スケッチ暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく 幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ 星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う 汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている 夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か | 海援隊 | 武田鉄也 | 中牟田俊男 | 海援隊 | 暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく 幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ 星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う 汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている 夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か |
JODAN JODANJ・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう 煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか 男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN 俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN | 海援隊 | 武田鉄矢 | 木村昇 | 海援隊 | J・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう 煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか 男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN 俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN |
巡礼歌ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる 宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 若草恵 | ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる 宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう |
自画像あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです 決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように 時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても 決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです | 海援隊 | 中牟田俊男 | 中牟田俊男 | | あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです 決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように 時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても 決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです |
新宿情話都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る 都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | 都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る 都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る |
新宿シンデレラひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 佐孝康夫 | ひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 |
昭和流れ年昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず 語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し 私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか 間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず | 海援隊 | 江口晶 | 千葉和臣 | | 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず 語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し 私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか 間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず |
昭和けんかロック下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ 我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ 我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな |
ざんげ私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる 人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます 私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 篠原信彦 | 私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる 人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます 私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて |
さよならに さよならリンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | リンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら |
漂泊浪漫人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる 「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」 人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ 「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」 旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる 「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」 人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ 「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」 旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」 |
こらえちゃっときない振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん 駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう 遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう | 海援隊 | 浦田賢一・補作詞:武田鉄矢 | 浦田賢一 | | 振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん 駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう 遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう |
心をこめてサヨウナラあなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ 過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | あなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ 過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ |
心のかたち眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる 海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 牧田和男 | 眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる 海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる |
心が風邪をひいたようで心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます | 海援隊 | 武田鉄也 | 中牟田俊男 | 桜庭伸幸 | 心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます |
荒野より荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか 声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ 涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男・武田鉄矢 | 海援隊 | 荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか 声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ 涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと |
恋文君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末 君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末 灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away 君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末 君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末 灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away 君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む |
恋不思議街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった 人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう 街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私 人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 山木康世 | 萩田光雄 | 街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった 人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう 街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私 人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう |
けんかエレジーなんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た 俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない 見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | なんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た 俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない 見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな |
郷愁心~のすたるじい~はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした | 海援隊 | 武田鉄矢 | 山木康世 | 海援隊 | はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした |
キャバレーナイト・ブルースみじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 佐孝康夫 | みじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース |
君のお家が遠くなって君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね 垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり 遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった | 海援隊 | 武田鉄矢 | 仲井戸麗市 | | 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね 垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり 遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった |
北の叙情詩北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという 木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと 山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が | 海援隊 | 武田鉄矢 | 花岡優平 | | 北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという 木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと 山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が |
悲しい人なのにふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | ふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから |
家族一緒に過ごした 時の長さが 愛というものを 伝えるとしたら いつもいない僕が 愛してないと思うかい 流れる涙を そっと拭いてくれる この手のひらが 欲しくてたまらず 側にいない僕を 責めてみるのかい 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 旅の途中 翼もないのに 空に憧れている 言葉で確かめ合うこともなく 静かなことが 幸福だとしたら いつも二人に僕は 幸福を待たせてる 幸福なのかと尋ねるたびに 幸福ですよと 言葉を返すほど きっと僕の妻は 不幸福に違いない 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 徘徊つづけ 帰りたいと言えずに この道歩いている 愛されていると 思わなくていい 愛していると 気づかなくていい どんなに遠くいても 家族なんだから 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 夜に眠れず おまえたちの事 想い出している | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 徳武弘文 | 一緒に過ごした 時の長さが 愛というものを 伝えるとしたら いつもいない僕が 愛してないと思うかい 流れる涙を そっと拭いてくれる この手のひらが 欲しくてたまらず 側にいない僕を 責めてみるのかい 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 旅の途中 翼もないのに 空に憧れている 言葉で確かめ合うこともなく 静かなことが 幸福だとしたら いつも二人に僕は 幸福を待たせてる 幸福なのかと尋ねるたびに 幸福ですよと 言葉を返すほど きっと僕の妻は 不幸福に違いない 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 徘徊つづけ 帰りたいと言えずに この道歩いている 愛されていると 思わなくていい 愛していると 気づかなくていい どんなに遠くいても 家族なんだから 菜見子 空見子 聞こえますか 父は未だ 夜に眠れず おまえたちの事 想い出している |
風は春風雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風 雲雀がヒティティヒュティティ昼下がり 菜の花畑に蝶が舞う みの虫 ゲジゲジ がまがえる 風は春風 南風 むすこは都会に行ったきり 今年の春にももどらない もうじき田植えになるという 風は春風 南風 便りもこないとじいさんは あきらめ顔で待ちぼうけ そろそろ昼餉のしたくだよ 風は春風 南風 雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風 | 海援隊 | 海援隊 | 千葉和臣 | | 雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風 雲雀がヒティティヒュティティ昼下がり 菜の花畑に蝶が舞う みの虫 ゲジゲジ がまがえる 風は春風 南風 むすこは都会に行ったきり 今年の春にももどらない もうじき田植えになるという 風は春風 南風 便りもこないとじいさんは あきらめ顔で待ちぼうけ そろそろ昼餉のしたくだよ 風は春風 南風 雀が庭に三羽四羽 縁側でばあちゃんカックリキックルコ 日向でしろはあくびして 風は春風 南風 |
風の福岡風の吹く丘に 鐘の鳴るこの街に 花は咲きほころびて 今は春がいっぱい はるか遠く 見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたが生きているなら 苦しいたたかいの日々に想い出して あなたのふるさと 風の福岡を 祈ってもむなしい 言葉と同じことさ だけど今はうたうよ 風の吹く丘で はるか遠く見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたがいだいた夢 なくしてしまった時には戻っておいで あなたのふるさと 風の福岡へ 風の福岡へ | 海援隊 | 井上良介 | 井上良介 | | 風の吹く丘に 鐘の鳴るこの街に 花は咲きほころびて 今は春がいっぱい はるか遠く 見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたが生きているなら 苦しいたたかいの日々に想い出して あなたのふるさと 風の福岡を 祈ってもむなしい 言葉と同じことさ だけど今はうたうよ 風の吹く丘で はるか遠く見知らぬ都市へ 旅に出た友よ もしもあなたがいだいた夢 なくしてしまった時には戻っておいで あなたのふるさと 風の福岡へ 風の福岡へ |
春日原へあなたと初めて逢った町 小さな町です 春日原 大宰府まいりの帰り道 あなたの肩にも梅の花 暮れる夕陽にふり向けば やさしい風が過ぎてゆく 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく あなたにさよなら旅立つ朝 枯葉が見送る 春日原 紅くほほ染めかけて来た あなたは今頃二十と二つ 帰りたいなとつぶやけば それだけあなたが遠くなる 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく あなたが嫁ぐ日帰る町 春が過ぎゆく 春日原 あなたは一番綺麗な人になって この町あとにする 鐘の響きが時を告げ 夢のかけらが風に舞う 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく | 海援隊 | 武田鉄矢・中牟田俊男 | 中牟田俊男 | | あなたと初めて逢った町 小さな町です 春日原 大宰府まいりの帰り道 あなたの肩にも梅の花 暮れる夕陽にふり向けば やさしい風が過ぎてゆく 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく あなたにさよなら旅立つ朝 枯葉が見送る 春日原 紅くほほ染めかけて来た あなたは今頃二十と二つ 帰りたいなとつぶやけば それだけあなたが遠くなる 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく あなたが嫁ぐ日帰る町 春が過ぎゆく 春日原 あなたは一番綺麗な人になって この町あとにする 鐘の響きが時を告げ 夢のかけらが風に舞う 春日原へ 春日原へと 夢はいつでも 帰ってゆく |
オーティスを聞きながらラジオから流れる 懐かしいあの歌 貴方の腕の中で いつも聞いてた 暗い窓に映る 貴方の横顔 見つめているだけで 幸せだった 今でも優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら 冬の陽射しは とどかないけれど 貴方のシャツを着てるから 寒くはないの 言葉にならない 寂しさの中で 懐かしいあの歌だけが 慰めてくれる あの時優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら | 海援隊 | 千葉和臣 | 千葉和臣 | | ラジオから流れる 懐かしいあの歌 貴方の腕の中で いつも聞いてた 暗い窓に映る 貴方の横顔 見つめているだけで 幸せだった 今でも優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら 冬の陽射しは とどかないけれど 貴方のシャツを着てるから 寒くはないの 言葉にならない 寂しさの中で 懐かしいあの歌だけが 慰めてくれる あの時優しく肩を 抱いてくれたら 私にありふれた言葉でも かけてくれたら |
俺が信長生まれる前は 何処にいたのか 死んでそれから 何処へゆくのか ほらみろ 何にも 判らぬクセに 天から貰うた 命のクセに 返すのを惜んで 泣いて居るのか 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 雨に打たれて 田楽狭間の戦場(いくさば)駆ける 一重まぶたの 信長が 敵に味方に 叫んで通る 俺が信長 見知り置け 一人で生きるが 辛いからと 悲しみ知らずに 生きてみたいと 仏に縋(すが)って 座って居るのか 地獄におちる 覚悟もせずに お前に何が 出来るというのか 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)に 炎を映し 燃える比叡の寺を眺める 一重まぶたの 信長が 仏を大刀で 切り割って 俺が信長 見知り置け 北は越後の上杉景虎 戦上手の武田が居って 南は牙むく島津の隼人 海から睨むは土佐のやつらか 敵が多いと しみじみ笑う 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 天を仰いで この世は夢と 唄って通る 一重まぶたの 信長が 戦仕掛けに 叫んで通る 俺が信長 見知り置け | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | 生まれる前は 何処にいたのか 死んでそれから 何処へゆくのか ほらみろ 何にも 判らぬクセに 天から貰うた 命のクセに 返すのを惜んで 泣いて居るのか 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 雨に打たれて 田楽狭間の戦場(いくさば)駆ける 一重まぶたの 信長が 敵に味方に 叫んで通る 俺が信長 見知り置け 一人で生きるが 辛いからと 悲しみ知らずに 生きてみたいと 仏に縋(すが)って 座って居るのか 地獄におちる 覚悟もせずに お前に何が 出来るというのか 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)に 炎を映し 燃える比叡の寺を眺める 一重まぶたの 信長が 仏を大刀で 切り割って 俺が信長 見知り置け 北は越後の上杉景虎 戦上手の武田が居って 南は牙むく島津の隼人 海から睨むは土佐のやつらか 敵が多いと しみじみ笑う 一重まぶたの 信長が 光る眼(まなこ)で 天を仰いで この世は夢と 唄って通る 一重まぶたの 信長が 戦仕掛けに 叫んで通る 俺が信長 見知り置け |
おやすみ山手線乾いた風が吹く 夜更けのホーム くわえ煙草で 時計を氣にする いつの頃からなんだ 心せかされ 時計ばかりを気にするくせは こんな俺じゃなかったんだ昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで ペンキのはげた茶店のイスに腰を降ろして 語りつくせぬ夢を話して一日中 おやすみ最終山手線 お前も一日同じ町を 俺のようにグルグル そうさ 回るだけ おやすみ最終山手線 向こうのホームじゃ 若い恋人達が 肩を寄せあい ほゝえみあってる 今のうちだけなんだ 甘い夢なんかって からかいたくなる 酔った声で こんな俺じゃなかったんだ 昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで 安い酒場のすみのボックス あの娘と二人 何も話せず座ってたんだ それで良かった おやすみ最終山手線 今夜は少し飲みすぎて 誰かにグチを言いたくなっただけ おやすみ最終山手線 おやすみ最終山手線 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 佐孝康夫 | 乾いた風が吹く 夜更けのホーム くわえ煙草で 時計を氣にする いつの頃からなんだ 心せかされ 時計ばかりを気にするくせは こんな俺じゃなかったんだ昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで ペンキのはげた茶店のイスに腰を降ろして 語りつくせぬ夢を話して一日中 おやすみ最終山手線 お前も一日同じ町を 俺のようにグルグル そうさ 回るだけ おやすみ最終山手線 向こうのホームじゃ 若い恋人達が 肩を寄せあい ほゝえみあってる 今のうちだけなんだ 甘い夢なんかって からかいたくなる 酔った声で こんな俺じゃなかったんだ 昔の俺は こんなはずじゃなかったんだ今の今まで 安い酒場のすみのボックス あの娘と二人 何も話せず座ってたんだ それで良かった おやすみ最終山手線 今夜は少し飲みすぎて 誰かにグチを言いたくなっただけ おやすみ最終山手線 おやすみ最終山手線 |
おやじ男はやっぱり馬鹿やなと思います。 おやじを見ながらづくづく男は馬鹿やなと思います。 苦い酒を苦い顔して飲んで、 本当馬鹿やと思います。 そして僕もおやじに似てきました。 だんだんおやじに似てきました 病院のベッドに腰をおろし 親父は笑って僕を待ってた 旅の途中の僕を見つめて 親父は静かに うなずいている どげんしたとね! どげんしたとね! とうちゃんくさ。あんまり酒ば飲むけんたい、 こげん体ば悪うしようが、あんた。 近所の人は皆んな言いよんしゃんとよ、 とうちゃんの横じゃタバコも喫えんちて、 体ん中にアルコールが一杯たまっとるけん タバコの火がうつって爆発したら大事って、皆んな笑いよんじゃが。 とうちゃん憶えとうね、給料ば全部飲んで帰ってきた日のことば。 俺らまだ小学生やったよ。かあちゃん頭にきて、 こげなとうちゃんやったらいらんけん、もういっそのこと、 もういっそのこと亡きものにしてしまおうて言ったとよ。 ちょうど今ネクタイばしめて酔いつぶれとるけん、 母と子、力ばあわせて両方からしっかり引っぱって、 始末してしまおうって言ったとよ。 そうばってん、俺ら泣きながら止めたっちゃが。 明日が小学校の父親参観日の日やけん、明日まで待ってちゅって、 俺ら必死になって止めたっちゃが。 男やったら勝たなつまらん、男やったら天下ば取らなつまらん、 それがとうちゃんの口ぐせやったね。 そして最後にとうちゃんいつもぽつんと言いよったね。 お前はとうちゃんのごとなったらつまらんぞて、 淋しか顔して言いよったね。 そうばってんとうちゃんがプロレス好いとうたあ、今も変らんね、 力道山が一番好きやったね、 とうちゃん力遊山が負けたら、ようネコにハつ当たりして、 あんた襖に投げつけよったろうが。 力道山が負けたら、がっぱしこいて、 正義が負けた、正義が負けたって言いよったろうが、 そうばってん、とうちゃん。 男の正義は、あの頃からよう負けよったね、 ほんなこと勝ちゃせんもんね。 とうちゃん、そうばってんやっぱ、男一匹生きてゆくとはきつかね、 男一匹生きてゆくとはやおいかんね。 俺らまだ憶えとうよ、時々とうちゃんが眠られんで 蒲団の中でタバコぼっか吹かしよった夜のことば、 そやもんね、男は酒ば飲まな淋しゅうして眠られん夜があるもんね。 とうちゃん、俺もだんだんとうちゃんの気持ちが 分るごとなってきたっちゃが。 酒ば飲む手つきがよう似てきたけん、 とうちゃんの酒の気持が分るごとなってきたっちゃが。 病院の窓から夕陽みつめ 親父は黙って笑ってる また旅立つ僕をみつめて 親父は静かに うなずいている | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 男はやっぱり馬鹿やなと思います。 おやじを見ながらづくづく男は馬鹿やなと思います。 苦い酒を苦い顔して飲んで、 本当馬鹿やと思います。 そして僕もおやじに似てきました。 だんだんおやじに似てきました 病院のベッドに腰をおろし 親父は笑って僕を待ってた 旅の途中の僕を見つめて 親父は静かに うなずいている どげんしたとね! どげんしたとね! とうちゃんくさ。あんまり酒ば飲むけんたい、 こげん体ば悪うしようが、あんた。 近所の人は皆んな言いよんしゃんとよ、 とうちゃんの横じゃタバコも喫えんちて、 体ん中にアルコールが一杯たまっとるけん タバコの火がうつって爆発したら大事って、皆んな笑いよんじゃが。 とうちゃん憶えとうね、給料ば全部飲んで帰ってきた日のことば。 俺らまだ小学生やったよ。かあちゃん頭にきて、 こげなとうちゃんやったらいらんけん、もういっそのこと、 もういっそのこと亡きものにしてしまおうて言ったとよ。 ちょうど今ネクタイばしめて酔いつぶれとるけん、 母と子、力ばあわせて両方からしっかり引っぱって、 始末してしまおうって言ったとよ。 そうばってん、俺ら泣きながら止めたっちゃが。 明日が小学校の父親参観日の日やけん、明日まで待ってちゅって、 俺ら必死になって止めたっちゃが。 男やったら勝たなつまらん、男やったら天下ば取らなつまらん、 それがとうちゃんの口ぐせやったね。 そして最後にとうちゃんいつもぽつんと言いよったね。 お前はとうちゃんのごとなったらつまらんぞて、 淋しか顔して言いよったね。 そうばってんとうちゃんがプロレス好いとうたあ、今も変らんね、 力道山が一番好きやったね、 とうちゃん力遊山が負けたら、ようネコにハつ当たりして、 あんた襖に投げつけよったろうが。 力道山が負けたら、がっぱしこいて、 正義が負けた、正義が負けたって言いよったろうが、 そうばってん、とうちゃん。 男の正義は、あの頃からよう負けよったね、 ほんなこと勝ちゃせんもんね。 とうちゃん、そうばってんやっぱ、男一匹生きてゆくとはきつかね、 男一匹生きてゆくとはやおいかんね。 俺らまだ憶えとうよ、時々とうちゃんが眠られんで 蒲団の中でタバコぼっか吹かしよった夜のことば、 そやもんね、男は酒ば飲まな淋しゅうして眠られん夜があるもんね。 とうちゃん、俺もだんだんとうちゃんの気持ちが 分るごとなってきたっちゃが。 酒ば飲む手つきがよう似てきたけん、 とうちゃんの酒の気持が分るごとなってきたっちゃが。 病院の窓から夕陽みつめ 親父は黙って笑ってる また旅立つ僕をみつめて 親父は静かに うなずいている |
思えば遠くへ来たもんだ踏切りの側に咲く コスモスの花ゆらして 貨物列車が走り過ぎる そして夕陽に消えてゆく 十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあて レールの響き聞きながら 遥かな旅路を夢見てた 思えば遠くへ来たもんだ 故郷離れて六年目 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら 筑後の流れに 小魚釣りする人の影 川面にひとつ浮かんでた 風が吹くたび揺れていた 20歳になったばかりの僕は 別れた女を責めながら いっそ 死のうと泣いていた 恋は一度と信じてた 思えば遠くへ来たもんだ 今では女房 子供持ち 思えば遠くへ来たもんだ あの頃 恋しく思い出す 眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛 聞くたびに 僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎてゆく 思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は 思えば遠くへ来たもんだ 遠くなる様な気がします 思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら | 海援隊 | 武田鉄矢 | 山木康世 | 若草恵 | 踏切りの側に咲く コスモスの花ゆらして 貨物列車が走り過ぎる そして夕陽に消えてゆく 十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあて レールの響き聞きながら 遥かな旅路を夢見てた 思えば遠くへ来たもんだ 故郷離れて六年目 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら 筑後の流れに 小魚釣りする人の影 川面にひとつ浮かんでた 風が吹くたび揺れていた 20歳になったばかりの僕は 別れた女を責めながら いっそ 死のうと泣いていた 恋は一度と信じてた 思えば遠くへ来たもんだ 今では女房 子供持ち 思えば遠くへ来たもんだ あの頃 恋しく思い出す 眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛 聞くたびに 僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎてゆく 思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は 思えば遠くへ来たもんだ 遠くなる様な気がします 思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら |
思い出が手を振る電話の向うの君は さよなら だけを言う とぎれ とぎれの言葉が 胸につき刺さる 庭に小さな花が 咲いたということしか 言えない僕の声は 涙でつまる 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る アルバムの中で笑う 君に夏の日射し 寄り添うだけの僕も 夢に燃えていた 過ぎた悲しみだけが きれいに見えるのは きっと 涙のせいで キラキラ 光るから 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る 夜ふけにひとり描く 君の横顔を いくら かきなおしても 他人の様です 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男・堀内孝雄 | | 電話の向うの君は さよなら だけを言う とぎれ とぎれの言葉が 胸につき刺さる 庭に小さな花が 咲いたということしか 言えない僕の声は 涙でつまる 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る アルバムの中で笑う 君に夏の日射し 寄り添うだけの僕も 夢に燃えていた 過ぎた悲しみだけが きれいに見えるのは きっと 涙のせいで キラキラ 光るから 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る 夜ふけにひとり描く 君の横顔を いくら かきなおしても 他人の様です 生きてゆくことが お祭りみたいに 楽しかった あの思い出達が 遠くで手を振る 遠くで手を振る |
おつかれさまあなた一日 いい人だった 指で汗ふく 働きもので 普通の人で 頑張りました おつかれさま 今日も一日 おつかれさま ありがとうなど あてにせず 人にやさしく してあげられた 今日のあなたが あなたらしい おつかれさま あなたの背中へ おつかれさま つめ草の上 大の字にねて 空へ溜息 ほっとつきます なんて静かな 夕暮れでしょう おつかれさま わたしの心 おつかれさま 空の都合で 雨がふる 花は都合で 咲いては散って 私の都合で あなたが好きです おつかれさま 行きかう人へ おつかれさま 一生一度の 一言よりも 千日かわらず 繰り返される 日暮れの人の 声のやさしさ おつかれさま 路地の陰から おつかれさま 月や星たち おつかれさま | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 坂本明之 | あなた一日 いい人だった 指で汗ふく 働きもので 普通の人で 頑張りました おつかれさま 今日も一日 おつかれさま ありがとうなど あてにせず 人にやさしく してあげられた 今日のあなたが あなたらしい おつかれさま あなたの背中へ おつかれさま つめ草の上 大の字にねて 空へ溜息 ほっとつきます なんて静かな 夕暮れでしょう おつかれさま わたしの心 おつかれさま 空の都合で 雨がふる 花は都合で 咲いては散って 私の都合で あなたが好きです おつかれさま 行きかう人へ おつかれさま 一生一度の 一言よりも 千日かわらず 繰り返される 日暮れの人の 声のやさしさ おつかれさま 路地の陰から おつかれさま 月や星たち おつかれさま |
贈る言葉暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉 夕暮れの風に 途切れたけれど 終わりまで聞いて 贈る言葉 信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい 求めないで 優しさなんか 臆病者の 言いわけだから はじめて愛した あなたのために 飾りもつけずに 贈る言葉 これから始まる 暮らしの中で だれかがあなたを 愛するでしょう だけど 私ほど あなたの事を 深く愛した ヤツはいない 遠ざかる影が 人混みに消えた もうとどかない 贈る言葉 もうとどかない 贈る言葉 |
おいで人生おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 夕暮れの風が吹きすぎる丘に 僕は一人たたずんでいる 流れて消えて行く雲のように 誰もがみんな逃げて行く そして唄だけが 僕の耳元で 旅をいそごうよと 語りかける おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 青春よ お前を信じてきたのに お前はゆっくり暮れていく 今でもほほえみ 手まねきしてるが お前とは ここで さよならしよう 恋よ 夢よ 過ぎて行け 僕はここに 残るのだから おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 自分の悲しみを売りものにして 生きて行くことのはずかしさよ せめて野に咲く花のように 空と大地にわびながら かすかな声で 祈りを続け 静かに心を抱きしめていたい おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣・武田鉄矢 | | おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 夕暮れの風が吹きすぎる丘に 僕は一人たたずんでいる 流れて消えて行く雲のように 誰もがみんな逃げて行く そして唄だけが 僕の耳元で 旅をいそごうよと 語りかける おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 青春よ お前を信じてきたのに お前はゆっくり暮れていく 今でもほほえみ 手まねきしてるが お前とは ここで さよならしよう 恋よ 夢よ 過ぎて行け 僕はここに 残るのだから おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう 自分の悲しみを売りものにして 生きて行くことのはずかしさよ せめて野に咲く花のように 空と大地にわびながら かすかな声で 祈りを続け 静かに心を抱きしめていたい おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう おいで人生よ 君と話そう |
エレジー[哀歌]涙の川の ほとりに住んで 千粒 涙 流しています 待つ身辛いか 待たせる方は 今日も一日 すまぬと詫びた エレジー エレジーよ 貴方に届け 無頼の月日 悔いております 許して下さい 貴方がまさか 愛という名の 人だと知らず さよなら言えずに 別れたけれど 夢は今夜も あの日に帰る 風が揺らした 玄関扉 悲しいくせで おかえりと言う エレジー エレジーよ 私の歌よ 海山 千里 越えて伝えて 鏡をふせて 月日に汚れ それでも素顔で 待っていますと 涙の川の 岸辺にたてば 懺悔 懺悔と 波うちよせる 水面に映る 夕陽はくだけ 紅きさざなみ 足もと濡らす エレジー エレジーよ あの日に帰ろう 真っ白な心で 生きてた頃へ 貴方の膝には 陽なたのにおい 草の香りの 幸せだった | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 増本直樹 | 涙の川の ほとりに住んで 千粒 涙 流しています 待つ身辛いか 待たせる方は 今日も一日 すまぬと詫びた エレジー エレジーよ 貴方に届け 無頼の月日 悔いております 許して下さい 貴方がまさか 愛という名の 人だと知らず さよなら言えずに 別れたけれど 夢は今夜も あの日に帰る 風が揺らした 玄関扉 悲しいくせで おかえりと言う エレジー エレジーよ 私の歌よ 海山 千里 越えて伝えて 鏡をふせて 月日に汚れ それでも素顔で 待っていますと 涙の川の 岸辺にたてば 懺悔 懺悔と 波うちよせる 水面に映る 夕陽はくだけ 紅きさざなみ 足もと濡らす エレジー エレジーよ あの日に帰ろう 真っ白な心で 生きてた頃へ 貴方の膝には 陽なたのにおい 草の香りの 幸せだった |
えらい!あんたが大将黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたねあんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 威張ってみても男の値打ち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだと 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 僕なんか生まれがいいのもで 乳母 日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたの嫌味のねちっこさ 白いマンマに手を合わせ とうちゃん かあちゃん頂きますと 涙こらえて食べたことない そんなあんたに何が解る 言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜黙ってほめてあげる あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長 あんたが一番 あんたが社長 あんたが棟梁 えらい えらい えらい えらい あんたが大将 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 若草恵 | 黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたねあんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 威張ってみても男の値打ち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだと 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 僕なんか生まれがいいのもで 乳母 日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたの嫌味のねちっこさ 白いマンマに手を合わせ とうちゃん かあちゃん頂きますと 涙こらえて食べたことない そんなあんたに何が解る 言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜黙ってほめてあげる あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長 あんたが一番 あんたが社長 あんたが棟梁 えらい えらい えらい えらい あんたが大将 |
えきすとら今は君が眩しく光るよ まるで舞台のヒロインのように 言葉もなく 立ちつくす僕は 台詞もない えきすとら なんだ でも生活のなかで しぼんでゆく夢が 君を見つめれば疲れを忘れた もういいんだよ 君はこれから 硝子の階段 登ってゆくんだよ 舞台の袖に 消えてゆく僕を 振り返るなよ ただの旅人さ 僕は僕の通りに生きてみる 今は貴方が優しく揺れます 私のためだけのヒーローのように 淋しくなって はじめて気づいたの 貴方が居たから綺麗に笑えたの でも握りしめた夢は砂でも せめて指から 落ちてしまうまで ねえ魔法にかかっていたいの 倒れるまで一人で踊りたい 遠い席から 貴方見つめてください 私のために拍手をください 私は 私の 通りに生きてみる もう泣かないで ぼくらは これから 人生の舞台 演じてゆくんだ 今度 会えたら もらった台詞じゃなく 自分の言葉で 君を 呼びとめる 僕は 僕の 通りに生きてみる | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 今は君が眩しく光るよ まるで舞台のヒロインのように 言葉もなく 立ちつくす僕は 台詞もない えきすとら なんだ でも生活のなかで しぼんでゆく夢が 君を見つめれば疲れを忘れた もういいんだよ 君はこれから 硝子の階段 登ってゆくんだよ 舞台の袖に 消えてゆく僕を 振り返るなよ ただの旅人さ 僕は僕の通りに生きてみる 今は貴方が優しく揺れます 私のためだけのヒーローのように 淋しくなって はじめて気づいたの 貴方が居たから綺麗に笑えたの でも握りしめた夢は砂でも せめて指から 落ちてしまうまで ねえ魔法にかかっていたいの 倒れるまで一人で踊りたい 遠い席から 貴方見つめてください 私のために拍手をください 私は 私の 通りに生きてみる もう泣かないで ぼくらは これから 人生の舞台 演じてゆくんだ 今度 会えたら もらった台詞じゃなく 自分の言葉で 君を 呼びとめる 僕は 僕の 通りに生きてみる |
田舎道の唄はるかに続く田舎道を 今日も一人で歩いてる まぶしい日射を背にうけて 今は歩くだけ 拡がる空には白い雲が 大地見下し流れてく やさしい影を創りながら 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう 遠く拡がる黄昏に 今日も一人で眼をとじる 捨てて来た日々を もう一度思い出すために 私の心に見えない文字 きざんで行ったあの人に めぐり会うまで さまようだけ 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私の旅と出会った人を 必らず話そう 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | はるかに続く田舎道を 今日も一人で歩いてる まぶしい日射を背にうけて 今は歩くだけ 拡がる空には白い雲が 大地見下し流れてく やさしい影を創りながら 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう 遠く拡がる黄昏に 今日も一人で眼をとじる 捨てて来た日々を もう一度思い出すために 私の心に見えない文字 きざんで行ったあの人に めぐり会うまで さまようだけ 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私の旅と出会った人を 必らず話そう 故郷に住むやさしい友よ いつか君に話そう 私が見ているこの青空を 必らず話そう |
いつか見た青い空あなたを夕焼けの詩にはしない 遠ざかる想い出の人にはしない いつか あなたと見たあの青い空 ずっと 抱きしめて生きてゆきます 過ぎ行く季節が変わるよに その空も ゆっくり暮れてゆく 夕陽沈む時 悲しみは きれいな茜に 染まるでしょう あなたを読みかけの本にはしない 寄せ書きの片隅の言葉にしない 私が愛を 打ち明けた時に 声をつまらせて 空を見上げた 少し潤んだ 瞳には 空の青さがにじんでた 何か言いかけた唇を 今も想い出す 空の下 ふたりで見ていたあの空が そっと教えてくれたこと 言葉は言葉に 出来ない時に いちばん伝わる 言葉になった 響き続ける 言葉になった | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 坂本昌之 | あなたを夕焼けの詩にはしない 遠ざかる想い出の人にはしない いつか あなたと見たあの青い空 ずっと 抱きしめて生きてゆきます 過ぎ行く季節が変わるよに その空も ゆっくり暮れてゆく 夕陽沈む時 悲しみは きれいな茜に 染まるでしょう あなたを読みかけの本にはしない 寄せ書きの片隅の言葉にしない 私が愛を 打ち明けた時に 声をつまらせて 空を見上げた 少し潤んだ 瞳には 空の青さがにじんでた 何か言いかけた唇を 今も想い出す 空の下 ふたりで見ていたあの空が そっと教えてくれたこと 言葉は言葉に 出来ない時に いちばん伝わる 言葉になった 響き続ける 言葉になった |
一人称涙のことは涙にまかせて 歪んだ景色の中を歩こう 泣いて悲しみ他人に話せば きっと唇が少し嘘をつく 寂しい時には寂しさに沈もう 水の中の魚のように やりきれなくてため息つけば 銀の泡になってゆく 私の心を訪れる人はなく こんなに静かな場所だったのか 私の心私が居るだけ 明日のことは明日にまかせて 今日のぶんだけ生きてみよう 人の為にと書いて偽り 誰かの為の私じゃあない 幸福さがして人は歩いている 疲れはてた旅人のように 幸福な人は何も探さない 探さないから見つけられた 私の心は恋をしていないから とても広くて澄みきっている 私の心私がいるだけ 私の心を音もなく時が過ぎ 青春も過ぎて遠く来たから 今見わたせる私の青春 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 涙のことは涙にまかせて 歪んだ景色の中を歩こう 泣いて悲しみ他人に話せば きっと唇が少し嘘をつく 寂しい時には寂しさに沈もう 水の中の魚のように やりきれなくてため息つけば 銀の泡になってゆく 私の心を訪れる人はなく こんなに静かな場所だったのか 私の心私が居るだけ 明日のことは明日にまかせて 今日のぶんだけ生きてみよう 人の為にと書いて偽り 誰かの為の私じゃあない 幸福さがして人は歩いている 疲れはてた旅人のように 幸福な人は何も探さない 探さないから見つけられた 私の心は恋をしていないから とても広くて澄みきっている 私の心私がいるだけ 私の心を音もなく時が過ぎ 青春も過ぎて遠く来たから 今見わたせる私の青春 |
いち・に・さん・し BAKA!あいつが見ている 俺のことを イヤーな目付きで 鼻から抜ける キザーな声で “ネエーきみ”と呼ぶ ニッコリ笑って 元気な声で “ハイッ”と振りかえれ あいつは俺の上役なんだ メシの種なんだ バカになりきれ 心を捨てて バカになりきれ 我が家はローンだ 男を捨てて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! あいつが惚れてる 飲み屋のあの娘に しつこい態度で 脂ぎった 顔付きゆがめて“君可愛いね” 気分が悪くなりそうなんだが ほほえみ絶やすな 飲んでる時さえ 仕事なんだぞ おとくい様なんだ バカになりきれ 妻子のためだ バカになりきれ 経費で飲める 意地をすてて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! 愛想笑いで最後のお務め あいつのお見送り 走り出した車に向かって“バカ”と呼ぶと 車が止まって あいつが顔出し“今何か言った?” あわてて 万歳 叫んでおります 夜更けの町で バカになりきれ バカが開いてだ バカになりきれ バカよりバカに バカをバカと呼べるまでは いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 篠原信彦 | あいつが見ている 俺のことを イヤーな目付きで 鼻から抜ける キザーな声で “ネエーきみ”と呼ぶ ニッコリ笑って 元気な声で “ハイッ”と振りかえれ あいつは俺の上役なんだ メシの種なんだ バカになりきれ 心を捨てて バカになりきれ 我が家はローンだ 男を捨てて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! あいつが惚れてる 飲み屋のあの娘に しつこい態度で 脂ぎった 顔付きゆがめて“君可愛いね” 気分が悪くなりそうなんだが ほほえみ絶やすな 飲んでる時さえ 仕事なんだぞ おとくい様なんだ バカになりきれ 妻子のためだ バカになりきれ 経費で飲める 意地をすてて バカになりきれ いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! 愛想笑いで最後のお務め あいつのお見送り 走り出した車に向かって“バカ”と呼ぶと 車が止まって あいつが顔出し“今何か言った?” あわてて 万歳 叫んでおります 夜更けの町で バカになりきれ バカが開いてだ バカになりきれ バカよりバカに バカをバカと呼べるまでは いち に さん し いち に さん し いち に さん し BAKA! |
一度っきりの人星と星を指で結んで 教えてくれた星座の名前 オリオン星座 北斗の星も あなた結んだ星空の糸 あの銀の糸 あの時のまま 今も変わらず空にあります 花を摘んでは空にかざして 教えてくれた春の七草 言葉おぼえる子供のように 私はあなたの唇まねた 忘れていいよな思い出ですが 今も花の名ぜんぶ言えます あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした 人の心に住む思い出は 時々不思議な事してみせる いちどっきりのひとだったから 時が流れて遠くなるのに 頬の匂いや耳たぶの熱 あのひとだけは まだそばにくる あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 星と星を指で結んで 教えてくれた星座の名前 オリオン星座 北斗の星も あなた結んだ星空の糸 あの銀の糸 あの時のまま 今も変わらず空にあります 花を摘んでは空にかざして 教えてくれた春の七草 言葉おぼえる子供のように 私はあなたの唇まねた 忘れていいよな思い出ですが 今も花の名ぜんぶ言えます あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした 人の心に住む思い出は 時々不思議な事してみせる いちどっきりのひとだったから 時が流れて遠くなるのに 頬の匂いや耳たぶの熱 あのひとだけは まだそばにくる あれは初めてだったけど あれが最後の事となり たったいちどの出来事の たったひとりのひとでした いちどっきりのひとでした |
あんたが大将黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたね あんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 意張ってみても 男の値うち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだ 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 僕なんか生まれがいいもので おんば日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたのいやみのねちっこさ 白いまんまに手を合わせ とうちゃんかあちゃん頂きますと 涙流して食べたことない そんなあんたに何が解る 言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜だまってほめてあげる あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが女王 あんたが株主 あんたが班長 あんたが主役 あんたが社長 あんたが天才 あんたが番長 あんたが大将 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら はじまりましたね あんたの話 色々苦労もあったでしょうが 自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり 意張ってみても 男の値うち あがるもんじゃないんです あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだ 得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが 手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 僕なんか生まれがいいもので おんば日傘で大きくなって 一度苦労がしてみたいなと あんたのいやみのねちっこさ 白いまんまに手を合わせ とうちゃんかあちゃん頂きますと 涙流して食べたことない そんなあんたに何が解る 言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ 心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと 世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ しばし手にしたあんたの出世 今夜だまってほめてあげる あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将 あんたが女王 あんたが株主 あんたが班長 あんたが主役 あんたが社長 あんたが天才 あんたが番長 あんたが大将 |
あるがままに水蓮の花白く滲んで 泥の川に咲き乱れ 水面に映る白き夏雲 裸の子供空へ飛びこむ 靴を脱ぎ捨て裸足で歩けば 大地の優しさただありがたく そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに陽射しを浴びて あるがままに風に吹かれて 菩提樹の下悟れぬ私 座ってあなたの名前つぶやく 額に紅い花びら模様 インドの少女は笑って拝む こんな私が仏に見えて 捧げてくれたアジアの微笑み 悟れぬままに生きて行こうと やっと気づいて私もおじぎ あるがままに泣いて泣きじゃくり あるがままに静かに笑おう そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに心のままに あるがままに私のままに あるがままに流れのままに あるがままに行こうこのままに | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 岩崎文紀 | 水蓮の花白く滲んで 泥の川に咲き乱れ 水面に映る白き夏雲 裸の子供空へ飛びこむ 靴を脱ぎ捨て裸足で歩けば 大地の優しさただありがたく そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに陽射しを浴びて あるがままに風に吹かれて 菩提樹の下悟れぬ私 座ってあなたの名前つぶやく 額に紅い花びら模様 インドの少女は笑って拝む こんな私が仏に見えて 捧げてくれたアジアの微笑み 悟れぬままに生きて行こうと やっと気づいて私もおじぎ あるがままに泣いて泣きじゃくり あるがままに静かに笑おう そうか私も花や石ころ ここでは小さなアジアの破片 あるがままに心のままに あるがままに私のままに あるがままに流れのままに あるがままに行こうこのままに |
雨の月曜 朝のホームで雨の月曜 朝のホームで 上り電車を待つ いつもどおりの今日が始まる 昨日とよく似た(くり返すだけの) もしも誰かに「幸せですか」とたずねられたら きっと困って答えられずに微笑むだろう(悲しい顔で) 雨に霞んだ人影もない 下りのホームから誰かが呼んでる 遠くへ行こう(すべてを捨てて) ずっと遠くへ(私を捨てに) 雨の月曜 朝のホームで 上り電車に乗る 見慣れた駅を今日も離れる 時間どおりに(いつものように) 遥かな町へいつか旅立つ夢は夢のまま 朝のラッシュに流されて行くいつもの私(年老いた顔の) そっと手を振る少年ひとり 下りのホームにはいつか君と 遠くへ行こう(少年の日々へ) 下りの電車で(私に逢いに) 雨の月曜 朝の電車の 窓にいくつも雫は流れ 流れて落ちる(次から次へ) 涙のようで(想い出たちの) | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 雨の月曜 朝のホームで 上り電車を待つ いつもどおりの今日が始まる 昨日とよく似た(くり返すだけの) もしも誰かに「幸せですか」とたずねられたら きっと困って答えられずに微笑むだろう(悲しい顔で) 雨に霞んだ人影もない 下りのホームから誰かが呼んでる 遠くへ行こう(すべてを捨てて) ずっと遠くへ(私を捨てに) 雨の月曜 朝のホームで 上り電車に乗る 見慣れた駅を今日も離れる 時間どおりに(いつものように) 遥かな町へいつか旅立つ夢は夢のまま 朝のラッシュに流されて行くいつもの私(年老いた顔の) そっと手を振る少年ひとり 下りのホームにはいつか君と 遠くへ行こう(少年の日々へ) 下りの電車で(私に逢いに) 雨の月曜 朝の電車の 窓にいくつも雫は流れ 流れて落ちる(次から次へ) 涙のようで(想い出たちの) |
新しい人へ君はハンドルくねらせながら 長い坂道のぼる 汗と一緒に涙ふく君を 僕が押してあげるね 何の花だろうこんな坂の途中 冬を選んで咲く花もある 止まれば倒れるこの自転車が 君が選んだ生き方なんだね ペダルをこいでペダルをこいで 君ならできる倒れず行ける 君はペダルをこいで 坂の上までのぼりついたら まっすぐに空を見た 飛んでみたくなる夕暮の空 僕らはここで僕と君になる 心が強くなろうとする時 言葉は何にも役に立たない 悲しみばかり染みこんだ町 君は静かに見下ろしている ペダルをこいでペダルをこいで ふり返らずに走り続けて 君はペダルをこいで 地面をかすめて飛ぶ鳥のように まっすぐ坂道君は降りて行く 幸福ってやつはきっと傍にある 自転車こいで行ける所に ペダルをこいでペダルをこいで 君なら行ける一人で行ける ペダルをこいでペダルをこいで 遠くなるほど君らしくなる だからペダルをこいで | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 原田未秋 | 君はハンドルくねらせながら 長い坂道のぼる 汗と一緒に涙ふく君を 僕が押してあげるね 何の花だろうこんな坂の途中 冬を選んで咲く花もある 止まれば倒れるこの自転車が 君が選んだ生き方なんだね ペダルをこいでペダルをこいで 君ならできる倒れず行ける 君はペダルをこいで 坂の上までのぼりついたら まっすぐに空を見た 飛んでみたくなる夕暮の空 僕らはここで僕と君になる 心が強くなろうとする時 言葉は何にも役に立たない 悲しみばかり染みこんだ町 君は静かに見下ろしている ペダルをこいでペダルをこいで ふり返らずに走り続けて 君はペダルをこいで 地面をかすめて飛ぶ鳥のように まっすぐ坂道君は降りて行く 幸福ってやつはきっと傍にある 自転車こいで行ける所に ペダルをこいでペダルをこいで 君なら行ける一人で行ける ペダルをこいでペダルをこいで 遠くなるほど君らしくなる だからペダルをこいで |
愛の詩 (Let's get together)愛することをつきつめれば やがて来る死への恐怖に他ならない いずれ失くす翼を拡げて飛ぶことだ だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 去るものもあれば来るものもいる 流れる人の姿は朝日の前のつゆ だがめぐるその流れは 途絶えることない だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 今あなたに聞こえるこの声さえ 冷い風の中で漂うだけなのだ だからあなたの魂しいの家で 暖めて欲しい だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 愛の詩 | 海援隊 | Dino Valente・日本語詞:井上良介 | Dino Valente | | 愛することをつきつめれば やがて来る死への恐怖に他ならない いずれ失くす翼を拡げて飛ぶことだ だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 去るものもあれば来るものもいる 流れる人の姿は朝日の前のつゆ だがめぐるその流れは 途絶えることない だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 今あなたに聞こえるこの声さえ 冷い風の中で漂うだけなのだ だからあなたの魂しいの家で 暖めて欲しい だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 だから今はあなたに向い ほほえみ投げかけ 歌うは愛の詩 愛の詩 |