夏の少年名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ 麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ 麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ |
静かに、愛がとび立つわ静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう 話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは 愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう 激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ 愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 合田道人 | 鳴海周平 | 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう 話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは 愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう 激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ 愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに |
悲しみよとまれみんなにやさしく迎えられ 今にも 今にも 親兄弟たちに 会える気がして やっとのことに お元気ですか と そっとそっと 呼びかけてみる 誰でも それぞれ それぞれに 他人(ひと)に言えない理由(わけ)があるでしょ 迷惑なんか かけはしません せめて名乗ってくれたなら このまま黙って帰ります たとえば 親だとわかっても 育ての故郷(くに)への 愛が惜しまれる 自分一人じゃ 幸せになれない いくさはもうごめんです 今日限り 悲しみよ とまれ 今日限り 悲しみよ とまれ | 伊藤咲子 | 川内康範 | 川内康範 | | みんなにやさしく迎えられ 今にも 今にも 親兄弟たちに 会える気がして やっとのことに お元気ですか と そっとそっと 呼びかけてみる 誰でも それぞれ それぞれに 他人(ひと)に言えない理由(わけ)があるでしょ 迷惑なんか かけはしません せめて名乗ってくれたなら このまま黙って帰ります たとえば 親だとわかっても 育ての故郷(くに)への 愛が惜しまれる 自分一人じゃ 幸せになれない いくさはもうごめんです 今日限り 悲しみよ とまれ 今日限り 悲しみよ とまれ |
愛の讃歌あなたの燃える手で 私を抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命のかぎり 私は愛したい 生命のかぎりに あなたを愛するの 頬と頬よせ 燃えるくちづけ かわすよろこび あなたと二人で 暮せるものなら 何もいらない 何もいらない あなたと二人 生きてゆくのよ 私のねがいは たたそれだけよ あなたと二人 かたく抱き合い もえる指に髪を からませながら いとしみながら くちづけをかわすの 愛こそ燃える火よ 私を燃やす火 心とかす恋よ 私を燃やす火 心とかす恋よ | 伊藤咲子 | 岩谷時子 | Edith Piaf-Margueritte Monnot | 鳴海周平 | あなたの燃える手で 私を抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命のかぎり 私は愛したい 生命のかぎりに あなたを愛するの 頬と頬よせ 燃えるくちづけ かわすよろこび あなたと二人で 暮せるものなら 何もいらない 何もいらない あなたと二人 生きてゆくのよ 私のねがいは たたそれだけよ あなたと二人 かたく抱き合い もえる指に髪を からませながら いとしみながら くちづけをかわすの 愛こそ燃える火よ 私を燃やす火 心とかす恋よ 私を燃やす火 心とかす恋よ |
人形の家顔もみたくないほど あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた人形みたい 待ちわびて待ちわびて 泣きぬれる部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた 私はあなたに命をあずけた | 伊藤咲子 | なかにし礼 | 川口真 | 川口真 | 顔もみたくないほど あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた人形みたい 待ちわびて待ちわびて 泣きぬれる部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた 私はあなたに命をあずけた |
ブルー・ライト・ヨコハマ街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも | 伊藤咲子 | 橋本淳 | 筒美京平 | 前田俊明 | 街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも |
長崎の蝶々さん~マダム・バタフライ入り~肥前長崎 港町 異人屋敷の たそがれは 何故かさびしい 振袖人形 恋の絵日傘 くるくると 蝶々さん 蝶々さん 桜の花が 咲く頃に お船がかえって 来ると言う 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 港町 風は南の 夢の町 晴れた天主(クルス)の 丘の上 背伸びして見る はるかな海よ 三本 マストは 未だ見えぬ 蝶々さん 蝶々さん 花は咲いても 開いても 恋しお方に 逢うまでは 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 夢の町 ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える 鐘がなるなる 恋の町 広い屋敷に たゞ一つ 君が形見の アメリカ人形 碧い瞳の なつかしさ 蝶々さん 蝶々さん 長いまつげも うっとりと 今日もあなたの 夢を見る 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 恋の町 | 伊藤咲子 | 米山正夫・日本語詞:堀内敬三 | 米山正夫・G.Puccini | 鳴海周平 | 肥前長崎 港町 異人屋敷の たそがれは 何故かさびしい 振袖人形 恋の絵日傘 くるくると 蝶々さん 蝶々さん 桜の花が 咲く頃に お船がかえって 来ると言う 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 港町 風は南の 夢の町 晴れた天主(クルス)の 丘の上 背伸びして見る はるかな海よ 三本 マストは 未だ見えぬ 蝶々さん 蝶々さん 花は咲いても 開いても 恋しお方に 逢うまでは 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 夢の町 ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える 鐘がなるなる 恋の町 広い屋敷に たゞ一つ 君が形見の アメリカ人形 碧い瞳の なつかしさ 蝶々さん 蝶々さん 長いまつげも うっとりと 今日もあなたの 夢を見る 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 恋の町 |
ジョニイへの伝言ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 前田俊明 | ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて |
真夜中のギター街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失(な)くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ | 伊藤咲子 | 吉岡治 | 河村利夫 | 河村利夫 | 街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失(な)くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ |
黒百合の歌黒百合は 恋の花 愛する人に 捧げれば 二人はいつかは 結びつく あああ ーーー あああ この花 ニシパに あげようか あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 魔物だよ 花のかおりが しみついて 結んだ二人は はなれない あああ ーーー あああ あたしが死んだら ニシパもね あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 毒の花 アイヌの神の タブーだよ やがては あたしも 死ぬんだよ あああ ーーー あああ | 伊藤咲子 | 菊田一夫 | 古関裕而 | 山屋清 | 黒百合は 恋の花 愛する人に 捧げれば 二人はいつかは 結びつく あああ ーーー あああ この花 ニシパに あげようか あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 魔物だよ 花のかおりが しみついて 結んだ二人は はなれない あああ ーーー あああ あたしが死んだら ニシパもね あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 毒の花 アイヌの神の タブーだよ やがては あたしも 死ぬんだよ あああ ーーー あああ |
パーティの夜あなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | あなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます |
ペガサスどんなに こんな夜更けを 待ちわびて 夢に見たでしょう 見つめあい焦(こ)がれあい 胸は炎のよう あなたの 優しい顔が 虹色に 甘く溶けてゆく 愛してる…… 指の先に髪の先に 心くちづける 言葉にならない 私の想いを 溢れる涙が 伝えているのよ ふれあう胸を濡らす 愛の滴 受けとめて…… このまま 命尽きても 惜しくない 何も惜しくない 離れない…… 夢のなかも影のように ついてゆきたいの この世の歓(よろこ)び 悲しみすべてを 今日からあなたと 二人で迎える 白い頁(ページ) 愛で染めてゆくの そうよ 愛は流れる 星夜の果てまで きらめく世界へ 今こそ二人 翔ぶの…… 翔ぶの…… | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | どんなに こんな夜更けを 待ちわびて 夢に見たでしょう 見つめあい焦(こ)がれあい 胸は炎のよう あなたの 優しい顔が 虹色に 甘く溶けてゆく 愛してる…… 指の先に髪の先に 心くちづける 言葉にならない 私の想いを 溢れる涙が 伝えているのよ ふれあう胸を濡らす 愛の滴 受けとめて…… このまま 命尽きても 惜しくない 何も惜しくない 離れない…… 夢のなかも影のように ついてゆきたいの この世の歓(よろこ)び 悲しみすべてを 今日からあなたと 二人で迎える 白い頁(ページ) 愛で染めてゆくの そうよ 愛は流れる 星夜の果てまで きらめく世界へ 今こそ二人 翔ぶの…… 翔ぶの…… |
さん・びょう・し朝まで電話を 待っていました 息苦しいほど 長い時間でした あなたの留守 部屋にいた人の “伝えておきます”の 言葉が渦巻く 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 二度とは電話も かけはしません 迷ったあげくの 私なりの答え あなたの留守 部屋にいた人の 自信に満ちた声 耳から消えない 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 屋根から枝へ 枝から花へと 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | 朝まで電話を 待っていました 息苦しいほど 長い時間でした あなたの留守 部屋にいた人の “伝えておきます”の 言葉が渦巻く 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 二度とは電話も かけはしません 迷ったあげくの 私なりの答え あなたの留守 部屋にいた人の 自信に満ちた声 耳から消えない 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 屋根から枝へ 枝から花へと 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し |
春風の二人 with 城みちるふと見上げれば 空に ひまわりみたいな 雲ひとつ 想い出すよ 陽(ひ)に焼けた 君の笑顔 そう若すぎた ふたり 今だけよければ うれしくて 他(ほか)の人の言葉なんて 聞こえなかった まさかだわ AH まさかだね 再びめぐり逢うなんて 素敵に時を 重ねてきたんだね すぐにうつむく 癖はそのまま 木枯しは もう 懲り懲りさ 春風のふたり ふと手に取った 青い 青いイルカの ペンダント 想い出すわ 遠い日の 頬の涙 あの青春の 日々は あまりにも 鮮やかで アルバムからはがれ落ちた 写真みたいね まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ 今はお互い いい年なのさ 親友(ともだち)みたいな 気分になるわ 木枯しを いま 乗り越えて 春風のふたり まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ これが恋愛 小説ならば 大人の恋になったのかしら 木枯しは そう 美しい 春風のふたり 春風のふたり 春風のふたり | 伊藤咲子 | 円香乃 | 合田道人 | | ふと見上げれば 空に ひまわりみたいな 雲ひとつ 想い出すよ 陽(ひ)に焼けた 君の笑顔 そう若すぎた ふたり 今だけよければ うれしくて 他(ほか)の人の言葉なんて 聞こえなかった まさかだわ AH まさかだね 再びめぐり逢うなんて 素敵に時を 重ねてきたんだね すぐにうつむく 癖はそのまま 木枯しは もう 懲り懲りさ 春風のふたり ふと手に取った 青い 青いイルカの ペンダント 想い出すわ 遠い日の 頬の涙 あの青春の 日々は あまりにも 鮮やかで アルバムからはがれ落ちた 写真みたいね まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ 今はお互い いい年なのさ 親友(ともだち)みたいな 気分になるわ 木枯しを いま 乗り越えて 春風のふたり まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ これが恋愛 小説ならば 大人の恋になったのかしら 木枯しは そう 美しい 春風のふたり 春風のふたり 春風のふたり |
あなたもしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう 大きな窓と小さなドアーと 部屋には古い暖炉があるのよ 真赤なバラと白いパンジー 小犬のよこにはあなたあなた あなたがいてほしい それが私の夢だったのよ いとしいあなたは今どこに ブルーのじゅうたん敷きつめて 楽しく笑って暮らすのよ 家の外では坊やが遊び 坊やの横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが二人の望みだったのよ いとしいあなたは今どこに そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい | 伊藤咲子 | 小坂明子 | 小坂明子 | 前田俊明 | もしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう 大きな窓と小さなドアーと 部屋には古い暖炉があるのよ 真赤なバラと白いパンジー 小犬のよこにはあなたあなた あなたがいてほしい それが私の夢だったのよ いとしいあなたは今どこに ブルーのじゅうたん敷きつめて 楽しく笑って暮らすのよ 家の外では坊やが遊び 坊やの横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが二人の望みだったのよ いとしいあなたは今どこに そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい |
私は街の子わたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな | 伊藤咲子 | 藤浦洸 | 上原げんと | 佐伯亮 | わたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな |
メランコリー緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね | 伊藤咲子 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 前田俊明 | 緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね |
明日なき愛雨が降れば 恋しく 風が吹けば 逢いたい ひかり窓に かかれば 夢がかなう気がする やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない 紅をさせば 悲しく 爪をぬれば さびしい ひとり髪を切る日は 悪くなれる気がする やがて二十才という秋の 部屋はなぜだか つめたくて 悲しいだけの愛だといわれ 顔をかくし泣いている やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 雨が降れば 恋しく 風が吹けば 逢いたい ひかり窓に かかれば 夢がかなう気がする やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない 紅をさせば 悲しく 爪をぬれば さびしい ひとり髪を切る日は 悪くなれる気がする やがて二十才という秋の 部屋はなぜだか つめたくて 悲しいだけの愛だといわれ 顔をかくし泣いている やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない |
いい日 旅立ち雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…… 岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…… あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…… | 伊藤咲子 | 谷村新司 | 谷村新司 | 前田俊明 | 雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…… 岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…… あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…… |
ピクニックもう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | もう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック |
きっといい恋できますね薔薇(ばら)という字が あなた 書けますか もひとつ 憂鬱(ゆううつ)と いう字はどうですか この二つの漢字が書ける人と 恋をしてみたいと 思っていました あなたはスラスラとそれを書いた まるで自分の名前を書くように あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 今でも ひとり 泣きますか 心をふるわせる 涙はいいですね 泣くことすら忘れた人が多く ポロポロと泣くのは きれいに見えます あなたはほほえんで「そう」と言った まるで試験に答える顔をして あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 心がありますね きっと いい恋できますね | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 合田道人 | 鳴海周平 | 薔薇(ばら)という字が あなた 書けますか もひとつ 憂鬱(ゆううつ)と いう字はどうですか この二つの漢字が書ける人と 恋をしてみたいと 思っていました あなたはスラスラとそれを書いた まるで自分の名前を書くように あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 今でも ひとり 泣きますか 心をふるわせる 涙はいいですね 泣くことすら忘れた人が多く ポロポロと泣くのは きれいに見えます あなたはほほえんで「そう」と言った まるで試験に答える顔をして あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 心がありますね きっと いい恋できますね |
愛ゆえに~I'm Still Loving You~白い砂の城 ほほえみ合って 夢をつみ上げてる あざやかな場面 ああ夏の日の きらめきの中 出逢いに酔い痴れた むじゃきな横顔 I'M STILL LOVING YOU 男がいて 女がいて ときめきに燃えて I'M STILL LOVING YOU にがい涙くり返し 愛 永遠に ああ人はみな遠く熱い時を 風のささやきの中に捜しているのね I'M STILL LOVING YOU 男がいて 女がいて うつろいにかけて I'M STILL LOVING YOU めぐる季節くり返し 愛 永遠に | 伊藤咲子 | 園部和範 | 山本達彦 | | 白い砂の城 ほほえみ合って 夢をつみ上げてる あざやかな場面 ああ夏の日の きらめきの中 出逢いに酔い痴れた むじゃきな横顔 I'M STILL LOVING YOU 男がいて 女がいて ときめきに燃えて I'M STILL LOVING YOU にがい涙くり返し 愛 永遠に ああ人はみな遠く熱い時を 風のささやきの中に捜しているのね I'M STILL LOVING YOU 男がいて 女がいて うつろいにかけて I'M STILL LOVING YOU めぐる季節くり返し 愛 永遠に |
男嫌い小さなスナックに私の席がある 恋に疲れた時 フラリ坐るの 陽気なマスターは いつでも同じ顔 生きてたのと笑い 氷を割る 好きな人がいても ひとりぼっち そうよ みんなひとりぼっち 水割りダブルにして 今夜はうまく酔うわ だってもうすぐ さようならだもの ジュークボックスから去年の流行歌(はやりうた) あの頃出逢ったの あの人と 良かった頃のこと 話せば愚痴になる 割り切ってたつもり つもりだけね 好きな人がいても ひとりぼっち そうよ みんなひとりぼっち 淋しい話より 疲れるジョークがいい 今夜の私は 男嫌いよ 水割りダブルにして 今夜はうまく酔うわ だってもうすぐ さようならだもの | 伊藤咲子 | 岡田富美子 | 小田裕一郎 | | 小さなスナックに私の席がある 恋に疲れた時 フラリ坐るの 陽気なマスターは いつでも同じ顔 生きてたのと笑い 氷を割る 好きな人がいても ひとりぼっち そうよ みんなひとりぼっち 水割りダブルにして 今夜はうまく酔うわ だってもうすぐ さようならだもの ジュークボックスから去年の流行歌(はやりうた) あの頃出逢ったの あの人と 良かった頃のこと 話せば愚痴になる 割り切ってたつもり つもりだけね 好きな人がいても ひとりぼっち そうよ みんなひとりぼっち 淋しい話より 疲れるジョークがいい 今夜の私は 男嫌いよ 水割りダブルにして 今夜はうまく酔うわ だってもうすぐ さようならだもの |
愛は傷つきやすく with 合田道人自由にあなたを 愛して愛して 私はこんなに 傷ついた たとえば二人で 命をたてば 微笑みさえも 消える よみがえる日々 よみがえる愛 やさしい言葉で なぐさめつつんで そして結ばれた その時私は あなたの指が 小さくふるえるのを 見たの たとえば涙に くちびるよせて 二人は 愛にゆれる 自由にあなたを 愛して愛して 私はこんなに 傷ついた たとえば二人で 命をたてば 微笑みさえも 消える よみがえる日々 よみがえる愛 やさしい言葉で なぐさめつつんで そして結ばれた | 伊藤咲子 | 橋本淳 | 中村泰士 | 森岡賢一郎 | 自由にあなたを 愛して愛して 私はこんなに 傷ついた たとえば二人で 命をたてば 微笑みさえも 消える よみがえる日々 よみがえる愛 やさしい言葉で なぐさめつつんで そして結ばれた その時私は あなたの指が 小さくふるえるのを 見たの たとえば涙に くちびるよせて 二人は 愛にゆれる 自由にあなたを 愛して愛して 私はこんなに 傷ついた たとえば二人で 命をたてば 微笑みさえも 消える よみがえる日々 よみがえる愛 やさしい言葉で なぐさめつつんで そして結ばれた |
らせん階段らせん階段 疲れたヒールがひびく うすむらさきの乾いた夜明け 私のからだ通り過ぎて行った 男たちの歌声が寒い―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうして他人(ひと)は 私のぬくもり奪う 愛した人は またねと姿を消した 抱きしめられて泣いてみたい つかみどころのない日々がすぎてく しあわせになる夢だけを抱(かか)え―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは | 伊藤咲子 | 岡田富美子 | 小田裕一郎 | | らせん階段 疲れたヒールがひびく うすむらさきの乾いた夜明け 私のからだ通り過ぎて行った 男たちの歌声が寒い―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうして他人(ひと)は 私のぬくもり奪う 愛した人は またねと姿を消した 抱きしめられて泣いてみたい つかみどころのない日々がすぎてく しあわせになる夢だけを抱(かか)え―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは |
時の流れに身をまかせもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | 伊藤咲子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 山田良夫 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
Room Number 205たった一つの思い違いを 本気にするなんて 何も言わずに 出て行くのなら 勝手にしな 飲めないワイン グラスに注ぎ ひと息に飲み干し ドアに消える 後姿に ロックをする まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… ベージュの壁を 摺り抜ければ “ルームナンバー205” 知り尽くしてたはずの部屋に 別の香り 誰かと暮らしはじめたのね… 解かっていたの 手紙と指輪 ポストの中入れて置くわ まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… | 伊藤咲子 | 沢田久美子 | 沢田久美子 | | たった一つの思い違いを 本気にするなんて 何も言わずに 出て行くのなら 勝手にしな 飲めないワイン グラスに注ぎ ひと息に飲み干し ドアに消える 後姿に ロックをする まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… ベージュの壁を 摺り抜ければ “ルームナンバー205” 知り尽くしてたはずの部屋に 別の香り 誰かと暮らしはじめたのね… 解かっていたの 手紙と指輪 ポストの中入れて置くわ まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… |
つぶやきあつめ (アルバムヴァージョン)そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです そろそろ 駅あたり 着いた頃かもしれない…… 鏡に向かって こんな一人言 いつまで私 くり返してる ガラス細工の メルヘンは すっかり砕けて しまったのに 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息いき 暇にまかせて つぶやきあつめ そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を 見上げてるかもしれない…… 小窓を打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街は冷たい エメラルド すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ためいき 暇にまかせて つぶやきあつめ | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです そろそろ 駅あたり 着いた頃かもしれない…… 鏡に向かって こんな一人言 いつまで私 くり返してる ガラス細工の メルヘンは すっかり砕けて しまったのに 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息いき 暇にまかせて つぶやきあつめ そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を 見上げてるかもしれない…… 小窓を打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街は冷たい エメラルド すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ためいき 暇にまかせて つぶやきあつめ |
つぶやきあつめ (シングルヴァージョン)急な電話受けて 走り続けたのに 私の声に 頷(うなず)きもせずに あの人は死んだ…… そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を見上げてるかもしれない…… 小窓打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街はそこだけ 華やいで すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ため息 髪を濡らして つぶやきあつめ あの人返して どうぞもう一度 逢いたさ募(つの)り 気も狂いそう 部屋に写真を 敷きつめて 答えもないのに 話しかける 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息 肩をおとして つぶやきあつめ つぶやきあつめ | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | 急な電話受けて 走り続けたのに 私の声に 頷(うなず)きもせずに あの人は死んだ…… そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を見上げてるかもしれない…… 小窓打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街はそこだけ 華やいで すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ため息 髪を濡らして つぶやきあつめ あの人返して どうぞもう一度 逢いたさ募(つの)り 気も狂いそう 部屋に写真を 敷きつめて 答えもないのに 話しかける 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息 肩をおとして つぶやきあつめ つぶやきあつめ |
レッドサン ブルームーン満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 大野克夫 | | 満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン |
木陰でもやもや珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… |
暖炉とゆり椅子暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ |
白い灯台バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます |
紅い花胸までしみる はげしい雨に うたれて私は 立ちつくす あなたが来ない 乗りかえ駅の ホームに咲いてる 紅い花 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 あなたに約束破られて 死にたい程に つらいけど つらいけど 今にも折れて 流されそうな 私に似ている 紅い花 あきらめましょう あなたのことは やっぱりうそつく 人だった 私は泣かない びしょぬれだけれど 私は泣かない 涙じゃないわ あなたのかわりに この花を ひそかに抱いて 帰ります 帰ります 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 胸までしみる はげしい雨に うたれて私は 立ちつくす あなたが来ない 乗りかえ駅の ホームに咲いてる 紅い花 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 あなたに約束破られて 死にたい程に つらいけど つらいけど 今にも折れて 流されそうな 私に似ている 紅い花 あきらめましょう あなたのことは やっぱりうそつく 人だった 私は泣かない びしょぬれだけれど 私は泣かない 涙じゃないわ あなたのかわりに この花を ひそかに抱いて 帰ります 帰ります 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 |
赤ちゃんみたいな女の子突然こんな手紙が あなたにとどいたなら おどろくことでしょう 私からだから いつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子と からかいつづけてた あなただったから いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません ただひたむきに あなたを愛していると 伝えたくて 伝えたくて書いています おさない部屋の飾りも 片づけ終りました シックなよそおいを 考えています 今度の休みの日には お招き出来るように 毎日そればかり考えています いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません このままいたら 赤ちゃんみたいなままで 終りそうで 終りそうで つらいのです | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 突然こんな手紙が あなたにとどいたなら おどろくことでしょう 私からだから いつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子と からかいつづけてた あなただったから いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません ただひたむきに あなたを愛していると 伝えたくて 伝えたくて書いています おさない部屋の飾りも 片づけ終りました シックなよそおいを 考えています 今度の休みの日には お招き出来るように 毎日そればかり考えています いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません このままいたら 赤ちゃんみたいなままで 終りそうで 終りそうで つらいのです |
ごきげん如何久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか |
待ちこがれていつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | ジェームス・リード | ハル・ワトキンス | いつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ |