上原げんと作曲の歌詞一覧リスト  95曲中 1-95曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
私は街の子泉谷しげる泉谷しげる藤浦洸上原げんと泉谷しげるわたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます  わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります  わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな
アジャパー天国泉友子、伴淳三郎泉友子、伴淳三郎石本美由起上原げんと上原げんとはじめ浮気で 恋したけれど いまじゃまったく いのちがけ ほれてしまえば 私の負けよ 花もこゝらが 散りどきネ 貴方はアジャーで 私はパーよ  昨日お客に もらった品を 今日は彼氏に プレゼント 好きな人には なんでもあげる 嫌な人には 唯もらう 僕はアジャーで 私はパーよ  今日は会社の 出張だよと 言った言葉が 気にかゝり そっと駅まで 出てきて見れば 知らぬお方と 二人づれ 貴方はアジャーで 私はパーよ  遅く帰って すました顔で 今日の映画は 良かったよ 映画見ていて 口紅などが なんでカラーに ついてるの 僕はアジャーで 私はパーよ  流行風邪だと 会社を休み 彼と彼女は ランデヴー ダンスホールで 課長に逢って こんな病気が 流行かね 貴方はアジャーで 私はパーよ アジャー パー
逢いたかったぜ五木ひろし五木ひろし石本美由紀上原げんと川村栄二逢いたかったぜ 三年ぶりに 逢えて嬉しや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみ交す 街の場末の おぉ縄のれん  生まれ故郷の 想い出ばなし 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ こんどあの娘に 出逢ったならば 無事で居るよと おぉ言ってくれ  誰が流すか ギターの唄に 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あぁ懐かしい
伊豆の佐太郎五木ひろし五木ひろし西條八十上原げんと故郷見たさに 戻ってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか 夫婦雁  瞼とじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿
新宿駅から五木ひろし五木ひろし古野哲也上原げんと新宿駅から 乗るんだよ 俺の故郷へ 行く汽車は ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 町から三里の村だけど 小川の花と わらの屋根  たとえみかけは 大人でも 俺はまだまだ 甘えんぼ ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に どんなものよりあったかい 心想った 母の顔  一度故郷へ 帰りたい ぜひに会いたい ひとがいる ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 俺の育ったあの村は 新宿駅から 乗るんだよ
おいらの船は300とん出光仁美出光仁美石本美由起上原げんと甲斐靖文港出たなら 鮪を追って 越える赤道 南方航路 おいらの船は 300とん 昔親父も 来て働いた 海はみどりの インド洋 (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ)  波が荒れよと がぶろとままよ 海の男は でっかい度胸 おいらの船は 300とん 白いペンキは はげてはいるが しけが来ようと へっちゃらさ (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ)  三日続きの 寝不足こらえ 汗にまみれて 引く鮪縄(まぐろなわ) おいらの船は 300とん 伸びたひげ面 さっぱりそって 明日は故郷の 港町 (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ)
私は街の子伊藤咲子伊藤咲子藤浦洸上原げんと佐伯亮わたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます  わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります  わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな
オロチョンの火祭り伊藤久男伊藤久男石本美由起上原げんとタツカル オーヌグ ブガコングワー ツグフグシ イツトル ゼンニヨイラー (アイヤアイヤアイヤアイヤアイヤ) アイヤサー アイヤサー オタスの杜に 陽は落ちて 河の流れに 冴える月  エインヤホッホー エインヤホッホー 太鼓叩いて かゞり火囲み 踊ろよ踊ろよ 宴たのしや 熊祭り ア、ア、アイヤサー アイヤサー オロチョンの火祭り  (アイヤアイヤアイヤアイヤアイヤ) アイヤサー アイヤサー ほのおと燃える フレップに 酔うて古びた 胡弓弾く エインヤホッホー エインヤホッホー 頸に飾った 樺太玉が 揺れるよ揺れるよ 踊り狂えば 夜が更ける ア、ア、アイヤサー アイヤサー オロチョンの火祭り
東京のバスガール岩佐美咲岩佐美咲丘灯至夫上原げんと伊戸のりお若い希望も 恋もある ビルの街から 山の手へ 紺の制服 身につけて 私は東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  昨日心に とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても くじけちゃいけない バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  酔ったお客の 意地悪さ いやな言葉で どなられて ほろり落した ひとしずく それでも東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ
逢いたかったぜGOLD LYLIC岡晴夫GOLD LYLIC岡晴夫石本美由起上原げんと逢いたかったぜ 三年ぶりに 逢えて嬉しや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみ交す 街の場末の おゝ縄のれん  生れ故郷の 想い出ばなし 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ こんどあの娘(こ)に 出逢ったならば 無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ  誰が流すか ギターの唄に 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あゝ懐しい
あんこ可愛いや岡晴夫岡晴夫松村又一上原げんと赤く咲いても 椿の花は ほろり落ちそで 落ちぬとさ あんこ可愛いや 紅椿 どこのどなたに どこのどなたに 落ちる気か  島の御神火 燃えたつ夜は 胸に思いを こがすとさ あんこ可愛いや 紅椿 きょうも岬で きょうも岬で たれを待つ  沖の瀬の瀬で 潮鳴る宵は 夢で千鳥も 嘆くとさ あんこ可愛いや 紅椿 といた黒髪 といた黒髪 胸に抱く
男の涙岡晴夫岡晴夫高橋掬太郎上原げんと夜の裏町 流して更けて 男泣かねど 散る涙 せめて唄おか あゝ せめて唄おか 切ない胸を 柳落葉の あの角で  旅の楽屋は 只さえ淋し 抱いたギターよ 何を泣く 云えぬ思いを あゝ 云えぬ思いを 心に秘めて 夢にあの日を 見るばかり  男なりゃこそ 笑って捨てた 恋よ情けよ 思い出よ 人にゃ見せない あゝ 人にゃ見せない 涙のしみを 知っておくれか お月さん
広東の花売娘岡晴夫岡晴夫佐藤惣之助上原げんと紅の雲 黄金(きん)にかゞやく 港広東 埠頭(バンド)をゆくよ 花売り娘 可愛い前髪 ひすいの耳環 花を召しませ 南国の甘い花よ  水の面(も)に 燈火かゞやく夢の広東 流れて燃ゆる フラワーボート 漕げよ舳舟反(サンパン) 胡弓の調べ 花を召しませ 月の夜に薫る花よ  七色に ネオン輝く夜の広東 ホテルの窓に ギターのひびき 霧にぬれてる フランス・ブリッジ 花を召しませ 青春の紅い花よ
国境の春岡晴夫岡晴夫松村又一上原げんと遠い故郷は はや春なれど ここはソ満の 国境(くにざかい) 春と云うても 名のみの春よ 今日も吹雪に 日が暮れて 流れ果なき アムールよ  ペチカ燃やして ウォッカ汲(く)めば 窓に流れる バラライカ 祖国離れて 旅する身には なぜか心に しみじみと 響くやさしの セレナーデ  たとえ荒野(あれの)に 粉雪降れど やがて花咲く 春じゃもの 咲けよオゴニカ 真赤に咲けよ 燃ゆる血潮の この胸に 明日の希望の 花よ咲け
上海の花売り娘GOLD LYLIC岡晴夫GOLD LYLIC岡晴夫川俣栄一上原げんと紅いランタン ほのかにゆれる 宵の上海 花売娘 誰の形見か 可愛い耳輪 じっとみつめる 優しい瞳 あゝ 上海の花売娘  霧の夕べも 小雨の宵も 港上海 花売娘 白い花籠 ピンクのリボン 襦子もなつかし 黄色の小靴 あゝ 上海の花売娘  星も胡弓も 琥珀の酒も 夢の上海 花売娘 パイプくわえた マドロスたちの ふかす煙の 消えゆく蔭に あゝ 上海の花売娘 
東京シャンソン岡晴夫岡晴夫吉川静夫上原げんとあの娘(こ)スターか ニュー・フェイスか 初恋の 淡き夢 面影の 浮びくる 柳影 月も泣く 若き日よ あゝ ロマンスの 花咲く都東京  あの夜別れた ネオンまたたく 胸に散る 紅(くれない)の 花の束 抱(いだ)きしめ 思い出す 忘られぬ 人の名よ あゝ ロマンスの 花咲く都東京  あの日歌いし 歌も流れる 人の波 寄せる街 希望(のぞみ)わく ともる灯も ほのぼのと 明日(あす)を呼ぶ 鐘の音よ あゝ ロマンスの 花咲く都東京
東京の花売娘GOLD LYLIC岡晴夫GOLD LYLIC岡晴夫佐々詩生上原げんと青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ 東京の花売娘  夢を見るよに 花籠抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重描く 月も新たな 春の宵 ああ 東京の花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバーの アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ 東京の花売娘
涙の小花岡晴夫岡晴夫高橋掬太郎上原げんと雨の降る夜の 紅花黄花 何を嘆くか 肩よせて 儚い恋に 身をやつす 女かなしや 涙の小花  むりに笑えば なおなお辛い 別れ小径の 曲り角 諦めながら 泣きながら 女かなしや 又呼ぶその名  逢えぬ君故 しあわせ祈る 雨の夜ふけの 涙花 おしろい彫りの 夢一つ 女かなしや 心に秘めて
南京の花売娘岡晴夫岡晴夫佐藤惣之助上原げんとみどりの光よ たそがれよ 呼べば来る 花篭さげて 純な瞳よ 南京娘 花はいかが 嬉しい花 楽しい花 ゆれてほのかに 涙ぐむよな 花のいのちよ  流れの画舫(がぼう)よ 夕月よ 水に散る うたげの夢に 濡れるまつ毛よ 南京娘 花はいかが 優しい花 悲しい花 白いジャスミン すすり泣くよな 花のこころよ  乙女の匂いよ 茉莉花(まつりか)よ 空に照る こがねの星に 何をささやく 南京娘 花はいかが 愛(いと)しい花 あなたの華 雨も降らぬに ほろり散るよな 花のすがたよ
花の広東航路岡晴夫岡晴夫佐藤惣之助上原げんと南国の 青い空 赤い夕陽の 珠江(シュコウ)の流れ 進む汽船の デッキの上で 語るクーニャン まりほの匂い ドラも鳴ります 花の広東航路  花塔(ホワトウ)も たそがれて 霞むみどりの 沙面(シャーメン)波止場 並ぶジャンクに 灯りがともりゃ 風もささやく 歌さえ響く 月が出ました 花の広東航路  船おりて そのままに プロムナードは 埠頭(バンド)のほとり 蛇の料理は うれしかないが 街の花火の 楽しい光り 夢の旅行よ 花の広東航路
パラオ恋しや岡晴夫岡晴夫森地一夫上原げんと海で生活(くら)すなら パラオ島におじゃれ 北はマリアナ 南はポナペ 島の夜風に 椰子の葉揺れて 若いダイバーの 船唄もれる  島へ来たなら ダイバー船へお乗り 男冥利に 生命をかけて 珊瑚林に 真珠採りするよ ダイバー愛(いと)しの 鼻唄歌うて  高波(なぐら)うねりに 度胸がすわりゃ 海は故郷(ふるさと) パラオの王者 錨(アンカー) 降ろして ランタン振って 帰るダイバーは 人気者
二人のパラダイス岡晴夫岡晴夫東條寿三郎上原げんとプラチナの 陽をうけて 高鳴る胸よ はずむ若さよ 足取りも 軽やかに 丘を越えて行こう 行きましょう あゝ 君の空 僕の空 晴れて嬉しい 二人のパラダイス  あこがれに バラはもえ ほほえみ交す 愛の瞳よ さっそうと 腕を組み 丘を越えて行こう 行きましょう あゝ 君の空 僕の空 小鳥さえずる 二人のパラダイス  ロマンスの 虹かけて 雲湧く彼方 夢は招くよ 歌声を 合わせつつ 丘を越えて行こう 行きましょう あゝ 君の空 僕の空 のぞみ湧きたつ 二人のパラダイス
港シャンソン岡晴夫岡晴夫内田つとむ上原げんと赤いランタン 夜霧に濡れて ジャズがむせぶよ 阜頭(バンド)の風に 明日は出船だ 七つの海だ 別れ煙草は ほろにがい  泣いてくれるな 可愛い瞳よ どうせ船乗り 波風まかせ あすはどこやら 鴎の仲間 青い海見て 暮らすのさ  暗い波止場に いま鳴るドラは どこの船やら 三本マスト せめて今宵は しみじみ酔おか 海は果てない 旅じゃもの
港ヨコハマ花売娘岡晴夫岡晴夫矢野亮上原げんと赤いテールが にじんでとけて 消えてバンドへ ゆく石だたみ 海のかおりを 夜風が運ぶ 花を召しませ 召しませ花を いとしあの娘は ああ 港ヨコハマ 花売娘  今宵一夜を なごりに踊る 影がゆれてる 酒場の小窓 なぜか気になる マドロスさんか 花を召しませ 召しませ花を ちらりのぞいた ああ 港ヨコハマ 花売娘  ミルク色した 波止場の霧に むせび泣いてる 出船の汽笛 馴れた別れも 切ないものよ 花を召しませ 召しませ花を 声もとぎれる ああ 港ヨコハマ 花売娘
