸せプギウギ なめんじゃねえって言ってやれ いつまでも やさしい俺だと 思うなよ なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう  「やさしさ」なんて口に出したらみんなでゲラゲラ 「正義」と言おうもんならよってたかってボロボ口 「夢」も「希望」も糞味噌これじゃ ワルがのびのびするはず こんなおかしな時代に誰がした 真面目にやるのが確かに虚しくなってイライラ イジメに襲われ金に使われ心はへ口へ口 みんな悔しいはずだよ だからこそ負けちゃいけない パッとここらで 革命起こすか  幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 俺の為にも歌う さあさ 手を取り歌って幸せ呼び込め なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 幸せプギウギ みんなの為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 世界の為に歌う さあさ 手を取り歌って 幸せ呼び込め
やすらぎ橋やすらぎ橋を覚えてますか むかしあなたの手を引いて歩いた道を 悲しみはすべて川に流してきた わたしがいつも笑っていられた理由  生きるということは そういうことのよう 気まぐれな風の吹きようで 泣いたり笑ったり  川のほとりに咲いた名もない花は いつも風をうらまずに ゆらりゆらり揺れてた  疲れたときに さがしてごらん しあわせならいつも あなたのポケットにある 切ないときも あきらめないで みつけておくれ あなたのやすらぎ橋  生きるということは そういうことのよう 気まぐれな日差しの照りようで 晴れたり曇ったり  街のほとりに咲いた名もないひとは 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦・さだまさしやすらぎ橋を覚えてますか むかしあなたの手を引いて歩いた道を 悲しみはすべて川に流してきた わたしがいつも笑っていられた理由  生きるということは そういうことのよう 気まぐれな風の吹きようで 泣いたり笑ったり  川のほとりに咲いた名もない花は いつも風をうらまずに ゆらりゆらり揺れてた  疲れたときに さがしてごらん しあわせならいつも あなたのポケットにある 切ないときも あきらめないで みつけておくれ あなたのやすらぎ橋  生きるということは そういうことのよう 気まぐれな日差しの照りようで 晴れたり曇ったり  街のほとりに咲いた名もないひとは 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ
若葉は限りなく生まれつづけて愛の言葉ならば いくつも知っている けれどこの愛だけは 言葉にはならない 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに君への 愛はあふれてくる  いつでも君をみつめている 辛いときこそ 必ずそばにいるから  忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず  いくつも夢を見て 幾度も傷ついて けれどもあきらめずに 生きてゆけるように 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに希望も 生まれつづけている  いつでも君を支えている ふりむけばすぐ 必ずそこにいるから  鳥のように まだ見ぬ空へ 羽ばたいて 陽射しの中に きっと 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず  若葉は限りなく 生まれつづけてゆく 若葉は限りなく…さだまさしさだまさしさだまさし吉田弥生愛の言葉ならば いくつも知っている けれどこの愛だけは 言葉にはならない 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに君への 愛はあふれてくる  いつでも君をみつめている 辛いときこそ 必ずそばにいるから  忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず  いくつも夢を見て 幾度も傷ついて けれどもあきらめずに 生きてゆけるように 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに希望も 生まれつづけている  いつでも君を支えている ふりむけばすぐ 必ずそこにいるから  鳥のように まだ見ぬ空へ 羽ばたいて 陽射しの中に きっと 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず  若葉は限りなく 生まれつづけてゆく 若葉は限りなく…
ゆ・ら・ぎ夢が破れても 夢をうらまない 夢のせいではなく 僕のせいだから 愛が壊れても 愛をうらまない 愛のせいではなく 僕のせいだから 強い夢が欲しい 壊れないように 強い愛が欲しい 壊れないように  花が散っても 花をうらまない 花のせいではなく 僕のせいだから 君と別れても 君をうらまない 君のせいではなく 僕のせいだから 強い花が欲しい 散らないように 強い君が欲しい 忘れないように  心乱れても 心うらまない 心のせいではなく 僕のせいだから 生命なくしても 生命うらまない 生命のせいではなく 僕のせいだから 強い心が欲しい 乱れないように 強い生命が欲しい 消えないように 消えないようにさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦夢が破れても 夢をうらまない 夢のせいではなく 僕のせいだから 愛が壊れても 愛をうらまない 愛のせいではなく 僕のせいだから 強い夢が欲しい 壊れないように 強い愛が欲しい 壊れないように  花が散っても 花をうらまない 花のせいではなく 僕のせいだから 君と別れても 君をうらまない 君のせいではなく 僕のせいだから 強い花が欲しい 散らないように 強い君が欲しい 忘れないように  心乱れても 心うらまない 心のせいではなく 僕のせいだから 生命なくしても 生命うらまない 生命のせいではなく 僕のせいだから 強い心が欲しい 乱れないように 強い生命が欲しい 消えないように 消えないように
夢唄夢の在所を 尋ね訪ねてゆく子らに 親はあれども 親は無し 寂し寂しや 肩に降り積む冬紅葉 友はあれども 友は無し 抱きしめて 暖めてやりたいよ  夢の在所に 迷い迷って散る花に 恋はあれども 愛は無し こころころころ 吹き抜けてゆく虎落笛 愛はあれども 情は無し 泣きながら 慰めてやりたいよ  夢の在所に 辿り疲れた指の皺 日暮れ眺めて 道遠し 哀し哀しや 言葉木枯らし鎌鼬 吾が育てた 子に伐られ  あはれあはれと 哭く鳥は あはれあはれと 哭くばかり 生きて生きてと 歌うなら 生きて生きて生きて歌え 夢唄  夢唄 負けてたまるかと 夢唄 歌い続けるよ 夢唄 聞こえるか 夢唄さだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦夢の在所を 尋ね訪ねてゆく子らに 親はあれども 親は無し 寂し寂しや 肩に降り積む冬紅葉 友はあれども 友は無し 抱きしめて 暖めてやりたいよ  夢の在所に 迷い迷って散る花に 恋はあれども 愛は無し こころころころ 吹き抜けてゆく虎落笛 愛はあれども 情は無し 泣きながら 慰めてやりたいよ  夢の在所に 辿り疲れた指の皺 日暮れ眺めて 道遠し 哀し哀しや 言葉木枯らし鎌鼬 吾が育てた 子に伐られ  あはれあはれと 哭く鳥は あはれあはれと 哭くばかり 生きて生きてと 歌うなら 生きて生きて生きて歌え 夢唄  夢唄 負けてたまるかと 夢唄 歌い続けるよ 夢唄 聞こえるか 夢唄
星座の名前父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように  母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと  わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す  あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る  忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさとさだまさし三波春夫さだまさし山本直純父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように  母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと  わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す  あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る  忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと
夢の夢あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった 夢から覚めてみれば まるで子供じみていると 自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た  気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある  夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい  いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって 誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり 夢を見るくらいは 多分許されると思う けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある  嘘と識って聴く言葉があるように 夢と知って見る夢もある  嘘の嘘だと わかっても 愛を 聴きたい  気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある  夢の夢だと わかってる けれど 逢いたいさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった 夢から覚めてみれば まるで子供じみていると 自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た  気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある  夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい  いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって 誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり 夢を見るくらいは 多分許されると思う けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある  嘘と識って聴く言葉があるように 夢と知って見る夢もある  嘘の嘘だと わかっても 愛を 聴きたい  気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある  夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい
佐世保この頃 近くなった 気がする 父と母の 置いてきた町が 生まれた場所 大切だけど そう ふるさとは 他にもあった  小さい頃は いつも 聞いてた 父の話す あの町のことを ごめんね あまり 憶えてなくて 目に浮かぶのは 笑って 話す姿  寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり  ふたりは 出逢い 町を逃げ出す どんな理由か 人から聞いた 強がりだった 母親からは ふるさとのこと 一度も聞かなかった  坂道多く 海はすぐそば 異国のひと すれ違うところ 暮らせないけど 私の町が もひとつあると 嬉しく思うのです  どの道を歩けば 出会えるその頃の 誰からも聞けない ふたりの心の中に  寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきりさだまさし藤田恵美さだまさし倉田信雄この頃 近くなった 気がする 父と母の 置いてきた町が 生まれた場所 大切だけど そう ふるさとは 他にもあった  小さい頃は いつも 聞いてた 父の話す あの町のことを ごめんね あまり 憶えてなくて 目に浮かぶのは 笑って 話す姿  寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり  ふたりは 出逢い 町を逃げ出す どんな理由か 人から聞いた 強がりだった 母親からは ふるさとのこと 一度も聞かなかった  坂道多く 海はすぐそば 異国のひと すれ違うところ 暮らせないけど 私の町が もひとつあると 嬉しく思うのです  どの道を歩けば 出会えるその頃の 誰からも聞けない ふたりの心の中に  寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり
ムギムギという少女がいた 背は高いけど 細く白い腕が はかなげだった  誰も彼女を認識せず 風より淡く 遠い視線のふち よぎらせただけ  まばゆい夏の空の下 つらそうな瞳で ムギは校庭を横切る  なぜだか僕は予感した この地球という星に 似合っていない ムギのこと  いつでも僕は眺めていた いつしかそれは 恋心に近く あわてさせた  誰もムギには声をかけず 風より淡く 遠い存在だと 忘れられた  まばゆい夏の終わる頃 僕にだけ彼女は とても 優しい目を向けた  なぜだかとてもつらかった 愛してるのにきっと 結ばれないと わかったから  鋭い緑の葉先が 黄金色に染まり とても 優しい風景に  僕だけ一人淋しくて 夕焼け空を見上げた ムギが光に なったあとさだまさし来生えつこさだまさし石川鷹彦ムギという少女がいた 背は高いけど 細く白い腕が はかなげだった  誰も彼女を認識せず 風より淡く 遠い視線のふち よぎらせただけ  まばゆい夏の空の下 つらそうな瞳で ムギは校庭を横切る  なぜだか僕は予感した この地球という星に 似合っていない ムギのこと  いつでも僕は眺めていた いつしかそれは 恋心に近く あわてさせた  誰もムギには声をかけず 風より淡く 遠い存在だと 忘れられた  まばゆい夏の終わる頃 僕にだけ彼女は とても 優しい目を向けた  なぜだかとてもつらかった 愛してるのにきっと 結ばれないと わかったから  鋭い緑の葉先が 黄金色に染まり とても 優しい風景に  僕だけ一人淋しくて 夕焼け空を見上げた ムギが光に なったあと
叛乱(クーデター)謝れば済むと思ってるでしょう そう思ううちは許さないわ いつも最後は私が折れて終わりなんて 多分ひどく慌ててるでしょう 手紙一つ残さず来たもの 覚悟を秘めて部屋を出た  一人きりのクーデター 戦え私 窓の外はラベンダー 空は青空  すぐに帰ると思ってるでしょう そう思ううちは帰らないわ いつもそう誓ってそのくせ折れて帰るけど 情けないけど今度も無理ね だって帰ろかやめよか考え中 ひとりきりでは寂しくて  一人きりのクーデター 今度も地味ね 丸をつけたカレンダー もう二日もひとり  一人きりのクーデター 迎えに来てよ 勝てないよサレンダー あなたは強い  一人きりのクーデター がんばれ私 窓の外はラベンダー 空は青空さだまさしさだまさし服部克久服部克久謝れば済むと思ってるでしょう そう思ううちは許さないわ いつも最後は私が折れて終わりなんて 多分ひどく慌ててるでしょう 手紙一つ残さず来たもの 覚悟を秘めて部屋を出た  一人きりのクーデター 戦え私 窓の外はラベンダー 空は青空  すぐに帰ると思ってるでしょう そう思ううちは帰らないわ いつもそう誓ってそのくせ折れて帰るけど 情けないけど今度も無理ね だって帰ろかやめよか考え中 ひとりきりでは寂しくて  一人きりのクーデター 今度も地味ね 丸をつけたカレンダー もう二日もひとり  一人きりのクーデター 迎えに来てよ 勝てないよサレンダー あなたは強い  一人きりのクーデター がんばれ私 窓の外はラベンダー 空は青空
遠い海遠い海の記憶がある 美しいその人は 日傘さしていつも独り 寂しそうに海を見てた  遠い人を 来ない人を 待ち続ける黒い瞳や 透けるような白い肌は 少年達の憧れだった  君に出会ったとき その人を思いだした そしてきみはやはり あの海が見たいと言ったね  すぐに来る あの夏の終わりの 悲しい予感は そのときにはまだ無かった  時間はまだあると そう、勝手に思っていた 海から吹く風や夢の音を 聴かせたかったね  海に連れて ゆけなくてごめんね 悲しい予感は あのときにはまだ無かった  遠い人を 来ない人を 待ちながら 一人きり 僕は君を 想って暮らすのだろう  遠い海でさだまさしさだまさし来生たかお服部克久遠い海の記憶がある 美しいその人は 日傘さしていつも独り 寂しそうに海を見てた  遠い人を 来ない人を 待ち続ける黒い瞳や 透けるような白い肌は 少年達の憧れだった  君に出会ったとき その人を思いだした そしてきみはやはり あの海が見たいと言ったね  すぐに来る あの夏の終わりの 悲しい予感は そのときにはまだ無かった  時間はまだあると そう、勝手に思っていた 海から吹く風や夢の音を 聴かせたかったね  海に連れて ゆけなくてごめんね 悲しい予感は あのときにはまだ無かった  遠い人を 来ない人を 待ちながら 一人きり 僕は君を 想って暮らすのだろう  遠い海で
なんということもなくなんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ  なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね  まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れさだまさし小椋佳小椋佳石川鷹彦なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ  なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね  まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
しあわせだと思った人が ふしあわせ ふしあわせだと思った人が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  まじめだと思ったヤツが ふまじめ ふまじめだと思ったヤツが まじめ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  自由だと信じた日々が不自由 不自由だと信じた日々が自由 そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  しんせつだと思ったヒトが ふしんせつ ふしんせつだと思ったヒトが しんせつ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  どこかで しんせつ ふしんせつ だれかが しんせつ ふしんせつ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  しあわせだと信じた時代が ふしあわせ ふしあわせだと信じた時代が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  そんなことってあるんだよね あの時は幼かったのささだまさし永六輔さだまさし服部隆之しあわせだと思った人が ふしあわせ ふしあわせだと思った人が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  まじめだと思ったヤツが ふまじめ ふまじめだと思ったヤツが まじめ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  自由だと信じた日々が不自由 不自由だと信じた日々が自由 そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  しんせつだと思ったヒトが ふしんせつ ふしんせつだと思ったヒトが しんせつ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  どこかで しんせつ ふしんせつ だれかが しんせつ ふしんせつ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない  しあわせだと信じた時代が ふしあわせ ふしあわせだと信じた時代が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ  そんなことってあるんだよね あの時は幼かったのさ
星座(ほし)の名前父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように  母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと  わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す  あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る  忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさとさだまさし三波春夫さだまさし山本直純父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように  母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと  わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す  あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る  忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと  忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと
歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう  恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲  言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲さだまさしさだまさし南こうせつ渡辺俊幸愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう  恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲  言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲
JONAHこんなに長い間 唄いながら生きてきた 僕の作る歌は全て きみへの愛だった 今日も (JONAH) 旅から旅へと そうさ 夢から夢へと 愛の (JONAH) 歌しか歌えないし  いつの日か僕の歌を 誰もがふと口ずさむ日が 必ず来るからね 信じているんだ もしも (JONAH) 叶わなくていい それでも 君を愛してる 愛の (JONAH) 辛いのは分かってる  まず 明日まで生きよう 毎日 明日を信じて 唄おう いつまでも きみへの愛を 死ぬまで きみへの愛をさだまさしPaul Simon・日本語作詞:さだまさしPaul Simon吉田弥生こんなに長い間 唄いながら生きてきた 僕の作る歌は全て きみへの愛だった 今日も (JONAH) 旅から旅へと そうさ 夢から夢へと 愛の (JONAH) 歌しか歌えないし  いつの日か僕の歌を 誰もがふと口ずさむ日が 必ず来るからね 信じているんだ もしも (JONAH) 叶わなくていい それでも 君を愛してる 愛の (JONAH) 辛いのは分かってる  まず 明日まで生きよう 毎日 明日を信じて 唄おう いつまでも きみへの愛を 死ぬまで きみへの愛を
空っぽの客席もう あの駅で君を二度と待てないの 雨に濡れた君の髪を拭けないの  もうできないの 君を笑わせることも 眠れないの君のあのぬくもりで  君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね  ふたりのために吐いた 嘘は言えないの ふたりだけの秘密は 二度とつくれないの  もう いらないよ 何も ひとり生きるなら 青空も雨の日も 春も夏も秋も冬も  あの日の鎖につながれたまま 心はどこにも逃げ出せない ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね  毎日 ふたりだけなのに 毎日が新しかった  君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね こたえてください ぼくからの愛を感じていたとさだまさし財津和夫財津和夫倉田信雄もう あの駅で君を二度と待てないの 雨に濡れた君の髪を拭けないの  もうできないの 君を笑わせることも 眠れないの君のあのぬくもりで  君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね  ふたりのために吐いた 嘘は言えないの ふたりだけの秘密は 二度とつくれないの  もう いらないよ 何も ひとり生きるなら 青空も雨の日も 春も夏も秋も冬も  あの日の鎖につながれたまま 心はどこにも逃げ出せない ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね  毎日 ふたりだけなのに 毎日が新しかった  君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね こたえてください ぼくからの愛を感じていたと
素晴らしき夢素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だから  この星に生まれたことさえ しあわせなのに 何故か消えぬ諍い 生命が愛しい 今こそ  素晴らしい夢を持とう 君と 一度きりの人生だから  いつの日かすべての人が 笑顔で生きる日が来る 強い夢なら必ず叶うよ 未来へ  素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だから  素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だからさだまさしさだまさし弾厚作服部克久素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だから  この星に生まれたことさえ しあわせなのに 何故か消えぬ諍い 生命が愛しい 今こそ  素晴らしい夢を持とう 君と 一度きりの人生だから  いつの日かすべての人が 笑顔で生きる日が来る 強い夢なら必ず叶うよ 未来へ  素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だから  素晴らしい夢を見よう 君と 一度きりの人生だから
桜月夜桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中 祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中  藍の浴衣の君の手を ひいて人混みさけながら 枝垂れ桜を抱くように 月に隠れて君を抱く  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  世に永遠のないように 儚き夢は風の中 花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中  紅い花緒の塗り下駄の 音も消される東山 せめて一夜の恋にだけ 溺れていたい春の夜  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど 咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほどさだまさし谷村新司さだまさし渡辺俊幸桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中 祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中  藍の浴衣の君の手を ひいて人混みさけながら 枝垂れ桜を抱くように 月に隠れて君を抱く  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  世に永遠のないように 儚き夢は風の中 花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中  紅い花緒の塗り下駄の 音も消される東山 せめて一夜の恋にだけ 溺れていたい春の夜  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど 咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど
流星雨いつか君に会えたら告げたいことがある どんなときも 片時も 君のこと忘れずにいたと  悲しいときは悲しく切ないときは切なく いつもいつも ずっといつも 君に語りかけていたと  愛はひとときのまぼろしの呼び名でなく 永久にめぐり来る季節のようなもの  君に教えられたあの夜 空に降りしきった流星雨 ふたり 時を越えた あの一瞬  いつか君に会えたら 告げたいことがある どんなときも なにごとも あきらめずに生きてきたと  夏が過ぎれば秋の 風は必ず訪れ 冬が来れば 信じていい いつか必ず春は来る  愛はつかの間の浅い夢のなごりでなく 永久に寄せて返す水辺の波のよう  君に約束したあの夜空を埋め尽くした流星雨 今も 愛している 君に 逢いたいさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸いつか君に会えたら告げたいことがある どんなときも 片時も 君のこと忘れずにいたと  悲しいときは悲しく切ないときは切なく いつもいつも ずっといつも 君に語りかけていたと  愛はひとときのまぼろしの呼び名でなく 永久にめぐり来る季節のようなもの  君に教えられたあの夜 空に降りしきった流星雨 ふたり 時を越えた あの一瞬  いつか君に会えたら 告げたいことがある どんなときも なにごとも あきらめずに生きてきたと  夏が過ぎれば秋の 風は必ず訪れ 冬が来れば 信じていい いつか必ず春は来る  愛はつかの間の浅い夢のなごりでなく 永久に寄せて返す水辺の波のよう  君に約束したあの夜空を埋め尽くした流星雨 今も 愛している 君に 逢いたい
航跡もうすぐ この海を よぎるように 遠い国へ 船が 出て行く 少し前に 日は落ちて 夕闇が僕らを 抱きすくめた  丘の上に 風が戻り 疲れた二人を癒すように 天主堂の 鐘の音が 遠く響く  ひたむきに 思い続けたなら いつか 願いは 叶うと 信じている 君のことも 僕の夢も もう少しだけ 頑張って みようか もう少しだけ  海原に 道のりを 示すように 金色に 月の河が流れる 僕たちは 孤独ではない 見上げれば 空には銀河の道  君とならば ふたりならば 嵐の海さえ越えられるはず もう少しだけ あと少しだけ 夢を捨てないで  ひたすらに 思い続けたなら いつか 願いは 叶うと 信じていい どこまでも この海を 越えて行こう 君とふたりでさだまさしさだまさしさだまさし吉田弥生もうすぐ この海を よぎるように 遠い国へ 船が 出て行く 少し前に 日は落ちて 夕闇が僕らを 抱きすくめた  丘の上に 風が戻り 疲れた二人を癒すように 天主堂の 鐘の音が 遠く響く  ひたむきに 思い続けたなら いつか 願いは 叶うと 信じている 君のことも 僕の夢も もう少しだけ 頑張って みようか もう少しだけ  海原に 道のりを 示すように 金色に 月の河が流れる 僕たちは 孤独ではない 見上げれば 空には銀河の道  君とならば ふたりならば 嵐の海さえ越えられるはず もう少しだけ あと少しだけ 夢を捨てないで  ひたすらに 思い続けたなら いつか 願いは 叶うと 信じていい どこまでも この海を 越えて行こう 君とふたりで
都府楼はじめは「逢初め川」といい 出会って「思い川」という 大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉 朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青 白い手を合わせて君は ため息で歌うように  人の心が いつまでも 変わらない ものなら 人の世の 哀しみの多くは 消えると言った きっと 千年あとまでも 想い続けると 樟の葉の緑に 恋を託したと  秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる 大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音 ぼくの心の鷽の鳥 まことに替える間もあらで あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と  人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら 人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる いまさらに 切なくて切なくて 君を歌えば 君の言葉だけが 真実になる 千年あとまでも 想い続けると 樟の樹の生命に 恋を託したと  月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く 篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え  千年変わらない 月の光が 都府楼の甍を 闇に浮かべた 千年あとまでも 想い続けると あの月の光に 恋を託したさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸はじめは「逢初め川」といい 出会って「思い川」という 大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉 朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青 白い手を合わせて君は ため息で歌うように  人の心が いつまでも 変わらない ものなら 人の世の 哀しみの多くは 消えると言った きっと 千年あとまでも 想い続けると 樟の葉の緑に 恋を託したと  秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる 大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音 ぼくの心の鷽の鳥 まことに替える間もあらで あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と  人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら 人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる いまさらに 切なくて切なくて 君を歌えば 君の言葉だけが 真実になる 千年あとまでも 想い続けると 樟の樹の生命に 恋を託したと  月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く 篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え  千年変わらない 月の光が 都府楼の甍を 闇に浮かべた 千年あとまでも 想い続けると あの月の光に 恋を託した
白夜の黄昏の光ネナナの町のアイス・クラシックが終わり アラスカに遅い 春が帰るけれど なぜかあなたひとりだけが 帰らない  あなたが愛した 北の大地にも ユーコン川を 埋め尽くしながら 鮮やかな魚たちが すぐに帰るのに  楽しそうに氷河の軋む音を語りながら 竜巻のように舞うオーロラを歌うように写した あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  あなたの残した 美しい写真を いつか懐かしむ 勇気が持てるのかしら ザトウクジラや白熊の親子やツノ鹿やそれから 白い息を吐く あなた自身の笑顔  地の果てと思う どんな土地にでも 必ず人々の 生活がある 誰もがただ一度の かけがえのない生命を生きてる  弱い者には 弱い者なりの 生きる術がきっと あるのだよと あなたの眼差しは どんなときにも暖かだった  何十年かもう少し早く生まれていたら 冒険者はいつの時代も そんな風に呟くのかしら あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  極北の大地を 埋め尽くしたカリブー マッキンレーの 山頂を雲がゆく アラスカ鉄道が あなたまでつながればいいのに まだあなたは 夢に来てくれない  人生のブリザードを少しも怖れることなく 自分とは誰なのかを知るために生きぬいて あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  あなたの残した 美しい写真に 包まれながら 生きているけれど 内緒だけど一番好きな写真はほかの人が撮った 子供とあなたと私の 一枚の笑顔  ネナナの町のアイス・クラシックが終わり アラスカに遅い 春が帰るけれど なぜかあなたひとりだけが 帰らないさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ネナナの町のアイス・クラシックが終わり アラスカに遅い 春が帰るけれど なぜかあなたひとりだけが 帰らない  あなたが愛した 北の大地にも ユーコン川を 埋め尽くしながら 鮮やかな魚たちが すぐに帰るのに  楽しそうに氷河の軋む音を語りながら 竜巻のように舞うオーロラを歌うように写した あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  あなたの残した 美しい写真を いつか懐かしむ 勇気が持てるのかしら ザトウクジラや白熊の親子やツノ鹿やそれから 白い息を吐く あなた自身の笑顔  地の果てと思う どんな土地にでも 必ず人々の 生活がある 誰もがただ一度の かけがえのない生命を生きてる  弱い者には 弱い者なりの 生きる術がきっと あるのだよと あなたの眼差しは どんなときにも暖かだった  何十年かもう少し早く生まれていたら 冒険者はいつの時代も そんな風に呟くのかしら あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  極北の大地を 埋め尽くしたカリブー マッキンレーの 山頂を雲がゆく アラスカ鉄道が あなたまでつながればいいのに まだあなたは 夢に来てくれない  人生のブリザードを少しも怖れることなく 自分とは誰なのかを知るために生きぬいて あなたは風のような物語を駆け抜けるように 白夜の黄昏の光の中に帰っていった  あなたの残した 美しい写真に 包まれながら 生きているけれど 内緒だけど一番好きな写真はほかの人が撮った 子供とあなたと私の 一枚の笑顔  ネナナの町のアイス・クラシックが終わり アラスカに遅い 春が帰るけれど なぜかあなたひとりだけが 帰らない
こころとからだ愛することは楽しいと 大声で歌うひとがいる 愛することは悲しいと 小声で呟くひとがいる どちらも多分 間違いでしょう どちらも多分 本当でしょう 私のこころにも背中合わせの ふたりが 棲んでいる  ましてやあなたに 焦がれる夜には  からだのままに生きるなら 必ずこころが邪魔になる こころのままに生きるなら いつでもからだが邪魔になる 不思議ですね からだはここで こころはいつも あなたのところへ いつかふたつがひとつに なる日が来るとは 思えなくて  なおさらあなたに 焦がれる夜にはさだまさしさだまさしさだまさし吉田弥生愛することは楽しいと 大声で歌うひとがいる 愛することは悲しいと 小声で呟くひとがいる どちらも多分 間違いでしょう どちらも多分 本当でしょう 私のこころにも背中合わせの ふたりが 棲んでいる  ましてやあなたに 焦がれる夜には  からだのままに生きるなら 必ずこころが邪魔になる こころのままに生きるなら いつでもからだが邪魔になる 不思議ですね からだはここで こころはいつも あなたのところへ いつかふたつがひとつに なる日が来るとは 思えなくて  なおさらあなたに 焦がれる夜には
不器用な花君が選んだ花は 名もない花で 一番好きだと思ったから 選んだ 誰にあげよかちょっと迷ったが 野辺の地蔵さんにちょっとあげた  君が選んだ夢は 途方もない夢で 一番遠いと思ったから 選んだ 少し無理かとちょっとひるんだが 駄目で元々と歩き出す  くよくよするな 笑いとばせ 夜は悩まずに寝るが良い 明日 拓ける 道もあろう 明けない夜などあるものか そのうちきっと 報われるだろう 不器用に咲く君の花が良い  君が選んだ人は 優しい人で 一番好きだと思ったから 選んだ 誰に告げよかちょっと照れたので 水辺の蜻蛉にちょっと告げた  君が選んだ道は 険しい道で 一番綺麗と思ったから 選んだ 少しきついとちょっと疲れるが いずこも同じだと汗をかく  がっかりするな 笑いとばせ なんとかなるさと言い聞かせ 一所懸命 暮らしてる 止まない雨などあるものか 必ずいつか 報われるだろう 不器用に咲く君の花が良い 不器用に咲く君の花が良いさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦君が選んだ花は 名もない花で 一番好きだと思ったから 選んだ 誰にあげよかちょっと迷ったが 野辺の地蔵さんにちょっとあげた  君が選んだ夢は 途方もない夢で 一番遠いと思ったから 選んだ 少し無理かとちょっとひるんだが 駄目で元々と歩き出す  くよくよするな 笑いとばせ 夜は悩まずに寝るが良い 明日 拓ける 道もあろう 明けない夜などあるものか そのうちきっと 報われるだろう 不器用に咲く君の花が良い  君が選んだ人は 優しい人で 一番好きだと思ったから 選んだ 誰に告げよかちょっと照れたので 水辺の蜻蛉にちょっと告げた  君が選んだ道は 険しい道で 一番綺麗と思ったから 選んだ 少しきついとちょっと疲れるが いずこも同じだと汗をかく  がっかりするな 笑いとばせ なんとかなるさと言い聞かせ 一所懸命 暮らしてる 止まない雨などあるものか 必ずいつか 報われるだろう 不器用に咲く君の花が良い 不器用に咲く君の花が良い
神の恵み~A Day of Providence~ひとつ忘れてはいけないことは 僕たちは戦争に負けた国に生まれたってこと どういう意味かは人によって少しずつ違うけれど この事実だけは 誰にも違わないってこと  魚雷艇に乗っていたハンサムな兵士が 戦勝国のリーダーになった頃のこと 「神の恵み」という名の戦艦が僕の町に来て 白い服を着た大きな人たちが町に溢れた  A Day of Providence 子供達は船に群がり 親切な兵士達に “give me”と 小声で悲しく歌ってた A Day of Providence ポケットはチョコレートで膨らみ ひきかえに こころは しぼんでいったよ 青い空だった  あの爆弾をこの町に落とした人が 今度は僕たちの国を護っていると聞かされて 僕には どういう意味だか 呑み込めなかったんだ そう、もう少し大人になる迄は  何故そうなったのかは判らないんだけれど 僕が大人になるにつれて この国はひどくなった 「わがまま」と「自由」との境目がどんどんぼやけてゆき 「おとな」が「こども」になり 「子供」が「大人」になった  国を語れば“left”からブーイング 平和を歌えば“right”からクレーム こんな風に僕の言葉は 怪しげに変わって行く 美しい言葉は この国の誇りだったのに  A Day of Providence 自由になったはずだった 親切な白い人が“trust me”と 小声で優しく歌ってた A Day of Providence 大人達は誇りを失い ひきかえにチョコレートを 神棚に飾った  これからの子供達に伝えてゆこう 僕たちの間違いを繰り返さぬように 二度と戦わないという強い意志と共に 二度と魂を売り渡さない勇気を  これからの子供達に伝えてゆこう これからの大人達に伝えてゆこう 間違いをただすために未来はあるのだと 未来こそが「神の恵み」そのものだということを  A Day of Providence この美しい季節の中で 本当の僕たちの笑顔を 作り直せばいい A Day of Providence この美しい星に生まれて いつの日か永遠の平和を君が手にするために いつの日か永遠の笑顔を君が抱きしめるためにさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦ひとつ忘れてはいけないことは 僕たちは戦争に負けた国に生まれたってこと どういう意味かは人によって少しずつ違うけれど この事実だけは 誰にも違わないってこと  魚雷艇に乗っていたハンサムな兵士が 戦勝国のリーダーになった頃のこと 「神の恵み」という名の戦艦が僕の町に来て 白い服を着た大きな人たちが町に溢れた  A Day of Providence 子供達は船に群がり 親切な兵士達に “give me”と 小声で悲しく歌ってた A Day of Providence ポケットはチョコレートで膨らみ ひきかえに こころは しぼんでいったよ 青い空だった  あの爆弾をこの町に落とした人が 今度は僕たちの国を護っていると聞かされて 僕には どういう意味だか 呑み込めなかったんだ そう、もう少し大人になる迄は  何故そうなったのかは判らないんだけれど 僕が大人になるにつれて この国はひどくなった 「わがまま」と「自由」との境目がどんどんぼやけてゆき 「おとな」が「こども」になり 「子供」が「大人」になった  国を語れば“left”からブーイング 平和を歌えば“right”からクレーム こんな風に僕の言葉は 怪しげに変わって行く 美しい言葉は この国の誇りだったのに  A Day of Providence 自由になったはずだった 親切な白い人が“trust me”と 小声で優しく歌ってた A Day of Providence 大人達は誇りを失い ひきかえにチョコレートを 神棚に飾った  これからの子供達に伝えてゆこう 僕たちの間違いを繰り返さぬように 二度と戦わないという強い意志と共に 二度と魂を売り渡さない勇気を  これからの子供達に伝えてゆこう これからの大人達に伝えてゆこう 間違いをただすために未来はあるのだと 未来こそが「神の恵み」そのものだということを  A Day of Providence この美しい季節の中で 本当の僕たちの笑顔を 作り直せばいい A Day of Providence この美しい星に生まれて いつの日か永遠の平和を君が手にするために いつの日か永遠の笑顔を君が抱きしめるために
秘密きみにはじめて くちづけたのは 夏の手前の 俄雨のあと 草の匂いを 運ぶ風と 明日から来る 夏休みの校舎  何処か遠くで 梅雨の終わりの 雷の音が 聞こえた気がして 耳を澄ませば きみと ぼくの 胸の鼓動 それとも全て 夢  きらめく一瞬の ときめきを残して  きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 午後  次に会えたら どんな風に 振る舞えばいいか 長い休みを 気もそぞろに やがて香る 秋風に 尋ねつづけてた日々  第二学期に けれどもきみは 帰らなかった ぼくの隣の きみの机の 広さがぼくの 宇宙を呑み込んだようで  きらめく一瞬の ときめきを残して  きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 秋  きみの名前を 胸の奥で 呟いたとき こみ上げる想いに 涙あふれて 秘密は 永遠に 閉じた  きみにはじめて くちづけたのはさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄きみにはじめて くちづけたのは 夏の手前の 俄雨のあと 草の匂いを 運ぶ風と 明日から来る 夏休みの校舎  何処か遠くで 梅雨の終わりの 雷の音が 聞こえた気がして 耳を澄ませば きみと ぼくの 胸の鼓動 それとも全て 夢  きらめく一瞬の ときめきを残して  きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 午後  次に会えたら どんな風に 振る舞えばいいか 長い休みを 気もそぞろに やがて香る 秋風に 尋ねつづけてた日々  第二学期に けれどもきみは 帰らなかった ぼくの隣の きみの机の 広さがぼくの 宇宙を呑み込んだようで  きらめく一瞬の ときめきを残して  きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 秋  きみの名前を 胸の奥で 呟いたとき こみ上げる想いに 涙あふれて 秘密は 永遠に 閉じた  きみにはじめて くちづけたのは
君が選んだひとそう 約束したね もしもふたりが 違う道を歩く日が来ても どんなときにも 助け合えると それだけは 信じよう (Um~)全てを包むような 向日葵のような笑顔が 今日から 僕のものじゃないのは どこか とても切ないけれど 君が選んだひとの 笑顔を護れますように 苦しいときこそ 辛いときこそ その手を 離さないで  そう 白いドレスの 君の笑顔は 僕も見たことがないほどに この日の為に とっておきだね 妬けるほど 綺麗だよ (Um~)切ないはずなのに 何故か嬉し涙が溢れるよ 僕のことじゃないのに どこか とても幸せなんだ 不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく 苦しいときこそ 辛いときこそ いつでも 君の味方 生きてゆくことは 辛いことばかり けれどひとは 独りきりではない 君が選んだひとの 笑顔を護れますように 苦しいときこそ 辛いときこそ その手を 離さないで 不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく 君が選んだひとの 笑顔を護れますようにさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄そう 約束したね もしもふたりが 違う道を歩く日が来ても どんなときにも 助け合えると それだけは 信じよう (Um~)全てを包むような 向日葵のような笑顔が 今日から 僕のものじゃないのは どこか とても切ないけれど 君が選んだひとの 笑顔を護れますように 苦しいときこそ 辛いときこそ その手を 離さないで  そう 白いドレスの 君の笑顔は 僕も見たことがないほどに この日の為に とっておきだね 妬けるほど 綺麗だよ (Um~)切ないはずなのに 何故か嬉し涙が溢れるよ 僕のことじゃないのに どこか とても幸せなんだ 不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく 苦しいときこそ 辛いときこそ いつでも 君の味方 生きてゆくことは 辛いことばかり けれどひとは 独りきりではない 君が選んだひとの 笑顔を護れますように 苦しいときこそ 辛いときこそ その手を 離さないで 不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく 君が選んだひとの 笑顔を護れますように
驟雨忘れていた 梔子の香りそよいだ 多分あなたの 心に 気がついていた 受話器置いて 窓をあけて胸をふさいだ 音もなく降る雨の音に 怯えた 何処か遠い町へ行きたい 今すぐ 旅立つ 鳥になりたい そこであなただけを 想って生きよう 水辺に静かに 咲く花のように  忘れていた 梅の実が青く揺らいだ 子供の頃の自分を ふと思い出した 少しだけ 父と母に すまない気がした 音もなく吹く風の音に 疲れた 何処か遠い町へ行きたい 今すぐ 流れる 雲になりたい そこであなただけを 想って生きよう 水辺に静かに 咲く花のように  忘れていた 紫陽花は色を移した 多分あなたの 心にさだまさしさだまさしさだまさし吉田弥生忘れていた 梔子の香りそよいだ 多分あなたの 心に 気がついていた 受話器置いて 窓をあけて胸をふさいだ 音もなく降る雨の音に 怯えた 何処か遠い町へ行きたい 今すぐ 旅立つ 鳥になりたい そこであなただけを 想って生きよう 水辺に静かに 咲く花のように  忘れていた 梅の実が青く揺らいだ 子供の頃の自分を ふと思い出した 少しだけ 父と母に すまない気がした 音もなく吹く風の音に 疲れた 何処か遠い町へ行きたい 今すぐ 流れる 雲になりたい そこであなただけを 想って生きよう 水辺に静かに 咲く花のように  忘れていた 紫陽花は色を移した 多分あなたの 心に
クリスマス・ローズ思い出の輪郭が 少しずつほどけてくると 思い出は全て 美しくぼやける もののようね 久しぶりに あなたの 故郷を訪ねたら 何故だか あの頃よりも 暖かくて 泣きそうになるわ  金色の麦畑の中を ただまっすぐに 一筋の小径が 地平線まで 伸びていたね ふたりきりで 手をつなぎ 歩いたあの頃 その道は 「永遠」まで 続くと 信じていた  あなたと暮らした 小さな川の 畔の小さな家は あの頃のまま 時間を止めて 私を 待っていた  見知らぬ人がささやかに暮らしてる 家の庭の 片隅にはあの頃よりも大きく 育った 桜 桜、桜、あなたが 植えた花が あんなに 綺麗に 咲いているよ 嬉しくて 泣きそうになるわ  雪解けで水かさが増している 小さな川の 跳ね橋の上をゆくひとがそっと私を見ているわ 思い出とは こうして 振り返るだけでなく 昔を 許すために 少しずつ 育つものらしい  思い出したわ あの頃そっと 私が植えた花を 桜の下の 木陰のあたり ほら まだ咲いてる  まるであなたに 抱きしめられた あの日の私のように 涙を止めて 時間を止めて 私の クリスマス・ローズ  忘れないで 居てくれたのね 二人の クリスマス・ローズさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦思い出の輪郭が 少しずつほどけてくると 思い出は全て 美しくぼやける もののようね 久しぶりに あなたの 故郷を訪ねたら 何故だか あの頃よりも 暖かくて 泣きそうになるわ  金色の麦畑の中を ただまっすぐに 一筋の小径が 地平線まで 伸びていたね ふたりきりで 手をつなぎ 歩いたあの頃 その道は 「永遠」まで 続くと 信じていた  あなたと暮らした 小さな川の 畔の小さな家は あの頃のまま 時間を止めて 私を 待っていた  見知らぬ人がささやかに暮らしてる 家の庭の 片隅にはあの頃よりも大きく 育った 桜 桜、桜、あなたが 植えた花が あんなに 綺麗に 咲いているよ 嬉しくて 泣きそうになるわ  雪解けで水かさが増している 小さな川の 跳ね橋の上をゆくひとがそっと私を見ているわ 思い出とは こうして 振り返るだけでなく 昔を 許すために 少しずつ 育つものらしい  思い出したわ あの頃そっと 私が植えた花を 桜の下の 木陰のあたり ほら まだ咲いてる  まるであなたに 抱きしめられた あの日の私のように 涙を止めて 時間を止めて 私の クリスマス・ローズ  忘れないで 居てくれたのね 二人の クリスマス・ローズ
心の時代いつまでも夢を 追い続けていたい 誰でもがきっと おんなじだと思う でも夢まで遠い 果てしなく遠い 眠れない時代を 僕は生きてる  いつまでも君を 愛し続けていたい それはウソじゃない  でも少しだけ怖い 愛するって事の  ホントが判らない 愛せない時代を 僕は生きている  誰か教えてよ あきらめずに済むやりかたがあるなら せめて学び方を 生きることの意味と 素晴らしさを 一度きりの生命を ささやかに生きたい 君とふたりで  いつまでも笑顔 持ち続けていたい どんなに辛くても 少しもひるまずに でも笑顔が軽い 悲しいほど軽い 笑えない時代を 僕は生きてる  いつまでも君を 守り続けていたい それは心から でも少しだけ怖い 守り続ける事の ホントが判らない 護れない時代を 僕は生きている  誰か みつけてよ 誰も傷つけ合わない世界を 心の時代を 生きることの意味と美しさを 一度きりの生命を ひたすらに生きたい 君とふたりで  いつまでも夢を 追い続けていたい いつまでも君を 愛し続けていたいさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸いつまでも夢を 追い続けていたい 誰でもがきっと おんなじだと思う でも夢まで遠い 果てしなく遠い 眠れない時代を 僕は生きてる  いつまでも君を 愛し続けていたい それはウソじゃない  でも少しだけ怖い 愛するって事の  ホントが判らない 愛せない時代を 僕は生きている  誰か教えてよ あきらめずに済むやりかたがあるなら せめて学び方を 生きることの意味と 素晴らしさを 一度きりの生命を ささやかに生きたい 君とふたりで  いつまでも笑顔 持ち続けていたい どんなに辛くても 少しもひるまずに でも笑顔が軽い 悲しいほど軽い 笑えない時代を 僕は生きてる  いつまでも君を 守り続けていたい それは心から でも少しだけ怖い 守り続ける事の ホントが判らない 護れない時代を 僕は生きている  誰か みつけてよ 誰も傷つけ合わない世界を 心の時代を 生きることの意味と美しさを 一度きりの生命を ひたすらに生きたい 君とふたりで  いつまでも夢を 追い続けていたい いつまでも君を 愛し続けていたい
夢一色なにものにもとらわれることなく 君は君の空をゆけ わたしは力のすべてをかけて 君の空を護ろう 信じているから 愛する訳ではない 愛しているから 信じる訳でもない 同じ夢を追いかけて 同じ場所まで往きたい ただ一度だけの生命 夢一色に 染まれ  渡ることの出来ない河ならば わたしを橋にすればいい 暗闇に迷うことがあるなら わたしを燃やせばいい 許しているから 捧げる訳ではない 捧げているから 許せる訳でもない 同じ夢を積み上げて 同じ高さを生きたい ただ一度だけの恋よ 夢一色に 染まれ  同じ夢を追いかけて 同じ場所まで往きたい ただ一度だけの生命 夢一色に 染まれさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄なにものにもとらわれることなく 君は君の空をゆけ わたしは力のすべてをかけて 君の空を護ろう 信じているから 愛する訳ではない 愛しているから 信じる訳でもない 同じ夢を追いかけて 同じ場所まで往きたい ただ一度だけの生命 夢一色に 染まれ  渡ることの出来ない河ならば わたしを橋にすればいい 暗闇に迷うことがあるなら わたしを燃やせばいい 許しているから 捧げる訳ではない 捧げているから 許せる訳でもない 同じ夢を積み上げて 同じ高さを生きたい ただ一度だけの恋よ 夢一色に 染まれ  同じ夢を追いかけて 同じ場所まで往きたい ただ一度だけの生命 夢一色に 染まれ
Dream~愛を忘れない~Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない  澄み渡る信濃の空 君の夢の音 白銀の迷宮に 刻む夢の轍よ 時を越えて 胸に響く 君の笑顔と涙を 僕は忘れない 君と共にこの空に 架けた虹の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 愛を忘れない  はるかなる長野の風 君の夢の色 幻の銀盤に 刻む光の階 時を閉じて 心に届く 君の勇気と力を 僕は忘れない 君と共にこの空に 懸けた夢の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない  Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れないさだまさしさだまさしさだまさしDream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない  澄み渡る信濃の空 君の夢の音 白銀の迷宮に 刻む夢の轍よ 時を越えて 胸に響く 君の笑顔と涙を 僕は忘れない 君と共にこの空に 架けた虹の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 愛を忘れない  はるかなる長野の風 君の夢の色 幻の銀盤に 刻む光の階 時を閉じて 心に届く 君の勇気と力を 僕は忘れない 君と共にこの空に 懸けた夢の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない  Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない
空色の子守歌雲の上に 何がある 雲の上に 空がある 空の涯てに 何がある 大きな夢が 眠ってる  青い空に 風が吹く 青い風は どこへゆく 片想いの はぐれ雲 好きなあなたへ 連れてゆく  つらい時には 涙が出る 涙の向こうに 何がある 笑顔の似合う あなたがいる あなたは僕が 守ってく  海の上を 船がゆく 船の向こうに 陽が沈む 夕陽の涯てに 何がある 生まれ変われる 明日がくるさだまさしさだまさし山本直純山本直純雲の上に 何がある 雲の上に 空がある 空の涯てに 何がある 大きな夢が 眠ってる  青い空に 風が吹く 青い風は どこへゆく 片想いの はぐれ雲 好きなあなたへ 連れてゆく  つらい時には 涙が出る 涙の向こうに 何がある 笑顔の似合う あなたがいる あなたは僕が 守ってく  海の上を 船がゆく 船の向こうに 陽が沈む 夕陽の涯てに 何がある 生まれ変われる 明日がくる
夢のつづき疲れ果てて 動けない 誰にもあるけれど 立ちすくんだ 俺の夢を 見捨ててたまるものか あと少し もう少し 負けるな 俺の心 青空に 雨空に 笑顔で歌いながら ときめく心 熱い願い まだ忘れない まだ終わらせない  夢のつづき 見ようよ まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこう  あきらめて あきらめて あきらめきれなくて 掌に 燃え残る 夢はまだ死んじゃいない あと少し もう少し 負けるな 俺の心 星空に あの人に 恥ずかしくないように たった一度の この人生を まだ倒れない まだ終わらせない  夢のつづき 生きよう まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこう  夢のつづき 見ようよ まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこうさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸疲れ果てて 動けない 誰にもあるけれど 立ちすくんだ 俺の夢を 見捨ててたまるものか あと少し もう少し 負けるな 俺の心 青空に 雨空に 笑顔で歌いながら ときめく心 熱い願い まだ忘れない まだ終わらせない  夢のつづき 見ようよ まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこう  あきらめて あきらめて あきらめきれなくて 掌に 燃え残る 夢はまだ死んじゃいない あと少し もう少し 負けるな 俺の心 星空に あの人に 恥ずかしくないように たった一度の この人生を まだ倒れない まだ終わらせない  夢のつづき 生きよう まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこう  夢のつづき 見ようよ まだ間に合うから あと一歩だけ もう一歩だけ 歩いてゆこう
夢の樹の下で夢の樹の下で 今夜あなたに会えたら 美しい黒髪に 夢の花を飾りましょう  遠くにいてもあなたは いつも近くにいますよ 切ない恋のジレンマ 行きつ戻りつ  夢の樹の実をふたり 枝に腰掛けて食べましょう 甘い香りがするでしょう 思い通りの夢でしょう  暖かな温もりさえ 遠く感じる夜や 不安だらけで震える そんな夜もあるけれど  夢の種を蒔きましょう 明日きっと咲くように 綿毛が月の光に輝きながら あなたまで届くように  夢の樹の下でふたり 今夜きっと会いましょう 夢の樹の下は 暖かいでしょう 思い通りの夢でしょう 夢の樹の下で 会いましょうさだまさしさだまさし倉田信雄倉田信雄夢の樹の下で 今夜あなたに会えたら 美しい黒髪に 夢の花を飾りましょう  遠くにいてもあなたは いつも近くにいますよ 切ない恋のジレンマ 行きつ戻りつ  夢の樹の実をふたり 枝に腰掛けて食べましょう 甘い香りがするでしょう 思い通りの夢でしょう  暖かな温もりさえ 遠く感じる夜や 不安だらけで震える そんな夜もあるけれど  夢の種を蒔きましょう 明日きっと咲くように 綿毛が月の光に輝きながら あなたまで届くように  夢の樹の下でふたり 今夜きっと会いましょう 夢の樹の下は 暖かいでしょう 思い通りの夢でしょう 夢の樹の下で 会いましょう
もうひとつの人生別の人生が あったかも知れないと 鏡の中の自分を 見ながら思う日がある 今の生き方を 悔やむ訳ではなくって 決して自分の心を 諦めるのじゃなくって  やり直したいなどと 思いもしないけれど 逃げ出したいなどと 思いもしないけれど 子供の頃に 夢見た未来から 遠く遠く遠く遠く遠く離れて 少し切ない  もう梅雨が明ける 青空は広すぎる 君の寝顔に罪は 何もないのだけれど  ららららら…  別の人生が あったかも知れないと 朝起きたときに思う 雨の日もあるけれど 今の人生を 恥じるつもりなどないし 薄笑い浮かべて 誤魔化してたまるものか  もう一度なんて 思いもしないけれど もしかしたらなんて 思いもしないけれど 子供の頃に 夢見た自分から 遠く遠く遠く遠く遠く離れて 少し切ない  きっと誰だって 燃え残る夢を抱いて 自分しか聞こえない 唄を歌ってるんだろう  ららららら…  別の人生が あったかも知れないが 俺はこんなふうに 思うことにしてるんだ もしも何回も 生まれ変わったとしても 今の自分が多分 一番好きだろうと  ららららら…さだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄・さだまさし別の人生が あったかも知れないと 鏡の中の自分を 見ながら思う日がある 今の生き方を 悔やむ訳ではなくって 決して自分の心を 諦めるのじゃなくって  やり直したいなどと 思いもしないけれど 逃げ出したいなどと 思いもしないけれど 子供の頃に 夢見た未来から 遠く遠く遠く遠く遠く離れて 少し切ない  もう梅雨が明ける 青空は広すぎる 君の寝顔に罪は 何もないのだけれど  ららららら…  別の人生が あったかも知れないと 朝起きたときに思う 雨の日もあるけれど 今の人生を 恥じるつもりなどないし 薄笑い浮かべて 誤魔化してたまるものか  もう一度なんて 思いもしないけれど もしかしたらなんて 思いもしないけれど 子供の頃に 夢見た自分から 遠く遠く遠く遠く遠く離れて 少し切ない  きっと誰だって 燃え残る夢を抱いて 自分しか聞こえない 唄を歌ってるんだろう  ららららら…  別の人生が あったかも知れないが 俺はこんなふうに 思うことにしてるんだ もしも何回も 生まれ変わったとしても 今の自分が多分 一番好きだろうと  ららららら…
So It's a 大丈夫 Day大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day  頑張って何度も考えたんだけど やっぱりどう考えても君が好き 想えば想うだけ 想いが増えてゆく その都度少しずつ また君に惹かれてく  叶わぬ恋だと思えば尚更のこと 一方通行のエスカレーターで どんどん高く遠くまで こころが運ばれて 当然足など地に着いてない  夢見るだけでは動かない 傷つくことなど恐れない 倒れるなら前へ 前へと 背中につっかい棒  大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day 大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 するするする どうにかする 大丈夫 Day  誰もが本当は不安だらけの毎日 助けてくれって叫び出したい程 逃げ出したくても逃げ出せない 息苦しくても人間だもの まさか息をせずには生きられない  あと少しあと少しだけと頑張ってる あいつをみんなで褒めようじゃないか 肩の力を抜いて にっこり笑ってごらん ほら器量は十倍 力は百倍だぜ  今日を悔やんでもしょうがない 明日を恐れていちゃ意味がない 倒れるなら前へ 前へと 背中につっかい棒  大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day 大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 するするする どうにかする 大丈夫 Dayさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day  頑張って何度も考えたんだけど やっぱりどう考えても君が好き 想えば想うだけ 想いが増えてゆく その都度少しずつ また君に惹かれてく  叶わぬ恋だと思えば尚更のこと 一方通行のエスカレーターで どんどん高く遠くまで こころが運ばれて 当然足など地に着いてない  夢見るだけでは動かない 傷つくことなど恐れない 倒れるなら前へ 前へと 背中につっかい棒  大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day 大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 するするする どうにかする 大丈夫 Day  誰もが本当は不安だらけの毎日 助けてくれって叫び出したい程 逃げ出したくても逃げ出せない 息苦しくても人間だもの まさか息をせずには生きられない  あと少しあと少しだけと頑張ってる あいつをみんなで褒めようじゃないか 肩の力を抜いて にっこり笑ってごらん ほら器量は十倍 力は百倍だぜ  今日を悔やんでもしょうがない 明日を恐れていちゃ意味がない 倒れるなら前へ 前へと 背中につっかい棒  大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 なるなるなる どうにかなる 大丈夫 Day 大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 するするする どうにかする 大丈夫 Day
素直になりたくて素直になりたくて 一人旅に出た 見栄も意地も捨てて 一人きりで泣きたくて  海に沈む夕日 ドラマみたいに見送れば 照れくさそうな 茜雲が 夜に融けてゆく  ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ そのひとつひとつに 人が暮らしてる 喜び悲しみ揺れる心を抱いて 誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると 気づいたよ  素直になれなくて 大空狭くしてた 水が流れるように 生きてゆきたくなった  素直になりたくて 出さない手紙を書いた 夢や恋や生命 照れずに声に出したくて  夜空見上げたなら 折から十三夜 火照る心冷ますように 空を雲が行く  明日は山へ行き 大きな木を抱きしめて このちいさな生命 問いかけてみるか 生きるということに 妙に力むのはやめて 少し自分を許しても 良いんじゃないかと 涙がこぼれた  素直になれなくて 自分を傷つけてた 風に吹かれるように 生きてゆきたくなった  ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ そのひとつひとつに 人が暮らしてる 喜び悲しみ揺れる心を抱いて 誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると 気づいたよ  素直になりたくて 一人旅に出た 水が流れるように 生きてゆきたくなったさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄・さだまさし素直になりたくて 一人旅に出た 見栄も意地も捨てて 一人きりで泣きたくて  海に沈む夕日 ドラマみたいに見送れば 照れくさそうな 茜雲が 夜に融けてゆく  ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ そのひとつひとつに 人が暮らしてる 喜び悲しみ揺れる心を抱いて 誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると 気づいたよ  素直になれなくて 大空狭くしてた 水が流れるように 生きてゆきたくなった  素直になりたくて 出さない手紙を書いた 夢や恋や生命 照れずに声に出したくて  夜空見上げたなら 折から十三夜 火照る心冷ますように 空を雲が行く  明日は山へ行き 大きな木を抱きしめて このちいさな生命 問いかけてみるか 生きるということに 妙に力むのはやめて 少し自分を許しても 良いんじゃないかと 涙がこぼれた  素直になれなくて 自分を傷つけてた 風に吹かれるように 生きてゆきたくなった  ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ そのひとつひとつに 人が暮らしてる 喜び悲しみ揺れる心を抱いて 誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると 気づいたよ  素直になりたくて 一人旅に出た 水が流れるように 生きてゆきたくなった
Kana-shimi橋柳川は並倉の赤煉瓦 殿の御花の白壁に 叶わぬ恋を捨てに来た 折から不意に忍雨 この恋を最後にもう二度と 渡らないと誓ったのに Kana-shimi橋で袖を引く あの日恋しと咲く躑躅  見送るばかりの切ない恋でした 捕まえられる筈もない恋でした 一度立ち止まってくれたというのに 手を振ってしまった Kana-shimi橋  掘割の小舟の紅い傘 花嫁の真白の綿帽子 水に映る柳の碧 町に似合いの花曇り 叶う恋あれば叶わぬ恋 幸せあればふしあわせ Kana-shimi橋ですれ違う 咲くはずもない桐の花  見つめるばかりの切ない恋でした 抱きしめられたい哀しい恋でした 答えなど分かってはいるけれど もう一度聞いてみたい  見送るばかりの切ない恋でした 捕まえられる筈もない恋でした 一度立ち止まってくれたというのに 手を振ってしまった Kana-shimi橋  嗚呼 恋を弔い 夢を弔い 生まれ変わりましょう 嗚呼 忘れ得ぬ人 忘れ行く人 時は過ぎてゆく  嗚呼 恋を弔い 夢を弔い 別の人になる 嗚呼 さよならさよならと白い雲が流れゆく ひとり Kana-shimi橋さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸柳川は並倉の赤煉瓦 殿の御花の白壁に 叶わぬ恋を捨てに来た 折から不意に忍雨 この恋を最後にもう二度と 渡らないと誓ったのに Kana-shimi橋で袖を引く あの日恋しと咲く躑躅  見送るばかりの切ない恋でした 捕まえられる筈もない恋でした 一度立ち止まってくれたというのに 手を振ってしまった Kana-shimi橋  掘割の小舟の紅い傘 花嫁の真白の綿帽子 水に映る柳の碧 町に似合いの花曇り 叶う恋あれば叶わぬ恋 幸せあればふしあわせ Kana-shimi橋ですれ違う 咲くはずもない桐の花  見つめるばかりの切ない恋でした 抱きしめられたい哀しい恋でした 答えなど分かってはいるけれど もう一度聞いてみたい  見送るばかりの切ない恋でした 捕まえられる筈もない恋でした 一度立ち止まってくれたというのに 手を振ってしまった Kana-shimi橋  嗚呼 恋を弔い 夢を弔い 生まれ変わりましょう 嗚呼 忘れ得ぬ人 忘れ行く人 時は過ぎてゆく  嗚呼 恋を弔い 夢を弔い 別の人になる 嗚呼 さよならさよならと白い雲が流れゆく ひとり Kana-shimi橋
永遠まで月のしずくをその手に すくえそうな晩は 深く眠りましょう  遅れてきた恋ならそれは きっと長い長い恋になるでしょう  熱くとろける短い恋でなく 時を急ぐ風のよな恋でなく  よりそう木漏れ日に道を尋ねる 旅人のようにゆうらゆうら 恋しましょう  永遠までは まだ日は長い  夢の中でも虹の七色が 数えられる夜は眠れない  自分本位の恋の不安を 数えだしたら長い夜になる  傷に怯える短い恋でなく 憧れのよな儚い恋でなく  涯てなく広い海原をたゆとう 木ぎれのようにゆうらゆうら 恋しましょう  永遠までは まだ時間はある  月のしずくをその手に すくえそうな晩は 深く眠りましょう  遅れてきた恋ならそれは きっと長い長い恋になるでしょうさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄月のしずくをその手に すくえそうな晩は 深く眠りましょう  遅れてきた恋ならそれは きっと長い長い恋になるでしょう  熱くとろける短い恋でなく 時を急ぐ風のよな恋でなく  よりそう木漏れ日に道を尋ねる 旅人のようにゆうらゆうら 恋しましょう  永遠までは まだ日は長い  夢の中でも虹の七色が 数えられる夜は眠れない  自分本位の恋の不安を 数えだしたら長い夜になる  傷に怯える短い恋でなく 憧れのよな儚い恋でなく  涯てなく広い海原をたゆとう 木ぎれのようにゆうらゆうら 恋しましょう  永遠までは まだ時間はある  月のしずくをその手に すくえそうな晩は 深く眠りましょう  遅れてきた恋ならそれは きっと長い長い恋になるでしょう
生きることの1/3生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来てるはずさ  きっときっと生きることは そんな風なものなんだ 泣きすぎても 悔しすぎても 笑いすぎても きっといけないのだろう  1/3は何処まで行っても 割り切れることがないように 生きるということも 何処まで行っても 割り切れないのかな  きっと人を愛しながら きっと人を憎みながら その手のひらに 最後に残る 1/3は きっと笑顔なんだろう  生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来ているさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来てるはずさ  きっときっと生きることは そんな風なものなんだ 泣きすぎても 悔しすぎても 笑いすぎても きっといけないのだろう  1/3は何処まで行っても 割り切れることがないように 生きるということも 何処まで行っても 割り切れないのかな  きっと人を愛しながら きっと人を憎みながら その手のひらに 最後に残る 1/3は きっと笑顔なんだろう  生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来ている
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大きな森の小さな伝説お前と一緒になったあとは 二人で大きな森へ行き 小さな小さな家を建てるのだ 丸太小屋に煙突つけて  森のシマリスやキツツキは 素敵な隣人になるだろうが 別に怖いわけじゃ無いが ヘビだけは苦手だからお前よろしく  それからお前は川へお洗濯に 俺は山へ炭焼きに お前大声で下手な歌を歌う 俺は切り株でヴァイオリン  子供が出来たら勉強は 適当でよいから健康で 野兎追いかけ野菜を育てて 空と土とを愛するように  俺がブナの木やヒッコリーで 美味しい薫製作るから 別に怖いわけじゃ無いが ゴキブリは苦手なのでお前らよろしく  鹿肉の塩の加減覚えたなら 魚釣りを教えよう 明るく輝く瞳の子供達よ 爽やかで勇気があるように  地震 雷に 火事 嵐 力を合わせて乗り越えよう 誰かが病気になった時は 俺が担心で町の医者まで走る  花が咲いたなら野苺や キノコを採りに出かけよう 本当は怖いけれど森の熊だけは 俺に任せてみんなは逃げるように  月に誘われて 夜は丘に登り みんなで星を数える 雨の降る夜は窓辺にランプ灯し 静かに語り合うのさ  時は流れて全てを変えるだろう 子供は巣立ってゆき 俺とお前の二人に戻るだろう 初めの頃のように  お前は相変わらず川へお洗濯に 俺は山へ芝刈りに お前大声で下手な歌を歌う 俺は切り株でヴァイオリン  大きな森の片隅で 綴る俺達の物語 小さな小さな伝説として 子供が語り継ぐだろう  俺達が居なくなっても 子供達よ胸を張って 俺達の墓を乗り越えて行け 新しい伝説のために  さだまさしさだまさしさだまさし山本直純お前と一緒になったあとは 二人で大きな森へ行き 小さな小さな家を建てるのだ 丸太小屋に煙突つけて  森のシマリスやキツツキは 素敵な隣人になるだろうが 別に怖いわけじゃ無いが ヘビだけは苦手だからお前よろしく  それからお前は川へお洗濯に 俺は山へ炭焼きに お前大声で下手な歌を歌う 俺は切り株でヴァイオリン  子供が出来たら勉強は 適当でよいから健康で 野兎追いかけ野菜を育てて 空と土とを愛するように  俺がブナの木やヒッコリーで 美味しい薫製作るから 別に怖いわけじゃ無いが ゴキブリは苦手なのでお前らよろしく  鹿肉の塩の加減覚えたなら 魚釣りを教えよう 明るく輝く瞳の子供達よ 爽やかで勇気があるように  地震 雷に 火事 嵐 力を合わせて乗り越えよう 誰かが病気になった時は 俺が担心で町の医者まで走る  花が咲いたなら野苺や キノコを採りに出かけよう 本当は怖いけれど森の熊だけは 俺に任せてみんなは逃げるように  月に誘われて 夜は丘に登り みんなで星を数える 雨の降る夜は窓辺にランプ灯し 静かに語り合うのさ  時は流れて全てを変えるだろう 子供は巣立ってゆき 俺とお前の二人に戻るだろう 初めの頃のように  お前は相変わらず川へお洗濯に 俺は山へ芝刈りに お前大声で下手な歌を歌う 俺は切り株でヴァイオリン  大きな森の片隅で 綴る俺達の物語 小さな小さな伝説として 子供が語り継ぐだろう  俺達が居なくなっても 子供達よ胸を張って 俺達の墓を乗り越えて行け 新しい伝説のために  
聖夜こんなに 静かな 雪のふる夜は 私の心だけ 故郷へ帰る  みんなは 元気で暮らしているか 私の おもいが 聞こえるだろうか  静かに 静かに 雪のふる夜は 私の 愛だけが 道にまよう  さだまさしさだまさしさだまさし山本直純こんなに 静かな 雪のふる夜は 私の心だけ 故郷へ帰る  みんなは 元気で暮らしているか 私の おもいが 聞こえるだろうか  静かに 静かに 雪のふる夜は 私の 愛だけが 道にまよう  
坂のある町海辺の坂のある町で 二人ある日出会った あなたは珈琲店の窓辺の陽だまりで 静かに海をみてた  それから高台に登り 船の汽笛を聴いた あなたがいつかひとりで遠くへ行ってしまう その時そんな気がした  びいどろ細工の指輪は 壊れ易いと分かっていても 好きなものは好きと思いたかった 今日の喜びと明日の悲しみを比べて 選びなおす程に 利口にだけはなりたくなかった  そうして坂のある町で あなたを愛し始めた  青空 坂の上の雲 あなたの好きな風景 あなたがこの町を出て行くと決めた日は 季節の雨が降ってた  必ず迎えに来るから あなたのそんな言葉 嘘ではないけど決して本当でもないと その時そんな気がした  びいどろ細工の知恵の輪を はずす時みたいなまなざしで あなた私をみつめてた 今日の悲しみと明日の希望をすりかえて 笑ってあげられる程 いつか利口になってしまってた  青空 坂の上の雲 独りで海をみてるさだまさしさだまさしさだまさし海辺の坂のある町で 二人ある日出会った あなたは珈琲店の窓辺の陽だまりで 静かに海をみてた  それから高台に登り 船の汽笛を聴いた あなたがいつかひとりで遠くへ行ってしまう その時そんな気がした  びいどろ細工の指輪は 壊れ易いと分かっていても 好きなものは好きと思いたかった 今日の喜びと明日の悲しみを比べて 選びなおす程に 利口にだけはなりたくなかった  そうして坂のある町で あなたを愛し始めた  青空 坂の上の雲 あなたの好きな風景 あなたがこの町を出て行くと決めた日は 季節の雨が降ってた  必ず迎えに来るから あなたのそんな言葉 嘘ではないけど決して本当でもないと その時そんな気がした  びいどろ細工の知恵の輪を はずす時みたいなまなざしで あなた私をみつめてた 今日の悲しみと明日の希望をすりかえて 笑ってあげられる程 いつか利口になってしまってた  青空 坂の上の雲 独りで海をみてる
飛沫ある雨の朝のこと 少年が 傘を差して 立っていた  おつかいの帰り道かな 信号のない 道端で 立っていた  笑顔で片手を高く上げて 雨の中で 飛沫を浴びて 立っていた  何故 停まってあげなかったんだろう?さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ある雨の朝のこと 少年が 傘を差して 立っていた  おつかいの帰り道かな 信号のない 道端で 立っていた  笑顔で片手を高く上げて 雨の中で 飛沫を浴びて 立っていた  何故 停まってあげなかったんだろう?
