宮沢和史作詞の歌詞一覧リスト  278曲中 1-200曲を表示

全2ページ中 1ページを表示
278曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
島唄朝倉さや朝倉さや宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
愛紅中孝介中孝介宮沢和史宮沢和史黒木千波留祭壇には花もなく 天使の歌声もなく 世界が光を失くしても 君への愛 紅  果てなき憎しみの雨 飽くなき欲望の風 嵐がいつか果てる場所へ 君と 歩みゆくだけ  愛は紅 永遠に流るる 血潮のように 命を運ぶ ウナリの声を聞いて 夜花(よばな)が流れる方へ 朝日がいつか昇る場所へ 君と 流れゆくまま  愛は紅 マグマのように 燃え尽きるまで 自由を探す  墓標には花もなく 別れを言う者もなく 世界が光を失くしても 君への愛 紅  果てなき憎しみの雨 飽くなき欲望の風 嵐がいつか果てる場所へ 君と 歩みゆくだけ 君と 流れゆくだけ
島唄中孝介中孝介宮沢和史宮沢和史黒木千波留でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
風になりたい絢香絢香宮沢和史宮沢和史東京スカパラダイスオーケストラ大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ 風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて 風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと 風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて 風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて 風になりたい 風に 風になりたい
島唄新垣勉新垣勉宮沢和史宮沢和史篠原敬介でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す哀しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ わたしの愛を  ララララララ…
白百合の花が咲く頃新垣勉新垣勉宮沢和史宮沢和史君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道  君と歩いた道 ニヌファ星を探し 空を見上げる君の顔 ずっと見てた夜道  幼い頃も今も 振り向けば君がいた いつの日か結ばれる日を夢見たけれど  君の涙見た日 赤く燃えゆく町 逃げまどう人をかき分け 君と走った道  君をさがした道 焼けたままの野道 夏も秋も冬も春も 君を待った野道  この島で僕は生まれ 君と出会い そして別れ いつの日か君と同じ星に生まれ変わろう  一人見上げる空 ニヌファ星のそばで 懐かしい人に囲まれ 輝いている君  君と歩いた道 風が唄う野道 白い百合の花咲く頃 君と歩いた道  白い百合の花咲く頃 君と歩いた道
生まれ変わるよりも石川さゆり石川さゆり宮沢和史宮沢和史福井峻たどり着けば そこは いつか来た道 同じ雨に打たれて 同じ石につまずく  転がることに 疲れたけれど 夢見た場所は ここじゃないはず  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる  愛し合えば そこは いつか来た道 同じ夢にときめき 同じ嘘につまずく  信じることに 疲れたけれど これで最後なら 騙されていたい  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 土を払って 空を見上げて 川を遡る 過去を悔やむよりも 明日を探したい 雨が止んだら 今来た道を歩き出すだけ  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる
さがり花石川さゆり石川さゆり宮沢和史宮沢和史福井峻幾重(いくえ)にも着重(きかさ)ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か 波の霧笛(むてき)か 何処(いづこ)へ流れ着く 月夜のさがり花  どうせいつものように 夜明けを前に ひとり枝を離れて 涙に濡れるだけ 笑うは月桃(げっとう)か テッポウ百合(ゆり)か 水面に咲く花火 一夜(ひとよ)のさがり花  歌うは夏至南風(カーチベー)か 海人(あま)の小舟(おぶね)か 銀河を流れゆく 一夜のさがり花 何処へ流れ着く 一夜のさがり花
ニヒルに愛して石川さゆり石川さゆり宮沢和史大野雄二大野雄二ぎゅっと腕を絡めていても 別々の景色を見てる  だけど二人 何度生まれ変わっても同じ...  南へ下る風 二人を誘(さそ)い 誰も見たことない夕陽を探す  そんなもんでしょ? オトコとオンナ 二人今日も 背を向けたまま 抱きしめあう  愛なんて 意味の無いもの 恋なんて 白けるだけよ  だけど二人 なぜか不思議と惹かれあうの  満ちては欠ける月 二人を誘(いざな)う 同じ場所目指して 別の道行(ゆ)く  こんなもんでしょ? オンナとオトコ 二人今日も 背を向けたまま キスを交(か)わす 背を向けたまま キスを交(か)わす  ニヒルに 愛して... ニヒルに 愛して...
風になりたいINFINITY 16INFINITY 16宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風になりたい (Grief-dedicated to Syd Barrett-Mix)おおたか静流おおたか静流宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風が歌う島大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史連れて行ってね いつの日か あなたが話してくれた 風が歌うあの島へ  星のない夜 この場所で いつまでも待っているから あなたの舟に乗せてね  恋は恋で終わるけど 愛は 川になって 海になって 雲になって 雨を降らす  抱きしめ合った肩越しに ぼんやりと島が見えるよ 風が何か歌ってる  夢は夢で終わるけど 愛は 風に乗って 波に乗って 雲に乗って 虹を渡る  抱きしめ合った肩越しに 今夜も見える気がするよ 風が歌うあの島が  抱きしめ合った肩越しに 今夜も見える気がするよ 二人だけのあの島が 今夜も見える気がする 二人だけのあの島が
月下美人大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史今日の月の美しや あなた思い開く花 「私はここよ」と告げようと あなたが抱くのは ホーイホイ 鳳仙花  今日の海の静けさや 誰を恨み開く花 花びら一枚 残したます あなたに気づいて欲しいのに 夜鷹がくわえて ホーイホイ 夏時雨  待って 待ちわびる夜よ 泣いて 泣き濡れる花よ 抱いて 抱きしめる月夜 燃えて 燃え尽きる花よ  今日の月の美しや
月下美人 ~うちなーぐち~大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史今日(きゆ)ぬ月(ちち)ぬ美(ちゅ)らしゃよ うんじゅ思(うむ)とてぃ 咲(さ)ちゅる花 うんじゅがう側(そば)に我(わ)ね居(を)しが あなたが抱くのは ホーイホイ 鳳仙花  今日(きゆ)ぬ海ぬ静(しじ)かさよ 誰(たる)ゆ恨(うら)みてぃ 咲(さ)ちゅが花 うんじゅがままにないぶしゃや 手取(てぃとぅ)てぃたぼり此(く)ぬ一花(ちゅはな) 夜鷹がくわえて ホーイホイ 夏時雨  待って 待ちわびる夜よ 泣いて 泣き濡れる花よ 抱いて 抱きしめる月よ 燃えて 燃え尽きる花よ  今日(きゅ)ぬ月(ちち)ぬ美(ちゅら)らしゃよ
ラプラタの月大城クラウディア大城クラウディア宮沢和史宮沢和史冬浅き故郷の 故郷の島を離れて 雪深きこの町で 授かりし小さな命  この部屋に ああ この腕に 遠き故郷の夏が来る  ラプラタに昇る月 黄色い月に頬染めて 泣き疲れ眠るまで 島の唄でも歌おうや  風が凍るこの町に この街に別れを告げて でいごが咲くあの島へ あの島へ旅立つおまえ  辛くとも 寂しかろうと 他人の心に咲く花となれ  ラブラタに昇る月 見上げるたびに思い出す 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや  辛くとも 寂しかろうと 他人の心に咲く花となれ  ラブラタに昇る月 見上げるたびに思い出す 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや 同じ月を見ていたら 島の唄でも歌おうや
風になりたい大山百合香大山百合香宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手をひいて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
NO “FIN”岡田准一(V6)岡田准一(V6)宮沢和史宮沢和史遠い空の彼方に 幸せを探していた かばい合って 信じ合って 歌い続けた 傷つけられてもいい 傷つけた日は切ない 逃げることも 眠ることも できないから  今 立ち止まり地図を捨てて それぞれの道を選んでも いつの日かゴールまで きっとたどり着けるだろう  だけど 僕らの夢はまだ 何も始まっていないさ はぐれないで 止まらないで 振り返らないで その両手を 離さないで  夜と朝の狭間で 憎しみを解いていた 競い合って 支え合って 踊り続けた 奪われるのならいい 奪った夜は空しい 叫ぶことも 祈ることも できないから  今 手を振って過去を捨てて それぞれどこかに流れても いつの日か幸せが きっと見つけだせるだろう  だけど 僕らの旅はまだ 決して終わってはいないさ はぐれないで 止まらないで 振り返らないで その心を 離さないで  だけど 僕らの夢はまだ 何も始まっていないさ そうさ 僕らの旅はまだ 決して終わってはいないさ はぐれないで 終わらないで 振り返らないで その両手を 離さないで
君はTVっ子奥田民生奥田民生宮沢和史宮沢和史今日のデートは何だか変だな あの娘がそわそわ落ちつかないんだ 僕より今夜のTVがお目当てなんだ 時計の針がぐるぐる回る 銀座で待ち合わせたのが悪いのかな 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 目を白黒させて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ  せっかく贈った花柄スカート いつの間にやらTVカバー 僕より今夜のTVがお目当てなんだ ブラウン管から黄色い声がする あの娘がTVに吸い込まれちまった 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 よだれタラたらして 君はTVに夢中 君の気をひくためなら毒薬飲んでもいいよ  僕が車にひかれた事件を あの娘は『6時のニュース』で知った 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 鼻ピクピクさせて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ
からたち野道加藤登紀子加藤登紀子宮沢和史宮沢和史告井延隆赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日が来ませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
島唄加藤登紀子加藤登紀子宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のように ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
中央線上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史君の家のほうに 流れ星が落ちた 僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る 今頃君は 流れ星くだいて 湯舟に浮かべて 僕を待ってる  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  逃げ出した猫を 探しに出たまま もう二度と君は 帰ってこなかった 今頃君は どこか居心地のいい 町を見つけて 猫と暮らしてるんだね  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて
何もいらない上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史銀河を渡る船に揺られて 夜を彩る街に見とれた 山河を下る風に吹かれて 四季を織りなす木々と語った  いつからだろう 思い出よりも 今日一日が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい  時代の影で戦い続け 夢に敗れた人と歌った 社会の隅で夢を奪われ 立ちつくす人と酒を交わした  いつからだろう 夕焼けよりも 朝の日差が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたがいつもそこにいてくれる それだけでいい  いつかはきっと 争いのない 虹の向こうへ辿り着くだろう  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい それだけでいい
故郷になってくださいかもめ児童合唱団かもめ児童合唱団宮沢和史宮沢和史鶴来正基短い夏が置き忘れた悲しみを 拾い集めて読みかけの本にはさむ  いつかはこの雨が止むことを知ってても 虹を待ち焦がれて裸足で駆け抜けた道  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください なぜか涙があふれる夜は 祈る星を僕にください  ほころびかけたこの胸に沈む夕日 手を伸ばしても届かなかったあの空  今まで乗り越えたいくつもの悲しみは 「本当の悲しみじゃなかったね」と風が言う  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください 僕の故郷になってください 帰り道を僕にください
なしかりゆし58かりゆし58宮沢和史宮沢和史かりゆし58おいらはあいつが大きらいだった 頭はきれるし12等身のスタイル 父親はインチキ会社社長 僕にないものたくさん持ってた でもある日風邪で寝込んでたら ドアをコツコツノックして  このなし食べて元気出せって このなし食べて元気出せってね  おいらはあいつの彼女が好きになった あいつさえいなければ人生はバラ色 完全犯罪で奴をころして あの子を奪いとろうとした 部屋にこもって計画練ってたら ドアをコツコツノックして  このなし食べて元気出せって このなし食べて元気出せってね
誰よりも遠くから川村結花川村結花宮沢和史川村結花川村結花いつもあなたのとなりに そっと寄り添う人 この広い世界でただひとりの人  あなたのことが好きだと 知られたくないから いじわるなことばかり言ってごめんね  いつか 夜を飾る 星に生まれ変わって そっと 「好きだよ」と伝えたい  心が痛んだ夜は どうか空を見上げて 誰よりも遠くから あなたを見つめているから  勇気を出して初めて 声をかけた9月 空色があかね色に染まる季節  初めて名前を呼んでくれた11月 秋風に全てが輝いて見えた  いつか 空を泳ぐ 鳥に生まれ変わって もっと どこまでも飛んでゆく  涙があふれる夜は どうか空を見上げて 誰よりも遠くから あなたを愛しているから  いつの日も いつまでも あなたを見つめているから
あの海へ帰りたい我如古より子我如古より子宮沢和史宮沢和史宮沢和史泣き濡れて見上げれば あなたがいつもそばにいた あの頃は若すぎて 愛の意味さえ知らぬまま  何度も月が太陽を 追いかけ 朝が訪れた それぞれ歩いた人生に虹がかかる  もう一度追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海  寂しさに強がれば あなたはいつも笑ってた ほおづきの実を摘んで 涙止むまで鳴らしてた  共に生きて行けるならば 年老いてくのも幸せ 合わせた鏡に写るのは 永遠の道  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 照間に消えた夏  目を閉じて耳澄ませば 心によせる波の音 長かった物語 幕が下りて あの日に戻る  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 照間に消えた  追いかけて追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海
足跡のない道GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史・高野寛君とふたりで歩く 足跡のない道 誰かが引いた道だから いつかはたどり着けるだろう  君を背負って歩く 夕暮れの坂道 僕らがつけた足跡は きっと誰かが踏みしめる  サクラの花が咲く頃に 遠き故郷の夢を見る 歩みを止めて見上げれば 白き雲河に日が昇る  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  君とふたりで渡る 紺碧の海原 誰かが架けた橋だから きっと向こうに着けるだろう  君の手を取り渡る 戻れない荒海 僕らが投げた花束は きっとどこかで咲いている  イペーの花が咲く頃に 遠き記憶の夢を見る 秩序と進歩を願うたび 蒼き夜空に星が舞う  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  こぼれ落ちる汗は 大地を潤し 名前のないこの野道に 花を咲かせるだろう あふれだす涙は 大河を流れて いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう  いつの日にかこの大空に 雨を降らせるだろう
宇宙の塵になってGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史宇宙の塵になって 砂になって 欠片になって 世界の果てに立って 泣きじゃくって もう一度生まれよう  三日月の形に夜空を 切り裂きながら君は言った 「空っぽな空を見上げてた あの日のあなたを愛してた」  自分がキライで 力が欲しくて 心も身体も記憶も破り捨てたのに  宇宙の塵になって 灰になって 藻屑になって 世界の果てに立って 泣きじゃくって もう一度生まれたい  あの頃僕は何も持たず 君の手だけを握りしめた 星を数えて月にみとれ 朝が来るまで歩いてた  嵐をかきわけ 他人を蹴散らし 君を連れて行く未来を 探していたのに  宇宙の塵になって 砂になって 欠片になって 世界の果てに立って 灰になって 藻屑になって  風になって 鳥になって 花になって 愛を知って 川になって 虹になって 泣きじゃくって もう一度生まれたい もう一度歌いたい
kaze ni naritai(GZ ver.)GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈み行く太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
きみはみらいGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史高野寛ひとつ泣いたら ふたつ笑おう 生きている以上のしあわせはない  ひとつ超えたら ふたつ進もう その手でとびらを開けるのだから  高い空を知り 深い海を知り おそれすぎずに歩いてゆこう  まんまるいその命は あなたへのおくりもの まんまるいこの地球は みらいへのおくりもの  ひとつ摘んだら ふたつ植えよう この星より青いものはない  ひとつ捨てたら ふたつ拾おう その手が未来をつくるのだから  空は青いまま 海は広いまま きみからだれかに手渡そう  まんまるいその命は 大切なたからもの まんまるいこの地球は ぼくたちのたからもの  まんまるいその命は あなたへのおくりもの まんまるいこの地球は みらいへのおくりもの  ラララ ラララ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ZAMZAGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史桃の花が一面 盆地を覆い尽くして 葬り去った屍が 墓の中から手招く  ああ ふるさと ふるさと  いつもの調子で母は 慌てた素振りで笑う 3分前の素顔の あなたにいつか会いたい  ああ ふるさと ふるさと そう ふるさと ふるさと  無常の響きが気に障る あの娘の名字が変わってる 俺の歯ぎしりで朝がくる  今際の際で悟るなら 来世も悟れない  畑を始めた父の 後ろ姿を見つめる 蛹のような背中に 二枚の羽根を見つけた  ああ ふるさと ふるさと そう ふるさと ふるさと  世相のいびきが気に障る 遺伝子操作が行き詰まる 神の歯ぎしりで夜が更ける  母の腹で悟るのなら 現世じゃあ悟れない 今際の際で悟るなら 来世も望めない  無常の響きが気に障る スケートリンクがつぶれてる あの娘の名字も変わってる  三途の川で悟るなら 来世も悟れない 母の背中で悟るなら 来世じゃ望めない
シェゴウ・アレグリア!~歓喜のサンバ~GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史花束も手紙も 手と手を渡り 不意にドアを開けて 君の手元に届く  幸福も不幸も 手と手を渡り 前触れもないまま ひとの心に届く  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 喜びは分け与えられるひとに 降りて来る  ジェラシーも噂も 風を渡って 耳を閉じていても ひとの心を揺らす  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  忘れるために踊るわけじゃない 汗の苦さを確かめたいだけ  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA ! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  忘れるために歌うわけじゃない 涙の理由を確かめたいだけ  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU, CHEGOU, CHEGOU CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU, CHEGOU, CHEGOU  CHEGOU ALEGRIA ! CHEGOU ALEGRIA! 幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る  CHEGOU ALEGRIA! CHEGOU ALEGRIA! 哀しみは乗り越えられるひとに 降りて来る  幸せは哀しみを知るひとに 降りて来る 降りて来る 降りて来る 降りて来る
嫉妬深い風GANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史踊り明かしていても 誰かのそばにいても 心を荒らす風が止まらない  今さら胸焦がして 一から恋をしても 嫉妬深い夜風に 笑われるだけ  泣いて我が身を欺くほど 素直に生きてきた訳じゃない どうせ始まらない愛なら どうせ終わるはずもない  こんなにそばにいても 指を絡めてみても 二人で帰る道は どこにもない  踊り疲れた夜も ひとりで帰る道も 身体を燃やす風が止まらない  今さら胸躍らせ 夢に溺れてみても 通りすがりの雨に 笑われるだけ  媚びて自分を操るほど 上手に生きてきた訳じゃない どうせ実を結ばぬ愛なら どうせ枯れるはずもない  こんなにそばにいても 唇を重ねても 二人を乗せた船に 港はない  泣いて我が身を欺くほど 素直に生きてきた訳じゃない どうせ始まらない愛なら どうせ終わるはずもない  踊り疲れた夜も ひとりで帰る道も 身体を燃やす風が止まらない  こんなにそばにいても 唇を重ねても 二人で帰る道は どこにもない
MARIA BONITAGANGA ZUMBAGANGA ZUMBA宮沢和史宮沢和史愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita  Maria その瞳の中に 月のひと雫が 囚われている Maria その泉の中で 異国の文明が 滅びかけている  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 君の胸で眠る 僕は十字架  片道の切符を握りしめて 泣きながら僕らは生まれ落ちて 日が沈み 日が昇り 実が実り 実は朽ち落ちていき 何度も同じ罪を繰り返し 何度も同じ道を引き返し 死を恐れ 死に挑む 死に  Maria その樹海の奥で 異教の巡礼が 囚われている  愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ 君の胸で踊る 僕は十字架  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 君の胸で眠る 僕は十字架  片道の切符を破り捨てて 泣きながら僕らは生まれ落ちて 日が昇り 日が沈み 木が茂り 木は焼き払われて 何度も同じ嘘にだまされて 何度も同じ河に流されて 死を唄い 死に生きる 死に  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria Bonita まるで歪なダイヤ 愛しきMaria Bonita 僕は愚かなサンバ  愛しきMaria
風になりたい城南海城南海宮沢和史宮沢和史ただすけ大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
愛は私の胸の中喜納昌吉&チャンプルーズ喜納昌吉&チャンプルーズ宮沢和史宮沢和史愛を探して あの船に乗った 愛が欲しくて あの汽車に揺られた 道に迷って あの風に聞いた 涙ながれて あの海に抱かれた  どこかに答えがあると信じてた 探しまわっても見つかりはしないんだ 愛は私の胸の中  愛が欲しくて 嘘もついた 夢を求めて 罪も重ねた 道にたおれて あの川にすがった 涙ながれて あの雲に抱かれた  どこかに答があると信じてた ぬくもりを人に求めすぎていた  ここまで流れて やっと気がついた 愛はあなたの胸の中  ここまで流れて やっと気がついた 愛は私の胸の中  ここまで流れて やっと気がついた 愛は私の胸の中
釣りに行こうキマグレンキマグレン宮沢和史宮沢和史十何年前はまだ 君より小さくて 君のアゴのほくろをいつも見上げてたんです 君はといえば 泥んこになって こうもりの子守歌 朝も夜も昼寝 目が覚めたら君は うそばかりついた その度だまされたふりしてた  釣りに行こう 釣りに行こう 雨がやんだら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くね  釣り竿にぎったまま 君はまた昼寝 魚がひいているのに 今日も知らん顔 僕も君の真似して 目を閉じてみたけど なぜか眠れないんです 柳がくすぐるんです 大人になってもう一度 あの川へもどれば まだたぶん 君は眠りの途中  釣りに行こう 釣りに行こう 梅雨があけたら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くよ
Next to youKinKi KidsKinKi Kids宮沢和史宮沢和史家原正樹傷だらけの帰り道 泥だらけの迷い道も 手を伸ばせば届く場所に 君がいてくれた  振り返るのが怖くて 未来の方へ逃げ続けた 青春は駆け抜ければ 一筋の光  疲れたなら立ち止まろう 泣きたい日は星を仰ごう この道がいつか途切れたとしても 一から始めればいい  何もかも失っても 帰る道さえ失っても 横を向けばいつもそこに 僕がいるから  何も信じられなくて 独りきりになりたい時 呼ぶ声が届く場所に 居てくれたんだね  春が来たら旅に出よう 風の歌を届けに行こう 結んだ手がいつか解けたとしても 翼広げ羽ばたこう  何もかも失っても 帰る道さえ失っても 横を向けばいつもそこに 君がいてくれた  振り返るのが怖くて 未来の方へ逃げ続けた 青春は君と行けば 永遠の光
島唄九州男九州男宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  九州の西 名産物 長崎ちゃんぽん ゴーヤーチャンプルー 生まれ育った島と運命を誇りに思いこよなく愛する このメロディーとリリック 長崎沖縄から世界に響く 島唄よ風に乗り鳥と共に海を渡れ  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  ラララ…
うんじゅぬ島桑江知子桑江知子宮沢和史宮沢和史萩田光雄少しずつあなたが育ってゆく月日の中で 少しずつ私も母になれた気がしている 上る時も 下る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 月にかわり微笑みなさい ふるさとはあなたがどこにいても変わらないから 風に舞う鳥のようにいつでも島におかえり  いつの日か雛は巣立ち羽ばたいてゆくけれど いつまでも母は母のまま歳を重ねてゆく 進む時も 戻る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 星にかわり輝きなさい ふるさとへ帰るのに理由(わけ)なんて言わなくていい 風に舞う鳥のようにたまには島におかえり  上る時も 下る時も 唄を歌い歩きなさい 雨の夜も 風の朝も 月にかわり微笑みなさい ふるさとへ帰るのに理由なんて言わなくていい 風に舞う鳥のようにいつでも島におかえり  その足で歩いた道をたどり 島におかえり
あの頃と同じ空小泉今日子小泉今日子宮沢和史宮沢和史高野寛突然の夕立ちが 音をたて ゆっくりと移りゆく 季節をせかす 何ひとつ恐れずに 抱き寄せ合った あの頃と同じ空 さがしてる  一言も交わさずに この気持 伝わってしまうのが 少しさびしい 何もかも投げ捨てて 抱きしめ合った あの頃と同じ空 さがしてる  背を向けたまま どこか遠くを 見つめている あなたに 手を伸ばしたら 届くこの部屋が やけに広く感じる  人はなぜ 夕焼けを追いかける時 積み上げた想い出を 手放すのだろう  もう一度 あの雲を追いかけて あの頃と同じ空 さがしたい あの頃と同じ空 さがしたい 
ピアノ小泉今日子小泉今日子宮沢和史宮沢和史MARIA CASTRO BALBI月も見えない夜の底で 終わりのない沈黙が響く 泣き出してしまいたいけれど ひとりきりでは声も出せない  張りつめたまま並ぶ弦で 羽を休める鳥もいない あなたを罵りたいけれど あなたなしでは音も出せない  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に従いながら 踊りたくないワルツを踊る あなたが飽きてしまう時まで  どうせいつもの場所で始まり どうせいつもの場所でつまずく 声をつぶしてしまいたいけど ひとりきりでは何もできない  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指を追いかけながら 歌いたくないボレロを歌う あなたがそっと席を立つまで  歩いたことのない街の風景を知らずに奏でている 私はピアノ  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に従いながら 踊りたくないワルツを踊る あなたが飽きてしまう時まで  ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に触れていても ふたりきりのこの部屋の隅で あなたが見つめるのは五線紙  ふたりきりのこの部屋の隅で あなたが見つめるのは五線紙 
モクレンの花小泉今日子小泉今日子宮沢和史宮沢和史弦一徹・高野寛・Tin Pan Family見つめ合う 双葉のように 葉を濡らす 夜露のように いつの日か あなたのそばで 同じ夢を見たい  名も知れぬ 星座のように 時を待つ さなぎのように 誰よりも あなたのそばで 同じ夢を見たい  生まれたての月に 気づいているかしら あなたが行く道を 照らしている月を  溢れだす 言葉を捨てて 咲き誇る モクレンの花 いつの日か あなたの胸で そっと咲いてみたい  流れる星くずに 気づいているかしら あなたの旅立ちに 手を振る星たちを  新しい緑の中で 咲き誇る モクレンの花 いつの日か あなたの胸で そっと咲いてみたい  いつの日か あなたの胸で そっと咲いてみたい 
ひとりぼっちじゃないGOLD LYLICcoba & 宮沢和史GOLD LYLICcoba & 宮沢和史宮沢和史coba海に風が 朝に太陽が 必要なのと同じように 君のことを必要な人が かならず そばにいるよ  森に水が 夜には光が 必要なのと同じように 君のいのち こわれないように 誰かが祈っている  どんなに遠く長い道のりでも いつかたどり着ける 歩き出さずに立ち止まってしまえば 夢は消えてゆくだろう  恐れないで 勇気捨てないで 君はひとりぼっちじゃない いつか ふたりで追いかけた星は 今でも 輝いてる  憎しみが うずまく未来が 僕らを飲み込んでも 信じ合い 許し合える心 いつでも なくさないで  空に月が 花にミツバチが 必要なのと同じように 君のことを必要な人が かならず そばにいるよ  どんなに遠く長い坂道でも いつか登りきれる 歩き出さずに立ち止まってしまえば 夢は消えてゆくだろう  恐れないで 勇気捨てないで 君はひとりぼっちじゃない いつか ふたりでかけぬけた虹は 今でも輝いてる  争いが絶えない世界に 僕らが迷い込んでも 愛し合い 分かち合える心 いつでも 忘れないで
遠い町で坂本美雨 with CANTUS坂本美雨 with CANTUS宮沢和史宮沢和史haruka nakamura離れていても 君の心 いつも見てる 遠くにいても 君の涙 僕は見える  抱きしめて あげたいと 思うたびに 季節が離れてゆく  見知らぬ町に 積もる雪も 僕は見える こごえる両手 息を吹いた 君が見える  暖めて あげたいと 思うたびに 暦が剥がれてゆく  過ぎ去った遠い日の 夢が忘れられなくても 夕日よりも先に輝くあの星に 気づいていてくれますように  繰り返す毎日に 追われながら暮らしてても 雨上がりの君の町にかかる虹に 気づいていてくれますように  遠い町で  気づいていてくれますように
愛という言葉THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史悲しみは隠せても 喜びは隠しきれない  あの人を見つめる君は 残酷なほど美しい笑顔  時には赤く あたたかく あどけなく やわらかく 鮮やかで いつしか 冷酷で 醜くて 何て悲しい言葉  たった一文字の迷宮 それは愛  空しさは埋められても 切なさが拭いきれない  さよならと言えない君は 残虐なほど美しい天使  時には暗く 平坦で 単調で 平凡で 緩慢で 傲慢で 貪欲で 乱暴で 残忍で かけがえのない言葉  たった一文字の宇宙 それは愛
I don't wanna say NoTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史生き延びる 昨日の続きを 重力に逆らいながら歩き出す 這いつくばって登りつめた 頭には誰かがのさばってた  キスをする メフィストの頬に 忠告に刃向かいながらついてゆく 下界じゃ堕ちた天使たちが 「そこから飛んでみろ」と叫んでる どうせいつかは落ちてゆくなら 力の限り高く飛んでやる!  I don't wanna say No! 欺瞞だらけの水溶性の世界の果てで Say yes! 踊らされてるのを百も承知で I say yes  愛し合う ゆうべの続きを 引力に従いながら 落ちてゆく 川の向こうじゃ 牙を隠した  天使どもがお前を呼んでる どうせいつかは旅に出るんだろ? 誰よりも先に飛んでみろ!  You don't have to say NO!  茶番だらけの無指向性の世界の果てで Say yes! 踊らされてるのを百も承知で 承知で I say yes  I don't wanna say No! 欺瞞だらけの水溶性の世界の果てで Say yes! 踊らされてるのを百も承知で You don't have to say NO!  茶番だらけの無指向性の世界の果てで Say yes! 踊らされてるのを 百も承知で承知で I don't wanna say No! 欺瞞だらけの水溶性の世界の果てで Say yes! 踊らされてるのを百も承知で 承知で I say yes
I'm in love with youTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史口紅を気にしてる ベッドルームにタクシー待たせたままで のら猫に投げキッス 神様以外は呼び捨てにしてる  退屈なら 気がすむまで 僕を引きずり まわせばいいさ  I catch you honey I'm in love with you  この町を出て行こう 電話帳の中から 抜け出そう パーティーに飽きた日は マイルス・デイビスを迎えに行こう  泣きたいなら 気がすむまで 僕を罵り続ければいい  You touch me baby I'm in love with you  退屈なら 気がすむまで 僕を引きずりまわせばいいさ  泣きたいなら 気がすむまで 僕を罵り続ければいい  I catch you... I'm in love with you You touch me baby I'm in love with you  I catch you honey I'm in love with you You touch me baby I'm in love with you I'm in love with you I'm in love with you
愛よりTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM幸せになるために生まれたのに 指を伸ばせば とんぼのように離れてしまう  色んなものを欲しがったわけじゃないのに たったひとつの たったひとつの お願いなのに…  だけど幸せはきっと 独り占めにしちゃダメ ひとりぼっちに ひとりぼっちになってしまうから  愛より 確かな言葉を探してる 言葉にできやしないこの思いを 愛より 確かな言葉を探してる 君とふたり見上げているこの空の名前を  夢を叶えるためにがんばってるのに 一歩手前で 道に迷って家路に戻る  山の頂が見えてくればくるほど どうして皆 どうして皆 離れてゆくの  長い間探してた 七色の虹なんて 近づいたら 近づいたら ただの空  愛より 確かな言葉を探してる 言葉にできっこないその言葉を 愛より 確かな言葉を探してる 君とふたり見上げているこの空の名前を  愛より 揺るぎない言葉を探してる 抱きしめると浮かんでくるこの気持ちを 愛より 美しい言葉を探してる 君のことを思うだけであふれる思いを 君のことを思うだけであふれる涙を
蒼い夕陽 feat.ユウ(GO!GO!7188)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史シアワセという字が書けなかった あなたに会うまでは カナシミという字が書けなかった あなたが去るまでは 夕陽が嫌いになれないように あなたのことを憎みきれない いくら追いかけても いくら呼び止めてみても あなたはいない 渚を走る海鳥を追いかけ 心を預けた夏の日 今はどこへ落ちていくの さよなら蒼い夕陽よ  ヨロコビという字を知らなかった あなたを知るまでは ナグサメという字を知らなかった 独りになるまでは 潮が引いてまた満ちるように あなたの愛が忘れられない せめて今夜だけは月よ あの人の行く手 阻んでおくれ 渚を渡る潮風を追い越し 未来を預けた夏の日 今は誰を照らしてるの さよなら蒼い夕陽よ  後ろ姿も 影も見えない 愛されないくらいなら 忘れて欲しい  渚を走る海鳥を追いかけ 心を預けた夏の日 今はどこへ落ちていくの さよなら蒼い夕陽よ 今は誰を照らしてるの さよなら蒼い夕陽よ さよなら蒼い夕陽よ さよなら蒼い夕陽よ
暁月夜 ~あかつきづくよ~THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史遠ざかる想い出に 咲く花はただ美しく 掌に咲く花は なぜかいつも儚い  祭り太鼓に 笛の音 騒ぐ心のゆくままに  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない道を探して 朝も昼も夜も 暁月夜(あかつきづくよる)も もう一度めぐり会う旅に出る  遠ざかるあの夢に 舞う鳥はただ誇らしく もう一度やり直せたら もう一歩 歩けたら  川を流れる彼岸花 残る我が身の葉を知らず  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない空を見上げて 朝も昼も夜も 暁月夜も もう一度めぐり会う夢を見る  春も夏も秋も 白く染まる冬も あなたの知らない道を探して 朝も昼も夜も 暁月夜も もう一度めぐり会う旅に出る  もう一度めぐり会う夢を見る
明日からはじまるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史一度つまずいた過ちで そこから逃げ出したりしないで 君が歩いた足跡の上に 名もない花が咲いているよ  君が微笑むとうれしくて 涙を見てるのは切なくて 疲れ果てたら たまには僕の腕につかまってごらん  この命が終わる日が いつ来るのか知らないけれど ひとつだけ言えること 僕らの青春は 明日からはじまる  道を見失ったとしても 全てを投げ出したりしないで 壁に飾ったスナップの中で 僕らはいつも笑っていたよ  君がいなければ寂しくて 名前を呼ぶだけでうれしくて 疲れ果てたら 今度は君の力かしてください  この世界が安らぐ日が いつ来るのか知らないけれど ひとつだけ言えること 僕らの人生は 明日からはじまる  答えはひとつだけじゃないはず あきらめるには早すぎるはず 僕らを乗せたこの船はまだ 動き出していないのに  この命が終わる日が いつ来るのか知らないけれど ひとつだけ言えること 僕らの青春は 明日からはじまる  この命が終わる日が いつ来るのか知らないけれど ひとつだけ言えること 僕らの青春は 明日からはじまる  僕らの青春は 明日からはじまる
雨の日風の日THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMありきたりの言葉じゃ 僕のリズムははずまない とびきりのシャツを着て 町で踊ろう  雨がふる日はふる日で 予定を棒に振ればいい ひまわりのまわりには 君がいっぱい  はやりの言葉じゃ 僕の気持は踊らない とびきりの服を脱ぎ 庭で歌おう  風が吹く日は吹く日で 予定を棒にふればいい 地下鉄を降りれば 君がいっぱい  Wow wow… Wow wow… 
ありがとうTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史どんなことが起きても君を愛してる あの汽車に乗り遅れても 君が選んだ道がどこへ進もうと 僕を連れて行けばいい  「ささやかな幸せの灯し火が欲しかっただけなのに」  君が微笑むだけで過去は消えてゆく 波に咲く花のように 僕の手を振りほどき歩く日が来たら 僕を置いて行けばいい  「昨日より幸せになることは簡単じゃなかった」  でも 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない  何度も何度でも僕はこの道をひきかえす 歩き疲れた君が立ち止まるたびに  でも 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない ひとりぼっち ひとりぼっち ひとりぼっちじゃない
いいあんべえTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史アン小懐(ぐゎふちゅくる)んじ 魚(いゆ)になやい いいじうたやい いいあんべえ 酒飲(さきぬ)み 友小(どぅしぐゎ)や 月(ちち)ぬ夜(ゆ)が一番 酒(さき)に浮かびてぃ いいあんべぇ  サバニに女(いなぐ)や 乗(ぬ)しらんしが あぎに上(あが)りば いいあんべえ 妻(とぅじ)ぬ顔小(ちらぐゎ)ぬ ちらちらすしが 魚取(いゆとぅ)てぃ帰(け)えれえ いいあんべえ  たーがら三線(さんしん) 代わてぃ呉(く)りよ ナビ小(ぐゎ)ゆすに 取(とぅ)らりゅんど 目(み)とう目(み)が合あれぇ 恋のはじまり 月(ちち)にかくりとぅてぃ いいあんべえ  アン小懐(ぐゎふちゅくる)んじ 魚(いゆ)になやい いいじうたやい いいあんべえ 酒飲(さきぬ)み 友小(どぅしぐゎ)や 月(ちち)ぬ夜(ゆ)が一番 酒(さき)に浮かびてぃ いいあんべえ  今日(ちゅう)ぬ三線(さんしん) 汝(いやー)が番やさ わん女(いなぐ)に しりしりすなよ 手(てぃ)とう手(てぃ)が触れたら 恋のはじまり 波に揺らりてぃ いいあんべえ
YES MOM!THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史YES MOM! Kは義務として課せられた“事無かれ洗脳教育”に 何の疑いも持たず憧れの教職に就き、 近所の幼女を■■■しました。 (奴と僕の差は さて何cm?) うんと働きうんと金を使う、真空パックの社会人を生産しようとする、 この国の目論見から 欠陥商品の烙印を押されたAは、BANGKOKで ちょっとしたビルを建てたんだって。  YES MOM! Zは対人恐怖症とアルコール依存症を治すためにスクールに通い 「明るい道を開いたな」 と思った途端、ホステスを■■■しました。 (奴と僕の差は さて何cm?) 人なつっこくて女の子にモテ、生徒会長までやったUは 自らを神とする宗教を興し、 結果的に何人もの老人を死に追いやるなんて。 彼も想像してなかったでしょうね。 THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  YES MOM! ハンカチもチリ紙も持ちました。 あと何を持っていけば怒られないですむんでしょうか?  YES MAMA! 才能が枯れたと思いこんだFは自らの命を絶ちました。 果たして、彼をあのビルの屋上まで エスコートしたのは誰だったのでしょうか?  (奴と僕の差は あと何cm?)  資本主義の機関士気取りだったMは、薬と過労に犬死にしました。 取り残されぬように、 いつも走らされてきたから、レールがあると、みんなつい走っちゃうんだ。  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  If you were to live according to the rules of the establishment You could lead a life of neither happiness nor unhappiness  YES MOM! 宿題も月謝も持ちました。忘れ物すると、 またあの先生にぶたれちゃうんだよね。  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?  All the people of this nation wedged between insanity and sanity Live on thinking though others have crossed the line They alone are rational  THE TRUTH IS ALL BEYOND OUR SIGHT LIES HANG IN FRONT OF OUR EYES THE TRUTH IS HIDDEN IN SOMEONES HANDS GOD? OUR NATION? YOU? OR ME?
漁火THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史朽ち果てる僕 フィヨルドに沈み行く舟 目をそらす君 舟底に刺さる十字架  もっと そばに来て もっと  背を向ける君 ビロードを敷き詰めた海 ひざまずく僕 ひれをもぎ取られた魚  漁火が またたく  誰も祝福しない 愛でもいい それでもいい 離さない だから‥‥
十六夜月に照らされてTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつだって ほんの些細なことに勇気づけられた 昨日より 一つだけいいことがあればそれでいい 一人では 何もできないことは分かっているけれど この歌が あなたの町へ届くことを信じてる  心までびしょ濡れで 温もりにうえている時 日溜まりで分かち合った 歌を思い出してみたい  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  いつだって ほんの些細なことに心悩ませた 今日よりも 少しだけ強くなれたらそれでいい  心から込み上げる 喜びを伝えたい時 肩を抱き語り合った 人を思い出してみたい  十六夜月に照らされて こぶしを胸に舟に乗る 愛が足りない人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し合いたい人がいる 町へと今日も舵を取る  十六夜月に照らされて 地図を持たずに舟に乗る 愛し足りない人がいる 町へと今日も舵を取る
It's GloriousTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史生活に何か足りない かといって不自由じゃない あなたに与えるものはない あなたから奪うものもない  あたりまえのひとときが 今の僕には大事  世界中を歩いてみたい でもあなたをもっと知りたい  見落としそうな微笑みが 今の僕には大切  It's so Glorious 冷めかけたスープにも 眩(まばゆ)い朝陽が登る It's so Glorious 今日の日は残された時間の最初の一日  無償の愛を貫いたら 安らかに死ねるのだろうか だけど それが僕にとって 果たして幸せなのだろうか?  年老いていくことも 今の僕には大切  It's so Glorious 神の手をつたわり 小さな命が生まれた It's so Glorious 今日の日は心を償(つぐな)える最後の一日
いつもと違う場所でTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史ガラスより壊れやすいものがあるとすれば それは愛だ 鋼よりも打たれ強いものがあるとすれば それも愛だ  「ホメラレモセズ クニモサレヌモノ」になりたいと賢治は言った ボクは誉められるために人を蹴落として生きてた たどり着いたのは銀河系の果て 誉めてくれる人なんてそこには誰一人いなかった  ブッダはこう言った 「生物の価値に優劣はない」と 「自分の力だけで生きてると思いあがるな」と 『自由』と『孤独』は違う言葉 だけど そこに立ってる気分は同じなのかもしれない  憎しみよりも強い感情があるとしたら それは愛だ 裏切りよりも醜い行為があるとしたら それも愛だ  もしあと1年の命だと言われたら がむしゃらに生きるだろう? そんな気持ちで生きてみるべきだと手塚は言う 無駄な日なんて1日も無い よぉ ボウズ! お前にはやり残した事が山ほどあるだろう?  ジョンは言った「夢想しろ」と 国家も宗教も無いんだと そうすれば殺し合う名目は消えてしまうと そんなの子供だましだって? 人はみな大人になろうと懸命に努力してる子供だろ?  いつもと違う場所で 心で いつもと違う君に 会える  君が僕と結ばれてるように 君は誰かと結ばれてる 廻り廻ってその誰かと結ばれ僕は生かされてる ミツバチが仲間を呼んでる そんな昼下がりの並木道で 僕のこの小さな命がほんの少しだけ 地球をまわしていることに気づき きのうまでとは違う気持ちで 君の家へと急いだ  いつもと違う場所で 心で いつもと違う君に 会える  ガラスより壊れやすいものがあるとすれば それは愛だ 鋼よりも打たれ強いものがあるとすれば それも愛だ 憎しみよりも強い感情があるとしたら それは愛だ 裏切りよりも醜い行為があるとしたら それも愛だ それが愛だ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ウキウキルーキーTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至・宮沢和史近道うちの町内に おかしな車がやって来た 何の変哲もないけれど カタツムリの絵が書いてある 近所じゃヒソヒソうわさする カタツムリのおじさんの事 仲間はずれの子供達を 不思議な旅に連れてく  小さなうそついて かあさんにしかられた日 おじさんのエスカル号が むかえに来たのさ うそじゃないよ  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー  車の中に仕かけられた いろんな秘密がオモシロイ まほうのびんにはおじさんの ブレンドみそ汁がくれてる トランクの中あふれ出した ヘンテコロリンな空想を 少しづつ紙ぶくろに詰め いつも持たせてくれた  ある朝新聞に おじさんが載っていた 漢字で読めないけど きっとこれでお別れなんだね  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー  大きくなった今でも ヘビィな夜が来た時も 僕はヘラヘラへっちゃらさ 口笛吹くから飛んで来てね  ウキウキ イカした僕のルーキー だれにも秘密ウキウキ 百万力さルーキー
THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史できたばかりの歌を いつも君が聴いてくれた 「いい歌ね」と 言ってくれた 僕はそれで幸せだった  君がいなくなってしまった 僕は歌を書かなくなった この部屋は空っぽになった だけどそこに歌が残った  夢の中で君に逢った 満月より綺麗だった 手をつないで ずっと歩いた そして歌がひとつ生まれた
歌いたくない夜THE BOOMTHE BOOM宮沢和史崎枝将人・宮沢和史君の歌を聴かせておくれ 今夜は何も歌いたくない  救いを求め 歌ってみても どうせどこへも辿り着けない  道は真っすぐ延びていたのに 僕は道に迷ってしまった  歌いたくない夜は 君の歌を聴かせておくれ そっとギターを弾くから いつもの歌を歌っておくれ  君の声を聴かせておくれ 夜がそろそろ寝た頃だから  答えを探しに 旅をしてたら 帰り道を忘れてしまった  こんなに人とすれ違うのに 僕は独りになってしまった  眠りたくない夜は 君の歌で寝かせておくれ きっと朝は来るから 今朝見た夢を歌っておくれ  歌いたくない夜は 君の歌を聴かせておくれ 僕が歌い出すまで 今夜は君が歌っておくれ  そっとギターを弾くから いつもの歌を歌っておくれ
Any Time, Any DayTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史見慣れない道を行こう 標識なんてあてにせず 読みかけの本を抱え 気取らない服で行こう  道に迷ったら 人に聞けばいい 空は果てしなくブルー  仲間を集めて行こう 常識なんて気にせずに 一人じゃ怖くなる道も どこまでも行ける気がする  風にもまれて 雨をかき分け 月に見とれて 道は果てしなく続く  どこまでも飛んで行く 君の町まで続く道を 住み慣れた部屋を出て ありったけの歌を詰め込んで 君に会いに行こう Any time, Any day  自慢話したい時 悔し涙が出た時 背中をかいて欲しい時 ただ頷いて欲しい時  何時でもいいよ 突然でいいよ 遠慮いらないよ 僕を呼び出してごらん  どこまでも飛んで行く 君の町まで続く道を 住み慣れた部屋を出て ありったけの歌を詰め込んで 君に会いに行こう Any time, Any day  風にもまれて 街をかき分け 月に見とれて 道は果てしなく続く  どこまでも飛んで行く 君の町まで続く道を 住み慣れた部屋を出て ありったけの歌を詰め込んで どこまでも飛んで行く 君の町まで続く道を 住み慣れた部屋を出て ありったけの歌を詰め込んで 君に会いに行こう Any time, Any day
Electronic ParadeTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基群集を逆なでりゃ caution 逆巻く emotion 人が殺されりゃ nonfiction 死ななきゃ fiction もみ消しのための promotion possibleな mission 殺戮のための motivation 悪夢の operation  股ぐらを逆なでりゃ caution 適切な relation 地獄は日帰りの location のん気な vacation 静寂はただの distortion frustration 虐殺における stimulation 退化の perfection  (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン) (ガルフワンガンムザンナプラン) (ムチャナクーバククラッチャヘビーナダウン) (ヒガナワンヒガナワンユウビナ) (ユウビナワンガンアビルダンガン)  Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight?  「えーわたくしが立っておりますこの建物は バクダットの中心部に位置しておりまして、 ここから空爆を中継でお伝えしてまいります。 さあ お待たせしました!今世紀最大のイベント! --Electronic Parade--がいよいよ始まります!」  群集はとびきりの tension 謝肉の illusion 人が信じれば nonfiction 疑えば fiction 遺伝子は未知の imagination 過去の imitation 虐殺における meditation 進化の saturation  (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン)  「おおっと!今ミサイルがわたくしの耳たぶを かすめていきましたが、ご安心下さい。 国防総省からの情報によりますと、 このビルディングはコンピューターが 指示した着弾点からは、はずれておりまして、 ここにいる限り、「身の危険はない。」とのことです。 これが現代の戦争なのでありましょうか! まさにテクノロジーの祭典であります! おおっと!!今ミサイルがわたくしの脳みそを 吹き飛ばしていきました!! 少し頭がボーッとしてきました…。 このへんでバクダットからお別れします!」  Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight?
おうちバイバイTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史どこで覚えたの? さっきから僕の知らない歌をくり返してる 9時すぎを指したかべかけ時計が いつからだろう止まったまんまだ バイバイ  世の中にうまくすべり込めない夜は 手のひらに君をかくしてにげた 僕より早く歩きはじめた君は カバンの中にも入りきらないね おうち バイ バイ  電車がカタカタ窓をたたき出す頃 僕の話を机に集め 積み木みたいに 立ててはくずしてた そんな遊びにも あきたみたいだね おうち バイ バイ  サヨナラ 忘れものは 置いてくよ  冬が秋をさそいに来たよ 目覚めぬうちに 僕も行くよ
大阪でもまれた男THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基ブラブラ 梅田をブラブラ デパートが 鼻をつきあわせて メンチきる町 あの娘に 洋服買うのさ 同じ服選んだおばちゃんが ウインクしてる ここは極楽か 魔界か 夢か? うなるぜ 観覧車  ハラハラ 新地でハラハラ 路地裏で ヤバそうなおっちゃんが お尻をさする ミナミで サインせがまれた 「B'z の宮沢さんですよね」と 言われてコケた グリコの笑顔が 夕陽に映える 1・2・サンガリア  大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか  大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか  (セリフ)雨が降ってる新地の夜は 女一人にゃつらすぎる  好きなあいつはまだ来よらん  水掛け不動に願かけて 泣いて拝んだ法善寺  淀屋橋から浪速橋 高麗橋から桜橋 柳がゆれる恋模様  やっと寄り添う 好きやん同志 御堂筋には銀杏の並木  一本数えて二歩進み 三本数えて五歩進み 恋も未練も なんぼのもんじゃい  笑うてさばいて御陽気に 明日見つめて生きている 惚れて大阪 ご機嫌さん  ここは幻かそうじゃなきゃどこだ? 巨大な松葉ガニが登るビル  ここは極楽か 魔界か 夢か? 謎めく くいだおれ  大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか  大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか  大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか  大阪まで 行きましょか 愛しの あのコに 会いに行きましょか  (セリフ)なんやねん、君は
オキナワTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基赤土が舞う 子持ちバッタが逃げ惑う ゆで上がる海 太陽は空でさらし首 機械仕掛けの クジラが海を埋め尽くす ヤドカリ達は サンゴを追われ 密林をさまよう いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように でいごの花が 咲き乱れ嵐がおこる 届けておくれ 血に染まるママの写真を 涙を いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は 高値で売れる 盗人の言い値が まかり通る  いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように  I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa
沖縄に降る雪 (acoustic)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史月が満ちるたびに あなたを思い出す 頬を赤く染めて 恥じらう面影を 加那よ 加那よ うるまに咲く花よ  雨があがるたびに あなたを思い出す 虹の橋を渡り あの島に行きたい 加那よ 加那よ うるまに咲く花よ 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ 沖縄に降る雪よ  海風に手取(てぃとぅ)らりやぃ (海風に手を取られて) 天の川 船出(ふにい)じゃさなよ (天の川に 船を漕ぎ出そう) 海鳥よ 伝えたぼれ (海鳥よ 伝えておくれ) いつか 迎えに行くからと (いつか 迎えに行くからと)  春は君を想い 夏は風に抱かれ 秋は君を歌い 冬は春を願う  花よ 花よ うるまに咲く花よ 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ  虹の橋を渡り あの島に行きたい 雪よ 雪よ 沖縄に降る雪よ 沖縄に降る雪よ
おりこうさんTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMやぶれたGパンはいたら親に怒られた。 おばあちゃんは、カッコイイねと小遣いくれた。  弱虫、わがまま、過保護な僕に怖いものはない。 りこうなふりして頭下げたら吐き気がした。  友達とっくにおりこうさんさ、気持はわかる。 りっぱな人にはなりたくないけど偉いと思う。  YES, NO YES, NO だけど答えはYES, NO YES, NO YES, NO いつも答えはYES, NO  かわいいあの娘は頭なんて良くなくていい、 二人の愛がスクスク育てばそれでいい。  汚い僕でも自転車乗れば、カッコイイだろ。 りこうなふりしてタクシー乗ったら、吐き気がした。  りっぱな人にはなりたくないけど気持ちはわかる。 にえきらないままりこうになるから、始末が悪い  YES, NO YES, NO だけど答えはYES, NO YES, NO YES, NO いつも答えはYES, NO  Gパン脱いだのに、またおこられた。 バカなふりして夢ならべたら、笑われた。  りっぱな人にはなりたくないけど気持ちはわかる。 にえきらないままりこうになるから、始末が悪い  YES, NO YES, NO だけど答えはYES, NO YES, NO YES, NO いつも答えはYES, NO  YES, NO YES, NO だけど答えはYES, NO YES, NO YES, NO いつも答えはYES, NO
オレンヂジュースTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至12 時間もたって 目覚ましを止めた 黄色くにごった空は あいかわらずだ ランチタイムにはもう 間に合わないから ゆうべのオレンヂジュースで おなかいっぱい Yeh,Oh,ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 毎日  夕べはさんざんだった 戦争に負けた 僕の町に外人 あっちに外人 彼女のコップのジュースを さっととりあげる 無力な僕の小さな抵抗 Yeh,Oh ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 明日も  TV は三流ジョークで 爆発しそうさ イライラばかりで のどはカラカラ 何かがへんだ どこか違ってる 僕のせいじゃない 大人でもない Yeh,Oh ステキなジュース Yellow ジュース Yeh,Oh すっぱいジュース 毎日 
オロカモノの歌THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史雨の日は雨の歌を歌おう 風の日は風の歌を歌おう 雨も風もない日は 鏡を見て歌おう 愚か者の歌を  咳をしても お茶を入れても一人 言い訳が部屋の隅に吹きだまる 窓を開けたとたんに 逃げていったシャボン それが君の名残  許されるのならば 君を感じていたい 青から茜 白から緑 季節の流れゆくままに  雨の日は雨の歌を歌おう 色褪せた流行歌を 雨も風もない日は 君を待って歌おう 愚か者の歌を
All of EverythingTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM出会った人がみんな 幸せであるように 願い続けていたはずなのに 傷つけてばかり 泣かせているばかり 「ありがとう」って言葉が空しい してあげたことより してくれたことの方が多かった  出会った日からずっと 君の幸せを 祈り続けていたはずなのに 待たせているばかり あきらめさせてばかり だけどもう二度と 手を離さない 差し伸べたものより 奪ったものの方が多かった  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて  巡り合った人も 手を振った人も 何か伝えたかったはずなのに 心ふさいだまま 流れていくばかり 「ありがとう」って言葉が恋しい  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて  偽りのない言葉を 降り止まない欲望を 汚れのない青春を 歌い続ける  ああ いつまでも いつの日も 今よりも ああ 残されたすべてを 君にあげる 僕の未来も それ以外もすべて
帰ろうかなTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史雪帽子の猫柳 寝ぼけなまこのウグイ 春はまだかと待ちぼうけ 遥か遠いふるさと 忘れちまった童唄 名も無き子守唄 ないものねだりで逃げ出した 遥か遠いふるさと  帰ろうかな やめようかな 朝一番の汽車に乗って 帰ろうかな やめようかな 長いトンネルぬけて  道に迷った渡り鳥 おいてけぼりの案山子 冬はいやだと泣いている 茜色のふるさと  帰ろうかな やめようかな あの娘が働く町へ 帰ろうかな やめようかな 祭ばやしに乗って  宵待ち草が咲く頃にゃ ひとりぼっちが身にしみる 鳴くな 泣くなよ 夜ガラスよ つられてこっちも泣けてくる  帰ろうかな やめようかな あの娘が働く町へ 帰ろうかな やめようかな 祭ばやしに乗って  帰ろうかな やめようかな 朝一番の汽車に乗って 帰ろうかな やめようかな 長いトンネルぬけて  帰ろうかな やめようかな あの娘が働く町へ 帰ろうかな やめようかな 祭ばやしに乗って  帰ろうかな やめようかな 朝一番の汽車に乗って 帰ろうかな やめようかな 長いトンネルぬけて 
過食症の君と拒食症の僕THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史たらふく食べても次から次へとむさぼりついてるあなた 自分じゃ違うと言い張ってるけど どっから見たって過食症 時々こっちを向いてはニヤリと不敵な笑いをうかべてる どうやらいつかは最後に僕をペロリと食っちゃうつもりだろう どうせ食われる我身なら 何にも食わずにミイラになってまずくなってやる 長年住んでた白アリたちも あなたにおびえて逃げ出してった そして一人とり残されて 私は拒食症  いっしょうけんめい働いていても お金がちっともたまらない お菓子にアイスにバナナにうどんにミックスナッツが100ダース そのくせ味にはとってもうるさく まずいとガミガミ叱られる 世界は広しと言えどもグルメの過食症はそういない どうせ食われる我身なら 苦悩の日々を日記につづって作家でデビュー 日本をおそったイナゴの大群 あなたにおびえて逃げ出してった イナゴよ僕をつれ去っておくれ 私は拒食症  家庭の医学で調べてみたら 彼女の病はおそろしい おなかの中が満たされていても ついつい勝手に手がのびる 病状悪化がいちじるしくて 半べそかきつつ食べている 僕にできることはと言えば 好きだと一言 言うくらい どうせ食われる我身なら とこやに行ったり銭湯に行くのもバカらしい 長年住んでいたゴキブリたちも 荷物をまとめていちもくさんさ そしてやっぱりとり残されて 私は拒食症  どうせ食われる我身でも あなたを侮辱する奴は殺して今夜のおかず 地球が割れても 夜空が落ちても 海がかれても 鋼のコンビさ 過食症の君と拒食症の僕
風になりたいPLATINA LYLICTHE BOOMPLATINA LYLICTHE BOOM宮沢和史宮沢和史大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風をなぞるようにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史黙るくらいなら 嘘をついて欲しい でまかせでも構わない 君を信じさせておくれ  誠実なのは ときには罪深いこと 真実は言わなくていい 僕を騙し続けておくれ  降り積もる過去は消せないけれど 振り向いてごらん そこには道が延びているだけ いつものように僕が 君を待っているだけ  騙されていたい 騙されてあげたい わかってても 気づいていても 信じているふりをさせて  降りしきる雨はいつか止むから 振り向いてごらん そこには影が延びているだけ いつものように僕が 君を見つめてるだけ  風をなぞるように 嘘をついて欲しい でまかせでも構わない 君を信じさせておくれ  騙されていたい 騙されてあげたい わかってても 気づいていても 信じているふりをさせて  でまかせでも構わないから 君を信じさせておくれ
数え切れない人の中でTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史空にカタチが無いように 心をしばる糸ほどきたい 海に終わりがないように 溢れる思いは果てしない  空にカタチが無いように 心をしばる糸ほどきたい 海に終わりがないように 溢れる思いは果てしない  いくつもの星を数えて いくつもの河を渡って それぞれ違う坂道を 歩いてきた二人 何も言わず 何も訊かず 心重ね合う  数え切れない人の中で 世界の片隅で 君に逢えた奇跡 今日も明日も次の夏も 君のその瞳に 僕を映しておくれ  風にカタチが無いように 今すぐ心をほどきたい 夢に終わりがないように 君への思いは果てしない  いくつもの道に迷って いくつもの雨に打たれて これから上る坂道が どこへ進もうと 君と僕を連れて行こう 足跡を重ねて  数え切れない人の中で 世界の片隅で 君に逢えた奇跡 今日も明日も冬が来ても 僕のこの瞳に 君を映していたい  数え切れない人の中で 世界の片隅で 君に逢えた奇跡 今日も明日も次の夏も 君のその瞳に 僕を映しておくれ そっと 僕を映しておくれ
神様の宝石でできた島THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史朝本浩文・宮沢和史さあ 目を閉じて 月が闇へ逃げるまえに 少しだけ眠りなよ 僕もここにいるから そう 僕らは急ぎ過ぎていただけだろう 言い訳を考えるヒマもないくらいに  満月の夜には きっと見えるだろう 遠く離れてても 世界のどこにいても  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  さあ 泣かないで 窓に透ける朝焼けが 君の涙に映っては流れ落ちる そう 僕らはウソに慣れていただけだろう 言い訳を言う優しさもうすれていた  通り雨がきても きっと聴こえるだろう 遠く離れてても 世界のどこにいても  君と唄い 共に生きた かけがえのない想い出が 今もなお 星を讃え まばたいているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と歩き 共に生きた かけがえのない時間だけが 今もなお 星を讃え 輝いているね サヨナラは言わないで いつかまた会えるはずさ 神様の宝石でできた この島で  君と会った島で  君と会った島で……
からたち野道THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日がきませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
carnaval-カルナヴァル-THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史離れて見てた星屑たちが 二人を照らして あなたの はにかむ笑顔が見える 好きだと言えたら 夏がやってくる  carnavalにのって 天使はいつも風に 流されて 町を素通りした 二人で交わした 秘密の言葉 貝ガラの中に 隠しておいた 化石になるまで  めくれてく 白紙の歴史 やぶれてく 足跡だらけの世界地図が 誰にも気にせず あなたに会える  鳥や雲のように国境の上で キスして 抱きしめて 私に聴かせて世界中の歌 carnavalの夜に  押しよせる 自由への波 やぶれてく つぎはぎだらけの世界地図が 誰にも気にせず あなたに会える  鳥や雲のように国境の上で キスして 抱きしめて 私に聴かせて 世界中の歌 carnavalの夜に
川の流れはTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史川の流れはだれも 変えられやしないさ 東へおれ 西へ 涙を運ぶ  決して溶けることない 罪深き悲しみ 私達は今日も 川へとこぼす  いつまで僕は 知らん顔で 歌えばいいのだろう できればいっそこのまま 海へ流してくれ  川を下り漂う 悲しみに耐えられず 魚は目を閉じて 二度と開けたがらない  流れてはふきだまる オモチャやクツやカサに 囲まれた寝床で 山椒魚は笑う  いついつまでも 川のゆりかごで 何にも知らされず できれば子供のままで 抱かれていたかった  いつまで僕は 知らん顔で 歌えばいいのだろう できれば僕もこのまま 海へ流してくれ 
気球に乗ってTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史ありったけの手持ちのゆとりや ポケットの中のぬくもりを ひずみきった国々に ポツンと落としてやるのさ 要なしの人間なんているわけはないと 神様はいつも僕に言うけど 本当のところは口をつぐんで 誰も言おうとしないけど 気球に乗って ほこりになってゆられたい  今ひとつこの気球が昇っていかないのは 僕をおどらせる俗物どもが 足元にしがみついているからさ 胸いっぱい風を集めよう 名もなき同胞(とも)が抹殺されて 価値あるブルジョアが生き残るとするなら 真先に死ぬのはこの僕なのさ 僕こそ不必要なものだから 気球に乗って ほこりになってゆられたい  気流に乗って ほこりを捨ててゆられたい
きっと愛してるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM君がくれたギターで 僕が歌を作る うすよごれたアンプから 聞こえるのはラブソング 気に入った曲ができたから 他の娘に贈るよ だって君に聞かせたら きっと笑いころげる  OH 桃色に染まる 君を見ていると 桃色に染まる へたなバラードに腰が動く リズムがのる 君の似顔絵かいたら とってもよく似てて 僕に笑い返すから きっと君を愛してる  二人の朝は三日前 コップや缶や瓶が テーブルに散らばって まるで新宿みたい  OH バラ色に染まる 君にキスすると バラ色に染まる 僕のスキャンダルに こぼれるほどリズムがのる 君の似顔絵かいたら とってもよく似てて 僕に笑い返すから きっと君を愛してる  OH 桃色に染まる 君にキスすると 桃色に染まる 僕のスキャンダルに こぼれるほどリズムがのる 君の似顔絵かいたら とってもよく似てて 僕に笑い返すから きっと君を愛してる 
君はTVっ子THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM今日のデートは何だか変だな あの娘がそわそわ 落ちつかないんだ 僕より今夜のTVがお目当てなんだ 時計の針が ぐるぐる回る 銀座で待ち合わせたのが 悪いのかな 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 目を白黒させて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ  せっかく贈った花柄スカート いつの間にやら TVカバー 僕より今夜のTVがお目当てなんだ ブラウン管から黄色い声がする あの娘がTVに吸い込まれちまった 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 よだれタラたらして 君はTVに夢中 君の気をひくためなら毒薬飲んでもいいよ  僕が車にひかれた事件を あの娘は「6時のニュース」で知った 僕より今夜のTVがお目当てなんだ  TVっ子 愛しのTVっ子 鼻ピクピクさせて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ  TVっ子 愛しのあなた 目を白黒させて 君はTVに夢中 君の気をひくためなら空から 君の気をひくためなら空から 君の気をひくためなら空から飛んでもいいよ
きょうきのばらあどTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至体にいいこと全て試してみよう CMが謳う通り試してみよう  体にいいこと全て試した少女 ビタミン、鉄分、エステ、ゴルフに宗教  気がついてみたら彼女 無菌のモルモット 生かされず殺されず 計画通りの優等生  レクイエムは僕が歌おう たとえ体を失くしても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と  休暇は金で買うものと信じた男 CMの中の恋を求めた男  やっと手に入れた家族 無菌のモルモット 第三世界で何を買う 誰を買う  レクイエムは僕が歌おう たとえ声がつぶされても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と  時間の流れは加速して 昨日のモラルは揺らぐ めまいがしたって気のせいさ 応急処置して さあ進め  体にいいこと全て試してみよう たくさんお金を貯めてキレイになろう  気がついてみたら僕ら 無菌のモルモット 生かされず殺されず 計画通りの優等生  レクイエムは僕が歌おう たとえ声がつぶされても レクイエムを僕と歌おう “きょうき”のバラードを君と 
恐怖の昼休みTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM今日も大きらいな ぶどうパン 見つからないように かくしちゃえ 食べたくない物は いつも机の中  おいおい おいらの身になれよ カビたパンやみかんは コリゴリさ 日曜日にゃ くさくて みんなの笑い者  かんにん袋の緒が切れた かずやの机は大暴れ  わ~お わ~お 恐怖の昼休み  手当たり次第に 教科書や クラスメイトたちを 食べだした まわりの机も つられて大さわぎ  ごめんよ神様 助けてよ! 給食残さず食べるから  わ~お わ~お 恐怖の昼休み  とうとうかずやも食べられた あいつの胃の中 カビだらけ  わ~お わ~お 恐怖の昼休み  遠くで誰かが 呼んでいる かあさんの声で目が覚めた  わ~お わ~お ちこくだ 朝ねぼう わ~お わ~お ちこくだ 朝ねぼう  
空想の戦場THE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至アスファルトをむしり剥がす キャタピラの轍 女達は赤児を捨て 空爆に見とれる 空想の戦場では ねずみ色の血が流れる  子供達はブラウン管で 殺戮を覚え 大人達をアウシュビッツへと 閉じ込め始める 神を名乗った男は 窓のない部屋で神に祈る  空想の戦場では 誰もが平和を願い 敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ  煽動者は 敵も告げず 「戦え」と叫び 流行歌は 術も言わず 「立ち上がれ」と言う 飲みつぶれた戦士の日々は リモコンで幕を降ろす  空想の戦場では 誰もが権利を武器に 正義が消えた裁判を 繰り返してるだけ  空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ  君の枕もとから 2000kmの国では 今夜もミサイルの届け先を 捜し求める  空想の戦場では 誰もが平和を願い 敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ  空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ 勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ 酔いどれてるだけ  アスファルトがいつものように 町をつないでる
口笛が吹けないTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基帰り道を急ぐ君を 振り向かせたいけど 北風にかき消されて 口笛が吹けない  君のために書いた歌が あとひとつできたら あふれ出すこの思いを 打ちあけられるだろう  戻れない夏が またひとつ過ぎてく 変わってゆく君が またひとつ遠ざかる  夕陽が消えてゆく町へ 自転車で行きたい この町で失くしたもの とり戻すために  離れて写った 放課後の写真が 今でも2人を 夏色に染めている  夕陽が消えてゆく町へ 自転車で行きたい この町で失くしたもの とり戻すために とり戻す とり戻すために
敬称略THE BOOMTHE BOOM宮沢和史鶴来正基&THE BOOM鶴来正基夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  ブルーハーツは、 まるでドブネズミのように美しかった。 ソウルフラワーユニオンは、 とうとう日本のロックを 発明しやがった。  ”GRETSCH”が”GUINNESS”の 瓶を持っていない時、 HEATWAVEは何を握り締めているんだろう。 俺は、高野寛ほど音楽に 忠誠を誓っていないかもしれない。  12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  スピッツ、ウルフルズ、 そろそろ想い出話で 盛り上がってもいい頃じゃない?  人々がオルタナティブという言葉を 言い始めるずっと前から、 レピッシュはとことんオルタナティブだ。  ミュートビート、ランキンダクシー、 ナーキ、東京スカパラダイスオーケストラ、 スカ・フレイムス、スリル、P.J。リスペクト。  夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  浜崎貴志は放課後の憂鬱が歌える唯一人の人物。 槙原敬之は高校生の頃から超一流のポップス職人。 アメリカの心を歌うのはアメリカ人にまかせとけ。 チャカは日本のソウルを知ってる。 JUN SKY WALKER(S)、UNICORN、Go-Bang'sの ステージは、いつ見ても凄かった。  ローザ・ルクセンブルグ、BO GUMBOS、 SUPER BAD、ZELDA。ありがとう。 俺が女でサヨコが男だったら、 二人は案外お似合いだったかもしれないね。 そこが地球の上であるならば、 チャンプルーズはどこでも演奏できる。 ディアマンテスもそうだ。 大村憲司に一輪のバラを…。 ○○○○、頼む、金貨してくれ!  12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  もし、この世からロックンロールが 消え失せたとしても、 THE PRIVATESよ、誰よりもかっこよく ロックンロールを決めてくれ。 一日のなかに夕焼けが必要なように、 BIGENの歌がどうしても必要な時がある。  横道坊主はノコギリを研ぐように歌う。 中野律紀は衣擦れのように歌う。 臆病風を吹かしてる奴は 友部正人に叱ってもらえ。  俺と君と、はたしてどっちがへそ曲がりか、 田島貴男よ、今度ぜひ一万円賭けてみようよ。 ゆず、中村一義、スーパーカーに乗って、 世紀末を全速力でスッとばしてくれ。  自分が作った歌で泣くバカはそういないけど、 THE BOOMはそんな大バカ・バンドだ。  以上、敬称略。  夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。  夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月光THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつも同じ場所で 歌い終わるふたり 固く繋いでいた 手と手が解けたら 重なりあった影が離れてく  あなたの横顔を 微かな微笑みを 集めているだけで 包んでいるだけで たったそれだけで涙あふれる  海には風 波には船 当たり前のように寄り添う 離れてても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  いつも同じ場所で 背中向けるふたり 短い階段を ひとつ上るごとに 千切れそうな心 繋ぎ止める  あなたの手のひらを 僅かなぬくもりを 探しているだけで 感じているだけで たったそれだけで涙が止まる  鳥には風 森には雨 当たり前のように解け合う 見えなくても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  萌えゆく春は夏を呼び 暮れゆく秋に冬を待つ 月の光に頬染めて 同じ夜空を見上げてる  海には風 波には船 当たり前のように寄り添う 離れてても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ  鳥には風 森には雨 当たり前のように解け合う 見えなくても どこにいても あなたのそばにいる それだけ ただそれだけ
心の泉に浮かぶ島THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史緑の風の中 咲き渡る赤花 生まれ育った島を離れて 流れ星を追いかけた 凍える風の中 人混みをかき分け あの空高く手を伸ばしても 星はいつも流れてく  遠いあの日に描いた夢を 今はこの街で追いかける どこにいても決して忘れない 心の泉に浮かぶ島  歩き疲れたとき そっと目を閉じれば 今も聞こえる祭りの唄が 懐かしい人の声が  遠いあの日に祈った星を 今はこの街で見上げてる 涙こらえるたび思い出す 心の泉に浮かぶ島  果てしなく登る坂道 振り向いた空に架かる虹  遠いあの日に描いた夢を 今はこの街で追いかける どこにいても決して忘れない 心の泉に浮かぶ島  遠いあの日に誓った夢を 今はこの街で育ててる 涙あふれるたび抱きしめる 心の泉に浮かぶ島  遠く離れてても忘れない 心の泉に浮かぶ島
子供のようにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史ふざけ合うのにも飽きた頃に 夕陽が月を譛え 満ち潮の音がふたりの言葉奪う 長い間目をそらしてきた 君を好きだと知ってしまいたくないから  きのう作ったメロディーを口ずさめば 離れててもふたりは歌の中で愛し合える  君を初めて名前で呼んだ 初めて人を好きになった子供のように  はしゃぎすぎた夏は通り過ぎ 朝陽が月をにらみ 引き潮がふたりの影をさらってゆく 長い道のりを歩いてきた 地図はとっくに捨てた 道に迷うために  いつか命が空っぽになったとしても 風に吹かれふたりは歌の中で生き続ける  君を始めて名前で呼んだ 初めて人を好きになった子供のように  Sempra ao teu lado So pra ti cantar Quero ta cantar  A cancao se apaga No seu adormecer No seu sonnaer Vou cantar  Semore ao teu lado So pra ti cantar Quero ta cantar  Na cancao que nina Seu uescanso, aquela historia De voce Pra voce
子供らに花束をTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM子供らに花束を 年寄りにゆりかごを 明日生まれ死ぬ者に絶大な愛を  生まれ出づることさえ罪なのか 答えてよ MOTHER EARTH あなたは命を産んだのか それともウミを吐き出したのか  子供らに花束を 年寄りにゆりかごを 明日生まれ死ぬ者に絶大な愛を  無邪気に笑う少女 ママゴトは散弾の砂場 僕らが生き急げば 弱い者から必ず先に死ぬ  子供らに花束を 年寄りにゆりかごを 明日生まれ死ぬ者に絶大な愛を  「生まれたくないよ」って ママの中で子供が泣く それでも回れよ MOTHER EARTH もう一度僕らを叱りつけて  子供らに花束を 年寄りにゆりかごを 明日生まれ死ぬ者に絶大な愛を
この広い世界でTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史空っぽのベッドに横たわるギターが沈黙を奏でてる 嘘を重ねるより黙ってしまうほうが残酷なのだろうか  傷口に雨が降る 愛される夜を 誰もがさがしてる  この広い世界で どこにも居場所がない 今夜の君を 昨日より愛しているのに  空きビンに残ったひとしずくの海が朝焼けに染まる頃 君の涙を止める言葉はもう全部使い果たしてしまった  傷跡に傷を負う 呼び止める声に 誰もが振り返る  君がどこにいても たとえ抱きしめてても 今夜の君を 昨日より愛しても  この広い世界で どこにも居場所がない 君が黙って 背を向けてしまえば  この広い世界で どこにも居場所がない 君が黙って そっとドアを閉めてしまえば そっとドアを閉めてしまえば
この街のどこかにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史もしも僕を好きと言ってくれたら 世界中の言葉で「幸せだぜ!」って叫ぶだろう  2人乗りのバイクに いつか乗ってくれたら 町中の人たちに 君を見せびらかそう  君に話したいこと 山の数ほどあるけど 2人で会うと いつも 君のことばかりを尋ねてる  ブルーな朝も 眠りたくない夜も この街のどこかに 君がいてくれる  ゆううつな朝も 帰りたくない夜も この空のどこかに 君がいてくれる  もしも誰かが 2人の邪魔をしても 1秒ごとにつのる この愛は 誰も引き裂けない  僕らが暮らす場所が この世界にないなら 生まれ変われる日まで 2人乗りでとばそう  君に聴かせたい歌 星の数ほどあるけど 2人で会うと いつも 新しいメロディーが生まれる  ブルーな朝も 眠りたくない夜も この街のどこかに 君がいてくれる  寝ぼけた朝も 投げ出したくなる夜も 帰り道のどこかに 君がいてくれる  ブルーな朝も 眠りたくない夜も この街のどこかに 君がいてくれる  ゆううつな朝も 帰りたくない夜も この空のどこかに 君がいてくれる
Call my nameTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM落としたもの 探しながら 生きてるより 失くしたこと 忘れるほど がむしゃらでいい  壊したもの 拾い集め 立ちつくすより 壊した手で 次のものを 生み出せばいい  傷ついても 微笑む時の 君が好きさ 人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい  他人の顔を 気にしながら うまくやるより つまずいても 笑われても がむしゃらでいい 壊れた橋 叩きながら 歩き出すより 自分の力 見極めたら 走り抜けたい  涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ 一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい  数え切れない愛に 君は包まれて 生まれたこと 忘れないで  Whenever you feeling lonely and down Just call me, Just call my name I will be there to make you happy Wherever wherever however Japan or Jamaica I will be there to dry your tears Di pila pan di mike and mi no have no fear So tell Kobe people dem to be ware We come inna di place and we sing, say!  数え切れない人に 君は支えられて 生きてること 忘れないで  傷ついても 微笑む時の 君が好きさ 人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい  涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ 一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい
ごはんがたけたTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史朝顔咲いた なかなおりした 雨傘逆さま 鮮やかな花  昼めしどきだ ひぐらしどこだ しじみにひじきに にしんの切り身  海風ふいた ウミウシふんだ 靴ずれズルズル つくづく苦痛  エンピツもらった エントツのぼった 先生やめても 元気でいてね  おなかがすいた お魚ついた ドジョウもモロコも うろこどろんこ  おなかが鳴った おからは飽きた ごはんがたけたが タケノコだけだ
逆立ちすれば答えがわかるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史考え方しだいで 世界は丸かったり 考え方しだいで コンペイトウに見えたり 僕の住む世界は ゆがんでいるらしい だけど ちょっぴり見方を 変えてみたら となりの成金おやじが 仏に見える  逆立ちすれば 答えがわかる きのうのうそが 本当に見える  考え方しだいで 世界は平和だったり 考え方ひとつで 終末に見えたり 僕の住む社会は 進んでいるらしい だけど ちょっぴり見方を 変えてみたら ニュースのあの娘の涙が へドロに見える  逆立ちすれば 答えがわかる 夕べの愛が ちんけに見える  逆立ちしよう! 答えをさがせ! きのうのうそが 本当にみえる  
サラバTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史タバコの煙りが雲のように 時間が止まった部屋にうかぶ  雨を降らせておくれよ 全てを洗い流してよ サラバ 見なれた町よ  さあ行こう からっぽのカバン持って いつまでも大人のふりしないで  何かができる気がする 君にも僕にも きっと だから笑ってグッドバイ  愛をあげたい 大きな愛を あなたの胸に いつもいつも  さよなら ありがとう 愛しい友よ 嵐が去ったら ここで会おう  僕を待ってる人が今 遠くの海で泣いている サラバ 住みなれた町  愛を下さい 小さな愛でも 忘れないように そっとそっと 愛をあげたい 大きな愛を あなたの胸に いつもいつも  そこ行く船よ 僕も乗せてよ この広い海に捨ててしまおう 想い出は全て 
Samba de TokyoTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史電話番号が書かれた落ち葉が 足下で秋の終わりを告げる 車の窓からもれるリズムに合わせ 踊るモレーナ達  勝ちどき橋を渡り 佃島に浮かぶ月が欲しいとせがむ ゆりかもめと競いあうモノレールは 天国の近道  そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街  衣替えした学生 コマ劇場の前にも夏が来るよと告げる 地下道に歌が響き 空っぽのギターケース 夢がたまる  自分を好きになれない夜は この街さえ憎しみ込めてた あの日  そっとかわす口づけは 銀色の雨に包まれる 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と暮らした街  そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく 東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街
幸せであるようにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史心の海原が荒れる日は 舟は出さない方がいい 光が射す方へ歩かないか 神様はいつも意地悪さ  心の草花が枯れた日は 涙一粒させばいい 雨音がするまで我慢しよう いくつ季節が移っても  さあ涙拭いて ここまでおいで 何人であろうと 幸せであるように 心の鳥たちが騒ぐ日は 大切な人とキスしよう 幸せになるのは簡単さ  人を許せる力さえ その手に持って ここまでおいで 何人であろうと 温かくなるように さあ涙拭いて ここまでおいで 何人であろうと 幸せであるように さあ涙拭いて (ここまでおいで) (さあ涙拭いてここまでおいで) (さあ涙拭いてここまでおいで) (さあ涙拭いてここまでおいで)  幸せであるように
幸せと書いた手紙THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史二百歩 歩けば いつものあの風呂屋 待ちきれず渡る線路  電信柱を ゆさぶる北風が 二人の手を結ばせる  笑いとばしているうちに 悲しみは去ってく そんな僕の口ぐせに うなずいては泣いた  いつか結ばれると信じてた 春が来ると信じてた 涙こらえ出て行った あの日  小骨が ちょこんとつかえた この心 「幸せ?」と聞いた手紙  背中に積もった雪にも気づかずに 肩を抱いた高円寺  屋台の親父の話にのせられて 仲直りしては帰る  笑いそびれているうちに 幸せは去ってく そんな星のいたずらに うなずいては泣いた  いつか迎えに来てねと 言った 忘れないでねと 言った 涙こらえ手を振った あの日  小骨が ちょこんとつかえた この心 「幸せ」と書いた手紙
思春期THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMガンガン掘れ 地球掘り起こせ やっきになって そこいらじゅう全て ブルドーザーで 宇宙へ掻き出せ  村人たちよ目覚めよ 今すぐに 故郷は我々のものじゃない 子供たちのもの 最後に首吊り台まで 掻き崩せ  どうやら僕ら思春期のようです これでやっと大人になれそう どうやら僕も思春期のようです これでやっと大人になれそう  ガンガン捨てろ 使用済みの享楽を ダンプに詰め込み あの谷埋めつくせ あっち掘ってこっち埋めれば この星は丸い  都会の人よ目覚めよ 今すぐに 故郷は創世するものじゃない これ以上どこを切り開く 夢の続きを求めれば 骨はダムの底  どうやら僕ら思春期のようです これでやっと大人になれそう どうやら僕も思春期のようです これでやっと恋もできる
島唄MILLION LYLICTHE BOOMMILLION LYLICTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMでいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
Shima-Uta (acoustic) featuring IZZYTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Deigo, the flowers that we held Distant winds sigh beneath the clouds Deigo, the flowers that we lost Distant winds call up on a storm I embraca my sorrow deep within Like the waves that cross the ocean shore  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  Shima-Uta my island ride the wind Together fly like brids across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my tears across the ocean waves  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  Uuji where we first sang in a forest green and gold Now I stand beneath the tree where I cried my last farewell  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  Shima-Uta my island ride the wind Together fly like brids across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my tears across the ocean waves Shima-Uta my island ride the wind Delivering my love across the ocean waves
島唄 ウチナーグチ・ヴァージョンGOLD LYLICTHE BOOMGOLD LYLICTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMでいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごの咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返すくぬ哀(あわ)り 島渡る波ぬぐぅとぅ ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄ぐゎ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄ぐゎ 風に乗り 届けてたぼれ わんくぬ涙(なだ)ぐゎ  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたぬ波ぬ花 ウージの森で歌った友(どぅしぐわ)よ ウージの下で八千代の別れ  島唄ぐゎ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄ぐゎ 風に乗り 届けてたぼれ わんくぬ愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄ぐゎ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄ぐゎ 風に乗り 届けてたぼれ わんくぬ愛を  (うーじ…さとうきび)
祝日が一日もない町THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史信じてきたものは正しかったが 過ちとしてたものも正義だった 東西を指したコンパスが 傾きかけた地球を回してた  前触れなく夜明けが訪れて あっけなくあの谷に陽は落ちた  祭壇に飾る花もなく 子供が寝つく夜も来ない  一人きりじゃ寒いから 誰もが愛に縋(すが)りたくなる 祝日が一日もない町で  魔女のいない魔女狩りに興じる人 心に潜んでいるとも知らず それぞれの神が殺し合えばいい 愛し合った二人がなぜ銃を向け合う  パレードが歌う道もなく 子供が登る木も燃えつきた  誰もが愛を奪われても もう一度愛に縋(すが)りたくなる 祝日が一日もない国で  祝日も 婚礼も 生誕もない町で
白いハマナスTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史大空を埋め尽くす 雲の切れ間から差す光 色あせてゆく季節の隅で 春を待つ白い花 海原を埋め尽くす 氷の切れ間に照る光 移ろう日々の心の隅で 葉を揺らす白い花  春はいつも遠く 夏はすぐ去りゆく 北の果ての遠い街で 今も咲いてますか  冬を越す鳥たちも 凍る土をはう虫たちも 可憐に咲いたあなたに触れて ぬくもりを思い出す  春はいつも遠く 夏はすぐ去りゆく 地図の果ての遠い街で 今も咲いてますか  大空を埋め尽くす 雲の切れ間から差す光 色あせてゆく記憶の隅で 春をまつ白い花 ハマナスの白い花
JUSTINTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史おいで この腕の中 覚えたての歌を唄おう 長い登り坂だね つまづいても進んで行こう  君は ひとつ ひとつ 覚えてゆくのだろう 僕は ひとつ ひとつ 忘れてゆくね  眠れ 泣き疲れたら 碧い海へ還る時まで 碧い海へ還る時まで
10月THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史今は 朝焼けさえも 他人事に感じる 花を詰めすぎた花瓶が 風に倒れた  思い出は 何ひとつ 語りかけてくれない 泣きやむまで せめて あなたの 胸にいさせて  今は 雨音だけが 時間を刻む 夢を繋ぐ橋はたった 一言で崩れた  「美しくなったね」と 言われた夏が 今はただ 色褪せた 写真に消える 泣きやんだら いっそあなたと 海に消えたい  喜びも悲しみも 過ぎてしまえば 懐かしくなる時が きっと来るから  サヨナラなんて 聞き飽きたと 強がった 10月  サヨナラなんて 聞き飽きたと 強がった 10月
18時(Remix)THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史潮が引けば 死んだ魚は銀に光り 波に打ち上げられた僕も 銀に光る  ベテルギウスが停泊船を闇に誘い出し 豆売りさえも 干からびかけた僕に気づかない  教えておくれよ 天国は 君の素肌 君の眼差しよりも きれいなとこかい  恋することに慣れた素振りで近づきあった 憎しみも 愛も 失望も 全て 二人で覚えた  教えておくれよ 地獄は あの日の君のやりきれない仕打ちより ましなとこかい  18時 潮が満ち 死んだ魚は沖に帰る 18時 陽が沈み 死んだはずの僕は僕に還る  教えておくれよ 現実は 忘却のために費やされるだけの 空白なのかい  18時 潮が満ち 死んだ魚は沖に帰る 18時 陽が沈み 死んだはずの僕は僕に還る
SUPER STRONG GIRLTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM君の秘密を知ってしまったよ リボンの下に つのがはえてる 君の秘密を知ってしまったよ お尻に小さな しっぽもはえてた  ある晩 君は 巨大になって ねぼけた僕を 背中に乗せて 新宿 中野 ひとまたぎ 高層ビルに 座って 僕を守ってくれると言った  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 素顔の僕は 君の手のひらの中  君の秘密をひとりじめにしたい 世間は君の噂で てんや わんや 神様はあっちこっちで ひっぱりだこで 僕のちっこい おねだり 聞いてもくれない  笑う街角が ゆがんで見える アンバランスな メトロポリスで 溺れる人を 見おろす君は ダイヤモンドの涙 落した  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 耳の先まで 愛してるのに  SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 不安な夜は 君の名前さけぶよ SUPER STRONG GIRL SUPER STRONG GIRL 耳の先まで 愛してるのに
世界でいちばん美しい島THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM・西山勝ここに生まれて ここで育った 汗を流して 土にまみれた 嵐の夜も 日照りの夏も 語り明かせる 仲間たちがいる  ここで出会って ここで愛を知り 夢を追いかけ 時には敗れて 眠れぬ夜も ふるえる冬も 語り明かそう 夢の続きを  世界でいちばん美しい島 それは僕らの生まれ島 ここで生まれた誉れを胸に 命の歌を歌い続けよう  時代(とき)の流れは まるで川のよう 堰き止められず 流されてゆく でも失くしては いけないものが 大事なものが ここにあるはず  世界でいちばん美しい島 それは僕らの生まれ島 遠く離れて涙に浮かぶ もう放さない もう渡さない  春を知らせる紅の花 真綿が開いた夏の雲 空を切り取る秋の月 冬を集めた母の鍋  世界でいちばん美しい島 それは僕らの生まれ島 ここで生まれた 誉れを胸に 命の歌を歌い続けよう  世界でいちばん美しい島 それは僕らの生まれ島 遠く離れて涙に浮かぶ もう放さない もう渡さない もう放さない もう渡さない 世界でいちばん 美しい島
世界は変わるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史オーノカズナリ・宮沢和史誰よりも先を越したくて 振りかえらずに息を切らせてここまで来たね 久しぶりに手をつないでもいいかい もう今日からは急がなくてもいいんだから  見過ごしてた景色を もう何ひとつ見逃さない 君がささやく星屑を この夜空にちりばめたい  満ちる海より 欠ける月より ゆっくり君と歩いてゆきたい 世界が終わる すべてが変わる 生まれ変わった未来は 永遠の約束  あきらめたものもあるけれど 背伸びをしても届かない夢もあったけれど でもまだ僕は何か探してる 本にも地図にも歌にも書いてないものを  見飽きたつもりの景色も ふたりで歩けばパレード 瞬間で過去になろうと 何ひとつ汚したくない  巡る星より 渡る鳥より ゆっくり君を愛してゆきたい 世界が終わる 今夜で変わる 生まれ変わった僕らは きっと明日出会える  「あの頃はよかった」なんて言わないで 君を幸せにするのはこれからさ  満ちる海より 欠ける月より ゆっくり君と歩いてゆきたい 世界が終わる すべてが変わる 生まれ変わった未来は 永遠に  満ちる海より 欠ける月より 巡る星より 渡る鳥より 氷る河より 戻る波より ゆっくり君と 生まれ変わった世界を進もう
赤春~せきしゅん~THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史あのころ夢見てた ひとつひとつが 幾千もの砂にかわり 風に吹かれる  あんなにも傷ついて 傷つけ合った 青春の日々なぜか 美しき虹  愛だけじゃ生きられず でも愛を信じて 何度でも生まれ変われ 朝日のように  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  あのころ諦めた ひとつひとつが 幾千もの星にかわり 夜空を飾る  孤独と暗闇に耐えられなくて 泣きながら生まれ落ちて 闇をさまよう  愛なしじゃ生きられず 今愛を信じて もう一度生まれ変われ 今日の自分に  雨に濡れ 風にまかれ 燃え上がる熱き心 夕日より 赤く染まれ 敗北なき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  雨に濡れ 風にまかれ 燃え上がる熱き心 夕日より 赤く染まれ 敗北なき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春  雨に耐え 風に耐えた この胸の熱き誇り 青よりも 赤く染まれ 終わりなき赤春
そこが僕のふるさとTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基・宮沢和史中央線に乗り 冷凍ミカンほおばり トンネル数え 雪が溶ければ そこが僕のふるさと  仲間を集め 愛宕山に登ろう あの日のままの 街を見下ろし 君の家をさがそう 傷つけて 落ちこんで 傷ついて ベソかいて 一日中君のこと 考えていたあの頃  中央線に乗り ゆで玉子ほおばり 一番星を目指してゆけば そこが僕のふるさと  仲間を集め ファミレスにくりだそう あの日と同じ 席に座れば 君に会える気がする かばい合い 憎み合い 競い合い わかち合い 一年中あの娘の横顔 ながめてたふるさと  かばい合い 憎み合い 競い合い わかち合い 「サヨナラ」も言わないで 手を振る僕のふるさと 「サヨナラ」も言わないで 手を振る君のふるさと
そばにいたいTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史目を閉じてごらん 君は何が見える 今日までの想い出 それとも未来 今まで僕は過去の湖を泳ぎ ひざを抱えていた だけど今はステキな明日が見える  世界中で閉ざされた窓が今 開き出す 会ったことのない人達の笑い声が聞こえる  そろそろ君が幸せをつかむ番 その時は僕も そばにいたい  手を空高く伸ばしてみてごらん 何かに触れたら それが未来さ 背のびしても飛び跳ねてももがいても構わない 神様はいつか君に気がつく  世界中の子供の涙はいつかわく 同じ舟に乗る僕らは なぜ憎しみ合う  そろそろ誰かが幸せをつかむ番 その時は僕も そばにいたい  流行り歌はいくつも町を吹き抜けていった 東の国から西から笑い声が聞こえる  そろそろ君が幸せをつかむ番 その時は僕が そばにいたい
それでも気車は走るTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史疲れ果てた日は 誰かの胸でギター鳴らして 息詰まる部屋に揺れる空気を 歌に書きたい  ああ 気車が走る 果物を山積みにして 橋がかかる 僕は望みもしていないのに  昨日の夢など 話したくない あなたにさえ 想い出もいつも 明日記した 詩に残される  ああ 獣は待つ 牙を磨き 爪を研いで 気車は走る 荷造りする僕をせかして  昨日の夢など 叶えたくない あなたとさえも 想い出はいつも さっき破いた 詩に消えていく
CHICKEN CHILDTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMお気に入りのプラスティックの、 オモチャの車がつぶされて消えた。 泣きじゃくる僕にママは言うのさ、 「そんなポンコツじゃ乗り遅れちゃうよ」って。  走らせて 笑わされて とり残されて ブーブー言った CHICKEN, I'm a child.  お気に入りのプラスティックの、 ドライヤーで立てた髪をととのえ、 海に映ったデッカイ町に見とれて、 足もとをすくわれ 消えちまうのさ。  泳がされて どなられて とり残されて ブーブー言った CHICKEN, I'm a child.  僕の手のひらに抱え切れない未来 運命が僕を鳥にかえて、雲の上からHelloと言うよ LAUGH DOWN A NOISY SPEAKERI  お気に入りのプラスティックの、 オモチャの車に飛び乗って、 一足先に逃げちまおう、 昨日の世代にあいそつかされる前に。 
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
中央線THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史君の家のほうに 流れ星が落ちた 僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る 今頃君は 流れ星くだいて 湯舟に浮かべて 僕を待ってる  走りだせ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  逃げ出した猫を 探しに出たまま もう二度と君は 帰ってこなかった 今頃君は どこか居心地のいい 町を見つけて 猫と暮らしてるんだね  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて
月さえも眠る夜THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつまで雨やどりを 続けてるつもりだろう 夏がふたつも過ぎたのに 涙が止まらないのを 雨のせいにしたいんだね この胸においで  なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜に  いつまで心閉じて 僕の手を拒むのだろう 花はいくつも枯れたのに 涙が止まらないのを タバコのせいにしてた この胸においで  誰かと愛し合った 過ぎ去った季節まで 好きになってあげたい  言葉だけの愛が この街並をかざる あなたに会って 初めて気付いた 二人が生まれた 本当の理由を  なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜に  なにもかも捨てておいで あなただけ連れておいで 月さえも眠る夜
月に降る雨THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基もっとずっと もっとずっとそばに来て もうそれ以上 うそれ以上見つめないで 同じ道を歩き 同じ景色の中 僕らは違うもの見つめていた  もっとずっと もっとずっとそばにいて そっと触れて そっと抱いて確かめ合う 違う人を愛し 違う神を信じ 僕らは同じ事考えてた  月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ  何度でも 何度でも 君が欲しい もうこれ以上 もうこれ以上近づけない 違う道を歩き 違う雨に打たれ 僕らはこの夜にたどり着いた  月に吹く風 音も無く吹き荒ぶ さまよう僕の 足跡は消えてゆく 月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ  疲れを知らず求める二人 天使の翼ひきちぎるように 砂漠に落ちる彗星のように 声を忘れたカナリアのように 鎖が切れたロザリオのように 道に迷ったミツバチのように 何度も愛を求める二人 出口を求めるマグマのように 車輪がとれた機関車のように 夜にしがみつく夕陽のように グラスに溺れる羽アリのように 油が切れた歯車のように
つばきTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史小春日和に咲く花の名前を 君につけよう 実りよ多かれ  いつかどこかで 尊き恋して 私たちの家を出て行く  幸せであれ その小さな手で  過ぎ去りし日の 喜び悲しみも 君にあげよう しおりをつけて  君の命は 君だけのもの 純白の未来に さあ漕ぎ出せ  つらくもあれ その小さな手で  小春日和に 咲いた花が君
釣りに行こうTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史十何年前はまだ 君より小さくて 君のアゴのほくろをいつも見上げてたんです 君はといえば 泥んこになって こうもりの子守唄 朝も夜も昼寝 目が覚めたら君は うそばかりついた その度だまされたふりしてた  釣りに行こう 釣りに行こう 雨がやんだら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くね  釣り竿にぎったまま 君はまた昼寝 魚がひいているのに 今日も知らん顔 僕も君の真似して 目を閉じてみたけど なぜか眠れないんです 柳がくすぐるんです 大人になってもう一度 あの川へもどれば まだたぶん 君は眠りの途中  釣りに行こう 釣りに行こう 梅雨があけたら迎えに行くね 釣りに行こう 釣りに行こう いつもの場所へ迎えに行くよ
TIMBAL YELETHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史転がり出す石はもう 誰にも止められない 幾億の言葉の海 立ち寄る島もない  どのくらい歌を書けば 僕は癒されるのか? 絞り出す声の果てに 何も目指すのか?  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar  どのくらい胸を裂いて 人前に曝せばいい? 肉も骨も心も血も 叩き売り尽くすだけ  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar  愛し合う瞬間に 知識も名誉も要らない 高ぶる この鼓動を 君と感じ合いたい  君がいくら僕の仮面の 裏を暴こうとしても そこには痩せこけた男が 立ち尽くしてるだけ  どのくらい道に迷えば 花園に辿り着く? 谷底で砕け散ろうと 僕は転がり続ける  TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Deus me deu esta cancao vou seguir TIMBAL YE TIMBAL YE TIMBAL YELE Nem a morte conseque me parar
手紙THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史毎日毎日、君に手紙を書いているんだけど、 なぜか出せないままでいる。 なにかと世の中、回るのが早くて、 昨日書いたものが、今朝にはもう白けて映るんだ。 急いで君に伝えたいことがあるわけじゃないし、 君が元気なのを僕は知っている。  ただ、こうして便箋にペンを泳がせ、 行間でお茶を入れては、日々の生活の隙間を埋めている。 生きているから時間が過ぎていくのか、 時間をつぶすために生きているのか、 時々それが判らなくなる。  たまぁに、人の顔が動物に見える時はないかい? 先日、飲み屋の客全てがいろんな動物に見えてきたんだ。 そこはもう、鳥獣戯画の宴のよう。 気味が悪くて、すぐ部屋に帰ったんだけど、 鏡に写る自分の顔を見て、やけにフケてきたなぁって思ったよ。 猜疑心と達観の間で、妙な顔色をしている。 人を傷つけた分だけ心が濁っていくのが、よく判るんだ。 ところで 嘘をついた時ほど寝つけない夜はないけど、 眠れない夜こそ自分に素直になれるっていうのも、おかしな話だよね。  Now I'm just standing here Winds rage upon me Though I'm the only one I go on singing new songs  近頃、自分の周りでも世間でも、 嫌なニュースばかりが飛び込んでくるよ。 そんな時は、柳の木の下で、 まるで、みの虫のようにじっと待つしかないんだ。 風が止むのを待つのは、すごく長く感じるけど、 別に何も失うものはないし、 鼻クソほじってたって地球は回ってるよ。 それにしても、お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね。 この巨大な渦の中心にいるのは、いったい誰なんだろう。 きっと、誰もいやしないよ。 今は風が止むのを待った方がいい。 その間に僕らはナイフを研いでおくべきだ。  本当は、君も僕も人前に立つべき人間じゃないのかもしれない。 きっと、僕らの夢を完璧に成し遂げてくれるシンガーが出てきたら、 僕はギターとマイクを置いて、 そいつの歌に夢中になってるかもしれない。 僕はただ、音楽を愛していたいだけだ。 ロックンロールに、こめかみを撃ち貫かれたいだけなんだ。  Now I'm just standing here Winds rage upon me Though I'm the only one I go on singing new songs  人々はもう、ロックンロールなんて必要としていないのかもしれない。 だけど、ロックンロールは決して死ぬことはない。 僕は、そう思いながら生きている。 誰かが僕を愛してくれるなら、 その全ての人を道づれにしたいと思ってるんだ。 ロックンロールの限り無き、うねりの中へ。  君も一緒に行かないかい?  今度、電話でもするよ。
掌の海THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史サヨナラと言われた朝に この世界 色褪せていた いつの日か届けてくれた 花だけが赤く染まるよ サヨナラと言われた朝に この世界 音が薄れた いつの日か聴かせてくれた 歌だけがかすかに響く  教えてよ雨は川になり どこまで流れてゆくの 人の波に流されながら 溢れ出す この涙 掌の中で海になる  もう一度生まれ直して 温かいあなたの胸で 夢を見るその人よりも いつの日か輝いてみせる  重いではいつか砂になり 風にさらわれてゆくよ 人の波に流されながら 止まらない この涙 掌の海が溢れ出す  もう一度生まれ直して 温かいその掌を 握っているその人よりも いつの日が輝いてみせる
天国へ落ちる坂道THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史姿見 夕焼け すれ違う人の波 みんな消えてしまえ 心の中つぶやく 街路樹 ブランコ 先を争う子供 ありふれた景色が なぜか心締めつける  天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日よ二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に  向日葵 水たまり 風を揺らすアネモネ みんな枯れてしまえ 心の中で叫ぶ 踏切 待ちぼうけ 履きつぶしたサンダル ありふれた景色が なぜか心切り刻む  永遠に続く坂道を 君と二人すべり落ちる 折れたままの翼広げ 濡れたままの傷口おさえて 天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日を二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に  風に逆らう鳥よ 川を上る魚よ 命が果てる場所へ なぜそんなに急いで行くの  永遠に続く坂道を君と二人すべり落ちる 折れたままの翼広げ 濡れたままの傷口おさえて 天国へ落ちる坂道を 君と二人転げ落ちる 夕日よ二度と昇らないで 三日月よ輝いて 永遠に
天に昇るような気持ちTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM・鶴来正基泣きたい時はいつも 星を数えながら ポケットに手を入れて 口笛を吹いていた 振り向くあなたの いつもの笑顔に 今日はなぜか 胸が躍る 君のそばにいるだけで ただそれだけで 君と生きているだけで 僕は天に昇るような気持ち  誰にも言えないこと 胸につかえた日は 初めて会った場所へ 出掛けてみたくなる 手を振るあなたの いつもの笑顔に 今日はなぜか 胸が痛む 君の夢を見るだけで ただそれだけで 君の声を聞くだけで 僕は天に昇るような気持ち  君のそばにいるだけで ただそれだけで 君と生きているだけで 僕は天に昇るような気持ち 天に昇るような気持ち
20 -twenty-THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史長い坂を上り続けた 長いこと夢を見ていた 20年君と歩いた  幾度となく夢は破れた 止めどなく涙あふれた 20年君を待たせた  今度手を離したら もう二度と会えなくなる あの時もいつの日も 励まされていたのは君じゃなく僕だった  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  長い坂を転がり続けた あてもなく川を探した 20年君を探した  今度見失ったら もうどこへも進めない あの時もいつの日も 支えられていたのは君じゃなく僕だった  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  A hundred billion times I sing 愛の歌を 君の歌を 歌い続けよう A hundred billion times I say 愛している たったひとりの君を見つめてる  立ち止まらないで 振り返らないで 引き返さないで 僕の手を離さないで
東京タワーTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いやな噂を聞いて 君を呼び出してみたら 君らしくもない 苦いお酒頼んだ  嘘をつけば誰でも 夜が長く感じる 眠りたくないなら 僕も時計はずそう  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君の未来 僕にくれたら  君の生き方全て 変える必要はない 人にはいくつかの やり方があるだけさ  初めてこんな近くで 君の顔をながめた あの日 この席からは見えなかった 東京タワー  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君の過去を僕にくれたら  少しずつ 君の顔に笑顔がもれた 少しだけ 君の未来 僕にくれたら 君の過去を僕にくれたら  少しずつ 君のことを好きだと知った 少しだけ 君のカケラ 僕にくれたら
TOKYO LOVETHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史ブラザー気分でswing 町はイカしたvives 信号待ちのkiss サマになってるwink 胸がはだけてshy 君の心理にdive 何の問題もない  It's Tokyo Love コリアン ストリートでDate 夕食はsmells good 一人ぼっちじゃつらい 二人きりならfly エキゾチックなmood くびれた腰がgroove 何の問題もない It's Tokyo Love 高層ビルは 今夜 天国へ伸びる 見下ろせば 世界中は Amor  首都高速は 今日も 月への滑走路 届けたい世界中に Amor シニカルな酒に 付き合っちゃられない だれよりも早く 朝日を眺めたい 僕は君とsurvive カンをたよりにdrive 言葉はいつもTight!  It's Tokyo Love ジャカルタの空も ピョンヤンの空も ハバナの海にも 同じ陽が登る ルンバがサンバが チャチャチャが 新しい朝を告げる 踊ったことのないリズム 東京に朝を告げる 僕は君の言葉すべてに はじから曲をつけよう パレードが街に着く頃は 二人は愛に包まれる
朱鷺THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基雪を割り咲く花が 薄紅に島を染めれば 長すぎた時を忘れて 山は息を吹き返す  この島で夢を見て この島で夢からさめる 都会に出る船の汽笛が 風にかき消されてく  梅雨を彩る紫陽花 夕映えの凪に浮かぶ舟 強い海風 耐える岩ユリ 二人はここで大人になった  この島でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を見上げて 君と生きてゆけたら  待ちこがれた村祭り 手をつなぎ抱いた杉の幹 稲穂が頭たらすあぜ道 二人はここで大人になった  またひとつ夢を見て またひとつ夢からさめる 島を出る船の汽笛が 波にうち消されてゆく  この島でめぐり会い この島で君に手を振る 朱鷺が舞う空を夢見て 君の面影さがす 君の面影さがす 
時がたてばTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史荒く閉まるドア 煙だけが部屋に残る 雨足は早く もう君には追いつけない  捨て猫のように ひざを抱いて 微笑む君を そっと抱き上げて 隠すように暮らした町  ああ 時が来れば わかることも あるはずだね だから 今夜きりにしてしまおう 涙なんて  あの空高く 僕は飛んでみたいと言った かわりばえのしない 生活を君は愛した  ああ 時がたてば 笑いごとに なるはずだね だから 今夜きりにしてしまおう 涙なんて  明日になれば 二人の目には 違う景色が 朝日を浴びて 輝くだろう  荒く閉まるドア 時計だけが時を刻み 古いレコードが 部屋の隅で時を止める
都市バスTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMほろにがい日はバスに乗り となり町まで走ります 小銭集めて宇宙への おてがるな旅 ミステリーはつづく  でき心でついたうそを 信じた奴が連れてきた 黒いマントの殺し屋が 追いかけてくる 僕をさらいに来る 運転手さんとばしましょ ちっちゃなバス停なんかとばしましょ 後部座席でうたた寝て 鳥や猫や犬や虫でも 気のあうやつはつれて行くよ  都市バスの中 カラッポ頭 遠くへ逃げる 勇気ないなら 都市バスの中 世田谷の中 雲がくれの日々を楽しもうよ  人恋しい日はバスに乗り 古本屋の前で下車 他人の心 のぞきたくて 涙でしわになったページさがす  ハイカラおばさんどきなさい そこはいつもの僕の席 めがねはずしてうたた寝て 平和や愛や夢や希望も うそでなければ連れて行くよ  都市バスの中 カラッポおなか 遠くへ逃げる 勇気ないなら 都市バスの中 世田谷の中 雲がくれの日々を楽しもうよ
TROPICALISMTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史白保や今(なま) 心(くくるう)とぅなとぅなとぅ ムルロアや今(なま) 灰に包(ちち)までぃてぃ 我(わ)んねー汝(いーや)やかん 長(なげ)ーんや生(い)ちからん どぅーぬ力(ちから)ーさに いーじ行(い)きよ我(わ)ん子(くわ)ーよ  Have you ever stop to think for yourself What you doing to the World is not good for our health God make the land, and he make the sea Why you want to change his plan? Explain it to me  人やまた 罪(ちみ)に罪重(ちみかさ)に 神(かみ)までぃん罪(ちみ)や 犯(うか)す日がちゃんでぃちん どぅーぬ信じたる 道進(みちすす)みよ我(わ)ん友(どうし)  I'm not blaming you, he, him or she This World is full of destruction, Why can't you see? Just stop and think about little babies They will be the man and woman of tomorrow By that time I may be dead and gane All the bomb testing must stop gwane We are here to produce and not to destroy Never you take God land for no toy
流れ 流されて...THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史上る坂 下る坂 後ろを向けば同じ坂 遠くまで来たけれど ここはいつか来た道  消えかけた傷跡が 心の奥で疼く 遠ざかる故郷よ 終わりのない旅路よ  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずらないこの愛が あなたに届く日まで  満ちる月 欠ける月 三十夜(みそよ)の空を巡る月 遠くまで来たけれど あなたは月より遠い  回り道 迷い道 天を指す道しるべ 遠ざかる思い出よ 近づかない夢路よ  風にさらわれてゆくなら 世界の果てまでゆきたい 決して戻れないこの道を あなたと歩む日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで  流れ流されてゆくなら もっと遠くまでゆきたい 決してゆずれないこの愛が あなたに届く日まで
情ションガイネTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史那覇(なは)の港に咲く花は 梅かあざみか白百合か さらば出船よ 西(いり)の陽(ひ)よ 情しょんがーしょんがー 浮世(うちゆ)しょんがーしょんがー 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 恋に生きなきゃションガイネ  御髪黒木(みぐしくるち)のかんざしに 浅地紺地(あさじくんじ)の芭蕉布よ 泉崎から 波の上 情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 飲んで飲まれて 月にゃ内緒で 恋の花咲くションガイネ  北谷美浜(ちゃたんみはま)に飛ぶ鳥は 青い目をした鷲(わし)ぬ鳥(とぅい) トンビがくるりと目を回す 情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 雲に抱かれて 風に吹かれて 涙こらえてションガイネ  四角四面にゃ生きられず 丸い地球にぶら下がり いつか帰ろかな 生(ん)まり島(じま)  情しょんがーしょんがー 浮世しょんがーしょんがー 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 夢に生きなきゃションガイネ 泣いて泣かれて 惚れて惚れられて 夢に生きなきゃションガイネ
夏がとまるTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史鶴来正基夏がとまる 言葉をさがす 君を傷つけない言葉を 雨があがる カエルは眠る 水たまりに 満月が生まれた 君のすべてを 知ってしまえば 本当の愛が始まる あなたが好き いつまでも好き 夏はいつも そんな季節
虹が出たならTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM僕は何もあげられないから 一日中 君の顔 きれいにみがいてあげる  ある朝 君が死んで一人ぼっちになっても 花のベッドですりきれるまで 毎日みがいてあげる  年寄りが泣いている 子供たちがおびえてる 信じられるものが ひとつふたつ 僕らをとり残しても  虹がでたなら 君の家まで 七色のままで とどけよう  年寄りが泣いている 子供たちがおびえてる 信じられるものが ひとつふたつ 僕らをとり残しても 虹がでたなら 君の家まで 七色のままで とどけよう
24時間の旅THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史誰が得して 誰が損して 誰が与えて 誰が奪って 僕等は全部見透かしている この町は穏やかな化け物  噂話は信じない ゴシップ記事も興味わかない この掌で触れたものだけ それだけが僕の真実  今日も一日旅に出よう 24時間の旅に もしもどこかにたどり着いたら そこから旅に出よう  たとえ僕がいなくなっても 定刻通り始発は走る だけど君がいなくなったら 世界は全部消えてしまうだろう  君に会う日の胸騒ぎ 今朝のニュースで流した涙 分別できないこの怒り それだけが僕の それだけが僕の現実  今日も一日旅に出よう24時間の旅に もしもどこかにたどり着いたら そこから旅に出よう  今日も一日旅に出よう ドアの向こうは東京 もしもどこかで君に会えたら 二人で旅に出よう
ねんねこよTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史渋谷慶一郎松風ざわめく 野辺の道 「泣く子はどこの子」 鬼が呼ぶ 物言えぬ 乳飲み子よ ねんねこよ   鬼火がさまよう 野辺の墓 戦火にわななく 童唄 物言わぬ ひめゆりよ ねんねこよ  雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 さあ目を閉じて さあねんねしな  雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 海は おまえを育む 母の乳房 星は おまえを導く 母の言葉 さあ目を閉じて さあねんねしな さあ目を閉じて さあねんねしな
Honey! Your turnTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Honey I'm getting sea sick I am going crazy floating between confidence and insecurity  Tonight the one at the wheel is either you or me This time you climb on top Now you climb on me Honey! your turn  Honey I'm losing my mind I am going crazy wandering between the ideal and reality  Tonight the one at the wheel is either you or me This time I'll climb on top Now I'll climb on you  Honey! my turn
THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史昨日より おとといより 知り合った日の君よりも 今ここで 見つめている 君が一番きれい 夜が明けて 朝が過ぎて いくつ季節が流れても いつの日も その日の君を 愛してもいいですか  いつか歩き疲れたときは 君が好きな歌を歌おう 星も月も見えない夜は 僕が君の光になろう  去年より おととしより 写真立ての中の君よりも 今ここで 輝いてる 君が一番きれい  交わす言葉 途切れた時は 君が好きな歌を歌おう 明日生まれ変わる世界で 僕が君の翼になろう  去年より おととしより 知り合った日の君よりも 今ここで 見つめている 君が一番きれい  今ここで 輝いてる 君が一番きれい
ひのもとのうたTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史日の本よいとこ おいでなせ 一度住んだら止められぬ 絵にも描けない竜宮城 カメによく似たボスがいる  日の本神様あふれてる 脱サラした日に教祖様 神にゃ免許はいらないの? (だけど) 困った時には金頼み  日の本よいとこ おいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールは無いけれど ロックシンガー星の数  日の本ケンカは弱いけど 負けりゃひとまず土下座する 四十年後に舌を出し ちゃっかり主人を噛み殺す  よその国見りゃ大変だ クスリに暴力 クーデター 隣の芝生が青い分 便所の臭いも気にかかる  心の堤防壊そうよ 鎖国が嫌なら今すぐに 後は野となり花が咲く ジパング目指して舵をとれ
ひのもとのうた 2002THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史日の本よいとこ おいでなせ 一度住んだら止められぬ 絵にも描けない竜宮城 獅子に良く似たボスがいる  日の本神様あふれてる 脱サラした日に教祖様 神にゃ免許はいらないの? (だけど) 困った時には金頼み  日の本よいとこ おいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールは無いけれど ロックシンガー星の数  日の本ケンカが弱いから 勝ち負けつけずに土下座する 相手の顔色うかがって ちゃっかり教科書 書き直す  よその国見りゃ大変だ クスリに テロに クーデター 隣の芝生が青い分 便所の臭いも気にかかる  心の堤防壊そうよ 鎖国が嫌なら今すぐに 後は野となり花が咲く ジパング目指して舵をとれ
ひゃくまんつぶの涙THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史おくら畑に埋めといた 君の切れっぱし 今夜もあなたに会いたくて 堀りおこしてみる  やかんにためたひゃくまんつぶの涙をわかして 君をもどそう しいたけみたいにふくらんで ほらほら村一番キレイな顔  幾年君を想ううちに 僕も年老い 眠る君によりそうように 土へとかえる  空じゃおひさまがそれ見て泣き出し ひゃくまんつぶの雨がふる 草木はおどり かえるは歌いぼくらのお墓は今宵も祭り  アメヨフレフレ ナミダフレフレ
Human RushTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史1994年 カリブ海は真っ赤に染まる 無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 昼も夜も アメリカ人達は押しよせる黒い波に怯えている そして言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む  人々は広大な海の彼方に楽園を夢見てしまう  無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 愛なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む 神なんてどこにもいやしない それはあなたの中にいる  人々は自分の幸せを 他人の幸せと比べようとしてしまう 真っ赤なワインとやわらかいベッドを求め 生まれた故郷を捨てていく  未知の楽園を 探しながら 南の人が北へ 私は川を下る 地球はまるい? 戻る故郷(ところ)はいつも同じ 僕はもうこれ以上 南へ下ることができない せめて今夜は 君のそばにいさせて 愛しい人よ  1994年 カリブ海は真っ赤に染まる ゴムチューブのボートに船頭はいない 無数の屍を踏み越えて行くヒューマン・ラッシュ 昼も夜も アメリカ人達は押しよせる黒い波に怯えている この広い世界にも船頭はいない そして言葉を失った屍は 過ぎ行く人々をまた海へと引きずり込む  不法就労者はまるで洪水のように この国に日増しに押し寄せている あなたが もしもボーダーレスを夢見るならば あらゆる矛盾と どうにもならない混乱を覚悟しておくことだ  上陸するヒューマン・ラッシュ 楽園なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 海を渡るヒューマン・ラッシュ 幸福なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 上陸するヒューマン・ラッシュ 愛なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある 海を渡るヒューマン・ラッシュ 神なんてどこにもいやしない それは私の中にいる
Far east sambaTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史Far far east samba 至上の愛を彼方へ届けておくれ Roll roll forever 天使を呼び覚ませ Far far east samba 意識に潜む殺戮 消し去っておくれ Roll roll forever 悪魔も解き放て  Shake with this samba any nationality you are バラよりも赤く燃え尽きるまで Sing with me together say religion you are 昨日よりも愛し合うために  Far far east samba 国境越えて 天国連れてっておくれ Roll roll forever 死者をも呼び起こせ  Shake with this samba any nationality you are 血潮より赤く燃え上がるまで Sing with me together say religion you are 今日よりも愛し合うために
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
First Love SongTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史「愛してる」その言葉が君に言えずに 長い間 愛の歌 歌ってた 「愛してる」この広い世界で誰より 今なら素直に言える そう I love you  「カッコつけているだけさ」って 風は言うけど その一言で 二人の夢が消えてしまう気がした  I love you ただそれだけ I love you たったそれだけ I love you すべてを失くしても 君がいる  「愛してる」たった5文字の言葉が言えずに 長い間 君の目を見つめてた  「ただ逃げているだけさ」って 他人は言うけど その一言で すべてが消えてしまいそうな気がした  I love you ただそれだけ I love you たったそれだけ I love you すべてを失くしても 僕がいる  I love you ただそれだけ I love you たったそれだけ I love you 何もかも すべてを失くしても  I love you ただそれだけ I love you たったそれだけ I love you すべてを失くしても 君がいる すべてを失くしても 君がいる
不思議なパワーTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOMへこたれた僕を 笑わせる不思議なパワー 鼻づまりの冬空に 現れる強い力 今朝見た悪い夢も かき消す強い力  あの日君と口ずさんだ真実の歌と 公園に咲く花たちが僕を勇気づけた 君と話した僕の夢がいつか明るい場所で 芽を吹いて川や森が生まれる  不思議なパワー あふれるパワー ねむれない朝にサヨナラ 不思議なパワー 強い力 喜びは君と僕の物  寝不足の日ように こみあげる不思議なパワー ハラペコの月ようも かき消す強い力  あの日君とわかちあった宝物なんて 今になって思い返せばガラクタの山さ いつかいつの日にか君が大人になって 芽を吹いて海や町が生まれる  不思議なパワー あふれるパワー 眠れない朝にサヨナラ 不思議なパワー 強い力 喜びは君と僕の物  あの日君と口ずさんだ真実の歌と 公園に咲く花たちが僕を祝福した 君と話した僕の夢よ いつか明るい場所で 空にうかぶ飛行船までとどけ  不思議なパワー あふれるパワー 眠れない朝にサヨナラ 不思議なパワー 強い力 喜びは君と僕の物
不自由な運命の中でTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史渋谷慶一郎黒いインクで 塗り潰した街に 何度も君は空の色を塗る 愛されぬまま 育つ幼子のように 唇に微笑み隠した 目蓋閉じれば 二人だけ残して 音も立てずに 世界は滅びる  5つ数えて切れた 電話だけが ただいつまでも リアルに響く はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で  吸い殻色に 塗り潰した街で 今夜も君は空を切り刻む 涙がにじむ 君の眼差しの中に 逆さまの月が浮んだ はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で 踊ってたって 誰も 満たされない週末 祈ってたって 誰も 救われない現実 僕らは愛を求め そして愛に迷う 傷跡だけを背に いくつも刻みつけて  はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中
ふたりのものTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史愛されるために君は生まれた 今日の日を夢見て育てられた  君の哀しみも君の歓びも 今日からすべてが ふたりのもの  こごえる夜はコートを脱いで 君の心で その人を暖めて  幸せになるために君は生まれた 今日からはすべてが ふたりのもの  星のない夜は星に代わって 君の笑顔で その部屋を照らして  君の想い出も 君の故郷も 今日からはすべてが ふたりのもの  幸せになるためにキミは生まれた 今日からはすべてが ふたりのもの  いつの日もふたりは ふたりのもの
故郷になってくださいTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史井上鑑短い夏が置き忘れた悲しみを 拾い集めて 読みかけの本にはさむ  いつかは この雨が止むことを知ってても 虹を待ち焦がれて 裸足で駆け抜けた道  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください なぜか涙があふれる夜は 祈る星を僕にください  ほころびかけた この胸に沈む夕日 手を伸ばしても 届かなかったあの空  今まで乗り越えた いくつもの悲しみは 「本当の悲しみじゃなかったね。」と風が言う  僕の故郷になってください 帰る道を僕にください 僕の故郷になってください 帰り道を僕にください
Black GuitarTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至Yah! He has lost the drive Mixing with a chick flying high on jets Scattering dust on middle class nesting grounds Couldn't keep his guitar  He is Sulking like a kid over bursts of jealous rages All the confidence he established Melting away with a single rainfall  Hey! Who bought him that heavy black guitar? Don't leave it lying around the black guitar Someone tie it to him  Goes to prove he really had nothing to start out with Hey boy! Where you heading? Down south? To buy trouble  Hey! Who bougth him that heavy black guitar? Don't leave it lying around the black guitar Someone tie it to him
berangkat -ブランカ-THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史一日の終わりが なごり惜しくて 夕陽追いかけてた あの夏のように  愛し合うことに 怯えていないで 南行きの風に 身をまかせばいい  berangkat 誰でもいつかは 大地に溶けてく あなたへの愛を 太陽に焼きつけて  あの丘に登れば 誰よりも早く 朝が迎えられた あの頃のように  愛されることに 戸惑わないで ほどきかけたシューズ 結び直して  berangkat 誰でもいつかは あの海を渡る 太古を夢見て 未知へと舟を出す
星のラブレターGOLD LYLICTHE BOOMGOLD LYLICTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM庭に出て 月あかりで あたたかい夜に 君に書いたラブレターを 読み直してみるよ 我ながら良く書けた文だ 三枚も書いた コオロギが便せんに止まった 失礼なやつだ  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  朝日通りは 夕飯時 いつもの野良犬たちが 僕の知らない 君の話 時々聞かせてくれた 年をとって生命がつきて 星のかけらになっても 昨日聞かせた僕の歌 町中に流れてる  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ  あんなに楽しかった夏休みだったのに 君のママとも仲良くなったのに 秋になって 冬を越えて サヨナラと言った 何十年 指折りかぞえて自転車に乗って また  君に会いに行くよ 君に会いに行くよ 愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ
星を数えているうちにTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM悲しい夜は歌いましょう 子供の頃に聴いた唄 涙がいくらこぼれても 心細さに負けぬよう 夜空も何かを歌ってる 見上げてごらんよ そんな夜は 星を数えているうちに きっと涙もかわくから  恋しい時は歌いましょう 浜辺で聴いたあの唄を 涙がいくらあふれても 心細さに負けぬよう きっと誰かが泣きながら 同じ空見て歌ってる 星が流れていく方で 君が来るのを待っている  風よ夜風よどこへ行く 今夜はここで眠ろうよ 星を数えているうちに きっと涙もかわくから 星を数えているうちに
ほほえみTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史時間(とき)のぬかるみに 足を取られそうな夜 テーブルの焦げ跡 指でなぞっている君  君の心に 絡んだ毛糸をほどいて 何も聞かずに 今すぐ抱きしめられたら  泣き出してしまえば 楽になると知ってても 僕の胸の中 試すように微笑んだ  君の心に 綴った日記を破いて 何も言わずに 今すぐ抱きしめられたら  巡礼の足音が近づく 罪人のねぐらにも燈を灯すために  君への愛が 言葉に出せずに錆つく 手にしたものは 時間とギターと砂時計  失くしたものは 翼と海図と君だけ
帽子の行方THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史あの海が見たくなって 今日も受話器を取ってしまいそうさ そう あの頃へは もう  レンガ積みの あのトンネルを 過ぎればなぜか必ず夏だった そう あの時も いつまでも きっと  波がいつも二人を 引き戻してくれたのに  海鳥も探していたよ 風に舞った 帽子の行方  あの頃は不安だけが 二人の心 つなぎとめていたね そう 約束がこわかっただけさ  月よ 今日は涙を 照らさないでくれないか  海鳴りも気にしていたよ 夏に消えた 帽子の行方
僕にできるすべてTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM追いかけて 追いかけて 何も見つからなくて つまずいて あきらめて 行き場所をなくすたび  人を恨み 人を裁き 生きる君が なぜか愛しい  問いかけて 問いかけて 答えは欲しくなくて 間違えて 履き違えて 振り出しに戻るたび  人を憎み 人を拒み 生きる君がなぜか恋しい  君のために 僕のために 未来があるわけじゃないけど 君のために 歌うことが 今の僕にできるすべて  何もかも 手にすれば 心満たされるのか 何もかも 失えば 生まれ変われるだろうか  君にあげる 花も枯れたなら 歌うことが 僕のすべて  君のために 僕のために 世界があるわけじゃないけど 君のために 生きることが 今の僕にできるすべて  君のために 僕のためだけに 未来があるわけじゃないけど 君のために 歌うことが 今の僕にできるすべて  君のために 歌うことが 今の僕にできるすべて
BOSSA NOVA SWINGTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史宮沢和史SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA 電磁波をすりぬけて ゴシップを破り捨て駆けぬける SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA 導火線より先に燃えつきてゆく君と 2人ならばどこまでも飛べそう 時差を追いかけ日付を超えて愛し合いたい 理性が遠く及ばないサンバ 高速のBATIDA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  進化を止めて名前を捨てて愛し合いたい 夜が明けても止まらないサンバ 無秩序な BAUCADA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA  SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE BOSSA NOVA SUINGUE SANGUE NOSSA BOSSA
墓標THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史千の塚に契るなら 千歳(ちとせ)の世にて結ばれむ  千の鐘を打つならば 永遠(とわ)の契りぞ結ばれむ  今 君の御胸(みむね)に流れる河になり 身をやつす日々に ひとひらの花を届けよう  今 君の御胸に寄り添う舟になり 身を焦がす夜は ひとひらの風に吹かれよう  いざ君を思ひて 千里の道を行く 限りある日々に 永訣(えいけつ)の鐘が鳴り響く  今 君の御胸に あふれる海になり 残された日々に 永遠(とこしえ)の雨を降らせよう
PoetaTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史毎日詩を書きとめてる 僕を君は笑いとばす 役立たずの言葉 ただ並びかえてるだけだと  額にしわがふえて 猫背になった僕を笑う 自分で書いたうそに ふりまわされる 哀れな男だと  僕は白紙のノートにおぼれ くたびれた襟によだれ垂らし 音の合わないギターを奏で まだ詩を書き続けてる  こぼした紅茶の中を泳ぎ ぬけ落ちていく髪の毛眺め 逃げ惑うちょうちょたち追いかけ まだ詩を書き続けてく
My Sweet HomeTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史振り返っても 何もない 叫んでみても 誰もいない 帰れる場所は 後ろにはない  立ち止まっても 時は過ぎる 引き返しても 夏は終わる 待ってる人は 過去にはいない  Sweet Home 風を抱いて 明日のその向こうへ行こう Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未来の先へ My Sweet Home  記憶の中で笑う友よ そこへはもう戻らないよ 君の手をとり 連れて行くのさ  Sweet Home 旅に出よう 愛するこの場所を離れて Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未知なる場所へ My Sweet Home  振り返っても 何もない 叫んでみても 誰もいない 帰れる場所は 後ろにはない  Sweet Home 風を抱いて 明日のその向こうへ行こう Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未来の先へ  Sweet Home 旅に出よう 愛するこの場所を離れて Sweet Home ここじゃなくて そこでもない未知なる場所へ My Sweet Home
街はいつも満席THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史ハッと目覚めて あわてた朝 君との約束の朝 ポテトの香りに誘われ のぞき込んだ店は今日も満席さ  パッと変わった信号機に おいてかれた のろまな僕 離ればなれの一分で のぞき込んだ店も今日は満席さ  君が髪を切るたび 僕はギターをはじき 歌を作るだろう  ちょっと押されて すべり落ちた 買ったばかりの磯辺焼 おいしそうな湯気が残る ふさぎ込んだ君は僕に幻滅さ  やっと座れた映画館は ちょっと気取ったラブ・コメディー 今こそ愛を伝えよう のぞき込めば君は遠い夢の中  君の涙見るたび 僕はギターを置いて 歌を忘れよう  5×9=45 6×9=54 こんな具合にスラスラと 君を好きと言えたならば 曇りがちの空に月が輝き 曇りがちの空に星がまたたき 湿りがちの街は今日も満席さ
真夏の奇蹟THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史街はCELEBRATION 喪服をまとって 子供らを生贄に 聖なる祭りは続く  愛してるって言って あなたの口から この世界が再び まぶたを閉ざさぬうちに  地球より青い愛に気づいた二人 誰にも止められない 真夏の奇蹟  舵が狂ったNATION イカルスのようさ 銃声が響いても 二人はキスを止めない  愛してるって言って 嘘でもいいから 古ぼけた方舟で イエスが逃げ出す前に  地球より速く回りはじめた恋は 誰にも止められない 真夏の奇蹟  愛に傷ついて また愛を信じた 約束は永遠と 疑わなかった二人  地球より速く回りはじめた恋は 誰にも止められない 真夏の奇蹟  地球より青い愛に気づいた二人 誰にも止められない 真夏の奇蹟  地球より速く回りはじめた恋は 誰にも止められない 真夏の奇蹟
みちづれTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至・宮沢和史毎日僕あなたにあまえて ゴロゴロなまけていたいけど 周りの人が駆け足するから 何となく走っている 毎日僕あなたにキスして ベチョベチョ・グチョグチョしたいけど あっちもそっちもオモシロそうだから 今夜も挙動不審  人生はイバラ道 そのうち食えない日も来るさ 今のうちに手に職を 持ちつ持たれつが合い言葉  あなたの未来を僕の細うでで 色とりどりに飾りましょう 約束するけど老後はおねがい おまえと道づれに  毎日僕あなたのパパの将棋の相手をしたいけど なかなか親睦深まらないのさ こっちを向いてよ! ダディ 毎日僕あなたのママと財テク談義をしたいけど 時々おかしな目配せするのさ 大きなお尻をフリフリ  人生はケモノ道 病にさされる日もくるさ 今のうちに手に職を 組んずほぐれつの渡り鳥  世界の全ての人にもれなく幸せつかんで欲しいけど 身近な奴から片付けたいのさ 僕と道づれに  にっちもさっちもいかなくなったら”せーの”でバットで殴り合い 二人の記憶を無くしてしまって 一から始めよう  人生はトライアスロン やっと泳いだら走らされ ゆりかごから墓場まで ラットレースは止まらない  あなたの未来を僕の細うでで 色とりどりに飾りましょう 約束するけど老後はおねがい おまえと道づれに  おまえと道づれに
モータープールTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史いつか切った 電話の続きを待って 二人は生きた あの日 たったひとつの 言葉が言えず 受話器を置いた 今は それぞれの道 手にした愛に 包まれてても 誰も見ていない海に 小舟浮かべて 嵐を待ってる  君の手を引いて 月に背を向けて たとえ夜が明けず 闇におぼれても 二度と引き返せずに 二人は迷い込んだ 出口のない Motor Pool  時計回りに歩く 二人の影は 重なり合わず 君が僕にこぼした あの日の笑顔 数えているだけ 君の手を引いて 月に目をふせて 求め合えるなら 何も怖くない 二度と引き返せずに 二人は迷い込んだ 出口のない Motor Pool
YOU'RE MY SUNSHINETHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史愛を投げ捨てたEAST RIVER DRIVE 一人きりじゃPRIME TIMEでも暗い 瞬間の逃避行に 手を出すほど暢気じゃいられない  S.O.B.'Sに流れる人の群れに 誘い込むのは突発なHEAVY RAIN おせっかいなくらいに しみったれた心ゆさぶる眼差し  “This feeling, it's my first experience” 今夜この街で一番冴えているJOKE “I am about to lose my patience” 恋のマニュアル通りに喋ってるのも辛い YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  二人だけではしゃいでるMORNING BREAK 束縛するもの何もないNEW YEARS DAY 行きずりの運命でも 手に触れたものは全てREALITY  “This touch, it's my first experience” ジーザス気取るFORTUNE TELLERに用事はない YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  It's just common sense Take your dance music Triple the volume give it a kick Then trashy pops is not too bad babe Give your rock a triple boost daze Its emptiness will spread by nine and with folk let three's combine grows by 27 yep desperation Just some simple multiplication  “This feeling, it's my first experience” 今夜このSTREETで一番冴えているJOKE “I am about to lose my patience” 恋の段取り壊して愛し合っていたい  YOU'RE THE SUNSHINE MY NAUGHTY SUNSHINE YOU'RE THE SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE  Music is dance itself, liberation of body and soul Ain't ideology Ain't no drug Ain't even politics Ain't an act Ain't religion Ain't no truth. But, ain't no lie ain't deception So that's the reason, I'm believin'
有罪THE BOOMTHE BOOM宮沢和史小林孝至もしも宇宙に この惑星 二つあれば 今すぐ船に飛び乗り 逃げ出して 二度と結ばれぬ悲劇に泣けばすむ  有刺鉄線 二人を締めつけても 夏を追い越すくらいに求め合った  巡り逢ったことが すでに有罪なのに  あなたの匂い あなたの体 あなたの声も なぜ? あなたの仕草 あなたの温度 手を伸ばしたら すぐ届く  幾度 嘘をつけば地獄に落ちられる  殺意がたなびくなら 愛は有罪なのに  あなたの匂い あなたの体 あなたの声も なぜ? あなたの仕草 あなたの温度 あなたの髪も なぜ? あなたの吐息 あなたの素顔 手を伸ばしたら すぐ届く
雪虫THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史初めて二人 体を重ねた日 世界が全て 違って見えた  いくつもペン折り この気持ちを綴(つづ)った こんな晴れた日に お別れなんて 幾多(あまた)のうそを 信じたふりしても 巣作りしてたら 幸せだった  手のひらに舞い降りた雪虫 涙の雨に溺れて死んだ  誰にも同じ 笑顔をつくるあなた この手で海に 沈められたら
ゆっくりおいでTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史天使に手を引かれて 独りで旅に出たから さよならの一言が お別れが言えなかった  この町からは電話も 手紙も出せないけれど 君の笑顔も その瞳も すべてぼくには見える  ゆっくりでいい ゆっくりおいで 遠回りして 道草をして もう君を独りにはさせない ピアノの前で待っているよ  定刻より少し早く 船出の時が来たから ありがとうと言えないまま 君の名を呼べないまま  新しい家を建てて ふたつの椅子を並べて ピアノを弾けば 雲の上で 天使が歌い始める  のんびりでいい のんびりおいで 人を愛して 人に愛され もう二度と手を離しはしない 永遠の愛を奏でよう  いつもそばにいるよ 白鍵のとなりには 黒鍵があるように
夢から醒めてTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史THE BOOM長い夢から醒めて 何をすればいいのだろう 君の部屋に置き忘れたギター抱いて もう一度歌おう  長い旅が終わって どこへ歩いてゆこう どこでもいい 君が行きたい場所へゆこう これからも二人で  初めて出会った時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す 昨日よりも君に夢中さ  長い夢から醒めて 朝の香りを嗅いで すぐに行こう 君の夢の中へゆこう いつまでも二人で  初めて話した時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで願った夢を もう一度追いかける 昨日よりも君に夢中さ  すぐに行こう 君が行きたい場所へゆこう どこまでも二人で  初めて出会った時と 同じように恋してる 新しい恋をしてる ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す 昨日よりも恋してる  ふたりで歩んだ道を もう一度歩き出す さっきよりも君に夢中さ
夜道THE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史夜道を歩いてたら 銭湯帰りの少女に会った 夜風にゆれる洗い髪は 僕の顔見て走って逃げた たしかに僕は 見かけはヘンだけど 中流家庭の きさくな奴なのに 夜道を歩いてたら ベンツにつまづいた 幸い運転手は留守なので おみやげに エンブレムもらった くさりをつけて 来月のあの娘の たんじょう日にくれてやれ 裏道を歩いてたら 酒くさいおじさんに会った  「よお おにいちゃん……」 見ず知らずのおやじの どん底の身の上を 2時間 下北沢で聞くはめになる 夜道を歩いてたら 小便小僧と目が合った 知らんぷりして通りすぎたら 小便したままついて来た ダッシュして逃げたのについてくる すっぱだかの彼は早かった なんとか振り切って その晩は寝たけど 次の朝トイレで小僧が笑う これが僕の毎日なんだなと 思ったらわびしくて また散歩に出向く
ルティカTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史宮沢和史教えてルティカ どこにいるの 聞かせてルティカ 僕らの行方  血まみれのうでじゃ 君を抱けない あの丘にいるよ はりつけられて  愛しきルティカ どこにいるの 泣き声だけが 森を揺らす  巨大な闇が 手招いてる 僕は先に行くよ はりつけられに  両手しばられ 君を抱けない あの丘にいるよ キスしてルティカ  教えてルティカ 涙のわけを
忘んなよ島ぬくとぅTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史南こうせつ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋(くい)ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ  春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷  橋がかかって 町がかわって うるまが離れても  肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄  月を仰いで 波を教えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を  人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ
島唄島袋寛子島袋寛子宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう  ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花  ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
私のオキナワ feat.宮沢和史島袋寛子島袋寛子宮沢和史宮沢和史時には母のように 時には父のように くじけてしまいそうな心を 包み込んでくれた  時には雨のように 時には風のように 溢れてしまいそうな涙を いつも許してくれた  これから歩む新たな道に 地図もナビもいらない 泣きたい時もうれしい時も あなたがそばにいるから  オキナワ 私の島 オキナワ 我がうまれ島 八重の波路に 夕陽がにじむ 肝かなさ うるま島  時には母のように 時には父のように 萎れてしまいそうな心を 叱りつけてくれた  思い出はいつか色褪せても 島は朝陽に染まる 泣きたい時もうれしい時も あなたのそばにいるから  オキナワ 私の島 オキナワ 我がうまれ島 太鼓が響き 二才達(ニセター)が踊る 肝かなさ うるま島  オキナワ 私の島 オキナワ 我がうまれ島 八重の波路に 夕陽がにじむ 肝かなさ うるま島
島唄Scott MurphyScott Murphy宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き風を呼び嵐が来た でいごが咲き乱れ風を呼び嵐が来た くり返す悲しみは島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙  でいごの花も散りさざ波がゆれるだけ ささやかな幸せはうたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙  島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り届けておくれ私の愛を
僕の太陽SMAPSMAP宮沢和史宮沢和史森俊之どんな時も 君は僕の太陽 その笑顔を ぬくもりを 僕にすべてください  虹の向こう側へ いつか君を連れて行きたくて 僕は背伸びしても 届かない夢を追いかけていた  そっと抱いた君が いつもより冷たく感じる もう二度と離さない 離したくない  ラララ 翼広げ 青空の彼方まで 羽ばたいてく あの鳥が僕ならば どんな時も 君は僕の太陽 その笑顔を ぬくもりを 僕にすべてください  君を守るために 向かい風に耐えてきたけれど いつも僕の背中 君のその腕に支えられてた  そっと抱いた君が 昨日より小さく感じる もう二度と離さない 離しはしない  ラララ 風に耐えて 誇らしく 鮮やかに つぼみ開く あの花が君ならば どんな時も 僕は君の太陽 この心を ぬくもりを 君にすべてあげたい  いつもと違うリズムに乗せて 誰もいない未来探しに行こう  ラララ 翼広げ 青空の彼方まで 羽ばたいてく あの鳥が僕ならば どんな時も 君は僕の太陽 その笑顔を ぬくもりを 僕にすべてください  どんな時も 君は僕の太陽 その笑顔を ぬくもりを 僕にすべてください  その笑顔を ぬくもりを 僕にすべてください
百恋歌高杉さと美高杉さと美宮沢和史宮沢和史家原正樹これが恋だと知りました 川を流れる花でした 追いかけても手が届かない 薄紅の花でした  彩なす空 走る夕立ち 遠ざかる蝉時雨 人は誰も振り返るまで 時の流れに気づかない  泣いて泣いて 泣くだけ泣いて 見上げる星空は万華鏡 いつかあなたに届くように 歌う 百恋歌  それが愛だと知りました 夜空に浮かぶ月でした 背伸びしても手を伸ばしても 届かない月でした  迷い桜 はぐれた燕 追いかける影法師 人は誰も目を覚ますまで それが夢だと気づかない  春は野を駆ける風になり 夏は蒼く萌える海になり いつかあなたの腕の中で 歌う 百恋歌  泣いて泣いて 泣くだけ泣いて 見上げる星空は万華鏡 いつかあなたに届くように 歌う 百恋歌  秋は七色に身を染めて 冬は春を探す鳥になり いつかあなたの腕の中で 歌う 百恋歌  泣いて泣いて 泣くだけ泣いて 見上げる星空は万華鏡 いつかあなたに届くように 歌う 百恋歌
からたち野道高野寛高野寛宮沢和史宮沢和史高野寛赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あのひとのもとへと続く道  紅い血にくちびる噛んで 空を見上げる もう二度とつらい日がきませんようにと まぶたを閉じた  からたち野道 垣根の小道 泣いたらだめよと沢の音小唄 からたち野道 はるかな小道 あの人の歌がきこえた道  赤い実にくちびる染めて 空を見上げる これ以上つらい日が来ませんようにと 飛び石踏んだ  からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよとなずなの小唄 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい  ひとりぼっちの陽だまり小道 いつも二人で歩いてた道 こずえの花を摘みとりながら 泣きべそかいては困らせた春  からたち野道 花ふく小道 泣いたらだめよと虫の音小唄 からたち野道 あの日のままの あなたのもとへ駆けてゆきたい
Wind that blow to Bikal高橋幸宏高橋幸宏宮沢和史高橋幸宏高橋幸宏朝の光にむせて 今日もひとつ咳払い 君の名前叫ぼう こんな人込みの中で  いのちの果てが 怖くなくなって 優しくなれた こんなにも  午後の雨だれに見とれ 二杯目のお茶を入れた  一人ぽっちが 心地好くなって 優しくなれた こんなにも  この風はきっと バイカルに抜ける 遥か古代に 誰かが キスして 君が生まれた 愛し合って 僕が生まれた  夜は伸びすぎた僕の 影を踏まないでおくれ  還れる場所が ボンヤリ見えて  優しくなれた こんなにも 笑顔がもれた こんなにも 優しくなれた こんなにも
風になりたいDEENDEEN宮沢和史宮沢和史曽根裕大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 沈みゆく太陽 追い越してみたい  生まれてきたことを 幸せに感じる かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい  何ひとついいこと なかったこの町に 涙降らす雲を つきぬけてみたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい  天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
平成ドドンパ音頭徳永ゆうき徳永ゆうき宮沢和史宮沢和史萩田光雄涙見せずに 汗水流し ヤートナ ソレ 人のため 男は度胸 帰れぬ故郷 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦  やると決めたら 引き返せない 誰が止めても やるだけさ 男は酔狂 女も度胸 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 踊ろう 悔やむが負けさ  だけど時には 心も折れる 一度泣いたら 身も折れる  笑う門には福来るはずと 涙拭って笑う女性(ひと) お天道様にウインクすれば ドドンパ ドドンパ 村雨時雨(むらさめしぐれ) 虹が架かるよ  雨に負けても 風に負けても 西に東に駆け回り 曲がった柱を真っつぐ立てりゃ ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦  昼はひねもす 夜は夜もすがら 波の枕の 浜千鳥  富士の高嶺に開いた花も 基地のフェンスに咲く花も 川を流れりゃ みな同じ花 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 音頭 心は錦 ドドンパ ドドンパ ドドンパ 踊ろう 錦を飾れ
気球に乗って友部正人友部正人宮沢和史宮沢和史ありったけの手持ちのゆとりや ポケットの中のぬくもりを ひずみきった国々に ポツンと落としてやるのさ  要なしの人間なんているわけはないと 神様はいつも僕に言うけど 本当のところは口をつぐんで 誰も言おうとしないけど  気球に乗って ほこりになってゆられたい  今ひとつこの気球が昇っていかないのは 僕をおどらせる俗物どもが 足元にしがみついているからさ 胸いっぱい風を集めよう 名もなき同胞が抹殺されて 価値あるブルジョアが生き残るとするなら 真先に死ぬのはこの僕なのさ 僕こそ不必要なものだから  気球に乗って ほこりになってゆられたい  気流に乗って ほこりを捨ててゆられたい
永遠の詩中島美嘉中島美嘉宮沢和史SinSTEPHEN McGREGOR・森俊也ここじゃない何処かを 探している 背中に隠してた 翼広げ この空へ羽ばたく 勇気が欲しい 永遠の彼方へ続く空  風が吹かない日は 少しだけ急げばいい 嵐が止まらない夜には 振り返らずに走ればいい  あなたが生きる時間(とき)を生きる 後ろ姿を追いかける たとえ夕陽が沈まなくても たとえすべてを失くしても いつの日も あなたを探している  これじゃない何かを 探している 三日月の小舟を 海に浮かべ 暗闇へ旅立つ 勇気があれば 終わりのない愛に辿り着く  雨が降らない日は 手をつなぎ歩けばいい 嵐が止まらない夜には その手を離さなければいい  あなたが生きる時間(とき)を生きる 後ろ姿を抱きしめる たとえ朝日が昇らなくても たとえすべてを失くしても いつの日も 明日を探している  あなたが生きる時間(とき)を生きる 後ろ姿を追いかける たとえ夕陽が沈まなくても たとえすべてを失くしても  あなたが生きる時間(とき)を彷う 後ろ姿を追いかける たとえ夕陽が沈まなくても たとえすべてを失くしても いつまでも あなたを探している
祈念歌中島美嘉中島美嘉宮沢和史岡野泰也河野伸星になった人たちのために あした明日生まれる子供らのために 祈りましょう  歌を奏でましょう 祝福しましょう 授けられた命  天使のような翼も 風に舞う自由も あなたは持ってないけど いつでも傍らに 僕がいるよ  道に迷いさまよえる人に 罪をあがなう人たちのために 祈りましょう 花を飾りましょう 分け合いましょう 与えられた世界  魚のような勇気も 風を呼ぶ力も 僕は持ってないけど いつでも傍らに 君がいるよ  一日に一つ 誰かを思えば あなたの傷さえも いつかは癒えるだろう  天使のような翼も 風に舞う自由も あなたは持ってないけど いつでも傍らに 僕がいるよ
島唄(2016 Remastering ver.)仲田まさえ仲田まさえ宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
あしたの子守唄夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一野良犬でさえ頭(こうべ)を垂れて 今宵の月に気づいていない 旅立つ者はなぜか笑顔で 残された身は涙に咽(むせ)ぶ  だけど信じてる 泣くだけ泣いたら きっと笑顔を いつか笑顔を 思い出すはず  昨日よりも今日 今日よりも明日 明日がだめなら 春を待って 命の限り咲き誇りたい  明日よりも明後日 春がだめなら 夏に抱かれ 海よ空よ このささやかな 願い叶いますように  風がやむまで眠りにつこう 明日(あした)が遥か遠く見えても 思い出たちはなぜかきれいで 残された身は土にまみれる  だけど信じてる 私のこの歌が きっとあなたに そっとあなたに 届くはずだと  昨日よりも今日 今日よりも明日 明日がだめなら 春を待って 命の限り咲き誇りたい  明日よりも明後日 秋がだめなら 冬を耐えて 雲よ雨よ この鮮やかな ふるさとに実りよあれ  昨日よりも今日 今日よりも明日 明日がだめなら 春を待って 命の限り咲き誇りたい  明日よりも明後日 春がだめなら 夏に抱かれ 海よ空よ このささやかな 願い叶いますように
愛よ愛よ夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一遠く遠く登る坂道 足を止めれば追い越されてく 夢を見れば花火のように 残る夜空の暗さがしみる あなたがそっと微笑むだけで 温かくなる人がいるから がんばらないで たまには胸につかえた想い聞かせてほしい 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  重い荷物一人でしょって 息を切らせば先を越される 急いで行けば短い命 のんびり行けば長い道のり 七色の虹追いかけていた 遠いあの日を思い出して 祭りの夜を待ちわびていた あのときめきを忘れないで 愛(かな)よ 愛(かな)よ 泣きたい夜は この胸で泣けばいい  あなたが笑顔忘れるだけで 心が痛む人がいるから がんばらないで たまには人にすべて任せる勇気を出して 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい
しのぶ花夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一夢は叶えるためにある いつもあなたはそう話してた いつかあなたと結ばれる それが私の夢でした  麗しく 華やかに 花瓶に咲いた花より 雨に濡れ 風に揺れ 野に咲く名もない花になる  泣き濡れて歩いた道も 涙こらえ走った道も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道  夢は忘れるためにある お酒飲むたびそう呟いた そんなあなたの横顔を そっと抱きしめられたなら  春に咲き 春に散る 季節を飾る花より 春に咲き 夏が過ぎ 冬を耐えしのぶ花になる  泣き濡れて見上げた空も 涙こらえ祈った空も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い空  泣き濡れて歩いた道も 涙こらえ走った道も いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道  いつの日かあなたの胸に きっと続いている遠い道
島唄夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た  でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代の別れ  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を  海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙  島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
月の蛍夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一・宮沢和史生(う)まれ島にいた頃は 蛍の灯(ともしび)が 導いてくれた あなたが待つ場所へ クバの樹の下へ クバの樹の下へ  島を離れ 道別(わか)れ 光足(た)るこの街は あなたの面影も 蛍の灯も 天(てん)の群(む)れ星(ぼし)も 何ひとつ見えない  月が昇る闇夜には 聴こえる島の唄 泣かせてください あなたの面影が にじんで消えるまで にじんで消えるまで
掌の海夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一サヨナラと言われた朝に この世界 色褪せていた いつの日か届けてくれた 花だけが赤く染まるよ  サヨナラと言われた朝に この世界 音が薄れた いつの日か聴かせてくれた 歌だけがかすかに響く  教えてよ雨は川になり どこまで流れてゆくの 人の波に流されながら 溢れ出す この涙 掌の中で海になる  もう一度生まれ直して 温かいあなたの胸で 夢を見るその人よりも いつの日か輝いてみせる  想いではいつか砂になり 風にさらわれてゆくよ 人の波に流されながら 止まらない この涙 掌の海が溢れ出す  もう一度生まれ直して 温かいその掌を 握ってるその人よりも いつの日か輝いてみせる
夏花の唄夏川りみ夏川りみ宮沢和史宮沢和史京田誠一公園にあつまる声で 梅雨が明けたと気づく 何故(なぜ)だろう 夏が来るのが 近頃少し恐い  傷ついては学び またつまずいて 巡る季節めぐり また夏が来る…  幼き頃を思い出す はにかむあなた 木綿花(むみんぱな) 日に焼けて汗ばむ笑顔 それこそ私の故郷(こきょう) 心の奥にそっと咲く花  たどり着けば転び また立ち上がり 何度もあきらめて また夏を待つ…  月の光に照らされて キラキラ光る夏花(なつぱな)の浜 日に焼けたあなたの笑顔 それこそ私の故郷 心の奥にそっと咲く花 瞳閉じれば永遠の夏
愛よ愛よ~子守唄バージョン~夏川りみ with 宮沢和史夏川りみ with 宮沢和史宮沢和史宮沢和史遠く遠く登る坂道 足を止めれば追い越されてく 夢を見れば花火のように 残る夜空の暗さがしみる あなたがそっと微笑むだけで 温かくなる人がいるから がんばらないで たまには胸につかえた想い聞かせてほしい 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  重い荷物一人でしょって 息を切らせば先を越される 急いで行けば短い命 のんびり行けば長い道のり 七色の虹追いかけていた 遠いあの日を思い出して 祭りの夜を待ちわびていた あのときめきを忘れないで 愛(かな)よ 愛(かな)よ 泣きたい夜は この胸で泣けばいい  あなたが笑顔忘れるだけで 心が痛む人がいるから がんばらないで たまには人にすべて任せる勇気を出して 愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい  愛(かな)よ 愛(かな)よ いとしい人よ この胸で眠りなさい
あの海へ帰りたい成底ゆう子成底ゆう子宮沢和史宮沢和史杉浦琢雄泣き濡れて見上げれば あなたがいつもそばにいた あの頃は若すぎて 愛の意味さえ知らぬまま  何度も月が太陽を追いかけ 朝が訪れた それぞれ歩いた人生に虹がかかる  もう一度追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海  寂しさに強がれば あなたはいつも笑ってた ほおずきの実を摘んで 涙止むまで鳴らしてた  共に生きて行けるならば 年老いてくのも幸せ 合わせた鏡に写るのは 永遠の道  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた夏  目を閉じて耳を澄ませば 心によせる波の音 長かった物語 幕が下りて あの日に戻る  もう一度抱きしめて 二人の過去が許されるなら あの海へ帰りたい 二人の言葉 うるまに消えた  追いかけて追いかけて あなたの胸に飛び込めるなら あの海へ帰りたい 二人の影が一つにとけた海
全2ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Masterplan
  3. ライラック
  4. さよーならまたいつか!
  5. キミがいれば

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×