LIVE REPORT

『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2013』 ライブレポート

『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2013』

2013年08月31日@山梨県 山中湖交流プラザ きらら

撮影:上山陽介,釘野孝宏,古溪一道,SUSIE,渡邉一生/取材:中野明子(ナタリー)

2013.09.20

山中湖の夏の風物詩として親しまれている『SPACE SHOWER TV』主催の野外ライヴイベント『SWEET LOVE SHOWER』が、今年は8月31日と9月1日に山中湖交流プラザきららで開催。例年は天候に恵まれず、目玉のひとつである富士山が見えることは稀だったが、今年は両日とも快晴となり世界遺産に登録されたばかりの富士山がアーティストの熱演に華を添えた。
ライヴは計4ステージを舞台に、CLOSING DJを含め2日間で計40組が登場。デビューしたての新人から大御所までバラエティーに富んだ面々が開放的な空間の中で音楽を鳴らした。初日は湖畔に作られたWATERFRONT STAGEでの小南泰葉のパフォーマンスから幕開け。その後、THE ORAL CIGARETTESの勢いに満ちたオープニングアクトを経て、イベント最大規模のキャパシティーを誇るLAKESIDE STAGEにトップバッターを務めるサンボマスターが登場すると会場の熱気は急上昇した。
この日はSPECIAL OTHERSやYOUR SONG IS GOODといった卓越したアンサンブルが魅力のインストゥルメンタルバンドや、ハイボルテージなパフォーマンスを繰り広げるクリープハイプ、KANA-BOON、the telephonesといったバンドが注目を集めた。中でもMt.FUJI STAGEで行なわれたクリープハイプのライヴには多くの観客が詰めかけ、フィールドは超満員のライヴハウスのような状態に。MCで尾崎世界観(Vo&Gu)は“来年は、まだでかいステージがあるのでそこに出ます”とさらなる飛躍を誓い、ファンを喜ばせていた。
もちろん、『SWEET LOVE SHOWER』の常連組も圧巻のステージを展開。NICO Touches the Wallsはサマーチューンを連発し、サカナクションは照明やレーザーを駆使しながら、音と光を融合させた美しいパフォーマンスを届けた。そしてトリを務めたTHE BAWDIESはROY(Vo&Gu)の前のめりなMCを含め、貫禄すら感じさせるライヴを披露。アンコールでは11月にリリースする新曲「THE SEVEN SEAS」をいち早く届け、締めでは恒例の“ワッショイ!”の特別バージョン“SWEET LOVE シャワッショイ!”で観客との一体感を楽しんでいた。
2日目のLAKESIDE STAGEはアルカラの破天荒なライヴからスタート。稲村太佑(Gu&Vo)は客席に乱入し絶唱したかと思えば、MCでは駄洒落全開のトークを炸裂させ、独自のスタイルを観客に印象付ける。さらに稲村は[Champagne]のステージにも乱入し、「Cat 2」をコラボするサプライズも敢行。このイベントならではの貴重なセッションが、フィールドに興奮をもたらした。また5年ぶりの『SWEET LOVE SHOWER』登場となったマキシマム ザ ホルモンのライヴは、砂埃が終始巻き起こるほどの凄まじい盛り上がりに。機材トラブルによって演奏が一時中断する事態にも見舞われたが、ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)とナヲ(ドラムと女声と姉)のトークが場をつなぎ観客を楽しませていた。
若手が集うラインナップの中でベテランならではの貫禄を見せつけたのは、the day(仲井戸麗市(Gu)、中村達也(Dr)、蔦谷好位置(Key)、KenKen(Ba))+武田真治(Sax)、スチャダラパー、電気グルーヴの3組。the dayはスリリングかつ自由なセッションで魅せ、スチャダラパーは名曲「今夜はブギー・バック」や新曲「ザ・ベスト」を盛り込んだステージで“今”のスタンスを提示した。電気グルーヴに至っては、車椅子に乗り点滴を打たれる石野卓球とそれを押すピエール瀧という登場シーンで観客を驚かせる。しかしライヴはストイックに進行し、ノンストップで繰り出されるテクノサウンドによってフィールドはクラブと化した。
TK from 凛として時雨の静謐なアンサンブルが夕暮れのMt.FUJI STAGEを彩ったあとは、イベントもクライマックスに近付いていく。2年連続での『SWEET LOVE SHOWER』参加となったきゃりーぱみゅぱみゅは、夜の野外ライヴに初挑戦。カラフルなワンピースに身を包んだ彼女は、「PONPONPON」「つけまつける」「ファッションモンスター」といったヒット曲をチャーミングにパフォーマンスし、観客を魅了した。
そして、今年の『SWEET LOVE SHOWER』の大トリを務め上げたのはthe HIATUS。重厚なアンサンブルを奏で、情熱的で贅沢な音楽時間をフィールド全体に届ける。細美武士(Vo&Gu)は熱いMCでも観客を惹き付け、最後は肉声で“ありがとうございました!!”と絶叫。全てのライヴアクトが終わると、湖畔にて鮮やかな花火が何発も打ち上がり、『SWEET LOVE SHOWER』の大成功と終幕を告げた。


出演:【31日】KANA-BOON、GOOD ON THE REEL、クリープハイプ、サカナクション、SALU、サンボマスター、SPECIAL OTHERS、the telephones、tricot、THE NAMPA BOYS、NICO Touches the Walls、flumpool、plenty、THE BAWDIES、YOUR SONG IS GOOD、Rihwa、レキシ、<OPENING ACT>THE ORAL CIGARETTES、<MORNING ACOUSTIC>小南泰葉、<CLOSING DJ>サイトウJxJxジュン(YOUR SONG IS GOOD)
【1日】アルカラ、きゃりーぱみゅぱみゅ、ゲスの極み乙女。 、coldrain、(((さらうんど)))、SiM、[Champagne]、スチャダラパー、the day(仲井戸麗市(Gu)中村達也(Dr)蔦谷好位置(Key)KenKen(Ba))+武田真治(Sax)、TK from 凛として時雨、電気グルーヴ、ねごと、the HIATUS、パスピエ、WHITE ASH、マキシマム ザ ホルモン、ONE OK ROCK、<OPENING ACT>ハルカトミユキ、<MORNING ACOUSTIC>黒沼英之、<CLOSING DJ>DJやついいちろう(エレキコミック)

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