マリアさよならマリア 絡め合った小指と カラメル色した日溜りの午後 今さら「ごめんね」なんて謝ってみても 君は許してくれないよね もともと君と出会えたことが 奇跡みたいなものだったんだ どんな慰めの魔法でも 今の僕には効かないよ マリア 君は僕の恋人 君のいない部屋はまるで夕暮れの遊園地 マリア もしもやり直せるなら この部屋に帰ってきておくれ そしたら君が大好きだった オムライスをつくるよ 僕は今でも覚えているよ 耳の後ろにあったホクロを 長い髪を結わいた時に いつもチラッとだけ見えるのさ 世界中の誰もが 僕らの出会いを祝福してるとすら思っていた そんな脳天気な僕だから たまに頼りなくもあったよね マリア 君は僕の喜ぴ ぽっちゃりしてるお尻が好きさ マリア たまに気が向いたなら 電話でも掛けてきておくれ そんな時はちょっとからかってほしい またあの時のように もともと君と出会えたことが 奇跡みたいなものだったんだ どんな万能な良薬も 今の僕にとっちゃ意味がないよ マリア 君は僕の恋人 君のいない部屋はまるで夕暮れの遊園地 マリア もしもやり直せるなら この部屋に帰ってきておくれ そしたら君が大好きだった オムライスをつくるよ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | さよならマリア 絡め合った小指と カラメル色した日溜りの午後 今さら「ごめんね」なんて謝ってみても 君は許してくれないよね もともと君と出会えたことが 奇跡みたいなものだったんだ どんな慰めの魔法でも 今の僕には効かないよ マリア 君は僕の恋人 君のいない部屋はまるで夕暮れの遊園地 マリア もしもやり直せるなら この部屋に帰ってきておくれ そしたら君が大好きだった オムライスをつくるよ 僕は今でも覚えているよ 耳の後ろにあったホクロを 長い髪を結わいた時に いつもチラッとだけ見えるのさ 世界中の誰もが 僕らの出会いを祝福してるとすら思っていた そんな脳天気な僕だから たまに頼りなくもあったよね マリア 君は僕の喜ぴ ぽっちゃりしてるお尻が好きさ マリア たまに気が向いたなら 電話でも掛けてきておくれ そんな時はちょっとからかってほしい またあの時のように もともと君と出会えたことが 奇跡みたいなものだったんだ どんな万能な良薬も 今の僕にとっちゃ意味がないよ マリア 君は僕の恋人 君のいない部屋はまるで夕暮れの遊園地 マリア もしもやり直せるなら この部屋に帰ってきておくれ そしたら君が大好きだった オムライスをつくるよ |
人間の森流れた涙が 星になって 星になってから 闇に消えてった 震えていたのは 僕の方だよ 優しいふりして 肩に手を掛けた 天津風に今 身を預けて 覚えのない未来 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 月並な夢に 絆されて 傷つくことを忘れた僕は 名もなき外国の鳥 答えのない世界 折に触れ 夕暮れに あの小さな浮浪雲 どことなく僕らに似ているよ 何処へ 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 悲しみの雨は メゾフォルテ 途絶えた点と点を辿って 異なる旅立ちの時 答えのない世界 折に触れ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭 | 流れた涙が 星になって 星になってから 闇に消えてった 震えていたのは 僕の方だよ 優しいふりして 肩に手を掛けた 天津風に今 身を預けて 覚えのない未来 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 月並な夢に 絆されて 傷つくことを忘れた僕は 名もなき外国の鳥 答えのない世界 折に触れ 夕暮れに あの小さな浮浪雲 どことなく僕らに似ているよ 何処へ 綺麗なだけの蝶々を追って 迷い込んだ人間の森 悲しみの雨は メゾフォルテ 途絶えた点と点を辿って 異なる旅立ちの時 答えのない世界 折に触れ |
君は五番目の季節君と別れて いくつかの季節が過ぎていった 僕はもう君の知らない町で 君の知らない歌を唄っているよ 勝手気侭な タンポポの綿毛を指で追って 国道の緩いカーブを超えて あの日のままの君の影を抱いた それ故に 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる 五番目の季節 君は五番目の季節 何故に世界は こんなにも麗らかで悲しいんだろう 夢にまで及ぶ君の遺香を 返す返す暮れる空に放った 去り行かば 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる 五番目の季節 風に遊ぶ白いカーテンの向こう側 七色の夢が踊る 二度と戻らない頃 目眩(めくりめ)く悠遠に 願わくば 嗚呼… 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる それ故に 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て いつの日か 終わりのない 思い出に変わる 君は五番目の季節 僕の最愛の人よ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 田中義人 | 君と別れて いくつかの季節が過ぎていった 僕はもう君の知らない町で 君の知らない歌を唄っているよ 勝手気侭な タンポポの綿毛を指で追って 国道の緩いカーブを超えて あの日のままの君の影を抱いた それ故に 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる 五番目の季節 君は五番目の季節 何故に世界は こんなにも麗らかで悲しいんだろう 夢にまで及ぶ君の遺香を 返す返す暮れる空に放った 去り行かば 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる 五番目の季節 風に遊ぶ白いカーテンの向こう側 七色の夢が踊る 二度と戻らない頃 目眩(めくりめ)く悠遠に 願わくば 嗚呼… 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て 今年もまた君がやって来る 君は僕に訪れる それ故に 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来て いつの日か 終わりのない 思い出に変わる 君は五番目の季節 僕の最愛の人よ |
手紙新しいこの街にも 少しずつ慣れてきたよ 昨日から降り続く雨に 布団はびしょ濡れだけど この間隣街で 日雇いの仕事を見つけたよ すごく割りはいいけれども 迷ってるよ それはそうと君の方は きっと女らしくなったろう 相変わらず憎まれ口でも 叩いているのかい 来年は久しぶりに ぶらり帰ろうと思います 蓮華草咲き誇る頃には 会えるかもね この手紙を読んだら すぐに捨てて欲しい 特に意味はないものだから 少し照れ臭いけれど 飾らないあなたの幸せを 今日もまたこの場所から 祈ってるよ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 新しいこの街にも 少しずつ慣れてきたよ 昨日から降り続く雨に 布団はびしょ濡れだけど この間隣街で 日雇いの仕事を見つけたよ すごく割りはいいけれども 迷ってるよ それはそうと君の方は きっと女らしくなったろう 相変わらず憎まれ口でも 叩いているのかい 来年は久しぶりに ぶらり帰ろうと思います 蓮華草咲き誇る頃には 会えるかもね この手紙を読んだら すぐに捨てて欲しい 特に意味はないものだから 少し照れ臭いけれど 飾らないあなたの幸せを 今日もまたこの場所から 祈ってるよ |
花の名前僕と君が出会ったのは ドーナツ池のそのほとり ねぇ遊ぼうって言う前に 君は微笑んだ 春には春の 秋には秋の 花々は咲き、綻ぶ それはまるで 百年前の約束みたい サクラ ヒマワリ カスミソウ ダリア カトレア ノウゼンカズラ どの花にも それぞれに呼び名はあるけど サツキ アジサイ キンモクセイ ポピー モクレン ブーゲンビリア 本当の名前を 僕は知らない 私とあなたが出会ったのは 銀杏並木のアーケード 家路を急ぐ人の波 呼ぶ声がした 夏には夏の 冬には冬の 流行歌が流れてくる それはまるで 百年先の幻みたい アザミ コスモス クロッカス ツバキ ナデシコ ドウダンツツジ どの花にも それぞれに香りがあるように キキョウ クチナシ ハナミズキ シオン アネモネ エーデルワイス 私は一人の 人でありたい 僕と君 私とあなた 一つだけの 名前を呼んで とりどりの 色とりどりの 花を咲かすよ 只 サクラ ヒマワリ カスミソウ ダリア カトレア ノウゼンカズラ どの花にも それぞれに呼び名はあるけど サツキ アジサイ キンモクセイ ポピー モクレン ブーゲンビリア | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭 | 僕と君が出会ったのは ドーナツ池のそのほとり ねぇ遊ぼうって言う前に 君は微笑んだ 春には春の 秋には秋の 花々は咲き、綻ぶ それはまるで 百年前の約束みたい サクラ ヒマワリ カスミソウ ダリア カトレア ノウゼンカズラ どの花にも それぞれに呼び名はあるけど サツキ アジサイ キンモクセイ ポピー モクレン ブーゲンビリア 本当の名前を 僕は知らない 私とあなたが出会ったのは 銀杏並木のアーケード 家路を急ぐ人の波 呼ぶ声がした 夏には夏の 冬には冬の 流行歌が流れてくる それはまるで 百年先の幻みたい アザミ コスモス クロッカス ツバキ ナデシコ ドウダンツツジ どの花にも それぞれに香りがあるように キキョウ クチナシ ハナミズキ シオン アネモネ エーデルワイス 私は一人の 人でありたい 僕と君 私とあなた 一つだけの 名前を呼んで とりどりの 色とりどりの 花を咲かすよ 只 サクラ ヒマワリ カスミソウ ダリア カトレア ノウゼンカズラ どの花にも それぞれに呼び名はあるけど サツキ アジサイ キンモクセイ ポピー モクレン ブーゲンビリア |
