| 人生一路大江裕 | 大江裕 | 石本美由起 | かとう哲也 | 伊戸のりお | 一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望みを はたすのさ 雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ 胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け |
| 望郷祭り唄大江裕 | 大江裕 | 石本美由起 | 原譲二 | 南郷達也 | 祭り笛 旅の囃子(はやし)に 人はみな ふる里を想う 柿の實(み)は 赤く熟れたか 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 咲いて燃えるか あゝ 里恋(さとこい)し… 秋のみちのく 里恋し… 祭り酒 妻とかたむけ 労(いたわ)りの 温(ぬく)もりを分ける 枯れ落葉 冬の足音 父(ちち)、母(はは)の 面影(かげ)を尋ねて あゝ 望郷の… 夢は濡れるよ 望郷の… 祭り唄 風に流れて 振り返る わが胸にしみる 想い出は 遠い夕焼け この命 消してたまるか あゝ 赤々と… 生きる残り火 赤々と… |
| 矢切の渡し大江裕 | 大江裕 | 石本美由起 | 船村徹 | 丸山雅仁 | 「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です 「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです 「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです |
| 元禄男ぶし大石雪絵 | 大石雪絵 | 石本美由起 | 岡千秋 | 池多孝春 | エー… 赤い血潮が 恩義であれば 雪は男の 晴れ衣装 殿のご無念 今こそ晴らす 赤穂浪士の こころ意気 叩く太鼓は 山鹿流 エー… 吉良へ討ち入る 内蔵助 エー… 忠義ひとすじ 艱難辛苦 耐えた月日を 忘れまい 堀部安兵衛 大高源五 命捨て身の 腕の冴え 誰が相手に なろうとも エー… 見事本懐 果したい エー… 人は一代 名は末代よ いざや参ろう 泉岳寺 朝日晴れ晴れ 永代橋に 四十七士の 晴れ姿 江戸の繪になる 唄になる エー… これぞ元禄 男ぶし |
| 男の城えひめ憲一 | えひめ憲一 | 石本美由起 | 古関裕而 | 森藤晶司 | 瀬戸内海を 見下ろして 道後平野に そびえ立つ 男の城さ 松山城 槍ひとすじの 勲功(くんこう)が 今なお薫る 天守閣 暗雲被(おお)う 戦国の 乱れ静めて 築きたる 男の城さ 松山城 雄将 加藤嘉明が 一代賭けた 一の丸 昔の姿 そのままに 天をにらんで 堂々と 男の城さ 松山城 勝って兜の 緒をしめた 男子の誇り ここにあり |
| 人生一路梅谷心愛 | 梅谷心愛 | 石本美由起 | かとう哲也 | 矢田部正 | 一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望みを はたすのさ 雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ 胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け |
| 哀愁波止場岩本公水 | 岩本公水 | 石本美由起 | 船村徹 | | 夜の波止場にゃ 誰あれもいない 霧にブイの灯(ひ) 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の好きな歌 波がつぶやく淋しさよ 「ああ今夜もブイの灯が… 冷たい私の心のようにうるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね」 三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町 五ツ木くずしは しんから 泣けるよ 思い出の滲む歌 耳に残って離れない |
| さだめ川岩本公水 | 岩本公水 | 石本美由起 | 船村徹 | | 明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行(ゆ)けない さだめ川 あなたの愛に 次の世までも ついて行きたい 私です |
| オロチョンの火祭り伊藤久男 | 伊藤久男 | 石本美由起 | 上原げんと | | タツカル オーヌグ ブガコングワー ツグフグシ イツトル ゼンニヨイラー (アイヤアイヤアイヤアイヤアイヤ) アイヤサー アイヤサー オタスの杜に 陽は落ちて 河の流れに 冴える月 エインヤホッホー エインヤホッホー 太鼓叩いて かゞり火囲み 踊ろよ踊ろよ 宴たのしや 熊祭り ア、ア、アイヤサー アイヤサー オロチョンの火祭り (アイヤアイヤアイヤアイヤアイヤ) アイヤサー アイヤサー ほのおと燃える フレップに 酔うて古びた 胡弓弾く エインヤホッホー エインヤホッホー 頸に飾った 樺太玉が 揺れるよ揺れるよ 踊り狂えば 夜が更ける ア、ア、アイヤサー アイヤサー オロチョンの火祭り |
| おいらの船は300とん出光仁美 | 出光仁美 | 石本美由起 | 上原げんと | 甲斐靖文 | 港出たなら 鮪を追って 越える赤道 南方航路 おいらの船は 300とん 昔親父も 来て働いた 海はみどりの インド洋 (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ) 波が荒れよと がぶろとままよ 海の男は でっかい度胸 おいらの船は 300とん 白いペンキは はげてはいるが しけが来ようと へっちゃらさ (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ) 三日続きの 寝不足こらえ 汗にまみれて 引く鮪縄(まぐろなわ) おいらの船は 300とん 伸びたひげ面 さっぱりそって 明日は故郷の 港町 (アーエンヤコラセ アエンヤコラセ) |
