避暑地の恋チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 赤い屋根の時計台が 朝を告げて 光りの中に 愛の鐘が鳴る あなただけにめぐり逢えた幸福が 小さな胸に 愛の灯をともす そっと重ねた指に ああ ひとさし指に 恋の恋の始まりがある いつか結ばれるなら ああ 結ばれる日に もう一度 夢見る 赤い屋根の時計台が 朝を告げて 光りの中に 愛の鐘が鳴る 古くなった石の道を あなたと歩く 朝もやの中に鳥の声がする 二人だけの愛を誓う軽井沢で 小さな胸に 恋がこだまする そっと重ねた指に ああ ひとさし指に 恋の恋の 始まりがある いつか結ばれるなら ああ 結ばれる日に もう一度 夢見る 古くなった石の道を あなたと歩く 朝もやの中に 鳥の声がする ラララ… |
ひとつの道チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | この広い大空の下で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛は何よりも深く 虹のような 恋する気持を大切にしたい 今は…… ひとつの道を 二人で歩く 夜明けの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で この長い人生の中で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛に幸せをつめて 夢のような 恋する世界を大切にしたい 今は…… ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で |
美術館チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | いつもの小径を 歩いたの コートのえりを立て ただひとりだけ 想い出すわ 風の中で 涙の中で 愛がゆれて 恋がゆれて どこかに消えた いつもの海岸 あの人と 毎日通ったわ 日暮れの街を あなたは今頃 何してる 絵筆を握りしめ 暮しているの 想い出して 恋の終り 一年前の 愛がもえて 恋がもえて どこかに消えた 古びた街角 なつかしい ひとりで来てみたの 美術館 |
ペパーミント・キャンディーチェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 花もいっぱい 買いました 愛の言葉も 暗記した そしてルルル…… それから ペパーミント・キャンディーを ひと袋 いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの うまくあなたに 伝えたい そっと心を 知らせたい だからルルル…… おじさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね かりたレコード 持ちました 服もいつもと かえました だけどルルル…… だけども ペパーミント・キャンディーを ひと袋 いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの なにげないよな 顔をして かたくならずに しゃべりたい だからルルル…… おばさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの うまくあなたに 伝えたい そっと心を 知らせたい だからルルル…… おじさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね |
約束は心の中にチェリッシュ | チェリッシュ | 荒木とよひさ | 馬飼野俊一 | 若草恵 | 瞳を閉じて わたしが見えますか あなたのそばにいるときも 離れているときも しあわせは 半分だけでいい ふたつの心でわけあう 小さなものだから 愛は言葉じゃなくて いたわりあえること 生まれる前から きっと約束 人生は旅人 たとえ幾つになっても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら 瞳を閉じて あしたが見えますか 涙がたとえこぼれても ひとりでいるときも 悲しみは 心の友だち 笑顔で話してあげれば 仲良くなれるから 愛は思い出よりも 近くに見えるから 世界でひとつの きっと約束 人生は旅人 たとえ時代が過ぎても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら 人生は旅人 たとえ幾つになっても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら |
若草の髪かざり チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | あなたが髪に 結んでくれた 芽生えたばかりの 草の髪かざり やさしい春の ひざしの中で 私はあなたの 胸で夢みてる ほんの普段着の ウエディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり ひばりの歌が のどかにきこえ ふたりはいつしか そっとくちづける 緑がつづく 野原を歩く そよ風みたいに 甘くゆれながら 恋したひとと 結ばれるなら なにもいらない これでしあわせよ ほんの普段着の ウエディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり 小さな家が 谷間に見えて ふたりを迎える 鐘がなりひびく |
