村上幸子「永遠の村上幸子 ~時代を超えて咲いた花~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雪の越後をあとにして村上幸子村上幸子丹古晴已叶弦大雪の越後を あとにして 私を捨てた あなたはどこに……  想い想いつづけて 昼も夜もないわ 涙をくぐるたび 女はおとなになってゆくのね 取りのこされた 案山子のように 歩けない歩けない ひとりぽっちじゃ歩けない 傷つけたままで 男っていいですね  過去に過去につかまり 今日も明日もないわ どんなに焦がれても 私はあなたの踏台だったのね おもかげだけを 私にくれて とどかないとどかない いまのあなたにとどかない 夢を追いかけて 男っていいですね  雪の越後を あとにして 私を捨てた あなたはどこに……  みれんみれん心に 山も川もないわ 意地悪するように 上りの夜汽車は遠くなるのね れんげの花も 咲く頃なのに 歩けない歩けない 愛の畦道歩けない ふりむきもせずに 男っていいですね
じょんがら恋唄村上幸子村上幸子松井由利夫叶弦大伊藤雪彦連れにはぐれて 啼く海鳥の 声もしばれる 北の海 じょんがら節は 怨みの歌と あなたを捨てて 未練を捨てて 遠い人なら 人なら 忘れてしまいたい  ひとりぽっちの この淋しさは 誰もわかって くれないが じょんがら節は 涙の歌と あまえてみたい 縋ってみたい 何処へ行ったら 行ったら 女の夢がある  強くなったら あの街あかり 赤くもいちど 点(とも)したい じょんがら節は 救いの歌と わらってみたの 歌ってみたの そして今度は 今度は 幸福 離さない
盛り場かもめ村上幸子村上幸子たきのえいじ三木たかし男の心は通り雨 気がつきゃもういない うそとまことの真ん中で あ~今夜もひとり  寒いよ 寒いよ 今じゃすがれる人もない あ~誰かそばに来て 盛り場かもめ 私はかもめ 赤いネオンが目にしみる  街角あたりの占いじゃ いいことありそうで 忘れましょうか いやなこと あ~背中を向けて  流れて 流れて どこに流れて行くのやら あ~女がひとり 盛り場かもめ 私はかもめ 今じゃふるさと帰れない  寒いよ 寒いよ 今じゃすがれる人もない あ~誰かそばに来て 盛り場かもめ 私はかもめ 赤いネオンが目にしみる
こころうるおい夢本線村上幸子村上幸子関沢新一三島大輔神保正明あなたはいつ 旅立ちますか 何も言わずに 母が… 手料理こさえて います はじめて会う日の 目じるしに そっと一枝 ユキツバキ 抱いてホームで 待ってます きっといい日に なるように こころうるおい 夢のせて あなたは今 あさひの中ね 廻れ時計よ 早く… 二人のこころよ 急げ… 今日からあしたへ 夢抱いて――  あなたはまだ 知らないけれど 綺麗なんです 山が… すき透ります 川が… 手紙で話を するよりも 一度あなたに お会いして 私のふるさと 見てください きっといい日になるように こころうるおい 夢のせて あなたは今 あさひの中ね 瞼閉じれば見える… あなたの姿が 浮ぶ… もうすぐ幸せ 着きますね――  あなたは今 あさひの中ね 綺麗なんです 山が… すき透ります 川が… 見てください 私のふるさとを――
やがて港は朝村上幸子村上幸子丹古晴己鈴木淳斉藤恒夫海が荒れる 女が痩せる 船も来なくなる 恋が逃げる 涙がのこる 酒場の片隅 逢いたい 逢いたい 死ぬほど逢いたい タバコにむせた ふりをして 別れまぎわに 涙をかくしたあなた 思いでけむる 暖炉も消えて やがて……やがて港は朝  お酒がしみる グラスが割れる 夢も見なくなる 過去がぬれる 未練がつのる つめたい小窓に もえたい もえたい もいちどもえたい 言葉はいつも 強いのに 酔ってすねても やさしくゆるしたあなた 悲しみだけを 今夜も置いて やがて……やがて港は朝  逢いたい 逢いたい 死ぬほど逢いたい かわいていたむ 唇に 愛の帰る日 信じているのよあなた はかない希望(のぞみ) カモメに賭けて やがて……やがて港は朝
雨の駅裏村上幸子村上幸子丹古晴己鈴木淳馬場良雨の駅裏 いつものお店 あなたの夜汽車の 汽笛がひびく 送る約束してたのに 顔見りゃきっと また泣くわ つめたい私を ごめんなさいと 箸で書いてる 涙のカウンター  雨の駅裏 思い出通り 今夜はひとりで はしごをするわ これが最後と 云いながら 泣いては飲んだ 恋のあと 子供の私を ごめんなさいと 酒につぶやきゃ 涙の灯がゆれる  雨の駅裏 帰らぬ夢が 悲しいしづくを 散らしてはてる 酔えぬグラスで 濡らしても 指輪のあとは 痛むのに 未練な私を ごめんなさいと 空のボトルに 涙のさようなら
酒場すずめ村上幸子村上幸子山田孝雄四方章人涙という木に 止まった鳥は 人のやさしさ 忘れない どうせ俺らは 酒場のすずめ ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん 注いでおくれよ 情の酒を  幸せ探して お前も俺も 遠い故郷 捨てて来た 体寄せ合う 酒場のすずめ ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん 泣いてくれるな 裏町ギター  春の木漏れ陽 ここ迄おいで ビルの谷間の横丁に 今日も集まる 酒場のすずめ ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん ちゅんちゅん お前のもうよ 人恋酒場 
女の旅路村上幸子村上幸子荒木とよひさ三木たかし流れ流れて 明日は浮雲 女ひとりが たどりつくのは 潮の匂いの 北の酒場か 嘘の上手な 男の胸か  あゝ 恋の灯りを ともせば あゝ 風が吹き消す 何でこの世に 生れてきたの 涙似合う 身の上 しあわせ探し歩く 北の旅路はどこまで  春に桜を 夏にはまなす 秋がくるころ この町すてる 一夜芝居の 終わりきたなら 寒い木枯し また冬がくる  あゝ 人が恋しい夜には あゝ 枕を抱いて 忘れきれない 男の肌を 指でさぐる悲しさ しあわせ探し歩く 北の旅路はどこまで  あゝ 恋の灯りを ともせば あゝ 風が吹き消す 何でこの世に 生れてきたの 涙似合う 身の上 しあわせ探し歩く 北の旅路はどこまで
みちのくしぐれ村上幸子・鳥羽一郎村上幸子・鳥羽一郎丹古晴己中村典正(女)貴男ひとりよ… (男)お前ひとりさ (女)からめる小指も (女)痩せてやつれた 素泊りの宿 (男)明日の灯りは 見えないが (男女)たりなら ふたりなら 寒くない (男女)恋の窓うつ みちのくしぐれ  (女)貴男ごめんね… (男)苦労かけるな… (女)今夜も名前を (女)変える宿帳 涙ににじむ (男)人目をのがれる 旅だけど (男女)ふたりなら ふたりなら つらくない (男女)夢をふらせて みちのくしぐれ  (女)貴男まかせよ… (男)離しゃしないさ (男女)あとにはもどれぬ (男女)愛に流れる 男と女 (男女)つめたい噂に 追われても (男女)ふたりなら ふたりなら あたたかい (男女)朝は晴れてよ みちのくしぐれ
それなりに青い鳥村上幸子村上幸子阿久悠三木たかし爪を噛む 女にだけ 聴こえる あの歌は 裏切りの哀しみか 男の呼びかけか ひゅる ひゅると鳴るのは 真冬のあらしでも 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥  膝かけの 上で読む 破れた手紙には いいころの想い出や 未練の数々が 哀しげな演歌(はやりうた) 遠くで 聴こえても 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥  窓ごしの漁火は はかなく搖れてても 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥
恋小舟村上幸子村上幸子山田孝雄岸本健介今年の春は 遅れて来るわ 遅れた春は 暖たかい 傷を重ねた 命がふたつ 舵を取れない 故郷へ 帰りたい 帰れない 恋小舟  涙で結ぶ こころと心 他人になんか 切らせない 肌を寄せ合い 真冬の海で 夢の港を 探そうね 泣かないで 泣かないわ 恋小舟  昨日に生きる 女を捨てて 明日へ渡る 夜の岸 愛と言う名の あなたに曳かれ ついて行きます 世間川 離さない 離れない 恋小舟
螢火情話村上幸子村上幸子たかたかし三木たかし暗い海鳴り 窓の外 ため息一つ肩でする あれは螢火 恋の火か いとしい男の腕の中 とべない女が 泣いて 泣いて  泣いて身をこがす ハァー二度と 惚れまい他国の人には  海鴎おまえも さみしいか 手酌の酒が からになる 捨てていきたい いかれない あなたに抱かれた枕唄 頬づえついて 波に 波に 波にくちづさむ  夢であなたが 触れたよで 乱れた襟に指をやる 消すに消せない 命火が 女のこころの闇にとぶ 逢いたいあなたに 泣いて 泣いて 泣いて夜が明ける
おまえと生きる村上幸子村上幸子たかたかし岡千秋浮草みたいな ふたりでも 夢があるから いいと言う こんな男に 明日(のぞみ)をかけて つくす女の いじらしさ どこへはじけても 俺はおまえと おまえと生きる  ふたりで背おう 苦労なら 重くないわと 目で笑う 一対(つい)の湯呑みに 茶ばしらみつけ あなたごらんと 肩よせる この手離すなよ 俺はおまえと おまえと生きる  この雨あがれば 街うらに 遅いふたりの 春がくる 泣いたら俺の この目がみえぬ 抱けばいとしい 輪丁花(じんちょうげ) つつむぬくもりで 俺はおまえと おまえと生きる
不如帰GOLD LYLIC村上幸子GOLD LYLIC村上幸子星野哲郎桜田誠一命二つを 結ぶ糸 ちぎれて哀し 相模灘 あなた あなた あなた… この世の次の 次の世は 私のために 下さいと 泣いて血を吐く ほととぎす  添えぬ運命が すれ違う 京都の駅は 涙雨 いいえ いいえ いいえ… あなたと生きた 一とせは 千万年と 同じです 夢を宝を ありがとう  思い続けて 死ぬことの しあわせ知った 逗子の海 そうよ そうよ そうよ… あなたの船の 丸窓で 夜啼く鳥が いたならば それは私の ほととぎす
放浪記村上幸子村上幸子星野哲郎桜田誠一束ねた髪に ほこりをためて 一皿五銭の 菜を買う 灯りさざめく 帝劇も 宵の銀座の にぎわいも 知らぬ知らぬ他国の うつし絵か 青い青い秋刀魚の 目に涙  なんにも無けりゃ 男も逃げる しかたがないのは わかっても 露地に蚊放り火 焚くころは 恋のみれんに 鳴子坂 憎い憎いあいつの 唇の 匂い匂い呑み消す 香り酒  斜めにしいた せんべい蒲団 疲れたネオンが のぞきこむ 情けひとすじ 義理みすじ 明日は下谷か 日暮里か 一人一人重ねた 放浪の 破れ破れ畳を 引きむしる
京の川村上幸子村上幸子星野哲郎美樹克彦生きるか 死ぬかの 恋をして 女は綺麗に なるんやと うまいこと 乗せはって 魂抜かれて しもうたわ 泣いて 渡った 高野川 あの日と同じ 顔をして 川が流れる 松ヶ崎  いいのよ 半ぱに 生きるより 抜け殻一枚 身にまとい 空蝉の 巷から 追われて逆さに 吊られても 燃えてあなたと 禁断の 木の実をたべた 罪ならば うちは受けます 喜んで  割れても末に めぐりあう 加茂川育ちの 女です あきらめたふりをして じっくり思案を してますえ 内気装った その裏に 夜叉を隠して 先斗町 川は紅葉の 紅をさす
にごりえ村上幸子村上幸子星野哲郎桜田誠一灯り喰えて 沈む身に 似てやしないか ほてい草 胸をはだけて 団扇をつかう ふてたつもりの 襟足に 昔しゃこれでも 花だよと 忍び泣きする 艶ぼくろ  落ちてもがけば もがくほど はまる深みの 泥地獄 恋だ愛だとほざきなさんな ここは命の切り売りで その日 その日を生きている 泪女の 吹き溜り  飲んで騒いで いるときは みんな殿様 華族さま それでいいのさ このにごりえに まことなんかは 要らないが 帰るあなたに 被せかける 羽織 重たい 朝もある
帰郷村上幸子村上幸子石原信一森田公一あかのたちお雪解けの頃 ふたり連れ 故郷に帰る 約束でした 春はまだ浅い 越後路に 降りたったのは 私だけ いい人を みせられなくて ごめんなさい お母さん 東京暮し 楽じゃないけど もう一度 やりなおします
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