くちづけ鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 芦原みづほ | 鶴岡雅義 | | くちづけ 頬にもう一度 くちづけ 髪にもう一度 くちづけ 君にもう一度 くちづけ それはすすり泣き 返したくない 別れができない 目と目でささやく 合言葉 ああきっと明日も 逢える くちづけ くちづけ それはすすり泣き くちづけ 愛にもう一度 くちづけ 夢にもう一度 くちづけ 僕にもう一度 くちづけ それはすすり泣き 夜はみじかい 心がせつない わがまま云われりゃ つらいのさ ああきっと明日も 逢える くちづけ くちづけ それはすすり泣き 君を誰にもふれさせたくない まつ毛の先まで 僕のもの ああきっと明日も 逢える くちづけ くちづけ それはすすり泣き |
旅路のひとよ鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | いまごろ君は 夜明けの船か 迎えにゆくのを 待ちきれないで はるばる女の ひとり旅 ああ 愛する言葉の 手紙さえ 一年も途絶えてた 小樽のひとよ 短い秋が また来ると云う 淋しい君の こころが解る あれから どうして いたんだろう ああ ふるえているよな 星空に なつかしい横顔が 消えては浮かぶ 許しておくれ いままで一人 つめたい風に 泣かせた僕を 日昏れのホームで 逢えたなら ああ 燃えてるこの手に 抱きしめて 変らない真心の くちづけしよう |
泣いた日もある鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | なかにし礼 | 鶴岡雅義 | | 君が恋しくて 泣いた日もある 男泣きして 過す夜もある わかってほしい わかってほしい だけど口じゃ 言えないの ああ 愛があまりに 深すぎて 君に逢いたくて 泣いた日もある ひとり夢見て 眠る夜もある 愛されたいの 愛されたいの だけどいつも 泪だけ ああ 恋のつらさに 耐えかねて ひとり淋しさに 泣いた日もある 人は誰でも 弱いものだよ 甘えてみたい 甘えてみたい だけど手さえ 握れない ああ 君があまりに 遠すぎて |
100ダースの恋~アモーレ・ミオ~鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 荒木とよひさ | 鶴岡雅義 | | 100ダースの恋より たったひとつの 真実の愛に めぐり逢えたら 身も心も燃やして 灰になるまで 女ならすべて 引き換えにする アモーレ アモーレ・ミオ 抱かれることより もっと深い 愛があるはず Ah…悲しくて 貴方が見えない きっと最後の 最後の人なのに 100ダースの薔薇より たったひとつの 永遠を誓う 心くれたら 過去もそして明日も 夢に閉じ込め 生命まで捨てて 貴方を選ぶ アモーレ アモーレ・ミオ 生きてたことより もっと深い 愛があるはず Ah…側にいて 涙がこぼれる きっと最後の 最後の人なのに アモーレ アモーレ・ミオ 抱かれることより もっと深い 愛があるはず Ah…悲しくて 貴方が見えない きっと最後の 最後の人なのに きっと最後の 最後の人なのに |
二人の夜があるかぎり鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 二人の夜が あるかぎり こころの愛は 変らない 「この目をごらん 泣かないで」 君の一途な ささやきが 僕をこんなに 酔わすのさ 夜霧に濡れて 来たんだろ やつれて見える 白い頬 「信じておくれ どこまでも」 僕のこの手で 悲しみを かえてあげよう 幸福に いのちの限り つくしても 名残りが辛い 霧の中 「云わずにおこう さよならは」 帰したくない 夜だから 後を見ないで 消えとくれ |
ブエナス・ノーチェス・東京鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | ブエナス・ノーチェス 東京 君とゆく赤坂 なにも云わずに寄り添う 一ツ木町の 灯(ともしび) いつも甘く二人の恋を そっと、育ててくれた やさしい霧の街 ブエナス・ノーチェス 東京 ブエナス・ノーチェス 東京 想い出の青山 並ぶ二つのグラスも おなじいつかの カクテル 愛しているよ誰より君を そっと、重ねた指が せつなく燃えている ブエナス・ノーチェス 東京 ブエナス・ノーチェス 東京 小雨降る新宿 うるむ灯(ほ)かげのペーブに 傘がいくつも濡れてる もっとお寄りこの幸福を そっと、抱きしめながら 歩こうどこまでも ブエナス・ノーチェス 東京 |
星空のひとよ鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 悲しみの 小樽の町よ 結ばれぬ 君のふるさと 二人を包む しあわせは 雪虫よりも 儚(はか)なくて ああ 呼べども遠い 星空のひとよ オタモイの 岬にひとり 目をふせて 祈りささげる くるしい愛の さすらいに 傷つきながら 露となる ああ やさしく眠れ 星空のひとよ 思い出は つめたく深く 埋ずもれる 雪国の町 愛する君を この胸に 小樽のひと、と 名を呼んだ ああ もいちど帰れ 星空のひとよ |
