宮沢和史作詞の歌詞一覧リスト  283曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
からたち野道 ~35 ver.~ with 坂本美雨宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日が来ませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
ゲバラとエビータのためのタンゴ ~2001年の黙示録~宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史1999年 実はノストラダムスの予言は的中していた 政治 経済 学校教育 家族の絆は崩壊し 人類は仮想現実の中に封じ込められてしまった  バスジャックした少年には行き先がない 証拠だらけの犯行現場には犯人以外なら何でもそろっている ハワイ沖では原子力で泳ぐシロナガスクジラが海面で潮を吹いている 我が国の総理大臣は3番アイアンでスライスしていた  すべての人が正義の味方の出現を心待ちにしている 月の光を浴びて疾風(はやて)のように現れる英雄を待ち望んでいる  有明の海では巨大な鋼鉄のギロチンでムツゴロウの首がはねられている 高知県土佐山村では1世帯あたり340万円もの借金を抱え込んでしまった 全ての裁判は長引いている 我が国の総理大臣は3番ホールでダフっていた  マスコミは英雄の足首をつかみ 引きずりおろしている 英雄はフラッシュの光を浴びて疾風のように逃げまわっている  銀バエ2匹分の遺伝子を持つ我々は 彼らのように自由に空が飛べない 浅草ではレッサーパンダが二本足で歩いている 我が国の歴史教科書は永久に改正を強いられるのだろうか  誰もが正義の味方の不在を嘆いている 子供達はあこがれのヒーローを捜しあぐねている  すべての病人は点滴の中身を疑っている 海辺の高級マンションではコンクリートが練られている 獄中への差し入れには覚醒剤が紛れ込んでいる 我が国の外務省には香典泥棒が潜んでいる  ゲバラとエビータを呼び覚ませ 2人のためにタンゴを奏でよ マザー・テレサに不死鳥の血を  美空ひばりと坂本九を連れ戻せ 2人のためにバンドを集めよ ひめゆりの塔には永久に消えることのないろうそくの灯し火を  インドに医師団を 北朝鮮に勇気を 三宅島にまっさらな未来を テロリスト教祖に判決を 17歳達に地図を えひめ丸に名誉の帰還を 食卓に真黒な海苔を 下諏訪の渓流に山女魚(ヤマメ)を 長良川に五月鱒(サツキマス)を 四万十川には香しき鮎を 子供らに花束を 年寄りにゆりかごを すべての人の心に花を この社会に再起動を 歴史を巻き戻すチャンスを  我々にもう一度チャンスを 我々に立ち止まるチャンスを
島唄~琉奏~ with 親川遥宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
Tokyo Story宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史Tokyo Story 鳴り響くチャイム こめかみに突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくファンク 振り上げた 拳に止まるブラッククロウ  Tokyo Story 鳴り響くチャイム 胸元に突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくジャンク 降りしきる雨に鳴り響くクラクション  ゼロでピーク モノクロの虹をスキニーディップ ハイになりきれず 中腰のジャンプ 蚊の鳴くようなシャウト ガラス張りの監獄の中のバカンス 皆でピープ 血眼でリーク 中吊りにつるし上げ公開の私刑 回るカメラ 振り払う涙 突きつけたマイクロフォンにお茶の間は乱舞  Tokyo Story 鳴り響くチャイム 胸元に突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくジャンク 降りしきる雨に立たされたプラットフォーム  埋め立てた開発地区のビルが空に向けて 中指立ててる あれは巣だ 街の鳥肌だ 巨大な灰色のキャンバスに描かれたアリ塚だ  果てしなく助走をつけて 君の手を握りしめて 水平線の向こうへ あなたを連れて行きたい  Tokyo Story 鳴り響くチャイム こめかみに突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくファンク 振り上げた 拳に止まるブラッククロウ  Tokyo Story 鳴り響くチャイム 胸元に突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくジャンク 降りしきる雨に鳴り響くクラクション  即デリート 目障りなら視界からトラッシュ 消費する度に息切れてダイブ 踏み外したライム ガラス張りの脳味噌の中 デカダンス 握る武器 敵 刹那主義 唇にかすかな微笑みを残し 投げ出しはせず ずらかりもせず 勝ち誇る昨日までの勝者からマイクロフォンを奪え 鳴り響くチャイム 鳴り響くチャイム 鳴り響くチャイム 鳴り響くチャイム  果てしなく助走をつけて 君の唇ふさいで 向こう岸のない川の 向こう側へ飛んでみたい  Tokyo Story 鳴り響くチャイム こめかみに突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくファンク 振り上げた 拳に止まるブラッククロウ  Tokyo Story 鳴り響くチャイム 胸元に突きつけられた 空砲のガン Tokyo Story 限りなくジャンク 降りしきる雨に立たされたプラットフォーム
Drawing it with HoRookies宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史一歩ずつしか歩けない僕ら ゴールはいつでも遠くに見える だけど後ろを振り向いてみたら 真っ直ぐな道がのびていた だから僕は君と  10年後の景色を 今この空に描くよ 生まれくる未来の子供たちに 美しいまま この島をあげたい  ひとつずつしか持てないけれど ひとつずつしっかり積み上げる いつの日か立派な石垣になって 嵐を防いでくれるだろう だから僕は君と  100年後の景色を 今大空に歌うよ この先も明日も どんな時も この島が愛に 包まれますように  だから僕は君と  100年後の景色を 今この空に描くよ この先も明日も どんな時も この島が歌に 包まれますように この島が愛に 包まれますように
それが僕です宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史荒れた手を気にしてる君の ひざの上の本が僕です 夕べと同じページで君を待って 夢の中へついてゆく  髪をとかしすぎてる君が 見つめてる鏡が僕です 誰にも話せない君の独り言 いつまでも聞いてあげる  あなたの空になって あなた翼拡げて 2人は息を合わせて ひとつの景色が生まれ変わる 今  ため息をくり返す君が 花を差す花瓶が僕です 君の視界の隅でひざを抱えて いつも見守ってあげる  あなたの海になって あなた魚になって 2人は息をひそめて ひとつの歴史が生まれ変わる 今
Mandala宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史干上がる海に 取り残された 魚は空を 初めて飛んだ  あなたが望むならば 何度でも生まれ変わって 未完成の曼陀羅 いつまでも描き続けよう 世界の果てで あなたの胸で  翼が折れて 群を追われた つばめは海の深さを知った  あなたが望むならば 金色の袈裟をまとって 風に消えた曼陀羅 もう一度描き始めたよう 世界の果てで あなたの胸で
最大新月 ~2020.08.15 Live ver.~宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史君の美しさは 朝焼けの逆光の中でさえ際立ち 刻一刻と藍色に染まる 夕刻でさえ闇を恐れず 西の雲を梯梧色に染める あの夕日にさえ支配されない  君の美しさは 山上湖に舞い降りる 渡り鳥の波紋よりも まだ誰も気がついていない 積もり始めの雪よりも 何十万回も踏みつけられた 石畳の光沢よりも レンピッカが描くシルクのドレスよりも 神聖であり至純 そして その美は 君以外のすべての退廃を際立たせる 僕もそのうちの一人なのだ…  いつもよりも眩しく大きい今宵のあの満月は 今年地球に最も接近しているという  あの月は誰よりも遠くにいるのに 今世界から孤立した自分にとっては 誰よりもそばにいるように感じる…  まるで君の如く  君から遠く遠く離れることが僕の愛  でも 君の輝きに照らされた僕は今夜  誰よりも 君のそばにいる
Deeper Than Oceans宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史一人ぼっちの人があふれ 言葉も交わさず影踏み 一人芝居の幕は降りて 帰り道を奪い合う  窓の外の現実は まるで主役のいない映画 エサを食い過ぎたハトが 指をくわえ空見上げてる  名前すら知らない人に 優しさを高く売りさばき 地図の裏側を這う路地で 安物の愛を買いあさる  手に入れた現実は タネを知らされた手品 もしも全部嘘なら 騙し続けておくれ  二人だけの場所へ 陽の光のない場所へ We're falling down, falling down to nowhere, deeper than oceans 季節のない場所へ あなたしかいない場所へ 沈黙よりも秘やかに dip in the shadow  二人だけの場所へ 陽の光のない場所へ We're falling down, falling down to nowhere, deeper than oceans 季節のない場所へ あなたしかいない場所へ 沈黙よりも秘やかに dip in the shadow  二人だけの場所へ 月明かりのない場所へ 出口のない場所へ あなたしかいない場所へ  二人だけの場所へ 陽の光のない場所へ 季節のない場所へ あなたしかいない場所へ
故郷になってくださいかもめ児童合唱団かもめ児童合唱団宮沢和史宮沢和史鶴来正基短い夏が置き忘れた悲しみを 拾い集めて読みかけの本にはさむ  いつかはこの雨が止むことを知ってても 虹を待ち焦がれて裸足で駆け抜けた道  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください なぜか涙があふれる夜は 祈る星を僕にください  ほころびかけたこの胸に沈む夕日 手を伸ばしても届かなかったあの空  今まで乗り越えたいくつもの悲しみは 「本当の悲しみじゃなかったね」と風が言う  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください 僕の故郷になってください 帰り道を僕にください
遠影宮沢和史 with 藤巻亮太宮沢和史 with 藤巻亮太宮沢和史藤巻亮太・宮沢和史藤巻亮太振り向きさえすれば 君がいるとわかっていても 僕は遥か遠くを見つめていた  誇れるものはひとつもなく 負け惜しみばかりの僕を 知らない世界へ連れ出してみたかったんだ  いく筋もの川を渡り 今ここに流れ着いた  目を閉じれば 朝靄が晴れて 耳を澄ませば 友の笑い声 振り向いても 誰もいないけど あの日あの大空に 夢を描いた  天を仰げば 満天の星空 耳を澄ませば 当時の流行歌 目を凝らしても 君はいないけど あの頃は裸足で 走り続けた 遠き日の影  いつも先をゆく君は 大声で呼び止められたなら 立ち止まってくれたろうか くれたろうか  何もかもを投げ捨てて なりふりかまわず走れば 君の後ろ姿に追いつけたろうか  幾千万の星に照らされて 今ここにたどり着いた  目を閉じれば 朝靄が晴れて 耳を澄ませば 友の笑い声 振り向いても 誰もいないけど あの日あの大空に 夢を描いた  天を仰げば 満天の星空 耳を澄ませば 当時の流行歌 目を凝らしても 君はいないけど あの頃は裸足で 走り続けた 遠き日の影
星のラブレター with 岸谷香宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史庭に出て 月あかりで あたたかい夜に 君に書いたラブレターを 読み直してみるよ 我ながら良く書けた文だ 三枚も書いた コオロギが便せんに止まった 失礼なやつだ  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  朝日通りは 夕飯時 いつもの野良犬たちが 僕の知らない 君の話 時々聞かせてくれた 年をとって生命がつきて 星のかけらになっても 昨日聴かせた僕の歌 町中に流れてる  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  あんなに楽しかった夏休みだったのに 君のママとも仲良くなったのに 秋になって 冬を越えて サヨナラと言った 何十年 指折りかぞえて自転車に乗って また  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  また君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  君に会いに行くよ 君に会いに行く(会いに行く) 君に会いに行くよ
ひのもとのうたユウ・菅波栄純・ハラダイス銀河・Cheeta・奥野真哉ユウ・菅波栄純・ハラダイス銀河・Cheeta・奥野真哉宮沢和史宮沢和史日の本よいとこ おいでなせ 一度住んだら止められぬ 絵にも描けない竜宮城 カメによく似たボスがいる  日の本神様あふれてる 脱サラした日に教祖様 神にゃ免許はいらないの? (だけど) 困った時には金頼み  日の本よいとこ おいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールは無いけれど ロックシンガー星の数  日の本ケンカは弱いけど 負けりゃひとまず土下座する 四十年後に舌を出し ちゃっかり 主人を噛み殺す  よその国見りゃ大変だ クスリに暴力 クーデター 隣の芝生が青い分 便所の臭いも気にかかる  心の堤防壊そうよ 鎖国が嫌なら今すぐに 後は野となり花が咲く ジパング目指して舵をとれ
愛よ愛よ~子守唄バージョン~夏川りみ with 宮沢和史夏川りみ with 宮沢和史宮沢和史宮沢和史遠く遠く登る坂道 足を止めれば追い越されてく 夢を見れば花火のように 残る夜空の暗さがしみる あなたがそっと微笑むだけで 温かくなる人がいるから がんばらないで たまには胸につかえた想い聞かせてほしい 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  重い荷物一人でしょって 息を切らせば先を越される 急いで行けば短い命 のんびり行けば長い道のり 七色の虹追いかけていた 遠いあの日を思い出して 祭りの夜を待ちわびていた あのときめきを忘れないで 愛(かな)よ 愛(かな)よ 泣きたい夜は この胸で泣けばいい  あなたが笑顔忘れるだけで 心が痛む人がいるから がんばらないで たまには人にすべて任せる勇気を出して 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい
恋をする時宮沢和史宮沢和史宮沢和史和田唱この世は色と音を失い 世界中の時計が止まり なぜここに来たのかも どこへ向かっていたのかも忘れてしまう 僕は言葉も記憶も失くし 学んだことをすべて忘れて 鼓動だけが時を数え 木偶の坊のように立ち尽くすだけ Ah  人は恋をする時 その人のことをまだ何も知らない そして再び秒針が動き出すと 世界がゆっくりと周り始め どこからか音楽が聴こえてくるのさ この世で一番美しい音楽が  積み上げたもの 集めてたもの 今そのすべて手放してもいい 濁流のような人混みの中 どうして君とだけ目が合ったの Ah  人は恋をする時 好きになったその訳をきっとまだ知らない そして再び秒針が動き出し 地球がまたゆっくりと周り始め 喧騒が音楽を奏で始めるんだ 聴いたことのない幸せな音楽を  人は恋をする時 その人のことをまだ何も知らない 何も知らない 人は恋をする時 好きになったその訳をきっとまだ知らない そして再び秒針が動き出し 世界がまたゆっくりと周り始め どこからか音楽が聴こえてくるのさ この世で一番美しい音楽が
月さえも眠る夜BO GUMBO 3 feat.ラキタBO GUMBO 3 feat.ラキタ宮沢和史宮沢和史BO GUMBO3いつまで雨やどりを 続けてるつもりだろう 夏がふたつも過ぎたのに 涙が止まらないのを 雨のせいにしたいんだね この胸においで  なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜  いつまでも心閉じて 僕の手を拒むだろう 花はいくつも枯れたのに 涙が止まらないのを タバコのせいにしてた この胸においで  誰かと愛し合った 過ぎ去った季節まで 好きになってあげたい  言葉だけの愛が この街並をかざる あなたに会って 初めて気付いた 二人が生まれた 本当の理由を  なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜 なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜
風になりたい~海風~遊助遊助宮沢和史宮沢和史遊助・丸谷マナブ大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ今すぐ 風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ感じて 風になりたい  窓は薄暗い 分厚く風来 濁る流れに彷徨っても 差し込んだ手から その温もりを 手繰り寄せ生まれた  嵐が来ようと 揺られてたら  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ感じて 風になりたい  朝もや霞んだ 寝起きのmoonlight 流れる雲が横切るけど 切れ間の光を 手がかりのように 目指して浮かべるのさ  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ感じて 風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ感じて 風になりたい  僕が涙流すのも 僕ら笑い合えるのも また会えるその時まで 今すぐ風になりたい
島唄朝倉さや朝倉さや宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
わしま宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史我島(わしま) 美(ちゅ)ら島(しま) 我(わ)した 生(んま)り島(じま) いくつもの夏が過ぎても 変わるなよ 島の面影  我島(わしま) 美(ちゅ)ら島(しま) 我(わ)した 弥勒(みるく)の島 いくつもの嵐が過ぎても 忘(わし)んなよ 島の情けを  帆を広げて 風を集めて 夢を追いかけた時代 今は海の向こうでは ただ 涙が降り続くだけと わかってても  我島(わしま) 美(ちゅ)ら島(しま) 我(わ)した 生(んま)り島(じま) 思い出が色褪せようとも 忘(わし)んなよ 島の肝心(こころ)を 忘(わし)んなよ 島の情けを
島唄(2016 Remastering ver.)仲田まさえ仲田まさえ宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
kaze ni naritai(GZ ver.)GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈み行く太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
シ・ア・ワ・セ feat.宮沢和史山下久美子山下久美子宮沢和史小野リサ古川昌義しあわせは かなしみの積み重ねだと 若すぎた二人は 気づかずに愛し合った  この歌 歌いだすだけで あの日のことを思い出す  かなしみが いつか希望にかわる日を 若すぎた二人は 待つことができなかった  この歌 歌い出すたびに あなたへの愛があふれる  この歌 歌いだすだけで あの日のことを思い出す
Wind that blow to Bikal高橋幸宏高橋幸宏宮沢和史高橋幸宏高橋幸宏朝の光にむせて 今日もひとつ咳払い 君の名前叫ぼう こんな人込みの中で  いのちの果てが 怖くなくなって 優しくなれた こんなにも  午後の雨だれに見とれ 二杯目のお茶を入れた  一人ぽっちが 心地好くなって 優しくなれた こんなにも  この風はきっと バイカルに抜ける 遥か古代に 誰かが キスして 君が生まれた 愛し合って 僕が生まれた  夜は伸びすぎた僕の 影を踏まないでおくれ  還れる場所が ボンヤリ見えて  優しくなれた こんなにも 笑顔がもれた こんなにも 優しくなれた こんなにも
島唄森恵森恵宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  ラララ…
午前0時の近景宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史走るでもなく歩くでもなく生き伸びて じっとすることができず椅子に浅く腰かけ やり遂げられなかったことを 今日も忙しさのせいにして 夜と朝の隙間にこの身を寄せる  正しいと信じていたことが怪しくて 寄りかかっていたものがグラグラグラついて 自分以外の人の言葉が すべて正しく感じられて 今日と明日の間でこの身を焦がす  ああ 風に吹かれ 雨に打たれ 今日の日が滲(にじ)んでゆくよ でも 信じている 明日の朝日の方が 今日よりも眩しいことを  近頃なんだかすっかり涙もろく 悲しくも嬉しくもないのに涙が落ちる やり残したまま今日の日が 毎日明日へ繰り越される 小さな舌打ちをひとつふたつ残して  ああ 波に揉まれ 雪に埋もれ 今日の日が擦(かす)れてゆくよ でも 信じている 僕らを乗せた船が 未来を探していることを  ああ 風に吹かれ 雨に打たれ 今日の日が滲(にじ)んでゆくよ でも 信じている 明日の朝日の方が 今日よりも眩しいことを  信じている 僕らを乗せた船が 未来へ向かっていることを
風になりたい (Grief-dedicated to Syd Barrett-Mix)おおたか静流おおたか静流宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
月下美人 ~うちなーぐち~大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史今日(きゆ)ぬ月(ちち)ぬ美(ちゅ)らしゃよ うんじゅ思(うむ)とてぃ 咲(さ)ちゅる花 うんじゅがう側(そば)に我(わ)ね居(を)しが あなたが抱くのは ホーイホイ 鳳仙花  今日(きゆ)ぬ海ぬ静(しじ)かさよ 誰(たる)ゆ恨(うら)みてぃ 咲(さ)ちゅが花 うんじゅがままにないぶしゃや 手取(てぃとぅ)てぃたぼり此(く)ぬ一花(ちゅはな) 夜鷹がくわえて ホーイホイ 夏時雨  待って 待ちわびる夜よ 泣いて 泣き濡れる花よ 抱いて 抱きしめる月よ 燃えて 燃え尽きる花よ  今日(きゅ)ぬ月(ちち)ぬ美(ちゅら)らしゃよ
ラプラタの月大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史冬浅き故郷の 故郷の島を離れて 雪深きこの町で 授かりし小さな命  この部屋に ああ この腕に 遠き故郷の夏が来る  ラプラタに昇る月 黄色い月に頬染めて 泣き疲れ眠るまで 島の唄でも歌おうや  風が凍るこの町に この街に別れを告げて でいごが咲くあの島へ あの島へ旅立つおまえ  辛くとも 寂しかろうと 他人の心に咲く花となれ  ラブラタに昇る月 見上げるたびに思い出す 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや  辛くとも 寂しかろうと 他人の心に咲く花となれ  ラブラタに昇る月 見上げるたびに思い出す 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや
帽子の行方THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史あの海が見たくなって 今日も受話器を取ってしまいそうさ そう あの頃へは もう  レンガ積みの あのトンネルを 過ぎればなぜか必ず夏だった そう あの時も いつまでも きっと  波がいつも二人を 引き戻してくれたのに  海鳥も探していたよ 風に舞った 帽子の行方  あの頃は不安だけが 二人の心 つなぎとめていたね そう 約束がこわかっただけさ  月よ 今日は涙を 照らさないでくれないか  海鳴りも気にしていたよ 夏に消えた 帽子の行方
風になりたい依田芳乃(高田憂希)、藤原肇(鈴木みのり)依田芳乃(高田憂希)、藤原肇(鈴木みのり)宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アストロノート宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史町田昌弘・米田直之流星がはるか頭上を通り過ぎる頃 両手縛る鎖が冷たい音を立てた 14日前の記憶をたぐり寄せながら 目覚めることの喜びと恐怖入り混じる もうどれくらい経ったのだろう 令状もなくこの部屋に囚われてから…  人は流星のように三次元を 旅することができないから 二次元を這い回るんだって この歳になって気がついた  地球という船に揺られて 今夜も銀河系のどこかを彷徨う 僕は宇宙飛行士 だけど 飛べないアストロノート  2度目の流星がこの惑星に近づく頃 君があの月より 遠くに感じられた つがいの鳥が 夜空でじゃれ合い 甘い罠と知りながら 密吸うミツバチ  この空に数えきれないほどの星が 浮かんでいるというけれど 人は皆この地上でしか 愛を探すことができない  季節の変化に気づかずに 君の心の中の宇宙を彷徨う 僕は宇宙飛行士 だけど 飛べないアストロノート  地球という船に揺られて 今夜も銀河系のどこかを彷徨う 僕は宇宙飛行士 だけど 飛べないアストロノート  季節の変化に気づかずに 君の心の中の宇宙を彷徨う 僕は宇宙飛行士 だけど 飛べないアストロノート  地球という船に揺られて 今夜も銀河系のどこかを彷徨う 僕は宇宙飛行士 だけど 飛べないアストロノート
Primeira Saudade宮沢和史宮沢和史宮沢和史Fernando Moura笹子重治初めて出会ったのに サウダーヂ 初めてキスしたのに サウダーヂ 君の歌声はまるで 弦を歩く鳥 リオを渡る風  初めて出会ったのに サウダーヂ 初めてキスしたのに サウダーヂ 君の微笑みはまるで ガラスの鍵盤 リオに架かる虹  あー 少しずつ 君が歩く早さで 僕も同じ早さで 少しずつ 父になろう  初めて抱きしめても サウダーヂ 君の歌声はまるで 止まり木のサビア リオを渡る風  あー 少しずつ 大人になる早さで 僕も同じ歩幅で 少しずつ 歳をとろう  初めて出会ったのに サウダーヂ 初めてキスしたのに サウダーヂ 君の歌声はまるで 弦を歩く鳥 リオを渡る風 君の歌声はまるで 止まり木のサビア リオを渡る風
島唄宮沢和史、夏川りみ、大城クラウディア宮沢和史、夏川りみ、大城クラウディア宮沢和史宮沢和史白川ミナでいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  ラララ…
香珠~Hyang Ju~宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史北に浮かぶ月を 南の人が欲しがっても 月は全ての人の頭上で 微笑み返すだけ  君が何処にいても 星屑の空にまぎれても 愛を分かち合った人が いつも見守ってる  香珠 さあ香珠 月よりも高く羽ばたき 香珠 愛し合うことの 喜びを伝えておくれ  海に写る月を 血を流して奪い合っても 月は遥か空の向こうで 涙を落とすだけ  香珠 さあ香珠 海よりも深く微笑み 香珠 憎み合うことの 愚かさを伝えておくれ  香珠 さあ香珠 月よりも高く羽ばたき 香珠 愛しあうことの 気高さを伝えておくれ  香珠 香珠 言葉の要らない舞台で  香珠 香珠 一人ぼっちのステージで
神様の宝石でできた島西田あい西田あい宮沢和史宮沢和史SoulJaさあ 目を閉じて 月が闇へ逃げるまえに 少しだけ眠りなよ 僕もここにいるから そう 僕らは急ぎ過ぎていただけだろう 言い訳を考えるヒマもないくらいに  満月の夜には きっと見えるだろう 遠く離れてても 世界のどこにいても  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  さあ 泣かないで 窓に透ける朝焼けが 君の涙に映っては流れ落ちる そう 僕らはウソに慣れていただけだろう 言い訳を言う優しさもうすれていた  通り雨がきても きっと聴こえるだろう 遠く離れてても 世界のどこにいても  君と唄い 共に生きた かけがえのない想い出が 今もなお 星を讃え まばたいているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と会った島で 君と会った島で……
あの海へ帰りたい成底ゆう子成底ゆう子宮沢和史宮沢和史杉浦琢雄泣き濡れて見上げれば あなたがいつもそばにいた あの頃は若すぎて 愛の意味さえ知らぬまま  何度も月が太陽を追いかけ 朝が訪れた それぞれ歩いた人生に虹がかかる  もう一度追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海  寂しさに強がれば あなたはいつも笑ってた ほおずきの実を摘んで 涙止むまで鳴らしてた  共に生きて行けるならば 年老いてくのも幸せ 合わせた鏡に写るのは 永遠の道  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた夏  目を閉じて耳を澄ませば 心によせる波の音 長かった物語 幕が下りて あの日に戻る  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた  追いかけて追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海
ShimautaUnaUna宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  UNA スペルは「U-N-A」 ここは JAPAN not U.S.A. イチャリバチョーデー 毎日パーティー This is Oki STYLE カモン エブリバーディー でーじ でーじ でーじ でーじ かっこいいな バイクの後ろでトロピ連れてって欲しいな Baby Baby Baby もっと急ぎな フォーエバーQUEEN 沖縄チチョリーナ  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠(とわ)に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
月下美人大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史今日の月の美しや あなた思い開く花 「私はここよ」と告げようと あなたが抱くのは ホーイホイ 鳳仙花  今日の海の静けさや 誰を恨み開く花 花びら一枚 残したます あなたに気づいて欲しいのに 夜鷹がくわえて ホーイホイ 夏時雨  待って 待ちわびる夜よ 泣いて 泣き濡れる花よ 抱いて 抱きしめる月夜 燃えて 燃え尽きる花よ  今日の月の美しや
さがり花宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史山弦幾重(いくえ)にも着重ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か 波の霧笛(むてき)か 何処(いづこ)へ流れ着く 月夜のさがり花  どうせいつものように 夜明けを前に ひとり枝を離れて 涙に濡れるだけ 笑うは月桃(げっとう)か テッポウ百合(ゆり)か 水面に咲く花火 一夜(ひとよ)のさがり花  歌うは夏至南風(カーチベー)か 海人(あま)の小舟(おぶね)か 銀河を流れゆく 一夜のさがり花 何処へ流れ着く 一夜のさがり花
亜壇の心宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史ディアマンテスあなたは海を 見つめたままで いつものように 背を向けている あなたの後ろ姿でわかる そろそろ潮が引くでしょう  砂浜の貝殻を 集める子供 それは神様がついた 嘘のかけら  嵐に耐えて この身を潜め 砂に根を張る 私はアダン 「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく  ここから逃げて いくことさえも あなたの後を 追うことさえも 叶わないまま 波を数える 夜には星を数える  どこからか聞こえてくる 汽笛の響き 誰かの旅がひとつ 終わったんだね  日照りに耐えて この身を焦がし 心肌(はだ)ける 私はアダン まぶたに残る面影さえも 波にかき消されてく  嵐に耐えて この身を潜め 砂に根を張る 私はアダン 「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく  「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく 波にさらわれてゆく
Black GuitarTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至Yah! He has lost the drive Mixing with a chick flying high on jets Scattering dust on middle class nesting grounds Couldn't keep his guitar  He is Sulking like a kid over bursts of jealous rages All the confidence he established Melting away with a single rainfall  Hey! Who bought him that heavy black guitar? Don't leave it lying around the black guitar Someone tie it to him  Goes to prove he really had nothing to start out with Hey boy! Where you heading? Down south? To buy trouble  Hey! Who bougth him that heavy black guitar? Don't leave it lying around the black guitar Someone tie it to him
遠い町で坂本美雨 with CANTUS坂本美雨 with CANTUS宮沢和史宮沢和史haruka nakamura離れていても 君の心 いつも見てる 遠くにいても 君の涙 僕は見える  抱きしめて あげたいと 思うたびに 季節が離れてゆく  見知らぬ町に 積もる雪も 僕は見える こごえる両手 息を吹いた 君が見える  暖めて あげたいと 思うたびに 暦が剥がれてゆく  過ぎ去った遠い日の 夢が忘れられなくても 夕日よりも先に輝くあの星に 気づいていてくれますように  繰り返す毎日に 追われながら暮らしてても 雨上がりの君の町にかかる虹に 気づいていてくれますように  遠い町で  気づいていてくれますように
からたち野道高野寛高野寛宮沢和史宮沢和史高野寛赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日がきませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
愛紅中孝介中孝介宮沢和史宮沢和史黒木千波留祭壇には花もなく 天使の歌声もなく 世界が光を失くしても 君への愛 紅  果てなき憎しみの雨 飽くなき欲望の風 嵐がいつか果てる場所へ 君と 歩みゆくだけ  愛は紅 永遠に流るる 血潮のように 命を運ぶ ウナリの声を聞いて 夜花(よばな)が流れる方へ 朝日がいつか昇る場所へ 君と 流れゆくまま  愛は紅 マグマのように 燃え尽きるまで 自由を探す  墓標には花もなく 別れを言う者もなく 世界が光を失くしても 君への愛 紅  果てなき憎しみの雨 飽くなき欲望の風 嵐がいつか果てる場所へ 君と 歩みゆくだけ 君と 流れゆくだけ
亜壇の心ネーネーズネーネーズ宮沢和史宮沢和史前濱YOSHIROあなたは海を 見つめたままで いつものように 背を向けている あなたの後ろ姿でわかる そろそろ潮が引くでしょう  砂浜の貝殻を 集める子供 それは神様がついた 嘘のかけら  嵐に耐えて この身を潜め 砂に根を張る 私はアダン 「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく  ここから逃げて いくことさえも あなたの後を 追うことさえも 叶わないまま 波を数える 夜には星を数える  どこからか聞こえくる 汽笛の響き 誰かの旅がひとつ 終わったんだね  日照りに耐えて この身を焦がし 心肌ける 私はアダン まぶたに残る面影さえも 波にかき消されてく  嵐に耐えて この身を潜め 砂に根を張る 私はアダン 「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく 「さよなら」という一言さえも 波にさらわれてゆく 波にさらわれてゆく
歌ったことのない歌宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史町田昌弘Wake up 寝ぼけたままの太陽 Make up 街は化粧を終えて Just now 昨日までの僕は今は 洗濯カゴの中さ 昨日までの君は 今まだ夢の中を 旅してる  Wake up どこの国より早く Here comes 人類初の“今日”が Right now この部屋のドアを叩く また振り出しに戻る 連れ去られた僕は 歯ブラシくわえたまま 旅に出る  歌ったことのない歌を歌おう 歩いたことのない道を歩こう そしてまた君と恋に落ちよう そして君と初めてのキスをしよう  Straight up 曲がりくねった道を Straight down まっすぐ駆け抜けたら Straight out 身体中が傷だらけ だけど誰より早く 世界の行き止まりに たどり着いた僕は また旅行く  渡ったことのない橋を渡ろう 走ったことのない道を走ろう そしてまた君と恋に落ちよう そして君と初めてのキスをしよう  あんなにも 重かったリュックを 下ろしたのになぜか あのイバラの旅路が恋しい  歌ったことのない歌を歌おう 歩いたことのない道を歩こう 渡ったことのない橋を渡ろう 走ったことのない道を走ろう  話したことのない人と話そう 登ったことのない頂き目指そう 出会ったことのない自分と出会おう 扉の向こうで もう一度出会おう そしてまた君と恋に落ちよう そして君と初めてのキスをしよう
歌手宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史高野寛僕はもう 歌手じゃないから 心のカーテン 閉めたままでいい  僕はもう 歌手じゃないから 片道だけの 旅に出ればいい  僕はもう 歌手じゃないから 他人に古傷を 見せなくてもいい  明日はもう 歌手じゃないから 君のぬくもりを ただ感じていたい  あー 汽車はとまり 見知らぬ駅に荷を降ろす あー 故郷にいる友達の声がこだまする  歌いたくなるまで このままでいたい 誰かの歌で 心鎮めたい  僕はもう 今日からはもう 世間知らずの ただの男  あー 橋は崩れ 向こう岸へは戻れない あー 一切合切が 天国へと運ばれてく  歌いたくなるまで このままでいたい 誰かの歌で 涙流したい  僕はもう 今日からはもう 世間知らずの ただの男  君のぬくもりを 感じていたい 明日になれば もう 歌手じゃないから
十六夜月に照らされて宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史いつだって ほんの些細なことに勇気づけられた 昨日より 一つだけいいことがあればそれでいい 一人では 何もできないことは分かっているけれど この歌が あなたの町へ届くことを信じてる  心までびしょ濡れで 温もりにうえている時 日溜まりで分かち合った 歌を思い出してみたい  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  いつだって ほんの些細なことに心悩ませた 今日よりも 少しだけ強くなれたならそれでいい  心から込み上げる 喜びを伝えたい時 肩を抱き語り合った 人を思い出してみたい  十六夜月に照らされて こぶしを胸に舟に乗る 愛が足りない人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し足りない人がいる 町へと今日も舵を取る
よんなー よんなー with 夏川りみ宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史高野寛朧月が笑えば 故郷(こきょう)を思い出す 青田風(あおたかぜ)に吹かれた はるか遠き恋 うつむき辿る家路 水たまりの月が 顔を上げてごらんと 微笑み返した  よんなー よんなー 歩いて行こう 季節の背を追いながら 朝日を浴びて 蕾になれば いつの日か花となる  月時雨(つきしぐれ)に打たれりゃ 古傷が疼く 捨てたはずの言葉が 心締めつける 涙こらえ走った あの日の土手の道 明日はきっと晴れると 微笑み直した  よんなー よんなー 歩いて行こう 夕日の背を踏みながら 愛されるより 愛していたい いつか咲き誇るまで  七色の涙がひとつにとけて いつの日か流れ着く 海を目指して  よんなー よんなー 歩いて行こう 季節の背を追いながら 朝日を浴びて 蕾になれば いつの日か花となる  よんなー よんなー 歩いて行こう 夕日の背を踏みながら 愛されるより 愛していたい いつか咲き誇るまで  朝日を浴びて 蕾になれば いつの日か花となる
沖縄からの風宮沢和史、夏川りみ、大城クラウディア宮沢和史、夏川りみ、大城クラウディア宮沢和史宮沢和史白川ミナ会いたくて でも 会えなくて 話したくても 遠すぎて 一人きりで 見上げた空 大切なことに 気づいた  一番欲しいものはいつも あなたの溢れだす笑顔 一番大切なものは あなたと歌う いつもの歌  沖縄から吹く風に すべてを預けてみたい あなたが暮らす町まで わたしを届けて欲しい 海を渡り 雲に揺られ 空を巡り 愛を込めて 歌に乗せて  触れたくても 届かなくて 忘れたくても できなくて 新しい夜明けが来るまで サナギのように 時が止まる  あなたのことを思うだけで 夜空が七色に染まる あなたのことを歌うたびに この世界が生まれ変わる  沖縄から吹く風に すべてを預けてみたい あなたが暮らす町まで わたしを届けて欲しい 春を探し 夏を浴びて 秋を越えて 愛を込めて 歌に乗せて  沖縄から吹く風に すべてを預けてみたい あなたが暮らす町まで わたしを届けて欲しい 沖縄から吹く風に すべてを預けてみたい あなたが暮らす町まで わたしを届けて欲しい 海を渡り 雲に揺られ 空を巡り 風に乗って 春を探し 夏を浴びて 秋を越えて 愛を込めて 風に乗せて
何もいらない上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史銀河を渡る船に揺られて 夜を彩る街に見とれた 山河を下る風に吹かれて 四季を織りなす木々と語った  いつからだろう 思い出よりも 今日一日が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい  時代の影で戦い続け 夢に敗れた人と歌った 社会の隅で夢を奪われ 立ちつくす人と酒を交わした  いつからだろう 夕焼けよりも 朝の日差が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたがいつもそこにいてくれる それだけでいい  いつかはきっと 争いのない 虹の向こうへ辿り着くだろう  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい それだけでいい
嫉妬深い風GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史踊り明かしていても 誰かのそばにいても 心を荒らす風が止まらない  今さら胸焦がして 一から恋をしても 嫉妬深い夜風に 笑われるだけ  泣いて我が身を欺くほど 素直に生きてきた訳じゃない どうせ始まらない愛なら どうせ終わるはずもない  こんなにそばにいても 指を絡めてみても 二人で帰る道は どこにもない  踊り疲れた夜も ひとりで帰る道も 身体を燃やす風が止まらない  今さら胸躍らせ 夢に溺れてみても 通りすがりの雨に 笑われるだけ  媚びて自分を操るほど 上手に生きてきた訳じゃない どうせ実を結ばぬ愛なら どうせ枯れるはずもない  こんなにそばにいても 唇を重ねても 二人を乗せた船に 港はない  泣いて我が身を欺くほど 素直に生きてきた訳じゃない どうせ始まらない愛なら どうせ終わるはずもない  踊り疲れた夜も ひとりで帰る道も 身体を燃やす風が止まらない  こんなにそばにいても 唇を重ねても 二人で帰る道は どこにもない
中央線上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史君の家のほうに 流れ星が落ちた 僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る 今頃君は 流れ星くだいて 湯舟に浮かべて 僕を待ってる  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  逃げ出した猫を 探しに出たまま もう二度と君は 帰ってこなかった 今頃君は どこか居心地のいい 町を見つけて 猫と暮らしてるんだね  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて
歌い出せば始まる宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史高野寛百年に一度の嵐が 通り過ぎた朝のように 不確かなものはどこか遠くへ 吹き飛ばされてしまった 本当に必要なものだけが この手のひらに残った だけど それは 驚くほど数が少なかった たとえば  君と写った一枚の写真 いつまでも回してたいレコード ページの隅をたくさん折った本 小ぶりなギターと 新しい自転車  数え切れないほど作った歌は どこか遠くへ 吹き飛ばされてしまった そうさ それでいいのさ いつでも どこでも 歌い出せばまた 始まるんだから  誰も経験したことのない 漆黒の夜が明けて ため息が出るほど美しい 朝焼けに頬を染める 振り向いてみたらそこにあるのは 脱ぎ捨てた言葉だけなら 昔のようにリュックサック背負って 何度でも旅に出よう  君にもらった一枚のTシャツ 時差を何度も跨いだ腕時計 本当のことしか書いてない本 小ぶりなギターと 新しいスニーカー  抱え切れないほど作った歌は この街の片隅に 置いていこう そうさ それでいいのさ 君とふたりで 歌い出せばまた 始まるんだから  数え切れないほど作った歌は どこか遠くへ 吹き飛ばされてしまった そうさ それでいいのさ いつでも どこでも 歌い出せばまた 始まるんだから  抱え切れないほど作った歌は この街の片隅に 置いていこう そうさ それでいいのさ 君とふたりで 歌い出せばまた 始まるんだから 歌い出せば 歌が 始まるんだから
宇宙の塵になってGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史宇宙の塵になって 砂になって 欠片になって 世界の果てに立って 泣きじゃくって もう一度生まれよう  三日月の形に夜空を 切り裂きながら君は言った 「空っぽな空を見上げてた あの日のあなたを愛してた」  自分がキライで 力が欲しくて 心も身体も記憶も破り捨てたのに  宇宙の塵になって 灰になって 藻屑になって 世界の果てに立って 泣きじゃくって もう一度生まれたい  あの頃僕は何も持たず 君の手だけを握りしめた 星を数えて月にみとれ 朝が来るまで歩いてた  嵐をかきわけ 他人を蹴散らし 君を連れて行く未来を 探していたのに  宇宙の塵になって 砂になって 欠片になって 世界の果てに立って 灰になって 藻屑になって  風になって 鳥になって 花になって 愛を知って 川になって 虹になって 泣きじゃくって もう一度生まれたい もう一度歌いたい
忘んなよ島ぬくとぅ南こうせつ南こうせつ宮沢和史南こうせつ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ  春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷  橋がかかって 町がかわって うるまが離れても 肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄  月を仰いで 波を数えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を 人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ
神様の宝石でできた島bonobosbonobos宮沢和史宮沢和史bonobosさあ 目を閉じて 月が闇へ逃げる前に 少しだけ眠りなよ 僕もここにいるから  そう 僕らは急ぎすぎていただけだろう 言い訳を考えるヒマもないくらいに  満月の夜には きっと見えるだろう 遠く離れてても 世界のどこにいても  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね  サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  さあ 泣かないで 窓に透ける朝焼けが 君の涙に映っては流れ落ちる  そう僕らはウソに慣れていただけだろう 言い訳を言う優しさもうすれていた  通り雨がきても きっと聴こえるだろう 遠くはなれてても 世界のどこにいても  君と唄い 共に生きた かけがえのない想い出が 今もなお 星を讃え まばたいているね  サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね  サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と会った島で  君と会った島で……
梅花藻宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史福原将宣君を愛した 離ればなれの時でも 歌を作った 君に聴かせるために  空が曇り出せば 雨傘を探しまわった 僕が傘になれば それでよかったんだね  新しい扉を 開く君の背中 見つめることが 見送ることが 僕の最後の仕事  溢れそうな涙も 言えなかった言葉も 季節を変える つむじ風に乗せ あの青空に消えていった  君を守った 会えない時が続いても 空を探した 君を連れてゆく空を  部屋が陰る朝は 花を買いに走った 僕が微笑んだら それでよかったんだね  逆光の彼方へ 霞む君の背中 手を振ることが 信じることが 僕にできるすべてさ  溢れ出した涙も こぼれ落ちた言葉も 明日になれば 引き潮に乗せて あの海原に消えてしまえ  君はいつでも“今”が 一番美しかった 流れる水に身体あずけて 咲き誇るあの花よりも  新しい扉を 開く君の背中 見つめることが 見送ることが 僕の最後の仕事  溢れそうな涙も 言えなかった言葉も 季節を変える つむじ風に乗せ あの青空に捨ててしまえ あの海原に捨ててしまえ
白いハマナスTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史大空を埋め尽くす 雲の切れ間から差す光 色あせてゆく季節の隅で 春を待つ白い花 海原を埋め尽くす 氷の切れ間に照る光 移ろう日々の心の隅で 葉を揺らす白い花  春はいつも遠く 夏はすぐ去りゆく 北の果ての遠い街で 今も咲いてますか  冬を越す鳥たちも 凍る土をはう虫たちも 可憐に咲いたあなたに触れて ぬくもりを思い出す  春はいつも遠く 夏はすぐ去りゆく 地図の果ての遠い街で 今も咲いてますか  大空を埋め尽くす 雲の切れ間から差す光 色あせてゆく記憶の隅で 春をまつ白い花 ハマナスの白い花
宮沢和史宮沢和史宮沢和史高野寛高野寛あんなに 欲しがったのに あんなに 拾い集めたのに 僕は今何ひとつ 持っていない ただ君の手をとり ぬくもりを確かめるだけ  まだ太陽が昇っていない道を進もう いずれ未来と呼ばれる その道を  形あるものは 何もあげられなかった 形のないものしか あげられなかった 価値のあるものは 何もあげられなかった 今 君に あげられるのは この歌と僕だけ  あんなに 走っていたのに あんなに 高く跳んだのに どこかに辿りついたわけじゃなく ただ君の手をとり この場所に戻ってきただけ  まだ名前すらついていない道を進もう いつか歴史と呼ばれる その道を  形あるものは 何もあげられなかった 形のないものしか あげられなかった 価値のあるものは 何もあげられなかった 今 僕が 欲しいものは この空と君だけ  形あるものは 何もあげられなかった 形のないものしか あげられなかった 価値のあるものは 何もあげられなかった 今 僕が 持っているのは この歌と君だけ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
からたち野道RIKKI+宮沢和史RIKKI+宮沢和史宮沢和史宮沢和史フェアン・レザ・パネ赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日が来ませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい  
愛を見失うほど宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史愛を見失うほど 狂わせてよ 今夜だけは 燃え上がる炎の中へと 連れていって  失うたび奪い合い 持て余せば捨て去る 誰も性に逆らえずに  与えられた愛よりも 与えた数を数え 人は時間をすり減らす  いつか夜が明けるから 闇夜でも歩いてゆける もつれあうパズルの中で 二人は 心 通わせる  愛を見失うほど 狂わせてよ 今夜だけは 燃え上がる炎の中へと 連れていって  いつか雨も乾くから 寒くても祈ってられる もどかしい季節の中で 二人は 心 からませる  愛を見失うほど 狂わせてよ 今夜だけは 燃え上がる炎の中へと 連れていって
風が歌う島大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史連れて行ってね いつの日か あなたが話してくれた 風が歌うあの島へ  星のない夜 この場所で いつまでも待っているから あなたの舟に乗せてね  恋は恋で終わるけど 愛は 川になって 海になって 雲になって 雨を降らす  抱きしめ合った肩越しに ぼんやりと島が見えるよ 風が何か歌ってる  夢は夢で終わるけど 愛は 風に乗って 波に乗って 雲に乗って 虹を渡る  抱きしめ合った肩越しに 今夜も見える気がするよ 風が歌うあの島が  抱きしめ合った肩越しに 今夜も見える気がするよ 二人だけのあの島が 今夜も見える気がする 二人だけのあの島が
きみはみらいGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史高野寛ひとつ泣いたら ふたつ笑おう 生きている以上のしあわせはない  ひとつ超えたら ふたつ進もう その手でとびらを開けるのだから  高い空を知り 深い海を知り おそれすぎずに歩いてゆこう  まんまるいその命は あなたへのおくりもの まんまるいこの地球は みらいへのおくりもの  ひとつ摘んだら ふたつ植えよう この星より青いものはない  ひとつ捨てたら ふたつ拾おう その手が未来をつくるのだから  空は青いまま 海は広いまま きみからだれかに手渡そう  まんまるいその命は 大切なたからもの まんまるいこの地球は ぼくたちのたからもの  まんまるいその命は あなたへのおくりもの まんまるいこの地球は みらいへのおくりもの  ラララ ラララ
次世界宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史町田昌弘・米田直之このたよりない 二本の足じゃあ どうやっても 地上から離れられない 足の裏にしがみついてる この地球から 今夜も逃げ出せやしない  ああ 君にも僕にも もう戻る場所がないなら そう  羽ばたいてみるんだ 羽ばたいてゆくんだ 未来だけしかない世界へ まだ過去のない世界へ 君を連れていくんだ 手を引いてゆくんだ ジョン・レノンが教えてくれた世界へ 未来しかないあの世界へ Fly higher  北極ではセイウチが流され 南では音をたて 氷河が崩れ落ちる 東には物憂げな嘘つきがのさばり 西ではおしゃべりな詐欺師がはびこる  ああ 正義の味方の 到着を待つより先に そう  羽ばたいてみるんだ 羽ばたいてゆくんだ まだ名前も番地もない世界へ Googleでも探せない場所へ 君を連れていくんだ 手を引いてゆくんだ ジョン・レノンが歌ってくれた世界へ 未来しかないあの世界へ Fly higher  地球はますます萎んでゆく 1日あれば誰でもコロンブスになれる 電話をかけるよりも早く一瞬で フェイクニュースが世界を駆けめぐる  羽ばたいてみるんだ 羽ばたいてゆくんだ 国境に塀のない世界へ 貧しさの対義語がお金ではない世界へ  君を連れていくんだ 手を握りしめてゆくんだ ジョン・レノンが待っている世界へ 未来しかないあの世界へ 未来しかないあの世界へ まだ過去のない世界へ Fly higher Fly higher Fly higher Fly higher…
忘んなよ島ぬくとぅTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史南こうせつ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋(くい)ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ  春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷  橋がかかって 町がかわって うるまが離れても  肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄  月を仰いで 波を教えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を  人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ
あなたが望む方へ山下久美子山下久美子宮沢和史ミトこの世界を つないでる 道はいつか かならず 結ばれる どこまでも 歩いて行け あなたが 望む方へ  この景色を 駆けまわる 鳥は今日も 私の手を引いて どこまでも 飛んで行こう あなたと 出逢う日まで  時代のせいにしない 2人で駆け抜けた 青春の日に 偽りなどないから  あなたがいる その町に 続く道が どこかで とぎれても この道を歩いて行く 笑顔が見つかるまで  地球の速度より速く 駆け出して つまずいて 立ち上がって 本当の姿より高く 無理をして 背伸びしていたね  時代のせいにしない 2人だけの夢を追い 生きてた日々に 後悔などないから  あなたがいる その町に 続く道が どこかで とぎれても この道を歩いて行く 笑顔が見つかるまで  この世界を つないでる 道はいつか かならず 結ばれる どこまでも 歩いて行く 2人が 出逢う日まで
街はいつも満席THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史ハッと目覚めて あわてた朝 君との約束の朝 ポテトの香りに誘われ のぞき込んだ店は今日も満席さ  パッと変わった信号機に おいてかれた のろまな僕 離ればなれの一分で のぞき込んだ店も今日は満席さ  君が髪を切るたび 僕はギターをはじき 歌を作るだろう  ちょっと押されて すべり落ちた 買ったばかりの磯辺焼 おいしそうな湯気が残る ふさぎ込んだ君は僕に幻滅さ  やっと座れた映画館は ちょっと気取ったラブ・コメディー 今こそ愛を伝えよう のぞき込めば君は遠い夢の中  君の涙見るたび 僕はギターを置いて 歌を忘れよう  5×9=45 6×9=54 こんな具合にスラスラと 君を好きと言えたならば 曇りがちの空に月が輝き 曇りがちの空に星がまたたき 湿りがちの街は今日も満席さ
ZAMZAGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史桃の花が一面 盆地を覆い尽くして 葬り去った屍が 墓の中から手招く  ああ ふるさと ふるさと  いつもの調子で母は 慌てた素振りで笑う 3分前の素顔の あなたにいつか会いたい  ああ ふるさと ふるさと そう ふるさと ふるさと  無常の響きが気に障る あの娘の名字が変わってる 俺の歯ぎしりで朝がくる  今際の際で悟るなら 来世も悟れない  畑を始めた父の 後ろ姿を見つめる 蛹のような背中に 二枚の羽根を見つけた  ああ ふるさと ふるさと そう ふるさと ふるさと  世相のいびきが気に障る 遺伝子操作が行き詰まる 神の歯ぎしりで夜が更ける  母の腹で悟るのなら 現世じゃあ悟れない 今際の際で悟るなら 来世も望めない  無常の響きが気に障る スケートリンクがつぶれてる あの娘の名字も変わってる  三途の川で悟るなら 来世も悟れない 母の背中で悟るなら 来世じゃ望めない
朱驚―トキ―RIKKI+宮沢和史RIKKI+宮沢和史宮沢和史宮沢和史山弦雪を割り咲く花が 薄紅に島を染めれば 長すぎた時を忘れて 山は息を吹き返す  この島で夢を見て この島で夢からさめる 都会に出る船の汽笛が 風にかき消されてく  梅雨を彩る紫陽花 夕映えの凪に浮かぶ丹 強い海風 耐える岩ユリ 二人はここで大人になった  この島でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を見上げて 君と生きてゆけたら  待ちこがれた村祭り 手をつなぎ抱いた杉の幹 稲穂が頭たらすあぜ道 二人はここで大人になった  またひとつ夢を見て またひとつ夢からさめる 島を出る船の汽笛が 波にうち消されてゆく  この鳥でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を夢見て 君の面影さがす 君の面影さがす  
島唄Scott MurphyScott Murphy宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き風を呼び嵐が来た でいごが咲き乱れ風を呼び嵐が来た くり返す悲しみは島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙  でいごの花も散りさざ波がゆれるだけ ささやかな幸せはうたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の愛を
おうちバイバイTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史どこで覚えたの? さっきから僕の知らない歌をくり返してる 9時すぎを指したかべかけ時計が いつからだろう止まったまんまだ バイバイ  世の中にうまくすべり込めない夜は 手のひらに君をかくしてにげた 僕より早く歩きはじめた君は カバンの中にも入りきらないね おうち バイ バイ  電車がカタカタ窓をたたき出す頃 僕の話を机に集め 積み木みたいに 立ててはくずしてた そんな遊びにも あきたみたいだね おうち バイ バイ  サヨナラ 忘れものは 置いてくよ  冬が秋をさそいに来たよ 目覚めぬうちに 僕も行くよ
未来飛行士宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史町田昌弘・米田直之また会おう 必ず会おう その時までお互い 元気でいよう 見せたいものがあるのさ 聞かせたいジョークもいくつかある  また会おう 未来で会おう その時にはお互い 笑顔でいよう 一つだけ約束を 交わしてもいいかい? 必ずこの惑星(ほし)へ生きて帰還(かえ)ろう ガガーリンより美しく アームストロングよりもかっこよく このほし惑星の引力に逆らいながら しがみつく過去を振り払いながら 未来へ旅に出よう 僕等は 未来飛行士  また会おう この街で会おう その時までお互い 元気でいよう 溜まっていた涙は流し切ろう そして朝が来るまで語り明かそう ガガーリンより美しく アームストロングよりも遠くまで この惑星(ほし)の暴力にあらがいながら からみつく嘘を振りほどきながら 未来へ船を出そう 僕等は 未来飛行士  ガガーリンより美しく アームストロングよりもかっこよく この惑星(ほし)の引力に逆らいながら しがみつく過去を振り払いながら 未来へ旅に出よう 僕等は 未来飛行士  僕等は 未来飛行士
賞味期限宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史超上機嫌な君と対照的に 賞味期限が切れそうな心 情緒不安な僕と対照的に 少女気取りなノリではしゃぐ君  今日という日が来たことが奇跡だと まるでそんな風に秒刻みに生きた 「あの娘はいつも うそ泣きが下手だね」と TVを指差し君は笑い出す  操縦不能な君と対照的に 常套手段に頼りがちな僕 少々危険な君と対照的に 賞味期限が二日過ぎた僕  降りやまない夕立 モノクロームの虹 不自然な幻想から 抜け出せない僕  夢の中まで誰かにつきまとわれ シーツの中で逃げ場を失う 他人の首にぶらさがる太陽で 目を覚ましては朝にたどり着く  土下座だらけのニュース 檻のない監獄 不自然な現実から 微笑みかえす君  超上機嫌な君と対照的に 賞味期限が切れそうな心 上昇志向の君と対照的に 消去不能な罪 重ねる僕 超上機嫌な君と対照的に 賞味期限が切れそうな心
YOU'RE MY SUNSHINETHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史愛を投げ捨てたEAST RIVER DRIVE 一人きりじゃPRIME TIMEでも暗い 瞬間の逃避行に 手を出すほど暢気じゃいられない  S.O.B.'Sに流れる人の群れに 誘い込むのは突発なHEAVY RAIN おせっかいなくらいに しみったれた心ゆさぶる眼差し  “This feeling, it's my first experience” 今夜この街で一番冴えているJOKE “I am about to lose my patience” 恋のマニュアル通りに喋ってるのも辛い YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  二人だけではしゃいでるMORNING BREAK 束縛するもの何もないNEW YEARS DAY 行きずりの運命でも 手に触れたものは全てREALITY  “This touch, it's my first experience” ジーザス気取るFORTUNE TELLERに用事はない YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  It's just common sense Take your dance music Triple the volume give it a kick Then trashy pops is not too bad babe Give your rock a triple boost daze Its emptiness will spread by nine and with folk let three's combine grows by 27 yep desperation Just some simple multiplication  “This feeling, it's my first experience” 今夜このSTREETで一番冴えているJOKE “I am about to lose my patience” 恋の段取り壊して愛し合っていたい  YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  Music is dance itself, liberation of body and soul Ain't ideology Ain't no drug Ain't even politics Ain't an act Ain't religion Ain't no truth. But, ain't no lie ain't deception So that's the reason, I'm believin'
THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史できたばかりの歌を いつも君が聴いてくれた 「いい歌ね」と 言ってくれた 僕はそれで幸せだった  君がいなくなってしまった 僕は歌を書かなくなった この部屋は空っぽになった だけどそこに歌が残った  夢の中で君に逢った 満月より綺麗だった 手をつないで ずっと歩いた そして歌がひとつ生まれた
Shima-Uta (acoustic) featuring IZZYTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Deigo, the flowers that we held Distant winds sigh beneath the clouds Deigo, the flowers that we lost Distant winds call up on a storm I embraca my sorrow deep within Like the waves that cross the ocean shore  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  Shima-Uta my island ride the wind Together fly like brids across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my tears across the ocean waves  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  Uuji where we first sang in a forest green and gold Now I stand beneath the tree where I cried my last farewell  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  Shima-Uta my island ride the wind Together fly like brids across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my tears across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my love across the ocean waves
Perfect Love宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史手を触れてしまえば消えるシャボンのように この腕であなたを抱きしめるのが怖い  僕の言葉 電話線をたどり 君を捜す  つみ取ってしまえば枯れる花のように この胸にあなたを抱き寄せるのが怖い  君の言葉 導火線をたどり 闇を探す  Perfect Love wouldn't be a crime 決して始まることのない 静かな愛  Perfect Love wouldn't be a crime 決して終わることのない 永遠の愛 it's perfect, love  Perfect Love wouldn't be a crime 決して始まることのない 静かな愛  Perfect Love wouldn't be a crime 決して終わることのない 永遠の愛  Perfect Love wouldn't be a crime 決して始まることのない 静かな愛 it's perfect, love
TOKYO LOVEbirdbird宮沢和史宮沢和史ブラザー気分でswing 町はイカしたvives 信号待ちのkiss サマになってるwink 胸がはだけてshy 君の心理にdive 何の問題もない It's Tokyo Love  コリアン・ストリートでDate 夕食はsmells good 一人ぼっちじゃつらい 二人きりならfly エキゾチックなmood くびれた腰がgroove 何の問題もない It's Tokyo Love  高層ビルは 今夜 天国へ伸びる 見下ろせば 世界中は Amor  首都高速は 今日も 月への滑走路 届けたい 世界中に Amor  シニカルな酒に 付き合っちゃられない だれよりも早く 朝日を眺めたい 僕は君とsurvive カンをたよりにdrive 言葉はいつもTight! It's Tokyo Love  ジャカルタの空も ピョンヤンの空も ハバナの海にも 同じ陽が昇る  ルンバがサンバがチャチャチャが 新しい朝を告げる 踊ったことのないリズム 東京に朝を告げる  僕は君の言葉すべてに はじから曲をつけよう パレードが街に着く頃は 二人は愛に包まれる
島唄中孝介中孝介宮沢和史宮沢和史黒木千波留でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
誰よりも遠くから川村結花川村結花宮沢和史川村結花川村結花いつもあなたのとなりに そっと寄り添う人 この広い世界でただひとりの人  あなたのことが好きだと 知られたくないから いじわるなことばかり言ってごめんね  いつか 夜を飾る 星に生まれ変わって そっと 「好きだよ」と伝えたい  心が痛んだ夜は どうか空を見上げて 誰よりも遠くから あなたを見つめているから  勇気を出して初めて 声をかけた9月 空色があかね色に染まる季節  初めて名前を呼んでくれた11月 秋風に全てが輝いて見えた  いつか 空を泳ぐ 鳥に生まれ変わって もっと どこまでも飛んでゆく  涙があふれる夜は どうか空を見上げて 誰よりも遠くから あなたを愛しているから  いつの日も いつまでも あなたを見つめているから
僕の部屋で暮らそう本田美奈子.本田美奈子.宮沢和史宮沢和史君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  少し焼けた素肌が シャツを白く引き立てる いつもの坂道を登れば 君の家が見える  ポケットの小銭だけじゃ 月までは行けないけど 僕が見た景色を全て 君に見せてあげる  君の涙も ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  一日が終わるたびに 「サヨナラ また明日ね」と 今夜から言わなくてもいい 君がここに居れば  こわれそうな虹を 追いかけてるだけで 何も怖くはなかった 君がいつでも そばに居たから  知り合った頃のように つないだ手が震えてる 昨日までと違う風が 今 吹き抜けてゆく  君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  君の涙も その微笑みも 見逃したくないから 僕とここで暮らそう
月の蛍夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一・宮沢和史生(う)まれ島にいた頃は 蛍の灯(ともしび)が 導いてくれた あなたが待つ場所へ クバの樹の下へ クバの樹の下へ  島を離れ 道別(わか)れ 光足(た)るこの街は あなたの面影も 蛍の灯も 天(てん)の群(む)れ星(ぼし)も 何ひとつ見えない  月が昇る闇夜には 聴こえる島の唄 泣かせてください あなたの面影が にじんで消えるまで にじんで消えるまで
心の泉に浮かぶ島THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史緑の風の中 咲き渡る赤花 生まれ育った島を離れて 流れ星を追いかけた 凍える風の中 人混みをかき分け あの空高く手を伸ばしても 星はいつも流れてく  遠いあの日に描いた夢を 今はこの街で追いかける どこにいても決して忘れない 心の泉に浮かぶ島  歩き疲れたとき そっと目を閉じれば 今も聞こえる祭りの唄が 懐かしい人の声が  遠いあの日に祈った星を 今はこの街で見上げてる 涙こらえるたび思い出す 心の泉に浮かぶ島  果てしなく登る坂道 振り向いた空に架かる虹  遠いあの日に描いた夢を 今はこの街で追いかける どこにいても決して忘れない 心の泉に浮かぶ島  遠いあの日に誓った夢を 今はこの街で育ててる 涙あふれるたび抱きしめる 心の泉に浮かぶ島  遠く離れてても忘れない 心の泉に浮かぶ島
なしかりゆし58かりゆし58宮沢和史宮沢和史かりゆし58おいらはあいつが大きらいだった 頭はきれるし12等身のスタイル 父親はインチキ会社社長 僕にないものたくさん持ってた でもある日風邪で寝込んでたら ドアをコツコツノックして  このなし食べて元気出せって このなし食べて元気出せってね  おいらはあいつの彼女が好きになった あいつさえいなければ人生はバラ色 完全犯罪で奴をころして あの子を奪いとろうとした 部屋にこもって計画練ってたら ドアをコツコツノックして  このなし食べて元気出せって このなし食べて元気出せってね
島唄成底ゆう子成底ゆう子宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ宇宙よ 神よいのちよ このまま永遠に夕凪を 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  ララララララ ラララララー ララララララララ ララララララー
口笛が吹けないTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基帰り道を急ぐ君を 振り向かせたいけど 北風にかき消されて 口笛が吹けない  君のために書いた歌が あとひとつできたら あふれ出すこの思いを 打ちあけられるだろう  戻れない夏が またひとつ過ぎてく 変わってゆく君が またひとつ遠ざかる  夕陽が消えてゆく町へ 自転車で行きたい この町で失くしたもの とり戻すために  離れて写った 放課後の写真が 今でも2人を 夏色に染めている  夕陽が消えてゆく町へ 自転車で行きたい この町で失くしたもの とり戻すために とり戻す とり戻すために
ごはんがたけたTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史朝顔咲いた なかなおりした 雨傘逆さま 鮮やかな花  昼めしどきだ ひぐらしどこだ しじみにひじきに にしんの切り身  海風ふいた ウミウシふんだ 靴ずれズルズル つくづく苦痛  エンピツもらった エントツのぼった 先生やめても 元気でいてね  おなかがすいた お魚ついた ドジョウもモロコも うろこどろんこ  おなかが鳴った おからは飽きた ごはんがたけたが タケノコだけだ
18時(Remix)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史潮が引けば 死んだ魚は銀に光り 波に打ち上げられた僕も 銀に光る  ベテルギウスが停泊船を闇に誘い出し 豆売りさえも 干からびかけた僕に気づかない  教えておくれよ 天国は 君の素肌 君の眼差しよりも きれいなとこかい  恋することに慣れた素振りで近づきあった 憎しみも 愛も 失望も 全て 二人で覚えた  教えておくれよ 地獄は あの日の君のやりきれない仕打ちより ましなとこかい  18時 潮が満ち 死んだ魚は沖に帰る 18時 陽が沈み 死んだはずの僕は僕に還る  教えておくれよ 現実は 忘却のために費やされるだけの 空白なのかい  18時 潮が満ち 死んだ魚は沖に帰る 18時 陽が沈み 死んだはずの僕は僕に還る
Far east sambaTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Far far east samba 至上の愛を彼方へ届けておくれ Roll roll forever 天使を呼び覚ませ Far far east samba 意識に潜む殺戮 消し去っておくれ Roll roll forever 悪魔も解き放て  Shake with this samba any nationality you are バラよりも赤く燃え尽きるまで Sing with me together say religion you are 昨日よりも愛し合うために  Far far east samba 国境越えて 天国連れてっておくれ Roll roll forever 死者をも呼び起こせ  Shake with this samba any nationality you are 血潮より赤く燃え上がるまで Sing with me together say religion you are 今日よりも愛し合うために
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かげろう本田美奈子.本田美奈子.宮沢和史宮沢和史いつの間にか止まる 砂時計のように 時間(とき)はいつも過ぎ去ってから 人の過(あやま)ちを笑う  いつの間にか枯れる 花瓶のバラのように 気づいた時は なすすべもなく 愛は終わりを告げる  羽根をふるわせて はばたく かげろう 命も夢も記憶も捨てて 夜明けを待たず 燃えつきてゆく  愛しすぎるたびに あなたの後ろ姿 一歩、二歩と離れていった 短い影を残して  「君を誰にも渡したくない」と 微笑みかけた二人の夏が 音も立てずに錆(さ)びついてゆく  泣いてるわけじゃない 瞳閉じていれば 二人が生きた世界が全て 消えてくれる気がするの  降りしきる雨に じゃまされようとも もう一度だけ はばたいてみる 私は愛に生きる かげろう
オロカモノの歌THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史雨の日は雨の歌を歌おう 風の日は風の歌を歌おう 雨も風もない日は 鏡を見て歌おう 愚か者の歌を  咳をしても お茶を入れても一人 言い訳が部屋の隅に吹きだまる 窓を開けたとたんに 逃げていったシャボン それが君の名残  許されるのならば 君を感じていたい 青から茜 白から緑 季節の流れゆくままに  雨の日は雨の歌を歌おう 色褪せた流行歌を 雨も風もない日は 君を待って歌おう 愚か者の歌を
ひのもとのうた 2002THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史日の本よいとこ おいでなせ 一度住んだら止められぬ 絵にも描けない竜宮城 獅子に良く似たボスがいる  日の本神様あふれてる 脱サラした日に教祖様 神にゃ免許はいらないの? (だけど) 困った時には金頼み  日の本よいとこ おいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールは無いけれど ロックシンガー星の数  日の本ケンカが弱いから 勝ち負けつけずに土下座する 相手の顔色うかがって ちゃっかり教科書 書き直す  よその国見りゃ大変だ クスリに テロに クーデター 隣の芝生が青い分 便所の臭いも気にかかる  心の堤防壊そうよ 鎖国が嫌なら今すぐに 後は野となり花が咲く ジパング目指して舵をとれ
Seven Days, Seven Nights宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史口笛吹いて 君を誘って 二人乗りで代田橋まで行く  ジャングルジムに 隠しておいた 満月を君に見せてあげたい  Seven Days 僕らはいつも手ぶらで 暮らしてた 君がそばにいれば怖くはなかった  12時過ぎの 下北沢は バイト帰りの人賑わう町  道に落ちてた ソファーを運ぶ こそ泥みたいな二人に吠える犬  Seven Nights 100円玉ほどもない プライドを ポケットから出して見せびらかしてた  眠れない 夜に作ったつまらない 歌は全部 灰皿の中でくすぶって消えた  口笛吹いて おなか鳴らして ジオラマみたいなこの町に 夕暮色のカーテンかけに行こう  口笛吹いて 君を誘って ジオラマみたいなこの町に 夕暮色のカーテンに ありったけの星をはりつけよう
雲の形が変わる前に宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史雲の形が変わる その前に 僕の胸まで 駆けておいで  貝ガラに耳を澄ましてみてごらん いつの日か出会う人の声がする  愛だけじゃ 生きられないけど 愛し合うために あなたは生まれた  雲の形が変わる その前に 僕の胸まで 駆けておいで  砂浜に城を作ってみてごらん ありふれた幸せが愛しくなる  愛なしじゃ 生きられないから 愛されるために あなたは生まれた  波はいつもと 違う音をたて 僕らに何か 語りかけてる  雲の切れ間に 光が射したら 僕の胸から 羽ばたいてゆけ
ほほえみTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史時間(とき)のぬかるみに 足を取られそうな夜 テーブルの焦げ跡 指でなぞっている君  君の心に 絡んだ毛糸をほどいて 何も聞かずに 今すぐ抱きしめられたら  泣き出してしまえば 楽になると知ってても 僕の胸の中 試すように微笑んだ  君の心に 綴った日記を破いて 何も言わずに 今すぐ抱きしめられたら  巡礼の足音が近づく 罪人のねぐらにも燈を灯すために  君への愛が 言葉に出せずに錆つく 手にしたものは 時間とギターと砂時計  失くしたものは 翼と海図と君だけ
風になりたい城南海城南海宮沢和史宮沢和史ただすけ大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
ルティカTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史教えてルティカ どこにいるの 聞かせてルティカ 僕らの行方  血まみれのうでじゃ 君を抱けない あの丘にいるよ はりつけられて  愛しきルティカ どこにいるの 泣き声だけが 森を揺らす  巨大な闇が 手招いてる 僕は先に行くよ はりつけられに  両手しばられ 君を抱けない あの丘にいるよ キスしてルティカ  教えてルティカ 涙のわけを
しのぶ花夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一夢は叶えるためにある いつもあなたはそう話してた いつかあなたと結ばれる それが私の夢でした  麗しく 華やかに 花瓶に咲いた花より 雨に濡れ 風に揺れ 野に咲く名もない花になる  泣き濡れて歩いた道も 涙こらえ走った道も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道  夢は忘れるためにある お酒飲むたびそう呟いた そんなあなたの横顔を そっと抱きしめられたなら  春に咲き 春に散る 季節を飾る花より 春に咲き 夏が過ぎ 冬を耐えしのぶ花になる  泣き濡れて見上げた空も 涙こらえ祈った空も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い空  泣き濡れて歩いた道も 涙こらえ走った道も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道  いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道
BOSSA NOVA SWINGTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史宮沢和史SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA 電磁波をすりぬけて ゴシップを破り捨て駆けぬける SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA 導火線より先に燃えつきてゆく君と 2人ならばどこまでも飛べそう 時差を追いかけ日付を超えて愛し合いたい 理性が遠く及ばないサンバ 高速のBATIDA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  進化を止めて名前を捨てて愛し合いたい 夜が明けても止まらないサンバ 無秩序な BAUCADA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA
釣りに行こうキマグレンキマグレン宮沢和史宮沢和史十何年前はまだ 君より小さくて 君のアゴのほくろをいつも見上げてたんです 君はといえば 泥んこになって こうもりの子守歌 朝も夜も昼寝 目が覚めたら君は うそばかりついた その度だまされたふりしてた  釣りに行こう 釣りに行こう 雨がやんだら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くね  釣り竿にぎったまま 君はまた昼寝 魚がひいているのに 今日も知らん顔 僕も君の真似して 目を閉じてみたけど なぜか眠れないんです 柳がくすぐるんです 大人になってもう一度 あの川へもどれば まだたぶん 君は眠りの途中  釣りに行こう 釣りに行こう 梅雨があけたら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くよ
夏花の唄夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一公園にあつまる声で 梅雨が明けたと気づく 何故(なぜ)だろう 夏が来るのが 近頃少し恐い  傷ついては学び またつまずいて 巡る季節めぐり また夏が来る…  幼き頃を思い出す はにかむあなた 木綿花(むみんぱな) 日に焼けて汗ばむ笑顔 それこそ私の故郷(こきょう) 心の奥にそっと咲く花  たどり着けば転び また立ち上がり 何度もあきらめて また夏を待つ…  月の光に照らされて キラキラ光る夏花(なつぱな)の浜 日に焼けたあなたの笑顔 それこそ私の故郷 心の奥にそっと咲く花 瞳閉じれば永遠の夏
月見草本田美奈子.本田美奈子.宮沢和史宮沢和史満月の日 この島に来て 慎(つつし)み深く生きた 悲しい夜は 空を見上げた 月見草が咲くように  もしも 小さな夢 かなうなら あなたの胸につつまれ 星が降る音を数え もう一度 生まれ変わろう  今夜 小さな夢 かなうなら 魚の群れにつつまれ 打ちよせる波を数え (もう一度) 私に 生まれ変わろう
掌の海夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一サヨナラと言われた朝に この世界 色褪せていた いつの日か届けてくれた 花だけが赤く染まるよ  サヨナラと言われた朝に この世界 音が薄れた いつの日か聴かせてくれた 歌だけがかすかに響く  教えてよ雨は川になり どこまで流れてゆくの 人の波に流されながら 溢れ出す この涙 掌の中で海になる  もう一度生まれ直して 温かいあなたの胸で 夢を見るその人よりも いつの日か輝いてみせる  想いではいつか砂になり 風にさらわれてゆくよ 人の波に流されながら 止まらない この涙 掌の海が溢れ出す  もう一度生まれ直して 温かいその掌を 握ってるその人よりも いつの日か輝いてみせる
Samba de TokyoTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史電話番号が書かれた落ち葉が 足下で秋の終わりを告げる 車の窓からもれるリズムに合わせ 踊るモレーナ達  勝ちどき橋を渡り 佃島に浮かぶ月が欲しいとせがむ ゆりかもめと競いあうモノレールは 天国の近道  そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街  衣替えした学生 コマ劇場の前にも夏が来るよと告げる 地下道に歌が響き 空っぽのギターケース 夢がたまる  自分を好きになれない夜は この街さえ憎しみ込めてた あの日  そっとかわす口づけは 銀色の雨に包まれる 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と暮らした街  そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街