波止場シャンソン小畑実小畑実内田つとむ上原げんと港灯りが 目にしみる 男マドロス かもめ鳥 ないてくれるな 俺らには 月も波止場の エトランゼ  海の青さにゃ 泣かないが 陸(おか)の紅い灯 見りゃさびし 行こかキャバレーの あの窓にゃ 若い一夜の 夢が待つ  錨まけまけ おさらばだ 別れ出船の ドラが鳴る 可愛いあの娘よ さようなら 明日はいずこの 港町
薔薇を召しませ小畑実小畑実石本美由起上原げんと若いあこがれ 楽しい夢を そっと相呼(あいよ)ぶ 二つのこころ 歓(よろこ)びの街に咲く ロマンスの甘い花 君よ青春の 紅い薔薇 紅い薔薇 召しませ薔薇を  風にささやき 星座に祈り 乙女(おとめ)ごころは 夢見る小鳩 人知(ひとし)れず胸に咲く 麗しの潔い花 君よ愛らしの 白い薔薇 白い薔薇 召しませ薔薇を  青い並木に 小雨の窓に いつも寄り添う 二つの笑顔 ほのぼのと香り咲くスイートな愛の花 君よ幸せの 紅い薔薇 白い薔薇 召しませ薔薇を
連絡船の女小畑実小畑実高橋掬太郎上原げんと涙抑(おさ)えて 桟橋(さんばし)行けば ひびくドラの音(ね) 夜風の寒さ せめて投げよか あの日の人に 青いテープの 一筋を  花の都の 思い出秘めて ひとりはるばる 旅行く今宵 胸の傷手(いたで)に 連絡船の むせぶ汽笛よ 散るしぶき  暗い波間に ちぎって捨てる 恋の形見の 写真も哀(かな)し 啼(な)くな海鳥 この身の果ては どうせ流れて 消える星
歌くらべ荒神山川田晴久、永田とよ子川田晴久、永田とよ子那珂零吉上原げんと恋も思案の 駿河路や 花たちばなの 茶の香り あの娘可愛いと チョと惚れて 気まぐれ道中 双六の 五十三次 風まかせ  ねんねころりの 旅枕 三保の松原 清見潟 月の名所と 聞くにさえ 故郷恋しや 母恋し 濱邊の千鳥よ 誰を呼ぶ  俺もなりたや あの富士に 三国一の 男伊達 丁目半目の さいの目に 小法師起きたり ころんだり 三下奴は 辛いもの  馬鹿は承知で なったれど 死なにゃなおらぬ 馬鹿じゃない やくざ渡世を 捨てたなら 富士の裾野に 菊植えて 主と堅気で 暮らしたい
銀座九丁目水の上神戸一郎神戸一郎藤浦洸上原げんと夢の光よ シャンデリア 粋なカクテル マンハッタン 欧州通いの 夢のせて 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう  浮世ともづな さようなら こゝは青空 海の上 恋の潮風 しっぽりと 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう  遊びづかれの ふたりづれ 月のデッキで 唄おうか それともキャビンで ハイボール 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう
今宵は船で神戸一郎神戸一郎藤原洸上原げんとつぎのデートは いつどこで やさしく小耳に ささやけば 白い小ゆびで 指さした 東京湾の フラワーボート あゝなつかしの クインオブトウキョウ  銀座歩いた その足で ちょっとのばして Aデッキ 粋な気持で 逢いましょう 君とふたりで フラワーボート あゝなつかしの クインオブトウキョウ  夢で見たよな 白い月 デッキチェアの 夜がふけて 遠いネオンが 消えて行く 恋も楽しい フラワーボート あゝなつかしの クインオブトウキョウ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
十代の恋よさようなら神戸一郎神戸一郎石本美由起上原げんと好きでならない 人なれど 別れてひとり 湖に 悲しく棄てる 男の涙 ああ十代の 恋よ さようなら  月の渚を さまよえば 返らぬ夢を 慕うよに はぐれて一羽 啼く水鳥よ ああ十代の 恋よ さようなら  恋の名残りか むらさきの りんどう風に 散る夜は 瞼に沁みる ホテルの灯り ああ十代の 恋よ さようなら
港で生れた男神戸一郎神戸一郎西條八十上原げんと生れた時から みなしごで 波が聞かせた ねんねんころり なんで人情を 知るものか あゝ おれは港で 港で うまれた男さ  優しいこころに 泣ける夜も 濡れたまつ毛が マストに見える 海が朝呼ぶ 夜も呼ぶ あゝ おれは港で 港で うまれた男さ  波止場で別れた 黒い眼の 港娘の 涙のかげに 母のまぼろし 今朝もみる あゝ おれは港で 港で うまれた男さ
別れたっていいじゃないか神戸一郎神戸一郎西条八十上原げんと別れたって いいじゃないか 泣くこたぁ ないじゃないか あいつだって 真けんに 愛してくれたんだ ああ 花もしぼむさ 小鳥も死ぬのさ  別れたって いいじゃないか 想い出が あるじゃないか 独りだって 目をつぶりゃ 笑くぼが笑うんだ ああ 星もながれる こころも変るさ  別れたって いいじゃないか 恋なんて こうじゃないか パッと散る 火花だよ それっきり寂しいんだ ああ 男涙は 黙って流すさ
逢いたかったぜ北島三郎北島三郎石本美由起上原げんと池多孝春逢いたかったぜ 三年ぶりに 逢えてうれしや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同士で 酒くみかわす 町の場末の…‥ 縄のれん  生まれ故郷の 思い出話 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 今度あの娘に 出逢ったならば 無事でいるよと…‥ 言ってくれ  誰が流すか ギターの唄に 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が…‥ なつかしい
男の灯り北島三郎北島三郎石本美由起上原げんと紺の暖簾を 片手で分けて 声も明るく 今晩は 辛いけれども 泣き顔見せちゃ 生きて行けない 露地ばかり  名刺がわりに 一曲うたや 客もあの娘も 唄いだす 人は誰でも 淋しい時は 酒と歌とで 憂さ晴らし  街の流しで 一生終る そんな弱気は さらにない ギターわかるか 男の灯り 明日を信じて 燃やすのさ
そうだろ節北島三郎北島三郎星野哲郎上原げんと月を見てたら 逢いたくなった あ そうだろ そうだろ そうだろよ 逢えば月夜が じゃまになる あ そうだろ そうだろ そうだろよ  ひとめみたとき あの娘と決めた あ そうだろ そうだろ そうだろよ 決めた時から 片想い あ そうだろ そうだろ そうだろよ  恋を教える 学校はないかね あ そうだろ そうだろ そうだろよ おいら万年 恋浪人 あ そうだろ そうだろ そうだろよ  魚つる気で 川原へ降りて あ そうだろ そうだろ そうだろよ 花をつみつみ 日が暮れた あ そうだろ そうだろ そうだろよ  逢いに行きたい 気持はあるが あ そうだろ そうだろ そうだろよ 別れつらくて まだ行けぬ あ そうだろ そうだろ そうだろよ  命かけては この身がもたぬ あ そうだろ そうだろ そうだろよ ほれた分だけ 好きになろ あ そうだろ そうだろ そうだろよ
