悲しいほどピカソ渡り廊下の向こうから あなたの笑顔がやってきた 黄金律のボーダーと 引っ掛けただけのサンダルと オイルで汚れた手の甲に いくつか数字が書いてある 「物忘れがヒドくって」 伏し目でボソリ呟いた ピ・カ・ソ 青の時代も過ぎた頃 ピ・カ・ソ 白けた戦争やってきた ピ・カ・ソ サンタクロースもいなくなり ピ・カ・ソ あなたは自由に殺された 丸い瞳のその奥で 細切れの牛が鳴いている ドナドナどうなる新世界 落ちたリンゴが転がった 鏡の中からワチニンコ 裸の女が踊りだす 情熱の国で眠りたい 煙が空にのぼってく ピ・カ・ソ 教えることなどなにもない ピ・カ・ソ 目覚めるように眠るだけ ピ・カ・ソ 果実は甘くあるだけで ピ・カ・ソ 女は私に優しくて ピ・カ・ソ それは悲しいほど ピ・カ・ソ 時に罪深く ピ・カ・ソ どこまでも続く ピ・カ・ソ 迷路のように ピ・カ・ソ それは悲しいほど ピ・カ・ソ ピ・カ・ソ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 渡り廊下の向こうから あなたの笑顔がやってきた 黄金律のボーダーと 引っ掛けただけのサンダルと オイルで汚れた手の甲に いくつか数字が書いてある 「物忘れがヒドくって」 伏し目でボソリ呟いた ピ・カ・ソ 青の時代も過ぎた頃 ピ・カ・ソ 白けた戦争やってきた ピ・カ・ソ サンタクロースもいなくなり ピ・カ・ソ あなたは自由に殺された 丸い瞳のその奥で 細切れの牛が鳴いている ドナドナどうなる新世界 落ちたリンゴが転がった 鏡の中からワチニンコ 裸の女が踊りだす 情熱の国で眠りたい 煙が空にのぼってく ピ・カ・ソ 教えることなどなにもない ピ・カ・ソ 目覚めるように眠るだけ ピ・カ・ソ 果実は甘くあるだけで ピ・カ・ソ 女は私に優しくて ピ・カ・ソ それは悲しいほど ピ・カ・ソ 時に罪深く ピ・カ・ソ どこまでも続く ピ・カ・ソ 迷路のように ピ・カ・ソ それは悲しいほど ピ・カ・ソ ピ・カ・ソ |
糧頑として譲れないのは 感覚に支障をきたすから 断崖に追いやられ お座なりのクリンチ 長期戦の様相を憂う雨 関節が微妙に痛むのは 単純に気候のせいかしら インハイに投げ込まれ 及び腰でスイング 後遺症の影響を呈す羽目 自分らしさってなんだろうっていうブルース 兎角己と紛う自意識よ 思い出ばかり増えていって不穏 挙句見上げた空はハレーション 衝動は総じていつも矛盾を孕んだ宇宙 収穫の啓示は右脳から 爪先で地を蹴るバッファロー 夕凪に揺蕩う蜃気楼 食欲も全然ないや 左手の感覚もないや 真相は深い藪の中 真相は深い藪の中 人のことなんてもういいじゃないっていうグルーヴ されど触れ合う袖の危うさよ 今はちょっとだけそっとしといてくれ 夢に眠る張りぼての桃源郷 自分らしさってなんだろうっていうブルース 兎角己と紛う自意識よ 思い出ばかり増えていって不穏 挙句見上げた空はハレーション 衝動は総じていつも矛盾を孕んだ宇宙 収穫の啓示は右脳から | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 頑として譲れないのは 感覚に支障をきたすから 断崖に追いやられ お座なりのクリンチ 長期戦の様相を憂う雨 関節が微妙に痛むのは 単純に気候のせいかしら インハイに投げ込まれ 及び腰でスイング 後遺症の影響を呈す羽目 自分らしさってなんだろうっていうブルース 兎角己と紛う自意識よ 思い出ばかり増えていって不穏 挙句見上げた空はハレーション 衝動は総じていつも矛盾を孕んだ宇宙 収穫の啓示は右脳から 爪先で地を蹴るバッファロー 夕凪に揺蕩う蜃気楼 食欲も全然ないや 左手の感覚もないや 真相は深い藪の中 真相は深い藪の中 人のことなんてもういいじゃないっていうグルーヴ されど触れ合う袖の危うさよ 今はちょっとだけそっとしといてくれ 夢に眠る張りぼての桃源郷 自分らしさってなんだろうっていうブルース 兎角己と紛う自意識よ 思い出ばかり増えていって不穏 挙句見上げた空はハレーション 衝動は総じていつも矛盾を孕んだ宇宙 収穫の啓示は右脳から |
花鳥風月行く雲に乱れし心 吐く息は仄かに白く 喜怒哀楽を幾重に纏い 人は今 何処を歩む 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 咲く花は季節を讃え 立つ鳥は言葉少なに 風の吹くまま有りの隨 月満つる見果てぬ空よ 花鳥風月 仏の座 浮き世は罪をちゃらにして あの世の光見せまいとす 花鳥風月 永久の詩情のように 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 行く雲に乱れし心 吐く息は仄かに白く 喜怒哀楽を幾重に纏い 人は今 何処を歩む 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 咲く花は季節を讃え 立つ鳥は言葉少なに 風の吹くまま有りの隨 月満つる見果てぬ空よ 花鳥風月 仏の座 浮き世は罪をちゃらにして あの世の光見せまいとす 花鳥風月 永久の詩情のように 花鳥風月 瞬く間 私は声を大にして この身の限り唄をする者 花鳥風月 それもまた言の葉の綾 |
片足のポー片足のポー 歩いているよ 人混みの中 へし合いながら あの頃はもう 戻ってこないと 知っているのに 人が悪いや 片足のポー タデ食う虫も 好き好きだよと 君は塞いだ 川縁の向こうでは少年たちが ボールを投げて 遊んでいるよ 悲しいことがあっても けして泣くことはないよ 堪えた涙の分だけ 野に草花は揺れる 片足のポー でも最期の時は 泣いていいんだよ 人間だから 片足のポー 詩の中から やって来たんだ 凍える夜に 言いたいことがあっても 何故か言葉にしないよ 誰かを愛していたって 一人で傘を開く 片足のポー こっちへおいで 怖くないんだよ 友達だから 泣いていいんだよ 人間だから | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 片足のポー 歩いているよ 人混みの中 へし合いながら あの頃はもう 戻ってこないと 知っているのに 人が悪いや 片足のポー タデ食う虫も 好き好きだよと 君は塞いだ 川縁の向こうでは少年たちが ボールを投げて 遊んでいるよ 悲しいことがあっても けして泣くことはないよ 堪えた涙の分だけ 野に草花は揺れる 片足のポー でも最期の時は 泣いていいんだよ 人間だから 片足のポー 詩の中から やって来たんだ 凍える夜に 言いたいことがあっても 何故か言葉にしないよ 誰かを愛していたって 一人で傘を開く 片足のポー こっちへおいで 怖くないんだよ 友達だから 泣いていいんだよ 人間だから |
風曜日唐突に切られた電話 受話器の向こうの世界を僕は知らない 月の裏側で君と出逢い 1/6の重力で求め合った すれ違う日々の悲しみが 知らず知らず僕ら逞しくする 良い意味で 「ありがとう」の言葉にすると軽薄で洒落にならない 遂に君が見せた涙 風曜日 今日はたしか君の誕生日 輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり 似た者同士 祈りの言葉を短冊にして 一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風 もう二度とを繰り返して 地球はコロコロ転がり続けているよ 柔らかな君の微笑みを それでもずっと忘れられないでいるよ 晴れた朝には雨の歌 雨の夜には風の歌 それが道しるべ わがままな僕の足音が暮れ泥む町の路地裏で 今も彷徨っているのさ 風曜日 美しいほど残酷な夕焼け 天つ空駆け抜ける 白いペガサスに乗って良い気持ち 影法師 心にほら悔いなきメロディーを ラララ ラララ そんなことに傷付いちゃダメ 風曜日 今日はたしか君の誕生日 輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり 似た者同士 祈りの言葉を短冊にして 一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 唐突に切られた電話 受話器の向こうの世界を僕は知らない 月の裏側で君と出逢い 1/6の重力で求め合った すれ違う日々の悲しみが 知らず知らず僕ら逞しくする 良い意味で 「ありがとう」の言葉にすると軽薄で洒落にならない 遂に君が見せた涙 風曜日 今日はたしか君の誕生日 輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり 似た者同士 祈りの言葉を短冊にして 一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風 もう二度とを繰り返して 地球はコロコロ転がり続けているよ 柔らかな君の微笑みを それでもずっと忘れられないでいるよ 晴れた朝には雨の歌 雨の夜には風の歌 それが道しるべ わがままな僕の足音が暮れ泥む町の路地裏で 今も彷徨っているのさ 風曜日 美しいほど残酷な夕焼け 天つ空駆け抜ける 白いペガサスに乗って良い気持ち 影法師 心にほら悔いなきメロディーを ラララ ラララ そんなことに傷付いちゃダメ 風曜日 今日はたしか君の誕生日 輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり 似た者同士 祈りの言葉を短冊にして 一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風 |
風のララバイ長距離バスで君の眠る町へ 安物買いのスニーカー履いて 真夜中過ぎのファミレスに色めく 星占いも当てにしちゃいないよ 偶然の一致 必然は不一致 風に踊るフリスビーが輝きの中へ世界を誘う 澄まし顔の風のララバイ 通り過がる人波 今やり過ごしている所だよ 風に乗せた愛の言葉 誰のせいでもないよ 雲は流れる 窮屈すぎる世代に蔓延るテーゼ 夢でも見なきゃやってられないよ ダーウィンみたいに強引に拓いた 真新しい非常識が喧噪の中で燻っている 宇宙に消えたアンドロメダ 歴史は不条理の寓話 でも君と過ごした日は風光明媚 胸に残る風のララバイ もうすぐテーマは終わる 何も残さず 澄まし顔の風のララバイ 通り過がる人波 今やり過ごしている所だよ 風に乗せた愛の言葉 そして途方に暮れる 僕は一人で 今は一人で | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 渡辺善太郎 | 長距離バスで君の眠る町へ 安物買いのスニーカー履いて 真夜中過ぎのファミレスに色めく 星占いも当てにしちゃいないよ 偶然の一致 必然は不一致 風に踊るフリスビーが輝きの中へ世界を誘う 澄まし顔の風のララバイ 通り過がる人波 今やり過ごしている所だよ 風に乗せた愛の言葉 誰のせいでもないよ 雲は流れる 窮屈すぎる世代に蔓延るテーゼ 夢でも見なきゃやってられないよ ダーウィンみたいに強引に拓いた 真新しい非常識が喧噪の中で燻っている 宇宙に消えたアンドロメダ 歴史は不条理の寓話 でも君と過ごした日は風光明媚 胸に残る風のララバイ もうすぐテーマは終わる 何も残さず 澄まし顔の風のララバイ 通り過がる人波 今やり過ごしている所だよ 風に乗せた愛の言葉 そして途方に暮れる 僕は一人で 今は一人で |
風になって遥か 遥か 彼方のことを 教えて誰か 気の向くままに 遥か 今は 道すがら 見上げた空に 君の足跡探す 遠くからやって来る未来 光の速度で 色めいたテレパシー だから 風になって魚になって君を想うよ 愛しき恋人(ひと)よ 何処(いずこ)で 悲しみ暮れる 今、目をつむって祈りでもって 言える言葉は 「あ・い・し・て・る」の五(い)つ文字 それはここだけの話 遥か 遥か 野山を越えて 若葉の頃に 会えたらいいな 思い出は 夜霧の摩周湖 水平線の向こうへと 舞い上がる言の葉 だのに 闇になってケモノになって君を想うよ まだ見ぬ恋人よ そのまま 手を離さずに ねぇ君といつか裸になって眠る世界に モンタージュの微笑み それはまた別の話? 風になって魚になって君を想うよ 愛しき恋人よ 何処で 逢えるのだろう 今、目をつむって祈りでもって 言える言葉は 「あ・い・し・て・る」の五つ文字 それはここだけの話 それはここだけの話 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 遥か 遥か 彼方のことを 教えて誰か 気の向くままに 遥か 今は 道すがら 見上げた空に 君の足跡探す 遠くからやって来る未来 光の速度で 色めいたテレパシー だから 風になって魚になって君を想うよ 愛しき恋人(ひと)よ 何処(いずこ)で 悲しみ暮れる 今、目をつむって祈りでもって 言える言葉は 「あ・い・し・て・る」の五(い)つ文字 それはここだけの話 遥か 遥か 野山を越えて 若葉の頃に 会えたらいいな 思い出は 夜霧の摩周湖 水平線の向こうへと 舞い上がる言の葉 だのに 闇になってケモノになって君を想うよ まだ見ぬ恋人よ そのまま 手を離さずに ねぇ君といつか裸になって眠る世界に モンタージュの微笑み それはまた別の話? 風になって魚になって君を想うよ 愛しき恋人よ 何処で 逢えるのだろう 今、目をつむって祈りでもって 言える言葉は 「あ・い・し・て・る」の五つ文字 それはここだけの話 それはここだけの話 |
風花帰れない世界の外で 小さく君を抱いた 静かに時は流れて 瞳を伏せる 僕たちのエデンの園に 咲き誇る林檎の花 退屈な本を畳んで その実を齧る ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす 古びた追憶の舟は 木綿の波に沈む はにかむ君の肩から 零れた雫 ずっと探してた 終わらない夜を 胸に暗(く)れ惑ふ 儚き心で 途絶えた月の旋律(しらべ) ルルリラ 永遠に揺られ 感覚のない 冷えた手で手繰り寄せた未来は 磨硝子の向こう もう色褪せた 果てなき空より舞い落ちる 綻びは堕天使のように ずっと探してた 愛し合う意味を やがて消えてゆく この宙(そら)の中に 潤んだ君の瞳 見果てぬ蜃気楼に ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 渡辺善太郎 | 帰れない世界の外で 小さく君を抱いた 静かに時は流れて 瞳を伏せる 僕たちのエデンの園に 咲き誇る林檎の花 退屈な本を畳んで その実を齧る ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす 古びた追憶の舟は 木綿の波に沈む はにかむ君の肩から 零れた雫 ずっと探してた 終わらない夜を 胸に暗(く)れ惑ふ 儚き心で 途絶えた月の旋律(しらべ) ルルリラ 永遠に揺られ 感覚のない 冷えた手で手繰り寄せた未来は 磨硝子の向こう もう色褪せた 果てなき空より舞い落ちる 綻びは堕天使のように ずっと探してた 愛し合う意味を やがて消えてゆく この宙(そら)の中に 潤んだ君の瞳 見果てぬ蜃気楼に ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛 ルルリラ 風花が濡らす |
風唄欲望の波に夕蕩う 一輪の花 紅の地平に燃ゆる 一片の詩 絶望の果てに射し入る 一縷の光 流るる雲を分かつ 一陣の風 季節を運ぶ蟻の群れよ その目に何を見る 風唄 口遊めど 心空しいだけ 月夜の惑いよ風の中 散る花となれ 永久の夢に彷徨う 鐘の音よ 久遠の空を隔て 誰が為に鳴る 争い繰り返す人よ 何処へ辿り着く 風唄 口遊めど 波は寄せてまた返すだけ 浮き世の憂いは風の中 この身を焦がす 風唄 闇を照らせ 彼方に届くまで 爪弾く小さき物語 この唄に この唄に願いを込めて | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 欲望の波に夕蕩う 一輪の花 紅の地平に燃ゆる 一片の詩 絶望の果てに射し入る 一縷の光 流るる雲を分かつ 一陣の風 季節を運ぶ蟻の群れよ その目に何を見る 風唄 口遊めど 心空しいだけ 月夜の惑いよ風の中 散る花となれ 永久の夢に彷徨う 鐘の音よ 久遠の空を隔て 誰が為に鳴る 争い繰り返す人よ 何処へ辿り着く 風唄 口遊めど 波は寄せてまた返すだけ 浮き世の憂いは風の中 この身を焦がす 風唄 闇を照らせ 彼方に届くまで 爪弾く小さき物語 この唄に この唄に願いを込めて |
傘がある降り出した雨に カレーが食べたくて ふらり入った カウンターの店 知らない人と 肩を並べて 茄子をのせたり 卵のせたり 冷たい雨が 漫ろに街を濡らす レジの横には 有り余る傘 僕はもう 濡れないだろう 傘がある 傘がある やがて雨は上がる 傘がある 傘がある そして晴れ上がる 傘がある 傘がある 手に余るほど 傘がある 僕はもう 濡れないだろう 小銭を払い 誰を迎えに行こう その気になれば なんでもできる 今はまだ 帰りたくない 傘がある 傘がある やがてカツは揚がる 傘がある 傘がある そして米炊ける 傘がある 傘がある 色取り取りの 傘がある 傘がある 傘がある やがて雨は上がる 傘がある 傘がある そして晴れ上がる 傘がある 傘がある 手に余るほど 傘がある 僕はもう 濡れないだろう | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭・森山直太朗 | 降り出した雨に カレーが食べたくて ふらり入った カウンターの店 知らない人と 肩を並べて 茄子をのせたり 卵のせたり 冷たい雨が 漫ろに街を濡らす レジの横には 有り余る傘 僕はもう 濡れないだろう 傘がある 傘がある やがて雨は上がる 傘がある 傘がある そして晴れ上がる 傘がある 傘がある 手に余るほど 傘がある 僕はもう 濡れないだろう 小銭を払い 誰を迎えに行こう その気になれば なんでもできる 今はまだ 帰りたくない 傘がある 傘がある やがてカツは揚がる 傘がある 傘がある そして米炊ける 傘がある 傘がある 色取り取りの 傘がある 傘がある 傘がある やがて雨は上がる 傘がある 傘がある そして晴れ上がる 傘がある 傘がある 手に余るほど 傘がある 僕はもう 濡れないだろう |
カク云ウボクモこのままじゃダメだと君は笑った ありのままでいいと僕は思った 照りつける夏の日差しに乱反射した 閉ざされた過去・現在・未来 夢の綻び 愛はどこから来るんだろう 取りつく島もなくなって 君はもう分かってるんだろう 御多分に漏れず「また後で」 語るに足らずオノマトペ チュルル... カク云ウボクモ 気重な午後も自分次第 空を仰いでみているけど 愛はここにはないんだと 篠突く雨の通りゃんせ 君もまだ迷ってるんなら 傷つくことも厭わんぜ 結んで開くその手と手 チュルル… カク云ウボクモ ネナシグサ | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | | このままじゃダメだと君は笑った ありのままでいいと僕は思った 照りつける夏の日差しに乱反射した 閉ざされた過去・現在・未来 夢の綻び 愛はどこから来るんだろう 取りつく島もなくなって 君はもう分かってるんだろう 御多分に漏れず「また後で」 語るに足らずオノマトペ チュルル... カク云ウボクモ 気重な午後も自分次第 空を仰いでみているけど 愛はここにはないんだと 篠突く雨の通りゃんせ 君もまだ迷ってるんなら 傷つくことも厭わんぜ 結んで開くその手と手 チュルル… カク云ウボクモ ネナシグサ |
オラシオンオラシオン 君は幻 祈りの最初の言葉 オラシオン 風に舞う記憶 オラシオン 黒のストール 忘れたいつものカフェの 絵画の花も枯れるだろう オラシオン 角を曲がれば あの日の君に会えると 誰かに 聞いた気がするよ オラシオン 名前を呼んで オラシオン 肩を叩いて オラシオン 何を隠したの あの屋根の向こう オラシオン 夜を知らない 子供の頃に戻って 星空 君と結びたい オラシオン それは過ち オラシオン 帰り路の花 オラシオン 地図のない世界 オラシオン 嘘でもいいさ オラシオン 束の間さえも オラシオン 永久に続くだろう あの 風に抱かれ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | オラシオン 君は幻 祈りの最初の言葉 オラシオン 風に舞う記憶 オラシオン 黒のストール 忘れたいつものカフェの 絵画の花も枯れるだろう オラシオン 角を曲がれば あの日の君に会えると 誰かに 聞いた気がするよ オラシオン 名前を呼んで オラシオン 肩を叩いて オラシオン 何を隠したの あの屋根の向こう オラシオン 夜を知らない 子供の頃に戻って 星空 君と結びたい オラシオン それは過ち オラシオン 帰り路の花 オラシオン 地図のない世界 オラシオン 嘘でもいいさ オラシオン 束の間さえも オラシオン 永久に続くだろう あの 風に抱かれ |
臆病者真っ暗い部屋で 電気スタンドの ヒモを手探りで 探しつづけてる そんな感覚で 流れゆく川に 浮かべた舟底は ポッカリアナーキー いざ!! という瞬間に あなたはやって来る 暗闇の向こうから 「呼んだのはあなたの方ですよ」 臆病者ですと 丁寧な挨拶で 変わらぬ物だけを 望んでいた頃は 生きてるそのことが とにかくしんどくて 交差点に立ち 見上げる空ならば せめてもう気持ち 晴れてくれたなら うそ!? というテンションで あなたは笑い出す 触れてほしくない 「ここが一番やわらかいようですね」 臆病者ゆえの 卑屈な口元で うしろの正面だぁれ? 最後の答えはなぁに? いざ!! という瞬間に あなたはやって来る 暗闇の向こうから 「だから言ったじゃありませんか」 臆病者ですと 丁寧な挨拶で | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 真っ暗い部屋で 電気スタンドの ヒモを手探りで 探しつづけてる そんな感覚で 流れゆく川に 浮かべた舟底は ポッカリアナーキー いざ!! という瞬間に あなたはやって来る 暗闇の向こうから 「呼んだのはあなたの方ですよ」 臆病者ですと 丁寧な挨拶で 変わらぬ物だけを 望んでいた頃は 生きてるそのことが とにかくしんどくて 交差点に立ち 見上げる空ならば せめてもう気持ち 晴れてくれたなら うそ!? というテンションで あなたは笑い出す 触れてほしくない 「ここが一番やわらかいようですね」 臆病者ゆえの 卑屈な口元で うしろの正面だぁれ? 最後の答えはなぁに? いざ!! という瞬間に あなたはやって来る 暗闇の向こうから 「だから言ったじゃありませんか」 臆病者ですと 丁寧な挨拶で |
おかえり言葉の数だけ 煌めく世界 ゆらり揺られる 地平の花よ ずっとあなたが好きでした 生まれる前から好きでした おかえり おかえり つぶやいて 帰る場所から 影の差す おかえり おかえり 輝いて 結んだ指に もう おかえり 壊れるだけの幼い心 眠り眠るは 宵の戯れ言 ずっとあなたが好きでした 優しい嘘さえ好きでした おかえり おかえり アンダンテ 歩いて帰る あの光 おかえり おかえり 振り向いて 夕べの夢路へ もうおかえり | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 言葉の数だけ 煌めく世界 ゆらり揺られる 地平の花よ ずっとあなたが好きでした 生まれる前から好きでした おかえり おかえり つぶやいて 帰る場所から 影の差す おかえり おかえり 輝いて 結んだ指に もう おかえり 壊れるだけの幼い心 眠り眠るは 宵の戯れ言 ずっとあなたが好きでした 優しい嘘さえ好きでした おかえり おかえり アンダンテ 歩いて帰る あの光 おかえり おかえり 振り向いて 夕べの夢路へ もうおかえり |
黄金の心おそらくここは いつか来た道だろうな それじゃなければ いつか行く道だろう 逃げたつもりが 追いかけているみたいだ 先の見えない 喜び抱いて 大空ばかり 見上げていたらいつしか 何も知らない 裸の朝に戻った 流れる汗は 誰かの気持ちみたいで 手の平濡らす 夕暮れの子供 太陽さえも いつかは果てる世界で 塞いだ気持ち 忘れるために歌った 西へ東へ 東へ西へ 辿って どこかで見つけるさ どこかで見つけるさ どこかで見つけるさ 黄金の心 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 高田漣 | おそらくここは いつか来た道だろうな それじゃなければ いつか行く道だろう 逃げたつもりが 追いかけているみたいだ 先の見えない 喜び抱いて 大空ばかり 見上げていたらいつしか 何も知らない 裸の朝に戻った 流れる汗は 誰かの気持ちみたいで 手の平濡らす 夕暮れの子供 太陽さえも いつかは果てる世界で 塞いだ気持ち 忘れるために歌った 西へ東へ 東へ西へ 辿って どこかで見つけるさ どこかで見つけるさ どこかで見つけるさ 黄金の心 |
駅前のぶる~すどうでもいいこと やらにゃならんこと がいっぱいあるから 区別がつきません 空っぽの頭で しこたま考えて いつか草臥(くたび)れて しかばねになります 駅前の路上で がなり散らしたら 「常識がないわね!」ババアにどやされた 常識がないのは 端(はな)から知ってらぁ ネクタイをしてれば 納得いきますか ああ~心ない人よ ああ~生きててすみません 建前を気にして やりがいを無視して 真ん丸く収めて 背中も丸めてる 自分に嘘ついて 無理矢理笑ったら なんか知らねえが 無性に腹減った ああ~やんなっちゃうなぁ ああ~でも仕事はしなくちゃ 今は学歴社会だ そして軋轢(あつれき)社会だ 辟易(へきえき)してんのは 俺だけじゃないだろう 立身出世が 男のバロメーター そんなの一抜けた 学校辞めました そんなのいんちきだ 人間やめますか? ああ~これでいいのかなぁ ああ~アフリカに行きたいなぁ どうでもいいこと やらにゃならんこと がいっぱいあるから 区別がつきません 誰か教えてよ 手前(てめぇ)の問題か | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | どうでもいいこと やらにゃならんこと がいっぱいあるから 区別がつきません 空っぽの頭で しこたま考えて いつか草臥(くたび)れて しかばねになります 駅前の路上で がなり散らしたら 「常識がないわね!」ババアにどやされた 常識がないのは 端(はな)から知ってらぁ ネクタイをしてれば 納得いきますか ああ~心ない人よ ああ~生きててすみません 建前を気にして やりがいを無視して 真ん丸く収めて 背中も丸めてる 自分に嘘ついて 無理矢理笑ったら なんか知らねえが 無性に腹減った ああ~やんなっちゃうなぁ ああ~でも仕事はしなくちゃ 今は学歴社会だ そして軋轢(あつれき)社会だ 辟易(へきえき)してんのは 俺だけじゃないだろう 立身出世が 男のバロメーター そんなの一抜けた 学校辞めました そんなのいんちきだ 人間やめますか? ああ~これでいいのかなぁ ああ~アフリカに行きたいなぁ どうでもいいこと やらにゃならんこと がいっぱいあるから 区別がつきません 誰か教えてよ 手前(てめぇ)の問題か |
運命の人昨日撮った君の写真が 懐かしく思えた あんなにも楽しかった 日々は泡沫のこと 例えば君は今何を見て 何を感じてるのだろう そんなこと考えて 変に真顔になった 思い出ばかりが やたら口をつくこの頃 何もないよりはマシかと 前向きに捉えている 今空は晴れて 光が射して 小鳥が囀ってる 余所余所しい その景色が 少しリアルに見えた 季節が過ぎて 年を重ね 何もかも変わっても 運命の人だと 勝手に思っている 周りの仲間は きっと笑うだろうけど 愛を育むとは何かを 今さら考えてる 何故人は生まれ 無駄に傷つき それでも生きてゆくの そう言って凹む君の 手元をただ見ていた 今日という日がどんな日か よく分からないけれど 旅立ちの時だと 何気に信じている 季節が過ぎて 年を重ね 何もかも変わってしまっても 運命の人だと 勝手に思っている 運命の人だと 本気で思っている | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 高野寛 | 昨日撮った君の写真が 懐かしく思えた あんなにも楽しかった 日々は泡沫のこと 例えば君は今何を見て 何を感じてるのだろう そんなこと考えて 変に真顔になった 思い出ばかりが やたら口をつくこの頃 何もないよりはマシかと 前向きに捉えている 今空は晴れて 光が射して 小鳥が囀ってる 余所余所しい その景色が 少しリアルに見えた 季節が過ぎて 年を重ね 何もかも変わっても 運命の人だと 勝手に思っている 周りの仲間は きっと笑うだろうけど 愛を育むとは何かを 今さら考えてる 何故人は生まれ 無駄に傷つき それでも生きてゆくの そう言って凹む君の 手元をただ見ていた 今日という日がどんな日か よく分からないけれど 旅立ちの時だと 何気に信じている 季節が過ぎて 年を重ね 何もかも変わってしまっても 運命の人だと 勝手に思っている 運命の人だと 本気で思っている |
うんこさっきまで体の中にいたのに 出てきた途端 いきなり嫌われるなんて やっぱりお前はうんこだな | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | さっきまで体の中にいたのに 出てきた途端 いきなり嫌われるなんて やっぱりお前はうんこだな |
今ぼくにできること今ぼくにできること それは祈ること それは眠ること それは見つめること それは羽ばたくこと 今ぼくにできること それは歌うこと それは耐えること それは励ますこと それは励むこと 今ぼくにできること それは悲しむこと それは躊躇うこと それは背けること それは償うこと 今ぼくにできること それは生きること それは感じること それは考えること それは問いかけること それは それは それは とは それは一体なんだろう と 今ぼくにできること 今ぼくにできること | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 今ぼくにできること それは祈ること それは眠ること それは見つめること それは羽ばたくこと 今ぼくにできること それは歌うこと それは耐えること それは励ますこと それは励むこと 今ぼくにできること それは悲しむこと それは躊躇うこと それは背けること それは償うこと 今ぼくにできること それは生きること それは感じること それは考えること それは問いかけること それは それは それは とは それは一体なんだろう と 今ぼくにできること 今ぼくにできること |
今が人生晴れ後曇り 時々雨 風また晴れ そんな風にして今日も日は 翳っていく 移ろっていく 水を打ったような東京の空 擦れ違い思いやる心とは? 群衆の中 立ち止まったまま 人知れず思いに耽る 君をまだ抱きしめていたいよ この夜に幕が下りないよう 月明かりはまるでオカリナのよう 若かりし有り触れた愛よ 闇雲に掲げた誓いよ 僕を 彼方へ さあ解き放て 何もないこの世界に 僕たちは何処から来たのだろう 風に舞う埃みたいな運命を纏う 蜉蝣のように 果てなき思い 将又、元い はて?悩んで なんだかんだあって 僕は今 眩く燻っている 目も眩むような過去現在未来 有りも無しも結果気構え次第 のんべんだらり 風の吹くまま 意味のある無重力遊泳 地平線に転がる太陽 悩める子羊の胃潰瘍 星空に微睡む色模様 幸せの鐘のなる方へ 健やかなる僕らの日々よ もっと もっと さあ舞い上がれ 来るべき遥か未来 この惑星が消えてしまう前に 恙無く衒いもなく 腹で笑い合えたならいいな 今こそが人生の刻 満ち満ちる限りある喜び 風立ちぬ不穏な日々の只中で 僕は何か思う 何もないこの世界は 時を経て何処へと行くのだろう 風薫る儚き現の向こうに燃ゆる 陽炎のように 蜃気楼のように 走馬灯のように | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | 晴れ後曇り 時々雨 風また晴れ そんな風にして今日も日は 翳っていく 移ろっていく 水を打ったような東京の空 擦れ違い思いやる心とは? 群衆の中 立ち止まったまま 人知れず思いに耽る 君をまだ抱きしめていたいよ この夜に幕が下りないよう 月明かりはまるでオカリナのよう 若かりし有り触れた愛よ 闇雲に掲げた誓いよ 僕を 彼方へ さあ解き放て 何もないこの世界に 僕たちは何処から来たのだろう 風に舞う埃みたいな運命を纏う 蜉蝣のように 果てなき思い 将又、元い はて?悩んで なんだかんだあって 僕は今 眩く燻っている 目も眩むような過去現在未来 有りも無しも結果気構え次第 のんべんだらり 風の吹くまま 意味のある無重力遊泳 地平線に転がる太陽 悩める子羊の胃潰瘍 星空に微睡む色模様 幸せの鐘のなる方へ 健やかなる僕らの日々よ もっと もっと さあ舞い上がれ 来るべき遥か未来 この惑星が消えてしまう前に 恙無く衒いもなく 腹で笑い合えたならいいな 今こそが人生の刻 満ち満ちる限りある喜び 風立ちぬ不穏な日々の只中で 僕は何か思う 何もないこの世界は 時を経て何処へと行くのだろう 風薫る儚き現の向こうに燃ゆる 陽炎のように 蜃気楼のように 走馬灯のように |
愛し君へいっそ 抱きしめて 抱きしめて 離さないよ このまま 傍にいて欲しい 何も問わずに いっそ 最後まで 最後まで 信じられる力を 僕にください 例えばそれが 偽りでも 朝の光に 君が消えてしまいそうで 僕はまた眠った振りをした 眩し過ぎる思い出たち こっちを向いて 笑っているよ あの日溜りの中で 愛し君よ 愛し君よ 何処にいるの 今すぐ逢いに来て欲しい 例えばそれが幻でも いいから | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | いっそ 抱きしめて 抱きしめて 離さないよ このまま 傍にいて欲しい 何も問わずに いっそ 最後まで 最後まで 信じられる力を 僕にください 例えばそれが 偽りでも 朝の光に 君が消えてしまいそうで 僕はまた眠った振りをした 眩し過ぎる思い出たち こっちを向いて 笑っているよ あの日溜りの中で 愛し君よ 愛し君よ 何処にいるの 今すぐ逢いに来て欲しい 例えばそれが幻でも いいから |
いつかさらばさもしも君が心なき言葉に傷ついたとしても 僕にできることといえばそれを茶化してやれる程度 特に気の利いたセリフの持ち合わせなんてないけど 時間の許す限り君の横でおちゃらけていたいよ そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかはさらばさ 僕が君について何か知っていることといったら 君が紅茶に砂糖を三つ入れるってことだけさ こんな言い方じゃ誤解を招くかもしれないけれど 他人(ひと)が二人でいるにはそれぐらいが丁度いいんだ そうさ合言葉はいつでも どうせいつかはさらばさ 耳を劈(つんざ)くほどに鳴り響く沈黙を塗り潰すように 君は聞く「ねえ、私は一体あなたの何なの」 そんな時僕は笑って言うのさ「どうせいつかは…さらばさ」 そうだ君に一つだけ聞いておきたい話があるよ 君は僕を世界で一番大切と言うけれど 世界がどれほどの広さかなんて皆目検討がつかないぜ つまり君の瞳の置くに映っているのは本当に僕なのかい あらゆるすべてのことを 二人で分かち合おうとした時に 僕ら初めて本当の孤独を味わうことになるのやも そして独り彷徨い歩き続ける寒空の下 改めてお互いの大切さに 気づける日がくるぜ 確信はないけど そうさそれが今の答えさ どうせいつかはさらばさ どこにでも転がっているよな形のない幸せの中で たまに思う僕はこの先どこへ行くのだろう それはそうと今夜は月がキレイ ねえ、どうせいつかは…さらばさ 愛しさも切なさも君を想うが故生まれるもので だから目を背けることなく 受け入れなきゃならないことなんだろう そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかは…さらばさ… | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | もしも君が心なき言葉に傷ついたとしても 僕にできることといえばそれを茶化してやれる程度 特に気の利いたセリフの持ち合わせなんてないけど 時間の許す限り君の横でおちゃらけていたいよ そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかはさらばさ 僕が君について何か知っていることといったら 君が紅茶に砂糖を三つ入れるってことだけさ こんな言い方じゃ誤解を招くかもしれないけれど 他人(ひと)が二人でいるにはそれぐらいが丁度いいんだ そうさ合言葉はいつでも どうせいつかはさらばさ 耳を劈(つんざ)くほどに鳴り響く沈黙を塗り潰すように 君は聞く「ねえ、私は一体あなたの何なの」 そんな時僕は笑って言うのさ「どうせいつかは…さらばさ」 そうだ君に一つだけ聞いておきたい話があるよ 君は僕を世界で一番大切と言うけれど 世界がどれほどの広さかなんて皆目検討がつかないぜ つまり君の瞳の置くに映っているのは本当に僕なのかい あらゆるすべてのことを 二人で分かち合おうとした時に 僕ら初めて本当の孤独を味わうことになるのやも そして独り彷徨い歩き続ける寒空の下 改めてお互いの大切さに 気づける日がくるぜ 確信はないけど そうさそれが今の答えさ どうせいつかはさらばさ どこにでも転がっているよな形のない幸せの中で たまに思う僕はこの先どこへ行くのだろう それはそうと今夜は月がキレイ ねえ、どうせいつかは…さらばさ 愛しさも切なさも君を想うが故生まれるもので だから目を背けることなく 受け入れなきゃならないことなんだろう そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかは…さらばさ… |
椅子時間の止まった 北向きの部屋 遠い春先のグランドに 知らない声が響いてる 飛行機雲が 空を割る 君がいるのはきっと 遥か向こうの側の空の下 ああ日は昇る 意味もなく呟いた 「ごめんなさい」だなんてさ お気に入りの椅子に座って いなくなった君とお喋りしたよ どこでもドアをくぐって あの日の君に会いに行きたい もうどれくらい ここにいるだろう 動かなくなった心 ブリキの体は 誰の物でもないみたい もう日は落ちる 何もかも引き連れて 慈愛 無常 自由 惰性 黄色い布の椅子を愛した 君はここから遠ざかってく 明日には素知らぬ顔さ 新しい歌町に流れる お気に入りの椅子に座って 回る世界に逆らってるよ 迷子には慣れてる方さ 見飽きた景色に 黄色い色の椅子を愛した 君はここから遠ざかってく 埃をかぶったこの古椅子で そしてうたた寝 あの日の君と | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 時間の止まった 北向きの部屋 遠い春先のグランドに 知らない声が響いてる 飛行機雲が 空を割る 君がいるのはきっと 遥か向こうの側の空の下 ああ日は昇る 意味もなく呟いた 「ごめんなさい」だなんてさ お気に入りの椅子に座って いなくなった君とお喋りしたよ どこでもドアをくぐって あの日の君に会いに行きたい もうどれくらい ここにいるだろう 動かなくなった心 ブリキの体は 誰の物でもないみたい もう日は落ちる 何もかも引き連れて 慈愛 無常 自由 惰性 黄色い布の椅子を愛した 君はここから遠ざかってく 明日には素知らぬ顔さ 新しい歌町に流れる お気に入りの椅子に座って 回る世界に逆らってるよ 迷子には慣れてる方さ 見飽きた景色に 黄色い色の椅子を愛した 君はここから遠ざかってく 埃をかぶったこの古椅子で そしてうたた寝 あの日の君と |
生きる(って言い切る)今日もまた 人が死んだよ 俺はこうして 生きているのに 起き抜けに あの夢を見たんだ どんな夢かは 言えないけれど 振り向けば 眩いほどに 役に立たない 思い出ばかり たまに何もかも 投げたくなるよ 晴れた空から 雨粒一つ 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 窓の虫 指で潰した 潰した後に 悪りぃと言った 枯れた花 ちぎって捨てりゃ 燃えるゴミから 音が聞こえた 怒る 笑う 惑う 祈る 昂ぶって駆け出す 何処へ 幸せって何だろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろうって語ってしまうんだろう 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 尚も 色んなことが 色をなくして 輝きばかりが 空を覆うよ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 高野寛 | 今日もまた 人が死んだよ 俺はこうして 生きているのに 起き抜けに あの夢を見たんだ どんな夢かは 言えないけれど 振り向けば 眩いほどに 役に立たない 思い出ばかり たまに何もかも 投げたくなるよ 晴れた空から 雨粒一つ 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 窓の虫 指で潰した 潰した後に 悪りぃと言った 枯れた花 ちぎって捨てりゃ 燃えるゴミから 音が聞こえた 怒る 笑う 惑う 祈る 昂ぶって駆け出す 何処へ 幸せって何だろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろう 幸せって何だろうってどうして思うんだろうって語ってしまうんだろう 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 尚も 色んなことが 色をなくして 輝きばかりが 空を覆うよ |
生きとし生ける物へやがて涙は渇くとて 風に吹かれちゃいられない 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない どうにかなるさと戯けても どうにもならないことがある これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石 たかが言葉と嘯けど されど言葉の摩訶不思議 かつて猿が手にした玉手箱 箱の中には何がある 嘘と真の化かし合い それを眺める天邪鬼 何処も彼処も言うなれば極楽と 数の足りない七並べ 朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない もはや僕は人間じゃない | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | やがて涙は渇くとて 風に吹かれちゃいられない 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない どうにかなるさと戯けても どうにもならないことがある これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石 たかが言葉と嘯けど されど言葉の摩訶不思議 かつて猿が手にした玉手箱 箱の中には何がある 嘘と真の化かし合い それを眺める天邪鬼 何処も彼処も言うなれば極楽と 数の足りない七並べ 朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ 生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう 僕は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない もはや僕は人間じゃない |
生きてることが辛いなら生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 恋人と親は悲しむが 三日と経てば元通り 気が付きゃみんな年取って 同じとこに行くのだから 生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい その内夜は明けちゃって 疲れて眠りに就くだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし 生きてることが辛いなら 悲しみをとくと見るがいい 悲しみはいつか一片の お花みたいに咲くという そっと伸ばした両の手で 摘み取るんじゃなく守るといい 何にもないとこから 何にもないとこへと 何にもなかったかのように 巡る生命だから 生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい 歴史は小さなブランコで 宇宙は小さな水飲み場 生きてることが辛いなら くたばる喜びとっておけ | 森山直太朗 | 御徒町凧 | 森山直太朗 | | 生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 恋人と親は悲しむが 三日と経てば元通り 気が付きゃみんな年取って 同じとこに行くのだから 生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい その内夜は明けちゃって 疲れて眠りに就くだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし 生きてることが辛いなら 悲しみをとくと見るがいい 悲しみはいつか一片の お花みたいに咲くという そっと伸ばした両の手で 摘み取るんじゃなく守るといい 何にもないとこから 何にもないとこへと 何にもなかったかのように 巡る生命だから 生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい 歴史は小さなブランコで 宇宙は小さな水飲み場 生きてることが辛いなら くたばる喜びとっておけ |
アンジョリーナかったりーな今日も外に出るの なんか膝痛いし どんよりな空を眺めてても やっぱ腹は減るんだね 徐々に減るんだね アンジョリーナ 僕はここにいるよ 息を潜めて 真っ青な花が 濡れているよ 雨に打たれて そっと綻んでる ヘミングウェイに頓挫してバガボンド 迷える武士道 難解な問題は後回して 猫と戯れてる 主に戯れてる アンジョリーナ 月が逃げてゆくよ 追えば追うほど 待ったりーな こんなはずじゃないよ 回り出すエンドロール 若干汗ばんでる 死して尚花咲くこともある いつか恩師が言ってた 生きていりゃしんどいことばかり サッと引いてあの世でアニョハセヨ アンジョリーナ 空が落ちてくるよ 気分はどうだい 減なりな顔は見せないでよ 風に靡くブロンドヘアー アンジョリーナ 僕はここにいるよ 息を潜めて 真っ青な花が 濡れているよ 雨に打たれて そっと綻んでる | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | かったりーな今日も外に出るの なんか膝痛いし どんよりな空を眺めてても やっぱ腹は減るんだね 徐々に減るんだね アンジョリーナ 僕はここにいるよ 息を潜めて 真っ青な花が 濡れているよ 雨に打たれて そっと綻んでる ヘミングウェイに頓挫してバガボンド 迷える武士道 難解な問題は後回して 猫と戯れてる 主に戯れてる アンジョリーナ 月が逃げてゆくよ 追えば追うほど 待ったりーな こんなはずじゃないよ 回り出すエンドロール 若干汗ばんでる 死して尚花咲くこともある いつか恩師が言ってた 生きていりゃしんどいことばかり サッと引いてあの世でアニョハセヨ アンジョリーナ 空が落ちてくるよ 気分はどうだい 減なりな顔は見せないでよ 風に靡くブロンドヘアー アンジョリーナ 僕はここにいるよ 息を潜めて 真っ青な花が 濡れているよ 雨に打たれて そっと綻んでる |
ありがとうはこっちの言葉なんなんだろう この胸のもやもやは 洗い立てのタオルに 顔を埋めるような 小鳥が鳴いてる 朝明けのメロディー どこまで歩いても この道は続いてる 手を繋ぐよりも 指を繋ぐような 寒い夜は寄り添いあって 星空の毛布で眠る テーブルの向こうの笑顔 最果ての地を君と目指した ありがとうはこっちの言葉 迷子になったのは 君なのか僕なのか 香る花のその横 妖精たちが踊る 転がる石にさえ それだけのシンフォニー いつしかこんがりと トーストは焼きあがる 夢をみるよりも 夢になりたいな 遠い空は近くにあって 幻灯の砂漠を渡る 「永遠」と口にするように 千夜一夜を確かめ合った 震える音符に腰掛けて くるぶしを洗うせせらぎの音 アイスコーヒーが混ざらない 白と黒の間をさまよって さようならは彼方の空へ 問わず語りのホビットの鼻筋が笑う しけったビスケットが大好物 穴の空いた靴から逃げ出した盲目の天使 わたしがわたしになる前に交わした 限りない世界との約束 森の木立に守られて 何もかもが輝かしく不明 たとえこの体が砂になろうとも 包まれている音と光と温度と香り 破れた地図を逆さまに見つめる 君の笑顔をただ守りたいと心がさとす わたしは木々だと木々は言う わたしは時だと時は言う 思い出はもういらないからと 夢に七色の貝殻を探した たかだか三、四分でできた世界 りんごの木だという証拠はどこにもない いつまでも続くと今は思う 満天の星がおやすみなさいとさやいでいる 寒い夜は寄り添いあって 星空の毛布で眠る テーブルの向こうの笑顔 最果ての地を君と目指した ありがとうはこっちの言葉 | 森山直太朗 | 御徒町凧 | 森山直太朗 | | なんなんだろう この胸のもやもやは 洗い立てのタオルに 顔を埋めるような 小鳥が鳴いてる 朝明けのメロディー どこまで歩いても この道は続いてる 手を繋ぐよりも 指を繋ぐような 寒い夜は寄り添いあって 星空の毛布で眠る テーブルの向こうの笑顔 最果ての地を君と目指した ありがとうはこっちの言葉 迷子になったのは 君なのか僕なのか 香る花のその横 妖精たちが踊る 転がる石にさえ それだけのシンフォニー いつしかこんがりと トーストは焼きあがる 夢をみるよりも 夢になりたいな 遠い空は近くにあって 幻灯の砂漠を渡る 「永遠」と口にするように 千夜一夜を確かめ合った 震える音符に腰掛けて くるぶしを洗うせせらぎの音 アイスコーヒーが混ざらない 白と黒の間をさまよって さようならは彼方の空へ 問わず語りのホビットの鼻筋が笑う しけったビスケットが大好物 穴の空いた靴から逃げ出した盲目の天使 わたしがわたしになる前に交わした 限りない世界との約束 森の木立に守られて 何もかもが輝かしく不明 たとえこの体が砂になろうとも 包まれている音と光と温度と香り 破れた地図を逆さまに見つめる 君の笑顔をただ守りたいと心がさとす わたしは木々だと木々は言う わたしは時だと時は言う 思い出はもういらないからと 夢に七色の貝殻を探した たかだか三、四分でできた世界 りんごの木だという証拠はどこにもない いつまでも続くと今は思う 満天の星がおやすみなさいとさやいでいる 寒い夜は寄り添いあって 星空の毛布で眠る テーブルの向こうの笑顔 最果ての地を君と目指した ありがとうはこっちの言葉 |
アメリカにいるみたい生まれ変わったら なんになる? 三軒茶屋の交差点 隣で女が話してる クルクル巻きの ブロンディ やれカフェオーレ やれカフェラッテ アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい いつか誰かが夢に描いた アメリカにいるみたい 生まれる前は どこにいた? 充電切れの通信機 あさって向いたチューニング 最前線は孤立する やれハンバーガー やれコンピューター アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい アメリカ映画に出てくるような アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい いつか誰かが夢に描いた アメリカにいるみたい | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 生まれ変わったら なんになる? 三軒茶屋の交差点 隣で女が話してる クルクル巻きの ブロンディ やれカフェオーレ やれカフェラッテ アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい いつか誰かが夢に描いた アメリカにいるみたい 生まれる前は どこにいた? 充電切れの通信機 あさって向いたチューニング 最前線は孤立する やれハンバーガー やれコンピューター アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい アメリカ映画に出てくるような アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい アメリカにいるみたい いつか誰かが夢に描いた アメリカにいるみたい |
雨だけど雨だから飲み飽きたマンデリン いつのまにか夜の町 バイクに乗ったサンタクロース ピザとコーラを運んでる こんなにたくさんの人 名前も顔も知りはしない バカなのはボク それともキミ 雨だけど雨だから 雨だけど雨だから 雨だけど雨だから ボクはここから動けない | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 飲み飽きたマンデリン いつのまにか夜の町 バイクに乗ったサンタクロース ピザとコーラを運んでる こんなにたくさんの人 名前も顔も知りはしない バカなのはボク それともキミ 雨だけど雨だから 雨だけど雨だから 雨だけど雨だから ボクはここから動けない |
あの街が見える丘で~雲バージョン~どうせいつかは土に還ると 出鱈目(でたらめ)ばかりの人間様が宣(のたま)った 塞(ふさ)ぎ込んだこの目が零れ落ちた どうにもこうにもならないことが まるで秋深い日の果樹園の葡萄のようになっている 紫色の粒があなたにも見えるなら あの街が見える丘で 僕は大きな旗を振っているよ 天国まで続く道を探すため しがみついても振り落とされた 狂おしいほど他人(ひと)の泣き声が耳に付いて 素敵と言われる絵画さえも目障りだ タ日が海に沈んだ日 僕の傍らで あなたの涙が洪積世(こうせきせい)の化石になってしまったんだ 行き場のない思いやりが羽をつけたから あの街が見える丘で 僕は小さな声で泣いているよ 天国まで響く鈴を鳴らすため いつになっても変わらないことを 触角をなくした一文字せせり蝶のように捜し回っている 真理と呼ばれる決まりきったシナリオを笠(かさ)に着て 回り続ける方位磁石の針を指で止めて 澄み渡る空へ途方もなく歩き続けるとしよう 束の間だとしてもあなたの未来がそこにあればいい あの街が見える丘で 僕はのどかな日々を謳(うた)っているよ 天国さえ霞む風を浴びるため いくつもの眠れぬ夜を抱え 僕は行くのだろう 喜びと言い換えられるような悲しみを轍(わだち)に残し 名もなき花はやがて 枯れ果てた そうそう、過ちはいつの日も繰り返される物だから 傷付いた心でも生きられるだけ生きてみようと思う そんな決意が蓄積し 黄昏になるのだろう あの街が見える丘で 僕は静かな歌を聴いているよ 天国へと宛てた手紙を出すため | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | どうせいつかは土に還ると 出鱈目(でたらめ)ばかりの人間様が宣(のたま)った 塞(ふさ)ぎ込んだこの目が零れ落ちた どうにもこうにもならないことが まるで秋深い日の果樹園の葡萄のようになっている 紫色の粒があなたにも見えるなら あの街が見える丘で 僕は大きな旗を振っているよ 天国まで続く道を探すため しがみついても振り落とされた 狂おしいほど他人(ひと)の泣き声が耳に付いて 素敵と言われる絵画さえも目障りだ タ日が海に沈んだ日 僕の傍らで あなたの涙が洪積世(こうせきせい)の化石になってしまったんだ 行き場のない思いやりが羽をつけたから あの街が見える丘で 僕は小さな声で泣いているよ 天国まで響く鈴を鳴らすため いつになっても変わらないことを 触角をなくした一文字せせり蝶のように捜し回っている 真理と呼ばれる決まりきったシナリオを笠(かさ)に着て 回り続ける方位磁石の針を指で止めて 澄み渡る空へ途方もなく歩き続けるとしよう 束の間だとしてもあなたの未来がそこにあればいい あの街が見える丘で 僕はのどかな日々を謳(うた)っているよ 天国さえ霞む風を浴びるため いくつもの眠れぬ夜を抱え 僕は行くのだろう 喜びと言い換えられるような悲しみを轍(わだち)に残し 名もなき花はやがて 枯れ果てた そうそう、過ちはいつの日も繰り返される物だから 傷付いた心でも生きられるだけ生きてみようと思う そんな決意が蓄積し 黄昏になるのだろう あの街が見える丘で 僕は静かな歌を聴いているよ 天国へと宛てた手紙を出すため |
あなたがそうまで言うのならつまりその あのですね あなたがそうまで言うのなら やはりまぁ ここはだね なるたけなんとかいたします とはいえ それほど たやすくは いくとは思えずいるのです あなたがそうまで言うのなら 雲を固めてみせましょう あなたがそうまで言うのなら 鹿も生け捕りいたします あなたがそうまで言うのなら しかしはて あのですね あなたがそうまで言うのなら うんとへぇ なんつうか こちらも都合がありまして かくかくしかじか モンブラン もじもじほじほじ フェルマータ あなたがそうまで言うのなら ダイヤを砕いてみせましょう あなたがそうまで言うのなら なんでも食してみせましょう あなたがそうまで言うのなら とはいえ それほど たやすくは いくとは思えずいるのです あなたがそうまで言うのなら 雲を固めてみせましょう あなたがそうまで言うのなら 鹿も生け捕りいたします あなたがそうまで言うのなら | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | つまりその あのですね あなたがそうまで言うのなら やはりまぁ ここはだね なるたけなんとかいたします とはいえ それほど たやすくは いくとは思えずいるのです あなたがそうまで言うのなら 雲を固めてみせましょう あなたがそうまで言うのなら 鹿も生け捕りいたします あなたがそうまで言うのなら しかしはて あのですね あなたがそうまで言うのなら うんとへぇ なんつうか こちらも都合がありまして かくかくしかじか モンブラン もじもじほじほじ フェルマータ あなたがそうまで言うのなら ダイヤを砕いてみせましょう あなたがそうまで言うのなら なんでも食してみせましょう あなたがそうまで言うのなら とはいえ それほど たやすくは いくとは思えずいるのです あなたがそうまで言うのなら 雲を固めてみせましょう あなたがそうまで言うのなら 鹿も生け捕りいたします あなたがそうまで言うのなら |
紫陽花と雨の狂想曲風に揺れた紫陽花のハーモニー 胸の奥がキュンとくるのさ 君と初めて出会った日から 僕の時計は壊れているのさ 気になったら 止まらないよ そっぽ向いて照れてるのかな 水玉のアンブレラ 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 雨に濡れたこの僕はアイロニー ずっとここで待っているのさ 名前も生い立ちも知らないのに 赤い糸が見えているのだ こうなったら 仕方ないや 後を付けて君を護るよ 花柄のオールスター 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 君の家の灯りが消えた後 お迎えに行くよ 僕らロミオとジュリエット(笑) 忍び足で君の眠る部屋のドアを開けたら 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村太知 | 風に揺れた紫陽花のハーモニー 胸の奥がキュンとくるのさ 君と初めて出会った日から 僕の時計は壊れているのさ 気になったら 止まらないよ そっぽ向いて照れてるのかな 水玉のアンブレラ 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 雨に濡れたこの僕はアイロニー ずっとここで待っているのさ 名前も生い立ちも知らないのに 赤い糸が見えているのだ こうなったら 仕方ないや 後を付けて君を護るよ 花柄のオールスター 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 君の家の灯りが消えた後 お迎えに行くよ 僕らロミオとジュリエット(笑) 忍び足で君の眠る部屋のドアを開けたら 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 紫陽花と雨の狂想曲 |
明けない夜はないってことを明けない夜に考えていた風見鶏の憂鬱を 頼まれもせずに考えた 流されずに生きてるって たぶんそれなりに困難だ 置き手紙を残してさ 旅に出たりとかしたいんだ 小銭がないのを言い訳に すぐに帰るのも悪かないさ 登下校の醍醐味と 運命の出会いを探してた 向かいのホームの運命は 上り電車が連れ去った ろくでなしのブルースを スリーコードで歌にした 聴かせるあの子がいないから 野良に聴かせて無視された 叶わない夢はないってことを なけなしの夢に願懸けてたんだ いつまでもモタモタしてらんないや 叶うからこそ夢って言うんだろ? きっと 逆上がりの途中でさ 止まった世界に誓ってやった 逆から見れば届かない空も 大地みたいに駆け上がれんだ 明けない夜はないってことを 明けない夜に考えてたんだ そしたらウトウトしちゃってて 明日の朝がやってきてたんだ 手の平にはなんにもないよ 隠すことさえなんにもない なんにもないって気持ちがいいな なんにもないからなんでもあんだ | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | | 風見鶏の憂鬱を 頼まれもせずに考えた 流されずに生きてるって たぶんそれなりに困難だ 置き手紙を残してさ 旅に出たりとかしたいんだ 小銭がないのを言い訳に すぐに帰るのも悪かないさ 登下校の醍醐味と 運命の出会いを探してた 向かいのホームの運命は 上り電車が連れ去った ろくでなしのブルースを スリーコードで歌にした 聴かせるあの子がいないから 野良に聴かせて無視された 叶わない夢はないってことを なけなしの夢に願懸けてたんだ いつまでもモタモタしてらんないや 叶うからこそ夢って言うんだろ? きっと 逆上がりの途中でさ 止まった世界に誓ってやった 逆から見れば届かない空も 大地みたいに駆け上がれんだ 明けない夜はないってことを 明けない夜に考えてたんだ そしたらウトウトしちゃってて 明日の朝がやってきてたんだ 手の平にはなんにもないよ 隠すことさえなんにもない なんにもないって気持ちがいいな なんにもないからなんでもあんだ |
茜さっきまでの通り雨が まるで嘘泣きみたいに 青く澄み渡る空 君の悪戯かな 出会った頃も今日と同じ 気まぐれな光だった はしゃいで揺らぐ影 語らう声の調べ 思い出は笑みで埋まってゆくのに 心、伽藍堂のまま 何も恐れずに 求めずに 君を信じられたなら 何より大切なもの 雲の随に 君は僕に教えてくれた 愛より確かなこと 千代に八千代に 茜 茜色に染まるあの空 だっていつも君が先に 黙り込んでしまうから そっと抱いた肩 暮れ惑う宵の狭間で 君が思ってるより 愛は脆く弱い生命体だと 笑いかけるように 寄り添うように 真赤な光が辺りを照らしていた 何より大切な人 それが君だと 星は闇に流れて消えた 愛をも包み込むほど 雨に降られて 永遠の時を越えて乱れ散る花 きっといつか また逢えるから 夢はまだ夢のまま 何より大切なもの 雲の随に 君は僕に教えてくれた 愛より確かなこと 千代に八千代に 茜 茜色に染まる空 何よりも大切なもの 茜 茜色に染まるあの空 今もこの胸で生きているから | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 瀬川英史 | さっきまでの通り雨が まるで嘘泣きみたいに 青く澄み渡る空 君の悪戯かな 出会った頃も今日と同じ 気まぐれな光だった はしゃいで揺らぐ影 語らう声の調べ 思い出は笑みで埋まってゆくのに 心、伽藍堂のまま 何も恐れずに 求めずに 君を信じられたなら 何より大切なもの 雲の随に 君は僕に教えてくれた 愛より確かなこと 千代に八千代に 茜 茜色に染まるあの空 だっていつも君が先に 黙り込んでしまうから そっと抱いた肩 暮れ惑う宵の狭間で 君が思ってるより 愛は脆く弱い生命体だと 笑いかけるように 寄り添うように 真赤な光が辺りを照らしていた 何より大切な人 それが君だと 星は闇に流れて消えた 愛をも包み込むほど 雨に降られて 永遠の時を越えて乱れ散る花 きっといつか また逢えるから 夢はまだ夢のまま 何より大切なもの 雲の随に 君は僕に教えてくれた 愛より確かなこと 千代に八千代に 茜 茜色に染まる空 何よりも大切なもの 茜 茜色に染まるあの空 今もこの胸で生きているから |
青い瞳の恋人さん君にあげるはずの菜種の花は 水の遣り過ぎで元気がないよ 君は僕を笑うかな 青い瞳の恋人さん 君に歌うはずの恋歌は 結局、歌詞が付かずにいるんだ どうやったって借り物みたいになっちまうんだ オリジナルな気持ちなんてもうどこにもないのかな 僕ら描いた未来の日々はカッコウの雛が落としてしまった 生憎、雨はまだ降り止まなくて 僕は悲しむことさえ忘れちまった それでも君が大好きなのさ どうか分かっておくれ 青い瞳の恋人さん 朝と昼と晩と夢の中で 君の眠る星を探しているよ 猫が欠伸している間に 流れて消えたよ見知らぬ町へ 君が残した別れの言葉 朝日に抱かれ風化していった 風が吹き抜ける午後は 僕を案山子と蔑んだ 君の瞳が青いのは君の母さんの瞳が青かったから 君の母さんの瞳が青いのは君の婆さんの瞳が青かったから 何処までも何処までもそれを辿ってゆくと 何故だろう 何故なんだろう 涙が零れ落ちていきそうさ 涙がやがて海になるといいな 君は僕を笑うかな 青い瞳の恋人さん 青い瞳の恋人さん | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | | 君にあげるはずの菜種の花は 水の遣り過ぎで元気がないよ 君は僕を笑うかな 青い瞳の恋人さん 君に歌うはずの恋歌は 結局、歌詞が付かずにいるんだ どうやったって借り物みたいになっちまうんだ オリジナルな気持ちなんてもうどこにもないのかな 僕ら描いた未来の日々はカッコウの雛が落としてしまった 生憎、雨はまだ降り止まなくて 僕は悲しむことさえ忘れちまった それでも君が大好きなのさ どうか分かっておくれ 青い瞳の恋人さん 朝と昼と晩と夢の中で 君の眠る星を探しているよ 猫が欠伸している間に 流れて消えたよ見知らぬ町へ 君が残した別れの言葉 朝日に抱かれ風化していった 風が吹き抜ける午後は 僕を案山子と蔑んだ 君の瞳が青いのは君の母さんの瞳が青かったから 君の母さんの瞳が青いのは君の婆さんの瞳が青かったから 何処までも何処までもそれを辿ってゆくと 何故だろう 何故なんだろう 涙が零れ落ちていきそうさ 涙がやがて海になるといいな 君は僕を笑うかな 青い瞳の恋人さん 青い瞳の恋人さん |
青い朝真っ白い階段を上がる途中で 青い朝に気がつきました 寝息を立てて眠っている君は 南の島の珊瑚礁 僕たちが歩くこの道は どこへと続いているのでしょう 寝グセを隠して笑ってる お猿のジミーが横目で見てる 信じる勇気を僕にください 信じる勇気を僕にください 眠りの国から君を連れ出して 空に向かって僕らは祈った アカシアの花が咲いている 交差点からクラクション 黄昏の中で行き場をなくした オウムのジャックが首傾げてる 真夜中のカフェのキャンドルは フランス映画の一場面 メガフォンを持った監督が カットを忘れてチークを踊る 船乗りは過去の港から 未来の海へと航海中 ママンが作ったスポンジケーキを ごっそりポッケに隠したままで 君の寝息を壊さぬようにと 階段に座り僕は見ている 世界を包むこの青い朝 どこまでも続く時間のようで ホントは今しかないのです クジラのルークが吠えている おはようおやすみまた明日 おはようおやすみまた明日 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | 真っ白い階段を上がる途中で 青い朝に気がつきました 寝息を立てて眠っている君は 南の島の珊瑚礁 僕たちが歩くこの道は どこへと続いているのでしょう 寝グセを隠して笑ってる お猿のジミーが横目で見てる 信じる勇気を僕にください 信じる勇気を僕にください 眠りの国から君を連れ出して 空に向かって僕らは祈った アカシアの花が咲いている 交差点からクラクション 黄昏の中で行き場をなくした オウムのジャックが首傾げてる 真夜中のカフェのキャンドルは フランス映画の一場面 メガフォンを持った監督が カットを忘れてチークを踊る 船乗りは過去の港から 未来の海へと航海中 ママンが作ったスポンジケーキを ごっそりポッケに隠したままで 君の寝息を壊さぬようにと 階段に座り僕は見ている 世界を包むこの青い朝 どこまでも続く時間のようで ホントは今しかないのです クジラのルークが吠えている おはようおやすみまた明日 おはようおやすみまた明日 |
愛の比喩どれだけ君と 話しただろう 見つめるだけで 幸せなのに 風が揺らした 髪の匂いを 海に喩えて 抱きとめた ぼくは今 君が好きで 肩越しに咲く 花を見ている 限りのない 愛を誓おう 涙がなぜか 止まらぬ夜に 世界はきっと 眠りの中で ぼくら二人を 夢に見ている ゆっくりと 時は進み 今日のことさえ 忘れゆくだろう 形のない 愛の行方を 言葉にしても 空しいばかり ぼくは今 君が好きで 肩越しに咲く 花を見ている 限りのない 愛を誓おう 涙がなぜか 止まらぬ夜に | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 石川鷹彦 | どれだけ君と 話しただろう 見つめるだけで 幸せなのに 風が揺らした 髪の匂いを 海に喩えて 抱きとめた ぼくは今 君が好きで 肩越しに咲く 花を見ている 限りのない 愛を誓おう 涙がなぜか 止まらぬ夜に 世界はきっと 眠りの中で ぼくら二人を 夢に見ている ゆっくりと 時は進み 今日のことさえ 忘れゆくだろう 形のない 愛の行方を 言葉にしても 空しいばかり ぼくは今 君が好きで 肩越しに咲く 花を見ている 限りのない 愛を誓おう 涙がなぜか 止まらぬ夜に |
愛のテーゼ長い坂道を どこまでも転げ落ちるように 輝きながら時は過ぎ 今更ながら君が好き 暗い地下鉄で ネバネバと油売っていたら トグロのような霧は晴れ 手の鳴る方へ導かれ 掛け合う言葉 カラカラになって空回り 何も言わずに抱き合えたなら ラララそれが愛のテーゼ 取り立てて どーのこーの とか言う訳じゃなくて ただ君は 僕の好奇心 あ、そうだ いつか ラスベガスでも行って とてもステキなショーでも観よう そうだそうしよう そして日は過ぎて クルクルと巡る思いもたげ 転ばぬ先に杖はなし 案ずるだけの意気地なし 見果てぬ空から 垂れ下がった赤い糸 絡めた指が永遠を紡ぐ ウルルそれも愛のテーゼ なし崩しで やいのやいの 愚痴零したかないって まぁ君は 僕の救世主 ね、輪廻 輪廻 季節は巡り巡っちゃう 君と僕も消えてなくなる また日は遠ざかる あんまり調子のいいこと取り繕ってばかりじゃ 本当のホントのトコロは伝え切れないよ ABC重ねて響き合えたらいいのになんて 改まって どーのこーの て言うか、そんな柄じゃないって ただ君は 僕の方位磁針 あ、そうだ いつか パラダイスでも行って 日がな優雅にお茶でもしよう そうだそうしよう そんでエステもしよう | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 笹路正徳 | 長い坂道を どこまでも転げ落ちるように 輝きながら時は過ぎ 今更ながら君が好き 暗い地下鉄で ネバネバと油売っていたら トグロのような霧は晴れ 手の鳴る方へ導かれ 掛け合う言葉 カラカラになって空回り 何も言わずに抱き合えたなら ラララそれが愛のテーゼ 取り立てて どーのこーの とか言う訳じゃなくて ただ君は 僕の好奇心 あ、そうだ いつか ラスベガスでも行って とてもステキなショーでも観よう そうだそうしよう そして日は過ぎて クルクルと巡る思いもたげ 転ばぬ先に杖はなし 案ずるだけの意気地なし 見果てぬ空から 垂れ下がった赤い糸 絡めた指が永遠を紡ぐ ウルルそれも愛のテーゼ なし崩しで やいのやいの 愚痴零したかないって まぁ君は 僕の救世主 ね、輪廻 輪廻 季節は巡り巡っちゃう 君と僕も消えてなくなる また日は遠ざかる あんまり調子のいいこと取り繕ってばかりじゃ 本当のホントのトコロは伝え切れないよ ABC重ねて響き合えたらいいのになんて 改まって どーのこーの て言うか、そんな柄じゃないって ただ君は 僕の方位磁針 あ、そうだ いつか パラダイスでも行って 日がな優雅にお茶でもしよう そうだそうしよう そんでエステもしよう |
愛してるって言ってみな消し忘れたテレビの中 嵐に舞う砂 重たい目で覗き込んだ 程なくしてカラーバー 取り残された午前三時 壁に飾る絵画はないし 鑑みてみりゃここ何日か まともに飯も食っていない 愛してるって言ってみな なぜだか眠れぬその夜に たかが言葉とされど言葉の 抜き差しならない鯔背な響き 愛してるって言ってみな 千変万化の現実に 今が別れ目 ただ解き放て ひいてはそこから始まるはずさ 信じていた未来はもう 弾け飛んだ泡 幼い手で繋ぎ留めた 兼ねてからのトラウマ 罪滅ぼしの疑心暗鬼 振り払えど一事は万事 愛されていりゃ此れ安心と ほざいてたのはいつの日か 愛してるって言えなくて 一重にあなたを傷つけた 雨降り出して傘差し出せなくて 誰より手前が可愛い時雨れ 愛してるって言えたなら それこそ未来も変わってて 本当の気持ち彼処に隠し あなたの傍で笑ってたのね 何処まで歩いたら 涙は海になるのだろう ドンマイこの意気地なし 遠回りするのはもう十分だろう 愛してるって言ってみな 大事に至らぬその前に 心周りの嫌な汚れも 根刮ぎ剥ぎ取る素敵な媚薬 愛してるって言ってみて それでも何かが違うなら 這いつくばって 遮二無二なって 更なる奥を覗いてみれば | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | | 消し忘れたテレビの中 嵐に舞う砂 重たい目で覗き込んだ 程なくしてカラーバー 取り残された午前三時 壁に飾る絵画はないし 鑑みてみりゃここ何日か まともに飯も食っていない 愛してるって言ってみな なぜだか眠れぬその夜に たかが言葉とされど言葉の 抜き差しならない鯔背な響き 愛してるって言ってみな 千変万化の現実に 今が別れ目 ただ解き放て ひいてはそこから始まるはずさ 信じていた未来はもう 弾け飛んだ泡 幼い手で繋ぎ留めた 兼ねてからのトラウマ 罪滅ぼしの疑心暗鬼 振り払えど一事は万事 愛されていりゃ此れ安心と ほざいてたのはいつの日か 愛してるって言えなくて 一重にあなたを傷つけた 雨降り出して傘差し出せなくて 誰より手前が可愛い時雨れ 愛してるって言えたなら それこそ未来も変わってて 本当の気持ち彼処に隠し あなたの傍で笑ってたのね 何処まで歩いたら 涙は海になるのだろう ドンマイこの意気地なし 遠回りするのはもう十分だろう 愛してるって言ってみな 大事に至らぬその前に 心周りの嫌な汚れも 根刮ぎ剥ぎ取る素敵な媚薬 愛してるって言ってみて それでも何かが違うなら 這いつくばって 遮二無二なって 更なる奥を覗いてみれば |
嗚呼どうして 季節はゆくの 風が揺らす梢 なんで 命は巡る 頬赤める子供 どうして 涙ふいに零れ 言葉遠く霞む なんで あなたはそこで ほら眩しい笑顔 いくつもの歌や詩が 私の心満たす かたちない景色が 踊るように光る 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 若葉 曙 産声 大地 約束 五月雨 手と手 思い出 透明 銀河 山茶花 くるぶし 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 | 森山直太朗 | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗・御徒町凧 | 河野圭・森山直太朗 | どうして 季節はゆくの 風が揺らす梢 なんで 命は巡る 頬赤める子供 どうして 涙ふいに零れ 言葉遠く霞む なんで あなたはそこで ほら眩しい笑顔 いくつもの歌や詩が 私の心満たす かたちない景色が 踊るように光る 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 若葉 曙 産声 大地 約束 五月雨 手と手 思い出 透明 銀河 山茶花 くるぶし 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 |