渡辺俊幸編曲の歌詞一覧リスト 326曲中 1-200曲を表示
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 償い | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと 飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり 僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた 人殺しあんたを許さないと彼をののしった 被害者の奥さんの涙の足元で 彼はひたすら大声で泣き乍ら ただ頭を床にこすりつけるだけだった それから彼は人が変わった何もかも 忘れて働いて働いて 償いきれるはずもないがせめてもと 毎月あの人に仕送りをしている 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた それは事件から数えてようやく七年目に初めて あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り 「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に 主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」 手紙の中身はどうでもよかったそれよりも 償いきれるはずもないあの人から 返事が来たのがありがたくてありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて 神様って思わず僕は叫んでいた 彼は許されたと思っていいのですか 来月も郵便局へ通うはずの やさしい人を許してくれてありがとう 人間って哀しいねだってみんなやさしい それが傷つけあってかばいあって 何だかもらい泣きの涙がとまらなくて とまらなくて とまらなくて とまらなくて |
| 案山子 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る 城跡から見下ろせば 蒼く細い河 橋のたもとに造り酒屋の レンガ煙突 この町を綿菓子に 染め抜いた雪が 消えればお前がここを出てから 初めての春 手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ 元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る 山の麓 煙はいて列車が走る 凩(こがらし)が雑木林を 転げ落ちてくる 銀色の毛布つけた 田圃にぽつり 置き去られて雪をかぶった 案山子がひとり お前も都会の雪景色の中で 丁度あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか 手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ 元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る |
| 防人の詩 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください 私は時折 苦しみについて考えます 誰もが等しく 抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病いの苦しみと 死にゆく悲しみと 現在の自分と 答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に 約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか わずかな生命の きらめきを信じていいですか 言葉で見えない 望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか 海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか |
| 風に立つライオン | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 突然の手紙には驚いたけど嬉しかった 何より君が僕を怨んでいなかったということが これから此処で過ごす僕の毎日の大切な よりどころになります ありがとう ありがとう ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更 千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが 自分でもおかしい位です おかしい位です 三年の間あちらこちらを廻り その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット 何より僕の患者たちの 瞳の美しさ この偉大な自然の中で病いと向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね 去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした 闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム 南十字星 満天の星 そして天の川 診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来てよかったと思っています 辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです あなたや日本を捨てた訳ではなく 僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです 空を切り裂いて落下する滝のように 僕はよどみない生命(いのち)を生きたい キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空 僕は風に向かって立つライオンでありたい くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい 最后になりましたが あなたの幸福(しあわせ)を 心から遠くから いつも祈っています おめでとう さようなら |
| いのちの理由 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 春来れば 花自ずから咲くように 秋くれば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため 夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため |
| おひさま~大切なあなたへ | 平原綾香 | 岡田惠和 | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | ひかりがさし 風が泳ぎ 生きてゆけると そう思えたの 出会えた日は 私の記念日 ごめん おおげさ? 本当の気持ちよ あなたは私の奇跡 あなたは私の希望 暗い闇も 行き止まりも 二人なら 軽いね あなたと ともに笑って あなたと ともに泣いたね どこかで 私を 感じてて それだけでいいのよ 目覚めてから 眠りにつく すべていとおしい そう思えたの 笑うだけで 涙が出たわ ごめん 大げさ? 本当の気持ちよ あなたの喜びもらい あなたの痛みももらう この暮らしが つづくのなら 何もいりはしない あなたは私の奇跡 あなたは私の希望 必ずどこかで見ているわ それだけでいいのよ たとえ世界中が あなたの敵だって 私だけは いつでも味方だわ 大丈夫 信じて あなたが忘れていても 私が忘れはしない この命を 投げ出すのに 迷いなんてないわ あなたは私の奇跡 あなたは私の希望 お願い どこかで笑ってて それだけでいい それだけがいいのよ |
| 檸檬 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて 君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う 喰べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ 君はスクランブル交差点斜めに渡り 乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという ねェほらそこにもここにも かつて使い棄てられた愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が舞い下りて それをついばんでいる 喰べかけの夢を聖橋 から放る 各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時には こうしてあっけなく 静かに堕ちてゆくものよ |
| 奇跡~大きな愛のように~ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を 装いながら奇跡は いつも近くに居る ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 今日と未来の間に 流れる河を夢と言うなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生まれて来た どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない |
| 秋桜 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください |
| まほろば | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 春日山から飛火野辺り ゆらゆらと影ばかり泥む夕暮れ 馬酔木の森の馬酔木に たずねたずねた 帰り道 遠い明日しか見えない僕と 足元のぬかるみを気に病む君と 結ぶ手と手の虚ろさに 黙り黙った 別れ道 川の流れは よどむことなく うたかたの時 押し流してゆく 昨日は昨日 明日は明日 再び戻る今日は無い 例えば君は待つと 黒髪に霜のふる迄 待てると云ったがそれは まるで宛て名のない手紙 寝ぐらを捜して鳴く鹿の 後を追う黒い鳥鐘の声ひとつ 馬酔の枝に引き結ぶ 行方知れずの懸想文 二人を支える蜘蛛の糸 ゆらゆらと耐えかねてたわむ白糸 君を捨てるか僕が消えるか いっそ二人で落ちようか 時の流れは まどうことなく うたかたの夢 押し流してゆく 昨日は昨日 明日は明日 再び戻る今日は無い 例えば此処で死ねると 叫んだ君の言葉は 必ず嘘ではない けれど必ず本当でもない 日は昇り 日は沈み振り向けば 何もかも移ろい去って 青丹よし平城山の空に満月 |
| 線香花火 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる そのたびきみは 胸の前で手を組む よっついつつむっつ 流れ星が消える きみの願いは さっきからひとつ きみは線香花火に 息をこらして 虫の音に消えそうな 小さな声で いつ帰るのと きいた あれがカシオペア こちらは白鳥座 ぽつりぽつりと 僕が指さす きみはひととおり うなずくくせに みつめているのは 僕の顔ばかり きみは線香花火の 煙にむせたと ことりと咳して 涙をぬぐって 送り火のあとは 静かねって きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる 露草模様を 信じたんだね きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ くすり指から するりと逃げる きみの線香花火を 持つ手が震える 揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから 火玉がぽとりと落ちて ジュッ |
| 療養所(サナトリウム) | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 病室を出てゆくというのに こんなに心が重いとは思わなかった きっとそれは 雑居病棟のベージュの壁の隅に居た あのおばあさんが気がかりなせい たった今飲んだ薬の数さえ すぐに忘れてしまう彼女は しかし 夜中に僕の毛布をなおす事だけは 必ず忘れないでくれた 歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと 人は云うけれどそれは多分嘘だ 思い通りにとべない心と動かぬ手足 抱きしめて燃え残る夢達 さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 病室での話題と云えば 自分の病気の重さと人生の重さ それから とるに足らない噂話をあの人は いつも黙って笑顔で聴くばかり ふた月もの長い間に 彼女を訪れる人が誰もなかった それは事実 けれど人を憐れみや同情で 語れば それは嘘になる まぎれもなく人生そのものが病室で 僕より先にきっと彼女は出てゆく 幸せ 不幸せ それは別にしても 真実は冷やかに過ぎてゆく さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 たったひとつ僕にも出来る ほんのささやかな真実がある それは わずか一人だが 彼女への見舞客に 来週からなれること |
| パンプキン・パイとシナモン・ティー | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 二丁目の交差点から17軒目で 時々走って2分と15秒 平均112.3歩目に我等の コーヒー・ベーカリー『安眠』がある お人好しのマスター三十六 独身の理由は 引っ込み思案で 照れ屋でまぬけの 複雑な性格による コーヒーは確かにうまい でも僕等男には 理解出来ないが娘等は ここのかぼちゃパイが 美味しいという パンプキン・パイとシナモン・ティーに バラの形の角砂糖ふたつ シナモンの枝でガラスに三度 恋しい人の名を書けば 愛が叶えられると 娘等は信じてる ミス・パンプキンのいつもの座席は 窓際のゴムの木の向う側 背は高からず 低からず 容姿端麗 彼女は僕等の憧れの的 実は不敵にもマスターがこのマドンナに恋をした まぬけないじらしさ見たさに 授業を抜け出して来てるのに ちっともらちがあかないマスターは 照れ屋でまぬけだから たった一言かけた言葉が 事もあろうに「毎度ありがとう」 日頃のお世話に感謝をこめて 僕等はまたまた授業抜け出して シナモンの枝でガラスにラブ・レター ミス・パンプキンに差し出した ところが急に店を飛び出した彼女の 背中とマスターの半ベソ交互に見くらべ 僕等は立場失くして ひたすらうろたえた それからしばらくしてマスターは お陰さまで嫁さんをもらった 相手がミス・パンプキンかどうかは ああいう性格だから白状しなかった ただそれから僕等の待遇が 良くなった事と 僕等の追試が決まった事の 他には変わりは無い 2代目ミス・パンプキンはなかなか現われないけれど 此頃すこうし僕等にもかぼちゃパイの 味が解ってきたところ パンプキン・パイとシナモン・ティーに バラの形の角砂糖ふたつ シナモンの枝でガラスに三度 恋しい人の名を書けば パンプキン・パイとシナモン・ティーに バラの形の角砂糖ふたつ シナモンの枝でガラスに三度 恋しい人の名を書けば |
| 晩鐘 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 風花がひとひらふたひら君の髪に舞い降りて そして紅い唇沿いに秋の終わりを白く縁取る 別れる約束の次の交差点向けて まるで流れる水の様に自然な振りして冬支度 僕の指にからんだ 最後のぬくもりを 覚えていたくてつい立ち止まる 君は信号が待ち切れない様に 向こう岸に向かって駆けてゆく 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今風が止まった 哀しみがひとひらふたひら僕の掌に残る 時を失くした哀れ蚊の様に散りそびれた木犀みたいに 眩暈の後の虚ろさに似つかわしい幕切れ まるで長い夢をみてたふとそんな気がしないでもない 心変わり告げる 君が痛々しくて 思わず言葉を さえ切った僕 君は信号が待ち切れなかっただけ 例えば心変わりひとつにしても 一番驚いているのはきっと 君の方だと思う 君は信号が待ち切れなかっただけ 流れに巻かれた浮浪雲桐一葉 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今想い出と出会った |
| いのちの理由 | 岩崎宏美 | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 春来れば 花自ずから咲くように 秋くれば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため 夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため |
| 夢であいましょう | 坂本スミ子 | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 夢であいましょう 夢であいましょう 夜があなたを抱きしめ 夜があなたに囁く うれしげに 悲しげに 楽しげに 淋(さび)しげに 夢で 夢で 君も 僕も 夢であいましょう うれしげに 悲しげに 楽しげに 淋(さび)しげに 夢で 夢で 君も 僕も 夢であいましょう |
| 木根川橋さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 『先生、俺達の木造校舎 すっかりなくなっちまったんですねェ それに、あの暑い夏に重いローラー転がしてならした テニス・コートの上にプールなんか出来ちまって… 先生、時の流れって、そんなもんですかねェ』 木根川橋から水道路抜けた 白髭神社の縁日は アセチレンたいて あんずあめ売ってますか 相も変わらず にぎやかなんでしょうね あの頃何やら覚えて居るのは あの娘の笑顔と冷たさと 不思議な胸のどよめきと あっけらかんとあっけらかんと みんなみんな 許せた毎日 『先生、あの頃よくのりちゃんと銭湯行ってね あいつときたら、15番の下駄箱があくまでは どんな雪の中だって雨の中だって中へ入らなかった 先生、覚えているかな、うちのクラスの15番、そう 目のステキなのりの好きだったあの娘の 出席番号だったんですよ』 僕らはこっそり ノォトの片隅に あの娘の名前に 自分の苗字を かぶせて書いてはあわててぬりつぶし あたりを見廻し 赤くなったもんです 使いの帰りは廻り道をして あの娘の家の前を通ったもの そのくせ会えば そっぽを向いた なんともはや すてきだった 仲間達に カンパイ!! 木根川薬師の植木市の日には 今でも必ず雨が降りますか もんじゃ焼きのコツ 忘れちゃいませんよ カルメ焼き冷やすより易しかったもの あの頃チャリンコ転がして行った 曵舟、押上、浅草の 不思議な胸の高鳴りと 荒川土手の忘れちゃいけない 毎度毎度の 草野球 『先生、みんな変っちまいましたねェ 先生、先生……なんだ寝ちまったんですか…』 |
| 女ひとりさだまさし | さだまさし | 永六輔 | いずみたく | 渡辺俊幸 | 京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり 結城に塩瀬(しおせ)の素描(すがき)の帯が 池の水面にゆれていた 京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり 京都 栂尾(とがのお) 高山寺(こうざんじ) 恋に疲れた女がひとり 大島つむぎにつづれの帯が 影を落とした石だたみ 京都 栂尾 高山寺 恋に疲れた女がひとり 京都 嵐山(らんざん) 大覚寺 恋に疲れた女がひとり 塩沢(しおざわ)がすりに名古屋帯 耳をすませば滝の音 京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり |
| 春告鳥さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 衣笠の古寺の侘助椿の たおやかに散りぬるも陽に映えて そのひとの前髪僅かにかすめながら 水面へと身を投げる 鏡のまどろみのくだかれて 錦の帯の魚のふためいて 同心円に拡がる紅のまわりで さんざめくわたしの心 春の夢 朧気に咲き 春の夢 密やかに逝く 古都の庭先野辺の送り ふりむけばただ閑かさ 化野の古宮の嵯峨竹の ふりしきる葉洩れ陽にきらめいて そのひとのこぼした言葉にならない言葉が 音も無く谺する 足元に蟠る薄氷に 靄めいた白い風立ちこめて 春告鳥の問いかける別離に たじろぐわたしの心 春の夢 朧気に咲き 春の夢 密やかに逝く 古都の庭先野辺の送り ふりむけばただ閑かさ |
| ひと粒の麦 ~Moment~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ひと粒の麦を大地に蒔いたよ ジャラーラーバードの空は蒼く澄んで 踏まれ踏まれ続けていつかその麦は 砂漠を緑に染めるだろう 戦に疲れ果てた貧しい人達には 診療所よりも一筋の水路が欲しい 水があればきっと人は生きられるだろう 諍(いさか)いを止める手立てに Moment 薬で貧しさは治せない Moment 武器で平和を買うことは出来ない Moment けれど決して諦めてはならない ひと粒の麦の 棺を担う人に 伝えてよ悲しんではいけないと この星の長い時の流れの中で 百年など一瞬のこと ペシャワールの山の向こうの見果てぬ夢以外に 伝えたいことは他にはあまり無い 珈琲カップに夕日が沈む頃に ふと思い出してくれたらいい Moment いつか必ず来るその時まで Moment 私に出来ることを為せば良い Moment 私に出来るだけのことを Moment 薬で貧しさは治せない Moment 武器で平和を買うことは出来ない Moment けれど決して諦めてはならない Moment 夢はきっと引き継がれるだろう Moment 私に出来ることを為せば良い Moment 私に出来るだけのことを |
| 椰子の実さだまさし | さだまさし | 島崎藤村 | 大中寅二 | 渡辺俊幸 | 名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月 旧の樹は生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた渚を枕 ひとり身の浮寝の旅ぞ 実をとりて胸にあつれば 新なり流離の憂 海の日の沈むを見れば たぎり落つ異郷の涙 思いやる八重の潮々 いずれの日にか国に帰らん |
| 風の篝火さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 水彩画の蜉蝣の様な 君の細い腕がふわりと 僕の替わりに宙を抱く 蛍祭りの夕間暮れ 時折君が散りばめた 土産がわりの町言葉 から廻り立ち停まり 大人びた分だけ遠ざかる きらきら輝き覚えた 君を見上げる様に すかんぽの小さな花が 埃だらけで揺れているよ 不思議絵の階段の様に 同じ高さ昇り続けて 言葉の糸を紡ぎ乍ら 別れの時を待ちつぶす 君ははかない指先で たどる明日の独言 雲の間に天の川 君と僕の間に橋が無い 突然舞い上がる 風の篝火が 二人の物語に 静かに幕を引く ふりしきる雪の様な蛍・蛍・蛍 光る風祭りの中すべてがかすみ すべて終る |
| 遥かなるクリスマスさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | メリークリスマス 二人のためのワインと それから君への贈り物を抱えて駅を出る メリークリスマス 外は雪模様気づけば ふと見知らぬ誰かが僕にそっと声をかけて来る メリークリスマス 振り向けば小さな箱を差し出す 助け合いの子供達に僕はポケットを探る メリークリスマス 携帯電話で君の弾む声に もうすぐ帰るよと告げた時のこと メリークリスマス ふいに誰かの悲鳴が聞こえた 正面のスクリーン激しい爆撃を繰り返すニュース メリークリスマス 僕には何も関係ないことだと 言い聞かせながら無言でひたすらに歩いた メリークリスマス 僕達のための平和と 世の中の平和とが少しずつずれ始めている メリークリスマス 誰もが正義を口にするけど 二束三文の正義 十把一絡げの幸せ つまり嘘 メリークリスマス 僕はぬくぬくと君への 愛だけで本当は十分なんだけど メリークリスマス 本当は気づいている今この時も 誰かがどこかで静かに命を奪われている メリークリスマス 独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう メリークリスマス 人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当が言えない メリークリスマス いつの間にか大人達と子供達とは 平和な戦場で殺し合うようになってしまった メリークリスマス 尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと メリークリスマス 子供の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れてゆく メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス その隣で自分の幸せばかりを 求め続けている卑劣な僕がいる メリークリスマス 世界中を幸せにと願う君と いえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる メリークリスマス 僕は胸に抱えた小さな 君への贈り物について深く深く考えている メリークリスマス 僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 本当に本当に君を愛している 永遠に永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 凍りつく涙を拭いながら メリー メリークリスマス 生きてくれ生きてくれ生きてくれと叫ぶ メリークリスマス 雪の中で雪の中で雪の中で メリークリスマス 白い白い白い白い雪の中で メリークリスマス メリークリスマス ・・・・・ |
| ママの一番長い日~美しい朝~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | おじいちゃんは山へ芝刈りに朝から出掛け OBを5発も打って落ち込んでいる頃 おばあちゃんは川へカラオケ仲間と出掛け マイクを離さず5曲目を歌う頃 沢山の幸せを小さな手に握りしめてきみは生まれた やがて美人になるなんてとても 思えないほど僕に似ていた 花の季節だった この物語の始まりの空は 美しく青く澄んで晴れ渡っていた woh きみが最初にしゃべった言葉はパパで 嬉しくてその晩お酒を飲み過ぎたっけ でも困ったときに呼ぶのは必ずママで ママは一途にきみをみつめて愛した 沢山の幸せを周りに振りまきながらきみは育った 保育園では男勝りで いつも子分達を従えて家に帰ったね そのくせとても気遣う娘で 美しく澄んだ瞳はいつも輝いていた woh どこからか君が犬を拾って帰って 僕に酷く叱られたことがあったね きみはすぐおじいちゃんの懐に逃げて おばあちゃんを呆れさせた 思い出す長い髪をなびかせてきみはいつも犬と走っていた やがて初恋ときめく心を 僕には隠したつもりだろうと思うけれど 少し淋しい思いで居たんだ 美しく育った君の瞳が眩しかった woh ママ以外の家族に隠していたことがある 思いもかけず僕の病気はとても重くて 少しばかりみんなよりも先に いなくなってしまうけれど 泣かないでいつでもそばにいる きみの花嫁姿は見られないけれど 生命はこうして大切な人に 手渡されてゆくものだと気づいたから 出会えたことや愛し合えたこと 本当のしあわせはいつも近くにある woh 僕が居なくなった後もきみとママは いつも僕を思い出してくれたね おじいちゃんが僕の代わりにきみ達を護り 頑張ってくれていたけれど 彼が来て 求婚した時 おじいちゃんに殴られたのに驚いていたね パパとママとが 一緒になるとき やはりパパはおじいちゃんに殴られたんだよ 彼が二つも 殴られた訳は きっともう一つはパパの分だと思う woh ヴァージンロードを歩くきみの 隣を僕も歩いているよ お願いがあるママによく頑張ったねと 本当にありがとうと伝えて 愛してる どんな時も きみたちを護っていると信じて欲しい この物語の 続きはふたりが 幸せに包まれるように願いながら ママが嫁いだ 美しい朝と きみが生まれた日を遠く思い出している woh |
| 空蝉さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 名も知らぬ駅の待合室で 僕の前には年老いた夫婦 足元に力無く寝そべった 仔犬だけを現世の道連れに 小さな肩寄せ合って 古新聞からおむすび 灰の中の埋火おこすように 頼りない互いのぬくもり抱いて 昔ずっと昔熱い恋があって 守り通したふたり いくつもの物語を過ごして 生きて来た今日迄歩いて来た 二人はやがて来るはずの汽車を 息を凝らしじっと待ちつづけている 都会へ行った息子がもう 迎えに来るはずだから けれど急行が駆け抜けたあと すまなそうに駅員がこう告げる もう汽車は来ません とりあえず今日は来ません 今日の予定は終わりました もう汽車は来ません とりあえず今日は来ません 今日の予定は終わりました |
| 片恋さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに苦しくても 言えない言葉がある ときめいて あこがれて 聞こえない声で叫んでいる あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも こんなに寒い朝も 温かい恋がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある ひたむきに ひたすらに あなたを思う夢がある あなたに届け いつか蒼空に あなたに届け 歌よ伝えてよ あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある |
| セロ弾きのゴーシュさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | Cello にはオン・ザ・ロックが似合うと 飲めもしないで用意だけさせて ひとつ覚えの サン=サーンス 危な気な指遣いそしてボウイング まるで子供の様に 汗までかいて 悲しすぎる程 優しい人 私はいつでも 涙うかべて 楽し気なあなたを見つめるだけで 倖せだった 陽気なあなたの事だもの 今頃きっと雲の上で 誰かを無理矢理誘って 「白鳥」を聴かせているかしら 飲み手のいないウィスキー 今夜も用意だけして 私のお相手は カザルスとティボー 私はいつでも 涙うかべて 想い出だけ聴いて 明日は晴れると 笑うふり 明日もしも晴れたら オン・ザ・ロック用のお酒がきれたので 市場へ行こうと思うの ねェ想い出も売っているといいのに もっともっとたくさん 想い出が欲しかった もう一度あなたに会う迄の糧に 私はいつでも 涙うかべて あなたの残した 大事な Cello を 一人で守る |
| 極光(オーロラ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | いきなり私の眼の前に座ったあなた 自分はせっかちだからと言い訳し乍ら 前から君が好きでしたと突然告白したあと 私のコーヒーを一気に呑み干した そのあとの強引さときたら人の返事も きかずにすっかり一人で盛りあがり 山岳部に来なさい 山はいいから 本当にいいからと 知らないうちに 丸め込まれてた 自然はとても大きいって それが得意のフレーズ 人間が狭い輪っかの中で傷つけあうのを 静かに観てる 大空 広い大空 いつかカメラマンになって こいつに近づくと 目を輝かせてた あなたを愛して気づいた どんどん先に歩いて 行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ おい結婚するぞ そしてアメリカへゆくぞと いっぺんにふたつ びっくりをつきつけて それから 俺仕事やめたぞ カメラマンになるんだと 腰が抜けなかったのが奇跡だわ そのあとのあなたは夢の通りに歩いて とうとう本物のカメラマンになった グランド・キャニオンも死の谷も みんな友達にして 知らないうちに 丸め込んでいた 自然はやはりすてきだ だけど不安がひとつ もっと大きなものが撮りたくなって 俺はどこまで 行けばいいのか オーロラ それはオーロラ 地球も夢を見るんだ こいつがそうだと 目を輝かせてた あなたを愛して気づいた どんどん先に歩いて 行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ アラスカで あなたが突然空気になったと そんな事 信じられると思う 飛行機のプロペラが廻っているのに気づかない程 オーロラに夢中だったのね あなたの残したものは 世にも美しい 地球が夢を見ている写真と それからこの私と オーロラ それはオーロラ なんてせっかちなあなた オーロラに愛されて オーロラになってしまった あなたを愛して気づいた どんどん先に歩いて 行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ |
| 夢見る人さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ゆくりなく人は出会い ゆくりなく人は憧れゆく 憧れは夢 夢は生命 君よ高き夢を見給え いつか巡り会える 強く強く願えばいい 愛するとは夢見ること 愛しき人 やはらかに時は過ぎて やはらかに心は移ろう 生きることに 迷おうとも 君よ決して夢を捨てるな いつか巡り会える 遠い遠い約束でも 愛するとは信じること 夢見る人 いつか巡り会える 強く強く願えばいい 愛するとは夢見ること 愛しき人 愛するとは信じること 夢見る人 |
| あなたへさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 愛しいあなたが今まで どんな風に傷ついて生きたか それでも自分を捨てないで 心を護って生きてきたか あの時にも あんな時にも あの時にも あんな時にも 私にはあなたを護る 術など何もなくただ不器用に 歌うことだけ あなたのために 歌うしか出来ないけど どんな時にも いつでも どんな時にも いつでも 悲しみの底でも笑顔を捨てない あなたの苦しみの本当の深さを 思い知りながら支えたいのは 明日何が出来るのかということ 昨日のことより 今日のことより 昨日のことより 今日のことより 未来には幾つかの顔がある 例えば不安と希望 もしも私の歌が あなたの不安を和らげられて 微かな希望に寄り添えたら 今日のことより 明日のことへ 今日のことより 明日のことへ 悲しみの中でも季節は巡る 寒い冬のあとにでも きっと綺麗に花は咲く 信じなくても良い それでも花は咲く 幸せはきっといつか来る 届け届け この歌 届け届け届け この愛 私には歌しかないけれど 私には歌があるから いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから 声の果てるまで 私には歌しかないけれど 私には歌があるから いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから 幸せになれるまで いつまでも いつでも いつまでも いつでも あなたへ |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 残春さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 若さを嗤(わら)わず 老いを恨まず いつか 来た道 いつか 行く道 いのちを恥じず いのちに怯えず 永い永い坂を 黙して独り行く 心に咲く花は 季節を選ばない 与えられしいのち かなしきもまたよろし 涙に逃げず 怒りに任せず 笑顔を汚さず 悲しみに負けず 未来を憂えず 過去を惑わず いつか 夢見た いつか 届く場所へ 季節に咲く花は 時を疑わない 与えられしいのち 楽しきもまたよろし 心に咲く花は 季節を惜しまない 与えられしいのち かなしきもまたよろし 若さを嗤わず 老いを恨まず |
| 絵はがき坂さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたはためらいがちに 何度も言いあぐねて どうしてそんなこと ああ 迷うのですか ひとりで生きてゆける程 お互い大人じゃないし それにしてもあなたの時計 ああ 進み過ぎました カンナがもうすぐ咲くから それまであなたが髪を 切らなければいいね 出来たら本当にいいね 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 つたやかづらの香り背に 学生達が通る あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに 弾じけた気がしたのは ああ 紫陽花ですか 同じ様にジーンズ着て アンアン・ノンノ抱えた 若いお嬢さん達が今 シャッターを切った 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 僕も思い出欲しくてそっと 心でシャッター押した 絵はがき坂を 下りながらあなたは やっぱり言いましたね ああ さよならですか |
| 夕凪さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 今はこうしてひざを抱えて寄せては返す波の 想い出に身を任せて居よう あの日同じ水ぎわで君は消えてゆく足跡が 悲しいとだから側に居てと言った 大きな貝ガラ白い耳にあてて 又来る夏を占う 君の影が揺らいで落ちて 風が止まる 僕に見えないものが見えたね だから急に黙った 紅い夕陽が 君の涙に沈んだ 海猫たち もうお帰り 僕も砂を払おう 君の影が 揺らいで消えて 夢が止まる やがて ここにも風は戻って 陸から海へとまた くり返す くり返す くり返す 海猫たち さあもうお帰り 僕も砂を払おう 僕の影が消える前に 消える前に |
| 祈りさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 悲しい蒼さの 広い大空を 小さな鳥が一羽 海を目指してる 鳥を撃たないで 約束の町へ ひたむきに羽ばたく夢を消さないで 誰もが時の流れに 傷つき疲れ あきらめそして いつしか生まれた時の 溢れる程の愛を見失う この町がかつて 燃(も)え尽きた季節(とき)に 私達は誓った 繰りかえすまじと 生命を心を 奪い去ってゆく ちからも言い訳も総て許せない 私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど 短い花の生命を ささやかなこの愛で染めたい |
| 私を泣かせてください森山良子 | 森山良子 | G.Rossi | G.F.Handel | 渡辺俊幸 | Lascia ch'io pianga la dura sorte e che sospiri la liberta, e che sospiri, e che sospiri, la liberta. Lascia ch'io pianga la dura sorte e che sospiri la liberta. Il duol infranga queste ritorte de' miei martiri sol per pieta, si, de' miei martiri sol per pieta. Lascia ch'io pianga la dura sorte e che sospiri la liberta, e che sospiri, e che sospiri, la liberta. Lascia ch'io pianga la dura sorte e che sospiri la liberta. |
| 柊の花さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 宵闇の手探りの中でこそ 仄かに匂う柊の花 見せかけの棘にそっと隠した その麗しくゆかしき花 その花の名前を呟くとき 美しさとは何かを思う 誰も居ない末の秋に咲いて 冬とすれ違いに行く花 愚かしい過ちの数々を 一つ一つ胸に並べている あなたはそれでもこんな私を 許してくれるだろうか 終列車が鉄橋を渡る音 秋風の気紛れなカデンツァ 明日は木枯らしが吹くらしいと 遠い窓の灯りが言う 辛い夜を過ごすあなたに いつか本当のさいわいを 届けることが出来ますように 私に許されますように 宵闇の手探りの中でこそ 仄かに匂う柊の花 |
| 遠くへ行きたいさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい 知らない海をながめていたい どこか遠くへ行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅 愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを 愛する人とめぐり逢いたい どこか遠くへ行きたい |
| ひき潮さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 都会の暮らしは鮮やかな色どり 華やかな寂しさと夢に良く似た嘘と そんなもので出来ている可笑しい程に 哀しみが穏やかに扉を叩いて ああ いつの間に私の友達になる 知らず知らずのうちに 自分が変わってゆく こんな日は故郷の海鳴りが聴きたい 子供の頃の様に 涙を流してみたい 生きるのが下手な人と 話がしたい ひき潮の悲しみの中から生まれる ああ 夢もある わかってくれるならば 黙って旅支度に 手を貸しておくれ 帰ろう 帰ろう 帰ろう 帰ろう 帰ろう 帰ろう 帰ろう 帰ろう |
| 最終案内さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 標示盤が君の飛行機を示す もう25分で君は舞いあがる ひきとめるのならば 今しかないよと 壁のデジタル時計が またひとこま進む あの頃は止まれとさえ祈った時間を 知らず知らずのうちに 君はもて余している 手荷物はベルトコンベアーに流れて 思っていたより確かに 風は止まろうとしている 人ごみのロビーざわめきの中で 君は静かに 時計をはずす 最終案内が答を告げる 穏やかな声がロビーに響く 君の淡い肩が 心なしかふるえ チケットにすがるように 背中を向ける 君は今スポット浴びたスターのように 滑走路というステージに 呑み込まれてゆく 君をのせた鳥がやがて翼はためかせて 赤や緑のランプを 飛び越えてゆく 人ごみのデッキざわめきの中で 僕は最後の風を ひとり受けとめる |
| 指定券さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もうこれまでねと 君はうつ向いて 左の頬だけで ひっそり笑った 北口改札を 仔鹿の様に 鮮かにすりぬけて 出て行った せめてもの お別れに 一度だけ 振り向いてくれたのに 丁度今着いた 修学旅行の 制服達が 君をかき消して 最後の声さえ 喰べてしまう 長いエスカレーター 昇って降りて やっとの思いで 出した答 はじめる前から 終る旅もある やはり野におけ れんげ草 せめてもの はなむけに 一度だけ 手を振ってみせた うしろ姿を つつむ紙吹雪 それは僕の ふるさとゆきの 季節はずれの 指定券 |
| 吸殻の風景さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 久し振りね相変らず元気そうで安心したわ 昔の様に君は笑って煙草に火をつけて 驚かずに聞いてくれるあれから私どうしたと思う つまるところ落ち着くとこへ落ち着いたの私 まさかと思うけどいつまでも気にしちゃいないでしょうね 陽に灼けた肌が染になったところで それはお天道様のせいじゃないのよ だからそんな風に悲しい顔今夜だけは止して頂戴 わかるでしょ雨の日には誰だって傘をさすものよ みんなはどう元気でいる 私の事覚えてるかしら あの頃私 子供だったから みんなを困らせたわ 今になって考えれば あなたはとても良い人だった だからこそ落ち着くとこへ落ち着いたの二人 人は皆それぞれに自分の時刻表を持っているのよ あなたと私の場合はどちらかが列車を乗り違えただけの 事じゃない だからそんな風に自分の事いじめるのは止して頂戴 わかるでしょ風の日には誰だって目をつぶるわ それにしても久し振りね相変らず 優しそうで安心したわ 昔の様に君は笑って 煙草の火を 煙草の火を 煙草の火を 消した |
| 安曇野さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 夢を夢で終わらせたくないと 君はこの町を出る ちぎれるほど振るその指先が 芒にとけた秋の日 野分き吹く安曇野(あずみの)に君の後ろ姿 まだ明け染めぬ空に名残り月 僕の愛を一包み 君の知らぬ間に その小さな荷物に忍ばせた それに気付く程疲れた時は 思い出して梓川 君は味気無きその便箋に 恋を覚えたと綴る 山を染めた白が山葵の花に 色を移した春の日 立ち昇る陽炎に君の面影を 映してすぐに消えた忍草 乱れ染めうつろいゆく そんな人の世に 咲いてまた散る一炊の夢 鳥が一声啼いてゆく 日は西へと落ちてゆく 君は夢の道程を 君の色で染めて 幸福になれ それも僕の愛 春疾風安曇野に辛夷の香り撒いて 今暮れなずむ空に朧月 夢がそっと帰ってゆく ふと八十八夜 |
| 甲子園さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 喫茶店のTVでは夏の甲子園 準決勝の熱気が店のクーラーと戦ってる 君は男は皆野球好きねと笑い 大観衆の声援聞くだけで私は暑さがつのるわ 負けた人は現在(いま)これを観ているのかしら それともまた来年を夢みているかしらとソーダ水 多分君は知らない「この次」なんて言葉に 期待しない男は案外多いって事をね 「ホームラン」と突然TVが叫ぶ また誰かの夢がこわれる音がする 僕はふと君との来年を思う 故郷ゆきのチケット 二枚握りしめたままで 青春のドラマですねと解説者 文字だけのニュース速報が海辺の事故を伝えている 君は女はいつも男が演じるドラマを 手に汗握りみつめるだけなんて割に合わないわと溜息 3000幾つの参加チームの中で たったの一度も負けないチームはひとつだけ でも多分君は知ってる敗れて消えたチームも 負けた回数はたったの一度だけだって事をね 「あと一人」と突然TVが叫ぶ 君は僕をみつめ涙をこぼしてる 背番号14の白いユニフォームが 彼の青春の最初で 最后の打席に入ったところ |
| 加速度さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 別れの電話は雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ声もたてずに泣いていた 「最後のコインが今落ちたから 今迄のすべてがあと3分ね」って きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた スローモーションで時が倒れてゆく 言葉さえ塞いで ごらん愛の素顔は 2つの世界の 間で揺れる シーソーゲーム 喜びと……悲しみと…… 最後の電話がコトリと切れて 静かに僕の手に残ったものは 発信音と穏やかな雨のさざめき 途絶える直前の君の優しさは 最後に ピリオド打たなかったこと まるで悲鳴の様に 言いかけた「それから」って 自分の重みに耐え切れず落ちてゆく ガラス窓のしずく あたかも二人の加速度の様に 悲しみを集めて ほらひとつ またひとつ |
| 舞姫さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 一度だけ恋をした そのひとは旅人 何時の日か必ず 帰ると 約束した たまゆなの浅い夢と 仲間達は笑った 帰らない必ず そのひとはもう帰らないと その日から舞姫は 踊り続けて待ち続けてる それ以来誰の声にも 心を揺らさず 余りにも長すぎる 時を待ち続けたが 何一つ彼女は 変わらずに過ごした ある人は未練と言い ある人は健気と言い いつかしら彼女は 一途と呼ばれるようになる どんな日も舞姫は 踊り続けて待ち続けてる あれ以来誰の声にも 心を移さず 頼まれた訳じゃない 私が好きで待っている 待つことを不幸だと 思うあなたの方が不幸 意地でなく楽しみで待っているとしたなら 私はなんて幸せな人生だろう 私が待っている間は この恋決して嘘じゃない 待つことを止めたそのとき 恋は死んでしまう 舞姫は 笑って言う 愛した人を嘘つきと 呼ばせはしない この生命懸けて 恋を死なせはしない 「一途」と言う名の舞姫の 踊りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの 「一途」と言う名の舞姫の 蔭りを見たことがあるかい 悲しくてすてきで切なくて 人生そのもの ららら ららら ららら |
| 問題作~意見には個人差があります~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 仮にスマホをしながらぼやぼや歩いている時に もっとぼやっとした誰かにドンとぶつかっちゃった時は ガン飛ばしてそいつを睨みつけたって構わないんだよね そいつが転んで怪我しようがこっちのせいじゃないんだしね あ それはちっとないんじゃないの? 夜に無灯火の自転車で信号無視して当然逆走 歩道も車道も自由自在だしケーサツ見て見ぬ振りだし 誰も通らない夜中の赤信号守る奴なんて馬鹿だよね 万一事故ったって全部車のせいなんだしさ あ それはちっとないんじゃないの? 頭悪いか無神経なのか両方ともなのか 嗚呼 日本が馬鹿で薄まってゆく 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります うっふぅ 親の子殺し子の親殺しリンチにストーカー殺人 教育壊れて親も利己主義誰も教えてくれないんだから 悪いのは全部世の中で自分だけが被害者なわけで 一番可哀想なのは私私私でいいんでしょ あ それはどうなんでしょぉかぁ? お金お金お金が神様だって国になっちゃったんだから 崇拝すればいいのはお金持ち様なわけでしょ どんな手使ったって金持ちにさえなれば勝ちなんだから 日本の心や未来なんて考えなくてもいいのよね あ それはどうなんでしょぉかぁ? 頭悪いか無神経なのか両方ともなのか 嗚呼 日本の馬鹿が濃くなってゆく 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります うっふぅ 頭悪いか無神経なのか両方ともなのか 嗚呼 日本が馬鹿で薄まってゆく 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 意見には個人差があります 日本が意見には馬鹿で個人差が薄まってゆくあります うっふぅ |