東京の花売娘北島三郎北島三郎佐々詩生上原げんと池多孝春青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ 東京の花売娘  夢を見るよに 花籠抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重えがく 月も新たな 春の宵 ああ 東京の花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンパー アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ 東京の花売娘
港シャンソン北島三郎北島三郎内田つとむ上原げんと池多孝春赤いランタン 夜霧に濡れて ジャズがむせぶよ 埠頭(バンド)の風に 明日は出船だ 七つの海だ 別れ煙草が ほろにがい  泣いてくれるな 可愛い瞳よ どうせ船乗り 波風まかせ 明日はどこやら 鴎の仲間 青い海見て くらすのさ  暗い波止場に 今鳴るドラは どこの船やら 三本マスト せめて今宵は しみじみ酔おうか 海は涯ない 旅じゃもの
港町十三番地香西かおり香西かおり石本美由起上原げんと薗広昭長い旅路の航海終えて 船が港に泊る夜 海の苦労をグラスの酒に みんな忘れるマドロス酒場 あゝ港町十三番地  銀杏並木の敷石道を 君と歩くも久し振り 点るネオンにさそわれながら 波止場通りを左にまがりゃ あゝ港町十三番地  船が着く日に咲かせた花を 船が出る夜散らす風 涙こらえて乾盃すれば 窓で泣いてる三日月様よ あゝ港町十三番地
伊豆の佐太郎香田晋香田晋西条八十上原げんと池多孝春故郷見たさに もどってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか 夫婦雁  まぶたとじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗い髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿
東京の花売娘小林旭小林旭佐々詩生上原げんと青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ東京の 花売娘  夢を見るよに 花篭抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重えがく 月も新たな 春の宵 ああ東京の 花売娘  ジャズが流れる ホールの灯かげ 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバー アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ東京の 花売娘
港町十三番地伍代夏子伍代夏子石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊まる夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏(いちょう)並木の 敷石道(しきいしみち)を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜(よる) 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
港町十三番地さだまさしさだまさし石本美由起上原げんと渡辺俊幸長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 あゝ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ あゝ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ あゝ港町 十三番地
逢いたいなァあの人に島倉千代子島倉千代子石本美由起上原げんと島の日暮れの 段々畑 紺のモンペに 涙がホロリ ホロホロリ 逢いたいなァ あの人に 子供の昔に 二人して 一番星を エー 探したね  風が泣いてる 夕風夜風 姉さんかむりに 花びらホロリ ホロホロリ 逢いたいなァ あの人に つばめは今年も 来たけれど 私は一人 エー 待ちぼうけ  たばこ畑の 石ころ小道 はいた草履に 夜露がホロリ ホロホロリ 逢いたいなァ あの人に 今夜もこっそり 裏山に 出てみりゃ淋し エー おぼろ月
港町十三番地島津亜矢島津亜矢石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ 港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ 港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ 港町 十三番地
流れの旅路清水博正清水博正吉川静夫上原げんと紅いマフラーを いつまで振って なごり惜しむか あの娘の馬車は 遥かあの丘 あの山越えて 行くかはるばる 流れの旅路  旅の一座の 名もない花形(スター) ビラの写真の さみしい顔よ 遥かあの町 あの村過ぎて 行くかはるばる 流れの旅路  紅いマフラーは 見るのも辛い 別れ惜しんだ あの娘がいとし 遥かあの空 あの星見ては 行くかはるばる 流れの旅路
港町十三番地清水博正清水博正石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 あゝ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ あゝ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ あゝ港町 十三番地
東京のバスガールGOLD LYLIC初代コロムビア・ローズGOLD LYLIC初代コロムビア・ローズ丘灯至夫上原げんと若い希望も 恋もある ビルの街から 山の手へ 紺の制服 身につけて 私は東京の バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ  昨日心に とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても くじけちゃいけない バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ  酔ったお客の 意地悪さ いやな言葉で どなられて ほろり落した ひとしずく それでも東京の バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ
娘十九はまだ純情よ初代コロムビア・ローズ初代コロムビア・ローズ西條八十上原げんと肩にやさしく 手をかけて 君はささやく イエスかノーか なんで言えましょ 波うつ胸に 燃えて火のような 耳のたぼ ネー 娘十九はまだ純情よ  君を帰して 窓の月 一人淋しく いや増す想い どうぞこの恋 変らぬように おがむブローチ マリヤ様 ネー 娘十九はまだ純情よ  好きなあなたに プレゼント えらぶネクタイ デパート売り場 可愛売子に 顔のぞかれて 言えず買えずに 逃げてくる ネー 娘十九はまだ純情よ  つもるうらみの かずかずを 今日は言おうと 思えど会えば いつか忘れて まただまされる 乙女人形の いじらしさ ネー 娘十九はまだ純情よ