夢のふるさと鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 松島敬之 | 鶴岡雅義 | | ばら色の 浮き雲ひとつ 空の果て たそがれの その姿 悲しみのいろにもえ この胸を 染めてゆく ああ 夢のふるさと 想い出は 夕陽にむせる 丘の上 清らかな 愛に泣き ぼくの手に ふるえてた あの指が 忘られぬ ああ 夢のふるさと 今ならば 好きだと呼べる きみのこと 何時(いつ)の日か めぐり逢い 七色に つつまれて 倖せを 育てたい ああ 夢のふるさと |
夜霧のドライブイン鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 高月ことば | 鶴岡雅義 | | 静かな夜が 二人をつつむ 霧の国道 ドライブインさ 白い夜霧に 濡れて咲く サルビアの花 ああ 赤い花 やさしく抱けば おくれ毛ゆれる だれが弾くのか レキントギター 好きさ ほんとに 好きなのさ しびれる歌も ああ 恋の夜 二人のために 乾杯しよう 白い夜霧の ドライブインさ 遠くきこえる クラクション 夜更けのやみに ああ 消えてゆく |
別れの誓い鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 丹古晴己 | 鶴岡雅義 | | (セリフ)涙をふいてぼくの瞳をみてごらん ほら君しかうつってないよ こんなにも悲しい さよならになるなんて おもってもみない ぼくたちだった 泣きすがる肩をだきしめ こらえる涙 いっそ死にたい 明日がないのなら しあわせにふるえた あの夜の出来事は これからの夢を さみしくさせる かりそめの愛じゃなかった 二人のちかい 別れたくない 明日がないのなら (セリフ)別れることは悲しいけど きっとまた逢えるよ 花だって毎年咲くじゃないか いつまでも心に 抱きしめて生きようね 思い出を胸に 待ってて欲しい いつの日かきっと帰ると なぐさめながら 君と泣きたい 明日がないのなら |
泣かせるぜちあきなおみ | ちあきなおみ | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ 貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ 帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ |
二人の世界舘ひろし | 舘ひろし | 池田充男 | 鶴岡雅義 | 船山基紀 | 君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳(め)が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに躍ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ 僕の今夜の ネクタイを 嫉妬(や)いているのは おかしいぜ 君は可愛い 僕だけのものなのさ ギターが酔わせる ナイトクラブ 影も寄り添う 逢えば短い 夜だから 何も云わずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよ |
泣かせるぜ杉良太郎 | 杉良太郎 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ 貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ 帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ |
二人の世界杉良太郎 | 杉良太郎 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳(め)が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ 僕の今夜の ネクタイを 嫉妬(や)いているのは おかしいぜ 君は可愛い 僕だけのものなのさ ギターが酔わせる ナイトクラブ 影も寄り添う 逢えば短かい 夜だから 何も云わずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよ |
北のふたり旅三條正人・美山絢子 | 三條正人・美山絢子 | 中山大三郎 | 鶴岡雅義 | | なつかしの 千歳空港さ 三年ぶりね あの日を思い出す ときめきも よみがえる このまま 東へ行こう どこにでも ついて行くわ 別れる前の なみだの旅を あまえて すごしたいの いのちよ もえさかれよ 十勝川 とおく光ってる 狩勝峠 すてきなパノラマね こころまで 広くなる 池田で ワインを飲んで 阿寒湖で マリモをみて 川湯の宿で 疲れをいやす さだめが ざんこくだわ この恋 もえつきたい 釧路まで きっともうすぐさ 丹頂鶴が むかえてくれたのね うつくしく 空に舞う ここから どこまで行こう どこまでも ついて行くわ さよならなんて 言いたくないよ ふたりで 地の果てまで はるばる 旅行くだけ |