| 哀愁波止場五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 船村徹 | | 夜の波止場にゃ 誰ァれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の 好きな歌 波がつぶやく 淋しさよ 三月待っても 逢うのは一夜 恋も悲しい 波止場町 五ッ木くずしは しんから 泣けるよ… 思いでの 滲む歌 耳に残って 離れない |
| 柿の木坂の家五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 船村徹 | 前田俊明 | 春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなア ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ 春には 青い めじろ追い 秋には 赤い とんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こころに返る 幼ない夢が 春くりゃ 偲ぶ 馬の市 秋くりゃ 恋し 村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなア 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてか |
| 悲しい酒五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 古賀政男 | | ひとり酒場(さかば)で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄(す)てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ 酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため 一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 夜が更ける |
| 酒きずな五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 水森英夫 | | 一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐(いきがい)ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない 晴れて添えない この世の運命(さだめ) 恨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる 古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯(さかずき)… エエエ… 酒きずな |
| さだめ川五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 船村徹 | | 明日のゆくえ さがしても この眼の見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です |
長良川艶歌 五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 岡千秋 | | 水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜飼い舟 好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人 肌を寄せても 明日は別れ 窓に夜明けの 風が泣く 添えぬさだめと 知りながら いまは他人じゃ ない二人 あなた あなた私を 泣かす人 枕淋しや 鵜飼いの宿は 朝が白々 長良川 |
浪花盃 五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 市川昭介 | 齊藤恒夫 | 約束の うれしさ胸に 口紅(べに)をさす 待ち人 待つ夜の 宵化粧 浪花盃 曽根崎ごころ 酒に 女の 想いを込めりゃ 酌をする手も 酌をする手も ふるえがち 愛しても この世の義理に つまずいて さだめを泣きたい 露路ばかり 浪花盃 曽根崎ごころ 好きなだけでは 添えない命 夢が欲しさに 夢が欲しさに また燃える 盃を 重ねて過ごす 夜だけは 私のあなたで いてほしい 浪花盃 曽根崎ごころ 妻になる日は なくてもいいと 言った言葉の 言った言葉の 裏で泣く |
| 矢切の渡し五木ひろし | 五木ひろし | 石本美由起 | 船村徹 | | つれて逃げてよ… ついておいでよ… 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です 見すてないでね… 捨てはしないよ… 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです どこへ行くのよ… 知らぬ土地だよ… 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです |
| さだめ川一条貫太 | 一条貫太 | 石本美由起 | 船村徹 | 伊戸のりお | 明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて生きたい 私です |
| 哀愁波止場市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 石本美由起 | 船村徹 | | 夜の波止場にゃ 誰あれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の好きな歌 波がつぶやく淋しさよ 「ああ 今夜もブイの灯が… 冷たい私の心のように うるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね」 三月待っても 逢うのは一夜 恋も悲しい 波止場町 五ツ木くずしは しんから泣けるよ 思い出の滲む歌 耳に残って離れない |
