船村徹作曲の歌詞一覧リスト  637曲中 601-637曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
王将PLATINA LYLIC村田英雄PLATINA LYLIC村田英雄西條八十船村徹安藤実親・佐伯亮吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える
浪花の女村田英雄村田英雄野村俊夫船村徹惚れた弱味じゃないけれど 苦労承知であんたの女房 花の咲くまで咲かすまで 風邪もひかせぬ 浪花女の こころ意気  酔えば無邪気なだだっ子の 酒のもとでを髪結かせぎ 他所の目からは酔狂でも 心つくして死ねりゃほんとの 果報者  見れば見るほど 美しい いのち投げ出す 男の姿 それが女子の泣きどころ 家のひとでもわたしゃ二度惚れ 三度惚れ
忍耐村田英雄村田英雄石本美由起船村徹蔦将包曲げちゃならない 筋道立てりゃ 行く手遮る 奴ばかり 誰が相手に なろうとまゝよ 俺が恐れる 物はない 忍耐一路 堪えて勝つ  好いた惚れたと 心を重ね 忍ぶ恋なら それもよい 後ろ指差す 噂の風にゃ 顔を素向けて 情け酒 忍耐一路 燃えて勝つ  「いまに見てろ」と 叫んだ声を そうだ一生 忘れまい やれば出来るさ 昔も今も 意地を背中に 縛りつけ 忍耐一路 きっと勝つ 
新宿情話ムーディー松島ムーディー松島猪又良船村徹新宿は 西口の 間口五尺の ぽん太の店が とうとうつぶれて 泣いてるヒロ子 三畳一間で よかったら ついておいでよ ぼくんちに  東京は 広いから 親も故郷も 知らない人が ヒロ子の他にも いっぱいいるさ 泣くのはいいけど 泣いたなら 僕の笑顔が 見えなかろ  これからは どうなるの 赤いランプの 最終電車 しょんぼり見送る ヒロ子の涙 風呂敷包を 中にして つなぐ手と手に 霧が降る
ひばりの佐渡情話杜このみ杜このみ西沢爽船村徹佐渡の荒磯(ありそ)の 岩かげに 咲くは鹿の子の 百合の花 花を摘みつみ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 恋はつらいと いうて エーエ 泣いた  波に追われる 鴎さえ 恋をすりゃこそ 二羽で飛ぶ 沖をながめて なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 逢えぬお人と いうて エーエ 泣いた  佐渡は四十九里 荒海に ひとりしょんぼり 離れ島 袂だきしめ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた わしもひとりと いうて エーエ 泣いた
北窓森サカエ森サカエ水木れいじ船村徹若草恵枯葉舞う 北窓で ひとり 想い出す 夢しかない そんな頃の ふたりの あの部屋を  毎晩飲み明かしたね 時には喧嘩もしたね 愛されすぎて 愛のもろさを忘れてた…  LA MON AMOUR 生命かけて 幸せの時が 帰るなら LA MON AMOUR あなただけを 恋したい もういちど  人は皆な 旅人と あなた言ってたね 街の灯り かぞえながら しみじみ そう思う  あれから淋しさだけで 誰かに抱かれたけれど 心に深い傷を 残しただけだった…  LA MON AMOUR 生命かけて いつかまた めぐり逢えるなら LA MON AMOUR あなただけを 離さない いつまでも  LA MON AMOUR 生命かけて 幸せの時が 帰るなら LA MON AMOUR あなただけを 恋したい もういちど  (セリフ)LA MON AMOUR
森サカエ森サカエ星野哲郎船村徹ああ 人生は 宛(あて)どない 男さがし 女さがし 欲しいものを さがし当てて 手にとって よくみれば みんな 空(むな)しい 紛(まが)いもの 野辺に咲く 一輪の 野の花に 頬よせて 色即是空 空即是色 ひとり 空を見る  ああ 人生は 勝ちのない ひとり相撲 ひとり芝居 欲しいものを さがし当てた 束の間の 喜びも さめて 空(むな)しい 空(から)さわぎ 形ある ものはみな 朽ちはてて 消えてゆく 色即是空 空即是色 ひとり 爪を噛む  形ある ものはみな 滅ぶ日の ためにある 色即是空 空即是色 ひとり 旅をゆく
落花の海森サカエ森サカエ荒木とよひさ船村徹蔦将包身を投げる ふたつの花よ 玄界灘の 黒い海よ この世では 結ばれぬ 散り急ぐ ああ…運命なら ナックヮヌン ウルジ アヌンダ 落ちる花 落ちる花は泣かない  荒波(あらなみ)に 浮かんだ花よ 玄界灘の 白い月よ 辿り着く 岸辺(きし)もない 流れゆく ああ…運命なら ナックヮヌン ウルジ アヌンダ 落ちる花 落ちる花は泣かない  幾千里(いくせんり) 漂(ただよ)う花よ 玄界灘の 海の果てよ 黄泉(よみ)の国 信じあい 死ぬだけの ああ…運命なら ナックヮヌン ウルジ アヌンダ 落ちる花 落ちる花は泣かない
酒無情森進一森進一石本美由起船村徹恋が心の 花ならば 酒は心の 涙やら 好きなだけでは 結べない 運命の糸に あやつられ 添えぬ別れの 秋を知る  愛の深さを確かめて 肌に求めた 夢のかず 酒よわかるか聞いてくれ この世に生きているかぎり 胸の炎は燃え残る  酔えば淋しさ果てしなく 人の無情を噛みしめる 死ねばあの世で添えますか… 叶わぬ願い抱きながら 酒にみれんな独り言 
寒椿森昌子森昌子中山大三郎船村徹森のみどりに ひとすじの 想い出につづく 道がある 昼下り風吹けば 別れのことば たそがれに 雨ふれば あのくちづけが 胸にしみじみ よみがえるのよ お願い あなたに逢いたいの  そうよ見はてぬ 夢だけど 夢ひとつなけりゃ つらいもの 夜がふけて 星みれば あのささやきが 夜明けごろ 鳥なけば あなたの顔が 胸の痛みに 浮かんで消える お願い あなたに 逢いたいの  花にたとえりゃ 私など 森かげに咲いた 寒椿 だれひとり ふりむいて くれないけれど せいいっぱい花びらを つけては散らす それがさだめね 悲しいものね お願い あなたに逢いたいの
ひばりの佐渡情話森山愛子森山愛子西沢爽船村徹周防泰臣佐渡の荒磯の 岩かげに 咲くは鹿の子の 百合の花 花を摘みつみ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 恋は…・つらいと いうて泣いた  波に追われる 鴎さえ 恋をすりゃこそ 二羽で飛ぶ 沖をながめて なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 逢えぬ…・お人と いうて泣いた  佐渡は四十九里 荒海に ひとり しょんぼり 離れ島 袂だきしめ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた わしも…・ひとりと いうて泣いた
愛愁岬森若里子森若里子星野哲郎船村徹蔦将包こころを殺して さよならを 言えば笑顔が はり裂ける 背のびをしても 背のびをしても あなたの船には 届かない 想いがつらい 愛愁岬  好きなあなたに 倖せを 贈る別れの 朝なのに あきらめながら あきらめきれぬ みれんな女の 抜け殻が 涙と歩るく 愛愁岬  ほめるあなたが 居なくては 髪も化粧も 色あせる さだめがにくい さだめがにくい 心の叫びも 岩角の しぶきに消える 愛愁岬
浮彼女森若里子森若里子星野哲郎船村徹あなたしか 入れないのよ 隙間だらけの 胸なのに 月を待ってりゃ 雨がふる 梅を待ってりゃ 鹿がなく どうせ人生 花合わせ 要らないカード 捨ててくことが 浮かれ女ですか なぜですか  思い出を 胸から出して そっと磨くの ため息で 愛は余って いませんか 少し余分は ないですか ほんの欠けらで いいのよと 寝みだれ枕 裏返しつつ あなたを呼ぶの まぼろしの  さよならに さよならしたの 夢で毎晩 逢ってます 側にいたのは 誰ですか あれが噂の 女(ひと)ですか どこがいいのよ 私より 口惜しさ酒に まぎらすことが 浮かれ女ですか なぜですか
おしろい舟森若里子森若里子星野哲郎船村徹風がなくても 女はゆれる まして涙の 流れ川 恋に破れた おしろい舟の 夢をつなげる 止まり木は 酒という名の 船着場  笹の小舟に 蝶々の恋を 乗せて流れた 三十路川 浮いた浮いたの 夢からさめりゃ あなたなしには 生きられぬ 悔みばかりが 肌を刺す  廻りつづける 運命(さだめ)の水車(すいしゃ) 過去が凍てつく 酒場川 夢を失くした おしろい舟の 折れた身棹(みざお)に 止まるのは 過去という名の 赤とんぼ
お上手小唄森若里子森若里子星野哲郎船村徹美味しいお酒を 飲むときは 小さく見えます 盃が 私もあなたに 抱きよせられて おいしそうねと 言われたら ちょこんとその手に ちょこんとその手に 乗りますわ  惚れさせ上手な ひとなのに 諦めさせるの 下手なひと こぼしたお酒を 拭くふりをして あっとこっちを つねる手を こりゃまた上手に こりゃまた上手に 握るひと  好かれるているのを 知らないで 悩んだ昔が ありました 差された盃 こころの小径 口紅(べに)は拭かずに 返せよと お上手言う人 お上手言う人 大好きよ  同じお墓に 入ろうと 殺し文句を 言うあなた 誰かに使った ことばでいいの 惚れたあなたの 嘘ならば 知っててその手に 知ってその手に 乗りたいわ  君には僕より もっとよい 男(かれし)を見つけて あげるよと 恩着せがましい 別れのことば いやよ今更 途中下車 あなたはほんとに あなたはほんとに 逃げ上手  桜は見頃の 春なのに 私は松の木 待ち呆け あなたは上野の 千本桜 姿よけれど 木が多い 今夜もコーンと 今夜もコンと 鐘が鳴る
思い川森若里子森若里子星野哲郎船村徹寒いでしょうね ふるさとは ごめんなさいね 行けないで 乳房知らない わが子のために 誰の祈りか 紙の鶴 ゆれて流れる 思い川  終着駅の 向うには 灯りもあれば 愛もある くらい宿命(さだめ)を ひきずりながら 負けてしまった 弱虫の こころ励ます 思い川  がんばりましょう あなたしか あなたを救う ひとはない そりゃあ死ぬのは なんでもないが 生きるつらさを のりこえりゃ 春が又くる 思い川
女・紙芝居森若里子森若里子円香乃船村徹蔦将包先に惚れたら 女は負けだと 人生芝居 泣き笑い 運命の糸が 結んだ人は 苦労話に すぐホロリ 人情話に またホロリ そうさコロリとだまされ 浮き世の餌食 それでもアンタ この世でたった一人だけ 惚れた男は アンタ一人なの  所詮この世は キツネとタヌキが 二人でめくる 紙芝居 小指の糸も 時には絡む バカな喧嘩を またひとつ アホな強がり またひとつ そうさ絶対今度は 別れてやると それでもアンタ この世でたった一人だけ 惚れた男は アンタ一人なの  幕が上がれば いつかは終わると 人生芝居 決まりごと 縁の糸は 一生一度 アンタ旅立つ その日まで 一人ぽっちに させないと そうさ弱虫アンタが 心配だから 今でもアンタ この世でたった一人だけ 惚れた男は アンタ一人なの
女の川森若里子森若里子星野哲郎船村徹にわか雨 傘借りに 駆けこむ家の 軒先で 思わず聞いたふる里の 手毬唄 流れなし 流されなして この川の 流れに沿うて 男のいのちを 吸いとりながら 女はつよい 母になる  おてんばが 過ぎた娘(こ)を 土蔵の中に 押しこんで 文(ふみ)読む癖を つけさせた 母ごころ 逆らうな 逆ろうちゃだめ この川は 女のさだめ さだめをしっかり 受けとめながら 女は美(うつ)しゅ なるのよし  山を越え 谷を抜け 母子(ははこ)に通う 血の流れ 流れていつか ふる里へ戻るとか 流れなし 流されなして この川の 流れに沿うて 女のつとめを 果たしていつか 花咲く里に 辿(たど)り着(つ)く
しがらみ森若里子森若里子星野哲郎船村徹蔦将包空(むな)しさよ 独(ひと)りあなたの 嘘(うそ)を数(かぞ)えて 更ける夜(よ)の 怨(うら)みはいつしか 恋しさに 負けてくずれる わが影よ  まぼろしを 胸にだきしめ いまも死ぬほど 好きですと 唇寄せても 盃の 酒は答えず ただ苦(にが)い ただ苦(にが)い  紫陽花(あじさい)の 心変りを 花だからこそ 許せても ゆるせぬあなたの 移り気を 責(せ)める小夜着(さよぎ)の 帯が泣く  しがらみよ 未練心の 川をせき止め 長(なが)き夜(よ)の 嘆きをお酒に うすめても 胸の痛みは 晴れやせぬ 晴れやせぬ
錦川物語森若里子森若里子星野哲郎船村徹赤い小さな 下げ鞄 長い黒髪 三つ編みの 昔を知るひと いまはなく 幼ななじみの 錦帯橋(きんたいきょう)を 風と渡れば 山かげに おもかげ色の 灯(あかり)がうるむ  桜並木の ぼんぼりも 白い河原の 石ころも いまもし言葉を 話せたら 噂するでしょ 小さな恋の 花が蕾で 散った日の 五つの橋の 物語り  燃えるかがり火 赫々(あかあか)と 水の面(おもて)に 散る火の粉 想い出ゆさぶる 鵜飼船 あれはいくつの 夏だったやら 遠く儚ない 人の世の さだめを映す 錦川
鳩のいる港町森若里子森若里子星野哲郎船村徹鴎にまじって 育った鳩は 自分を鴎と 思ってた 木の実を拾わず 鰯を餌に やがて鴎に 恋をして 添えない運命に めぐり逢う そんな女の お店がひとつ ぽつんと灯りを 点す港駅  波止場を塒に 育った鳩は 自分を鳩と 気付かない 港を出てゆく 外国船の 白いマストを 追いかけて 溺れてわめいて 目がさめる そんな女の のれんが今日も 夜風にゆれてる 北の岬町  鴎にまじって 育った鳩は 鴎の声色 使ってた それでもやっぱり 鴎にゃなれず 泣いて涙も かれたけど あきらめ切れぬと あきらめた そんな女の 意気地がひとつ ぽつんと灯りを 点す港町
母衣森若里子森若里子星野哲郎船村徹蔦将包あんたさえ 良けりゃ わたしはいつも しあわせよ それが口癖 無口な母は やさしい笑顔の 衣の中に すっぽり包んで 唄ってくれた  ネンネコしゃっしゃりまーせ 寝た子の 可愛いさ…  あんたさえ 咲けば わたしはいつも 春ですよ 母の気強い その一言が どんなに人生 沈んでいても 歩く勇気を 与えてくれた  どうすれば いいの あなたのいない ふる里の 母は夜空の あの星あたり 不幸な娘の ざんげの歌を きいて笑って くれるでしょうか くれるでしょうか  
母のいない故郷森若里子森若里子新本創子船村徹南郷達也母のいない故郷は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり  母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり  母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり
夫婦愛森若里子森若里子小金井一正船村徹蔦将包聞こえるかい おれだよ 聞こえますとも…あなた おしどり夫婦と いわれたい 夢の船出の 始まりでした 相々傘の 絆みち  ほしいものは あるかい せめて我が家で…あなた ふたりで揃えた 想い出の ひとつひとつが わたしの宝 暦をとじて くれますか  おれひとりに するなよ 生きてください…あなた 浮雲見上げる 階段は ふたり一緒に ゆけないところ ごめんねあなた ありがとう
恋々虫森若里子森若里子星野哲郎船村徹雨が結んだ 恋の糸 雨のふる夜は しくしく痛む 恋々虫々 なみだ虫 傘たたむ 音にだまされ 襟かき寄せりゃ またも空似の 人ばかり  いまも独りと 聞いた夜は 私(うち)も独りと 聞かせてみたい 恋々虫々 恋の虫 夏痩せと 嘘をついては ほろりと涙 ふられましたと 言えもせず  外は今夜も 雨なのか くわえ煙草が しめって歪む 恋々虫々 みれん虫 貸す膝を 持っていながら 借り手がなくて ひとり写真を 抱いて泣く
さいはての唄柳うた子柳うた子星野哲郎船村徹逢わぬ先から お別れが 待っていました 北の町 行かなきゃならない アリューシャン 行かせたくない 人なのに  どうせ私は にしん場の 街の夜風に 咲いた花 こんどあなたの かえるまで 咲いているやら いないやら  灯り凍てつく ノサップの 海を北へと いそぐ船 男なりゃこそ 唇に 含む笑顔も 辛かろう  雪に埋もれた ハボマイにゃ 死んだ親御の 墓もある 飲ませてやりたや 好きな酒 あなた代りに 注がせてね あなた代りに 注がせてね
女の港山内惠介山内惠介星野哲郎船村徹上杉洋史口紅(くちべに)が 濃(こ)すぎたかしら 着物にすれば よかったかしら 二ヶ月(ふたつき)前に 函館で はぐれた人を 長崎へ 追えば一夜(ひとよ)が 死ぬほど長い 私は港の 通(かよ)い妻  信じても ひとりになると ぷつんと切れる ふたりの絆(きずな) たしかめあった 横浜の 桟橋(さんばし)はなれ 塩釜(しおがま)へ 向かうあなたが もう気にかかる いつまでたっても 恋女(こいおんな)  海猫の声ききながら 港の宿で あなたを待てば たずねる船は 青森にゃ 寄らずに 佐渡へ行くという つらい知らせは 馴れっこだから 夜汽車でマフラー 編(あ)むのです
早く帰ってコ山内惠介山内惠介高野公男船村徹おふくろも親父(おやじ)も みんな達者だぜ 炉端(ろばた)かこんで いつかいつしか東京の お前(めぇ)達二人の話に 昨夜(ゆんべ)も更けたよ 早くコ 早くコ 田舎へ帰ってコ 東京ばかりが なんでいいものか  好きならば一緒に 連れてくるがいい どんな娘か おらも兄なら見たいもの 妹も嫁こにきまって 今年は行くだに 早くコ 早くコ 二人で帰ってコ 幼なじみも 変わりゃしないよ  あん時は別れが 辛くて泣いた駅 俺(おら)は馬っこの 背(せな)で手を振りさいならと 東京へ旅立つお前を 送って行ったっけ 早くコ 早くコ 明日にも帰ってコ 親父めっきり やせて老けたよ
みだれ髪山内惠介山内惠介星野哲郎船村徹上杉洋史髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳網(そこびきあみ)の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余(あま)る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ
雨の夜あなたは帰る由紀さおり由紀さおり吉岡治船村徹坂本昌之雨の夜に あなたは帰る そんな気がして ならないの すがりついたら 離さないわ 濡れたあなたの カルダンコート これもかなしい 夢かしら  雨の夜に あなたは帰る まるでなんでも ないように いいのあなたは だまってて すぐにいれるわ ブラックコーヒー ひとり芝居を するわたし  雨の夜に あなたは帰る いつも信じて 待ってるわ 泣いて甘えた 遠い日の 夜をおもえば また燃えてくる それがせつない しのび雨
酔って膝まくら由紀さおり由紀さおり池田充男船村徹ほれたあんたと わたしの仲を 麻地に手描きの のれんにしたら 徳利いっぽん お猪口がふたつ 露地のお月さま 酔ったふりして 苦労・修羅場を 知っている そうよ ねえあんた  蔭にまわって 主役を立てる かしこい女だと 世間の噂  だけど二人が かたまるまでは 遊びこりずに 宵の着ながし それが甲斐性と泣かされた そうよ ねえあんた  呑めばつぶれて すぐ膝まくら わたしに敗けてる あんたが可愛い 浮き世つれあい笑って泣いて おひとよしには 夢がお宝 人情ひとつの 江戸気質 そうよ ねえあんた
星が歌った物語 ~ポロ兄ちゃんとタンちん君~由紀さおり 安田祥子 featuring 木山裕策由紀さおり 安田祥子 featuring 木山裕策山川啓介船村徹坂田晃一「消えてしまったいのちは、 どこへ行くか知ってますか? ポロ兄ちゃんは、ワン君。 タンちん君は、ニャーゴ。」 「これは星たちが歌ってくれた、 ちいさなちいさな物語です…」  いちばん星 みつけた なみだの中 みつけた 悲しくなんかないのに あまく心が うるみます 誰かが恋しく なるんです さあ帰ろう でも誰と?  もう帰ろう でもどこへ? とおいあの日の 原っぱに なにか忘れて きたようで 銀河の 五線紙の 星たちの歌 聞いてます  ポロ兄ちゃん ただいま タンちん君 お帰り  銀の小舟に ゆられて 生まれる前の 夜空に ぼくも帰って きたんだよ タンちん君 よくきたね ポロ兄ちゃん またいっしょ ならんで歌う あの星は  なかよしだった ペットたち 私の愛した おさない頃の 友だち  星がひとつ 流れた 生まれ変わる いのちさ 空へ帰った ぼくたちは いつか もいちど生まれて  やさしい家へ ゆくんだよ ポロ兄ちゃん その日まで タンちん君 また遊ぼう またたきつづける その声が 私だけには 聞こえます 誰も 知らない 星が歌った 物語
