海援隊の歌詞一覧リスト  110曲中 1-110曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛の詩 (Let's get together)愛することをつきつめれば やがて来る死への恐怖に他ならない いずれ失くす翼を拡げて飛ぶことだ だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  去るものもあれば来るものもいる 流れる人の姿は朝日の前のつゆ だがめぐるその流れは 途絶えることない  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  今あなたに聞こえるこの声さえ 冷い風の中で漂うだけなのだ だからあなたの魂しいの家で 暖めて欲しい  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  愛の詩海援隊Dino Valente・日本語詞:井上良介Dino Valente愛することをつきつめれば やがて来る死への恐怖に他ならない いずれ失くす翼を拡げて飛ぶことだ だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  去るものもあれば来るものもいる 流れる人の姿は朝日の前のつゆ だがめぐるその流れは 途絶えることない  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  今あなたに聞こえるこの声さえ 冷い風の中で漂うだけなのだ だからあなたの魂しいの家で 暖めて欲しい  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩  愛の詩
新しい人へ君はハンドルくねらせながら 長い坂道のぼる 汗と一緒に涙ふく君を 僕が押してあげるね 何の花だろうこんな坂の途中 冬を選んで咲く花もある 止まれば倒れるこの自転車が 君が選んだ生き方なんだね ペダルをこいでペダルをこいで 君ならできる倒れず行ける 君はペダルをこいで  坂の上までのぼりついたら まっすぐに空を見た 飛んでみたくなる夕暮の空 僕らはここで僕と君になる 心が強くなろうとする時 言葉は何にも役に立たない 悲しみばかり染みこんだ町 君は静かに見下ろしている ペダルをこいでペダルをこいで ふり返らずに走り続けて 君はペダルをこいで  地面をかすめて飛ぶ鳥のように まっすぐ坂道君は降りて行く 幸福ってやつはきっと傍にある 自転車こいで行ける所に ペダルをこいでペダルをこいで 君なら行ける一人で行ける ペダルをこいでペダルをこいで 遠くなるほど君らしくなる だからペダルをこいで海援隊武田鉄矢千葉和臣原田未秋君はハンドルくねらせながら 長い坂道のぼる 汗と一緒に涙ふく君を 僕が押してあげるね 何の花だろうこんな坂の途中 冬を選んで咲く花もある 止まれば倒れるこの自転車が 君が選んだ生き方なんだね ペダルをこいでペダルをこいで 君ならできる倒れず行ける 君はペダルをこいで  坂の上までのぼりついたら まっすぐに空を見た 飛んでみたくなる夕暮の空 僕らはここで僕と君になる 心が強くなろうとする時 言葉は何にも役に立たない 悲しみばかり染みこんだ町 君は静かに見下ろしている ペダルをこいでペダルをこいで ふり返らずに走り続けて 君はペダルをこいで  地面をかすめて飛ぶ鳥のように まっすぐ坂道君は降りて行く 幸福ってやつはきっと傍にある 自転車こいで行ける所に ペダルをこいでペダルをこいで 君なら行ける一人で行ける ペダルをこいでペダルをこいで 遠くなるほど君らしくなる だからペダルをこいで
雨の月曜 朝のホームで雨の月曜 朝のホームで 上り電車を待つ いつもどおりの今日が始まる 昨日とよく似た(くり返すだけの) もしも誰かに「幸せですか」とたずねられたら きっと困って答えられずに微笑むだろう(悲しい顔で) 雨に霞んだ人影もない 下りのホームから誰かが呼んでる 遠くへ行こう(すべてを捨てて) ずっと遠くへ(私を捨てに)  雨の月曜 朝のホームで 上り電車に乗る 見慣れた駅を今日も離れる 時間どおりに(いつものように) 遥かな町へいつか旅立つ夢は夢のまま 朝のラッシュに流されて行くいつもの私(年老いた顔の) そっと手を振る少年ひとり 下りのホームにはいつか君と 遠くへ行こう(少年の日々へ) 下りの電車で(私に逢いに)  雨の月曜 朝の電車の 窓にいくつも雫は流れ 流れて落ちる(次から次へ) 涙のようで(想い出たちの)海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊雨の月曜 朝のホームで 上り電車を待つ いつもどおりの今日が始まる 昨日とよく似た(くり返すだけの) もしも誰かに「幸せですか」とたずねられたら きっと困って答えられずに微笑むだろう(悲しい顔で) 雨に霞んだ人影もない 下りのホームから誰かが呼んでる 遠くへ行こう(すべてを捨てて) ずっと遠くへ(私を捨てに)  雨の月曜 朝のホームで 上り電車に乗る 見慣れた駅を今日も離れる 時間どおりに(いつものように) 遥かな町へいつか旅立つ夢は夢のまま 朝のラッシュに流されて行くいつもの私(年老いた顔の) そっと手を振る少年ひとり 下りのホームにはいつか君と 遠くへ行こう(少年の日々へ) 下りの電車で(私に逢いに)  雨の月曜 朝の電車の 窓にいくつも雫は流れ 流れて落ちる(次から次へ) 涙のようで(想い出たちの)
あるがままに水蓮の花白く滲んで 泥の川に咲き乱れ 水面に映る白き夏雲 裸の子供空へ飛びこむ 靴を脱ぎ捨て裸足で歩けば 大地の優しさただありがたく そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに陽射しを浴びて あるがままに風に吹かれて  菩提樹の下悟れぬ私 座ってあなたの名前つぶやく 額に紅い花びら模様 インドの少女は笑って拝む こんな私が仏に見えて 捧げてくれたアジアの微笑み 悟れぬままに生きて行こうと やっと気づいて私もおじぎ あるがままに泣いて泣きじゃくり あるがままに静かに笑おう  そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに心のままに あるがままに私のままに あるがままに流れのままに あるがままに行こうこのままに海援隊武田鉄矢中牟田俊男岩崎文紀水蓮の花白く滲んで 泥の川に咲き乱れ 水面に映る白き夏雲 裸の子供空へ飛びこむ 靴を脱ぎ捨て裸足で歩けば 大地の優しさただありがたく そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに陽射しを浴びて あるがままに風に吹かれて  菩提樹の下悟れぬ私 座ってあなたの名前つぶやく 額に紅い花びら模様 インドの少女は笑って拝む こんな私が仏に見えて 捧げてくれたアジアの微笑み 悟れぬままに生きて行こうと やっと気づいて私もおじぎ あるがままに泣いて泣きじゃくり あるがままに静かに笑おう  そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに心のままに あるがままに私のままに あるがままに流れのままに あるがままに行こうこのままに
あんたが大将黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたね あんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 意張ってみても 男の値うち あがるもんじゃないんです  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだ 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが  手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  僕なんか生まれがいいもので おんば日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたのいやみのねちっこさ  白いまんまに手を合わせ とうちゃんかあちゃん頂きますと 涙流して食べたことない そんなあんたに何が解る  言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと  世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜だまってほめてあげる  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  あんたが大将 あんたが女王 あんたが株主 あんたが班長 あんたが主役 あんたが社長 あんたが天才 あんたが番長 あんたが大将海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたね あんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 意張ってみても 男の値うち あがるもんじゃないんです  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだ 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが  手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  僕なんか生まれがいいもので おんば日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたのいやみのねちっこさ  白いまんまに手を合わせ とうちゃんかあちゃん頂きますと 涙流して食べたことない そんなあんたに何が解る  言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと  世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜だまってほめてあげる  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  あんたが大将 あんたが女王 あんたが株主 あんたが班長 あんたが主役 あんたが社長 あんたが天才 あんたが番長 あんたが大将
一度っきりの人星と星を指で結んで 教えてくれた星座の名前 オリオン星座 北斗の星も あなた結んだ星空の糸  あの銀の糸 あの時のまま 今も変わらず空にあります  花を摘んでは空にかざして 教えてくれた春の七草 言葉おぼえる子供のように 私はあなたの唇まねた  忘れていいよな思い出ですが 今も花の名ぜんぶ言えます  あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした  人の心に住む思い出は 時々不思議な事してみせる いちどっきりのひとだったから 時が流れて遠くなるのに  頬の匂いや耳たぶの熱 あのひとだけは まだそばにくる  あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊星と星を指で結んで 教えてくれた星座の名前 オリオン星座 北斗の星も あなた結んだ星空の糸  あの銀の糸 あの時のまま 今も変わらず空にあります  花を摘んでは空にかざして 教えてくれた春の七草 言葉おぼえる子供のように 私はあなたの唇まねた  忘れていいよな思い出ですが 今も花の名ぜんぶ言えます  あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした  人の心に住む思い出は 時々不思議な事してみせる いちどっきりのひとだったから 時が流れて遠くなるのに  頬の匂いや耳たぶの熱 あのひとだけは まだそばにくる  あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした
いち・に・さん・し BAKA!あいつが見ている 俺のことを イヤーな目付きで 鼻から抜ける キザーな声で “ネエーきみ”と呼ぶ ニッコリ笑って 元気な声で “ハイッ”と振りかえれ あいつは俺の上役なんだ メシの種なんだ バカになりきれ 心を捨てて バカになりきれ 我が家はローンだ 男を捨てて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!  あいつが惚れてる 飲み屋のあの娘に しつこい態度で 脂ぎった 顔付きゆがめて“君可愛いね” 気分が悪くなりそうなんだが ほほえみ絶やすな 飲んでる時さえ 仕事なんだぞ おとくい様なんだ バカになりきれ 妻子のためだ バカになりきれ 経費で飲める 意地をすてて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!  愛想笑いで最後のお務め あいつのお見送り 走り出した車に向かって“バカ”と呼ぶと 車が止まって あいつが顔出し“今何か言った?” あわてて 万歳 叫んでおります 夜更けの町で バカになりきれ バカが開いてだ バカになりきれ バカよりバカに バカをバカと呼べるまでは いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!海援隊武田鉄矢千葉和臣篠原信彦あいつが見ている 俺のことを イヤーな目付きで 鼻から抜ける キザーな声で “ネエーきみ”と呼ぶ ニッコリ笑って 元気な声で “ハイッ”と振りかえれ あいつは俺の上役なんだ メシの種なんだ バカになりきれ 心を捨てて バカになりきれ 我が家はローンだ 男を捨てて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!  あいつが惚れてる 飲み屋のあの娘に しつこい態度で 脂ぎった 顔付きゆがめて“君可愛いね” 気分が悪くなりそうなんだが ほほえみ絶やすな 飲んでる時さえ 仕事なんだぞ おとくい様なんだ バカになりきれ 妻子のためだ バカになりきれ 経費で飲める 意地をすてて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!  愛想笑いで最後のお務め あいつのお見送り 走り出した車に向かって“バカ”と呼ぶと 車が止まって あいつが顔出し“今何か言った?” あわてて 万歳 叫んでおります 夜更けの町で バカになりきれ バカが開いてだ バカになりきれ バカよりバカに バカをバカと呼べるまでは いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA!
一人称涙のことは涙にまかせて 歪んだ景色の中を歩こう 泣いて悲しみ他人に話せば きっと唇が少し嘘をつく 寂しい時には寂しさに沈もう 水の中の魚のように やりきれなくてため息つけば 銀の泡になってゆく 私の心を訪れる人はなく こんなに静かな場所だったのか 私の心私が居るだけ  明日のことは明日にまかせて 今日のぶんだけ生きてみよう 人の為にと書いて偽り 誰かの為の私じゃあない 幸福さがして人は歩いている 疲れはてた旅人のように 幸福な人は何も探さない 探さないから見つけられた 私の心は恋をしていないから とても広くて澄みきっている 私の心私がいるだけ  私の心を音もなく時が過ぎ 青春も過ぎて遠く来たから 今見わたせる私の青春海援隊武田鉄矢千葉和臣涙のことは涙にまかせて 歪んだ景色の中を歩こう 泣いて悲しみ他人に話せば きっと唇が少し嘘をつく 寂しい時には寂しさに沈もう 水の中の魚のように やりきれなくてため息つけば 銀の泡になってゆく 私の心を訪れる人はなく こんなに静かな場所だったのか 私の心私が居るだけ  明日のことは明日にまかせて 今日のぶんだけ生きてみよう 人の為にと書いて偽り 誰かの為の私じゃあない 幸福さがして人は歩いている 疲れはてた旅人のように 幸福な人は何も探さない 探さないから見つけられた 私の心は恋をしていないから とても広くて澄みきっている 私の心私がいるだけ  私の心を音もなく時が過ぎ 青春も過ぎて遠く来たから 今見わたせる私の青春
いつか見た青い空あなたを夕焼けの詩にはしない 遠ざかる想い出の人にはしない いつか あなたと見たあの青い空 ずっと 抱きしめて生きてゆきます  過ぎ行く季節が変わるよに その空も ゆっくり暮れてゆく 夕陽沈む時 悲しみは きれいな茜に 染まるでしょう  あなたを読みかけの本にはしない 寄せ書きの片隅の言葉にしない 私が愛を 打ち明けた時に 声をつまらせて 空を見上げた  少し潤んだ 瞳には 空の青さがにじんでた 何か言いかけた唇を 今も想い出す 空の下  ふたりで見ていたあの空が そっと教えてくれたこと 言葉は言葉に 出来ない時に いちばん伝わる 言葉になった 響き続ける 言葉になった海援隊武田鉄矢千葉和臣坂本昌之あなたを夕焼けの詩にはしない 遠ざかる想い出の人にはしない いつか あなたと見たあの青い空 ずっと 抱きしめて生きてゆきます  過ぎ行く季節が変わるよに その空も ゆっくり暮れてゆく 夕陽沈む時 悲しみは きれいな茜に 染まるでしょう  あなたを読みかけの本にはしない 寄せ書きの片隅の言葉にしない 私が愛を 打ち明けた時に 声をつまらせて 空を見上げた  少し潤んだ 瞳には 空の青さがにじんでた 何か言いかけた唇を 今も想い出す 空の下  ふたりで見ていたあの空が そっと教えてくれたこと 言葉は言葉に 出来ない時に いちばん伝わる 言葉になった 響き続ける 言葉になった
田舎道の唄はるかに続く田舎道を 今日も一人で歩いてる まぶしい日射を背にうけて 今は歩くだけ 拡がる空には白い雲が 大地見下し流れてく やさしい影を創りながら 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう  遠く拡がる黄昏に 今日も一人で眼をとじる 捨てて来た日々を もう一度思い出すために 私の心に見えない文字 きざんで行ったあの人に めぐり会うまで さまようだけ 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私の旅と出会った人を 必らず話そう  故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう海援隊武田鉄矢千葉和臣はるかに続く田舎道を 今日も一人で歩いてる まぶしい日射を背にうけて 今は歩くだけ 拡がる空には白い雲が 大地見下し流れてく やさしい影を創りながら 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう  遠く拡がる黄昏に 今日も一人で眼をとじる 捨てて来た日々を もう一度思い出すために 私の心に見えない文字 きざんで行ったあの人に めぐり会うまで さまようだけ 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私の旅と出会った人を 必らず話そう  故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう
えきすとら今は君が眩しく光るよ まるで舞台のヒロインのように 言葉もなく 立ちつくす僕は 台詞もない えきすとら なんだ でも生活のなかで しぼんでゆく夢が 君を見つめれば疲れを忘れた もういいんだよ 君はこれから 硝子の階段 登ってゆくんだよ 舞台の袖に 消えてゆく僕を 振り返るなよ ただの旅人さ 僕は僕の通りに生きてみる  今は貴方が優しく揺れます 私のためだけのヒーローのように 淋しくなって はじめて気づいたの 貴方が居たから綺麗に笑えたの でも握りしめた夢は砂でも せめて指から 落ちてしまうまで ねえ魔法にかかっていたいの 倒れるまで一人で踊りたい 遠い席から 貴方見つめてください 私のために拍手をください 私は 私の 通りに生きてみる  もう泣かないで ぼくらは これから 人生の舞台 演じてゆくんだ 今度 会えたら もらった台詞じゃなく 自分の言葉で 君を 呼びとめる 僕は 僕の 通りに生きてみる海援隊武田鉄矢千葉和臣今は君が眩しく光るよ まるで舞台のヒロインのように 言葉もなく 立ちつくす僕は 台詞もない えきすとら なんだ でも生活のなかで しぼんでゆく夢が 君を見つめれば疲れを忘れた もういいんだよ 君はこれから 硝子の階段 登ってゆくんだよ 舞台の袖に 消えてゆく僕を 振り返るなよ ただの旅人さ 僕は僕の通りに生きてみる  今は貴方が優しく揺れます 私のためだけのヒーローのように 淋しくなって はじめて気づいたの 貴方が居たから綺麗に笑えたの でも握りしめた夢は砂でも せめて指から 落ちてしまうまで ねえ魔法にかかっていたいの 倒れるまで一人で踊りたい 遠い席から 貴方見つめてください 私のために拍手をください 私は 私の 通りに生きてみる  もう泣かないで ぼくらは これから 人生の舞台 演じてゆくんだ 今度 会えたら もらった台詞じゃなく 自分の言葉で 君を 呼びとめる 僕は 僕の 通りに生きてみる
えらい!あんたが大将黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたねあんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 威張ってみても男の値打ち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだと 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  僕なんか生まれがいいのもで 乳母 日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたの嫌味のねちっこさ 白いマンマに手を合わせ とうちゃん かあちゃん頂きますと 涙こらえて食べたことない そんなあんたに何が解る  言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜黙ってほめてあげる  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長 あんたが一番 あんたが社長 あんたが棟梁 えらい えらい えらい えらい あんたが大将海援隊武田鉄矢中牟田俊男若草恵黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたねあんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 威張ってみても男の値打ち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだと 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  僕なんか生まれがいいのもで 乳母 日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたの嫌味のねちっこさ 白いマンマに手を合わせ とうちゃん かあちゃん頂きますと 涙こらえて食べたことない そんなあんたに何が解る  言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜黙ってほめてあげる  あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将  あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長 あんたが一番 あんたが社長 あんたが棟梁 えらい えらい えらい えらい あんたが大将
エレジー[哀歌]涙の川の ほとりに住んで 千粒 涙 流しています 待つ身辛いか 待たせる方は 今日も一日 すまぬと詫びた  エレジー エレジーよ 貴方に届け 無頼の月日 悔いております 許して下さい 貴方がまさか 愛という名の 人だと知らず  さよなら言えずに 別れたけれど 夢は今夜も あの日に帰る 風が揺らした 玄関扉 悲しいくせで おかえりと言う  エレジー エレジーよ 私の歌よ 海山 千里 越えて伝えて 鏡をふせて 月日に汚れ それでも素顔で 待っていますと  涙の川の 岸辺にたてば 懺悔 懺悔と 波うちよせる 水面に映る 夕陽はくだけ 紅きさざなみ 足もと濡らす  エレジー エレジーよ あの日に帰ろう 真っ白な心で 生きてた頃へ 貴方の膝には 陽なたのにおい 草の香りの 幸せだった海援隊武田鉄矢千葉和臣増本直樹涙の川の ほとりに住んで 千粒 涙 流しています 待つ身辛いか 待たせる方は 今日も一日 すまぬと詫びた  エレジー エレジーよ 貴方に届け 無頼の月日 悔いております 許して下さい 貴方がまさか 愛という名の 人だと知らず  さよなら言えずに 別れたけれど 夢は今夜も あの日に帰る 風が揺らした 玄関扉 悲しいくせで おかえりと言う  エレジー エレジーよ 私の歌よ 海山 千里 越えて伝えて 鏡をふせて 月日に汚れ それでも素顔で 待っていますと  涙の川の 岸辺にたてば 懺悔 懺悔と 波うちよせる 水面に映る 夕陽はくだけ 紅きさざなみ 足もと濡らす  エレジー エレジーよ あの日に帰ろう 真っ白な心で 生きてた頃へ 貴方の膝には 陽なたのにおい 草の香りの 幸せだった
おいで人生おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  夕暮れの風が吹きすぎる丘に 僕は一人たたずんでいる 流れて消えて行く雲のように 誰もがみんな逃げて行く そして唄だけが 僕の耳元で 旅をいそごうよと 語りかける  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  青春よ お前を信じてきたのに お前はゆっくり暮れていく 今でもほほえみ 手まねきしてるが お前とは ここで さよならしよう 恋よ 夢よ 過ぎて行け 僕はここに 残るのだから  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  自分の悲しみを売りものにして 生きて行くことのはずかしさよ せめて野に咲く花のように 空と大地にわびながら かすかな声で 祈りを続け 静かに心を抱きしめていたい  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう海援隊武田鉄矢千葉和臣・武田鉄矢おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  夕暮れの風が吹きすぎる丘に 僕は一人たたずんでいる 流れて消えて行く雲のように 誰もがみんな逃げて行く そして唄だけが 僕の耳元で 旅をいそごうよと 語りかける  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  青春よ お前を信じてきたのに お前はゆっくり暮れていく 今でもほほえみ 手まねきしてるが お前とは ここで さよならしよう 恋よ 夢よ 過ぎて行け 僕はここに 残るのだから  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  自分の悲しみを売りものにして 生きて行くことのはずかしさよ せめて野に咲く花のように 空と大地にわびながら かすかな声で 祈りを続け 静かに心を抱きしめていたい  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう  おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう
贈る言葉PLATINA LYLIC暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉  悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから  さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉  夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉  信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから  はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉  これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない  遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉PLATINA LYLIC海援隊武田鉄矢千葉和臣暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉  悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから  さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉  夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉  信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから  はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉  これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない  遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉
おつかれさまあなた一日 いい人だった 指で汗ふく 働きもので 普通の人で 頑張りました おつかれさま 今日も一日 おつかれさま  ありがとうなど あてにせず 人にやさしく してあげられた 今日のあなたが あなたらしい おつかれさま あなたの背中へ おつかれさま  つめ草の上 大の字にねて 空へ溜息 ほっとつきます なんて静かな 夕暮れでしょう おつかれさま わたしの心 おつかれさま  空の都合で 雨がふる 花は都合で 咲いては散って 私の都合で あなたが好きです おつかれさま 行きかう人へ おつかれさま  一生一度の 一言よりも 千日かわらず 繰り返される 日暮れの人の 声のやさしさ おつかれさま 路地の陰から おつかれさま 月や星たち おつかれさま海援隊武田鉄矢中牟田俊男坂本明之あなた一日 いい人だった 指で汗ふく 働きもので 普通の人で 頑張りました おつかれさま 今日も一日 おつかれさま  ありがとうなど あてにせず 人にやさしく してあげられた 今日のあなたが あなたらしい おつかれさま あなたの背中へ おつかれさま  つめ草の上 大の字にねて 空へ溜息 ほっとつきます なんて静かな 夕暮れでしょう おつかれさま わたしの心 おつかれさま  空の都合で 雨がふる 花は都合で 咲いては散って 私の都合で あなたが好きです おつかれさま 行きかう人へ おつかれさま  一生一度の 一言よりも 千日かわらず 繰り返される 日暮れの人の 声のやさしさ おつかれさま 路地の陰から おつかれさま 月や星たち おつかれさま
思い出が手を振る電話の向うの君は さよなら だけを言う とぎれ とぎれの言葉が 胸につき刺さる 庭に小さな花が 咲いたということしか 言えない僕の声は 涙でつまる  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る  アルバムの中で笑う 君に夏の日射し 寄り添うだけの僕も 夢に燃えていた 過ぎた悲しみだけが きれいに見えるのは きっと 涙のせいで キラキラ 光るから  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る  夜ふけにひとり描く 君の横顔を いくら かきなおしても 他人の様です  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る海援隊武田鉄矢中牟田俊男・堀内孝雄電話の向うの君は さよなら だけを言う とぎれ とぎれの言葉が 胸につき刺さる 庭に小さな花が 咲いたということしか 言えない僕の声は 涙でつまる  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る  アルバムの中で笑う 君に夏の日射し 寄り添うだけの僕も 夢に燃えていた 過ぎた悲しみだけが きれいに見えるのは きっと 涙のせいで キラキラ 光るから  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る  夜ふけにひとり描く 君の横顔を いくら かきなおしても 他人の様です  生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る
思えば遠くへ来たもんだGOLD LYLIC踏切りの側に咲く コスモスの花ゆらして 貨物列車が走り過ぎる そして夕陽に消えてゆく 十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあて レールの響き聞きながら 遥かな旅路を夢見てた 思えば遠くへ来たもんだ 故郷離れて六年目 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら  筑後の流れに 小魚釣りする人の影 川面にひとつ浮かんでた 風が吹くたび揺れていた 20歳になったばかりの僕は 別れた女を責めながら いっそ 死のうと泣いていた 恋は一度と信じてた 思えば遠くへ来たもんだ 今では女房 子供持ち 思えば遠くへ来たもんだ あの頃 恋しく思い出す  眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛 聞くたびに 僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎてゆく 思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は 思えば遠くへ来たもんだ 遠くなる様な気がします 思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやらGOLD LYLIC海援隊武田鉄矢山木康世若草恵踏切りの側に咲く コスモスの花ゆらして 貨物列車が走り過ぎる そして夕陽に消えてゆく 十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあて レールの響き聞きながら 遥かな旅路を夢見てた 思えば遠くへ来たもんだ 故郷離れて六年目 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら  筑後の流れに 小魚釣りする人の影 川面にひとつ浮かんでた 風が吹くたび揺れていた 20歳になったばかりの僕は 別れた女を責めながら いっそ 死のうと泣いていた 恋は一度と信じてた 思えば遠くへ来たもんだ 今では女房 子供持ち 思えば遠くへ来たもんだ あの頃 恋しく思い出す  眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛 聞くたびに 僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎてゆく 思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は 思えば遠くへ来たもんだ 遠くなる様な気がします 思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら
おやじ男はやっぱり馬鹿やなと思います。 おやじを見ながらづくづく男は馬鹿やなと思います。 苦い酒を苦い顔して飲んで、 本当馬鹿やと思います。 そして僕もおやじに似てきました。 だんだんおやじに似てきました  病院のベッドに腰をおろし 親父は笑って僕を待ってた 旅の途中の僕を見つめて 親父は静かに うなずいている  どげんしたとね! どげんしたとね! とうちゃんくさ。あんまり酒ば飲むけんたい、 こげん体ば悪うしようが、あんた。 近所の人は皆んな言いよんしゃんとよ、 とうちゃんの横じゃタバコも喫えんちて、 体ん中にアルコールが一杯たまっとるけん タバコの火がうつって爆発したら大事って、皆んな笑いよんじゃが。 とうちゃん憶えとうね、給料ば全部飲んで帰ってきた日のことば。 俺らまだ小学生やったよ。かあちゃん頭にきて、 こげなとうちゃんやったらいらんけん、もういっそのこと、 もういっそのこと亡きものにしてしまおうて言ったとよ。 ちょうど今ネクタイばしめて酔いつぶれとるけん、 母と子、力ばあわせて両方からしっかり引っぱって、 始末してしまおうって言ったとよ。 そうばってん、俺ら泣きながら止めたっちゃが。 明日が小学校の父親参観日の日やけん、明日まで待ってちゅって、 俺ら必死になって止めたっちゃが。 男やったら勝たなつまらん、男やったら天下ば取らなつまらん、 それがとうちゃんの口ぐせやったね。 そして最後にとうちゃんいつもぽつんと言いよったね。 お前はとうちゃんのごとなったらつまらんぞて、 淋しか顔して言いよったね。 そうばってんとうちゃんがプロレス好いとうたあ、今も変らんね、 力道山が一番好きやったね、 とうちゃん力遊山が負けたら、ようネコにハつ当たりして、 あんた襖に投げつけよったろうが。 力道山が負けたら、がっぱしこいて、 正義が負けた、正義が負けたって言いよったろうが、 そうばってん、とうちゃん。 男の正義は、あの頃からよう負けよったね、 ほんなこと勝ちゃせんもんね。 とうちゃん、そうばってんやっぱ、男一匹生きてゆくとはきつかね、 男一匹生きてゆくとはやおいかんね。 俺らまだ憶えとうよ、時々とうちゃんが眠られんで 蒲団の中でタバコぼっか吹かしよった夜のことば、 そやもんね、男は酒ば飲まな淋しゅうして眠られん夜があるもんね。 とうちゃん、俺もだんだんとうちゃんの気持ちが 分るごとなってきたっちゃが。 酒ば飲む手つきがよう似てきたけん、 とうちゃんの酒の気持が分るごとなってきたっちゃが。  病院の窓から夕陽みつめ 親父は黙って笑ってる また旅立つ僕をみつめて 親父は静かに うなずいている海援隊武田鉄矢千葉和臣男はやっぱり馬鹿やなと思います。 おやじを見ながらづくづく男は馬鹿やなと思います。 苦い酒を苦い顔して飲んで、 本当馬鹿やと思います。 そして僕もおやじに似てきました。 だんだんおやじに似てきました  病院のベッドに腰をおろし 親父は笑って僕を待ってた 旅の途中の僕を見つめて 親父は静かに うなずいている  どげんしたとね! どげんしたとね! とうちゃんくさ。あんまり酒ば飲むけんたい、 こげん体ば悪うしようが、あんた。 近所の人は皆んな言いよんしゃんとよ、 とうちゃんの横じゃタバコも喫えんちて、 体ん中にアルコールが一杯たまっとるけん タバコの火がうつって爆発したら大事って、皆んな笑いよんじゃが。 とうちゃん憶えとうね、給料ば全部飲んで帰ってきた日のことば。 俺らまだ小学生やったよ。かあちゃん頭にきて、 こげなとうちゃんやったらいらんけん、もういっそのこと、 もういっそのこと亡きものにしてしまおうて言ったとよ。 ちょうど今ネクタイばしめて酔いつぶれとるけん、 母と子、力ばあわせて両方からしっかり引っぱって、 始末してしまおうって言ったとよ。 そうばってん、俺ら泣きながら止めたっちゃが。 明日が小学校の父親参観日の日やけん、明日まで待ってちゅって、 俺ら必死になって止めたっちゃが。 男やったら勝たなつまらん、男やったら天下ば取らなつまらん、 それがとうちゃんの口ぐせやったね。 そして最後にとうちゃんいつもぽつんと言いよったね。 お前はとうちゃんのごとなったらつまらんぞて、 淋しか顔して言いよったね。 そうばってんとうちゃんがプロレス好いとうたあ、今も変らんね、 力道山が一番好きやったね、 とうちゃん力遊山が負けたら、ようネコにハつ当たりして、 あんた襖に投げつけよったろうが。 力道山が負けたら、がっぱしこいて、 正義が負けた、正義が負けたって言いよったろうが、 そうばってん、とうちゃん。 男の正義は、あの頃からよう負けよったね、 ほんなこと勝ちゃせんもんね。 とうちゃん、そうばってんやっぱ、男一匹生きてゆくとはきつかね、 男一匹生きてゆくとはやおいかんね。 俺らまだ憶えとうよ、時々とうちゃんが眠られんで 蒲団の中でタバコぼっか吹かしよった夜のことば、 そやもんね、男は酒ば飲まな淋しゅうして眠られん夜があるもんね。 とうちゃん、俺もだんだんとうちゃんの気持ちが 分るごとなってきたっちゃが。 酒ば飲む手つきがよう似てきたけん、 とうちゃんの酒の気持が分るごとなってきたっちゃが。  病院の窓から夕陽みつめ 親父は黙って笑ってる また旅立つ僕をみつめて 親父は静かに うなずいている
おやすみ山手線乾いた風が吹く 夜更けのホーム くわえ煙草で 時計を氣にする いつの頃からなんだ 心せかされ 時計ばかりを気にするくせは こんな俺じゃなかったんだ昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで ペンキのはげた茶店のイスに腰を降ろして 語りつくせぬ夢を話して一日中 おやすみ最終山手線 お前も一日同じ町を 俺のようにグルグル そうさ 回るだけ おやすみ最終山手線  向こうのホームじゃ 若い恋人達が 肩を寄せあい ほゝえみあってる 今のうちだけなんだ 甘い夢なんかって からかいたくなる 酔った声で こんな俺じゃなかったんだ 昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで 安い酒場のすみのボックス あの娘と二人 何も話せず座ってたんだ それで良かった おやすみ最終山手線 今夜は少し飲みすぎて 誰かにグチを言いたくなっただけ おやすみ最終山手線 おやすみ最終山手線海援隊武田鉄矢中牟田俊男佐孝康夫乾いた風が吹く 夜更けのホーム くわえ煙草で 時計を氣にする いつの頃からなんだ 心せかされ 時計ばかりを気にするくせは こんな俺じゃなかったんだ昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで ペンキのはげた茶店のイスに腰を降ろして 語りつくせぬ夢を話して一日中 おやすみ最終山手線 お前も一日同じ町を 俺のようにグルグル そうさ 回るだけ おやすみ最終山手線  向こうのホームじゃ 若い恋人達が 肩を寄せあい ほゝえみあってる 今のうちだけなんだ 甘い夢なんかって からかいたくなる 酔った声で こんな俺じゃなかったんだ 昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで 安い酒場のすみのボックス あの娘と二人 何も話せず座ってたんだ それで良かった おやすみ最終山手線 今夜は少し飲みすぎて 誰かにグチを言いたくなっただけ おやすみ最終山手線 おやすみ最終山手線
俺が信長生まれる前は 何処にいたのか 死んでそれから 何処へゆくのか  ほらみろ 何にも 判らぬクセに 天から貰うた 命のクセに 返すのを惜んで 泣いて居るのか  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 雨に打たれて 田楽狭間の戦場(いくさば)駆ける  一重まぶたの 信長が 敵に味方に 叫んで通る 俺が信長 見知り置け  一人で生きるが 辛いからと 悲しみ知らずに 生きてみたいと  仏に縋(すが)って 座って居るのか 地獄におちる 覚悟もせずに お前に何が 出来るというのか  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)に 炎を映し 燃える比叡の寺を眺める  一重まぶたの 信長が 仏を大刀で 切り割って 俺が信長 見知り置け  北は越後の上杉景虎 戦上手の武田が居って 南は牙むく島津の隼人 海から睨むは土佐のやつらか 敵が多いと しみじみ笑う  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 天を仰いで この世は夢と 唄って通る  一重まぶたの 信長が 戦仕掛けに 叫んで通る 俺が信長 見知り置け海援隊武田鉄矢中牟田俊男生まれる前は 何処にいたのか 死んでそれから 何処へゆくのか  ほらみろ 何にも 判らぬクセに 天から貰うた 命のクセに 返すのを惜んで 泣いて居るのか  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 雨に打たれて 田楽狭間の戦場(いくさば)駆ける  一重まぶたの 信長が 敵に味方に 叫んで通る 俺が信長 見知り置け  一人で生きるが 辛いからと 悲しみ知らずに 生きてみたいと  仏に縋(すが)って 座って居るのか 地獄におちる 覚悟もせずに お前に何が 出来るというのか  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)に 炎を映し 燃える比叡の寺を眺める  一重まぶたの 信長が 仏を大刀で 切り割って 俺が信長 見知り置け  北は越後の上杉景虎 戦上手の武田が居って 南は牙むく島津の隼人 海から睨むは土佐のやつらか 敵が多いと しみじみ笑う  一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 天を仰いで この世は夢と 唄って通る  一重まぶたの 信長が 戦仕掛けに 叫んで通る 俺が信長 見知り置け
オーティスを聞きながらラジオから流れる 懐かしいあの歌 貴方の腕の中で いつも聞いてた 暗い窓に映る 貴方の横顔 見つめているだけで 幸せだった 今でも優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら  冬の陽射しは とどかないけれど 貴方のシャツを着てるから 寒くはないの 言葉にならない 寂しさの中で 懐かしいあの歌だけが 慰めてくれる あの時優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら海援隊千葉和臣千葉和臣ラジオから流れる 懐かしいあの歌 貴方の腕の中で いつも聞いてた 暗い窓に映る 貴方の横顔 見つめているだけで 幸せだった 今でも優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら  冬の陽射しは とどかないけれど 貴方のシャツを着てるから 寒くはないの 言葉にならない 寂しさの中で 懐かしいあの歌だけが 慰めてくれる あの時優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら
春日原へあなたと初めて逢った町 小さな町です 春日原 大宰府まいりの帰り道 あなたの肩にも梅の花 暮れる夕陽にふり向けば やさしい風が過ぎてゆく 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく  あなたにさよなら旅立つ朝 枯葉が見送る 春日原 紅くほほ染めかけて来た あなたは今頃二十と二つ 帰りたいなとつぶやけば それだけあなたが遠くなる 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく  あなたが嫁ぐ日帰る町 春が過ぎゆく 春日原 あなたは一番綺麗な人になって この町あとにする 鐘の響きが時を告げ 夢のかけらが風に舞う 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく海援隊武田鉄矢・中牟田俊男中牟田俊男あなたと初めて逢った町 小さな町です 春日原 大宰府まいりの帰り道 あなたの肩にも梅の花 暮れる夕陽にふり向けば やさしい風が過ぎてゆく 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく  あなたにさよなら旅立つ朝 枯葉が見送る 春日原 紅くほほ染めかけて来た あなたは今頃二十と二つ 帰りたいなとつぶやけば それだけあなたが遠くなる 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく  あなたが嫁ぐ日帰る町 春が過ぎゆく 春日原 あなたは一番綺麗な人になって この町あとにする 鐘の響きが時を告げ 夢のかけらが風に舞う 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく
風の福岡風の吹く丘に 鐘の鳴るこの街に 花は咲きほころびて 今は春がいっぱい はるか遠く 見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたが生きているなら 苦しいたたかいの日々に想い出して あなたのふるさと 風の福岡を  祈ってもむなしい 言葉と同じことさ だけど今はうたうよ 風の吹く丘で はるか遠く見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたがいだいた夢 なくしてしまった時には戻っておいで あなたのふるさと 風の福岡へ 風の福岡へ海援隊井上良介井上良介風の吹く丘に 鐘の鳴るこの街に 花は咲きほころびて 今は春がいっぱい はるか遠く 見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたが生きているなら 苦しいたたかいの日々に想い出して あなたのふるさと 風の福岡を  祈ってもむなしい 言葉と同じことさ だけど今はうたうよ 風の吹く丘で はるか遠く見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたがいだいた夢 なくしてしまった時には戻っておいで あなたのふるさと 風の福岡へ 風の福岡へ
風は春風雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風  雲雀がヒティティヒュティティ昼下がり 菜の花畑に蝶が舞う みの虫 ゲジゲジ がまがえる 風は春風 南風  むすこは都会に行ったきり 今年の春にももどらない もうじき田植えになるという 風は春風 南風  便りもこないとじいさんは あきらめ顔で待ちぼうけ そろそろ昼餉のしたくだよ 風は春風 南風  雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風海援隊海援隊千葉和臣雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風  雲雀がヒティティヒュティティ昼下がり 菜の花畑に蝶が舞う みの虫 ゲジゲジ がまがえる 風は春風 南風  むすこは都会に行ったきり 今年の春にももどらない もうじき田植えになるという 風は春風 南風  便りもこないとじいさんは あきらめ顔で待ちぼうけ そろそろ昼餉のしたくだよ 風は春風 南風  雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風
家族一緒に過ごした 時の長さが 愛というものを 伝えるとしたら いつもいない僕が 愛してないと思うかい 流れる涙を そっと拭いてくれる この手のひらが 欲しくてたまらず 側にいない僕を 責めてみるのかい 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 旅の途中 翼もないのに 空に憧れている  言葉で確かめ合うこともなく 静かなことが 幸福だとしたら いつも二人に僕は 幸福を待たせてる 幸福なのかと尋ねるたびに 幸福ですよと 言葉を返すほど きっと僕の妻は 不幸福に違いない 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 徘徊つづけ 帰りたいと言えずに この道歩いている  愛されていると 思わなくていい 愛していると 気づかなくていい どんなに遠くいても 家族なんだから 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 夜に眠れず おまえたちの事 想い出している海援隊武田鉄矢千葉和臣徳武弘文一緒に過ごした 時の長さが 愛というものを 伝えるとしたら いつもいない僕が 愛してないと思うかい 流れる涙を そっと拭いてくれる この手のひらが 欲しくてたまらず 側にいない僕を 責めてみるのかい 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 旅の途中 翼もないのに 空に憧れている  言葉で確かめ合うこともなく 静かなことが 幸福だとしたら いつも二人に僕は 幸福を待たせてる 幸福なのかと尋ねるたびに 幸福ですよと 言葉を返すほど きっと僕の妻は 不幸福に違いない 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 徘徊つづけ 帰りたいと言えずに この道歩いている  愛されていると 思わなくていい 愛していると 気づかなくていい どんなに遠くいても 家族なんだから 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 夜に眠れず おまえたちの事 想い出している
悲しい人なのにふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく  ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました  もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから海援隊武田鉄矢千葉和臣ふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく  ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました  もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから
北の叙情詩北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという  木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと  山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が海援隊武田鉄矢花岡優平北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという  木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと  山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が
君のお家が遠くなって君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった  縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね  垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ  君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった  窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり  遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ  君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった海援隊武田鉄矢仲井戸麗市君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった  縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね  垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ  君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった  窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり  遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ  君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった
キャバレーナイト・ブルースみじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース  お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース  淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース  ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース海援隊武田鉄矢中牟田俊男佐孝康夫みじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース  お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース  淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース  ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
郷愁心~のすたるじい~はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした海援隊武田鉄矢山木康世海援隊はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした  晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした
けんかエレジーなんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい  あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た  俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや  あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない  見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな海援隊武田鉄矢中牟田俊男なんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい  あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た  俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや  あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない  見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな
恋不思議街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった  人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう  街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私  人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう海援隊武田鉄矢山木康世萩田光雄街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった  人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう  街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私  人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう
恋文君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末  君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末  灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away  君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末  君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末  灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away  君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む
荒野より荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか  声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと  大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ  涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと海援隊武田鉄矢中牟田俊男・武田鉄矢海援隊荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか  声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと  大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ  涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと  風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと
心が風邪をひいたようで心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います  心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います  街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます海援隊武田鉄也中牟田俊男桜庭伸幸心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います  心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います  街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます
心のかたち眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる  海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる  どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる海援隊武田鉄矢千葉和臣牧田和男眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる  海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる  どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる
心をこめてサヨウナラあなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ海援隊武田鉄矢千葉和臣あなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ  過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ
こらえちゃっときない振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん  駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう  遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう海援隊浦田賢一・補作詞:武田鉄矢浦田賢一振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん  駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう  遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう
漂泊浪漫人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる  「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」  人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ  「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」  旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」海援隊武田鉄矢千葉和臣人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる  「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」  人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ  「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」  旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」
さよならに さよならリンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら  葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら  時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら海援隊武田鉄矢千葉和臣リンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら  葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら  時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら
ざんげ私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる  人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます  私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて海援隊武田鉄矢中牟田俊男篠原信彦私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる  人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます  私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて
昭和けんかロック下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ  我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな海援隊武田鉄矢千葉和臣下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ  我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa  愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな
昭和流れ年昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず  語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し  私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか  間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない  昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず海援隊江口晶千葉和臣昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず  語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し  私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか  間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない  昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず
新宿シンデレラひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側  客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側海援隊武田鉄矢千葉和臣佐孝康夫ひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側  客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側  そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側
新宿情話都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る  あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ  人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る  都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく  人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る海援隊武田鉄矢中牟田俊男都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る  あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ  人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る  都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく  人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る
自画像あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです  決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある  だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように  時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても  決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように  あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです海援隊中牟田俊男中牟田俊男あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです  決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある  だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように  時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても  決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように  あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです
巡礼歌ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした  あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう  ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた  あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう  ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる  宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう海援隊武田鉄矢中牟田俊男若草恵ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした  あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう  ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた  あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう  ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる  宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう
JODAN JODANJ・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう  煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか  男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN  俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ  J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN海援隊武田鉄矢木村昇海援隊J・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう  煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか  男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN  俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ  J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN
スケッチ暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく  幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ  星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う  汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている  夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる  あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か海援隊武田鉄也中牟田俊男海援隊暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく  幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ  星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う  汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている  夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる  あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か
スタートラインGOLD LYLIC夜明け前の薄暗い道を 誰かがもう走っている 拾った小石で誰かが書いた アスファルト道のスタートライン 寒い身体を言い訳にして 町は眠ってる曇り空の朝に 自分の汗で自分を暖めて 寂しさ目指して走る人がいる  今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン  雨が降ってる町の公園で 誰かが一人濡れている 待たせてばかりの恋する人に 靴のかかとで描いたピリオド 素直な奴ほど傷ついてしまう みんな上手にふざけて生きるのに たったひとつの別れの為に 真っ直ぐ涙を流す人がいる  今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン  夜の川原の長い一本道を 誰かがまだ走っている 星を見上げて走り続ける 誰かが書いたスタートライン 向こうの岸辺はあんなに明るく 町の灯が夜を焦がすのに 微かな星の光を探して 闇を選んで走る人がいる  今 私達に必要なものは 光り溢れる明るい場所じゃなく 闇に向かって走り出す為のスタートライン GOLD LYLIC海援隊武田鉄矢千葉和臣夜明け前の薄暗い道を 誰かがもう走っている 拾った小石で誰かが書いた アスファルト道のスタートライン 寒い身体を言い訳にして 町は眠ってる曇り空の朝に 自分の汗で自分を暖めて 寂しさ目指して走る人がいる  今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン  雨が降ってる町の公園で 誰かが一人濡れている 待たせてばかりの恋する人に 靴のかかとで描いたピリオド 素直な奴ほど傷ついてしまう みんな上手にふざけて生きるのに たったひとつの別れの為に 真っ直ぐ涙を流す人がいる  今 私達に大切なものは 恋や夢を語りあう事じゃなく 一人ぼっちになる為のスタートライン  夜の川原の長い一本道を 誰かがまだ走っている 星を見上げて走り続ける 誰かが書いたスタートライン 向こうの岸辺はあんなに明るく 町の灯が夜を焦がすのに 微かな星の光を探して 闇を選んで走る人がいる  今 私達に必要なものは 光り溢れる明るい場所じゃなく 闇に向かって走り出す為のスタートライン 
声援貴方が言葉を覚えたのは 悲しみ語るためですか どうか何度も泣いてください うれし涙に出会うまでは 春の陽射しを見つけるまで だれもが寒い旅人なんです 涙で汚れた貴方の顔に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ  大地耕す人の手が 泥にまみれている様に 心も働けば汚れるものさ 人を愛したり憎んだり 笑顔ばかりで生きてる人は 怠け者だと気付いてくれ 手探りしながら生きてる貴方に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ  夢をめざして走り出す時 みんな寂しいマラソンランナー 声をからして貴方の背中に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ海援隊武田鉄矢中牟田俊男瀬尾一三貴方が言葉を覚えたのは 悲しみ語るためですか どうか何度も泣いてください うれし涙に出会うまでは 春の陽射しを見つけるまで だれもが寒い旅人なんです 涙で汚れた貴方の顔に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ  大地耕す人の手が 泥にまみれている様に 心も働けば汚れるものさ 人を愛したり憎んだり 笑顔ばかりで生きてる人は 怠け者だと気付いてくれ 手探りしながら生きてる貴方に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ  夢をめざして走り出す時 みんな寂しいマラソンランナー 声をからして貴方の背中に 僕は声援送ります がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ がんばれ がんばれ 頼む がんばれ がんばってくれ
蝉が鳴いてる いつからとなく 短い命に 空は高すぎる 落る滴くは いつまで青い ゆるく流れる 時は影となり  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ 飛びたてば  風は背を向ける  蝉が鳴いてる どこか遠くで 短い命に 夏は長すぎる 深い林は どこまで続く もれる光に 道は遠すぎる  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ飛びたてば  夏は背をむける  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ 飛びたてば海援隊山木康世山木康世蝉が鳴いてる いつからとなく 短い命に 空は高すぎる 落る滴くは いつまで青い ゆるく流れる 時は影となり  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ 飛びたてば  風は背を向ける  蝉が鳴いてる どこか遠くで 短い命に 夏は長すぎる 深い林は どこまで続く もれる光に 道は遠すぎる  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ飛びたてば  夏は背をむける  思い出が次々と 梢から サヨナラの羽根をつけ 飛びたてば
センチメンタルクラブどうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ  酒場にならんだお酒の数だけ 人それぞれに悲しみがある 恋をなくした今夜のあなたへ 白いワインをおすすめします 涙とおんなじ色してるから 流した涙の数だけ飲みましょう 甘い言葉がお嫌いですか だけど疲れた時には 甘い言葉が疲れをとります あなたゆっくりセンチメンタルクラブで  酒場に流れる流行の恋歌 男と女がはしゃいで唄う 恋をはじめた今夜のあなたへ 古い恋歌唄ってあげよう 誰でも唄えるやさしいメロディー いつかは誰かと唄えるように どうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ海援隊武田鉄矢千葉和臣どうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ  酒場にならんだお酒の数だけ 人それぞれに悲しみがある 恋をなくした今夜のあなたへ 白いワインをおすすめします 涙とおんなじ色してるから 流した涙の数だけ飲みましょう 甘い言葉がお嫌いですか だけど疲れた時には 甘い言葉が疲れをとります あなたゆっくりセンチメンタルクラブで  酒場に流れる流行の恋歌 男と女がはしゃいで唄う 恋をはじめた今夜のあなたへ 古い恋歌唄ってあげよう 誰でも唄えるやさしいメロディー いつかは誰かと唄えるように どうもようこそ今夜ようこそ センチメンタルクラブへ つきなみですが心を込めてあなたようこそ センチメンタルクラブへ
早春譜さくら散るたびに 足もとに降る 竹の箒持ち 掃けどきりがない  白き花びらの 上をゆく蟻たち そっと庭に残し かたずける春を  急ぐ事はない 若葉の時が 今にやって来る 春をしまう時  仔犬走らせて 水辺に遊ぶ 川の温もりを 指で確かめて  風が吹き抜けた 一瞬に水面揺れ まるでモネの描きし「睡蓮」の絵のよう  ただの平凡な 景色に見とれ ひとり微笑んでる 私 印象派  ひとり夜空見て 子供にかえる 星座探しては 指で結んでいる  その指先の 天の川横切り 流れ星 流れるが 願うことがない  そうか もう私 幸せなのか 願い事もなく 星を見送るから海援隊武田鉄矢千葉和臣坂本昌之さくら散るたびに 足もとに降る 竹の箒持ち 掃けどきりがない  白き花びらの 上をゆく蟻たち そっと庭に残し かたずける春を  急ぐ事はない 若葉の時が 今にやって来る 春をしまう時  仔犬走らせて 水辺に遊ぶ 川の温もりを 指で確かめて  風が吹き抜けた 一瞬に水面揺れ まるでモネの描きし「睡蓮」の絵のよう  ただの平凡な 景色に見とれ ひとり微笑んでる 私 印象派  ひとり夜空見て 子供にかえる 星座探しては 指で結んでいる  その指先の 天の川横切り 流れ星 流れるが 願うことがない  そうか もう私 幸せなのか 願い事もなく 星を見送るから
そうだ病院へ行こうそうだ病院へゆこう そうだ病院へゆこう 手遅れになる その前に  今朝もひとりで夜明けの町を 健康作りで走り廻れば また捕まった職務質問 誰より元気と威張りたいけど ひとりぼっちのラジオ体操 離れ小島のロビンソン  ポツリと一人で ため息つけば 元気がないねと嫁がのぞき込む あわてて咳した 年寄くさく やさしく背中をさすってくれたが 嫁の鼻歌「いい日旅立ち」 そうか そういう事なのか そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 嫁より元気じゃまずいから そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう どこかにあるはず悪いとこ 人の数だけ病気があって 病気にそれぞれ名前があって 病名ごとにグループ出来た 糖尿病の吉岡さんは 顔見ただけで血圧あてて 爪の色みて病気もあてる  待合室の一番人気 心臓病の鷹鳥さんは 臨死体験 三度もしてる 七十五歳の大澤さんは 四十肩だと診断されて 若返ったと万歳してる だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 素敵な仲間が待っている だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 探せばあるはず悪いとこ  血糖 血圧 尿酸値 中性脂肪に体脂肪 ヘモグロビン AICにインスリン 眼圧 眼底 前立腺 コレステロール値 BMI 頻尿 膀胱過活動 睡眠障害 CTスキャン メタボ85センチ以内 ヘリコバクターピロリ菌  みんな病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 元気で集まれ風邪ひくな みんな病院へゆこう そうだ病院へゆこう 京都に行く前に病院へ  たったひとりで 健康よりも みんなで少し病気のほうが 人に優しくされるしできる海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊そうだ病院へゆこう そうだ病院へゆこう 手遅れになる その前に  今朝もひとりで夜明けの町を 健康作りで走り廻れば また捕まった職務質問 誰より元気と威張りたいけど ひとりぼっちのラジオ体操 離れ小島のロビンソン  ポツリと一人で ため息つけば 元気がないねと嫁がのぞき込む あわてて咳した 年寄くさく やさしく背中をさすってくれたが 嫁の鼻歌「いい日旅立ち」 そうか そういう事なのか そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 嫁より元気じゃまずいから そうだ病院へゆこう やっぱ病院へゆこう どこかにあるはず悪いとこ 人の数だけ病気があって 病気にそれぞれ名前があって 病名ごとにグループ出来た 糖尿病の吉岡さんは 顔見ただけで血圧あてて 爪の色みて病気もあてる  待合室の一番人気 心臓病の鷹鳥さんは 臨死体験 三度もしてる 七十五歳の大澤さんは 四十肩だと診断されて 若返ったと万歳してる だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 素敵な仲間が待っている だから病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 探せばあるはず悪いとこ  血糖 血圧 尿酸値 中性脂肪に体脂肪 ヘモグロビン AICにインスリン 眼圧 眼底 前立腺 コレステロール値 BMI 頻尿 膀胱過活動 睡眠障害 CTスキャン メタボ85センチ以内 ヘリコバクターピロリ菌  みんな病院へゆこう やっぱ病院へゆこう 元気で集まれ風邪ひくな みんな病院へゆこう そうだ病院へゆこう 京都に行く前に病院へ  たったひとりで 健康よりも みんなで少し病気のほうが 人に優しくされるしできる
空みたか東京に殴られて仰向けにひっくりかえった 公園の立入り禁止の芝生の上に この街はこの俺と握手さえしてくれなかった 俺の夢が負けたんだ カウントテンまで眼をつぶれ 空みたか 勝ち続けていなければそれは負けたと同じ事 空みたか 夢やぶれのんびりと空みて空みています  東京に殴られて横断歩道で待たされて 疲れ果てて座り込んだガードレールに 誰のせいか時代のせいかいいやみんな身からでた錆 平凡に生きてるやつが 一番度胸のある奴だ 空みたか 鳥のように自由に生きてくつもりがなんて様 空みたか 負けてやっと静かに空みて空みています  東京に殴られて東京のバカヤローと たったひとりで歌って叫ぶカラオケルームで 俺はアリにはなりたくはない時計の針に指図されない 歌だけ威勢はいいけれど マイクを落としてふと黙り込む 空みたか あの人にまず詫びろ床に手をつきアリになりますと 空みたか 故郷に向かって頭をさげすみませんでした海援隊武田鉄矢中牟田俊男東京に殴られて仰向けにひっくりかえった 公園の立入り禁止の芝生の上に この街はこの俺と握手さえしてくれなかった 俺の夢が負けたんだ カウントテンまで眼をつぶれ 空みたか 勝ち続けていなければそれは負けたと同じ事 空みたか 夢やぶれのんびりと空みて空みています  東京に殴られて横断歩道で待たされて 疲れ果てて座り込んだガードレールに 誰のせいか時代のせいかいいやみんな身からでた錆 平凡に生きてるやつが 一番度胸のある奴だ 空みたか 鳥のように自由に生きてくつもりがなんて様 空みたか 負けてやっと静かに空みて空みています  東京に殴られて東京のバカヤローと たったひとりで歌って叫ぶカラオケルームで 俺はアリにはなりたくはない時計の針に指図されない 歌だけ威勢はいいけれど マイクを落としてふと黙り込む 空みたか あの人にまず詫びろ床に手をつきアリになりますと 空みたか 故郷に向かって頭をさげすみませんでした
そんぐ ふぉあ ゆうあなたのためにこの唄を 創ったのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなに明日がゆがんで見える日には 心の中には愛の言葉 たくさんあるのですが 外の風は冷たすぎて いつもひびわれてしまうのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに  私の体をつき抜けて 明日の景色が見えますか あなただけではないのです 方舟に残っているのは 部屋の中にローソクともし 怯えている僕ですが ほんの少しずるさがあれば 愛の唄も唄えるのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに  あなたのためにこの唄を 唄うのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなにあなたが遠くに見える日には ほんの少し勇気があれば 愛の唄も唄えるのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに海援隊江口晶・武田鉄矢千葉和臣あなたのためにこの唄を 創ったのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなに明日がゆがんで見える日には 心の中には愛の言葉 たくさんあるのですが 外の風は冷たすぎて いつもひびわれてしまうのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに  私の体をつき抜けて 明日の景色が見えますか あなただけではないのです 方舟に残っているのは 部屋の中にローソクともし 怯えている僕ですが ほんの少しずるさがあれば 愛の唄も唄えるのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに  あなたのためにこの唄を 唄うのですよと云える そんな唄が欲しいな こんなにあなたが遠くに見える日には ほんの少し勇気があれば 愛の唄も唄えるのです  ガラスの外に拡がる世界に 粉々になって溶けて行けたら いいのに いいのに
たまらんぜたまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた  すねて可愛いい顔じゃない ふてて絵になるがらじゃない ついてないよが口ぐせの 自分にあいそもつきました  たまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた  たまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた海援隊武田鉄矢武田鉄矢たまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた  すねて可愛いい顔じゃない ふてて絵になるがらじゃない ついてないよが口ぐせの 自分にあいそもつきました  たまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた  たまらん たまらん たまらんぜ たまらんこけたら夢こけた
たんぼ道の唄僕は風よりも 土になりたい 静かに息をする 土になりたい 風のように旅するよりも 土のようにとどまる方が 本当は勇気がいる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は風よりも土になりたい  僕は海よりも 川になりたい 畑のそばをゆく 川になりたい 海のように広がるよりも 川のように働く方が 本当は強さが いる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は海よりも 川になりたい  僕は山よりも 丘になりたい 季節の花がさく 丘になりたい 山のようにそびえるよりも 丘のように たたずむ方が 本当は覚悟が いる事なんだ 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は山よりも 丘になりたい 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は街よりも 村で生きてゆく海援隊武田鉄矢千葉和臣僕は風よりも 土になりたい 静かに息をする 土になりたい 風のように旅するよりも 土のようにとどまる方が 本当は勇気がいる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は風よりも土になりたい  僕は海よりも 川になりたい 畑のそばをゆく 川になりたい 海のように広がるよりも 川のように働く方が 本当は強さが いる事なんだ 迷ってばかりの生き方したけど 僕は海よりも 川になりたい  僕は山よりも 丘になりたい 季節の花がさく 丘になりたい 山のようにそびえるよりも 丘のように たたずむ方が 本当は覚悟が いる事なんだ 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は山よりも 丘になりたい 迷ってばかりの 生き方したけど 僕は街よりも 村で生きてゆく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ダメージの詩見上げた夜空に月がふたつ ちぎれて輝く 私の瞳も年をとり 見るものすべてがにじんでゆがむ 乱視がすすみ 妻がふたりにダブって見える 妹みたいな妻だったけど 確かに今は父親に見える  陽暮れの街角響く歌声 名もなきその唄 若き人たち夢をみる スポットライトを憧れ目指して そんな時代は 僕にもあったが君とは違う 恋することを誰かの真似して LOVEと飾って唄いはしなかった  浮気がバレた酔いすぎて 間違えたのだ勘違い その人抱きしめ今夜は帰ると 囁きかけたがそれは妻だった 酔って我が家へ 帰って来たことすっかり忘れてた 妻も立派だ タクシー呼んで 手を振りながら見送ってくれた  ひとり酒場でふと唇が 歌い出すあの唄 あの素晴らしい愛をもう一度 僕らの唄は何処へいったのだろう 悲しい癖だな 星占いで恋愛運が 吉と出てれば妻に隠れて 梅の小枝に強く強く結ぶ  茶髪の娘が踊りながら テレビで歌っている あまりの動きの素早さに 見ていて疲れるじっとして歌え 子供がテレビを離れたスキに チャンネル変えてそっと見詰める 天気予報のお天気お姉さん スキです普通の人だから  ダメージの詩唄えば切なく 青春は遠く過ぎ去り 我ら中年よ夜明け前の 闇に歌おうダメージの詩海援隊武田鉄矢千葉和臣千葉和臣見上げた夜空に月がふたつ ちぎれて輝く 私の瞳も年をとり 見るものすべてがにじんでゆがむ 乱視がすすみ 妻がふたりにダブって見える 妹みたいな妻だったけど 確かに今は父親に見える  陽暮れの街角響く歌声 名もなきその唄 若き人たち夢をみる スポットライトを憧れ目指して そんな時代は 僕にもあったが君とは違う 恋することを誰かの真似して LOVEと飾って唄いはしなかった  浮気がバレた酔いすぎて 間違えたのだ勘違い その人抱きしめ今夜は帰ると 囁きかけたがそれは妻だった 酔って我が家へ 帰って来たことすっかり忘れてた 妻も立派だ タクシー呼んで 手を振りながら見送ってくれた  ひとり酒場でふと唇が 歌い出すあの唄 あの素晴らしい愛をもう一度 僕らの唄は何処へいったのだろう 悲しい癖だな 星占いで恋愛運が 吉と出てれば妻に隠れて 梅の小枝に強く強く結ぶ  茶髪の娘が踊りながら テレビで歌っている あまりの動きの素早さに 見ていて疲れるじっとして歌え 子供がテレビを離れたスキに チャンネル変えてそっと見詰める 天気予報のお天気お姉さん スキです普通の人だから  ダメージの詩唄えば切なく 青春は遠く過ぎ去り 我ら中年よ夜明け前の 闇に歌おうダメージの詩
ダラクロンありもしないやさしさなんか お前は歌うな あくびみたいな むなしさなんか お前は叫ぶな たった一つの言葉でいい 心をさしとおす そんな言葉が見つかるまで 迷い続けろ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  叫ぶ人の言葉はいつも うそでふくれている 祈る人の言葉はいつも 自分をのろうだけ やすらぎを求める人に やすらぎの時はなく やっと手にした自由は そうさ さびしいだけのこと  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  生きることは 汚れることだ おちてゆくことだ 夢を語るな もの欲しそうな顔をしながら 金のためだと 笑ってやれよ 生きてゆくことは 命がけの マゴコロだけが 信じれるものなのさ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ海援隊武田鉄矢中牟田俊男篠原信彦ありもしないやさしさなんか お前は歌うな あくびみたいな むなしさなんか お前は叫ぶな たった一つの言葉でいい 心をさしとおす そんな言葉が見つかるまで 迷い続けろ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  叫ぶ人の言葉はいつも うそでふくれている 祈る人の言葉はいつも 自分をのろうだけ やすらぎを求める人に やすらぎの時はなく やっと手にした自由は そうさ さびしいだけのこと  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  生きることは 汚れることだ おちてゆくことだ 夢を語るな もの欲しそうな顔をしながら 金のためだと 笑ってやれよ 生きてゆくことは 命がけの マゴコロだけが 信じれるものなのさ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ  心と一緒におちてゆこう 苦しみの中へ 心と一緒におちてゆこう 悲しみの中へ
月の光濡れた手拭い窓辺に干して 旅の宿から海を見下ろす 遥かな沖に昇った月が 水面を照らす黄金色の道 街の暮らしで汚れた私は 畳に正座で月を見上げる 月の光で我が身を洗う 月の光で我が身を洗う  隣も眠れぬ旅の人だろう 窓から一房葡萄の差し入れ 月の光に葡萄を透かせば うす紫のステンドグラス 貴方を誘わず来てよかったと 久しぶりに静けさを聞く 何年ぶりだろうひとり微笑む 何年ぶりだろうひとり微笑む  夜更けに目覚めて闇を見つめる 閉めた窓から月影差し込み 部屋の隅の畳の上に 青く小さな月の光が 眠れぬ私に届いた便り 布団を抜け出しひとり見つめる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる海援隊武田鉄矢千葉和臣濡れた手拭い窓辺に干して 旅の宿から海を見下ろす 遥かな沖に昇った月が 水面を照らす黄金色の道 街の暮らしで汚れた私は 畳に正座で月を見上げる 月の光で我が身を洗う 月の光で我が身を洗う  隣も眠れぬ旅の人だろう 窓から一房葡萄の差し入れ 月の光に葡萄を透かせば うす紫のステンドグラス 貴方を誘わず来てよかったと 久しぶりに静けさを聞く 何年ぶりだろうひとり微笑む 何年ぶりだろうひとり微笑む  夜更けに目覚めて闇を見つめる 閉めた窓から月影差し込み 部屋の隅の畳の上に 青く小さな月の光が 眠れぬ私に届いた便り 布団を抜け出しひとり見つめる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる 月から届いた手紙を読んでる
つぎはぎだらけのシンデレラつぎはぎだらけのシンデレラ、、、  あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ  息をきらして生きて行く 僕に愛想もつきたろう 夢見るあなたは あの街へ いそげばいい もどればいい ふりむかずに  僕の前から続く道は 真昼のさびしい田舎道 したたる汗はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ)  あなたは行けばいいんだ 僕を残して友達と 人の流れに沈めばいいよ あこがれて しかけられて沈めばいい  あなたは笑えばいい 僕の唄をあざけて あいつの唄に 夢見るがいい さびしい夜 悲しい明日 奇麗なドレス 生きてることの重たさを しばらく忘れていることが そんなに素晴しいなら 鏡の前で ほほえんで いつまでも 見とれてろよ  僕の前から続く道は 真冬のさびしい田舎道 かじかむ指はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ)  あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ  ふりかえらず 笑いながら さよならさ ふりかえらず 笑いながら さよならさ海援隊武田鉄矢千葉和臣つぎはぎだらけのシンデレラ、、、  あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ  息をきらして生きて行く 僕に愛想もつきたろう 夢見るあなたは あの街へ いそげばいい もどればいい ふりむかずに  僕の前から続く道は 真昼のさびしい田舎道 したたる汗はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ)  あなたは行けばいいんだ 僕を残して友達と 人の流れに沈めばいいよ あこがれて しかけられて沈めばいい  あなたは笑えばいい 僕の唄をあざけて あいつの唄に 夢見るがいい さびしい夜 悲しい明日 奇麗なドレス 生きてることの重たさを しばらく忘れていることが そんなに素晴しいなら 鏡の前で ほほえんで いつまでも 見とれてろよ  僕の前から続く道は 真冬のさびしい田舎道 かじかむ指はいやだけど おとぎ話にゃ酔えないし (つぎはぎだらけのシンデレラ)  あなたは行けばいいんだ 僕にかまわず友達と ここから先は一人で行ける ふりむかず 笑いながらさよならさ  ふりかえらず 笑いながら さよならさ ふりかえらず 笑いながら さよならさ
とどかぬ想いさよならって 背中を向けて 歩き出したアンタが くやしいくらい きれいに見えた 煙草くわえて すましているが こんなに見事にフラレたら 泪を流すひまもない  貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです  あの街角を 曲ればきっと 赤い車が待っていて おそかったネって アンタを誘う すじ書き通り フラれたわけさ だけど最後の別れは もう少し格好 つけたかった  貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです  アンタは幸福にならなければ アンタは幸福にならなければ それさえ言えたら それさえ言えたら 俺 良かったんです海援隊武田鉄矢千葉和臣篠原信彦さよならって 背中を向けて 歩き出したアンタが くやしいくらい きれいに見えた 煙草くわえて すましているが こんなに見事にフラレたら 泪を流すひまもない  貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです  あの街角を 曲ればきっと 赤い車が待っていて おそかったネって アンタを誘う すじ書き通り フラれたわけさ だけど最後の別れは もう少し格好 つけたかった  貴女は幸福にならなければ 貴女は幸福にならなければ そうでなければ そうでなければ 僕 困るんです  アンタは幸福にならなければ アンタは幸福にならなければ それさえ言えたら それさえ言えたら 俺 良かったんです
隣りの夫婦耳のきこえない隣りの夫婦が 肩よせあって 白い花を見つめてる 二人はどんなに言いたいだろう あなたを愛しているんだと 暗いアパートの階段を 隣りの夫婦がのぼってく  耳のきこえない隣りの夫婦が ただ見つめ合い指で話して笑ってる つけっぱなしのラジオから 流れてくるのは恋挽歌 人の悲しみを知らぬまま 二人は笑って見つめ合う  ぼくは一人で酒を飲む そして一人の愛の唄 愛していますと一人言 君は今日も来てくれない海援隊武田鉄矢千葉和臣耳のきこえない隣りの夫婦が 肩よせあって 白い花を見つめてる 二人はどんなに言いたいだろう あなたを愛しているんだと 暗いアパートの階段を 隣りの夫婦がのぼってく  耳のきこえない隣りの夫婦が ただ見つめ合い指で話して笑ってる つけっぱなしのラジオから 流れてくるのは恋挽歌 人の悲しみを知らぬまま 二人は笑って見つめ合う  ぼくは一人で酒を飲む そして一人の愛の唄 愛していますと一人言 君は今日も来てくれない
隣り町のしのぶちゃんぼくの住む街のちょっとはずれのとなりの町の ぼくの大好きなしのぶちゃんのおうちがあります  しのぶちゃんのお父さんは 赤いレンガのビール工場へ お母さんは郵便局で働いています  しのぶちゃんのお部屋は二階の六畳で 窓から波の音 草の芳りがしています  しのぶちゃんのお庭には いつも白い洗たく物が 春には赤いツツジがいっぱい咲いてます  ぼくは学校サボッてしのぶちゃんのお家の前に そして 大声で”好きです しのぶさま”と  しのぶちゃんは耳を傾け笑ってくれるだけ 生まれつき 耳のきこえないしのぶちゃんなのです  ぼくの住む街のちょっとはずれのとなりの町の ぼくの大好きなしのぶちゃんのおうちがあります海援隊武田鉄矢中牟田俊夫ぼくの住む街のちょっとはずれのとなりの町の ぼくの大好きなしのぶちゃんのおうちがあります  しのぶちゃんのお父さんは 赤いレンガのビール工場へ お母さんは郵便局で働いています  しのぶちゃんのお部屋は二階の六畳で 窓から波の音 草の芳りがしています  しのぶちゃんのお庭には いつも白い洗たく物が 春には赤いツツジがいっぱい咲いてます  ぼくは学校サボッてしのぶちゃんのお家の前に そして 大声で”好きです しのぶさま”と  しのぶちゃんは耳を傾け笑ってくれるだけ 生まれつき 耳のきこえないしのぶちゃんなのです  ぼくの住む街のちょっとはずれのとなりの町の ぼくの大好きなしのぶちゃんのおうちがあります
友、遠方より来るせっかく大人になれたというのに 時々大人を休みたくなる 町のはずれの小学校の 桜並木が花びら散らす 千の蝶々が舞い上がるようで 手で捕まえようと子供が跳ねる 昔のおまえと俺のよう 友 遠方より来る声あり 花の下へと遊びにゆこう 友 遠方より来る声あり 我ら話しに花咲かせよう  なんだか大人で生きてはいるけど 時々大人を止めたくなる 夜の河原で子供がはしゃぐ 手のひらの中に蛍をつつみ そして誰かの髪にとまらせ 贈り物だろう蛍のかんざし 大人の私はまだ仕事 友 遠方より来る声あり 夜の河原へ遊びに行こうか 友 遠方より来る声あり 君にあげよう夏のかんざし  大人になる時別れたはずの 子供のまんまの昔の私が 遊ぼう遊ぼと手招きする 友 遠方より来る声あり 花の下へと遊ひにゆこう 友 遠方より来る声あり 二人で桜の花びら掴もう Hello hello old friend Here we go But ten years ago 花の下へと遊びにゆこう Hello hello old friend Here we go But ten years ago 我ら話しに花咲かせよう海援隊武田鉄矢中牟田俊男岩崎文紀せっかく大人になれたというのに 時々大人を休みたくなる 町のはずれの小学校の 桜並木が花びら散らす 千の蝶々が舞い上がるようで 手で捕まえようと子供が跳ねる 昔のおまえと俺のよう 友 遠方より来る声あり 花の下へと遊びにゆこう 友 遠方より来る声あり 我ら話しに花咲かせよう  なんだか大人で生きてはいるけど 時々大人を止めたくなる 夜の河原で子供がはしゃぐ 手のひらの中に蛍をつつみ そして誰かの髪にとまらせ 贈り物だろう蛍のかんざし 大人の私はまだ仕事 友 遠方より来る声あり 夜の河原へ遊びに行こうか 友 遠方より来る声あり 君にあげよう夏のかんざし  大人になる時別れたはずの 子供のまんまの昔の私が 遊ぼう遊ぼと手招きする 友 遠方より来る声あり 花の下へと遊ひにゆこう 友 遠方より来る声あり 二人で桜の花びら掴もう Hello hello old friend Here we go But ten years ago 花の下へと遊びにゆこう Hello hello old friend Here we go But ten years ago 我ら話しに花咲かせよう
中野船長の歌潮の香りのする 港の酒場 ワニ皮ベルトに雪駄をつっかけて フラリ顔出した中野船長 あんたと初めて逢った気がせず 盃交わせば もう飲み仲間  中野船長 ホラ もう一盃 海の話を聞かせておくれ 中野船長 ホラ もう一盃  十九の嫁さん残したまんま 三陸沖であいつの船が 沈んだ夜は泣き明かした 海じゃつらい事などないが こいつはこたえた この俺だって  中野船長 ホラ もう一盃 海の話を聞かせておくれ 中野船長 ホラ もう一盃  海に線引く バカが多くて 近頃海が狭くなったぜ 16トンの俺らの船に あんたも おいでよ身にしむはずさ 海の広さと潮の香りが 中野船長 ホラ もう一盃 今夜ははしゃいで 飲み明かそうぜ 中野船長 ホラ もう一盃海援隊武田鉄矢中牟田俊男海援隊潮の香りのする 港の酒場 ワニ皮ベルトに雪駄をつっかけて フラリ顔出した中野船長 あんたと初めて逢った気がせず 盃交わせば もう飲み仲間  中野船長 ホラ もう一盃 海の話を聞かせておくれ 中野船長 ホラ もう一盃  十九の嫁さん残したまんま 三陸沖であいつの船が 沈んだ夜は泣き明かした 海じゃつらい事などないが こいつはこたえた この俺だって  中野船長 ホラ もう一盃 海の話を聞かせておくれ 中野船長 ホラ もう一盃  海に線引く バカが多くて 近頃海が狭くなったぜ 16トンの俺らの船に あんたも おいでよ身にしむはずさ 海の広さと潮の香りが 中野船長 ホラ もう一盃 今夜ははしゃいで 飲み明かそうぜ 中野船長 ホラ もう一盃
流れのバラード今さら振り向くな 泣き出したあいつなんか 一人芝居で 涙を流し「ごめんなさいね」 は口癖なのさ  今さら思い出すな うつ向いたあいつなんか 口紅厚く ぬりさえすれば 抱いてと気軽に 言えるのさ  あたしが女じゃなかったら あんたと一生つき合えた あたしが本気にならなけりゃ あんたと一生つき合えた  今さら悔やむな 遊びじゃなかったから 流れ流され どこまでゆけば お前によく 似た女に会える  あたしが女じゃなかったら…… お前によく似た女に会える…… あたしが本気にならなけりゃ…… 流れ流され どこまでゆけば…… あんたと一生つき合えた…… お前によく似た女に会える…… あたしが女じゃなかったら…… 流れ流され どこまでゆけば……  あたしが本気にならなけりゃ…… お前によく似た女に会える…… あんたと一生つき合えた…… 流れ流され どこまでゆけば……海援隊武田鉄矢千葉和臣佐孝康夫今さら振り向くな 泣き出したあいつなんか 一人芝居で 涙を流し「ごめんなさいね」 は口癖なのさ  今さら思い出すな うつ向いたあいつなんか 口紅厚く ぬりさえすれば 抱いてと気軽に 言えるのさ  あたしが女じゃなかったら あんたと一生つき合えた あたしが本気にならなけりゃ あんたと一生つき合えた  今さら悔やむな 遊びじゃなかったから 流れ流され どこまでゆけば お前によく 似た女に会える  あたしが女じゃなかったら…… お前によく似た女に会える…… あたしが本気にならなけりゃ…… 流れ流され どこまでゆけば…… あんたと一生つき合えた…… お前によく似た女に会える…… あたしが女じゃなかったら…… 流れ流され どこまでゆけば……  あたしが本気にならなけりゃ…… お前によく似た女に会える…… あんたと一生つき合えた…… 流れ流され どこまでゆけば……
夏祭無病息災爺様音頭歳月は命みのらす私にもやっとみのなり 何のみか じじいの身なり お蔭様じじいに成れた 腹のたつ事は何もなく 運も良く若死にもせず ポチつれて歩く花咲かじじい ヨイショ よいしょ どっこいしょと歩く 花咲かじじい ヨイショ  右 左 人と比べて勝ち負けを付けたがる若さ 若さなどもう懲り懲りで ぶつかれば頭さげましょう 押されたら押されるままに 人は皆ダンスの相手 鬼よ来い 躍る こぶとりじじい ヨイショ  恋しよう今日会う人に じじいには明日は無いのだ 世の中は諦めてから何倍も面白くなる 玉手箱 恨んだりせず 亀探せ いじめられてる ちがう恋しよう浦島じじい ヨイショ そうか そういう事なのか よいしょ どっこいしょと遊べ じいさん達よ 雀のお宿を探しに行こう せっかくじじいに成れたのだから よる年波でサーフィンしましょう海援隊武田鉄矢中牟田俊男海援隊歳月は命みのらす私にもやっとみのなり 何のみか じじいの身なり お蔭様じじいに成れた 腹のたつ事は何もなく 運も良く若死にもせず ポチつれて歩く花咲かじじい ヨイショ よいしょ どっこいしょと歩く 花咲かじじい ヨイショ  右 左 人と比べて勝ち負けを付けたがる若さ 若さなどもう懲り懲りで ぶつかれば頭さげましょう 押されたら押されるままに 人は皆ダンスの相手 鬼よ来い 躍る こぶとりじじい ヨイショ  恋しよう今日会う人に じじいには明日は無いのだ 世の中は諦めてから何倍も面白くなる 玉手箱 恨んだりせず 亀探せ いじめられてる ちがう恋しよう浦島じじい ヨイショ そうか そういう事なのか よいしょ どっこいしょと遊べ じいさん達よ 雀のお宿を探しに行こう せっかくじじいに成れたのだから よる年波でサーフィンしましょう
涙がらがら理由も解らず 走り続けて ふと見上げれば やけに眩しい 空の蒼さに 立ち尽くす ああ やるせないね 胸にしみて ああ 恥かしいね 涙が出るのは 涙がらがら こぼれてしまう きっと何かを 忘れて来たと 心に響いて  人恋しさに振り向いて見れば いつもと同じ 吹き抜ける風は 言葉を消して 空へと帰る ああ 恥かしいね 振り向くなんて ああ こんなに 心が渇くのに 涙がらがら こぼれてしまう 誰かを裏切り 傷つけたと 心に響いて  悩み続けた日々があるから 今はこの腕に かけがえのない優しさだけが 眠りにつくはず ああ 今が全てと思いたい ああ 振り向く勇気も ないほどに 涙がらがら こぼれてしまう 誰かがさよなら 言っていると 心に響いて海援隊中牟田俊男中牟田俊男理由も解らず 走り続けて ふと見上げれば やけに眩しい 空の蒼さに 立ち尽くす ああ やるせないね 胸にしみて ああ 恥かしいね 涙が出るのは 涙がらがら こぼれてしまう きっと何かを 忘れて来たと 心に響いて  人恋しさに振り向いて見れば いつもと同じ 吹き抜ける風は 言葉を消して 空へと帰る ああ 恥かしいね 振り向くなんて ああ こんなに 心が渇くのに 涙がらがら こぼれてしまう 誰かを裏切り 傷つけたと 心に響いて  悩み続けた日々があるから 今はこの腕に かけがえのない優しさだけが 眠りにつくはず ああ 今が全てと思いたい ああ 振り向く勇気も ないほどに 涙がらがら こぼれてしまう 誰かがさよなら 言っていると 心に響いて
二流の人そんなに欲しい天下なら 家康お前にくれてやろう まぐれで勝った関が原 さぞやよろいも 軽かろう せめて百日関が原 続いておればこの天下 オレのものにしていたものを 信長・秀吉・家康と 仕えて戦さに明け暮れた 水の如くと 流れてきたが 今は天下に未練なし 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い  弓もひかずに ただ待つだけで 天下取ったか 家康よ 十万の兵士ひきいて敗れた 石田三成 おろかもの せめてひと月関が原 続いておれば博多から 大阪・京まで攻めこんだ 天下を取れば船を出し バテレンの国や絹の道 ただの一人で かけめぐる それも今は 夢の夢 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い  流れる水に 文字を書く そんなムダな一生さ 人よ笑え二流の人と 今はおのれがあわれなり 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い海援隊武田鉄也中牟田俊男森一美そんなに欲しい天下なら 家康お前にくれてやろう まぐれで勝った関が原 さぞやよろいも 軽かろう せめて百日関が原 続いておればこの天下 オレのものにしていたものを 信長・秀吉・家康と 仕えて戦さに明け暮れた 水の如くと 流れてきたが 今は天下に未練なし 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い  弓もひかずに ただ待つだけで 天下取ったか 家康よ 十万の兵士ひきいて敗れた 石田三成 おろかもの せめてひと月関が原 続いておれば博多から 大阪・京まで攻めこんだ 天下を取れば船を出し バテレンの国や絹の道 ただの一人で かけめぐる それも今は 夢の夢 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い  流れる水に 文字を書く そんなムダな一生さ 人よ笑え二流の人と 今はおのれがあわれなり 黒田官兵衛苦笑い 一生ツキがなかったと 黒田官兵衛苦笑い
初めは小さな舟を漕げ小さき人よ まだ弱き人 初めは小さな舟を漕げ 流れに浮かべば 小舟は揺れて 怯える君を試すだろう 握った櫂を 水面にさして 君が舟を傾けて まっすぐ進む 力はひとり 自分を揺らしてつくりだせ  幼き人よ 夢を追う人 流れに従い舟を漕げ 渦巻く早瀬の 波を浴びても 驚かないで微笑んで 笑顔があれば こわばる肩の 力は消えてしまうから 流されないで 流れるために 櫂を回して舟を漕げ  Row and Row 流れに頼らず Row and Row 流れに乗って Row and Row 流れを(静かに)離れる  未熟な人よ まだ若き人 君を追い越すあの人は 水面に映る 青空の色 濁さず壊さず漕いでゆく 人の心を 横切るように 自分を映して過ぎてゆく 忘れられない人はみんな 自分を映して残さない海援隊武田鉄矢中牟田俊男坂本昌之小さき人よ まだ弱き人 初めは小さな舟を漕げ 流れに浮かべば 小舟は揺れて 怯える君を試すだろう 握った櫂を 水面にさして 君が舟を傾けて まっすぐ進む 力はひとり 自分を揺らしてつくりだせ  幼き人よ 夢を追う人 流れに従い舟を漕げ 渦巻く早瀬の 波を浴びても 驚かないで微笑んで 笑顔があれば こわばる肩の 力は消えてしまうから 流されないで 流れるために 櫂を回して舟を漕げ  Row and Row 流れに頼らず Row and Row 流れに乗って Row and Row 流れを(静かに)離れる  未熟な人よ まだ若き人 君を追い越すあの人は 水面に映る 青空の色 濁さず壊さず漕いでゆく 人の心を 横切るように 自分を映して過ぎてゆく 忘れられない人はみんな 自分を映して残さない
ハックルベリーの夏夏休み僕は最後の日 ひとりで川を上った 飛沫に濡れて岩を飛び越え あの滝を目指した そこにみんなが主と呼ぶ 魔物が棲んでいて つり竿ふたつに折るほどの 虹の色した山女魚 僕は子供だったけれど あいつに挑んだひとりで 遠い夏 故郷の川 流れの下に虹が走った  つり竿振って息ひそめ あいつを探し続けた 日暮れせまるその時 竿が弓なりにしなる 僕を流れに引き込むほど 手強い当たりだった リール巻いて引き寄せれば 水面に波 立ち上がる 僕は子供だったけれど 男らしく闘った 遠い夏 故郷の川 飛沫をあげて虹が躍った  少年のきっと最後の日 僕にはあの日がそう ついにマボロシ釣りあげて 両手で掴んだけれど 身体ごと僕は弾かれて 虹は流れに逃げた あいつに負けて泣きじゃくり あの時 釣りをやめた 僕は子供だったけれど 大人になろうと決めた 遠い夏 あの日から 心のなかに虹が泳いでる  僕は大人になったけれど あの夏の あの日だけ 少年の時のまま 虹の色した 夢を探してる海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊夏休み僕は最後の日 ひとりで川を上った 飛沫に濡れて岩を飛び越え あの滝を目指した そこにみんなが主と呼ぶ 魔物が棲んでいて つり竿ふたつに折るほどの 虹の色した山女魚 僕は子供だったけれど あいつに挑んだひとりで 遠い夏 故郷の川 流れの下に虹が走った  つり竿振って息ひそめ あいつを探し続けた 日暮れせまるその時 竿が弓なりにしなる 僕を流れに引き込むほど 手強い当たりだった リール巻いて引き寄せれば 水面に波 立ち上がる 僕は子供だったけれど 男らしく闘った 遠い夏 故郷の川 飛沫をあげて虹が躍った  少年のきっと最後の日 僕にはあの日がそう ついにマボロシ釣りあげて 両手で掴んだけれど 身体ごと僕は弾かれて 虹は流れに逃げた あいつに負けて泣きじゃくり あの時 釣りをやめた 僕は子供だったけれど 大人になろうと決めた 遠い夏 あの日から 心のなかに虹が泳いでる  僕は大人になったけれど あの夏の あの日だけ 少年の時のまま 虹の色した 夢を探してる
初恋のいた場所陽差しのように あなたはやって来たのです 微笑みながら 私を照らして 行ったのです 生まれて初めて 海を見た子供のように 立ち尽くしていた あの初恋の 来た道で  あなたでなければ みんなと一緒に 行きすぎた 愛したときから みんなと別れて ひとりきり あれが私の 始まりでした 今もぼんやり 陽のあたる ほら あそこです 初恋のいた場所は  散る花のように あなたはやって来たのです ただ一面に 私に積もって いったのです 騒がしかった 心は 雪の夜のように 静まり返った あの初恋の 来た道で  見わたす限りの 空に誓った ただひとつ 涙の準備は していますから 愛します あの時 私は 清らかでした 今もかすかに 風の吹く ほら あそこです 初恋のいた場所は  生きてゆくうちに 心は少し 濁ったけど だけどあなたの いた場所だけは あの時のまま 少年のまま 澄み切っている あの日々の あなたを見つめ ひとり たたずむ 初恋のいた場所に 今も忘れない 初恋のいた場所は海援隊武田鉄矢千葉和臣若草恵陽差しのように あなたはやって来たのです 微笑みながら 私を照らして 行ったのです 生まれて初めて 海を見た子供のように 立ち尽くしていた あの初恋の 来た道で  あなたでなければ みんなと一緒に 行きすぎた 愛したときから みんなと別れて ひとりきり あれが私の 始まりでした 今もぼんやり 陽のあたる ほら あそこです 初恋のいた場所は  散る花のように あなたはやって来たのです ただ一面に 私に積もって いったのです 騒がしかった 心は 雪の夜のように 静まり返った あの初恋の 来た道で  見わたす限りの 空に誓った ただひとつ 涙の準備は していますから 愛します あの時 私は 清らかでした 今もかすかに 風の吹く ほら あそこです 初恋のいた場所は  生きてゆくうちに 心は少し 濁ったけど だけどあなたの いた場所だけは あの時のまま 少年のまま 澄み切っている あの日々の あなたを見つめ ひとり たたずむ 初恋のいた場所に 今も忘れない 初恋のいた場所は
花いちもんめ十四の春にした恋は まるで夕焼けちぎれ雲 あなたの白い指先を 僕は見つめているばかり 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻  二十の秋にした恋は まるで汚れたみぞれ雨 あなたが言ったさよならに 笑顔を作れぬ僕でした 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻  季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻 呼んでももどらぬ恋ばかり 花いちもんめの悔しさよ それでもさみしい夜くれば 花いちもんめを唄います海援隊武田鉄矢千葉和臣十四の春にした恋は まるで夕焼けちぎれ雲 あなたの白い指先を 僕は見つめているばかり 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻  二十の秋にした恋は まるで汚れたみぞれ雨 あなたが言ったさよならに 笑顔を作れぬ僕でした 季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻  季節の中を過ぎていった あの人どこまで行ったやら あゝ あの人今は誰の妻 呼んでももどらぬ恋ばかり 花いちもんめの悔しさよ それでもさみしい夜くれば 花いちもんめを唄います
母に捧げるバラードGOLD LYLIC[語り] お母さん今僕は思っています 僕に故郷なんかなくなってしまったんじゃないかと そしてひとつ残っている故郷があるとすれば お母さんそれはあなた自身です あなたは何から何まで故郷そのものです 今ここでこうして静かに目を閉じていると お母さんあなたの声が聞こえてくるんです お母さんの声が聞こえてくるんです  今も聞こえるあのおふくろの声 僕に人生を教えてくれた優しいおふくろ  [語り] コラッ 鉄矢 何ばしょうとかねこの子はテレッとして 早うおまえ学校いってこんかおまえ 近所の人からいつもおまえ何て噂されようか知っとうとか タバコ屋の武田方の息子はフォークソングぐるいの おまえバカ息子バカ息子って 噂されよっつお ほんなこっそれにおまえ いつもつまらん女にばっかり騙されておろうが 最近の女はネェあんたチチバンドの中に クラゲの頭のごとあんた男をたぶらかすばっかし 早く学校へ行ってこんかこのバカちんがクサッ 待て待て鉄矢おまえまたタバコばっ黙って持っていきよるが ほんなこつ腹のたつ 家の稼業がタバコ屋からってこの子は 小学校4年の時からタバコの味覚えて中学校1年の 歯の検査の前おまえザクトライオンで 一生懸命おまえ歯のウラオモテ磨くだろうが まだわからんとか かあちゃんがこのタバコ屋を経営するために どげん苦労しょうか 血と汗と涙で汚れた女の半生がまだわからんとかこんな事が 行ってこいあんた何処へでも行ってきなさい かあちゃんあんたの事は息子がおらん事になっても何も寂しゅなかよ 鉄矢ひとつだけ言うとくがなあ人さまの世の中でたら 働け働け働け鉄矢働いて働いて働きぬいて休みたいとか遊びたいとか そんな事おまえいっぺんでも思うてみろ そん時はそん時は死ねそれが人間ぞそれが男ぞ おまえも故郷をすてて花の都へ出てゆくかぎりは誰にも負けたらつまらん 輝く日本の星となって帰ってこい 行ってこいあんた何処へでも行ってきなさい  今も聞こえるあのおふくろの声 僕に人生を教えてくれた優しいおふくろGOLD LYLIC海援隊武田鉄矢海援隊[語り] お母さん今僕は思っています 僕に故郷なんかなくなってしまったんじゃないかと そしてひとつ残っている故郷があるとすれば お母さんそれはあなた自身です あなたは何から何まで故郷そのものです 今ここでこうして静かに目を閉じていると お母さんあなたの声が聞こえてくるんです お母さんの声が聞こえてくるんです  今も聞こえるあのおふくろの声 僕に人生を教えてくれた優しいおふくろ  [語り] コラッ 鉄矢 何ばしょうとかねこの子はテレッとして 早うおまえ学校いってこんかおまえ 近所の人からいつもおまえ何て噂されようか知っとうとか タバコ屋の武田方の息子はフォークソングぐるいの おまえバカ息子バカ息子って 噂されよっつお ほんなこっそれにおまえ いつもつまらん女にばっかり騙されておろうが 最近の女はネェあんたチチバンドの中に クラゲの頭のごとあんた男をたぶらかすばっかし 早く学校へ行ってこんかこのバカちんがクサッ 待て待て鉄矢おまえまたタバコばっ黙って持っていきよるが ほんなこつ腹のたつ 家の稼業がタバコ屋からってこの子は 小学校4年の時からタバコの味覚えて中学校1年の 歯の検査の前おまえザクトライオンで 一生懸命おまえ歯のウラオモテ磨くだろうが まだわからんとか かあちゃんがこのタバコ屋を経営するために どげん苦労しょうか 血と汗と涙で汚れた女の半生がまだわからんとかこんな事が 行ってこいあんた何処へでも行ってきなさい かあちゃんあんたの事は息子がおらん事になっても何も寂しゅなかよ 鉄矢ひとつだけ言うとくがなあ人さまの世の中でたら 働け働け働け鉄矢働いて働いて働きぬいて休みたいとか遊びたいとか そんな事おまえいっぺんでも思うてみろ そん時はそん時は死ねそれが人間ぞそれが男ぞ おまえも故郷をすてて花の都へ出てゆくかぎりは誰にも負けたらつまらん 輝く日本の星となって帰ってこい 行ってこいあんた何処へでも行ってきなさい  今も聞こえるあのおふくろの声 僕に人生を教えてくれた優しいおふくろ
遙かなる人夕暮れの空まで 真っ直ぐに 駆けてきた 広げた本は 机に置いたまま 流れる雲に 憧れを語れば 遙かなる人の 声が届く 本など広げて 言葉を探すより 人は空を見上げている方が ずっと 賢くなれるんだと 遙かなる人の 声が僕に届く  冷たい雨の中 ひとりで歩いた もらった手紙を 小さく破いて 降りしきる雨に 悲しみを語れば 遙かなる人の 声が届く 恋に悩んで 考えこむより 汗を飛ばして 走ってみろよ ただの水さえ美味く飲めるからと 遙かなる人の 声が僕に届く  旅行く者達が 美しく見えるのは もっと遠くを 目指しているからだ 立っているより 歩いてみることだ 遙かなる人の 声が僕に届く海援隊武田鉄矢中牟田俊男夕暮れの空まで 真っ直ぐに 駆けてきた 広げた本は 机に置いたまま 流れる雲に 憧れを語れば 遙かなる人の 声が届く 本など広げて 言葉を探すより 人は空を見上げている方が ずっと 賢くなれるんだと 遙かなる人の 声が僕に届く  冷たい雨の中 ひとりで歩いた もらった手紙を 小さく破いて 降りしきる雨に 悲しみを語れば 遙かなる人の 声が届く 恋に悩んで 考えこむより 汗を飛ばして 走ってみろよ ただの水さえ美味く飲めるからと 遙かなる人の 声が僕に届く  旅行く者達が 美しく見えるのは もっと遠くを 目指しているからだ 立っているより 歩いてみることだ 遙かなる人の 声が僕に届く
春は南から春は はるか南の海の彼方から 甘い潮の香りにのってやってくる 幼い頃にかけた田んぼ道 春が来ただろう菜の花畑 それでももどれぬ 今ははぐれどり  南の風の吹く頃 思い出すのは 緑 しげるふるさと 風の吹く丘 しかくい窓を見上げ ひざかかえ 闘い敗れたこの僕にも 春がやってきたのか 窓の中にだけ  南の空へとんで帰るにも 翼なくした はぐれどりよ お前も一緒に泣いてくれるのか海援隊井上良介井上良介春は はるか南の海の彼方から 甘い潮の香りにのってやってくる 幼い頃にかけた田んぼ道 春が来ただろう菜の花畑 それでももどれぬ 今ははぐれどり  南の風の吹く頃 思い出すのは 緑 しげるふるさと 風の吹く丘 しかくい窓を見上げ ひざかかえ 闘い敗れたこの僕にも 春がやってきたのか 窓の中にだけ  南の空へとんで帰るにも 翼なくした はぐれどりよ お前も一緒に泣いてくれるのか
Bad Boyくわえた タバコの煙に 目を細め スロットマシンの前にあいつ一人 何度も 何度も コインを投げこみ レバーを引いても 夢はおちてこない  いつもそうなんだと あいつのひとり言 無理して笑った あいつの唇 さびしすぎるんだ 夜更けのゲームコーナーは 街から捨てられたあいつ一人じゃ  故郷から手紙もこない 今夜はあの娘の姿も見えない しゃべらなくてもいいけれど 誰かそばにいてくれよ 悲しくないってあいつのひとり言 泣いてるようなあいつの瞳 スロットマシンをこぶしで打ち くわえタバコのあいつは一人  いつもそうなんだと あいつのひとり言 無理して笑った あいつの唇 さびしすぎるんだ 夜更けのゲームコーナーは 街から捨てられたあいつ一人じゃ海援隊武田鉄矢堀内孝雄佐孝康夫くわえた タバコの煙に 目を細め スロットマシンの前にあいつ一人 何度も 何度も コインを投げこみ レバーを引いても 夢はおちてこない  いつもそうなんだと あいつのひとり言 無理して笑った あいつの唇 さびしすぎるんだ 夜更けのゲームコーナーは 街から捨てられたあいつ一人じゃ  故郷から手紙もこない 今夜はあの娘の姿も見えない しゃべらなくてもいいけれど 誰かそばにいてくれよ 悲しくないってあいつのひとり言 泣いてるようなあいつの瞳 スロットマシンをこぶしで打ち くわえタバコのあいつは一人  いつもそうなんだと あいつのひとり言 無理して笑った あいつの唇 さびしすぎるんだ 夜更けのゲームコーナーは 街から捨てられたあいつ一人じゃ
パラオ ゼロファイターこんなところで翼をひろげ 眠っているのか 緑のゼロファイター 南の魚たちが 翼の上を過ぎる 透き通った海に 緑のゼロファイター 空を飛ぶ為に 生まれてきたんだろう それがどうして 海の底にいるのか 戦さは とうの昔 敗れて終ったのだ 守るべき人達も お前を忘れたのだ 一筋の煙 空にひいて落ち 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター  折れた翼に 波は白く打ち 空の夢をみるか 緑のゼロファイター お前を操り 空を翔けた人は どこへ消えたか 緑のゼロファイター 空からその人と ここへ落ちて来たんだろう それでその人は 死んだのですか 戦さとはいえ 長閑な この海では 死ぬきもせぬのに 眼を閉じたのだ 白い飛沫をあげて 海へ落ちて沈み 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター  海の底を 空だと夢見るのか 珊瑚は雲なのか 緑のゼロファイター海援隊武田鉄矢千葉和臣桜庭伸幸こんなところで翼をひろげ 眠っているのか 緑のゼロファイター 南の魚たちが 翼の上を過ぎる 透き通った海に 緑のゼロファイター 空を飛ぶ為に 生まれてきたんだろう それがどうして 海の底にいるのか 戦さは とうの昔 敗れて終ったのだ 守るべき人達も お前を忘れたのだ 一筋の煙 空にひいて落ち 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター  折れた翼に 波は白く打ち 空の夢をみるか 緑のゼロファイター お前を操り 空を翔けた人は どこへ消えたか 緑のゼロファイター 空からその人と ここへ落ちて来たんだろう それでその人は 死んだのですか 戦さとはいえ 長閑な この海では 死ぬきもせぬのに 眼を閉じたのだ 白い飛沫をあげて 海へ落ちて沈み 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター  海の底を 空だと夢見るのか 珊瑚は雲なのか 緑のゼロファイター
光と風の中に光と風の中に女の子の笑い声 ピンクのお皿に砂の御飯食べている 打ち寄せる光と風の波に 山吹の花ビラ 飛ばしている  光と風の中に娘一人泪ぐみ 夜霧にぬれたレンゲ草(はな)つんでいる 命をかけた恋だから 捨てに来ました面影をこの川原に  光と風の中に女一人 たたずんで 苦しみ刻んだ顔と疲れたひとみを 沈む夕陽に染めながら 遠い日々に消えていった 自分と話しているのだろうか海援隊武田鉄矢千葉和臣光と風の中に女の子の笑い声 ピンクのお皿に砂の御飯食べている 打ち寄せる光と風の波に 山吹の花ビラ 飛ばしている  光と風の中に娘一人泪ぐみ 夜霧にぬれたレンゲ草(はな)つんでいる 命をかけた恋だから 捨てに来ました面影をこの川原に  光と風の中に女一人 たたずんで 苦しみ刻んだ顔と疲れたひとみを 沈む夕陽に染めながら 遠い日々に消えていった 自分と話しているのだろうか
人としてGOLD LYLIC遠くまで見える道で 君の手を握りしめた 手渡す言葉も 何もないけど 思いのままに生きられず 心に石の礫なげて 自分を苦しめた 愚かさに気付く 私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ  人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない  夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに 途切れてしまう ひざを抱えて うつむくことばかり 鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど 翼は愚かな あこがれと気付く 私は大地に影おとし 歩く人なんだ  人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない それでも人しか 愛せないGOLD LYLIC海援隊武田鉄矢中牟田俊男遠くまで見える道で 君の手を握りしめた 手渡す言葉も 何もないけど 思いのままに生きられず 心に石の礫なげて 自分を苦しめた 愚かさに気付く 私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ  人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない  夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに 途切れてしまう ひざを抱えて うつむくことばかり 鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど 翼は愚かな あこがれと気付く 私は大地に影おとし 歩く人なんだ  人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか 愛せない それでも人しか 愛せない
人に生まれて鳥はじぶんを鳥とは知らず 空を見つめて 飛ばずにいられない 花はなんの花かわが名も知らず 春になったら 咲かずにいられない 私はせっかく人に生まれて 恋をせずにはいられなかった こんな悲しい顔するために 人に生まれてきたわけじゃない  流れる水に魚が泳ぐ 行方も知らずに 遊び続けてる 川は流れてどこへゆくのか 何も知らずに海へと急いでる 私はせっかく人に生まれて あなたと知り合い迷ってばかり 海を知らずに川は走るけど あなた見つめて私は石のよう  私はせっかく人に生まれて 鳥や花など羨むものか 私は私になるために 人に生まれてきたのです海援隊武田鉄矢中牟田俊男鳥はじぶんを鳥とは知らず 空を見つめて 飛ばずにいられない 花はなんの花かわが名も知らず 春になったら 咲かずにいられない 私はせっかく人に生まれて 恋をせずにはいられなかった こんな悲しい顔するために 人に生まれてきたわけじゃない  流れる水に魚が泳ぐ 行方も知らずに 遊び続けてる 川は流れてどこへゆくのか 何も知らずに海へと急いでる 私はせっかく人に生まれて あなたと知り合い迷ってばかり 海を知らずに川は走るけど あなた見つめて私は石のよう  私はせっかく人に生まれて 鳥や花など羨むものか 私は私になるために 人に生まれてきたのです
一人ぼっちの軍隊昔 僕が 僕らしく 流す涙を 信じられた時 僕は君なんか 信じなかったよ  大きなポケットに何も入れないで たった 一人で 生きていた時 僕は君なんか 愛さなかったよ  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  君が僕から去って行けば 何もかもが消えてしまう  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  俺を愛していたんじゃなくて 俺を愛してみたかっただけさ 俺を信じていたんじゃなくて 俺を信じてみたかっただけさ海援隊武田鉄矢千葉和臣昔 僕が 僕らしく 流す涙を 信じられた時 僕は君なんか 信じなかったよ  大きなポケットに何も入れないで たった 一人で 生きていた時 僕は君なんか 愛さなかったよ  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  君が僕から去って行けば 何もかもが消えてしまう  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  君を愛していたんじゃなくて 君を愛してみたかっただけさ 君を信じていたんじゃなくて 君を信じてみたかっただけさ  俺を愛していたんじゃなくて 俺を愛してみたかっただけさ 俺を信じていたんじゃなくて 俺を信じてみたかっただけさ
漂流船月は東に流れ 夜明けを知らせる風に ゆきずりの女の影が ひっそり揺れている 泣いているのか その女は ただ うつ向いたまま  フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ  花は雲間に咲いて 年月を越えてく夢か 帰る入江を持たない 心にも夏が来る めぐりめぐれば この海も ただ ひとつの水さ  フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ海援隊三浦徳子千葉和臣月は東に流れ 夜明けを知らせる風に ゆきずりの女の影が ひっそり揺れている 泣いているのか その女は ただ うつ向いたまま  フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ  花は雲間に咲いて 年月を越えてく夢か 帰る入江を持たない 心にも夏が来る めぐりめぐれば この海も ただ ひとつの水さ  フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ 明日は嵐も止むだろう フォー エヴァー グリーン 涙を拭けよ おれも おまえも 漂よう船さ
ビアンカの奇跡遥か遠き海の彼方に麗しき街あり 街一番の貧しい娘はその名もビアンカ ビアンカの夢 夏の祭りでひと夜踊ること だけど祭りの衣裳が買えずにひとり泣いてた  やせた畑で花を育てて街へ売りにゆく いつもコインを投げて花束買ってくれる人 彼が振り向く素敵な衣裳を お恵みください 教会へゆきサンタマリアに祈り続けた  森に咲いてるすべての花を 貴方に捧げますから 祈りとどけと涙を流し 花摘むビアンカ 珈琲色の若い肌には汗が輝き 遠く聞こえる祭りのリズムに裸で踊りだす  その日起こった出来事はもうマリアの奇跡 踊るビアンカ甘き香りの汗に群がる 一・十・百・千・万の蝶々は宝石の色 世界でひとつ蝶の衣裳をまとったビアンカ  街の通りに蝶の衣裳の天使が現れ 道行く人は二つに割れて十字をきった 踊る天使に降り注ぐ花ひとり駆け寄る あの若者が花束捧げて叫んだビアンカ  恋する女よ おまえが探し続ける恋の衣裳は 天の国にてサンタマリアが 紡ぎ織り給う 愛する女泣かずに踊れ ビアンカと共に サンタマリアは微笑給う ビアンカと共に海援隊武田鉄矢千葉和臣坂本昌之遥か遠き海の彼方に麗しき街あり 街一番の貧しい娘はその名もビアンカ ビアンカの夢 夏の祭りでひと夜踊ること だけど祭りの衣裳が買えずにひとり泣いてた  やせた畑で花を育てて街へ売りにゆく いつもコインを投げて花束買ってくれる人 彼が振り向く素敵な衣裳を お恵みください 教会へゆきサンタマリアに祈り続けた  森に咲いてるすべての花を 貴方に捧げますから 祈りとどけと涙を流し 花摘むビアンカ 珈琲色の若い肌には汗が輝き 遠く聞こえる祭りのリズムに裸で踊りだす  その日起こった出来事はもうマリアの奇跡 踊るビアンカ甘き香りの汗に群がる 一・十・百・千・万の蝶々は宝石の色 世界でひとつ蝶の衣裳をまとったビアンカ  街の通りに蝶の衣裳の天使が現れ 道行く人は二つに割れて十字をきった 踊る天使に降り注ぐ花ひとり駆け寄る あの若者が花束捧げて叫んだビアンカ  恋する女よ おまえが探し続ける恋の衣裳は 天の国にてサンタマリアが 紡ぎ織り給う 愛する女泣かずに踊れ ビアンカと共に サンタマリアは微笑給う ビアンカと共に
風景詩舞い上がる 鳥たちは 影を残して まっすぐ空へとかけてゆく ベンチの隅で ぼくは ぼくの影見つめて ひとり 動かない  あふれそうな 悲しみがあるけど 今日は心を 濡らしたくない 陽差しの中で 影が揺れるのは 悲しみが空へ 帰るから この陽差しの中に もう少しいれば 悲しみが少し 乾くだろう  噴水の水が 背のびをする 光るしぶきを 振り撒いて 年老いた男は 煙草をくわえて 芝生の上から ながめてる  生きてる者の 影は動かない それは悲しみが 重いからだろう そんなに重い 影なんか 持ちたくないと ぼくは 動かない タ暮れが来るまで ここにいよう ぼくの影が 闇で消えるまで  あふれそうな 悲しみがあるけど 今日は心を 濡らしたくない 陽差しの中で 影が揺れるのは 悲しみが空へ 帰るから この陽差しの中に もう少しいれば 悲しみが少し 乾くだろう海援隊武田鉄矢中牟田俊男舞い上がる 鳥たちは 影を残して まっすぐ空へとかけてゆく ベンチの隅で ぼくは ぼくの影見つめて ひとり 動かない  あふれそうな 悲しみがあるけど 今日は心を 濡らしたくない 陽差しの中で 影が揺れるのは 悲しみが空へ 帰るから この陽差しの中に もう少しいれば 悲しみが少し 乾くだろう  噴水の水が 背のびをする 光るしぶきを 振り撒いて 年老いた男は 煙草をくわえて 芝生の上から ながめてる  生きてる者の 影は動かない それは悲しみが 重いからだろう そんなに重い 影なんか 持ちたくないと ぼくは 動かない タ暮れが来るまで ここにいよう ぼくの影が 闇で消えるまで  あふれそうな 悲しみがあるけど 今日は心を 濡らしたくない 陽差しの中で 影が揺れるのは 悲しみが空へ 帰るから この陽差しの中に もう少しいれば 悲しみが少し 乾くだろう
フォークソングまだ唇に歌があります 青春のフォークソングです 十七の夏 初めて聞いた 放課後の渡り廊下で 聞いてるうちに知らず唄ってた くり返し帰り道でも 初めて僕は 僕の歌聞いて 寂しい声の奴と知りました  まだ唇に歌があります 遠い日のそれはラブソング 二十歳の冬 ドジな恋をして ヘタクソな歌の詞を書いた でも仲間たちメロディーくれて 唄ったら声が寄りそう 息を合わせて 歌うたう時 僕を忘れて僕等になれました  そして唇の歌と歩き出し 遥かな旅をしています ライバル達に 負けたくなくて イライラと鬼の目をしたり まばらな客に拍手もらえずに 木枯らしの溜息ついた でも僕等の歌は僕たちよりも 旅するうちに強くなりました  まだ唇に歌があります 年老いたフォークソングです 時代遅れで 流行に乗れず 不器用な古き歌ですが 自分のために歌は唄わない 祈ること誰かのために 歌に託した思いは一つ それは三人で決めた事です  まだ唇に歌があります 唄いますフォークソングです海援隊武田鉄矢中牟田俊男海援隊まだ唇に歌があります 青春のフォークソングです 十七の夏 初めて聞いた 放課後の渡り廊下で 聞いてるうちに知らず唄ってた くり返し帰り道でも 初めて僕は 僕の歌聞いて 寂しい声の奴と知りました  まだ唇に歌があります 遠い日のそれはラブソング 二十歳の冬 ドジな恋をして ヘタクソな歌の詞を書いた でも仲間たちメロディーくれて 唄ったら声が寄りそう 息を合わせて 歌うたう時 僕を忘れて僕等になれました  そして唇の歌と歩き出し 遥かな旅をしています ライバル達に 負けたくなくて イライラと鬼の目をしたり まばらな客に拍手もらえずに 木枯らしの溜息ついた でも僕等の歌は僕たちよりも 旅するうちに強くなりました  まだ唇に歌があります 年老いたフォークソングです 時代遅れで 流行に乗れず 不器用な古き歌ですが 自分のために歌は唄わない 祈ること誰かのために 歌に託した思いは一つ それは三人で決めた事です  まだ唇に歌があります 唄いますフォークソングです
冬じたく冬のしたくに さてもうひと仕事 日暮れの庭で薪を割る 軒に吊るした干し柿赤く熟れ 道行く人の息白く 人は生きてゆく生きねばならぬ だから吐息で指温めて 陽のあるうちに此処で冬じたく  今年初めて焚いたストーブの傍 病の友へ便り書く 春に逢おうとただそれだけ書いて あとは桜の花描く 人は老いてゆく老いねばならぬ やっと静かになれたのだから 木枯らし聞いて此処で冬じたく  名刺の肩書き黒くペンで塗り消し 笑って差し出す人がいた 挨拶がわりに庭の隅の畑の とれたてジャガイモおすそ分け 人は降りてゆく降りねばならぬ 無事に降りれば登った山を 麓で見上げて私冬じたく 此処で冬じたく海援隊武田鉄矢千葉和臣海援隊冬のしたくに さてもうひと仕事 日暮れの庭で薪を割る 軒に吊るした干し柿赤く熟れ 道行く人の息白く 人は生きてゆく生きねばならぬ だから吐息で指温めて 陽のあるうちに此処で冬じたく  今年初めて焚いたストーブの傍 病の友へ便り書く 春に逢おうとただそれだけ書いて あとは桜の花描く 人は老いてゆく老いねばならぬ やっと静かになれたのだから 木枯らし聞いて此処で冬じたく  名刺の肩書き黒くペンで塗り消し 笑って差し出す人がいた 挨拶がわりに庭の隅の畑の とれたてジャガイモおすそ分け 人は降りてゆく降りねばならぬ 無事に降りれば登った山を 麓で見上げて私冬じたく 此処で冬じたく
故郷未だ忘れ難く東へ走る夜汽車の音に ついつい誘われ 家を出て 気付いて見たら 一人ぼっちで 見知らぬ街にいた  夢のように流れる月日に 追われ追われて半歳すぎ 街の風にも何とか慣れた ひとりすましていたが  心の中まで吹き込む風が 思い出の風鈴揺らします 故郷未だ忘れ難く 酒さえ飲まなきゃやさしい親父(おやじ) 故郷未だ忘れ難く 殴られた痛みも忘れました  雨の降る日にとどいた手紙 久し降りのあなたから 忘れかけた人だからと なつかしさだけで読み出すと 三年たったら帰って来てね インクの文字がにじんでいます  故郷未だ忘れ難く 俺のことなど忘れておくれ 故郷未だ忘れ難く 手紙を抱きしめ 泣きました海援隊武田鉄矢中牟田俊男海援隊東へ走る夜汽車の音に ついつい誘われ 家を出て 気付いて見たら 一人ぼっちで 見知らぬ街にいた  夢のように流れる月日に 追われ追われて半歳すぎ 街の風にも何とか慣れた ひとりすましていたが  心の中まで吹き込む風が 思い出の風鈴揺らします 故郷未だ忘れ難く 酒さえ飲まなきゃやさしい親父(おやじ) 故郷未だ忘れ難く 殴られた痛みも忘れました  雨の降る日にとどいた手紙 久し降りのあなたから 忘れかけた人だからと なつかしさだけで読み出すと 三年たったら帰って来てね インクの文字がにじんでいます  故郷未だ忘れ難く 俺のことなど忘れておくれ 故郷未だ忘れ難く 手紙を抱きしめ 泣きました
ブラック・マジック・オールド・マンさみしい男が人目をしのんで やっと手にしたあこがれの本 よろこびいさんで聞いて見たら 黒いインクの笑い声 Black magic old man お前のしわざ Black magic old man スミぬり男 サド・マゾ・マガジン・バラ族 ホット・ピンキー・ダンティー・週刊実話 めくれど めくれど 何にも見えず つばをつけても全然落ちず シンナーでこすればピリッと破れ 一人泣きだす 下宿のベッド  世間の風に疲れた男が 夢を欲しさに映画館 ところが美女の股グラあたり 見せてなるかと蝶々がひらひら Black magic old man スミぬり男 Black magic old man お前のしわざ 暑いもだえにダーティーマリー 極秘真赤なインマののたうち 声はすれども姿は見えず ひとみこすれど 全然見えず 席を変われど努力のかいなく 一人泣きだす 闇の中  右手に小さなマジック持って 左に大きな虫メガネ持って 猥褻むだ毛を見せてはなるかと 神にさからうモラルの男 Black magic old man 不思議な男 Black magic old man スミぬり男 神様創った大事な物が そんなにばっちいものなのですか あんた一人がゆっくりながめ ニタニタ笑って消してるのなら 俺も手伝う仲間に入れてよ どうぞお願い正義の味方  日本の労働者諸君 共に歌いましょう 我等はネリマ変態倶楽部 んが~海援隊武田鉄矢千葉和臣さみしい男が人目をしのんで やっと手にしたあこがれの本 よろこびいさんで聞いて見たら 黒いインクの笑い声 Black magic old man お前のしわざ Black magic old man スミぬり男 サド・マゾ・マガジン・バラ族 ホット・ピンキー・ダンティー・週刊実話 めくれど めくれど 何にも見えず つばをつけても全然落ちず シンナーでこすればピリッと破れ 一人泣きだす 下宿のベッド  世間の風に疲れた男が 夢を欲しさに映画館 ところが美女の股グラあたり 見せてなるかと蝶々がひらひら Black magic old man スミぬり男 Black magic old man お前のしわざ 暑いもだえにダーティーマリー 極秘真赤なインマののたうち 声はすれども姿は見えず ひとみこすれど 全然見えず 席を変われど努力のかいなく 一人泣きだす 闇の中  右手に小さなマジック持って 左に大きな虫メガネ持って 猥褻むだ毛を見せてはなるかと 神にさからうモラルの男 Black magic old man 不思議な男 Black magic old man スミぬり男 神様創った大事な物が そんなにばっちいものなのですか あんた一人がゆっくりながめ ニタニタ笑って消してるのなら 俺も手伝う仲間に入れてよ どうぞお願い正義の味方  日本の労働者諸君 共に歌いましょう 我等はネリマ変態倶楽部 んが~
ヘミングウェイをきどってへミングウェイをひとりきどって 丸太を割って薪にしよう そして夕暮れの浜辺に積み上げ 星を合図に炎をたこう ヘミングウェイをひとりきどって 竹の筒にウイスキー入れて それを炎で温めて 自分の影とふたりで飲もう 死んだ友達憎んだ女達 炎の向こうに座ってくれ 声ある声あるならば乾杯と言え  ヘミングウェイをひとりきどって 炎に想い出投げ込もう そして火の粉を夜空に上げて 星の仲間にしてやろう ヘミングウェイをひとりきどって 年をとったと静かに笑おう そして心は冬支度 唇だけには春の歌 老いぼれヒーロー汚れたヒロイン 炎の向こうで休んでくれ さらばさらば青春と祝ってくれ  そして夜に つつまれて 夢をみるから 眠らない 疲れたランナー 倒れたチャンピオン 炎の向こうで叫んでくれ まだだまだ負けてはいないと たちあがってくれ海援隊武田鉄矢中牟田俊男へミングウェイをひとりきどって 丸太を割って薪にしよう そして夕暮れの浜辺に積み上げ 星を合図に炎をたこう ヘミングウェイをひとりきどって 竹の筒にウイスキー入れて それを炎で温めて 自分の影とふたりで飲もう 死んだ友達憎んだ女達 炎の向こうに座ってくれ 声ある声あるならば乾杯と言え  ヘミングウェイをひとりきどって 炎に想い出投げ込もう そして火の粉を夜空に上げて 星の仲間にしてやろう ヘミングウェイをひとりきどって 年をとったと静かに笑おう そして心は冬支度 唇だけには春の歌 老いぼれヒーロー汚れたヒロイン 炎の向こうで休んでくれ さらばさらば青春と祝ってくれ  そして夜に つつまれて 夢をみるから 眠らない 疲れたランナー 倒れたチャンピオン 炎の向こうで叫んでくれ まだだまだ負けてはいないと たちあがってくれ
星のエレジー風が吹いてる 夜更けの駅に 肩をすぼめた男が一人 北へ行く 夜汽車を見つめて佇み 故郷はるか 緑に抱かれ 眠っているのか 星空の下  風が吹いてる 夜更けの街を 自転車おして 男が帰る 北へ行く 夜汽車に背を向け歩き 遠ざかる汽車がつらい いとしい人よ どんな寝顔で 眠っているのか 星空の下  北へ行く 夜汽車のともしび消えて 星空と男がのこる 恨んだはずのおやじのことも 今は許せる星降る夜は海援隊武田鉄矢千葉和臣風が吹いてる 夜更けの駅に 肩をすぼめた男が一人 北へ行く 夜汽車を見つめて佇み 故郷はるか 緑に抱かれ 眠っているのか 星空の下  風が吹いてる 夜更けの街を 自転車おして 男が帰る 北へ行く 夜汽車に背を向け歩き 遠ざかる汽車がつらい いとしい人よ どんな寝顔で 眠っているのか 星空の下  北へ行く 夜汽車のともしび消えて 星空と男がのこる 恨んだはずのおやじのことも 今は許せる星降る夜は
ほととぎす季節はずれなのは ほととぎす 誰が笑ってるも 知らぬまま 咽に血吐みせて狂いなく あわれ あわれ 山のほととぎす  もうすぐだね 君の家まで  雨が濡らすだけの 田植え唄 黒い牛の背に乗った人 空はみてるだけでこわれそう 長い終わりのない 田植え唄  もうすぐだね 君の家まで  何処へ流れて行く 天の川 渡る船のような流れ星 ぼくの二つの目で 見えるもの 全部 流せ流せ 天の川海援隊井上陽水井上陽水季節はずれなのは ほととぎす 誰が笑ってるも 知らぬまま 咽に血吐みせて狂いなく あわれ あわれ 山のほととぎす  もうすぐだね 君の家まで  雨が濡らすだけの 田植え唄 黒い牛の背に乗った人 空はみてるだけでこわれそう 長い終わりのない 田植え唄  もうすぐだね 君の家まで  何処へ流れて行く 天の川 渡る船のような流れ星 ぼくの二つの目で 見えるもの 全部 流せ流せ 天の川
僕だけの愛の唄君の前で心をこめて唄うつもりだった愛の唄 それが本当の愛の唄だと感違いしていたバカな僕 そんな愛の唄は君の愛を ただ人の前で 見せびらかすだけのものだったのさ 俺はこんなに君から愛されて居るんだと 得意げに唄った僕 それが本当の愛の唄だと思いこんでしまった僕  どんな大声で僕をののしってもいいんだよ 僕はみさげた奴なんだから 君が去ってしまった冬の公園で 信じる事さえ愛する事もやめた僕 ほこりをかぶったギターを手にしてたった一人 誰も聞いてはくれないけれど 君さえも聞いてはくれないけれど 僕は今唄う 僕だけの愛の唄 ウウウー 僕だけの愛の唄海援隊武田鉄矢千葉和臣君の前で心をこめて唄うつもりだった愛の唄 それが本当の愛の唄だと感違いしていたバカな僕 そんな愛の唄は君の愛を ただ人の前で 見せびらかすだけのものだったのさ 俺はこんなに君から愛されて居るんだと 得意げに唄った僕 それが本当の愛の唄だと思いこんでしまった僕  どんな大声で僕をののしってもいいんだよ 僕はみさげた奴なんだから 君が去ってしまった冬の公園で 信じる事さえ愛する事もやめた僕 ほこりをかぶったギターを手にしてたった一人 誰も聞いてはくれないけれど 君さえも聞いてはくれないけれど 僕は今唄う 僕だけの愛の唄 ウウウー 僕だけの愛の唄
僕の部屋から春の終りの夏の始め 君はそんな季節が好きなんだね 風に揺れてる洗たく物みつめて 倖せそうなため息ばかり まだ帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から  春の終りのたそがれ雲は 君の瞳の中で苺色に 今日は八百屋のおばさんに ひやかされたね ”赤ちゃんまだですか”って ホラ!帰り仕たくは早すぎるよ まだ 六時半  夏の始めのさみしい風 君はエプロン姿にシャボンの手袋 僕はヒザを抱えて口笛吹いて 最終電車はもう出たし タクシーなんかはぜいたくさ もう 帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から海援隊武田鉄矢千葉和臣春の終りの夏の始め 君はそんな季節が好きなんだね 風に揺れてる洗たく物みつめて 倖せそうなため息ばかり まだ帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から  春の終りのたそがれ雲は 君の瞳の中で苺色に 今日は八百屋のおばさんに ひやかされたね ”赤ちゃんまだですか”って ホラ!帰り仕たくは早すぎるよ まだ 六時半  夏の始めのさみしい風 君はエプロン姿にシャボンの手袋 僕はヒザを抱えて口笛吹いて 最終電車はもう出たし タクシーなんかはぜいたくさ もう 帰らなくてもいいだろう 僕の部屋から
BOYS AND GIRLS DON'T CRYどこまで歩いて行ったら 男らしくなれるの いくつ唄を歌ったら 心は静まるの いつ頃僕は僕らしい 自分になれるの 流れる河岸辺を削る その水音が答えさ  河は流れて山削り また河を作ってる 山は山になりたくて 動き続けてる 見渡す限りすべてのもの 自分をめざしてる 風に吹かれて旅をしている その風が今君に吹く  どんな恋をすごしたら 女らしくなれるの 何冊本を読んだら 正しく生きれるの 愛した分だけ誰かから 愛して貰えるの 灯りを消して星空を見る その暗闇が答えさ  小さな農家のご夫婦が 星空見上げてる 語り合うこと何もなく 二人はよりそう 愛を見つけた人たちは 静かで動かない 音もなく夜空で燃える 星座のようだろう 風に吹かれて星がまたたく その風が今君に吹く海援隊武田鉄矢千葉和臣千葉和臣どこまで歩いて行ったら 男らしくなれるの いくつ唄を歌ったら 心は静まるの いつ頃僕は僕らしい 自分になれるの 流れる河岸辺を削る その水音が答えさ  河は流れて山削り また河を作ってる 山は山になりたくて 動き続けてる 見渡す限りすべてのもの 自分をめざしてる 風に吹かれて旅をしている その風が今君に吹く  どんな恋をすごしたら 女らしくなれるの 何冊本を読んだら 正しく生きれるの 愛した分だけ誰かから 愛して貰えるの 灯りを消して星空を見る その暗闇が答えさ  小さな農家のご夫婦が 星空見上げてる 語り合うこと何もなく 二人はよりそう 愛を見つけた人たちは 静かで動かない 音もなく夜空で燃える 星座のようだろう 風に吹かれて星がまたたく その風が今君に吹く
まい・ぱぁとなー桜の花満開の下 ランドセル二つ学校へ走る 運動場ではフォークダンスの 一年生が輪になって廻る 我が家の庭にはいただき物の 桜吹雪が舞い込んでくる 私も妻も花びらあびて まるで映画のラストシーンだね ああ 花や木に心華やぎ フォークダンスの仲間に入ろう 君 スカートの裾ひるがえし いざ手をとりて マイ・パートナー  夏の陽盛り欅の影に 日傘を閉じて入ってきた人 もうすぐ母になるその人は お腹で眠る我が子に微笑む 緑の梢を風渡る音 サイダーの泡が弾ける音だ 木もれ陽うけて微笑むその人 ステンドグラスのマリアの笑顔 ああ 花や木に心華やぎ 昔のあなたによく似た人だ さあ あちらの方も二人づれ ベンチをゆずろう マイ・パートナー  コスモスの花が揺れる小道で 出会った二人は車椅子の人 お先にどうぞと道ゆずられて 妻の手を取りそっと追い越す 静かな笑顔でお辞儀をなさるが お礼を言うのは私の方です 照れずに妻と手をつなげました 恋人同士のあの日のように ああ 花や木に心華やぎ コスモス畑に二人で座ろう 君 コスモスの花の真似をして 空を見上げる マイ・パートナー  銀杏並木も裸にされて 商店街の灯かり暖か 買い物帰りの足急がせて 通りかかったいつもの花屋 お年召されたご夫婦そっと 買って行かれる山茶花の花 人生の時が暮れ行く人に 何と似合うか紅の花 ああ 花や木に心華やぎ そのご夫婦の後ろを歩く さあ 落ち葉踏んでのんびりと 家路をたどろう マイ・パートナー海援隊武田鉄矢千葉和臣山中紀昌桜の花満開の下 ランドセル二つ学校へ走る 運動場ではフォークダンスの 一年生が輪になって廻る 我が家の庭にはいただき物の 桜吹雪が舞い込んでくる 私も妻も花びらあびて まるで映画のラストシーンだね ああ 花や木に心華やぎ フォークダンスの仲間に入ろう 君 スカートの裾ひるがえし いざ手をとりて マイ・パートナー  夏の陽盛り欅の影に 日傘を閉じて入ってきた人 もうすぐ母になるその人は お腹で眠る我が子に微笑む 緑の梢を風渡る音 サイダーの泡が弾ける音だ 木もれ陽うけて微笑むその人 ステンドグラスのマリアの笑顔 ああ 花や木に心華やぎ 昔のあなたによく似た人だ さあ あちらの方も二人づれ ベンチをゆずろう マイ・パートナー  コスモスの花が揺れる小道で 出会った二人は車椅子の人 お先にどうぞと道ゆずられて 妻の手を取りそっと追い越す 静かな笑顔でお辞儀をなさるが お礼を言うのは私の方です 照れずに妻と手をつなげました 恋人同士のあの日のように ああ 花や木に心華やぎ コスモス畑に二人で座ろう 君 コスモスの花の真似をして 空を見上げる マイ・パートナー  銀杏並木も裸にされて 商店街の灯かり暖か 買い物帰りの足急がせて 通りかかったいつもの花屋 お年召されたご夫婦そっと 買って行かれる山茶花の花 人生の時が暮れ行く人に 何と似合うか紅の花 ああ 花や木に心華やぎ そのご夫婦の後ろを歩く さあ 落ち葉踏んでのんびりと 家路をたどろう マイ・パートナー
まっすぐの唄今日から僕はまっすぐに 君の涙になってやる  僕が頬からつぎつぎに 涙で地面を濡らすから どうか それを目印に 一歩一歩と踏みしめて 愚かでもいいまっすぐが 優しいことがしたいのだ 今日から僕はまっすぐに 矢印みたいにまっすぐに 貴方の少し前をゆき 涙を地面にさしてゆこう  君のためならデクノボウ そう呼ばれたってかまわない 少し 汚れた 棒でさえ まっすぐならば杖になる ささやかだけど役にたつ そんな自分にしたいのだ 今日から僕はまっすぐに あなたとここからまっすぐに 生きてゆこうと決めたので ありがとうなどいりません  ねじれて曲がった唄よりも ただまっすぐの唄がいい 君が 遠くに 離れても その声めざして探すから 下手でいいんだ まっすぐの唄が一番響くのだ まっすぐだけが届くのだ まっすぐだけが終わらない 誰かの心につきさされ まっすぐの唄つきさされ まっすぐの唄 つきさされ海援隊武田鉄矢中牟田俊男原田末秋今日から僕はまっすぐに 君の涙になってやる  僕が頬からつぎつぎに 涙で地面を濡らすから どうか それを目印に 一歩一歩と踏みしめて 愚かでもいいまっすぐが 優しいことがしたいのだ 今日から僕はまっすぐに 矢印みたいにまっすぐに 貴方の少し前をゆき 涙を地面にさしてゆこう  君のためならデクノボウ そう呼ばれたってかまわない 少し 汚れた 棒でさえ まっすぐならば杖になる ささやかだけど役にたつ そんな自分にしたいのだ 今日から僕はまっすぐに あなたとここからまっすぐに 生きてゆこうと決めたので ありがとうなどいりません  ねじれて曲がった唄よりも ただまっすぐの唄がいい 君が 遠くに 離れても その声めざして探すから 下手でいいんだ まっすぐの唄が一番響くのだ まっすぐだけが届くのだ まっすぐだけが終わらない 誰かの心につきさされ まっすぐの唄つきさされ まっすぐの唄 つきさされ
水俣の青い空うちは、こげん体になってしもうてから、いっそうとうちゃんのことが いとうしゅうてならんとです。 見舞いにいただくもんは、みんなとうちゃんにあげるとです。 うちは口も震えるけん、 こぼれて食べられんもん。それでとうちゃんにあげるとです。 とうちゃんには世話になりよるもんね。 うちは、今のとうちゃんの後添えに嫁に来たとですばい。天草から水俣へ。 嫁に来て三年もたたんうちに、 こげんえたいのしれん奇病(やまい)になってしもうたでしょうが。残念か。 うちはひとりじゃ 着物の前も合わせきらん。手も体も、いつもこげんふるえるでしょうが。 自分の頭がいいつけんとに、 ひとりでふるえるとじゃもんね。それでとうちゃんが、 仕様んなかおなごになったなあちゅうて着物の前ば あわせてくれらす。うちは、もういっぺん元の体になろうごたるですばい。 親さまに働いて 食えしていただいた体じゃもんね。病気することなかったとですよ。 うちは、まえは手も足もどこもかしこも ぎんぎんしとったとですよ。うちはどうしてもこうしても、 もういっぺん元の体にかえしてもろうて、 自分で舟漕いで働こうごたる。今うちは、なさけなか。 病院のベットの上に寝とっても思うことは 仕事のことばっかりです。海の上はよかった。海の上は本当によかった。 春から夏になれば海の中にも いろいろな花が咲く。うちたちの水俣の海はどげんきれいだったかな。 わけても魚どんがうつくしか。 いそぎんちゃくは菊の花の満開のごたる。 海の底の景色も陸の上とおなじに春も夏も秋も冬もあっとですばい。 うちは、きっと海の底には龍宮があるとおもうとる。 夢んごてうつくしか、龍宮があるとおもうとる。  水俣の青い空 鳥は行く大空を 水俣の青い空 空を行く白い雲  うちは、だんだん自分の体が世の中から 離れてゆきよるごとある気がするとですばい。握ることが できんでしようが。自分の手でモノばしっかり握るちゅうことができん。 うちは、とうちゃんの手どころか、 大事なむすこば抱き寄せられんごとある体になっとるでしょうが。 そらもう仕様もなかが、わが口を養う 茶碗も抱かれん。箸も握られんとですよ。 足も地につけて歩きよる気のせん、いっつも宙に浮いとるごたる。 心ぼそか。世の中から一人引き離されてゆきよるごたる。 うちは、寂しゅうして、寂しゅうして、 どげん寂しかか。あんたにゃわかるめえ。ただただとうちゃんが 恋しゅうして、この人ひとりが頼みの綱ばい。 働こうごたる。そりゃあ、働こうごたるですよ自分の足ばつこうて。 働こうごたるですよ。  海の上はよかった。海の上はほんとによかった。 とうちゃんが艪ば漕いで、うちが艪ば漕いで。  いまごろはいつもイカやタコば上げに行きよったとです。 ボラも、あやつたちもあの魚どもも、タコだもも、 みんな可愛いかとですばい。 四月から十月にかけて水俣のシン島の沖は凪でなあー。  水俣の青い空 沖を行く舟はなく 水俣の青い空 怨み唄 風に消え 水俣の青い空 わすれないでこの海を海援隊石牟礼道子・補作詞:武田鉄矢千葉和臣うちは、こげん体になってしもうてから、いっそうとうちゃんのことが いとうしゅうてならんとです。 見舞いにいただくもんは、みんなとうちゃんにあげるとです。 うちは口も震えるけん、 こぼれて食べられんもん。それでとうちゃんにあげるとです。 とうちゃんには世話になりよるもんね。 うちは、今のとうちゃんの後添えに嫁に来たとですばい。天草から水俣へ。 嫁に来て三年もたたんうちに、 こげんえたいのしれん奇病(やまい)になってしもうたでしょうが。残念か。 うちはひとりじゃ 着物の前も合わせきらん。手も体も、いつもこげんふるえるでしょうが。 自分の頭がいいつけんとに、 ひとりでふるえるとじゃもんね。それでとうちゃんが、 仕様んなかおなごになったなあちゅうて着物の前ば あわせてくれらす。うちは、もういっぺん元の体になろうごたるですばい。 親さまに働いて 食えしていただいた体じゃもんね。病気することなかったとですよ。 うちは、まえは手も足もどこもかしこも ぎんぎんしとったとですよ。うちはどうしてもこうしても、 もういっぺん元の体にかえしてもろうて、 自分で舟漕いで働こうごたる。今うちは、なさけなか。 病院のベットの上に寝とっても思うことは 仕事のことばっかりです。海の上はよかった。海の上は本当によかった。 春から夏になれば海の中にも いろいろな花が咲く。うちたちの水俣の海はどげんきれいだったかな。 わけても魚どんがうつくしか。 いそぎんちゃくは菊の花の満開のごたる。 海の底の景色も陸の上とおなじに春も夏も秋も冬もあっとですばい。 うちは、きっと海の底には龍宮があるとおもうとる。 夢んごてうつくしか、龍宮があるとおもうとる。  水俣の青い空 鳥は行く大空を 水俣の青い空 空を行く白い雲  うちは、だんだん自分の体が世の中から 離れてゆきよるごとある気がするとですばい。握ることが できんでしようが。自分の手でモノばしっかり握るちゅうことができん。 うちは、とうちゃんの手どころか、 大事なむすこば抱き寄せられんごとある体になっとるでしょうが。 そらもう仕様もなかが、わが口を養う 茶碗も抱かれん。箸も握られんとですよ。 足も地につけて歩きよる気のせん、いっつも宙に浮いとるごたる。 心ぼそか。世の中から一人引き離されてゆきよるごたる。 うちは、寂しゅうして、寂しゅうして、 どげん寂しかか。あんたにゃわかるめえ。ただただとうちゃんが 恋しゅうして、この人ひとりが頼みの綱ばい。 働こうごたる。そりゃあ、働こうごたるですよ自分の足ばつこうて。 働こうごたるですよ。  海の上はよかった。海の上はほんとによかった。 とうちゃんが艪ば漕いで、うちが艪ば漕いで。  いまごろはいつもイカやタコば上げに行きよったとです。 ボラも、あやつたちもあの魚どもも、タコだもも、 みんな可愛いかとですばい。 四月から十月にかけて水俣のシン島の沖は凪でなあー。  水俣の青い空 沖を行く舟はなく 水俣の青い空 怨み唄 風に消え 水俣の青い空 わすれないでこの海を
嫁さんといっしょに信号が青に変われば 嫁さんといっしょに歩き出す 今日はたまの休みだから 渋谷まで映画見に 何げなく握りしめた 嫁さんの指先が いささか荒れてありまして そっと振り返る  でもこうして人生過ぎてゆくのでしょう そして嫁さんと生きてゆくのでしょう  子供のいないさびしさに うさぎなど飼いまして それにイナバと名付けまして 二人で遊んでます 帰りがおくれた夜は 嫁さん一人眠っていた 涙で濡れた杖が いじらしく思えるのです  でもこうして人生過ぎてゆくのでしょう そして嫁さんと生きてゆくのでしょう海援隊武田鉄矢武田鉄矢信号が青に変われば 嫁さんといっしょに歩き出す 今日はたまの休みだから 渋谷まで映画見に 何げなく握りしめた 嫁さんの指先が いささか荒れてありまして そっと振り返る  でもこうして人生過ぎてゆくのでしょう そして嫁さんと生きてゆくのでしょう  子供のいないさびしさに うさぎなど飼いまして それにイナバと名付けまして 二人で遊んでます 帰りがおくれた夜は 嫁さん一人眠っていた 涙で濡れた杖が いじらしく思えるのです  でもこうして人生過ぎてゆくのでしょう そして嫁さんと生きてゆくのでしょう
ライスカレーお風呂あがりに 夜空見上げて 濡れた髪をふく ひとり帰って 来た故郷に 秋風吹いて 台所から ひびく水音 懐かしい カレーのにおい “すませてきた”と 言ってもきかず 母の背中がジャガイモ刻む 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー  たたみに座れば 母が差し出すコップの水と銀のさじ ジャガイモだらけの ライスカレー 子供の頃に 帰りが遅いと 父にしかられ 部屋の隅 泣いても食べた 私がすぐに泣き止むように 母はあの日と同じ笑顔 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー  もうすぐ50になる私なのに カレー食べる横顔を 78の母が見つめる 微笑みながら 今夜は二人で枕並べて 眠ろう同じ闇を見て 歳をとるのも悪くはないね 照れずに言えます“長生きしろよ” 生まれた家は 時が止まって 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り消してもカレーのにおい 天の川から 星が流れる 音が聞こえる秋の夜  海援隊武田鉄矢千葉和臣岩崎文紀お風呂あがりに 夜空見上げて 濡れた髪をふく ひとり帰って 来た故郷に 秋風吹いて 台所から ひびく水音 懐かしい カレーのにおい “すませてきた”と 言ってもきかず 母の背中がジャガイモ刻む 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー  たたみに座れば 母が差し出すコップの水と銀のさじ ジャガイモだらけの ライスカレー 子供の頃に 帰りが遅いと 父にしかられ 部屋の隅 泣いても食べた 私がすぐに泣き止むように 母はあの日と同じ笑顔 生まれた家は 座る場所さえ 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り灯して ライスカレー  もうすぐ50になる私なのに カレー食べる横顔を 78の母が見つめる 微笑みながら 今夜は二人で枕並べて 眠ろう同じ闇を見て 歳をとるのも悪くはないね 照れずに言えます“長生きしろよ” 生まれた家は 時が止まって 12の時のそのまんま 生まれた家は 星空の下 明り消してもカレーのにおい 天の川から 星が流れる 音が聞こえる秋の夜  
ラストバラード産んでくれてありがとな 育ててくれてありがとうな 次の世もまた次の世も あなたの子供に生まれたい 母ちゃんの子供に生まれたい  ひつじ雲西へと流れ コスモスの花揺れて見送る 旅立つ母に姉が寄り添い その唇に赤き紅をさす 別れにはうららかなこの日 ありったけのさよならこめて 声を限りのありがとこめて 捧げる白い花  いつもなら私を送り 母が立ってた我が家の前には 黒き服着た人たち並び あなたひとりを今日は送ります 泣きなさいそう言いながら 涙流してるご近所の方 おじぎばかりをしておりますが 故郷有難し  走馬灯めぐる思い出 何故か微笑む笑顔の母ばかり 小さき箱の母を抱きしめ 眠れど母は夢に現れず 我が母は逝きし後にも 安らかに私を眠らせ 母の姿は心におります いつもいついつまでも海援隊武田鉄矢千葉和臣産んでくれてありがとな 育ててくれてありがとうな 次の世もまた次の世も あなたの子供に生まれたい 母ちゃんの子供に生まれたい  ひつじ雲西へと流れ コスモスの花揺れて見送る 旅立つ母に姉が寄り添い その唇に赤き紅をさす 別れにはうららかなこの日 ありったけのさよならこめて 声を限りのありがとこめて 捧げる白い花  いつもなら私を送り 母が立ってた我が家の前には 黒き服着た人たち並び あなたひとりを今日は送ります 泣きなさいそう言いながら 涙流してるご近所の方 おじぎばかりをしておりますが 故郷有難し  走馬灯めぐる思い出 何故か微笑む笑顔の母ばかり 小さき箱の母を抱きしめ 眠れど母は夢に現れず 我が母は逝きし後にも 安らかに私を眠らせ 母の姿は心におります いつもいついつまでも
竜馬かく語りき生きてゆくのは闘いなんだから 夢をいだくのさえ闘いなんだから 今は信じれる友の手を 振り切るだけのやさしさをもてと かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  生まれ来る小鳥さえも カラを破り 空を見つめて飛ぶことを知る だから 禁じられた扉を拳で打ちこわせ この世の掟は カラクリと笑え かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  人の心は弱いものだから つまずき裏切る哀しいものだから わかってくれる人など求めるな 情けも愛も この身をしばる かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  時代はいつでも逆巻く流れ 求める夢を打ちくだきながら でも命ある者よ この河を渡れ 生きてる証しを確かめるために かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき海援隊武田鉄矢中牟田俊男生きてゆくのは闘いなんだから 夢をいだくのさえ闘いなんだから 今は信じれる友の手を 振り切るだけのやさしさをもてと かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  生まれ来る小鳥さえも カラを破り 空を見つめて飛ぶことを知る だから 禁じられた扉を拳で打ちこわせ この世の掟は カラクリと笑え かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  人の心は弱いものだから つまずき裏切る哀しいものだから わかってくれる人など求めるな 情けも愛も この身をしばる かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき  時代はいつでも逆巻く流れ 求める夢を打ちくだきながら でも命ある者よ この河を渡れ 生きてる証しを確かめるために かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき かつて竜馬かく語りき
路地裏で…路地裏に夕焼けが 静かに降りて来る 遊びつかれた子供らが 坂道をかけて行く ガラス窓に一人頬をよせながら 待つ事になれてしまった ようこが待ってる ようこ 今でも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ そして今日も 知らぬ間に部屋の扉たたいていた  色あせた思い出の写真を 見つめながら 淋しさをこらえてた涙が あふれそうと呟く ごめん貴女の胸で少し泣きますと 涙 頬に光らせて ようこがほほえむ ようこ そんな君の事 好きで 好きで 大好きで オー ようこ 貴方を幸福に できないくせに抱きしめた  路地裏に 月の光が 冷たく降りて来る 淋しげな寝顔で貴方は 何を夢見るの 朝を君と二人で過ごしてしまうと この恋が 夢からさめる だから帰ります ようこ それでも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ だから貴方の知らぬ間に 暗い夜道をかけだして海援隊武田鉄矢千葉和臣路地裏に夕焼けが 静かに降りて来る 遊びつかれた子供らが 坂道をかけて行く ガラス窓に一人頬をよせながら 待つ事になれてしまった ようこが待ってる ようこ 今でも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ そして今日も 知らぬ間に部屋の扉たたいていた  色あせた思い出の写真を 見つめながら 淋しさをこらえてた涙が あふれそうと呟く ごめん貴女の胸で少し泣きますと 涙 頬に光らせて ようこがほほえむ ようこ そんな君の事 好きで 好きで 大好きで オー ようこ 貴方を幸福に できないくせに抱きしめた  路地裏に 月の光が 冷たく降りて来る 淋しげな寝顔で貴方は 何を夢見るの 朝を君と二人で過ごしてしまうと この恋が 夢からさめる だから帰ります ようこ それでも君の事 好きで 好きで 大好きで ようこ だから貴方の知らぬ間に 暗い夜道をかけだして
私の祈り(私約聖書)僕と僕につながる人たちに 安らぎよあれ 僕の唄があなたとの 約束でありますように 僕の心が苦しみ 旅するものでありますように  激しく生きる命をください 激しく生きる命を 生きて行くことが救いであるような 激しく生きる命を 命をください  涙をぬぐうあなたの指が 僕の手に重りますように 一つの恋があなたの胸で 滅びぬ花になりますように 愛と呟く言葉が あなたの耳にひびきますように  激しく生きる命をください 激しく生きる命を 生きて行くことが祈りであるような 激しく生きる命を 命をください海援隊武田鉄矢中牟田俊男僕と僕につながる人たちに 安らぎよあれ 僕の唄があなたとの 約束でありますように 僕の心が苦しみ 旅するものでありますように  激しく生きる命をください 激しく生きる命を 生きて行くことが救いであるような 激しく生きる命を 命をください  涙をぬぐうあなたの指が 僕の手に重りますように 一つの恋があなたの胸で 滅びぬ花になりますように 愛と呟く言葉が あなたの耳にひびきますように  激しく生きる命をください 激しく生きる命を 生きて行くことが祈りであるような 激しく生きる命を 命をください
私のなかの銀河浜辺で拾った 小さなこの貝殻が どうして渦巻く形になったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは夜空の 闇に輝く銀河 その波音が貝には聴こえて 銀河に見とれて 渦巻いたという 私の耳も貝の殻 貴方の声が聴きたいけれど 貴方は星より遠い人  森で咲いてる いろんな花の花びらが 色あざやかに なぜ染まったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは陽射しを 空から降らせる太陽 燃える炎が花には見えて 炎に憧れて 花びら染めた 私の恋も咲いたけど 貴方が陽射しを降らせてくれず 私ひとりが 色のない花  私の心の不思議さは 貴方を静かに思い出す時 銀河とおなじ 渦を巻く海援隊武田鉄矢千葉和臣浜辺で拾った 小さなこの貝殻が どうして渦巻く形になったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは夜空の 闇に輝く銀河 その波音が貝には聴こえて 銀河に見とれて 渦巻いたという 私の耳も貝の殻 貴方の声が聴きたいけれど 貴方は星より遠い人  森で咲いてる いろんな花の花びらが 色あざやかに なぜ染まったのか 教えてくれたのは 貴方でした それは陽射しを 空から降らせる太陽 燃える炎が花には見えて 炎に憧れて 花びら染めた 私の恋も咲いたけど 貴方が陽射しを降らせてくれず 私ひとりが 色のない花  私の心の不思議さは 貴方を静かに思い出す時 銀河とおなじ 渦を巻く
ワタル客もまばらなライブハウスの 軋む舞台で 背中丸めて 夜汽車の歌を唄ってた 悲しい歌を唄うのだったら まずはテメエが悲しくなくちゃと 強がる声は酔っていた あんたの唄は石ころだった 坂道転がる石ころだったが ダイヤモンドのふりしなかった ホントは歌を唄わない方が 幸せなんだと口ぐせだった ワタルという名の奴がいた  地面に座って泣いているような あんたの唄とギターの響き 土と草との匂いがした この手のひらでさわれないもの それを勝手に愛だと名づけ 知ったかぶりをしなかった 夜空と陸との隙間を抜けて 歌の向こうへ歩いて行った ワタルという名の奴がいた海援隊武田鉄矢中牟田俊男海援隊客もまばらなライブハウスの 軋む舞台で 背中丸めて 夜汽車の歌を唄ってた 悲しい歌を唄うのだったら まずはテメエが悲しくなくちゃと 強がる声は酔っていた あんたの唄は石ころだった 坂道転がる石ころだったが ダイヤモンドのふりしなかった ホントは歌を唄わない方が 幸せなんだと口ぐせだった ワタルという名の奴がいた  地面に座って泣いているような あんたの唄とギターの響き 土と草との匂いがした この手のひらでさわれないもの それを勝手に愛だと名づけ 知ったかぶりをしなかった 夜空と陸との隙間を抜けて 歌の向こうへ歩いて行った ワタルという名の奴がいた
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