雪虫THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史初めて二人 体を重ねた日 世界が全て 違って見えた  いくつもペン折り この気持ちを綴(つづ)った こんな晴れた日に お別れなんて 幾多(あまた)のうそを 信じたふりしても 巣作りしてたら 幸せだった  手のひらに舞い降りた雪虫 涙の雨に溺れて死んだ  誰にも同じ 笑顔をつくるあなた この手で海に 沈められたら
沖縄に降る雪 (acoustic)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史月が満ちるたびに あなたを思い出す 頬を赤く染めて 恥じらう面影を 加那よ 加那よ うるまに咲く花よ  雨があがるたびに あなたを思い出す 虹の橋を渡り あの島に行きたい 加那よ 加那よ うるまに咲く花よ 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ 沖縄に降る雪よ  海風に手取(てぃとぅ)らりやぃ (海風に手を取られて) 天の川 船出(ふにい)じゃさなよ (天の川に 船を漕ぎ出そう) 海鳥よ 伝えたぼれ (海鳥よ 伝えておくれ) いつか 迎えに行くからと (いつか 迎えに行くからと)  春は君を想い 夏は風に抱かれ 秋は君を歌い 冬は春を願う  花よ 花よ うるまに咲く花よ 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ  虹の橋を渡り あの島に行きたい 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ 沖縄に降る雪よ
シェゴウ・アレグリア!~歓喜のサンバ~GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史花束も手紙も 手と手を渡り 不意にドアを開けて 君の手元に届く  幸福も不幸も 手と手を渡り 前触れもないまま ひとの心に届く  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 喜びは分け与えられるひとに 降りて来る  ジェラシーも噂も 風を渡って 耳を閉じていても ひとの心を揺らす  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  忘れるために踊るわけじゃない 汗の苦さを確かめたいだけ  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  忘れるために歌うわけじゃない 涙の理由を確かめたいだけ  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU, CHEGOU, CHEGOU CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU, CHEGOU, CHEGOU  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA! 幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る  CHEGOU ALEGRIA! CHEGOU ALEGRIA! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る 降りて来る 降りて来る 降りて来る
TROPICALISMTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史白保や今(なま) 心(くくるう)とぅなとぅなとぅ ムルロアや今(なま) 灰に包(ちち)までぃてぃ 我(わ)んねー汝(いーや)やかん 長(なげ)ーんや生(い)ちからん どぅーぬ力(ちから)ーさに いーじ行(い)きよ我(わ)ん子(くわ)ーよ  Have you ever stop to think for yourself What you doing to the World is not good for our health God make the land, and he make the sea Why you want to change his plan? Explain it to me  人やまた 罪(ちみ)に罪重(ちみかさ)に 神(かみ)までぃん罪(ちみ)や 犯(うか)す日がちゃんでぃちん どぅーぬ信じたる 道進(みちすす)みよ我(わ)ん友(どうし)  I'm not blaming you, he, him or she This World is full of destruction, Why can't you see? Just stop and think about little babies They will be the man and woman of tomorrow By that time I may be dead and gane All the bomb testing must stop gwane We are here to produce and not to destroy Never you take God land for no toy
書きかけの歌宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史世間を知らず 常識もなく 拳銃を持つ勇気もなく つまずき 膝をはたいて 生きている  愛が解らず 愛を唄って 無能だと認めようとせず 懲りずに 愛を称えて 歌を書く  一粒の雨が降ればいい 君の頬に落ちて銀に輝き 書きかけの歌の中で 僕を死ぬほど恨めばそれでいい  一言の嘘をつけばいい そっとくちびる動かすだけでいい 書き上げた歌の中で 僕を愛する振りをしている君
掌の海THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史サヨナラと言われた朝に この世界 色褪せていた いつの日か届けてくれた 花だけが赤く染まるよ サヨナラと言われた朝に この世界 音が薄れた いつの日か聴かせてくれた 歌だけがかすかに響く  教えてよ雨は川になり どこまで流れてゆくの 人の波に流されながら 溢れ出す この涙 掌の中で海になる  もう一度生まれ直して 温かいあなたの胸で 夢を見るその人よりも いつの日か輝いてみせる  重いではいつか砂になり 風にさらわれてゆくよ 人の波に流されながら 止まらない この涙 掌の海が溢れ出す  もう一度生まれ直して 温かいその掌を 握っているその人よりも いつの日が輝いてみせる
ふたりのものTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史愛されるために君は生まれた 今日の日を夢見て育てられた  君の哀しみも君の歓びも 今日からすべてが ふたりのもの  こごえる夜はコートを脱いで 君の心で その人を暖めて  幸せになるために君は生まれた 今日からはすべてが ふたりのもの  星のない夜は星に代わって 君の笑顔で その部屋を照らして  君の想い出も 君の故郷も 今日からはすべてが ふたりのもの  幸せになるためにキミは生まれた 今日からはすべてが ふたりのもの  いつの日もふたりは ふたりのもの
Honey! Your turnTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Honey I'm getting sea sick I am going crazy floating between confidence and insecurity  Tonight the one at the wheel is either you or me This time you climb on top Now you climb on me Honey! your turn  Honey I'm losing my mind I am going crazy wandering between the ideal and reality  Tonight the one at the wheel is either you or me This time I'll climb on top Now I'll climb on you  Honey! my turn
Paper Plane宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史町田昌弘指先から解き放たれた 紙飛行機は思う なぜ無様な姿で落ちるために 空(そら)を舞うのだろう  風と風の隙間をぬって 逃げ道を探したけれど 吹きすさぶ風におだてられて 空(くう)を彷徨った  歌は人の人生よりも 先に始まり 後に終わるのだろうか  Paper Plane Paper Plane 北風に抱かれて キリストが見下ろす街まで 旅に出よう Fly away Fly away いつか風が止んだら あの人が生きる大地に 無様に落ちよう  自分の意思で飛んでいるような 誰か任せの航路のような 誰よりも高く舞い上がるから 落ちるのが怖くなる  夕日の紅(あか)よりも 朝焼けのマゼンダに染まりたいから 眠れない夜も風を探し 空(くう)を彷徨った  愛の歌を書きあげるのには ほんの少しだけ人生は短い  Paper Plane Paper Plane 木枯らしに誘われ エイサーが踊る島まで 海を渡ろう Fly away Fly away いつか力尽きたら あの人が眠る大地で 無様に眠ろう  Paper Plane Paper Plane 北風に抱かれて キリストが見下ろす街まで 旅に出よう Fly away Fly away いつか風が止んだら あの人が生きる大地に 無様に落ちよう 無様に落ちよう
遠い町で宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史ピエロ・マイルジ離れていても 君の心 いつも見てる 遠くにいても 君の涙 僕は見える  抱きしめて あげたいと 思うたびに 季節が離れてゆく  見知らぬ町に 積もる雪も 僕は見える こごえる両手 息を吹いた 君が見える  暖めて あげたいと 思うたびに 暦が剥がれてゆく  過ぎ去った遠い日の 夢が忘れられなくても 夕日よりも先に輝くあの星に 気づいていてくれますように  繰り返す毎日に 追われながら暮らしてても 雨上がりの君の町にかかる虹に 気づいていてくれますように  遠い町で  気づいてくれますように
漁火THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史朽ち果てる僕 フィヨルドに沈み行く舟 目をそらす君 舟底に刺さる十字架  もっと そばに来て もっと  背を向ける君 ビロードを敷き詰めた海 ひざまずく僕 ひれをもぎ取られた魚  漁火が またたく  誰も祝福しない 愛でもいい それでもいい 離さない だから‥‥
TAKE IT EASYBEGINBEGIN宮沢和史宮沢和史ヒーターのかわりに君の熱い言葉が欲しい プリンスのかわりに君のけだるい歌がききたい きっとMOOなんて2級酒より 君のほうがおいしいのさ あんなコメディアンなんかより 君のほうが楽しいのさ Take it easy Take it easy 泣いてばかりじゃだめさ 笑いながら 歩いてみよう  コーヒーのかわりに君の見慣れた瞳が欲しい 宝石のかわりに君の小さな涙が見たい 君は新しい朝を見つけるために 僕の顔を忘れていった 二人出会えたときめきは あの青い空に消えた Take it easy Take it easy 泣いてばかりじゃだめさ 笑いながら 歩いてみよう
歌いたくない夜THE BOOMTHE BOOM宮沢和史崎枝将人・宮沢和史君の歌を聴かせておくれ 今夜は何も歌いたくない  救いを求め 歌ってみても どうせどこへも辿り着けない  道は真っすぐ延びていたのに 僕は道に迷ってしまった  歌いたくない夜は 君の歌を聴かせておくれ そっとギターを弾くから いつもの歌を歌っておくれ  君の声を聴かせておくれ 夜がそろそろ寝た頃だから  答えを探しに 旅をしてたら 帰り道を忘れてしまった  こんなに人とすれ違うのに 僕は独りになってしまった  眠りたくない夜は 君の歌で寝かせておくれ きっと朝は来るから 今朝見た夢を歌っておくれ  歌いたくない夜は 君の歌を聴かせておくれ 僕が歌い出すまで 今夜は君が歌っておくれ  そっとギターを弾くから いつもの歌を歌っておくれ
そこが僕のふるさとTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史中央線に乗り 冷凍ミカンほおばり トンネル数え 雪が溶ければ そこが僕のふるさと  仲間を集め 愛宕山に登ろう あの日のままの 街を見下ろし 君の家をさがそう 傷つけて 落ちこんで 傷ついて ベソかいて 一日中君のこと 考えていたあの頃  中央線に乗り ゆで玉子ほおばり 一番星を目指してゆけば そこが僕のふるさと  仲間を集め ファミレスにくりだそう あの日と同じ 席に座れば 君に会える気がする かばい合い 憎み合い 競い合い わかち合い 一年中あの娘の横顔 ながめてたふるさと  かばい合い 憎み合い 競い合い わかち合い 「サヨナラ」も言わないで 手を振る僕のふるさと 「サヨナラ」も言わないで 手を振る君のふるさと
空想の戦場THE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至アスファルトをむしり剥がす キャタピラの轍 女達は赤児を捨て 空爆に見とれる 空想の戦場では ねずみ色の血が流れる  子供達はブラウン管で 殺戮を覚え 大人達をアウシュビッツへと 閉じ込め始める 神を名乗った男は 窓のない部屋で神に祈る  空想の戦場では 誰もが平和を願い 敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ  煽動者は 敵も告げず 「戦え」と叫び 流行歌は 術も言わず 「立ち上がれ」と言う 飲みつぶれた戦士の日々は リモコンで幕を降ろす  空想の戦場では 誰もが権利を武器に 正義が消えた裁判を 繰り返してるだけ  空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ  君の枕もとから 2000kmの国では 今夜もミサイルの届け先を 捜し求める  空想の戦場では 誰もが平和を願い 敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ  空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ 酔いどれてるだけ  アスファルトがいつものように 町をつないでる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
YES MOM!THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史YES MOM! Kは義務として課せられた“事無かれ洗脳教育”に 何の疑いも持たず憧れの教職に就き、 近所の幼女を■■■しました。 (奴と僕の差は さて何cm?) うんと働きうんと金を使う、真空パックの社会人を生産しようとする、 この国の目論見から 欠陥商品の烙印を押されたAは、BANGKOKで ちょっとしたビルを建てたんだって。  YES MOM! Zは対人恐怖症とアルコール依存症を治すためにスクールに通い 「明るい道を開いたな」 と思った途端、ホステスを■■■しました。 (奴と僕の差は さて何cm?) 人なつっこくて女の子にモテ、生徒会長までやったUは 自らを神とする宗教を興し、 結果的に何人もの老人を死に追いやるなんて。 彼も想像してなかったでしょうね。 THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  YES MOM! ハンカチもチリ紙も持ちました。 あと何を持っていけば怒られないですむんでしょうか?  YES MAMA! 才能が枯れたと思いこんだFは自らの命を絶ちました。 果たして、彼をあのビルの屋上まで エスコートしたのは誰だったのでしょうか?  (奴と僕の差は あと何cm?)  資本主義の機関士気取りだったMは、薬と過労に犬死にしました。 取り残されぬように、 いつも走らされてきたから、レールがあると、みんなつい走っちゃうんだ。  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  If you were to live according to the rules of the establishment You could lead a life of neither happiness nor unhappiness  YES MOM! 宿題も月謝も持ちました。忘れ物すると、 またあの先生にぶたれちゃうんだよね。  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  All the people of this nation wedged between insanity and sanity Live on thinking though others have crossed the line They alone are rational  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
情ションガイネTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史那覇(なは)の港に咲く花は 梅かあざみか白百合か さらば出船よ 西(いり)の陽(ひ)よ 情しょんがーしょんがー 浮世(うちゆ)しょんがーしょんがー 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 恋に生きなきゃションガイネ  御髪黒木(みぐしくるち)のかんざしに 浅地紺地(あさじくんじ)の芭蕉布よ 泉崎から 波の上 情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 飲んで飲まれて 月にゃ内緒で 恋の花咲くションガイネ  北谷美浜(ちゃたんみはま)に飛ぶ鳥は 青い目をした鷲(わし)ぬ鳥(とぅい) トンビがくるりと目を回す 情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 雲に抱かれて 風に吹かれて 涙こらえてションガイネ  四角四面にゃ生きられず 丸い地球にぶら下がり いつか帰ろかな 生(ん)まり島(じま)  情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 夢に生きなきゃションガイネ 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 夢に生きなきゃションガイネ
TIMBAL YELETHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史転がり出す石はもう 誰にも止められない 幾億の言葉の海 立ち寄る島もない  どのくらい歌を書けば 僕は癒されるのか? 絞り出す声の果てに 何も目指すのか?  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar  どのくらい胸を裂いて 人前に曝せばいい? 肉も骨も心も血も 叩き売り尽くすだけ  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar  愛し合う瞬間に 知識も名誉も要らない 高ぶる この鼓動を 君と感じ合いたい  君がいくら僕の仮面の 裏を暴こうとしても そこには痩せこけた男が 立ち尽くしてるだけ  どのくらい道に迷えば 花園に辿り着く? 谷底で砕け散ろうと 僕は転がり続ける  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar
SUPER STRONG GIRLTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM君の秘密を知ってしまったよ リボンの下に つのがはえてる 君の秘密を知ってしまったよ お尻に小さな しっぽもはえてた  ある晩 君は 巨大になって ねぼけた僕を 背中に乗せて 新宿 中野 ひとまたぎ 高層ビルに 座って 僕を守ってくれると言った  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 素顔の僕は 君の手のひらの中  君の秘密をひとりじめにしたい 世間は君の噂で てんや わんや 神様はあっちこっちで ひっぱりだこで 僕のちっこい おねだり 聞いてもくれない  笑う街角が ゆがんで見える アンバランスな メトロポリスで 溺れる人を 見おろす君は ダイヤモンドの涙 落した  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 耳の先まで 愛してるのに  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 耳の先まで 愛してるのに
オキナワTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基赤土が舞う 子持ちバッタが逃げ惑う ゆで上がる海 太陽は空でさらし首 機械仕掛けの クジラが海を埋め尽くす ヤドカリ達は サンゴを追われ 密林をさまよう いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように でいごの花が 咲き乱れ嵐がおこる 届けておくれ 血に染まるママの写真を 涙を いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は 高値で売れる 盗人の言い値が まかり通る  いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように  I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa
オレンヂジュースTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至12 時間もたって 目覚ましを止めた 黄色くにごった空は あいかわらずだ ランチタイムにはもう 間に合わないから ゆうべのオレンヂジュースで おなかいっぱい Yeh,Oh,ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 毎日  夕べはさんざんだった 戦争に負けた 僕の町に外人 あっちに外人 彼女のコップのジュースを さっととりあげる 無力な僕の小さな抵抗 Yeh,Oh ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 明日も  TV は三流ジョークで 爆発しそうさ イライラばかりで のどはカラカラ 何かがへんだ どこか違ってる 僕のせいじゃない 大人でもない Yeh,Oh ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 毎日 