水沢情話三條正人・美山絢子 | 三條正人・美山絢子 | 遠山哲哉 | 鶴岡雅義 | | (セリフ)(女)みちのく水沢は 雨です (女)さみしい 未練の雨です (女)ああ 貴方に 逢いたい (男)逢いたかったと ひとこと言えば (男)君は淋しく 笑うだけ (男)こんなに苦労を してたのか (男)顔のやつれに むらさきの (男)ネオン哀しい 水沢の夜 (男)連れて逃げれば よかったものを (男)無理に裂かれた 恋だった (男)かよわい女の 生き方を (男)聞けばこの身に つまされて (男)悔いがながれる 北上川よ (セリフ)(女)ごめんなさいね 貴方 (女)あの日 貴方と あの夜汽車に (女)とび乗っていたら (女)よわい女でした ごめんなさい (男)つつみこむよに 肩抱きよせりゃ (男)夢もあの日の 青葉町 (男)しあわせ これから 取りかえす (男)恋のふたりに しみじみと (男)霧が優しい 水沢の夜 |
小樽のめぐり逢い三條正人 | 三條正人 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 小樽運河に 和服がにあう 幸福でよかった こころのひとよ あの日ふたりが 愛した町を 君もたずねて 来たという ああ 向き合ういとしさ なみだの瞳 面影が重なる 小樽のめぐり逢い 雪のホームで 別れたあとは すれちがいばかりの 僕達だった 呼んで東京 呼ばれて小樽 ひとのさだめの いたずらか ああ 返らぬ月日はあまりに遠い 浮雲は流れる 北国めぐり逢い 拾いあつめた 想い出いくつ やりなおすことなど 出来ないけれど 凍れるような あの星空を 君ともう一度 見たかった ああ 旅路の汽笛が 時計の針が この胸を泣かせる 小樽のめぐり逢い |
他人妻三條正人 | 三條正人 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 悪いひとです 妻あるあなた こんな逢いびき 教えたあなた かくれ湯のやど 湯あがり酒を ふくめば燃える この胸よ わたし一夜の ああ他人妻 わざとひと汽車 遅れてついた 山の湯の町 はらはら紅葉 恋のさかずき 持つ手を濡らす 涙のわけは 聞かないで わたし せつない ああ他人妻 嘘で世間をあざむくよりも わかれられなく なるのが恐い 罪の重さを ふたりで分けて それでも愛して くれますか わたし あなたの ああ他人妻 |
ひとりの札幌三條正人 | 三條正人 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 運命という名の 別れがなけりゃ 私はあなたの 妻でした つらゝ斜めに 吹雪いて荒れて ひとりの札幌 泣いている 凍れる夜です あなたに逢いたい せつない契りを 交わした宿の 湯あがり化粧よ せせらぎよ 写真 いちまい はらりと落ちて なみだのむこうに ゆれる顔 もつれた恋です あなたに逢いたい 根雪がとければ 季節もかわる 冬枯れアカシヤ 花が咲く 出来ることなら 許されるなら ふたりの札幌 もう一度 こゝろの人です あなたに逢いたい |
小樽のひとよ里見浩太朗 | 里見浩太朗 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | 小杉仁三 | 逢いたい気持が ままならぬ 北国の街は つめたく遠い 粉雪まいちる 小樽の駅に ああひとり残して 来たけれど 忘れはしない 愛する人よ 二人で歩いた 塩谷(しおや)の浜辺 偲(しの)べば懐し 古代の文字よ 悲しい別れを ふたりで泣いた ああ白い小指の つめたさが この手の中に いまでも残る 小樽は寒かろ 東京も こんなにしばれる 星空だから 語り明かした 吹雪の夜を ああ思い出してる 僕だから かならずいくよ 待ってておくれ 待ってておくれ |
リラの駅佐藤省吾 | 佐藤省吾 | 円香乃 | 鶴岡雅義 | 伊戸のりお | リラの挿絵(さしえ)の 葉書(はがき)を胸に 北国行きの 汽車に乗る こんな僕を 今日まで信じ たった一人で 待っていた これで待つのは 最後だよ リラの駅まで 迎えに行くよ リラの切手に 消印ひとつ 「元気でいます」 青い文字 何も返事 やれないままで 涙ばかりさ やれたのは やっと淋しさ 分け合える 君の心に もうすぐ着くよ リラの咲く頃 迎えに行くと 季節はいくつ 過ぎたのか ガラス窓に 流れて消える 二人出逢った 北の街 遅くなったね 待たせたね 君が見えるよ 愛しい君が |
ロ・シェント佐藤省吾 | 佐藤省吾 | 円香乃 | 鶴岡雅義 | 伊戸のりお | 夜の赤坂 六本木 幸せそうな 二人連れ 誰も彼もが 見つめ合い 恋のドレスを ひるがえす ロ・シェント ロ・シェント 悔やんでも ロ・シェント ロ・シェント 遅すぎる ロ・シェント ロ・シェント こんなにも 愛していたのさ 君だけを… ネオンさざめく 歌舞伎町 二人通った カウンター 君が飲んでた バーボンの キープボトルが 残ってる ロ・シェント ロ・シェント 甘えてた ロ・シェント ロ・シェント 優しさに ロ・シェント ロ・シェント この想い 失くして初めて 気がついた… 一人彷徨(さまよ)う 西麻布 冷たい雨が 降ってきた 傘をさす気も しやしない 君を泣かせた 僕だから ロ・シェント ロ・シェント できるなら ロ・シェント ロ・シェント ただ一度 ロ・シェント ロ・シェント 心から あやまりたいのさ ただ君に… |