金色の空そうやってまたひとり部屋に籠り 移ろう陽を一通り見ていた 感情の波にまんまとしてやられ 浅瀬で遊んでいた 日常はほぼ惰性で彩られ 時間だけが円やかに流れた ともすればまだあの日の失言を 未だに悔やんでいる 対岸の向こう夕凪でも そもそものイメージになるたけ沿っていたい こうやって今は晴れて足宛いてる 苦しいのは自分だけじゃない話 金色の空 静かに問い掛けてくる 君が何をしたいかだと 友人の多くは大方身を固め 見紛うほど背筋は真っ直ぐ伸び 最近じゃもう強がるポーズさえも 誰にも拾われない 金色の空 悲しみさえ 二人称でしか分かち合う術はないの それだって日々は至極美しい 通りすがる旅人よ何処へ 失って尚 懲りずに欲かいている ほら、またさっきの道 人知れずとも プラタナスの樹 揺れているよ ごうごうと 閉め切った窓に雲が浮かんでる 届きそうで届かないものばかり なんだっけかな 横文字に寝返るなら そう、アローン アローン こうやって今は晴れて足宛いてる 苦しいのは自分だけじゃない話 金色の空 何かを言い掛けている それが思い違いでも 生きているよ 生きているよ 思い違いでも | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭・森山直太朗 | そうやってまたひとり部屋に籠り 移ろう陽を一通り見ていた 感情の波にまんまとしてやられ 浅瀬で遊んでいた 日常はほぼ惰性で彩られ 時間だけが円やかに流れた ともすればまだあの日の失言を 未だに悔やんでいる 対岸の向こう夕凪でも そもそものイメージになるたけ沿っていたい こうやって今は晴れて足宛いてる 苦しいのは自分だけじゃない話 金色の空 静かに問い掛けてくる 君が何をしたいかだと 友人の多くは大方身を固め 見紛うほど背筋は真っ直ぐ伸び 最近じゃもう強がるポーズさえも 誰にも拾われない 金色の空 悲しみさえ 二人称でしか分かち合う術はないの それだって日々は至極美しい 通りすがる旅人よ何処へ 失って尚 懲りずに欲かいている ほら、またさっきの道 人知れずとも プラタナスの樹 揺れているよ ごうごうと 閉め切った窓に雲が浮かんでる 届きそうで届かないものばかり なんだっけかな 横文字に寝返るなら そう、アローン アローン こうやって今は晴れて足宛いてる 苦しいのは自分だけじゃない話 金色の空 何かを言い掛けている それが思い違いでも 生きているよ 生きているよ 思い違いでも |
日々ありふれた日々の中で 君は眠っていた 暗闇に影を潜めながら 明日を待ちわびていた 色のない夢の狭間で 僕はしゃがんだまま 頼りない声震わせながら 数を数えていた 遠い日の夕映えに染まるモノローグ 泣いている 泣いている心に気付いていた ありふれた日々を今はただ生きている 雲は流れる ささやかな夢を描いてる 否が応でも 果てのない時の向こうへ 物語は続く 三叉路に暫し佇んだまま 揺れる木々を見てた 柔らかい 光のどけき春の予感 繰り返す 繰り返す 景色に隠れていた 古ぼけた地図の上をまだ歩いてる 行くあてもなく 鮮やかな瞬間を求めてる 束の間でも ありふれた君と ありふれた僕の 色褪せた夢の欠片を集めて合わせてみた ありふれた日々を 今はただ生きている 宙は広がる ささやかな夢を描いてる 否が応でも ありふれた日々が ゆっくりと動き出す 動き始める 生温い風に誘われながら 君の方へと | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 蔦谷好位置 | ありふれた日々の中で 君は眠っていた 暗闇に影を潜めながら 明日を待ちわびていた 色のない夢の狭間で 僕はしゃがんだまま 頼りない声震わせながら 数を数えていた 遠い日の夕映えに染まるモノローグ 泣いている 泣いている心に気付いていた ありふれた日々を今はただ生きている 雲は流れる ささやかな夢を描いてる 否が応でも 果てのない時の向こうへ 物語は続く 三叉路に暫し佇んだまま 揺れる木々を見てた 柔らかい 光のどけき春の予感 繰り返す 繰り返す 景色に隠れていた 古ぼけた地図の上をまだ歩いてる 行くあてもなく 鮮やかな瞬間を求めてる 束の間でも ありふれた君と ありふれた僕の 色褪せた夢の欠片を集めて合わせてみた ありふれた日々を 今はただ生きている 宙は広がる ささやかな夢を描いてる 否が応でも ありふれた日々が ゆっくりと動き出す 動き始める 生温い風に誘われながら 君の方へと |
未来~風の強い午後に生まれたソネット~例えば神様の悲しみを 信じられないボクを 君は笑うのかしら 途絶えた カタコトの愛情とウタカタの溜め息を ひび割れたホロスコープに 重ね合わせてる きっと 生まれ変わったとしても もう一度君に逢いたい 嗚呼 吹き抜ける風が時空(とき)を超えて ボクに微笑みかけた ブーゲンビリアの花言葉 あの日の君に贈るよ 嗚呼 今も胸を焦がすよ それは 風の強い午後に生まれたソネット 例えば あの時あの場面で 君と逢えなかったら ふたりの未来は どんな風になっていたのかな 強がりで 泣き虫な君に 終わりのない 本を読むよ コバルトの 追憶に潜む 海原を翔(かけ)る ポセイドン きっと 生まれ変わったとしても もう一度君に逢いたい 嗚呼 吹き抜ける風が時空を超えて ボクに微笑みかけた 幾億千の星の彼方 愛する君とただ揺れていたい ずっと忘れないよ それは 風の強い午後に生まれたソネット 君と共に歩む世界に 描いた未来を | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 例えば神様の悲しみを 信じられないボクを 君は笑うのかしら 途絶えた カタコトの愛情とウタカタの溜め息を ひび割れたホロスコープに 重ね合わせてる きっと 生まれ変わったとしても もう一度君に逢いたい 嗚呼 吹き抜ける風が時空(とき)を超えて ボクに微笑みかけた ブーゲンビリアの花言葉 あの日の君に贈るよ 嗚呼 今も胸を焦がすよ それは 風の強い午後に生まれたソネット 例えば あの時あの場面で 君と逢えなかったら ふたりの未来は どんな風になっていたのかな 強がりで 泣き虫な君に 終わりのない 本を読むよ コバルトの 追憶に潜む 海原を翔(かけ)る ポセイドン きっと 生まれ変わったとしても もう一度君に逢いたい 嗚呼 吹き抜ける風が時空を超えて ボクに微笑みかけた 幾億千の星の彼方 愛する君とただ揺れていたい ずっと忘れないよ それは 風の強い午後に生まれたソネット 君と共に歩む世界に 描いた未来を |
恋しくてあれはもう過ぎた日の出来事 君といたあの季節 笑い話にはまだほど遠くって 捨てられない宛名のない手紙 どこからかもう冬の足音 色めく街のショーウィンドー 道行く人はなぜかよそよそしくて 凍える胸 モノクロの世界 溜め息は行き場を失ったまま 恋しくて 恋しくて 君の名を呼んだ 綿雪舞う空 かえらない思い出は 白く降り積もり 心の中に溶けてゆく いつまでも君を離さないよと 強く抱きしめたけど そんなにしたら私苦しいよって 笑われたね たまプラーザ行のバスに揺られ二人 何処へでも行ける気がしてた 時の流れを忘れてしまうほどに 見つめ合った 切なくて 切なくて 追憶の季節を 玩んでみても 燦々と降り注ぐ 淡い光が今 滲む涙で霞んでる 傷付けたくないと願うことで 君を傷付けてしまった その過ちに胸が詰まるよ 今更 恋しくて 恋しくて 君の名を呼んだ 綿雪舞う空 帰らない思い出は 永久の冬を越えて 恋しくて 恋しいほど 信じ合えたあの愛が嘘じゃないって思える いつの間にか降り止んだ雪の空は 果てしなく広がっていた 振り返っちゃいけないんだね 君のいないこの道を 君のいないこの道を | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 笹路正徳 | あれはもう過ぎた日の出来事 君といたあの季節 笑い話にはまだほど遠くって 捨てられない宛名のない手紙 どこからかもう冬の足音 色めく街のショーウィンドー 道行く人はなぜかよそよそしくて 凍える胸 モノクロの世界 溜め息は行き場を失ったまま 恋しくて 恋しくて 君の名を呼んだ 綿雪舞う空 かえらない思い出は 白く降り積もり 心の中に溶けてゆく いつまでも君を離さないよと 強く抱きしめたけど そんなにしたら私苦しいよって 笑われたね たまプラーザ行のバスに揺られ二人 何処へでも行ける気がしてた 時の流れを忘れてしまうほどに 見つめ合った 切なくて 切なくて 追憶の季節を 玩んでみても 燦々と降り注ぐ 淡い光が今 滲む涙で霞んでる 傷付けたくないと願うことで 君を傷付けてしまった その過ちに胸が詰まるよ 今更 恋しくて 恋しくて 君の名を呼んだ 綿雪舞う空 帰らない思い出は 永久の冬を越えて 恋しくて 恋しいほど 信じ合えたあの愛が嘘じゃないって思える いつの間にか降り止んだ雪の空は 果てしなく広がっていた 振り返っちゃいけないんだね 君のいないこの道を 君のいないこの道を |
陽は西から昇る暗闇にぶらさがった 星が流れる夜 窓を開けて 風を舐めて 月明かり浴びて 徒(いたずら)に解き放った コトバ達の群れが 後に引けず あてもなく 泣く泣く彷徨ってる 例えば僕は何処まで 生きて行けるだろう 音も立てず 影も見せず 何も残さず 揺らめく街の光は まるでさざ波のように 時と共に朝の中へ そしてまた陽は西から昇る 誰にも気づかれぬように 僕はただ呟くだけ あの日の愛を… 君が涙を流した時に 実は気づかないフリをしていた これ以上君を傷つけることになるから 心の隙間を埋めるように まだ見ぬ明日へ導くように 眩しすぎる光の中、今 そしてまたこうしてる間に 陽は西から昇る すべてをあざ笑うように 僕はただ呟くだけ あの日の愛を… そしてまた陽は西から昇る 誰にも気づかれぬように 僕はただ呟くだけ 今日の日の愛を… | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 暗闇にぶらさがった 星が流れる夜 窓を開けて 風を舐めて 月明かり浴びて 徒(いたずら)に解き放った コトバ達の群れが 後に引けず あてもなく 泣く泣く彷徨ってる 例えば僕は何処まで 生きて行けるだろう 音も立てず 影も見せず 何も残さず 揺らめく街の光は まるでさざ波のように 時と共に朝の中へ そしてまた陽は西から昇る 誰にも気づかれぬように 僕はただ呟くだけ あの日の愛を… 君が涙を流した時に 実は気づかないフリをしていた これ以上君を傷つけることになるから 心の隙間を埋めるように まだ見ぬ明日へ導くように 眩しすぎる光の中、今 そしてまたこうしてる間に 陽は西から昇る すべてをあざ笑うように 僕はただ呟くだけ あの日の愛を… そしてまた陽は西から昇る 誰にも気づかれぬように 僕はただ呟くだけ 今日の日の愛を… |
小さな恋の夕間暮れ南へと向かう 背中丸めた飛行船 見上げた横顔 いつもと同じ交差点 強がった時の 不安定な君が 何故だろう、いとおしく そっと抱き寄せた 踏切で途切れた言葉 夕映えに染められて 唇が象った「サヨナラ」 小さな恋の夕間暮れ 君と歩いてた 黄昏の空に 行き場をなくした異邦人 知らない街から 届く枯れ葉の便箋 過ぎ去った時を 追い掛けてはしゃぐ 君の目に浮かんだ 遠い日の別離 夕暮れに滲んだ涙 棚引く千切れ雲 枸橘の木陰に凭れて 覚めない夢と知りながら 君を愛してた 踏切で途切れた言葉 こんなにも恋しくて 唇が象った「サヨナラ」 眩い季節に抱かれ――― 遠ざかる君の背中 人波に攫われて 最初から分かっていたんだ 小さな恋の夕間暮れ 君と歩いてた 小さな恋の夕間暮れ 君を愛してた | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 渡辺善太郎 | 南へと向かう 背中丸めた飛行船 見上げた横顔 いつもと同じ交差点 強がった時の 不安定な君が 何故だろう、いとおしく そっと抱き寄せた 踏切で途切れた言葉 夕映えに染められて 唇が象った「サヨナラ」 小さな恋の夕間暮れ 君と歩いてた 黄昏の空に 行き場をなくした異邦人 知らない街から 届く枯れ葉の便箋 過ぎ去った時を 追い掛けてはしゃぐ 君の目に浮かんだ 遠い日の別離 夕暮れに滲んだ涙 棚引く千切れ雲 枸橘の木陰に凭れて 覚めない夢と知りながら 君を愛してた 踏切で途切れた言葉 こんなにも恋しくて 唇が象った「サヨナラ」 眩い季節に抱かれ――― 遠ざかる君の背中 人波に攫われて 最初から分かっていたんだ 小さな恋の夕間暮れ 君と歩いてた 小さな恋の夕間暮れ 君を愛してた |
とは宙に散開した捕えようのない想い 自転車を跨いでカーブに沿って切るハンドル どんな困難だってしれっと乗りこなしてみせる 若干安易なオペレーションだけど 週に何回かは習い事いれたり 色んな角度から互いを見つめ直してみる 年月を経てやっとこさ気付けることもあるって なんだその種のモチベーション 愛するとは とは 信じるとは とは 崩れ落ちそうな イメージの防波堤 弛まぬ不安不安 宛ら不和不和 交わることのない 「永久」のパラレル 風が歌を遮る 言うに事欠いて黄昏のせいにしたり 負傷者のフリしてその場にへたり込んでみる 愛想良くしてりゃそのままやり過ごせるのに 疑問符は結うオートメーション 喜びとは とは 綻びとは とは 降り止みそうもない 優しい天気雨 傍目に不乱不乱 その実フラフラ 乾くことのない 「とは」のパラソル それもまた因縁 宙に散開した捕えようのない想い 週に何回かは習い事いれたり 言うに事欠いて黄昏のせいにしたりして 今更─…… 最終バス乗り過ごして 夜明けを待った 少しくらい本当のこと 言えばよかった 忘れかけた思い出さえ 暗闇のなか まだ輝いてる 輝きを帯びてる 愛するとは とは 信じるとは とは 崩れ落ちそうな イメージの防波堤 弛まぬ不安不安 宛ら不和不和 交わることのない 「永久」のパラレル 風が歌を遮る | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭・森山直太朗 | 宙に散開した捕えようのない想い 自転車を跨いでカーブに沿って切るハンドル どんな困難だってしれっと乗りこなしてみせる 若干安易なオペレーションだけど 週に何回かは習い事いれたり 色んな角度から互いを見つめ直してみる 年月を経てやっとこさ気付けることもあるって なんだその種のモチベーション 愛するとは とは 信じるとは とは 崩れ落ちそうな イメージの防波堤 弛まぬ不安不安 宛ら不和不和 交わることのない 「永久」のパラレル 風が歌を遮る 言うに事欠いて黄昏のせいにしたり 負傷者のフリしてその場にへたり込んでみる 愛想良くしてりゃそのままやり過ごせるのに 疑問符は結うオートメーション 喜びとは とは 綻びとは とは 降り止みそうもない 優しい天気雨 傍目に不乱不乱 その実フラフラ 乾くことのない 「とは」のパラソル それもまた因縁 宙に散開した捕えようのない想い 週に何回かは習い事いれたり 言うに事欠いて黄昏のせいにしたりして 今更─…… 最終バス乗り過ごして 夜明けを待った 少しくらい本当のこと 言えばよかった 忘れかけた思い出さえ 暗闇のなか まだ輝いてる 輝きを帯びてる 愛するとは とは 信じるとは とは 崩れ落ちそうな イメージの防波堤 弛まぬ不安不安 宛ら不和不和 交わることのない 「永久」のパラレル 風が歌を遮る |
四月になれば夢を持てよと人は言う 夢はなくとも生きている 夢はわざわざ捨てたのに 忘れたころに言いやがる 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 泣いてばかりの青春に ほとほとうんざりしたのです 卒業証書の片隅に ごくろうさんと書いてみた 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 見慣れた町に花が咲く 風もいくぶん優しかろう 大好きな君に会いたくて 何度も歩く道の上 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 群青色の海原を 何に例えりゃいいのかと 丸めて弾いた昼下がり 髪も瞼に掛かる頃 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 飛べない空に閃いた 愚痴る言葉の軽やかさ 平方センチの黄昏に 天地の差などあるものか 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 夢を持てよと人は言う 夢はなくとも生きている 夢はわざわざ捨てたのに 忘れたころに言いやがる 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 泣いてばかりの青春に ほとほとうんざりしたのです 卒業証書の片隅に ごくろうさんと書いてみた 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 見慣れた町に花が咲く 風もいくぶん優しかろう 大好きな君に会いたくて 何度も歩く道の上 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 群青色の海原を 何に例えりゃいいのかと 丸めて弾いた昼下がり 髪も瞼に掛かる頃 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ 飛べない空に閃いた 愚痴る言葉の軽やかさ 平方センチの黄昏に 天地の差などあるものか 四月になれば 四月になれば 四月になれば 四月になるさ |
