谷村新司作曲の歌詞一覧リスト  466曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
カノン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治嗚呼 時を越え 巡る響きよ それは いにしえの 人の歌声  姿かたちに 託した思い 耳を澄ませば ココロに聴こえてくる  嗚呼 夢から覚めて さまよう現世(うつしよ)に 色(しき)はただ移ろいと 聞こえてきました  嗚呼 風も 月も 花も 嵐も 超えて カノンはマコト伝える  姿かたちに 密(ひそ)めた願い 瞳閉じれば ココロに聴こえてくる  嗚呼 夢から覚めて さまよう現世(うつしよ)に 四季はただ 移ろいと 聞こえてきました  嗚呼 夢は儚く されど 光になる 現世(うつしよ)はただ1つの 命の学(まな)び舎(や)  嗚呼 夢は儚く されど 光になる 現世(うつしよ)はただ1つの 道への階(きざはし)
爛慢松坂慶子松坂慶子谷村新司谷村新司花桜花薄紅の 一刻の夢に賭ける花 儚きゆえに涙さそえど 人の心知るや知らず ただひらすらに散る  狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして  鳴呼欄漫の花の下 絹の心に雨ぞ降る 濡れて歩めば爪の先まで 花冷えの心悲しく涙流るる  狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして  狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして
昴~すばる~美空ひばり美空ひばり谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて 目を開ければ 荒野に向かう 道より 他に見える ものはなし 嗚々 砕け散る宿命(さだめ)の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば 胸の中 凩は 吠き続ける されど 我が胸は熱く 夢を追い 続けるなり 嗚々 さんざめく名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚々 いつの日か誰かがこの道を 嗚々 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
わかれの詩谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司妹尾武初恋 親友 文化祭 放課後 いわし雲 卒業式 制服 絶交 ブラスバンド 約束 クリスマス 駅のホーム  今の私の箱につめた きっと消えないものばかり 静かに流れる ショパンの調べ 部屋の整理を 終えた淋しさ 明日私は 嫁いで行きます  目覚まし トースト 改札口 ブランコ 風鈴 花火の色 Tシャツ 踏み切り 家族の顔 坂道 日記帳 一人の旅  今の私の箱につめた きっと消えないものばかり 静かに流れるショパンの調べ 紅茶ひと口 涙溢れる 明日私は 嫁いで行きます  今まで私を包んでくれた すべてに感謝します さようならは言いません ただひとことだけ 行ってきます みんな 元気で  今の私の箱につめた きっと消えないものばかり 静かに流れる ショパンの調べ 本の栞に 感謝を込めて 明日私は 嫁いで行きます  初恋 親友 文化祭 放課後 いわし雲 卒業式 制服 絶交 ブラスバンド 約束 クリスマス 駅のホーム 目覚まし トースト 改札口 ブランコ 風鈴 花火の色 Tシャツ 踏み切り 家族の顔 坂道 日記帳 一人の旅
River of Life谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治河を見つめて 見つめられて 人を見つめて 見つめられて 花を浮かべて ほほえむように 星に命を 戻せるように  時を流れに 溺れぬように 水に生かされ 大地に生きる  深い河は 静かに流れて 時の歩みに 呼吸をあわせて 光を集め 輝きながら 天の川へと 流れはじめる  父のココロを 縦糸として 母のイノチを 横糸にして 織り上げられた 人は小さな 希望伝える 明日への翼  時の流れに 命あずけて 水に生かされ 大地に生きる  深い河は 静かに流れて 時の歩みに 呼吸をあわせて 命はやがて 光にかわり 天の川へと 流れはじめる  時の流れに 命あずけて 水に生かされ 大地に生きる  深い河は 静かに流れて 時の歩みに 呼吸をあわせて 命はやがて 光にかわり 天の川へと 流れはじめる  命はやがて 光にかわり 天の川へと 流れはじめる
ミクロのテーマ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap  にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない  逢いたい時にはいつだって 思い出してくれ どんなに離れていても かまわない 逢いたい時にはいつだって 僕がいるからね 思い出したらいつだって そばにいるよ  泣いたりしたことや 笑ったりしたことは 心の箱の中つまってる さあ開けよう 開けよう  Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない  この世に生まれてきたことが 奇跡なんだよね ミクロの確率さえも越えてきた この世に生まれてきたことが すべての始まり 「ありがとう」の笑顔だけは 失くさないで  泣いたりしたことや 笑ったりしたことは 心の箱の中つまってる さあ開けよう 開けよう  にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない にげない あきらめない とらわれない ごまかさない ひらきなおらない Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap Raise your hands and clap
谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治汽車の窓辺に 寄り添う人を 遠くから見つめてる 声もかけないまま 張り裂ける胸 抱きしめながら 死ぬことの代わりにも 人は旅をする  永遠に 散ることない 花を 人は 愛してくれるでしょうか やさしい雨に打たれて落ちる 儚さ故 人は 愛するのでしょう  惜別の 時心静かに 振り返るその肩に やさしい春の雨 ほほを流れる 涙こらえず 思い出の尽きるまで 佇めばいい  永遠に 散ることない 花を 人は 愛してくれるでしょうか やさしい雨に打たれて落ちる 儚さ故 人は 愛するのでしょう  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る
旗を立てる谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治We can say yes ココロひらいて We can say yes 走れ 今  待つのはもう 止めよう 叫び始めよう 長くとざした 言葉を 開いたココロから 思いが溢れる 涙を笑顔に 変えよう  流れる水は イシを巻き上げ その力は 壁をくずし 希望に変わる  We can say yes ココロひらいて We can say yes 走れ 今  ソラを超えて響け まだ見ぬ明日へ 風を起こして 歌おう 開いたココロから 命が溢れる 涙を笑顔に 変えよう  旗を立てよう ひるがえる旗を その力は 壁をくずし 希望に変わる  We can say yes ココロひらいて We can say yes 走れ 今
Heart in Heart谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治愛をさがしてたんだ 夜明け前の街角で ひとりきり 空を見上げてた 夢をさがしてたんだ 人の海に溺れて ひとりきり 歌をさがしてた  ビルのすき間から 太陽が少し見えた 見慣れた影の 君がそこにいた  I wanna say Heart in Heart 理屈じゃなく 感じるそれだけで 笑顔に変わる Heart in Heart 今ここから 何かを始めよう 君と so Heart in Heart  器用になれなくて うつむいてた毎日 ひとりきり ギター弾いていた 音をさがしてたんだ ココロをひらく音を ひとりきり 歌と話してた  真昼の坂道 ゆっくりと歩き出そう 生まれた歌を 君に伝えよう  I wanna say Heart in Heart 理屈じゃなく 感じるそれだけで 笑顔に変わる Heart in Heart 今ここから 何かを始めよう 君と so Heart in Heart
睡蓮谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司妹尾武睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす  胸に手をあてて 鼓動を聞いてる それは強く儚い 命のリズム  睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす  生きてゆくことは 死へと向うこと そして矛盾とともに 心開く  睡蓮の花ひらく 月の光を浴びて 無常の風の中で 命ただ咲かす  睡蓮の花ひらく 静かにただひらく 睡蓮の花うたう 月の夜に うたう
さくら谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治泣きぬれた星の夜も 夕暮れの坂道も 夢破れ歩く町も みんな消えて  気が付けば またここにいる 想い出のこの場所 あの人と見上げていた 一面の薄紅色  さくらはまた 今年も咲いた 人の痛みを包み込むように さくらはただ 咲く為に散る ただ咲く為に風に散る  生きてゆく意味教えて 誰かを教えてほしい さよならが人生なら 私は何  気が付けば またここにいる 想い出のこの場所 あの人と見上げていた 一面の薄紅色 さくらはまた 今年も咲いた 人の痛みを包み込むように さくらはただ 咲く為に散る ただ咲く為に風に散る  さくらさくら 無常の道に 風を抱きしめひたすら揺れる さくらさくら 香りと色を 空に残して風に散る
ココロツタエ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司千住明月は西の空に 星達は目醒める おだやかな眠りの後に 美しい夜明けを待つ 人はゆらぎの中 ただようその意味は 不確かなアイを伝える 言の葉を持つゆえに  嗚呼 生まれ 生きて 生かされて伝える 人は小さく されども熱き 命を歌う旅人 ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遥かな道になる  木々は緑の中 朝靄に包まれ 鳥達は翼休めて 渡る時の風を待つ 人はゆらぎの中 とまどうその意味は ささやかな歓び忘れ 走り続けるゆえに  嗚呼 生まれ 生きて 生かされて伝える 人は小さく されども熱き 命を歌う旅人 ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遥かな道になる  ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遥かな道になる  風に運ばれ海を越え 遥かな道になる
オリオン13谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治渦巻く星空を 両手で抱きしめたら 気づきはじめる 秘密の鍵に 13の扉は ココロが知っている 笑顔とともに ひらきはじめる  水の星に生まれ 火を見付けた僕等 土を踏みしめ 風をつかもう  オリオンにとどけと 響く歌はやがて 光になり 倍音になる オリオンにとどけと 響く歌はやがて ソラを突き抜け 闇を切り裂く 光にかわる  不思議なものはない 時間を解き放てば 気づきはじめる 秘密の鍵に 13の扉は 星達の音の色 身体の中に 息づいている  瞳は知っている 虹が丸いことを 7つの色は 扉を開く  オリオンにとどけと 響く歌はやがて 光になり 倍音になる オリオンにとどけと 響く歌はやがて ソラを突き抜け 闇を切り裂く 光にかわる  オリオンにとどけと 響く歌はやがて 光になり 倍音になる オリオンにとどけと 響く歌はやがて ソラを突き抜け 闇を切り裂く 光にかわる
イリス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治アイを忘れて さまよう街 アイを忘れて さまよう心 アイを失くして ながす涙 アイを失くして ふるえる心  Once in my life Once in my life 変わらない何か ずっと捜してる  まばたきのように 時は行く 僕を置き去りにして まばたきの裏に 残るアイ さかさまに映る イリス  アイを開いて みつめる街 アイを開いて うなずく心 アイを感じて ながす涙 アイを感じて ふるえる心  Once in my life Once in my life 変わらない何か ずっと捜してる  風のない丘に 咲く彩目 ゲーテの女神は 虹 青から赤へと つなぐアイ さかさまに映る イリス  Once in my life Once in my life 変わらない何か ずっと捜してる  夜明けと夕暮れに 響く鐘 目覚める 鏡の中 青から赤へと つなぐアイ 紫にゆれる イリス
いい日旅立ち中森明菜中森明菜谷村新司谷村新司上杉洋史雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青いすすきの小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
雨やどり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司駅前の本屋の前で君はバスを待って雨やどり 花のようなやさしさはまるで幼い時のまま 変ってないようにみえたけど 町の噂では叶わぬ恋をしてたと  君の前をタクシーが泥をはねて通りすぎる 君は傘を降ろして作り笑顔でうつむいた  何気ない顔で俺は君の前をぬけた  バス停のすぐ前の小さな店で俺はコーヒー 窓際をそっとさけてわざと奥へと逃げ込んだ こんな気持ちで時が過ぎ 悔やみ続けるのは今ででもう沢山  火をつけた煙草さへ小さくふるえて止まらない 押さえられない胸で窓の外に目をやれば  あがりかけた雨の中君はもういない  部屋に帰ってしょんぼりひとり聞くビートルズ ひとり聞くビートルズ
陽はまた昇るアリスアリス谷村新司谷村新司夢を削りながら 年老いてゆくことに 気が付いた時 はじめて気付く空の青さに あの人に教えられた 無言のやさしさに 今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜  陽はまた昇る どんな人の心にも あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと  冬晴れの空 流れる煙 風は北風 鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ 息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外 もしかして言わなければ 別離ずにすむものを それでも明日の貴方の為に あえて言おう「さよなら」と  陽はまた昇る どんな人の心にも あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと  春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す  陽はまた昇る どんな人の心にも あゝ 生きてるとは 燃えながら暮すこと  春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 春まだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
Wild Wind−野生の疾風−アリスアリス谷村新司谷村新司墓場に向う獣よ 悔いはないか それを運命とあきらめるか Do it now Wow Wa- Do it now Wow Wa- 最後のチャンスに賭けてみろ  叫べ! hey hey hey 叫べ! hey hey hey 叫べ!  臆病すぎた獣よ 爪を磨け 翼拡げて 舞い上がれ 今 Do it now Wow Wa- Do it now Wow Wa- 野性の嵐が吹く如く 叫べ! hey hey hey 叫べ! hey hey hey 叫べ!(all right now)  黄色くかすむ地平はいつも見ていた 人間達の身勝手なゲームを Do it now Wow Wa- Do it now Wow Wa- 銃にはその牙で挑みかかれ 走れ! hey hey hey 走れ! hey hey hey 走れ!
未青年アリスアリス谷村新司谷村新司二十歳にならねば 許されない 恋とはそんなに難しいか  二十歳になるまで 待てるならば 誰がこんなに生き急ぐ  息がきれるほど 駈けてみろ 胸が裂けるほど 泣いてみろ  それでも 心が 寂しいのは 過ぎゆく若さのせいじゃない  二十歳を過ぎれば 少しずつ 笑顔と涙を忘れかけ  二十歳を過ぎれば それだけで 哀しい目をした人になる  息がきれるほど 駈けてみろ 胸が裂けるほど 泣いてみろ  それでも 心が 寂しいのは 過ぎゆく若さのせいじゃない  息がきれるほど 駈けてみて 胸が裂けるほど 泣いてみた  それでも 心が 寂しいのは 過ぎゆく若さのせいじゃない
冬の嵐アリスアリス谷村新司谷村新司キラめくライトの中で ほほえんで 夢をふりまいてる つもりだった 私 昨日まで確かに すべてのものは 私のまわりを まわっていた だけど今は どうだろう しらけきった客達のざわめきの中で 流れる汗の冷たさに 凍える体を うけとめてくれる人も 私にはもういない  The End The end of my life The End The end of my life  遠ざかるざわめきが 外は冬の嵐  鳴りやまない拍手の中で 手をあげて 人生の楽しさ 歌ってた 私 昨日まで確かに すべてのものは 私のまわりを まわっていた だけどそれは 悲しい錯覚 新しい星達の歌声のかげに 埋もれて 消えてゆくもの ただそれだけのこと 口紅も似合わないと 鏡に知らされた  The End The end of my life The End The end of my life…
つむじ風アリスアリス谷村新司谷村新司駆けてこい そしてひざまづけ 誘惑に濡れた口びるを 受けとめてあげる 今夜だけ  抱きしめて二人 溶けてゆく やがては 落ちてゆくのなら 受け止めてあげる 今夜こそ  自分の影がみえるなら 熱い心で立ちむかえ さあ恐れるな 取りもどせ命を  駆けてゆけ 暗闇へ ふるえるその手を握りしめ 吹き抜けろ 赤いつむじ風  人並に生きる つもりなら そんなに苦しむこともない 引き返すならば 今夜だけ  情熱を秘めた叫びなら 心の底に燃えたぎる 炎をみせろ 今夜こそ  自分の影が みえるなら 熱い心で 立ちむかえ さあ恐れるな 取りもどせ命を  駆けてゆけ 暗闇へ ふるえるその手を握りしめ 吹き抜けろ 赤いつむじ風
血の絆アリスアリス谷村新司谷村新司色あせたアルバムの 中で微笑む母と子の 永遠に変わらぬ愛だけが この世の中でただ一つ 確かめないで時が過ぎても 互いに呼びあう血と血の絆  都会はいつの日にも 作り笑顔でいるようで うつむき歩く若者に 憎しみだけを残してゆく 帰れ今すぐあの人の胸に 人の心を失くさぬうちに  戦いに疲れたら いつか必ず逃げてゆく  唄えなくて年老いて いつか私もを出る その時はこの世にいない貴方を 心のどこかで呼ばせて下さい その時はこの世にいない貴方を 心のどこかで呼ばせて下さい
フィーネアリスアリス谷村新司谷村新司肩が寒くて一人ではいられない 話し相手は誰でも良かったけれど かけなれたダイヤル回しても 虚しいコールが響くだけ 出来ることなら今すぐに 電話のむこうでたった一言 これが最後の貴方への無理だから 少しは叶えて下さいな  夜が恐くて一人では眠れない 学生時代は恐ろしいものもなく こんな明日があるなんて 人生なんてわからない 遠ざかる意識のその中に 悔しいけれどもいるのは貴方 忘れかけてたあの時のぬくもりを 少しは私に下さいな  どんな明日があるのやら 人生なんてわからない 遠ざかる意識のその中で それでも私は笑っていたい 電話のベルは貴方を呼びつづける そっとつぶやく夢をありがとう
甘い夢アリスアリス谷村新司谷村新司学生時代の甘い夢の数々 綺麗ごとだけの恋愛遊び 今めくるアルバムに淋しい微笑 別れた人だけが優しくよみがえる 本を抱えて突然あらわれた 長いまつげの君だった17才の……  通学電車のこみあう人の中 気づかぬ間に誰かをさがし 声もかけず遠く離れて 見ていたあの頃 もどれるものならば帰れるものならば 叶うことのない誓いをかわした 若いというだけそれだけのそれだけの頃  学生時代は夢のように過ぎて 人の心は変ることを知り いつも来た喫茶店の窓辺にもたれて 少し伸びたひげにそっと手をやれば なぜだかコーヒーがゆれながらぼやけて 大人になったことがただ淋しくて
やさしさに包まれてアリスアリス谷村新司谷村新司ああ あなただけを心に描いて ああ 生きてゆこう この人生を 大人げない人たちに 傷つけられても あなたのやさしさに包まれていれば それでいい  ああ あなただけを心に描いて ああ 生きてゆこう この人生を 青春の光の中で かけぬけたときを あなたのやさしさに包まれていて しあわせ  あなたのやさしさに包まれていれば それでいい
ポイント・アフターの夜アリスアリス谷村新司谷村新司燃えるように赤いハイビスカスの花 砂浜を染めて闇に沈む頃  Let's Could Dancing Point After Let's Could Dancing Point After  リズムに合わせて腰をくねらせて 最後の夜を二人のために ほろ酔い機嫌の陽に焼けた肌 今夜は死ぬまで Dancing through the night  恥ずかしがらずにその顔を上げて わずか三日の恋人同志 明日になれば海をへだてて 二度と会えないさ Dancing through the night  潮の香りを髪になびかせて 笑った君を忘れはしない 真っ赤に燃えてる南十字星 今夜は死ぬまで Dancing through the night  Let's Could Dancing Point After Let's Could Dancing Point After ……
シベリア悲話アリスアリス谷村新司谷村新司年老いた明日なき旅人 オホーツクの海の青さに 昨日までの夢を見る 色あせたコートの襟たて みしらぬ町角  ふりかえることは生きること 思い出が生きてるしるし シベリアの風の冷たさに ふきかける息の白さ あてもなく遠く見つめ ふと微笑うかべる  故郷をはなれ時が過ぎ 強かった父はもう白髪 オホーツクの海の青さを あなたにも見せたかった 今日までのわがままを 許してくれるだろうか  冬空に一羽さまよう 帰れない渡り鳥に似て シベリアの風の冷たさに 力つき翼おれて 朽ち果てる荒野にさえも 一輪の花は咲く
彷徨アリスアリス谷村新司谷村新司笑う力もなくうちひしがれた 切ない心 誰に告げようか 季節を運び去る風よどうか教えて いとしいあの娘は見知らぬ空の下  誇りも見栄もすてさまよい歩く 勇気があれば故郷をすてて 荒野をめざせ若者よ悲しいだろうが いつの日か父、母を許してくれるだろう  季節を運び去る風よどうか教えて いとしいあの娘は見知らぬ空の下
かもめアリスアリス谷村新司谷村新司ほんとにそうなら 許してあげたい わずか一度の きまぐれだもの 冷たいシーツの あなたの匂い 長い髪の毛 机の上に  ほんとにそうなら 許してあげたい 一人暮らしの かもめのように かけたグラスと この吸いがらに あなたは何を 話してた  あなたと過ごした一年は 傷ついた心の足跡  ほんとにそうなら 許してあげたい 今は誰かに だかれていても 心であなたを 許してるのに 言葉は何故か 許せない  あなたと過ごした一年は 傷ついた心の足跡
青春の影アリスアリス谷村新司谷村新司風をひきずり今日もまた くねった路地をくぐりぬけ 路面電車の駅のそば いつもの店のカウンター ああ知らぬまに時はすぎ 君の顔さえ忘れそう いつの日からか憧れた 君と腕くみ歩くのを  今日で終わりと言った君 あの淋しげなまなざしが 心の糸をたぐるのさ カラカラカラと音をたて ああ知らぬまに時はすぎ 君の顔さえ忘れそう いつの日からか憧れた 君と腕くみ歩くのを  周りの人は変らずに 楽しげにコーヒーを飲んでいる  あせた畳の上にさえ 君の匂いがしみている 悔みつづけていることが 青春のしるしだなんて  ああ知らぬまに時はすぎ 君の顔さえ忘れそう いつの日からか憧れた 君と腕くみ歩くのを  周りの人は変らずに 楽しげにコーヒーを飲んでいる  ああ知らぬまに時はすぎ 君の顔さえ忘れそう いつの日からか憧れた 君と腕くみ歩くのを
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おまえアリスアリス谷村新司谷村新司木目の家具を探そうネ 好みのあったコーヒー・カップ 明るいブルーにきめよう うれしそうに君はまた 僕を横目でみつめてる そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ  やや小さめのエクレアと アップル・パイを買いました 24歳の男が お菓子の箱を持てたのも きっと誰かのおかげだよ そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ  結婚式の約束も まだはっきりとしちゃいない もちろん家もないけど 夢はいつでも大きいと 僕の背中で笑ってた そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
散りゆく花アリスアリス谷村新司谷村新司散りゆく花の姿に足を止め昔を偲ぶ 今にも泣き出しそうな惜春の雨の中で 疲れたのさ一人の旅に 帰る燕は見上げる空に高く  恋しい人の姿を花影の中に捜す 燃ゆる想いでを秘めてなつかしい 道を急ぐ 疲れたのさ一人の旅に 水は流れて落とした夢を消すの ララ………  人は誰も旅人のように さまよいながら傷つきながら生きる ララ………
アリスアリス谷村新司谷村新司冬枯れの部屋には灰皿ひとつ 心の窓辺には白い雪 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が枯れるまで  昨日あなたはこの部屋で 結婚しようといったっけ 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が決まるまで  俺は浮気な放浪者 あなたはきれいな女神だよ 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心を飛ばすまで  空に舞う雪 積もる雪 あなたと俺は違う雪 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が凍てるまで
さよなら昨日までの悲しい思い出アリスアリス谷村新司谷村新司さよなら昨日までの悲しい思い出 さよなら昨日までの悲しい思い出 笑ってごらん 子供のように 泣いていたって しかたがないさ  さよなら昨日までの悲しい思い出 さよなら昨日までの悲しい思い出 歩いてごらん 自分の道へ 悩んでいたって しかたがないさ  さよなら昨日までの悲しい思い出 さよなら昨日までの悲しい思い出 教えてあげよう ほほえみを なくしてあげよう 苦しみを  さよなら昨日までの悲しい思い出 さよなら昨日までの悲しい思い出 なくしてあげよう その悲しみを そっとあげよう くちづけを さよなら昨日までの悲しい思い出 さよなら昨日までの悲しい思い出…
引き潮アリスアリス谷村新司谷村新司むなしい夢とは知っていながら あきらめきれずに 暮らし続けた年月は ただ甘えていただけ 遅すぎた言葉も今なら言えるのに 寄せては返す波 遠く遠く  思えば小さな見栄と誇りが 男と女を結ぶ最後のまごころも 通わなくしてしまう 忘られぬ思いこの海に叫んでも 答えてくれる人はいない いない  今では笑える昔話も 互いに出来ずに 追えば遠くに逃げてゆく そんな男と女 そんな男と女
ハーバー・ライトアリスアリス谷村新司谷村新司ともりはじめた ガス灯の かげにみえたり かくれたり  黒いコートの男が ひとり  メリケン波止場を 離れた船が 霧にゆれてる ふたつ みつ  チャイナ・タウンは 坂道の 小雨に濡れた 丘の上  花に埋もれた異人の町に  鐘のひびきが 小さな街の 霧を包んで ふたつ みつ  ダニー・ボーイよ 金門橋よ 涙流せる ブルースよ  忘れられない 思い出よ  変わることなく 生きていてくれ 霧にうもれた シスコの街よ
春雷のあとでアリスアリス谷村新司谷村新司時は五月 花咲く街角 浮かれて流れる 車の河 夏を告げる 気まぐれ五月雨 急ぎ足人は雨を避けながら 稲妻駆け抜ける 夕暮れの空に 耳をふさいだ 貴方の肩越しに 濡れた指先 手に露草 時は五月 夏はすぐそこに  時は九月 色づく街角 冬の訪れ知らせる風たち いつだって貴方は何も話してくれないまま 私を置き去りに歩き始めてゆく 何かを求めゆく終りへの旅は それに気付いていた本当よ私は 悲しいくらいにやさしいはずの貴方 時は九月 いつしか落葉時  時は五月 夢去りし街角 変わらぬ景色に行きかう人波 悲しい目をした人間ばかりが ぬくもり求めてすれちがう中 疲れすぎた足 傷ついた心 どこへもやりばのないむなしさよ せめたりしないわ 貴方のことは 求めたりしないわ 小さななぐさめなんて
砂の道アリスアリス谷村新司谷村新司歩いても 歩いても 歩いても 振り向かず 振り向かず 振り向かず  それしか出来ない 私の生き様 負けない 負けない 誰にも負けない 貴方の匂いが 私にはある…  流されて 流されて 流されて 立ち止まり 立ち止まり 立ち止まり  休むことさえ出来ない人生 負けない 負けない 誰にも負けない 貴方の匂いが 私にはある…  休むことさえ出来ない人生 負けない 負けない 誰にも負けない 貴方の匂いが 私にはある…
もう二度と…アリスアリス谷村新司谷村新司もうもう ひき止めないさ 歩いてゆけるね一人で もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも  知らずに育てた思い出の数が 今は悲しい重荷になるだけ 約束をしていても所詮男と女 好きというそれだけで暮せない  もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも  もうもう ひき止めないさ 飛び込んでゆくんだ彼の手に もうもう ひき止めないさ さよならもう二度と会いたくない  発車のベルさえ耳をつき抜けて 最後の握手の手をふるわせる 約束をしていても所詮男と女 好きというそれだけで暮せない  もうもう ひき止めないさ さよなら もう二度と会いたくない もうもう ひき止めないさ 笑って見送るさ意地でも
美しき絆 ~ハンド・イン・ハンド~アリスアリス谷村新司谷村新司時はいつの日も 美しき絆を 知らず知らずのうちに 壊してく せめてこのときに 燃える心で つないだこの手を握り 叫びたい やがて滅びゆく この世のものたちに 捧げる 愛の唄を 風に向かえ 力の限り 今が熱い涙を流すとき  Hand in Hand Hand in Hand 遅くはないさ Hand in Hand Hand in Hand 歩き出そう  人はいつの日も 幸せ求めて 空を見上げることを 知るように きっといつの日か 気づかぬうちに 心がひらいてゆくと 信じたい やがて滅びゆく 愛すべき人たちよ あなたを 忘れはしない 風に向かえ 力の限り 今が熱い涙を流すとき  Hand in Hand Hand in Hand 夢ではないさ Hand in Hand Hand in Hand 歩き出そう Hand in Hand Hand in Hand  夢ではないさ Hand in Hand Hand in Hand We are not alone
風の暦谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司市川淳風に寄り添い 母が暮らした街は 影もやさしく 背中押してくれます 光に抱かれ この道を抜ければ きっとあの日の 自分に出逢えるはず  ああ あの日抱かれて見た あの海の色は こんなにも胸にしみる 深い青なんですね… 指きりをしたくて誰かをさがしてた 遠い夢のつづき すべては風の中 遠い夢のつづき すべては風の中  夕陽の赤と星達の歌声 遠いざわめき 縁日の色どり 後姿に ときめいた初恋 秘めた約束 淡い心のいたみ  ああ いつも見つめていた あの空の色は こんなにも胸にしみる 深い青なんですね 指きりをしたまま あなたと歩き出す 遠い夢のつづき 答えは風の中 遠い夢のつづき 答えは風の中  ああ いつか空と海が 交わるところへ 流れゆく雲を追いかけ 遠く遥か遠くへ… 指きりは二人の暦をめくる風 いつか辿り着ける 心の故郷へ いつか辿り着ける 心の故郷へ
いい日旅立ち・西へ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司HUMAN ZOO・松田真人遥かなしまなみ 錆色の凪の海 セピアの雲は流れて どこへ行く 影絵のきつねを追いかけたあの頃の 夢を今もふところに 西へ行く  ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる いい日旅立ち ふたたびの風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに  蛍の光は 遠い日の送り火か 小さく見える景色は 陽炎か 出逢いも別れも夕暮れにあずけたら 自分の影を捜しに 西へ行く  ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる いい日旅立ち 朝焼けの風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに  ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる いい日旅立ち 憧憬は風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに
いい日旅立ち徳永英明徳永英明谷村新司谷村新司坂本昌之雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに・・・・・  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに・・・・・  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに・・・・・
覚悟の秋中森明菜中森明菜谷村新司谷村新司落葉焼く匂いだけが 部屋の中に流れ 目覚めても「おはよう」さえ 言う人もいない 母とする口げんかさえも 思えば楽しかった 貴方の声背中に聞き 出かけてた毎日 指先がかじかむ朝も 寒くは感じなかった  私を育てる為に 明るい笑顔だけで ひたすらに生き続けた それがつらかった 父の名も口にせずに 「いい人よ」と一言 その言葉を感じるだけ それが父の肖像 父もなく そして今日からは 一人の初めての朝  貴方の本のすき間から こぼれ落ちた写真に 思い出だけに 生きてゆける強さを知りました 私も貴方のように 強く生きてゆきます  私も貴方のように 強く生きてゆきます
チャンポン~チャンピオン~嘉門タツオ嘉門タツオ谷村新司・脚色:嘉門達夫谷村新司つかみかけた熱い鍋を つかみそこねて君はアッチチチ! わずかに震える若いバイトから鍋を 年老いた君が奪った 君は慣れた手際で鍋に イカにあさりに海老に豚肉 ピンクのかまぼこ さらにちくわも入れて 鮮やかに 炒めた やがて火力と油の音が 一人の男をのみこんで行った (You're King of チャンポン) 鍋を振れ もう一度その腕で 魂で コンロの炎を燃やせ   君はさらに野菜入れた キャベツ、タマネギ、もやし、キクラゲ ふりむきざまに俺におたまを見せて 寂しそうに笑った ズンドウ鍋でチャンポン麺は 茹で上がる 強い火力で やがて君は静かに麺の湯を切り やさしく 鍋に入れた  スープ加えて 火力を上げて 君は味見をしてうなずいた  (You're King of チャンポン) 煮込まないで もうそれで充分だ おおオヤジ!麺を救いたまえ  油まみれの厨房で君は 焼けた顔面でそっとつぶやいた (ヘイ!チャンポンお待ち!) 食べれるんだ これが今日の昼飯 チャンポンが やっと食べれるんだ Oh  ライラライラライラライラライ ライラライラライラライラライ ライラライラライラライラライラライ
いい日旅立ちボニージャックスボニージャックス谷村新司谷村新司雪解け真近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
悲しみの器森進一森進一谷村新司谷村新司若草恵あふれるほどの 悲しみだから こぼしてしまえたら いいのに ひびわれすぎた ガラスの心 受け止めきれなくて 叫んでる  こんなに遠く離れているなんて こんなに強く愛していたなんて 儚ない夢よ 儚ない夢よ 僕を抱きしめて はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で……  心はいつも 嘘をつかない 言葉は悲しいほど 愛を語れない  こわれた心 ひろい集めて 両手であたためて くれたら やさしい雨の降る あの丘に 静かに眠らせて くれないか  こんなに遠く離れているなんて こんなに強く愛していたなんて 儚ない夢よ 儚ない夢よ 僕を抱きしめて はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で……  はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で……
いい日旅立ち秋川雅史秋川雅史谷村新司谷村新司Edison雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
いい日旅立ち・西へGOLD LYLIC鬼束ちひろGOLD LYLIC鬼束ちひろ谷村新司谷村新司羽毛田丈史遥かなしまなみ 錆色の凪の海 セピアの雲は流れて どこへ行く 影絵のきつねを追いかけたあの頃の 夢を今もふところに 西へ行く  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち ふたたびの風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに  蛍の光は 遠い日の送り火か 小さく見える景色は 陽炎か 出逢いも別れも夕暮れにあずけたら 自分の影を捜しに 西へ行く  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 朝焼けの風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 憧憬(あこがれ)は風の中 今も聞こえるあの日の歌を道連れに
谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦通りすがりの 蛇の目傘 すそを濡らして走り雨 カナカナ カナカナ 蜩と 泣いて一日 また過ぎる  貴女がくれた 吊り忍 今も枯れずにあるものを カタカタ カタカタ はたを織る 糸も心も つづれ織り  また降る雨の音に似て 重なり聞こゆる 下駄の音 カラカラ カラカラ 坂道を 見知らぬ人が ゆきすぎる  半ば開いた 連子窓 いつもと同じ 石の道 カナカナ カナカナ 蜩と 二度と戻らぬ 日をすごす  カナカナ カナカナ 蜩と 二度と戻らぬ 日をすごす
引き潮谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間むなしい夢とは知っていながら あきらめられずに 暮らし続けた年月は ただ甘えていただけ 遅すぎた言葉を今なら言えるのに 寄せては返す波 遠く遠く  思えば小さな見栄と誇りが 男と女を結ぶ最後のまごころも 通わなくしてしまう 忘られぬ思いこの海に叫んでも 答えてくれる人はいない いない  今では笑える昔話も 互いに出来ずに 追えば遠くに逃げてゆく そんな男と女 そんな男と女
面影谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦色あせた写真の中の貴方 いつもやさしそうに笑っています 煙草をくわえてる僕の口もと あの頃が一番やさしかったろう  ああ今でも僕は髪を伸ばして 貴方の為に歌いつづけている  窓を濡らしてあたたかい雨が 夏の訪れを告げるように 変わることのない愛は夢だと 貴方はそれだけを教えてくれた  ああ今でも僕は髪を伸ばして 貴方の為に歌いつづけている 時は巡り姿を変え通り過ぎてく…  人は皆バカだと笑うけど 貴方の歌を口づさみながら 年老いて静かに眠るまで 貴方の面影と暮らしたい  ああ今でも僕は髪を伸ばして 貴方の為に歌いつづけている 時は巡り姿を変え通り過ぎてく…
海猫谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦いつか憩える時が来たなら 貴女の手をひいて 汽笛のきこえる 町へ行きたい  その時がくるまで 私は生きていたい  その時がくるまで 私は生きていたい  潮風にゆれる 長い黒髪を この目にみるまでは 生きていたい……  いつか笑える時が来たなら 貴女と二人きりで 汽笛のきこえる 町へ行きたい  その時がくるまで 私は生きていたい  その時がくるまで 私は生きていたい  海の雪のように 群れ飛ぶ海猫を この目にみるまでは 生きていたい  この目にみるまでは 生きていたい……
いい日旅立ち柏原芳恵柏原芳恵谷村新司谷村新司熊田豊雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢をさけぶとき 帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる‥‥ いい日旅立ち 夕焼けを探しに 母の背中で聞いた 歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚釣り あおいススキの小道を帰るのか わたしは今から思い出をつくるため 砂に枯木で書くつもり さよならと ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる‥‥ いい日旅立ち 羊雲を探しに 父が教えてくれた歌を道連れに  ああ 日本のどこかに私を待ってる人がいる‥‥ いい日旅立ち 幸せを探しに 子供のころに歌った歌を道連れに
昴~すばる~島津亜矢島津亜矢谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし 嗚々(ああ) 砕け散る宿命(さだめ)の星たちよ せめて密やかに この身を照らせよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(ふ)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり 嗚々 さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚々 いつの日か誰かがこの道を 嗚々 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
蓮花林明日香林明日香海老名香葉子・谷村新司谷村新司奥本亮・城之内ミサ蓮華(れんげ)の花がひらいた 思い溢れて うす紅の花ひらいた 露は涙に似て  時は逝き 人は流れて ビルは空に向かい 伝えゆく心忘れて どこへ行くのでしょうか…  私は風になりたい 心伝える この花のうす紅の意味 歌う風になりたい…  下町の路地を抜ける あの日の風が 遠い日の父と母の 笑顔運んでくれる  うらむより かなしむよりも 生かされるよろこび 伝えゆく心の中に 人は生きるのでしょう…  蓮華の花が静かに ただ咲いている この花のうす紅の意味 歌う風になりたい…  不忍の思い託した  蓮の花は明日も 人知れずただひたすらに 咲いているのでしょうか…  私は風になりたい 心伝える この花のうす紅の意味 歌う風になりたい… この花のうす紅の意味 歌う風になりたい…
いい日旅立ちPLATINA LYLIC山口百恵PLATINA LYLIC山口百恵谷村新司谷村新司萩田光雄雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに……  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
いい日旅立ちI WiSHI WiSH谷村新司谷村新司家原正樹・nao雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時  帰らぬ人達熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒の小径を帰るのか  私は今から想い出を創るため 砂に枯れ木で書くつもり「さよなら」と  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに  
鳥になる岡本麻弥岡本麻弥谷村新司谷村新司佐孝康夫瞳は夢の色 遠いあの日の色 輝く星の色 変わらないあの日の色 故郷は今 夕闇の中 愛されてた あの頃のあたたかな灯よ 帰りたいな けれど帰れない 夢を捨てて 私 帰れない  東の空の色 希望知らせる色 きらめく銀の色 変わらない希望の色 かすかにゆれる 野に咲く花や 風も木も生きている ささやかに生きている 帰らないわ 生きていたいもの 夢を捨てて 私 帰れない  追いかけてくる 夕陽の音も 今はもう届かない 私は鳥になる 木々を越えて 風を抱きしめて 翼広げ 私 鳥になる  翼広げ 私 鳥になる
APOLLO沢靖英沢靖英谷村新司谷村新司佐孝康夫若き日の夢の続き 遠く遥かな旅路 草はゆれ風は叫ぶ 捨てきれない憧憬(あこがれ) 君の胸をよぎるものは 家族のほほえみ されど熱く燃ゆる想い 押さえきれない 夜空にまたたく幾億の 星の光にくらぶれば 別離(わかれ)の涙も悲しみも 星の光にくらぶれば アポロ アポロ  やがて来る夜明けを待て 旅立ちの朝を待て 時は今君の為に 輝く道をてらす 鳥は目覚め 翼広げ空をみつめる 君よ進め 時に抱かれ風に抱かれて 夜明けに飛び立つ幾億の 愛の命にくらぶれば 別離(わかれ)の涙も悲しみも 愛の命にくらぶれば アポロ アポロ  空も土も黄金(きん)にそまり 君は目覚める 愛を運ぶ戦士になる アポロという名の 光をたずさえ歩き出せ 瞳遥かに歩き出せ 希望に包まれ歩き出せ 愛に包まれ歩き出せ アポロ アポロ アポロ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
走っておいで恋人よ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司涙流し疲れたとき 僕の腕のなかで 静かに夢をみるんだよ すべてを忘れて 顔は見ないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  夢に破れ疲れたとき 僕の胸のなかで 心の傷をいやすのさ すべてを忘れて 顔は見ないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  生きてることに疲れたとき どこへも行かずに 走っておいでよ真直ぐに すべてを忘れて 顔は見ないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人
さらば青春の時谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  やすらぎの時が 青春ならば 今こそ笑って 別れを言おう  遙かな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は逆まく胸に  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えてほしい  この世に生れた 唯それだけに 甘えて暮らして 生きてはゆけない  遙かな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えてほしい  遙かな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えてほしい
非婚宣言谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司船山基紀思い出のビデオに 去年の夏の あなたと私 はしゃいでいるわ 愛を感じたから 一緒にいたの 洗いざらしの ジーンズのままで ずっと感じてたことよ All about Woman 結婚指輪は 情熱のピリオド 愛しているけど 結婚しないわ 不安でいるから 輝いてるのよ 愛しているけど 結婚しないわ 恋人でいたい I'm just a Woman  不思議な関係ね 夜明けの電話 あなたの声が 聞きたくなるの 時間にしばられて 暮らしたくない 愛に素直に 生きていたいだけ ずっと感じてたことよ All about Woman 結婚指輪は 情熱のピリオド 愛しているけど 結婚しないわ 不安でいるから 輝いてるのよ 愛しているけど 結婚しないわ 恋人でいたい I'm just a Woman  ずっと感じてたことよ All about Woman 結婚指輪は 情熱のピリオド 離れているから あなたがみえるわ 離れているから 愛がみえてくる 愛しているけど 結婚しないわ 恋人でいたい I'm just a Woman
ノスタルジア谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司船山基紀ホテルのジャズクラブは 雨上がりの夜 ネオンに引きよせられ ひとり飲む 流れる Old Love Song 胸にしみる 君のことを忘れたいのに I remember you ひとり ジャズに埋もれて 酔うほどに 君に逢いたい  くすんだシャンデリアは 汽笛にふるえる すべてはモノクローム 人さえも 流れる Old Love Song グラス越しに 君の影がゆれた気がした I remember you ひとり ジャズに埋もれて 酔うほどに 君に逢いたい  流れる Old Love Song グラス越しに 君の影がゆれた気がした I remember you ひとり ジャズに埋もれて 酔うほどに 君に逢いたい 酔うほどに 君に逢いたい
涙あふれて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司若草恵涙があふれてても こぼれ落ちないように 空を見上げるたびに それがくせになった  若かったあの頃は 人前で泣いたけど あの恋を境目に 涙みせなくなった  いっぱい愛して 少し愛されて ささいな言葉に 死ぬほど傷ついて 別れの朝 東京は雨の中 こらえきれず空を見上げた 私の涙を雨があふれさせた  サヨナラと言えなくて うつむいてるあなたと つくり笑顔のままで あなた見てる私 消え残る街灯り 消え残る恋心 もう行ってもいいのよ 私は大丈夫  いっぱい愛して 少し愛されて ささいな言葉に 死ぬほど傷ついて 別れの朝 東京は雨の中 こらえきれず空を見上げた 私の涙を雨があふれさせた  いっぱい愛して 少し愛されて ささいな言葉に 死ぬほど傷ついて 別れの朝 東京は雨の中 小さくなるあなたの背中 涙でにじむの だけど忘れないわ
ガラスの砂漠谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司船山基紀交差点の人の群れに 埋もれて 僕は感じてた みんな急ぎ足で みんな時間に追われ 一体どこへ行くの  ネオンの海 車の波 泳ぎながら 捜していた 誰か語りあえる 明日をみつめあえる そんな人に逢うため  街は煌めき 流れるガラスの砂漠 愛を求めながら 生きる人は旅人  都会の隅 水たまりの 三日月をじっとみていた みんな気付かないで みんな通り過ぎる こんなに綺麗なのに  街は煌めき 流れるガラスの砂漠 愛を求めながら 生きる人は旅人  愛に気付けば すべてが輝き始める 愛を感じたなら そこはエデンの海
悲しい女谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司若草恵夏の日の恋ならば いつもささやかな勘違い 笑ってはゴマかした いつもの別れのパターンね 駅からの帰り道 コンビニの明りまぶしてくて 少しばかり淋しくて 雑誌なんか立ち読みしたわ  ひらいたグラビアに 秋物のコートなんか着て アンニュイな笑顔した いい女に嘆息ひとつついてみた  悲しい女は誰からも程々に愛され けれども憎まれない いつもその程度の恋ばかり  抱かれたいつもりなの 信じてないわけじゃないのに 茶化してはおこらせる いつもの別れのパターンね 改札のことろまで 送ってくれてもいいじゃない あやまれないせつなさが 胸の中で行ったり来たり  終電車を降りれば 何故か小走りになっていた 自分の部屋の扉 鍵を差し込んだ その時に涙が出た  悲しい女は誰からも程々に愛され けれども憎まれない いつもその程度の恋ばかり
歩きつづけて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐孝康夫夢を失くして あなたはどこへ行くの 夢を忘れて あなたはどこへ行くの 人は皆一度だけ 人生に一度だけ 輝く時がある 震える時がある あこがれ 旅立ち 傷つき 自分を知る その時の涙だけは いつも忘れないで  愛を失くして あなたはどこへ行くの 愛を忘れて あなたはどこへ行くの 人は皆一度だけ 人生に一度だけ 煌く人に逢う 震える人に逢う わかれて はじめて 愛することに気付く その時の涙だけは いつも忘れないで  人は皆一度だけ 人生に一度だけ 夢託す人に逢う 愛する人に逢う 抱きしめ合う時 幸福の意味を知る その時の涙だけは いつも忘れないで
バサラ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝風は叫び 雲を走らせ 時代はただ気まぐれに 愛をもてあそぶ 花の下で抱き合いながら 眠るような穏やかな 愛は望まない  美しく果てるよりも 傷つき激しく生きてみたい 嵐の海をどこまでも泳いでゆきたい どこまでも  愛することとは 愛しつづけること 信じることとは 信じつづけること この世の果てまで 君を連れてゆく 愛 愛 愛はバサラ  乱れて咲く 花だけが知る ただ一途に生き急ぐ人のその心 言葉はもう意味を持たない 燃えるような沈黙が 愛を語るから  美しく果てるよりも 傷つき激しく生きてみたい 嵐の海をどこまでも泳いでゆきたい どこまでも  愛することとは 愛しつづけること 信じることとは 信じつづけること この世の果てまで 君を連れてゆく 愛 愛 愛はバサラ  愛することとは 愛しつづけること 信じることとは 信じつづけること この世の果てまで 君を連れてゆく 愛 愛 愛はバサラ
GLOBAL THEATER -地球劇場-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司BOY BOY BOY 憶えていろ BOY BOY BOY 憶えていろ この空はどこまでも続いていることを GIRL GIRL GIRL 忘れないで GIRL GIRL GIRL 忘れないで なぜ君がここにいる その理由とその意味を  やがて君が立つこの舞台で 悲しみの歌より喜びの歌 人生は時のまばたき ひとみを閉じるな君は  BOY BOY BOY 憶えていろ BOY BOY BOY 憶えていろ 今握りしめている 手のひらのあたたかさ GIRL GIRL GIRL 忘れないで GIRL GIRL GIRL 忘れないで 今君を抱きしめる その人のその愛を  やがて君が立つこの舞台で 悲しみの歌より喜びの歌 人生は時のまばたき ひとみを閉じるな君は  LOVE LOVE LOVE 憶えていろ LOVE LOVE LOVE 憶えていろ 今君はここにいる 今君はここにいる LOVE LOVE LOVE 憶えていろ LOVE LOVE LOVE 憶えていろ 今君はここにいる 今君はここにいる
家族-FAMILY-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司たとえ世界中の人がすべて 君を憎んだとしても たとえ君が犯罪者としても 愛している人がいる 忘れてはいないか誰かを 忘れてはいないか  君がひとりぼっちと感じたら それは君の勘違い 遠く離れた街の片隅で 君を思う人がいる 忘れてはいないか誰かを 忘れてはいないか  I just call your name I just call your name 朝も昼も夜も You just call my name You just call my name 朝も昼も夜もこの世が終るまで  もしも生きていることがとても つらいと感じた時は もしも寂しさに耐えられなくて 叫びたいそんな夜は 忘れてはいないか誰かを 忘れてはいないか  たとえ世界中の人がすべて 君を憎んだとしても たとえ君が犯罪者としても 愛している人がいる 忘れてはいないか誰かを 忘れてはいないか  I just call your name I just call your name 朝も昼も夜も You just call my name You just call my name 朝も昼も夜もこの夜が終わるまで  I just call your name I just call your name 朝も昼も夜も You just call my name You just call my name 朝も昼も夜もこの夜が終わるまで I just call your name I just call your name 朝も昼も夜も You just call my name You just call my name 朝も昼も夜もこの夜が終わるまで
マイ・ガール谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司黒い瞳 My Girl 曇る時は My Girl どんな悲しみ どんな悩みか 小さな胸を閉ざして 涙ぐめば My Girl 抱きしめるよ My Girl どんな時でも どんな場所でも 君を抱きしめてあげる  Oh My Girl 君はもう 少女と呼ぶには まぶしすぎるよ 胸のふくらみもその髪も やがて誰かに抱かれて眠る その日の夢は誰も知らない Oh My Girl Oh My Girl Oh My Girl  ありのままに My Girl 生きてほしい My Girl 傷つくことも 愛することも 君らしく生きてほしい 時がくれば My Girl ひとり歩く My Girl 君が選んだ 君だけの道 君らしく生きてほしい  Oh My Girl 君はもう 少女という名前の 扉を開けて 女に変わろうとしている やがて誰かに抱かれて眠る そんな時にも君は君らしく Oh My Girl Oh My Girl Oh My Girl
企業戦士谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司世界の街の朝のニュースは 俺達でもちきり 走り続ける企業戦士を 誰もが見つめてる 高層ビルの昼下がりの部屋 戦士達のとまどい  お金を稼ぐ夢を育てる 鉄のレールを敷く お金を稼ぐ夢が壊れる 自然が消えてゆく 高層ビルの昼下がりの部屋 戦士達のとまどい  So something crazy いつまでも歯車の中 この汽車は愛を運ぶと信じてる そう信じてる But something crazy  世界の街が眠る真夜中 タイプに向って キーを叩けば時を忘れる すべてを忘れる 高層ビルの夜明け前の部屋 戦士達はまどろむ  少し休めとラジオの声が がなり立てている “心忘れた機械のよう”と がなり立てている 愛の暮らし忘れたままで 夢を語るそれが淋しい  So something crazy いつまでも歯車の中 この汽車は愛を運ぶと信じてる そう信じてる But something crazy
ふたり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ふたりで見ていた空が いまはもう見えなくて 愛のくらしに慣れる程 君が見えなくなる ふたりになるその時から 愛がはじまるはずと 「信じてたこの僕」と 「ゴールと信じた君」がいた  MY LOVE お互いに愛は感じてる MY LOVE お互いに違う夢を見ている 男と女には友情という名の愛もある  ふたりで見ていたものは 互いの瞳の中に 映る小さなそれぞれの 自分の姿そのもの ふたりでいるその時に 感じるあの淋しさは きっとふたりが歩き出す 道が違うと知ったから  MY LOVE お互いに愛は感じてる MY LOVE お互いに違う夢を見ている 男と女には友情という名の愛もある
9月のマリー-ヴィエナ讃歌-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ハヴェルカの店の片隅 立ち昇る珈琲の湯気 新聞をみつめながら 老人が振り返る午後 夏が過ぎれば 若き日の恋もうすれる けれど 唯一度の マリーの恋を忘れないで Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna  夕暮れのプラターパーク 立ちつくす旅人の影 教会の鐘に誘われ ダニューブのほとり歩けば 風がささやく 若き日の恋は束の間 けれど 唯一度のマリーの恋を忘れないで Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna  Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna 9月になれば 恋はまた蘇る Vienna Vienna…… Vienna…… Vienna
YESTERDAY'S…谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ふり返る時は いつも そうYESTERDAY'S.... 瞳を閉じれば いつも そうYESTERDAY'S.... 悲しみに打たれ歩いた街も あの人と別れた霧雨の朝も 過ぎ去ればいつも想い出 すべては美しいYESTERDAY'S....  他人を傷つけた ことば そうYESTERDAY'S.... 悔やみきれない ことば そうYESTERDAY'S.... 裏切りや妬みあの頃あの日 疑うことさえ知らずに生きた 過ぎ去ればいつも想い出 すべては美しいYESTERDAY'S....  巡り逢えた人を愛したい たとえ明日が別れの時としても  つらい想い出も いつか そうYESTERDAY'S.... 美しく変わる いつか そうYESTERDAY'S....
男と女に戻る時谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Return to the man, Return to the woman もう一度男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度男と女に戻る  熱い視線に 抱かれながら あなただけ 見つめていた頃 君をこの手に 抱いた時の 手のひらの 熱さを忘れてた 小さな嘘や裏切りに 傷ついた夜もあるけど かけがえのない日々を生きた二人  Return to the man, Return to the woman もう一度男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度男と女に戻る  二人で過ごす 時が何故か 淋しくて 胸が痛くなる 愛に慣れすぎ 気付かぬ間に 目の前の 君さえ見えない 見つめ直そうお互いに 男と女に戻って 別れるのも愛し直すのもいい  Return to the man, Return to the woman もう一度男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度男と女になる  Return to the man, Return to the woman もう一度男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度男と女に戻る
モーニング・コール谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司福井崚会社までの道すがら おきまりの街の角 貴方へのモーニング・コール ダイヤルにはずむ 白いこの指先に 感じてた 年上の私だけれど いつからかこれが私の 生きがいになってしまっていたの  会社帰りの賑わいの街 地下鉄に続くネオンの道を 笑顔のままで家路を急ぐ 人混みの中も苦にはならない 不思議ね…  学生だとバカにしてた 出逢った頃の私 貴方へのモーニング・コール 最初は ほんの冗談だったのに いつからか 出かける時のときめきに 気付いてしまった時から 口紅の色を薄くしたのに  あれは雨の日いつものように はずむ指先で廻したダイヤル 電話の向こうではしゃぐ女の声 つくろう貴方の声が遠くで 聞こえた…  会社までの道すがら おきまりの街の角 私だけのモーニング・コール 誰も出ない自分の部屋の片隅で 鳴り響く 電話のベルを自分の 年の数まで数えたら 明るく街に出てゆくわ
卒業谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青木望都会で流行りの 手編みのセーターを 編んではほどき 乱れる心 渡した時の 貴方のとまどいを 感じながらも 思い焦がして  一度きりでも 抱かれてみたいと 思い続けて 日々は流れゆく  春 花吹雪の舞う中で 貴方を見ていた 夏 汗に光る貴方の姿を 遠くから見つめてた  届かぬ思い 制服の胸に 校舎の陰で 誰かを待てば 夕陽が教える 貴方の影に 言葉も出せず 涙あふれた  せめてもう少し 綺麗になりたい 自分の為に 綺麗になりたい  秋 後夜祭のあかりに 貴方がゆれていた 冬 木枯らし吹く中で 貴方の部屋のあかりを見ていた  春 花吹雪の中を 貴方が消えてゆくわ 青春がいつも 美しいものだと誰にも言わせない
窓辺の猫谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司福井崚HEART OF SORROW 窓辺の猫は 冬の雨を見ていた 見ていた HEART OF SORROW ガラスの外は 春にはまだ遠い冬の街  遠くきらめく船の灯りは 旅することない氷川丸 港の霧に抱かれる様に 静かに濡れているだけ  窓の外は雨 暖い部屋の中で 外を見ている猫がいる 幸福だろうか 不幸でなければ 夢など見なくても 生きてゆけるものだろうか  HEART OF SORROW 窓辺の猫は 冬の雨を見ていた 見ていた HEART OF SORROW 灰色の瞳の奥に 沈んだ冬の街  甘い香りのワインに抱かれに 一人で来てみたスカンディア 恋人達のはずむ言葉に あの日を思い出すだけ  窓の外は雨 暖い部屋の中で外を見ている猫がいる 幸福だろうか 不幸でなければ 夢など見なくても 生きてゆけるものだろうか  HEART OF SORROW 窓辺の猫は 冬の雨を見ながら 見ながら HEART OF SORROW ガラスに写る 灰色の瞳に泣いていた
忘れていいのGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司服部克久忘れていいのよ 私のことなど 一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら もういいわ もういいわ おこりはしないわ 不思議ね 別れの予感を感じてた 心の中で少しずつ  信じてる振りをしていただけ それに気付かない 貴方は若すぎたのよ  笑って見送る 私は平気よ 貴方を乗せたこのバスが 見えなくなるまでは笑っている 見つめていないで 背を向けていいのよ 上着の襟が立ってるわ 自分でちゃんと直すのよ 今日からは  遠ざかる 愛が消えてゆく 涙あふれても 逃げない バスが行くまで  手を振る貴方に 心は乱れる どうかあなた どうかあなた 行かないで 行かないで  忘れていいのよ 私のことなど 一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら 慣れてるの 本当よ 別れの言葉に 映画のような愛なんて 欲しいとは思ってなんかいないのに  遠ざかる 愛が消えてゆく 涙あふれても 逃げない バスが行くまで 涙あふれても 逃げない バスが行くまで
レストランの片隅で谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司馬飼野康二手首の傷を時計でかくして 明るく振るまうの 化粧道具もあの時のまま 口紅も折れたままよ 貴方がくれたピアスも 港から海に捨てたわ 熱い指先で触れた この耳たぶも冷たいわ  私を抱いたその腕で 今夜は誰を抱いてるの 悔しいわけじゃないけど 少しだけ気になるの不思議ね  抱きあう度に別離の歌が 聞こえた気がした 広い世界を狭く生きても それが幸福だった レストランの片隅で はじめての煙草を吸えば 苦しさに涙あふれた 淋しさに涙あふれた  まわりの人が遠くから 私を盗み見してるけど このままかまわないでいて 想い出のこの店に居させて  貴方がかけたこの椅子に 手のひらを押しあててみた その冷たさが教えてた あの夏の日は終わったと  まわりの人が遠くから 私を盗み見してるけど せめてこの店が終わるまで 想い出のこの場所に居させて
チャンピオン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐々木周つかみかけた熱い腕をふりほどいて君は出てゆく わずかに震える白いガウンに君の年老いた悲しみを見た リングに向う長い廊下で 何故だか急に君は立ち止まり ふりむきざまに俺に こぶしを見せて寂しそうに笑った やがてリングと拍手の渦が 一人の男をのみこんで行った(You're King of Kings) 立ち上がれ もう一度その足で立ち上がれ 命の炎を燃やせ  君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに わずかに開いた君の両目に光る 涙が何かを語った 獣のように挑戦者はおそいかかる 若い力で やがて君は静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように わずかばかりの意識の中で 君は何を考えたのか(You're King of Kings) 立たないで もうそれで充分だ おお神よ彼を救いたまえ  ロッカールームのベンチで君は 切れたくちびるでそっとつぶやいた(You're King of Kings) 帰れるんだ これでただの男に帰れるんだ これで帰れるんだ ライ ラ ライ ライ ラ ライ……
サテンの薔薇谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青木望熱い接吻の中で今 奇蹟を起こせるものならば 貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で命果てても悔やまない  遠い冬の旅の途中で めぐり逢えたはじめての人 夢を教えた 貴方の胸の中で 赤より赫(あか)く炎のように 燃えて燃えて 生まれ変わってゆくの  熱い接吻の中で今 奇蹟を起こせるものならば 貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で命果てても悔やまない  暗く寒い街の片隅で 一人ひざをかかえたままの 私を摘んで 貴方は変えてゆくの 薔薇より紅(あか)いサテンの薔薇に 燃えて燃えて 生まれ変わってゆくの  体の中で うずまく愛がすべて 薔薇より紅(あか)いサテンの薔薇に 燃えて燃えて 生まれ変わってゆくの  熱い接吻の中で今 奇蹟を起こせるものならば 貴方に抱かれたまま 愛の嵐の中で命果てても悔やまない 命果てても悔やまない
ガラスの花谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司難波正司マンションの窓灯りが また一つ消えてゆく 幸福に暮らしている 貴方を見つけただけね まちがいだと 気付いてたわ それは わかりすぎる程 時に愛は 悪を承知で燃え上がる それも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい  楽しげに微笑んでる 貴方の家族の写真 口紅で消していたわ 貴方以外の人を  まちがいだわ わかってる 私は幼なすぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい まちがいだわ わかってる 私は幼なすぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてくれたなら 貴方の指のすきまから 音もなく消えてゆくわ ガラスの花らしく
ラスト・ソング−最後のライト−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司美野春樹最後のライトは 消さないで せめて拍手が 終るまで 恋をすることさえも 許されないで 歌い続けてきた私 せめてこの歌は 貴方に  客席にはいつもの 貴方がいて となりには貴方の 愛する人が 何も知らずに 微笑んでいる  たった一度の あやまちを 貴方は悔やんで いるかしら たった一度の恋の あやまちだけが 私をささえてくれたのに……  明日から一人で 歩いてく 少しは大人に なれたもの もう二度と逢わないと 心に決めて 涙みせずに歌うから せめて心だけ 受け止めて  明日になれば貴方は 祭壇の前で 新しい愛を 永遠に誓う だから今日までは 私の貴方  最後のライトは 消さないで せめて拍手が 終るまで 恋をすることさえも 許されないで 歌い続けて行く私 せめてこの歌を 貴方に せめてこの歌を 貴方に
ココロツタエ夏川りみ夏川りみ谷村新司谷村新司月は西の空に 星達は目醒める おだやかな眠りの後に美しい夜明けを待つ  人はゆらぎの中 ただようその意味は 不確かなアイを伝える 言の葉を持つゆえに  嗚呼生まれ 生きて 生かされて伝える 人は小さく されども熱き 命を歌う旅人  ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遙かな道になる  木々は緑の中 朝靄(あさもや)に包まれ 鳥達は羽休めて 渡る時の風を待つ  人はゆらぎの中 とまどうその意味は ささやかな歓び忘れ 走り続けるゆえに  嗚呼生まれ 生きて 生かされて伝える 人は小さく されども熱き 命を歌う旅人  ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遙かな道になる  ココロツタエの声は歌に変わり 風に運ばれ海を越え 遙かな道になる  風に運ばれ海を越え 遙かな道になる
この世が終る時(When the world ends)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司例えば明日にも この世が終るなら 三通の手紙だけは せめて残しておきたい  一通は私を育ててくれた父母に ありきたりだけれど“ありがとうございました”と それだけを何度も書きたい  色あせた写真を見つめながら 語り続けた夜と 幾度か見た二人のやさしい涙の為にも 命終る時まで 誇りを持ち続けたい 私はまぎれもなく 貴方達の息子であったことを  二通目の手紙は かけがえのない友達に ありきたりだけれど“ありがとうございました”と 追伸に一度だけ書きたい  今にして思えば 楽しいばかりの学生だった 目を閉じて想い返す いくつかの場面には あの頃の友達の笑顔  陽に焼けて 誇りにまみれながら 走りつづけた道を 振り返りながら前を行く 君だから君だから今日まで  信じつづけたことを誇りに思っていたい 君が側にいてくれた青春だったからこそ 輝いた日々を過ごせた  最後の手紙には 宛名さえ書かずに 使いなれた便箋に 黒いインクで“サヨナラ”と たった一言書きたい  いつもの夜のように いつもの酒を飲み いつもの椅子で いつものように 静かに過ごしていたい  やがて風は止まり 星さえも炎に包まれ 降り始める この世が終る時 世界のどこかで 鐘が鳴るだろう  私は 愛するおまえの肩を抱き 想い出のあの街角で 静かにその時を迎える  おまえを抱きしめながら  静かに命を終る………
谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司あー幾度か眠れない夜に泣き あー人生のいたぶりに傷ついて それでも君はここに居る 涙うかべて目の前に居る 涙流せるうちはいい 涙枯れたら飛び込んで来い その時の為だけにこの胸は 淋しさそれだけを抱き続けてきた  あー狂おしく抱きしめても見えない あー唇を重ねてもなお見えない 目を伏せながら君は聞く 私に愛を見せておくれと 見せられるのが愛ならば 私は愛など信じたくない いつの日かこの命終る時 最後の景色はおまえの瞳  力の限り君を抱く この指先の爪の先まで もはや言葉は虚しかろう 君を奪って私は生きる いつの日かおまえにもわかるだろう 愛とはただひたすらに 生きてきたことだと
This is my trial (私の試練)山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司萩田光雄This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 仮面を捨てて It's lonesome trial 素顔で雨に向えば ほほを伝わる あつい涙よ そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 歩き歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
悲しきドラマー・マン山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司萩田光雄OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年  俺の友達の話なのさ 笑わないなら話してあげる バンド・ボーイにゃめずらしいけど 背の低いやせた少年だった  好きな女がいたらしくてね そりゃもう毎日ごきげんだった 貧乏暮らしも苦にならないし 夢があるよと笑っていたけど  OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年  あの日は何故か無口になって 楽屋の裏でしゃがんでいたよ 何があったかしらないけれど スティック片手に空を見ていた  あいつの女が別れないなら 夢をすてろとせまったらしい とっさにあいつはナイフを握り 後はきまりの三面記事さ  OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年  最後にあいつとあった日は 雨があがった夕暮れだった 俺にウインクしながら奴は 男にひかれてどこかへ行った  OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年  OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン
悲願花山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司川村栄二気のない言葉の やりとりに そぞろ歩きの 夏の夜 乙女はしばし 立ち止まり 溜息まじりに 草をかむ  何故か悲しき ヴィオロンの 心をふるわす セレナーデ 身のほど知らぬ 恋なれど 神も見捨てし 恋なれど  手首に流るる 血の色は 恨み忘れし 赤き色 かすむ景色に いささかの 未練は残れど 悔いはなし  人の心の移(うつ)ろいは まず避(さ)け難(がた)き 真実(まこと)なり 人の命の はかなさは 悲しきゆえに 美しき
SEINEより愛をこめて山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司涙さえも 流れない そんな深い悲しみが 夜毎つのる むなしさを 異国の空は知っている 飛んで行きたい 夜空を駈けて 燃える命を 道連れに ア・ア・ア 何も知らず とうとうと セーヌの川は流れる  夢よ恋よ 憧憬よ たった一度の人生 かけてみたい 貴方なら これが最後の恋かも 飛んで行きたい 夜空を駈けて 燃える命を 道連に ア・ア・ア 何も知らず とうとうと セーヌの川は流れる
サンタマリアの熱い風山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司踊れサンタ・マリア 悲しみのダンス 歌えサンタ・マリア 滅びゆく愛の歌  オレーオレーオレーオ 血の酒を飲め オレーオレーオレーオ 明日は知らない  砂漠に長い影を落として 夜を讃える白い月  遠くに聞こえる遊牧民の 終りを告げるレクイエム  踊れサンタ・マリア 悲しみのダンス 歌えサンタ・マリア 滅びゆく愛の歌  オレーオレーオレーオ 血の酒を飲め オレーオレーオレーオ 明日は知らない  空一面にひかる黄金の星 行方知らせることもなく  誰がうたうか酒にまかせて 聞かす子供さえないララバイ  踊れサンタ・マリア 悲しみのダンス 歌えサンタ・マリア 滅びゆく愛の歌  オレーオレーオレーオ 血の酒を飲め オレーオレーオレーオ 明日は知らない
ヒ・ロ・イ・ン山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司いつか貴女が話してた 古い映画のひとコマに こんな場面があったねと 笑いもせずに言った人 帰る時間よ 行きなさい 待ってる人がいるんでしょう 知らないふりしてあげるから 言い訳しないで行けばいい ピロートークはいつだって 恋愛映画のようだけど ラストシーンは今日もまた 少女の好きなメロドラマ The End The End  たしか私は言ったはず 互いの傷が深くなる こんな話は友達の 身の上話で沢山と わかってながらこうなって 落ちて行くならそれもいい 貴方はいい人なのかしら やさしい言葉を置いて行く 扉を閉めて行った人 長い苦しみをありがとう ラストシーンはおきまりの 哀れな女が死んでゆく The End The End  ラストシーンはおきまりの 哀れな女が死んで行く The End The End
逢いたくて松浦亜弥松浦亜弥谷村新司谷村新司小島久政逢いたくて逢いたくて いつもさがしてた あなたには見えないの いつもそばにいる私が  やがて旅立つ あなたはいつも 遠くばかり 見つめてる 私の心通り越して 遥かな夢を見つめてる…close to me…  気付いてよ…気付いてよ いつもふるえてる 二度と戻らない十七才の 私は今ここにいるよ  街はいま目を覚まし みんな動き出す 新しい今日だって 明日になれば昨日になる  やがて旅立つ あなたをきっと 笑顔作って 送れるわ 私も少し強くなれる 私の夢を見つけるわ…maybe tomorrow…  好きでした好きでした 夢に向うあなたが あなたを見つめた十七才の そんな私も好きでいたい
風信子松浦亜弥松浦亜弥谷村新司谷村新司小島久政空を見上げる時は いつもひとりぼっち 悲しいこともあるけど すべて意味があるんだね 通いなれたこの道 幾度季節は流れ 思い返す泣き笑い 私の学生時代  桜の花びらを 踊らせるものは何? 目には見えない 風がそこに吹いてるから…  ありがとう 私はいつか私らしい風になる ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう  いつもうつむいている そんな友達がいた ずっとふざけてたけれど やさしい友達もいた いつも65点の私は どんな色だろう? 「ふつう」で生きてるけれど これが私なんだろうか?  あなたがいつか言った 愛する人の為 ささやかに生きてゆく 色のない風が好き…  ありがとう 私はいつか私らしい風になる ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう
ハーヴェスト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志心の鍵を開けたら 深呼吸してみよう すぐに動き出す景色 金色に波立つ  心のアクセル踏んだら 夢の実取りに行こう 風をおこしてる快感 不思議なときめき  色々あったけど 私の人生悪くないじゃない? 明日の誕生日から ささやかな軌跡が始まる  ハーヴェスト ここより少しでも遠く ハーヴェスト 今 とびきり胸騒ぎ  明日の窓を開けたら 明日の空がみえる 曇り空のその上は 満天星の海  自分を好きになったら したい事がみえるよ ほんの少しの勇気が 私を変えてく  ちょっぴり型を破ろう 自分の常識脱ぎ捨て 笑顔で走り出せば 世界が私を待っている  ハーヴェスト 逢いたい時に逢いに行く ハーヴェスト 今 扉を開けて行く  ハーヴェスト 自由の風を抱きしめて ハーヴェスト 今 私が生きている
今を生きて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠ああ いつか開く 花の種をまこう たとえ命が 明日終わるとしても  ああ 時の砂に 降りそそぐ雨が きっと新しい命をくれるだろう  友が死んだ日の ほほうつ雨にさえ きっと大切な意味があるはずだから  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて   ああ 永遠には 生きられないから 遠いあの日の 思い出を忘れない  ああ 夢のつづき 追いかけてゆこう 夢を失くしたら 心が死んでしまう  生きて行くことは 死なないことじゃなく 熱く生きようとしながら 暮らしてゆくこと  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて  生きて行くことは 死なないことじゃなく 熱く生きようとしながら 暮らしてゆくこと  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて
真夜中のカーニバル谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司人影も見えなくなった ゲームコーナー 嘆きのピンボール  弾かれて色とりどりの夢に蹴られた 嘆きのピンボール  行き過ぎる車は 楽しげな二人連れ コインを投げたよ 都会の闇に  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー  あのビルの窓の明りも 消えてしまった 嘆きのジョーカー  ポケットの小銭の数も 寂しくなるよ 嘆きのジョーカー  真昼のざわめきは いつかの映画の様に 記憶の片隅で震えているよ  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー
凱旋谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司祖国を追われた 小さな町で 祖国を恨んで 年老いた男 酒場の隅で泣きながら おまえは帰りたいとうたった 娘や妻でさえ おまえを恨んでいると聞いた それでもおまえを 駈り立てるものはなんだ  船を出すには 腕はやせすぎ 夢を追うほどに 若くはないけれど 入江で休む為だけなら 船に白い帆はいらない 結末の解った短い悲劇を 演じる男が 一人くらいいてもいい  Oh ジョー 我が心のたった一人の友 今日を限りの別れの酒を 俺はきっとこの町で 命を終るだろうが 最後にイカシた夢をくれたぜ あの世であったなら もう一度うたっておくれ あの世であったなら もう一度うたっておくれ
Follow The Sun谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun  暗い瞳の少年が 一人で吹いたハーモニカ 夢を育てたこの街に 最後の訣れ告げる唄 長く哀しい旅立ちの幕は 自分の手で上げろ  Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun  この青空はどこまでも 見上げる限り続いてる 風が激しく吹こうとも 悲しむことのない様に 荒野をめざせ駈けてゆけ 君がやさしくあるために  Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun
ムーランルージュ物語−哀しみのライト−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで  女泣かせの歌い手だった あいつが酒場の片隅で 子供のような淋しい仕草 心の糸をたぐられて 女はいつか抱かれていた 心もいつか奪われてた 人を信じて傷つけられて 臆病になっていたはずが  モンマルトルのカフェテラス 何気ないよな素振りして 知らず知らずに幻を 追いかけている女がいる  踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで  粋な女と呼ばれる度に 別離の時を知るように 所詮男も女も同じ 傷つくことが恐いから 人を裏切ることもある 夢から逃げることもある 19、20才の娘じゃないわ 気にしなくてもかまわない  モンマルトルのカフェテラス 今日もあいつがいるような そんなむなしい幻に しばらくすがって生きてゆく  今日も楽屋の鏡の前で 紅いルージュをひく女 舞台へ向うピエロは いつも 仮面の下で泣いている 街の通りは やがて来る 春を待ちつつ ときめいて 人の心も季節の様に 春を待ちつつ 年をとる  踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで
Left Alone谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Spring time 肩寄せ歩いた人混みの街角 Summer night 激しく求めたあの夜の二人 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Falling leaves いつしか感じた別離の足音 Shady winter 傷つけあうだけの若いくらし 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Yesterday 突然見かけたあの日の街角 Lonely night 流れた月日にグラスを傾け 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた
喝采−想い出のライト−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司メモリーズ 一筋のライトに 照らされて歌い出す貴方には届かない メモリーズ 約束の日々さえも 色あせた 日記の一コマ  貴方は燃える目で 私につぶやいた 輝くスターに いつかはなりたいと  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 舞台の貴方は 一段と素晴らしく見えるわ  メモリーズ 皮肉な幕切れね 一幕は愛の夢だったわ  貴方の歌声に心を奪われた 少女の視線を痛い程感じるわ  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 思い出のこの唄 私の為だと思わせて  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 舞台の貴方に  オメデトウ… サヨナラ… アリガトウ
通りすぎた風高田みづえ高田みづえ横須賀恵谷村新司たしか昔に読んだある童話のように 心をちぎっては道に落して来た 迷わぬためにてだてだったけれど 時間という名の小鳥達がたべてしまった 誰のせいでもないそれは仕方がない だけどあの時の心が残っていたら ひたすらまっすぐにあなたを 見つめる事が出来たのに  通りすぎた心は美しい通りすぎた心は優しい 通りすぎた風はもうもどらない  ふと足もとに落ちた心をひとかけら 飢えた小鳥達が知らずについばむ 目じるしが何もなくなってしまって あとは涙しかおとすものが残っていない 誰のせいでもないそれは仕方がない もしも道端の涙をとりもどせたら ひたすらまっすぐにあなたを 信じる事が出来たのに  通りすぎた涙は美しい通りすぎた涙は優しい 通りすぎた風はもうもどらない  通りすぎた心は美しい通りすぎた心は優しい 通りすぎた風はもうもどらない
ガラスの花高田みづえ高田みづえ谷村新司谷村新司マンションの窓灯りがまた一つ消えてゆく 幸福に暮らしている貴方を見つけただけね まちがいだと気付いてたわ それは わかりすぎる程 時に愛は 悪を承知で燃え上がる それも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい  楽しげに微笑んでる 貴方の家族の写真 口紅で消していたわ貴方以外の人を まちがいだわ わかってる 私は幼すぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい  まちがいだわ わかってる 私は幼なすぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてくれたなら 貴方の指のすきまから 音もなく消えてゆくわ ガラスの花らしく
いい日旅立ち伊東ゆかり伊東ゆかり谷村新司谷村新司美野春樹雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに  岬のはずれに 少年は魚釣り 青いすすきの小径を 帰るのか 私は今から 思い出を作るため 砂に枯木で書くつもり さよならと  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った 歌を道連れに
愛の光アリスアリス谷村新司谷村新司アリス・木田高介陽溜りをいつも避けながら 今日まで歩いてきたの 背中に太陽を受けて 今日まで歩いてきたの ビルの谷間に風が吹きぬけて 心の炎は消えてしまったの  だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  雨だれの音を聞きながら 今日まで暮らしてきたの 過ぎ去った誇りのなかで 今日まで暮らしてきたの  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた  だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた それはあなた それはあなた それはあなた
誰もいないアリスアリス谷村新司谷村新司青木望・アリス・木田高介忘れ去られたベンチの上に 真赤な夕陽がのびてくる 黄色く変わったポプラの枝を ただ秋風がなでてゆく  愛の言葉を交わした人も うとうと昼寝をしていた人も 誰もいない 誰もいない  忘れ去られたベンチの上に 読み棄てられた新聞紙 ただ何となく読む気もせずに 見上げた空のいわし雲  誰かを待っているようで 流れてゆくのも悲しそう 誰もいない 誰もいない  忘れ去られたベンチの上に あなたを待っている私 忘れ去られたベンチのように 一人ぼっちは恐いから  早くあなたが来なければ 季節が変わってしまいそう 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い
さらば青春の時アリスアリス谷村新司谷村新司前田憲男振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  やすらぎの時が 青春ならば 今こそ笑って 別れを言おう  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は逆まく胸に  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  この世に生れた 唯それだけに 甘えて暮らして 生きてはゆけない  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい
涙の誓いアリスアリス谷村新司谷村新司石川鷹彦Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 汽笛がむなしく 響く Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り 泣きながら すがりつけば 終わる そんなキザなやさしい愛じゃなかった もう二度と消えない手首の傷あと  Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 遠ざかる 思いでのかけら Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever あなたの背中に叫ぶ  Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の誓い 残されて一人きりで生きる 明日からは心を閉ざしたままで もう二度と夢など 追いかけはしない  Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 消えてゆく 思いでのかけら Oh Please これで Oh Please これで すべては すべては 終わる
チャンピオンPLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司谷村新司石川鷹彦つかみかけた 熱い腕を 振りほどいて 君は出てゆく わずかに震える 白いガウンに君の 年老いた 悲しみを見た リングに向かう 長い廊下で 何故だか急に 君は立ち止まり ふりむきざまに 俺に こぶしを見せて 寂しそうに 笑った  やがてリングと拍手の渦が 一人の男をのみこんで行った (You're King of Kings) 立ち上がれ もう一度その足で 立ち上がれ 命の炎を燃やせ  君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに わずかに聞いた君の両目に光る 涙が 何かを語った  獣のように 挑戦者は おそいかかる 若い力で やがて君は 静かに倒れて落ちた 疲れて眠れるように わずかばかりの意識の中で 君は何を考えたのか (You're King of Kings) 立たないで もうそれで充分だ おお神よ 彼を救いたまえ  ロッカールームの ベンチで君は きれたくちびるで そっとつぶやいた (You're King of Kings)  帰れるんだ これでただの男に 帰れるんだ これで帰れるんだ  Oh ライ ラ ライ ラ ライ ラ ライ
帰らざる日々GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司谷村新司篠原信彦最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love
昴~すばる~氷川きよし氷川きよし谷村新司谷村新司目を閉じて何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向う道より 他(ほか)に見えるものはなし ああ 砕け散る 宿命(さだめ)の星たちよ せめて密(ひそ)やかに この身を照らせよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば 昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば 昴よ  ああ いつの日か 誰かがこの道を ああ いつの日か 誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば 昴よ 我は行く さらば 昴よ
一恵山口百恵山口百恵横須賀恵谷村新司一期一会… いくつかの出逢いの中で それぞれに心を知りました  「貴女は夢だ」と人は言う 何故 何故夢なのかとふと思う  そんな想いは幼い頃の 雨に降られた 秋祭り ガラス越しの雨だれに ため息ひとつ瞳(め)をふせた あの日の私想わせる  現(うつつ)の心届かぬままの 不知火(しらぬい)のような不思議さを 背おいきれずに呟(つぶ)いた 私は女――  一期一会… あなたとの出逢いの中で 私は自分を知りました  私の胸によせる波は あなたの あなたの心にひいて行く  母にもらった名前通りの 多すぎる程の倖せは やはりどこか寂しくて 秋から冬へ 冬から春へ ひとつの愛を追いかけた  現に戻す罪の深さを 知ってか知らずかあなたへの 愛を両手に呟いた 私は女――  現に戻す罪の深さを 知ってか知らずかあなたへの 愛を両手に呟いた 私は女――
貘(バク)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政夢を喰べたら傷付く そんな時代だけれど 飼い犬にはなれない ねえそうだろう  夢の続きを見なくちゃ生まれた意味がないだろう 満月に吠えてもいい ねえそうだろう  群れない訳は 自由でいたいから 異端児のそれが誇りさ  ライトもエジソンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  蓮の花が開いたら 墨絵の夜に絵を描く せめて一色の夢 ねえそうだろう  シルクロードをまたいで 七つの星を喰べたら 失くした夢よみがえる ねえそうだろう  群れない者は 覚悟を抱きしめて 異端児と呼ばれ ほほえむ  ライトもエジソンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  鐘の音に 導かれるままに 駆けてゆけ空へ 貘(バク)  群れない訳は 自由でいたいから 異端児のそれが誇りさ  ライトもエンジンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  鐘の音に 導かれるままに 駆けてゆけ空へ 貘(バク)