渡り鳥いつ帰る初代コロムビア・ローズ初代コロムビア・ローズ石本美由起上原げんと別れちゃ嫌だと 泣いたとて 花でも摘んで 棄てるよに 素知らぬふりして 別れゆく あなたは男 つれない男 いいえ私は 離さない  死んでも離しは しないよと 誓った言葉 嘘なのね 口笛吹き吹き 別れゆく あなたは男 気強い男 いいえ私は 離さない  別れちゃならぬと すがりつく 私のこの手 この心 あっさり振り捨て 別れゆく あなたは男 気ままな男 いいえ私は 離さない
リンゴの花咲く町高石かつ枝高石かつ枝西條八十上原げんと上原げんと青いセーター スラックス 乙女は抱かれて 草の上 仰ぐ青空 消えゆく雪に 恋もひとみも 燃えた春 あゝ みんな みんな若い リンゴの花咲くあの町よ  逢えぬその日は 三日月の ひかりも冷たい 丘の上 誰が唄うか「野ばら」の歌に 涙流して 春が逝く あゝ みんな みんな若い リンゴの花咲くあの町よ  いとし君とは 結ばれず 憎みし友さえ 散りぢりに 夢のふるさと 変らぬものは 雲のながれと 水車 あゝ みんな みんな若い リンゴの花咲くあの町よ
伊豆の佐太郎高田浩吉高田浩吉西条八十上原げんと故郷見たさに 戻ってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか 夫婦雁  瞼とじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋(わらじ)に はいた草鞋(わらじ)に 散る椿
白鷺三味線高田浩吉高田浩吉西条八十上原げんと白鷺は 小首かしげて 水の中 わたしと おまえは エー それそれ そじゃないか アア チイチク パアチク 深い仲  白鷺の 羽も濡れます 恋ゆえに 吉原田圃の エー それそれ そじゃないか アア チイチク パアチク 春の雨  いのちがけ 慈悲じゃ情じゃ ここ明けて 今夜は 逢わなきゃ エー それそれ そじゃないか アア チイチク パアチク こがれ死に  ゆるしてね わるいわたしの 別れぐせ 酔わなきゃ 拗ねたり エー それそれ そじゃないか アア チイチク パアチク つねったり  三味線の 糸を頼りに 片便り この糸 切れたら エー それそれ そじゃないか アア チイチク パアチク なんとしょう
美貌の都宝田明宝田明西条八十上原げんとすったもんだと 言ったとて 嫌いは嫌い 好きは好き 好いて好かれた 二人なら いっしょになろうよ みじかいいのち  憎いしうちと うらんでも 別れたあとの 淋しさは これがほんとの 恋の味 仲よくなろうよ みじかいいのち  若いおまえに 若い僕 洗えば深い 胸の底 見せちゃいけない 傷もある 忘れて暮らそよ みじかいいのち
港町十三番地田川寿美田川寿美石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
東京の花売娘ちあきなおみちあきなおみ佐々詩生上原げんと服部隆之青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ東京の 花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバー アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ東京の 花売娘 ああ東京の 花売娘
流れの旅路津村謙津村謙吉川静夫上原げんと上原げんと紅いマフラーを いつまで振って 名残り惜しむか あの娘の馬車は 遥かあの丘 あの山越えて 行くかはるばる 流れの旅路  旅の一座の 名もない花形(スター) ビラの写真の さみしい顔よ 遥かあの町 あの村過ぎて 行くかはるばる 流れの旅路  紅いマフラーは 見るのも辛い 別れ惜しんだ あの娘がいとし 遥かあの空 あの星見ては 行くかはるばる 流れの旅路
ひばりの花売娘天童よしみ天童よしみ藤浦洸上原げんと池多孝春花を召(め)しませ ランララン 愛の紅ばら 恋の花 もゆる心の ささやきか 恋のそよ風 ゆらゆらと ゆれてはずかし 赤いばら 花を召しませ ランララン 召しませ紅ばら 恋の花  花を召しませ ランララン 白いミモザは 夢の花 ぬれた心の 愛の露(つゆ) 月の光か ささやきか 丘のチャペルの 鐘の音(ね)が 花を召しませ ランララン 召しませミモザは 愛の花  花を召しませ ランララン 乙女やさしい チューリップ 赤白黄色と とりどりの レビューまくぎれ 千代紙(ちよがみ)や なげたテープの うつくしさ 花を召しませ ランララン 召しませやさしい チューリップ  花を召しませ ランララン 花は散るもの しぼむもの 咲いた思いの はなびらに 夢があるうち いまのうち いとしお方(かた)に 捧(ささ)げなさい 花を召しませ ランララン 召しませ なさけの花束を
港町十三番地天童よしみ天童よしみ石本美由起上原げんと池多孝春長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏(いちょう)並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点(とも)るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
私は街の子天童よしみ天童よしみ藤浦洸上原げんと池多孝春わたしは街の子 巷(ちまた)の子 窓に灯(あかり)が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒(こつぶ)の 芥子(けし)の花 あの街角で ひらきます  わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉(やなぎおちば)が ひらひらと 赤いリボンに つもります  私は街の子 巷の子 ついた灯が また消(き)えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様(かあさま)に うしろ姿も そっくりな
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
やくざ若衆中村錦之助中村錦之助西條八十上原げんと上原げんと親の無い子は 旅から旅へ 売られ売られて 角兵衛獅子 今じゃやくざの 股旅合羽 影もやつれて 秋の祭の笛に泣く  お月さん、また、あッしに、仲のいい 親子づれを見せつけるんでござんすか。 親なしッ子の半四郎には、こいつがい っち罪な眺め――これから夜道をかけ ても、故郷へ帰り、むかし遊んだドン グリ山から、思い切り呼んでみたくなりやした。 お父ッつあーんお父ッつあーん――  月が出ている 一本松に 幼馴染みの まるい月 誰が知ろうぞ 父恋唄を 松にもたれて うたうやくざのこの涙