歌は、わたしの人生 <Remix>天童よしみ | 天童よしみ | たかたかし | 馬飼野俊一 | | 生まれたときから わたしには いつも歌があったわ 今日までわたしを強く ささえてくれた歌が…… 時にはこの世の北風に 凍えながらそれでも くじけず歌ってきたわ 心がのぞむままに 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける 泥んこ道でも かまわない そこに歌があるなら 涙にまけずに歌う 明日に愛をこめて…… 歌はわたしの祈り 魂の熱い叫び ひたすらに歌の道を わたしは歩きつづける 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける |
愛さずにいられない野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | だからもう つらい過去など いわないで うつむいたままで 暮して何になる 好きならば すべて投げ出し 来るがいい 傷ついた胸も いつかは いえるだろう たとえ誰が 指をさして 悪いうわさ たてていても 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 許してと君は いつでも いうけれど もう二度とそんな 言葉はやめてくれ 火のように燃えた くちづけ受けながら なぜそんな 暗い瞳をしてるんだ たとえどんな つらいことも 耐えて行くと 誓いあって 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を 君を愛さずに…いられない |
青い日曜日野口五郎 | 野口五郎 | 大日方俊子 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何もしたくない 淋しい日曜日 ギターも弾かない 歌もいらない ひとりの部屋で 壁を見つめて 泣きたいような ぼくだけれど きみは知らない こんなぼくを それがいちばん それがいちばん 悲しいの 何をすればいい ひとりの日曜日 電話も鳴らない 本も読めない 扉の鍵を そっとはずして 誰にも言わず 外へ出かけ バスに乗ったら 何処へ行こう きみをさがしに きみをさがしに 何処までも ラララ…ラララ… |
君が美しすぎて 野口五郎 | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君はこんな時 僕の近くに 現われたのか 睫を伏せて 何を待つの 背中を向けて 何をするの 何故君は こんなにも 僕の魂 苦しめるのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君は こんな時 僕の近くに 現われたのか 裸足になって どこへ行くの 鏡の中で 何を見るの 何故君は こんなにも 僕の祈りを うち砕くのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ |
告白野口五郎 | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何をためらうの 僕を前にして 愛のあやまちは 誰にもあることさ 細い指先を 胸におしあてて 君は眼を閉じて 僕に近づく 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう たとえそれで 傷ついても 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて 何をおそれるの 僕を前にして 愛は美しく 悲しいものなのさ 長い黒髪を そっと噛みしめて 君は泣いている 僕のかわりに 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう 人に悪く いわれようと 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて |
めぐり逢う青春野口五郎 | 野口五郎 | 大日方俊子 | 馬飼野俊一 | 新井英治・馬飼野俊一 | 愛は謎のように ぼくに問いかける 昨日の悲しみが 喜びに変るとき きみがはじめての 甘くいたむ心 何もためらわずに 幸せかみしめて 離さない 離したくない 今ぼくに訪ずれた 離さない 離したくない 涙ぐむ青春を 何故かわけも知らず 君に魅せられた 愛だと知ったんだ 涙を見せたその日 許しあえるなら 二人が歩く道 何が待っていても 怖れたりはしない 離さない 離したくない 今ぼくは追いかける 離さない 離したくない めぐり逢う青春を 離さない 離したくない 今ぼくは追いかける 離さない 離したくない めぐり逢う青春を |
三年ぶりの人だから原田悠里 | 原田悠里 | 麻こよみ | 馬飼野俊一 | | 酔ったふりして 寄り添えば 胸に広がる なつかしさ… 甘くせつなく ときめく心 三年ぶりの 人だから お酒をあなたに 注ぎ足して ともす女の 恋灯り 何度も手直し した化粧 今も綺麗(きれい)と 言われたい… 嬉し恥(はずか)し ときめく心 三年ぶりの 夜だから 話しは尽きない いつまでも 窓にこぼれる 街灯り 変わらぬあなたの 優しさが 指の先まで しみて行く… 甘くせつなく ときめく心 三年ぶりの 人だから 今夜はこのまま 帰らない ともる女の 夢灯り |
若草の髪かざりVanilla Mood | Vanilla Mood | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | あなたが髪に 結んでくれた 芽生えたばかりの 草の髪かざり やさしい春の ひざしの中で 私はあなたの 胸で夢みてる ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり ひばりの歌が のどかにきこえ ふたりはいつしか そっとくちづける 緑がつづく 野原を歩く そよ風みたいに 甘くゆれながら 恋したひとと 結ばれるなら なにもいらない これでしあわせよ ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり 小さな家が 谷間に見えて ふたりを迎える 鐘がなりひびく 注意:歌詞は原歌詞を掲載しております。 |
人生希望と辛抱だ細川たかし | 細川たかし | 大塚正士 | 馬飼野俊一 | | 泣きたい時もあったよな 楽しい時もあったよな 一に辛抱 二に辛抱 何が何でも勝つんだと おまえに苦労をかけたよな 今は仕事も快調さ 明日の希望はでっかいぜ ああ人生希望と辛抱だ 悲しい時もありました 苦しい時もありました 一に辛抱 二に辛抱 胸に希望の灯を燈し あなたを頼りに耐えてきた 今は幸福そのものよ 明日の希望が膨らむわ ああ人生希望と辛抱だ 体と体強く抱き 心と心重ね合い 一に辛抱 二に辛抱 二人で歩く人生さ お前も少しやつれたな 今は苦労も吹き飛んで 明日の希望が輝くよ ああ人生希望と辛抱だ ああ人生希望と辛抱だ |
フライト前川清 | 前川清 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | リムジンバスが 遠ざかる あなたを残して 街から このまま二人 つづけたら どちらも傷つく 気がして あゝ何も言わず あゝ逃げるような こんな別れ こんな別れ 女だから 悲しい 夜の空港 未知(みし)らぬ国へ ひとり 旅立つ 南の空へ 飛んで行く ひとりの時間が 悲しい 手を振る人の その中に あなたの姿を 探した あゝ好きなくせに あゝ逃げるような こんな女 こんな女 あなた早く 忘れて 夜の空港 未知らぬ国へ ひとり 旅立つ 夜の空港 未知らぬ国へ ひとり 旅立つ |
別れて生きる時も前川清 | 前川清 | 有馬三恵子 | 馬飼野俊一 | | いつとはなしの秋のように つらいさだめがしのび寄る日 泣きはしないと言いつつあふれた 君の涙を忘れはしない 罪は罪だと知って燃えた 熱い二人の恋だから 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ 黄昏 変る空のように とどめきれないしあわせ色 いつかかならずもどると誓えば 君は信じるふりしてくれた 思い思いに耐えた気持 他人(ひと)に言えない歳月(としつき)さ 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ ひとりひとりにかえるけれど 夢でいつでも逢えるから 別れ別れで生きる時も 愛が心の支えだよ |
一ぱいのお酒牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 最初の一ぱいは 私につがせて あなたを誰かに 盗られないうちに お酒の楽しさを ふりまく人だから グラスのまわりに 陽だまりができる すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最初の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように 最初の一ぱいは 私にかえして あなたの名残を 独り占めしたい お酒のせつなさを 知ってる人だから かくれてひそかに 傷ついているわ いつでもいいの 気が向いたとき 私の愛を たしかめにきて かたほうの手で くりかえし 私の眉に 触れてみて 最後の一ぱいは 私にのませて やさしいおやすみの 口づけがわりに すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最初の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように |
姿見牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 鏡に姿を うつしてみれば 不幸が着物を 着てるよう 涙にむせて 張り裂けそうな この胸この手で 押さえています 私どこから 間違えたのかしら 男と女の もつれた糸は 鋏(はさみ)でぷつりと 切りましょか できれば過去を 釦(ボタン)のように つけ替えられたら いいのでしょうが 私いつから 間違えたのかしら 躰が細ると 心もやせて 夢までちいさく しぼみそう しおれた花に 盛りの頃の 色艶(いろつや)問うのは 酷(むご)すぎますわ 私なにから 間違えたのかしら 私…… 間違えたのかしら |
一ぱいのお酒真咲よう子 | 真咲よう子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 渡辺博史 | 最初の一ぱいは 私につがせて あなたを誰かに 盗(と)られないうちに お酒の楽しさを ふりまく人だから グラスのまわりに 陽だまりができる すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように 最初の一ぱいは 私にかえして あなたの名残(なごり)を 独(ひと)り占(じ)めしたい お酒のせつなさを 知ってる人だから かくれてひそかに 傷ついているわ いつでもいいの 気が向いたとき 私の愛を たしかめにきて かたほうの手で くりかえし 私の眉に 触れてみて 最後の一ぱいは 私にのませて やさしいおやすみの 口づけがわりに すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように |
宿り木みたいな人だけど松原のぶえ | 松原のぶえ | いとう彩 | 馬飼野俊一 | 竜崎孝路 | 好きな人の 身代わりに 死ねるのかと 聞かれたら ハイと即座に 答えます あんな男で いいのです そんな男で いいのです 宿り木みたいな 人だけど 誰にもあれこれ 言わせない …惚れた男でございます 好きな人に 好きなこと させてあげる 喜びを やっとおぼえた わたしです こんな女で いいのです そんな女で いいのです 何度も停車は したけれど 終着駅で 待っていた …たった一人の男です あんな男で いいのです こんな女で いいのです 宿り木みたいな 人だけど ふたりは一緒に 枯れて行く …惚れた男でございます |
恋の手紙にルールはない松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | デイトの時間を決めるのは 電話のやつでいいけれど 恋の気持を言うのには 手紙でないと だめ 何度も笑顔がほしいなら 写真を見ればいいけれど 彼のやさしさ知るのには 手紙のほうが いい 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 デイトに私を運ぶのは 電車のやつでいいけれど 恋の心を乗せるのは 手紙のほうが いい 今日の二人の出来事は 日記に書けばいいけれど 彼の全てを解かるのは 手紙でないと だめ 恋の手紙にルールはない ひにく 押しつけ 涙っぽい 自分かってはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 |
ふたりの冬松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 雪がひと晩で草原に 真白なジュウタンしきました 小さな家は白い帽子を 木や草は白いコートをもらいました 冬の朝 雪の中で 私は想い出もらいました スキー しりもち 雪だるま 忘れたくはありません あなた憶えていますか 楽しい冬は 二人の冬でした 雪が降る日の草原は 真白な美しい物語 大きな丘の白いノートに 絵や線で白くきれいに書かれました 冬の朝 雪の中で 私は想い出読んでいます ダンロ コーヒー 笑い顔 忘れたりはしたくない あなた憶えていますか 静かな冬は 二人の冬でした あなた憶えていますか 静かな冬は 二人の冬でした |
ぼく松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | ぼく 高校の今二年生 オレンジがすきでスヌーピーがお気に入り ちょっとうるさいママの小言をとりのぞいたら わりに今豊かな気持なんだよ ぼく 勉強もまあ真面目だよ 議論なんかもたまにたたかわせるんだ 日曜日にはブーツカットのジーンズはいて 原宿や鎌倉なんかも行くよ 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ ぼく 恋人はまだいないけど 男のともだちわりに多いほうなんだ でも 今んとこぼくの気に入る人はいないよ 味のある男が理想なんだな ぼく 眠る前よく想うんだ ミレイユ・ダルクをまねたおしゃれをしたいな 今 大切にしてる詩集はいつか恋人 できた時何かの役に立つかな 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ |
ぼく松本ちえ子 | 松本ちえ子 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | ぼく 高校の今二年生 オレンジがすきでスヌーピーがお気に入り ちょっとうるさいママの小言をとりのぞいたら わりに今豊かな気持なんだよ ぼく 勉強もまあ真面目だよ 議論なんかもたまにたたかわせるんだ 日曜日にはブーツカットのジーンズはいて 原宿や鎌倉なんかも行くよ 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ ぼく 恋人はまだいないけど 男のともだちわりに多いほうなんだ でも 今んとこぼくの気に入る人はいないよ 味のある男が理想なんだな ぼく 眠る前よく想うんだ ミレイユ・ダルクをまねたおしゃれをしたいな 今 大切にしてる詩集はいつか恋人 できた時何かの役に立つかな 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ 結婚と恋愛 別だけど いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それが ぼくの夢なんだ |
ふねがゆく水木一郎 | 水木一郎 | 伊藤アキラ | 馬飼野俊一 | | おおきなうみを ふねがゆく みなとにつくのは いつでしょう せかいをいっしゅう ごうかきゃくせん さかなをさがして トロールぎょせん あらしにまけない じゅんしせん 4ほんマストの はんせん にほんまる カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく みさきをまわる ふねがゆく ヨットがてをふり すれちがう からだをうかせて ホーバークラフト ジェットのちからで すいちゅうよくせん ひともくるまも カーフェリー しぶきをつっきる モーターボート カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく みなとをでるふね はいるふね いろいろしごとで いそがしい みなとのそうじ しゅんせつせん かじがおきたら しょうぼうせん にもつのもちあげ クレーンせん けしきをながめる ゆうらんせん カモメがみてる かぜがみてる なみをのりこえ ふねがゆく |
来た道・寄り道・帰り道三田明 | 三田明 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 降りしきる雨で 坂道は滑る はねかえる小石が せせらぎに落ちる 送らないと言いつつ 肩を寄せて歩く 少しやせたような 姿が気にかかる 人眼(ひとめ)につくから 抱いてやれないが まだ帰したくない 降り続く雨が 足元を濡らす 振り向いて見交わす 眼尻(まなじり)が赤い 急がなくていいわと 街の灯り見てる どこかすねたような 仕草が愛(いと)おしい 寄り道ついでに お茶をすすろうか まだ帰したくない 降り止まぬ雨が 来た道を隠す 吹きかけた吐息が 耳元にからむ ここで別れましょうと 冷えた足を止める 何を言えばいいのか 言葉が浮かばない 明日も逢えると 知っているけれど まだ帰したくない |
青春三山ひろし | 三山ひろし | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 紺色スカート 翻(ひるがえ)しながら 「またね」と手を振る 君に恋した日々 気持ちを伝えて 見事にフラレて 君は言わなかった 手を振らなかった 逢いたいな 元気かな 君は初恋 遠く近く 夢ン中 わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 水割り二杯で 今なら言えそう ズルい恋だから 酒のせいにできる 素直になれない 傷つかないように 人は青春を こうして穢す 夢だとか 愛だとか わすれたふりで 笑うことも 下手になる 笑おうか 笑えばいい 今を笑おう あの日君に 恋をしたみたいに 逢いたいな 元気かな 君は初恋 遠く近く 夢ン中 わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 |
旅路のはてに森進一 | 森進一 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 人の妻だと 噂にきいて 風の行方を たずねてみたが 水辺に映る 男がひとり 過去の貴女の 面影を 探し求めて 傷ついて 松江を歩く 旅のひと 別れいろした 夕日が沈む 松江大橋 行き交う人に どこか似ている 女がひとり 何時かかわした 約束も 湖の灯りが 消してゆく 松江に泣いた 旅のひと お伽話に 出てくるような 街を見下ろす 千鳥ヶ城を 何処かで見てる 貴女の素顔 明日は上りの 汽車に乗る 恋の運命と 知りながら 松江をすてた 旅のひと |
引越し森進一 | 森進一 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | またひとりになりました 何度目でしょうか 引越し荷物もそのままで 窓辺で紅茶を飲んでます 恋が終ったその後は 同じ部屋には住めないくせが 今ものこっているのです 私は駄目な女です またひとりになりました 何度目でしょうか 想い出のこった品物が 段々少なくなってます 恋はここらでやめにして そっといようと考えるけど それもいつしか忘れます 私は駄目な女です それもいつしか忘れます 私は駄目な女です |
想い出の散歩道矢野顕子+TIN PAN | 矢野顕子+TIN PAN | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 拳にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色よ |
古い珈琲屋山口ひろみ | 山口ひろみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 森脇哲 | 私に似ている女(ひと)が 描かれた絵が 港の近くの古い店に あるときいた それは幸せな昔 たった一枚だけど あなたが私を描いて くれたもの 私と暮らしたあの日 小さな部屋 初めてあなたが描いてくれた ものでしょうか 私が描かれた女(ひと)は 笑顔のまま カフィーの香りの匂う店で 暮らしていた あの日描きかけのこの絵 たった一枚だけを あなたは大事にかかえ 部屋を出た 私はこうして 今もみつめている 別れの理由(わけ)すら告げずに去った 人の事を |
恋のニュース山口百恵 | 山口百恵 | 安井かずみ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 今、知ったの 友達から 今、聞いたのうれしいことを あの人から 誘われたの 夢がついに叶う スキップしたくてララ、風吹く街を 何を見ても素敵 まるで別の世界 生きているわ わたし― 今、胸に虹がかゝる 今、空を飛べるみたいよ あの人から 「好きだ」なんて 片想いじゃないの 思わず歌えばララ、並木の道を 何を見てもきれい 生まれたての気持 生きているわ わたし― 何を見てもきれい 生まれたての気持 生きているわ わたし― |
秘密をもった少女山口百恵 | 山口百恵 | 安井かずみ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 月の明りに そっとかくした わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことよ 忘れな草を はさんでめくる わたしだけの 小さな歴史 日記のページに あふれる想いが そっと 大人になるの 誰にも 知られないで あの人のやさしさに いつも 守られながら 月の明りに 指をかざして 願うことは この愛から わたしを 迷子に させないで おねがい そっと 大人になるの 一すじの涙から あの人をみつめると 好きなことが わかるの 月の明りに 映し出された わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことだけ |
放課後山口百恵 | 山口百恵 | 有馬三恵子 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 芝生には 夕暮れ 図書館も おしまい 制服を ぬいだら 私 鳥のように 自由なの つばさひろげ 窓をぬけて 飛んでしまう心があるの 私にしろ もてあますわ こんな羽ばたく 胸のそのわけ 友だちと ここまで 街かどの ざわめき 誰からも ときはなされて ひとり前の 大人なの あれもこれも 刺激される 待ちきれない心があるの 私にしろ もてあますわ あてなくもえてる 胸のそのわけ |
ひとりで泣くなよ山本譲二 | 山本譲二 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 酒に酔ったら 思い出すだろ 昔別れた 人の事 夢も男も 捨てた分だけ そうさ 淋しい夜がある ひとりで泣くなよ ひとりで泣くな 俺が 今夜は いるじゃないか 男だったら 女だったら そんな呟き 夜の街 誰も人生 思いどうりに そうさ ならない時がある ひとりで泣くなよ ひとりで泣くな 俺も 淋しく なるじゃないか どこか似ている 人に会ったら 過去を忘れて ついてゆけ 傷をかくして 生きるやつには そうさ 一緒の夢がある ひとりで泣くなよ ひとりで泣くな いつか 倖せ 来るじゃないか |
愛の方舟山本リンダ | 山本リンダ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | なにげなく見送る 海辺の黄昏(たそがれ)も セピア色に染まる カモメも絵の中 きょうという日は帰らぬ 流れ星ね 人はこの世をさすらう 時空(じくう)の旅人 永遠(えいえん)の生命(いのち)が あるなら なにも こわくはないけど あなたしか 見えない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… なにげなく見上げる 夜空の彼方にも かぞえきれぬ数の よろこび哀(かな)しみ あすという日の扉(とびら)を あけるために 人は出逢いと青空 信じて旅する 永遠(えいえん)の生命(いのち)を 紡(つむ)いで 絆(きずな) 結んでください あなたしか いらない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりはとこしえ 方舟(はこぶね)にのって 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… |