風炎一雨過ぎて ついぞ桜と別れたばかり 黄砂朧に 吹き抜く風炎の風模様 花の色は ゆらゆら移りゆく 胸は しくしく痛みます 名も無い川に 花びら敷き詰めて 夢の名残の花筏 さよなら 君  ふたとせ前の あの日も風炎の遅い春 君と重ねた 寸分違わぬ恋の色 あはれあはれ ほろほろ思い出は 胸に ひりひり刻みます たった一度の 恋なら尚更に 時の狭間に 埋めましょか さよなら 夢  君の声も 君の指も 君の唇も 君の瞳も 君のぬくもりも 君の笑顔も いつか忘れて しまうかしらさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸一雨過ぎて ついぞ桜と別れたばかり 黄砂朧に 吹き抜く風炎の風模様 花の色は ゆらゆら移りゆく 胸は しくしく痛みます 名も無い川に 花びら敷き詰めて 夢の名残の花筏 さよなら 君  ふたとせ前の あの日も風炎の遅い春 君と重ねた 寸分違わぬ恋の色 あはれあはれ ほろほろ思い出は 胸に ひりひり刻みます たった一度の 恋なら尚更に 時の狭間に 埋めましょか さよなら 夢  君の声も 君の指も 君の唇も 君の瞳も 君のぬくもりも 君の笑顔も いつか忘れて しまうかしら
アパート物語初めて暮らしたアパートは きつい西日の安い部屋 お前と寄り添い暮らすには それでも手頃な部屋だった  隣は貧しい画学生 廊下まで絵の具を匂わせて いつでも腹を空かしてたっけ お前の料理に救われていた  人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている  いつしかお前は絵描きに惚れて ひっそり二人で出ていった 忘れていった絵の具のような サンドベージュの空の日に  あの後 名画座の客席で たったひとりで泣いたっけ 少しも恨んじゃいないんだ お前が一番苦しんだはず  仕事帰りに坂の下から ふたりの窓の明かりが見えた 短いけれど 貧しいけれど 幸せだった 春のこと  人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている  夜になれば夜空の 星より沢山の 家の窓辺に灯が点る ひとつひとつに 生命とそれから それぞれの物語(ドラマ)がある 悲しみ 喜び 泣いて 笑って 誰もが必死に 生きている  生きてゆくという そのことは 本当はとてもささやかなこと そんな風に思えるような 穏やかな 秋のことさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸初めて暮らしたアパートは きつい西日の安い部屋 お前と寄り添い暮らすには それでも手頃な部屋だった  隣は貧しい画学生 廊下まで絵の具を匂わせて いつでも腹を空かしてたっけ お前の料理に救われていた  人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている  いつしかお前は絵描きに惚れて ひっそり二人で出ていった 忘れていった絵の具のような サンドベージュの空の日に  あの後 名画座の客席で たったひとりで泣いたっけ 少しも恨んじゃいないんだ お前が一番苦しんだはず  仕事帰りに坂の下から ふたりの窓の明かりが見えた 短いけれど 貧しいけれど 幸せだった 春のこと  人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている  夜になれば夜空の 星より沢山の 家の窓辺に灯が点る ひとつひとつに 生命とそれから それぞれの物語(ドラマ)がある 悲しみ 喜び 泣いて 笑って 誰もが必死に 生きている  生きてゆくという そのことは 本当はとてもささやかなこと そんな風に思えるような 穏やかな 秋のこと
城のある町春は お城に花吹雪 ぼんぼりに淡い明かり灯る いにしえに石垣をひとつひとつ 積み上げた誰かを偲ぶ頃  城のある町で 生まれたから 辛いときには 坂道のぼれ 見返り坂を抜けて 振り向けば どうにかなるさと 瀬戸の青い海  夏は 白壁に赤い色 あなたの手の団扇が風を呼ぶよ 虫送り 夜空に遠花火 踊りの宴 やがて地蔵盆  城のある町で 生まれたから 嬉しいときにも 坂道のぼれ 潮湧く瀬戸は 光りに揺れて あれは北前船か さて幻か  秋は 月見の天守閣 ふと暖をとるや月菜汁 冬も 変わらぬ讃岐富士 金刀比羅へ向かう遍路みち  城のある町で 生まれたから 悲しいときこそ 坂道のぼれ 二の丸越しに 明日が見える 石垣の向こうに すぐ春が来る  城のある町で 生まれたから…さだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄春は お城に花吹雪 ぼんぼりに淡い明かり灯る いにしえに石垣をひとつひとつ 積み上げた誰かを偲ぶ頃  城のある町で 生まれたから 辛いときには 坂道のぼれ 見返り坂を抜けて 振り向けば どうにかなるさと 瀬戸の青い海  夏は 白壁に赤い色 あなたの手の団扇が風を呼ぶよ 虫送り 夜空に遠花火 踊りの宴 やがて地蔵盆  城のある町で 生まれたから 嬉しいときにも 坂道のぼれ 潮湧く瀬戸は 光りに揺れて あれは北前船か さて幻か  秋は 月見の天守閣 ふと暖をとるや月菜汁 冬も 変わらぬ讃岐富士 金刀比羅へ向かう遍路みち  城のある町で 生まれたから 悲しいときこそ 坂道のぼれ 二の丸越しに 明日が見える 石垣の向こうに すぐ春が来る  城のある町で 生まれたから…
天空の村に月が降る棚田の里に月が降る 三十三個の月が咲く 水無月末の満月の 螢きらきら散る夜に  君と二人で 声もなく 田毎の月を 見つめてた 幾何学模様に 並んだ稲の 水面かすめて 流れ星  あたかも雪が降るように 月夜の里は銀世界 幽かな風も無い夜に 天空の村に 月が降る  樹齢千年楠木の 足下石仏御宮社 祭間近の篝火に 神楽舞う人 美しき  薄墨色に 重ねた指の 君の細さに 息を呑む いずれ叶わぬ 恋ゆえに 螢焦がして 夢を焼く  余韻嫋々 啼く鳥の あれは羽音か 瀧の音 金色に塗り込められて 天空の村に 月が降るさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸棚田の里に月が降る 三十三個の月が咲く 水無月末の満月の 螢きらきら散る夜に  君と二人で 声もなく 田毎の月を 見つめてた 幾何学模様に 並んだ稲の 水面かすめて 流れ星  あたかも雪が降るように 月夜の里は銀世界 幽かな風も無い夜に 天空の村に 月が降る  樹齢千年楠木の 足下石仏御宮社 祭間近の篝火に 神楽舞う人 美しき  薄墨色に 重ねた指の 君の細さに 息を呑む いずれ叶わぬ 恋ゆえに 螢焦がして 夢を焼く  余韻嫋々 啼く鳥の あれは羽音か 瀧の音 金色に塗り込められて 天空の村に 月が降る
The Day After Tomorrow ~明後日まで~そんなに寂しかったの 自分のことも 見失うほど 孤独だったの そっと壊れてゆく 君の心を 見ていられないよ  今日は昨日の続きだったけど 明日流れが変わるかも知れないじゃない? 今まで辛かったその分の 笑顔を取り戻そうよ  The Day After Tomorrow 明後日まで もう少しだけ 生きてみようよ  夢見て夢に破れて 自分のことを あきらめてゆく それは違う この世に出口のない 入り口なんて ありはしないよ  今日は昨日の続きだったけど 明日流れが変わるかも知れないじゃない? 大丈夫孤独に怯えた日々を いつか懐かしむ時がくる  The Day After Tomorrow そのうちきっと 生命について わかる日が来るから  The Day After Tomorrow 明後日まで もう少しだけ 生きてみようよさだまさしさだまさしさだまさしそんなに寂しかったの 自分のことも 見失うほど 孤独だったの そっと壊れてゆく 君の心を 見ていられないよ  今日は昨日の続きだったけど 明日流れが変わるかも知れないじゃない? 今まで辛かったその分の 笑顔を取り戻そうよ  The Day After Tomorrow 明後日まで もう少しだけ 生きてみようよ  夢見て夢に破れて 自分のことを あきらめてゆく それは違う この世に出口のない 入り口なんて ありはしないよ  今日は昨日の続きだったけど 明日流れが変わるかも知れないじゃない? 大丈夫孤独に怯えた日々を いつか懐かしむ時がくる  The Day After Tomorrow そのうちきっと 生命について わかる日が来るから  The Day After Tomorrow 明後日まで もう少しだけ 生きてみようよ
舞姫一度だけ恋をした そのひとは旅人 何時の日か必ず 帰ると 約束した たまゆなの浅い夢と 仲間達は笑った 帰らない必ず そのひとはもう帰らないと その日から舞姫は 踊り続けて待ち続けてる それ以来誰の声にも 心を揺らさず  余りにも長すぎる 時を待ち続けたが 何一つ彼女は 変わらずに過ごした ある人は未練と言い ある人は健気と言い いつかしら彼女は 一途と呼ばれるようになる どんな日も舞姫は 踊り続けて待ち続けてる あれ以来誰の声にも 心を移さず  頼まれた訳じゃない 私が好きで待っている 待つことを不幸だと 思うあなたの方が不幸 意地でなく楽しみで待っているとしたなら 私はなんて幸せな人生だろう 私が待っている間は この恋決して嘘じゃない 待つことを止めたそのとき 恋は死んでしまう 舞姫は 笑って言う 愛した人を嘘つきと 呼ばせはしない この生命懸けて 恋を死なせはしない  「一途」と言う名の舞姫の 踊りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの  「一途」と言う名の舞姫の 蔭りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの ららら ららら らららさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸一度だけ恋をした そのひとは旅人 何時の日か必ず 帰ると 約束した たまゆなの浅い夢と 仲間達は笑った 帰らない必ず そのひとはもう帰らないと その日から舞姫は 踊り続けて待ち続けてる それ以来誰の声にも 心を揺らさず  余りにも長すぎる 時を待ち続けたが 何一つ彼女は 変わらずに過ごした ある人は未練と言い ある人は健気と言い いつかしら彼女は 一途と呼ばれるようになる どんな日も舞姫は 踊り続けて待ち続けてる あれ以来誰の声にも 心を移さず  頼まれた訳じゃない 私が好きで待っている 待つことを不幸だと 思うあなたの方が不幸 意地でなく楽しみで待っているとしたなら 私はなんて幸せな人生だろう 私が待っている間は この恋決して嘘じゃない 待つことを止めたそのとき 恋は死んでしまう 舞姫は 笑って言う 愛した人を嘘つきと 呼ばせはしない この生命懸けて 恋を死なせはしない  「一途」と言う名の舞姫の 踊りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの  「一途」と言う名の舞姫の 蔭りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの ららら ららら ららら
八ヶ岳に立つ野ウサギ諏訪湖を渡る風は もう春の匂いがします 元気ですか 今日も君は 何処かで歌っているのでしょう  六斗川沿いの 桜はまだまだ遠いね 今朝ほど診療所に来る鶯が やっと地鳴きを始めたところ  悪い風邪が流行り 実は僕も移されてね 看護婦に注射して貰い 僻地の患者を回っている  一昨日の夜中のこと 山二つ越えた村まで 呼び出されたら僕の方が 熱が高かった これは笑えるだろう?  都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生命について あるいは心について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ  診療室の壁は 相変わらず美術館 下手くそだけど子供達の 愛と真心で溢れてる  みんな大きくなって いつかこの町離れて まるで僕だけ一人廃校に 取り残された教師のようだよ  花の季節が過ぎ 短い夏が去って 秋になりすぐにまた 白い冬がやって来る  僻地の子供達や 老人の笑顔に 背中を押されて小さな医者は 今日も一所懸命に歩いています  都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生活(くらし)について あるいは涙について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ  君の歌に出てくる ライオンには ほど遠いけれど 心が健康であるように 誇りを忘れないように 今日からは 「八ヶ岳に立つ野ウサギ」と 自分で名乗ることにしたんださだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸諏訪湖を渡る風は もう春の匂いがします 元気ですか 今日も君は 何処かで歌っているのでしょう  六斗川沿いの 桜はまだまだ遠いね 今朝ほど診療所に来る鶯が やっと地鳴きを始めたところ  悪い風邪が流行り 実は僕も移されてね 看護婦に注射して貰い 僻地の患者を回っている  一昨日の夜中のこと 山二つ越えた村まで 呼び出されたら僕の方が 熱が高かった これは笑えるだろう?  都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生命について あるいは心について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ  診療室の壁は 相変わらず美術館 下手くそだけど子供達の 愛と真心で溢れてる  みんな大きくなって いつかこの町離れて まるで僕だけ一人廃校に 取り残された教師のようだよ  花の季節が過ぎ 短い夏が去って 秋になりすぐにまた 白い冬がやって来る  僻地の子供達や 老人の笑顔に 背中を押されて小さな医者は 今日も一所懸命に歩いています  都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生活(くらし)について あるいは涙について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ  君の歌に出てくる ライオンには ほど遠いけれど 心が健康であるように 誇りを忘れないように 今日からは 「八ヶ岳に立つ野ウサギ」と 自分で名乗ることにしたんだ
月蝕あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々の 送り囃子か 速神楽  遙かな山際の雲間には 稲妻かまさか流星か 今宵群れなす人々と あなたを送る 舟を出す  出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか ああ  暗闇散りばめた 舟を曳く 涙隠して 舟を押す 花火にまぎれて名を呼べば 思い出すのは 笑顔ばかり  振り仰げば夜空には赤い月 今宵月蝕の月明かり 翳れば満ちてゆく理も わたしの胸は ああ  出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか  あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々を 呼ぶ声遙か 夢祭さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々の 送り囃子か 速神楽  遙かな山際の雲間には 稲妻かまさか流星か 今宵群れなす人々と あなたを送る 舟を出す  出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか ああ  暗闇散りばめた 舟を曳く 涙隠して 舟を押す 花火にまぎれて名を呼べば 思い出すのは 笑顔ばかり  振り仰げば夜空には赤い月 今宵月蝕の月明かり 翳れば満ちてゆく理も わたしの胸は ああ  出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか  あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々を 呼ぶ声遙か 夢祭
最期の夢めくるめく恋に夢中だったあの頃 生きることで必死だったそんな頃 悲しくて恥ずかしい日々も いつかゆるやかに黄昏れてゆく  人は過去を哀しむべきなのだろうか それとも忘れ去るべきなのだろうか しあわせや不幸せなんて 自分で決めたら良いものなのに  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら  私はどんな夢が見たいと 願うのだろうか もしもその夢で私の生きた 意味が解るとしたら  本当に大事なものは目に見えないから 大切な人も失ってから気づくもの 甘くて美しい季節が 気づいたら過ぎ去っているように  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ過ちを 償わせてくれるというなら  私はなにを償いたいと 願うのだろうか もしもその事で誰かの心が 救われるとしたら  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら  あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思う  あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思うさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸めくるめく恋に夢中だったあの頃 生きることで必死だったそんな頃 悲しくて恥ずかしい日々も いつかゆるやかに黄昏れてゆく  人は過去を哀しむべきなのだろうか それとも忘れ去るべきなのだろうか しあわせや不幸せなんて 自分で決めたら良いものなのに  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら  私はどんな夢が見たいと 願うのだろうか もしもその夢で私の生きた 意味が解るとしたら  本当に大事なものは目に見えないから 大切な人も失ってから気づくもの 甘くて美しい季節が 気づいたら過ぎ去っているように  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ過ちを 償わせてくれるというなら  私はなにを償いたいと 願うのだろうか もしもその事で誰かの心が 救われるとしたら  やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら  あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思う  あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思う
瑠璃光振り向けば薬師寺東塔の 軒を貫く眉月に 折から深き暁暗の 山際幽か茜雲  君の手を朧に引きながら こころ波打つ春の暮 かはたれ時の鐘の音も すでに尽きたか西の京  道に迷った訳ではなくって 闇にはぐれた訳でもなくって 過去と未来のすれ違う 重なる時の十字路に 立ちすくむ 恋  振り仰ぐ薬師寺東塔の 一千二百有余年 一瞬のまた永遠の 沈黙のその交響曲(シンフォニア)  ふるえる指でたどる二人の 短く長い物語 秋篠川に写すのは すべての前かすべての後か  嘘を信じた訳ではなくって 真実(ほんとう)を疑る訳でもなくって 善と悪とが行き違う 逢魔ヶ辻の背中越し 立ち眩む 夢さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸振り向けば薬師寺東塔の 軒を貫く眉月に 折から深き暁暗の 山際幽か茜雲  君の手を朧に引きながら こころ波打つ春の暮 かはたれ時の鐘の音も すでに尽きたか西の京  道に迷った訳ではなくって 闇にはぐれた訳でもなくって 過去と未来のすれ違う 重なる時の十字路に 立ちすくむ 恋  振り仰ぐ薬師寺東塔の 一千二百有余年 一瞬のまた永遠の 沈黙のその交響曲(シンフォニア)  ふるえる指でたどる二人の 短く長い物語 秋篠川に写すのは すべての前かすべての後か  嘘を信じた訳ではなくって 真実(ほんとう)を疑る訳でもなくって 善と悪とが行き違う 逢魔ヶ辻の背中越し 立ち眩む 夢
September Moon~永遠という一瞬~酷く悲しい場面に心が凍り付く 摩天楼がゆっくり崩れ落ちる New York New York 人はいつまで こんな風に 傷つけ合うのだろうか  下弦の月が傾く東京 人ごとのように過ぎてゆく平和  君を抱きしめながら 涙こらえながら 見上げれば September Moon  酷く悲しい場面が繰り返される 爆撃と子供たちの笑顔 New York New York 信じることを 投げ出すのは あまりに悲しすぎる  永遠は一瞬の中にだけ 存在するものだと解ってるけど  生命(いのち)を歌うこと 愛を奏でること 決して あきらめない  君を抱きしめながら 涙こらえながら 見上げれば September Moonさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄酷く悲しい場面に心が凍り付く 摩天楼がゆっくり崩れ落ちる New York New York 人はいつまで こんな風に 傷つけ合うのだろうか  下弦の月が傾く東京 人ごとのように過ぎてゆく平和  君を抱きしめながら 涙こらえながら 見上げれば September Moon  酷く悲しい場面が繰り返される 爆撃と子供たちの笑顔 New York New York 信じることを 投げ出すのは あまりに悲しすぎる  永遠は一瞬の中にだけ 存在するものだと解ってるけど  生命(いのち)を歌うこと 愛を奏でること 決して あきらめない  君を抱きしめながら 涙こらえながら 見上げれば September Moon
ミスター・オールディーズミスター・オールディーズに会った 子供の頃から あこがれてたシンガー 足が震えたよ 港の側の場末の 小さなライブハウスで  ミスター・オールディーズが笑った 照れたように 嬉しいこと言うじゃないか 聴きなよボーイ あの頃よりずっと深い あの唄を聴かせるから  落ちぶれたと思ったろう? 確かに暮らし向きはそうさ でも判るだろう? 魂さえ売らなきゃ音楽は 落ちぶれなどしないものさ いろいろ衰えたけど 昔より良いことばかり 第一幸せだ 歳をとることは 悪いことばかりじゃない  ミスター・オールディーズが言った 聴きなよボーイ 誰でもいつか必ず 年寄りになるのさ そんなことは少しも 悲しいことじゃない  悲しいのはねボーイ 自分を哀れむことさ ね、判るだろう? 俺はあの頃より自分が好きさ 君もシンガーなら若いときに もてはやされて捨てられるがいい 一番大切なものに出会うためにね 歳をとることは 悪いことばかりじゃない  痺れてたあなたにミスター まばらな客席でミスター あの頃よりずっと大きくて新しい 生まれて初めて 早く歳をとりたいと心から あなたのようになりたいと 立ち上がって思わず叫んでた ブラボー ミスター・オールディーズさだまさしさだまさし倉田信雄倉田信雄ミスター・オールディーズに会った 子供の頃から あこがれてたシンガー 足が震えたよ 港の側の場末の 小さなライブハウスで  ミスター・オールディーズが笑った 照れたように 嬉しいこと言うじゃないか 聴きなよボーイ あの頃よりずっと深い あの唄を聴かせるから  落ちぶれたと思ったろう? 確かに暮らし向きはそうさ でも判るだろう? 魂さえ売らなきゃ音楽は 落ちぶれなどしないものさ いろいろ衰えたけど 昔より良いことばかり 第一幸せだ 歳をとることは 悪いことばかりじゃない  ミスター・オールディーズが言った 聴きなよボーイ 誰でもいつか必ず 年寄りになるのさ そんなことは少しも 悲しいことじゃない  悲しいのはねボーイ 自分を哀れむことさ ね、判るだろう? 俺はあの頃より自分が好きさ 君もシンガーなら若いときに もてはやされて捨てられるがいい 一番大切なものに出会うためにね 歳をとることは 悪いことばかりじゃない  痺れてたあなたにミスター まばらな客席でミスター あの頃よりずっと大きくて新しい 生まれて初めて 早く歳をとりたいと心から あなたのようになりたいと 立ち上がって思わず叫んでた ブラボー ミスター・オールディーズ
岬まで山から吹く風が 妙に心地良いでしょう 倶知安の空の雲は 温か色でしょう 短い夏だけど 慌てる事もない 旅や恋なんて 急ぐものじゃない  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ 来年の今頃には 会いに行くと 神威岬にハマナスが咲く頃  急がない旅なら のんびり ひと眠り 蝦夷富士を見上げながら 一杯やりましょう 人生という名の 一度きりの旅人 景色でも眺めながら ほろほろ歩く  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ どうやらこうやら 暮らしていると 神威岬のカモメにも よろしく  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ 約束通りに 迎えに行くと 神威岬の 霧が晴れた頃に  神威岬のハマナスが咲く頃さだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄山から吹く風が 妙に心地良いでしょう 倶知安の空の雲は 温か色でしょう 短い夏だけど 慌てる事もない 旅や恋なんて 急ぐものじゃない  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ 来年の今頃には 会いに行くと 神威岬にハマナスが咲く頃  急がない旅なら のんびり ひと眠り 蝦夷富士を見上げながら 一杯やりましょう 人生という名の 一度きりの旅人 景色でも眺めながら ほろほろ歩く  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ どうやらこうやら 暮らしていると 神威岬のカモメにも よろしく  岬まで行くなら あの娘に伝えてよ 約束通りに 迎えに行くと 神威岬の 霧が晴れた頃に  神威岬のハマナスが咲く頃
君の歌うラブソング君の歌う切ないラブソング ラジオから聞こえる 僕との恋の歌 今はもう過ぎ去りしラブソング すれ違う心を止められず別れたあの日  サヨナラの代わり 君に手渡されて そのまま読まずにいた手紙 そっと開けばそこに  添えられてた「もう一度だけ」の魔法のカード 明日は別れて二度目のクリスマスイブ  今更に聴き返すラブソング 僕だけに聞こえる魔法の呪文 「もう一度」そんな名前の港のカフェ 二人の懐かしい恋のふるさと  いつもの窓の 星の見える席で 今降り始めた雪を 眺めながら君を待てばさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄君の歌う切ないラブソング ラジオから聞こえる 僕との恋の歌 今はもう過ぎ去りしラブソング すれ違う心を止められず別れたあの日  サヨナラの代わり 君に手渡されて そのまま読まずにいた手紙 そっと開けばそこに  添えられてた「もう一度だけ」の魔法のカード 明日は別れて二度目のクリスマスイブ  今更に聴き返すラブソング 僕だけに聞こえる魔法の呪文 「もう一度」そんな名前の港のカフェ 二人の懐かしい恋のふるさと  いつもの窓の 星の見える席で 今降り始めた雪を 眺めながら君を待てば
春待峠白い 白い雪の下を 流れる水に 色とりどりの鯉 揺らいだ  青い 青い空を写し 流れる水に 君の淋しそうな 笑顔が揺れた  また会えるかな きっと会えるね 春待峠 去りゆくバスを 追いかけながら 走ったねきっと 雪どけの頃に 必ず  遠い 遠い君の心 尋ねるように 夢とりどりの恋 はじけた  強く 強く祈ったら いつか叶うかな 二人 手のぬくもりを 抱きしめる春  また会えるかな きっと会えるね 手を振りながら 声を限りに 叫んだ恋は 届いたかな 君が好きだと  また会えるかな きっと会えるね 春待峠 去りゆくバスを 追いかけながら 走ったねきっと 雪どけの頃に 必ずさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄白い 白い雪の下を 流れる水に 色とりどりの鯉 揺らいだ  青い 青い空を写し 流れる水に 君の淋しそうな 笑顔が揺れた  また会えるかな きっと会えるね 春待峠 去りゆくバスを 追いかけながら 走ったねきっと 雪どけの頃に 必ず  遠い 遠い君の心 尋ねるように 夢とりどりの恋 はじけた  強く 強く祈ったら いつか叶うかな 二人 手のぬくもりを 抱きしめる春  また会えるかな きっと会えるね 手を振りながら 声を限りに 叫んだ恋は 届いたかな 君が好きだと  また会えるかな きっと会えるね 春待峠 去りゆくバスを 追いかけながら 走ったねきっと 雪どけの頃に 必ず
非因果的連結(シンクロニシティ)子供の頃に僕は大きな鳥にあこがれてた あの山の向こうに広がる自由を夢見た どこまでも青い空を飛び続けたかった  青春を迎えて僕は恋にあこがれた 世界のどこかにいるはずの愛する人に 偶然を装う螺旋状の 非因果的連結(シンクロニシティ)  君はまだ 僕を知りもせず 出会う日を 待っている 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる 解らなくて 泣いた  大人になって僕は名誉と力を求めた 嘘も見栄も覚えて自分を傷つけただけ そして今大きな鳥にまたあこがれてる  大空を自由に飛びたい 何処までも 空高く 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる  大空を自由に飛びたい できるなら 君と二人で 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる 解らないけど 泣かないさだまさしさだまさし倉田信雄倉田信雄子供の頃に僕は大きな鳥にあこがれてた あの山の向こうに広がる自由を夢見た どこまでも青い空を飛び続けたかった  青春を迎えて僕は恋にあこがれた 世界のどこかにいるはずの愛する人に 偶然を装う螺旋状の 非因果的連結(シンクロニシティ)  君はまだ 僕を知りもせず 出会う日を 待っている 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる 解らなくて 泣いた  大人になって僕は名誉と力を求めた 嘘も見栄も覚えて自分を傷つけただけ そして今大きな鳥にまたあこがれてる  大空を自由に飛びたい 何処までも 空高く 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる  大空を自由に飛びたい できるなら 君と二人で 僕は誰 何のために生まれ 僕は何故 生きてる 解らないけど 泣かない
夢百合草(あるすとろめりあ)間違ってなどないからねと 誰かが言ってくれたら 少しは救われるかしら 一生一度のこの恋に 回る因果の糸車 紡ぐしあわせ不幸せ 夢見る夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと昨日を消しに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来い  あなただけしか見えないのじゃなくて あなただけしか見ないのです 少しは伝わるかしら 一生一度の恋故に 回る因果の糸車 紡ぐ喜び哀しみ 夢咲く夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと明日を置きに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来いさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸間違ってなどないからねと 誰かが言ってくれたら 少しは救われるかしら 一生一度のこの恋に 回る因果の糸車 紡ぐしあわせ不幸せ 夢見る夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと昨日を消しに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来い  あなただけしか見えないのじゃなくて あなただけしか見ないのです 少しは伝わるかしら 一生一度の恋故に 回る因果の糸車 紡ぐ喜び哀しみ 夢咲く夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと明日を置きに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来い
勇気凛凛 ~故 加藤シヅエ先生に捧ぐ~小さな事で少しも うじうじすることなどなく つらいときこそ明るく いつもいつも笑っている 心広く情け深く 安売りせず高ぶらずに 敵には強く味方には頼もしくて大きい  そんな人に あなたならなれる 夢を捨てず 夢に溺れず 二人支え合って歩く いつか そこにたどり着ける 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  裏表を使い分けず 手柄は譲り恩は着せず 陰口など決して言わず 洒落はわかりすぎるくらい 女に弱かったり 欠点は幾らもあるけど 傷のない人は他の人の 痛みに気づかぬもの  忘れないで いつも信じてる 日本中が敵でも 私は味方 花を咲かせます あなたに いつか日本一大きな 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  ほころびは繕えばいい 傷は癒し合えばいい あなたに出会えて良かった 私の特技はあなただけ いつの日か別れの時涙ちゃんと二つこぼして ありがとうと一番いい顔で 笑って言うからね  忘れないで いつも支えてる 世界中が敵でも 私は味方 花を咲かせます あなたに きっと世界一綺麗な 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  花を咲かせます あなたに いつか夢にたどり着ける 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなたさだまさしさだまさしさだまさし小さな事で少しも うじうじすることなどなく つらいときこそ明るく いつもいつも笑っている 心広く情け深く 安売りせず高ぶらずに 敵には強く味方には頼もしくて大きい  そんな人に あなたならなれる 夢を捨てず 夢に溺れず 二人支え合って歩く いつか そこにたどり着ける 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  裏表を使い分けず 手柄は譲り恩は着せず 陰口など決して言わず 洒落はわかりすぎるくらい 女に弱かったり 欠点は幾らもあるけど 傷のない人は他の人の 痛みに気づかぬもの  忘れないで いつも信じてる 日本中が敵でも 私は味方 花を咲かせます あなたに いつか日本一大きな 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  ほころびは繕えばいい 傷は癒し合えばいい あなたに出会えて良かった 私の特技はあなただけ いつの日か別れの時涙ちゃんと二つこぼして ありがとうと一番いい顔で 笑って言うからね  忘れないで いつも支えてる 世界中が敵でも 私は味方 花を咲かせます あなたに きっと世界一綺麗な 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた  花を咲かせます あなたに いつか夢にたどり着ける 花を咲かせます あなたに 私の夢はあなた
小さな手生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある 生まれた時に僕は この小さな小さな体よりも ずっと大きな宝物を抱きしめて来た 右手には永遠の未来 左手には無限の希望 心は透き通って愛は 果てしなく深く いつかしらぬ間に 僕の掌はこんなに いつか大きく育ったけれど 握りしめたものは何故か小さくしぼんでしまった  生まれた時に誰もが 抱きしめてきた宝物がある 使えば使うほどに増えてゆく不思議で大切なもの 右手には溢れる元気 左手には強い勇気 たった一度の人生 たった一度だけの いつかしらぬ間に 僕の掌は既に とても汚れてしまったけれど あと少しだけほんの一寸だけ頑張ってみようかな  仮に来年の春に僕の 生命(いのち)が尽きると判っても その次の春に咲く花を 明日植えるように 生きてゆきたいと 生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある……さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある 生まれた時に僕は この小さな小さな体よりも ずっと大きな宝物を抱きしめて来た 右手には永遠の未来 左手には無限の希望 心は透き通って愛は 果てしなく深く いつかしらぬ間に 僕の掌はこんなに いつか大きく育ったけれど 握りしめたものは何故か小さくしぼんでしまった  生まれた時に誰もが 抱きしめてきた宝物がある 使えば使うほどに増えてゆく不思議で大切なもの 右手には溢れる元気 左手には強い勇気 たった一度の人生 たった一度だけの いつかしらぬ間に 僕の掌は既に とても汚れてしまったけれど あと少しだけほんの一寸だけ頑張ってみようかな  仮に来年の春に僕の 生命(いのち)が尽きると判っても その次の春に咲く花を 明日植えるように 生きてゆきたいと 生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある……
