テ・キエロ・ムーチョ~あなたを愛してる~ファン・カヒ | ファン・カヒ | 内藤綾子 | 西つよし | 矢野立美 | 三日月の雫(しずく)なら 人は綺麗と微笑むけど ジェラシーの涙など 背を向けて笑うでしょう 別れを決めたのに あぁ あなたを拒(こば)めない 昨夜(ゆうべ)のくちづけが 唇に残ってる どうかしてる テ・キエロ・ムーチョ 誰か 誰か 心止めて 愛が痛い テ・キエロ・ムーチョ 今も 今も こんなに愛してる いつか 終わりが来るのならば あなたから 冷たく終わらせて 華やかなカーニバル あなた家族と微笑んでる 偶然の悪戯が 罪と罰見せつけてる 愛したその男(ひと)が あぁ どうしてあなたなの 紛(まぎ)れた人混みが 想いさえ引き離す 焦(じ)れる迷う テ・キエロ・ムーチョ 熱く 熱く 心乱れ 愛が騒ぐ テ・キエロ・ムーチョ 揺れて 揺れて こんなに愛してる きっと 目の前の現実が 答えだと 本当(ほんと)は解ってる どうかしてる テ・キエロ・ムーチョ 誰か 誰か 心止めて 愛が痛い テ・キエロ・ムーチョ 今も 今も こんなに愛してる いつか 終わりが来るのならば あなたから 冷たく終わらせて |
泣かせてトーキョーファン・カヒ | ファン・カヒ | 内藤綾子 | 西つよし | 馬飼野俊一 | 何も聞かない 何も言わないで どんな言葉も 過去の棘になる フロントガラスに 軋(きし)むワイパー ふたりの別離(わかれ)を 促すように 泣かせてトーキョー グレーの雨で 愛の記憶を 優しく消して “誰も知らない 街で暮らそう”と たった一言 それで満たされた いつかは終わると 知っているのに 愛する心を 恨んでしまう 泣かせてトーキョー 街路樹かざる イルミネーション 涙に染みる 瞳閉じれば 夢は日々の泡 人をうらやむ 明日は欲しくない 青山通りの 夜に抱かれて 重ねた唇 忘れてあげる 泣かせてトーキョー グレーの雨が 愛のボサノバ 悲しく歌う 泣かせてトーキョー グレーの雨で 愛の記憶を 優しく消して |
真昼の白い月ファン・カヒ | ファン・カヒ | 内藤綾子 | 西つよし | 馬飼野俊一 | それぞれ来た家路(みち)へ 帰りましょう 優しい秘密を 分け合いながら 真昼の白い月 冬の空に 居場所を失くして 雲間に消えた 春の訪れ 待つ花は 一途な心で 愛を咲かす サヨナラは揺るぎない 運命生きるため 私ひとりを 待つ人がいる それだけでいい 平凡すぎるのは 幸せでしょう あなたも同じね 気づいたのでしょ この指 その瞳 忘れないわ あなたがいたから 明日が見えた 何処へ帰るの 鳥たちは 翼を休めて 眠りなさい サヨナラを決めたのは あなたのせいじゃない 私ひとりを 待つ人がいる それだけでいい 春の訪れ 待つ花は 一途な心で 愛を咲かす サヨナラは揺るぎない 運命生きるため 私ひとりを 待つ人がいる それだけでいい |
メランコリーに抱かれてファン・カヒ | ファン・カヒ | 内藤綾子 | 西つよし | 矢野立美 | 時は過ぎゆく 秋風のバルコニー 季節の花が 今年もまた 咲いてる シャワーの後の 髪をとかせば 甦る… 愛という 幸せが住んでた場所 あんなに愛して 愛していたのに なぜ 別れしか 選べなかった メランコリー メランコリー 次の恋 誰に抱かれたって メランコリー メランコリー あなたが 心を 離れない ふたり似合いと 誰からも言われて そんな言葉に うぬぼれてた あの頃 ほんの些細な すれ違いほど 傷つける… 愛という 優しさを忘れるから ドラマな人生 ひとり苦笑(わら)うけど ねえ こんな夜(よ)は 泣いていいでしょ メランコリー メランコリー 星の数 男性(ひと)に出逢えたって メランコリー メランコリー あなたが こんなに 恋しくて メランコリー メランコリー 次の恋 誰に抱かれたって メランコリー メランコリー あなたが 心を 離れない |
ENCORE羽根田征子 | 羽根田征子 | 内藤綾子 | 羽場仁志 | 山川恵津子 | Your luscious days ずっと Your luscious dreams 貴方にアンコールを 生まれ変わっても 軽めの Wink and kiss うたた寝してる 私の顔のぞき込む人 「ご機嫌いかが?」 「わるくはないわ」 いつでも少年みたい 自由に生きている 貴方が好きよ 高くパナマ帽なげて 抱き合う まぶしいこんな午後 幸福(しあわせ)に感謝ね Your luscious days ずっと Your luscious dreams 貴方にアンコールを 信じているのよ 去年の Summertime ふたりの恋を 仕掛けたのはカリプソと Moonlight 「ワインはいかが?」 「ほら流れ星」 指さす間もないくらい 時空(とき)だけは移ろう もっとそばにきて 深い貴方の瞳 私を変えてく 柔らかな微笑み覚えたわ Your luscious days ずっと Your luscious dreams 貴方にアンコールを 生まれ変わっても |
月明り~いつかはきっと~西つよし | 西つよし | 内藤綾子 | 西つよし | 隼トシヒデ | 道なき道を 行くのが男 人生そんなに 楽じゃない 最終電車に 身体(み)を沈め 今日もカタコト 揺られて帰る ホームタウン 月明り 見上げたら 泣けてきたけど 大丈夫 大丈夫 自分に言い聞かす 生きる事は 辛いけれど いつかは きっと… きっと 報(むく)われるはずさ 生きるの死ぬの 口にはするな 一人で生まれた わけじゃない 夜空を突きさす 北風に 人は時々 心の居場所 見失う 月明り 沁みてくる 遠い故郷(ふるさと) 頑張れよ 頑張れよ 親父の声がする 窓に映る 見慣れた顔 いつかは きっと… きっと 幸せに逢える 頑張れよ 頑張れよ 親父の声がする 波乱万丈 心(むね)の傷も いつかは きっと… きっと 報われるはずさ |
アンバランスなままで feat. あかり なつきようこ | なつきようこ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 涙は淋しさに そっと寄り添うけど 躰の真ん中を 今日も締めつける 輝く星を 掴んでみても 指に触れるのは 夜風だけ 占い師(びと)が 手のひらのぞき “不幸背負うね”と 囁く アンバランスな愛のままで どこまで好きでいればいい アンバランスな愛のわたし道化師(ピエロ)ね 明日(あす)が 【明日が】 見えない あなたの心には 誰がいるの 涙は哀しみに そっと寄り添うけど 躰の真ん中を 今日も零(こぼ)れてく じゃれつく仔猫 真似してみれば “よせよ 疲れる”と 煙たがる 優しくもない 分かっていても 理屈じゃないのよ 好きなの アンバランスな愛のままで 幸せなんか夢みても アンバランスな愛は絡まるばかり ずっと 【ずっと】 知ってる あなたの心には 誰かがいる アンバランスな愛のままで どこまで好きでいればいい アンバランスな愛のわたし道化師(ピエロ)ね 明日(あす)が 【明日が】 見えない あなたの心には 誰がいるの |
じょっぱり よされ長山洋子 | 長山洋子 | 内藤綾子 | 西つよし | 伊戸のりお | あんたでなけりゃ 女を棄てる 罪にあらがう 涙は二度と 流しはしない 七里長浜(しちりながはま) 人影もない 西風(かぜ)は凍(こご)えて 夜通(よどお)し騒ぐ 盗(と)る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない 津軽びいどろ ランプを灯し うぶ毛剃(そ)るたび 頬さえ痩せて くちびるを噛む 紅をさす指 逢いたさ急(せ)かす 波は牙むく 止(よ)しなと吠える たかが恋ごと されど命よ 三味線(しゃみ)の音(ね) 心 揺さぶる 泣かす じょっぱり よされ 死んでやる あんたでなけりゃ 生きている 意味がない 盗る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない |
新宿恋唄遠矢大門 | 遠矢大門 | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 薄情もんだよ あんな奴 それでも好きでさ 馬鹿だよね 躰の芯まで 惚れ抜いて やっぱりあんたに 抱かれたい ポロリ 涙をこぼしたら よけい男は背をむける 新宿恋唄 あんたが憎らしい おんなの涙が 眠る街 優しくされると不安でさ あんたが何処かへ 消えそうで 抱かれりゃ溺れて 壊されて 心で爪たて またすがる ほろり ため息つくたびに よけい幸せ逃げて行く 新宿恋唄 お酒に酔えばなお あんたが恋しい 雨が降る ポロリ 涙をこぼしたら よけい男は背をむける 新宿恋唄 あんたが憎らしい おんなの涙が 眠る街 |
愛し方を教えて沓子 | 沓子 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | 孤独な唇 あなたは知らない 重ねた吐息は 叫んでるのに 夜の帳(とばり)に 消えてゆく 秘密の時間を 確かめ合うだけ 愛し方を教えて 愛のままでいられるように はぐれそうな心を 涙で 終わりにさせないで どんな運命に 抱かれたとしても 二人はこうして 出逢ったでしょう 都会(まち)は眠りの 邪魔をする 私はあなたに 焦がれてさまよう 愛し方を教えて 愛が嘘にならないように ありのままの心で 今すぐ あなたに逢いたくて 愛し方を教えて 愛のままでいられるように はぐれそうな心を 涙で 終わりにさせないで |
砂の華沓子 | 沓子 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | 夏の終わりの心細さは 私だけでしょうか この愛 落ちてく 砂時計のよう 今夜もまた あなたが嘘をつく 鈍色(にびいろ) 三日月 小雨(あめ)が降る 命まで ひりひり染みてくる あぁ 咲かせて あぁ 咲かせて どうなる 深い罪のまま 夢見る 女は 砂の華 時を返せと胸にすがれば あなたどうしますか 抱かれて 焦がれて 覚えてく痛み 待つことさえ 恨みに変えてゆく ひぐらし 何ゆえ 啼きますか 愛してと しくしく啼きますか あぁ 咲かせて あぁ 咲かせて ぐずれば 尽きぬひとり咲き 散りゆく 運命(さだめ)か 砂の華 鈍色 三日月 小雨が降る 命まで ひりひり染みてくる あぁ 咲かせて あぁ 咲かせて ぐずれば 尽きぬひとり咲き 散りゆく 運命か 砂の華 |
ぬかるみDen | Den | 内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 泥にまみれてた ガキの頃 写真 懷かしさに見れば 幾年(とき)を経(こ)えても キズは付きもの ふと 我に返る 人生って奴は ぬかるみに倒れ 気づかされるのか 寝返りを打てば 寝息立てている 苦労ばかり掛けてた背中 おまえがいたから そうここまで Ah- 頑張れたのさ 年を取ることは 悪くない やっと そんなふうに思う 夢を語れば きりがないけど まだ やれるだろう 人生って奴は ぬかるみを避けて 通れぬ日もある 横殴りの雨 傘もさせぬまま だけど誰も歩き続ける どうせ生きるなら 悔やまぬように Ah- たゆまず生きる 人生って奴は ぬかるみに倒れ 気づかされるのか 寝返りを打てば 寝息立てている 苦労ばかり掛けてた背中 おまえがいたから そうここまで Ah- 頑張れたのさ |
YOKOHAMAおもいで迷子Den | Den | 内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 夕暮れどきの 交差点ひとり あてなく今日も 港の見える店 今さら何(なん)で 別れた男(ひと)の 面影ばかりを追いかける あんた 逢いたいよ 逢いたくて YOKOHAMAおもいで迷子 あの頃 愛の深さ 気づきもしなくて ふたりで飲んだ このボトルワイン あれから涙 相手に飲んでいる 優しい笑顔 いつしか消えて 疲れた横顔していたね あんた 淋(さみ)しいよ 淋しくて YOKOHAMAおもいで迷子 諦めきれないのは あたしの方だけ あんた 逢いたいよ 逢いたくて YOKOHAMAおもいで迷子 あの頃 愛の深さ 気づきもしなくて 気づきもしなくて |
サイレント・グッバイ ―たとえ悲劇でも―デビル雅美 | デビル雅美 | 内藤綾子 | 水谷公生 | | 下手な言い訳 なんかしないで 上手く騙せる 相手さがして 切れ切れに飛び込む 黄昏街 エンジンだけやけに ひびく 壊れたままの ミラー覗いて あなたの胸の中を透かした 愛し合ってた事 悲しくなる 好きにすればいいわ あなた もしもこの愛 たとえ悲劇だとしても 涙見せたりしない これで終りと 別れ心で投げつけ 愛の記憶消すわ サイレント・グッバイ 肩をあずける事も出来ない 同じスタンス 無理ねこれ以上 泣いてなんかいない くやしいだけ 好きにすればいいわ あなた もしもこの愛 もっと早く気づいたら 息を殺して泣けた 今はあなたに 別れ心で投げつけ 愛の記憶消すわ サイレント・グッバイ もしもこの愛 たとえ悲劇だとしても 涙見せたりしない これで終りと 別れ心で投げつけ 愛の記憶消すわ サイレント・グッバイ |
海峡冬しぐれ多島恋 | 多島恋 | 内藤綾子 | 西つよし | 溝渕新一郎 | 霧笛が泣けば 鴎が騒ぐ 忘れてしまえと 戸を叩く 北の湊宿 愛を通せば あなたの罪か 愛を奪えば 私が罪か 鴎 鴎よ 翔べない 鴎 なじる風に 逆らえば 月もはぐれる 海峡冬しぐれ 漁り火 揺れる 届かぬ温(あか)り 昨夜(ゆうべ)も啼いて 啼き濡れて ひとり湊町 愛を生きても いいのでしょうか 愛の深さは 海より深い 鴎 鴎よ 答えて 鴎 軋(きし)む風が 散らしても あなた恋しい 海峡冬しぐれ 鴎 鴎よ 翔べない 鴎 なじる風に 逆らえば 月もはぐれる 海峡冬しぐれ |
帰愁多島恋 | 多島恋 | 内藤綾子 | 西つよし | 溝渕新一郎 | 週に二日 顔を見せに来ます いいえ ほんとは 会いたいの 生きてく 強さ くれた そんな貴女が…少女になってく 幼い日 その腕にしがみついてばかり 風邪ひいて いつも困らせた 全てが 遠い記憶 ありがとう ごめんなさい 会うたび辛いの 母さん 貴女の笑顔が 愛しくて 車いすを押して 歩く小径 秋の祭りが 響く空 「疲れているんでしょ?」と 母親(はは)に戻って…私を気遣う 優しさも 温りも 貴女だけの匂い 父さんと そして母さんの 苦労が 沁みてきます ありがとう ごめんなさい 心配しないで 母さん 今度はこの手で 守るから 母さん 貴女の笑顔が 愛しくて |
黄昏ひとり多島恋 | 多島恋 | 内藤綾子 | 西つよし | 川村栄二 | 冬色の空 公園通り 誰もが足早(あしばや) 行き過ぎる コートの襟(えり)立て 佇(たたず)む影は 思い出の中で 生きてる私 忘れなさいと 人は言う 明日(あす)は無情に 戸を叩く 人生なんて そんなもの ホントは 分かっているけれど 涙が今日も 邪魔をする 人混みさえぎり 街は昏(く)れてゆく 不器用だから 笑顔(えがお)も下手(へた)で 気づけば頬杖 ついている タバコの吸い殻 捨てられなくて 自分で別れを 選んだくせに 星の降る夜(よ)は 逢いたくて 雨の降る夜(よ)は 淋しくて 人生なんて そんなもの わがまま 今さら気づいても 心が今日も はぐれてる 愛していたのは きっと私だけ 人生なんて そんなもの ホントは 分かっているけれど 涙が今日も 邪魔をする 人混みさえぎり 街は昏(く)れてゆく |
十六夜月の女恋歌竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 溝淵新一郎 | 男は死ぬまで 夢を抱(み)る 女は死ぬまで 男の夢を待つ ガラクタばかりの おもちゃ箱 なんにも言わずに 出ていっちゃった ため息つけば しあわせ逃げる 泣いたら なおさら背を向ける 手のひらに のせた月 満ちては欠けてく 人の世か… 酔えば 酔うほど はぐれた こころが憎らしい 十六夜月(いざよいづき)の 女恋歌 夜更けのテレビを つけたまま 寝たふりしながら 待つのも慣れてきた 縁側ひとりの 月見酒 貴方は今頃 どうしているの 愛していると 今さら想う それでも 待つしかないけれど 庭先の 秋桜(コスモス)が 今年も綺麗に 咲いてます… 酔えば 酔うほど 秋風 素肌に冷たくて 十六夜寂し 女恋歌 酔えば 酔うほど はぐれた こころが憎らしい 十六夜月の 女恋歌 |
浮世・色恋沙汰竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 萩田光雄 | 墨田の花火は風流だね だけど あんたは来(き)やしない 浮気なその癖 やめておくれ 正義ぶったら 刃(きば)が飛ぶ 女心を分かっちゃいない 可愛い花の甘い蜜ほど 毒があるもんさ 浮世草子(うきよぞうし) 真似たら無惨 色恋沙汰 あんたどうする お江戸の女は 気が短い あんた次第さ 野暮(やぼ)な人 Uh-hun 昔は喧嘩と火事だったが 今世(こんせ) 祭りが男伊達(おとこだて) 神輿(みこし)を担(かつ)げば 女の群れ ちょいと まただね 浮気もん 厚い胸元ひけらかしてる 憎らしいほど妬(や)くのはあたし こんな惚れさせて 浮世草子 真似たら無情 粋なあんた 見せておくれよ 桜は咲いても “散りぬるを”か ケジメつけてよ 白か黒 Uh-hun 女心を分かっちゃいない 可愛い花の甘い蜜ほど 毒があるもんさ 浮世草子 真似たら無惨 色恋沙汰 あんたどうする お江戸の女は 気が短い あんた次第さ 野暮な人 Uh-hun |
女の燗月夜竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 津軽平野に 桜咲く 未練は捨てました… 胸の根雪なら いつかは解けてゆく 惚れた男(ひと)だもの 恨みはしない 津軽じょっぱり 明日(あした)を生きる 命も咲かせます 女の燗月夜 春は弘前 花の宴 意地なら捨てました… 他人(ひと)の倖せが ちょっぴり辛いだけ 情けくれぬのが この世の運命(さだめ) はらり散るなら 桜の下で 一人で酔いましょか 女の別れ酒 岩木山にも 桜映え 涙も捨てました… 夢のあとさきを 彷徨(さまよ)う愛でした 惚れた男だもの 忘れはしない 津軽じょっぱり 愚痴なら言わぬ 命の人でした 女の燗月夜 |
こんな女でも竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 萩田光雄 | 人の幸せ不幸せ 皆同じと誰か言う 自分ばかりが辛(つら)いのは 思い上がりと笑われて 思い通り生きられずに いつもあなたのせいにした 合鍵(かぎ)を置いて出て行(ゆ)く背中 引き止めたいけど Good-bye こんな女でも 愛してくれた それだけで Good-bye これでいいの 優しかった人 “ごめん”なんて言わないで 泣きそうになる 都会(まち)の喧騒(けんそう)慣れ過ぎて 大事なことを忘れてく 枯れた花さえそのままで 見ない振りだけ上手くなる あなたの為 私の為 想う心はあったけど 悪い癖ね下手な口実 繰り返してたわ Good-bye こんな女でも 愛していたの あなただけ Good-bye どんな時も 笑顔くれた人 今になって気づいても 遅すぎるのに Good-bye こんな女でも 愛してくれた それだけで Good-bye これでいいの 優しかった人 “ごめん”なんて言わないで 泣きそうになる |
こんなふうに竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 溝淵新一郎 | こんなふうに 夜の帳 降りて 不思議ね 昔が よみがえる グラスを頬にあてて 胸の火照りを そっと 隠すのよ ひとくちの葡萄酒は 甘い誘い水 汗ばむような 接吻(くちづけ)を も一度交わしましょ 触れ合う肩が 心を 酔わすから こんなふうに 古いジャズに 抱かれ あなたの視線に 抱かれてる 忘れたわけじゃないわ 遠い記憶を まるで 脱がすよに ありふれた言葉さえ 夜に溶けてゆく ルージュ落(と)れた 唇は 女の素顔なの 絡まる吐息 心を 熱くする 汗ばむような 接吻を も一度交わしましょ 触れ合う肩が 心を 酔わすから |
刹那のタンゴ~Te amo~竹村こずえ | 竹村こずえ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 人は淋(さみ)しいほどに 嘘を纏(まと)ってしまう 隠しきれない 似た者同士ね “およしなさい”と言われ 余計 深みにはまる 指に触れたら こんな愛してた Te amo Te amo サヨナラよりも苦しい言葉(ひびき) 不器用な 男と女… 罪に縛られ踊るの 刹那のタンゴ 昔愛した人も そんな横顔してた 灼(や)けた砂漠に 躰(からだ)泳がせて 時計 気にするとこが あなたらしさと思う だけどドラマは それで終われない Te amo Te amo 心のままに生きてみたいの 密(ひそ)やかに 男と女… 凛とリズムに抱かれて 刹那のタンゴ Te amo Te amo サヨナラよりも苦しい言葉 不器用な 男と女… 罪に縛られ踊るの 刹那のタンゴ |
愛に疲れても竹田博之 | 竹田博之 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | 愛想つかされ 終わる恋なら あなた恨んで 別れられるのに 枯れ葉が一葉 しがみつく まるで人生 描く様に 涙で命を繋ぐ そんな日々もあるけれど あなたを離れられない あぁ… 愛に疲れても 何をためらい 生きてゆくのか 時に誰もが 夜に立ちすくむ あなたの全て 許せない 泣いて泣いても 愛しい人 涙の雫を連れて 闇を月の舟がゆく あなたを待つ心さえ あぁ… 愛はもてあそぶ 涙で命を繋ぐ そんな日々もあるけれど あなたを離れられない あぁ… 愛に疲れても |
人生・上り坂竹田博之 | 竹田博之 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | やると決めたら とことんやればいい 泥水 苦水 美酒にも変わる よいしょ こらしょの 砂利道・坂道 転びもするが… まだまだ俺たち夢見てなんぼ 人生・上り坂 なぁお月さんよ 渡る世間は 我慢の時もある 晴れのち 雨なら いつかは晴れる 波瀾万丈 誰にもあるだろ それがどうした… 漢(おとこ)の辞書にはあるのさ「意地」が 人生・上り坂 追い風を連れて よいしょ こらしょの 砂利道・坂道 明日があるさ… まだまだ俺たち度胸で生きる 人生・上り坂 なぁお月さんよ |
お酒がいいの冷やがいい竹川美子 | 竹川美子 | 内藤綾子 | 叶弦大 | 矢田部正 | ちょっとちょっと 今夜は お酒がほしいの 飲んで飲んで ふたりで 酔いしれて お酒はつめたい つめたい 冷やがいい 酔っぱらって はしゃいで ねぇ…甘えたい あなたが好きよ 好きだから 心痛むほど 分かって 胸のときめき そっと抱きしめて 待って待って 帰るの? 私を残して なんでなんで 嘘でしょ 帰さない も少し飲ませて つめたい 冷やがいい 酔っぱらって 見つめて ねぇ…話したい あなたが命 命なの それを言いたくて 優しく 腕に抱かれて 夜(よる)が更けるまで お酒はつめたい つめたい 冷やがいい 酔っぱらって はしゃいで ねぇ…甘えたい あなたが好きよ 好きだから 心痛むほど 分かって 胸のときめき そっと抱きしめて |
12月16日須藤薫 | 須藤薫 | 内藤綾子 | MIKE DUNN | | ねえ結婚記念日 3年目よ 今夜は おしゃれをして 出かけたいわ シチューやパイ作って パーティーもいいけれど いつもと同じでは 損をしちゃうから あの頃は 独身で いたいなんて そっぽを向いたままで 聞いたウェディング・ベル “1年 もつかしら”と うわさ聞いたけれど 結局 しあわせよ こんな毎日が そうよ In your sweet arms あなたに出会わなければ 愛の意味さえ きっと 知らずにいたでしょ だから In your sweet eyes 優しい そのまなざしに 包まれるたび もっと 永遠になるわ 赤いルージュ事件に 泣き出したの 不安がらせて ちょっと こらしめたわ 絶対 3年目の 浮気なんてダメよ たまには エスコート 期待してるから そうよ In your sweet arms あの時 別れていたら 信じることを きっと 忘れていたでしょ だから In your sweet eyes 瞳に 今映るのは あなたと私だけの 記念日の夜ね 守りたい 大事なものは 誰よりも 何よりも ふたりの この生活(あい) そうよ In your sweet arms あなたに出会わなければ 愛の意味さえ きっと 知らずにいたでしょ だから In your sweet eyes 瞳に 今映るのは あなたと私だけの 記念日の夜ね |
BLUE SNOW MIDNIGHT須藤薫 | 須藤薫 | 内藤綾子 | 岩沢二弓 | | 足音だけ 響きわたってる ひと息ごと 高まるときめき あなたなしで いられない やっとわかったの私 だから Woo Thank You For This Moment ふりそそいで 雪の妖精たち たとえ夜が明けても 解けることない絆 Ah 二人だけの Blue Snow Midnight 鐘の音に 変わってく日付 指先から ぬくもり感じた あなただけを 見つめてる 熱い想いを胸に ずっと Woo Thank You For This Moment 輝き出す 愛の妖精たち 今この時すべて 失くしたくはないの Ah くちづけして Blue Snow Midnight Woo Thank You For This Moment ふりそそいで 雪の妖精たち たとえ夜が明けても 解けることない絆 Ah 二人だけの Blue Snow Midnight Ah 二人だけの Blue Snow Midnight |
ありふれた口づけ塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 猪股義周 | それは生きる為 そして愛する為 ずるさも 嘘も 悲しみも 人はいつしか 人生(いのち)に宿す だけどあなたに出逢い 深い心知った 花が咲く 穢(けがれ)れなき 儚(はかな)さも 今は 愛(いと)しくて ありふれた口づけが好き あなたを 感じるから ありふれた優しさでいい それが 真実の愛 それは許すこと そして信じること 涙も 意地も 過(あやま)ちも きっと笑顔へ 辿り着く為 少し冷たい雨が 窓を濡らす季節 傍(そば)にいて 紡(つむ)ぎ合い 語り合い そんな ふたりでしょ ありふれた呼び方が好き 私で いられるから ありふれたこの部屋でいい それが 温(あたた)かな愛 ありふれた口づけが好き あなたを 感じるから ありふれた優しさでいい それが 真実の愛 |
居酒屋「酒の縁」塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | 飲めないお酒に 飲まれたら 余計にわびしさ付きまとう 肴を挟(つま)んで食べてみな 優しく 声掛ける 隣り客 生きていりゃ倖せは おまけだと 笑ってる ささくれた溜息も 凍えた心も あたたかい 見知らぬ町の 一人旅のれん えにしが沁みます 雪舞う 居酒屋「酒の縁(えん)」 酔いどれお客が 言う事にゃ あたしは可愛くないらしい 冴えない顔して飲む酒は しょっぱい 味だけさ 飲むなよと 人生は不器用で いいじゃない 可愛くて 泣きたけりゃ 泣きなよと 向こうで誰かも 笑ってる 見知らぬ町の 見知らぬ人達 えにしが嬉しい 北国 居酒屋「酒の縁」 生きていりゃ倖せは おまけだと 笑ってる ささくれた溜息も 凍えた心も あたたかい 見知らぬ町の 一人旅のれん えにしが沁みます 雪舞う 居酒屋「酒の縁」 |
命さらしても塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | たかが恋だと 呟(つぶや)いて 熱燗 宵越(よいご)し 身を浸(ひた)す あんたに 心はやりゃしない 今夜も待てど 待ちぼうけ 男は背中で嘘をつく 女は涙で嘘をつく 命 命 命 さらして 幸せなんか 夢見ても ひとり窓辺には はぐれ月 寝ても覚めても 他人(ひと)のもの 本気で惚れたら 馬鹿をみる 優しい言葉は ずるいだけ 抱かれるたびに そう思う 男は背中で意地を張る 女は涙で意地を張る 泣いて 泣いて 泣いて みたって 幸せいつも 逃げてゆく ひとり窓辺には なみだ月 男は背中で嘘をつく 女は涙で嘘をつく 命 命 命 さらして 幸せなんか 夢見ても ひとり窓辺には はぐれ月 |
運命と踊りましょう 塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | 運命と踊りましょう 指先のままに 柔らかな眼差しが 懐かしさ誘う DESTINY DESTINY あなたに出逢い知った 愛して 愛され 生きる事の 愛しさ 運命と踊りましょう 月の舟がゆく バラードな夜に 永遠を乗せて 運命と踊りましょう しなやかに抱かれ 筋書きのないドラマ あるがままでいい DESTINY DESTINY 時には涙しても 身体(からだ)が 心が 癒されてく この愛 運命と踊りましょう “あなたしかいない” 月並みな台詞 今だから分かる DESTINY DESTINY あなたに出逢い知った 愛して 愛され 生きる事の 愛しさ 運命と踊りましょう 月の舟がゆく バラードな夜に 永遠を乗せて |
きのくに線塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 猪股義周 | 熊野古道で 捨てました つまらぬ意地です 煩悩ですね 聞きわけのない女です それでも 愛してくれますか あなた あなた ふたたびの 新宮(しんぐう) 和深(わぶか) 愛を走らせ きのくに線 桜盛(さくらざか)りの 天王寺 三年ぶりです あれから二人 生きることさえ ままならぬ 人世(ひとよ)の 痛みも知りました あなた あなた 会いたくて 白浜(しらはま) 切目(きりめ) 愛の架け橋 きのくに線 寄せ来る波は 優しくて 痩せてた心も ほどけます きらら きらら 春の海 あなたの街へ 愛を走らせ きのくに線 |
しあわせの隣り塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 猪股義周 | 明日(あした)という日に 答えがなくて 眠れぬ夜も あったけど 人混み紛れて 見上げた空は 眩しいくらい 青空(はれ)ている くすんだルージュ 変えましょう 自分をも一度 生きてゆくために しあわせの隣りがいい 描く願いは叶う しあわせの隣りにいる それが 母へのさりげない プレゼント 信号待ちする 親子の笑顔 つないだ手と手 いいものね 色づく街並み 季節を重ね 人生そっと 映してる 一人じゃないの そう誰も 涙に差し出す 手のひらもあるわ しあわせの隣りがいい 心穏やかなまま しあわせの隣りにいる それが 父への一番の プレゼント しあわせの隣りがいい 描く願いは叶う しあわせの隣りにいる それが 私の生きてきた 恩返し |
七尾線塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 猪股義周 | 女の願い 乗せてゆく 涙で見送る 「花嫁のれん」 私を捨てた あなたを追えば 意地が未練 ちぎる散らばる 逢いたくて 逢えなくて 雪が舞う 七尾線 好きと言われ女は 夢をみる 断ち切るはずの 能登の空 津幡(つばた)を始発の 切符を握る 気まぐれだよと 冷たい言葉 なんであなた わざと言ったの 逢いたくて 逢いたくて 迷い泣き 七尾線 愛に生きる女は 罪ですか 待つ人もない 終着駅は 夜の帳(とばり) 心凍える 逢いたくて 逢えなくて 雪も泣く 七尾線 春は遠い女の ひとり旅 |
Rain塩乃華織 | 塩乃華織 | 内藤綾子 | 西つよし | 矢田部正 | “お別れしましょう” 今なら言える 夜明けの 冷たい雨のせいかしら 永遠なんて 何処にもなくて 壊れた運命 生きるだけ 触れる唇 優しい横顔 余計に孤独を 連れてくる Rain Rain Rain Rain この胸に Rain Rain Rain Rain 雨が降る 愛しても 愛しても あなたは誰かのもの 愛することを 教えてくれた あなたに 全てを委(ゆだ)ねてたけれど 哀しみだけが 心に溢れ 涙の雫が 雨になる 少女みたいに 夜空に願いを 叶わぬ幸せ 祈ってた Rain Rain Rain Rain この愛に Rain Rain Rain Rain 雨が降る 抱かれても 抱かれても 届かぬ想い揺れて Rain Rain Rain Rain この胸に Rain Rain Rain Rain 雨が降る 愛しても 愛しても あなたは誰かのもの |
あれからまた冬隣桐山純一 | 桐山純一 | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 下手な嘘も言えずに うつむいてた横顔 夜にまぎれ あなたは 何処に今いるの あれからまた冬隣 腕枕しか眠れない 酔う振りして 帰りなよ 言い訳は いいから‥ ほんの一時(すこし) うたた寝してただけと 聞き流すから 溺れかけた夢なら いつかきっと目覚める 他人(ひと)の涙 連れ添う 優しすぎる人 あれからまた冬隣 あなた恋しい雨が降る 薄化粧を 拭き取って 哀しいね 女は‥ ほんの一時(すこし) うたた寝してるだけと 待ち続けてる あれからまた冬隣 あなた恋しい雨が降る 薄化粧を 拭き取って 哀しいね 女は‥ ほんの一時(すこし) うたた寝してるだけと 待ち続けてる |
垂雪~しずりゆき~可愛ゆみ | 可愛ゆみ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 山茶花(さざんか) 枝垂(しだ)れて 雪が滑り落ちる まるで二人の別れ せかしてるように あなたしか欲しくない それでも私を 捨てますか あぁキリキリと 素肌が泣いている 命があなたに 泣いている 罪な愛でも これも愛 情けくれぬか 叱るか 垂(しずり)雪(ゆき) 女の 幸せ 口にするのですか 別れ言われる方が 私 不幸せ 優しさが邪魔をする 嘘つき背中に 雪が舞う あぁしんしんと 心に降り積もる あなたの愛さえ あればいい 罪な夢でも これも夢 世間知らずと なじるか 垂(しずり)雪(ゆき) あなたしか欲しくない それでも私を 捨てますか あぁキリキリと 素肌が泣いている 命があなたに 泣いている 罪な愛でも これも愛 情けくれぬか 叱るか 垂(しずり)雪(ゆき) |
花の路・花の時可愛ゆみ | 可愛ゆみ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 誰に咲くのか 長谷寺の花 女は男の為に咲く 綺麗な時をあなたと生きた 数えきれない 幸せばかり あゝぁ サクラ色でした 見上げた空には 雲ひとつ あなたの名前 呼びたくて 大和路 ひとり旅 風を道づれ 山の辺の道 両手を合わせた夫婦岩 おみくじ引いて“待ち人来たる” 縁の神様 この大神神社(ばしょ)でした あゝぁ 私見えますか あなたのふるさと 優しくて 心にそっと折りたたむ ふたりの めぐり愛 未練流して 旅立ちますね 想い出せせらぐ佐保川よ あなたの愛に包まれたから 明日(あす)へ真っ直ぐ 歩いて行ける あゝぁ サクラ咲いてます 泣いたら空から 叱ってね も一度 抱いて欲しかった 大和路 ひとり旅 |
青春挽歌尾鷲義人 | 尾鷲義人 | 内藤綾子 | 西つよし | 溝淵新一郎 | 曲がりくねった 夜を走り抜けて あいつを振り切り 町を出た 今なら 痛みもわかるさ 苦い涙も 覚えてきたから あんなふうに 我武者羅(がむしゃら)に ずっと 生きられたら… 青春は風の中 人生の通り道 誰もが探す 幸せと違うけど 未来(あす)が見えずに 苛立ち吐き捨てた あの海の碧(あお)さ 忘れない タバコの 煙の向こうに ふと蘇る 懐かしい記憶 不器用な 生き方も 全て 夢のカケラ… 青春は風の中 人生を振り返る ほんの少しの 温もりに逢えるから 青春は風の中 人生の通り道 誰もが探す 幸せと違うけど |
ひとときの恋尾鷲義人 | 尾鷲義人 | 内藤綾子 | 西つよし | 溝淵新一郎 | 逢わずにいれば よかったけれど… あなたがくれたピアス 今も耳に光る 震える様に 時間(とき)を止め 見つめ合うたび 余計にせつない 愛してると言わないで 誰かを傷つけるだけ 想い出には帰れない ひとときの恋は幻 女の嘘と 男の秘密 ドラマは始まらない 胸の深い場所に 眠らせるだけ タクシーを 拾うあなたの 背中は遠くて 愛してると言わないで あなたも臆病だから こわれるほど溺れても ひとときの恋は幻 愛してると言わないで 誰かを傷つけるだけ 想い出には帰れない ひとときの恋は幻 |
BABY DO NOT CRY大谷健吾 | 大谷健吾 | 内藤綾子 | 菊地圭介・大谷健吾 | 大谷健吾・菊地圭介 | どうしたの その涙 僕のせいだね きっと 雨に濡れた 夜がうつむく ごめんね 心に 影が射してた君に 気づきもせず 愛に甘えてたね そっと 震える肩抱いても 君は 背を向けたまま BABY DO NOT CRY泣かないで 僕のこの腕の中 抱きしめたい 永遠に 愛しすぎる 君だから 疑う心は 雨が流してくれる 裸の愛 あの時のままだよ そうさ 君が愛した僕は 何も 変わらないから BABY DO NOT CRY泣かないで 君の愛に誓うよ 離したくない もう二度と 傷つけない BABY DO NOT CRY泣かないで 僕を信じればいい どんな時も 迷わずに 君のそばに 僕はいる 何もかもが 優しすぎて ほんとは 怖かった BABY DO NOT CRY泣かないで 僕のこの腕の中 抱きしめたい 永遠に 愛しすぎる 君だから BABY DO NOT CRY泣かないで 君の愛に誓うよ 離したくない もう二度と 傷つけない BABY DO NOT CRY泣かないで 僕を信じればいい どんな時も 迷わずに 君のそばに 僕はいる |
居酒屋「津軽」大石まどか | 大石まどか | 内藤綾子 | 西つよし | 南郷達也 | 涙買いましょう 外は凍(しば)れる 人の涙が 雪になる 津軽こぎんの 暖簾(のれん)をくぐりゃ 酒の肴は この笑顔 酔いに来い 辛いときゃ 酔いに来い ここは雪国 居酒屋「津軽」 愚痴も買いましょう 吹雪止むまで 荒れた心じゃ 明日(あす)がない 海が時化(しけ)れば 女房も嘆(なげ)く あんた やり場が なかろうに 泣きに来い 悲しけりゃ 泣きに来い ここは雪国 居酒屋「津軽」 釣銭(つり)は出しません 全部貰(もら)わにゃ あんた 涙を 持ち帰る 津軽訛(なま)りの じょっぱり女 今日もあたしは ここに居る 酔いに来い 辛いときゃ 酔いに来い ここは雪国 居酒屋「津軽」 |
好きかと言われて内海和子 | 内海和子 | 内藤綾子 | 小森田実 | 清水信之 | 恋人がいます 海の向こうから もうすぐ帰る便りを 読み返すけど 一人堤防で 日傘に隠した 私の涙 あなたを待ちきれない あぁ あぁ あぁ あぁ 長すぎた日々が ゆら ゆら ゆら ゆら 消えてゆくね 好きかと言われて 全てを賭けた 逢えないほどに愛を知り 背中を抱かれた あの優しさに もたれている 星降る夜には 古いアルバムを 窓辺で開き あなたをそっと見つめる 無口な人だと 誰もが言うけど 夢を包んだ瞳は輝いてた もし もし もし もし 受話器から響く ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ あなたなのね 好きかと言われて 微笑み送る 誰かのために生きている 幸福をこんな感じたことは 初めてなの 好きかと言われて 全てを賭けた 逢えないほどに愛を知り 背中を抱かれた あの優しさに もたれている |
ひとり歩きの午後内海和子 | 内海和子 | 内藤綾子 | 木戸泰弘 | 清水信之 | ああ何処へゆくの 空が都会が動く 運命のひとひらを 微風がそっと盗むわ ああ向かいのカフェ SHYな恋人達 微笑めば聞こえてくる 素敵な鼓動ね 静かに息を吐いて 心で噛んだ悲しみ散らす ひとり歩きの午後は 甘く切ないけれど おろしたての笑顔をまるで 高層ビルさえ 冷たく感じることも忘れてしまう ささやかでも こんな気持ちを誰かに分けたい かかとを響かせるたび 生まれ変わるのよ きっと… ああ探さないで 私だけの時間 横顔でのぞき込んだ ショーウインドウから 信号待ち切れない子供が とても自由に見えた ひとり歩きの午後は 瞳の中に揺れる おろしたての笑顔をいつも 持ち続けてたら 優しく他人の喜び 受けとめられる 思い通りに生きてゆくのは 容易くないけど かかとを響かせるたび 何か始まるわ きっと きっと きっと…… |