紅とんぼ吉幾三吉幾三吉田旺船村徹成田訓雄空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話に なりました しんみり しないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手もいないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通って くれました 唄ってよ 騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  だからほんとよ 故里(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった 想い出が 笑ってよ なかないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は
雨の夜あなたは帰る吉幾三吉幾三吉岡治船村徹京建輔雨の夜(よる)に あなたは帰る そんな気がして ならないの すがりついたら 離さないわ 濡(ぬ)れたあなたの カルダンコート これもかなしい 夢かしら  雨の夜に あなたは帰る まるでなんでも ないように いいのあなたは だまってて すぐにいれるわ ブラックコーヒー ひとり芝居を するあたし  雨の夜に あなたは帰る いつも信じて 待ってるわ 泣いて甘えた 遠い日の 夜をおもえば また燃えてくる それがせつない しのび雨
別れの一本杉レーモンド松屋レーモンド松屋高野公男船村徹泣けた 泣けた こらえ切れずに 泣けたっけ あのと別れた 哀しさに 山のも いていた 一本杉の 石の地蔵さんのヨー 村はずれ  遠い 遠い 思い出しても 遠い空 必ず東京へ 着いたなら 便りおくれと いった娘(ひと) リンゴのような 赤いほっぺたのヨー あの涙  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にも行かずに この俺の 帰りひたすら 待っている あのはいくつ とうにはヨー 過ぎたろに
宗谷岬ローズと裕介ローズと裕介吉田弘船村徹青木望流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメもないて はるか沖ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬  吹雪が晴れて 凍れがゆるみ 渚の貝も 眠りがさめた 人の心の 扉を開き 海鳴り響く 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬  幸せ求め 最果ての地に それぞれ人は 明日を祈る 波もピリカの 子守のように 想い出残る 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬
ハンドル人生若原一郎若原一郎高野公男船村徹バック・ミラーに 映った月が 泣くのおよしと 揺れている 運ちゃん 運ちゃんと呼ばれりゃ オーケーと答えて しがない俺さ  だけどジャンバーの この胸にゃ 夢がちょっぴり あるんだぜ  しがみついてる このハンドルを なんで離さりょ いつまでも 運ちゃん 運ちゃんと呼ばれりゃ オーケーと答えて 気ままなものさ あせた鳥打ち 横っちょに 踏んだアクセル 心意気  ヘッド・ライトに たたずむあの娘 声も細ぼそ 花を売る 運ちゃん 運ちゃんと呼ばれりゃ オーケーと答えて せつない夜さ 淋しかったら 口笛で 霧の東京を とぶんだよ  いつか送った 踊り子さんに 逢ってドライブ したような 運ちゃん 運ちゃんと呼ばれりゃ オーケーと答えて 楽しいものさ しけてあぶれの ひじ枕 ごろり自動車(くるま)で 夢を見る
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