妄想煩悩108

 2026年5月27日に“椎名慶治”が4th Mini Album『I & key EN III』をリリース!ソロ活動15周年記念。2014年にリリースされたミニアルバム『I & key EN II』から12年、その続編に当たる今作。合縁奇縁、愛縁機縁。人と人との不思議な巡り合わせの縁。今までに出会った音楽・人=縁によって培った音楽感を自由に詰め込んだアルバム。50歳を迎え、さらにパワーアップしたボーカルは要注目です。
 
 さて、今日のうたではそんな“椎名慶治”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「妄想煩悩108」のお話です。“サラリーマン主人公”シリーズの第4弾に当たるこの歌。実は自身がずっと頭に描いている会社像は…。ぜひ今作とあわせて、エッセイをお楽しみください。



サラリーマンが主人公の歌詞であり、いつの間にかシリーズ化されていまして、なんと第4弾に当たる曲なんです。
 
 
と来て
 
・妄想煩悩108
 
よく他の歌詞と繋がりのあるモノを書くんですが、ここまでシリーズ化されてるものは無いですね。
 
大事なのは主人公がサラリーマンである事ではなく、その物語が全て同じ会社内で巻き起こるって部分。
 
毎回主人公は違いますし、部署や役職も違う。
 
だけど同じ会社内での話となるとその相関図まで考察するのが楽しくなる。
 
俺はメモ用紙に相関図を書いたりもしました(笑)。
 
サラリーマン経験が無いから勝手な妄想の世界でしかなく、ドラマ、映画などから得た「間違った」サラリーマン像だとはちゃんと認識しているつもりですからね(笑)。
 
デビュー曲はドラマ『ショムニ』の挿入歌。
 
SURFACEの「それじゃあバイバイ」であり、俺のミュージシャンとしてのスタートもサラリーマンソングなんですよ。
 
コレ、結構「言われてみればそうだ!!」ってなりません?
 
ちゃんと『ショムニ』と言うドラマのタイアップがあり、単行本に目を通して書いた曲。
 
そのドラマのオープニングで流れてくる自分の声と、そこに映し出されるビル、ロビー、エレベーター、オフィスから人物まで、今でも焼きついてます。
 
なので、俺が頭に描いている会社は『ショムニ』の物語の舞台である「満帆商事」に他ならないのです!!(ババァーン!)
 
コレはちょっと目から鱗だった方もいらっしゃるでしょう。
 
そんな方に言いたい。
 
長い間応援してくれていてありがとうと(笑)。
 
そして、今回の主人公はそこそこキャリアを積んで役職もしっかりアリ、更になかなか良い男なんじゃ?と思いながら書き進めました。
 
なんですが、人によっては「全部妄想なんでしょ?」と。
 
「ただの変態では?」と。
 
なんでだよ!
 
よくリスナー側は主人公を自分に置き換えて聴いたりしてくれます。
 
そのリスナーを変態呼ばわりするなんて酷い!(してない)
 
そしてリスナーは俺の顔を主人公に投影させて聴いてくれる事もある。
 
そうなると俺が変態上司に。
 
なんでだよ!
 
とにかく!(まとめに入る)
 
過去作との繋がりはありながらも、個々別々に光を放つ曲達ですから、過去作を知らなくてもちゃーんと楽しめる曲だと自負します。
 
とても軽快なサウンドに乗せて歌われる変態扱いされがちな主人公がアナタにはどう読み解けるのか、そしてどう響くのか、是非感想などお待ちしてますね。
 
<椎名慶治>



◆紹介曲「妄想煩悩108
作詞:椎名慶治
作曲:椎名慶治

◆4th Mini Album『I & key EN III』
2026年5月27日発売
 
<収録曲>
01:I & key EN
02:続・愛のファイア!!(Horn mix)
03:妄想煩悩108
04:ギャンブリングダイス
05:TOWEL
06:日常パート
07:Let's HIT(Second Flush)