泣かせるぜ金児憲史 | 金児憲史 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | 池多孝春 | 離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ 貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ 帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ |
ひとりがつらいの大前あつみ&サザンクロス | 大前あつみ&サザンクロス | 長坂嘉明 | 鶴岡雅義 | 川端マモル | 恋と別れを くり返す女ほど ミエで飾った 淋しい 淋しいものなのよ そんな私を はげしい愛で 酔わせてしまう あなたが憎い 燃えて燃えて燃えて 燃えていたいのよ そうよひとりになるのが つらいから 夜が終われば 灰色の町なのね 知らん顔して あなたは あなたは帰るのね 帰したくない 離したくない 消えて浮かんだ さよならだけど 燃えて燃えて燃えて 燃えていたいのよ そうよひとりになるのが つらいから あなたに逢って すべてが変わったの 爪の先まで あなたの あなたの好みなの 胸のすきまを ほんの少しの 嘘でうずめた二人の夢に 燃えて燃えて燃えて 燃えていたいのよ そうよひとりになるのが つらいから |
信濃恋歌大木綾子 | 大木綾子 | 志賀大介 | 鶴岡雅義 | 庄司龍 | 湖水(みず)に根雪の 白い影 君の横顔 思い出す 帰らぬあの日を 秋桜(コスモス)と やさしく語る 道祖神(どうそじん) 信濃恋歌 風の詩(うた) わさび色した せせらぎに 君と浮かべた 木(こ)の葉舟 どこ迄流れて 行ったやら おもかげ煙る 高瀬川 信濃恋歌 風の詩(うた) 北アルプスの 嶺はるか 君を泣かせた あかね雲 あの日と変わらぬ 夕景色 ピッケル青い 山の駅 信濃恋歌 風の詩(うた) 王子祭りの 流鏑馬(やぶさめ)に 君は浴衣の 手を振った 夜空にいちばん 近い町 星かげ揺れる 塩の道 信濃恋歌 風の詩(うた) |
アカシヤの面影江本孟紀 | 江本孟紀 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | アカシヤは淋しい 女の花と 遠い空みて おまえは泣いた 抱きしめたこの手に 残るほのかな 温もりよ あゝ北国の おそい春 今年もおまえの 花が咲く 人の世のさだめに 訣れたけれど 愛しあってた 俺たち二人 アカシヤの面影 思い出すたび なつかしく あゝ紅うすい くちもとの かわいいホクロが 目に浮かぶ アカシヤの黄昏 小さな店に 待っていそうな 気がして歩く 幸福におまえを 俺もいまなら してやれる あゝ北国の 坂の街 今年もみじかい 春がゆく |
暖炉江本孟紀 | 江本孟紀 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | いま 外は白い粉雪 ただ燃えない暖炉に 膝を抱いて グラスの酒に 話かけてる この丸木小屋 ちいさなランプ 僕が茶色の コンテで書いた 君の似顔も そのままに 去年の冬が なつかしすぎて 胸も凍るよ 風 ガラス窓にさわげば またかすかな足音 聞いたようで 君かと思い 戸を開けてみる 身にしむ寒さ まぼろしばかり たしか君は 恥しそうに 僕をあなたと 呼んでいた どうして愛が こわれたのだろ 信じられない この揺り椅子で 毛糸をたぐり いつの間にか 子供のように 君は優しく ねむっていた 真冬の夜は 思い出だけが 積りつづける |
めぐり逢い江本孟紀 | 江本孟紀 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | すこし窶(やつ)れた 横顔が 女らしくて いとしいお前 めぐり逢えてよかった 涙はおふき 夜のクラブの 片すみは 二人だけの 二人だけの 愛の 素晴らしい出会いさ 僕も孤独に たえながら 生きてきたのさ 今日までひとり めぐり逢えてよかった なんにも言うな ぬれたその瞳を 見るだけで 僕にすがる 僕にすがる 愛の せつなさがわかるよ 青い灯影に 肩を抱き そっとあわせる グラスが二つ めぐり逢えてよかった 許しておくれ 二度とお前を 離さない 命かけて 命かけて 愛の 幸福を贈ろう |
二人の世界五木ひろし | 五木ひろし | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ 逢えば短かい 夜だから 何もいわずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよ |
櫻子磯野わたる | 磯野わたる | 篠原いさお | 鶴岡雅義 | 甲斐靖文 | 辛くはないかい 泣いてはないか 別れて気づかう もどかしさ ついてこいよと 言えない意地が ばかな男と 心が叱る ああ 櫻子 今ならできるさ 泣かせた数だけ しあわせに ぬくもりひとつも やれないままに 女のやさしさ 傷つける いつも男は わがままばかり 詫びてしまえば すむことなのに ああ 櫻子 今ならできるさ 悔やんだ数だけ しあわせに 桜の小枝の 一輪ざしが 今年も思い出 呼びおこす もしもひとりで ひとりでいたら 帰っておいでよ 甘えておくれ ああ 櫻子 今ならできるさ 淋しい数だけ しあわせに |
