沈黙はじめから あなたは愛を 戯れとわりきっていた 香水のかおり残して ぼくの手を すり抜けていたね 街でタクシーつかまえる頃 あなたの瞳は手紙に揺れる どんな気がする どんな気がする ひとり淋しい置いてきぼりは サイレント映画のようにひそやかに あゝ恋人よ 静かに泣けよ 水色の雨降る街は 傷ついた人でいっぱい 心へと吹き込む雨は この傘じゃ隠せないだろう 風のホームで列車を待つ頃 あなたはぐるぐる部屋を廻るね どんな気がする どんな気がする 恋人を待ってる夜の長さは サイレント映画のように声も無く あゝ哀しみを 静かに抱けよ 海辺のバスに乗り換える頃 あなたは悔やんでベッドで泣くね 何も言わない 何も聞かない 男は静かに旅立つものさ サイレント映画のように音も無く 二人の愛の幕が降りたよ | 野口五郎 | 松本隆 | 筒美京平 | | はじめから あなたは愛を 戯れとわりきっていた 香水のかおり残して ぼくの手を すり抜けていたね 街でタクシーつかまえる頃 あなたの瞳は手紙に揺れる どんな気がする どんな気がする ひとり淋しい置いてきぼりは サイレント映画のようにひそやかに あゝ恋人よ 静かに泣けよ 水色の雨降る街は 傷ついた人でいっぱい 心へと吹き込む雨は この傘じゃ隠せないだろう 風のホームで列車を待つ頃 あなたはぐるぐる部屋を廻るね どんな気がする どんな気がする 恋人を待ってる夜の長さは サイレント映画のように声も無く あゝ哀しみを 静かに抱けよ 海辺のバスに乗り換える頃 あなたは悔やんでベッドで泣くね 何も言わない 何も聞かない 男は静かに旅立つものさ サイレント映画のように音も無く 二人の愛の幕が降りたよ |
たわごとこんな日は バーボンが 僕を酔わせて くれるのさ 苦いタバコが 右手で揺れる 退屈な 女から 食事に 誘われたけれど 今の僕には その気はないね ウォーウォー 軽いジョークさ ウォーウォー 二人の恋 あなたは すべてを 上手く 演じた まるで 笑い話しなのさ 僕たちは… あなたは はなやかな 別れを えがいてる あせって しまうのさ 行きつけの お店まで あなたは 追いかけて来たね 答えを出して 欲しいと云って なまいきな 二枚目さ もてたつもりの 僕だった あなたのわなに あの時おちた ウォーウォー 悪いジョークさ ウォーウォー 一人芝居 あなたのことが 忘れられない まるで 笑い話しなのさ 僕たちは… おもしろ おかしくて 涙も 出てこない あせって しまうのさ おもしろ おかしくて 涙も 出てこない あせって しまうのさ 涙も 出てこない… | 野口五郎 | 橋本淳 | 筒美京平 | 野口五郎 | こんな日は バーボンが 僕を酔わせて くれるのさ 苦いタバコが 右手で揺れる 退屈な 女から 食事に 誘われたけれど 今の僕には その気はないね ウォーウォー 軽いジョークさ ウォーウォー 二人の恋 あなたは すべてを 上手く 演じた まるで 笑い話しなのさ 僕たちは… あなたは はなやかな 別れを えがいてる あせって しまうのさ 行きつけの お店まで あなたは 追いかけて来たね 答えを出して 欲しいと云って なまいきな 二枚目さ もてたつもりの 僕だった あなたのわなに あの時おちた ウォーウォー 悪いジョークさ ウォーウォー 一人芝居 あなたのことが 忘れられない まるで 笑い話しなのさ 僕たちは… おもしろ おかしくて 涙も 出てこない あせって しまうのさ おもしろ おかしくて 涙も 出てこない あせって しまうのさ 涙も 出てこない… |
それぞれの時〔高柳明音 Ver〕眠るように止まった 古い腕時計 戻ることの できない時間 いまだけを刻んでる 光の点滅 ふたりはもう ここにはいない さよならを決めた日の 星が降る空 伝えようと 滲むインク 消さないで残してた 最後の文字を 指がそっと 迷う夜明け 幸せは不思議 同じところにいても きっと違って見えた 抱きしめたくても 抱きしめられない 幻だと 思い出だと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰のせいでもない それぞれの時 別の出逢い方なら なにが変わった ただ心が 心にふれた 巻き戻すことがもし ふたりにできても たぶんそれは しちゃいけない 愛という言葉 うまく使えないまま ずっと苦しんでいた 抱きしめたくても 抱きしめられない 優しさだと さみしさだと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰も止められない それぞれの時 抱きしめたくても 抱きしめられない 幻だと 思い出だと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰のせいでもない それぞれの時 誰のせいでもない それぞれの時 | 野口五郎 | 松井五郎 | 森正明 | | 眠るように止まった 古い腕時計 戻ることの できない時間 いまだけを刻んでる 光の点滅 ふたりはもう ここにはいない さよならを決めた日の 星が降る空 伝えようと 滲むインク 消さないで残してた 最後の文字を 指がそっと 迷う夜明け 幸せは不思議 同じところにいても きっと違って見えた 抱きしめたくても 抱きしめられない 幻だと 思い出だと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰のせいでもない それぞれの時 別の出逢い方なら なにが変わった ただ心が 心にふれた 巻き戻すことがもし ふたりにできても たぶんそれは しちゃいけない 愛という言葉 うまく使えないまま ずっと苦しんでいた 抱きしめたくても 抱きしめられない 優しさだと さみしさだと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰も止められない それぞれの時 抱きしめたくても 抱きしめられない 幻だと 思い出だと わかっているはず 忘れられないほど 忘れるしかない 誰のせいでもない それぞれの時 誰のせいでもない それぞれの時 |
送春曲春は行く 春は行く ぼくらの春は行く びしょ濡れの髪が 額にはりつき 唇のいろも むらさきに変り 熱のあるからだのようにふるえながら 泊めてよと あなたはいった 今だから話せるけど あの日あの時 あなたの姿は悲し過ぎたよ 泣いて眠り 話して眠り そしてぼくらは一つになった それもこれも季節の出来事 春に別れる約束だった 春は行く 春は行く ぼくらの春は行く 傷ついた胸を おもちゃにたとえて ゼンマイの切れた車だと笑う 雨だれにたたかれてる窓を見つめ 許してとあなたはいった 今だから話せるけど あの日あの時 あなたがはじめて女に見えた 飲んで眠り 歌って眠り 冷えたからだをつつんであげた それもこれも季節の出来事 春に別れる約束だった 春は行く 春は行く ぼくらの春は行く ルルル………ルルル……… ぼくらの春は行く | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | | 春は行く 春は行く ぼくらの春は行く びしょ濡れの髪が 額にはりつき 唇のいろも むらさきに変り 熱のあるからだのようにふるえながら 泊めてよと あなたはいった 今だから話せるけど あの日あの時 あなたの姿は悲し過ぎたよ 泣いて眠り 話して眠り そしてぼくらは一つになった それもこれも季節の出来事 春に別れる約束だった 春は行く 春は行く ぼくらの春は行く 傷ついた胸を おもちゃにたとえて ゼンマイの切れた車だと笑う 雨だれにたたかれてる窓を見つめ 許してとあなたはいった 今だから話せるけど あの日あの時 あなたがはじめて女に見えた 飲んで眠り 歌って眠り 冷えたからだをつつんであげた それもこれも季節の出来事 春に別れる約束だった 春は行く 春は行く ぼくらの春は行く ルルル………ルルル……… ぼくらの春は行く |
青春の一冊ここに一冊の本がある 君に借りたまま返せない本がある 苦い想い出の文字がある もはや誰ひとりふりむかぬ時がある 君の人生の何ページかを ぼくは汚してしまったんだね ほんと愛してる――その一言で 君はあかりを黙って消した 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある 赤いカバーには君のサイン 細く青白い指先きを想いだす ついに最後まで読みきれず ある日気がつけば戻らないひとだった 本は何度でも読みかえせても 人の青春はくりかえせない ほんと愛してる――今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある ほんと愛してる――今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある | 野口五郎 | 伊藤アキラ | 佐藤寛 | 萩田光雄 | ここに一冊の本がある 君に借りたまま返せない本がある 苦い想い出の文字がある もはや誰ひとりふりむかぬ時がある 君の人生の何ページかを ぼくは汚してしまったんだね ほんと愛してる――その一言で 君はあかりを黙って消した 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある 赤いカバーには君のサイン 細く青白い指先きを想いだす ついに最後まで読みきれず ある日気がつけば戻らないひとだった 本は何度でも読みかえせても 人の青春はくりかえせない ほんと愛してる――今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある ほんと愛してる――今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま返せない愛 返せない愛がある |
Smoke Gets In Your EyesThey asked me how I knew My true love was true I of course replied Something here inside, Cannot be denied. They said someday you'll find, All who love are blind, When your heart's on fire You must realize Smoke gets in your eyes. So I chaffed them and I gayly laughed, to think they could doubt my love. Yet today My love has flown away, I am without my love. Now laughing friends deride Tears I cannot hide So I smile and say “When a lovely flame dies Smoke get in your eyes” | 野口五郎 | Otto Harbach | Jerome Kern | | They asked me how I knew My true love was true I of course replied Something here inside, Cannot be denied. They said someday you'll find, All who love are blind, When your heart's on fire You must realize Smoke gets in your eyes. So I chaffed them and I gayly laughed, to think they could doubt my love. Yet today My love has flown away, I am without my love. Now laughing friends deride Tears I cannot hide So I smile and say “When a lovely flame dies Smoke get in your eyes” |
スマイルSmile on me 君はほほえんだ 僕に 待つ人もいないのか 同じだね Smile on you グラス持ちながら 二人 隣りへと座ったよ おたがいに 街はただきらめいて 孤独だが こんな シネマのようなこともある 夜が僕たちを 逢わせたのさ Someday いつかこんな夜が Someday やって来ると期待していたのさ 僕は…… Smile on me 男にはいつも女 女には男だよ それがいる だから生きてることが 愉しいのさ 甘くやさしい肌が そばにある 君はまつ毛閉じ 眠っている Someday いつかこんな人が Someday 現われると 期待していたのさ 僕は…… Smile on me 君はほほえんだ 僕に なにげない 微笑みが 始まりさ Smile on me 君のその笑顔 Smile on you ほかの男はなぜに 気づかない Smile on me 君はほほえんだ 僕に なにげない 微笑みが 始まりさ Smile on me 君のその笑顔 Smile on you ほかの男はなぜに 気づかない | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | | Smile on me 君はほほえんだ 僕に 待つ人もいないのか 同じだね Smile on you グラス持ちながら 二人 隣りへと座ったよ おたがいに 街はただきらめいて 孤独だが こんな シネマのようなこともある 夜が僕たちを 逢わせたのさ Someday いつかこんな夜が Someday やって来ると期待していたのさ 僕は…… Smile on me 男にはいつも女 女には男だよ それがいる だから生きてることが 愉しいのさ 甘くやさしい肌が そばにある 君はまつ毛閉じ 眠っている Someday いつかこんな人が Someday 現われると 期待していたのさ 僕は…… Smile on me 君はほほえんだ 僕に なにげない 微笑みが 始まりさ Smile on me 君のその笑顔 Smile on you ほかの男はなぜに 気づかない Smile on me 君はほほえんだ 僕に なにげない 微笑みが 始まりさ Smile on me 君のその笑顔 Smile on you ほかの男はなぜに 気づかない |
少し抱かれて胸に住みつく悲しみ 別れてあげればいい 恋は泣くことじゃなくて 同じ夢の中へ 少し抱かれて恋しく 切なさの賭けひきで 心と身体半分 わけることが出来る きき訳のない愛よりも 今だけをもっと眩しく 約束のない恋よりも 愛し合えるはず あゝ 心のまま いのちが 綺麗に燃えればいいよ 恋は不思議な生き物 心まで縛れない 指がふれてる時より 厚くなれるものさ 過去も未来も分けあう そんな事は出来ない 答え見つけることより 瞳だけでわかる 淋しさのない愛よりも 今だけをもっと切なく 想い出のない恋よりも 愛し合えるはず きき訳のない愛よりも 今だけをもっと眩しく 約束のない恋よりも 愛し合えるはず あゝ 心のまま いのちが 綺麗に燃えればいいよ | 野口五郎 | 荒木とよひさ | 筒美京平 | | 胸に住みつく悲しみ 別れてあげればいい 恋は泣くことじゃなくて 同じ夢の中へ 少し抱かれて恋しく 切なさの賭けひきで 心と身体半分 わけることが出来る きき訳のない愛よりも 今だけをもっと眩しく 約束のない恋よりも 愛し合えるはず あゝ 心のまま いのちが 綺麗に燃えればいいよ 恋は不思議な生き物 心まで縛れない 指がふれてる時より 厚くなれるものさ 過去も未来も分けあう そんな事は出来ない 答え見つけることより 瞳だけでわかる 淋しさのない愛よりも 今だけをもっと切なく 想い出のない恋よりも 愛し合えるはず きき訳のない愛よりも 今だけをもっと眩しく 約束のない恋よりも 愛し合えるはず あゝ 心のまま いのちが 綺麗に燃えればいいよ |
過ぎ去れば夢は優しい誰の胸にも 忘れられない女がいる 時の岸辺に立って 色あせぬまま 激しさだけで愛しあえたあの頃 若さという名の罠さ 過ぎ去れば夢は優しい 遠ざかるほど あなたを近くに感じる 過ぎ去れば夢は優しい 背中をあなた 抱くのさ サヨナラのかわりに 切ないほど…… 静かな想い グラスに映す黄昏は まぶしい夏のせいさ 翳も深まる 胸の熱さがすべてだったあの頃 愛の名を借りた罪さ 過ぎ去れば夢は優しい いつかどこかで逢えたら 微笑めるだろう 過ぎ去れば夢は優しい 気づかなかった あなたのあたたかさ今では 胸にしみる…… 過ぎ去れば夢は優しい 遠ざかるほど あなたを近くに感じる 過ぎ去れば夢は優しい 背中をあなた 抱くのさ サヨナラのかわりに 切ないほど…… | 野口五郎 | 売野雅勇 | 筒美京平 | | 誰の胸にも 忘れられない女がいる 時の岸辺に立って 色あせぬまま 激しさだけで愛しあえたあの頃 若さという名の罠さ 過ぎ去れば夢は優しい 遠ざかるほど あなたを近くに感じる 過ぎ去れば夢は優しい 背中をあなた 抱くのさ サヨナラのかわりに 切ないほど…… 静かな想い グラスに映す黄昏は まぶしい夏のせいさ 翳も深まる 胸の熱さがすべてだったあの頃 愛の名を借りた罪さ 過ぎ去れば夢は優しい いつかどこかで逢えたら 微笑めるだろう 過ぎ去れば夢は優しい 気づかなかった あなたのあたたかさ今では 胸にしみる…… 過ぎ去れば夢は優しい 遠ざかるほど あなたを近くに感じる 過ぎ去れば夢は優しい 背中をあなた 抱くのさ サヨナラのかわりに 切ないほど…… |
好きなんだけど好きなんだけど 話せない 恋を知らない 僕だから 好きなんだけど さわれない 君の心の真実に 雪が降るのに あかく燃えてる 僕たちふたり 身体も夢も 幼いけど 愛なんだ 心を紅く 染めながら やさしく君を 抱きしめた 生命をこめて ただ一度 君に告げたい 情熱を 雪が降るのに 僕は燃えてる からめた手と手 みかわす瞳 ただひとすじの 愛なんだ 好きなんだけど さそえない 愛にめばえた 僕だから 好きなんだけど かわせない 甘くふるえる くちづけを 雪がふるのに 恋は燃えてる 僕たちふたり 身体も夢も 幼いけど 愛なんだ | 野口五郎 | 橋本淳 | 筒美京平 | 高田弘 | 好きなんだけど 話せない 恋を知らない 僕だから 好きなんだけど さわれない 君の心の真実に 雪が降るのに あかく燃えてる 僕たちふたり 身体も夢も 幼いけど 愛なんだ 心を紅く 染めながら やさしく君を 抱きしめた 生命をこめて ただ一度 君に告げたい 情熱を 雪が降るのに 僕は燃えてる からめた手と手 みかわす瞳 ただひとすじの 愛なんだ 好きなんだけど さそえない 愛にめばえた 僕だから 好きなんだけど かわせない 甘くふるえる くちづけを 雪がふるのに 恋は燃えてる 僕たちふたり 身体も夢も 幼いけど 愛なんだ |
Sweet Rain19:00の街を濡らす 甘い雨なら 約束を守れぬ君 赦(ゆる)すでしょうか 夜が降りたら 赤いバラさえ 色の行方を持てあますから その棘はただ 花盗人を 傷つけるだけ 墜ちてゆくだけ ごめんよ 僕は行く 遠くへ 何にも知らぬ君 残して 初めての出会いの日も 雨に濡れてた 目にかかる前髪だけ 気にしていたね 夜が明けたら 甘い香りも 風にまぎれて 消えてゆくから 強い陽射しが ふたりの影を 黒く塗るだけ 焼きつけるだけ ごめんよ 僕は行く ひとりで 手紙も届かない何処かへ もう話しかけないで 君の言葉を 僕はまだ 心では信じている 細い指先も 優しい笑みも 瞳も 唇も 僕は… ごめんよ 僕は行く 遠くへ 何にも知らぬ君 残して ごめんよ 僕は行く ひとりで 誰にも 行き先は告げずに 19:00の街を濡らす | 野口五郎 | 松尾潔 | 筒美京平 | 和田昌也 | 19:00の街を濡らす 甘い雨なら 約束を守れぬ君 赦(ゆる)すでしょうか 夜が降りたら 赤いバラさえ 色の行方を持てあますから その棘はただ 花盗人を 傷つけるだけ 墜ちてゆくだけ ごめんよ 僕は行く 遠くへ 何にも知らぬ君 残して 初めての出会いの日も 雨に濡れてた 目にかかる前髪だけ 気にしていたね 夜が明けたら 甘い香りも 風にまぎれて 消えてゆくから 強い陽射しが ふたりの影を 黒く塗るだけ 焼きつけるだけ ごめんよ 僕は行く ひとりで 手紙も届かない何処かへ もう話しかけないで 君の言葉を 僕はまだ 心では信じている 細い指先も 優しい笑みも 瞳も 唇も 僕は… ごめんよ 僕は行く 遠くへ 何にも知らぬ君 残して ごめんよ 僕は行く ひとりで 誰にも 行き先は告げずに 19:00の街を濡らす |
19:00の街霧雨降る ガラス越しに 19:00(じゅうくじ)の街 低い雲 たち込めて 摩天楼包んで 都会は海 人は砂漠 愛は蜃気楼 ためらいも 戸惑いも 捨てて来たのに ああ時間ばかりついやしてたイタズラに あなたの心の中に 傷ひとつも残せないで 愛と呼べるはずもない 絡んだ運命(さだめ)の絆 光と影 線を描き 車が過ぎる うつむいて二本目の煙草に火を点け 女は息 男は汗 夜を重ねて わかり合い くい違い 生きる旅人 ああ時間ばかりついやしたイタズラに あなたの心の中に 傷ひとつも残せないで 愛と呼べるはずもない 絡んだ運命(さだめ)の絆 にじむように浮かびあがる19:00(じゅうくじ)の街 肩先の凍てついた雫さえそのままで独り | 野口五郎 | 伊藤薫 | 筒美京平 | | 霧雨降る ガラス越しに 19:00(じゅうくじ)の街 低い雲 たち込めて 摩天楼包んで 都会は海 人は砂漠 愛は蜃気楼 ためらいも 戸惑いも 捨てて来たのに ああ時間ばかりついやしてたイタズラに あなたの心の中に 傷ひとつも残せないで 愛と呼べるはずもない 絡んだ運命(さだめ)の絆 光と影 線を描き 車が過ぎる うつむいて二本目の煙草に火を点け 女は息 男は汗 夜を重ねて わかり合い くい違い 生きる旅人 ああ時間ばかりついやしたイタズラに あなたの心の中に 傷ひとつも残せないで 愛と呼べるはずもない 絡んだ運命(さだめ)の絆 にじむように浮かびあがる19:00(じゅうくじ)の街 肩先の凍てついた雫さえそのままで独り |
針葉樹あなたのかなしみは 雪で出来ている 僕を凍らせる 白いためいきだ まっすぐ行くがいい 街はきょうまでの ふたりの足あとを うずめてくれるだろう 男のいのちのかぎりを尽くし 愛したつもりだ 悔いなどないさ 冬が来ても あなたよ枯れるな 木枯しに耐える 針葉樹の りりしさのように くちびるふとゆがみ なにか言いたげな あなたおねがいだ 背中むけてくれ そのまま行くがいい 冬は涙ぐむ こころのためらいを 癒やしてくれるだろう 男の炎のすべてを燃やし 愛したつもりだ 悔いなどないさ 春をめざし あなたよかがやけ 薄れ陽を仰ぐ 針葉樹の まなざしのように | 野口五郎 | 麻生香太郎 | 筒美京平 | | あなたのかなしみは 雪で出来ている 僕を凍らせる 白いためいきだ まっすぐ行くがいい 街はきょうまでの ふたりの足あとを うずめてくれるだろう 男のいのちのかぎりを尽くし 愛したつもりだ 悔いなどないさ 冬が来ても あなたよ枯れるな 木枯しに耐える 針葉樹の りりしさのように くちびるふとゆがみ なにか言いたげな あなたおねがいだ 背中むけてくれ そのまま行くがいい 冬は涙ぐむ こころのためらいを 癒やしてくれるだろう 男の炎のすべてを燃やし 愛したつもりだ 悔いなどないさ 春をめざし あなたよかがやけ 薄れ陽を仰ぐ 針葉樹の まなざしのように |
傷心スピード・ウェイSpeed Ride away 悲しみを追い抜いて Ah! Break Break away 風を切る心 Speed Ride away この闇を抜けた時 Ah! Break Break away 淋しさも消える 心の傷に沁みるバーボン バスの窓に頬を寄せた 夜にちらばる銀の星を 線でつなげば君の笑顔 あー未練だね Speed Ride away 地平線までも 青い標識くぐり抜けた ここで君の街が終わる 草原を切る白い線を 引き返せない愛がたどる あー夜明けだよ Speed Ride away 想い出を置き去りに Ah, Break Break away 明日への道へ | 野口五郎 | 松本隆 | 野口五郎 | 野口五郎 | Speed Ride away 悲しみを追い抜いて Ah! Break Break away 風を切る心 Speed Ride away この闇を抜けた時 Ah! Break Break away 淋しさも消える 心の傷に沁みるバーボン バスの窓に頬を寄せた 夜にちらばる銀の星を 線でつなげば君の笑顔 あー未練だね Speed Ride away 地平線までも 青い標識くぐり抜けた ここで君の街が終わる 草原を切る白い線を 引き返せない愛がたどる あー夜明けだよ Speed Ride away 想い出を置き去りに Ah, Break Break away 明日への道へ |
私鉄沿線改札口で君のこと いつも待ったものでした 電車の中から降りて来る 君を探すのが好きでした 悲しみに心とざしていたら 花屋の花も変りました 僕の街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか あの店で聞かれました 君はどうしているのかと 伝言板に君のこと 僕は書いて帰ります 想い出たずねもしかして 君がこの街に来るようで 僕たちの愛は終りでしょうか 季節もいつか変りました 僕の部屋をたずねて来ては いつも掃除をしてた君よ この僕もわかりません 君はどうしているのでしょう 買物の人でにぎわう街に もうじき灯りともるでしょう 僕は今日も人波さけて 帰るだけですひとりだけで この街を越せないまま 君の帰りを待ってます | 野口五郎 | 山上路夫 | 佐藤寛 | 筒美京平 | 改札口で君のこと いつも待ったものでした 電車の中から降りて来る 君を探すのが好きでした 悲しみに心とざしていたら 花屋の花も変りました 僕の街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか あの店で聞かれました 君はどうしているのかと 伝言板に君のこと 僕は書いて帰ります 想い出たずねもしかして 君がこの街に来るようで 僕たちの愛は終りでしょうか 季節もいつか変りました 僕の部屋をたずねて来ては いつも掃除をしてた君よ この僕もわかりません 君はどうしているのでしょう 買物の人でにぎわう街に もうじき灯りともるでしょう 僕は今日も人波さけて 帰るだけですひとりだけで この街を越せないまま 君の帰りを待ってます |
シスコ・ドリーム君は誰かと別れたばかりで 心の重荷を投げ捨てていた 港が見える坂の上 Do you know? サンフランシスコ・ナイト 街のディスコで二時間踊れば ブルーのかげりもどこかへ消えた ジョークをいえば笑えるし Do you know? サンフランシスコ・ナイト 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり 少し昨日の男を想って お酒がほしいとベッドをぬけ出す そういうこともあるものさ Do you know? サンフランシスコ・ナイト ミラーボールの夜空がひろがる ホテルの窓辺でグラスを合わせる フライト便は明日の朝 Do you know? サンフランシスコ・ナイト 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム…… | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | | 君は誰かと別れたばかりで 心の重荷を投げ捨てていた 港が見える坂の上 Do you know? サンフランシスコ・ナイト 街のディスコで二時間踊れば ブルーのかげりもどこかへ消えた ジョークをいえば笑えるし Do you know? サンフランシスコ・ナイト 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり 少し昨日の男を想って お酒がほしいとベッドをぬけ出す そういうこともあるものさ Do you know? サンフランシスコ・ナイト ミラーボールの夜空がひろがる ホテルの窓辺でグラスを合わせる フライト便は明日の朝 Do you know? サンフランシスコ・ナイト 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり 知らない男と知らない女の ロマンチック・アバンチュール 魅惑の 魅惑の シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム 今夜かぎり シスコドリーム シスコドリーム シスコドリーム…… |
さらば恋人さよならと書いた手紙 テーブルの上に置いたよ あなたの眠る顔みて 黙って外へ飛びだした いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった 冷たい風にふかれて 夜明け町を 一人行く 悪いのは僕のほうさ 君じゃない ゆれてる汽車の窓から 小さく家が見えたとき 思わず胸に叫んだ 必ず帰って来るよと いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった ふるさとへ帰る地図は 涙の海に 捨てていこう 悪いのは僕のほうさ 君じゃない いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった ふるさとへ帰る地図は 涙の海に 捨てていこう 悪いのは僕のほうさ 君じゃない | 野口五郎 | 北山修 | 筒美京平 | | さよならと書いた手紙 テーブルの上に置いたよ あなたの眠る顔みて 黙って外へ飛びだした いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった 冷たい風にふかれて 夜明け町を 一人行く 悪いのは僕のほうさ 君じゃない ゆれてる汽車の窓から 小さく家が見えたとき 思わず胸に叫んだ 必ず帰って来るよと いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった ふるさとへ帰る地図は 涙の海に 捨てていこう 悪いのは僕のほうさ 君じゃない いつも 幸せすぎたのに 気づかない 二人だった ふるさとへ帰る地図は 涙の海に 捨てていこう 悪いのは僕のほうさ 君じゃない |
さすらい気分青空見てたら どこかに行きたくなったよ 机にお金 並べてみた 遠くは行けないね それでも一日 泊まれるぐらいあるから あの子に電話してみようか おそらく 断るね Take a trip to somewhere Ah somewhere ただひとり出かけよう Take a trip to somewhere Ah somewhere 絵はがき出してやろう あの子へ 都会の匂いを どこかに落して来ようよ ともかく汽車に飛び乗ったよ しがない旅がらす 海辺がいいのか はたまた山辺がいいのか そこらは何もきめないまま のんきな ひとり旅 Take a trip to somewhere Ah somewhere 浮雲がついてくる Take a trip to somewhere Ah somewhere センチな絵はがきで あの子をなびかせるよ Take a trip to somewhere Ah somewhere 誘えば良かったな Take a trip to somewhere Ah somewhere お金が無くなれば 帰るよ I'm gonna back to you…… | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | | 青空見てたら どこかに行きたくなったよ 机にお金 並べてみた 遠くは行けないね それでも一日 泊まれるぐらいあるから あの子に電話してみようか おそらく 断るね Take a trip to somewhere Ah somewhere ただひとり出かけよう Take a trip to somewhere Ah somewhere 絵はがき出してやろう あの子へ 都会の匂いを どこかに落して来ようよ ともかく汽車に飛び乗ったよ しがない旅がらす 海辺がいいのか はたまた山辺がいいのか そこらは何もきめないまま のんきな ひとり旅 Take a trip to somewhere Ah somewhere 浮雲がついてくる Take a trip to somewhere Ah somewhere センチな絵はがきで あの子をなびかせるよ Take a trip to somewhere Ah somewhere 誘えば良かったな Take a trip to somewhere Ah somewhere お金が無くなれば 帰るよ I'm gonna back to you…… |
最後の楽園ふり返れば悲しみだけ 渦巻いてる 目をとじればのぞみのない 明日が見える ああ二人はいつも流されつづけ 傷つきながら逃げて ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうおびえながら愛し合うことも その心に罪をかぶせることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ 今ここには時間がない 終わりがない 追いかけられ 夢かき消す おそれもない ああ二人をつつむ景色にとけて 酔いしれながら眠り ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうにがい愛とさげすまれながら 地の果てまで追われつづけることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | 野口五郎 | ふり返れば悲しみだけ 渦巻いてる 目をとじればのぞみのない 明日が見える ああ二人はいつも流されつづけ 傷つきながら逃げて ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうおびえながら愛し合うことも その心に罪をかぶせることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ 今ここには時間がない 終わりがない 追いかけられ 夢かき消す おそれもない ああ二人をつつむ景色にとけて 酔いしれながら眠り ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうにがい愛とさげすまれながら 地の果てまで追われつづけることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ |
再会タイムマシン地下鉄の駅 すれ違って振り向く 聞き覚えある その声にはっとした 人混みの階段に あの頃の君がいた 懐かしそうに 僕に手を振った 再会タイムマシン 時間(とき)は戻る 変わらない僕たちが そこに立ってる 再会タイムマシン 切なくなる 過去の愛を どうすればいい? 言葉少なく 立ち話をしたけど 微妙な距離で 待つ男(ひと)が 気づくから 一瞬のことなのに なぜ足を止めたのか? 見つめ合うのが 最後のサヨナラ 思い出タイムマシン 時間(とき)は進む 若くない僕たちの 夢の醒め方 思い出タイムマシン 逢えてよかった 今の愛に さあ帰ろう 再会タイムマシン 時間(とき)は戻る 変わらない僕たちが そこに立ってる 再会タイムマシン 切なくなる 過去の愛を どうすればいい? ドラマみたいな 続きはない 再会 | 野口五郎 | 秋元康 | 筒美京平 | 佐橋佳幸 | 地下鉄の駅 すれ違って振り向く 聞き覚えある その声にはっとした 人混みの階段に あの頃の君がいた 懐かしそうに 僕に手を振った 再会タイムマシン 時間(とき)は戻る 変わらない僕たちが そこに立ってる 再会タイムマシン 切なくなる 過去の愛を どうすればいい? 言葉少なく 立ち話をしたけど 微妙な距離で 待つ男(ひと)が 気づくから 一瞬のことなのに なぜ足を止めたのか? 見つめ合うのが 最後のサヨナラ 思い出タイムマシン 時間(とき)は進む 若くない僕たちの 夢の醒め方 思い出タイムマシン 逢えてよかった 今の愛に さあ帰ろう 再会タイムマシン 時間(とき)は戻る 変わらない僕たちが そこに立ってる 再会タイムマシン 切なくなる 過去の愛を どうすればいい? ドラマみたいな 続きはない 再会 |
これが愛と言えるように陽のあたる場所に ふと手を翳(かざ)せば 時はその先を 尋ねてくる 抱きしめる腕に 託した願いが 変えてゆくものを いま教えて ひとりが望むことを ふたりが苦しんでも これが愛と言えるように 生きていきたい あなたがいてくれたら それでいいのに 幸せの形 欲しがるあまり 人は孤独から 逃げられない 思い出はいつか 涙も許すの 夢はあといくつ 見られるかな ふたりが望むことを ひとりで苦しんでも これが愛と言えるように 生きていきたい あなたといられるなら それでいいだけ ふたりが望むことを ふたりで信じたくて これが愛と言えるように 生きていきたい あなたがいてくれたら それでいいから | 野口五郎 | 松井五郎 | 森正明 | 森正明 | 陽のあたる場所に ふと手を翳(かざ)せば 時はその先を 尋ねてくる 抱きしめる腕に 託した願いが 変えてゆくものを いま教えて ひとりが望むことを ふたりが苦しんでも これが愛と言えるように 生きていきたい あなたがいてくれたら それでいいのに 幸せの形 欲しがるあまり 人は孤独から 逃げられない 思い出はいつか 涙も許すの 夢はあといくつ 見られるかな ふたりが望むことを ひとりで苦しんでも これが愛と言えるように 生きていきたい あなたといられるなら それでいいだけ ふたりが望むことを ふたりで信じたくて これが愛と言えるように 生きていきたい あなたがいてくれたら それでいいから |
鼓動あなたに雨が似合うのは 頬に涙がつたうから ただそれだけ 南の窓に稲光り おびえる髪を包みたい ただそれだけ 愛はひとときの透き間風 だからぬくもりをそっと重ねあおう いまあなたの胸の鼓動感じる手のひらに 二人で生きてる倖せがある 日暮れ色の時のなかを あゝ漂うように あなたをあなたを抱きしめてたい あなたの揺れるため息が 楽器のように響きだす ただそれだけ あなたの腕のさざ波は 寄せては返す夢模様 ただそれだけ 愛はいつの日もこわれもの だから大切にそっと包んでるよ いまあなたの胸の鼓動ときめきの早さが 愛する歓び伝えているよ 日暮れ色の時のなかを あゝ漂うように あなたをあなたを抱きしめてたい | 野口五郎 | 松本隆 | 筒美京平 | | あなたに雨が似合うのは 頬に涙がつたうから ただそれだけ 南の窓に稲光り おびえる髪を包みたい ただそれだけ 愛はひとときの透き間風 だからぬくもりをそっと重ねあおう いまあなたの胸の鼓動感じる手のひらに 二人で生きてる倖せがある 日暮れ色の時のなかを あゝ漂うように あなたをあなたを抱きしめてたい あなたの揺れるため息が 楽器のように響きだす ただそれだけ あなたの腕のさざ波は 寄せては返す夢模様 ただそれだけ 愛はいつの日もこわれもの だから大切にそっと包んでるよ いまあなたの胸の鼓動ときめきの早さが 愛する歓び伝えているよ 日暮れ色の時のなかを あゝ漂うように あなたをあなたを抱きしめてたい |
こころの叫び傷つくのがこわいからといって このままにはしたくはない 何かが今ぼくの胸ではじけ 生きるために走れという なぜ あなたを捨てるのか なぜ しあわせ捨てるのか 真実の愛に気づくまで この愛は忘れたい 形だけの愛や夢がこわい このからだでつかまえたい 若いことはなやむことと知って 明日もまたさすらうだろう あの やさしい毎日も あの あなたのささやきも 人生の意味にふれるまで しばらくは忘れたい | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 傷つくのがこわいからといって このままにはしたくはない 何かが今ぼくの胸ではじけ 生きるために走れという なぜ あなたを捨てるのか なぜ しあわせ捨てるのか 真実の愛に気づくまで この愛は忘れたい 形だけの愛や夢がこわい このからだでつかまえたい 若いことはなやむことと知って 明日もまたさすらうだろう あの やさしい毎日も あの あなたのささやきも 人生の意味にふれるまで しばらくは忘れたい |
告白何をためらうの 僕を前にして 愛のあやまちは 誰にもあることさ 細い指先を 胸におしあてて 君は眼を閉じて 僕に近づく 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう たとえそれで 傷ついても 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて 何をおそれるの 僕を前にして 愛は美しく 悲しいものなのさ 長い黒髪を そっと噛みしめて 君は泣いている 僕のかわりに 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう 人に悪く いわれようと 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何をためらうの 僕を前にして 愛のあやまちは 誰にもあることさ 細い指先を 胸におしあてて 君は眼を閉じて 僕に近づく 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう たとえそれで 傷ついても 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて 何をおそれるの 僕を前にして 愛は美しく 悲しいものなのさ 長い黒髪を そっと噛みしめて 君は泣いている 僕のかわりに 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう 人に悪く いわれようと 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて |
グッド・ラックこの腕の中を 泳ぎ疲れて お前は眠る 何も知らずに ブラインド降ろし 朝の光を せめて隠そう サヨナラがわりに ごめんよ どうやら別れの時間だ ひと箱の煙草が 終ってしまった 男は心に ひびく汽笛に 嘘はつけない 行かせてくれよ 寝返りを打って おれの名を呼び お前は笑う 子供みたいに 新しい恋を 見つけるまでは 濡れた目をして 暮らすだろうな ごめんよ 都会の浮気な風に 抱いていた夢が やせてしまった 男は心に オーデコロンを つけちゃいけない わかってくれよ | 野口五郎 | 山川啓介 | 筒美京平 | | この腕の中を 泳ぎ疲れて お前は眠る 何も知らずに ブラインド降ろし 朝の光を せめて隠そう サヨナラがわりに ごめんよ どうやら別れの時間だ ひと箱の煙草が 終ってしまった 男は心に ひびく汽笛に 嘘はつけない 行かせてくれよ 寝返りを打って おれの名を呼び お前は笑う 子供みたいに 新しい恋を 見つけるまでは 濡れた目をして 暮らすだろうな ごめんよ 都会の浮気な風に 抱いていた夢が やせてしまった 男は心に オーデコロンを つけちゃいけない わかってくれよ |
きらめきここの街へとあなたと僕は これまでいく度 訪ねたろう二人 店の名も街の角も 今はどれも馴染み なぜにあなたと歩くと 小さな道さえ 楽しくなるのだろう 愛の未来は誰にも見えないけれど この愛と僕は生きよう 雨の降る日は一つの傘で 煙った通りをどこまでも行った ビルの空いつか虹が かかっていたあの日 なぜにあなたといる時 この世のすべては 輝きますのだろう たとえ悲しみ来ようと あなたを守って この愛と僕は生きよう 何も言わずにコーヒーテラス 見つめる二人に 黄昏がせまる 街灯り夢のようにいつか窓にともる なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | | ここの街へとあなたと僕は これまでいく度 訪ねたろう二人 店の名も街の角も 今はどれも馴染み なぜにあなたと歩くと 小さな道さえ 楽しくなるのだろう 愛の未来は誰にも見えないけれど この愛と僕は生きよう 雨の降る日は一つの傘で 煙った通りをどこまでも行った ビルの空いつか虹が かかっていたあの日 なぜにあなたといる時 この世のすべては 輝きますのだろう たとえ悲しみ来ようと あなたを守って この愛と僕は生きよう 何も言わずにコーヒーテラス 見つめる二人に 黄昏がせまる 街灯り夢のようにいつか窓にともる なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう なぜにあなたを見てると 時間がたつのを 忘れているのだろう 愛の姿は誰にも見えないけれども この愛と僕は生きよう |
君に逢いたいよ大きな街の 片隅のカフェで 孤独がばれぬように 誰か待つ振りして1時間 窓から見える どの人もみんな 楽しそうに見えるのはどうして 君に早く逢いたいよ 一人にしないでくれよ 君はどこに居るんだろう Ah 苦しい 誰か助けておくれよ 僕に気づいてよ 信号の色が変わる前に 扉を開けて 店を出た後は 友達が集まる いつもの店に足が向いてた みんな笑顔で 男女ともなしで 僕も会話に紛れ 冗談 だけど君に逢いたいよ どんなに笑ってみても 心から笑えないよ Ah 苦しい 君と居た時間だけが 安心出来たこと 今頃になって気づいた Ah 君に早く逢いたいよ 一人にしないでくれよ 君はどこに居るんだろう Ah 苦しい だけど君に逢いたいよ どんなに笑ってみても 心から笑えないよ Ah 苦しい 君と居た時間だけが 安心出来たこと 今頃になって気づいた Ah | 野口五郎 | つんく | つんく | 湯浅公一 | 大きな街の 片隅のカフェで 孤独がばれぬように 誰か待つ振りして1時間 窓から見える どの人もみんな 楽しそうに見えるのはどうして 君に早く逢いたいよ 一人にしないでくれよ 君はどこに居るんだろう Ah 苦しい 誰か助けておくれよ 僕に気づいてよ 信号の色が変わる前に 扉を開けて 店を出た後は 友達が集まる いつもの店に足が向いてた みんな笑顔で 男女ともなしで 僕も会話に紛れ 冗談 だけど君に逢いたいよ どんなに笑ってみても 心から笑えないよ Ah 苦しい 君と居た時間だけが 安心出来たこと 今頃になって気づいた Ah 君に早く逢いたいよ 一人にしないでくれよ 君はどこに居るんだろう Ah 苦しい だけど君に逢いたいよ どんなに笑ってみても 心から笑えないよ Ah 苦しい 君と居た時間だけが 安心出来たこと 今頃になって気づいた Ah |
君が美しすぎて美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君はこんな時 僕の近くに 現われたのか 睫を伏せて 何を待つの 背中を向けて 何をするの 何故君は こんなにも 僕の魂 苦しめるのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君は こんな時 僕の近くに 現われたのか 裸足になって どこへ行くの 鏡の中で 何を見るの 何故君は こんなにも 僕の祈りを うち砕くのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君はこんな時 僕の近くに 現われたのか 睫を伏せて 何を待つの 背中を向けて 何をするの 何故君は こんなにも 僕の魂 苦しめるのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君は こんな時 僕の近くに 現われたのか 裸足になって どこへ行くの 鏡の中で 何を見るの 何故君は こんなにも 僕の祈りを うち砕くのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ |
季節風どんなに愛してみたところで 実るあてない恋だから あなたのしあわせ思うならば ここで耐えるしかない なぜ出逢ったのだろう もの言わぬ過去の傷にひかれたみたいに なぜ暮す世界が違う二人して 名乗りあったのか 過ぎゆく風 泣いてる日がある 並んで歩けば人の目には たぶん恋人にも見える 二人は別れを告げるために こんな街角にいる もう二度と出来ないさ 行き止りなのを知っておぼれたあの恋 もうあなたしかない僕のみじめさも終る 今日かぎり 過ぎゆく風 聞いてる日がある いつ今日の痛みを なつかしい顔で 思い出せるのか 過ぎゆく風 目につく日がある | 野口五郎 | 有馬三恵子 | 筒美京平 | | どんなに愛してみたところで 実るあてない恋だから あなたのしあわせ思うならば ここで耐えるしかない なぜ出逢ったのだろう もの言わぬ過去の傷にひかれたみたいに なぜ暮す世界が違う二人して 名乗りあったのか 過ぎゆく風 泣いてる日がある 並んで歩けば人の目には たぶん恋人にも見える 二人は別れを告げるために こんな街角にいる もう二度と出来ないさ 行き止りなのを知っておぼれたあの恋 もうあなたしかない僕のみじめさも終る 今日かぎり 過ぎゆく風 聞いてる日がある いつ今日の痛みを なつかしい顔で 思い出せるのか 過ぎゆく風 目につく日がある |
危険なふたり今日まで二人は 恋という名の 旅をしていたと 言えるあなたは 年上の女美しすぎる あゝあゝそれでも 愛しているのに 何げなさそうに 別れましょうと あなたは言うけど 心の底に 涙色した二人の思い出 あゝあゝ無理して 消そうとしている 僕にはできない まだ愛している あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり きれいな顔には 恋に疲れた 虚ろな瞳が また似合うけど なんで世間を あなたは気にする あゝあゝ聞きたい 本当の事を 僕にはできない まだ愛している あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり 今日まで二人は 恋という名の 旅をしていたと 言えるあなたは 年上の女美しすぎる あゝあゝそれでも 愛しているのに あゝあゝそれでも 愛しているのに | 野口五郎 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | | 今日まで二人は 恋という名の 旅をしていたと 言えるあなたは 年上の女美しすぎる あゝあゝそれでも 愛しているのに 何げなさそうに 別れましょうと あなたは言うけど 心の底に 涙色した二人の思い出 あゝあゝ無理して 消そうとしている 僕にはできない まだ愛している あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり きれいな顔には 恋に疲れた 虚ろな瞳が また似合うけど なんで世間を あなたは気にする あゝあゝ聞きたい 本当の事を 僕にはできない まだ愛している あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり 今日まで二人は 恋という名の 旅をしていたと 言えるあなたは 年上の女美しすぎる あゝあゝそれでも 愛しているのに あゝあゝそれでも 愛しているのに |
消えたハリケーン男どうしの話ってやつは 海を見ながら するに限るぜ 馬鹿なやつだな 遠慮するなよ やっぱりあの女は お前に似合う おもしろおかしく 生きた季節は 消えたハリケーン もう帰らない 幸せにしろよ 仲良く暮らせよ 大人になれない おれのぶんまで いつもお前と話したっけな きっとアフリカへ 行こうぜと 遠い旅でも するつもりだよ しばらくあの女に 黙っていてくれ 二人でひとりに 恋した季節は 消えたハリケーン 夢のようだな 幸せにしろよ 仲良く暮らせよ お前に賭けた 女のためにも お前に賭けた 女のためにも | 野口五郎 | 山川啓介 | 筒美京平 | | 男どうしの話ってやつは 海を見ながら するに限るぜ 馬鹿なやつだな 遠慮するなよ やっぱりあの女は お前に似合う おもしろおかしく 生きた季節は 消えたハリケーン もう帰らない 幸せにしろよ 仲良く暮らせよ 大人になれない おれのぶんまで いつもお前と話したっけな きっとアフリカへ 行こうぜと 遠い旅でも するつもりだよ しばらくあの女に 黙っていてくれ 二人でひとりに 恋した季節は 消えたハリケーン 夢のようだな 幸せにしろよ 仲良く暮らせよ お前に賭けた 女のためにも お前に賭けた 女のためにも |
感情曲線あなたの吐息は 仕掛けられた罠だよ 知ってて落ちこむ あわれなこの歓び 夜明けになる音 今日また気づいてた 何も聞いていない ふりをするあなた 別れはたぶん あなたが言うね 背のびしてでも いつもそばにいたいと思う 僕の負けさ いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる あなたの香りは 花水木のせつなさ 行かれてしまうと 寂しく味気ないよ 街じゅう歩いて 少しはまぎれても いくじなくも 恋の終り怖れるよ あなたの方は 気まぐれなんだ 悩みつづける僕を 釘づけにしていたい いやな人さ いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる | 野口五郎 | 有馬三恵子 | 筒美京平 | | あなたの吐息は 仕掛けられた罠だよ 知ってて落ちこむ あわれなこの歓び 夜明けになる音 今日また気づいてた 何も聞いていない ふりをするあなた 別れはたぶん あなたが言うね 背のびしてでも いつもそばにいたいと思う 僕の負けさ いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる あなたの香りは 花水木のせつなさ 行かれてしまうと 寂しく味気ないよ 街じゅう歩いて 少しはまぎれても いくじなくも 恋の終り怖れるよ あなたの方は 気まぐれなんだ 悩みつづける僕を 釘づけにしていたい いやな人さ いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる いいよ 恋のむごさなら もう知ってる 愛のあの傷ましさだってわかる |
悲しみの日曜日悲しみの 日曜日が来た 午前二時の 孤独な二人 愛しては 何故いけないのか ぼく達に 誰か教えて 許しあえる 友だちなのに 青春を わかちあえない 悲しみの 日曜日が来た 肩を抱いて 君を送ろう 愛しては 何故いけないのか 若すぎる ぼく達だけど さよならの くちびる寄せて 明日へと 希望をかける 悲しみの 日曜日が来た 今は誰れも 信じたくない バスを待つ ぼくの目の中を 夜が明けて 涙も乾く 許しあえる 友だちなのに 愛すれば 傷つく二人 | 野口五郎 | 橋本淳 | 筒美京平 | | 悲しみの 日曜日が来た 午前二時の 孤独な二人 愛しては 何故いけないのか ぼく達に 誰か教えて 許しあえる 友だちなのに 青春を わかちあえない 悲しみの 日曜日が来た 肩を抱いて 君を送ろう 愛しては 何故いけないのか 若すぎる ぼく達だけど さよならの くちびる寄せて 明日へと 希望をかける 悲しみの 日曜日が来た 今は誰れも 信じたくない バスを待つ ぼくの目の中を 夜が明けて 涙も乾く 許しあえる 友だちなのに 愛すれば 傷つく二人 |
哀しみの終るとき誰があなたを そんなにしたのか ほんとは明るい 人だったはずだ 悪い男に すべてをつくして こんなさみしい あなたになったのか 死にたいなんて 言うのはおよしよ 僕がいつでも そばにいるだろう 哀しみの過去に 生きるのはやめて もう一度愛を 育ててみよう 愛をどうして あなたはこわがる 信じることさえ 忘れたの今は 過ぎたことなら 涙に流して 笑顔がきれいな あなたに戻ろうよ 忘れてなんて どうして逃げるの 僕はあなたを 胸に抱きたい 哀しみの過去に 帰るのはやめて 変らない愛を 育ててみよう 死にたいなんて 言うのはおよしよ 僕と幸せ 二人さがそう 哀しみの過去に 生きるのはやめて もう一度愛を 育ててみよう | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | 筒美京平 | 誰があなたを そんなにしたのか ほんとは明るい 人だったはずだ 悪い男に すべてをつくして こんなさみしい あなたになったのか 死にたいなんて 言うのはおよしよ 僕がいつでも そばにいるだろう 哀しみの過去に 生きるのはやめて もう一度愛を 育ててみよう 愛をどうして あなたはこわがる 信じることさえ 忘れたの今は 過ぎたことなら 涙に流して 笑顔がきれいな あなたに戻ろうよ 忘れてなんて どうして逃げるの 僕はあなたを 胸に抱きたい 哀しみの過去に 帰るのはやめて 変らない愛を 育ててみよう 死にたいなんて 言うのはおよしよ 僕と幸せ 二人さがそう 哀しみの過去に 生きるのはやめて もう一度愛を 育ててみよう |
風の駅僕の帰りを暗い駅のベンチで 君は待ってた 赤いサンダル 紙の袋にこぼれそうなミカンを 大事そうに抱きしめて そんな君がいじらしかった 若い暮しには 不安だけがあって 名付けられる確かなもの何もなかった ただ君の髪の毛の香り この指が覚えてるだけさ 遠い風の音 何故か君の声で 僕を呼んでいるようだ 夢の続きを見れるはずもないのに 君が待ってた 駅におりたよ 季節流れた街は知らんふりして 二人の愛 今どこに 眠ってると言うのでしょうか 新しい恋も好きだった歌も 今の僕の心の窓 開けはしないよ ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ | 野口五郎 | 喜多條忠 | 筒美京平 | | 僕の帰りを暗い駅のベンチで 君は待ってた 赤いサンダル 紙の袋にこぼれそうなミカンを 大事そうに抱きしめて そんな君がいじらしかった 若い暮しには 不安だけがあって 名付けられる確かなもの何もなかった ただ君の髪の毛の香り この指が覚えてるだけさ 遠い風の音 何故か君の声で 僕を呼んでいるようだ 夢の続きを見れるはずもないのに 君が待ってた 駅におりたよ 季節流れた街は知らんふりして 二人の愛 今どこに 眠ってると言うのでしょうか 新しい恋も好きだった歌も 今の僕の心の窓 開けはしないよ ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ |
女になって出直せよ昔見た歳月は もうここで終った マシュマロのベッドでは 愛にはならない それよりもいつの日か いい男といい女で めくるめく愛の日を 持とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… 楽しい想い出は お子様ランチで ほほえみを浮かべても 何故だかむなしい 思いきり羽のばし いい男といい女で ときめきの再会を 待とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… 思いきり羽のばし いい男といい女で ときめきの再会を 待とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | | 昔見た歳月は もうここで終った マシュマロのベッドでは 愛にはならない それよりもいつの日か いい男といい女で めくるめく愛の日を 持とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… 楽しい想い出は お子様ランチで ほほえみを浮かべても 何故だかむなしい 思いきり羽のばし いい男といい女で ときめきの再会を 待とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… 思いきり羽のばし いい男といい女で ときめきの再会を 待とうじゃないか bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye baby bye-bye 女になって出直せよ bye-bye…… |
女友達君に電話を かけても今では どこに越したか 行方は知れない なぜかうつろで さみしい夜には 君を呼び出し 朝まで飲んだ 誰よりも仲のいい 女ともだちだった 夜明けに酔いしれて 君のこと抱いたよ どこかでこの僕を 支えてくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった あれはいつだか 旅にも出かけた 山の淡雪 きれいな季節だ 古い宿屋で 浴衣に着がえて 君はふざけて 唄ってみせた 誰よりも素晴らしい 女ともだちだった 明るいあの声が 聞こえるよ今でも どこかでこの心 つつんでくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった 誰よりも仲のいい 女ともだちだった 帰らぬあの頃は 想い出の中だけ どこかでこの僕を 見ていてくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった | 野口五郎 | 山上路夫 | 佐藤寛 | | 君に電話を かけても今では どこに越したか 行方は知れない なぜかうつろで さみしい夜には 君を呼び出し 朝まで飲んだ 誰よりも仲のいい 女ともだちだった 夜明けに酔いしれて 君のこと抱いたよ どこかでこの僕を 支えてくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった あれはいつだか 旅にも出かけた 山の淡雪 きれいな季節だ 古い宿屋で 浴衣に着がえて 君はふざけて 唄ってみせた 誰よりも素晴らしい 女ともだちだった 明るいあの声が 聞こえるよ今でも どこかでこの心 つつんでくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった 誰よりも仲のいい 女ともだちだった 帰らぬあの頃は 想い出の中だけ どこかでこの僕を 見ていてくれた人 そんなやさしさ 失くしてしまった |
オレンジの雨そんなこと どうでもいいじゃない いつだって 愛してるじゃない オレンジの雨の中 ぬれてる ふたりなら 火遊びと 言われていい 燃えるのは そのときだけの 恋はいつも気まぐれ 狂うほど 愛するっていい 死にたいと 叫ぶのもいい オレンジの夢を見る 夜明けに どこからか しのびこむ 別れの鐘 逃げて行く 追いかけるほど 恋はいつも 冷めたい オレンジの雨の中 ぬれてる ふたりなら 火遊びと 言われていい 燃えるのは そのときだけの 恋はいつも気まぐれ | 野口五郎 | 吉田栄子 | 筒美京平 | 高田弘 | そんなこと どうでもいいじゃない いつだって 愛してるじゃない オレンジの雨の中 ぬれてる ふたりなら 火遊びと 言われていい 燃えるのは そのときだけの 恋はいつも気まぐれ 狂うほど 愛するっていい 死にたいと 叫ぶのもいい オレンジの夢を見る 夜明けに どこからか しのびこむ 別れの鐘 逃げて行く 追いかけるほど 恋はいつも 冷めたい オレンジの雨の中 ぬれてる ふたりなら 火遊びと 言われていい 燃えるのは そのときだけの 恋はいつも気まぐれ |
襟裳岬北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です 君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です 日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い 友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ | 野口五郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | 北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です 君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です 日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い 友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ |
美しい愛のかけら忘れてほしいと あなたはどうして 云えるのか 両手に抱いても 静かに僕の手すりぬける あの時あなたは すべてを棄てると ただこの手に 抱かれて誓った あれは遊びなのか 港が見える部屋 甘くからだ寄せて 汽笛を聴いたよ 偽りの中で 幸せを失くし 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら あなたの若さが 私はつらいと云った人 どうしてくじけた あなたの心が悲しいよ 愛することなど 二度とはできない ただ命を賭けてたこの愛 いつか白く明けた 最後の愛の夜 夢のように過ぎて すべては終った 偽りの中で この僕を忘れ 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら 偽りの中で この僕を忘れ 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら | 野口五郎 | 山上路夫 | 佐藤寛 | | 忘れてほしいと あなたはどうして 云えるのか 両手に抱いても 静かに僕の手すりぬける あの時あなたは すべてを棄てると ただこの手に 抱かれて誓った あれは遊びなのか 港が見える部屋 甘くからだ寄せて 汽笛を聴いたよ 偽りの中で 幸せを失くし 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら あなたの若さが 私はつらいと云った人 どうしてくじけた あなたの心が悲しいよ 愛することなど 二度とはできない ただ命を賭けてたこの愛 いつか白く明けた 最後の愛の夜 夢のように過ぎて すべては終った 偽りの中で この僕を忘れ 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら 偽りの中で この僕を忘れ 生きてゆくのか あなたとこのまま 死にたいよ今は かなわない愛なら |
雨の御堂筋小ぬか雨降る 御堂筋 こころ変わりな 夜の雨 あなた…… あなたは何処よ あなたをたずねて 南へ歩く 本町あたりに あなたはいると 風の知らせを 背中で聞いて こんな…… 女がひとり 探していたことを 誰かつたえて あゝ降る雨に 泣きながら 肌をよせて 傘もささず 濡れて…… 夜の いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る あなた…… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く あゝ降る雨に 泣きながら 肌をよせて 傘もささず 濡れて…… 夜の 梅田 新道 心斎橋と 雨の舗道は 淋しく光る あなた…… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く | 野口五郎 | B.Bogle・M.Taylor・D.Wilson・G.McGee・J.Durrill・日本語詞:林春生 | B.Bogle・M.Taylor・D.Wilson・G.McGee・J.Durrill | | 小ぬか雨降る 御堂筋 こころ変わりな 夜の雨 あなた…… あなたは何処よ あなたをたずねて 南へ歩く 本町あたりに あなたはいると 風の知らせを 背中で聞いて こんな…… 女がひとり 探していたことを 誰かつたえて あゝ降る雨に 泣きながら 肌をよせて 傘もささず 濡れて…… 夜の いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る あなた…… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く あゝ降る雨に 泣きながら 肌をよせて 傘もささず 濡れて…… 夜の 梅田 新道 心斎橋と 雨の舗道は 淋しく光る あなた…… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く |
雨のガラス窓雨の中をどこへひとりゆくのあなた 僕だけを残して雨の街に消える人よ 店のガラス窓を僕は指でぬぐって あの人を見送る 追わないでと云った人よ 消えるあなたの後をすぐに追いたいけど 今はかなわぬ想い僕はこらえているただひとりで 消えるあなたの後を すぐに追いたいけど 今はかなわぬ想い僕はこらえているただひとりで 雨に煙る街に あなたはもう見えない これからはどうして生きてゆこう ひとりで | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | 野口五郎 | 雨の中をどこへひとりゆくのあなた 僕だけを残して雨の街に消える人よ 店のガラス窓を僕は指でぬぐって あの人を見送る 追わないでと云った人よ 消えるあなたの後をすぐに追いたいけど 今はかなわぬ想い僕はこらえているただひとりで 消えるあなたの後を すぐに追いたいけど 今はかなわぬ想い僕はこらえているただひとりで 雨に煙る街に あなたはもう見えない これからはどうして生きてゆこう ひとりで |
雨に消えた恋雨がひとしずく ガラス窓をはう 朝が音もなく この部屋に来た 指をからめて 一晩過ごした 愛しい姿は 消えていた 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 人のさざめきが 軒下を行く 消えたストーブの 暖もりもさめ 顔をうづめて 眠ったソファに わずかに匂いが 残るだけ 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に | 野口五郎 | 千家和也 | 筒美京平 | 筒美京平 | 雨がひとしずく ガラス窓をはう 朝が音もなく この部屋に来た 指をからめて 一晩過ごした 愛しい姿は 消えていた 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 人のさざめきが 軒下を行く 消えたストーブの 暖もりもさめ 顔をうづめて 眠ったソファに わずかに匂いが 残るだけ 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に 君はもう 君は還らない 泣いて叫ぶ 僕のこの手に |
甘い生活あなたと揃いの モーニング・カップは このまま誰かにあげよか 二人で暮すと はがきで通知を 出した日は帰らない 愛があればそれでいいと 甘い夢をはじめたが 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ 土曜の夜には あなたを誘って 町まで飲みにも行ったよ なじみのお店も この町はなれりゃ もう二度と来ないだろ 壁の傷はここにベッド 入れた時につけたもの 今ではそんなことも 心に痛い想い出 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | 筒美京平 | あなたと揃いの モーニング・カップは このまま誰かにあげよか 二人で暮すと はがきで通知を 出した日は帰らない 愛があればそれでいいと 甘い夢をはじめたが 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ 土曜の夜には あなたを誘って 町まで飲みにも行ったよ なじみのお店も この町はなれりゃ もう二度と来ないだろ 壁の傷はここにベッド 入れた時につけたもの 今ではそんなことも 心に痛い想い出 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ |
あなたがいたから僕がいたあなたがいたから僕がいた こころの支えをありがとう あなたの小さな裏切りを 憎んだけれども許したい 夏の朝も秋の夜も あなたはきっと 僕の胸にとびこんでくれるよね 誰にもまよいはあるのさ 泣いたりすねたり求めたり ふたりは離れていられない あなたがいたから僕がいた たとえばふたりで喧嘩して 背中をむけたりしたけれど ふたりは危険をのりこえた 傷ついてもたえてゆける 素直なあなた 疲れた日は甘えたい僕なんだ 真心かさねて欲しいよ やさしく育てた愛だから 捨てたりできないふたりとも 夏の朝も秋の夜も あなたはきっと 僕の胸にとびこんでくれるよね 誰にもまよいはあるのさ あなたがいたから僕がいた こころの支えをありがとう | 野口五郎 | 橋本淳 | 筒美京平 | | あなたがいたから僕がいた こころの支えをありがとう あなたの小さな裏切りを 憎んだけれども許したい 夏の朝も秋の夜も あなたはきっと 僕の胸にとびこんでくれるよね 誰にもまよいはあるのさ 泣いたりすねたり求めたり ふたりは離れていられない あなたがいたから僕がいた たとえばふたりで喧嘩して 背中をむけたりしたけれど ふたりは危険をのりこえた 傷ついてもたえてゆける 素直なあなた 疲れた日は甘えたい僕なんだ 真心かさねて欲しいよ やさしく育てた愛だから 捨てたりできないふたりとも 夏の朝も秋の夜も あなたはきっと 僕の胸にとびこんでくれるよね 誰にもまよいはあるのさ あなたがいたから僕がいた こころの支えをありがとう |
熱い砂忘れたろあなたはとうに 夏の日の出来事などは 僕は今でも体に 熱い砂をかんじてる めぐり逢い愛した夏は あの雲とどこかに消えた 窓のカーテンゆれてた 愛のひとときおぼえている 今でも聞こえるよこの目を閉じるときざわめく潮鳴りが 帰らない夏の日よ あの日の日焼けはとうに 消えたけど 心の中に 愛の痛みはそのまま 熱くうずいて残っている 今でも見えてくるこの目を閉じるときあなたのほほえみが 帰らない夏の日よ 今でも見えてくるこの目を閉じるときあなたのほほえみが 帰らない夏の日よ 帰らない夏の日よ | 野口五郎 | 山上路夫 | 筒美京平 | | 忘れたろあなたはとうに 夏の日の出来事などは 僕は今でも体に 熱い砂をかんじてる めぐり逢い愛した夏は あの雲とどこかに消えた 窓のカーテンゆれてた 愛のひとときおぼえている 今でも聞こえるよこの目を閉じるときざわめく潮鳴りが 帰らない夏の日よ あの日の日焼けはとうに 消えたけど 心の中に 愛の痛みはそのまま 熱くうずいて残っている 今でも見えてくるこの目を閉じるときあなたのほほえみが 帰らない夏の日よ 今でも見えてくるこの目を閉じるときあなたのほほえみが 帰らない夏の日よ 帰らない夏の日よ |
あずさ2号 featuring 布施明明日 私は旅に出ます あなたの知らないひとと二人で いつか あなたと行くはずだった 春まだ浅い 信濃路へ 行く先々で 想い出すのは あなたのことだとわかっています そのさびしさが きっと私を 変えてくれると思いたいのです さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません 私にとって あなたは今も まぶしいひとつの青春なんです 8時ちょうどの あずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます 都会のすみで あなたを待って 私は季節にとり残された そんな気持ちの中のあせりが 私を旅に誘うのでしょうか さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません こんなかたちで 終わることしか できない私を許してください 8時ちょうどのあずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません こんなかたちで 終わることしか できない私を許してください 8時ちょうどのあずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます | 野口五郎 | 竜真知子 | 都倉俊一 | | 明日 私は旅に出ます あなたの知らないひとと二人で いつか あなたと行くはずだった 春まだ浅い 信濃路へ 行く先々で 想い出すのは あなたのことだとわかっています そのさびしさが きっと私を 変えてくれると思いたいのです さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません 私にとって あなたは今も まぶしいひとつの青春なんです 8時ちょうどの あずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます 都会のすみで あなたを待って 私は季節にとり残された そんな気持ちの中のあせりが 私を旅に誘うのでしょうか さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません こんなかたちで 終わることしか できない私を許してください 8時ちょうどのあずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます さよならは いつまでたっても とても言えそうにありません こんなかたちで 終わることしか できない私を許してください 8時ちょうどのあずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます |
青いリンゴ心 こころを しばりあい 二人 ふたりで 傷ついた あれは あれは 恋のおわり 涙の初恋か 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 涙 なみだの 海にいま ぼくは 深く沈もう 濡れた ぬれた まつげの君 踊る 夢の中で 踊る 甘い あまい くちづけさえ 二人は知らないで 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 星も ほしも 見えない 今 君はどこに 眠るの 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 涙 なみだの 海にいま ぼくは 深く沈もう | 野口五郎 | 橋本淳 | 筒美京平 | 高田弘 | 心 こころを しばりあい 二人 ふたりで 傷ついた あれは あれは 恋のおわり 涙の初恋か 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 涙 なみだの 海にいま ぼくは 深く沈もう 濡れた ぬれた まつげの君 踊る 夢の中で 踊る 甘い あまい くちづけさえ 二人は知らないで 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 星も ほしも 見えない 今 君はどこに 眠るの 青いリンゴを 抱きしめても 思い出さえ 帰らない 涙 なみだの 海にいま ぼくは 深く沈もう |
青い日曜日何もしたくない 淋しい日曜日 ギターも弾かない 歌もいらない ひとりの部屋で 壁を見つめて 泣きたいような ぼくだけれど きみは知らない こんなぼくを それがいちばん それがいちばん 悲しいの 何をすればいい ひとりの日曜日 電話も鳴らない 本も読めない 扉の鍵を そっとはずして 誰にも言わず 外へ出かけ バスに乗ったら 何処へ行こう きみをさがしに きみをさがしに 何処までも ラララ…ラララ… | 野口五郎 | 大日方俊子 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何もしたくない 淋しい日曜日 ギターも弾かない 歌もいらない ひとりの部屋で 壁を見つめて 泣きたいような ぼくだけれど きみは知らない こんなぼくを それがいちばん それがいちばん 悲しいの 何をすればいい ひとりの日曜日 電話も鳴らない 本も読めない 扉の鍵を そっとはずして 誰にも言わず 外へ出かけ バスに乗ったら 何処へ行こう きみをさがしに きみをさがしに 何処までも ラララ…ラララ… |
愛をとめたままあなたのことは 爪の先まで 小さな癖も 憶えてる お酒を飲めば 子供みたいに わたしの膝枕 眠っていたけど 甘い暮しに 溺れたふたり 別れがくるのも ただ知らずに 愛は あの日を 止めたままで 過去のどこかで 泣いてるから 時は昨日を 止めたままで 夢の続きを探してる あなたの匂い 窓を開けても 想い出までは 消せなくて 鏡の中に 閉じこめている あなたを呼びだせば 悲しくなるだけ 若くないから 傷つくよりも 幸福 それさえ ただ見送る 愛は あの日を 止めたままで 寒い心で たたずむから 時は昨日を 止めたままで 夢のゆくえを探してる 愛は あの日を 止めたままで 過去のどこかで 泣いてるから 時は昨日を 止めたままで 夢の続きを探してる | 野口五郎 | 荒木とよひさ | 筒美京平 | | あなたのことは 爪の先まで 小さな癖も 憶えてる お酒を飲めば 子供みたいに わたしの膝枕 眠っていたけど 甘い暮しに 溺れたふたり 別れがくるのも ただ知らずに 愛は あの日を 止めたままで 過去のどこかで 泣いてるから 時は昨日を 止めたままで 夢の続きを探してる あなたの匂い 窓を開けても 想い出までは 消せなくて 鏡の中に 閉じこめている あなたを呼びだせば 悲しくなるだけ 若くないから 傷つくよりも 幸福 それさえ ただ見送る 愛は あの日を 止めたままで 寒い心で たたずむから 時は昨日を 止めたままで 夢のゆくえを探してる 愛は あの日を 止めたままで 過去のどこかで 泣いてるから 時は昨日を 止めたままで 夢の続きを探してる |
愛よ甦れ君のいらだちを 感じながらも 愛が甦る季節を ぼくは待っていた ブティックのウィンドウがひと足早く 夏を飾る頃に 君と長い旅に出ようか 男は心の中に 地球儀 ひとつかかえて うつろう愛の間に間に ひたすら回しつづける 君は指先に髪を巻きつけ けだるい瞳に光を 取り戻している 地球儀の海原に 涙を捨てて 君の胸のつかえ ひとつひとつ 風に飛ばそう 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く | 野口五郎 | 藤公之介 | 平尾昌晃 | | 君のいらだちを 感じながらも 愛が甦る季節を ぼくは待っていた ブティックのウィンドウがひと足早く 夏を飾る頃に 君と長い旅に出ようか 男は心の中に 地球儀 ひとつかかえて うつろう愛の間に間に ひたすら回しつづける 君は指先に髪を巻きつけ けだるい瞳に光を 取り戻している 地球儀の海原に 涙を捨てて 君の胸のつかえ ひとつひとつ 風に飛ばそう 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く 男は少年時代 見つけた飛行船を 哀しい愛の間に間に 死ぬまで追いかけて行く |
愛ふたたびここにいると 聞いて来たよ 港の小さなお店 君はなぜ何も言わずに 別れていった どんな過去が 君にあろうと 僕ならかまいはしない あの日君を強く抱いて 誓ったろ 僕の愛を どうしてそれを忘れて 別れたの 僕を残して 君の姿はなくて 汽笛だけ悲しくひびく 泣いているの ひとり君は もどっておいでよ早く 僕のこの胸の中へ 帰っておいでよ どうして僕と幸せ 探すのを君は恐れる 君の姿はなくて 灯りだけ波間にゆれる 泣いているの ひとり君は もどっておいでよ早く 僕のこの胸の中へ 帰っておいでよ | 野口五郎 | 山上路夫 | 佐藤寛 | 馬飼野俊一 | ここにいると 聞いて来たよ 港の小さなお店 君はなぜ何も言わずに 別れていった どんな過去が 君にあろうと 僕ならかまいはしない あの日君を強く抱いて 誓ったろ 僕の愛を どうしてそれを忘れて 別れたの 僕を残して 君の姿はなくて 汽笛だけ悲しくひびく 泣いているの ひとり君は もどっておいでよ早く 僕のこの胸の中へ 帰っておいでよ どうして僕と幸せ 探すのを君は恐れる 君の姿はなくて 灯りだけ波間にゆれる 泣いているの ひとり君は もどっておいでよ早く 僕のこの胸の中へ 帰っておいでよ |
愛の証明くれるならば みんなおくれ 愛は惜しみなく 奪うものさ 身も心も 君の人生の 過去も未来も おくれ おびえる気持 分かるけれども 罪深さが 恋なのさ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 夢みる乙女は 眠っているのさ 夢みて終わるのさ もし このぼくの愛まで 疑うなら この胸をナイフで 裂いてみせる 欲しいならば みんな奪え 愛は惜しみなく 与えるもの 昨日までの 男の栄光 君のためなら 棄てよう 心のさぐりあいで 疲れる恋など もう 沢山だ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 一緒に過ち 犯しあうことが 愛することなのさ もし このぼくが逃げると 心配なら この脚を 鎖でつないでくれ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 心と躰は 言葉は違うが おんなじものなのさ もし このぼくの心が 欲しいのなら 抱きしめた両手を 離さないで | 野口五郎 | なかにし礼 | 佐藤寛 | 井上鑑 | くれるならば みんなおくれ 愛は惜しみなく 奪うものさ 身も心も 君の人生の 過去も未来も おくれ おびえる気持 分かるけれども 罪深さが 恋なのさ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 夢みる乙女は 眠っているのさ 夢みて終わるのさ もし このぼくの愛まで 疑うなら この胸をナイフで 裂いてみせる 欲しいならば みんな奪え 愛は惜しみなく 与えるもの 昨日までの 男の栄光 君のためなら 棄てよう 心のさぐりあいで 疲れる恋など もう 沢山だ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 一緒に過ち 犯しあうことが 愛することなのさ もし このぼくが逃げると 心配なら この脚を 鎖でつないでくれ 愛を 手を汚さずにつかんだ人など あゝ どこにもいやしない 心と躰は 言葉は違うが おんなじものなのさ もし このぼくの心が 欲しいのなら 抱きしめた両手を 離さないで |
愛人あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい | 野口五郎 | 荒木とよひさ | 三木たかし | | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい |
愛してると言うまえに月の雫 払うように そっと脱いだ 服の波 ほどけた肌 影に潜め 君は時を 止めたがる ことばで探しても 届かない場所に もしも孤独が あるのなら 愛してると言うまえに もっと君をください 心を埋めるものが 心だけとは限らない それを夢と呼んでいいはず 溺れるほど 深い海が 君のなかに 打ち寄せる 耳にふれる 息をたぐり 二人どこへ 流れ着く 幸せ欲しがる 誰もがわがままで どうせきりなど ないのなら 愛してると言うまえに もっと君をください 涙でわかることが つらいだけとは限らない それを恋と呼んでいいはず 愛してると言うまえに もっと君をください 心を埋めるものが 心だけとは限らない それを夢と呼んでいいはず | 野口五郎 | 松井五郎 | 森正明 | 佐藤雄大 | 月の雫 払うように そっと脱いだ 服の波 ほどけた肌 影に潜め 君は時を 止めたがる ことばで探しても 届かない場所に もしも孤独が あるのなら 愛してると言うまえに もっと君をください 心を埋めるものが 心だけとは限らない それを夢と呼んでいいはず 溺れるほど 深い海が 君のなかに 打ち寄せる 耳にふれる 息をたぐり 二人どこへ 流れ着く 幸せ欲しがる 誰もがわがままで どうせきりなど ないのなら 愛してると言うまえに もっと君をください 涙でわかることが つらいだけとは限らない それを恋と呼んでいいはず 愛してると言うまえに もっと君をください 心を埋めるものが 心だけとは限らない それを夢と呼んでいいはず |
愛さずにいられないだからもう つらい過去など いわないで うつむいたままで 暮して何になる 好きならば すべて投げ出し 来るがいい 傷ついた胸も いつかは いえるだろう たとえ誰が 指をさして 悪いうわさ たてていても 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 許してと君は いつでも いうけれど もう二度とそんな 言葉はやめてくれ 火のように燃えた くちづけ受けながら なぜそんな 暗い瞳をしてるんだ たとえどんな つらいことも 耐えて行くと 誓いあって 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を 君を愛さずに…いられない | 野口五郎 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | だからもう つらい過去など いわないで うつむいたままで 暮して何になる 好きならば すべて投げ出し 来るがいい 傷ついた胸も いつかは いえるだろう たとえ誰が 指をさして 悪いうわさ たてていても 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 許してと君は いつでも いうけれど もう二度とそんな 言葉はやめてくれ 火のように燃えた くちづけ受けながら なぜそんな 暗い瞳をしてるんだ たとえどんな つらいことも 耐えて行くと 誓いあって 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を 君を愛さずに…いられない |