たいせつなひとその手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  寂しいと口にすれば 生きることは寂しい 喜びと悲しみは 光と影のように いつでも 寄り添うもの  幸せと口にすれば 不幸せばかりが映る 何故かこの世に生まれ 迷いながらも生きる あなたに 届くために  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  愛ばかりを集めたら 憎しみまで寄り添う ささやかに傷ついて ささやかに満たされて このいのちを生きたい  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った そのたいせつなひとさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  寂しいと口にすれば 生きることは寂しい 喜びと悲しみは 光と影のように いつでも 寄り添うもの  幸せと口にすれば 不幸せばかりが映る 何故かこの世に生まれ 迷いながらも生きる あなたに 届くために  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  愛ばかりを集めたら 憎しみまで寄り添う ささやかに傷ついて ささやかに満たされて このいのちを生きたい  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った そのたいせつなひと
夢しだれ吉野の里の桜には まだ早過ぎると君が 僕の指をとり誘う先は 春に霞む斑鳩の 古の夢殿にひとめぐりめぐり会えば ふり仰ぐ満開の桜 誰が名付けたのか夢しだれ  思えば長い道程を 歩き続けているようで 愛と呼ぶには遠過ぎて 恋というには近過ぎて  迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風  昼閑かなる秋篠の妓芸天女の面影を 君の横顔に写し 明日は都へと帰るか 風の間に間に滞る 巣立ちを終えた揚雲雀 啼く声遥か鐘の音 見上ぐれば星朧  君の笑顔を護るのに 人の笑顔をあてがえば 僕が苦しむのみならず 君が悲しむことばかり  迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸吉野の里の桜には まだ早過ぎると君が 僕の指をとり誘う先は 春に霞む斑鳩の 古の夢殿にひとめぐりめぐり会えば ふり仰ぐ満開の桜 誰が名付けたのか夢しだれ  思えば長い道程を 歩き続けているようで 愛と呼ぶには遠過ぎて 恋というには近過ぎて  迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風  昼閑かなる秋篠の妓芸天女の面影を 君の横顔に写し 明日は都へと帰るか 風の間に間に滞る 巣立ちを終えた揚雲雀 啼く声遥か鐘の音 見上ぐれば星朧  君の笑顔を護るのに 人の笑顔をあてがえば 僕が苦しむのみならず 君が悲しむことばかり  迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風
前夜(桃花鳥)桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に 写りの良くない写真を添えた記事がある ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん 僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 君にはむしろ明日の僕達の献立の事が気がかり I'm all right I'm all right それに僕は君を愛してる それさえ間違わなければ  今若者はみんなAMERICAそれも西海岸に 憧れていると雑誌のグラビアが笑う そういえば友達はみんなAMERICA人になってゆく いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う 馬鹿だね そんな風に 自然に 変わってく姿こそ それこそ この国なのよ さもなきゃ初めからニッポンなんてなかったのよ I'm all right I'm all right そうだねいやな事すべて切り捨てて こんなに便利な世の中になったし  どこかの国で戦さが起きたとTVのNEWSが言う 子供が実写フィルムを見て歓声をあげてる 皆他人事みたいな顔で人が死ぬ場面を見てる 怖いねと振り返れば番組はもう笑いに変わってた わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 僕等はむしろこの狭い部屋の平和で手一杯だもの I'm all right I'm all right そうともそれだけで十分に僕等は忙し過ぎる  桃花鳥が七羽に減ってしまったと 新聞の片隅に……さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に 写りの良くない写真を添えた記事がある ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん 僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 君にはむしろ明日の僕達の献立の事が気がかり I'm all right I'm all right それに僕は君を愛してる それさえ間違わなければ  今若者はみんなAMERICAそれも西海岸に 憧れていると雑誌のグラビアが笑う そういえば友達はみんなAMERICA人になってゆく いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う 馬鹿だね そんな風に 自然に 変わってく姿こそ それこそ この国なのよ さもなきゃ初めからニッポンなんてなかったのよ I'm all right I'm all right そうだねいやな事すべて切り捨てて こんなに便利な世の中になったし  どこかの国で戦さが起きたとTVのNEWSが言う 子供が実写フィルムを見て歓声をあげてる 皆他人事みたいな顔で人が死ぬ場面を見てる 怖いねと振り返れば番組はもう笑いに変わってた わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 僕等はむしろこの狭い部屋の平和で手一杯だもの I'm all right I'm all right そうともそれだけで十分に僕等は忙し過ぎる  桃花鳥が七羽に減ってしまったと 新聞の片隅に……
風の谷から終着駅を降りたら 故郷の匂いがしたよ 少し遅めの桜便りに 誘われて来た ふり向けば鈴の音 古の遍路みち 春霞の向こうで 君が手を振るのが見えた  風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ  つつじが咲き終えたら すぐに螢が咲いたよ 久し振りにどうだい 鮎で一杯やらないか 麦わら帽がいいね 日焼けした笑顔がいいね お寺の仏さんと にらめっこでもするかい  風の谷へ お帰り やさしい風の吹く村へ のんびりしていけるかい のんびりしてゆきなよ さあ 夏だよ  紅葉の向こう側に ほら冬が待ってるよ 谷汲の里はもう 踊りも終わる頃だよ 山の向こうの夕焼け きっと明日は晴れるよ 次の踊りの頃には もう春だからね  風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ きっとまたおいでよ いつでも待っているから あゝ 雪だね 風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ もう 春だよ もうすぐ 春だよさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸終着駅を降りたら 故郷の匂いがしたよ 少し遅めの桜便りに 誘われて来た ふり向けば鈴の音 古の遍路みち 春霞の向こうで 君が手を振るのが見えた  風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ  つつじが咲き終えたら すぐに螢が咲いたよ 久し振りにどうだい 鮎で一杯やらないか 麦わら帽がいいね 日焼けした笑顔がいいね お寺の仏さんと にらめっこでもするかい  風の谷へ お帰り やさしい風の吹く村へ のんびりしていけるかい のんびりしてゆきなよ さあ 夏だよ  紅葉の向こう側に ほら冬が待ってるよ 谷汲の里はもう 踊りも終わる頃だよ 山の向こうの夕焼け きっと明日は晴れるよ 次の踊りの頃には もう春だからね  風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ きっとまたおいでよ いつでも待っているから あゝ 雪だね 風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ もう 春だよ もうすぐ 春だよ
交響楽(シンフォニー)煙草をくわえたら 貴方のことを 突然思い出したから 涙の落ちる前に故郷(くに)へ帰ろう 町の居酒屋のヴァイオリン弾きや 似顔絵描きの友達も 今はもういない 古い町へ  今でもそこに あなたがいたら 僕は何ていうだろう あなたに逢うには 使い残した 時間があまりに 軽すぎて  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔  今から思えば 貴方がワグナーの 交響楽を聞きはじめたのが 二人の別れてゆく 兆になった 何故ならそれから あなたは次第に 飾ることを覚えたから 確かに美しくなったけれど  見栄えのしないおもちゃに飽きた あなたがいけない訳じゃない 新しい風に その身をまかせ 子供が大人になっただけ  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔  そうさ昔は昔さだまさしさだまさしさだまさし服部克久煙草をくわえたら 貴方のことを 突然思い出したから 涙の落ちる前に故郷(くに)へ帰ろう 町の居酒屋のヴァイオリン弾きや 似顔絵描きの友達も 今はもういない 古い町へ  今でもそこに あなたがいたら 僕は何ていうだろう あなたに逢うには 使い残した 時間があまりに 軽すぎて  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔  今から思えば 貴方がワグナーの 交響楽を聞きはじめたのが 二人の別れてゆく 兆になった 何故ならそれから あなたは次第に 飾ることを覚えたから 確かに美しくなったけれど  見栄えのしないおもちゃに飽きた あなたがいけない訳じゃない 新しい風に その身をまかせ 子供が大人になっただけ  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔  そうさ昔は昔
風に立つライオンPLATINA LYLIC突然の手紙には驚いたけど嬉しかった 何より君が僕を怨んでいなかったということが これから此処で過ごす僕の毎日の大切な よりどころになります ありがとう ありがとう  ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更 千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが 自分でもおかしい位です おかしい位です  三年の間あちらこちらを廻り その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました  ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット 何より僕の患者たちの 瞳の美しさ  この偉大な自然の中で病いと向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね  去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした 闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム 南十字星 満天の星 そして天の川  診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来てよかったと思っています 辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです  あなたや日本を捨てた訳ではなく 僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです  空を切り裂いて落下する滝のように 僕はよどみない生命(いのち)を生きたい キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空 僕は風に向かって立つライオンでありたい  くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい 最后になりましたが あなたの幸福(しあわせ)を 心から遠くから いつも祈っています  おめでとう さようならPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸突然の手紙には驚いたけど嬉しかった 何より君が僕を怨んでいなかったということが これから此処で過ごす僕の毎日の大切な よりどころになります ありがとう ありがとう  ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更 千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが 自分でもおかしい位です おかしい位です  三年の間あちらこちらを廻り その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました  ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット 何より僕の患者たちの 瞳の美しさ  この偉大な自然の中で病いと向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね  去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした 闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム 南十字星 満天の星 そして天の川  診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来てよかったと思っています 辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです  あなたや日本を捨てた訳ではなく 僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです  空を切り裂いて落下する滝のように 僕はよどみない生命(いのち)を生きたい キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空 僕は風に向かって立つライオンでありたい  くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい 最后になりましたが あなたの幸福(しあわせ)を 心から遠くから いつも祈っています  おめでとう さようなら
精霊流しGOLD LYLIC去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎまわって 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生をかばうみたいにGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎまわって 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生をかばうみたいに
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
秋桜GOLD LYLIC淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてくださいGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄・萩田光雄淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください
関白失脚PLATINA LYLICお前を嫁に もらったけれど 言うに言えないことだらけ かなり淋しい話になるが 俺の本音も聞いとくれ 俺より先に寝てもいいから 夕飯ぐらい残しておいて いつもポチと二人 昨日のカレー チンして食べる それじゃあんまり わびしいのよ 忘れていいけど 仕事も出来ない俺だが 精一杯がんばってんだよ 俺なりに それなりに La la la…  父さんみたいに なっちゃ駄目よと お前こっそり子供に言うが 知ってるぞ 飯を食らっちゃ寝 起きてワイドショー見ちゃ寝 井戸端会議しちゃ寝 よく夜寝られるなぁ ムダなダイエット ムダな体重計 本気でヤセたきゃ あんなに食べなきゃいいのに それからあれだぞ テレフォンショッピング 買い物ぐらい 体動かせ それぞれご不満もおありのことと思うが それでも家族になれて よかったと俺思ってるんだ  そして今日も君たちの笑顔 守る為に 仕事という名の 戦場へ往く 右に定期券 左に生ゴミ 人は私を哀れだと言うけれど 俺には俺の幸せがある 君たちの幸せの為なら 死んでもいいと誓ったんだ それだけは疑ってくれるな 心は本当なんだよ 世の中思いどおりに 生きられないけれど 下手くそでも一所懸命 俺は生きている 俺が死んだあと いつの日か 何かちょっと困った時にでも そっと思い出してくれたなら きっと俺はとても幸せだよ  がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ  がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ  がんばれ がんばれ みんな  がんばれ PLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさしact 21 Tour Bandお前を嫁に もらったけれど 言うに言えないことだらけ かなり淋しい話になるが 俺の本音も聞いとくれ 俺より先に寝てもいいから 夕飯ぐらい残しておいて いつもポチと二人 昨日のカレー チンして食べる それじゃあんまり わびしいのよ 忘れていいけど 仕事も出来ない俺だが 精一杯がんばってんだよ 俺なりに それなりに La la la…  父さんみたいに なっちゃ駄目よと お前こっそり子供に言うが 知ってるぞ 飯を食らっちゃ寝 起きてワイドショー見ちゃ寝 井戸端会議しちゃ寝 よく夜寝られるなぁ ムダなダイエット ムダな体重計 本気でヤセたきゃ あんなに食べなきゃいいのに それからあれだぞ テレフォンショッピング 買い物ぐらい 体動かせ それぞれご不満もおありのことと思うが それでも家族になれて よかったと俺思ってるんだ  そして今日も君たちの笑顔 守る為に 仕事という名の 戦場へ往く 右に定期券 左に生ゴミ 人は私を哀れだと言うけれど 俺には俺の幸せがある 君たちの幸せの為なら 死んでもいいと誓ったんだ それだけは疑ってくれるな 心は本当なんだよ 世の中思いどおりに 生きられないけれど 下手くそでも一所懸命 俺は生きている 俺が死んだあと いつの日か 何かちょっと困った時にでも そっと思い出してくれたなら きっと俺はとても幸せだよ  がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ  がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ がんばれ がんばれ みんな がんばれ  がんばれ がんばれ みんな  がんばれ 
防人の詩PLATINA LYLICおしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください  私は時折 苦しみについて考えます 誰もが等しく 抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病いの苦しみと 死にゆく悲しみと 現在の自分と  答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に 約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか  わずかな生命の きらめきを信じていいですか 言葉で見えない 望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で  おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのならば  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますかPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください  私は時折 苦しみについて考えます 誰もが等しく 抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病いの苦しみと 死にゆく悲しみと 現在の自分と  答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に 約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか  わずかな生命の きらめきを信じていいですか 言葉で見えない 望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で  おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのならば  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか
関白宣言PLATINA LYLICお前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない めしは上手く作れ いつもきれいでいろ 出来る範囲で構わないから 忘れてくれるな仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってこと お前にはお前にしか できないこともあるから それ以外は口出しせず黙って俺についてこい  お前の親と俺の親と どちらも同じだ大切にしろ 姑小姑かしこくこなせ たやすいはずだ愛すればいい 人の陰口言うな聞くな それからつまらぬシットはするな 俺は浮気はしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ 幸福は二人で 育てるもので どちらかが苦労して つくろうものではないはず お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思え これから俺がお前の家  子供が育って 年をとったら 俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない 何もいらない俺の手を握り 涙のしずくふたつ以上こぼせ お前のお陰でいい人生だったと 俺が言うから必ず言うから 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ひとり 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ただ一人PLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・ビル・メイズ・福田郁次郎・藤田大土お前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない めしは上手く作れ いつもきれいでいろ 出来る範囲で構わないから 忘れてくれるな仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってこと お前にはお前にしか できないこともあるから それ以外は口出しせず黙って俺についてこい  お前の親と俺の親と どちらも同じだ大切にしろ 姑小姑かしこくこなせ たやすいはずだ愛すればいい 人の陰口言うな聞くな それからつまらぬシットはするな 俺は浮気はしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ 幸福は二人で 育てるもので どちらかが苦労して つくろうものではないはず お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思え これから俺がお前の家  子供が育って 年をとったら 俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない 何もいらない俺の手を握り 涙のしずくふたつ以上こぼせ お前のお陰でいい人生だったと 俺が言うから必ず言うから 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ひとり 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ただ一人
微熱君が聴こえる 君の鼓動が聴こえる とても静かに 波が押し寄せて来る 生まれる前から 出会っていたかの様に とても自然に 君の名前が呼べる その眼を閉じて 言葉を閉じて 空から愛 降り注いでいる 今 てのひらに 感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない  君が伝わる 君の鼓動が伝わる この手を伸ばせば 君の心に届く 可笑しい位 ひどくうろたえている 生まれ変わっても 出会えるとさえ思う たとえこの世が 明日終わろうと めぐりあいそして 君を愛せると 今 てのひらに感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない  (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えないさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸君が聴こえる 君の鼓動が聴こえる とても静かに 波が押し寄せて来る 生まれる前から 出会っていたかの様に とても自然に 君の名前が呼べる その眼を閉じて 言葉を閉じて 空から愛 降り注いでいる 今 てのひらに 感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない  君が伝わる 君の鼓動が伝わる この手を伸ばせば 君の心に届く 可笑しい位 ひどくうろたえている 生まれ変わっても 出会えるとさえ思う たとえこの世が 明日終わろうと めぐりあいそして 君を愛せると 今 てのひらに感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない  (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない
歩き続ける男 -旅人の登場-私には優れた力などないけれど ただ歩き続ける事だけならば出来る 誰にでも私の足跡が分かるように 何時の日か誰かがそこを歩くことが出来るように 次の誰かが歩き またその次の誰かが歩き いつかそこには大きな 道が出来るだろう そんな風に人は 歩き続けた そんな風に道は 生まれてきた  私には優れた技などないけれど ただ花の種を蒔く事だけならば出来る 名前すら知られない 美しい花を咲かそう 何時の日か誰かが 美しいその花に気付いたなら 次の誰かに贈リ またその次の誰かに捧げ いつか世界中が 花で満たされるだろう そんな風に人は 愛し合って来た そんな風に人は 許し合って来た  そんな風に人は 歩き続けた そんな風に道は 生まれてきた  そんな風に人は 愛し合って来た そんな風に人は 許し合って来た  そんな風に人は(みんなで道をつくる) 歩き続けた そんな風に道は(みんなで花を咲かす) 生まれてきた  そんな風に人は(きっと道は出来る) 愛し合って来た そんな風に人は(きっと花は咲く) 許し合って来たさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸私には優れた力などないけれど ただ歩き続ける事だけならば出来る 誰にでも私の足跡が分かるように 何時の日か誰かがそこを歩くことが出来るように 次の誰かが歩き またその次の誰かが歩き いつかそこには大きな 道が出来るだろう そんな風に人は 歩き続けた そんな風に道は 生まれてきた  私には優れた技などないけれど ただ花の種を蒔く事だけならば出来る 名前すら知られない 美しい花を咲かそう 何時の日か誰かが 美しいその花に気付いたなら 次の誰かに贈リ またその次の誰かに捧げ いつか世界中が 花で満たされるだろう そんな風に人は 愛し合って来た そんな風に人は 許し合って来た  そんな風に人は 歩き続けた そんな風に道は 生まれてきた  そんな風に人は 愛し合って来た そんな風に人は 許し合って来た  そんな風に人は(みんなで道をつくる) 歩き続けた そんな風に道は(みんなで花を咲かす) 生まれてきた  そんな風に人は(きっと道は出来る) 愛し合って来た そんな風に人は(きっと花は咲く) 許し合って来た
木を植えた男(Short Version) -希望の種蒔き-森は水をつくり 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  生まれたとき人は 名前すら持たない 汚(けが)れなど知らずに ただ泣いていたはず  いつか愛に抱かれ いつか愛に別れ 喜びに出会って 哀しみに触れ行く  こころ傷つけられ 知らずに傷つけて 涙の色を覚え また人に救われ  いつか人を愛し いつか人に別れ 生命(いのち)の重さを 次に伝えゆく  私は木を贈る 来るべき未来に 私は木を贈る 生命伝えるようにさだまさしさだまさしさだまさし森は水をつくり 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  生まれたとき人は 名前すら持たない 汚(けが)れなど知らずに ただ泣いていたはず  いつか愛に抱かれ いつか愛に別れ 喜びに出会って 哀しみに触れ行く  こころ傷つけられ 知らずに傷つけて 涙の色を覚え また人に救われ  いつか人を愛し いつか人に別れ 生命(いのち)の重さを 次に伝えゆく  私は木を贈る 来るべき未来に 私は木を贈る 生命伝えるように
誓いの言葉 -幸福の時-愛してるという言葉の 5000倍ほどもあなたが好き ありがとうという言葉の 20000倍以上もありがとう 出会ってくれて 大切にしてくれて 支えてくれて 魂の全てまでも 離さない 抱きしめた この心 どんな時でも  長い旅路へ船出する前に 永遠に忘れない約束をしよう どちらかが がんばりすぎないように でも決してあきらめないように 夢を抱きしめて その手を離さないで 愛を信じて それが誓いの言葉 がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じること  愛してるという言葉の 5000倍ほどもあなたが好き ありがとうという言葉の 20000倍以上もありがとう 出会ってくれて 大切にしてくれて 支えてくれて 魂の全てまでも 離さない 抱きしめた この心 生命(いのち)の涯てまで  がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じること 離さない 抱きしめた この心 生命の涯てまでさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸愛してるという言葉の 5000倍ほどもあなたが好き ありがとうという言葉の 20000倍以上もありがとう 出会ってくれて 大切にしてくれて 支えてくれて 魂の全てまでも 離さない 抱きしめた この心 どんな時でも  長い旅路へ船出する前に 永遠に忘れない約束をしよう どちらかが がんばりすぎないように でも決してあきらめないように 夢を抱きしめて その手を離さないで 愛を信じて それが誓いの言葉 がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じること  愛してるという言葉の 5000倍ほどもあなたが好き ありがとうという言葉の 20000倍以上もありがとう 出会ってくれて 大切にしてくれて 支えてくれて 魂の全てまでも 離さない 抱きしめた この心 生命(いのち)の涯てまで  がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じること 離さない 抱きしめた この心 生命の涯てまで
Aじゃないか Eじゃないか -思い上がる人々-さあさ自由だ 思い通りに 自由に生きる (そうだそうだそうだ) そうさ自由さ 何をやっても 自由なのさ (そうだそうだそうだ) さあさ祭りだ 人生なんて お祭りなのさ (そうだそうだそうだ) 面白けりゃ 楽しければ それが人生 (そうだそうだそうだ) Aじゃないか Eじゃないか 今さえ良ければ ええじゃないか Aじゃないか Eじゃないか Aじゃないか Eじゃないか どうでも どうでもええじゃないか  汚れた水を何処に流そうが俺の勝手だ Aじゃないか 本当にヤバけりゃ誰かどうにかしてくれるんじゃないの Aじゃないか 森が邪魔なら焼き払ったって Aじゃないか とにかく今日さえ良ければ何でも Aじゃないか Eじゃないか  さあさお金だ 金さえ有れば 何でも出来る (そうだそうだそうだ) 金のためなら 何をやっても 白由なのさ (そうだそうだそうだ) さあさ祭りだ 人生なんて お祭リなのさ (そうだそうだそうだ) 面白けりゃ 楽しければ それが人生 (そうだそうだそうだ) Aじゃないか Eじゃないか 今さえ良ければ ええじゃないか Aじゃないか Eじゃないか Aじゃないか Eじゃないか どうでも どうでもええじゃないかさだまさしさだまさし渡辺俊幸渡辺俊幸さあさ自由だ 思い通りに 自由に生きる (そうだそうだそうだ) そうさ自由さ 何をやっても 自由なのさ (そうだそうだそうだ) さあさ祭りだ 人生なんて お祭りなのさ (そうだそうだそうだ) 面白けりゃ 楽しければ それが人生 (そうだそうだそうだ) Aじゃないか Eじゃないか 今さえ良ければ ええじゃないか Aじゃないか Eじゃないか Aじゃないか Eじゃないか どうでも どうでもええじゃないか  汚れた水を何処に流そうが俺の勝手だ Aじゃないか 本当にヤバけりゃ誰かどうにかしてくれるんじゃないの Aじゃないか 森が邪魔なら焼き払ったって Aじゃないか とにかく今日さえ良ければ何でも Aじゃないか Eじゃないか  さあさお金だ 金さえ有れば 何でも出来る (そうだそうだそうだ) 金のためなら 何をやっても 白由なのさ (そうだそうだそうだ) さあさ祭りだ 人生なんて お祭リなのさ (そうだそうだそうだ) 面白けりゃ 楽しければ それが人生 (そうだそうだそうだ) Aじゃないか Eじゃないか 今さえ良ければ ええじゃないか Aじゃないか Eじゃないか Aじゃないか Eじゃないか どうでも どうでもええじゃないか
誓いの言葉(Short Version) -立ち直る人々-夢を抱きしめて その手を離さないで 愛を信じて それが誓いの言葉 がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じることさだまさしさだまさしさだまさし夢を抱きしめて その手を離さないで 愛を信じて それが誓いの言葉 がんばらない あきらめない 夢を捨てない 愛を信じること
木を植えた男 -メイン・テーマ-森は水をつくリ 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  生まれたとき人は 名前すら持たない 汚(けが)れなど知らずに ただ泣いていたはず  いつか愛に抱かれ いつか愛に別れ 喜びに出会って 哀しみに触れ行く  こころ傷つけられ 知らずに傷つけて 涙の色を覚え また人に救われ  いつか人を愛し いつか人に別れ 生命(いのち)の重さを 次に伝えゆく  私は木を贈る 来るべき未来に 私は木を贈る 生命伝えるように  森は水をつくり 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  森は水をつくり 水は人を育て 夢を耕すように 人は夢に生さる  私は木を植える 人の心に 私は木を植える 愛という名前でさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸森は水をつくリ 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  生まれたとき人は 名前すら持たない 汚(けが)れなど知らずに ただ泣いていたはず  いつか愛に抱かれ いつか愛に別れ 喜びに出会って 哀しみに触れ行く  こころ傷つけられ 知らずに傷つけて 涙の色を覚え また人に救われ  いつか人を愛し いつか人に別れ 生命(いのち)の重さを 次に伝えゆく  私は木を贈る 来るべき未来に 私は木を贈る 生命伝えるように  森は水をつくり 水は人を育て なのにひとは水を 汚しながら生きる  水は流れ流れ いつか海に届き 海は水を癒し いつか空に帰す  水は空に抱かれ やがて雲に変わり 風が雲を運び 雨は土に戻る  雨は木々にしみて 草木は慈しみ 土は水を清め 森は水をつくる  私は木を植える いつか森をつくる 私は木を植える いつか森をつくる  森は水をつくり 水は人を育て 夢を耕すように 人は夢に生さる  私は木を植える 人の心に 私は木を植える 愛という名前で
上を向いて歩こう上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっちの夜  上を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの夜  幸せは雲の上に 幸せは空の上に  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 思い出す 秋の日 一人ぽっちの夜  悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 一人ぽっちの夜さだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっちの夜  上を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの夜  幸せは雲の上に 幸せは空の上に  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 思い出す 秋の日 一人ぽっちの夜  悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 一人ぽっちの夜
黄昏のビギン雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜  ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ  傘もささずに僕達は 歩きつづけた雨の中 あのネオンがぼやけてた  雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで  濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキスさだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜  ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ  傘もささずに僕達は 歩きつづけた雨の中 あのネオンがぼやけてた  雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで  濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキス
おさななじみおさななじみの 想い出は 青いレモンの 味がする 閉じるまぶたの そのうらに おさない姿の 君と僕  お手手つないで 幼稚園 つみき ぶらんこ 紙芝居 胸にさがった ハンカチの 君の名前が 読めたっけ  小学校の 運動会 君は一等 僕はびり 泣きたい気持で ゴール・イン そのまま家まで 駈けたっけ  にきびの中に 顔がある 毎朝かがみと にらめっこ セーラー服が よく似合う 君が他人に 見えたっけ  出すあてなしの ラブ・レター 書いて何度も 読みかえし あなたのイニシャル 何となく 書いて破いて すてたっけ  学校出てから 久し振り ばったりあったら 二人共 アベック同士の すれ違い 眠れなかった 夜だっけ  あくる日あなたに 電話して 食事をしたいと 言った時 急に感じた 胸さわぎ 心のきりが 晴れたっけ  その日のうちの プロポーズ その夜のうちの くちづけは おさななじみの 倖せに かおるレモンの 味だっけ  あれから二年目 僕たちは 若い陽気な パパとママ それから四年目 幼な子は お手手つないで 幼稚園さだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸おさななじみの 想い出は 青いレモンの 味がする 閉じるまぶたの そのうらに おさない姿の 君と僕  お手手つないで 幼稚園 つみき ぶらんこ 紙芝居 胸にさがった ハンカチの 君の名前が 読めたっけ  小学校の 運動会 君は一等 僕はびり 泣きたい気持で ゴール・イン そのまま家まで 駈けたっけ  にきびの中に 顔がある 毎朝かがみと にらめっこ セーラー服が よく似合う 君が他人に 見えたっけ  出すあてなしの ラブ・レター 書いて何度も 読みかえし あなたのイニシャル 何となく 書いて破いて すてたっけ  学校出てから 久し振り ばったりあったら 二人共 アベック同士の すれ違い 眠れなかった 夜だっけ  あくる日あなたに 電話して 食事をしたいと 言った時 急に感じた 胸さわぎ 心のきりが 晴れたっけ  その日のうちの プロポーズ その夜のうちの くちづけは おさななじみの 倖せに かおるレモンの 味だっけ  あれから二年目 僕たちは 若い陽気な パパとママ それから四年目 幼な子は お手手つないで 幼稚園
帰ろかな帰ろかな 帰るのよそうかな  淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな  恋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな  嬉しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな東京暮し 嫁も貰って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかなさだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸帰ろかな 帰るのよそうかな  淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな  恋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな  嬉しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな東京暮し 嫁も貰って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな
故郷のようにあなたが故郷を愛すように 私は愛されたい愛されたい 私が故郷を愛すように あなたを愛したい愛したい  そこに生まれ育った私 あなたと見つけ育てた愛  あなたが故郷をしのぶように あなたの面影をしのぶ私  山や海がいつまでもあるように あなたの愛もいつまでも  私が故郷を忘れないよいに あなたを離さない離さないさだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸あなたが故郷を愛すように 私は愛されたい愛されたい 私が故郷を愛すように あなたを愛したい愛したい  そこに生まれ育った私 あなたと見つけ育てた愛  あなたが故郷をしのぶように あなたの面影をしのぶ私  山や海がいつまでもあるように あなたの愛もいつまでも  私が故郷を忘れないよいに あなたを離さない離さない
遠くへ行きたい知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海をながめていたい どこか遠くへ行きたい  遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅  愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい  愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを  愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたいさだまさし永六輔中村八大渡辺俊幸知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海をながめていたい どこか遠くへ行きたい  遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅  愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい  愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを  愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい
早春賦春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず  氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空  春と聞かねば 知らでありしを 聞けば急かるる 胸の思を いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃かさだまさし吉丸一昌中田章渡辺俊幸春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず  氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空  春と聞かねば 知らでありしを 聞けば急かるる 胸の思を いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃か
仰げば尊しあおげば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年 思えばいと疾し この年月 今こそ別れめ いざさらば  互いに睦みし 日頃の恩 別るる後にも やよ忘るな 身を立て名をあげ やよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば  朝夕なれにし 学びの窓 蛍のともしび つむ白雪 忘るるまぞなき ゆく年月 今こそ別れめ いざさらばさだまさし不肖不肖渡辺俊幸あおげば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年 思えばいと疾し この年月 今こそ別れめ いざさらば  互いに睦みし 日頃の恩 別るる後にも やよ忘るな 身を立て名をあげ やよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば  朝夕なれにし 学びの窓 蛍のともしび つむ白雪 忘るるまぞなき ゆく年月 今こそ別れめ いざさらば
おぼろ月夜菜の花畠に 入日うすれ 見渡す山の端 かすみ深し 春風そよ吹く 空をみれば 夕月かかりて 匂い淡し  里わのほかげも 森の色も 田中の小道を たどる人も かわずの鳴く音も 鐘の音も さながらかすめる おぼろ月夜さだまさし高野辰之岡野貞一渡辺俊幸菜の花畠に 入日うすれ 見渡す山の端 かすみ深し 春風そよ吹く 空をみれば 夕月かかりて 匂い淡し  里わのほかげも 森の色も 田中の小道を たどる人も かわずの鳴く音も 鐘の音も さながらかすめる おぼろ月夜
さくらさくら さくら 野山も里も 見わたす限り かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり  さくら さくら やよいの空は 見わたす限り かすみか雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかんさだまさし日本古謡日本古謡渡辺俊幸さくら さくら 野山も里も 見わたす限り かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり  さくら さくら やよいの空は 見わたす限り かすみか雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん
春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が 櫂のしずくも 花と散る ながめを何に たとうべき  見ずやあけぼの 露あびて われにもの言う 桜木を 見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく 青柳を  錦おりなす 長堤に 暮るればのぼる おぼろ月 げに一刻も 千金の ながめを何に たとうべきさだまさし武島羽衣滝廉太郎渡辺俊幸春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が 櫂のしずくも 花と散る ながめを何に たとうべき  見ずやあけぼの 露あびて われにもの言う 桜木を 見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく 青柳を  錦おりなす 長堤に 暮るればのぼる おぼろ月 げに一刻も 千金の ながめを何に たとうべき
荒城の月春高楼の 花の宴 めぐる盃 かげさして 千代の松ヶ枝わけ出でし むかしの光 いまいずこ  秋陣営の 霜の色 鳴きゆく雁の 数見せて 植うる剣に 照りそいし むかしの光 いまいずこ  いま荒城の 夜半の月 かわらぬ光 誰がためぞ 垣に残るは ただかずら 松にうたうは ただ嵐  天上影は 変らねど 栄枯は移る 世のすがた 写さんとてか 今もなお ああ荒城の 夜半の月さだまさし土井晩翠滝廉太郎渡辺俊幸春高楼の 花の宴 めぐる盃 かげさして 千代の松ヶ枝わけ出でし むかしの光 いまいずこ  秋陣営の 霜の色 鳴きゆく雁の 数見せて 植うる剣に 照りそいし むかしの光 いまいずこ  いま荒城の 夜半の月 かわらぬ光 誰がためぞ 垣に残るは ただかずら 松にうたうは ただ嵐  天上影は 変らねど 栄枯は移る 世のすがた 写さんとてか 今もなお ああ荒城の 夜半の月
この道この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いて(い)る  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてるさだまさし北原白秋山田耕筰渡辺俊幸この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いて(い)る  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
シャボン玉シャボン玉とんだ 屋根までとんだ 屋根までとんで こわれて消えた  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた うまれてすぐに こわれて消えた  風 風 吹くな シャボン玉とばそさだまさし野口雨情中山晋平渡辺俊幸シャボン玉とんだ 屋根までとんだ 屋根までとんで こわれて消えた  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた うまれてすぐに こわれて消えた  風 風 吹くな シャボン玉とばそ
みかんの花咲く丘みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船が遠く かすんでる  黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう 波にゆられて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました  いつか来た丘 母さんと 一緒にながめた あの島よ 今日も一人で 見ていると やさしい母さん 思われるさだまさし加藤省吾海沼実渡辺俊幸みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船が遠く かすんでる  黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう 波にゆられて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました  いつか来た丘 母さんと 一緒にながめた あの島よ 今日も一人で 見ていると やさしい母さん 思われる
夏は来ぬ卯の花のにおう垣根に 時鳥 早も来なきて 忍音もらす 夏は来ぬ  さみだれのそそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ  橘のかおるのきばの 窓近く 螢とびかい おこたり諌むる 夏は来ぬ  棟ちる川べの宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ  さつきやみ 螢とびかい 水鶏なき 卯の花さきて 早苗植えわたす 夏は来ぬさだまさし佐佐木信綱小山作之助渡辺俊幸卯の花のにおう垣根に 時鳥 早も来なきて 忍音もらす 夏は来ぬ  さみだれのそそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ  橘のかおるのきばの 窓近く 螢とびかい おこたり諌むる 夏は来ぬ  棟ちる川べの宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ  さつきやみ 螢とびかい 水鶏なき 卯の花さきて 早苗植えわたす 夏は来ぬ
ゆりかごのうた揺籃のうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のうえに 枇杷の実が揺れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよさだまさし北原白秋草川信渡辺俊幸揺籃のうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のうえに 枇杷の実が揺れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
椰子の実名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月  旧の樹は生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた渚を枕 ひとり身の浮寝の旅ぞ  実をとりて胸にあつれば 新なり流離の憂 海の日の沈むを見れば たぎり落つ異郷の涙 思いやる八重の潮々 いずれの日にか国に帰らんさだまさし島崎藤村大中寅二渡辺俊幸名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月  旧の樹は生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた渚を枕 ひとり身の浮寝の旅ぞ  実をとりて胸にあつれば 新なり流離の憂 海の日の沈むを見れば たぎり落つ異郷の涙 思いやる八重の潮々 いずれの日にか国に帰らん
浜辺の歌あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も  ゆうべ浜辺を 回れば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも  疾風たちまち 波を吹き 赤裳のすそぞ ぬれひじし 病みしわれは すでに癒えて 浜辺の真砂 まなごいまはさだまさし林古渓成田為三渡辺俊幸あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も  ゆうべ浜辺を 回れば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも  疾風たちまち 波を吹き 赤裳のすそぞ ぬれひじし 病みしわれは すでに癒えて 浜辺の真砂 まなごいまは
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
浜千鳥青い月夜の 浜辺には 親をさがして 鳴く鳥が 波の国から 生まれ出る ぬれた翼の 銀のいろ  夜鳴く鳥の かなしさは 親をたずねて 海こえて 月夜の国へ 消えてゆく 銀のつばさの 浜千鳥さだまさし鹿島鳴秋弘田龍太郎渡辺俊幸青い月夜の 浜辺には 親をさがして 鳴く鳥が 波の国から 生まれ出る ぬれた翼の 銀のいろ  夜鳴く鳥の かなしさは 親をたずねて 海こえて 月夜の国へ 消えてゆく 銀のつばさの 浜千鳥
赤とんぼ夕焼小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か  山のはたけの 桑の実を 小かごにつんだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた  夕焼小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿のさきさだまさし三木露風山田耕筰渡辺俊幸夕焼小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か  山のはたけの 桑の実を 小かごにつんだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた  夕焼小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿のさき
小さい秋みつけただれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた 目かくし鬼さん 手のなる方へ すましたお耳に かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた  だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた お部屋は北向き くもりのガラス うつろな目の色 とかしたミルク わずかな すきから 秋の風 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた  だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた むかしの むかしの 風見の鳥の ぼやけた とさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけたさだまさしサトウハチロー中田喜直渡辺俊幸だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた 目かくし鬼さん 手のなる方へ すましたお耳に かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた  だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた お部屋は北向き くもりのガラス うつろな目の色 とかしたミルク わずかな すきから 秋の風 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた  だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた むかしの むかしの 風見の鳥の ぼやけた とさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた
里の秋静かな静かな 里の秋 お背土に木の実の 落ちる夜は ああ 母さんとただ二人 栗の実煮てます いろりばた  明るい明るい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は ああ 父さんのあの笑顔 栗の実 食べては 思い出す  さよなら さよなら 椰子の島 お舟にゆられて 帰られる ああ 父さんよ 御無事でと 今夜も 母さんと 祈りますさだまさし斎藤信夫海沼実渡辺俊幸静かな静かな 里の秋 お背土に木の実の 落ちる夜は ああ 母さんとただ二人 栗の実煮てます いろりばた  明るい明るい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は ああ 父さんのあの笑顔 栗の実 食べては 思い出す  さよなら さよなら 椰子の島 お舟にゆられて 帰られる ああ 父さんよ 御無事でと 今夜も 母さんと 祈ります
故郷うさぎ追いし かの山 小鮒つりし かの川 夢はいまも めぐりて 忘れがたき 故郷  いかにいます 父母 恙なしや 友がき 雨に風に つけても 思いいずる 故郷  こころざしを 果して いつの日にか 帰らん 山はあおき 故郷 水は清き 故郷さだまさし高野辰之岡野貞一渡辺俊幸うさぎ追いし かの山 小鮒つりし かの川 夢はいまも めぐりて 忘れがたき 故郷  いかにいます 父母 恙なしや 友がき 雨に風に つけても 思いいずる 故郷  こころざしを 果して いつの日にか 帰らん 山はあおき 故郷 水は清き 故郷
紅葉秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様  渓の流れに 散り浮く紅葉 波にゆられて 離れて寄って 赤や黄色の 色さまざまに 水の上にも 織る錦さだまさし高野辰之岡野貞一渡辺俊幸秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様  渓の流れに 散り浮く紅葉 波にゆられて 離れて寄って 赤や黄色の 色さまざまに 水の上にも 織る錦
叱られて叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ こんときつねが なきゃせぬか  叱られて 叱られて 口には出さねど 眼になみだ 二人のお里は あの山を 越えてあなたの 花の村 ほんに花見は いつのことさだまさし清水かつら弘田龍太郎渡辺俊幸叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ こんときつねが なきゃせぬか  叱られて 叱られて 口には出さねど 眼になみだ 二人のお里は あの山を 越えてあなたの 花の村 ほんに花見は いつのこと
冬景色さ霧消ゆる 湊江の 舟に白し 朝の霜 ただ水鳥の 声はして いまだ覚めず 岸の家  鳥啼きて 木に高く 人は畑に 麦を踏む げに小春日の のどけしや かえり咲きの 花も見ゆ  嵐吹きて 雲は落ち 時雨降りて 日は暮れぬ 若し燈火の 漏れ来ずば それと分かじ 野辺の里さだまさし不詳不詳渡辺俊幸さ霧消ゆる 湊江の 舟に白し 朝の霜 ただ水鳥の 声はして いまだ覚めず 岸の家  鳥啼きて 木に高く 人は畑に 麦を踏む げに小春日の のどけしや かえり咲きの 花も見ゆ  嵐吹きて 雲は落ち 時雨降りて 日は暮れぬ 若し燈火の 漏れ来ずば それと分かじ 野辺の里
ペチカ雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカさだまさし北原白秋山田耕筰渡辺俊幸雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
通りゃんせ通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神さまの細道じゃ ちっと通して くだしゃんせ ご用の無いもの通しゃせぬ この子の七つのお祝に おふだをおさめにまいります いきはよいよい 帰りはこわい こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせさだまさしわらべうた・補作詞:本居長世わらべうた渡辺俊幸通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神さまの細道じゃ ちっと通して くだしゃんせ ご用の無いもの通しゃせぬ この子の七つのお祝に おふだをおさめにまいります いきはよいよい 帰りはこわい こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ
港町十三番地長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 あゝ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ あゝ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ あゝ港町 十三番地さだまさし石本美由起上原げんと渡辺俊幸長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 あゝ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ あゝ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ あゝ港町 十三番地
道化師のソネットPLATINA LYLIC笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために  僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが同じ河の ほとりを歩いている  僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐がずに登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実(ほんとう)に笑いながら 話せる日がくるから  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のためにPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために  僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが同じ河の ほとりを歩いている  僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐がずに登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実(ほんとう)に笑いながら 話せる日がくるから  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
天までとどけGOLD LYLIC出逢いはいつでも 偶然の風の中 きらめく君 僕の前に ゆるやかに立ち止まる 懐しい風景に 再びめぐり逢えた そんな気がする 君の胸に はるかな故郷の風  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の明日 天までとどけ  ようこそ ようこそ ようこそ僕の街へ ようこそこの愛へ  ふれあいのかけらが 人生を変えてゆく ことばでなく ものでもない ひとつの出会いから 君さえ許せば 僕の愛する街が 胸ときめかせ 君のふるさとに なりたがっている  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の明日 天までとどけ  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の愛 天までとどけ ようこそ ありがとう ようこそ僕の街へ ようこそこの愛へGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし出逢いはいつでも 偶然の風の中 きらめく君 僕の前に ゆるやかに立ち止まる 懐しい風景に 再びめぐり逢えた そんな気がする 君の胸に はるかな故郷の風  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の明日 天までとどけ  ようこそ ようこそ ようこそ僕の街へ ようこそこの愛へ  ふれあいのかけらが 人生を変えてゆく ことばでなく ものでもない ひとつの出会いから 君さえ許せば 僕の愛する街が 胸ときめかせ 君のふるさとに なりたがっている  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の明日 天までとどけ  舞いあがれ 風船の憧れの様に 二人の愛 天までとどけ ようこそ ありがとう ようこそ僕の街へ ようこそこの愛へ
親父の一番長い日PLATINA LYLICおばあちゃんは夕餉の片付けを終えた時 弟は2階のゆりかごの中で  僕と親父は街頭テレビのカラテ・チョップが 白熱した頃に 妹の誕生を知った  それから親父は 占いの本と辞書と 首っぴきで 実に一週間もかけて  娘のために つまりはきわめて何事もない ありふれた名前を見つけ出した  お七夜 宮参り 夫婦は自画自賛 可愛いい娘だと はしゃぎ廻るけれど 僕にはひいき目に見ても しわくちゃの失敗作品 やがて彼女を訪れる 不幸に胸を痛めた mm… 兄貴として mm…  妹の生まれた頃の我が家は お世辞にも 豊かな状態でなかったが  暗闇の中で 何かをきっかけに 灯りが見えることがある そんな出来事だったろう  親思う心に勝る 親心とやら そんな訳で妹は ほんのかけらも みじめな思いをせずに育てられた ただ顔が親父に似たことを除けば  七五三 新入学 夫婦は狂喜乱舞 赤いランドセル 背負ってか 背負われてか 学校への坂道を 足元ふらふら下りてゆく 一枚のスナップが 今も胸に残ってる mm… 兄貴として mm…  我が家の血筋か 妹も足だけは速くて 学級対抗のリレーの花形で  もっとも親父の応援のすごさに 相手が気おくれをして 随分助けられてはいたが  これも我が家の血筋か かなりの演技派で 学芸会でもちゃんと 役をもらった 親父の喜びは 言うまでもない たとえその役が 一寸法師の 赤鬼の役であったにしても  妹 才気煥発 夫婦は無我夢中 反抗期を過ぎて お赤飯を炊いて 中学に入れば 多少 女らしくなるかも知れぬと 家族の淡い期待 あっさり裏切られてがっかり mm… 兄貴として mm…  妹の初恋は高校二年の秋 相手のバレー部のキャプテンは よくあるケース  結局言い出せる 筈もなく 枯葉の如く散った これもまたよくあるパターン  彼氏のひとりも いないとは情けないと 親父はいつも 笑い飛ばしては いたが 時折かかる電話を 一番気にしていたのは 当の親父自身だったろう  危険な年頃と 夫婦は疑心暗鬼 些細な妹の言葉に揺れていた 今は我が家の 一番幸せなひととき も少し このままいさせてと 祈っていたのでしょう mm… 親子として mm…  或る日ひとりの若者が 我が家に来て “お嬢さんを僕に下さい”と言った 親父は言葉を失い 頬染めうつむいた いつの間にきれいになった娘を見つめた  いくつもの思い出が 親父の中をよぎり だからついあんな大声を出させた 初めて見る親父の狼狽 妹の大粒の涙 家中の時が止まった  とりなすお袋に とりつく島も与えず 声を震わせて 親父はかぶりを振った けれど妹の真実を見た時 目を閉じ深く息をして 小さな声で…  “わかった娘は くれてやる その変わり一度でいい うばって行く君を君を殴らせろ”と 言った mm… 親父として mm…  妹の選んだ男に間違いはないと 信じていたのも やはり親父だった 花嫁の父は静かに 娘の手をとり 祭壇の前にゆるやかに立った  ウェディング・ベルが 避暑地の教会に 鳴り渡る時 僕は親父を見ていた まぎれもない 父親の涙の行方を 僕は一生忘れないだろう  思い出かかえて お袋が続く 涙でかすんだ 目の中に僕は 今までで 一番きれいな妹と 一番立派な 親父の姿を 刻み込もうとしていた mm… 兄貴として mm… 息子としてPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし山本直純おばあちゃんは夕餉の片付けを終えた時 弟は2階のゆりかごの中で  僕と親父は街頭テレビのカラテ・チョップが 白熱した頃に 妹の誕生を知った  それから親父は 占いの本と辞書と 首っぴきで 実に一週間もかけて  娘のために つまりはきわめて何事もない ありふれた名前を見つけ出した  お七夜 宮参り 夫婦は自画自賛 可愛いい娘だと はしゃぎ廻るけれど 僕にはひいき目に見ても しわくちゃの失敗作品 やがて彼女を訪れる 不幸に胸を痛めた mm… 兄貴として mm…  妹の生まれた頃の我が家は お世辞にも 豊かな状態でなかったが  暗闇の中で 何かをきっかけに 灯りが見えることがある そんな出来事だったろう  親思う心に勝る 親心とやら そんな訳で妹は ほんのかけらも みじめな思いをせずに育てられた ただ顔が親父に似たことを除けば  七五三 新入学 夫婦は狂喜乱舞 赤いランドセル 背負ってか 背負われてか 学校への坂道を 足元ふらふら下りてゆく 一枚のスナップが 今も胸に残ってる mm… 兄貴として mm…  我が家の血筋か 妹も足だけは速くて 学級対抗のリレーの花形で  もっとも親父の応援のすごさに 相手が気おくれをして 随分助けられてはいたが  これも我が家の血筋か かなりの演技派で 学芸会でもちゃんと 役をもらった 親父の喜びは 言うまでもない たとえその役が 一寸法師の 赤鬼の役であったにしても  妹 才気煥発 夫婦は無我夢中 反抗期を過ぎて お赤飯を炊いて 中学に入れば 多少 女らしくなるかも知れぬと 家族の淡い期待 あっさり裏切られてがっかり mm… 兄貴として mm…  妹の初恋は高校二年の秋 相手のバレー部のキャプテンは よくあるケース  結局言い出せる 筈もなく 枯葉の如く散った これもまたよくあるパターン  彼氏のひとりも いないとは情けないと 親父はいつも 笑い飛ばしては いたが 時折かかる電話を 一番気にしていたのは 当の親父自身だったろう  危険な年頃と 夫婦は疑心暗鬼 些細な妹の言葉に揺れていた 今は我が家の 一番幸せなひととき も少し このままいさせてと 祈っていたのでしょう mm… 親子として mm…  或る日ひとりの若者が 我が家に来て “お嬢さんを僕に下さい”と言った 親父は言葉を失い 頬染めうつむいた いつの間にきれいになった娘を見つめた  いくつもの思い出が 親父の中をよぎり だからついあんな大声を出させた 初めて見る親父の狼狽 妹の大粒の涙 家中の時が止まった  とりなすお袋に とりつく島も与えず 声を震わせて 親父はかぶりを振った けれど妹の真実を見た時 目を閉じ深く息をして 小さな声で…  “わかった娘は くれてやる その変わり一度でいい うばって行く君を君を殴らせろ”と 言った mm… 親父として mm…  妹の選んだ男に間違いはないと 信じていたのも やはり親父だった 花嫁の父は静かに 娘の手をとり 祭壇の前にゆるやかに立った  ウェディング・ベルが 避暑地の教会に 鳴り渡る時 僕は親父を見ていた まぎれもない 父親の涙の行方を 僕は一生忘れないだろう  思い出かかえて お袋が続く 涙でかすんだ 目の中に僕は 今までで 一番きれいな妹と 一番立派な 親父の姿を 刻み込もうとしていた mm… 兄貴として mm… 息子として
多情仏心誰がとばしたか竹蜻蛉 横風に追われて あなたとの愛みたいに うしろ向きに落ちた  誰がとばしたか シャボン玉 あき風に追われて あなたとの愛みたいに すぐはじけて消えたさだまさしさだまさしさだまさし誰がとばしたか竹蜻蛉 横風に追われて あなたとの愛みたいに うしろ向きに落ちた  誰がとばしたか シャボン玉 あき風に追われて あなたとの愛みたいに すぐはじけて消えた
冗句言おうか 今日は言おうか 思い続けて過した 一度ずつの夏と秋 このまま いっそこのまま 君を奪って逃げよう そう想うだけの送り道  別れぎわくらいは 思い切ればいいのに 引っ込み思案の僕の言葉は 奥歯にしがみついて  出て来た言葉といえば おやすみ気をつけて それから君のママにヨロシクって  今更そんなことばかり あげくの果ては 大事な一言だけが廻り道  一度だけこっそりと 人ごみに紛れて 君が好きと言ったら その日で一番ウけた笑い話  今夜も君の前では あたらずさわらず いつもの冗談ばかりで つまりは さよなら今日はさよなら きっと明日もさよなら それじゃ また明日ねって  君はそんな僕を 知ってか知らずか いつもの冗談ばかりで 結局 さよなら今日はさよなら きっと明日もさよなら それじゃ また明日にでもってさだまさしさだまさし渡辺俊幸言おうか 今日は言おうか 思い続けて過した 一度ずつの夏と秋 このまま いっそこのまま 君を奪って逃げよう そう想うだけの送り道  別れぎわくらいは 思い切ればいいのに 引っ込み思案の僕の言葉は 奥歯にしがみついて  出て来た言葉といえば おやすみ気をつけて それから君のママにヨロシクって  今更そんなことばかり あげくの果ては 大事な一言だけが廻り道  一度だけこっそりと 人ごみに紛れて 君が好きと言ったら その日で一番ウけた笑い話  今夜も君の前では あたらずさわらず いつもの冗談ばかりで つまりは さよなら今日はさよなら きっと明日もさよなら それじゃ また明日ねって  君はそんな僕を 知ってか知らずか いつもの冗談ばかりで 結局 さよなら今日はさよなら きっと明日もさよなら それじゃ また明日にでもって
第三病棟僕の病室 君のそろえた 青い水差しと 白いカーテン 子供の声に 目覚めれば 陽射し 坊やが窓越しに 笑顔でおはよう あの子の部屋は 僕の真向い お見舞の 苺が見える やがて注射はいやだと泣き声 いずこも同じと 君が笑う  遊び盛りの 歳頃なのにね あんなに可愛い 坊やなのにね カルテ抱えた 君は一寸ふくれて 不公平だわとつぶやいた 紙飛行機のメッセージ 坊やから届いたよ 夏が過ぎれば 元気になるから そしたら二人で キャッチボールしよう  返事をのせた 飛行機を折って とばそうと見たら からっぽの部屋 少し遅めの 矢車草が 狭い花壇で 揺れるばかり 受けとる人の 誰もいない 手を離れた 飛行機 君と見送る 梅雨明けの空へ 坊やのもとへと 舞いあがるさだまさしさだまさしさだまさし僕の病室 君のそろえた 青い水差しと 白いカーテン 子供の声に 目覚めれば 陽射し 坊やが窓越しに 笑顔でおはよう あの子の部屋は 僕の真向い お見舞の 苺が見える やがて注射はいやだと泣き声 いずこも同じと 君が笑う  遊び盛りの 歳頃なのにね あんなに可愛い 坊やなのにね カルテ抱えた 君は一寸ふくれて 不公平だわとつぶやいた 紙飛行機のメッセージ 坊やから届いたよ 夏が過ぎれば 元気になるから そしたら二人で キャッチボールしよう  返事をのせた 飛行機を折って とばそうと見たら からっぽの部屋 少し遅めの 矢車草が 狭い花壇で 揺れるばかり 受けとる人の 誰もいない 手を離れた 飛行機 君と見送る 梅雨明けの空へ 坊やのもとへと 舞いあがる
きみのふるさと国道沿いを西から東 僕の車は君のふるさとへ 走る 走る 走る 君への想い確かめる為に 君を育てた街に会いたかった 時折 すれ違う春風に 少し照れながら でも訪ねてみよう そうですか 彼女はこの街でも やっぱりいい娘でいましたか 国道沿いを西から東 よせる海の吐息は君と同じ やさしい香りがする  不思議な懐かしさに身をゆだね 君を育てた街をすり抜ける 小さな駅前の交差点で 僕は大きく一つ溜め息をつく どうですか 君の街は この僕を気に入ってくれましたか 国道沿いを西から東 僕の想いは君のふるさとを 走る 走る 走るさだまさしさだまさしさだまさし国道沿いを西から東 僕の車は君のふるさとへ 走る 走る 走る 君への想い確かめる為に 君を育てた街に会いたかった 時折 すれ違う春風に 少し照れながら でも訪ねてみよう そうですか 彼女はこの街でも やっぱりいい娘でいましたか 国道沿いを西から東 よせる海の吐息は君と同じ やさしい香りがする  不思議な懐かしさに身をゆだね 君を育てた街をすり抜ける 小さな駅前の交差点で 僕は大きく一つ溜め息をつく どうですか 君の街は この僕を気に入ってくれましたか 国道沿いを西から東 僕の想いは君のふるさとを 走る 走る 走る
思い出はゆりかごこうして目を閉ざせば いつでもあなたに遇える そうしてあなたの優しさ 数え乍ら生きてゆける 思い出というものは 泣き疲れて眠る時の 私にたったひとつ許された ゆりかごなの ゆらりゆらり揺れて 夢の行方たどる 楽しかった頃のあなたを も一度呼び戻せる  どうしてなくす前に 気付かないものでしょう 余りに見慣れ過ぎて いつの間にか見失う 幸せというものは 丁度雨あがりの空に 立ち登る虹のふもとの 頼りなさに良く似ているわ ゆらりゆらり揺れて 夢の果てに出会う 追えば必ず遠ざかり すぐに消えてしまう ゆらりゆらり揺れて 夢の行方たどるさだまさしさだまさし渡辺俊幸こうして目を閉ざせば いつでもあなたに遇える そうしてあなたの優しさ 数え乍ら生きてゆける 思い出というものは 泣き疲れて眠る時の 私にたったひとつ許された ゆりかごなの ゆらりゆらり揺れて 夢の行方たどる 楽しかった頃のあなたを も一度呼び戻せる  どうしてなくす前に 気付かないものでしょう 余りに見慣れ過ぎて いつの間にか見失う 幸せというものは 丁度雨あがりの空に 立ち登る虹のふもとの 頼りなさに良く似ているわ ゆらりゆらり揺れて 夢の果てに出会う 追えば必ず遠ざかり すぐに消えてしまう ゆらりゆらり揺れて 夢の行方たどる
もうひとつの雨やどりGOLD LYLICそれはまだ私が神様を信じなかった頃 九月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日にすてきな彼が現れないかと 思った処へあなたが雨やどり  こんな時に何でも良いからあなたとお話をして お友達になれたらどんなに楽しいだろうけれど あなたの気を引ける程すてきな娘ではないし 風邪をひかないでと願うのがやっとだった  娘は器量が良いというだけで 幸せの半分を手にしていると 誰か云った意地悪なお話 でもこっそりうなずいてる自分が悲しい  確かに私が他のお友達とおなじ位に 白いドレスや口紅や赤い靴が 似合うすてきな娘だったらもっと上手な笑顔を あなたにあげられたのに  だからあなたと街角でも一度出逢った時も あなたが覚えているなんて夢にも思わなかったし ましてやそれ以上の事なんて望みもしなかった だからこそこんなに驚いています  本当に私はお裁縫もお料理も駄目だし おまけに心配症でそれに引っ込み思案で 自信なんてかけらもないしあなたに迷惑を かけるのがきっと精一杯です  いきなりこんな大事なお話を 信じろというのが無理な事です だってまさかあなたが選んだのが こんなに小さな私の傘だなんて  あわてて駆け出してしまった胸の鼓動を 呼び戻す為に少しだけ時間をください 涙をこっそり拭う間だけ時間をください そしたらGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしそれはまだ私が神様を信じなかった頃 九月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日にすてきな彼が現れないかと 思った処へあなたが雨やどり  こんな時に何でも良いからあなたとお話をして お友達になれたらどんなに楽しいだろうけれど あなたの気を引ける程すてきな娘ではないし 風邪をひかないでと願うのがやっとだった  娘は器量が良いというだけで 幸せの半分を手にしていると 誰か云った意地悪なお話 でもこっそりうなずいてる自分が悲しい  確かに私が他のお友達とおなじ位に 白いドレスや口紅や赤い靴が 似合うすてきな娘だったらもっと上手な笑顔を あなたにあげられたのに  だからあなたと街角でも一度出逢った時も あなたが覚えているなんて夢にも思わなかったし ましてやそれ以上の事なんて望みもしなかった だからこそこんなに驚いています  本当に私はお裁縫もお料理も駄目だし おまけに心配症でそれに引っ込み思案で 自信なんてかけらもないしあなたに迷惑を かけるのがきっと精一杯です  いきなりこんな大事なお話を 信じろというのが無理な事です だってまさかあなたが選んだのが こんなに小さな私の傘だなんて  あわてて駆け出してしまった胸の鼓動を 呼び戻す為に少しだけ時間をください 涙をこっそり拭う間だけ時間をください そしたら
胡桃の日窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつ  言葉がいらなくなったのではなく 言葉を忘れたってこと お互いわかっているから おしまい この狭い部屋の中で 君の知らない僕と 僕の知らない君が カラカラと音たてて 転げ廻っているじゃない  窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつ  何気ない言葉で傷つくみたいで 思わず君に向かって 振りあげた 右手のこぶしで一体 僕はなにをしようとしてた まるで胡桃を素手で 割ろうとしている様で 驚いて振り向いた 君の目が哀しい  窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつさだまさしさだまさしさだまさし窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつ  言葉がいらなくなったのではなく 言葉を忘れたってこと お互いわかっているから おしまい この狭い部屋の中で 君の知らない僕と 僕の知らない君が カラカラと音たてて 転げ廻っているじゃない  窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつ  何気ない言葉で傷つくみたいで 思わず君に向かって 振りあげた 右手のこぶしで一体 僕はなにをしようとしてた まるで胡桃を素手で 割ろうとしている様で 驚いて振り向いた 君の目が哀しい  窓の外には雨とから松 枝にはるりかけす 君の前には僕の前には 胡桃の実がひとつ
檸檬(アルバムVer.)或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて 君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で  きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う  喰べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ  君はスクランブル交差点斜めに渡り 乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという ねェほらそこにもここにも かつて使い棄てられた愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が舞い下りて それをついばんでいる  喰べかけの夢を聖橋 から放る 各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時には こうして出来るだけ 静かに堕ちてゆくものよさだまさしさだまさしさだまさし或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて 君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で  きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う  喰べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ  君はスクランブル交差点斜めに渡り 乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという ねェほらそこにもここにも かつて使い棄てられた愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が舞い下りて それをついばんでいる  喰べかけの夢を聖橋 から放る 各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時には こうして出来るだけ 静かに堕ちてゆくものよ
つゆのあとさきGOLD LYLIC一人歩きを始める 今日は君の卒業式 僕の扉を開けて すこしだけ泪をちらして さよならと僕が書いた 卒業証書を抱いて 折からの風に少し 心のかわりに髪揺らして  倖せでしたと一言 ありがとうと一言 僕の掌に指で 君が書いた記念写真 君の細い指先に 不似合いなマニキュア お化粧はお止しと 思えばいらぬおせっかい  めぐり逢う時は 花びらの中 ほかの誰よりも きれいだったよ 別れ行く時も花びらの中 君は最後までやさしかった  梅雨のあとさきのトパーズ色の風は 遠ざかる 君のあとをかけぬける  ごめんなさいと一言 わすれないと一言 君は息を止めて 次の言葉を探してた 悲しい仔犬の様に ふるえる瞳をふせた 君に確かな事は もう制服はいらない  めぐり逢う時は 花びらの中 ほかの誰よりも きれいだったよ 別れ行く時も 花びらの中 君は最後までやさしかった  梅雨のあとさきのトパーズ色の風は 遠ざかる 君のあとをかけぬけるGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし一人歩きを始める 今日は君の卒業式 僕の扉を開けて すこしだけ泪をちらして さよならと僕が書いた 卒業証書を抱いて 折からの風に少し 心のかわりに髪揺らして  倖せでしたと一言 ありがとうと一言 僕の掌に指で 君が書いた記念写真 君の細い指先に 不似合いなマニキュア お化粧はお止しと 思えばいらぬおせっかい  めぐり逢う時は 花びらの中 ほかの誰よりも きれいだったよ 別れ行く時も花びらの中 君は最後までやさしかった  梅雨のあとさきのトパーズ色の風は 遠ざかる 君のあとをかけぬける  ごめんなさいと一言 わすれないと一言 君は息を止めて 次の言葉を探してた 悲しい仔犬の様に ふるえる瞳をふせた 君に確かな事は もう制服はいらない  めぐり逢う時は 花びらの中 ほかの誰よりも きれいだったよ 別れ行く時も 花びらの中 君は最後までやさしかった  梅雨のあとさきのトパーズ色の風は 遠ざかる 君のあとをかけぬける
飛梅GOLD LYLIC心字池にかかる 三つの赤い橋は 一つ目が過去で 二つ目が現在(いま) 三つ目の橋で君が 転びそうになった時 初めて君の手に触れた 僕の指 手を合わせた後で 君は神籤を引いて 大吉が出る迄と も一度引き直したね 登り詰めたらあとは 下るしかないと 下るしかないと 気付かなかった 天神様の細道  裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って 君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた 来年も二人で 来れるといいのにねと 僕の声に君は 答えられなかった 時間という樹の想い出という落葉を 拾い集めるのに夢中だったね君 あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら 私も一夜で飛んでゆくと云った 忘れたのかい 飛梅  或の日と同じ様に 今 鳩が舞う 東風吹けば 東風(こち)吹かば君は 何処かで想いおこしてくれるだろうか 太宰府は春 いずれにしても春GOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし心字池にかかる 三つの赤い橋は 一つ目が過去で 二つ目が現在(いま) 三つ目の橋で君が 転びそうになった時 初めて君の手に触れた 僕の指 手を合わせた後で 君は神籤を引いて 大吉が出る迄と も一度引き直したね 登り詰めたらあとは 下るしかないと 下るしかないと 気付かなかった 天神様の細道  裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って 君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた 来年も二人で 来れるといいのにねと 僕の声に君は 答えられなかった 時間という樹の想い出という落葉を 拾い集めるのに夢中だったね君 あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら 私も一夜で飛んでゆくと云った 忘れたのかい 飛梅  或の日と同じ様に 今 鳩が舞う 東風吹けば 東風(こち)吹かば君は 何処かで想いおこしてくれるだろうか 太宰府は春 いずれにしても春
吸殻の風景久し振りね相変らず元気そうで安心したわ 昔の様に君は笑って煙草に火をつけて 驚かずに聞いてくれるあれから私どうしたと思う つまるところ落ち着くとこへ落ち着いたの私 まさかと思うけど いつまでも気にしちゃいないでしょうね 陽に灼けた肌が染になったところで それはお天道様のせいじゃないのよ だからそんな風に悲しい顔今夜だけは止して頂戴 わかるでしょ雨の日には誰だって傘をさすものよ  みんなはどう元気でいる私の事覚えてるかしら あの頃私子供だったからみんなを困らせたわ 今になって考えればあなたはとても良い人だった だからこそ落ち着くとこへ落ち着いたの二人 人は皆それぞれに自分の時刻表を持っているのよ あなたと私の場合は どちらかが列車を乗り違えただけの事じゃない だからそんな風に自分の事いじめるのは止して頂戴 わかるでしょ風の日には誰だって目をつぶるわ  それにしても久し振りね 相変らず優しそうで安心したわ 昔の様に君は笑って 煙草の火を 煙草の火を 煙草の火を 消したさだまさしさだまさしさだまさし久し振りね相変らず元気そうで安心したわ 昔の様に君は笑って煙草に火をつけて 驚かずに聞いてくれるあれから私どうしたと思う つまるところ落ち着くとこへ落ち着いたの私 まさかと思うけど いつまでも気にしちゃいないでしょうね 陽に灼けた肌が染になったところで それはお天道様のせいじゃないのよ だからそんな風に悲しい顔今夜だけは止して頂戴 わかるでしょ雨の日には誰だって傘をさすものよ  みんなはどう元気でいる私の事覚えてるかしら あの頃私子供だったからみんなを困らせたわ 今になって考えればあなたはとても良い人だった だからこそ落ち着くとこへ落ち着いたの二人 人は皆それぞれに自分の時刻表を持っているのよ あなたと私の場合は どちらかが列車を乗り違えただけの事じゃない だからそんな風に自分の事いじめるのは止して頂戴 わかるでしょ風の日には誰だって目をつぶるわ  それにしても久し振りね 相変らず優しそうで安心したわ 昔の様に君は笑って 煙草の火を 煙草の火を 煙草の火を 消した
檸檬GOLD LYLIC或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて 君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で  きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う  喰べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ  君はスクランブル交差点斜めに渡り 乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという ねェほらそこにもここにも かつて使い棄てられた愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が舞い下りて それをついばんでいる  喰べかけの夢を聖橋 から放る 各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時には こうしてあっけなく 静かに堕ちてゆくものよGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて 君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で  きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う  喰べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ  君はスクランブル交差点斜めに渡り 乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという ねェほらそこにもここにも かつて使い棄てられた愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が舞い下りて それをついばんでいる  喰べかけの夢を聖橋 から放る 各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時には こうしてあっけなく 静かに堕ちてゆくものよ
主人公GOLD LYLIC時には 思い出ゆきの 旅行案内書にまかせ 「あの頃」という名の 駅で下りて「昔通り」を歩く いつもの喫茶には まだ 時の名残りが少し 地下鉄の 駅の前には 「62番」のバス 鈴懸並木の 古い広場と 学生だらけの街 そういえば あなたの服の 模様さえ覚えてる あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に 抱かれて私はいつでも 必ずきらめいていた  「或いは」「もしも」だなんて あなたは嫌ったけど 時を遡る切符があれば 欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって… 勿論 今の私を悲しむつもりはない 確かに自分で選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とてもはずかしいから あなたは教えてくれた 小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公 時折り思い出の中で あなたは支えてください 私の人生の中では私が主人公だとGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしJimmie Haskell時には 思い出ゆきの 旅行案内書にまかせ 「あの頃」という名の 駅で下りて「昔通り」を歩く いつもの喫茶には まだ 時の名残りが少し 地下鉄の 駅の前には 「62番」のバス 鈴懸並木の 古い広場と 学生だらけの街 そういえば あなたの服の 模様さえ覚えてる あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に 抱かれて私はいつでも 必ずきらめいていた  「或いは」「もしも」だなんて あなたは嫌ったけど 時を遡る切符があれば 欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって… 勿論 今の私を悲しむつもりはない 確かに自分で選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とてもはずかしいから あなたは教えてくれた 小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公 時折り思い出の中で あなたは支えてください 私の人生の中では私が主人公だと
案山子PLATINA LYLIC元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  城跡から見下ろせば 蒼く細い河 橋のたもとに造り酒屋の レンガ煙突 この町を綿菓子に 染め抜いた雪が 消えればお前がここを出てから 初めての春  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  山の麓 煙はいて列車が走る 凩(こがらし)が雑木林を 転げ落ちてくる 銀色の毛布つけた 田圃にぽつり 置き去られて雪をかぶった 案山子がひとり  お前も都会の雪景色の中で 丁度あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰るPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  城跡から見下ろせば 蒼く細い河 橋のたもとに造り酒屋の レンガ煙突 この町を綿菓子に 染め抜いた雪が 消えればお前がここを出てから 初めての春  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  山の麓 煙はいて列車が走る 凩(こがらし)が雑木林を 転げ落ちてくる 銀色の毛布つけた 田圃にぽつり 置き去られて雪をかぶった 案山子がひとり  お前も都会の雪景色の中で 丁度あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
雨やどりGOLD LYLICそれはまだ私が神様を信じなかった頃 9月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日に素敵な彼が現れないかと 思ったところへあなたが雨やどり  すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛凛しくて 前歯から右に四本目に虫歯がありまして しかたがないので買ったばかりの スヌーピーのハンカチ 貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら  でも爽やかさがとても素敵だったので そこは苦しい時だけの神だのみ もしも もしも 出来ることでしたれば あの人にも一度逢わせて ちょうだいませませ  ところが実に偶然というのは 恐ろしいもので 今年の初詣でに 私の晴着の裾踏んづけて あ こりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯がキラリン 夢かと思って ほっぺつねったら 痛かった  そんな馬鹿げた話は 今まで聞いたことがないと ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして それでも私が突然 口紅などつけたものだから おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた  本当ならつれて来てみろという リクエストにお応えして 5月のとある水曜日に彼を呼びまして 自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に 穴がポカリ あわてて おさえたけど しっかり見られた  でも爽やかさが とても素敵だわとうけたので 彼が気をよくして急に もしも もしも 出来ることでしたれば この人をお嫁さんにちょうだいませませ  その後 私 気を失ってたから よくわからないけど 目が覚めたらそういう話が すっかり出来あがっていて おめでとうって言われて も一度気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどりGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしそれはまだ私が神様を信じなかった頃 9月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日に素敵な彼が現れないかと 思ったところへあなたが雨やどり  すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛凛しくて 前歯から右に四本目に虫歯がありまして しかたがないので買ったばかりの スヌーピーのハンカチ 貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら  でも爽やかさがとても素敵だったので そこは苦しい時だけの神だのみ もしも もしも 出来ることでしたれば あの人にも一度逢わせて ちょうだいませませ  ところが実に偶然というのは 恐ろしいもので 今年の初詣でに 私の晴着の裾踏んづけて あ こりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯がキラリン 夢かと思って ほっぺつねったら 痛かった  そんな馬鹿げた話は 今まで聞いたことがないと ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして それでも私が突然 口紅などつけたものだから おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた  本当ならつれて来てみろという リクエストにお応えして 5月のとある水曜日に彼を呼びまして 自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に 穴がポカリ あわてて おさえたけど しっかり見られた  でも爽やかさが とても素敵だわとうけたので 彼が気をよくして急に もしも もしも 出来ることでしたれば この人をお嫁さんにちょうだいませませ  その後 私 気を失ってたから よくわからないけど 目が覚めたらそういう話が すっかり出来あがっていて おめでとうって言われて も一度気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどり
旅人よ風にふるえる 緑の草原 たどる瞳かがやく 若き旅人よ おききはるかな 空に鐘が鳴る 遠いふるさとにいる 母の歌に似て やがて冬がつめたい 雪をはこぶだろう 君の若い足あと 胸に燃える恋も 埋めて 草は 枯れても いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よ  赤い雲ゆく 夕陽の草原 たどる心やさしい 若き旅人よ ごらんはるかな 空を鳥がゆく 遠いふるさとにきく 雲の歌に似て やがて深いしじまが 星をかざるだろう 君のあつい思い出 胸にうるむ夢を 埋めて 時は ゆくとも いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よさだまさし岩谷時子弾厚作渡辺俊幸風にふるえる 緑の草原 たどる瞳かがやく 若き旅人よ おききはるかな 空に鐘が鳴る 遠いふるさとにいる 母の歌に似て やがて冬がつめたい 雪をはこぶだろう 君の若い足あと 胸に燃える恋も 埋めて 草は 枯れても いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よ  赤い雲ゆく 夕陽の草原 たどる心やさしい 若き旅人よ ごらんはるかな 空を鳥がゆく 遠いふるさとにきく 雲の歌に似て やがて深いしじまが 星をかざるだろう 君のあつい思い出 胸にうるむ夢を 埋めて 時は ゆくとも いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛についてあなたに会いたいと 願い続けて 今日もまた 旅をゆく 果てなき青空 喜びと悲しみ 希望それから挫折 くり返し くり返し 何かを信じて  愛について 何も知らないけれど いつかあなたの ぬくもりの中で 愛を語る日を 夢見て私は 明日も 旅を生きる  風に風の道が 星に星の道が 鳥たちに鳥たちの 道があるように 私には私の 道があるのだろう 一歩ずつ 一歩ずつ 夢をうたがわずに  愛について 何も知らないけれど いつかあなたと めぐり会うまでに 愛の何かを 知りたくて明日も きっと 旅を生きるさだまさしさだまさし服部克久服部克久あなたに会いたいと 願い続けて 今日もまた 旅をゆく 果てなき青空 喜びと悲しみ 希望それから挫折 くり返し くり返し 何かを信じて  愛について 何も知らないけれど いつかあなたの ぬくもりの中で 愛を語る日を 夢見て私は 明日も 旅を生きる  風に風の道が 星に星の道が 鳥たちに鳥たちの 道があるように 私には私の 道があるのだろう 一歩ずつ 一歩ずつ 夢をうたがわずに  愛について 何も知らないけれど いつかあなたと めぐり会うまでに 愛の何かを 知りたくて明日も きっと 旅を生きる
となりの芝生清く正しく美しく 生きて来たとは言わないけれど 格別人より欲張りに 生きて来た訳でもないつもり しあわせになりたくて そりゃ ほんの少しは背伸びもしたけれど しあわせの くらべっこ するつもりは さらさらないのだけれど  となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 私のいやしい心が憎い Hu でも やっぱりとなりの芝生は青い  努力が必ず報われると 決して信じちゃいないけど 何の苦もなくお気楽に 生きておられる方もある 世の中の 不公平 そりゃ ほんの少しは愚痴も言うけれど 私より 報われぬ 人の多さに いらいらするけれど  となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 そのうちきっと いいことがある Hu でも なんだかとなりの芝生は青い  夢の庭付き一戸建 建つか建たぬか 建たぬか建つか 男の悩みはけっこう深いぞ そのうち絶対 いいことがある Hu でも けっきょくとなりの芝生は青い サンキュー さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸清く正しく美しく 生きて来たとは言わないけれど 格別人より欲張りに 生きて来た訳でもないつもり しあわせになりたくて そりゃ ほんの少しは背伸びもしたけれど しあわせの くらべっこ するつもりは さらさらないのだけれど  となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 私のいやしい心が憎い Hu でも やっぱりとなりの芝生は青い  努力が必ず報われると 決して信じちゃいないけど 何の苦もなくお気楽に 生きておられる方もある 世の中の 不公平 そりゃ ほんの少しは愚痴も言うけれど 私より 報われぬ 人の多さに いらいらするけれど  となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 そのうちきっと いいことがある Hu でも なんだかとなりの芝生は青い  夢の庭付き一戸建 建つか建たぬか 建たぬか建つか 男の悩みはけっこう深いぞ そのうち絶対 いいことがある Hu でも けっきょくとなりの芝生は青い サンキュー 
幸福になる100通りの方法そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた  ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった 名前を知って 目と目が合って ドキドキしたら 三月元気でいられたあの日  初めて電話した時 声も指も震えてた 何を話したか憶えてなかった 既にその頃 僕の心の中に 愛に思い上がる種は 播かれていたんだろう  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに  なのに人は 何故何もかもに 思い上がってしまうのだろう  君の為ならば何を 捨てても惜しくなかった 夢も仕事も時間も 友達さえも 酔い痴れ乍ら 登りつめてた 紅いルージュで ひと月元気でいられたあの日  それから僕等は長い だらだら坂をくだって 笑顔も言葉も少なくなりはじめた ガラスの靴の魔法がとけて 物語の二人は くすんだ ただの人になる  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに  なのに人は 何故しあわせに 思い上がってしまうのだろう  ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった あの日の僕が 今の僕を 見たなら どんなにどんなに自分を悲しむだろう  そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ほんとうにとても近くにいた  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた  ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった 名前を知って 目と目が合って ドキドキしたら 三月元気でいられたあの日  初めて電話した時 声も指も震えてた 何を話したか憶えてなかった 既にその頃 僕の心の中に 愛に思い上がる種は 播かれていたんだろう  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに  なのに人は 何故何もかもに 思い上がってしまうのだろう  君の為ならば何を 捨てても惜しくなかった 夢も仕事も時間も 友達さえも 酔い痴れ乍ら 登りつめてた 紅いルージュで ひと月元気でいられたあの日  それから僕等は長い だらだら坂をくだって 笑顔も言葉も少なくなりはじめた ガラスの靴の魔法がとけて 物語の二人は くすんだ ただの人になる  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに  なのに人は 何故しあわせに 思い上がってしまうのだろう  ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった あの日の僕が 今の僕を 見たなら どんなにどんなに自分を悲しむだろう  そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ほんとうにとても近くにいた  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ  しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ 
いつまでもあなたのものでいると 一体誰が約束したの 突っ張って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. It's my way  振り向けば誰もが皆 つもる 想い出に引き止められるけど 振り切って Far away 降りしきる雨に Get away 傘もささないまま Run away. to my way  そんなに驚かないで 心は移ろい易い 教えてくれた人は あなたのはずでしょう 背中でドアの悲鳴を聞きながら  いつまでも あなたのものでいたい どこかで誰か 叫んでるけど 聞こえないわ Far away サヨナラ  掌に拡げるている想い出 処々が破れている 突っ張って Far away 傷ついたまま Get away それはお互いよね Run away. It's my way  あんなに冷たい顔で 知らない人見るように 氷の心のふり 私をみつめて 答えを私に出させた ずるい  いつまでも 私のままでいたい だから もう振り向きはしないわ 振っ切って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. to my way  突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away Run away 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away サヨナラさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之いつまでもあなたのものでいると 一体誰が約束したの 突っ張って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. It's my way  振り向けば誰もが皆 つもる 想い出に引き止められるけど 振り切って Far away 降りしきる雨に Get away 傘もささないまま Run away. to my way  そんなに驚かないで 心は移ろい易い 教えてくれた人は あなたのはずでしょう 背中でドアの悲鳴を聞きながら  いつまでも あなたのものでいたい どこかで誰か 叫んでるけど 聞こえないわ Far away サヨナラ  掌に拡げるている想い出 処々が破れている 突っ張って Far away 傷ついたまま Get away それはお互いよね Run away. It's my way  あんなに冷たい顔で 知らない人見るように 氷の心のふり 私をみつめて 答えを私に出させた ずるい  いつまでも 私のままでいたい だから もう振り向きはしないわ 振っ切って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. to my way  突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away Run away 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away サヨナラ
たまにはいいかいつもの店で君を待つ 2杯目のコーヒーも冷めかけた いつもいつも 待たせてばかりの僕が今日は 待ちくたびれてる 本も読まずに 町のざわめき みつめているうちに ふと気がつけば 季節の横顔に出会った そうか いつも きっと こんな風 そっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいか  ささやかな いさかいがもとで 珍しく声を荒げた あいつ いつもいつも 飛び出すばかりの僕が初めて 聞いたドアの音 時計の音って 意外に大きいね 狭い部屋が不意に 拡がった様で 一人でいると 結構寒いね そうか いつも きっと こんな風 ずっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいか  誰かにもらった コンサートチケット 無理に腕組みして 記念日でもないのに 着飾るあいつ 嬉しそうだね そうか いつも きっと こんな風 ちょっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいかさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之いつもの店で君を待つ 2杯目のコーヒーも冷めかけた いつもいつも 待たせてばかりの僕が今日は 待ちくたびれてる 本も読まずに 町のざわめき みつめているうちに ふと気がつけば 季節の横顔に出会った そうか いつも きっと こんな風 そっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいか  ささやかな いさかいがもとで 珍しく声を荒げた あいつ いつもいつも 飛び出すばかりの僕が初めて 聞いたドアの音 時計の音って 意外に大きいね 狭い部屋が不意に 拡がった様で 一人でいると 結構寒いね そうか いつも きっと こんな風 ずっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいか  誰かにもらった コンサートチケット 無理に腕組みして 記念日でもないのに 着飾るあいつ 嬉しそうだね そうか いつも きっと こんな風 ちょっと あいつ 待ってたんだな たまにはいいか
修羅の如く人は何故 男と女に 分かれてしまったのだろう あらゆる哀しみが そこから始まるのに たとえば愛だけでは 生きてはゆけないけれど もしも愛なしでは とても 生きられない  次に男に 生まれたならば 修羅の如く 激しく生きるだろう 日が沈み また昇るように 生命くりかえし 子供のような瞳で眠るだろう  次に女に 生まれたならば 母の如く 強く生きるだろう 悲しみを悲しみとして 受け止めながら 疲れた修羅を 抱いて眠るだろう  人は何故 光と影に 分かれてしまったのだろう あらゆる憎しみが そこから生まれるのに たとえば雨のなかで 日差しに憧れても やがて日差しのなかで 雨を恋しがるだろう  次に女に 生まれたならば 天女の如く 柔らかく生きるだろう 喜びを喜びとして 受け止めながら 悲しい修羅を 愛して生きるだろう  次に男に 生まれたならば 修羅の如く 激しく生きるだろう 寄せては返す 波のように 生命くりかえし 愛しい人を 守って生きるだろう 寄せては返す 波のように 生命くりかえし 愛しい人を 守って生きるだろうさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之人は何故 男と女に 分かれてしまったのだろう あらゆる哀しみが そこから始まるのに たとえば愛だけでは 生きてはゆけないけれど もしも愛なしでは とても 生きられない  次に男に 生まれたならば 修羅の如く 激しく生きるだろう 日が沈み また昇るように 生命くりかえし 子供のような瞳で眠るだろう  次に女に 生まれたならば 母の如く 強く生きるだろう 悲しみを悲しみとして 受け止めながら 疲れた修羅を 抱いて眠るだろう  人は何故 光と影に 分かれてしまったのだろう あらゆる憎しみが そこから生まれるのに たとえば雨のなかで 日差しに憧れても やがて日差しのなかで 雨を恋しがるだろう  次に女に 生まれたならば 天女の如く 柔らかく生きるだろう 喜びを喜びとして 受け止めながら 悲しい修羅を 愛して生きるだろう  次に男に 生まれたならば 修羅の如く 激しく生きるだろう 寄せては返す 波のように 生命くりかえし 愛しい人を 守って生きるだろう 寄せては返す 波のように 生命くりかえし 愛しい人を 守って生きるだろう
あなたを愛したいくつかの理由疲れ果ててたどり着いた お前の優しさに 少し甘え過ぎたようだ 別れも言わずに旅立つ ほんのかすかに寝息たてる お前の横顔 みつめたなら胸が詰まる 思い出が多すぎて 今 朝の光がおだやかに 窓辺にあふれて 俺のたどるべき遠い道を 照らし始めてる 何も持たず ここへ来たから 何も持たずに出てゆく  あなただけを愛し抜いて あなただけみつめて 歩くことがあなたには 重過ぎたのかも知れない 愛すること愛されること あなたに教えられた その幸せが深い程 不安も深かった 今 あなたの背中をみつめて 祈っているのは どうぞ あなたらしく思い切り 生き抜いて そして いつか私が誇りに思う そんな人になってほしい 誰でも目の前に独りきり たどる道があり 誰かの道を横切る度に 傷つけてゆく そして必ず それよりずっと 自分が傷ついてゆく  次に会えた時 胸を張って笑えるように 幸せな笑顔で あなたの目を見られるように そうでなければ この愛のすべてが嘘になるから 今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところ 二人それぞれの遠い道を歩き出すところ 次に会えた時 胸を張って笑えるように 幸せな笑顔で あなたの目を見られるように 今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之疲れ果ててたどり着いた お前の優しさに 少し甘え過ぎたようだ 別れも言わずに旅立つ ほんのかすかに寝息たてる お前の横顔 みつめたなら胸が詰まる 思い出が多すぎて 今 朝の光がおだやかに 窓辺にあふれて 俺のたどるべき遠い道を 照らし始めてる 何も持たず ここへ来たから 何も持たずに出てゆく  あなただけを愛し抜いて あなただけみつめて 歩くことがあなたには 重過ぎたのかも知れない 愛すること愛されること あなたに教えられた その幸せが深い程 不安も深かった 今 あなたの背中をみつめて 祈っているのは どうぞ あなたらしく思い切り 生き抜いて そして いつか私が誇りに思う そんな人になってほしい 誰でも目の前に独りきり たどる道があり 誰かの道を横切る度に 傷つけてゆく そして必ず それよりずっと 自分が傷ついてゆく  次に会えた時 胸を張って笑えるように 幸せな笑顔で あなたの目を見られるように そうでなければ この愛のすべてが嘘になるから 今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところ 二人それぞれの遠い道を歩き出すところ 次に会えた時 胸を張って笑えるように 幸せな笑顔で あなたの目を見られるように 今 愛に賭けて夢に賭けて歩き出すところ
建具屋カトーの決心 −儂がジジイになった頃−建具屋カトーはこの頃 長いスランプにおち入ってる 町の消防団のけいこにも 力が入らないでいる 原因はあの無茶苦茶な 消費税のせいばかりでなく 勿論仕上げの遅れた サダ家の 便所の扉のせい でもない  この頃カトーは自分が ガイジンになってしまった気がしてる 絶滅間近の 朱鷺という名の美しい鳥のように ニッポンジンて奴がどんどんいなくなってるじゃねェかョ 冷や酒 口に運び乍ら彼は 淋しそうに そう つぶやいた  マニュアル・ビジュアル・セクシャル あいつら 都合が悪くなっとヨ 何だか訳のわかんねぇ言葉で ごまかしやがってヨ  何だ トレンデーのヤングの為の スペシャル・コーデネートの デーシーブランドの プレタポルテったって おめえ どーゆー意味だか さっぱり分かんねぇな  そう思わねぇかヨ 兄弟 そう思わねぇか まさし おめえよ  彼は少し赤くなった顔で 僕にそう言った  彼はこの頃 子供達が風の子でなくなったと嘆いてる 上目づかいの淋しい目で 冷たく笑うのを悲しんでる 原因はその母親が 母として堕落したからで 勿論悪いのは そうさせた その夫たちだと怒ってる  政治も学校もTVも本もカネも みな悪いけれど もっともっと悪いのはそんな親に育てたじじとばば達だってサ 子供に気に入られようと ガンコじじいやごうつくババアが いなくなった事が世間の秩序を 乱したと彼は 主張している  人間国宝になる 予定を変更して彼は 世の為 人の為に いやなジジイになる決心をした 「あ、そりゃ僕も賛成だな」って言うと そんじゃ共に手をとり合って いやなジジイになろうじゃねェのって 大声で笑った  さあ 手をとり合って 共に立ち上がろう 「さあ 手をとり合って 共に立ち上がろう 僕たちは まだ間に合うと思うんです さあみんなで ガンコじじいやごーつくババアになろう ハンド・イン・じじい」  建具屋カトーは 谷村さんのファンであった  年にも負けず 病気にも負けず 金で負けても ロマンは売らない いつも心に歌を忘れず 若い友達に夢を語ろう 東に危険な子供あれば あぶねーことやめろと張り倒し 西に生意気な娘があれば 行って 優しく屁をかましてあげよう  北に淋しき未亡人あれば 行って共に梅こぶ茶をすすりつつ 青春はこれからですよと はげまし ついでに自分の頭もはげましてたりして 南に迷う女学生あれば あなたの人生の中で あなたが主人公だよと 優しく唄ってあげよう  人に くそじじいと呼ばれ 早くくたばれと ののしられ ほめられもせず 嫌われても けして心の愛は捨てない  そういうじじいに 私はなりたい この愛しい町で 思えば何て 美しい国に生まれて来たんだろう こうして生きているというだけで幸せな一日がある  吹雪の如く 風を彩る 桜 天女の如く 夜空に舞う 蛍  藍より蒼き森の青 紅(べに)より赤き里の秋 静かに心を埋める 雪の白  ああ 僕等はこの美しさを この手で亡ぼそうとしている  ああ 僕はこの美しい国を 愛し乍ら憎んでいる  ん~~ ちょっと マジんなっちゃったかな  建具屋カトーと僕は そしていつかガンコじじいになる 何故か若い奴等がホラ話を聞きに集まって来る 峨眉山からゴビ砂漠に向かって しょんべんして借金して 島の王様で 昔は歌手と言っても 「嘘つけ このハゲ」かなんか言われてしまうだろう  建具屋カトーと僕は 死ぬ間際の事まで もう決めてる 若い奴等を前にして 最后は自分の大ヒット曲を歌う  「故意に」間違えたりして 最后まで笑いを取りに行ったりなんかして そして高らかに歌うのだ  たいした人生では なかったけど あ~~ 面白かった 思いっきり生きて来たから あ~~ 面白かったよ 「さあ別れの時が来た 世話んなったな 最后の儀式だ お手を拝借 『三本締め』 ご協力ありがとう いよいよ別れの時だ さらばぢゃ」  で もう一回生き返ってみしたりなんかしてさだまさしさだまさしさだまさし建具屋カトーはこの頃 長いスランプにおち入ってる 町の消防団のけいこにも 力が入らないでいる 原因はあの無茶苦茶な 消費税のせいばかりでなく 勿論仕上げの遅れた サダ家の 便所の扉のせい でもない  この頃カトーは自分が ガイジンになってしまった気がしてる 絶滅間近の 朱鷺という名の美しい鳥のように ニッポンジンて奴がどんどんいなくなってるじゃねェかョ 冷や酒 口に運び乍ら彼は 淋しそうに そう つぶやいた  マニュアル・ビジュアル・セクシャル あいつら 都合が悪くなっとヨ 何だか訳のわかんねぇ言葉で ごまかしやがってヨ  何だ トレンデーのヤングの為の スペシャル・コーデネートの デーシーブランドの プレタポルテったって おめえ どーゆー意味だか さっぱり分かんねぇな  そう思わねぇかヨ 兄弟 そう思わねぇか まさし おめえよ  彼は少し赤くなった顔で 僕にそう言った  彼はこの頃 子供達が風の子でなくなったと嘆いてる 上目づかいの淋しい目で 冷たく笑うのを悲しんでる 原因はその母親が 母として堕落したからで 勿論悪いのは そうさせた その夫たちだと怒ってる  政治も学校もTVも本もカネも みな悪いけれど もっともっと悪いのはそんな親に育てたじじとばば達だってサ 子供に気に入られようと ガンコじじいやごうつくババアが いなくなった事が世間の秩序を 乱したと彼は 主張している  人間国宝になる 予定を変更して彼は 世の為 人の為に いやなジジイになる決心をした 「あ、そりゃ僕も賛成だな」って言うと そんじゃ共に手をとり合って いやなジジイになろうじゃねェのって 大声で笑った  さあ 手をとり合って 共に立ち上がろう 「さあ 手をとり合って 共に立ち上がろう 僕たちは まだ間に合うと思うんです さあみんなで ガンコじじいやごーつくババアになろう ハンド・イン・じじい」  建具屋カトーは 谷村さんのファンであった  年にも負けず 病気にも負けず 金で負けても ロマンは売らない いつも心に歌を忘れず 若い友達に夢を語ろう 東に危険な子供あれば あぶねーことやめろと張り倒し 西に生意気な娘があれば 行って 優しく屁をかましてあげよう  北に淋しき未亡人あれば 行って共に梅こぶ茶をすすりつつ 青春はこれからですよと はげまし ついでに自分の頭もはげましてたりして 南に迷う女学生あれば あなたの人生の中で あなたが主人公だよと 優しく唄ってあげよう  人に くそじじいと呼ばれ 早くくたばれと ののしられ ほめられもせず 嫌われても けして心の愛は捨てない  そういうじじいに 私はなりたい この愛しい町で 思えば何て 美しい国に生まれて来たんだろう こうして生きているというだけで幸せな一日がある  吹雪の如く 風を彩る 桜 天女の如く 夜空に舞う 蛍  藍より蒼き森の青 紅(べに)より赤き里の秋 静かに心を埋める 雪の白  ああ 僕等はこの美しさを この手で亡ぼそうとしている  ああ 僕はこの美しい国を 愛し乍ら憎んでいる  ん~~ ちょっと マジんなっちゃったかな  建具屋カトーと僕は そしていつかガンコじじいになる 何故か若い奴等がホラ話を聞きに集まって来る 峨眉山からゴビ砂漠に向かって しょんべんして借金して 島の王様で 昔は歌手と言っても 「嘘つけ このハゲ」かなんか言われてしまうだろう  建具屋カトーと僕は 死ぬ間際の事まで もう決めてる 若い奴等を前にして 最后は自分の大ヒット曲を歌う  「故意に」間違えたりして 最后まで笑いを取りに行ったりなんかして そして高らかに歌うのだ  たいした人生では なかったけど あ~~ 面白かった 思いっきり生きて来たから あ~~ 面白かったよ 「さあ別れの時が来た 世話んなったな 最后の儀式だ お手を拝借 『三本締め』 ご協力ありがとう いよいよ別れの時だ さらばぢゃ」  で もう一回生き返ってみしたりなんかして
理・不・尽心が冷めてく 自分から遠ざかる おまえ抱きしめていて 不安でたまらない 新聞の一行が TVのひと言が辛い 余りにも廻りが 理不尽に過ぎてゆく  言葉はもう ぬくもりさえ 伝えてくれはしない 捨てたくないものから先に 捨て去られてゆく  理不尽 理不尽 理不尽 そうつぶやきながら 僕の弱い心が 同じ色に染まる  子供の頃には 見てたはずの空の色 花の色まですべて アスファルト色してる 子供じゃないのだから 世の中はそんなもの 自分に言いきかせては 嘘色のため息  強くなりたい お前の愛 守り抜けるように 強くなりたい お前の夢 叶えられるように  理不尽 理不尽 理不尽 そうつぶやきながら 負けてたまるものかと 高い空を見てる お前抱きしめていて 見失わないように ほんのしばらくでいい お前抱きしめていてさだまさしさだまさしさだまさし心が冷めてく 自分から遠ざかる おまえ抱きしめていて 不安でたまらない 新聞の一行が TVのひと言が辛い 余りにも廻りが 理不尽に過ぎてゆく  言葉はもう ぬくもりさえ 伝えてくれはしない 捨てたくないものから先に 捨て去られてゆく  理不尽 理不尽 理不尽 そうつぶやきながら 僕の弱い心が 同じ色に染まる  子供の頃には 見てたはずの空の色 花の色まですべて アスファルト色してる 子供じゃないのだから 世の中はそんなもの 自分に言いきかせては 嘘色のため息  強くなりたい お前の愛 守り抜けるように 強くなりたい お前の夢 叶えられるように  理不尽 理不尽 理不尽 そうつぶやきながら 負けてたまるものかと 高い空を見てる お前抱きしめていて 見失わないように ほんのしばらくでいい お前抱きしめていて
長崎からI was born in ナガサキ この町で 生まれて そしていつか 港の風に 覚えた 涙と笑い  I was born in ナガサキ 母の手や 友と別れ 見知らぬ風に 出会うために この町を 離れた  けれど今 振り向けば 遠く離れた都会(まち)で 追いつけぬ夢に 流されるままに 失くしかけてた心  Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける  I was born in ナガサキ この町の 夏を告げる サイレンの音 小さな祈り 捧げている 小さな手  I was born in ナガサキ 初恋も 南山手 見下ろす町と シスターの 穏やかな 横顔  忘れない いくつもの そんな場面の中で 気がつけばいつも 私はいつも ひとりではなかった  I was born in ナガサキ 春と夏と秋と冬と 喜び悲しみ 今日から明日へ 私は生きている  Give me love 私の小さな愛が いつかあなたに届く日が来る Give me love そして手をとりあって 歩き始める 長崎から  Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける  終わりのない 坂道を上る 今 長崎からさだまさしたかひらゆたか・補作詞:さだまさしたかひらゆたか・補作曲:さだまさし若草恵I was born in ナガサキ この町で 生まれて そしていつか 港の風に 覚えた 涙と笑い  I was born in ナガサキ 母の手や 友と別れ 見知らぬ風に 出会うために この町を 離れた  けれど今 振り向けば 遠く離れた都会(まち)で 追いつけぬ夢に 流されるままに 失くしかけてた心  Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける  I was born in ナガサキ この町の 夏を告げる サイレンの音 小さな祈り 捧げている 小さな手  I was born in ナガサキ 初恋も 南山手 見下ろす町と シスターの 穏やかな 横顔  忘れない いくつもの そんな場面の中で 気がつけばいつも 私はいつも ひとりではなかった  I was born in ナガサキ 春と夏と秋と冬と 喜び悲しみ 今日から明日へ 私は生きている  Give me love 私の小さな愛が いつかあなたに届く日が来る Give me love そして手をとりあって 歩き始める 長崎から  Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける  終わりのない 坂道を上る 今 長崎から
時代はずれ元気だったか 汚ねえ顔ずらり並べやがってって お互い様だってか そりゃ そいじゃ始めっか 有り金全部 テーブルに出したか かくすんじゃねーぞ! まずは乾杯! つまみなんか頼んどけよ てきとーに あ、俺 海老抜いといてね 嫌いだから ナニ相変わらず? あたり前だ 簡単に変わるか 男がよ  俺たち昔からアレバダスの法則で 助け合って足引っぱって生きてきた 正しい青春の法則 アレバダス おじん臭いって言わしとけ言わしとけ そんなもの 古い歌と古い型の女が好きだね 俺たちってキレがあるのにコクがあるって それほどでもねーってか!  ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで こんなやり方しか知らないけど あったかいんだ心がね ホントだよ 触ってごらん ウールだよ、だって!?  世間にもまれてお互い老けたよな 髪の話してんじゃないよ 無口んなっちゃうよ 俺 そうじゃなくて みんな責任持てる顔になって来たって 俺の話聞いてんのか! そうか乾杯! ナニ終電? 終電が怖くて酒が飲めるか あ、あ本当に怖いの? あ、そ、じゃ いいよ帰っても 流行がどうした 流行が怖くて風邪ひけるか なあぉぃ!って 何言ってんだか わかんなくなっちゃった  俺たち昔から時代はずれだったよな 遅れてもいないけど進んでる訳じゃない 他人のやり方なんて気にしたことがなかった DCブランドもグルメブームもいいじゃないか クロワッサンにコーヒーのブランチなんて まあハイカラやね 貸し衣装だって 似合うなら幸せだ  ごめんね お茶漬が食べたい ごめんね お茶漬が食べたい シバ漬も付けてね こんな生き方しか出来ないけど あったかいんだ心がね ホントだよ ちょっと照れるけど ホントだよ 御一緒にどーぞ! ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで もう一軒行ってみよう!  ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれでさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸元気だったか 汚ねえ顔ずらり並べやがってって お互い様だってか そりゃ そいじゃ始めっか 有り金全部 テーブルに出したか かくすんじゃねーぞ! まずは乾杯! つまみなんか頼んどけよ てきとーに あ、俺 海老抜いといてね 嫌いだから ナニ相変わらず? あたり前だ 簡単に変わるか 男がよ  俺たち昔からアレバダスの法則で 助け合って足引っぱって生きてきた 正しい青春の法則 アレバダス おじん臭いって言わしとけ言わしとけ そんなもの 古い歌と古い型の女が好きだね 俺たちってキレがあるのにコクがあるって それほどでもねーってか!  ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで こんなやり方しか知らないけど あったかいんだ心がね ホントだよ 触ってごらん ウールだよ、だって!?  世間にもまれてお互い老けたよな 髪の話してんじゃないよ 無口んなっちゃうよ 俺 そうじゃなくて みんな責任持てる顔になって来たって 俺の話聞いてんのか! そうか乾杯! ナニ終電? 終電が怖くて酒が飲めるか あ、あ本当に怖いの? あ、そ、じゃ いいよ帰っても 流行がどうした 流行が怖くて風邪ひけるか なあぉぃ!って 何言ってんだか わかんなくなっちゃった  俺たち昔から時代はずれだったよな 遅れてもいないけど進んでる訳じゃない 他人のやり方なんて気にしたことがなかった DCブランドもグルメブームもいいじゃないか クロワッサンにコーヒーのブランチなんて まあハイカラやね 貸し衣装だって 似合うなら幸せだ  ごめんね お茶漬が食べたい ごめんね お茶漬が食べたい シバ漬も付けてね こんな生き方しか出来ないけど あったかいんだ心がね ホントだよ ちょっと照れるけど ホントだよ 御一緒にどーぞ! ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで もう一軒行ってみよう!  ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで
SMILE AGAINもしもあなたが今 悲しみの中にいて よるべない不安に 震えているのなら 声にならない声を今その見えない涙を今 わかちあうことが できないだろうか  言葉で伝わらない 言葉もあるけれど せめてこの歌声が あなたに届いたら 勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今 なつかしい笑顔に もう一度会いたい  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  忘れないで欲しい いつも思っている だからこの歌声が あなたに聞こえたら 小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今 どうか僕のために もう一度笑って  SMILE AGAIN 一人は小さくて SMILE AGAIN とても弱いけれど SMILE AGAIN 強くこの愛を 心こめて歌う  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡るさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸もしもあなたが今 悲しみの中にいて よるべない不安に 震えているのなら 声にならない声を今その見えない涙を今 わかちあうことが できないだろうか  言葉で伝わらない 言葉もあるけれど せめてこの歌声が あなたに届いたら 勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今 なつかしい笑顔に もう一度会いたい  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  忘れないで欲しい いつも思っている だからこの歌声が あなたに聞こえたら 小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今 どうか僕のために もう一度笑って  SMILE AGAIN 一人は小さくて SMILE AGAIN とても弱いけれど SMILE AGAIN 強くこの愛を 心こめて歌う  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る
オレゴンから愛故郷 遠く離れ ひとりで 君を想う 忘れ難き 優し微笑は 色褪せずに いますかさだまさしさだまさしさだまさし故郷 遠く離れ ひとりで 君を想う 忘れ難き 優し微笑は 色褪せずに いますか
シラミ騒動虱 虱 そら虱 虱見られど見れ虱 そらそらどーら どれどれ見~れ 虱見られそう 虱知られそう(そっそそーら) 虱 虱 しら虱 騒動さだまさしさだまさしさだまさし虱 虱 そら虱 虱見られど見れ虱 そらそらどーら どれどれ見~れ 虱見られそう 虱知られそう(そっそそーら) 虱 虱 しら虱 騒動
それぞれの旅見送りもない二人の旅立ちは 各駅停車の方がいい お前と僕と荷物はひとつ 待たせたね 長い間  少し時間があるからあのひとに も一度電話で声を聞かせておいで 大きな声でありがとうと言えば それだけで いいから  ベルが鳴れば旅が始まる 時刻表も地図も持たずに 喜びと悲しみのレールを 誰もがこうして乗り継ぎ乍ら それぞれに それぞれの旅を 生きている  一人旅なら父から教わった 母からはそれが帰るための旅だと それからお前が教えてくれたのは 許すこと 愛すること  動き始めた列車の窓に 二人の顔が写って揺れる 喜びと悲しみのレールを 誰もがこうして乗り継ぎ乍ら それぞれに それぞれの旅を 生きている それぞれに それぞれの愛を 生きているさだまさしさだまさしさだまさし見送りもない二人の旅立ちは 各駅停車の方がいい お前と僕と荷物はひとつ 待たせたね 長い間  少し時間があるからあのひとに も一度電話で声を聞かせておいで 大きな声でありがとうと言えば それだけで いいから  ベルが鳴れば旅が始まる 時刻表も地図も持たずに 喜びと悲しみのレールを 誰もがこうして乗り継ぎ乍ら それぞれに それぞれの旅を 生きている  一人旅なら父から教わった 母からはそれが帰るための旅だと それからお前が教えてくれたのは 許すこと 愛すること  動き始めた列車の窓に 二人の顔が写って揺れる 喜びと悲しみのレールを 誰もがこうして乗り継ぎ乍ら それぞれに それぞれの旅を 生きている それぞれに それぞれの愛を 生きている
あなたが好きです何故かこの世に生まれた事だけで 不思議なドラマだから さらにあなたと出会えた喜びを あえて奇跡と呼びたい  見えない糸をたぐり寄せて 互いの時を重ね合って 言葉でうまく言えないけど あなたが好きです  精一杯に歩き続けている あなたをきれいだと思う そんなあなたを愛せる自分を とても幸福だと思う  言葉にすれば何もかもが 美しい嘘に聞こえるけど あらゆる誤解を怖れずに あなたが好きです  見えない糸をたぐり寄せて 互いの時を重ね合って 言葉でうまく言えないけど あなたが好きですさだまさしさだまさしさだまさし何故かこの世に生まれた事だけで 不思議なドラマだから さらにあなたと出会えた喜びを あえて奇跡と呼びたい  見えない糸をたぐり寄せて 互いの時を重ね合って 言葉でうまく言えないけど あなたが好きです  精一杯に歩き続けている あなたをきれいだと思う そんなあなたを愛せる自分を とても幸福だと思う  言葉にすれば何もかもが 美しい嘘に聞こえるけど あらゆる誤解を怖れずに あなたが好きです  見えない糸をたぐり寄せて 互いの時を重ね合って 言葉でうまく言えないけど あなたが好きです