| 歳時記(ダイアリィ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 卒業迄に咲けばいいねと君は ある日急に窓辺にはち植えを置いた 何もなしに別れてゆくよりも 残したいと はじめた歳時記 一頁目には 二人の略歴 二頁目には 二人の出逢い 三頁目から たどる季節 記す度つのる悲しみに 君は耐えかね 七頁目からは 僕の名前何度も連ねた 花の名前もきかず買ったくせに 勝手に自分でかすみ草と決めつけたね 早く咲いてと 毎朝祈って 水を過ごして 枯らしそうになって 眠らず一人 看病してたよね 花の名前 呼び乍ら 無事だった朝 涙ぐんで すてきな水色に君は笑った そんなちひろの子供の絵の様な 君の笑顔がとても好きだった 卒業したら君は故郷へ帰って 小さな子供の先生になるといった 言葉通りに 子供に囲まれた 君の笑顔の写真が今朝届いた お嫁にゆくと 添えた手紙 つまりそれが2年の月日 書きかけた歳時記あとがきにかえて 君が自ら刻んださよなら 今思い出を 煙に帰して せめて君の明日を祈る さよなら僕の好きだった人 |
| 青の季節さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あの日 二人きり 隣に腰かけて みつめた シャガールの 五枚のステンドグラスの青 若葉のしずくが 朝日を浴びてきらめき ぽとりと身を投げて大地に抱かれ それから 小さなせせらぎが生まれるように あなたを愛し やがてひとつの流れに育ち 空をも映す 大きな河になり そんなふうに ゆるやかなまま 時は過ぎると信じた青の季節 海辺の仏舎利塔(パゴダ)は 夕陽を受けて輝き 波間の鴎の向こうに虹が架かって 四月の鯨は私を誘う 遠い季節へ すべての河は海へと流れ そしてまた空へ帰り くり返す 海辺で待てば きっとあなたの 水の粒と もう一度出会えそうで いつか私が海に帰ったら あなたの隣にそっと腰かけて またはじめから 愛したい 何度でも 何度でも 何度でも あなたと |
| 一期一会さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ささやかに泣きましょう ささやかに笑いましょう いつか又 会えるでしょう その時まで いざさらばさらば 巡り会い 愛し合い 時として悩み苦しんで 慈しみ かばい合い 泣いて笑って 生きている しあわせと ふしあわせの 違いなんてささやかなもので 例えるなら 2ミリほど ずれた程度の すきま風 すれ違い 道に迷い 時として憎み合いながら 大切に 出会っては 別れてゆく 一期一会 生まれ来て 生き抜いて 友達と呼べる人に会う 支え合い 愛おしい あなたに出会うために 喜びと 悲しみの 違いなんてささやかなもので 月にむら雲 花に風 夏の淡雪 冬の花火 巡り会い 愛し合い 時として憎み合いながら 大切に 出会っては 別れてゆく 一期一会 ささやかに泣きましょう ささやかに笑いましょう いつか又 会えるでしょう その時まで いざさらばさらば |
| 桜散るさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 言い訳はしないでいいよ わかってるから 愛し過ぎる事は多分 愛さないと同じ いつでも君だけを みつめて生きて来た 春には春の 秋には秋の それぞれの花が咲く様に いつか知らず知らず 君と僕の時計 二つの針が時をたがえて 季節が変わる様に 恋が逝く 桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に 桜散る 桜散る もう君が見えないほど 胸を張っておゆき 僕の愛した人 君が愛したものはすべて 僕も同じ様に愛して来た 今は無理だけれど いつか年老いたら 君が愛した人を僕も 愛せるそんな日が 来るといいね 桜散る 桜散る 思い出を埋め尽くして 桜散る 桜散る もう君が見えないほど 桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に 桜散る 桜散る もう君が見えないほど |
| 想いの届く日森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | C.Gardel | 渡辺俊幸 | 君を夢に見て目覚める朝には やわらかな陽射しに揺れる花が歌う 君を胸に描き眠りにつく夜は 孤独の闇も甘い恋を囁く 黒い瞳が振り向き笑えば ささやかな人生も満ちてゆく いつか二人が愛し合うとき それが運命と気づくでしょう あふれる想いを今届けよう 息づく恋を届けよう ほほに映した月影のメランコリー 憂いのすべてをこの愛で包もう 響き合う心 触れ合う指先 二人の恋が今はじまる 星が奏でるジェラシーのラプソディー 抱き寄せて踊ろう 人生が終わるまで |
| いのちの理由コロッケ | コロッケ | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 春来れば 花自ずから咲くように 秋来れば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため 夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちてくるように 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため 愛しいあなたを護るため |
| 最后の頁(ぺーじ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 慣れない煙草にむせたと 涙を胡麻化し乍ら ちゃんとお別れが云えるなんて 君は大人になったね 不思議なもんだね二人 登り坂はゆっくりで 下りる速さときたらまるで ジェット・コースターみたいだ 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ 前から判ってた事だと 君はそんな振りをして 冷静に過ごそうとしてる 最后の思いやり 不思議なもんだね二人 もう何年か過ぎたら 全く違うレールをきっと 走っているのだろうね もしも僕達のこのあらすじが 鉛筆書きだったなら もう一度位ならおそらく ホラ書き直せたかも知れない 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ |
| 最期の夢さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | めくるめく恋に夢中だったあの頃 生きることで必死だったそんな頃 悲しくて恥ずかしい日々も いつかゆるやかに黄昏れてゆく 人は過去を哀しむべきなのだろうか それとも忘れ去るべきなのだろうか しあわせや不幸せなんて 自分で決めたら良いものなのに やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら 私はどんな夢が見たいと 願うのだろうか もしもその夢で私の生きた 意味が解るとしたら 本当に大事なものは目に見えないから 大切な人も失ってから気づくもの 甘くて美しい季節が 気づいたら過ぎ去っているように やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ過ちを 償わせてくれるというなら 私はなにを償いたいと 願うのだろうか もしもその事で誰かの心が 救われるとしたら やがて時が来て もしも この人生の最期に たった一つだけ望みの 夢を見させてくれるというなら あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思う あなたの夢が見たいと思う きっとあなたに会いたいと思う |
| 生きるものの歌さだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | あなたが この世に生まれ あなたが この世を去る わたしが この世に生まれ わたしが この世を去る その時 愛はあるか その時 夢はあるか そこに 幸せな別れがあるだろうか あるだろうか もし世界が平和に満ちていても 悲しみは襲ってくる 殺されなくても人は死に 誰もがいつか別れていく 世界が平和でも 悲しい夜はくる 誰もが耐えて生きてゆく 思い出と友達と歌が あなたを支えてゆくだろう あなたが この世に生まれ あなたが この世を去る わたしが この世に生まれ わたしが この世を去る その時 未来はある その時 涙がある そこに 生きるものの歌がある 歌がある そこに 生きるものの歌がある 歌がある |
| 寒北斗さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ 照れ臭くってあたたかくっていいもんだ 土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う お袋は炊事場で酒を煮る 子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ 昔晦日に餅もなく 子供の顔をみつめてた あなたの気持わかる程 大人になって去年今年 親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言 知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする 幾つになってお袋には子供は子供 酒飲むなの躰こわすなの小言いう 小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい 二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる 胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川 お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗 たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます 知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草 |
| 前夜(桃花鳥)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に 写りの良くない写真を添えた記事がある ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん 僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 君にはむしろ明日の僕達の献立の事が気がかり I'm all right I'm all right それに僕は君を愛してる それさえ間違わなければ 今若者はみんなAMERICAそれも西海岸に 憧れていると雑誌のグラビアが笑う そういえば友達はみんなAMERICA人になってゆく いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う 馬鹿だね そんな風に 自然に 変わってく姿こそ それこそ この国なのよ さもなきゃ初めからニッポンなんてなかったのよ I'm all right I'm all right そうだねいやな事すべて切り捨てて こんなに便利な世の中になったし どこかの国で戦さが起きたとTVのNEWSが言う 子供が実写フィルムを見て歓声をあげてる 皆他人事みたいな顔で人が死ぬ場面を見てる 怖いねと振り返れば番組はもう笑いに変わってた わかってる そんな事は たぶん 小さな出来事 それより 僕等はむしろこの狭い部屋の平和で手一杯だもの I'm all right I'm all right そうともそれだけで十分に僕等は忙し過ぎる 桃花鳥が七羽に減ってしまったと 新聞の片隅に…… |
| 惜春さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ 薄墨の中に沈みゆく愛を 涙と交互に掘り起こせば 出逢うのはいつもあたたかな嘘と わずかばかりの夢の切れはし やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて 君は振り返る弱さもなく 僕は引き止める強さもなく ただ立ち尽くせば背中合わせに おだやかに落ちてゆく二人 君は忘れ去る強さもなく 僕は思い出す弱さもなく ただ音もたてず時の流れに ふりつもるさびしさの気配 倒れゆく愛の光と影から こぼれた真実(ほんとう)を抱き起こせば 哀しみはつまり風に追われては 枯葉がくり返す吹き溜り やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて 君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ |
| 幸福になる100通りの方法さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった 名前を知って 目と目が合って ドキドキしたら 三月元気でいられたあの日 初めて電話した時 声も指も震えてた 何を話したか憶えてなかった 既にその頃 僕の心の中に 愛に思い上がる種は 播かれていたんだろう しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに なのに人は 何故何もかもに 思い上がってしまうのだろう 君の為ならば何を 捨てても惜しくなかった 夢も仕事も時間も 友達さえも 酔い痴れ乍ら 登りつめてた 紅いルージュで ひと月元気でいられたあの日 それから僕等は長い だらだら坂をくだって 笑顔も言葉も少なくなりはじめた ガラスの靴の魔法がとけて 物語の二人は くすんだ ただの人になる しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに なのに人は 何故しあわせに 思い上がってしまうのだろう ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと すれ違うそれだけで しあわせだった あの日の僕が 今の僕を 見たなら どんなにどんなに自分を悲しむだろう そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた そしたらとても しあわせになった しあわせはすぐ近くにいた ほんとうにとても近くにいた しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ しあわせになる方法なんて 100通りもある ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ |
| ありがとう平原綾香 | 平原綾香 | 松井五郎 | Andre Gagnon | 渡辺俊幸 | もう 夜が解けて 空がはじまる 眠りから 覚めた手が あたたかい手にふれる いま 夢の続き わかちあうひと ただひとつ そばにある やすらぎにありがとう 流れる季節に 思いをゆだねて そう 誰かのため 生まれてきたと さみしさと優しさは 教えてくれるでしょう 報われた ほほえみに 心から ありがとう あなたにいま ありがとう |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 向い風さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | たそがれ時の窓辺の席で あなたはじっと海を見てる 私はじっとあなたを見てる 水平線の名残りの紅で 煙草に火をつけたときあなたに 好きな人が居る事 わかった 風は今 向い風 私の心を押し戻す ちぎれ雲がひとり踊ってる でも悲しい恋と笑わないで 倖せの形くらい 私に決めさせて 海岸線に滞るテールランプ あなたの右手の煙草の火がふと 赤信号に見えた気がした もしもあなたが赤い夕陽で 私が雲なら染まるだけでいい そんな恋もある事 わかった 風は今 向い風 私の心を押し戻す かもめが風に逆らって 孤独な空に帰って行った 倖せの形くらい 私に決めさせて 倖せの形くらい 私に決めさせて |
| 明日咲く花さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから 心に花の種を 抱いて人は生まれてきた 誰の為に咲くのかは たぶん別の事として いつか咲くその日のために 今私が生きてること あなたに出会って 何故私が生まれてきたかが解った 辛い辛い辛い辛い 心の闇を超えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花 よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから いつか会うその人に 恥ずかしくないように いつか会うその人に ふさわしい花になるように 希望と失望の狭間で 生きることの重さが あなたに出会って 何故私が頑張ってきたか解った 揺れる揺れる揺れる揺れる 心の海を越えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花 よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと綺麗に咲くから |
| 虹~ヒーロー~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | こんなにも長い間 何故歌って来たのだろう ちいさなしあわせや 伝説の向こう側に 逃げ込むチャンスは いくらもあったのに まだ 歌っている 控室の窓辺の かすみ草の向こうを 君の横顔に よく似た思い出が とおり過ぎてゆく 開演のベルが鳴るまで あと 15分 全てを手に入れたり 全て失くしたり 君までも ひきかえにして 歌い手は虹のように 悲しみの雨の向こうで 咲くものだろうか I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに 時々ふとラジオから 先に逝った友達の なつかしい唄が 流れることがある そうだね永遠に 唄い続ける しあわせ ふしあわせ 誰に負けても構わない 自分には負けられない いつか時が過ぎて 思い出に変わったとき 目をそむけないで いたいだろう 僕はまだ 旅の途中 誰かの心の 扉を叩き続けて 何もかも ひきかえにして 可笑しくって哀しくって 美しき人生 さあ 幕が降りる迄 I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 君の空を ひとときでも 僕の色で 染められたら それでいい Yes, I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに |
| 桐の花さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 鈍色の空を 低く飛ぶ鳥が 短く啼いてゆきます 真昼の雨 遠くで季節のかわりゆく音を 独りきり聴いている午后 手紙を書きます 少しつらいです 離れて暮らしてる あなたが見えない 私元気です 本当は嘘です 書けない言葉を 読んでください 咲いてよいのか 枯れてよいのかわからない うらみがましい文字になるのがやるせない 窓の外 宙高く 音もなく 桐の花 浅薄な色に やせてゆく心 あなたにはけして 見せたくない顔で カステラの色に 珈琲の湯気に いらだつ自分がせつない 例えばあなたに 裁かれるのなら 疑いもせずに うなずけるはずです 忘れていいです 今のは嘘です 抱きしめてください 嘘でもいいから 待てというなら 二千年でも待ちましょう 去れというなら 夕暮れ迄に消えましょう ひとことで かまわない 返事を ください 咲けというなら 二千年でも咲きましょう 散れというなら 夕暮れ迄に散りましょう 窓の外 宙高く 音もなく 桐の花 |
| SMILE AGAINさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もしもあなたが今 悲しみの中にいて よるべない不安に 震えているのなら 声にならない声を今 その見えない涙を今 わかちあうことが できないだろうか 言葉で伝わらない 言葉もあるけれど せめてこの歌声が あなたに届いたら 勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今 なつかしい笑顔に もう一度会いたい SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る 忘れないで欲しい いつも思っている だからこの歌声が あなたに聞こえたら 小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今 どうか僕のために もう一度笑って SMILE AGAIN 一人は小さくて SMILE AGAIN とても弱いけれど SMILE AGAIN 強くこの愛を 心こめて歌う SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る |
| 豆腐が街にやって来るさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 木綿 絹ごし 油揚げ 生揚げ 焼豆腐 朧豆腐に胡麻豆腐 卯の花 がんもどき 血圧コレステロールを下げて動脈硬化に レシチン 記憶力を高め脳の老化の予防には コリン 活性酸素の抑制で成人病予防に サボニン 乳がん動脈硬化骨粗鬆症にはイソフラボノイド 骨粗鬆症って言いにくいぞ 素晴らしきかな愛しき我が豆腐 時空を超えた奇跡の食材よ おいしい豆腐が出来ましたので 容器を持って来て下さい 糖尿病の予防に トリプシンインヒビター 骨や歯やストレスにも良い カルシウム 脂肪代謝や脂肪肝にも効果がある レシチン 腸内にビフィズス菌を増やすオリゴ糖 おお どうもオリゴ糖! 完全無欠にして無敵の我が豆腐 宇宙はみな兄弟だ奇跡の和の心 おいしい豆腐が出来ましたので 容器を持って来て下さい 容器を持って 容器を持って 容器を出して 容器を出して 勇気を出して来て下さい お椀出せ 容器を持って 茶碗出せ 容器を持って お椀出せ茶碗出せ お椀出せ 容器を出して 茶碗出せ 容器を出して お椀出せ茶碗出せ お椀出せ 勇気を出して 茶碗出せ 勇気を出して お椀出せ茶碗出せ お椀出せ 勇気を出して 茶碗出せ 勇気を出して お椀出せ茶碗出せ 木綿 絹ごし 油揚げ生揚げ 焼豆腐 朧豆腐に胡麻豆腐 卯の花 がんもどき |
| おんまつりさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたの指の冷たさは確かに僕のせいだろう 転がり始めた悲しい坂道は止まらない 迷いに迷う道を尋ねあぐねて興福寺 ふと足を止めて眺むれば心に棲む阿修羅 ああ遙か遠くで何かを求めて鳴く鹿の 声は寒く飛火野あたりを吹き抜けてゆく ああいつかもう一度あなたの心の灯火と 瓜灯籠の灯り待ちわびて御旅所あたり 今宵春日のおんまつり たった今降り始めた雪が 闇を真白に染めてゆく 振り向けば若宮のお松明 始まりはいつでもどんな恋でも同じ様 小さく優しくずるく熱く強く切なくて 我を呼ぶおのが心の声を塗り重ねて 気づけば隘路迷路に立ち迷うことばかり ああ季節を忘れて誰かを求めて啼く烏の 声も切なく春日社に響いて揺れて あああなたの幸せを護りたまへと御願い 聞こしめせよと祈り祈れば御蓋山 今宵春日のおんまつり 煙る様に降る白い雪が 全て真白に染めて行く 耳を澄ませば警蹕の声 今宵春日のおんまつり たった今降り始めた雪が 間を真白に染めてゆく 振り向けば若宮のお松明 |
| 天文学者になればよかったさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君がここから出て行く訳は 幸せ描いた僕の設計ミスさ 図面通りにゃいかねえもんだな こんなに早く すきま風吹くなんて 夢囲むガレージ セントラルヒーティングの愛 なんでもそろえたのに 君が出てゆくドアがはずれる 窓は落ちるトイレも壊れてしまう 君という蝶つがいが ひとつはずれただけで 想い出の垣根も倒れた これほど設計の才能がないなら 天文学者をめざせばよかったよ バミューダの謎や ピラミッド・パワーに 未確認飛行物体との接近遭遇等々(コンタクト) それから 新しいすい星に 自分の名を付けてしまおう そうさそれが僕に 一番お似合の すてきな仕事じゃないか 星の数かぞえて 夢の数かぞえて 恋人はそう アンドロメダ 幸せの設計技師になれずに 傷ついた若者の肩を抱いて したり顔でやさしく言ってやるんだよ きみーい それでも 地球は廻っている |
| みかんの花咲く丘さだまさし | さだまさし | 加藤省吾 | 海沼実 | 渡辺俊幸 | みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船が遠く かすんでる 黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう 波にゆられて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました いつか来た丘 母さんと 一緒にながめた あの島よ 今日も一人で 見ていると やさしい母さん 思われる |
| 玻璃草子さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ぬばたまの君が黒髪の 褥に貸せるこの腕の 躰温も未ださめやらで 後朝の別離する 侘びぬれど 恋は水無瀬川 君ならでみだるべくもなく 振り向けば朝降る雪に 散りまどふ梅の白 あはれ君に咲く愛は 玻璃細工の花なりき 手折りなば 割れるいとしさよ その指を切る かなしさよ 逢ひみての後の想ひこそ生命より深きものなれど 現世の人は生まれ来て果つるまでただひとり 足曳きの長き山道を君ひとりいかにか越ゆらむ 振り向けば君が振る腕に 散りまどう雪の白 あはれ君に降る雪は 玻璃細工の夢なりき 掌に落ちて とけもせず また積もるほど 降りもせず あはれ君に咲く愛は 玻璃細工の花なりき 手折りなば 割れるいとしさよ その指を切る かなしさよ |
| 風が伝えた愛の唄さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君が今口ずさんだ唄は 誰に教わったの もう一度聴かせてよ もう一度 なつかしい愛の唄 今 時を越えて 伝えられた愛の調べ どんな人の心にも 優しく響く歌声 忘れかけてた愛を 失くしたはずの夢を ゆりかごから抱き上げて 日ざしの中に 君が今口ずさんだ唄は そうだ思い出した 母の胸のぬくもりの中で 昔聴いたメロディ 昔君と僕は 二人並んだポプラだった 風の日に指が触れて それだけでしあわせだった 忘れた物語を 伝えるのが風なら 人は心から心へ 愛を伝える 君が今口ずさんだ愛は 誰に教わったの もう一度聴かせてよ もう一度 忘れないように もう一度聴かせてよ もう一度 なつかしい愛の唄 |
| 仰げば尊しさだまさし | さだまさし | 不肖 | 不肖 | 渡辺俊幸 | あおげば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年 思えばいと疾し この年月 今こそ別れめ いざさらば 互いに睦みし 日頃の恩 別るる後にも やよ忘るな 身を立て名をあげ やよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば 朝夕なれにし 学びの窓 蛍のともしび つむ白雪 忘るるまぞなき ゆく年月 今こそ別れめ いざさらば |
| 桜の樹の下でさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう ららららら ららららら みんな働け 力があるなら力を出せ 知恵があるなら知恵を出せ お金があるならお金を出せ 何もないヤツは歌え ららららら ららららら みんなで歌え ららららら ららららら みんなで笑え 泣いて泣いて泣いたら笑え 笑って笑ったら怒れ 怒り疲れたら働け 働き疲れたら休め ららららら ららららら みんなで笑え 桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう ららららら ららららら みんな働け 桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう ららららら ららららら みんな働け |
| まりこさんさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 夜中に目が覚めたら まりこさんがベットの端に腰かけて 身づくろいをしていた 酒に張り倒されて 起きられない僕横目で笑ってビール もらうわと冷蔵庫あけて なみ・なみ・なみとグラスに注いで まるで薬あける様に飲み干して 大きなため息を 遠慮無しに吐いて それから下着姿でソファに腰かけて 身体のあちこちの 青アザやバンドエイドを数え乍ら さびしいと独白く お酒に酔えばいつも 必ずいくつかの傷をこさえるのよ みてよこんなに沢山 お湯を沸かす時に カップラーメン食べるつもりで火傷 それにガラスで切った指先 ほら・ほら・ほらとグラスをあおって 何か無理に流し込んでるみたいだ お酒やめればいいのに そんなに好きかときけば ふいに彼女は怒った様に吐きすてた 酒なんて大嫌いよ だけど男にひっかかるよりずっとましね そうよ百倍は好きよ あんた幸福だから わからないのよあたしこれから何処へ 帰ると思うの 誰も待ってない部屋 灯り点けた時の淋しさあんたには 一生わからないわよ 酒・酒・酒友達などないわ 男と心中なんて死んでもいやだわ さみしいねお酒より 上手な嘘つきの 男に逢いたいわね 処であんた バンドエイド持ってない? 新しい傷が出来たと彼女は笑って 靴下をはいた |
| さくらほろほろさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | さくらほろほろ散る夜は 故郷恋し人恋し 螢ひらひら咲く宵の 棚田に薫る風の色 独法師影法師に 本当の夢を聞いてみる 色無き風の吹く都会(まち)で どうぞ心が折れぬよう あなたの声が聞きたい あなたに会いたいよ 秋のさやさや神楽の笛は 初恋色に溶けてった 雪のきらきら降る冬の 温もり恋し人恋し 清らに澄む川の流れ 蒼穹の星 月の色 故郷訛り懐かしい そろそろ家に帰ろうかな あなたの声が聞きたい あなたに会いたいよ あなたの声が聞きたい あなたに会いたいよ あなたの声が聞きたい あなたに会いたいよ |
| ふるさとからの声成底ゆう子 | 成底ゆう子 | 成底ゆう子・島崎伸一 | 成底ゆう子 | 渡辺俊幸 | 故郷から届いた包み 少しの野菜と缶詰と 箱の下には折りたたまれた 母の手紙がありました 「元気でいるの? 今年は帰るの? お金を少し包みました。 父さん 昨日心配してた たまには声でも聞かせてね」 こんな田舎じゃ 夢も見れない 出てきた都会 夢見失い 泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず 私の夢を一緒になって 追いかけてる愛に気づいて 見慣れた文字に 涙が滲む 憧れたように 生きては行けず 思うよりも 心はもろく 耐えきれずに 夜中の電話 泣きじゃくる私に父は言う 「描いた道を 生きて行けばいい お前の涙 全部受けてやる」 泣いて 泣いて 悔しい程に 自分を信じてあげられず 話も ろくにしなかった父 一番私を信じてた 励ます声に 愛が満ちてゆく 泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず 私の夢を一緒になって 追いかけてる愛に気づいて 見慣れた文字に 涙が滲む 泣いて 泣いて 嬉しい程に 故郷はいつでも 側にある 母なる流れの宮良川(みやらがわ)よ 父なる姿の於茂登岳(おもとだけ) 心の道は 変わらない景色 |
| 短篇小説さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ささやかな嘘があなたから滲む 季節の替わり目に ふとこぼれたのですね 思い出の中はあたたかいですか 私はその人に よく似ているのですか 短篇小説の始まりの様に ガラス細工の言葉で 明日という文字をあなたの背中に いつもつづっていたのに 積み木細工みたいに つぎだらけの愛 思いあがりですか 幸福(しあわせ)と名づけるには 閉じて下さい できることなら 心の古地図と思い出の中の人 短篇小説のおしまいの様に ふいにつき落とさないで お願いあなたを思い出の人に どうぞしないで下さい どうぞしないで下さい |
| 家路さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 銀色の坂道を越えたら 君の待つ窓が見える 白い冬の寒さに耐えて 君の温もりに帰ろう 君の笑顔をまもる為に 今僕に出来ることは 自分自身が強くなること 心も愛も力も ときめきよりも暖かく 激しさより優しさを 抱きしめるよりそばにいて 寄り添うような 愛がいい 銀色の坂道は険しく 果てしなく続くけれど 終わらない坂道などない 必ず君に帰ろう もしも夢に届かなくても 近づくことなら出来る 小さな歩幅で構わない 歩いて行こうと思う 白い白い冬の大地を 碧く抱きとめる大空 君の笑顔があればいい 今日も明日も そう未来も ときめきよりも温もりを 激しさより優しさを 抱きしめるよりそばにいて 寄り添うような 君に帰ろう |
| 銀杏散りやまずさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 春未だ浅き如月の 望月の頃君逝けり 来たれば還る生命にて 何ぞ悲しむ事やある あの戦いを終へし折 我をば共に誘ひて 君が故郷に帰りしが 我が青春の始めにて 思へば君が妹の 吾が子の母となりてより 兄弟の契りもて 爾来(じらい)過ごせし半世紀 共に誇りし不器用の 生活(くらし)は楽にあらねども 吾俺(わいおい)のまた管鮑(かんぽう)の 友よ君の名を呼べば 桜 散りやまず 春風 黄砂 舞いやまず 我が涙 流れてやまず 桜 散りやまず 奇しくも八月十五日 君の御影を吾が子らと 精霊船に花火もて 送る事とは思はざり 君旅立ちし港より 敬礼をもて老兵の 送りし心届きしや 君終戦を迎へしや 時待たずして秋となり 我のみ歳を加へたり 未だ独り我戦場に 立つ老木の心地なり 共に笑ひし不器用の 青春遥か遠けれど 嗚呼 兄弟よ君の名を 誇りもて語る時 銀杏 散りやまず 秋風 紅葉 舞いやまず 我が思ひ あふれてやまず 銀杏 散りやまず 銀杏 散りやまず 秋風 紅葉 舞いやまず 我が涙 あふれてやまず 銀杏 散りやまず |
| 銀河鉄道の夜さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ふるさとを遠く離れ 振り返る幼き日々 遙かに霞む島影 懐かしき我が家 いつかまた巡り会える 恋し友よ初恋よ 老いしこの胸の果ての 忘れがたき人 星空を覚えている 降りしきる銀河の音 ほんとうのさいわいは どこにあるのだろう ふるさとは記憶の果て 微かに綻びつあり なれど思い出は尽きぬ 銀河鉄道の夜 いつかまた巡り会える 恋し友よ初恋よ 老いしこの胸の果ての 忘れがたき人 小さく君の名を呼ぶ 既に君は韃靼の 地平に沈む夕日に 巡り会えただろうか ふるさとは記憶の果て 微かに綻びつあり なれど思い出は尽きぬ 銀河鉄道の夜 |
| 息子へ ~父からの風~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | お前はいくつも 大切な事を 選べないで生まれて来た 時代も国も 場所も名前も あげくは親さえも 親がこうなので 顔も頭も 余り期待はしないがいい 血筋がああだから 才能の方も まずはあきらめろ 強く明るく優しくたくましく それが何より一番 それが何より 駄目な親に 恵まれたのだから よりによってここへ来たのだから それともお前は 全て承知の上で ここを選んでくれたのだろうか 落ち着きのない子だと 言われて育つだろう 俺がそうだった 受験も一度くらい 失敗するだろう 俺がそうだった きっと女には 結構もてるだろう 俺がそうだったかな 借金なんかも するかもしれない 俺も親父もそうだった 愛する人と別れる苦しみや 憎しみという切ない苦しみや 生きることは辛く恥ずかしいことと お前も少しずつ覚えてゆくだろう 生まれて来た以上 いつか消えてゆくのだ それも選んだのだよ 誰の真似でもなく お前はお前らしく お前の空を飛べ たったひとつの お前の生命 輝けばそれでいい どちらかを選ぶなら 傷つける人よりも 傷つく人に 騙す人よりも 騙される人に その方がずっといい 生きてゆくのは 楽しいぞ 辛いけど 辛い時こそ 胸を張れ 前を見ろ いつか愛する人が出来たなら お前の勇気で包み込んでやれ 喜びの種をまけ 幸せの花が咲く どこかに味方はいる お前はひとりじゃない 父は いつでも お前の味方だよ おたんじょう おめでとう |
| ひまわりさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 人は誰も 心に 花の種を 抱いて生きているんだよと あなたの口癖や声の響きが このごろとても恋しい 夢見て咲いているのなら 菫 密やかに咲くのなら 野菊 人を傷つけてしまう 紅い薔薇 散ってゆくのなら 桜 それから私に あんな風に咲けよと 指さした花は 一輪の ひまわり 背すじを伸ばして 憧れだけをみつめ ひと夏を力の限り 明るく咲く花 私はその時 本当にそんな風に 生きてゆきたいと 心から思った いつまでもあなたを愛していると あの日約束したでしょう はるかな時の流れを越えてまだ 約束を守ってます あなたと暮らした懐かしい町を 独り遠く離れて 海辺に色とりどりの花が咲く 風の街で 咲いてます 鳥よあの人に 出会ったら伝えてよ ひまわりの様に 私は生きていると 背すじを伸ばして 憧れだけをみつめ 一日を力の限り 明るく生きてる 鳥よあの人に 出会ったら伝えてよ ひまわりの様に 私は生きてる 背すじを伸ばして あなただけをみつめ 約束どおりに 明るく咲いてる |
| 8つ目の青春さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 僕が先輩を尊敬している訳は 男は恋をしていればいつだって青春だぞと 幾度倒れてもきっぱりと言い切れる その明るさと強さ 先輩は既に7つの青春を散らして来たが その都度不屈の努力と勇気で立ち直るだけか みごとそれを自分のエネルギーにかえて 成長したのだった 最初の春が散った時 彼が涙こらえて手にしたのは オートバイのライセンス ふたつ目の春がこわれた日 彼がやけっぱちで手に入れたのが 自動車免許証 何故そっちに走ったのかは謎だが次々と 春を散らす度に大きな車に乗り替えて そんな訳で 7つ目の春が散った去年から 先輩は 2トン車に乗ってる ひどい照れ屋で無口で おせっかいで涙もろくて水虫だけど 気前がよく間抜けだが強くて優しい こんないかした男の魅力に誰も気づかないとは 女たちは ばかか 青春を没にしたあと いつも僕を用賀まで呼び 高速料金所のカード おじさんから無愛想に ひったくって あてどない傷心の旅に出るのが唯一悪いクセだった 先輩がついに8つ目の春に挑んだ相手は可愛ゆい 利口で優しいすてきな娘 今度こそはと 思わず僕はお百度参りに水ごり それとこっそり不安の旅支度 僕のそんな願いを 踏み散らかして 半年たたずに電話が来たよ あの場所で待てと 環8 午前5時 朝靄をけたてて やって来たのは 4トン車 処が何と助手席にちょこんと座ってるのは8つ目の 可愛ゆい青春ではないかいな 先輩はおでこぽりぽり 赤い顔して無愛想に言う そんな訳でよ ちょっと行ってくるからョ バンザイ やったね Vサインでも出してよ 料金所でカードも ひったくらずに済むもんね ちょいと 8つ目の青春 あんたは偉い 頼んだぜ 先輩をヨロシク バンザイ! さっそうと、でもないけど去りゆく 4トン車の背中に キッス投げて振り向けば ほんの少し寂しそうな僕の荷物越しに 蒲田方面から 朝の日射し |
| 存在理由 ~Raison d'etre~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたの無事を祈りながら 今日も一日が暮れてゆく ふとテレビのニュース速報 良い知らせばかりじゃないから 少しだけ不安に心が波立つよ もしも何かが起きてしまっても わたしは諦めないと思う どこかで誰かが傷つき どこかで誰かに救われ ささやかに生きているのだから あなたを護るために わたしに何が出来るだろう 迷いに迷う季節の中で わたしの存在理由は あなたの明日の 笑顔を曇らせぬように 神様は何故善悪の二つを わざわざ造り給うたのだろう せめてどちらかの一つに 決めてしまわれたのならば 誰も苦しまずに済んだろうか あなたを護るために わたしに何が出来るだろう 彷徨(さまよ)う時の流れの中で わたしの存在理由は あなたの未来の 笑顔が続きますように あなたを護るために わたしに何が出来るだろう あなたの無事を祈りながら 明日も一日が過ぎてゆく |
| キーウから遠く離れてさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君は誰に向かって その銃を構えているの 気づきなさい君が撃つのは 君の自由と未来 力で生命を奪う事が出来たとしても 力で心を奪う事は決して出来ない わたしは君を撃たないけれど 戦車の前に立ち塞がるでしょう ポケット一杯に花の種を詰めて 大きく両手を拡げて わたしが撃たれても その後にわたしが続くでしょう そしてその場所には きっと花が咲くでしょう 色とりどりに キーウから遠く離れた平和な町では 人はささやかに自分の生命を生きています 何も出来ずに悔し涙に暮れる生命があり 何が起きているかも知らずに生きる生命がある わたしは君を撃たないけれど 世界に生命の重さを歌おう ポケット一杯に花の種を詰めて 大きく両手を拡げて わたしが撃たれても その後にわたしが続くでしょう そしてその場所には きっと花が咲くでしょう 色とりどりに 色とりどりに 色とりどりに |
| ありがとうさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 小さな物語を 愛しく抱きしめて 君は美しい故郷で 生きてる それはささやかな 祈りにも似ている 川の清らかな 流れにも似ている 多くを望みもせず 望みを捨てもせず めぐり来る明日を 穏やかに見ている それは健やかな 子供にも似ている いつもきらめいた 瞳には青空 ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 それを平和と呼んでいいなら 君を守ってあげたい さざめく鳥の声を 窓辺に散りばめて 朝日のびやかに 枕辺に日だまり 君のやわらかな 一日は始まる 辛いことは全て 夜の闇に 埋めて 優しさを誇りもせず 優しさに流されもせず めぐり来る季節は いつも君の友達 海は海の色に 山は山の色に 君は君の色に 床しき 故郷 ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 君がそれを幸せというなら 永遠に守ってあげたい ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 それを平和と呼んでいいなら 君を守ってあげたい |
| 星に願いを森山良子 | 森山良子 | N.Washington・日本語詞:山川啓介 | L.Harline | 渡辺俊幸 | 願いを星に祈ってごらん いつかかならずかなうわ 大切な夢あきらめちゃだめ いつかなるでしょう本当に 夢は生きる力 闇の中も燃える火よ うつむく時は見上げてごらん 空から見ている星を Fate is kind She brings to those who love The sweet fulfillment of Their secret longing Like a bolt out of the blue Fate steps in and sees you through When you wish upon a star Your dreams come true |
| 生きることの1/3さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来てるはずさ きっときっと生きることは そんな風なものなんだ 泣きすぎても 悔しすぎても 笑いすぎても きっといけないのだろう 1/3は何処まで行っても 割り切れることがないように 生きるということも 何処まで行っても 割り切れないのかな きっと人を愛しながら きっと人を憎みながら その手のひらに 最後に残る 1/3は きっと笑顔なんだろう 生きるということの 1/3は哀しみで出来ている 生きるということの 1/3は悔しさで出来ている 残りの1/3はね 笑うことで出来ている |
| 眉山さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた 幾つか嘘をついた 本当を守るために でも嘘は嘘 誰かや 自分を傷つけた とても苦しかったけれど 決して哀しくはなかった 確かに一所懸命に 生きてきたのだから 遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた 喜び悲しみ苦しみ あるがままに受け入れて 辛くても生きることは そういうことだと思う たからものがひとつあれば 生きることは哀しくない あなたのたましいこそが 私の生命(いのち)の全て 遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた |
| 窓さだまさし | さだまさし | さだまさし | 寺岡呼人 | 渡辺俊幸 | 病室の狭い窓から 街路樹の花咲く音が聞こえる 緑は音も立てずに ひと雨ごとに深まる 四角い窓の空へ あなたはため息ついた その切なげに曇る笑顔を 守りたいと思う ふるさとへ帰ろうか 寂し気に呟くけれど あなたと暮らす町が いつもわたしのふるさと マロニエの花の真白さと 生命(いのち)が目映いね あなた 一番辛いはずの あなたが笑ってるから 窓辺の花を変えよう 未来色のポピーに 少し窓を開けたら 春の鳥が聞こえた わたしで構わないなら ずっと離れないよ 希望よ舞い上がれ 高く高くもっと高く いつまでも側にいるよ 今までもこれからも 大丈夫ふたりの歩幅で 少しずつ歩こう 頑張りすぎないで でも決してあきらめないで 強い夢ならばきっと いつか必ず叶うから |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| あの人に似ている高倉健&裕木奈江 | 高倉健&裕木奈江 | さだまさし・中島みゆき | さだまさし・中島みゆき | 渡辺俊幸 | 昔 哀しい恋をした 街はきれい 人がきれい その人を 護ってやれなかった 嘘がきれい 誰もがあこがれた その日 この胸は毀れた 流れ住んで 今日でちょうど 鍵をかけ 窓さえ 塞いだ 千の夜を 数える今夜です なのに いつから この部屋に来た 私 変わったと思う 髪型も話し方も 気付かないうちに 君は なのに気がつけば不思議 De Ja Vu それとも偶然 あの人に似ている 涼し気な横顔から 時折 淋し気な 眼差しまで あの人に似ている 明るく振る舞う処も 時折 のぞかせる 心の中まで 昔 切ない恋をした 片思いに 泣いたことが 約束を 守ってやれなかった ありましたか あなたも今までに その日 涙が聴こえた 昔々 会ったような もう二度と 誰かを 愛せない 覚えている 気がする あなたです なのに こうして 君とめぐり逢い 私、わがままでしょうか 困らせているでしょうか 雪が そっと融けてゆく 憧れただけの恋の 思い出が胸に痛い 今度は大丈夫 もしも許し合えたなら 必ず 抱きしめた 夢はほどかない 今度は大丈夫 二人許し合えたなら 必ず 抱きしめた 腕はほどかない あの人に似ている 涼し気な横顔から 時折 淋し気な 眼差しまで あの人に似ている 明るく振る舞う処も 時折 のぞかせる 心の中まで |
| かすてぃらさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 昭和の頃ふるさとを離れ 随分未来まで来たもんだ 手に入れたものと失ったものと 一体どちらが多いんだろう いつの間にか得体の知れない 生き物に変身しちまったようで 捨ててはいけないものと 捨てなきゃいけないものの 境目がぼやけちまった 母がふと送ってくれた 五三焼のかすてぃら 青空にかざしてみたら 涙こぼれて味がわからなかった 子供の頃天まで届いた 東京タワーが小さく見えた 僕は大きくなったのか それとも小さくなったのか ライトアップが目に染みる 押上までこっそり出掛けて スカイツリーを見上げた時に 嬉しい気持ちと切ない気持ちが混ざり合って 「東京」って小さく呟いた 父が大好きだった かすてぃら一切れ ふるさとに透かしてみたら 涙こぼれて少し塩っぽかったな 母がふと送ってくれた 五三焼のかすてぃら いつの間にか遠い未来に 僕は辿り着いてしまったようだ |
| 初恋さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 通学バスが止まる坂道を少し降りたら 小さな公園があったでしょう あの頃の私はあなたに声もかけられず そこであなたの通るのを見てた 好きとつぶやくだけで 胸が張り裂けそうで 大きな桜の樹に そっと ささやいてた あの人よ あの人よ 誰かにもらったあなたの写真に 音もなく 降りしきった 桜の花 花 花びら 初恋はそうして季節の花とともに いつしか消えてしまったけど つらい時も私のこの胸の中で咲いて 時折悲しみを支えてくれた あなたは何も知らずに 何処かで幸せですか 大きな桜の樹は 今年 公園と一緒に消えたけど あなたの写真の中では今も その腕をひろげて 桜の花 花 咲いてる あなたの写真の中では今も 音もなく 降りしきる 桜の花 花 花びら |
| 里の秋さだまさし | さだまさし | 斎藤信夫 | 海沼実 | 渡辺俊幸 | 静かな静かな 里の秋 お背土に木の実の 落ちる夜は ああ 母さんとただ二人 栗の実煮てます いろりばた 明るい明るい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は ああ 父さんのあの笑顔 栗の実 食べては 思い出す さよなら さよなら 椰子の島 お舟にゆられて 帰られる ああ 父さんよ 御無事でと 今夜も 母さんと 祈ります |
| 軽井沢ホテルさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 誰もいなくなった テニスコートにひとつ 忘れ去られたテニスボールひとつ まるであの日二人が置き去りにした 愛の様に折からの雨に打たれてた 部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに ありもしない家の間取りを書いた 無邪気なあなたが あの日静かに ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた 失くしてから気付くものたちは かえらない分だけ悲しい あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ あなたは今頃 何処でこの歌を 聴いていてくれるだろうか あるいはそれとも 思い出すのも 辛くて耳を塞いでいるかしら 女は自分が不幸だと思った時に 別れた人を思い出すと聞いた それならばずっと あの愛のことは 思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる 軽井沢ホテルの空から 雨の日は思い出が見える どれ程深く刻んだ恋も 時のしずくに けずられてゆく あゝ愛が哀しいのではなくて 自分の こころが哀しいのだ 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ |
| 桜月夜さだまさし | さだまさし | 谷村新司 | さだまさし | 渡辺俊幸 | 桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中 祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中 藍の浴衣の君の手を ひいて人混みさけながら 枝垂れ桜を抱くように 月に隠れて君を抱く 見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい 世に永遠のないように 儚き夢は風の中 花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中 紅い花緒の塗り下駄の 音も消される東山 せめて一夜の恋にだけ 溺れていたい春の夜 見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい 咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど 咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど |
| 月蝕さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々の 送り囃子か 速神楽 遙かな山際の雲間には 稲妻かまさか流星か 今宵群れなす人々と あなたを送る 舟を出す 出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか ああ 暗闇散りばめた 舟を曳く 涙隠して 舟を押す 花火にまぎれて名を呼べば 思い出すのは 笑顔ばかり 振り仰げば夜空には赤い月 今宵月蝕の月明かり 翳れば満ちてゆく理も わたしの胸は ああ 出会えば別れ行く運命にしても 余りに短きは この生命 心重ねた一瞬の時の重さを 「愛」と呼ぶのか あなたを奪い去る 舟が行く 二度と帰らない 舟が逝く 微かな夜風に 神々を 呼ぶ声遙か 夢祭 |
| 虹の木さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 空港の長い回廊を 君の肩さえ抱けずに 途切れ途切れの言葉で 時はゆく 28番ゲート 折りから風に吹かれて散る 虹の木の花びらが まるで遠くで雨の降る如く キラキラと光ってた 「逢わなければ」と僕が 何気なく独白けば 「逢えたから」と君は 小さな声でさえ切り乍ら あふれる涙拭いもせずに それでも眩しそうに笑った そしてお互いが想い出とすれ違うのを みつめあっている 足早に去る僕の背中に君の声「ALOHA MAHALO」 ふり返ればまだ君はそこに居て ちぎれる程 手を振る タべタンタロスの丘でみつめた ホノルル・シティ・ライツそれから 君の髪に咲いたプルメリア 風に揺れる「月下美人草」 そしてミシェルの窓辺に寄り添い 波打際のガス燈みつめ ピアノに乗せて君は歌う様に 僕にさよならと言った 思えば君からは 奪うことばかりで 与えるひとつもない片肺飛行の夢だった だから静かに氷がとけてゆく様に おだやかに疲れたのは君 為す術もなく一輪の花が枯れてゆくのを 見送るのは僕 フリーウェイでふと空を仰げば 君を乗せた飛行機が 丁度真珠湾の蒼い空を ゆっくり横切る処 |
| 春雷さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | はじめは小さな雲だった それが少しずつ拡がって やがて大空を埋め尽くして いま春の嵐 嘘なら嘘で許せる つかねばならない時もある 誰かを傷つけたにしても 知らずにだったら仕方もない 悲しいのはお前の胸 悲しい人達みたいに 薄い愛で重ね着して 心は凍えてるのに 稲妻が空を切り裂けば 黒雲は胸を圧しつぶせ 季節よ果てろ 時よ流れろ 心吹きとばせ 自分さえもだまして生きられる おまえの心がわからない 女が女でなくなれば 男は男でいられない 例えるなら女は枝 例えるなら男は花 おまえは美しく枯れてゆけ 僕は美しく散ってゆく |
| 立ち止まった素描画さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 別れたんだってね彼とまるであっけなく 僕との時の様に君から云い出して 一寸買物に出かける様な調子で ふらりと部屋を出て来たに決まってる いい加減に『幸せ』の奴と 妥協してみたらどうなんだ 忘れちゃいけないもし君が 地図にない町を捜したきゃ 初めに地図が必要だって事 君と僕で前に一度 身に浸みたはずなのに君は スケッチ・ブックに素描画だけ済ませたら 色付けの前に投げ出すくり返し 確かにこの世はとても虚しい事だらけ だからといって投げていいものだろうか 僕も偉そうに云えた義理じゃないけれど 優しいくせに悪ぶるのはお止し 走り疲れたらお歩き 歩き疲れたらお休み やがて休み疲れたなら どうせまた走りたくなるさ ファッションだけでは語り尽くせない 君も僕もひとつふたつ それなりの夢がある 多分 人生って奴はかなしいよね でもごらん よく見りゃまんざら捨てたもんじゃない |
| シェヘラザード平原綾香 | 平原綾香 | 平原綾香 | ニコライ・リムスキー=コルサコフ | 渡辺俊幸 | 千の夜を越えて あなたの物語を聞かせて 語り合えることが いちばんのしあわせ 静かな雲の上 なびく髪に星屑が落ちて あなたがいると 心はいつも夢を見てる 人生は不思議ね どんな苦しみの中でも 泣きたいほどの愛しさに出会う時がある 月の光を借りた涙で 夜、空に虹ができるように 永遠の悲しみは いつか消えてゆきますか 喜びが永遠に続かないように 信じてるほど強く 愛してるほど遠く これからの物語 乗り越えてゆくの 変わらない過去は見ないで 私だけ見つめて あなたがいれば 心に映るふたりの物語 それは信じること ただ分かち合うこと 千の夜を越えて これからもずっとあなたのそばにいたい これからもずっと… |
| 八ヶ岳に立つ野ウサギさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 諏訪湖を渡る風は もう春の匂いがします 元気ですか 今日も君は 何処かで歌っているのでしょう 六斗川沿いの 桜はまだまだ遠いね 今朝ほど診療所に来る鶯が やっと地鳴きを始めたところ 悪い風邪が流行り 実は僕も移されてね 看護婦に注射して貰い 僻地の患者を回っている 一昨日の夜中のこと 山二つ越えた村まで 呼び出されたら僕の方が 熱が高かった これは笑えるだろう? 都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生命について あるいは心について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ 診療室の壁は 相変わらず美術館 下手くそだけど子供達の 愛と真心で溢れてる みんな大きくなって いつかこの町離れて まるで僕だけ一人廃校に 取り残された教師のようだよ 花の季節が過ぎ 短い夏が去って 秋になりすぐにまた 白い冬がやって来る 僻地の子供達や 老人の笑顔に 背中を押されて小さな医者は 今日も一所懸命に歩いています 都会では埋もれてしまうものが 田舎で暮らせば見えることがある たとえば生活(くらし)について あるいは涙について 切ないようでそれぞれ美しい ひとつひとつの生命の重さ 君の歌に出てくる ライオンには ほど遠いけれど 心が健康であるように 誇りを忘れないように 今日からは 「八ヶ岳に立つ野ウサギ」と 自分で名乗ることにしたんだ |
| 記念樹さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 少し大人びた午後の陽射しの中を わざと背中伸ばして 今あなたの腕の中から 歩きはじめたところ 信号が変わる人波が動きだす 足が震えて恥ずかしい ふと掌を陽にかざせば若葉が目に染みるわ ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY さよなら最初で最后の恋 ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY ただ一度ただひとりのひとに とても愛してたたぶん生まれる前から あなたの事知ってた だから出会えただけでとても とてもしあわせだった 次に生まれてもあなたを愛せる 記憶なんてなくても あなたに出会っただけで必ずあなたに気づいてみせる ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY さよなら最初で最后の恋 ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY ただ一度 ただひとりのひとに ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY さよなら最初で最后の恋 ONCE AND ONLY ONCE AND FOR ONE ONLY ただ一度 ただひとりのひとに |
| この想い届け平原綾香 | 平原綾香 | 平原綾香 | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 会いたいのに あなたはいない なぜあのとき 手を離したんだろう この胸の痛みも きっと何かを 教えるためにあるのならば どうか光を 進む勇気を 生きる力を 私にください そして 今日もまた歌うよ あなたへ 空に口づけをとばそう 壊れたまま もう動かない 止まったままで すべてを刻んだ時計 この街も 友達も どこへ行った 誰か すべて夢だったと言って どうか怒りを この悔しさを 行き場のない悲しみを 静めてください 必ず帰ると約束したんだ また 会えると まだ 信じてる どうか光を 進む勇気を 一緒に過ごせる 明日をください それでも 今日を生きてゆく 誰もが それぞれの心 抱えて すべての夢を すべての愛を すべての命を 救ってください いつまでも私は歌いたい どんなに負けそうなときも この想い届け あなたへ 大切なあなたへ |
| 荒城の月さだまさし | さだまさし | 土井晩翠 | 滝廉太郎 | 渡辺俊幸 | 春高楼の 花の宴 めぐる盃 かげさして 千代の松ヶ枝わけ出でし むかしの光 いまいずこ 秋陣営の 霜の色 鳴きゆく雁の 数見せて 植うる剣に 照りそいし むかしの光 いまいずこ いま荒城の 夜半の月 かわらぬ光 誰がためぞ 垣に残るは ただかずら 松にうたうは ただ嵐 天上影は 変らねど 栄枯は移る 世のすがた 写さんとてか 今もなお ああ荒城の 夜半の月 |
| 翼森山良子 | 森山良子 | 武満徹 | 武満徹 | 渡辺俊幸 | 風よ 雲よ 陽光(ひかり)よ 夢をはこぶ翼 遙かなる空に描く 「希望」という字を ひとは夢み 旅して いつか空を飛ぶ 風よ 雲よ 陽光(ひかり)よ 夢をはこぶ翼 遙かなる空に描く 「自由」という字を |
| 51さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 背番号51番の選手がフェンスを蹴って空に舞い上がり ホームランを掴みだして アウトにした時ボールパークは大きく揺れた でも口々に彼の名を叫ぶ人々の多くは彼の生まれた その国が地球上の一体何処にあるかなんて知らないと思う Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 知らないと思う その国では赤信号など無視して平然と渡る歩行者ばかり その後ろを小さな子供が慌ててついて行くよ信号など見ないよ この子がやがて無灯火の自転車でいつか赤信号を横切って 事故で死んだら大人達が殺したのと同じだと思うんだけどな Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 同じだと思う 今朝ベランダのクチナシが咲いたよ 君の髪に飾ったらとても似合うと思う 今朝 君の夢を見た 君の笑顔を守るために 一体僕に何が出来るんだろう 春の夜 僕の故郷で一輪の向日葵が銃弾に撃ち抜かれた その翌週別の町で警官が撃たれ六時間も置き去りにされた 生後三ヶ月の赤ん坊が病院のゆりかごに棄て去られた きっと年金の事なんて政治家が本気で気にする訳がない Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 気にする理由(わけ)もない バグダッドで78人を巻き添えにして市民がひとり死んだ 合衆国の政治家達が正義について熱く語り合っている 日本がその国の51番目の州になるとジョークを言うひとびと 本当は自分達が 何処へ追い詰められているかに気づかないのだろう Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 全く気づいていない 今朝 君の夢を見た 君の笑顔を守るために 僕に出来ることはなんだろう 僕の家のテレビ番組よ 焦げ付いた平和をありがとう ため息つきながらチャンネルを変えたら 背番号51番の選手がフェンスを蹴って空に舞い上がった Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… もうすぐ夏が来る |
| 早春賦さだまさし | さだまさし | 吉丸一昌 | 中田章 | 渡辺俊幸 | 春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず 氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空 春と聞かねば 知らでありしを 聞けば急かるる 胸の思を いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃か |
| 旅人よさだまさし | さだまさし | 岩谷時子 | 弾厚作 | 渡辺俊幸 | 風にふるえる 緑の草原 たどる瞳かがやく 若き旅人よ おききはるかな 空に鐘が鳴る 遠いふるさとにいる 母の歌に似て やがて冬がつめたい 雪をはこぶだろう 君の若い足あと 胸に燃える恋も 埋めて 草は 枯れても いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よ 赤い雲ゆく 夕陽の草原 たどる心やさしい 若き旅人よ ごらんはるかな 空を鳥がゆく 遠いふるさとにきく 雲の歌に似て やがて深いしじまが 星をかざるだろう 君のあつい思い出 胸にうるむ夢を 埋めて 時は ゆくとも いのち 果てるまで 君よ 夢をこころに 若き旅人よ |
| おかあさんへさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | このごろとても おかあさんのことを 懐かしく思い出す 町中で誰かが おかあさんを呼んでる 羨ましいなと思う おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん いつまでも大好きだよ 町で子供が 道に迷っている おかあさんどうか気づいて 早く助けてあげて おかあさんにだけしか 救い出せない心 おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん いつまでも大好きだよ 褒めて叱って 甘えてそして 喧嘩なんかしても どんなときでも 本当は優しかった 懐かしいあたたかさ おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん おかあさん いつまでも大好きだよ |
| 十六夜さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 火をおこせ 木をくべろ 今宵は十六夜 初恋を偲びながら いざ酔い 酒を注げ 夜空ふんわり雲が往く 火の粉が舞い上がる あれは土星か 木星か さて螢か幻か 我等どの道 ひとり旅 風も哀れの 風媒花 ここをせんどの盛り上がり 旅は道連れ世は情 友よ 友よ 頼りなき友よ ずぼんが焦げておるぞ ふと黙るその一瞬を 虫の音が埋めてゆく 照れ乍ら恋を語る おまえが愛しくなる 時はゆく時はゆく 土足で胸こじあけて 負けるもんか 負けるもんかと 何故か昂ぶる心 我等どの道 風まかせ 子供の顔で生きている 宝の地図の切れ端を 信じて 生命 無駄に はしゃぐ 友よ 友よ 情無き友よ 酒をこちらにも廻せ 我等どの道 ひとり旅 風も哀れの 風媒花 上を下への大騒ぎ 一里踏み出しゃ旅の空 友よ 友よ ふがいなき友よ 寝るにはまだ早いぞ |
| あの人に似ているさだまさし | さだまさし | さだまさし・中島みゆき | さだまさし・中島みゆき | 渡辺俊幸 | 昔 哀しい恋をした その人を 護ってやれなかった その日 この胸は毀れた 鍵をかけ 窓さえ 塞いだのに なのに いつから この部屋に来た 気付かないうちに 君は… あの人に似ている 涼し気な横顔から 時折 淋し気な 眼差しまで あの人に似ている 明るく振る舞う処も 時折 のぞかせる 心の中まで 昔 切ない恋をした 約束を 守ってやれなかった その日 涙が聴こえた もう二度と 誰かを 愛せない なのに こうして 君とめぐり逢い 雪が そっと融けてゆく 今度は大丈夫 もしも許し合えたなら 必ず 抱きしめた 夢はほどかない 今度は大丈夫 二人許し合えたなら 必ず 抱きしめた 腕はほどかない あの人に似ている 涼し気な横顔から 時折 淋し気な 眼差しまで あの人に似ている 明るく振る舞う処も 時折 のぞかせる 心の中まで |
| 流星雨さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | いつか君に会えたら告げたいことがある どんなときも 片時も 君のこと忘れずにいたと 悲しいときは悲しく切ないときは切なく いつもいつも ずっといつも 君に語りかけていたと 愛はひとときのまぼろしの呼び名でなく 永久にめぐり来る季節のようなもの 君に教えられたあの夜 空に降りしきった流星雨 ふたり 時を越えた あの一瞬 いつか君に会えたら 告げたいことがある どんなときも なにごとも あきらめずに生きてきたと 夏が過ぎれば秋の 風は必ず訪れ 冬が来れば 信じていい いつか必ず春は来る 愛はつかの間の浅い夢のなごりでなく 永久に寄せて返す水辺の波のよう 君に約束したあの夜空を埋め尽くした流星雨 今も 愛している 君に 逢いたい |
| 都府楼さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | はじめは「逢初め川」といい 出会って「思い川」という 大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉 朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青 白い手を合わせて君は ため息で歌うように 人の心が いつまでも 変わらない ものなら 人の世の 哀しみの多くは 消えると言った きっと 千年あとまでも 想い続けると 樟の葉の緑に 恋を託したと 秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる 大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音 ぼくの心の鷽の鳥 まことに替える間もあらで あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と 人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら 人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる いまさらに 切なくて切なくて 君を歌えば 君の言葉だけが 真実になる 千年あとまでも 想い続けると 樟の樹の生命に 恋を託したと 月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く 篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え 千年変わらない 月の光が 都府楼の甍を 闇に浮かべた 千年あとまでも 想い続けると あの月の光に 恋を託した |
| 下宿屋のシンデレラさだまさし | さだまさし | 太田正子 | さだまさし | 渡辺俊幸 | 洗濯物に囲まれて毎日を過ごします 下宿屋の娘ですおつとめと心意気 レンガ通り抜けてゆくきらめきの女学生 憧れてため息をつく日だってありますわ でも ひとつだけ信じてた チャンスは誰にでも 平等に与えられるはずですもの 下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ オーデコロンはシャボンの薫り がんばった人にはそれなりの幸せが いつかきっと扉を叩く 空に白い雲 お伽話じゃこの後王子様が現れて めでたしの結末を迎える訳ですが わたくしが病いに倒れたその時に 花束とおせんべと手紙が届いたの でも 現れたその人は どこかしらぼーっとした あろう事かお向かいの洗濯屋さん 下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ オーデコロンはシャボンの薫り そんな訳で相変わらず洗濯物に囲まれて 今は子持ちのおばさんですわ 下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ オーデコロンはシャボンの薫り 子供達に囲まれてそれなりの幸せ あなたやっぱりわたくしの王子様 空に白い雲 |
| 赤い月さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 散りゆけば 何も無き 桜に厭きて 見捨て行く人もある 春の夕暮れ 人もまた 一時を 咲祝いながら たちまちに 黄昏に 迷い佇む 花散る里に 想い人 一人残して 行く人に 今もあなたが 好きですと 言伝をせよ 赤い月 鳥が啼く 鳥が啼く あはれあはれと 季節(とき)を超え 咲きつのる 花はあれども 果たしてや 美しき 生命(いのち)と覚えず 咲きもせず 散りもせぬ 花は無けれど 愛おしき 人の名は 永遠に散らさじ 花降る里に またひとつ 花に連れ行く 生命あり 名残惜しやと あの人に 言伝をせよ 赤い星 風が啼く 風が啼く さらばさらばと 花散る里に 想い人 一人残して 行く人に 今もあなたが 好きですと 言伝をせよ 赤い月 鳥が啼く 鳥が啼く あはれあはれと 風が啼く 風が啼く さらばさらばと |
| 一万年の旅路さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 何故私の顔に深い皺が刻まれたのか 教えようと老人は静かに言った 彼の前に腰掛けた時 暖炉の明かりがパチパチ音を立てた 迷った道の数の分と 傷つけた心の数を 忘れないよう顔に刻んできた 驚くことはない 生きてゆくことは 大概そういうことなのさ 若いという美しさは身体の外にあるから いっときは目が眩むけれど 年老いての美しさは心の中にあるから 気付いたものだけが美しい そんなことを理解するために 人は生きているのかも知れない 誰もが老人になれるとは 限らないじゃないかと 彼は少し笑って静かに言った 生きた証の皺を恥ずかしいと 思う方がおかしいだろう 君もいつか気付くだろう 悲しみの皺だけじゃない 嬉し涙の流れを刻み 喜びの笑顔さえもまた 自分の顔に刻んできたのだろう 自分の顔が好きかと訊かれたらきっと嫌いだと 答えるに決まってるけれど これでも昔の私の顔よりは少しばかり ましになったと思っているんだよ そんなことを理解するために 人は生まれてきたのかも知れない 四苦三十六 八苦七十二 足して108の煩悩の 数をまさか信じてる訳じゃない 実際その数の何倍もの悩みと 一緒に暮らして生きてきた 若い頃に見えたものと 年老いて見えるものとの 違いがいつか君にも分かるだろう 本物と偽者あるいは正義について 気付くものだけが美しい 笑う門には福が来る 辛い時でも笑ってる そんな人になりたいと思わないか? 恩は石に刻み給え 恨みは水に流し給え 胸を張って生きてゆき給え 若いという名の花は身体の外に咲くから いっときは目が眩むけれど 年老いてからの花は心の中に咲くから 気付いたものだけが美しい そんなことを理解するために 人は生きているのかも知れない 人は生まれてきたのかも知れない |
| 私は犬に叱られたさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 犬に叱られた夢を見た 君ら人間は少し思い上がっているんじゃないかって 何の役にも立たぬ死に様を犬死になんて 軽々しく言うんじゃないと本気で怒ってた 犬に叱られた夢を見た 君ら人間は少しのぼせ上がっているんじゃないかって 散々人に迷惑かけて死ぬことを これからは人死にと呼ぶことにするがいいって 飼い犬に手をかまれるなどと平気で言うけど 飼い主に殺される犬の方が多いくらいだ 言っておくが別に猿とは仲も悪くないし 負けて遠吠えするのは君らじゃないかって もっともだ もっともだ 犬に叱られた夢を見た 君らの前頭葉が発達した訳は 犬が臭いの部分を受け持ってやったからだ 君らに知恵を持たせてやった感謝を忘れてるって 犬に叱られた夢を見た 花咲か爺から桃太郎まで面倒見たのに 猫と違って泥棒もせず恨んで化けもせず 救助や介助やおまわりさんまで務めてきたのに 第一 人も食わぬ夫婦喧嘩やなんかを 犬が食わぬのは当たり前のことだろう それより犬も歩けば棒に当たると言うけど それの何処が幸せなのか説明してみろって もっともだ もっともだ 犬に叱られた夢を見た 犬死になんて軽く言うなと叱られた もっともだ もっともだ |