逢えるじゃないかまたあした石原裕次郎・川中美幸 | 石原裕次郎・川中美幸 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 夜風が二人を のぞいて行った 道の枯葉が 遠くで泣いた 「行かないで まだ行かないで」 あの娘の瞳も 泣いている並木道 「泣かないで 涙をおふき 逢えるじゃないか またあした」 夜更けの街角 二人のものさ 淡い灯影が 舗道を濡らす 「嬉しいの やさしく抱いて」 はじらうあの娘の 愛しいうしろかげ 「嬉しいさ この僕だって 逢えるじゃないか またあした」 眸(め)と眸(め)でささやく 二人のこころ なにもいわずに 歩いていたい 「帰らない 貴方(あなた)といたい」 甘えるそぶりが なんとなくかわいいぜ 「帰ろうよ 灯りも消えた 逢えるじゃないか またあした」 |
泣かせるぜ石原裕次郎・川中美幸 | 石原裕次郎・川中美幸 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ 貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ 帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ |
逢えるじゃないかまたあした 石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 夜風が二人を のぞいて行った 道の枯葉が 遠くで泣いた 「行かないで まだ行かないで」 あの娘の瞳も 泣いている 並木道 「泣かないで 涙をおふき 逢えるじゃないか またあした」 夜更けの街角 二人のものさ 淡い灯影が 舗道を濡らす 「嬉しいの やさしく抱いて」 はじらうあの娘の 愛しい うしろかげ 「嬉(いと)しいさ この僕だって 逢えるじゃないか またあした」 眸(め)と眸(め)でささやく 二人のこころ なにもいわずに 歩いていたい 「帰らない 貴方(あなた)といたい」 甘えるそぶりが なんとなく かわいいぜ 「帰ろうよ 灯りも消えた 逢えるじゃないか またあした」 |
青い滑走路 石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | あゝ白い翼が走る あゝ青い滑走路 俺をうらんで 旅発つお前 すがりつくよな まなざしを 抱いてもやれない 男のこの愛 辛いのさ 夜霧の空港 濡れてかすむよ あゝ窓に顔押しあてて あゝ泣いているのだろう 光るなみだの ランウエイライト うぶなお前の 幸福は 俺には無いのさ 異国の街で 見つけなよ つぶやく言葉が 霧にながれる あゝ遠い白夜の都 あゝ無事に着いてくれ 空に祈ろう お前の旅路 みれんごころの 尾を引いて 消えてく翼よ 二度とは逢えない さようなら 夜ふけの空港 俺もひとりさ |
小樽のひとよ 石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 逢いたい気持が ままならぬ 北国の街は つめたく遠い 粉雪まいちる 小樽の駅に ああひとり残して 来たけれど 忘れはしない 愛する人よ 二人で歩いた 塩谷の浜辺 偲べば懐かし 古代の文字よ 悲しい別れを ふたりで泣いた ああ 白い小指の つめたさが この手の中に いまでも残る 小樽は寒かろ 東京も こんなにしばれる 星空だから 語り明かした 吹雪の夜を ああ思い出してる 僕だから かならずゆくよ 待ってておくれ 待ってておくれ |
泣かせるぜ 石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | | 離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ 貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ 帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ |
涙はよせよ石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | (セリフ)涙はよせよ 二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ 泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ |
二人の世界 石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 鶴岡雅義 | | 君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳(め)が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ 僕の今夜の ネクタイを 嫉妬(や)いているのは おかしいぜ 君は可愛い 僕だけのものなのさ ギターが酔わせる ナイトクラブ 影も寄り添う 逢えば短かい 夜だから 何も云わずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよ |
夜霧の恋の物語石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | 別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく |