幻想河嶋けんじ | 河嶋けんじ | 河嶋けんじ | 河嶋けんじ | 森藤晶司 | 夜空の きらめく星に 願いをかけて あなたを 想う夜は いつもながくて とめどなく 見上げていた 涙が こぼれ落ちて 忘れられないの ずっと そばに居させて ひとりにしないで 願いが 叶うのなら 何もいらないの 逢いたくて 夜風が あの頃のように 想いをのせて あなたの 夢見る夜は 時を忘れて 気まぐれな 鳥のように 涙が あふれ落ちて また目をとじるの ずっと あなたの事を 感じていたくて 願いが 叶うのなら すべてなくしても 愛してる ずっと そばに居させて ひとりにしないで 願いが 叶うのなら 何もいらないの 逢いたくて |
奥美濃ブルース河嶋けんじ | 河嶋けんじ | 西村道夫 | 片山隼 | 森藤晶司 | 泣いたりしない うらまない あなた一人を 命と決めて 燃えて焦がれた わたしが悪い 郡上(ぐじょう)おどりの 思い出胸に 抱いて夜明けの 汽車に乗る あ…あ… 奥美濃ブルースよ あなたの郡上(ぐじょう) 忘れない 夜を過ごした 城山(しろやま)あたり それも夢なら なおさらつらい はなさないよ、の 悲しい嘘が 雨に流れる 吉田川 あ…あ… 奥美濃ブルースよ 女の旅は 果てしない 途中下車する 駅すらなくて 日ごとふくらむ 未練が重い うすいえにしの 片恋花に 春はいつの日 くるのやら あ…あ… 奥美濃ブルースよ |
追憶の恋麻田みな | 麻田みな | 北川美和 | いまいこうじ | 森藤晶司 | 夕暮れの街は セピア色に染まり 洛日が今日も 寂しく沈み 鳴らない携帯 待っていても 仕方ない恋 諦めたわ 恋も夢も ノスタルジックの せつなく悲しい 今夜も一人で あの日の想い出 懐かしむ昨日までは すべて過去(むかし) これから彼氏(あなた)を想って いきてゆくわ 黄昏の街は 小樽運河の ガス灯の下で 偶然あなたと 運河に写る 二人の姿 彼氏(あなた)が突然唇を 抱きしめたわ 強く強く 空から雪虫 二人の肩に 運河のほとりを 彼氏(あなた)と歩いた 想いだすあの日のことは すべて過去(むかし) これから彼氏(あなた)を想って いきてゆくわ これから彼氏(あなた)を想って いきてゆくわ |
嘆きのフラメンコ麻田みな | 麻田みな | しおみ勝彦 | いまいこうじ | 森藤晶司 | 赤いドレスに憂いを包み 華麗(かれい)に舞えば光の波に 象牙色した素肌が光る 貴方に見せる最後の夜は 妖しく揺れる切なさに 刹那の愛の喜びが 今蘇り消えてゆく 私は踊り子 一夜の夢の物語 嘆きのフラメンコ 黒いドレスに激しさ隠し リズムに酔えば光の陰に 垣間見えるは潤んだ瞳 貴方のいない舞台の上は 全て捧げた想い出と 無くした愛の悲しみが 涙と共に消えてゆく 私は踊り子 かえらぬ夢の物語 嘆きのフラメンコ 妖しく揺れる切なさに 刹那の愛の喜びが 今蘇り消えてゆく 私は踊り子 一夜の夢の物語 嘆きのフラメンコ 嘆きのフラメンコ |
哀愁おわら節金村ひろし | 金村ひろし | たなかゆきを | 栗原亘彗 | 森藤晶司 | 越中立山 吹雪の夜は 俺の涙も 湿りがち 今は他人と 分かっていても 三味線(しゃみ)が未練を つれてくる あゝ… あの娘(こ) あの娘(こ)恋しい おわら節 ~来たる春風 エー氷が解ける (キタサノサ ドッコイサノサ)~ 思い出肴(さかな)に 縋(すが)った酒も 胸の痛みを 増すばかり 心ゆくまで さざめく町を 踊り明かした 風の盆 あゝ… あの娘 あの娘徒花(あだばな) おわら節 幸せだったら それでもいいと 辛さ堪(こら)えて ひとり言 待って三年 八尾(やつお)の風が 夢を散らして 吹き荒れる あゝ… あの娘 あの娘呼ぶ歌 おわら節 |
花の慶次~2020~金村ひろし | 金村ひろし | 小宮正人 | 中田渉 | 森藤晶司 | 戦国乱世 生きぬいて 和(なご)みの棲家(すみか) 無苦庵(むくあん)暮らし 彼(か)の秀吉に 許された 自由奔放 傾奇者(かぶきもの) 花の慶次は 花の慶次は 生きざま見事 武勇に優れ 歌を詠(よ)み 酒豪であれど 人望厚く 重ねた手柄 数知れず 加賀の前田の 名を上げた 花の慶次は 花の慶次は 我らが誉れ 浮世の道理 欠く者を 巧みに諭(さと)し 改心させる 奇行も有るが 米沢の 慶次清水で 清めたか 花の慶次は 花の慶次は 誠に生きた |
時は過ぎてゆく清水まり子 | 清水まり子 | Georges Moustaki・日本語詞:高野圭吾・古賀力 | Georges Moustaki | 森藤晶司 | 眠ってる間に 夢見てる間に 時は流れ 過ぎてゆく 子供の頃は もう夢の中 時は時は 今も過ぎてゆく あなたの愛に 溺れているうちに 時ははかなく 過ぎてゆく お前はかわいい あの言葉も あなたさえも 今は遠い夢 眠ってる間に 唄ってる間に 自由な時は 行ってしまった 戦いの中 傷つきながら 時は時は 今も過ぎてゆく それでも私は歌に生きる それでも私は愛に生きる 私は唄うあなたのために 時は時は あまりに短い 眠ってる間に 夢見てる間に 唄ってる間に 時は過ぎてゆく… |
Twinkle Starlight佐咲紗花 | 佐咲紗花 | 丘野塔也 | どんまる | 森藤晶司 | 見上げた空高く 降り注ぐきらめきよ Twinkle, Brilliant, Wonder Starlight. このまま そっと目蓋とじても 胸にきらり 輝くよ たとえばそうこんな雨の日 雲間から覗く空に 明日への願いを込めて きっとそこにあるよ(Eternal Starlight) 導くひかりを(Beyond The Night) 追いかけ続ける(Over The Blue Sky) 幼い日のような澄んだ瞳で だから 無窮にまたたく星よ 希望の祈りたちよ 想いのせ 銀河の果てまでも Twinkle, Twinkle, Twinkle, Twinkle Star. Shiny, Bright In The Sky. Oh...Wonderful Wonderful Twinkle Starlight. 遥かな時を経て 受け継いだ記憶たち Twinkle, Brilliant, Wonder Starlight. 静かな 夜を往く旅人の 空にきらり 道を指す 例えばそう連なる星を 星座へと結んだのは 空超える 希望の印 きっとそこに そこに そこにある Eternal, Eternal, Eternal Starlight Beyond, Beyond, Beyond The Night Over The Blue Sky. La La La. 心の奥照らすのは あなただけのStarlight 時を超えても 掠れていても いつかきっと 輝きだすよ だから 大空抱かれながら 両手を高く伸ばし 星に 願い 重ね 無窮にまたたく星よ 希望の祈りたちよ 想いのせ 銀河の果てまでも Twinkle, Twinkle, Twinkle, Twinkle Star. Shiny, Bright In The Sky. Beyond, Beyond, Beyond The Night Over The, Over The, Over The Blue Sky. Oh...Wonderful Wonderful Twinkle Starlight. |
夢ごころしおみ勝彦 | しおみ勝彦 | しおみ勝彦 | いまいこうじ | 森藤晶司 | 深い闇に身をゆだね あなたを想う 幸せな時間(とき) 深い闇に入り込み 見えない明日(あす)に おびえる私 過去と未来が揺れ動く 恋ごころ 今でも好きと あなたに伝え 眠ってゆきたい 夜明前に夢を見る あなたの背中 追いかけて行く 名前呼べば夢は消え あなたの姿 寂しく消える 過去と未来が交差する 夢ごころ かわらぬ想い あなたに伝え 眠ってゆきたい 過去と未来が交差する 夢ごころ かわらぬ愛を あなたに誓い 眠ってゆきたい |
俺の流星しおみ勝彦 | しおみ勝彦 | しおみ勝彦 | いまいこうじ | 森藤晶司 | 昨日は見えてたあの星が 見えない夜が来ることを グラス傾け口ずさみ 流れ星消えてゆく お前の道は 心に秘めたこの俺の 思いを連れて 何にも言わずに消えて行く 明日(あした)があるさとみる星も 見えない夜が来るならば 一人しずかに酒を飲み 流れ星願いを こころ秘めて さだめにゆだね消えながら 過ぎてく先は 俺にわかればそれでいい 夢よかなえと見た星も 今では遠い想い出か 愛(いと)しい人も今いずこ 人生も願いも 忘れぬ夢と あの日のこころそのままに 思いを込めて 夜空に光る流れ星 |
花咲線~あなたに会いに~花咲ゆう | 花咲ゆう | いまいこうじ | いまいこうじ | 森藤晶司 | 釧路駅から 飛び乗った 列車はわずか一両の 根室行き あなたと交わした約束を 小さなカバンに詰め込んで 車窓(まど)の外は白い景色 冷えた心をあたためてほしい 過去をたち切る 女になって あなたが待ってる町 花咲線 車窓(まど)のガラスに 頬よせて 映る姿の冷たさを 感じてた あなたと暮らした三年を 愛しつづけてくれたのね ここは厚岸湖(あっけしみずうみ) 草原抜けて東へと走る 過去をたち切る 列車の笛(きてき) あなたが待ってる町 花咲線 二人暮らした 三年を 離れて居ても温もりを 忘れない 曇る車窓(ガラス)に愛の文字 やすらぎ求めて暮らしたい ここは湿原霧多布(きりたっぷ) 想い出抱いて列車は走る 過去をたち切る 女になって あなたが待ってる町 花咲線 |
ラテンのリズムに酔いしれて花咲ゆう | 花咲ゆう | しおみ勝彦 | いまいこうじ | 森藤晶司 | 今日はあなたに会えるから すこし濃いめのルージュにしたの 罪をかさねる後悔よりも 女は少しのアバンチュール求めるの アアー せつなの愛につつまれて アアー 恋のドラマにあつくなる ときめき心でステップふめば ラテンの リズムで すべてを忘れ 私は あなたの ものになる 逃げるわたしをつかまえて 強いちからで抱きしめてほしい 夢を求めてさまよいながら 女は少しのジェラシー感じ燃えていく アアー 今のすべてを無くしても アアー あなたと共に生きていく 見つめるその目をそらさずに ラテンの リズムで 一つになれば 私は あなたに 溶けていく 心隠してうらはらに すこし濃いめのルージュで待つの 熱く抱かれてすべてを忘れ 女は少しのゆめさえあれば生きれるの アアー 過去も未来も今はいい アアー このひとときが全てなの 心も体も嵐のように ラテンの リズムで 狂ったように 私は あなたを 求めるの |
雨の街路樹大沢日出子 | 大沢日出子 | いまいこうじ | いまいこうじ | 森藤晶司 | 降りしきる雨の午後 帰えらぬあなたを待っている 傘もささず 濡れながら 一人たたずむ交叉点 ヘッドライトの灯りむなしく 濡れた心を照らしてる 逢いたい 逢いたい もう一度 泪に翼があるなら あの過去(ひ)を 届けて欲しい 雨に濡れてる 街路樹 枯れ葉舞うこの街で 約束交したはずなのに きっと戻って くるからと 言ってあなたは去って行く 足音ばかりが行き過ぎる あなたと歩いた坂道を 逢いたい 逢いたい もう一度 あの過去(ひ)に戻して欲しいのよ 夢しか 逢えないから 雨に濡れてる 街路樹 逢いたい 逢いたい もう一度 泪に翼があるなら あの過去(ひ)を 届けて欲しい 雨に濡れてる 街路樹 |
港の居酒屋大沢日出子 | 大沢日出子 | いまいこうじ | いまいこうじ | 森藤晶司 | カモメ泣くときゃよ 大漁船が 波止場に着船(つく)とき あんたが帰る 小さな居酒屋(みせ)を 持ちました 暖簾(のれん)に あんたの名前を入れて 待ってます 久しぶりに 熱かんつけましょうか 今夜は 十八番(オハコ)が 聞きたいね わたしゃ 港(はま)の 居酒屋 女将(おかみ) 港(はま)の酒場でよ 赤提灯に 明日は船出か 未練はないか 沖ゆく船を 見つめてた カモメ泣くたび 心がさける思いです 無事を祈って 見送る夕日 今夜は あんたを 思い出し 一人 呑んでる 居酒屋 女将(おかみ) 沖じゃヤン衆のよ 漁場(りょうば)も荒く 白い潮波(なみ)打つ カモメが騒ぐ 網を引く手に かじかむ心 波止場じゃ帰えりを 待っている 早く一緒に 朝まで呑み明かそう 今夜も 一人 手酌酒 わたしゃ 港(はま)の 居酒屋 女将(おかみ) |
親子の絆えひめ憲一 | えひめ憲一 | ながしばまさよし | Masshu | 森藤晶司 | 辛いこの世を 乗り越えて 生きる男の 人生ならば 仕事に懸(か)ける 父があり 何時(いつ)も我が子に 諦めないで 夢と希望の 道しるべ あ々我が父よ ありがとう 日々の仕事と 子育てに 生きる女の 人生ならば 家庭を守る 母があり 常に我が子を 大きな愛で 包む教えの 道がある あ々我が母よ ありがとう 親の苦労を 背に受けて 育つ子供の 人生ならば 強い親子の 絆(きずな)あり やがて身を立て 社会のために 尽くす教えの 恩返し あ々父母(ちちはは)よ ありがとう あ々父母(ちちはは)よ ありがとう |
釜石小唄えひめ憲一 | えひめ憲一 | 野村俊夫 | 竹岡信幸 | 森藤晶司 | ここは釜石 ここは釜石 宝の港 黄金白金(こがねしろがね) 黄金白金(こがねしろがね) さらさらと さっても ほんとに よいところ ぜひとも一度は おでんせ ハー おいでんせ 船が見えます 船が見えます 尾崎(おさき)の岬(はな)に 今日も大漁旗(ふらいき) 今日も大漁旗(ふらいき) ひらひらと さっても ほんとに よいところ ぜひとも一度は おでんせ ハー おいでんせ 鉱山(やま)の火花は 鉱山(やま)の火花は 夜空をこがす あの娘(こ)年ごろ あの娘(こ)年ごろ 胸こがす さっても ほんとに よいところ ぜひとも一度は おでんせ ハー おいでんせ 情(じょう)もふかけりゃ 情(じょう)もふかけりゃ 港もふかい 花の釜石 花の釜石 恋の里 さっても ほんとに よいところ ぜひとも一度は おでんせ ハー おいでんせ |
天命えひめ憲一 | えひめ憲一 | ながしばまさよし | 菊池敬一 | 森藤晶司 | 大海原に 抱かれた 自然の恵み 三陸漁場 巨大地震に 大津波 怒涛(どとう)の如く 押し寄せて 眼下に続く 街が消え 千年一度 誰が知る 悪夢が去って 我が街は 見渡す限り がれきの山に これが我らの 天命と 不撓不屈(ふとうふくつ)の 精神こめて 復興めざし 立ち上がる がんばれ岩手 心はひとつ 平和な暮らし 夢と消え 街の再生 希望を胸に 負けてたまるか 心意気 リアスの海に 願いを込めて 陽はまた昇る ふる里に がんばれ東北 心はひとつ 陽はまた昇る ふる里に がんばれ東北 心はひとつ |
東北の魂えひめ憲一 | えひめ憲一 | 北原一郎 | 中村三郎 | 森藤晶司 | 同じ大地に 生活(くら)してる 俺達(おれら)の街だけ 何故泣かす 地震よ 津波よ 原発よ もう一度大きく 吠えてみろ 負けはしないさ 俺達(おれたち)は 胸に闘志の 東北の魂(こころ) 忘れちゃならぬ あの惨事(さんじ) 幸福(しあわせ)の街に 灯りが消えた 父ちゃん 母ちゃん 妹よ 今も何処かで 待つようで 合わす両手と 震える胸に 流す涙は 東北の魂(こころ) 全てを失くした 三陸(さんりく)の 絆を強く もう一度 港や街や 山・川を 昔のふる里 造ろうか 皆(みんな)思いは ひとつだと 誓う拳は 東北の魂(こころ) |
神輿音頭えひめ憲一 | えひめ憲一 | 矢野亮 | 中野忠晴 | 森藤晶司 | 神輿百貫(みこしひゃっかん)ヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿百貫 ロープが百貫 〆(しめ)て掛(かか)った この肩に ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 背負(しょ)って立ったぞ この肩に それもめ やれもめ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー 粋(いき)なあの娘(こ)のヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 粋なあの娘の 湯上(ゆあが)り姿 こっち向きゃんせ 見やしゃんせ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 伊達(だて)のハッピを 見やしゃんせ それもめ やれもめ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー 祭りは松山 荒神輿(あらみこし) 持って来ーい 持って来ーい 四十五度で 持って来ーい がんと打(ぶ)つかりゃ 火が出るぞ その火で一ぷく やってくれ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿ゃ四角(しかく)にヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿ゃ四角に 八角(はっかく)ながら かつぐ氏子(うじこ)は 丸(まる)い仲(なか) ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ みんな笑顔(えがお)の 丸い仲 それもめ やれもめ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー |
男の城えひめ憲一 | えひめ憲一 | 石本美由起 | 古関裕而 | 森藤晶司 | 瀬戸内海を 見下ろして 道後平野に そびえ立つ 男の城さ 松山城 槍ひとすじの 勲功(くんこう)が 今なお薫る 天守閣 暗雲被(おお)う 戦国の 乱れ静めて 築きたる 男の城さ 松山城 雄将 加藤嘉明が 一代賭けた 一の丸 昔の姿 そのままに 天をにらんで 堂々と 男の城さ 松山城 勝って兜の 緒をしめた 男子の誇り ここにあり |
松山お城まつり音頭えひめ憲一 | えひめ憲一 | ごとうとしのぶ | 国吉博 | 森藤晶司 | ハアー 青い山なみ 白い雲 伊予路花咲く 春が来て 鈴が鳴ります お遍路の 笠にそよそよ 瀬戸の風 松山よいとこ 城の街 お城まつりで ひと踊り ハアー みどりあふれる 面河渓(おもごけい) 水の瀬音も 俳句(うた)となる 懐古(おもい)遥かな 石手寺に 心ゆたかな 子規の郷(さと) 松山よいとこ 城の街 お城まつりで ひと踊り ハアー 窓にほんのり 影ふたつ 湯の香湯けむり 恋灯り いで湯道後に 奥道後 忘れられない 旅の宿 松山よいとこ 城の街 お城まつりで ひと踊り ハアー 朝な夕なに いつの日も 城を心の 花として 夢がひらける 城山に しあわせ色の 虹かける 松山よいとこ 城の街 お城まつりで ひと踊り |
この街でえひめ憲一 | えひめ憲一 | 新井満 | 新井満・三宮麻由子 | 森藤晶司 | この街で 生まれ この街で 育ち この街で 出会いました あなたと この街で この街で 恋し この街で 結ばれ この街で お母さんに なりました この街で あなたの すぐそばに いつもわたし わたしの すぐそばに いつもあなた この街で いつか おばあちゃんに なりたい おじいちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい 坂の上に ひろがる 青い空 白い雲が ひとつ 浮かんでる あの雲を 追いかけ 夢を 追いかけて よろこびも かなしみも あなたと この街で この街で いつか おばあちゃんに なりたい おじいちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい この街で いつか おじいちゃんに なりたい おばあちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい いつまでも 好きなあなたと 歩いて ゆきたい |
星ひとつRISU | RISU | RISU | takuya | 森藤晶司 | 涙で道が見えなくなって 迷子になったそんな夜も 星(キミ)は静かに 心照らしていた 気づかなかった 知りたくなかった 別れが明日へのかけ橋だなんだ もう前に進むだけ 眠れぬ夜を超えて 手にした夢がある 別れと引き換えに 手にした明日がある だからもう少し 遠回りして 歩いてみよう 空に煌めく 星のように 誰にも言えなくて ひざを抱えていた 怖くて 涙が流れた夜も 夢(キミ)は隣で ただ見つめてくれた 近づきたくて 踏み出したんだ 吹きつける北風が 背中を押すから ほら、もう大丈夫 眠れぬ夜を超えて 手にした夢がある 別れと引き換えに 手にした今がある だからもう少し 夢と一緒に 歩いてみよう 空を流れる 星のように 眠れぬ夜を超えて 手にした夢がある 別れと引き換えに 手にした明日がある だからもう少し 遠回りして 歩いてみよう 空に煌めく 星のように |
MR. LONELYRISU | RISU | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 森藤晶司 | こんな僕でも やれることがある 頑張って ダメで 悩んで 汗流して できなくって バカなやつだって 笑われたって 涙こらえて 何もないけど いつでも 野に咲く花のように 君が優しかったから 僕は 元気でいるから どんな時でも どんなことにでも 人の気持ちになって この心が痛むなら むだなことだって 言われたって かまわないから 何もないけど なかよく 野に咲く花のように 君と暮らしていた頃を 思って 元気でいるから むくわれないことが 多いだろうけど 願いをこめて 何もないけど 僕らは 野に咲く花のように 風に吹かれていたって いつでも どんな時でも 何もないけど 君のために 野に咲く花のように 遠くに離れていたって 笑って 元気でいるから |
小さな約束えひめ憲一 | えひめ憲一 | 神田福 | ブラボーしろう | 森藤晶司 | うつむき歩く 帰り路 足元照らす 薄明かり 誰にも言えない 胸の奥 つくり笑顔は誰のため 眠れぬ夜 あなたの寝息 差し込む光 もうすぐ明日がはじまる “おはよう”心おれそうさ それでも時はとまらない いつだって これからも 夢はあとからついてくる いつしかふるさと遠ざかり 愛しき人も年老いて 恐れをしらぬ若者も 一人じゃ生きれぬ事をしる 扉のむこう あなたの姿 溢れる笑顔 ごめんねいつもありがとう “おかえり”心おれそうさ それでも時はとまらない いつだって これからも 夢はあとからついてくる “おはよう”心おれそうさ それでも時はとまらない いつだって これからも 夢はあとからついてくる 夢はあとからついてくる |
歌バカ家族えひめ憲一 | えひめ憲一 | えひめ憲一 | ブラボーしろう | 森藤晶司 | 歌が大好き お父さん 夫婦で音痴な はずなのに なぜか息子が 歌手になる 子供の頃は 家族して のど自慢に 明け暮れた 旅のような 楽しい日々 写真を見ながら 想い出す やっぱり我が家は 歌バカだった 酒も大好き お父さん 普段は無口な はずなのに いつも酔っては しゃべりだす そんな父から 真剣に 大学(がっこう)辞めろと 言われた日 家族みんな 歌手の道 どうかしてると 思ったが やっぱり我が家は 歌バカだった 母が大好き お父さん 冷たくしていた はずなのに いなくなったら 淋しがる 母の遺影(しゃしん)を 懐に 二人揃って 歌めぐり いつまでやると 言いながら 諦めつかない 歌の道 やっぱり我が家は 歌バカだった 歌バカだった |
泪橋Nozom | Nozom | Nozom | ブラボーしろう | 森藤晶司 | 泣いて泣いて泣かれて呑む酒よ 黄昏れ染みいる凪の空よ 夜は魔物が住んでいる 闇に浮かんだ向こう岸 ああ忘れたいひとり通った泪橋 呑んで呑んで呑まれて知ることよ 人生一路の試練道 苦し紛れに言ったこと 優しさじゃなく弱さでした ああ流したい過去に縋った泪橋 追って追って追われて掴むもの 宝を捨てても目指すもの 愛の意味なぞわからぬまま 無駄はひとつもないのさ ああ忘れないふたり流れた泪橋 |
母の愛~tender~Nozom | Nozom | Nozom | ブラボーしろう | 森藤晶司 | 昨日のことのように思い出すよ ずっと近くにいてくれていたことを 僕をいつも笑わせてくれたことを けして忘れないよ 曲がった道を正してくれたね 僕を真っ直ぐ立たせてくれたね これからもあなたとの倖せを あの時、言えなかった 「ありがとう。」 昨日のことのように思い出すよ 愛の手のひらで叩かれたことを 布団の中ひとりで泣いていたことを けして忘れないよ 僕の船を一緒に漕いでくれたね 生きる希望を与えてくれたね これからもあなたとの倖せを あの時、言えなかった 「ごめんなさい。」 そろそろ我儘はやめようかな 今度はあなたの順番だから まだまだあなたの希望でいるから ずっと母の愛を 曲がった道を正してくれたね 僕を真っ直ぐ立たせてくれたね これからもあなたとの倖せを あの時、言えなかった 「ありがとう。」 僕の船を一緒に漕いでくれたね 生きる希望を与えてくれたね これからもあなたとの倖せを あの時、言えなかった 「ごめんなさい。」 今は言えるよ 「ありがとう。ありがとう。」 |
人生旅列車えひめ憲一 | えひめ憲一 | 木村廣三 | 鈴木美夫 | 森藤晶司 | 知らぬ間に 乗っていた 終着駅の 名も聞かないで 知らぬ間に 乗り合わせてた 愛しき人よ 走る箱の中 降りる駅もなく 流れるままに ああ 人生旅列車 音もなく 陽は廻(めぐ)る 一途な生き方 教えるように 活(い)かされて 生きる今を すべて許して 縁(えにし)に守られ こころ平(たい)らけく 古希の坂あり ああ 人生旅列車 せめてもの 夢の星 めぐりくる明日(あした) 元気な孫よ 高く舞え 強く走れ 悔やまぬように 愛を浴びながら 響く人となれ 運命(さだめ)の中を ああ 人生旅列車 |
愛媛へ嫁いだ娘よりえひめ憲一 | えひめ憲一 | 志賀大介 | 小田純平 | 森藤晶司 | 伊予は 伊予節 伊予絣(いよがすり) きらきらフェリーは 海の花 陸(おか)に咲くのは 予讃線(よさんせん) この町に嫁いで よかったわ 風もいい 海もいい もちろん主人もね しあわせ しあわせしてます 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ 蜜柑色した 陽が沈む こころもからだも 穏やかに 染めて伊予灘 漁り船 地のもののおさかな 送ります 父さんも 妹も お変わりないですか こちらも こちらも元気よ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ 孫がほしいと 云うけれど わたしに子供が 出来たなら そうよあんたは おばあちゃん 坊ちゃんで名高い 道後には いつ来るの 行々(ゆくゆく)と 口だけ駄目ですよ ほんとに ほんとに来てよね 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ |
たかが100年澤田慶仁 | 澤田慶仁 | テミヤン | テミヤン | 森藤晶司 | あるがままあるがまま 心でいつも 唱えてた 暗闇を抜けるため 生きて来た俺の人生 少しずつだけど 霧が晴れてきた 気負わずに 歩いていけるかな 気がつけばそこに 皆んながいてくれ 歌えている幸せ 雨が降り 雨がやみ 新しい風が吹いてる 君のため 俺のため 祈りをこめて歌おう 悲しみを乗り越えて 人の痛みがわかるもの 雪がとけ花は咲き 花は散り又冬が来る 自由でいるのは わがままじゃなくて すべてを受けとめてゆく 覚悟 悩み事だって あって当たり前 そのままで羽ばたけ 雨が降り 雨がやみ 空には虹が架かって 君のため 俺のため 心のままに歌おう 雨が降り 雨がやみ 新しい風が吹いてる 君のため 俺のため 生命をかけて歌おう |
まだ夢の途中澤田慶仁 | 澤田慶仁 | 神田福 | ブラボーしろう | 森藤晶司 | 何もない北の町で 時を忘れはしゃいでた 輝く街への憧れだけで 一人列車に飛び乗った 人の波に削られて夢は空に舞い上がる 叶わぬ夢もあったけど ここには愛する人がいる 舞い散る桜何も語らずただひたすらに 今を生きている 何もない故郷は 人の笑顔であふれてた 夢を語りしあの人は 俺の心の故郷さ 人の愛に守られてここまで歩いてこれたのさ 叶わぬ夢は捨てたけど それでも愛する人がいる 舞い散る桜何も語らずただひたすらに 今を生きている 人の波に削られて夢は空に舞い上がる 叶わぬ夢もあったけど ここには愛する人がいる 舞い散る桜何も語らずただひたすらに 今を生きている ただひたすらに、、、今を生きている |
ロマンの港澤田慶仁 | 澤田慶仁 | 古川恵子 | 目時幸男 | 森藤晶司 | 霙まじりの 北風吹けば 銀の鱗が 群れ泳ぐ 親潮 黒潮 潮境 ここがあいつの もどり道 網引く顔も 濡れている 華ある泊衆 赤いハマナス なでた風が 夜にゃ漁り火 また揺らす 板子一枚 下地獄 うねって はじけて 散る波を 腕(かいな)一つで 飼い慣らす ど根性 男衆 海に生まれて 育った奴は どいつも祭りが 好きになる 港 泊よ 大漁旗よ 浪漫片手に 酒を飲む 曝(さらす)想いの 熱い胸 明日呼ぶ泊衆 |
世の中捨てたもんじゃない澤田慶仁 | 澤田慶仁 | 平田まつみ | テミヤン | 森藤晶司 | 叶う夢やら叶わぬ夢に 泣くも笑うも身の運命 長い人生気楽に生きりゃ まだまだ世の中捨てたもんじゃない お天道様と米の水 ついてまわるさこの俺に 飲めば極楽男のロマン 酔っている間に天下取る 酒は百薬これさえあれば まだまだ世の中捨てたもんじゃない 心底惚れた女房の 膝を枕に高いびき 上を向いたら限りはないが 俺はそこそこ家宝者 渡る人生吹く風まかせ まだまだ世の中捨てたもんじゃない 居酒屋通り千鳥足 曲がり真っすぐ俺の路(みち) お天道様と米の水 ついてまわるさこの俺に |
親父節澤田慶仁 | 澤田慶仁 | 平田まつみ | テミヤン | 森藤晶司 | 男だったら超えてみろ 超えて俺よりでっかくなれと 夕焼け小焼けの肩ぐるま 空を仰いで心に聞かす そんな親父も雲の上 への字眉毛に四角面 よくもここまで似てきたものさ 鏡に映した故郷心(さとごころ) 誰の世話にもなりたくないと 強がり言わせたバカ息子 苦労ばっかり背負(しょ)い込んで 笑い飛ばして器用に生きる あんたの背中が道しるべ 一度決めたら貫き通す わがまま頑固の親父節 |
道標岡田健 | 岡田健 | 岡田健 | いまいこうじ・補作曲:岡田健 | 森藤晶司 | 優しい響きと あなたの光で 始まる道 肌に感じる冷たい涙は 温もりと聞こえる鼓動の中へ 歩み始める僕たちを包む匂いや音は優しくて やがて光は伝わる想いで愛に変わる 流れる時間(とき)は僕たちの 記憶を薄めて行くけど あの日 あの時の温もりを 忘れずに 未来への道標に 聞こえる声は あなたの希望を乗せた音 心に残り積もる想いは 僕たちの色を染める糧に 歩み続ける僕たちを支えてくれる優しい音 やがて希望は伝わる音で夢に変わる 流れる時間(とき)は僕たちの 心を変えて行くけど あの日あの時の温もりは 忘れない 目の前の道標に 振り返る事を拒み 聞かなかった言葉と 言いそびれたありがとうとごめんが 胸を締めつけるけど あなたにもらったたくさんの 愛は僕たちを包み込み あの日繋いでくれた手の 温もりを 忘れずに その心に 流れる時間(とき)は僕たちの 記憶を薄めて行くけど 今の目の前の幸せを 忘れずに 未来への道標に |
メロディー岡田健 | 岡田健 | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 森藤晶司 | あんなにも 好きだった きみがいた この町に いまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよ いつも やさしくて 少し さみしくて あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら ぼくたちは 幸せを 見つめてたよ なつかしい この店の すみっこに 置いてある 寄せ書きの はじのほう きみと書いた ピースマーク みんな 集まって 泣いて 歌ってたね あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー いつのまに 大切な ものなくした あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら 遠い空 流されても きみのこと 忘れないよ いつだって 楽しくやったよ メロディー 泣かないで あの歌は 心から 聞こえてるよ |
明日へ奈月れい | 奈月れい | 中村つよし | 中村つよし | 森藤晶司 | 僕らはもう忘れてしまった この世界に生まれ来る日の事を 温かい鼓動に包まれながら 光の射す場所を目指したんだ 今僕らのいる世界が 思い描いた景色じゃ無いのなら 一歩だけさ あ一歩だけ 歩き出してみよう明 日を信じて 少しだけそ う少しずつ 歩いてみよう あの日を信じて 僕らはもう忘れてしまった 不器用に嘘をつく事さえ 時が姿を大人に変えれば 真実を言葉に出来なくなる 今僕らが笑顔を 思い出から作っているのなら 一歩だけさ あ一歩だけ 歩き出してみよう 明日を信じて 少しだけ そう少しずつ 歩いてみよう あの日を信じて 一歩だけ さあ一歩だけ 歩き出してみよう 明日を信じて 君の歩幅で 望む場所へ 歩いていこう あの日を信じて 僕らはもう忘れてしまった この世界に生まれ来る日の事を 温かい鼓動に包まれながら 光の射す場所を目指したんだ |
春と夏~ウサギとカメ~奈月れい | 奈月れい | 引地達也 | 青葉紘季 | 森藤晶司 | 春の風吹き抜ける 野原の真ん中 立ち止まり 立ち上がり 君は野ウサギ ふと鼻をくすぐった草の匂いに 今 僕は君を想う 暖かい陽だまりに心つつまれて 枯れながら 咲きながら 君はタンポポ ふわふわと 空に舞う 綿毛帽子に 今 君は何を想う? まぶた閉じれば 優しく 柔らかなぬくもり それは眩しく溢れる 新しい夏の光 ほら ほら きっと生きていけるでしょう 夏の波 砕け散り 浜辺の真ん中 はいつくばり 力込め 君はウミガメ 懸命に 懸命に 砂を掴んで 今 君は奇跡を落とす 耳を澄ませば ささやく 懐かしい声がする それは命の出発(たびだち) 生まれゆく秋の音 ほら ほら きっと生きていけるでしょう 机の前 布団の中 うずくまってばかりで 波打ち際 野道の陰 立ちすくんでばかりで 空 空 そっと君を照らすでしょう 窓の外 つながってく 雲の切れはし 泣きながら 手を伸ばし 君は立ち上がる 巡り会う うららかな 次の季節に 今 僕は君を想う 今 君は明日(あす)を想う |
気仙沼線大至 | 大至 | 引地達也 | 中村つよし | 森藤晶司 | 三月の寒い日でした 娘は仕事を全うし 命と引き換えに 声を残した 志津川ののどかな街並み すべて流された後の 小さな灯は明日への道標 希望に続く あの鉄橋 線路は今もがれきの中 あの日 波がやってきた つんざくこだまに 光が散った それでも続く いのちは続く 三月の寒い日でした 母が迎えに来てと 電話口で聞いたのが 最後のぬくもり 清水浜の潮のにおい カモメが木枯らしにのっていく 萌える緑は 命の輝き 幸せ運んだ あの駅舎 ベンチは今も風の中 あの日 波がやってきた つんざくこだまに 光が散った それでも続く いのちは続く 三月の寒い日でした 子供の姿を探したけれど ただ安らかにと 祈るしかなく 大谷海岸の浜の音 波に遊ぶ子供が消えても 私は海につながっている 家族で乗ったあの列車 思いで遠く夢の中 あの日 波がやってきた つんざくこだまに 光が散った それでも続く いのちは続く |
サンマ漁大至 | 大至 | 引地達也 | 中村つよし | 森藤晶司 | 車を走らせ 船は目の前 沖合に逃がすはずが 陸には水が押し寄せた ハンドルきって 波ふりきり 坂かけあがり 海をみた 船が流されていく 遠くへ 遠くへ さまよい そして 消えていく 手を取り合って 仲間とむかえ 空飛ぶ魚群はきっといる 生きてこそ 生きてこそ 奇跡にめぐりあえる 海のぞむ我が家 くだかれた営み 茫然に降る雪 そこに人がやって来た 汗ぬぐって 思い出集めて 涙忘れて サクラをみた 感謝があふれてくる いでよ いでよ 海ゆかば 思い 高ぶっていく 手を取り合って 仲間とむかえ 空飛ぶ魚群はきっといる 生きてこそ 生きてこそ 奇跡にめぐりあえる 高台のプレハブ はじける孫の声 しばしの別れさびしいが 北の海にサンマがくる 面舵きって のぞみを胸に 釧路の港に 朝日をみた 月日が流れていく なるよ なるよ サンマとり 笑顔 広がっていく 手を取り合って 仲間とむかえ 空飛ぶ魚群はきっといる 生きてこそ 生きてこそ 奇跡にめぐりあえる |
瓶の天使は僕のもの畑亜貴 | 畑亜貴 | 畑亜貴 | 畑亜貴 | 森藤晶司 | 君の全てを 瓶の中に閉じ込めてみたいよ 君の全ては 僕の全てだから とまらない心が叫ぶ ここじゃないどこかで 願いごといくつも その揺れる目にかすれる声 君の全ては 僕の中に閉じ込めてしまうよ 君の姿は 瓶の中の天使 夢の彼方に 僕を招いた君の香りだった 甘い涙に 全て全てとけて 懐かしい光あふれる 君を待つ窓から 優しい音がする その揺れる目が囁く愛 君の全てを 瓶の中に閉じ込めてみたいよ 君の全ては 僕の全てだから 君の全ては 僕の中に閉じ込めてしまうよ 君の姿は 瓶の中の天使 |
瞳がみたい畑亜貴 | 畑亜貴 | 畑亜貴 | 畑亜貴 | 森藤晶司 | 知るまいとしても 微かに痛みすら感じるまでに 近く近く 近く触れた...でも 二度と目を見ないで 傷つけないで 無防備に近づいたことがつらい 期待持たせないで 期待しないで 次からの約束が何故か怖い 違う場所の日々 逢えるなら欲望も特別なのに 醒めた声はわざと嘘を付く 言葉に出さないで 聞き出さないで 叫ぶ胸 無理矢理に笑うために 必要な節度は 崩れる理性 辛うじて抑えつつ今は遠い 二度と目を見ないで 傷つけないで 二度と目を見ないで 傷つけないで 無防備に近づいたことがつらい 微かに痛みすら感じるまでに 二度と目を見ないで 傷つけないで 微かに痛みすら感じるまでに 二度と目を見ないで 傷つけないで ああ、微かに痛みすら感じるまでに... |