| 残したい花についてさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 何を残そうかな 今日生きた記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 悔しかったことや 傷ついたことや そんなものは残さない 忘れることにしよう 明日は明日の 私が生まれ 今日とは違う 私を生きる 良いことだけ残そう 嫌なことは置いてこう 下手だけど精一杯 生きているんだから 明日の記憶が あれば良いのにね 準備なんかもゆっくり 出来るんだけどね でも明日の記憶は ない方が良いね がっかりすることは 知らない方が良い 明日は明日の 私が待ってる 今日とは違う 私が待ってる 明日の希望は ときめきだけでいい 大好きなあなたの 笑顔があれば良い 何を歌おうかな 人生の記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 楽しい歌や 切ない歌を 舞台中に広げて 抱きしめたいから 明日は明日の 私が笑い 今日とは違う 私が歌う 何を歌おうかな 今日生きた記念に あなたの笑顔を 忘れないように 何を歌おうかな 人生の記念に 大切なあなたを 忘れないように |
| 草枕さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 寂しさに耐えかねて 窓をあければ 西に傾く月影に 蒼くふちどられて浮浪雲 遠くで枕木が 旅をかぞえている 渡り鳥が南の空をめざして 帰るあてのない旅に出る オリオンの胸かすめ乍ら 凩よ息を呑め かばうように虫の音 よろこびの中に かなしみがあるように かなしみの中から よろこびが生まれる 長い坂道があり そこで生まれて 営みを重ね生きて来て 振り返りもせず歩き来て いつしか気がつけば そこもまだ 坂の途中 思えば人と出会い いつか愛し合い 疑いそして憎み合い 許し合いまた 愛し合い 見失いめぐり逢い 全て 草枕 よろこびの中に かなしみがあるように かなしみの中から よろこびが生まれる 東の空にやがて朝が生まれる 夜はかならず明けてゆく 傷も必ず いえてゆく 転んでも倒れても そこもまだ 坂の途中 |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 絵画館さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 授業を抜け出して 球場のアーケード ゆっくり すれ違う スワローズのユニフォーム 秋の日射しの中 君の指に触れた 木漏れ陽が揺らした 水に映る絵画館 ほどけた靴紐を結び直す 君の横顔 外苑を染めてゆく 金色の銀杏並木 青春という名の答えのない問いかけに怯えてた 君と僕のセピア色の傷口さえ いつしか懐かしむ そんな歳になった 足元に転がった 誰かのファウルボール ゆっくり投げ返す 君の細い腕の白さ もしかして誰かに 壊される日を待つような 青春という名の あやうさを君に感じていた 絵画館の天窓からゆるやかに こぼれる日射の中 君は輝いてた 遠い光の中で… |
| きみを忘れない ~タイムカプセル~さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | きみを忘れない 生命のある限り 哀しみも喜びも 永遠の タイムカプセルに詰めて 遠い記憶の中で きみは今も僕に 笑いかけてくる とても懐かしくて とても暖かくて 切なくて 悲しい笑顔で さよならも言えずに別れた あの花の降りしきる季節に きみを忘れない 生命のある限り 指先の温もりも やわらかに 僕を呼ぶ声も 長い長い手紙を きみ宛のラブレターを 描き続けてる とてもささやかで とても苦しくて 不思議で 美しい人生 いつの日か きみに会えたときに 胸張って生きたと言えるように きみを忘れない 生命のある限り 愛おしく 愛おしく 愛おしく きみを歌い続けて さよならも言えずに別れた あの花の降りしきる季節に きみを忘れない 生命のある限り 哀しみも喜びも 永遠の タイムカプセルに詰めて |
| 十三夜さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 十三夜の月が 東の空に昇る 黄昏ゆく海が見える 南の空へ向かう 流れ星がひとつ 少し風が吹いていた 幸せですか、元気でいるねきっと どこかでこの月をみてる 温もりを決して忘れない君の 面影色褪せない 一つだけ残った耳飾りは 今はなき君のもの 十三夜 十三夜の月が 照らす海の道を 船の影が横切っていく 君の愛していた 鉢植えの花は 今年も綺麗に咲いたよ 別れも言わず去りゆく君の胸の 苦しみに気づかずに 自分を悲しむだけの僕の 幼さが切なくて 一つだけ誓った僕の愛は 今はなき君のもの 十三夜 幸せですか、元気でいるねきっと どこかでこの月をみてる 温もりを決して忘れない君の 面影色褪せない 一つだけ残った僕の愛は 今はなき君のもの 十三夜 |
| 夏は来ぬさだまさし | さだまさし | 佐佐木信綱 | 小山作之助 | 渡辺俊幸 | 卯の花のにおう垣根に 時鳥 早も来なきて 忍音もらす 夏は来ぬ さみだれのそそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 橘のかおるのきばの 窓近く 螢とびかい おこたり諌むる 夏は来ぬ 棟ちる川べの宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ さつきやみ 螢とびかい 水鶏なき 卯の花さきて 早苗植えわたす 夏は来ぬ |
| 愛の音さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 心静かに目を閉じて あなたの愛の音を聞く 寄せては返す波のごとく 寄せては返す愛の音 雪の窓辺に頬寄せて 白い吐息を耳に聴く 降っては降っては降り積もる あなたの愛の降るごとく よしやあなたに生き別れ 寂しき野辺に果つるとも ただ一輪の花となり 咲いて伝えん永遠(とわ)の 愛の色 よしやあなたに死に別れ 独り海辺に朽ちぬとも ただ一粒の水となり 刻み続けん永遠(とわ)の 愛の音 独り静かに目を閉じて あなたの愛の音を聞く 寄せては返す波のごとく 寄せては返す愛の音 |
| 赤い靴さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 坂道の途中でふと振り返れば 幻のように 光る海が見えた あの頃の二人は いつも港を見てた 外国船の白と 君の赤い靴 坂道をたどる時に 感じる自分の重さと 登りつめた時に ふいに拡がる眩しい風景を君は愛してた とてもとても優しいまなざしで 僕は誰かが君を遠くへ連れていってしまいそうで 悲しかった 僕はまだ今でも 坂の途中に居て やっと自分の 重さ感じている 今でも忘れない 栗の花の向うの 飛行機雲の白と 君の赤い靴 僕の長い坂道は 遠く険しいけれど 登りつめた時に きっと眩しい風景が待っていると信じて 辛い時は君の赤い靴 思い出しながら 強く生きている いつの日か君と二人で 見るはずだったあの青い海を 信じて坂道 登り続けているよ |
| 時代はずれさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 元気だったか 汚ねえ顔ずらり並べやがってって お互い様だってか そりゃ そいじゃ始めっか 有り金全部 テーブルに出したか かくすんじゃねーぞ! まずは乾杯! つまみなんか頼んどけよ てきとーに あ、俺 海老抜いといてね 嫌いだから ナニ相変わらず? あたり前だ 簡単に変わるか 男がよ 俺たち昔からアレバダスの法則で 助け合って足引っぱって生きてきた 正しい青春の法則 アレバダス おじん臭いって言わしとけ言わしとけ そんなもの 古い歌と古い型の女が好きだね 俺たちってキレがあるのにコクがあるって それほどでもねーってか! ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで こんなやり方しか知らないけど あったかいんだ心がね ホントだよ 触ってごらん ウールだよ、だって!? 世間にもまれてお互い老けたよな 髪の話してんじゃないよ 無口んなっちゃうよ 俺 そうじゃなくて みんな責任持てる顔になって来たって 俺の話聞いてんのか! そうか乾杯! ナニ終電? 終電が怖くて酒が飲めるか あ、あ本当に怖いの? あ、そ、じゃ いいよ帰っても 流行がどうした 流行が怖くて風邪ひけるか なあぉぃ!って 何言ってんだか わかんなくなっちゃった 俺たち昔から時代はずれだったよな 遅れてもいないけど進んでる訳じゃない 他人のやり方なんて気にしたことがなかった DCブランドもグルメブームもいいじゃないか クロワッサンにコーヒーのブランチなんて まあハイカラやね 貸し衣装だって 似合うなら幸せだ ごめんね お茶漬が食べたい ごめんね お茶漬が食べたい シバ漬も付けてね こんな生き方しか出来ないけど あったかいんだ心がね ホントだよ ちょっと照れるけど ホントだよ 御一緒にどーぞ! ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで もう一軒行ってみよう! ごめんね 時代はずれで ごめんね 時代はずれで |
| 約束さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 母の手にすがり乍ら 歩いたあの道を いつか私も同じように 歩きたいと思ってた 思い出はセピア色に いつも坂の途中 大きな樟の枝の向こう 遠く海が見えた 時は音もなく降りつもる 悲しみもいつか解けてゆく 思いどおりには 生きられないけれど 一所懸命だったね あなたの背中はいつも とてもあたたかだった どんな時でも私を 信じてくれた 道ばたの名もない花 あなたに見えますか ある時母は振り向いて 約束しようと云った それぞれに人は誰も 自分の色で咲く いつか必ず しあわせに咲くと約束してね 悲しみは棘に変わってく 甘えたら色は褪せてゆく 思いどおりには 生きられないけれど 一所懸命咲いてね 憶えています必ず 約束は守ります あなたの分まで高く 笑顔で咲きます あの人と二人きっと しあわせになります あなたの分まで高く しあわせになります |
| カーテン・コールさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | バスが来たから お別れですね 今迄愛をありがとう 短かったけど 私のトランクは あふれる程の想い出ばかり ふとよみがえる 昨日のラスト・ショー 手を振るあなた 何か叫ぶ声 光 ざわめき 手拍子が この胸を叩いて 喜び 悲しみ散りばめた カーテン・コール 歌おうと したけれど 声にならなかった あなたのことや この町のことは 決して忘れない 私は何処かで 元気でいるから 誰かの為に 歌ってるから ふと振り返る 陽だまりの中 手を振るあなた 何か叫ぶ声 さよなら さよなら さよならと 遠ざかる風景 喜び 悲しみ散りばめた カーテン・コール 笑おうと するけれど 涙があふれてくる これが私の最后の歌 あなたにとどけ 歌おうと したけれど 声にならなかった |
| 夢の夢さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった 夢から覚めてみれば まるで子供じみていると 自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって 誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり 夢を見るくらいは 多分許されると思う けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある 嘘と識って聴く言葉があるように 夢と知って見る夢もある 嘘の嘘だと わかっても 愛を 聴きたい 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい |
| 夢の轍さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もしもこの歌で 何かが変わるなら 私のこの生命(いのち)と 引き替えて構わない たとえば此の世から 戦さが消え去り 風が昔のように 透きとおるのなら 木を植えるように 夢を植え続けたら いつか大きな夢の 森が出来るだろう 木を植えるように 愛を植え続けたら いつかこころは愛で 満たされるだろう 君と もしもこの歌で 世界が変わるなら 私のこの生命(いのち)を 捧げて構わない たとえば優しさや 希望に満ちた町や 美しい地球が 帰ってくるのなら 道無き道も 歩き続けたならば いつかそこには小さな 道が出来るだろう 夢を諦めないで 歩き続けて行けば 夢の轍がいつか 刻まれるだろう 木を植えるように 夢を植え続けたら いつか大きな夢の 森が出来るだろう 木を植えるように 愛を植え続けたら いつかこころは愛で 満たされるだろう 君と |
| Forget-me-notさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたの向うであの人があなたの 片手を強く抱きしめている このまま私が手を離さなければ あなたの腕がちぎれてしまう それが辛くて手を離すそんな 愛し方しか出来ずに ごめんなさい Forget me not 私の誕生日に あなたが種を植えた忘れな草 Forget me not 今朝方ひとつめの 小さな花が咲いたばかり あなたを私より愛する人はない それだけは自信があるけれど 私よりあなたに愛される人なら どこかにきっとあるかも知れない とても悲しくてはずかしいけれど 最后にお願いがあるたったひとつ Forget me not お別れに鉢植えを 部屋に残すことだけ許して Forget me not 忘れないで私の事 この花が枯れるまででいいから Forget me not 私の誕生日に あなたが種を植えた忘れな草 Forget me not 今朝方ひとつめの 小さな花が咲いたばかり |
| ヴァージン・ロードさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード もう道の途中で 迷っちゃいけないよ まっすぐまっすぐ信じた人の 瞳めざし 胸を張って 幸せの重さを 喜びの涙を ゆっくりゆっくり 歩き乍ら 抱きしめて 強く (花吹雪) おりから花吹雪 (花吹雪) 君だけの為に (花吹雪) ステンドグラスから (花吹雪) 君の陽射し 君 綺麗だ 君 とても 綺麗だ 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ララ ラララララ ラララララララ… 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード |
| 愛燦燦岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 渡辺俊幸 | 雨 潸潸と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
| 夢百合草(あるすとろめりあ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 間違ってなどないからねと 誰かが言ってくれたら 少しは救われるかしら 一生一度のこの恋に 回る因果の糸車 紡ぐしあわせ不幸せ 夢見る夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと昨日を消しに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来い あなただけしか見えないのじゃなくて あなただけしか見ないのです 少しは伝わるかしら 一生一度の恋故に 回る因果の糸車 紡ぐ喜び哀しみ 夢咲く夢子の夢百合草が あるすとろめりあ あるすとろめりあ そっと明日を置きに来る あるすとろめりあ あるすとろめりあ 愛しい人を連れて来い |
| あなたといるときフォレスタ | フォレスタ | 尾上文 | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | あなたといるとき 空が青く輝くとき あなたといるとき 雨の音が聴こえるとき あなたといるとき 心の声が寄り添うとき 今 あなたといるとき それはうれしい奇跡 喜びはあなたがくれるもの 淋しさはあなたが運ぶもの あなたといるとき 名もない花に気づくとき あなたといるとき 光るしぶきに笑うとき あなたといるとき 心の波がかさなるとき 今 あなたといるとき それは恋しい奇跡 人生はあなたがくれたもの 想い出はあなたが運ぶもの あなたといるとき それはあなたがいないとき あなたといるとき 星にあなたを描くとき あなたといるとき 心にあなたを想うとき また あなたといるとき それは永遠という 時間の中をさまよいながら ふたたび巡り合い 愛するとき |
| おさななじみさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | おさななじみの 想い出は 青いレモンの 味がする 閉じるまぶたの そのうらに おさない姿の 君と僕 お手手つないで 幼稚園 つみき ぶらんこ 紙芝居 胸にさがった ハンカチの 君の名前が 読めたっけ 小学校の 運動会 君は一等 僕はびり 泣きたい気持で ゴール・イン そのまま家まで 駈けたっけ にきびの中に 顔がある 毎朝かがみと にらめっこ セーラー服が よく似合う 君が他人に 見えたっけ 出すあてなしの ラブ・レター 書いて何度も 読みかえし あなたのイニシャル 何となく 書いて破いて すてたっけ 学校出てから 久し振り ばったりあったら 二人共 アベック同士の すれ違い 眠れなかった 夜だっけ あくる日あなたに 電話して 食事をしたいと 言った時 急に感じた 胸さわぎ 心のきりが 晴れたっけ その日のうちの プロポーズ その夜のうちの くちづけは おさななじみの 倖せに かおるレモンの 味だっけ あれから二年目 僕たちは 若い陽気な パパとママ それから四年目 幼な子は お手手つないで 幼稚園 |
| 別れの曲森山良子 | 森山良子 | 山川啓介 | F. Chopin | 渡辺俊幸 | うなずいて ほほえみ あなたから背を向けて あしたもまた会う 二人のように どうぞ去って 涙をたたえた 心のピアノが鳴る ありがとう 言葉にならない あふれる思いを 両手で抱きしめて あなたのその姿 消えるまで 立ちましょうこのまま 笑顔で ひとはみな 別れる めぐり逢う日のために あなたの言葉を 信じましょう つらいけれど 愛した月日は 終わりのないエチュード ありがとう 思い出があれば 心の痛みも やさしさになるでしょう そうなのいつまでも ただ一人 あなたが 私のふるさと |
| おむすびクリスマスさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君はもう忘れてしまったかしら 二人だけのクリスマス・イヴ あの頃僕等 お互いの愛のほか 何も持たなかった それでも僕等は精一杯に 生きようとしてたね ケーキのかわりに君がこさえた おむすびの塩が胸にしみた おむすびクリスマス 忘れない 笑い乍ら 泣いていた君を おむすびクリスマス 本当は とても幸せだったと あとで気づいた あれからいくつもの年を重ね 別々の人生 それぞれがそれぞれの愛に包まれ 迎えているクリスマス・イヴ ひとりでおむすびをほおばる僕を とても不思議そうに みつめる小さな瞳にいつか話して やる日が来るかしら おむすびクリスマス 忘れない 笑い乍ら 泣いていた君を おむすびクリスマス 本当は とても幸せだったと あとで気づいた |
| ふるさとの風さだまさし | さだまさし | 工藤玲音・補作詞:さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ふるさとの山の風は 美(うるわ)しき川をすべり 私の幼き翼を 慈しみ吹くよ あの山のそびえるところ 川の流れいずるところ いつかふるさとは 夢の旅立つところ 風よ風よ風よ ふるさとの風よ 愛おしき人を 守りたまえ あの日を忘れない たとえ時が過ぎて 大切な人と 遠く離れようと ささやかな街角 ささやかな人々 ささやかな笑顔と ささやかなしあわせの思い出 ふるさとにやっと帰る 少年の瞳のまま ふるさとにやっと戻れる 少女の瞳のまま あの海の始まるところ あの鳥の羽ばたくところ いつかふるさとは 心癒やすところ 海よ海よ海よ ふるさとの海よ 温かき人を 守りたまえ あの日を忘れない 遙か時代(とき)を超えて 大切な人は 永遠に消えない 麗しき街角 麗しき人々 麗しき笑顔と 麗しきしあわせの思い出 風よ風よ風よ ふるさとの風よ 愛おしき人を 守りたまえ |
| 東京さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君と別れて今旅立つ 東京 空港の人波に疲れて ふと立ち止まり めまぐるしく変わる 標示板を見つめてる みんな独り 君が生まれて育った町 東京 もうそれだけで好きな町だった 川の流れも 歩道橋から見た 車の流れも 人の流れも 時の流れも 東京 東京 孤独で 切なくて 虚しくて 冷たいくせに優しくて弱い 思えばみな僕の 心が町に写っていただけ 舞い上がるジェットの爆音が 君と君の町にさよなら もしもまた会えたら笑ってほしい 君や君の町のやり方でいいから 東京 東京 ゆるやかに傾く小さな窓から 拡がる街の灯がきらめいて そのひとつひとつに 愛と哀しみが暮らしてる 東京 東京 摩天楼に咲く光の海が いつしか銀河にながれこんでゆくよ とても愛していた 僕にはいい町だった 東京 |
| 回転木馬さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 回転木馬が廻る 君と僕とをのせて 日曜日だけ僕の子供に戻る君の笑顔が弾む たがい違いに廻る 君と僕との木馬 僕が上がる 君が下がる 君が進む 僕が遅れる 昔 君のママと 深く愛し合い そして君が生まれた それだけは真実 けれど愛だけでは どうにもならないことがあるんだ 哀しいね 大人になれば 君は すてきな笑顔で鳩に 手を差しのべているけど 驚かしちゃいけないよ 空に帰ってしまうよ 噴水のふちを歩く 君の危気な足取り 赤い風船は手を放せば もう帰って来ないよ ひとつひとつ覚えて 早く大きくおなり そしていつか恋をしたら 話したいことがあるから 何処かで鐘が鳴る お別れが近い 君のママに伝えて 今でも愛してる けれどそれだけでは どうにもならないことがあるんだ 哀しいね おかしいよね だから せめて今日は楽しい 二人だけのカーニバル ピエロなのに 涙なんか こぼしたりして ごめんね |
| 人買さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 古里の野辺は早蕨の 萠え出る頃浅い春 渡りそびれた冬鳥と 霞立つ沢の糸柳 いつもと変わらぬ風景に 今年は君がなじまない 誰かと同じ目をしてる 何より笑顔が色褪せた 町で暮せば誰も彼も 哀しい顔に染まりゆく まるで鏡の向こうから 話しかけられている様な気がする そうか 君までがそうなのか 何故だ 一体あの町には何があるんだ 誰かに聞いた事がある 町に人買が棲むという 皆幸せに憧れて 何かを売り渡すという そうしなければ生きられぬ それですべてがうまくゆく そしてこころを無理矢理に 開かずの間に閉じこめると おそらく僕と観た夢を 君は何かと取り替えた それで大人になる気なら ついでにここで僕をすててしまえ 泣くな 泣いて逃げちゃいけない 返せ さもなくば君を返してもらえ どうか どうか どうか 泣くな 泣いて逃げちゃいけない 返せ さもなくば君を返してもらえ 僕は 此処で 待ってる |
| あこがれの雲南さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | はるかなる雲南 夢の西双版納(シーサンバンナン) 母なるメ公河に抱かれて 伝説を語れよ 溶樹(ガジュマル)達 想い出を告げよ 黄金の仏舎利(バゴダ) 蒼く澄んだ湖よ 妖精のように 娘らが水を汲み乍ら くちずさむ雲南 響け唄声 国境を越えて広がれ はるかなる雲南 最后の楽園(パラダイス) 父なる山々に隠された 幻の別天地(オアシス)よ 百万の蝶と小鳥が冬を越す谷間よ 春のあけぼのをついて 百万の蝶が 花吹雪の様に舞い立つ あこがれの雲南 遥か西双版納 果てしなく青き大空よ |
| ウェディング・ドレスさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 誰が 着るんだろう あの ウェディング・ドレス 誰を かざるんだろう この ウェディング・ベール バラ色の夢はラララ 嫁ぐ日の晴姿 私 待っているの あなたの プロポーズ 私 答えるでしょう 小さな声で 「いいわ」 バラ色の夢はラララ 純白のウェディング・ドレス 待ちわびた 嫁ぐ日 行って来ます パパ ママ さようなら 私のお部屋 お世話になりました 誰が 着たんだろう この ウェディング・ドレス 誰を かざったろう この ウェディング・ベール 貸衣裳でもいいのよ 幸福な私達 私 借りました この ウェディング・ドレス 私 誓います この 永遠(とこしえ)の愛 借りたのはドレスだけ 私はあなたのもの |
| 道の途中で(ON THE WAY)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | リラ冷えの朝に 旅立つ君へ 今迄の愛を込めて 唄を贈ろう 君の道程は 三叉路ばかり 迷って傷ついた時 思い出してくれ ON THE WAY 僕等はいつでも 道の途中 ON THE WAY 喜びも悲しみも 季節の様に巡り巡る さよなら 君に会えてよかった さよなら 君が好きでした 誰かの言葉や 時代の嘘で その微笑みやこころを 曇らせぬよう 君は君らしく 生き抜いてくれ 僕は僕のとおりに 歩いてゆくから ON THE WAY 僕等はいつでも 道の途中 ON THE WAY 力の限りに 時の流れを生きて生きて さよなら また会う日まで さよなら 君に幸あれ さよなら 君に会えてよかった さよなら 君が好きでした |
| 赤とんぼさだまさし | さだまさし | 三木露風 | 山田耕筰 | 渡辺俊幸 | 夕焼小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か 山のはたけの 桑の実を 小かごにつんだは まぼろしか 十五でねえやは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた 夕焼小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿のさき |
| 烈さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 近過ぎて 近過ぎて 聞こえない愛 滅びない恋を 捜しています 掌で包む程 小さくて良いのです 朽ち果てぬ夢を 知りませんか ため息で融ける程 短くて良いのです 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 忘れても 忘れても 覚えてる恋 祈っても 祈っても 叶わない愛 傷つかぬ心 捜しています 悲しみに苦しみに ひるまない心 やさしい人を 知りませんか 奇跡でも嘘でもない ほんとうの人を 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことと 思う 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 遠過ぎて 遠過ぎて |
| ひとりぽっちのダービーさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 子供たちを背中に乗っけてゆっくりと 砂丘を歩くだけの馬がいる 春も夏も秋も冬も 実は彼は昔 レースで走っていた 一度も勝ったことはないけれど ターフに吹く風を知ってる 幼い頃にはみんなに 期待されて育った もしかしたらと彼自身も 少しは思っただろうか あのダービー 夢のダービー 東京の芝の上を 大歓声の中 ゴールを駆け抜けてく風になる あのダービー 夢のダービー もしも怪我さえなければ 彼にもチャンスはあっただろうか 誰にも小さな伝説があるように 彼にもある小さな伝説を 他人(ひと)ごとだと思えないんだ 松林を抜けて しばらく歩いたなら 砂丘の向こう側に海が見える 春も夏も秋も冬も 彼はそこでひととき遠くをながめたら 今来た道を戻ってゆく いつもおだやかな眼をして 生き方には色々ある 他人(ひと)の幸(しあわせ)は計れない 彼の背中で輝いてる 子供の目を見るがいい あのダービー 夢のダービー 彼は今も走ってる 人々の思い出の中に 彼のゴールがある ひとりぽっちのダービー 誰も知らないレースを 彼なりに戦ってる あのダービー 夢のダービー 第4コーナーから 沸き返るメインスタンドを彼だけが駆け抜ける ひとりぽっちのダービー あの海の潮騒が 彼への大歓声に変わってゆく 子供たちを背中に乗っけてゆっくりと 小さな伝説が歩いてゆく 春も夏も秋も冬も 春も夏も秋も冬も |
| 帰ろかなさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 帰ろかな 帰るのよそうかな 淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな 恋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな 嬉しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな東京暮し 嫁も貰って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 風の宮さだまさし | さだまさし | 西行・補作詞:さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 多羅葉樹の葉に託す あなたへの言葉探し 永遠という二文字を 幾度も幾度も書いてみる 僅かばかりのベクトルに すがりついての文字探し 己の胸の底の底 あなたの胸の内の内 あくがるう こころはさてもやま桜 ちりなむのちや みにかへるべき 山田の原の五十鈴川 さざ波立ちて風の宮 川原に禊ぎ奉り ただただ感謝いたします 百万言に優るもの 尊きことは祈ること やっとあなたに伝えられます きっとお守りいたします なにごとも かはりのみゆくよのなかに おなじかげにて すめる月かな なにごとの おはしますをばしらねども かたじけなさに 涙こぼるる |
| 風の谷からさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 終着駅を降りたら 故郷の匂いがしたよ 少し遅めの桜便りに 誘われて来た ふり向けば鈴の音 古の遍路みち 春霞の向こうで 君が手を振るのが見えた 風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ つつじが咲き終えたら すぐに螢が咲いたよ 久し振りにどうだい 鮎で一杯やらないか 麦わら帽がいいね 日焼けした笑顔がいいね お寺の仏さんと にらめっこでもするかい 風の谷へ お帰り やさしい風の吹く村へ のんびりしていけるかい のんびりしてゆきなよ さあ 夏だよ 紅葉の向こう側に ほら冬が待ってるよ 谷汲の里はもう 踊りも終わる頃だよ 山の向こうの夕焼け きっと明日は晴れるよ 次の踊りの頃には もう春だからね 風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ きっとまたおいでよ いつでも待っているから あゝ 雪だね 風の谷へようこそ やさしい風の吹く村へ ゆっくりしていけるかい ゆっくりしてゆきなよ もう 春だよ もう 春だよ もうすぐ 春だよ |
| 夢しだれさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 吉野の里の桜には まだ早過ぎると君が 僕の指をとり誘う先は 春に霞む斑鳩の 古の夢殿にひとめぐりめぐり会えば ふり仰ぐ満開の桜 誰が名付けたのか夢しだれ 思えば長い道程を 歩き続けているようで 愛と呼ぶには遠過ぎて 恋というには近過ぎて 迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風 昼閑かなる秋篠の妓芸天女の面影を 君の横顔に写し 明日は都へと帰るか 風の間に間に滞る 巣立ちを終えた揚雲雀 啼く声遥か鐘の音 見上ぐれば星朧 君の笑顔を護るのに 人の笑顔をあてがえば 僕が苦しむのみならず 君が悲しむことばかり 迷え この道は薮不知 来し方知らず 行方知らず 君のかわりに 僕の頬を 花びらが打つ 風 風 |
| おかあさんへ小林幸子 | 小林幸子 | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | このごろとても お母さんのことを 懐かしく思い出す 町中で誰かが お母さんを呼んでる 羨ましいなと思う お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん いつまでも大好きだよ 町で子供が 道に迷っている お母さんどうか気づいて 早く助けてあげて お母さんにだけしか 救い出せない心 お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん いつまでも大好きだよ あの時もっと 甘えたら良かった 叱られたことが愛しい 強く抱きしめたら 壊れそうだったあなたを もっと抱きしめればよかった お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん いつまでも大好きだよ このごろとても お母さんのことを 懐かしく思い出す どこかで誰かが お母さんを呼んでる 羨ましいなと思う お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん いつまでも大好きだよ |
| 瑠璃光さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 振り向けば薬師寺東塔の 軒を貫く眉月に 折から深き暁暗の 山際幽か茜雲 君の手を朧に引きながら こころ波打つ春の暮 かはたれ時の鐘の音も すでに尽きたか西の京 道に迷った訳ではなくって 闇にはぐれた訳でもなくって 過去と未来のすれ違う 重なる時の十字路に 立ちすくむ 恋 振り仰ぐ薬師寺東塔の 一千二百有余年 一瞬のまた永遠の 沈黙のその交響曲(シンフォニア) ふるえる指でたどる二人の 短く長い物語 秋篠川に写すのは すべての前かすべての後か 嘘を信じた訳ではなくって 真実(ほんとう)を疑る訳でもなくって 善と悪とが行き違う 逢魔ヶ辻の背中越し 立ち眩む 夢 |
| 娘よさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 娘よ 話してやろう パパがママと 初めてくちづけした日のことを 夏休みのキャンプの夜だ ホタル狩りには まず目を閉じて 静かにあけろと 教えておいて キスしちゃった 娘よ 話してやろう パパがママと 初めてケンカした日のことを 結婚して 七年たって パパは逢ったのさ 初恋の人に 二人で子供の 自慢しあって ママのやきもちさ 娘よ 話してやろう パパとママが 初めて二人で泣いた日のことを おとといの お昼すぎだ 素敵な若者が お前を欲しいと 申しこんだぞ お前の恋人だ あとで泣けてきた 娘よ おめでとう パパもママも あの野郎がとっても好きになったよ あんにゃろめ |
| 片おしどりさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 彼女は夏の間 湖のほとりで 家族と共に過ごす事になってた 危な気に走る 孫達を目で追って 水辺に過ぎゆく一日を愛してた 働くだけの日々を 過ごしてふと気付けば もう自分で歩けない程年老いてしまった 人は 子供達の為に生きて来たというけれど それは違うわただあなたに ほめてもらいたくて夢中で生きただけ 愛する人々に 恵まれた幸福を 彼女は少し恥ずかしい気がしてた 先の戦さで死んだ 愛する人の事を いつしかしぼんだ掌であたため乍ら 時折目を閉ざして その人に呼びかける あなただけいつもいつもあの日のまま若いなんて ずるいわ 私ばかりこんなおばあちゃんになってしまったわ だからもう恥ずかしくて ほめてほしくてもあなたに会えないじゃないの 今日もまた湖の 向こうに陽が沈む さざ波がいつか金色に変ってる シルエットになった おしどりがただ一羽 静かに水面を泳いでいった |
| アパート物語さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 初めて暮らしたアパートは きつい西日の安い部屋 お前と寄り添い暮らすには それでも手頃な部屋だった 隣は貧しい画学生 廊下まで絵の具を匂わせて いつでも腹を空かしてたっけ お前の料理に救われていた 人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている いつしかお前は絵描きに惚れて ひっそり二人で出ていった 忘れていった絵の具のような サンドベージュの空の日に あの後 名画座の客席で たったひとりで泣いたっけ 少しも恨んじゃいないんだ お前が一番苦しんだはず 仕事帰りに坂の下から ふたりの窓の明かりが見えた 短いけれど 貧しいけれど 幸せだった 春のこと 人というものは哀しいもの 生まれて生きて 誰かと 出会い愛し合い 時に憎みあい 別れ そして死ぬるまで おのれの舵すら おのれで取れず 迷い迷って生きている 夜になれば夜空の 星より沢山の 家の窓辺に灯が点る ひとつひとつに 生命とそれから それぞれの物語(ドラマ)がある 悲しみ 喜び 泣いて 笑って 誰もが必死に 生きている 生きてゆくという そのことは 本当はとてもささやかなこと そんな風に思えるような 穏やかな 秋のこと |
| 抱きしめてさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 抱きしめて あなたの手の ぬくもりの 記憶へ その道を 辿り辿って あなたに会いたい 抱きしめて もう一度だけ その笑顔を 忘れないように 月影に 揺れる思い 深く深く 胸に刻んで もう二度と 悲しみに 泣かないと 誓った その道を 巡り巡って 笑顔に 会いたい 抱きしめて この笑顔を 守り抜いて 曇らせぬように 星影に 届く願い いつの日にか しあわせに もう二度と 悲しみに 泣かないと 誓った その道を 巡り巡って 笑顔に 会いたい 抱きしめて もう一度だけ ぬくもりの 記憶へ その道を 巡り巡って あなたに会いたい |
| 女優さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 涙こぼし別れ告げた 思いついた嘘で棄てた けれど嘘と思いはしない そんな世界で暮らしてる 空はいつも青くはないし 水はいつも澄んではいない 風も吹けば雨も降るし 心の中じゃいつものこと 何が悪いのと言い聞かせ生きる 私は 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ぬのが 夢 顔色一つ変えないままで 別れの言葉を聞いた むしろ笑顔でさようならと自分の方から告げた 流石一人になって吐くほど 泣いたけれど涙だけは こぼさなかった明日も仕事 生きる中じゃいつものこと 何が哀しいと言い聞かせ生きる 私は 女優 芝居より酷い恋 演じてる振りで 痛くない顔をして 気づいてる孤独 寂しくて気が遠く なりそうな時も 幸せな振りをして 夢のように生きる 嘘と本当のはざまで 溺れないのも 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ねたら 女優 |
| 夢一匁さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 閑かな日だまりに並んだ ささやかな鉢植えの様に 老人たちは おだやかに吹いて来る 風を聴いてる 遠い昔のことの方が ずっと確かに憶えている 遠ざかる風景は何故か 初めて自分に優しい 生まれた時に母が 掌に与えてくれた 小さな宇宙だけがいつも 私の支えだった こうして今すべてを越えて しぼんだ掌に残ったのは 父の文字で おまえの命と書かれた 夢一匁 生まれ来た生命よ すこやかに羽ばたけ 悲しみの数だけをけして かぞえてはいけない 父と母が伝えた愛に 抱きしめられた子供たちよ みつめてごらん その手に小さく光る 夢一匁 |
| 賢者の贈り物さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君がレジの前で振り返った その時 あらためて君を好きだと思った これまでにも辛い時には必ず 僕を支えてくれてた 遠く微かに流れてるクリスマスソング その時 僕を見て君が優しく笑った その笑顔を守りぬけるかどうかを 僕は今試されてる 淡紅(うすくれない)のシクラメンが 君の胸に抱かれて 蝋燭のようにゆらり揺れた 僕の真心問いかけるように メリークリスマス 君にクリスマスに何を贈ろうかと 今まで 考えてとても悩んでたんだ お金でも物でもない素晴らしい 何かをずっと探して 淡紅の君の頬が 僕に教えてくれた 君のその笑顔 守ることが 一番大切な贈り物 君がレジの前で振り返った その時 あらためて君を好きだと思った その笑顔を守りぬけるかどうかを 僕は今試されてる 僕は今試されてる 約束するよ メリークリスマス |
| 小さな手さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある 生まれた時に僕は この小さな小さな体よりも ずっと大きな宝物を抱きしめて来た 右手には永遠の未来 左手には無限の希望 心は透き通って愛は 果てしなく深く いつかしらぬ間に 僕の掌はこんなに いつか大きく育ったけれど 握りしめたものは何故か小さくしぼんでしまった 生まれた時に誰もが 抱きしめてきた宝物がある 使えば使うほどに増えてゆく不思議で大切なもの 右手には溢れる元気 左手には強い勇気 たった一度の人生 たった一度だけの いつかしらぬ間に 僕の掌は既に とても汚れてしまったけれど あと少しだけほんの一寸だけ頑張ってみようかな 仮に来年の春に僕の 生命(いのち)が尽きると判っても その次の春に咲く花を 明日植えるように 生きてゆきたいと 生まれた時に僕には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある…… |
| 孤悲さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 今わたしに何が出来るでしょう あなたのほんとうのさいわいのために 悲しみの雨はそこここに降り 傘もなく 闇に怯えて まずわたしの迷いを止めて 溢れ続けるこの涙を止めて あなたのために あなたのために 何が出来るでしょう 会いたくて 会えなくて もどかしい日々を生きて 寂しさに 負けないで たまゆらの ちいさな生命 あなたが苦しむときは迷わず わたしは独りの修羅となり 生命を尽くしてあなたを護るでしょう ささやかな 存在を懸けて あなたが安らぐ時には たおやかな菩薩のように あなたのために あなたのために 未来を祈りましょう 遠すぎて 遠ざかる あなたのこころの音を 追いかけて 切なくて 天雲の 遙かな道を 会いたくて 会えなくて もどかしい日々を生きて 寂しさに どうぞ負けないで たまゆらの このちいさな 孤悲 |
| 上海物語さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたと歩いた黄浦江の散歩道(バンド) 夜霧のガーデンブリッジ ふり向けばブロードウェイ・マンション 淮山マ頭の汽笛はジャーディーン・マジソン 南京路の新世界で観た プレミア・ショーの「風と共に去りぬ」 そうキャセイホテルのバーがとても不思議だった ジャズと軍歌の奇妙なハーモニー 同じテーブルで世界中の不安と欲望が 快楽のマティーニ飲み干した 焼き栗の香りとライラックの花と 四馬路(すまろ)の女達の香水で満たされた町 ひねもすあなたと飲茶かハイアライで過ごす そんな夢本気で見ていた 薬指の赤い琥珀の指輪 あなたの笑顔の向うをジャンクの帆が通る 愛を砕くものがあるなんて 信じてもいなかった青春 ピストル片手に世界中の野心と思惑が あいそ笑いでカード・ゲーム やがてあなたを奪い去る嵐の火種が 霧と汽笛に密んでた 不幸な時代に生まれた恋も人も いつしか風と共に去ってしまったようで… すべてが風と共に… 幻の町 上海 |
| さよなら にっぽんさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 生命を投げた少年の手紙を またTVが写している 仏蘭西の水爆のニュースと共に 故郷から帰る車の列で事故が 起きたと告げている 上九一式村の中継の後で 黒字が少し減るようだと 妙なことを喜んでいる 思い出した様に地震の 被災者の背中をかすめてゆくマイク 空港の映像は 海の向こうへ旅立つ青春達の笑顔 この国の誰かが拳銃で撃たれるなんて さよなら にっぽん さよなら にっぽん ふとつぶやいたら 涙がこぼれた 美しいのは花そのものではなく そう感じる心だと もう誰も教えてはくれない 夢の見方を教える代わりに 大人達は目を覚ませという 売り物と買い物しか無いかのように 心は贈り物 こわれ易い贈り物 何でもそろうこの国では 心までの道が遠すぎる 昔この国には妖精たちが住むと 信じた人がいた こんな僕のどこかにも まだ住んでいるのだろうか さよなら にっぽん さよなら にっぽん そう文字に書いたら 涙がこぼれた さよなら にっぽん さよなら にっぽん 妖精達はどんな顔で 笑ったのだろう さよなら にっぽん さよなら にっぽん この国には妖精達が住んでいる 今でも |
| 小さい秋みつけたさだまさし | さだまさし | サトウハチロー | 中田喜直 | 渡辺俊幸 | だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた 目かくし鬼さん 手のなる方へ すましたお耳に かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた お部屋は北向き くもりのガラス うつろな目の色 とかしたミルク わずかな すきから 秋の風 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた むかしの むかしの 風見の鳥の ぼやけた とさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色 小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた |
| 冬景色さだまさし | さだまさし | 不詳 | 不詳 | 渡辺俊幸 | さ霧消ゆる 湊江の 舟に白し 朝の霜 ただ水鳥の 声はして いまだ覚めず 岸の家 鳥啼きて 木に高く 人は畑に 麦を踏む げに小春日の のどけしや かえり咲きの 花も見ゆ 嵐吹きて 雲は落ち 時雨降りて 日は暮れぬ 若し燈火の 漏れ来ずば それと分かじ 野辺の里 |
| 秘恋さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 形見分けで貰った 祖母の机に 古ぼけた写真と 封筒が眠っていた 祖父でないそのひとは 若い兵士で 出しそびれた恋文の 宛名の主だろう 昔 愛した ひとだろうか せつなく別れた ひとだろうか ユキノシタの白い花を祖母は愛していた 石垣にすがるように 耐えるように咲く花を 時代とはいえども 祖母の秘めた恋は 誰に語る事もなく 静かに閉じていた どんな風に祖母を 愛したひとだろうか そのひとの面影は 少し僕に似ていた どんな思いで諦めたのだろう どんなに悲しく想い続けたのだろう ユキノシタの白い花を祖母は愛していた 石垣にすがるように 耐えるように咲く花を 今は昔の物語 人知れず咲いて 消えた花 ユキノシタの白い花を祖母は愛していた 石垣にすがるように 耐えるように咲く花を |
| ソフィアの鐘さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 四谷見附橋 街路樹の枯れ葉 君は上手に 嘘をつけない 夕陽が眩しくて信号の青に しばらく気付かなかったね 二人共 神宮へ帰る 鴉が二羽三羽 黄昏ゆく師走の闇を往く ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 言葉が足りなくて君を傷つけ 言葉が過ぎて また僕も傷つき 逢魔が辻の角を曲がれば 遥か遠く君の手には届かない 春には桜吹雪の舞うはずの道で今 ミサへ向かうキャンドルの列とすれ違う 四谷見附橋 名も知らぬビルの 屋上でクレーンが揺れてる 水のない橋の底を快速電車がゆく パンタグラフの蒼い火が きれいだね 冬の花火だね きっと沢山の 悲しみをのせながら闇に咲く ソフィアの鐘が 思い出伝いに僕等を追い越してゆく 折から救急車が サイレンを鳴らしながら 赤い風になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 思い出通りの 向こう岸で ほら サヨナラが手を振る ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている |
| 青空背負ってさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もっと もっと 強くなりたい もっと もっと 優しくなりたい 青空背負って 笑っていたい あなたに恥ずかしくないように 願いは強く夢はもっと高く もう少し あと少し 諦めない勇気が欲しい もっと もっと 強くなりたい もっと もっと 優しくなりたい 青空背負って 笑ってみせる 自分に恥ずかしくないように 立ち向かう勇気 怖れない強さ もう少し あと少し 憧れた夢に届くまで もっと もっと 強くなりたい もっと もっと 優しくなりたい もっと もっと 強くなりたい もっと もっと 優しくなりたい |
| 茨の木さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 耐えて 耐えて 耐えて 生きて 生きて 生きて それでも笑えたら良いね 季節の変わり目の雨が降る 坂道(さか)の上は霧で見えない 母の夢を見た ただ笑ってた 坂道(さかみち)もいつか終わるよ 名も無い花などないように 喩え誰にも気づかれなくても 必ず花は咲く それでいいじゃない いつか花は咲く それでいい 耐えて 耐えて 耐えて 生きて 生きて 生きて それでも笑えたら良いね 季節を疑(うたぐ)る私がいるから 明日を疑る時がある 母の夢を見た ただ笑ってた 季節もいつか変わるよ 頑張り過ぎない諦めない 夢だけは決して捨てない いつか明日は来る それで良いでしょう いつか明日は来る それでいい 耐えて 耐えて 耐えて 生きて 生きて 生きて それでも笑えたら良いね 耐えて 耐えて 耐えて 生きて 生きて 生きて それでも笑えたら良いね |
