シーちゃん船唄田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 不詳 | | 港出る時 波止場のかげで エノサ 泣いてくれるは 泣いてくれるは シーちゃん一人 泪見せては 未練が残る エノサ せめて笑顔で せめて笑顔で さよならさらば 千里離れて せつない夜は エノサ 夢で語ろうよ 夢で語ろうよ ソレ浪枕 俺も男さ 船乗り稼業 エノサ 決めた女は 決めた女は シーちゃん一人 |
白樺の風石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山田栄一 | 白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心 山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた 郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪 |
清水の暴れん坊石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | 伊藤恒久 | (セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ! 粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊 花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊 馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊 |
静かな雨のロマンス勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 伊藤恒久 | 静かな静かな雨が 旅路の心を 愛しく濡らして降る ロケ先のことさ 行きずりの喫茶店で ふと見た人の きれいな瞳がなぜか 忘れられない 「えー そうです。ぼく勝新太郎ですけど、なにか… あゝ あなたがあの… いつもS・Yっていう頭文字だけでお手紙を下さる… あゝそうですか あれ、あなただったんですか…。」 静かに静かに語る あの夜の二人を 思えば懐かしい夢 ひとときの恋さ ほの香るも香の味も いつしか冷めて 寂しい笑顔でそっと 別れたけれど 「あの時もやっぱり S・Yって言っただけで… とうとう本当の名前を教えてくれなかったけど… あゝあ あの若き日の思い出にまたたく瞳… S・Yの君か…」 静かな静かな雨に 暮れゆく過た日の うつろな心にまた 浮かびくる瞳 あの夜の喫茶店で しょんぼり一人 今頃あの娘はなにを 思ってるだろう |
元気でいろよ達者でね勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 上条たけし | 宮脇春夫 | 別れの花たば 抱いて あの娘が手をふる 波止場 左様ならのひと言も 泪でうるむ せつない気持ちは 俺らもおんなじことさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで せめても笑顔を 見せて 形見のパイプを 吹かしゃ あの夜のあの夢が 心にしみる 忘れやしないぜ 信じて待ってゝおくれ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで 名残りのテープも 切れて 往く手は果てない 潮路 船唄ものんびりと マドロス稼業 錨をあげたら 未練はのこさぬものさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで |
玄海ブルース木村徹二 | 木村徹二 | 大高ひさを | 長津義司 | 蔦将包 | 情け知らずと 嘲笑(わら)わばわらえ ひとにゃ見せない 男の涙 どうせ俺らは 玄界灘の 波に浮き寝の かもめ鳥 紅い灯かげの グラスに浮かぶ 影がせつない 夜更けのキャバレー 酔うて唄えど 晴れない胸は 銅羅(ドラ)よお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 住く道ちゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルース 田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切間(きれま)に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルースちあきなおみ | ちあきなおみ | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルース氷川きよし | 氷川きよし | 大高ひさを | 長津義司 | 石倉重信 | 情け知らずと 嘲笑(わら)わばわらえ ひとにゃ見せない 男の涙 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮き寝の かもめ鳥 紅い灯かげの グラスに浮かぶ 影がせつない 夜更けのキャバレー 酔うて唄えど 晴れない胸は 銅鑼(ドラ)よ お前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に きらりと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルース三門忠司 | 三門忠司 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルース山内惠介 | 山内惠介 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと 嘲笑(わら)わばわらえ ひとにゃ見せない 男の涙 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮き寝の かもめ鳥 紅い灯(ほ)かげの グラスに浮かぶ 影がせつない 夜更けのキャバレー 酔うて唄えど 晴れない胸は 銅鑼(どら)よお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ちゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
喧嘩太郎石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 真鍋理一郎 | | バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える |
銀座ロックンうめ吉 | うめ吉 | 大高ひさを | 村沢良介 | 伊藤恒久・西岡正通 | 銀座ロックン 東京のリズム 恋のシグナル またたく四丁目 行こか戻ろか 思案は無用 赤い帽子の かわいいお嬢さん 今夜は一緒に 唄いましょ 銀座ロックン 銀座ロックン 楽しい夢など 語りましょう 銀座ロックン 東京のリズム 柳並木にしょんぼり たたずんで 何を悩むか 淋しい笑顔 濡れた瞳が 気になるお嬢さん 貴女も一緒に 唄いましょ 銀座ロックン 銀座ロックン かなしい泪は 忘れましょう 銀座ロックン 東京のリズム 街は七色 ネオンの波だから あつい吐息も 寄り添う影も みんなハイティーン 素敵なお嬢さん どなたも一緒に 唄いましょ 銀座ロックン 銀座ロックン 心もうきうき 踊りましょう |
銀座の空にも星がある石原裕次郎・牧村旬子 | 石原裕次郎・牧村旬子 | 大高ひさを | 野崎真一 | 野崎真一 | 泣けてくるほど 好きなら それでいゝのさ 俺たち 赤いネオンに まぎれて みんな忘れて いるけど 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある ビルの谷間に しょんぼり 影を失(な)くして 行く奴 思い出してよ あの夜 心しびれる あの唄 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある どうせ二人にゃ 縁ない 黄金(きん)とミンクの 飾り窓(ウインドー) ガラスヘだてた 世界も せめて夢みる だけなら 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある |
銀座の恋の物語石原裕次郎・川中美幸 | 石原裕次郎・川中美幸 | 大高ひさを | 鏑木創 | 鏑木創・山倉たかし | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が始めて逢った 真実(ほんと)の 恋の物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘のいじらしさ 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人の 命を賭けた 真実の 恋の物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ― 若い二人が 誓った夜の 真実の 恋の物語り |
銀座の恋の物語 石原裕次郎・牧村旬子 | 石原裕次郎・牧村旬子 | 大高ひさを | 鏑木創 | | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人が 始めて逢った 真実の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人の 命を賭けた 真実の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人が 誓った夜の 真実(ほんと)の 恋の 物語り |
銀座の恋の物語西城秀樹 | 西城秀樹 | 大高ひさを | 鏑木創 | | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実(ほんと)の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京でーつ 銀座でーつ 若い二人の 命を賭けた 真実(ほんと)の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実(ほんと)の 恋の 物語り |
銀座の恋の物語舘ひろし | 舘ひろし | 大高ひさを | 鏑木創 | 船山基紀 | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実の恋の 物語 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人の 命をかけた 真実の恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実の恋の 物語り |
銀座の恋の物語天童よしみ&石原裕次郎 | 天童よしみ&石原裕次郎 | 大高ひさを | 鏑木創 | 山倉たかし | 心の底まで しびれるような 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実(ほんと)の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴方のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人の 命を賭けた 真実の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この儘で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実の 恋の 物語り |
銀座の恋の物語野口五郎・ひとみ | 野口五郎・ひとみ | 大高ひさを | 鏑木創 | 大谷幸 | 心の底まで しびれるような 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実(ほんと)の恋の物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人の 命を賭けた 真実(ほんと)の恋の物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても このままで 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実(ほんと)の恋の物語り |
銀座の恋の物語フランク永井&松尾和子 | フランク永井&松尾和子 | 大高ひさを | 鏑木創 | 近藤進 | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁(ささや)きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実(ほんと)の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男(あなた)のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人の 命をかけた 真実の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭(まま)で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実の 恋の 物語り |
銀座・海・山石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 村沢良介 | 大久保徳二郎 | (セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか 心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー |
君忘れじのブルース淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 大高ひさを | 長津義司 | | 雨ふれば 雨に泣き 風ふけば 風に泣き そっと夜更けの 窓をあけて 歌う女の 心は一つ ああ せつなくも せつなくも 君を忘れじの ブルースよ 面かげを 抱きしめて 狂おしの いく夜ごと どうせ帰らぬ 人と知れど 女ごころは 命も夢も ああ せつなくも せつなくも 君を忘れじの ブルースよ 君を忘れじの ブルースよ |
君忘れじのブルース石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 長津義司 | | 雨ふれば 雨に泣き 風ふけば 風に泣き そっと夜更けの 窓をあけて 歌う女の 心は一つ あゝ せつなくも せつなくも 君を忘れじのブルースよ 面かげを 抱きしめて 狂おしの いく夜ごと どうせ帰らぬ 人と知れど 女ごころは 命も夢も あゝ とこしえに とこしえに 君を忘れじのブルースよ |
北上川悲歌(エレジー)菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 陸奥明 | | 柳青める 北上の 河原にひとつ 名なし草 君が作りし 恋唄に 命哀しく 忍び咲く 君を都に 送る夜は 岩手の山も なみだ雲 生きてふたたび 逢える日を 女ごころの 空だのみ 風は光れど 囁けど 北上川に 君はなし せめて名残りの 唄声を 永遠に伝えよ さざ波に |
肩で風切るマドロスさん田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 田端義夫 | | 肩で風切る マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 港むすめに 惚れるじゃないよ 惚れりゃ出船が ちょいと辛くなる 粋なパイプの マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 誰が情けの ほろ酔いきげん 襟の口紅(ルージュ)が ちょいと気にかかる 歌も陽気な マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 恋にゃ泣いても 意地には泣かぬ うでの錨を ちょいと見せとくれ |
カスバの女 青江三奈 | 青江三奈 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セイヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男も妾も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女 エト邦枝 | エト邦枝 | 大高ひさを | 久我山明 | 久我山明 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女工藤静香 | 工藤静香 | 大高ひさを | 久我山明 | 澤近泰輔 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスかモロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女 ちあきなおみ | ちあきなおみ | 大高ひさを | 久我山明 | 高田弘 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 ぬらしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ まぶたの都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を あなたもわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服 |
カスバの女天童よしみ | 天童よしみ | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女氷川きよし | 氷川きよし | 大高ひさを | 久我山明・石倉重信 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜(ひとよ)の火花 明日(あす)はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女 藤圭子 | 藤圭子 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女二見颯一 | 二見颯一 | 大高ひさを | 久我山明 | 井上忠也 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女舟木一夫 | 舟木一夫 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女フランク永井 | フランク永井 | 大高ひさを | 久我山明 | 近藤進 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女細川たかし | 細川たかし | 大高ひさを | 久我山明 | 馬飼野俊一 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ 妾(わたし)でよけりゃ セイヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴方も妾も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女美空ひばり | 美空ひばり | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ 私でよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方も私も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服 |
カスバの女三山ひろし | 三山ひろし | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女美輪明宏 | 美輪明宏 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜(ひとよ)の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
女は愛に生きるもの菊池章子、ディック・ミネ | 菊池章子、ディック・ミネ | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 花に夜露が やどるよに 私の心も 濡れていた あゝ あの夜の君の 熱い頬 なんで忘らりょ ひとすじの 女は愛に 生きるもの 街の夜風の つめたさが ドレスの素肌に しみたとて あゝ うつしえ優し 君ゆえに なんで泣きましょ この命 女は愛に 生きるもの 窓にきらめく 星のかず 夜毎にせつない 夢のかず あゝ 幾とせ君は 還らねど なんで捨てましょ 花一つ 女は愛に 生きるもの |
俺らにゃ俺らの夢がある石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 佐藤勝 | 佐藤勝 | 男なら 男なら 恋にゃ泣いても 泣かぬふり どうせ浮世の 裏通り どん底づたいの 俺だもの ああ 東京の空の下 あの娘にゃあの娘の 夢がある 思い出は 思い出は 辛いながらも 恋しいぜ 焼けたトタンの 隙間から いつかものぞいた 青い月 ああ 東京の空の下 兄貴にゃ兄貴の 夢がある 諦めて 諦めて そっと煙草を輪に吹いて 野暮な車の ハンドルに 頬ずりするのが 柄なのさ ああ 東京の空の下 俺らにゃ俺らの 夢がある |
俺は東京のタフ・ガイさ石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大森盛太郎 | 大森盛太郎 | 酒は好きだが喧嘩は嫌やだ 野暮な人情は なお嫌やだ さあさ乾杯 くよくよするな 辛い夢など 地獄へ消えろ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ 命がけなら惚れてもやるぜ 嵐呼ぶよな 恋ならば 拗ねた素振り イカすじゃないか そこで泣かれちゃちょっぴり困る 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ 銀座、 新宿 女も酒も悪かないけど おい兄弟 こんな晩にゃ夜更けの空へ 腹の底から怒鳴ってみろよ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ |
俺の巴里石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | たそがれの シャンゼリゼ ほろ酔い 気嫌で歩いたら ブロンドの 可愛い娘が 何やら 意味ある ウインクさ それからあとは 内緒だが シャネルの香る 夜だった 巴里 巴里 恋の街 俺の巴里は よかったぜ 想い出の エトアール 凱旋門から エッフェル塔 マロニエの 花が散る ムーランルージュの 見える道 柄ではないが しみじみと スケッチブック 開くのさ 巴里 巴里 夢の街 俺の巴里は よかったぜ ー巴里 巴里 花の街 俺の巴里は よかったぜ |
俺の心に風が吹く石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 志摩千香子 | 牧野昭一 | 命かぎり 愛してみても どうせ儚い 行きずりの 波止場だよ 燃えてみたとて ひと夜の恋の 俺は流れ星 明日はいずこの 波間に 消えるやら 紅いバラの 花びら一つ 夜の暗さに 泣いていた お前だよ なまじ情けを かけたが辛い 俺は流れ星 咽び泣きする心に 風が吹く 錨あげりゃ いつまた逢える あてもなければ 夢もない 船出だよ せめて今夜は 飲むだけ飲んで 俺は流れ星 泪こらえた 笑顔の 見おさめさ |
お前にゃ俺がついている石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上条たけし | 塩瀬重雄 | 哀しい運命と 諦めず 泪をぬぐって 生きるのさ お前にゃ俺らが ついている この手をしっかり 握りしめ 行こう 茜に燃えて 流れる雲の 果てまでも つめたい浮世の 泥沼も 今夜を最後の 乾杯だ お前にゃ俺らが ついている 弱気を出さずに 今日かぎり 行こう 都の夜空 流れる雲の 果てまでも 嘆きの嵐も 吹かば吹け 真ごころ一つに 結ばれた お前にゃ俺らが ついている 命を賭けての 二人なら 行こう 眸も遥か 流れる雲の 果てまでも |
男の友情背番号・3 ミレニアム・バージョン石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | | 背番号・3 言わずと知れた 男、長嶋 イカスじゃないか 打って走って つかんで投げて 茂よ、頑張れ かっ飛ばせ 晴れのペナント 飾るまで 背番号・3 くよくよするな たまにゃスランプ ゴシップなんぞ それも一発 場外ホーマー 茂よ、敗けるな この俺が あとについてる 信じてる 背番号・3 伊達にはつけぬ ホットコーナーは 男の見せ場 ピンチなりゃこそ にっこり笑い 茂よ、打ってけ 三冠王 秘めた誓いを 果たすまで |
王将・夫婦駒石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | | あばれ香車(やり)なら どろんこ桂馬(けいま) 乱れ角行(かく)なら むかい飛車(びしゃ) 坂田三吉 勝負にゃ泣かぬ 可愛い小春の ために泣く 駒を握らしゃ 将棋の鬼で 俥ひかせりゃ 甲斐性無(がしんたれ) こんな男の 情にひかれ 今朝も小春の やつれ髪 勝てば王将 負ければ歩(ひよこ) 浪花 東京の 勝負どこ 命二つを 一つに燃やす 俺と小春は 夫婦駒 |
江の島悲歌(エレジー)菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 倉若晴生 | 山田栄一 | 恋の片瀬の 浜千鳥 泣けば未練の ますものを 今宵嘆きの 桟橋の 月にくずれる わが影よ 哀れ夢なき 青春を 海の暗さに 散らす夜 君は遥るけき 相模灘 漁(いさ)り灯よりも 遠き人 さらば情けの 江の島の みどり哀しき わが恋よ 南風(ハエ)の汐路の 流れ藻(も)に 明日は真白き 花と咲け |
江の島悲歌水森かおり | 水森かおり | 大高ひさを | 倉若晴生 | 伊戸のりお | 恋の片瀬の 浜千鳥 泣けば未練の ますものを 今宵嘆きの 桟橋の 月にくずれる わが影よ 哀れ夢なき 青春を 海の暗さに 散らす夜 君は遥るけき 相模灘 漁り灯よりも 遠き人 さらば情けの 江の島の みどり哀しき わが恋よ 南風(ハエ)の汐路の 流れ藻(も)に 明日は真白き 花と咲け |
アリラン菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 韓国民謡 | | アリラン アリラン アラリヨ アリラン コーゲル ノモカンダ 一夜の恋に いのちを賭けて 千夜を泣くのが 女のさだめ アリラン アリラン アラリヨ アリラン コーゲル ノモカンダ 私を捨てて 越えゆく峠 月も照るな 花も咲くな アリラン アリラン アラリヨ アリラン コーゲル ノモカンダ 恨みながらも 御無事を祈る 恋のあわれを 君は知らず アリラン アリラン アラリヨ アリラン コーゲル ノモカンダ 思い直して 戻りゃせぬか 幻ゆえに アリラン悲し |
アラブの嵐石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 赤い夕陽に 燃えている 俺の心と ピラミッド ナイルの岸を 血に染めて 男同士の 祖国愛 あゝ命 命賭けなら 俺もやる 狭い日本の 東京の 俺は嫌やだぜ 熱帯魚 アラブの嵐 吹きすさぶ 男同士の 祖国愛 あゝなんで なんで見捨てて 行かりょうか 恋と言うよな 恋じゃない 俺にゃにが手の 女(ひと)なのさ カイロの夜の 想い出は 男同士の 祖国愛 あゝ明日は 明日は 輝け ペンダント |
赤い谷間のブルース石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山倉たかし | 果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌 草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ 愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る |
青空散歩石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 可愛いもんぢゃないか おんぼろセスナ 風のまにまに 青空散歩 雲の上から あの娘の町へ 投げるキッスに 虹が立つ あゝ羽田 羽田 さようなら 大阪 また来るぜ 粋なジェット機も 俺らにゃ夢さ せめてセスナで 青空散歩 霧の辛らさも 嵐の中も ひとつ翼の 共苦労 あゝ羽田 羽田 さようなら 福岡 また来るぜ 男なりゃこそ おんぼろセスナ 命まかせの 青空散歩 柄ぢゃないけど 飛行機雲で 描いて 見せるさ アイラブユー あゝ羽田 羽田 さようなら 札幌 また来るぜ |
あゝ揚子江塩まさる | 塩まさる | 大高ひさを | 利根一郎 | | 白衣(びゃくえ)の袖を かみしめて 病院船の 窓に見る ああ悠久の 揚子江 流れの果てに 星が飛ぶ 男子の胸を 泣いてとぶ 祖国を出でて 幾百里 誓いし武勲 空しくも ああ傷つきて 還える身よ 戦野の空を 見はるかす 瞳にあふる この涙 さらばよ戦友(とも)よ 大陸よ 月冴えわたる 揚子江 ああ滔々(とうとう)の この流れ われいつの日か 又のぼる 決意をのせて 船は往く |