高校3年生~リミックス~授業中気が付くと 君の背中いつも見ていた 二人して怒られて 立たされてたこともあったね ―緒に帰る道 触れた手と手 高鳴る鼓動と止まる時間 さよならの季節が 少しずつ近づいてきてる 会いたくて 寂しくて 何度も受話器握りしめた 放課後 二人だけの教室 静まる世界に鳴り響く鐘の音 忘れられずに 泣きたくなる程 君を好きだった 壊れるのが怖くて 何も言えず ずっと遠くで 君を見ていた 涙が出る程 君を想っていた 素直になれないまま 時は過ぎて ずっと遠くで 君を見ていた 鳴り響く鐘 心の奥に ずっと遠くで 君を見ていた 鳴り響く鐘 心の奥に | 森山直太朗 | 直太朗 | 直太朗 | | 授業中気が付くと 君の背中いつも見ていた 二人して怒られて 立たされてたこともあったね ―緒に帰る道 触れた手と手 高鳴る鼓動と止まる時間 さよならの季節が 少しずつ近づいてきてる 会いたくて 寂しくて 何度も受話器握りしめた 放課後 二人だけの教室 静まる世界に鳴り響く鐘の音 忘れられずに 泣きたくなる程 君を好きだった 壊れるのが怖くて 何も言えず ずっと遠くで 君を見ていた 涙が出る程 君を想っていた 素直になれないまま 時は過ぎて ずっと遠くで 君を見ていた 鳴り響く鐘 心の奥に ずっと遠くで 君を見ていた 鳴り響く鐘 心の奥に |
土曜日の嘘さよなら さよなら また会う日まで 悲しい思いは 置いて行けよ 土曜日の嘘を覚えているかい 君は頷いて 少し笑った イメージをいつも複雑にしてさ 当たり前のことから逃げているんだよ 歪んだ影法師は 君への思いの形 必ず帰ってくると 信じてはいるけど 海風優しい 日溜りの中で 大好きな人に「さよなら」と言った 火曜日の涙 忘れておくれ 君は俯いて 目を閉じたまま 生まれてきた意味は考えないように どうせ縞麗な言葉しか浮かばないんだもん 荒れ狂う波の向こうに 消えていく海鳥のように 何かを守り抜く強さを 君に伝えたくて 旅立つ君の背中は 少しだけ大きく見えた 手を振る僕の笑顔は 何故かぎこちなくて さよなら さよなら また会う日まで 君を忘れないよ 多分 今はただ 涙 零れないように あの日の嘘を噛み締めるだけ 噛み締めるだけ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | さよなら さよなら また会う日まで 悲しい思いは 置いて行けよ 土曜日の嘘を覚えているかい 君は頷いて 少し笑った イメージをいつも複雑にしてさ 当たり前のことから逃げているんだよ 歪んだ影法師は 君への思いの形 必ず帰ってくると 信じてはいるけど 海風優しい 日溜りの中で 大好きな人に「さよなら」と言った 火曜日の涙 忘れておくれ 君は俯いて 目を閉じたまま 生まれてきた意味は考えないように どうせ縞麗な言葉しか浮かばないんだもん 荒れ狂う波の向こうに 消えていく海鳥のように 何かを守り抜く強さを 君に伝えたくて 旅立つ君の背中は 少しだけ大きく見えた 手を振る僕の笑顔は 何故かぎこちなくて さよなら さよなら また会う日まで 君を忘れないよ 多分 今はただ 涙 零れないように あの日の嘘を噛み締めるだけ 噛み締めるだけ |
涙形あるものすべて 色褪せてゆくけれど あなたの作る笑顔は 今日も新しい 命あるものすべて 滅びゆく運命だと 行方知れずの心 緩く手を握る 生まれて生きるそれだけなのに 季節は肌に柔らかい こんなにも溢れる涙 涙は何処から来るのでしょう 宇宙の始まるその時に 何かがあったと感じてる 重ね重ねた罪を 彼方へ先送り 儚き夢の後先 今日も振り返る 愛して愛すそれだけなのに 空はこの目に美しい そこはかと零れる涙 涙は何処へと帰るでしょう あなたに出逢えたその意味を しょっぱい涙が隠してる どうしても溢れる涙 涙は何処から来るのでしょう 心の奥の暗闇に 何かがあると信じてる | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 西海孝 | 形あるものすべて 色褪せてゆくけれど あなたの作る笑顔は 今日も新しい 命あるものすべて 滅びゆく運命だと 行方知れずの心 緩く手を握る 生まれて生きるそれだけなのに 季節は肌に柔らかい こんなにも溢れる涙 涙は何処から来るのでしょう 宇宙の始まるその時に 何かがあったと感じてる 重ね重ねた罪を 彼方へ先送り 儚き夢の後先 今日も振り返る 愛して愛すそれだけなのに 空はこの目に美しい そこはかと零れる涙 涙は何処へと帰るでしょう あなたに出逢えたその意味を しょっぱい涙が隠してる どうしても溢れる涙 涙は何処から来るのでしょう 心の奥の暗闇に 何かがあると信じてる |
恋二人の影が長く伸びた 夕暮れの帰り道 寂し気な君の笑い声が 黄昏に消えていった 重ね合った指を 途切れかけた言葉にして 七色の季節に見蕩れては 声をなくし抱き合った あどけない未来は風の中で 小さく揺れていた ねぇ 僕らきっと 違う明日を夢見ていた 優しさの意味も知らないままで 恋の輝きは 僕をまた少しだけ子供にした 君の温もりに 色褪せることのない永遠を あぁ ただ信じていた 二人の恋 二つの影はあの日のままで 恋の過ちは 僕をまた少しだけ大人にした いつか消えてゆく 遠い星屑の光のように 恋の輝きは 僕をまた少しだけ子供にした 君の温もりに 色褪せることのない永遠を あぁ ただ祈っていた 二人の恋 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 二人の影が長く伸びた 夕暮れの帰り道 寂し気な君の笑い声が 黄昏に消えていった 重ね合った指を 途切れかけた言葉にして 七色の季節に見蕩れては 声をなくし抱き合った あどけない未来は風の中で 小さく揺れていた ねぇ 僕らきっと 違う明日を夢見ていた 優しさの意味も知らないままで 恋の輝きは 僕をまた少しだけ子供にした 君の温もりに 色褪せることのない永遠を あぁ ただ信じていた 二人の恋 二つの影はあの日のままで 恋の過ちは 僕をまた少しだけ大人にした いつか消えてゆく 遠い星屑の光のように 恋の輝きは 僕をまた少しだけ子供にした 君の温もりに 色褪せることのない永遠を あぁ ただ祈っていた 二人の恋 |
約束もう諦めたのに 涙は止まらないの そう時間が経てば 忘れられるんだよね 今だけ それは今だけ 手を触れたら あの日のままでいられる だから泣いてもいいよ このまま泣いてもいいよ 生まれた朝のように この胸で ねぇいつか君は こんなこと言ってたね あぁ僕ら二人は 似過ぎていたんだよね 今なら 僕も今なら その言葉の意味が よく分かるんだ だから笑ってみるよ 素直に笑ってみるよ 生まれ変われる日まで この場所で 今だけ それは今だけ 目を閉じれば あの日の僕でいられる だから泣いてもいいよ このまま泣いてもいいよ 生まれた朝のように この胸で 涙枯れ果てるまで この胸で | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | もう諦めたのに 涙は止まらないの そう時間が経てば 忘れられるんだよね 今だけ それは今だけ 手を触れたら あの日のままでいられる だから泣いてもいいよ このまま泣いてもいいよ 生まれた朝のように この胸で ねぇいつか君は こんなこと言ってたね あぁ僕ら二人は 似過ぎていたんだよね 今なら 僕も今なら その言葉の意味が よく分かるんだ だから笑ってみるよ 素直に笑ってみるよ 生まれ変われる日まで この場所で 今だけ それは今だけ 目を閉じれば あの日の僕でいられる だから泣いてもいいよ このまま泣いてもいいよ 生まれた朝のように この胸で 涙枯れ果てるまで この胸で |
レスター夕方四時 また寝過ごしてしまったようで 黄色い空の中に 置いてけぼりにされていた 君にすぐにでも 会いに行きたいのだけれど 傷ついてしまうことが怖くて 膝を抱えていた もう何年も 着ることのなかったシャツに 袖を通してみては また丸めてしまいこんだ 下校途中の 小学生の笑い声に 残酷な残像を浮かべては 心を強張らせていた レスター ねぇ レスター こんな時 あなたなら何を思うのです レスター ねぇ レスター もう二度と 戻れないこの空の下で 夕方四時 また寝過ごしてしまったようで 黄色い空の中に 置いてけぼりにされていた あどけない文字 古いスケッチブックの片隅で 申し訳なさそうにはにかむ 若かりし日の夢 当たり前のように 諦めてしまったのだけれど きっとまだ心のどこかで 思いを馳せている 幸せはなぜ アルバイトで貯めたお金のように 築き上げることに時はかかれど たやすく消えてしまう レスターあなたは まるで陽炎のように 僕の心の奥で 足踏みをしている レスター ねぇ レスター なぜ僕は 生まれてきたの レスター ねぇ レスター 今僕は 本当に生きているの 煌めきの中 僕はもう一人の自分を殺した 「あなたは誰?」 鏡の中呼びかけてみても 返事はもうかえってはこない 返事はもうかえってはこない | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太郎 | 中村タイチ | 夕方四時 また寝過ごしてしまったようで 黄色い空の中に 置いてけぼりにされていた 君にすぐにでも 会いに行きたいのだけれど 傷ついてしまうことが怖くて 膝を抱えていた もう何年も 着ることのなかったシャツに 袖を通してみては また丸めてしまいこんだ 下校途中の 小学生の笑い声に 残酷な残像を浮かべては 心を強張らせていた レスター ねぇ レスター こんな時 あなたなら何を思うのです レスター ねぇ レスター もう二度と 戻れないこの空の下で 夕方四時 また寝過ごしてしまったようで 黄色い空の中に 置いてけぼりにされていた あどけない文字 古いスケッチブックの片隅で 申し訳なさそうにはにかむ 若かりし日の夢 当たり前のように 諦めてしまったのだけれど きっとまだ心のどこかで 思いを馳せている 幸せはなぜ アルバイトで貯めたお金のように 築き上げることに時はかかれど たやすく消えてしまう レスターあなたは まるで陽炎のように 僕の心の奥で 足踏みをしている レスター ねぇ レスター なぜ僕は 生まれてきたの レスター ねぇ レスター 今僕は 本当に生きているの 煌めきの中 僕はもう一人の自分を殺した 「あなたは誰?」 鏡の中呼びかけてみても 返事はもうかえってはこない 返事はもうかえってはこない |
嗚呼どうして 季節はゆくの 風が揺らす梢 なんで 命は巡る 頬赤める子供 どうして 涙ふいに零れ 言葉遠く霞む なんで あなたはそこで ほら眩しい笑顔 いくつもの歌や詩が 私の心満たす かたちない景色が 踊るように光る 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 若葉 曙 産声 大地 約束 五月雨 手と手 思い出 透明 銀河 山茶花 くるぶし 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭・森山直太朗 | どうして 季節はゆくの 風が揺らす梢 なんで 命は巡る 頬赤める子供 どうして 涙ふいに零れ 言葉遠く霞む なんで あなたはそこで ほら眩しい笑顔 いくつもの歌や詩が 私の心満たす かたちない景色が 踊るように光る 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 若葉 曙 産声 大地 約束 五月雨 手と手 思い出 透明 銀河 山茶花 くるぶし 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 |
優しさ本当の優しさとは 人に席を譲ってあげることではない 譲られた席には 自分で選んだ責任と勝ち取った喜びがないから 本当の優しさとは ともに涙を流すことではない 悲しみを断ち切る そんな強さを姿勢で伝えること 本当の優しさとは いつも近くにいることではない 時に相手を突き放し 遠い空からその身を気遣ってあげること 本当の優しさとは 願いを叶えてあげることではない 草花を美しいとするなら 風に揺れるその様を我が身と受け止めること 本当の優しさとは 無闇に励ましてやることではない 光は暗闇を射すのだから 一人で生きる孤独を奪い取ってはならない 本当の優しさとは 優しさについて考えることではない 例えあなたがいなくても 世界はただ在るのだと認めてみせること 本当の優しさとは 自分で自分の幸せを掴み取ること そのことを語らい 宇宙の広さを互いの内に感じ合うこと | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 石川鷹彦 | 本当の優しさとは 人に席を譲ってあげることではない 譲られた席には 自分で選んだ責任と勝ち取った喜びがないから 本当の優しさとは ともに涙を流すことではない 悲しみを断ち切る そんな強さを姿勢で伝えること 本当の優しさとは いつも近くにいることではない 時に相手を突き放し 遠い空からその身を気遣ってあげること 本当の優しさとは 願いを叶えてあげることではない 草花を美しいとするなら 風に揺れるその様を我が身と受け止めること 本当の優しさとは 無闇に励ましてやることではない 光は暗闇を射すのだから 一人で生きる孤独を奪い取ってはならない 本当の優しさとは 優しさについて考えることではない 例えあなたがいなくても 世界はただ在るのだと認めてみせること 本当の優しさとは 自分で自分の幸せを掴み取ること そのことを語らい 宇宙の広さを互いの内に感じ合うこと |
風花帰れない世界の外で 小さく君を抱いた 静かに時は流れて 瞳を伏せる 僕たちのエデンの園に 咲き誇る林檎の花 退屈な本を畳んで その実を齧る ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす 古びた追憶の舟は 木綿の波に沈む はにかむ君の肩から 零れた雫 ずっと探してた 終わらない夜を 胸に暗(く)れ惑ふ 儚き心で 途絶えた月の旋律(しらべ) ルルリラ 永遠に揺られ 感覚のない 冷えた手で手繰り寄せた未来は 磨硝子の向こう もう色褪せた 果てなき空より舞い落ちる 綻びは堕天使のように ずっと探してた 愛し合う意味を やがて消えてゆく この宙(そら)の中に 潤んだ君の瞳 見果てぬ蜃気楼に ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 渡辺善太郎 | 帰れない世界の外で 小さく君を抱いた 静かに時は流れて 瞳を伏せる 僕たちのエデンの園に 咲き誇る林檎の花 退屈な本を畳んで その実を齧る ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす 古びた追憶の舟は 木綿の波に沈む はにかむ君の肩から 零れた雫 ずっと探してた 終わらない夜を 胸に暗(く)れ惑ふ 儚き心で 途絶えた月の旋律(しらべ) ルルリラ 永遠に揺られ 感覚のない 冷えた手で手繰り寄せた未来は 磨硝子の向こう もう色褪せた 果てなき空より舞い落ちる 綻びは堕天使のように ずっと探してた 愛し合う意味を やがて消えてゆく この宙(そら)の中に 潤んだ君の瞳 見果てぬ蜃気楼に ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす |
今が人生晴れ後曇り 時々雨 風また晴れ そんな風にして今日も日は 翳っていく 移ろっていく 水を打ったような東京の空 擦れ違い思いやる心とは? 群衆の中 立ち止まったまま 人知れず思いに耽る 君をまだ抱きしめていたいよ この夜に幕が下りないよう 月明かりはまるでオカリナのよう 若かりし有り触れた愛よ 闇雲に掲げた誓いよ 僕を 彼方へ さあ解き放て 何もないこの世界に 僕たちは何処から来たのだろう 風に舞う埃みたいな運命を纏う 蜉蝣のように 果てなき思い 将又、元い はて?悩んで なんだかんだあって 僕は今 眩く燻っている 目も眩むような過去現在未来 有りも無しも結果気構え次第 のんべんだらり 風の吹くまま 意味のある無重力遊泳 地平線に転がる太陽 悩める子羊の胃潰瘍 星空に微睡む色模様 幸せの鐘のなる方へ 健やかなる僕らの日々よ もっと もっと さあ舞い上がれ 来るべき遥か未来 この惑星が消えてしまう前に 恙無く衒いもなく 腹で笑い合えたならいいな 今こそが人生の刻 満ち満ちる限りある喜び 風立ちぬ不穏な日々の只中で 僕は何か思う 何もないこの世界は 時を経て何処へと行くのだろう 風薫る儚き現の向こうに燃ゆる 陽炎のように 蜃気楼のように 走馬灯のように | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | 晴れ後曇り 時々雨 風また晴れ そんな風にして今日も日は 翳っていく 移ろっていく 水を打ったような東京の空 擦れ違い思いやる心とは? 群衆の中 立ち止まったまま 人知れず思いに耽る 君をまだ抱きしめていたいよ この夜に幕が下りないよう 月明かりはまるでオカリナのよう 若かりし有り触れた愛よ 闇雲に掲げた誓いよ 僕を 彼方へ さあ解き放て 何もないこの世界に 僕たちは何処から来たのだろう 風に舞う埃みたいな運命を纏う 蜉蝣のように 果てなき思い 将又、元い はて?悩んで なんだかんだあって 僕は今 眩く燻っている 目も眩むような過去現在未来 有りも無しも結果気構え次第 のんべんだらり 風の吹くまま 意味のある無重力遊泳 地平線に転がる太陽 悩める子羊の胃潰瘍 星空に微睡む色模様 幸せの鐘のなる方へ 健やかなる僕らの日々よ もっと もっと さあ舞い上がれ 来るべき遥か未来 この惑星が消えてしまう前に 恙無く衒いもなく 腹で笑い合えたならいいな 今こそが人生の刻 満ち満ちる限りある喜び 風立ちぬ不穏な日々の只中で 僕は何か思う 何もないこの世界は 時を経て何処へと行くのだろう 風薫る儚き現の向こうに燃ゆる 陽炎のように 蜃気楼のように 走馬灯のように |
時の行方~序・春の空~春の空ふと見上げて思った私の小ささを 今日も在るがまま為すがまま赴くまま この胸、風に添えて 雲を渡るは鳥の群 風に揺れるは花の弁 月夜踊るは乱れ髪 水に映るは貴方の頬 永久に響くは虫の声 寄せては返す波の詩 空に宿るは星の影 白に染まるは貴方の夢 このまま 色とりどりの季節にただ身を任せ 貴方に流れ着きたい 草花のように 一人漂う時の凪 天に架かるは虹の橋 胸を焦がすはなごり雪 今も聞ゆる貴方の唄 このまま色とりどりの日々にただ身を任せ 貴方に流れ着きたい 今すぐ このまま−−− 貴方に消えてしまいたい | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 渡辺善太郎 | 春の空ふと見上げて思った私の小ささを 今日も在るがまま為すがまま赴くまま この胸、風に添えて 雲を渡るは鳥の群 風に揺れるは花の弁 月夜踊るは乱れ髪 水に映るは貴方の頬 永久に響くは虫の声 寄せては返す波の詩 空に宿るは星の影 白に染まるは貴方の夢 このまま 色とりどりの季節にただ身を任せ 貴方に流れ着きたい 草花のように 一人漂う時の凪 天に架かるは虹の橋 胸を焦がすはなごり雪 今も聞ゆる貴方の唄 このまま色とりどりの日々にただ身を任せ 貴方に流れ着きたい 今すぐ このまま−−− 貴方に消えてしまいたい |
そしてイニエスタロナウジーニョも過ぎ去って デコもエトーもいなくなり アウヴェスはギャラで揉めていて プジョルの髪は伸びている バルデスとピケとブスケツが 縦のラインで骨となり マスチェラーノはめっけ物 ケイタはまるで日本人 イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと そしてイニエスタ シャビでもなくて そしてイニエスタ メッシでもない そしてイニエスタ 白い小さいマタドール クライフは今も見つめてる フットボールのその先を ペップはそれでも悩んでる ライカールトは拗ねている イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・アビダルも イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと そしてイニエスタ ビジャでもなくて そしてイニエスタ ペドロでもない そしてイニエスタ シャビでもなくて そしてイニエスタ メッシでもない そしてイニエスタ 白い小さいマタドール | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | ロナウジーニョも過ぎ去って デコもエトーもいなくなり アウヴェスはギャラで揉めていて プジョルの髪は伸びている バルデスとピケとブスケツが 縦のラインで骨となり マスチェラーノはめっけ物 ケイタはまるで日本人 イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと そしてイニエスタ シャビでもなくて そしてイニエスタ メッシでもない そしてイニエスタ 白い小さいマタドール クライフは今も見つめてる フットボールのその先を ペップはそれでも悩んでる ライカールトは拗ねている イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・アビダルも イムノが響くカンプノウ カタラン・カタラン・カタランと そしてイニエスタ ビジャでもなくて そしてイニエスタ ペドロでもない そしてイニエスタ シャビでもなくて そしてイニエスタ メッシでもない そしてイニエスタ 白い小さいマタドール |
生きる(って言い切る)今日もまた 人が死んだよ 俺はこうして 生きているのに 起き抜けに あの夢を見たんだ どんな夢かは 言えないけれど 振り向けば 眩いほどに 役に立たない 思い出ばかり たまに何もかも 投げたくなるよ 晴れた空から 雨粒一つ 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 窓の虫 指で潰した 潰した後に 悪りぃと言った 枯れた花 ちぎって捨てりゃ 燃えるゴミから 音が聞こえた 怒る 笑う 惑う 祈る 昂ぶって駆け出す 何処へ 幸せって何だろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろうって語ってしまうんだろう 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 尚も 色んなことが 色をなくして 輝きばかりが 空を覆うよ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 高野寛 | 今日もまた 人が死んだよ 俺はこうして 生きているのに 起き抜けに あの夢を見たんだ どんな夢かは 言えないけれど 振り向けば 眩いほどに 役に立たない 思い出ばかり たまに何もかも 投げたくなるよ 晴れた空から 雨粒一つ 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 窓の虫 指で潰した 潰した後に 悪りぃと言った 枯れた花 ちぎって捨てりゃ 燃えるゴミから 音が聞こえた 怒る 笑う 惑う 祈る 昂ぶって駆け出す 何処へ 幸せって何だろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろうって語ってしまうんだろう 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 尚も 色んなことが 色をなくして 輝きばかりが 空を覆うよ |
どこもかしこも駐車場別れ話の帰り道 悲しくなんてなかったよ フラれた方は僕なのに 泣いていたのは君の方 どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 こんなになくてもいいのにさ 駅前はやたら騒がしく 野球帰りの子供たち プードルが変な服着てる 本屋に寄って帰ろうか どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 車があったら便利かな 明日は朝からアルバイト 夜の予定は特にない 百年経ったら世界中 たぶんほとんど駐車場 どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 そろそろ火星に帰りたい | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 別れ話の帰り道 悲しくなんてなかったよ フラれた方は僕なのに 泣いていたのは君の方 どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 こんなになくてもいいのにさ 駅前はやたら騒がしく 野球帰りの子供たち プードルが変な服着てる 本屋に寄って帰ろうか どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 車があったら便利かな 明日は朝からアルバイト 夜の予定は特にない 百年経ったら世界中 たぶんほとんど駐車場 どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ どこもかしこも駐車場 そろそろ火星に帰りたい |
声あなたが眠る場所へ あなたが眠る場所へ帰ろう 夜が明けてしまう前に あなたの歩む道と あなたを育むものすべてが どうかいつも輝かしくあれ あの夏の日 風に吹かれ 雲に焦がれ あなたはどこへ ああ愛とは ああ愛とは 何も語らず 静かに そっと肩にかかる雨 今 私の胸の内に息衝くのは 確かな誇り ああ あなたが ああ あなたが 今日もどこかで 真綿のように 生きているということ この声が この声が いつの日か あなたに見える日まで 光の庭で 永遠に唄うよ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | あなたが眠る場所へ あなたが眠る場所へ帰ろう 夜が明けてしまう前に あなたの歩む道と あなたを育むものすべてが どうかいつも輝かしくあれ あの夏の日 風に吹かれ 雲に焦がれ あなたはどこへ ああ愛とは ああ愛とは 何も語らず 静かに そっと肩にかかる雨 今 私の胸の内に息衝くのは 確かな誇り ああ あなたが ああ あなたが 今日もどこかで 真綿のように 生きているということ この声が この声が いつの日か あなたに見える日まで 光の庭で 永遠に唄うよ |
虹 屋久島ドミニカバージョン広がる空に 僕は今 思い馳せ 肌の温もりと 汚れたスニーカー ただ雲は流れ 煌めく日々に 君はまた 指を立て 波のさざめきと うらぶれた言葉 遠い空を探した 喜びと悲しみの間に 束の間という時があり 色のない世界 不確かな物を壊れないように隠し持ってる 僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ 雨上がりの坂道 僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ 時は過ぎいつか 知らない街で 君のことを想っている 風になった日々の空白を 空々しい歌に乗せて 未来を目指した旅人は笑う アスファルトに芽吹くヒナゲシのように 僕らの喜びを 誰かが悲しみと呼んだ 風に揺れるブランコ 僕らの悲しみを 誰かが喜びと呼んだ 明日へと続く不安気な空に 色鮮やかな虹が架かっている 僕らの出会いを 誰かが別れと呼んでも 徒に時は流れていった 君と僕に光を残して | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 広がる空に 僕は今 思い馳せ 肌の温もりと 汚れたスニーカー ただ雲は流れ 煌めく日々に 君はまた 指を立て 波のさざめきと うらぶれた言葉 遠い空を探した 喜びと悲しみの間に 束の間という時があり 色のない世界 不確かな物を壊れないように隠し持ってる 僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ 雨上がりの坂道 僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ 時は過ぎいつか 知らない街で 君のことを想っている 風になった日々の空白を 空々しい歌に乗せて 未来を目指した旅人は笑う アスファルトに芽吹くヒナゲシのように 僕らの喜びを 誰かが悲しみと呼んだ 風に揺れるブランコ 僕らの悲しみを 誰かが喜びと呼んだ 明日へと続く不安気な空に 色鮮やかな虹が架かっている 僕らの出会いを 誰かが別れと呼んでも 徒に時は流れていった 君と僕に光を残して |
太陽ちょっと一曲歌わせて 今訊いておきたいことがある いつか僕もあなたも白髪になって 忘れてしまうだろうけど 駅前のオープンカフェで暇潰し ぼんやりと通りを眺めていたんだ ほらまた縦列駐車でぶつけてる たいして急ぐ理由なんてないのにね 昨夜(ゆうべ)見たニュースの事だけど ある事件で捕まった犯人の顔は嬉しそうだった 見たくもない現実をナイフで切り裂いた ただそれだけのこと この真っ白いキャンパスに あなたなら何を描きますか 「自由」という筆で 目眩(めくる)めく些細な悩みは とりあえず今は置いておいて そのうち忘れればいい 携帯電話で長話 話題は後からついてくる あらまあ みんな一緒に綱渡り 流行り廃りにぶら下がり さっき食べたカレーパンの 賞味期限はとっくに切れていたんだ 気づくのが少し遅過ぎた ただそれだけのこと 花咲き誇るこの小さな列島(しま)に これ以上何を望みますか 殿様じゃあるまいし 透き通る風に誘われて 土筆(つくし)の子供が顔を出した いつかのあなたのように 銀河に浮かぶこの辺鄙な惑星(ほし)の 六十億分の物語 それは終わらない約束 草木も眠るあの聖なる夜に 偶然あなたが生まれ落ちた 輝く奇跡を…信じ 生きる… | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | ちょっと一曲歌わせて 今訊いておきたいことがある いつか僕もあなたも白髪になって 忘れてしまうだろうけど 駅前のオープンカフェで暇潰し ぼんやりと通りを眺めていたんだ ほらまた縦列駐車でぶつけてる たいして急ぐ理由なんてないのにね 昨夜(ゆうべ)見たニュースの事だけど ある事件で捕まった犯人の顔は嬉しそうだった 見たくもない現実をナイフで切り裂いた ただそれだけのこと この真っ白いキャンパスに あなたなら何を描きますか 「自由」という筆で 目眩(めくる)めく些細な悩みは とりあえず今は置いておいて そのうち忘れればいい 携帯電話で長話 話題は後からついてくる あらまあ みんな一緒に綱渡り 流行り廃りにぶら下がり さっき食べたカレーパンの 賞味期限はとっくに切れていたんだ 気づくのが少し遅過ぎた ただそれだけのこと 花咲き誇るこの小さな列島(しま)に これ以上何を望みますか 殿様じゃあるまいし 透き通る風に誘われて 土筆(つくし)の子供が顔を出した いつかのあなたのように 銀河に浮かぶこの辺鄙な惑星(ほし)の 六十億分の物語 それは終わらない約束 草木も眠るあの聖なる夜に 偶然あなたが生まれ落ちた 輝く奇跡を…信じ 生きる… |
みんなおんなじぼくはいつから ぼくなのと きみにきいても しらんぷり まどのすきまに おきてがみ そらにほおった かみふうせん うたいたいうた うたうよろこび たくあん けばぶ ふらいどぽてと それぞれみんな おんなじたべもの きつつき ばった とむそんがぜる それぞれみんな おんなじいきもの みんなちがって みんなおんなじ みているぼくも どこかおんなじ みんなちがって みんなおんなじ きみがわらえば ぼくはおんのじ ねむりたいとき ねむるしあわせ とぅくとぅく いかだ すぺーすしゃとる それぞれみんな おんなじのりもの みんなちがって みんなおんなじ みているぼくも どこかおんなじ みんなちがって みんなおんなじ きみがわらえば ぼくはおんのじ きみがわらえば ぼくはおんのじ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | ぼくはいつから ぼくなのと きみにきいても しらんぷり まどのすきまに おきてがみ そらにほおった かみふうせん うたいたいうた うたうよろこび たくあん けばぶ ふらいどぽてと それぞれみんな おんなじたべもの きつつき ばった とむそんがぜる それぞれみんな おんなじいきもの みんなちがって みんなおんなじ みているぼくも どこかおんなじ みんなちがって みんなおんなじ きみがわらえば ぼくはおんのじ ねむりたいとき ねむるしあわせ とぅくとぅく いかだ すぺーすしゃとる それぞれみんな おんなじのりもの みんなちがって みんなおんなじ みているぼくも どこかおんなじ みんなちがって みんなおんなじ きみがわらえば ぼくはおんのじ きみがわらえば ぼくはおんのじ |
花鳥風月行く雲に乱れし心 吐く息は仄かに白く 喜怒哀楽を幾重に纏い 人は今 何処を歩む 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 咲く花は季節を讃え 立つ鳥は言葉少なに 風の吹くまま有りの隨 月満つる見果てぬ空よ 花鳥風月 仏の座 浮き世は罪をちゃらにして あの世の光見せまいとす 花鳥風月 永久の詩情のように 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 行く雲に乱れし心 吐く息は仄かに白く 喜怒哀楽を幾重に纏い 人は今 何処を歩む 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 咲く花は季節を讃え 立つ鳥は言葉少なに 風の吹くまま有りの隨 月満つる見果てぬ空よ 花鳥風月 仏の座 浮き世は罪をちゃらにして あの世の光見せまいとす 花鳥風月 永久の詩情のように 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 |
風唄欲望の波に夕蕩う 一輪の花 紅の地平に燃ゆる 一片の詩 絶望の果てに射し入る 一縷の光 流るる雲を分かつ 一陣の風 季節を運ぶ蟻の群れよ その目に何を見る 風唄 口遊めど 心空しいだけ 月夜の惑いよ風の中 散る花となれ 永久の夢に彷徨う 鐘の音よ 久遠の空を隔て 誰が為に鳴る 争い繰り返す人よ 何処へ辿り着く 風唄 口遊めど 波は寄せてまた返すだけ 浮き世の憂いは風の中 この身を焦がす 風唄 闇を照らせ 彼方に届くまで 爪弾く小さき物語 この唄に この唄に願いを込めて | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 欲望の波に夕蕩う 一輪の花 紅の地平に燃ゆる 一片の詩 絶望の果てに射し入る 一縷の光 流るる雲を分かつ 一陣の風 季節を運ぶ蟻の群れよ その目に何を見る 風唄 口遊めど 心空しいだけ 月夜の惑いよ風の中 散る花となれ 永久の夢に彷徨う 鐘の音よ 久遠の空を隔て 誰が為に鳴る 争い繰り返す人よ 何処へ辿り着く 風唄 口遊めど 波は寄せてまた返すだけ 浮き世の憂いは風の中 この身を焦がす 風唄 闇を照らせ 彼方に届くまで 爪弾く小さき物語 この唄に この唄に願いを込めて |
花もしもあなたが 雨に濡れ 言い訳さえも できないほどに 何かに深く 傷付いたなら せめて私は 手を結び 風に綻ぶ 花になりたい もしもあなたの 夢破れ 行き先のない 日々は暮れゆき 信じることさえできなくなれば せめて私が 声にして 明日に揺蕩う 歌をうたおう 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ 人はみな 人はみな 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す 例えこの身が果てるとも 戦ぐ島風願いに染まれ 花のように 花のように ただ風に揺れるだけのこの生命 人と人 また 人と人 紡ぐ時代に身をまかせ それぞれの実が撓わなればと 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ 人は今 人は今 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す | 森山直太朗 | 御徒町凧 | 森山直太朗 | | もしもあなたが 雨に濡れ 言い訳さえも できないほどに 何かに深く 傷付いたなら せめて私は 手を結び 風に綻ぶ 花になりたい もしもあなたの 夢破れ 行き先のない 日々は暮れゆき 信じることさえできなくなれば せめて私が 声にして 明日に揺蕩う 歌をうたおう 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ 人はみな 人はみな 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す 例えこの身が果てるとも 戦ぐ島風願いに染まれ 花のように 花のように ただ風に揺れるだけのこの生命 人と人 また 人と人 紡ぐ時代に身をまかせ それぞれの実が撓わなればと 花のように 花のように ただそこに咲くだけで 美しくあれ 人は今 人は今 大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す |
生きとし生ける物へやがて涙は渇くとて 風に吹かれちゃいられない 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない どうにかなるさと戯けても どうにもならないことがある これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石 たかが言葉と嘯けど されど言葉の摩訶不思議 かつて猿が手にした玉手箱 箱の中には何がある 嘘と真の化かし合い それを眺める天邪鬼 何処も彼処も言うなれば極楽と 数の足りない七並べ 朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない もはや僕は人間じゃない | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | やがて涙は渇くとて 風に吹かれちゃいられない 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない どうにかなるさと戯けても どうにもならないことがある これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石 たかが言葉と嘯けど されど言葉の摩訶不思議 かつて猿が手にした玉手箱 箱の中には何がある 嘘と真の化かし合い それを眺める天邪鬼 何処も彼処も言うなれば極楽と 数の足りない七並べ 朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない もはや僕は人間じゃない |
愛し君へいっそ 抱きしめて 抱きしめて 離さないよ このまま 傍にいて欲しい 何も問わずに いっそ 最後まで 最後まで 信じられる力を 僕にください 例えばそれが 偽りでも 朝の光に 君が消えてしまいそうで 僕はまた眠った振りをした 眩し過ぎる思い出たち こっちを向いて 笑っているよ あの日溜りの中で 愛し君よ 愛し君よ 何処にいるの 今すぐ逢いに来て欲しい 例えばそれが幻でも いいから | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | いっそ 抱きしめて 抱きしめて 離さないよ このまま 傍にいて欲しい 何も問わずに いっそ 最後まで 最後まで 信じられる力を 僕にください 例えばそれが 偽りでも 朝の光に 君が消えてしまいそうで 僕はまた眠った振りをした 眩し過ぎる思い出たち こっちを向いて 笑っているよ あの日溜りの中で 愛し君よ 愛し君よ 何処にいるの 今すぐ逢いに来て欲しい 例えばそれが幻でも いいから |
夏の終わり水芭蕉揺れる畦道 肩並べ夢を紡(つむ)いだ 流れゆく時に 笹舟を浮かべ 焼け落ちた夏の恋唄 忘れじの人は泡沫(うたかた) 空は夕暮れ 途方に暮れたまま 降り止まぬ雨の中 貴方を待っていた 人影のない駅で 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから 追憶は人の心の 傷口に深く染み入り 霞立つ野辺に 夏草は茂り あれからどれだけの時が 徒(いたずら)に過ぎただろうか せせらぎのように 誰かが言いかけた 言葉寄せ集めても 誰もが忘れゆく 夏の日は帰らない 夏の祈り 夏の祈りは 妙(たえ)なる蛍火の調べ 風が揺らした 風鈴の響き 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 水芭蕉揺れる畦道 肩並べ夢を紡(つむ)いだ 流れゆく時に 笹舟を浮かべ 焼け落ちた夏の恋唄 忘れじの人は泡沫(うたかた) 空は夕暮れ 途方に暮れたまま 降り止まぬ雨の中 貴方を待っていた 人影のない駅で 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから 追憶は人の心の 傷口に深く染み入り 霞立つ野辺に 夏草は茂り あれからどれだけの時が 徒(いたずら)に過ぎただろうか せせらぎのように 誰かが言いかけた 言葉寄せ集めても 誰もが忘れゆく 夏の日は帰らない 夏の祈り 夏の祈りは 妙(たえ)なる蛍火の調べ 風が揺らした 風鈴の響き 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから 夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの いつかと同じ風吹き抜けるから |
うんこさっきまで体の中にいたのに 出てきた途端 いきなり嫌われるなんて やっぱりお前はうんこだな | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | さっきまで体の中にいたのに 出てきた途端 いきなり嫌われるなんて やっぱりお前はうんこだな |
生きてることが辛いなら生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 恋人と親は悲しむが 三日と経てば元通り 気が付きゃみんな年取って 同じとこに行くのだから 生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい その内夜は明けちゃって 疲れて眠りに就くだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし 生きてることが辛いなら 悲しみをとくと見るがいい 悲しみはいつか一片の お花みたいに咲くという そっと伸ばした両の手で 摘み取るんじゃなく守るといい 何にもないとこから 何にもないとこへと 何にもなかったかのように 巡る生命だから 生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい 歴史は小さなブランコで 宇宙は小さな水飲み場 生きてることが辛いなら くたばる喜びとっておけ | 森山直太朗 | 御徒町凧 | 森山直太朗 | | 生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 恋人と親は悲しむが 三日と経てば元通り 気が付きゃみんな年取って 同じとこに行くのだから 生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい その内夜は明けちゃって 疲れて眠りに就くだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし 生きてることが辛いなら 悲しみをとくと見るがいい 悲しみはいつか一片の お花みたいに咲くという そっと伸ばした両の手で 摘み取るんじゃなく守るといい 何にもないとこから 何にもないとこへと 何にもなかったかのように 巡る生命だから 生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい 歴史は小さなブランコで 宇宙は小さな水飲み場 生きてることが辛いなら くたばる喜びとっておけ |
若者たち君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで 君のあの人は 今はもういない だのになぜ なにを探して 君は行くのか あてもないのに 君の行く道は 希望へと続く 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩きはじめる 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩きはじめる | 森山直太朗 | 藤田敏雄 | 佐藤勝 | 高田漣 | 君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで 君のあの人は 今はもういない だのになぜ なにを探して 君は行くのか あてもないのに 君の行く道は 希望へと続く 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩きはじめる 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩きはじめる |
さくら(独唱)僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ 霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散りゆく運命と知って さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今 今なら言えるだろうか 偽りのない言葉 輝ける君の未来を願う 本当の言葉 移りゆく街はまるで 僕らを急かすように さくら さくら ただ舞い落ちる いつか生まれ変わる瞬間を信じ 泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ さくら さくら いざ舞い上がれ 永遠にさんざめく光を浴びて さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | | 僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ 霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散りゆく運命と知って さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今 今なら言えるだろうか 偽りのない言葉 輝ける君の未来を願う 本当の言葉 移りゆく街はまるで 僕らを急かすように さくら さくら ただ舞い落ちる いつか生まれ変わる瞬間を信じ 泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ さくら さくら いざ舞い上がれ 永遠にさんざめく光を浴びて さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で |