ふねがゆく水木一郎 | 水木一郎 | 伊藤アキラ | 馬飼野俊一 | | おおきなうみを ふねがゆく みなとにつくのは いつでしょう せかいをいっしゅう ごうかきゃくせん さかなをさがして トロールぎょせん あらしにまけない じゅんしせん 4ほんマストの はんせん にほんまる カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく みさきをまわる ふねがゆく ヨットがてをふり すれちがう からだをうかせて ホーバークラフト ジェットのちからで すいちゅうよくせん ひともくるまも カーフェリー しぶきをつっきる モーターボート カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく みなとをでるふね はいるふね いろいろしごとで いそがしい みなとのそうじ しゅんせつせん かじがおきたら しょうぼうせん にもつのもちあげ クレーンせん けしきをながめる ゆうらんせん カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく |
放課後山口百恵 | 山口百恵 | 有馬三恵子 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 芝生には 夕暮れ 図書館も おしまい 制服を ぬいだら 私 鳥のように 自由なの つばさひろげ 窓をぬけて 飛んでしまう心があるの 私にしろ もてあますわ こんな羽ばたく 胸のそのわけ 友だちと ここまで 街かどの ざわめき 誰からも ときはなされて ひとり前の 大人なの あれもこれも 刺激される 待ちきれない心があるの 私にしろ もてあますわ あてなくもえてる 胸のそのわけ |
ふたりの冬松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 雪がひと晩で草原に 真白なジュウタンしきました 小さな家は白い帽子を 木や草は白いコートをもらいました 冬の朝 雪の中で 私は想い出もらいました スキー しりもち 雪だるま 忘れたくはありません あなた憶えていますか 楽しい冬は 二人の冬でした 雪が降る日の草原は 真白な美しい物語 大きな丘の白いノートに 絵や線で白くきれいに書かれました 冬の朝 雪の中で 私は想い出読んでいます ダンロ コーヒー 笑い顔 忘れたりはしたくない あなた憶えていますか 静かな冬は 二人の冬でした あなた憶えていますか 静かな冬は 二人の冬でした |
宿り木みたいな人だけど松原のぶえ | 松原のぶえ | いとう彩 | 馬飼野俊一 | 竜崎孝路 | 好きな人の 身代わりに 死ねるのかと 聞かれたら ハイと即座に 答えます あんな男で いいのです そんな男で いいのです 宿り木みたいな 人だけど 誰にもあれこれ 言わせない …惚れた男でございます 好きな人に 好きなこと させてあげる 喜びを やっとおぼえた わたしです こんな女で いいのです そんな女で いいのです 何度も停車は したけれど 終着駅で 待っていた …たった一人の男です あんな男で いいのです こんな女で いいのです 宿り木みたいな 人だけど ふたりは一緒に 枯れて行く …惚れた男でございます |
青いコーヒー・カップ麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 青いコーヒーカップに 涙がひとつぶ ぽつり小さな また輪をつくる 今も遠いあの人を 想い出してる 海の見えるあの店で 私はひとり そうよ何もかもが 昔と同じよ あとはほほえむ あなたがいれば 誰もいない浜辺を ひとりで歩けば 波が時々 足跡消した 今もそっと目をとじて 想い出すたび 何故か知らず この頬に涙が落ちる それは愛の言葉 交わさず二人に 消えてしまった ひとつぶの恋 |
渚の誓い天地真理 | 天地真理 | ちあき哲也 | 馬飼野俊一 | | あなたが 砂浜に 好きって 描いてくれたから 私は 想い出と さよならできたのね 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 今日から二人 愛だけ見つめて行くの 愛だけ見つめて行くの あなたが いたずらに 小舟の 陰にかくれても 私は 幸せと はぐれはしないのよ 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 木の葉のように 若さにゆられて行くの 若さにゆられて行くの 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 今日から二人 愛だけ見つめて行くの 愛だけ見つめて行くの |
引越し森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | またひとりになりました 何度目でしょうか 引越し荷物もそのままで 窓辺で紅茶を飲んでます 恋が終ったその後は 同じ部屋には住めないくせが 今ものこっているのです 私は駄目な女です またひとりになりました 何度目でしょうか 想い出のこった品物が 段々少なくなってます 恋はここらでやめにして そっといようと考えるけど それもいつしか忘れます 私は駄目な女です それもいつしか忘れます 私は駄目な女です |
別れて生きる時も前川清 | 前川清 | 有馬三恵子 | 馬飼野俊一 | | いつとはなしの秋のように つらいさだめがしのび寄る日 泣きはしないと言いつつあふれた 君の涙を忘れはしない 罪は罪だと知って燃えた 熱い二人の恋だから 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ 黄昏 変る空のように とどめきれないしあわせ色 いつかかならずもどると誓えば 君は信じるふりしてくれた 思い思いに耐えた気持 他人(ひと)に言えない歳月(としつき)さ 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ ひとりひとりにかえるけれど 夢でいつでも逢えるから 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ |
不思議うふふTARAKO | TARAKO | 石原信一 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | ねェ 不思議と思う うふふふ… 感じ合えれば ミラクルテレパシー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの 真っ赤な心 こつんとノック お目覚めいかが マイスイートハート もうときめきが 止められないわ 見知らぬ世界 連れてって そよ風が 涙さらって 悲しみは グッバイメモリー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの やりたいことが めちゃくちゃあるの 眠っちゃいやよ マイスイートハート 危険もちょっと わるくはないわ 欲ばりなんて 言わないで 太陽をクルクルまわる 地球ごと ファンタスティック びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの ねェ 不思議と思う うふふふ… 感じ合えれば ミラクルテレパシー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの |
辞書チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 赤瓦の屋根が並ぶ この町の 図書館に勤めて 三ヶ月(みつき)にもうなる あなたに是非見せたかった この町は 花が舞う一番きれいな時期です あなたに借りたまま 返す時を失くした この辞書を見つめて 書く手紙は きっと最後のものになるのでしょう あらたまって文字に する様な想い出 探してみると 少ないけど 石畳の坂が多い この町で いつの日か 私も嫁いで行くでしょう あなたもまた別な場所で 幸せを 見つけ出し楽しく 暮しているでしょう すべてが遅すぎる そんな時になったら この町に遊びに来て下さい きっと笑って会える事でしょう その時までこの辞書 借して下さい 想い出とって おきたいから やはりあなたは こない 日が暮れる 日が暮れる 静かに まっくらな まっくらな 一日 ただ一人 ただ一人 私は くちびるかむのです さむい雨に濡れて 帰る道は遠い そっと うしろみても やはりあなたは こない 雨が降る 雨が降る 四日も なにもかも なにもかも 悲しい 泣きながら 泣きながら 私は ねむりにつくのです |
透きとおった哀しみあべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | ここで花を買った ここでお茶を飲んだ 子供のように並木の道を二人駈けたわ あなたがいた時は幸せだった街 今は今は哀しみ色よ 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ ここで夏のシャツを 二人見つけたのよ お揃いだからとってあるのよ今も私は どうして歓びはいつでも短かいの 夢は夢はさめるものなの 二人のあの季節ふたたび唄うのに ひとり哀しみの中よ あなたの想い出が心に痛いのに 今日も今日もこの街に来た 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ |
がまがえるガマエル子門真人 | 子門真人 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 名前は ガマエル がまがえる いつでも 序の口の おすもうさん からだは とっても 大きいが 勝負は いつも 負けばかり うちがけ そとがけ よりたおし 今日の 相手も 強かった それでも じっと 空を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる 明日の 相手は いぼがえる あいつに にらまれたら 動けない とのさまがえるは いつだって みごとに 勝って しまうのに おしだし つりだし うわてなげ 明日も やっぱり 負けそうだ それでも じっと 星を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる かわいい 友達 アマニエル 今日も がんばれって 言ってくれる 雨ふる 時には いつだって おうえん ぼくにしてくれる よりきり つき出し せおいなげ ぼくは 今日も だめだった それでも ぼくは 泣かないぞ がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル かまがえる |
美術館チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | いつもの小径を 歩いたの コートのえりを立て ただひとりだけ 想い出すわ 風の中で 涙の中で 愛がゆれて 恋がゆれて どこかに消えた いつもの海岸 あの人と 毎日通ったわ 日暮れの街を あなたは今頃 何してる 絵筆を握りしめ 暮しているの 想い出して 恋の終り 一年前の 愛がもえて 恋がもえて どこかに消えた 古びた街角 なつかしい ひとりで来てみたの 美術館 |
あのひとが帰る朝あべ静江 | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | テラスに咲いた 野菊の花が 嬉しい朝を 知っているみたい 夏の終りに お別れをして 枯葉の秋に あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ 長くのばした わたしの髪は あなた好みに なったでしょうか 窓を開ければ 朝陽が当る わたしの部屋の 白いカーテンに 指折り数え 待っていた朝 十四時着で あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ ユトリロの絵を 壁に飾って あなた好みに なったでしょうか |
想い出の散歩道オトナモード | オトナモード | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 掌にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色 |
夏の終りに来た手紙麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の終りのあのお手紙は さよならだったのね 怖くて私は読んでいません どことなくあなた 違ってたから あなたが いなくなってから 私の目には 涙だけ さよならの理由(わけ)は きっとそれにしるしてあるわ やさしいあなたの事だから 夏の終りのあの横顔は さよならだったのね あの日はやっぱり気づかいでしょう 理由もなくだから 笑ったのでしょう 口では言えぬ やさしさが あなたの目には あふれてる さよならの理由を 今はとても知りたいけれど 私は怖くて読めません 私は怖くて読めません |
歌は、わたしの人生 <Remix>天童よしみ | 天童よしみ | たかたかし | 馬飼野俊一 | | 生まれたときから わたしには いつも歌があったわ 今日までわたしを強く ささえてくれた歌が…… 時にはこの世の北風に 凍えながらそれでも くじけず歌ってきたわ 心がのぞむままに 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける 泥んこ道でも かまわない そこに歌があるなら 涙にまけずに歌う 明日に愛をこめて…… 歌はわたしの祈り 魂の熱い叫び ひたすらに歌の道を わたしは歩きつづける 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける |
ひとつの道チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | この広い大空の下で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛は何よりも深く 虹のような 恋する気持を大切にしたい 今は…… ひとつの道を 二人で歩く 夜明けの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で この長い人生の中で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛に幸せをつめて 夢のような 恋する世界を大切にしたい 今は…… ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で |
赤い砂時計桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | あなたの いない日曜日 わずか三日の お別れなのに なんだか涙が 出ちゃいそう 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 わたしの 好きな日曜日 わずか三日の お別れなのに あなたの ことだけ考える 私は赤で あなたは 青の あの日の 小さな砂時計 わたしが 欲しいと云ったの 二人で買った 砂時計 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 |
愛の記念日あべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | あなた待つのよ 花を飾り 甘いケーキも 焼けた頃よ 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間に 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 一つローソク ともしましょう 愛の想いを ひそかにこめて きっとあなたは 忘れたでしょう 街に緑が ゆれていたわ 今日はそうよ 愛の記念日 忘れないで ほしいの あの時の空の色 あざやかに想い出す この目とじると 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間にか 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて |
愛の方舟山本リンダ | 山本リンダ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | なにげなく見送る 海辺の黄昏(たそがれ)も セピア色に染まる カモメも絵の中 きょうという日は帰らぬ 流れ星ね 人はこの世をさすらう 時空(じくう)の旅人 永遠(えいえん)の生命(いのち)が あるなら なにも こわくはないけど あなたしか 見えない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… なにげなく見上げる 夜空の彼方にも かぞえきれぬ数の よろこび哀(かな)しみ あすという日の扉(とびら)を あけるために 人は出逢いと青空 信じて旅する 永遠(えいえん)の生命(いのち)を 紡(つむ)いで 絆(きずな) 結んでください あなたしか いらない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりはとこしえ 方舟(はこぶね)にのって 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… |
想い出の散歩道矢野顕子+TIN PAN | 矢野顕子+TIN PAN | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 拳にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色よ |
もの想いあべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | 時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ |
素敵な冬休み桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 冬休みが終ったら 私に恋人 できるかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば そよ風みたいに 喜ぶでしょう 鏡の前でそっと 口紅つけてみるの ちょっぴり大人の恋が してみたい 冬休みが終ったら 私の望みが かなうかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば 春の陽みたいに まぶしいでしょう 宛名もないのにそっと 手紙を書いてみたの ちょっぴり大人の恋が してみたい おやすみ前にそっと 電話でお話したい ちょっぴり大人の恋が してみたい |
恋は道連れ花ざかり浅田あつこ | 浅田あつこ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | | 他人の恋ほど よく見えまする 他人の仲ほど 気になりまする 義理が風邪ひきゃ 人情で治す 乗せる男の 口車 だからいいのよ 泣くも笑うも 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 七ッ転んで 苦労をしたら あとの八ッで しあわせつかむ 女ごころに 化粧をさせて 着せる文金 高島田 だからいいのよ 夢もいろいろ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 酒におぼれりゃ 涙でござる 酒にすがれば 未練でござる 花と咲け咲け この世の花と 口説く男の 助け舟 だからいいのよ 惚れて惚れられ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり |
波 静かなれ澤木和雄 | 澤木和雄 | 荒木とよひさ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 波 静かなれ 落日の海原よ 過ぎてゆく夏の 肩先見送れば 砂浜を駆けぬける まぶしき少年よ 帰らざる遠き日の 我が身を映すけど まだ遅くない 秋が来ても そして 冬の日が来ても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから 陽よ また昇れ 悠久(ゆうきゅう)の時を越え 天の川 宙(そら)を その掌(て)で包んでも 草枕寝ころべば あふれる涙星 寂しさは 何処(いずこ)かと 我が身に問いかける まだ遅くない 白き髪も たとえ 年老いていても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから まだ遅くない 秋が来ても そして 冬の日が来ても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから |
恋の手紙にルールはない松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | デイトの時間を決めるのは 電話のやつでいいけれど 恋の気持を言うのには 手紙でないと だめ 何度も笑顔がほしいなら 写真を見ればいいけれど 彼のやさしさ知るのには 手紙のほうが いい 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 デイトに私を運ぶのは 電車のやつでいいけれど 恋の心を乗せるのは 手紙のほうが いい 今日の二人の出来事は 日記に書けばいいけれど 彼の全てを解かるのは 手紙でないと だめ 恋の手紙にルールはない ひにく 押しつけ 涙っぽい 自分かってはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 |
古い珈琲屋山口ひろみ | 山口ひろみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 森脇哲 | 私に似ている女(ひと)が 描かれた絵が 港の近くの古い店に あるときいた それは幸せな昔 たった一枚だけど あなたが私を描いて くれたもの 私と暮らしたあの日 小さな部屋 初めてあなたが描いてくれた ものでしょうか 私が描かれた女(ひと)は 笑顔のまま カフィーの香りの匂う店で 暮らしていた あの日描きかけのこの絵 たった一枚だけを あなたは大事にかかえ 部屋を出た 私はこうして 今もみつめている 別れの理由(わけ)すら告げずに去った 人の事を |
一ぱいのお酒真咲よう子 | 真咲よう子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 渡辺博史 | 最初の一ぱいは 私につがせて あなたを誰かに 盗(と)られないうちに お酒の楽しさを ふりまく人だから グラスのまわりに 陽だまりができる すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように 最初の一ぱいは 私にかえして あなたの名残(なごり)を 独(ひと)り占(じ)めしたい お酒のせつなさを 知ってる人だから かくれてひそかに 傷ついているわ いつでもいいの 気が向いたとき 私の愛を たしかめにきて かたほうの手で くりかえし 私の眉に 触れてみて 最後の一ぱいは 私にのませて やさしいおやすみの 口づけがわりに すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように |
若草の髪かざりVanilla Mood | Vanilla Mood | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | あなたが髪に 結んでくれた 芽生えたばかりの 草の髪かざり やさしい春の ひざしの中で 私はあなたの 胸で夢みてる ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり ひばりの歌が のどかにきこえ ふたりはいつしか そっとくちづける 緑がつづく 野原を歩く そよ風みたいに 甘くゆれながら 恋したひとと 結ばれるなら なにもいらない これでしあわせよ ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり 小さな家が 谷間に見えて ふたりを迎える 鐘がなりひびく 注意:歌詞は原歌詞を掲載しております。 |
部屋キム・ヂョンチャン | キム・ヂョンチャン | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 部屋を借りたわ 二人のために 鍵もひとつは あなたのために ほんの わずかな時を 誰にも じゃまされたくなくて あゝ 離れられない あゝ 別れられない 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です あなたすべてを ほしくはないの 黙る背中を 見たくはないの 逢える 二人の時が 悲しくなる程 楽しいの あゝ 死にもできない あゝ 燃えていくだけ 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です あゝ 離れられない あゝ 別れられない 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です |
姿見牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 鏡に姿を うつしてみれば 不幸が着物を 着てるよう 涙にむせて 張り裂けそうな この胸この手で 押さえています 私どこから 間違えたのかしら 男と女の もつれた糸は 鋏(はさみ)でぷつりと 切りましょか できれば過去を 釦(ボタン)のように つけ替えられたら いいのでしょうが 私いつから 間違えたのかしら 躰が細ると 心もやせて 夢までちいさく しぼみそう しおれた花に 盛りの頃の 色艶(いろつや)問うのは 酷(むご)すぎますわ 私なにから 間違えたのかしら 私…… 間違えたのかしら |