軽井沢ホテル

さだまさし

軽井沢ホテル

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
発売日:2004/06/30
この曲の表示回数:20,015回

軽井沢ホテル
誰もいなくなった テニスコートにひとつ
忘れ去られたテニスボールひとつ
まるであの日二人が置き去りにした
愛の様に折からの雨に打たれてた

部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに
ありもしない家の間取りを書いた
無邪気なあなたが あの日静かに
ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた

軽井沢ホテルで別れた
白樺が霧に滲んで消えた
失くしてから気付くものたちは
かえらない分だけ悲しい
あゝ忘れられないのではなくて
あなたを 忘れたくないのだ

あなたは今頃 何処でこの歌を
聴いていてくれるだろうか
あるいはそれとも 思い出すのも
辛くて耳を塞いでいるかしら

女は自分が不幸だと思った時に
別れた人を思い出すと聞いた
それならばずっと あの愛のことは
思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる

軽井沢ホテルの空から
雨の日は思い出が見える
どれ程深く刻んだ恋も
時のしずくに けずられてゆく
あゝ愛が哀しいのではなくて
自分の こころが哀しいのだ

軽井沢ホテルで別れた
白樺が霧に滲んで消えた
あゝ忘れられないのではなくて
あなたを 忘れたくないのだ

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