| 予約席さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | かなしいね やさしいね 生きているって すごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから 花の降る午後に 春は暮れてゆく 光咲く夏は 海へと帰ってく 人は一体 生きてるうちに いくつの「さよなら」を言えばいいのだろう あなたの笑顔に 出会えなかったら 今でも私は「さよなら」に縛られて 誰かが待っていてくれること 信じなかったと思う もしかしたら こんな私でさえ 誰かが求めてる いつか誰かの 支えになれる 場所があると思う かなしいね やさしいね 生きているって すごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから 山を染め乍ら 秋は去ってゆく 積もった雪なら いつか消えてゆく 人は決して独りきりで 生きている訳じゃない いつかきっと こんな私でさえ 誰かが待っている 私の為の 予約席がある それを信じてる かなしいね やさしいね 生きているって すごいね がんばって がんばって 私 生きてゆくから かなしいね やさしいね 生きているって すごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから |
| 糸遊さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 風に漂う蜘蛛の糸 木漏れ日に光る 春の日の蝶のように ふわりと花片 言葉足らずより言葉過ぎる方が 心に痛い 言わぬ事よりも言えぬ言の葉が 胸を焼く 糸遊(かげろう)ゆらり 風に抗う術もなく 思いに声もなく 密かに身を焦がす 片恋の螢 見えるものならば 見せもしようもの 心は見えず 触れられるならば 触れもするものを 届かぬ思い 糸遊ゆらり 夢に見るだけで 構わないのなら 傷つきもせず 捨てられるならば 護らないものを 愛しき矛盾 糸遊ゆらり 糸遊ゆらり 糸遊ゆらり |
| 長崎BREEZEさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 路面電車の窓から 想い出が風の様に おだやかに吹いてくる 海風を孕んだ あじさい色の空 君を愛して過ごしたこの町 停車場を幾つか数えて やがてゆるやかなカーブ かすかに車輪が軋んで 気づかぬうちにポイントを乗り換えていた あの時もあとで乗り違えたことに気づいた 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた 沖をゆく船の窓のきらめきに 軽いめまいを感じ 最后の言葉をききとれなかった 待たせるのはいつでも僕で 南山手坂の途中 赤煉瓦の小さな店 ステンドグラスの窓辺で君はいつも微笑んだ 来ると信じた人を待つなら辛くないわ お互いの愛の形が 本当は初めから少しだけ違っていたんだろう 丁度子供がシャツの釦のひとつ目を違えて 最后になって気づく様にね 長崎BREEZE 待ち疲れるなんて 長崎BREEZE 思いもしなかった 喜びと悲しみは隣あわせ 愛と憎しみは背中あわせ そんなことにも気づかずにいたあの頃 長崎BREEZE 過ぎ去った季節は 長崎BREEZE 全てが美しい 君に良く似た子供の手を引いた 君に良く似たひとと 坂道で今すれ違った 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた |
| 心の時代さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | いつまでも夢を 追い続けていたい 誰でもがきっと おんなじだと思う でも夢まで遠い 果てしなく遠い 眠れない時代を 僕は生きてる いつまでも君を 愛し続けていたい それはウソじゃない でも少しだけ怖い 愛するって事の ホントが判らない 愛せない時代を 僕は生きている 誰か教えてよ あきらめずに済むやりかたがあるなら せめて学び方を 生きることの意味と 素晴らしさを 一度きりの生命を ささやかに生きたい 君とふたりで いつまでも笑顔 持ち続けていたい どんなに辛くても 少しもひるまずに でも笑顔が軽い 悲しいほど軽い 笑えない時代を 僕は生きてる いつまでも君を 守り続けていたい それは心から でも少しだけ怖い 守り続ける事の ホントが判らない 護れない時代を 僕は生きている 誰か みつけてよ 誰も傷つけ合わない世界を 心の時代を 生きることの意味と美しさを 一度きりの生命を ひたすらに生きたい 君とふたりで いつまでも夢を 追い続けていたい いつまでも君を 愛し続けていたい |
| 記憶さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 今でも君に話しかけるよ 迷ったりとても寂しいときに 必ず君は答えてくれる いつもいつもいつもいつも君らしく暖かく おそらく遙か時は過ぎても 僕の心の中で君は 一緒に暮らしてきたと思う だから思い出はこうして少しずつ成長する あの角を曲がれば 色とりどりのサフィニアの こぼれ咲く庭先で 君はいつも照れながら 笑顔で手を振った まるで青空のようだった 時折忘れてしまいそうだ やさしい君の声の響きを それほど夢のように時は過ぎる あっという間に僕もこんなに歳を取ってしまったよ 今でも君に話しかけるよ 笑ったりとても嬉しいときに 美しい物に出会ったときや 感じる全ての感動を君と分け合っているよ あの海に帰ろう 色とりどりの貝殻を 子供のように集め 掌にひろげては 笑顔で笑ったね まるで春風のようだった まもなく花の季節が終わる けれども君が教えてくれた どんなに時が過ぎてゆこうと 花は咲き続けるまたいつか春が巡る限り 僕の中で咲き続けている 君のように |
| 転校生(ちょっとピンボケ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | バスを待つ君の長い髪に Blow in the wind 僕は今 物語を一人で読み返してる 僕の目の前に 君が現れたHalloween 寄宿舎は大騒ぎ カボチャと君の噂で みんな君に熱を上げて 波乱含みで迎えた Christmas Eve 驚く事に 冴えない僕を 何故か君は選んだ (Woo!) うろたえて 僕はWHISKYをがぶ飲みし そのせいか僕が撮った君の写真は ちょっとピンボケ そのまま酔っぱらって醒めずに迎えた New Years Eve 初めてKissした 愛しのSt.Valentine 喧嘩してまずくなり どうにか仲直りEaster 思い出が多過ぎて 一人じゃ数えられない そんな君が帰ってく 来たときみたいに風の様に バスがやってくる 振返って君は なにか言おうとした 手を振り遠ざかる 君を追いかけ Blow in the wind 見送る風景が ちょっとピンボケ |
| ふきのとうのうたさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ふきのとうが 咲いたよ 春は もうそこまで 君の笑顔に 似ているね 水辺で 輝いたよ 僕を忘れちゃ いやだよ 季節が 過ぎても 時々でいいから 少し 思い出してね |
| みらいへさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | その一瞬の 笑顔を 明日に繋いでゆく その幸せを 絆を みらいへ みらいへ みらいへ伝えたくて 誰もが小さなその人生を 小さな歩幅で歩いてる 春の花に夏の空に 秋に冬に雨に陽に 聞こえますか 明日が 大切なたからもの その笑顔を 生命を みらいへ みらいへ みらいへ届けたくて ささやか過ぎるその人生の 喜び哀しみを超えて 父や母や友だちや 大切なあなたへ その一瞬の 笑顔を 明日に繋いでゆく その幸せを 絆を みらいへ みらいへ みらいへ伝えたくて みらいへ みらいへ みらいへ伝えたくて |
| 茅蜩さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君が剥く梨(ありのみ)の香りの記憶 二十世紀は遠ざかりゆく 茅蜩(ヒグラシ)のかなかなかなと去りゆけば 山の端に宵の明星 忘れ色に舞う姫蛍 桜の散るように 一つ消え二つ灯してまた消えて 誰もいなくなった 音もせで思ひに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりもあはれなり 夕去ればいつの間にやら機織女(きりぎりす) 季節も恋も遠ざかりゆく 暗幕を果物ナイフで裂く如く 街の背に白い三日月 胸の煙は消えもせず 恋の名前を呼ぶ 一つ消し二つ灯してまた消して 君を数えた 己が火を木々に蛍や花の宿 二十世紀は遠ざかりゆく 茅蜩(ヒグラシ)のかなかなかなと去りゆけば |
| 微熱さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君が聴こえる 君の鼓動が聴こえる とても静かに 波が押し寄せて来る 生まれる前から 出会っていたかの様に とても自然に 君の名前が呼べる その眼を閉じて 言葉を閉じて 空から愛 降り注いでいる 今 てのひらに 感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない 君が伝わる 君の鼓動が伝わる この手を伸ばせば 君の心に届く 可笑しい位 ひどくうろたえている 生まれ変わっても 出会えるとさえ思う たとえこの世が 明日終わろうと めぐりあいそして 君を愛せると 今 てのひらに感じている 微熱 (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない (DAY & NIGHT NIGHT & DAY) 君の事しか 見えない |
| 初恋森山良子 | 森山良子 | 石川啄木 | 越谷達之助 | 渡辺俊幸 | 砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 初恋のいたみを 遠く遠く あ… あ… おもいいずる日 砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 |
| 愛をみつけたさだまさし with 佐田玲子 | さだまさし with 佐田玲子 | さだまさし | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 君の笑顔の向こう 哀しみが見える あなたの悲しみの 向こうに しあわせ 迷い乍ら 密やかに 生きていても そうさ 人は誰も 独りきりではない 愛を みつけた あなたに 作りものではない 確かな愛を I love you I'll follow you trust me 嘘ではない そういつまでも 真実の 真実の この愛を 君が自由に飛べる 空をまもりたい あなたの空に浮かぶ 雲になりたい 雨の日にも 辛くても 風の日にも そうさ あなただけを 信じていよう 愛を みつけた あなたに 作りものではない 確かな愛を I love you I'll follow you believe me かけがえのない そういつまでも 真実の 真実の この愛を 愛を みつけた あなたに 作りものではない 確かな愛を I love you I'll follow you forever 嘘ではない そういつまでも 真実の 真実の この愛を |
| 天空の村に月が降るさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 棚田の里に月が降る 三十三個の月が咲く 水無月末の満月の 螢きらきら散る夜に 君と二人で 声もなく 田毎の月を 見つめてた 幾何学模様に 並んだ稲の 水面かすめて 流れ星 あたかも雪が降るように 月夜の里は銀世界 幽かな風も無い夜に 天空の村に 月が降る 樹齢千年楠木の 足下石仏御宮社 祭間近の篝火に 神楽舞う人 美しき 薄墨色に 重ねた指の 君の細さに 息を呑む いずれ叶わぬ 恋ゆえに 螢焦がして 夢を焼く 余韻嫋々 啼く鳥の あれは羽音か 瀧の音 金色に塗り込められて 天空の村に 月が降る |
| SMILE AGAINさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もしもあなたが今 悲しみの中にいて よるべない不安に 震えているのなら 声にならない声を今その見えない涙を今 わかちあうことが できないだろうか 言葉で伝わらない 言葉もあるけれど せめてこの歌声が あなたに届いたら 勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今 なつかしい笑顔に もう一度会いたい SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る 忘れないで欲しい いつも思っている だからこの歌声が あなたに聞こえたら 小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今 どうか僕のために もう一度笑って SMILE AGAIN 一人は小さくて SMILE AGAIN とても弱いけれど SMILE AGAIN 強くこの愛を 心こめて歌う SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る |
| この時が、ずっと森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 渡辺俊幸 | 永久に 青く澄んだ空に 掛けた君の願い 消え入る笑い声も メロディー 行き場のない夜に 宛名のない手紙 頬を染める 夜明けの合図 物語は やがて終わるけれど その向こう側に 続く道はある 響けシンフォニー せめて夢の中で この時が続くのなら この時が 永久に 青く澄んだ空に 掛けた君の願い あの願い 今 幕間を越えて 物語は やがて終わるけれど その向こう側に 続く道はある 響けシンフォニー せめて夢の中で この時が続くのなら この時が、ずっと この時が続くのなら |
| 歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)さだまさし | さだまさし | さだまさし | 南こうせつ | 渡辺俊幸 | 愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう 恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲 言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲 |
| 上を向いて歩こうさだまさし | さだまさし | 永六輔 | 中村八大 | 渡辺俊幸 | 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっちの夜 上を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの夜 幸せは雲の上に 幸せは空の上に 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 思い出す 秋の日 一人ぽっちの夜 悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜 一人ぽっちの夜 |
| 予感さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 季節が変わるように 静かに押し寄せる波が 沁みるようにあなたで 満たされてゆく予感 八重山吹の花が 香るように風に揺れた その坂道をあなたが歩いてくる いつしかあなたに恋をした 遅咲きの花のように 気づいてもらえないかも知れないけど 小さく咲いたから しあわせ しあわせ 朝焼けの水際に 光が満ちるように ゆっくりとあなたに 染まりはじめる予感 ときめきを数えれば 悲しみが始まるから この坂道を一人で歩いて行く いつしかあなたに恋をした 遅咲きの夢のように あなたに届かないかも知れないけど 小さく咲いたから しあわせ しあわせ しあわせ |
| 君を信じてさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 人は皆 君のことを 駄目な奴と笑うけれど 僕だけは知っている 本当の君のことを 人は皆 君のことを 意気地無しと笑うけれど 僕だけは知っている 君の勇気 君の力 君は今 ほんの少し 迷い道でうろたえてるだけ 君を信じてる いつか本当の 君に会える そんな日が来る 君を信じてる 君の笑顔 どんな時でも 君を信じてる |
| 沈吟さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もうこれ以上 迷わせないで 気紛れに優しい それが辛い あゝ あなたの その微笑みを いっそ憎めたら 更に辛い 誰にもあるジェラシー それが自分で悲しい 上げ底の心を つきつけられた気がして あなたにふさわしい 人になりたい 僕をみつめて 微笑まないで みていないこと 分かってる もうこれ以上 迷わせないで 気紛れに優しい それが辛い 大声で唄うだけが 唄うことではないように 抱きしめることだけが 愛の形でないだろう 静かに口ずさむ 恋でいい だからもうこれ以上 迷わせないで 気紛れに優しい それが辛い あゝ あなたの その微笑みを いっそ憎めたら 更に辛い |
| まぼろしさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 欲望は降りしきる 白い雪のようなもの 降り積もればきっと 道を見失う 求めるばかりの愚かしさに 早く気づけば良かった ああ君の面影さえ あああの深い愛さえ 感謝知らずの僕が まぼろしにする なにひとつ留まるものなど 無い世界で 何故か苦しみだけ呼び止めて 苦しんでいた 喜びの隣で喜びも見えず 不満ばかり数えていた ああ君の優しい笑顔 あああの真心さえも 感謝知らずの僕が まぼろしにする 生まれ変わることなど決して 出来ないけれど 生き直すことならきっと 出来ると思う 月に叢雲(むらくも)花に風 今欲しいものは勇気 ああ君の悲しみ全て あああの苦しみさえも いつか必ず僕が まぼろしにする |
| 名刺さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | たかが50平方センチの 名前を書いた白い紙切れに 振り廻されて何だろね されど四角いその紙切れを とりあえず俺の顔と信じて 誰もが疑わないんだもんね 強い名刺で張られてごらんよ どうもどうものあとが出ない 今にみてろ 今にみてろ 今にみてろっても 誰も見てない 手前に下げた頭じゃねえぞ 手前の名刺に下げたんだと 負け惜しみと愚痴が悲しいぜ生ビール あ、またポケベル 電話どこ 嫌な野郎ってホントにいるよね それが自分の上司と来てみろ いっそ 刺し違えたろか あ、でも家族が… たかが一枚1gの 名刺ごときに振り廻されてる 今日でも明日でも辞めたる! あ、でも思うツボかも… 弱い名刺を出されてごらんよ 抱きしめたくって仕方ない がんばろうね がんばろうね がんばろうねってば 天下取るまで あ、流れ星 俺らに下げた頭じゃねえだろ 俺らの名刺に下げたんだろ わかるから飲め いいから飲め ほら熱燗 あ、またポケベル いいや切っちゃえ 赤坂見附の交番前で 独り相撲をとってみる 負けるもんか 負けるもんか 負けるもんかったら 絶対 負けない クリスマス模様の歩道橋の上 車のライトがきれいだね ありったけの名刺細かくちぎって パッとまけば ほら ぼたん雪 メリークリスマス そしてよい年を ベリー メリークリスマス ほんとによい年を 白い雪 この町を染めろ 白い白い白い雪が降る この町を染めろ メリークリスマス どうぞよい年を ハッピー ハッピークリスマス ほんとによい年を |
| 歌を歌おうさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 歌を歌おう悲しいときこそ 歌を歌おう寂しいときこそ 歌を歌おう生命かけて あなたに届くように 暗闇に迷いながら 希望を 信じてるあなたの笑顔は美しい たとえばどんなに苦しいときでも あなたのように笑いたい 涙はこれで終わりにしよう 祈りはいつか届くだろう ほんとうのしあわせに たどり着けますように 歌を歌おう悲しいときこそ 歌を歌おう寂しいときこそ 歌を歌おうこころ込めて あなたに届くように 止められる筈もない 夢を 止めるのはいつでも私だった 不安に怯える心を開いて 私らしく生きたい 涙はこれで終わりにしよう 未来を信じて生きよう ほんとうのさいわいを みつける旅に出よう 歌を歌おう嬉しいときこそ 歌を歌おう恋したときこそ 歌を歌おう愛の全てが あなたに届くように 歌を歌おう悲しいときこそ 歌を歌おう寂しいときこそ 歌を歌おう生命かけて あなたに届くように 歌を歌おう悲しいときこそ 歌を歌おう寂しいときこそ 歌を歌おう生命かけて あなたに届くように |
| おもひで泥棒さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 心配しなくていいよ おもひで泥棒なんていない おばあちゃんが物忘れをするのは 泥棒なんかのせいじゃない 家族旅行のことや運動会のことを 忘れても 君を忘れやしないだろ おばあちゃんが物忘れをするのは 近頃の楽しいことばかり 実はそこんところに 秘密が隠されてるのさ 本当のこと 教えてあげようか 心配しなくていいよ おもひで泥棒なんていない 誰でもみんな歳をとったなら 神様と約束をするのさ 思い出とひきかえに 幸せの回数券と とりかえて そっと貯めておくんだよ 楽しいものや新しいものほど 高くひきとってもらえるよ ただし条件がある 幸せの回数券は 自分の為には 使えないんだ おばあちゃんが誰の為に 幸せを貯めていると思う そう そのとおりさ 幸せの回数券は 君の未来に とってくれているんだよ おばあちゃんが物忘れをするのは 泥棒なんかのせいじゃない ありがとうなんていらない 優しくしてあげるんだよ でも このこと知ってると言っちゃだめだよ 心配しなくていいよ おもひで泥棒なんていない 心配しなくていいよ おもひで泥棒なんていない おもひで泥棒なんていない |
| となりの芝生さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 清く正しく美しく 生きて来たとは言わないけれど 格別人より欲張りに 生きて来た訳でもないつもり しあわせになりたくて そりゃ ほんの少しは背伸びもしたけれど しあわせの くらべっこ するつもりは さらさらないのだけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 私のいやしい心が憎い Hu でも やっぱりとなりの芝生は青い 努力が必ず報われると 決して信じちゃいないけど 何の苦もなくお気楽に 生きておられる方もある 世の中の 不公平 そりゃ ほんの少しは愚痴も言うけれど 私より 報われぬ 人の多さに いらいらするけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 そのうちきっと いいことがある Hu でも なんだかとなりの芝生は青い 夢の庭付き一戸建 建つか建たぬか 建たぬか建つか 男の悩みはけっこう深いぞ そのうち絶対 いいことがある Hu でも けっきょくとなりの芝生は青い サンキュー |
| LIFEさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | たとえばふらりとお茶でも呼ばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと 帰って行く そんな風に生きられたらいい 喜びや悲しみや生きる痛み 切なさも苦しさもそれはそれとして OH MY LIFE あなたがそばにいる それだけで 他にはなにもいらないと思う たとえばこの世と別れるその日が来たとき 笑えたら良いね 名残は尽きないけどまたいつか会おうねと じゃあまたねって 晴れた日も雨の日も嵐の日も 愛も怨みも悩みも時が経てば 懐かしい微笑みの向こうに繋がるもの OH MY LIFE あなたがそばにいるそれだけで 他にはなにもいらないと思う たとえばふらりとお茶でも呼ばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと じゃあまたね |
| 図書館にてさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 大きな窓から差す 柔らかな光の中で パサージュ論を読む君の横顔に じっと見とれていた 真白な夏の雲が 山際の空に咲いた 水浅黄色の君のTシャツの 白い腕が眩しい 或いはベンヤミンを語る 君は強いアウラに満ちて 或いは賢治を語る 君は大いなる慈愛(アガペー) 図書館という大宇宙に 二人きり浮かんでた あの時 窓から見える水辺の 睡蓮が音も無く咲いた あたかも五次方程式のように 心も恋も解けない 大きな時間(とき)の粒に 緩やかに身を横たえ E=mc2 と僕が書けば 恋は光速を超えた 或いは未来を語る 君は不安と勇気に揺れて 或いはふるさとを語る まなざしは母に似ていた 図書館という大海原に 二人きり浮かんでた あの時 遙かな時間(とき)は過ぎて 図書館に僕は独りで 正義についてのディベートを 読みながら まだ君を想っている 大きな窓から差す 柔らかな光の中で… |
| もう愛の歌なんて唄えないさだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたの嫁ぐ朝 始発列車に乗って 僕は青春から出来るだけ遠ざかる 年上のあなたには初めから 僕の手の届かない愛が居た 200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りよう そしてむかしあなたの為 作った歌 唄おう 教会の鐘が鳴り響く頃 お別れに一度だけあなたの名を呼ぼう 花をちぎれない程 やさしい人に 恋は無理よとあの日あなたは言った 恋の上手な人たちは少し意地悪 僕の胸を吹き抜けたあなたの吐息 200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りたら あなたの好きな花さえも ちぎり捨てて みせよう 列車が陽の当たる坂道を登ってく 遠くに青い海が光ってる 訳もなく涙があふれて来て もう愛の歌なんて唄えない |








