LIVE REPORT

ハルカトミユキ ライブレポート

ハルカトミユキ

『ハルカトミユキ フリーライブ‘ひとり×3000’』

2015年10月03日@日比谷野外大音楽堂

撮影:Taku Fujii/取材:田山雄士

2015.10.05

今年は自らを奮い立たせるように突っ走ってきたハルカトミユキが野音でどんなライヴをするのか。とても興味があった。なぜなら、以前は“誰のことも信じてない”と話していた彼女たちが、何かを信じてこの試みに踏み切ったと思ったからだ。“去年、活動できない時期がありました。曲が書けなくて、部屋に籠って――そんなときも応援してくれたみなさん、新たに知ってくれたみなさん、ありがとうございます。不器用な私たちですが、全力で演奏します。ひとりぼっちでも、今日だけは一緒に星空を見上げましょう”。

銀杏と金木犀がほんのり香る快晴&満員の会場に大きく手を振って現れたハルカ(Vo&Gu)による演奏前のMCで、3,000人を強く信じたい気持ちがもう伝わる。「Vanilla」の出だしから彼女の声は頼もしく、呼応してミユキ(Key&Cho)の左手も高らかに上がる。より明るく照らされたステージで、tatsu(Ba)、中畑大樹(Dr)、松江 潤(Gu)、佐藤 亮(Gu)を含むバンドの音が揃い、「世界」が放たれた瞬間の美しさは忘れられない。そのアウトロをみんなと歌おうとするハルカも、「嘘ツキ」で携帯の灯りを点けてもらう演出も、「tonight」でミユキのスクラッチに続いてハルカが衝動的にシンバルを叩く場面も、すべて勇敢な変貌に感じた。ハルカが何度も《君》(観客)を指さして歌う「肯定する」、そして《忘れないでいて 今日の日のことを どこまでも行こう》と誓う新曲「LIFE」を野音で届けられた意味は大きい。「バッドエンドの続きを」で切符を握りしめていた僕が歩き出す。そんな画が浮かぶ一夜だった。
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