不自由な運命の中でTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史渋谷慶一郎黒いインクで 塗り潰した街に 何度も君は空の色を塗る 愛されぬまま 育つ幼子のように 唇に微笑み隠した 目蓋閉じれば 二人だけ残して 音も立てずに 世界は滅びる  5つ数えて切れた 電話だけが ただいつまでも リアルに響く はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で  吸い殻色に 塗り潰した街で 今夜も君は空を切り刻む 涙がにじむ 君の眼差しの中に 逆さまの月が浮んだ はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で 踊ってたって 誰も 満たされない週末 祈ってたって 誰も 救われない現実 僕らは愛を求め そして愛に迷う 傷跡だけを背に いくつも刻みつけて  はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中
島唄LOW IQ 01LOW IQ 01宮沢和史宮沢和史LOW IQ 01でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
ゆっくりおいでTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史天使に手を引かれて 独りで旅に出たから さよならの一言が お別れが言えなかった  この町からは電話も 手紙も出せないけれど 君の笑顔も その瞳も すべてぼくには見える  ゆっくりでいい ゆっくりおいで 遠回りして 道草をして もう君を独りにはさせない ピアノの前で待っているよ  定刻より少し早く 船出の時が来たから ありがとうと言えないまま 君の名を呼べないまま  新しい家を建てて ふたつの椅子を並べて ピアノを弾けば 雲の上で 天使が歌い始める  のんびりでいい のんびりおいで 人を愛して 人に愛され もう二度と手を離しはしない 永遠の愛を奏でよう  いつもそばにいるよ 白鍵のとなりには 黒鍵があるように
風になりたい大山百合香大山百合香宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手をひいて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
天国へ落ちる坂道THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史姿見 夕焼け すれ違う人の波 みんな消えてしまえ 心の中つぶやく 街路樹 ブランコ 先を争う子供 ありふれた景色が なぜか心締めつける  天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日よ二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に  向日葵 水たまり 風を揺らすアネモネ みんな枯れてしまえ 心の中で叫ぶ 踏切 待ちぼうけ 履きつぶしたサンダル ありふれた景色が なぜか心切り刻む  永遠に続く坂道を 君と二人すべり落ちる 折れたままの翼広げ 濡れたままの傷口おさえて 天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日を二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に  風に逆らう鳥よ 川を上る魚よ 命が果てる場所へ なぜそんなに急いで行くの  永遠に続く坂道を君と二人すべり落ちる 折れたままの翼広げ 濡れたままの傷口おさえて 天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日よ二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に
幸せと書いた手紙THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史二百歩 歩けば いつものあの風呂屋 待ちきれず渡る線路  電信柱を ゆさぶる北風が 二人の手を結ばせる  笑いとばしているうちに 悲しみは去ってく そんな僕の口ぐせに うなずいては泣いた  いつか結ばれると信じてた 春が来ると信じてた 涙こらえ出て行った あの日  小骨が ちょこんとつかえた この心 「幸せ?」と聞いた手紙  背中に積もった雪にも気づかずに 肩を抱いた高円寺  屋台の親父の話にのせられて 仲直りしては帰る  笑いそびれているうちに 幸せは去ってく そんな星のいたずらに うなずいては泣いた  いつか迎えに来てねと 言った 忘れないでねと 言った 涙こらえ手を振った あの日  小骨が ちょこんとつかえた この心 「幸せ」と書いた手紙
My Sweet HomeTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史振り返っても 何もない 叫んでみても 誰もいない 帰れる場所は 後ろにはない  立ち止まっても 時は過ぎる 引き返しても 夏は終わる 待ってる人は 過去にはいない  Sweet Home 風を抱いて 明日のその向こうへ行こう Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未来の先へ My Sweet Home  記憶の中で笑う友よ そこへはもう戻らないよ 君の手をとり 連れて行くのさ  Sweet Home 旅に出よう 愛するこの場所を離れて Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未知なる場所へ My Sweet Home  振り返っても 何もない 叫んでみても 誰もいない 帰れる場所は 後ろにはない  Sweet Home 風を抱いて 明日のその向こうへ行こう Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未来の先へ  Sweet Home 旅に出よう 愛するこの場所を離れて Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未知なる場所へ My Sweet Home
あの海へ帰りたい我如古より子我如古より子宮沢和史宮沢和史宮沢和史泣き濡れて見上げれば あなたがいつもそばにいた あの頃は若すぎて 愛の意味さえ知らぬまま  何度も月が太陽を 追いかけ 朝が訪れた それぞれ歩いた人生に虹がかかる  もう一度追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海  寂しさに強がれば あなたはいつも笑ってた ほおづきの実を摘んで 涙止むまで鳴らしてた  共に生きて行けるならば 年老いてくのも幸せ 合わせた鏡に写るのは 永遠の道  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 照間に消えた夏  目を閉じて耳澄ませば 心によせる波の音 長かった物語 幕が下りて あの日に戻る  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 照間に消えた  追いかけて追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海
それでも気車は走るTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史疲れ果てた日は 誰かの胸でギター鳴らして 息詰まる部屋に揺れる空気を 歌に書きたい  ああ 気車が走る 果物を山積みにして 橋がかかる 僕は望みもしていないのに  昨日の夢など 話したくない あなたにさえ 想い出もいつも 明日記した 詩に残される  ああ 獣は待つ 牙を磨き 爪を研いで 気車は走る 荷造りする僕をせかして  昨日の夢など 叶えたくない あなたとさえも 想い出はいつも さっき破いた 詩に消えていく
うんじゅぬ島桑江知子桑江知子宮沢和史宮沢和史萩田光雄少しずつあなたが育ってゆく月日の中で 少しずつ私も母になれた気がしている 上る時も 下る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 月にかわり微笑みなさい ふるさとはあなたがどこにいても変わらないから 風に舞う鳥のようにいつでも島におかえり  いつの日か雛は巣立ち羽ばたいてゆくけれど いつまでも母は母のまま歳を重ねてゆく 進む時も 戻る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 星にかわり輝きなさい ふるさとへ帰るのに理由(わけ)なんて言わなくていい 風に舞う鳥のようにたまには島におかえり  上る時も 下る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 月にかわり微笑みなさい ふるさとへ帰るのに理由なんて言わなくていい 風に舞う鳥のようにいつでも島におかえり  その足で歩いた道をたどり 島におかえり
ねんねこよTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史渋谷慶一郎松風ざわめく 野辺の道 「泣く子はどこの子」 鬼が呼ぶ 物言えぬ 乳飲み子よ ねんねこよ   鬼火がさまよう 野辺の墓 戦火にわななく 童唄 物言わぬ ひめゆりよ ねんねこよ  雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 さあ目を閉じて さあねんねしな  雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 海は おまえを育む 母の乳房 星は おまえを導く 母の言葉 さあ目を閉じて さあねんねしな さあ目を閉じて さあねんねしな
僕の部屋で暮らそう宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  少し焼けた素肌が シャツを白く引き立てる いつもの坂道を登れば 君の家が見える  ポケットの小銭だけじゃ 月までは行けないけど 僕が見た景色を全て 君に見せてあげる  君の涙も ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  一日が終わるたびに「サヨナラ また明日ね」と 今夜から言わなくてもいい 君がここに居れば  こわれそうな虹を 追いかけてるだけで 何も怖くはなかった 君がいつでも そばに居たから  知り合った頃のように つないだ手が震えてる 昨日までと違う風が 今 吹き抜けてゆく  君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう  君の涙も その微笑みも 見逃したくないから 僕とここで暮らそう
からたち野道加藤登紀子加藤登紀子宮沢和史宮沢和史告井延隆赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日が来ませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
星を数えているうちにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM悲しい夜は歌いましょう 子供の頃に聴いた唄 涙がいくらこぼれても 心細さに負けぬよう 夜空も何かを歌ってる 見上げてごらんよ そんな夜は 星を数えているうちに きっと涙もかわくから  恋しい時は歌いましょう 浜辺で聴いたあの唄を 涙がいくらあふれても 心細さに負けぬよう きっと誰かが泣きながら 同じ空見て歌ってる 星が流れていく方で 君が来るのを待っている  風よ夜風よどこへ行く 今夜はここで眠ろうよ 星を数えているうちに きっと涙もかわくから 星を数えているうちに
蒼い夕陽 feat.ユウ(GO!GO!7188)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史シアワセという字が書けなかった あなたに会うまでは カナシミという字が書けなかった あなたが去るまでは 夕陽が嫌いになれないように あなたのことを憎みきれない いくら追いかけても いくら呼び止めてみても あなたはいない 渚を走る海鳥を追いかけ 心を預けた夏の日 今はどこへ落ちていくの さよなら蒼い夕陽よ  ヨロコビという字を知らなかった あなたを知るまでは ナグサメという字を知らなかった 独りになるまでは 潮が引いてまた満ちるように あなたの愛が忘れられない せめて今夜だけは月よ あの人の行く手 阻んでおくれ 渚を渡る潮風を追い越し 未来を預けた夏の日 今は誰を照らしてるの さよなら蒼い夕陽よ  後ろ姿も 影も見えない 愛されないくらいなら 忘れて欲しい  渚を走る海鳥を追いかけ 心を預けた夏の日 今はどこへ落ちていくの さよなら蒼い夕陽よ 今は誰を照らしてるの さよなら蒼い夕陽よ さよなら蒼い夕陽よ さよなら蒼い夕陽よ
故郷になってくださいTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史井上鑑短い夏が置き忘れた悲しみを 拾い集めて 読みかけの本にはさむ  いつかは この雨が止むことを知ってても 虹を待ち焦がれて 裸足で駆け抜けた道  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください なぜか涙があふれる夜は 祈る星を僕にください  ほころびかけた この胸に沈む夕日 手を伸ばしても 届かなかったあの空  今まで乗り越えた いくつもの悲しみは 「本当の悲しみじゃなかったね。」と風が言う  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください 僕の故郷になってください 帰り道を僕にください
20 -twenty-THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史長い坂を上り続けた 長いこと夢を見ていた 20年君と歩いた  幾度となく夢は破れた 止めどなく涙あふれた 20年君を待たせた  今度手を離したら もう二度と会えなくなる あの時もいつの日も 励まされていたのは君じゃなく僕だった  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  長い坂を転がり続けた あてもなく川を探した 20年君を探した  今度見失ったら もうどこへも進めない あの時もいつの日も 支えられていたのは君じゃなく僕だった  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  立ち止まらないで 振り返らないで 引き返さないで 僕の手を離さないで
あの頃と同じ空小泉今日子小泉今日子宮沢和史宮沢和史高野寛突然の夕立ちが 音をたて ゆっくりと移りゆく 季節をせかす 何ひとつ恐れずに 抱き寄せ合った あの頃と同じ空 さがしてる  一言も交わさずに この気持 伝わってしまうのが 少しさびしい 何もかも投げ捨てて 抱きしめ合った あの頃と同じ空 さがしてる  背を向けたまま どこか遠くを 見つめている あなたに 手を伸ばしたら 届くこの部屋が やけに広く感じる  人はなぜ 夕焼けを追いかける時 積み上げた想い出を 手放すのだろう  もう一度 あの雲を追いかけて あの頃と同じ空 さがしたい あの頃と同じ空 さがしたい 
MARIA BONITAGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita  Maria その瞳の中に 月のひと雫が 囚われている Maria その泉の中で 異国の文明が 滅びかけている  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 君の胸で眠る 僕は十字架  片道の切符を握りしめて 泣きながら僕らは生まれ落ちて 日が沈み 日が昇り 実が実り 実は朽ち落ちていき 何度も同じ罪を繰り返し 何度も同じ道を引き返し 死を恐れ 死に挑む 死に  Maria その樹海の奥で 異教の巡礼が 囚われている  愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ 君の胸で踊る 僕は十字架  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 君の胸で眠る 僕は十字架  片道の切符を破り捨てて 泣きながら僕らは生まれ落ちて 日が昇り 日が沈み 木が茂り 木は焼き払われて 何度も同じ嘘にだまされて 何度も同じ河に流されて 死を唄い 死に生きる 死に  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria
あの海へ帰りたい宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史泣き濡れて見上げれば あなたがいつもそばにいた あの頃は若すぎて 愛の意味さえ知らぬまま  何度も月が太陽を追いかけ 朝が訪れた それぞれ歩いた人生に虹がかかる  もう一度追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海  寂しさに強がれば あなたはいつも笑ってた ほおずきの実を摘んで 涙止むまで鳴らしてた  共に生きて行けるならば 年老いてくのも幸せ 合わせた鏡に写るのは 永遠の道  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた夏  目を閉じて耳を澄ませば 心によせる波の音 長かった物語 幕が下りて あの日に戻る  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた  追いかけて追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海
島唄やなわらばーやなわらばー宮沢和史宮沢和史池田大介でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
Call my nameTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM落としたもの 探しながら 生きてるより 失くしたこと 忘れるほど がむしゃらでいい  壊したもの 拾い集め 立ちつくすより 壊した手で 次のものを 生み出せばいい  傷ついても 微笑む時の 君が好きさ 人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい  他人の顔を 気にしながら うまくやるより つまずいても 笑われても がむしゃらでいい 壊れた橋 叩きながら 歩き出すより 自分の力 見極めたら 走り抜けたい  涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ 一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい  数え切れない愛に 君は包まれて 生まれたこと 忘れないで  Whenever you feeling lonely and down Just call me, Just call my name I will be there to make you happy Wherever wherever however Japan or Jamaica I will be there to dry your tears Di pila pan di mike and mi no have no fear So tell Kobe people dem to be ware We come inna di place and we sing, say!  数え切れない人に 君は支えられて 生きてること 忘れないで  傷ついても 微笑む時の 君が好きさ 人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい  涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ 一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい
風になりたい(Solo Version)レッドシアターズレッドシアターズ宮沢和史宮沢和史川端良征(はんにゃ:金田) 大きな帆を立てて (はんにゃ:川島) あなたの手を引いて (はんにゃ2人) 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  (我が家:杉山) 天国じゃなくても (我が家:坪倉) 楽園じゃなくても (我が家:谷田部) あなたに会えた幸せ (我が家3人) 感じて風になりたい  (柳原) 何ひとついいこと (しずる:村上) なかったこの町に (しずる:池田) 沈みゆく太陽 (しずる&柳原) 追い越してみたい  (ロッチ:中岡) 生まれてきたことを (ロッチ:コカド) 幸せに感じる (ロッチ2人) かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  (フルポン:村上) 何ひとついいこと (フルポン:亘) なかったこの町に (狩野) 涙降らす雲を (フルポン&狩野) つきぬけてみたい  (ジャルジャル:後藤) 天国じゃなくても (ジャルジャル:福徳) 楽園じゃなくても (ジャルジャル2人) あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  (全員) 天国じゃなくても 楽園じゃなくても (全員) あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
ウキウキルーキーTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至・宮沢和史近道うちの町内に おかしな車がやって来た 何の変哲もないけれど カタツムリの絵が書いてある 近所じゃヒソヒソうわさする カタツムリのおじさんの事 仲間はずれの子供達を 不思議な旅に連れてく  小さなうそついて かあさんにしかられた日 おじさんのエスカル号が むかえに来たのさ うそじゃないよ  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー  車の中に仕かけられた いろんな秘密がオモシロイ まほうのびんにはおじさんの ブレンドみそ汁がくれてる トランクの中あふれ出した ヘンテコロリンな空想を 少しづつ紙ぶくろに詰め いつも持たせてくれた  ある朝新聞に おじさんが載っていた 漢字で読めないけど きっとこれでお別れなんだね  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー  大きくなった今でも ヘビィな夜が来た時も 僕はヘラヘラへっちゃらさ 口笛吹くから飛んで来てね  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨の日風の日THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMありきたりの言葉じゃ 僕のリズムははずまない とびきりのシャツを着て 町で踊ろう  雨がふる日はふる日で 予定を棒に振ればいい ひまわりのまわりには 君がいっぱい  はやりの言葉じゃ 僕の気持は踊らない とびきりの服を脱ぎ 庭で歌おう  風が吹く日は吹く日で 予定を棒にふればいい 地下鉄を降りれば 君がいっぱい  Wow wow… Wow wow… 
十六夜月に照らされてTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつだって ほんの些細なことに勇気づけられた 昨日より 一つだけいいことがあればそれでいい 一人では 何もできないことは分かっているけれど この歌が あなたの町へ届くことを信じてる  心までびしょ濡れで 温もりにうえている時 日溜まりで分かち合った 歌を思い出してみたい  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  いつだって ほんの些細なことに心悩ませた 今日よりも 少しだけ強くなれたらそれでいい  心から込み上げる 喜びを伝えたい時 肩を抱き語り合った 人を思い出してみたい  十六夜月に照らされて こぶしを胸に舟に乗る 愛が足りない人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し足りない人がいる 町へと今日も舵を取る
Human RushTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史1994年 カリブ海は真っ赤に染まる 無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 昼も夜も アメリカ人達は押しよせる黒い波に怯えている そして言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む  人々は広大な海の彼方に楽園を夢見てしまう  無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 愛なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む 神なんてどこにもいやしない それはあなたの中にいる  人々は自分の幸せを 他人の幸せと比べようとしてしまう 真っ赤なワインとやわらかいベッドを求め 生まれた故郷を捨てていく  未知の楽園を 探しながら 南の人が北へ 私は川を下る 地球はまるい? 戻る故郷(ところ)はいつも同じ 僕はもうこれ以上 南へ下ることができない せめて今夜は 君のそばにいさせて 愛しい人よ  1994年 カリブ海は真っ赤に染まる ゴムチューブのボートに船頭はいない 無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 昼も夜も アメリカ人達は押しよせる黒い波に怯えている この広い世界にも船頭はいない そして言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む  不法就労者はまるで洪水のように この国に日増しに押し寄せている あなたが もしもボーダーレスを夢見るならば あらゆる矛盾と どうにもならない混乱を覚悟しておくことだ  上陸するヒューマン・ラッシュ 楽園なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 海を渡るヒューマン・ラッシュ 幸福なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 上陸するヒューマン・ラッシュ 愛なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 海を渡るヒューマン・ラッシュ 神なんてどこにもいやしない それは私の中にいる
All of EverythingTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM出会った人がみんな 幸せであるように 願い続けていたはずなのに 傷つけてばかり 泣かせているばかり 「ありがとう」って言葉が空しい してあげたことより してくれたことの方が多かった  出会った日からずっと 君の幸せを 祈り続けていたはずなのに 待たせているばかり あきらめさせてばかり だけどもう二度と 手を離さない 差し伸べたものより 奪ったものの方が多かった  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて  巡り合った人も 手を振った人も 何か伝えたかったはずなのに 心ふさいだまま 流れていくばかり 「ありがとう」って言葉が恋しい  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて  偽りのない言葉を 降り止まない欲望を 汚れのない青春を 歌い続ける  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて
きょうきのばらあどTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至体にいいこと全て試してみよう CMが謳う通り試してみよう  体にいいこと全て試した少女 ビタミン、鉄分、エステ、ゴルフに宗教  気がついてみたら彼女 無菌のモルモット 生かされず殺されず 計画通りの優等生  レクイエムは僕が歌おう たとえ体を失くしても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と  休暇は金で買うものと信じた男 CMの中の恋を求めた男  やっと手に入れた家族 無菌のモルモット 第三世界で何を買う 誰を買う  レクイエムは僕が歌おう たとえ声がつぶされても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と  時間の流れは加速して 昨日のモラルは揺らぐ めまいがしたって気のせいさ 応急処置して さあ進め  体にいいこと全て試してみよう たくさんお金を貯めてキレイになろう  気がついてみたら僕ら 無菌のモルモット 生かされず殺されず 計画通りの優等生  レクイエムは僕が歌おう たとえ声がつぶされても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と 
墓標THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史千の塚に契るなら 千歳(ちとせ)の世にて結ばれむ  千の鐘を打つならば 永遠(とわ)の契りぞ結ばれむ  今 君の御胸(みむね)に流れる河になり 身をやつす日々に ひとひらの花を届けよう  今 君の御胸に寄り添う舟になり 身を焦がす夜は ひとひらの風に吹かれよう  いざ君を思ひて 千里の道を行く 限りある日々に 永訣(えいけつ)の鐘が鳴り響く  今 君の御胸に あふれる海になり 残された日々に 永遠(とこしえ)の雨を降らせよう
ピアノ宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史月も見えない夜の底で 終わりのない沈黙が響く 泣き出してしまいたいけれど ひとりきりでは声も出せない  張りつめたまま並ぶ弦で 羽を休める鳥もいない あなたを罵りたいけれど あなたなしでは音も出せない  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に従いながら 踊りたくないワルツを踊る あなたが飽きてしまう時まで  どうせいつもの場所で始まり どうせいつもの場所でつまずく 声をつぶしてしまいたいけど ひとりきりでは何もできない  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指を追いかけながら 歌いたくないタンゴを歌う あなたがそっと席を立つまで  歩いたことのない街の景色を知らずに奏でている 私はピアノ  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に触れていても ふたりきりのこの部屋の隅で あなたが見つめるのは五線紙  あなたが見つめるのは五線紙
月光THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつも同じ場所で 歌い終わるふたり 固く繋いでいた 手と手が解けたら 重なりあった影が離れてく  あなたの横顔を 微かな微笑みを 集めているだけで 包んでいるだけで たったそれだけで涙あふれる  海には風 波には船 当たり前のように寄り添う 離れてても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  いつも同じ場所で 背中向けるふたり 短い階段を ひとつ上るごとに 千切れそうな心 繋ぎ止める  あなたの手のひらを 僅かなぬくもりを 探しているだけで 感じているだけで たったそれだけで涙が止まる  鳥には風 森には雨 当たり前のように解け合う 見えなくても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  萌えゆく春は夏を呼び 暮れゆく秋に冬を待つ 月の光に頬染めて 同じ夜空を見上げてる  海には風 波には船 当たり前のように寄り添う 離れてても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  鳥には風 森には雨 当たり前のように解け合う 見えなくても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ
子供のようにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史ふざけ合うのにも飽きた頃に 夕陽が月を譛え 満ち潮の音がふたりの言葉奪う 長い間目をそらしてきた 君を好きだと知ってしまいたくないから  きのう作ったメロディーを口ずさめば 離れててもふたりは歌の中で愛し合える  君を初めて名前で呼んだ 初めて人を好きになった子供のように  はしゃぎすぎた夏は通り過ぎ 朝陽が月をにらみ 引き潮がふたりの影をさらってゆく 長い道のりを歩いてきた 地図はとっくに捨てた 道に迷うために  いつか命が空っぽになったとしても 風に吹かれふたりは歌の中で生き続ける  君を始めて名前で呼んだ 初めて人を好きになった子供のように  Sempra ao teu lado So pra ti cantar Quero ta cantar  A cancao se apaga No seu adormecer No seu sonnaer Vou cantar  Semore ao teu lado So pra ti cantar Quero ta cantar  Na cancao que nina Seu uescanso, aquela historia De voce Pra voce
CHICKEN CHILDTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMお気に入りのプラスティックの、 オモチャの車がつぶされて消えた。 泣きじゃくる僕にママは言うのさ、 「そんなポンコツじゃ乗り遅れちゃうよ」って。  走らせて 笑わされて とり残されて ブーブー言った CHICKEN, I'm a child.  お気に入りのプラスティックの、 ドライヤーで立てた髪をととのえ、 海に映ったデッカイ町に見とれて、 足もとをすくわれ 消えちまうのさ。  泳がされて どなられて とり残されて ブーブー言った CHICKEN, I'm a child.  僕の手のひらに抱え切れない未来 運命が僕を鳥にかえて、雲の上からHelloと言うよ LAUGH DOWN A NOISY SPEAKERI  お気に入りのプラスティックの、 オモチャの車に飛び乗って、 一足先に逃げちまおう、 昨日の世代にあいそつかされる前に。 
風になりたいやなわらばーやなわらばー宮沢和史宮沢和史NAOKI-T大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
月に降る雨THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基もっとずっと もっとずっとそばに来て もうそれ以上 うそれ以上見つめないで 同じ道を歩き 同じ景色の中 僕らは違うもの見つめていた  もっとずっと もっとずっとそばにいて そっと触れて そっと抱いて確かめ合う 違う人を愛し 違う神を信じ 僕らは同じ事考えてた  月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ  何度でも 何度でも 君が欲しい もうこれ以上 もうこれ以上近づけない 違う道を歩き 違う雨に打たれ 僕らはこの夜にたどり着いた  月に吹く風 音も無く吹き荒ぶ さまよう僕の 足跡は消えてゆく 月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ  疲れを知らず求める二人 天使の翼ひきちぎるように 砂漠に落ちる彗星のように 声を忘れたカナリアのように 鎖が切れたロザリオのように 道に迷ったミツバチのように 何度も愛を求める二人 出口を求めるマグマのように 車輪がとれた機関車のように 夜にしがみつく夕陽のように グラスに溺れる羽アリのように 油が切れた歯車のように
夢から醒めてTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM長い夢から醒めて 何をすればいいのだろう 君の部屋に置き忘れたギター抱いて もう一度歌おう  長い旅が終わって どこへ歩いてゆこう どこでもいい 君が行きたい場所へゆこう これからも二人で  初めて出会った時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す 昨日よりも君に夢中さ  長い夢から醒めて 朝の香りを嗅いで すぐに行こう 君の夢の中へゆこう いつまでも二人で  初めて話した時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで願った夢を もう一度追いかける 昨日よりも君に夢中さ  すぐに行こう 君が行きたい場所へゆこう どこまでも二人で  初めて出会った時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す 昨日よりも恋してる  ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す さっきよりも君に夢中さ
風になりたいINFINITY 16INFINITY 16宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風をなぞるようにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史黙るくらいなら 嘘をついて欲しい でまかせでも構わない 君を信じさせておくれ  誠実なのは ときには罪深いこと 真実は言わなくていい 僕を騙し続けておくれ  降り積もる過去は消せないけれど 振り向いてごらん そこには道が延びているだけ いつものように僕が 君を待っているだけ  騙されていたい 騙されてあげたい わかってても 気づいていても 信じているふりをさせて  降りしきる雨はいつか止むから 振り向いてごらん そこには影が延びているだけ いつものように僕が 君を見つめてるだけ  風をなぞるように 嘘をついて欲しい でまかせでも構わない 君を信じさせておくれ  騙されていたい 騙されてあげたい わかってても 気づいていても 信じているふりをさせて  でまかせでも構わないから 君を信じさせておくれ
ニヒルに愛して石川さゆり石川さゆり宮沢和史大野雄二大野雄二ぎゅっと腕を絡めていても 別々の景色を見てる  だけど二人 何度生まれ変わっても同じ...  南へ下る風 二人を誘(さそ)い 誰も見たことない夕陽を探す  そんなもんでしょ? オトコとオンナ 二人今日も 背を向けたまま 抱きしめあう  愛なんて 意味の無いもの 恋なんて 白けるだけよ  だけど二人 なぜか不思議と惹かれあうの  満ちては欠ける月 二人を誘(いざな)う 同じ場所目指して 別の道行(ゆ)く  こんなもんでしょ? オンナとオトコ 二人今日も 背を向けたまま キスを交(か)わす 背を向けたまま キスを交(か)わす  ニヒルに 愛して... ニヒルに 愛して...
The Drumming宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史天命 授かりし命 七つの島を駆け巡り 太鼓打ち鳴らす島で 鼓動重ねる  天命 授かりし命 七つの島を駆け巡り 太鼓舞い踊る島で 心合わせる  憎しみ合うのが 世の歴史なら それより多くの 愛を歌おう  一打三礼(いちださんらい) 一糸乱(いっしみだ)れず 一行三昧(いちぎょうざんまい) イヤササ ハイヤ 一舞三礼(いちぶさんらい)  一糸迷(いっしまよ)わず 一念通天(いちねんつうてん)  イヤササ ハイヤ  天命 成し遂げた命 七つの海を駆けまわり 遥かニルヤカナヤまで うむどぅいみ そーち  奪い合うのが 世の恒ならば それより多くの 愛をあげよう  一打三礼 一糸乱れず 一行三昧 イヤササ ハイヤ 一舞三礼 一糸迷わず 一念通天 イヤササ ハイヤ  先駆けの背中を追い 逸れぬようについていく やぶ漕ぐ跡が道となり われらが踏みしめん
赤春~せきしゅん~THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史あのころ夢見てた ひとつひとつが 幾千もの砂にかわり 風に吹かれる  あんなにも傷ついて 傷つけ合った 青春の日々なぜか 美しき虹  愛だけじゃ生きられず でも愛を信じて 何度でも生まれ変われ 朝日のように  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  あのころ諦めた ひとつひとつが 幾千もの星にかわり 夜空を飾る  孤独と暗闇に耐えられなくて 泣きながら生まれ落ちて 闇をさまよう  愛なしじゃ生きられず 今愛を信じて もう一度生まれ変われ 今日の自分に  雨に濡れ 風にまかれ 燃え上がる熱き心 夕日より 赤く染まれ 敗北なき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  雨に濡れ 風にまかれ 燃え上がる熱き心 夕日より 赤く染まれ 敗北なき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春
ひのもとのうたTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史日の本よいとこ おいでなせ 一度住んだら止められぬ 絵にも描けない竜宮城 カメによく似たボスがいる  日の本神様あふれてる 脱サラした日に教祖様 神にゃ免許はいらないの? (だけど) 困った時には金頼み  日の本よいとこ おいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールは無いけれど ロックシンガー星の数  日の本ケンカは弱いけど 負けりゃひとまず土下座する 四十年後に舌を出し ちゃっかり主人を噛み殺す  よその国見りゃ大変だ クスリに暴力 クーデター 隣の芝生が青い分 便所の臭いも気にかかる  心の堤防壊そうよ 鎖国が嫌なら今すぐに 後は野となり花が咲く ジパング目指して舵をとれ
PoetaTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史毎日詩を書きとめてる 僕を君は笑いとばす 役立たずの言葉 ただ並びかえてるだけだと  額にしわがふえて 猫背になった僕を笑う 自分で書いたうそに ふりまわされる 哀れな男だと  僕は白紙のノートにおぼれ くたびれた襟によだれ垂らし 音の合わないギターを奏で まだ詩を書き続けてる  こぼした紅茶の中を泳ぎ ぬけ落ちていく髪の毛眺め 逃げ惑うちょうちょたち追いかけ まだ詩を書き続けてく
THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史昨日より おとといより 知り合った日の君よりも 今ここで 見つめている 君が一番きれい 夜が明けて 朝が過ぎて いくつ季節が流れても いつの日も その日の君を 愛してもいいですか  いつか歩き疲れたときは 君が好きな歌を歌おう 星も月も見えない夜は 僕が君の光になろう  去年より おととしより 写真立ての中の君よりも 今ここで 輝いてる 君が一番きれい  交わす言葉 途切れた時は 君が好きな歌を歌おう 明日生まれ変わる世界で 僕が君の翼になろう  去年より おととしより 知り合った日の君よりも 今ここで 見つめている 君が一番きれい  今ここで 輝いてる 君が一番きれい
It's GloriousTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史生活に何か足りない かといって不自由じゃない あなたに与えるものはない あなたから奪うものもない  あたりまえのひとときが 今の僕には大事  世界中を歩いてみたい でもあなたをもっと知りたい  見落としそうな微笑みが 今の僕には大切  It's so Glorious 冷めかけたスープにも 眩(まばゆ)い朝陽が登る It's so Glorious 今日の日は残された時間の最初の一日  無償の愛を貫いたら 安らかに死ねるのだろうか だけど それが僕にとって 果たして幸せなのだろうか?  年老いていくことも 今の僕には大切  It's so Glorious 神の手をつたわり 小さな命が生まれた It's so Glorious 今日の日は心を償(つぐな)える最後の一日
足跡のない道GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史・高野寛君とふたりで歩く 足跡のない道 誰かが引いた道だから いつかはたどり着けるだろう  君を背負って歩く 夕暮れの坂道 僕らがつけた足跡は きっと誰かが踏みしめる  サクラの花が咲く頃に 遠き故郷の夢を見る 歩みを止めて見上げれば 白き雲河に日が昇る  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  君とふたりで渡る 紺碧の海原 誰かが架けた橋だから きっと向こうに着けるだろう  君の手を取り渡る 戻れない荒海 僕らが投げた花束は きっとどこかで咲いている  イペーの花が咲く頃に 遠き記憶の夢を見る 秩序と進歩を願うたび 蒼き夜空に星が舞う  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう
今宵も月平原綾香平原綾香宮沢和史宮沢和史坂本昌之ユウガオは 目覚めても アサガオになれない 誇らしく 月の光を浴びても こんなにも そばにいて 鼓動を感じても いつまでも 背中合わせたまま  聞き慣れた声をたよりに 振り向けばいつか来た海  届かぬ愛なら 壊せばいい 近づかないならば いっそ 遠ざけたい どこまで逃げても 月は笑う 逃げ切れない 西の宇宙(そら)に 今宵も月  夕焼けが 朝焼けが 紫に染めても ユウガオは いつまでもユウガオ  擦りむいた傷跡はまだ ぐずついたかさぶたのまま  渡れぬ虹なら 壊せばいい 追いつけないならば いっそ 遠ざけたい どこまで逃げても 月は笑う 逃げ切れない 西の宇宙(そら)に 今宵も月 西の宇宙(そら)に 今宵も月
24時間の旅THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史誰が得して 誰が損して 誰が与えて 誰が奪って 僕等は全部見透かしている この町は穏やかな化け物  噂話は信じない ゴシップ記事も興味わかない この掌で触れたものだけ それだけが僕の真実  今日も一日旅に出よう 24時間の旅に もしもどこかにたどり着いたら そこから旅に出よう  たとえ僕がいなくなっても 定刻通り始発は走る だけど君がいなくなったら 世界は全部消えてしまうだろう  君に会う日の胸騒ぎ 今朝のニュースで流した涙 分別できないこの怒り それだけが僕の それだけが僕の現実  今日も一日旅に出よう24時間の旅に もしもどこかにたどり着いたら そこから旅に出よう  今日も一日旅に出よう ドアの向こうは東京 もしもどこかで君に会えたら 二人で旅に出よう
天に昇るような気持ちTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM・鶴来正基泣きたい時はいつも 星を数えながら ポケットに手を入れて 口笛を吹いていた 振り向くあなたの いつもの笑顔に 今日はなぜか 胸が躍る 君のそばにいるだけで ただそれだけで 君と生きているだけで 僕は天に昇るような気持ち  誰にも言えないこと 胸につかえた日は 初めて会った場所へ 出掛けてみたくなる 手を振るあなたの いつもの笑顔に 今日はなぜか 胸が痛む 君の夢を見るだけで ただそれだけで 君の声を聞くだけで 僕は天に昇るような気持ち  君のそばにいるだけで ただそれだけで 君と生きているだけで 僕は天に昇るような気持ち 天に昇るような気持ち
10月THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史今は 朝焼けさえも 他人事に感じる 花を詰めすぎた花瓶が 風に倒れた  思い出は 何ひとつ 語りかけてくれない 泣きやむまで せめて あなたの 胸にいさせて  今は 雨音だけが 時間を刻む 夢を繋ぐ橋はたった 一言で崩れた  「美しくなったね」と 言われた夏が 今はただ 色褪せた 写真に消える 泣きやんだら いっそあなたと 海に消えたい  喜びも悲しみも 過ぎてしまえば 懐かしくなる時が きっと来るから  サヨナラなんて 聞き飽きたと 強がった 10月  サヨナラなんて 聞き飽きたと 強がった 10月
Next to you宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史傷だらけの帰り道 泥だらけの迷い道も 手を伸ばせば届く場所に 君がいてくれた  振り返るのが怖くて 未来の方へ逃げ続けた 青春は駆け抜ければ 一筋の光  疲れたなら立ち止まろう 泣きたい日は星を仰ごう この道がいつか途切れたとしても 一から始めればいい  何もかも失っても 帰る道さえ失っても 横を向けばいつもそこに 僕がいるから  何も信じられなくて 独りきりになりたい時 呼ぶ声が届く場所に 居てくれたんだね  春が来たら旅に出よう 風の歌を届けに行こう 結んだ手がいつか解けたとしても 翼広げ羽ばたこう  何もかも失っても 帰る道さえ失っても 横を向けばいつもそこに 君がいてくれた  振り返るのが怖くて 未来への方へ逃げ続けた 青春は君と行けば 永遠の光
君はTVっ子奥田民生奥田民生宮沢和史宮沢和史今日のデートは何だか変だな あの娘がそわそわ落ちつかないんだ 僕より今夜のTVがお目当てなんだ 時計の針がぐるぐる回る 銀座で待ち合わせたのが悪いのかな 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 目を白黒させて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ  せっかく贈った花柄スカート いつの間にやらTVカバー 僕より今夜のTVがお目当てなんだ ブラウン管から黄色い声がする あの娘がTVに吸い込まれちまった 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 よだれタラたらして 君はTVに夢中 君の気をひくためなら毒薬飲んでもいいよ  僕が車にひかれた事件を あの娘は『6時のニュース』で知った 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 鼻ピクピクさせて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ
平成ドドンパ音頭徳永ゆうき徳永ゆうき宮沢和史宮沢和史萩田光雄涙見せずに 汗水流し ヤートナ ソレ 人のため 男は度胸 帰れぬ故郷 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦  やると決めたら 引き返せない 誰が止めても やるだけさ 男は酔狂 女も度胸 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 踊ろう 悔やむが負けさ  だけど時には 心も折れる 一度泣いたら 身も折れる  笑う門には福来るはずと 涙拭って笑う女性(ひと) お天道様にウインクすれば ドドンパ ドドンパ 村雨時雨(むらさめしぐれ) 虹が架かるよ  雨に負けても 風に負けても 西に東に駆け回り 曲がった柱を真っつぐ立てりゃ ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦  昼はひねもす 夜は夜もすがら 波の枕の 浜千鳥  富士の高嶺に開いた花も 基地のフェンスに咲く花も 川を流れりゃ みな同じ花 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 踊ろう 錦を飾れ
流れ 流されて...THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史上る坂 下る坂 後ろを向けば同じ坂 遠くまで来たけれど ここはいつか来た道  消えかけた傷跡が 心の奥で疼く 遠ざかる故郷よ 終わりのない旅路よ  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずらないこの愛が あなたに届く日まで  満ちる月 欠ける月 三十夜(みそよ)の空を巡る月 遠くまで来たけれど あなたは月より遠い  回り道 迷い道 天を指す道しるべ 遠ざかる思い出よ 近づかない夢路よ  風にさらわれてゆくなら 世界の果てまでゆきたい 決して戻れないこの道を あなたと歩む日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで
Electronic ParadeTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基群集を逆なでりゃ caution 逆巻く emotion 人が殺されりゃ nonfiction 死ななきゃ fiction もみ消しのための promotion possibleな mission 殺戮のための motivation 悪夢の operation  股ぐらを逆なでりゃ caution 適切な relation 地獄は日帰りの location のん気な vacation 静寂はただの distortion frustration 虐殺における stimulation 退化の perfection  (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン) (ガルフワンガンムザンナプラン) (ムチャナクーバククラッチャヘビーナダウン) (ヒガナワンヒガナワンユウビナ) (ユウビナワンガンアビルダンガン)  Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight?  「えーわたくしが立っておりますこの建物は バクダットの中心部に位置しておりまして、 ここから空爆を中継でお伝えしてまいります。 さあ お待たせしました!今世紀最大のイベント! --Electronic Parade--がいよいよ始まります!」  群集はとびきりの tension 謝肉の illusion 人が信じれば nonfiction 疑えば fiction 遺伝子は未知の imagination 過去の imitation 虐殺における meditation 進化の saturation  (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン)  「おおっと!今ミサイルがわたくしの耳たぶを かすめていきましたが、ご安心下さい。 国防総省からの情報によりますと、 このビルディングはコンピューターが 指示した着弾点からは、はずれておりまして、 ここにいる限り、「身の危険はない。」とのことです。 これが現代の戦争なのでありましょうか! まさにテクノロジーの祭典であります! おおっと!!今ミサイルがわたくしの脳みそを 吹き飛ばしていきました!! 少し頭がボーッとしてきました…。 このへんでバクダットからお別れします!」  Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight?
JUSTINTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史おいで この腕の中 覚えたての歌を唄おう 長い登り坂だね つまづいても進んで行こう  君は ひとつ ひとつ 覚えてゆくのだろう 僕は ひとつ ひとつ 忘れてゆくね  眠れ 泣き疲れたら 碧い海へ還る時まで 碧い海へ還る時まで
逆立ちすれば答えがわかるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史考え方しだいで 世界は丸かったり 考え方しだいで コンペイトウに見えたり 僕の住む世界は ゆがんでいるらしい だけど ちょっぴり見方を 変えてみたら となりの成金おやじが 仏に見える  逆立ちすれば 答えがわかる きのうのうそが 本当に見える  考え方しだいで 世界は平和だったり 考え方ひとつで 終末に見えたり 僕の住む社会は 進んでいるらしい だけど ちょっぴり見方を 変えてみたら ニュースのあの娘の涙が へドロに見える  逆立ちすれば 答えがわかる 夕べの愛が ちんけに見える  逆立ちしよう! 答えをさがせ! きのうのうそが 本当にみえる  
抜殻宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史運命はベールに包まれ 誰にも解けぬ謎を残し愛を間引く 人は皆 誰かを求めて 模型の帆船に揺られ瓶の底を走る  今夜は雨になるだろう 夏の足跡 洗い流すため  人生をもう一度 やり直したとしても 同じ道を歩いて 君に出会うだろう  結末は分かっていたけど 僕らは筋書き通りの役を演じた 人は皆 誰かに恋がれて 時間を止める為だけに時を費やす  明日には秋になるだろう 抜殻だけを窓辺に残して  人生をもう一度 やり直したとしても 同じ道に迷って 君を探すだろう  人生をもう一度 やり直したとしても 同じ道に迷って 君を探すだろう  人生を何度でも ふりだしに戻しても 同じ道を歩いて 君に出会うだろう
夜道THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史夜道を歩いてたら 銭湯帰りの少女に会った 夜風にゆれる洗い髪は 僕の顔見て走って逃げた たしかに僕は 見かけはヘンだけど 中流家庭の きさくな奴なのに 夜道を歩いてたら ベンツにつまづいた 幸い運転手は留守なので おみやげに エンブレムもらった くさりをつけて 来月のあの娘の たんじょう日にくれてやれ 裏道を歩いてたら 酒くさいおじさんに会った  「よお おにいちゃん……」 見ず知らずのおやじの どん底の身の上を 2時間 下北沢で聞くはめになる 夜道を歩いてたら 小便小僧と目が合った 知らんぷりして通りすぎたら 小便したままついて来た ダッシュして逃げたのについてくる すっぱだかの彼は早かった なんとか振り切って その晩は寝たけど 次の朝トイレで小僧が笑う これが僕の毎日なんだなと 思ったらわびしくて また散歩に出向く
サラバTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史タバコの煙りが雲のように 時間が止まった部屋にうかぶ  雨を降らせておくれよ 全てを洗い流してよ サラバ 見なれた町よ  さあ行こう からっぽのカバン持って いつまでも大人のふりしないで  何かができる気がする 君にも僕にも きっと だから笑ってグッドバイ  愛をあげたい 大きな愛を あなたの胸に いつもいつも  さよなら ありがとう 愛しい友よ 嵐が去ったら ここで会おう  僕を待ってる人が今 遠くの海で泣いている サラバ 住みなれた町  愛を下さい 小さな愛でも 忘れないように そっとそっと 愛をあげたい 大きな愛を あなたの胸に いつもいつも  そこ行く船よ 僕も乗せてよ この広い海に捨ててしまおう 想い出は全て 
夏がとまるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基夏がとまる 言葉をさがす 君を傷つけない言葉を 雨があがる カエルは眠る 水たまりに 満月が生まれた 君のすべてを 知ってしまえば 本当の愛が始まる あなたが好き いつまでも好き 夏はいつも そんな季節
東京タワーTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いやな噂を聞いて 君を呼び出してみたら 君らしくもない 苦いお酒頼んだ  嘘をつけば誰でも 夜が長く感じる 眠りたくないなら 僕も時計はずそう  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君の未来 僕にくれたら  君の生き方全て 変える必要はない 人にはいくつかの やり方があるだけさ  初めてこんな近くで 君の顔をながめた あの日 この席からは見えなかった 東京タワー  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君の過去を僕にくれたら  少しずつ 君の顔に笑顔がもれた 少しだけ 君の未来 僕にくれたら 君の過去を僕にくれたら  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君のカケラ 僕にくれたら
愛は私の胸の中宮沢和史宮沢和史宮沢和史宮沢和史愛を探して あの船に乗った 愛が欲しくて あの汽車に揺られた 道に迷って あの風に聞いた 涙ながれて あの海に抱かれた どこかに答えがあると信じていた 優しさを人に求めつづけてた 探しまわっても 見つかりはしないんだ 愛は私の胸の中  愛が欲しくて 嘘もついた 愛を求めて 罪も重ねた 道に倒れて あの川にすがった 涙ながれて あの雲に抱かれた どこかに答えがあると信じていた 温もりを人に求めすぎていた ここまで流れて やっと気がついた 愛はあなたの胸の中  どこかに答えがあると信じていた 温もりを人に求めすぎていた 探しまわっても 見つかりはしないんだ 愛は私の胸の中 ここまで流れて やっと気がついた 愛は私の胸の中
思春期THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMガンガン掘れ 地球掘り起こせ やっきになって そこいらじゅう全て ブルドーザーで 宇宙へ掻き出せ  村人たちよ目覚めよ 今すぐに 故郷は我々のものじゃない 子供たちのもの 最後に首吊り台まで 掻き崩せ  どうやら僕ら思春期のようです これでやっと大人になれそう どうやら僕も思春期のようです これでやっと大人になれそう  ガンガン捨てろ 使用済みの享楽を ダンプに詰め込み あの谷埋めつくせ あっち掘ってこっち埋めれば この星は丸い  都会の人よ目覚めよ 今すぐに 故郷は創世するものじゃない これ以上どこを切り開く 夢の続きを求めれば 骨はダムの底  どうやら僕ら思春期のようです これでやっと大人になれそう どうやら僕も思春期のようです これでやっと恋もできる
朱鷺THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基雪を割り咲く花が 薄紅に島を染めれば 長すぎた時を忘れて 山は息を吹き返す  この島で夢を見て この島で夢からさめる 都会に出る船の汽笛が 風にかき消されてく  梅雨を彩る紫陽花 夕映えの凪に浮かぶ舟 強い海風 耐える岩ユリ 二人はここで大人になった  この島でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を見上げて 君と生きてゆけたら  待ちこがれた村祭り 手をつなぎ抱いた杉の幹 稲穂が頭たらすあぜ道 二人はここで大人になった  またひとつ夢を見て またひとつ夢からさめる 島を出る船の汽笛が 波にうち消されてゆく  この島でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を夢見て 君の面影さがす 君の面影さがす 
愛は私の胸の中喜納昌吉&チャンプルーズ喜納昌吉&チャンプルーズ宮沢和史宮沢和史愛を探して あの船に乗った 愛が欲しくて あの汽車に揺られた 道に迷って あの風に聞いた 涙ながれて あの海に抱かれた  どこかに答えがあると信じてた 探しまわっても見つかりはしないんだ 愛は私の胸の中  愛が欲しくて 嘘もついた 夢を求めて 罪も重ねた 道にたおれて あの川にすがった 涙ながれて あの雲に抱かれた  どこかに答があると信じてた ぬくもりを人に求めすぎていた  ここまで流れて やっと気がついた 愛はあなたの胸の中  ここまで流れて やっと気がついた 愛は私の胸の中  ここまで流れて やっと気がついた 愛は私の胸の中
愛よりTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM幸せになるために生まれたのに 指を伸ばせば とんぼのように離れてしまう  色んなものを欲しがったわけじゃないのに たったひとつの たったひとつの お願いなのに…  だけど幸せはきっと 独り占めにしちゃダメ ひとりぼっちに ひとりぼっちになってしまうから  愛より 確かな言葉を探してる 言葉にできやしないこの思いを 愛より 確かな言葉を探してる 君とふたり見上げているこの空の名前を  夢を叶えるためにがんばってるのに 一歩手前で 道に迷って家路に戻る  山の頂が見えてくればくるほど どうして皆 どうして皆 離れてゆくの  長い間探してた 七色の虹なんて 近づいたら 近づいたら ただの空  愛より 確かな言葉を探してる 言葉にできっこないその言葉を 愛より 確かな言葉を探してる 君とふたり見上げているこの空の名前を  愛より 揺るぎない言葉を探してる 抱きしめると浮かんでくるこの気持ちを 愛より 美しい言葉を探してる 君のことを思うだけであふれる思いを 君のことを思うだけであふれる涙を
暁月夜 ~あかつきづくよ~THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史遠ざかる想い出に 咲く花はただ美しく 掌に咲く花は なぜかいつも儚い  祭り太鼓に 笛の音 騒ぐ心のゆくままに  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない道を探して 朝も昼も夜も 暁月夜(あかつきづくよる)も もう一度めぐり会う旅に出る  遠ざかるあの夢に 舞う鳥はただ誇らしく もう一度やり直せたら もう一歩 歩けたら  川を流れる彼岸花 残る我が身の葉を知らず  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない空を見上げて 朝も昼も夜も 暁月夜も もう一度めぐり会う夢を見る  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない道を探して 朝も昼も夜も 暁月夜も もう一度めぐり会う旅に出る  もう一度めぐり会う夢を見る
風になりたいDEENDEEN宮沢和史宮沢和史曽根裕大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
さがり花石川さゆり石川さゆり宮沢和史宮沢和史福井峻幾重(いくえ)にも着重(きかさ)ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か 波の霧笛(むてき)か 何処(いづこ)へ流れ着く 月夜のさがり花  どうせいつものように 夜明けを前に ひとり枝を離れて 涙に濡れるだけ 笑うは月桃(げっとう)か テッポウ百合(ゆり)か 水面に咲く花火 一夜(ひとよ)のさがり花  歌うは夏至南風(カーチベー)か 海人(あま)の小舟(おぶね)か 銀河を流れゆく 一夜のさがり花 何処へ流れ着く 一夜のさがり花
中央線矢野顕子 with 小田和正矢野顕子 with 小田和正宮沢和史宮沢和史君の家のほうに 流れ星が落ちた 僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る 今頃君は 流れ星くだいて 湯舟に浮かべて 僕を待ってる  走りだせ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  逃げ出した猫を 探しに出たまま もう二度と君は 帰ってこなかった 今頃君は どこか居心地のいい 町を見つけて 猫と暮らしてるんだね  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて
carnaval-カルナヴァル-THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史離れて見てた星屑たちが 二人を照らして あなたの はにかむ笑顔が見える 好きだと言えたら 夏がやってくる  carnavalにのって 天使はいつも風に 流されて 町を素通りした 二人で交わした 秘密の言葉 貝ガラの中に 隠しておいた 化石になるまで  めくれてく 白紙の歴史 やぶれてく 足跡だらけの世界地図が 誰にも気にせず あなたに会える  鳥や雲のように国境の上で キスして 抱きしめて 私に聴かせて世界中の歌 carnavalの夜に  押しよせる 自由への波 やぶれてく つぎはぎだらけの世界地図が 誰にも気にせず あなたに会える  鳥や雲のように国境の上で キスして 抱きしめて 私に聴かせて 世界中の歌 carnavalの夜に
祝日が一日もない町THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史信じてきたものは正しかったが 過ちとしてたものも正義だった 東西を指したコンパスが 傾きかけた地球を回してた  前触れなく夜明けが訪れて あっけなくあの谷に陽は落ちた  祭壇に飾る花もなく 子供が寝つく夜も来ない  一人きりじゃ寒いから 誰もが愛に縋(すが)りたくなる 祝日が一日もない町で  魔女のいない魔女狩りに興じる人 心に潜んでいるとも知らず それぞれの神が殺し合えばいい 愛し合った二人がなぜ銃を向け合う  パレードが歌う道もなく 子供が登る木も燃えつきた  誰もが愛を奪われても もう一度愛に縋(すが)りたくなる 祝日が一日もない国で  祝日も 婚礼も 生誕もない町で
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