愛のままで愛を眠らせて五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 伊戸のりお | 今日も雨 冬枯れの 石畳濡らす 傘もささず 篠突(しのつ)く雨 あの日が重なる 身動きも出来ぬまま 凍えた唇 何で二人 あんな別れ 選んでしまった 愛のままで 愛を眠らせて 生きてゆけたなら… 人は何故に 涙をおぼえて 気づくのでしょう 愛の深さを そして雨 春をゆく 満月を濡らす 優しさだけ 幸せだけ 咲いてた川縁(かわべり) 戻りたい戻れない 何処へも行けない 愛している 愛している 今もあなただけ 愛のままで 愛を眠らせて 寄り添えてたなら… カタチのない 心の痛みも 抱きしめられた 今ならわかる 愛のままで 愛を眠らせて 生きてゆけたなら… 人は何故に 涙をおぼえて 気づくのでしょう とこしえの愛 |
愛はさりげなく五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 川村栄二 | 「寂しいよ」なんて あなたに言ってみた 桜散る穢(けが)れなさが なぜだか 愛しくて 夜の川に ゆらゆら揺れて 泣けるくらい綺麗 それはきっと 移ろう日々を 寄り添い生きるふたり 何も云わず ほら手のひらが そっと 肩を抱いてくれる 空よ 星よ ねえ 素敵でしょ こんな風に時が過ぎる 愛はさりげなく もどかしいことも 人生あるものね この素肌(はだ)に沁みた涙 知るのは あなただけ 無精ひげが 背中にチクリ 笑うたびに痛い 春は過ぎて 夏 秋 冬へ 季節は 巡るけれど どんな時も その手のひらが そっと ぎゅっと抱いてくれる 雨よ 風よ ねえ 素敵でしょ こんな風に時は過ぎる 愛に癒されて 何も云わず ほら手のひらが そっと 肩を抱いてくれる 空よ 星よ ねえ 素敵でしょ こんな風に時が過ぎる 愛はさりげなく |
あなたとならば五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 伊戸のりお | 笑って話せる “もしも”があるなら あなたの愛に もたれてみたい 優しくされたら 淋しい心 抱かれたくなる 女は 赤い葡萄酒に 溺れてユラリ 永遠が今 囁くように 手招きをする 涙たどる 生き方よりも こんなふうに 始まる恋も あなたとならば… 素敵かも 弱音を吐けない 女になってく 傷つく事に 臆病だから 微笑む瞳に 泣きそうになる どうかしている 今夜は 夜空照らしてる タワーのように 同じ温もり こんなに傍に いてくれた人 つらい愛を 生きてるよりも こんなふうに 時を刻むの あなたとならば… わるくない 涙たどる 生き方よりも こんなふうに 始まる恋も あなたとならば… 素敵かも |
抱いてあげる五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 川村栄二 | 疲れた心 コートで隠す その横顔 星の夜空を 見上げる事さえ 忘れてる タバコの味も 不味くなる程 男も泣きたい時があるもの 人生なんて カッコ悪くて だから 尚更 愛しくて あなたの悲しみ あなたの痛み あなたのその全て 抱いてあげるわ あなたがいつか 涙で迷わないように 苦し紛れの 答え探しを 時にはして 苛立たしさに 自分の影さえ 見失う ちょっぴりあなた 正直すぎて それでも やっぱり そこが好きなの 人生なんて 分からないけど 傍にいれたら いいじゃない あなたの優しさ あなたの弱さ あなたの身体ごと 抱いてあげるわ 私の中で ゆっくり眠らせてあげる 人生なんて カッコ悪くて だから 尚更 愛しくて あなたの悲しみ あなたの痛み あなたのその全て 抱いてあげるわ あなたがいつか 涙で迷わないように |
津軽のおんな五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 溝渕新一郎 | 雪が哭(な)いてる 迷いをなじる 夢を捨てたら 岩木山(やま)も哭く 愚図る女は 邪魔になる 行く道信じて ついてゆく あんた あんたと 夢を見る 命重ねて 愛を尽くして 津軽のおんな 東京(よそ)の女と 言わせはしない 津軽なまりも しみついた 情け無用の 吹雪さえ 心の情熱(あかり)を 遮(とざ)せない あんた あんたが 夢になる 命重ねて 笑顔灯して 津軽のおんな 北へ流れて 温もり知った それは 二人の めぐりあい 雪に埋もれた つま先に 明日(あした)が必ず 待っている あんた あんたと 夢を行く 命重ねて 私死ぬまで 津軽のおんな |
涙のつづき五十川ゆき | 五十川ゆき | 内藤綾子 | 西つよし | 川村栄二 | 下手な生き方 あなたが笑う 涙拭(ぬぐ)って 私が笑う 忘れかけてた こんな温もり 臆病なプライドも そっとほどけてく 涙のつづき あなたと生きたい 出逢えた奇跡 感じているの 溢れる想い 抱きしめたくて 寒くないかと 気づかうあなた 白い吐息に 頷く私 人混みの渦 偽りの日々 彷徨(さまよ)った この胸に 愛をくれた人 涙のつづき あなたと生きたい 月の明かりが 小径を照らす 孤独な夜を 塗り替えるよに 柔らかな声 触れた唇 哀しみの隙間さえ すべて埋めてゆく 涙のつづき あなたと生きたい 出逢えた奇跡 感じているの 静かに時間(とき)が 導くままに |