パパとあるこう石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 丹羽応樹 | 小六禮次郎 | 空行く雲が お前にみえた 五月の町は バラの香りさ そうさ お前が生まれたあの日 どうってこともない この町が 地球で一番すばらしくなった… 泣き虫の お前の泪を吸った この町は おれたちの町 さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 手をつないで 愛そのものさ お前の笑顔 淋しい人に 分けて上げよう そうさ お前が笑ってこける どうってこともない 昼さがり 悲しみなんかに負ける気はしない… いつの日か お前も大人になって この町で 恋をしてくれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 風さわやか 花をみて お前が きれいと言った この町で 幸せになれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 夢みながら |
港は雨に濡れて石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 浜圭介 | 小六禮次郎 | 長崎… 出船おいかける小雨 おんな心は 置きざりにされる 長崎… 私の朝には小雨 白いヴェールが 淋しさを隠す 愛の鐘をならす ときは今は消えて オランダ坂 花も枯れゆく 港を見おろす 教会の庭 傘もささずに 泣きぬれる 私 長崎… 人がよみがえる街に おんな心は 生きたまま死ぬの 長崎… いのちかけた恋だから 悔やむことなど 何もないけれど 愛の鐘をならす ときは今は消えて マドンナには なれないおんな 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私 |
夢織りびと石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 丹羽応樹 | 小六禮次郎 | 春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな… 夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような… 秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り… 冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな… |
ロンリーナイト・ロンリーウェイ石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 松本礼児 | 浜圭介 | 小六禮次郎 | LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし |
かあさんおはよう大杉久美子 | 大杉久美子 | 高畑勲 | 坂田晃一 | 小六禮次郎 | 朝ぼくを おこしたおひさまが ほら もう ま上 いまかあさんを おこしてるんだ はるかな国の 空にのぼって かあさん おはよう ボンジョルノ ミヤ マドレ 明るくてらす おひさまの中 ほら 見て かあさん 泣き虫なんか もういない チビでもぼくは がんばりやだよ かあさん おはよう ボンジョルノ ミヤ マドレ 会いたいな 大好きなかあさん あの 雲にのり 大空なんか ひとまたぎ とびこみたいんだ かあさんの胸に かあさん おはよう ボンジョルノ ミヤ マドレ |
大人の気分大橋恵里子 | 大橋恵里子 | 佐藤寛 | 佐藤寛 | 小六禮次郎 | 気が付いてよ 今夜は 初めて口紅つけたの 食べ歩きはしないで 私は子供じゃないのよ 胸が踊るわ 夜の原宿 初めてなの 心こがしたいのよ 大人同志の様に 何をためらってるの ほら 回りの人たち あんなに光ってる シャンゼリゼ通り 10時の門限には まだまだ時間があるのよ つまらないと言うなら 一人で帰っていいのよ どこか違うわ 私の気持ち さめるじゃない 今夜だけでいいから 大人同志の様に 肩を寄せ合いながら ねえ 一緒に歩いて 時間が来るまで シャンゼリゼ通り 心こがしたいのよ 大人同志の様に 何をためらってるの ほら 回りの人たち あんなに光ってる シャンゼリゼ通り |
センチメンタル・ボーイ大橋恵里子 | 大橋恵里子 | 三浦徳子 | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | ドキドキしちゃだめよ 男の子でしょ 来るわ 来るはずよ かならず来るわよ 気にしちゃだめよだめ 男の子でしょ あなたはほんとに センチメンタル・ボーイ はじめての恋だと 言ってたじゃない あの娘 映画の帰りの細い道 くちづけまで交わした あの時のことを 想えばそうよ 自信もわくでしょう…… 赤いTシャツ ほら 通りを今 横切ってくるわ ドキドキしちゃだめよ 男の子でしょ 熱いコーヒーで 一息つくのよ 気にしちゃだめよだめ 男の子でしょ あなたはほんとに センチメンタル・ボーイ ガラス越しにあの娘 あなたに ほら合図 ポロリ 煙草をおっことす 威厳も何もかも ない感じがいいと 言われるのがほんと 玉にキズ 赤いTシャツ ほら 今にも扉 押し始めてる ドキドキしちゃだめよ 男の子でしょ 熱いコーヒーで 一息つくのよ 気にしちゃだめよだめ 男の子でしょ あなたはほんとに センチメンタル・ボーイ |
宛のない手紙加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ぺク・チャンウ・日本語詞:加藤登紀子 | ぺク・チャンウ | 小六禮次郎 | おまえの肩を抱きとめて たったひとつ尋ねたいことがある どうしてあなたは死んだのか どうしてあなたは敗れたのか 重い扉を開けるように 夜明けの闇を照らすように つきあげる想いをうたいつづけた あふれる涙が川になり 叫んだ言葉が鳥に変わる 求め合う心が いつかとどくだろう 愛と自由が出逢うとき 根を切られても花は咲き 草は絶えても空を見る 美しく生きていたいのに 人はどうして生きられない 暗闇の中を流れ流れて あふれる笑顔が壁を破り ひびき合う歌が空をこえて 求め合う心が いつかとどくだろう 愛と自由が出逢うとき 愛と自由が出逢うとき |
まごころ神田正輝 | 神田正輝 | 山川啓介 | 羽田健太郎 | 小六禮次郎 | 渡しそこねた真心ひとつ 手をすりぬけて人混みにおちる 迷い続けて背中を向けた おまえの姿が遠く消えてく できるならその心のポケットを 幸せでふくらませてやりたかった みじめな僕をせめるみたいに 日暮れの街は 笑いさざめく ほほの涙が乾いた後で きっとおまえも気がつくだろう 人は心を補(おぎな)いあって はじめて今日を生きられることを できるならその心のポケットを 幸せでふくらませてやりたかった にじみはじめたこの眼の中に あたたかい灯(ひ)が ともりまたたく できるならその心のポケットを 幸せでふくらませてやりたかった にじみはじめたこの眼の中に あたたかい灯(ひ)が ともりまたたく |
考えてみてキュアミラクル(高橋李依)・キュアマジカル(堀江由衣)・ソルシエール(新妻聖子) | キュアミラクル(高橋李依)・キュアマジカル(堀江由衣)・ソルシエール(新妻聖子) | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 考えてみて 憎しみを 滾(たぎ)らす前に 考えてみて 子守歌 なぜ歌ったの? 歌ったの? あなたに…あなたに… だから…それは… 先生は あなたのことを とても愛していたはず いや…そんな訳がない いえ…愛してなきゃ 歌わないわ 歌わないわ ルラララルルラ 子守歌は ララルルラ 大事な人 守るため 歌うもの 歌うの ルラララルルラ 闇の中も ララルルラ 怖がらずに 安らかな夢 見られたのはなぜ? 考えてみて 先生は なぜ歌ったの? |
楼蘭小林幸子 with 女子十二楽坊 | 小林幸子 with 女子十二楽坊 | さわだすずこ | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 逢いたくて せつなくて ただ 逢いたくて 道なき道の 砂漠の中で 人は何を求め 歩くのか あてなき旅路 時は流れて 見果てぬ 幻(まぼろし) 探す 華やかな 水の都 楼蘭 今はもう 砂の中 麗しき 愛の都 楼蘭 あなたの他に 何もいらない ああ 逢いたくて せつなくて ただ 逢いたくて 忘れ去られた 砂漠の中で 今も探せない 道標(みちしるべ) 地平の彼方 時は流れて あなたの面影 探す 華やかな 水の都 楼蘭 今はもう 夢の中 麗しき 愛の都 楼蘭 恋する心 届くでしょうか ああ 逢いたくて せつなくて ただ 逢いたくて 麗しき 愛の都 楼蘭 あなたの他に 何もいらない ああ 逢いたくて せつなくて ただ 逢いたくて この愛 誰にも 消せはしない |
アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 森雪之丞 | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | アル・パシーノのまねなんかして ちょっと ニヒルに 笑うけど あなたらしさ 感じられなくて この恋 醒めちゃいそう 坂の上のカフェで 紅茶飲んでる時も あなた 片肘ついて 気取りすぎだわ 恋の注意信号 あの日見つけた やさしさ 今は よく見えないの アラン・ドロンのふりなんかして 甘い言葉 ささやくけど きっと あなたが 望んでるもの 探せやしないでしょう 「君は この頃 変だ」なんて 口をとがらせ あなた怒りだすけど わかってほしい うわべだけの まぶしさだけじゃ 二人の恋も そのうち こわれてしまう アル・パシーノも ドロンもいいわ だけど 信じて 誰よりも とても てれやの あなたが好きよ あなたが 大好きなの アル・パシーノも ドロンもいいわ だけど 信じて 誰よりも とても てれやの あなたが好きよ あなたが 大好きなの |
夏のお嬢さん榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 笠間ジュン | 佐々木勉 | 小六禮次郎 | チュウ チュウ チュ チュ 夏のお嬢さん ビキニがとっても似合うよ しげき的さ クラクラしちゃう チュウ チュウ チュ チュ 潮風をすりぬけ スケートボードにのって むかえに行く 待ってておくれ 君は僕の あこがれのひとだよ アイスクリーム ユースクリーム 恋する季節 ビーチ・パラソル ひくくして かくれろ アイスクリーム ユースクリーム 好きさ お嬢さん お嬢さん チュウ チュウ チュ チュ 夏のお嬢さん 浜辺の人気さらって とんでいるね ヤキモキしちゃう チュウ チュウ チュ チュ 波のりをするなら 君の似顔絵かいた サーフボード かしてあげるよ 僕は君に 首ったけなんだよ アイスクリーム ユースクリーム 恋する季節 砂に書いたよ テレながら ラブレター アイスクリーム ユースクリーム 好きさ お嬢さん お嬢さん 僕は君に 首ったけなんだよ アイスクリーム ユースクリーム 恋する季節 砂に書いたよ テレながら ラブレター アイスクリーム ユースクリーム 好きさ お嬢さん お嬢さん |
魔女の子守唄ソルシエール(新妻聖子) | ソルシエール(新妻聖子) | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 瞼閉じれば 夢の森 遊んでおいで 夜明けまで 棘(いばら)の影に 迷っても つなぐこの手が 道しるべ 耳を澄まして 星の鈴 鳴らしてごらん まばたきで 闇の獣に 追われても 怖がらないで そばにいる |
魔女の子守唄~歌は魔法ソルシエール(新妻聖子)・プリキュアオールスターズ | ソルシエール(新妻聖子)・プリキュアオールスターズ | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 瞼閉じれば 夢の森 遊んでおいで 夜明けまで 棘(いばら)の影に 迷っても つなぐこの手が 道しるべ 闇の獣に 追われても 怖がらないで そばにいる 歌は魔法 言葉とメロディーに 愛や勇気の魔力が 隠されてる リズムに リズムに 合わせれば 合わせれば みんなと鼓動が 溶けあい ひとつになる 歌は魔法 魔法 不安な時にはいつでも 歌が流れてくる あなたはひとりじゃないって 誰かが歌ってる 歌は魔法 魔法 棘(いばら)の影に ルルララ 迷っても ルララルルラララ つなぐこの手が 道しるべ 歌が流れてくる 一緒に歌えば不思議な チカラが湧きあがる 歌は魔法 魔法 究極の魔法 |
白い少女太川陽介 | 太川陽介 | さがらよしあき | 釘哲朗 | 小六禮次郎 | 恋をおぼえた白い少女は たったひとりの僕の妹 まだ幼ない頃のおもかげが そのまつ毛のはしで揺れている 夢をかなえた白い少女は 永遠にひとりの僕の妹 今誰よりずっと輝いて 今愛する人と船出する 愛を信じているのなら 何も持たずに行くがいい 彼にすべてをかけるなら 僕はだまって見送ろう 白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから 遠い海鳴り聞いた時から 君の心は僕を離れた ふとこみ上げてくる淋しさに ただうなずきながら抱きしめた 僕のうしろをどこまでも いつも追いかけ困らせた 君の無邪気なほほえみは きっと明日も忘れない 白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから 愛を信じているのなら 何も持たずに行くがいい 彼にすべてをかけるなら 僕はだまって見送ろう 白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから |
逢う時はいつも他人テレサ・テン | テレサ・テン | 東海林良 | 徳久広司 | 小六禮次郎 | 酒のグラスを カタカタと あの人これから いい気分 わたしくちびる そっとかむ ワインのグラス 似合う人 愛したことが そもそも間違いだった 赤いメノーの ブローチを抱きしめ ふとそう想う ねえこっち向いてよ 話し聞いてよ 久し振りだもの あなた 抱いてくれても いいじゃない 派手な香水 ふりまいて あの人二度目の バスを浴び わたしソファーで 酒をつぐ そろそろ電話 なる頃ね 出がけ邪魔しちゃ いさかい又始めるわ 氷うかべた ウイスキーぼんやり ながめるわたし ねえこっち向いてよ 愚痴を聞いてよ 久し振りだもの あなた 今夜このまゝ いいじゃない ねえこっち向いてよ 愚痴を聞いてよ 久し振りだもの あなた 今夜このまゝ いいじゃない |
ちいさい秋みつけた童謡・唱歌 | 童謡・唱歌 | サトウハチロー | 中田喜直 | 小六禮次郎 | だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた めかくしおにさん ての なるほうへ すました おみみに かすかに しみた よんでる くちぶえ もずの こえ ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた おへやは きたむき くもりの ガラス うつろな めのいろ とかした ミルク わずかな すきから あきの かぜ ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた むかしの むかしの かざみの とりの ぼやけた とさかに はぜのは ひとつ はぜのは あかくて いりひいろ ちいさい あき ちいさい あき ちいさい あき みつけた |
青春ストレート中村雅俊 | 中村雅俊 | 望月あきら | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 髪が長いと どなられて 泣きべそかいて いじけていた 今じゃ………… ルージュにマニキュア 皮ジャンと つっぱり青春 まっしぐら 目をつぶれ 歯をくいしばれ おれのラッパで 目をさませ ガキの頃から 優等生 太いまゆげに 男が匂う 今じゃ………… 勝った負けたの ケンカ道 しらけ青春 まっしぐら 目をつぶれ 歯をくいしばれ おれのラッパで 目をさませ 元気だせよと肩たたきゃ Vの字つくって 照れ笑い 今じゃ………… 教えたつもりが 教わった はりきり青春 まっしぐら 目をつぶれ 歯をくいしばれ おれのラッパで 目をさませ |
Bravo! Teacher中村雅俊 | 中村雅俊 | 望月あきら | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | キラキラ星に寒さを忘れ 乙女チックに踊ってみたい Flying Teacher あいつが うわさの先生さ グズなお前が可愛いいと ほめたつもりの得意顔 VIVA Teacher あいつが うわさの先生さ 甘くささやくプロポーズ 目覚めてみればP.T.A Stop Teacher あいつが うわさの先生さ 流れる涙のほろ苦さ 青春むなしさ身にしみる Bravo Teacher あいつが うわさの先生さ うわさの先生さ |
この星を感じて夏川りみ | 夏川りみ | Aki | Mike Kent | 小六禮次郎 | 感じていますか? 土のぬくもりを 感じていますか? 空の広がりを 感じていますか? 水の輝きを 感じていますか? 木々のささやきを 足早に過ぎゆく 時間(とき)の流れの中で 忘れたくない 感じていたい この星に生まれ 抱(いだ)かれてきたことを この星に生まれ 育(はぐく)まれてきたことを 感じていますか? 鳥のさえずりを 感じていますか? 雲の流れを 感じていますか? 川のせせらぎを 感じていますか? 森の歌声を 足早に過ぎゆく 時間(とき)の流れの中で 忘れたくない 感じていたい この星に生まれ 抱(いだ)かれてきたことを この星に生まれ 育(はぐく)まれてきたことを |
赤い靴倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 野口雨情 | 本居長世 | 小六禮次郎 | 赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった 横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗って 異人さんに つれられて 行っちゃった 今では 青い目に なっちゃって 異人さんのお国に いるんだろ 赤い靴 見るたび 考える 異人さんに逢うたび 考える |
あした倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 麻生香太郎 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | そろえたハンカチと 水筒 体操着 遅くまで 針仕事 名前を縫い込む 母の影 ああ なつかしく ああ よみがえる 眠れない 今宵 私は あの日の 小学生 ふすまの隙間から 灯りが もれてくる 忘れもの さがしもの 幾度も 確かめ かぞえてる ああ ありがとう ああ ごめんなさい あふれてくる 涙 ぬぐえば あしたは 花嫁 ああ なにもかも ああ 母ゆずり あふれてくる 涙 ぬぐえば あしたは 花嫁 |
いい日旅立ち倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 谷村新司 | 谷村新司 | 小六禮次郎 | 雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から 一人きり旅に出る ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに…… 岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒(すすき)の 小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で 書くつもり「さよなら」と ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに…… ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…… |
いらっしゃい倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 白峰美津子 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | おいでんせー。ようきたなー。 まんずまんず。よぐぎだなー。 いらっしゃい。よくきたね。 やんわ~っとして行かれ。 ゆっくりしちっちょくれ。 ゆっくりしてってね。 あの駄菓子屋はね、コンビニになったけれど おばあちゃんは今も元気 「あなたに会いたがってたよ」 おじゃったもんせー。ひさしかぶい。 ようきたね。ひさしぶりだがね。 いらっしゃい。ひさしぶりだね。 さいきんどうしょうた? このごろどなんしょうたん? なにかいいことあった? あのとき一緒に 散歩した並木道は すっかりすべてこがね色 「自転車で行ってみようよ」 風がふいて ほら、生まれたての落ち葉だね こっちむいて ほら、くつひもほどけてるよ あなたが笑う 私も笑った 楽しかったちゃ。またこられ。 楽しかったけん。またきちょくれ。 楽しかったわ。またきてね。 何度もふり返って手をふる人 たんぽぽの花が咲く頃 じゃあね、またいらっしゃい 楽しかったのう。またこられ。 へばのー、元気でな。 それじゃ、元気でね。 何度もふり返って手をふる人 菜の花の季節になったら じゃあね、またいらっしゃい じゃあね、またいらっしゃい 「じゃあね、またいらっしゃい」 |
海倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 不詳 | 不詳 | 小六禮次郎 | 松原遠く消ゆるところ 白帆の影は浮かぶ 干網(ほしあみ)浜に高くして 鴎(かもめ)は低く波に飛ぶ 見よ昼の海 見よ昼の海 島山闇(しまやまやみ)に著(しる)きあたり 漁火(いさりび)光淡し 寄る波岸に緩くして 浦風かろく沙(いさご)吹く 見よ夜の海 見よ夜の海 |
お多福キラリ倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 麻生香太郎 | 小六禮次郎 | 小六禮次郎 | 恥じらいが紅を差す 両頬の火照りは 身に余る幸があふれた 不器量ぐせ あゝねたみそねみ 愚痴こぼさない あるがまま あゝ分を弁え お天道様に手を合わす 清く強く名前なく 人は生きてゆく 正直者の福笹に かんざしキラリ お多福の御利益は 場を照らす明るさ 哀しみも笑い語りの あどけなさよ あゝ男心 受け止めましょう うなずいて あゝつよがりさえ 抱き止めましょう 母のよに 汗と涙きらめかせ 人は生きてゆく 働き者の寝姿に 満月キラリ 陰に日向に夫婦舟 残照キラリ |
お月様と影ぼうし倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 三浦綾子 | 合田道人 | 小六禮次郎 | 人まねこまねのお月様 わたしが歩むとお月様 笑いながらも歩いてる わたしが止るとお月様 笑いながらも止ってる 人まねこまねのかげぼうし 歩むとまねするかげぼうし わたしのまねして歩いてる 止るとまねするかげぼうし わたしのまねして止ってる 人まねこまねのお月様 人まねこまねのかげぼうし お月様はお兄様 かげぼうしは弟で 二人はきっと兄弟だ |
オホーツクの舟唄(知床旅情)倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 森繁久彌 | 森繁久彌 | 小六禮次郎 | 何地から 吹きすさぶ 朔北の吹雪よ わたしの胸を刺すように オホーツクは 今日も 海鳴りの中に 明け 暮れてゆく 父祖の地のクナシリに 長い冬の夜があける日を 白いカモメが告げるまで 最涯の茜の中で わたしは 立ちつくす 何故か 眼がしらの涙が凍るまで オホーツクの海原 ただ白く凍て果て 命あるものは暗い雪の下 春を待つ心 ペチカに燃やそ 哀れ東(ひんがし)にオーロラかなし 最涯の番屋に 命の火チロチロ トドの鳴く夜は いとし娘が瞼に 誰に語らん このさみしさ ランプの灯影に 海鳴りばかり スズランの緑が 雪解けに光れば アイヌの唄声 谷間にこだます シレトクの春は 潮路(しおじ)に開けて 舟人のかいな 海に輝く オレーオレー オーシコイ 沖の声 舟唄 秋あじだいエリャンサ 揚げる網ゃ大漁 霞むクナシリ 我が故郷 何日の日か詣でむ 御親の墓に ねむれ静かに |
朧月夜倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 高野辰之 | 岡野貞一 | 小六禮次郎 | 菜の花畠に 入日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし 春風そよふく 空を見れば 夕月かかりて におい淡し 里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路を たどる人も 蛙(かわず)のなくねも かねの音も さながら霞める 朧月夜 |