好きだった石川さゆり | 石川さゆり | 宮川哲夫 | 吉田正 | 矢野立美 | 好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 言っちゃならない 「さよなら」を 言ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見たせつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど |
好きだった五木ひろし | 五木ひろし | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 云っちゃならない「さよなら」を 云ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど |
好きだった 鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 云っちゃならない 「さよなら」を 云ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日(あした)は ないけれど |
好きだった鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 寺岡真三・船山基紀 | 好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 言っちゃならない さよならを 言ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔を背けた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど |
ズンドコ横丁雪村いづみ | 雪村いづみ | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 久しぶりだナー、肩抱きよせりゃ 可愛いエクボが濡れている ここは港のズンドコ酒場 海の男のたまり場所 トコ ズンズンドコたまり場所 ラムにするかな、シャンパン抜こか 唄にしようか踊ろうか 逢いたかったわ おたがいさまさ 飲むぜ今夜は浴びるほど トコ ズンズンドコ浴びるほど うまいもんだナ、半年ぶりの 陸の空気と云う奴は 苦労忘れのズンドコ節さ はめを外して浮かれるぜ トコ ズンズンドコ浮かれるぜ |
背広姿の渡り鳥佐川満男 | 佐川満男 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | 近藤進・渡久地政信 | 辛うござんす 他国の雨を 一人 旅籠で 聞く夜は 背広姿の渡り鳥 からみませんが 仁義とやらは 切るに切れない 恋の糸 恋の糸 好きでござんす シンから好きで 瞼 はなれぬ あの笑くぼ 忘れられなきゃ 何故捨てた ひとに云えない こころの中は 濡れたギターが 知るだけさ 知るだけさ 夢でござんす 今更愚痴を ならべたてても 悔んでも 背広姿の渡り鳥 何処へゆこうと 行く先ぁおなじ 所詮 東京は 遠くなる 遠くなる |
たそがれシャンソンフランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 銀杏並木に ヴェールをかけて 街にあかりを つけてゆく たそがれさん たそがれさん お前さんだネ たそがれさん いつも今頃 やって来て 俺を寂しく させるのは いつか通った 横丁の窓で 可愛い娘が 泣いていた たそがれさん たそがれさん あれもそうだろ たそがれさん 長い睫毛に 一しずく 何か落として いっただろ 今日もこの角 曲って見よか 廻り道だが まアよかろ たそがれさん たそがれさん ついておいでよ たそがれさん どうせとっぷり 暮れるには すこしばっかり 間があるさ 何故と聞かれちゃ 云えないけれど 俺はあんたが 好きなんだ たそがれさん たそがれさん いいじゃないかえ たそがれさん 若いうちだよ 泣けるのも もっとホロリと させとくれ |
小さな酒場真奈尚子 | 真奈尚子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | カンザスシティバンド | アデュー アデュー あの人が好きだった 静かなこの曲が 今夜も私を 辛くする 小さな酒場の片隅で 古びたピアノを弾きながら アデュー アデュー 歌っている 淋しい私 アデュー アデュー 灰(ほの)暗い灯の下で 座り手のない椅子が だまって誰かを 待っている 涙は見せない はずでした 女の悲しい あきらめを アデュー アデュー 歌っている 淋しい私 「あの人はもういない どこにもいない」 私はひとり |
月影のささやきフランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 寺岡真三 | | 月影に やさしく甘く 匂うよな 君の耳たぶ 見ていたら たまらなくなってきて 抱き寄せた 小さな肩だった 初めての おおキッス ア… 忘れられない 初めてのキッス 物言わぬ 名も知らぬ花よ 誰を恋い 何を夢見る はじらいに ただ頬を染めながら うつむいた 可愛い人だった 遠い日の おおキッス ア… 忘れられない あの夜のキッス 今日もなお 渚に残る 想い出は 白い貝殻 手に取れば ほのぼのとこの胸に やさしく 幸せはよみがえる 月影の おおキッス ア… 忘れられない 月影のキッス |
冷たい小雨の港町三浦洸一 | 三浦洸一 | 宮川哲夫 | 豊田一雄 | 佐野雅美 | 風も鴎も 渡り者 聞いて見るだけ 無駄だった 冷たい小雨の港町 探すあの娘の 面影が 胸にしょんぼり 濡れている 恋はしないと 強がりを 云ったあの日は 若かった 冷たい小雨の港町 俺のこころが 分かるよに ドラがせつなく また咽ぶ 泣きに来たのじゃ ないけれど 涙ばかりが 何故溜る 冷たい小雨の港町 暗い波間に ホロホロと 散るは男の 夢だろか |
東京チャップリン宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 佐野鋤 | 縞のズボンに ステッキついた 影が侘びしい アスファルト 雲の流れを 見つめて佇(た)てば みんな夢だよ 涙見せまい お道化て生きる 俺らは 東京 東京チャップリン 橋の手すりに 凭(もた)れてのぞきゃ 水に浮いてる ひるの月 泣きはしないが こころの隅で ちょっぴり疼く 誰も知らない ピエロの愁い 俺らは 東京 東京チャップリン 唄が流れる 広告塔に 灯影映して 夜が来る 二人並んで 街ゆくひとに そっと告げたい 恋の命も 儚いものよ 俺らは 東京 東京チャップリン |
東京ドドンパ娘井上陽水 | 井上陽水 | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | 星勝 | 好きになったら はなれられない それは はじめてのひと ふるえちゃうけど やっぱり待っている それは始めてのキッス 甘いキッス 夜をこがして 胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない 火をつけた 好きになったら 忘れられない それは はじめてのひと 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事 恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない 火をつけた |
東京ドドンパ娘水森かおり | 水森かおり | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | 丸山雅仁 | 好きになったら はなれられない それは はじめてのひと ふるえちゃうけど やっぱり待っている それははじめてのキッス 甘いキッス 夜をこがして胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それは はじめてのひと 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事 恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |
東京ドドンパ娘 渡辺マリ | 渡辺マリ | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | | 好きになったら はなれられない それは はじめてのひと ふるえちゃうけど やっぱり待っている それは始めてのキッス 甘いキッス 夜をこがして胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパがあたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それは はじめてのひと 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |
東京ドドンパ娘 (リミックスバージョン)うめ吉 | うめ吉 | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | 兼崎順一 | 好きになったら 離れられない それははじめての人 ふるえちゃうけど やっぱり待っている それははじめてのキス 甘いキス 夜をこがして 胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それははじめての人 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事 恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |
東京の夜は更けていしだあゆみ | いしだあゆみ | 宮川哲夫 | いずみたく | いずみたく | 青いライトにまぶしくはじける 夢の噴水あなたと見てると とても幸福このまま朝まで 帰りたくない いけない娘かしら 東京の夜は更けて こぼれるネオンの花びら 耳をくすぐるあなたのささやき 聞いていたいのベンチによりそい だけどやっぱりもう帰らなくちゃ 明日も逢ってね指切りしましょう 東京の夜は更けて 並木の落葉もまどろむ 東京の夜は更けて 並木の落葉もまどろむ |
友よ歌おう三田明 | 三田明 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 青いセーラーの胸はずませる 君の可愛い瞳の中を 雲が流れる流れる雲が 若い、若い、若い僕等にゃ 悲しみなんて ありはしないよ輝く日差し あびて歌おう小鳥のように 白いワイシャツ揃いのシューズ 肩にかついだ上着も軽い みんな仲間さ仲間さみんな 若い、若い、若い僕等にゃ 幸福だけが 待っているのさ招いているよ 行こう緑の若草踏んで 赤い木の実をついばむ小鳥 明日は羽ばたけあの大空へ 夢が広がる広がる夢が 若い、若い、若い僕等にゃ 涙はいらぬ 元気いっぱいスクラム組んで 友よ歌おういつもの歌を |
納豆うりの唄宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 宮城秀雄 | 宮城秀雄 | 暁(あけ)の明星が うるんで消えりゃ 街にそろそろ 朝が来る 声をからして 頬ッペも赤く みんな寝ている 路地から路地を 僕は少年 納豆うり ナットー ナットナットー 「え おばちゃん つらいだろって? ううん ちっとも だって僕 納豆うっちまったら 皆んなと一緒に学校行くんだもの ナットーナットー」 眠いなんぞと 贅沢いえば ノート一冊 買えはせぬ 母さんちっとも 辛くはないよ 生まれながらに 涙の味を 知って育った 僕だもの ナットー ナットナットー 今日も元気だ バラ色雲が 屋根の向うで 燃えている 夢を持つんだ 大きな夢を 破れズックを ひきずりながら たとえ貧しく 暮らしても ナットー ナットナットー |
名もない男のブルース鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 何も知らずに 咲いてた頃が 俺にゃいちばん 花だった 夢を見ながら飲む酒ならば なんでにがかろ 今のように 想い出してる カウンター 何処へ消えたか おんなの娘さえ 今日は見知らぬ 顔ばかり うしろ向かずに ただ前向きに 生きていたっけ あの頃は 明日がくるのが 嬉しくて せめて云いたい でっかいことを 言葉ばかりで 終っても 酔いのまわらぬ グラスを重ね ぎゃくに淋しく なるばかり 誰のせいでも ないけれど |
虹のルンバ淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 白バラの花に頬よせ 悲しみを星に歌えば あふれ湧く涙のしずく 水色のシェードににじむ ああ ルンバ ルンバ 女の祈り 想い出は 胸にさそうよ 喜びの夢は儚く 幸せは虹と消えゆく 呼べばとて甲斐なきものと 知りつつも面影慕う ああ ルンバ ルンバ 女の涙 夢去りし 胸を濡らすよ 白バラの花は香れど ひめやかに春は過ぎゆく 一人抱く空しき心 糸切れしギターの唄か ああ ルンバ ルンバ 女の嘆き 空ろなる 胸を揺するよ |
初恋の山フランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 月の静かな ヴェランダで 二人で唄った アヴェ・マリア 誰かが今日も 唄ってる 好きとは口に 出さないで 別れたままの 恋だけど 忘れはしない 山小屋の ああ あの夜の 思い出は帰らない 雪をかぶった 雪うさぎ おどけたあの目が 可愛いと あなたは僕に 云ったっけ 大きく振った ストックで 描いた夢は 幸福は 涯なくつづく ゲレンデの ああ 雪よりも きれいな恋だった 別れたままの 恋だけど あなたの瞳 いとしさに ああ 初恋の 山に来てその名呼ぶ |
羽田発7時50分 フランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 豊田一雄 | | 星も見えない空 淋しく眺め 待っていたけど 逢えないひとよ さよなら さよなら 俺を急かせる 最終便 ああ 羽田発7時50分 恋はせつないもの 儚いものよ 知っていながら 瞼が濡れる さよなら さよなら うるむロビーの 紅い灯よ ああ 羽田発7時50分 忘れられない夢 見涯(みは)てぬ夢を 捨てて旅立つ 心は暗い さよなら さよなら 俺は涙を のせてゆく ああ 羽田発7時50分 |
馬鹿じゃなかろかトニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 多忠修 | 甘いランデブ ときめくハート 灯影ほんわか 数寄屋橋 さいざんす さんざ待たせて おや まだ見えぬ 可愛い あの娘の 眞知子巻 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 青い煙りに 溜息のせて 喫かすピースも 二箱目 さいざんす 來たら告げたい せつない科白(せりふ) レッスン濟んだに まだ來ない 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 空に流れる 電光ニュース 待つてゐるよと 書いとくれ さいざんす ホント、待つ身は べちよりんこ辛い 全く、TOO・MATCH いやざんす 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 バナナ踏んだら つるりんこに辷る 辷りや いたいよ アスファルト さいざんす あ、いたかつたと 逢へずに歸る 頬つぺに 冷たい 霧が降る 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 |
場末のペット吹きフランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 雨が降るから ただなんとなく ちょっとしおれて 見ただけさ 涙ふくよな 柄ではないよ どうせ場末の 三流劇場の 俺はしがない ペット吹き 夢を見た日も ないではないが それを云ったら 笑われる 何も聞くなよ ドラムの兄貴 古い昔の 傷あとなんか 撫ぜりゃなおさら つらいだけ 欲を出したら かぎりがないと いつかあの娘も 云ったっけ 好きでえらんだ ブンチャン稼業 なんで今更 やめられようか いっちょ吹くから きいてくれ |
ブクブク・マンボトニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 多忠修 | 多忠修 | ハローお嬢さん おコンチワ アッー! アーッ! アブナイ たすけて! 「アリャー 此處どこだべさ ウエア・イズ・ヒヤ どこ あら、おフィッシュが泳いでる 海の底だべさ」 あの娘に見惚(みと)れて つるりんこ すべって、ころげて どぶりんこ ブクブク變だよ いやざんす ブクブクおかしい 變ざんす まぐろのおっさん おコンバンワ 喋ればオヤマタ 泡が出る 溜息ついても 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで唄へば アライヤダ コンブがあたしに ネチョリンコン 水中旅行と シャレるかな こんな機會(チャンス)は 二度とない 乙姫御殿(パレス)は どこかしら 人魚のキャバレは ないかしら 人魚のネエさん おコンバンワ 歩けばオヤマタ 泡が出る 坐って見たとて 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで踊れば アライヤダ ひらめの彼女が ペチョリンコン パールのネックレス パラリンコ 造ってあの娘に プレゼント 出来たらどんなに 素敵だろ ついでに珊瑚の ブローチも いわしの兄(あん)ちゃん おコンニチワ ウキウキ オヤマタ 泡が出る ブカリコ ブカリコ 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで浮かれりゃ アライヤダ 海月(くらげ)も さざえも エッサッサ マンボ マンボで アラ エッサッサ |
街のサンドイッチマン 鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | ロイド眼鏡に 燕尾服 泣いたら燕が 笑うだろう 涙出た時ゃ 空を見る サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 呆(とぼ)け笑顔で 今日もゆく 嘆きは誰でも 知っている この世は悲哀の 海だもの 泣いちゃいけない 男だよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 今日もプラカード 抱いてゆく あかるい舗道に 肩を振り 笑ってゆこうよ 影法師 夢をなくすりゃ それまでよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 胸にそよ風 抱いてゆく |
街のサンドイッチマン氷川きよし | 氷川きよし | 宮川哲夫 | 吉田正 | 伊戸のりお | ロイド眼鏡に 燕尾服 泣いたら燕が 笑うだろ 涙出た時ゃ 空を見る サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者(ドケもの) 呆(とぼ)け笑顔で 今日もゆく 嘆きは誰でも 知っている この世は悲哀(ひあい)の 海だもの 泣いちゃいけない 男だよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者 今日もプラカード 抱いてゆく あかるい舗道に 肩を振り 笑ってゆこうよ 影法師 夢をなくすりゃ それまでよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 胸にそよ風 抱いてゆく |
みんな名もなく貧しいけれど三田明 | 三田明 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 風は今夜も冷たいけれど 星はやさしくささやきかける 昼は楽しく働く仲間 みんな名もなく貧しいけれど 学ぶよろこび知っている 可愛いフリージャ真白い花が 夜の教室やさしく飾る 僕等いまこそ小さいけれど みんな大きく伸びゆく若木 明日の青空知っている 君を送っていつもの町を 飛ばす自転車ペタルも軽い 夢を持とうね明るい夢を みんな名もなく貧しいけれど 生きる幸福知っている |
霧氷 橋幸夫 | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 霧氷…… 霧氷…… 思い出は かえらない 遥かな 遥かな 冬空に 消えた恋 霧の街角で 告げたさよならが 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… なにもかも 夢だった 今でも 今でも 愛しては いるけれど どこにいるさえ 今は知らぬ人 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… 美しい 恋だった 消えない 消えない 悲しみを 胸にだき 霧の街角を 一人今日もゆく 僕を 僕を 僕を泣かす |
メリーのパパは何処の人宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 加藤光男 | 佐野鋤 | 青い瞳が泣いている メリーのパパは何処の人 海の向こうの面影を 瞼に呼べば サフランの花も 小雨に 濡れて散る散る 濡れて散る ゆれるブロンド バラの肌 メリーのパパは何処の人 いくら呼んでも届かない 花を売る娘(こ)の悲しみを ママは 便りに 何と書く書く 何と書く 赤いズックの破れ靴 メリーのパパは何処の人 誰の情けか 胸に抱く 銀のクルスも街の灯に濡れりゃ 冷たく ゆれているいる ゆれている |
夕刊小僧宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 利根一郎 | 「ゆうかーん! おじさん夕刊かっとくれ」 夕刊小僧のピケ帽が 新聞片手に黄昏(たそがれ)の 茜(あかね)のお空をながめてる 幼い瞳にたくましい なんだか知らない夢がある おじさん夕刊買ってきな 読まなきゃ世間はわからない 可愛い声して呼びかけりゃ ピンクのネオンもうれしそう 皆んながふり向くビルの角 夕刊小僧は元気だぜ そうだよ売れない夜だって 黄金(こがね)の月が泣いたって 頬ッぺの笑くぼを凹ませて 明るくちまたに呼びかける |
夜霧の第二国道五木ひろし | 五木ひろし | 宮川哲夫 | 吉田正 | | つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ 第二国道 花の唇 涙の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの光の中に つづくはてない ああ 第二国道 闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ 第二国道 |
夜霧に消えたチャコ青江三奈 | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 俺のこころを 知りながら なんでだまって 消えたんだ チャコ チャコ 酒場に咲いた 花だけど あの娘は可憐な 可憐な娘だったよ 青いネオンが 泣いている 紅いネオンも 涙ぐむ チャコ チャコ 帰っておくれよ もう一度 俺のせつない せつないこの胸に |
夜霧に消えたチャコフランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 俺のこころを 知りながら なんでだまって 消えたんだ チャコ チャコ 酒場に咲いた 花だけど あの娘は可憐な 可憐な 娘だったよ 夢のないのが 淋しいと 霧に濡らした 白い頬 チャコ チャコ 忘れはしない いつまでも あの日の悲しい 悲しい まなざしを 青いネオンが 泣いている 紅いネオンも 涙ぐむ チャコ チャコ 帰っておくれ もう一度 俺のせつない せつない この胸に |
夜霧のシャンソン鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 多忠修 | 銀杏の枯葉が 舗道に眠る 月も傾く 夜更けの街で 秘めた想いを 唄うシャンソン あの娘は もう寝たか 灯りも見えぬ ただ 夜霧だけ 夜霧だけが いつか この胸を 濡らすよ 夜空のネオンも 侘びしく消える 一人せつなく ギターを鳴らし 熱い泪で 唄うシャンソン あの娘は 聞くだろか せめても夢で ああ 星屑も 星屑さえも いつか 消えてゆく はかなさ |
夜霧の第二国道青江三奈 | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ第二国道 花の唇 泪の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの 光の中に つづくはてない ああ第二国道 闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道 |
夜霧の第二国道 フランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | つらい恋なら ネオンの海へ 捨ててきたのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ第二国道 花の唇 涙の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの 光の中に つづくはてない ああ第二国道 闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道 |
夜霧の第二国道森進一 | 森進一 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 竹村次郎 | つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ第二国道 花の唇 涙の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの 光の中に つづくはてない ああ第二国道 闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道 |
ロッキーの呼び声宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 宮城秀雄 | 宮城秀雄 | 馬車にゆられて ロッキー越える 私ゃ 西部のシクラメン 恋に都も捨てた花 あなたのキッスに 身を燃やしゃ ああ 遥かなる山の呼び声は 女心の悲しみを今日も誘うよ 星をみつめて カンテラふって 私ゃ 西部のシクラメン 恋に命も散らす花 あなたの腕に 身を投げりゃ ああ 遥かなる山の呼び声は 女心の悲しみを今日も誘うよ |
若い港三田明 | 三田明 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 呼んでるぜ 呼んでるぜ 七つの海が 早く来いよと 呼んでるぜ 白いペンキの 練習船は 錨あげたら スタンバイ ヨーソロ ヨーソロ ヨーソロ 明日の潮路は ラッパルまかせ 聞こえるぜ 聞こえるぜ あの娘の声が 待っているとさ 帰る日を 岬まわれば 太平洋だ うねりゃでかいぜ 大きいぜ ヨーソロ ヨーソロ ヨーソロ 胸に散る散る しぶきの虹が 呼んでるぜ 呼んでるぜ 世界の海が 早く育てと 呼んでるぜ 夢が飛ぶ飛ぶ 水平線の はるか彼方を かけめぐる ヨーソロ ヨーソロ ヨーソロ 五つボタンに 夕陽が赤い |
忘れじのブルース鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 吉田正 | いまでも変わらず 愛していると ひと言つげたい いとしい人よ 逢える日は 逢える日は もうないけれど 抱いているのさ 面影だけは なんにもいわない 街灯ひとつ 泣かないつもりの 涙をさそう 遠いゆめ 遠いひと 君の名よべば 風にふるえて 落葉がむせぶ どんなに遠くに はなれていても 心をよせあい 過ごしたあの日 忘れない 忘れない いついつまでも 抱いているのさ 想い出だけを |