きゃりーぱみゅぱみゅライヴレポート　2013年05月30日

きゃりーぱみゅぱみゅライブレポート

きゃりーぱみゅぱみゅ

『100%KPP WORLD TOUR 2013』

2013年05月30日@渋谷公会堂

撮影:AKI ISHI/取材:土屋恵介

2013.06.20

世界13都市全18公演で開催された、きゃりーぱみゅぱみゅの『100% KPP WORLD TOUR 2013』ツアー最終公演となる、渋谷公会堂でのライヴの模様をレポート。アコーディオンを弾く羊が登場し、オープニングBGMが次第に大きくなると、ステージの幕が開く。楽しい雰囲気の「ぱみゅぱみゅレボリューション」から、巨大イモ虫のビジョンの上にきゃりーが現れ、「ふりそでーしょん」で勢いよくライヴがスタート。「CANDY CANDY」できゃりーキッズと息の合ったダンスを見せる。イキイキとしたステージングがとにかく痛快だ。最新シングル「インベーダーインベーダー」では観客と一緒に振りを行ない、「みんなのうた」では会場全体でハンドクラップと、大きな会場でも一瞬でひとつにしてしまうきゃりー。世界中でライヴを行なってきた経験が、エンターテイナーとしての彼女を大きく成長させたのだろう。観客全員に歌とダンスを届けようという、彼女の思いがしっかりと伝わってきた。MCでファンとコミュニケーションをしながら終始テンポ良く進むライヴは、「つけまつける」からの後半戦でさらにヒートアップ。この日のためにニューアルバム『なんだこれくしょん』をイメージした新衣装で、大ヒットした「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」を歌うきゃりー。「ちゃんちゃかちゃんちゃん」で賑やかに本編を終了すると、ファンが「キミに100パーセント」のフレーズを歌ってのアンコールが沸き上がる。そして、ラストのラストは「PON PON PON」で盛大に盛り上がってライヴを締め括った。ライヴ中には、秋の全国ツアー開催も発表。これからのきゃりーの活動ぶりに、ますます期待の高まる、楽しくファンタジックな最高のツアーファイナルだった。