流れの旅路橋幸夫橋幸夫吉川静夫上原げんと紅いマフラーを いつまで振って 名残り惜しむか あの娘の馬車は はるかあの丘 あの山越えて ゆくかはるばる 流れの旅路  旅の一座の 名も無い花形(スター) ビラの写真の さみしい顔よ はるかあの町 あの村すぎて ゆくかはるばる 流れの旅路  紅いマフラーは 見るのもつらい 別れ惜しんだ あの娘がいとし はるかあの空 あの星見ては 行くかはるばる 流れの旅路
糸満かもめ畠山みどり畠山みどり石本美由起上原げんと泣いて呼んでも 振り向かず 今日も出舟の 櫓をにぎる なんで薄情な 糸満かもめ 女ごころの 未練やら 波が鳴る鳴る サンゴ礁  若いいのちを 黒潮に 乗せていづこの 波まくら さすが男さ 糸満かもめ 女ごころの 波止場には 幾夜待ったら 戻るやら  無事を祈って 見る海に 月が出たとて 見えぬ舟 夢で逢いたや 糸満かもめ 女ごころと 「泡盛」の 燃える情けを 忘れずに
いつも貴方のことばかり花村菊江花村菊江西條八十上原げんと三味線もっても 上の空 お銚子もっても 上の空 あの晩あなたに 逢ってから こころはからっぽ 上の空 そうよほんとよ あれからは いつもあなたの ことばかり ことばかり  お稽古してても 上の空 映画を見てても 上の空 ぼんやりしてると 笑われて わたしがわたしで 無いわたし そうよほんとよ あれからは いつもあなたの ことばかり ことばかり  わかってくれなきゃ つまんない 岡惚れだけでは つまんない 草でも春には 花が咲く いつ咲くわたしの 恋の花 そうよほんとよ あれからは いつもあなたの ことばかり ことばかり  お座敷帰りの 横町で 今夜もおがんだ お月さま わたしの気持ちは いつ届く かなえてちょうだい お月さま そうよほんとよ あれからは いつもあなたの ことばかり ことばかり
木曽の花嫁さん花村菊江花村菊江石本美由起上原げんと三里笹山 二里松林 嫁入り峠は 七曲り 木曽のナー ナカノリサン 木曽の御岳さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ 私しゃ文金 高島田 馬に揺られて馬に揺られて お嫁入り  木曽の流れに きらきら映る 花嫁簪 髪かざり 嫁御ナー ナカノリサン 嫁御よく来た ナンジャラホイ あの五里の道 ヨイヨイヨイ 山のつぐみも 呼びかける 夢にまで見た夢にまで見た お嫁入り  燃える想いか こゝろの色か 嫁入り提灯 あかあかと 晴れてナー ナカノリサン 晴れて今宵は ナンジャラホイ 花嫁人形 ヨイヨイヨイ 咲いた花より 綺麗だと 月も見惚れて月も見惚れて 顔を出す
花の奴さん花村菊江花村菊江石本美由起上原げんと上原げんと奴さん 奴さん 奴さん どちらへ 旦那のお供で お座敷へ 酒に肴に 踊りに唄に ソーレ ソレソレ 酔ってくる もてる旦那は よいけれど いつも奴さんは 三枚目 サテお供は辛いネ  奴さん 奴さん 奴さん どちらへ 旦那のお供で お花見へ あの娘この娘に 取り囲まれて ソーレ ソレソレ 上機嫌 ついに沈没 酔いつぶれ 後は奴さんが 介抱役 サテお供は辛いネ  奴さん 奴さん 奴さん どちらへ 旦那のお供で お芝居へ お軽勘平 おしどり姿 ソーレ ソレソレ 道行きだ 旦那見惚れて 手を叩く そこで奴さんも また叩く サテお供は辛いネ  奴さん 奴さん 奴さん どちらへ 旦那のお供で お祭りへ 笛に聞き惚れ 太鼓に浮かれ ソーレ ソレソレ 夜が更ける 旦那あの娘と 忍び逢い ちょいと奴さんは 気をきかす サテお供は辛いネ
伊豆の佐太郎氷川きよし氷川きよし西条八十上原げんと伊戸のりお故郷見たさに 戻ってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか?夫婦雁  瞼とじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿
銀座九丁目水の上氷川きよし氷川きよし藤浦洸上原げんと石倉重信夢の光よ シャンデリア 粋なカクテル マンハッタン 欧州通いの 夢のせて 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう  浮世ともづな さようなら こゝは青空 海の上 恋の潮風 しっぽりと 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう  遊びづかれの ふたりづれ 月のデッキで 唄おうか それともキャビンで ハイボール 銀座九丁目は 水の上 今宵は船で すごしましょう
東京の花売娘氷川きよし氷川きよし佐々詩生上原げんと石倉重信青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ東京の 花売娘  夢を見るよに 花籠抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重描く 月も新たな 春の宵 ああ東京の 花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバーの アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ東京の 花売娘
港町十三番地氷川きよし氷川きよし石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 あゝ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ あゝ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ あゝ港町 十三番地
ひばりの花売娘PIZZICATO FIVEPIZZICATO FIVE藤浦洸上原げんとピチカート・ファイヴ花を召しませ ランララン 愛の紅ばら 恋の花 もゆる心の ささやきか 恋のそよ風 ゆらゆらと ゆれてはずかし 赤いばら 花を召しませ ランララン 召しませ紅ばら 恋の花  花を召しませ ランララン 白いミモザは 夢の花 ぬれた心の 愛の露 月の光か ささやきか 丘のチャペルの 鐘の音が 花を召しませ ランララン 召しませミモザは 愛の花  花を召しませ ランララン 乙女やさしい チューリップ 赤白黄色と とりどりの レビューまくぎれ 千代紙や なげたテープの うつくしさ 花を召しませ ランララン 召しませやさしい チューリップ  花を召しませ ランララン 花は散るもの しぼむもの 咲いた思いの はなびらに 夢があるうち いまのうち 愛しお方に 捧げなさい 花を召しませ ランララン 召しませなさけの 花束を   注意:歌詞はオリジナルを記載しています
ひばりの花売娘松山千春松山千春藤浦洸上原げんと夏目一朗花を召しませ ランララン 愛の紅ばら 恋の花 もゆる心の ささやきか 恋のそよ風 ゆらゆらと ゆれてはずかし 赤いばら 花を召しませ ランララン 召しませ紅ばら 恋の花  花を召しませ ランララン 白いミモザは 夢の花 ぬれた心の 愛の露 月の光か ささやきか 丘のチャペルの 鐘の音が 花を召しませ ランララン 召しませミモザは 愛の花  花を召しませ ランララン 乙女やさしい チュウリップ 赤白黄色と とりどりの レビューまくぎれ 千代紙や なげたテープの うつくしさ 花を召しませ ランララン 召しませやさしい チュウリップ  花を召しませ ランララン 花は散るもの しぼむもの 咲いた思いの はなびらに 夢があるうち いまのうち いとしお方に 捧げなさい 花を召しませ ランララン 召しませなさけの 花束を