心にスニーカーをはいて何かに追われて あなたはとても疲れてる よそゆきの服を 無理矢理心に着込んでる  失くした夢を数えるより 生まれて来る夢を抱いて 笑うほうが似合ってる あなたはあなたでいて欲しい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  何かを求めて あなたはとても疲れてる 「幸せ」は欲しいけど「幸せに似たもの」はいらない  真空パックのまごころや インスタントの愛だなんて そんなものいらない あなたはあなたでいて欲しい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかいさだまさしさだまさしさだまさし何かに追われて あなたはとても疲れてる よそゆきの服を 無理矢理心に着込んでる  失くした夢を数えるより 生まれて来る夢を抱いて 笑うほうが似合ってる あなたはあなたでいて欲しい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  何かを求めて あなたはとても疲れてる 「幸せ」は欲しいけど「幸せに似たもの」はいらない  真空パックのまごころや インスタントの愛だなんて そんなものいらない あなたはあなたでいて欲しい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい  心にスニーカーをはいて 飾らない言葉で抱きしめて 素顔のままで充分な程 あなたは あたたかい
苺ノ唄苺ノ紅ヲ見ル度ニ ミルクノ白ヲ見ル毎ニ アノ娘ノ愛シタアノ唄ガ 耳ノ底カラコボレテ落チル  「ららら 寂しいよ るるる 愛しておくれ ららら 寂しいよ るるる 信じておくれ」  花ハ季節ニ恋ヲスル ダカラ黙ッテ散リ急グ アノ娘ノ唄ガ切ナクテ 耳ヲ塞イデ泣イタ日モアル  「ららら 優しいね るるる 笑っておくれ ららら 優しいね るるる 抱きしめとくれ」  悲シイ人ニ会ウ度ニ 小サナ嘘ヲツク毎ニ アノ娘ガ信ジヨウトシタ 夢ノ結末(さいご)ヲ思イ出ス  「ららら 寂しいよ るるる 愛しておくれ ららら 寂しいよ るるる 信じておくれ ららら 優しいね るるる 笑っておくれ ららら 優しいね るるる 抱きしめとくれ」さだまさしさだまさしさだまさし苺ノ紅ヲ見ル度ニ ミルクノ白ヲ見ル毎ニ アノ娘ノ愛シタアノ唄ガ 耳ノ底カラコボレテ落チル  「ららら 寂しいよ るるる 愛しておくれ ららら 寂しいよ るるる 信じておくれ」  花ハ季節ニ恋ヲスル ダカラ黙ッテ散リ急グ アノ娘ノ唄ガ切ナクテ 耳ヲ塞イデ泣イタ日モアル  「ららら 優しいね るるる 笑っておくれ ららら 優しいね るるる 抱きしめとくれ」  悲シイ人ニ会ウ度ニ 小サナ嘘ヲツク毎ニ アノ娘ガ信ジヨウトシタ 夢ノ結末(さいご)ヲ思イ出ス  「ららら 寂しいよ るるる 愛しておくれ ららら 寂しいよ るるる 信じておくれ ららら 優しいね るるる 笑っておくれ ららら 優しいね るるる 抱きしめとくれ」
むかし子供達はむかし子供達は 夢の実(な)る木だったよ すり傷だらけでいつも かみさまのとなりにいた むかし子供達は ねずみ花火だったよ どこへ転げていつはじけるか 誰にもわからなかった  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達の こころに屋根はなかった 上を見あげればいつも 青空がひろがってた むかし子供達は すばらしい発明家だったよ 木切れでピストルを作り ラジオを鉄屑にした  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達は 夢の実(な)る木だったよ すり傷だらけでいつも かみさまのとなりにいた  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  chu…… chu…… chu…… la…… la…… la……  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達は……さだまさしさだまさしさだまさしむかし子供達は 夢の実(な)る木だったよ すり傷だらけでいつも かみさまのとなりにいた むかし子供達は ねずみ花火だったよ どこへ転げていつはじけるか 誰にもわからなかった  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達の こころに屋根はなかった 上を見あげればいつも 青空がひろがってた むかし子供達は すばらしい発明家だったよ 木切れでピストルを作り ラジオを鉄屑にした  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達は 夢の実(な)る木だったよ すり傷だらけでいつも かみさまのとなりにいた  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  chu…… chu…… chu…… la…… la…… la……  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  がんばれ がんばれ 今の子供達 明日 天気にしておくれ  むかし子供達は……
遠い祭幼い日 大人たちの 背中越しに垣間見た 秋祭 ときめきと 胸騒ぎ 少し寂しさの入り混じる 遠い祭  華やかな悲しさに ふと息づまり 振りむけば祭囃子 闇に紅い灯 それに似た あなたへの恋は 煌きながら 去ってゆく 片恋は いつも 遠い祭  てのひらに 握りしめた 風船がゆらりと 秋祭 水に写る 電球を 金魚の尾ヒレが消してゆく 遠い祭  ひとりきり はぐれた不安に息づまり 振りむけば祭囃子 闇に蒼い灯 そんな風に あなたへの恋は めまいの中で 遠ざかる 片恋は いつも 遠い祭  華やかな悲しさに ふと息づまり 振りむけば祭囃子 闇に紅い灯 それに似た あなたへの恋は 煌きながら 去ってゆく 片恋は いつも 遠い祭さだまさしさだまさしさだまさし幼い日 大人たちの 背中越しに垣間見た 秋祭 ときめきと 胸騒ぎ 少し寂しさの入り混じる 遠い祭  華やかな悲しさに ふと息づまり 振りむけば祭囃子 闇に紅い灯 それに似た あなたへの恋は 煌きながら 去ってゆく 片恋は いつも 遠い祭  てのひらに 握りしめた 風船がゆらりと 秋祭 水に写る 電球を 金魚の尾ヒレが消してゆく 遠い祭  ひとりきり はぐれた不安に息づまり 振りむけば祭囃子 闇に蒼い灯 そんな風に あなたへの恋は めまいの中で 遠ざかる 片恋は いつも 遠い祭  華やかな悲しさに ふと息づまり 振りむけば祭囃子 闇に紅い灯 それに似た あなたへの恋は 煌きながら 去ってゆく 片恋は いつも 遠い祭
道(はないちもんめ)父の手に背伸びして歩いた道 叱られて泣きながら走った あの道 留守番に耐えかねて母を待った道 土産持つ祖母の胸に跳び込んだ あの道  今更に懐かしい あの頃を 今 遠い町でひとり想う まだ天使だった私を 道は 憶えているかしら ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめ  放課後に初恋を眼で追った道 草野球 夕焼け ともだち あの道 卒業の熱い胸冷ました道 胸張って町へ出る時 ふり返った あの道 今更に遠い空にひとり誓う 辛くとも 心だけは捨てない もっと 大きくなった私を 道よ 待っていておくれ ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめ ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめさだまさしさだまさしさだまさし父の手に背伸びして歩いた道 叱られて泣きながら走った あの道 留守番に耐えかねて母を待った道 土産持つ祖母の胸に跳び込んだ あの道  今更に懐かしい あの頃を 今 遠い町でひとり想う まだ天使だった私を 道は 憶えているかしら ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめ  放課後に初恋を眼で追った道 草野球 夕焼け ともだち あの道 卒業の熱い胸冷ました道 胸張って町へ出る時 ふり返った あの道 今更に遠い空にひとり誓う 辛くとも 心だけは捨てない もっと 大きくなった私を 道よ 待っていておくれ ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめ ふるさと 離れて はないちもんめ ふるさと 恋しい はないちもんめ
The Best for YouWhen I was young 今迄に いくつもの恋を 重ねて来た せつない恋 悲しい恋 卑怯な恋さえあった I was alone 愛しても 何処か心に風が吹いていた 求めてばかりいたから いつもひとりだった  Nobody told me 誰ひとり 教えてくれなかった Nobody loved me 私は 一度も愛されたことがなかった  初めて心から安らげる お前に会った The Best for Me  静かに腕の中で 眠りにつく お前の横顔は 疑いのかけらもない それが愛だと語る様に  You never leave me お前だけに 荷物は持たせない I never let you go 生命をかけて 守ると云わせて 今 私は  お前にふさわしい おだやかな愛になりたい お前が心から安らげる人になりたい The Best for You  The Best for YouさだまさしさだまさしさだまさしWhen I was young 今迄に いくつもの恋を 重ねて来た せつない恋 悲しい恋 卑怯な恋さえあった I was alone 愛しても 何処か心に風が吹いていた 求めてばかりいたから いつもひとりだった  Nobody told me 誰ひとり 教えてくれなかった Nobody loved me 私は 一度も愛されたことがなかった  初めて心から安らげる お前に会った The Best for Me  静かに腕の中で 眠りにつく お前の横顔は 疑いのかけらもない それが愛だと語る様に  You never leave me お前だけに 荷物は持たせない I never let you go 生命をかけて 守ると云わせて 今 私は  お前にふさわしい おだやかな愛になりたい お前が心から安らげる人になりたい The Best for You  The Best for You
チャンスさあ みんなで世界を作り直そう 一人は小さいけれど きっとまだ間に合うはず さあ みんなで笑顔から始めよう 泣きながら笑えばいい 怒りながら笑えばいい  チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち  さあ 初めは「こころ」で願うことから 歩き始めたら二度と 道に迷わぬよう さあ 自分で選んだ道 信じよう 疲れることばかりでも 泣くのはたどりついてから  チャンス それは誰にも チャンス いつの日もきっと チャンス 隣りを歩いている 気づいておくれ チャンス 手をさしのべて チャンス あきらめないで チャンス 抱きしめてこの生命(いのち)  さあ みんなで世界を作り直そう 一人は小さいけれど きっとまだ間に合うはず さあ みんなで笑顔から始めよう 泣きながら笑えばいい 怒りながら笑えばいい  チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち だから チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち It's a Chanceさだまさしさだまさしさだまさしさあ みんなで世界を作り直そう 一人は小さいけれど きっとまだ間に合うはず さあ みんなで笑顔から始めよう 泣きながら笑えばいい 怒りながら笑えばいい  チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち  さあ 初めは「こころ」で願うことから 歩き始めたら二度と 道に迷わぬよう さあ 自分で選んだ道 信じよう 疲れることばかりでも 泣くのはたどりついてから  チャンス それは誰にも チャンス いつの日もきっと チャンス 隣りを歩いている 気づいておくれ チャンス 手をさしのべて チャンス あきらめないで チャンス 抱きしめてこの生命(いのち)  さあ みんなで世界を作り直そう 一人は小さいけれど きっとまだ間に合うはず さあ みんなで笑顔から始めよう 泣きながら笑えばいい 怒りながら笑えばいい  チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち だから チャンス それは誰にも チャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの 信じていいよ チャンス ひとりひとりが チャンス 生まれながらに チャンス 選ばれた者たち It's a Chance
男は大きな河になれ ~モルダウより~せつないことが あったなら 大きく叫んで 雲を呼べ それでも雲で覆えぬほどの 男は大きな宇宙(そら)になれ  嬉しい時は腹から笑え 笑えば嬉しい花が咲く 心を花で埋(うず)めて見せろ 女は優しい風になれ  苦しい時こそ意地を張れ 目をそらさずに雨を見ろ 泣かずに雨を集めて そして 男は大きな河になれ  寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ 怪我もする そこで捨てたなら負けになる 男は大きな夢になれ  喜びは人と分かちあえ 悲しみは人に預けるな 許せる限り受け止めてやれ 女は大きな海になれ  寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ 怪我もする 泣かずに雨を集めて そして 男は大きな河になれ 男は大きな河になれさだまさしさだまさしスメタナ・補作曲:さだまさしせつないことが あったなら 大きく叫んで 雲を呼べ それでも雲で覆えぬほどの 男は大きな宇宙(そら)になれ  嬉しい時は腹から笑え 笑えば嬉しい花が咲く 心を花で埋(うず)めて見せろ 女は優しい風になれ  苦しい時こそ意地を張れ 目をそらさずに雨を見ろ 泣かずに雨を集めて そして 男は大きな河になれ  寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ 怪我もする そこで捨てたなら負けになる 男は大きな夢になれ  喜びは人と分かちあえ 悲しみは人に預けるな 許せる限り受け止めてやれ 女は大きな海になれ  寂しいのは一人だけじゃない 歩けば転ぶ 怪我もする 泣かずに雨を集めて そして 男は大きな河になれ 男は大きな河になれ
デイジー君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて ふたつほど大きなため息ついて あふれそうな涙こらえてる  も一度抱きしめて欲しいなんて ぬくもりの中で恋を見送らせてと 最后の我侭君の髪の匂いの 向こうで揺れてた はち植えの デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  僕の胸に頬を 埋めたまま 出会った時の僕の台詞真似てみせて 決して未練じゃないよと前置きして 昔の事いくつか数えたあと  窓辺まで歩いて振り返って 愛なんて言葉がもどかし過ぎる程 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた はち植えの デイジーさだまさしさだまさしさだまさし君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて ふたつほど大きなため息ついて あふれそうな涙こらえてる  も一度抱きしめて欲しいなんて ぬくもりの中で恋を見送らせてと 最后の我侭君の髪の匂いの 向こうで揺れてた はち植えの デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  僕の胸に頬を 埋めたまま 出会った時の僕の台詞真似てみせて 決して未練じゃないよと前置きして 昔の事いくつか数えたあと  窓辺まで歩いて振り返って 愛なんて言葉がもどかし過ぎる程 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた はち植えの デイジー
Once Upon a Time窓を叩く雨に 無口な夜の寂黙 何時からだろうふたり 別々の夢を見てる 悲しくもなれぬ程 ほころびかけた愛に 何気なくラジオから 懐かしのプログラム  M1. 悲しき雨音(カスケーズ) M2. BE MY BABY(ロネッツ) ふたりが出会った あの日のメロディ  Once Upon a Time 卒業パーティの夜 丁度こんなどしゃ降り 濡れて歩いた そこへ Once Upon a Time ポニーテール 赤い傘 つんと澄ました おせっかいな君に会った  今も覚えている 二十歳になった君を 初めて抱きしめた日の やさしいぬくもり それからほんの少し 別れたことがあって 髪型を変えて君 また帰って来たね  M3. 500マイル(P.P.M) M4. スカボロー・フェア(S & G) 生命かけて 確かめたはずの愛  Once Upon a Time 失くした訳じゃなくって 愛し合う事に慣れすぎただけさ Once Upon a Time ねぇそう思わないか 僕たちはまだ「むかし」なんかじゃない One More Time 僕が僕に戻って 君が君に戻ることが出来たら One More Time きっとまだ間に合うから もう一度 やり直してみないかさだまさしさだまさしさだまさし窓を叩く雨に 無口な夜の寂黙 何時からだろうふたり 別々の夢を見てる 悲しくもなれぬ程 ほころびかけた愛に 何気なくラジオから 懐かしのプログラム  M1. 悲しき雨音(カスケーズ) M2. BE MY BABY(ロネッツ) ふたりが出会った あの日のメロディ  Once Upon a Time 卒業パーティの夜 丁度こんなどしゃ降り 濡れて歩いた そこへ Once Upon a Time ポニーテール 赤い傘 つんと澄ました おせっかいな君に会った  今も覚えている 二十歳になった君を 初めて抱きしめた日の やさしいぬくもり それからほんの少し 別れたことがあって 髪型を変えて君 また帰って来たね  M3. 500マイル(P.P.M) M4. スカボロー・フェア(S & G) 生命かけて 確かめたはずの愛  Once Upon a Time 失くした訳じゃなくって 愛し合う事に慣れすぎただけさ Once Upon a Time ねぇそう思わないか 僕たちはまだ「むかし」なんかじゃない One More Time 僕が僕に戻って 君が君に戻ることが出来たら One More Time きっとまだ間に合うから もう一度 やり直してみないか
あなたの腕の中が 狭くなった訳ではなく 私があなたの夢を閉じこめる 狭い籠になるのが怖いから  さよなら そう書きかけて 迷ったあげくの置き手紙 あなたに逢えた倖せなんて 月並みな言葉しか浮かばない  人は誰でも無器用で 悲しくなる位不器用で けれども誰にも夢があり ぎこちない様な愛がある 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してた  夢ならいつか覚めるよと 笑ったあなたが哀しかった 優し過ぎたら届かない けど優しくなければ 夢じゃない  あなたは夢の大空を 高く高く飛んで欲しい 私が涙をもしも流すなら あなたの翼が見えなくなってから  人は誰でも不器用で 悲しくなる位不器用で けれども誰にも夢があり ぎこちない様な愛がある 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してた 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してたさだまさしさだまさしさだまさしあなたの腕の中が 狭くなった訳ではなく 私があなたの夢を閉じこめる 狭い籠になるのが怖いから  さよなら そう書きかけて 迷ったあげくの置き手紙 あなたに逢えた倖せなんて 月並みな言葉しか浮かばない  人は誰でも無器用で 悲しくなる位不器用で けれども誰にも夢があり ぎこちない様な愛がある 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してた  夢ならいつか覚めるよと 笑ったあなたが哀しかった 優し過ぎたら届かない けど優しくなければ 夢じゃない  あなたは夢の大空を 高く高く飛んで欲しい 私が涙をもしも流すなら あなたの翼が見えなくなってから  人は誰でも不器用で 悲しくなる位不器用で けれども誰にも夢があり ぎこちない様な愛がある 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してた 私の夢はあなた へたくそだけど 愛してた
望郷故郷 母の生まれた町 はじめて 人を愛した町 はじめて 人を怨んだ町 はじめて 人と別れた町  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷  故郷 友を育てた町 選ばぬことばで話せる町 涙も笑いもここで知った それから 歩くことも覚えた  夢見て破れ 恋して溺れ 裏切り また裏切られ 知らず知らずに 汚れるこの身 恥じ乍らも唄う この唄  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が 還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷さだまさしさだまさしさだまさし故郷 母の生まれた町 はじめて 人を愛した町 はじめて 人を怨んだ町 はじめて 人と別れた町  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷  故郷 友を育てた町 選ばぬことばで話せる町 涙も笑いもここで知った それから 歩くことも覚えた  夢見て破れ 恋して溺れ 裏切り また裏切られ 知らず知らずに 汚れるこの身 恥じ乍らも唄う この唄  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が 還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷
退職の日公園のD-51は 退職したあと ほんのわずかばかりの レールをもらって もう動かなくなった  父は特別他人と違った生き方をして来たわけではない ただ黙々とむしろ平凡に歩いて来たのだ 戦争のさなかに青春を擦り減らし 不幸にも生き残った彼は だから生きる事もそれに遊ぶ事もあまり上手ではなかった そういう彼を僕も一度は疑い 否定する事で大人になった気がした けれど 男の重さを世間に教えられて 自分の軽さを他人に教えられて 振り向いて改めて彼をみつめたら やはり何も答えぬ無器用な背中 退職の朝彼はいつもと変わらずに母のこさえた弁当を持って 焦れったい位あたり前に 家を出て行った  母が特別倖せな生き方をして来たとも思えない ただあの人と長い道を歩いて来たから いつもと違って彼の帰りを待ち受けて 玄関先でありがとうと言った 長い間ご苦労様とあらたまって手をついた そういう彼女の芝居染みた仕草を 笑う程僕はスレて無かった様で そして 二人が急に老人になった気がして うろたえる自分が妙に可笑しくて 「おとうさん」「おかあさん」なんて懐かしい 呼び方をふいに思い出したりして 父は特別いつもと変わらずに静かに靴を脱いだあと 僕を見上げて照れた様に ほんの少し笑った  公園のD-51は 愛する子供達の 胸の中でいつでも 力強く 山道をかけ登っている  白い煙を吐いて 力強く いつまでも いつまでもさだまさしさだまさしさだまさし公園のD-51は 退職したあと ほんのわずかばかりの レールをもらって もう動かなくなった  父は特別他人と違った生き方をして来たわけではない ただ黙々とむしろ平凡に歩いて来たのだ 戦争のさなかに青春を擦り減らし 不幸にも生き残った彼は だから生きる事もそれに遊ぶ事もあまり上手ではなかった そういう彼を僕も一度は疑い 否定する事で大人になった気がした けれど 男の重さを世間に教えられて 自分の軽さを他人に教えられて 振り向いて改めて彼をみつめたら やはり何も答えぬ無器用な背中 退職の朝彼はいつもと変わらずに母のこさえた弁当を持って 焦れったい位あたり前に 家を出て行った  母が特別倖せな生き方をして来たとも思えない ただあの人と長い道を歩いて来たから いつもと違って彼の帰りを待ち受けて 玄関先でありがとうと言った 長い間ご苦労様とあらたまって手をついた そういう彼女の芝居染みた仕草を 笑う程僕はスレて無かった様で そして 二人が急に老人になった気がして うろたえる自分が妙に可笑しくて 「おとうさん」「おかあさん」なんて懐かしい 呼び方をふいに思い出したりして 父は特別いつもと変わらずに静かに靴を脱いだあと 僕を見上げて照れた様に ほんの少し笑った  公園のD-51は 愛する子供達の 胸の中でいつでも 力強く 山道をかけ登っている  白い煙を吐いて 力強く いつまでも いつまでも
長崎小夜曲疲れた時には 帰っておいで 都会で溺れた やさしい鴎 ため息は終着駅の 改札口で預けておいで 悲しみはいつか 紫陽花の様に おだやかに色を 変えてゆくはず  西風にのせて 唄ってごらん この町の黄昏は とてもやさしい  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口は多分 坂道みたいさ 登りにするか 下りにするか あした決めよう  愛の重さや 夢の値段を 数える程に 寂しい時は 石畳と教会の屋根を すり抜けて丘へ上がってごらん 宝石箱に 身を投げた様な 港の夜を 抱きしめてごらん  大空に深く 横たわる川が この町に注ぎ込んで 光る海になる  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口はすべて 坂道づたいに あしたの朝 晴れた海に 流してしまおう  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎さだまさしさだまさしさだまさし疲れた時には 帰っておいで 都会で溺れた やさしい鴎 ため息は終着駅の 改札口で預けておいで 悲しみはいつか 紫陽花の様に おだやかに色を 変えてゆくはず  西風にのせて 唄ってごらん この町の黄昏は とてもやさしい  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口は多分 坂道みたいさ 登りにするか 下りにするか あした決めよう  愛の重さや 夢の値段を 数える程に 寂しい時は 石畳と教会の屋根を すり抜けて丘へ上がってごらん 宝石箱に 身を投げた様な 港の夜を 抱きしめてごらん  大空に深く 横たわる川が この町に注ぎ込んで 光る海になる  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口はすべて 坂道づたいに あしたの朝 晴れた海に 流してしまおう  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎
フェリー埠頭私フェリーにしたの だって飛行機も汽車も 涙乾かすには 短か過ぎるでしょう でもさよならは まだ 言わずにいいでしょう 向うのステーション・ホテルから 電話をするから 最後の助手席で海岸通りを走る 不思議ね 思い出にすれば 皆 優しいのに 水に揺れる イルミネーション 綴れ織りの道を あなたの横顔が くぐり抜けて行く  ふたり過ごした日々に ありがとう添える程 おとなになれないけど 悔やみはしないわ ちぎれた紙テープが 思い出の数だけ あなたに手を振るように 水の中で揺れるわ 私の心配はいらない 片想いの方が あなたの分まで ふたり分 愛せるから 私フェリーにしたの だって飛行機も汽車も 涙乾かすには 短か過ぎるでしょうさだまさしさだまさしさだまさし私フェリーにしたの だって飛行機も汽車も 涙乾かすには 短か過ぎるでしょう でもさよならは まだ 言わずにいいでしょう 向うのステーション・ホテルから 電話をするから 最後の助手席で海岸通りを走る 不思議ね 思い出にすれば 皆 優しいのに 水に揺れる イルミネーション 綴れ織りの道を あなたの横顔が くぐり抜けて行く  ふたり過ごした日々に ありがとう添える程 おとなになれないけど 悔やみはしないわ ちぎれた紙テープが 思い出の数だけ あなたに手を振るように 水の中で揺れるわ 私の心配はいらない 片想いの方が あなたの分まで ふたり分 愛せるから 私フェリーにしたの だって飛行機も汽車も 涙乾かすには 短か過ぎるでしょう
勇気を出して時折自分だけ不幸に思えてきたり 独りきりで生きている気がしたり よくあることだね 僕は そんな時思い出す言葉がある ずっと昔僕を愛してくれた人の 膝の上で聴いた言葉  鳥は高く空を飛べるけれど 決して海の深さを知らぬように 何処かで必ずあなたを愛している 人がいるから さあ  勇気を出して 捜してごらん 勇気を出して みつめてごらん 幸せはこころの中に住んでいるから  僕に 出来ることはほんの少しだけれど ほんの少しでも出来ることがある 君のために 君が 寂しい時はそばにいてあげよう どんな時にも君を信じていよう そして君を守ろう  山は高さを競わないけれど それぞれに頂きがあるように 僕はいつでも君の頂きに拡がる 青空でいよう さあ  勇気を出して 歩いてごらん 勇気を出して みつめてごらん 幸せはここにあるから  勇気を出して 捜してごらん 勇気を出して みつめてごらん 勇気を出して 歩いてごらん 勇気を出して みつめてごらん この道を信じよう この愛をさだまさしさだまさしさだまさし時折自分だけ不幸に思えてきたり 独りきりで生きている気がしたり よくあることだね 僕は そんな時思い出す言葉がある ずっと昔僕を愛してくれた人の 膝の上で聴いた言葉  鳥は高く空を飛べるけれど 決して海の深さを知らぬように 何処かで必ずあなたを愛している 人がいるから さあ  勇気を出して 捜してごらん 勇気を出して みつめてごらん 幸せはこころの中に住んでいるから  僕に 出来ることはほんの少しだけれど ほんの少しでも出来ることがある 君のために 君が 寂しい時はそばにいてあげよう どんな時にも君を信じていよう そして君を守ろう  山は高さを競わないけれど それぞれに頂きがあるように 僕はいつでも君の頂きに拡がる 青空でいよう さあ  勇気を出して 歩いてごらん 勇気を出して みつめてごらん 幸せはここにあるから  勇気を出して 捜してごらん 勇気を出して みつめてごらん 勇気を出して 歩いてごらん 勇気を出して みつめてごらん この道を信じよう この愛を
夢の吹く頃待ち続けた風を孕み 鳥が今 翼を広げて 北の空へ 舞い上がる 空に橋を架けながら そんなふうに誰もが皆 いつか吹く風を待つのだろう いつか咲く花を待つのだろう 愛を抱きしめながら 夢は咲き 夢は散る 夢が舞い 夢が逝く 坂道のぼれ 泣かずにのぼれ 高く 高く 高く いつか夢が きっと夢が そこに 吹いて来るまで  時代を越えて生き続けて 今枯れかけた 大きな樹 けれども その枝さきで 今年の若葉が生まれてる そんなふうに誰もが皆 消えない灯を持つのだろう 消せない愛を持つのだろう 口に出さないばかりで 夢は咲き 夢は散る 夢が舞い 夢が逝く この海わたれ 泣かずにわたれ 強く 強く 強く いつか夢が きっと夢が そこに吹いて来るから 夢が来る 夢が来る 夢が吹く 夢が吹く 坂道のぼれ 泣かずにのぼれ 高く 高く 高く いつか夢が きっと夢が そこに吹いて来るからさだまさしさだまさしさだまさし待ち続けた風を孕み 鳥が今 翼を広げて 北の空へ 舞い上がる 空に橋を架けながら そんなふうに誰もが皆 いつか吹く風を待つのだろう いつか咲く花を待つのだろう 愛を抱きしめながら 夢は咲き 夢は散る 夢が舞い 夢が逝く 坂道のぼれ 泣かずにのぼれ 高く 高く 高く いつか夢が きっと夢が そこに 吹いて来るまで  時代を越えて生き続けて 今枯れかけた 大きな樹 けれども その枝さきで 今年の若葉が生まれてる そんなふうに誰もが皆 消えない灯を持つのだろう 消せない愛を持つのだろう 口に出さないばかりで 夢は咲き 夢は散る 夢が舞い 夢が逝く この海わたれ 泣かずにわたれ 強く 強く 強く いつか夢が きっと夢が そこに吹いて来るから 夢が来る 夢が来る 夢が吹く 夢が吹く 坂道のぼれ 泣かずにのぼれ 高く 高く 高く いつか夢が きっと夢が そこに吹いて来るから
しあわせについてしあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかり みんなみんなしあわせになれたらいいのに 悲しみなんてすべてなくなればいいのに  どうぞあやまちは 二度とくり返さずに あなたは必ず しあわせになってください 愛する人と めぐり逢えたら 抱きしめた腕を ゆるめてはいけない  風は移り気 身を任せてはいけないよ 時を越えて変わらないのが愛だよ みんなみんなあなたが教えてくれた 生きる喜び人を愛する喜び  ありがとうさよなら 生まれ変われたならば やっぱりあなたと 愛し合いたいと思う ひたむきな人と 愛を信じて 生きがいを咲かせ しあわせになりたい  ひとりひとりは 皆とても優しいのに 何も傷つけ合う事などないのに みんなみんなしあわせになれたらいいのに 悲しみなんてすべてなくなればいいのに  しあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかり しあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかりさだまさしさだまさしさだまさししあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかり みんなみんなしあわせになれたらいいのに 悲しみなんてすべてなくなればいいのに  どうぞあやまちは 二度とくり返さずに あなたは必ず しあわせになってください 愛する人と めぐり逢えたら 抱きしめた腕を ゆるめてはいけない  風は移り気 身を任せてはいけないよ 時を越えて変わらないのが愛だよ みんなみんなあなたが教えてくれた 生きる喜び人を愛する喜び  ありがとうさよなら 生まれ変われたならば やっぱりあなたと 愛し合いたいと思う ひたむきな人と 愛を信じて 生きがいを咲かせ しあわせになりたい  ひとりひとりは 皆とても優しいのに 何も傷つけ合う事などないのに みんなみんなしあわせになれたらいいのに 悲しみなんてすべてなくなればいいのに  しあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかり しあわせですか しあわせですかあなた今 何よりそれが何より一番気がかり
生生流転ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  鳥は空で生まれて 魚は海に生まれたのなら 時間と呼ばれる 長い長い河の中で きっとわたしは生まれた 生きるという奇蹟を 思い切り信じて過ごしたい 喜びと悲しみと憎しみと愛と死を つまづき乍らでいいから いつくしむ人になりたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたい  道に迷い苦しみ 時には人のそしりを受けて それでも笑って 胸張って生きられる程 強く強くなりたい こんな小さな生命 それでもわたしにたったひとつ 逃げたあと悔やむより悔やまずに血を吐いて ひたむきに歩ける程 勇気とちからが欲しい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたいさだまさしさだまさしさだまさしああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  鳥は空で生まれて 魚は海に生まれたのなら 時間と呼ばれる 長い長い河の中で きっとわたしは生まれた 生きるという奇蹟を 思い切り信じて過ごしたい 喜びと悲しみと憎しみと愛と死を つまづき乍らでいいから いつくしむ人になりたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたい  道に迷い苦しみ 時には人のそしりを受けて それでも笑って 胸張って生きられる程 強く強くなりたい こんな小さな生命 それでもわたしにたったひとつ 逃げたあと悔やむより悔やまずに血を吐いて ひたむきに歩ける程 勇気とちからが欲しい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ 前のめりに生きたい ひたすら生きてゆきたい  ああ あたりまえに生きたい ささやかでいいから ああ とても優しくなりたい 素直に生きてゆきたい
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