| さだめ川市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 石本美由起 | 船村徹 | | 明日(あした)のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜(よる)は 雨でした 二人の恋を 憎(にく)むよな うわさが辛(つら)い さだめ川 故郷(こきょう)の町を 逃れる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行(ゆ)けない さだめ川 あなたの愛に 次の世までも ついて行きたい 私(わたし)です |
| 人生一路市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 石本美由起 | かとう哲也 | 西村真吾 | 一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望むを はたすのさ 雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ 胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け |
| 矢切の渡し市川由紀乃 | 市川由紀乃 | 石本美由起 | 船村徹 | 山田年秋 | 「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切りの渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい ふたりです 「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです 「どこへ行(ゆ)くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪(ろ)が咽(むせ)ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日(あす)へ漕(こ)ぎだす 別れです |
| アジャパー天国泉友子、伴淳三郎 | 泉友子、伴淳三郎 | 石本美由起 | 上原げんと | 上原げんと | はじめ浮気で 恋したけれど いまじゃまったく いのちがけ ほれてしまえば 私の負けよ 花もこゝらが 散りどきネ 貴方はアジャーで 私はパーよ 昨日お客に もらった品を 今日は彼氏に プレゼント 好きな人には なんでもあげる 嫌な人には 唯もらう 僕はアジャーで 私はパーよ 今日は会社の 出張だよと 言った言葉が 気にかゝり そっと駅まで 出てきて見れば 知らぬお方と 二人づれ 貴方はアジャーで 私はパーよ 遅く帰って すました顔で 今日の映画は 良かったよ 映画見ていて 口紅などが なんでカラーに ついてるの 僕はアジャーで 私はパーよ 流行風邪だと 会社を休み 彼と彼女は ランデヴー ダンスホールで 課長に逢って こんな病気が 流行かね 貴方はアジャーで 私はパーよ アジャー パー |
| 憧れのハワイ航路石原詢子 | 石原詢子 | 石本美由起 | 江口夜詩 | | 晴れた空 そよぐ風 港出船(でふね)の ドラの音愉(ねたの)し 別れテープを 笑顔で切れば 希望(のぞみ)はてない 遥かな潮路 あゝ 憧れの ハワイ航路 波の背を バラ色に 染めて真赤な 夕陽が沈む 一人デッキで ウクレレ弾けば 歌もなつかし あのアロハオエ あゝ 憧れの ハワイ航路 常夏の 黄金月(こがねづき) 夜のキャビンの 小窓を照す 夢も通うよ あのホノルルの 椰子の並木路 ホワイトホテル あゝ 憧れの ハワイ航路 |
| 漁火挽歌石川さゆり | 石川さゆり | 石本美由起 | 三木たかし | | 波が鳴くのか 海が鳴る こころのなかも 闇になる 惚れた挙句の 幕切れは 岬がくれの 旅の宿 漁火ちらり ちらり ちらり 涙がほろり ほろり ほろり 愛しつづけて いたいのに あなたは過去の人になる 人になる 舟は流れる 波に揺れ 人はさだめに 流される 抱いて下さい もう少し 明日の別れを 忘れたい 漁火ちらり ちらり ちらり 未練がほろり ほろり ほろり 残り少ない時刻をさす 時計の針のにくらしさ にくらしさ 漁火ちらり ちらり ちらり 溜息ほろり ほろり ほろり 崩れるように 身を寄せりゃ 夜明けを怨む雨が降る 雨が降る |
| ふたり傘芦屋雁之助・藤野とし恵 | 芦屋雁之助・藤野とし恵 | 石本美由起 | 市川昭介 | | 想いがけない雨宿り 傘がとりもつ 恋もある あなた身体が 濡れますと かけた言葉に通う夢 人は独りじゃ 生きられないが 側に誰かがいればよい 苦労しぐれのこの世でも 愛の細道歩きたい 人は縁 逢うも縁なら添うも縁 似合うかね… 似合います 雨よふれふれ ふたり傘 肩を寄せ合うよろこびを そっと眼と眼で たしかめる 金じゃ買えない 幸せを どうか私に下さいね 愛し続けて死ぬまで一緒 誰も入れない 傘のなか 心ひとつに身体まで かたい絆で結びたい |
| 一姫二太郎芦屋雁之助 | 芦屋雁之助 | 石本美由起 | 松浦孝之 | | 俺の帰りを 今日もまた 待っている子は もう寝たか 部屋に入れば スヤスヤと 眠る寝顔の あどけなさ 長女長男 次男坊 一姫二太郎 家にあり たまにゃ喧嘩も するけれど 親に似たのか 仲がよい 何を悩むか この頃は 顔のニキビを 気にしてる 今じゃ高校 中学生 一姫二太郎 家にあり いくら覚悟は していても 嫁に出す時ゃ 辛かろう 親子五人の 炉端(ろばた)から 皆んな離れて 旅に立つ 長女長男 次男坊 一姫二太郎 家にあり |
| 晩酌芦屋雁之助 | 芦屋雁之助 | 石本美由起 | 松浦孝之 | | 二人三脚 二人で生きりゃ どんなことにも 耐えられる 「ほんまに ここまでよう来たもんや…」 添うて十年 二十年 飲んで味わう晩酌に 通う夫婦の 想いやり 着のみ着のまま 着たきり雀 それが振り出し 新所帯 「ほんまに 今日までようがんばった…」 言葉やさしく かけあって 庇い合う身の 晩酌に 酔うてほんのり さし向い ついて来てくれ これから先も お前あっての 人生さ 「ほんまに 苦労のかけ通しやな…」 細い暮らしの 灯を点し 夫婦燗酒 晩酌に せめて明日を 夢みよう |
| 湯布院情話芦屋雁之助 | 芦屋雁之助 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 昔ながらの 辻馬車で 訪ねた里の なつかしさ 湯布院 湯の町 霧にけむる宿 古い軒並 変わりはないが 俺の あの娘は もう いない ゆかた姿の 後かげ 似ている人に 振りかえる 湯布院 湯の町 霧にけむる宿 霧よ 隠すな あの娘の噂 どこへ 嫁いで いったやら 旅の地酒を 盃に 独りで 酌いで ひとり泣く 湯布院 湯の町 霧にけむる宿 明日は ギターと 湯の平あたり なみだ 演歌を 唄おうか |
| 哀愁波止場朝花美穂 | 朝花美穂 | 石本美由起 | 船村徹 | | 夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の好きな歌 波がつぶやく淋しさよ あゝ今夜もブイの灯が 冷たい私の心のようにうるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね 三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町 五ッ木くずしは しんから泣けるよ… 思い出の滲む歌 耳に残って離れない |
| 悲しい酒(セリフ入り)秋山涼子 | 秋山涼子 | 石本美由起 | 古賀政男 | | ひとり酒場で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ 「ああ 別れたあとの心残りよ 未練なのね あの人の面影 淋しさを忘れるために 飲んでいるのに 酒は今夜も私を悲しくさせる 酒よどうして どうして あの人を あきらめたらいいの あきらめたらいいの」 酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため 一人ぼっちが好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 世が更ける |
| ソーラン渡り鳥秋山涼子 | 秋山涼子 | 石本美由起 | 遠藤実 | | 津軽の海を 越えて来た 塒(ねぐら)持たない みなしごつばめ 江差恋しや 鰊場恋し 三味を弾く手に 想いを込めて ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン 唄う ソーラン ああ渡り鳥 故郷の港 偲んでも 夢も届かぬ 北国の空 愛嬌笑くぼに 苦労を隠し 越えた此の世の 山川幾つ ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン 旅の ソーラン ああ渡り鳥 瞼の裏に 咲いている 幼馴染みの はまなすの花 辛いことには 泣かないけれど 人の情けが 欲しくて泣ける ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン 娘 ソーラン ああ渡り鳥 |
| 哀愁波止場秋川雅史 | 秋川雅史 | 石本美由起 | 船村徹 | 鈴木豊乃 | 夜の波止場にゃ 誰あれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと あの人の 好きな歌 波がつぶやく 淋(さみ)しさよ 三月待っても 逢うのは一夜 恋も悲しい 波止場町 五ッ木くずしは しんから 泣けるよ 思い出の 滲む歌 耳に残って 離れない |
| 流氷挽歌青木美保 | 青木美保 | 石本美由起 | 幸耕平 | | 春を呼んでも 流氷だけが 海を埋めて 流れ着く 添うて一年 別れて二年 みれん三年 身が細る 北の港の 淋しさよ あなた恋しい 流氷挽歌 雪にうもれた 波止場の隅にゃ 主を失くした 舟ばかり 凍る心を 抱かれて燃えて 寒さ忘れた 夜もある それが私の 恋でした 夢もしばれる 流氷挽歌 女盛りを 最果てぐらし 愚痴もむなしい 北の町 縋りつきたい 想いを抱いて たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌 |
柿の木坂の家 青木光一 | 青木光一 | 石本美由起 | 船村徹 | 船村徹 | 春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなア ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ 春には 青い めじろ追い 秋には 赤い とんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こころに返る 幼ない夢が 春くりゃ 偲ぶ 馬の市 秋くりゃ 恋し 村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなア 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてか |
| 僕は流しの運転手青木光一 | 青木光一 | 石本美由起 | 船村徹 | | 粋にかぶった 烏打帽子 皮のジャンバーも 似合うだろ 街のシグナル 赤青黄色 渡るこの世も ハンドルまかせ 『お客さん』『どちらまで』 僕は流しの僕は流しの 運転手 駅で拾った 二人の連れは いで湯帰りの 新婚さん バックミラーに 映った影が 一人者には 眼の毒になる 『チョンガーは』『切ないね』 僕は流しの僕は流しの 運転手 晴れた空なら 鼻唄機嫌 雨じゃ仕事も しけちゃうさ 眠さこらえて アクセル踏めば やけに身に沁む チャルメラそば屋 『今晩は』『あぶれかな』 僕は流しの僕は流しの 運転手 若い身じゃもの 男の夢を 持っていなけりゃ 生きられぬ 遠い田舎の あの娘を呼んで 東京案内 ドライヴしたい 『青春は』『楽しいな』 僕は流しの僕は流しの 運転手 |