逢いたかったぜ三門忠司三門忠司石本美由起上原げんと逢いたかったぜ 三年振りに 逢えてうれしや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみかわす 町の場末の 縄のれん  生まれ故郷の 思い出話 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 今度あの娘に 出逢ったならば 無事(まめ)でいるよと 言ってくれ  誰が流すか ギターの唄に 遠い思い出 忍ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が なつかしい
白鷺三味線三門忠司三門忠司西条八十上原げんと白鷺は 小首かしげて 水の中 わたしと おまえは エー それそれ そじゃないか ピイチク パアチク 深い仲  白鷺の羽も濡れます 恋ゆえに 吉原田圃(たんぼ)の エー それそれ そじゃないか ピイチク パアチク 春の雨  命がけ 慈悲じゃ情けじゃここ明けて 今夜は 逢わなきゃ エー それそれ そじゃないか ピイチク パアチク こがれ死に  ゆるしてね わるいわたしの別れぐせ 酔わなきゃ 拗(す)ねたり エー それそれ そじゃないか ピイチク パアチク つねったり  三味線の 糸を頼りに 片便り この糸 切れたら エー それそれ そじゃないか ピイチク パアチク なんとしょう
東京のバスガール水森かおり水森かおり丘灯至夫上原げんと若い希望も 恋もある ビルの街から 山の手へ 紺の制服 身につけて 私は東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  昨日心に とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても くじけちゃいけない バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  酔ったお客の 意地悪さ いやな言葉で どなられて ホロリ落した ひとしずく それでも東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ
あの日の船はもう来ない美空ひばり美空ひばり西沢爽上原げんとあの日の船は もう来ない 帰るあてない ひとなんか 待って波止場に 来たんじゃないさ むかし馴染の 鴎があたしの ともだちなのさ  岬に消えた 船の影 泣いたあたしは うぶだった そんなむかしの 思い出のこる ひとりぼっちの 波止場がかなしい ふるさとなのさ  テープをどんなに つないでも 切れた縁(えにし)を なんとしょう みんな夢だと あきらめながら 風の便りを そっと鴎に きいてるだけさ
牛若丸美空ひばり美空ひばり西條八十上原げんと上原げんと月夜に白く 咲いている 小米ざくらの 花のよう 夜ごとの夢には 見るけれど あゝ母よ 母よ まだ見ぬ母は 今いずこ  やさしい姉の 名は桔梗 いつもふたりで 名を呼べど 夕焼小焼 たゞ赤く あゝ母よ 母よ 答えぬ母は 今いずこ  鞍馬に咲いた 笹籠膽 見れば源氏の 世が恋し この手でうち振る 白旗を あゝ母よ 母よ 見せたい母は 今いずこ
海よさよなら美空ひばり美空ひばり星野哲郎上原げんと上原げんと海よさよなら 海よさよなら 港の恋に 傷ついて わたしはかえる 遠い山国 ああ もういちど あのひとが ここの港へ 帰っても わたしは居ない 海よさよなら  海よさよなら 海よさよなら 白い鴎よ 灯台よ わたしはかえる 山のふるさと ああ もういちど あのひとの 船が港へ 着いたとき よろしく云って おくれよ鴎  海よさよなら 海よさよなら 波止場の石に さよならと らくがきしたら 泣けてきたのよ ああ 今日かぎり あのひとと 逢えぬ私に なるけれど わすれはしない 海よさよなら
江戸っ子寿司美空ひばり美空ひばり西條八十上原げんと上原げんとのれんくぐった 小粋な兄(あん)ちゃん 眼もとほんのり よい機嫌 なにから握ろか 中とろか ひかりかそれとも シャリ抜きか 娘十八豆絞り 江戸っ子寿司だよ トホーイ ホイ ホイ ホイ ホイ  寿司は寿司でも 娘の白い 指でにぎった 恋の味 ふんわり堅そで やわらかで ひと口喰べたら 忘られぬ 娘十八豆絞り 江戸っ子寿司だよ トホーイ ホイ ホイ ホイ ホイ  きざな客には チョイさび利かせ 涙出させる おもしろさ 岡惚れお客にゃ つい見とれ てっかで頬ぺた どやされた 娘十八豆絞り 江戸っ子寿司だよ トホーイ ホイ ホイ ホイ ホイ
お夏清十郎美空ひばり美空ひばり石本美由起上原げんと花の絵日傘 くるりと廻し 歌を唄えば 散るさくら 幼馴染の 清十郎様に 寄せた情けが エー恋となる  浮世絵すがた 元禄模様 人も見とれる 後影 向う通るは 清十郎様か 笠が似ている エー菅の笠  水に絵のよな 灯影を映し 揺れてながれる 月夜舟 漕いで下され 清十郎様よ 恋の千鳥も エー啼いて呼ぶ
君はマドロス海つばめ美空ひばり美空ひばり石本美由起上原げんと赤いランプが マストにともりゃ 南京町に 夜がくる お名残惜しいが おさらばさらば 散るよ散る散る 木蓮の花 いとしい人の いとしい人の 肩に散る  月が出ている 外人墓地は 二人の夢が 残る丘 今夜は船出だ おさらばさらば 鳴るよ鳴る鳴る 別れのドラが 淋しかないか 淋しかないか 海つばめ  船は出てゆく メリケン波止場 けむりが白く ただ残る どうか達者で おさらばさらば 散るよ散る散る 五色のテープ いつまた逢える いつまた逢える 恋じゃやら
さよなら波止場美空ひばり美空ひばり石本美由起上原げんと上原げんと誰が捨てたか 紅薔薇の 花も泣いてる さよなら波止場 港の雨に 夢も濡れ 今宵見送る 君の船 さよならさよなら 忘れないでね  青い灯影の ガス燈も 泪ぐんでる さよなら波止場 コートの襟を 立てながら 声をかぎりに 泣いて呼ぶ さよならさよなら 忘れないでね  一羽はぐれて 啼いている 鴎つらかろ さよなら波止場 夜更けの海に 消えてゆく 船の灯りの わびしさよ さよならさよなら 忘れないでね
乗りかえ駅の夜は更けて美空ひばり美空ひばり石本美由起上原げんと佐々永治旅の夜汽車を 乗りかえる みちのくの 夜の駅 汽車を待つ間の 駅裏通り 時間つぶしに 呑む酒に 寒さ忘れる 縄のれん  肌をさすよな 木枯らしも ここまでは 入れない まるで自分の 息子と二人 呑んでいるよに おばさんが 話すことばの あたたかさ  汽車の時間が 気になって 店を出る 酔ごころ ひとり旅でも 淋しかないさ こんな夜更けの 駅裏に 人のなさけの 灯がともる
ひばりのお買物美空ひばり美空ひばり石本美由起上原げんと赤いセーターで ランララン いつも楽しい お買物 八百屋 魚屋 酒屋さん 声も明るく 今日は 私しゃとっても 買物上手 町は青空 ランララン 提げた手篭は ピンク色  赤いリボンを ランララン 髪に結んで お買物 娘 年頃 花ざかり ちょいと気になる 趣味の店 のぞくウインド 楽しい心 町は青空 ランララン 柳芽をふく 並木路  軽い靴音 ランララン 歌も陽気に お買物 店の旦那に 小僧さん みんなニコニコ 顔馴染み 安くしますと また呼び止める 町は青空 ランララン 目抜き通りは 人の波  揺れるスカート ランララン 弾む心で お買物 明日は彼氏の 誕生日 選ぶネクタイ プレゼント 買ってほんのり 笑顔を染める 町は青空 ランララン 恋を呼ぶよな 風が吹く
ひばりの花売娘美空ひばり美空ひばり藤浦洸上原げんと花を召しませ ランララン 愛の紅ばら 恋の花 もゆる心の ささやきか 恋のそよ風 ゆらゆらと ゆれてはずかし 赤いばら 花を召しませ ランララン 召しませ紅ばら 恋の花  花を召しませ ランララン 白いミモザは 夢の花 ぬれた心の 愛の露 月の光か ささやきか 丘のチャペルの 鐘の音が 花を召しませ ランララン 召しませミモザは 愛の花  花を召しませ ランララン 乙女やさしい チューリップ 赤白黄色と とりどりの レビューまくぎれ 千代紙や なげたテープの うつくしさ 花を召しませ ランララン 召しませやさしい チューリップ  花を召しませ ランララン 花は散るもの しぼむもの 咲いた思いの はなびらに 夢があるうち いまのうち 愛(いと)しお方に 捧げなさい 花を召しませ ランララン 召しませ なさけの花束を
ひばりの船唄美空ひばり美空ひばり藤浦洸上原げんとむせび泣くよな 汽笛の後で 白いけむりが なおのこる 心にしみる 眼にしみる 消えておくれよ 港の沖の 船もかすみに 消えたのに  瀬戸の内海 島かげほどに 想いのこして あの方と 別れみぎわの ひとことを 胸にいだいて 波止場のベンチ じっとこのまゝ いつまでも  風になびいた マストの上の 赤い三角 旗のいろ 何故か気になる 気にかゝる たより来るのは 明日の夜か 近いようでも 遠いのね
ひばりのマドロスさん美空ひばり美空ひばり石本美由紀上原げんと船のランプを 淋しく濡らし 白い夜霧の ながれる波止場 縞のジャケツの マドロスさんは パイプ喫かして アー タラップのぼる  左様ならよと つぶやくように 咽ぶ汽笛は 別れの合図 誰のかたみか マドロスさんの 粋なマフラー アー 夜風になびく  泣いちゃ巻けない 出船の錨 さすが男よ 笑顔で巻いて 港離れる マドロスさんは 切れたテープに アー 名残を惜しむ
港町十三番地PLATINA LYLIC美空ひばりPLATINA LYLIC美空ひばり石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久しぶり 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地 
私は街の子美空ひばり美空ひばり藤浦洸上原げんと上原げんとわたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます  わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります  わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな
逢いたかったぜ三山ひろし三山ひろし石本美由起上原げんと伊戸のりお逢いたかったぜ 三年振りに 逢えてうれしや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみ交す 町の場末の おゝ縄のれん  生まれ故郷の 想い出ばなし 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ こんどあの娘(こ)に 出逢ったならば 無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ  誰が流すか ギターのうたに 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あゝ懐かしい
上海の花売娘三山ひろし三山ひろし川俣栄一上原げんと紅いランタン 仄(ほの)かにゆれる 宵の上海 花売り娘 誰(たれ)のかたみか 可愛いい耳輪 じっと見つめる 優しい瞳 ああ上海の 花売り娘  霧の夕べも 小雨の宵も 港上海 花売り娘 白い花篭 ピンクのリボン 繻子(しゅす)も懐かし 黄色の小靴 ああ上海の 花売り娘  星も胡弓も 琥珀の酒も 夢の上海 花売り娘 パイプくわえた マドロス達の ふかす煙りの 消えゆく影に ああ上海の 花売り娘
東京の花売娘三山ひろし三山ひろし佐々詩生上原げんと伊戸のりお青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ 東京の花売娘  夢を見るよに 花籠抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重描く 月も新たな 春の宵 ああ 東京の花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバーの アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ 東京の花売娘
港町十三番地三山ひろし三山ひろし石本美由起上原げんと伊戸のりお長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
逢いたかったぜ山内惠介山内惠介石本美由起上原げんと上杉洋史逢いたかったぜ 三年ぶりに 逢えて嬉しや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみ交す 街の場末の おゝ縄のれん  生れ故郷の 想い出ばなし 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ こんどあの娘(こ)に 出逢ったならば 無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ  誰が流すか ギターの唄に 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あゝ懐しい
東京のバスガール若山かずさ若山かずさ丘灯至夫上原げんと若い希望も 恋もある ビルの街から 山の手へ 紺の制服 身につけて 私は東京の バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ  昨日心に とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても くじけちゃいけない バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ  酔ったお客の 意地悪さ いやな言葉で どなられて ホロリ落した ひとしずく それでも東京の バスガール 『発車 オーライ』 明るく明るく 走るのよ
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