東京綺譚谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO溶けたアスファルトの路 陽炎ゆれる東京 風も吹かない午後の 交差点に立っていた  それは疑うことも知らないで まっすぐに生きてた頃 父が被せてくれた麦ワラと 手には虫採り網  こんな夏至の都会に蝶が いるわけもないのに Yシャツの袖まくり上げて 僕は何故か走ってた ネクタイを空に投げつけて 僕は何故か走ってた  世界のニュースにさえも 興味なさそな東京 ガラスの風鈴さえも 音を忘れる真夏日  それは疑うことも知らないで まっすぐに生きてた頃 縁側で姉がつくる色水 遠いおしろい花  こんな夏至の都会に夢を 捨てにきたんじゃない Yシャツの袖まくり上げて 僕は何故か走ってた ネクタイを空に投げつけて 僕は何故か走ってた  溶けたアスファルトの路 陽炎ゆれる東京 幻を見ているよな 静かな夏至の東京
門司港レトロ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO時を忘れた駅舎越しに セピアの陽が沈む 金色に染まる海峡に レトロな夜が降る 恋人達が跳ね橋から 愛を語る頃は バーボンのグラスの向うに 星が揺れて落ちる  なぜかなつかしい はじめての街が 旅は出逢う日の為の別れのリハーサル  ハヤシライスはあの頃まで 僕を戻してゆく パンの焼ける匂いの中で 少年になってく いつか君を連れてきたいな 古いアルバムの 七五三の袴姿の 僕が夢見た街  汽笛が聞こえる タグボートの音も 母の呼ぶ声に聞こえた気がした この街は  ふたたびこの街に帰ってきた時には きっとこのままのゆるやかな時間で抱きしめて  時を忘れた旅人には 心安らぐ街 少年時代のなつかしい 匂いに酔える街 時を忘れた旅人には 心安らぐ街 少年時代の僕達に 必ず逢える街
グランドステーション谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志人もまばらなグランドステーション 始発のベルを待つ 人の海に泳ぎ疲れ心を殺してた  もう一度 生まれる為の時間と勇気を もう一度 取り戻す為の旅が今始まる  少しずつ この街を離れてく 少しずつ 少年の顔へと戻ってゆく  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない  朝を待てずにグランドステーション 抱きあう恋人は 柱の影で泣き疲れ時計を見上げてた  もう一度 出逢える日だけ信じていたくて もう一度 不確かな約束 別れの口づけ  少しずつ この街を離れたら 少しずつ 悲しいけれど大人の形になる  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
カーニバルの午後谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志あれは遠い日の記憶 白い夏服の影よ 焼けたフラワーロードに ひびくカーニバルの音  君の瞳に映ってた青空を僕も見ていた あの日から僕等は恋に落ちていた あんな悲しい結末も知らないで  君が抱きつづける痛み 僕は知りながら愛した 壁が高かったあの頃 そして若かったふたり  君の瞳の奥にある悲しみを僕も見ていた あの日からこんなにも時は流れた 君はこの街で幸福にいるだろか  君しかみえなくて思い悩んだ日 はじめての口づけもこんな陽射しの カーニバルの午後だった  あの日僕はここにいたそして君もここにいた それは甘い幻 永遠の
つらつらと谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志つらつらとつづく坂道 細い影 老いた背にしまなみの遠きゆび笛 丘人がつなぎし夢の橋の数 見上げる舟人達の汗いずこ  今日出逢い 明日別れる旅人も ここをすみかと憧れん いま消え残る古人の歌行脚 頼山陽の胸のうち  さやさやと耳をくすぐる松藾に ふたたびの帰省を誓う西國寺 夏服の君の姿を追いかけた けがれ うたがい知らず過ぎた日々  今日出逢い明日別れる旅人も 淡き初恋よみがえる いま消え残る瀬戸の夕陽は西へ行く 我を残して西へ行く  今日出逢い明日別れる旅人も 波を枕(しとね)に夢を見る いま消え残る我が命さえふところに 一期一会の夢に酔う
夏草谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政はきなれたスニーカーと 洗いざらしのTシャツと 色あせたジーンズが 陽炎の中ゆれている 逃げ水にさそわれて 歩き続ける土の道 背中には蝉しぐれ 首筋にひかる汗  この旅の重さは 僕だけの秘密 一度だけ自分のこと 試してみたかった  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ  何ひとつとりえのない 自分自身をあきらめて ダラダラと過ごしていた 僕は僕が嫌いだった 夏草に砂ぼこり まき上げてゆくバイク 目に入る汗の痛さ 足の裏の土の痛さ  この旅の重さは 僕だけの秘密 一度だけ自分のこと 試してみたかった  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ
遮断機の向こう谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOいつかこの駅から遠い旅に出よう いつかそんな日が必ずやってくる 同じ制服でも僕は僕でいたい ひとり遮断機を乗り越える時がくる  ある日通学路でみつけたポスターが ふいに語りかけてきた君の夢は何だ? その日の為に君は今 何かをしつづけているかい? 走り出さなきゃ風は起こせない 夢にも近づけない  僕は決めたんだ 夢に水をやる いつか花ひらく 僕の夢に水をやる  春は桜の駅 夏は雲が流れ コオロギの声が雪に変わり時がゆく 卒業式の朝 上がる遮断機の 影が青空に とけ込んで消えてみえた  あの日通学路でみつけたポスターも 雨にさらされ破れて 色褪せてみえた この日の僕を見てほしい制服をこれから脱いで 走り出すんだ自分の足で 僕が今風になる  明日この駅から 僕は旅に出る 古い遮断機を春の風が越えてゆく  古い遮断機の向うに海をみつけた…。
イカロス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOカメリアの空に金星が落ちて 僕の海はやがて錆色に染まる 翼が欲しい君の空を飛ぶ 瞳が欲しい君を見続けるだけの  イカロスには太陽だった そして僕には君だった 灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明  ユリウスの空を僕は知っている 星の神は人の創り物だけど 時が過ぎても変わらぬ真実 人は女神に叶わぬ思いをよせる  イカロスには太陽だった そして僕には君だった 灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明  灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明
流星谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO流星が今流れたね 立待月の夜だね 二人で見上げる月なんて 何年ぶりの事だろう  永遠の命はないと 流星が教えてくれている 輝きながら消えてゆく それが最後のメッセージ  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 大いなる旅を行け 星達の声を聞け 涙は今日に置いて行け 明日の風に吹かれて行け  君を朝まで見つめてる 君を心に刻みつづける 覚悟の別れを知るように 風もその息を密めてる  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 大いなる旅を行け 星達の声を聞け 涙は今日に置いて行け 明日の風に吹かれて行け  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 生きるならひたすらに 燃え尽きるその時まで 生きてゆくなら振り返らずに 明日の風にまかれて行け
クリムゾン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志唇から流れ落ちた一筋の赤が 自分に宛てたリベンジのブルースを歌ってる 背中を灼く赤いホルス 銀のたてがみに 挫折の中で誓ってた あの頃だけは忘れない  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン  願いよりも祈りよりも確かなものは 傷口を裂き溢れる痛みの向うの赤 生きることは死なないことそれだけじゃないだろう 生きることは 生き抜くこと 命の涯てを見ること  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン
バラの棘谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政涙があふれて おまえは俺を見る 涙のその意味は 俺が知っている わずかなプライドにしがみついて生きてきた でもそれを捨てたら楽になるけど 棘のないバラは二度と野生に戻れない  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でも嘘はつけないおまえだけは  言葉のナイフが 心をひきさいて おまえの悲しみに とどめを刺していた わずかなプライドが俺を支えつづけてきた いまそれを捨てたら楽になるけど 棘のないバラは二度と野生に戻れない  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でもこれが最後の口づけだ  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でもこれが最後の口づけだ
サンフランシスコ(桑港)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のヘッドライトが舗道にはねる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 金で買える愛もある 命賭けても買えない愛もある 夜の霧にまぎれたら 嘘のマスクも脱げるWoo Woo Woo  RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のテールランプのような人生 RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 過去を闇に塗り込めて 別の人生生きてく手もある 裂けた傷口につける 愛の薬も買えるWoo Woo Woo 不思議な安らぎは赤い灯のチャイナタウン 何かを求めながらすれ違う人達  RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN パトカーのサイレンが響きつづけてる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人
明星谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志急ぎすぎていた 忘れかけていた 立ち止まることと 空を見上げること 天秤量りの夢の数よりも 思い出の数がいつか増えていた  夜明けに光る星の名前は 夕空に光る星と同じさ  高速道路から降りて見た水たまり 地上にも空があることに気付くだろう  別れも出逢いもすべては輝く 地上に溢れる光につつまれ  正午の空にも 星は輝いて 地上を見つめる 気付かないのは誰? かなしみの時に 見上げるのは空 よろこびの時は 忘れるのが空  影は光に 光は影に 1つの星にも 2つの真実  高速道路から降りて見た水たまり 自分のうしろに無限の空広がる  かなしみの時に見上げればいいさ 笑顔の時には忘れていればいい  出逢いも別れも振り返る時は 美しい星に姿を変えてる
VEGA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志いつか また どこかで きっと君に逢える いつかまた逢うまで 君は君のままで  世界の片隅から君を見てる 僕を忘れないで MY HEART BELONGS TO YOU 生きてさえいれば再び出逢える めぐり逢える MY HEART BELONGS TO YOU めぐり逢う為に僕らは生まれた 忘れないで  遠く離れてても きっと君に逢える 僕は生き続ける 君に逢う日の為  地上に星降る夜 光になり 君を見つめている MY HEART BELONGS TO YOU 生きてさえいれば君に逢いに来る 夜を越えて MY HEART BELONGS TO YOU めぐり逢う為に僕らは生まれた 忘れないで
自由人谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政爪を噛むのは駄目 笑顔だって忘れちゃ駄目 君の口ぐせさえ 今は少しだけなつかしい  愛に縛られてた頃 何故か安らいでた 空は晴れて悲しいほどに青く澄んでいる  君が去った後には自由だけが取り残されてた 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね  煙草吸うのは駄目 電話だって忘れちゃ駄目 君の怒る顔も 今は少しだけなつかしい  愛に縛られてた頃 何故か安らいでた くわえた煙草のけむり 空に消えるだけ  君はもういないと自由だけが教えてくれてる 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね
プラム谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOあなたに恋をしてた あの日に戻れるなら もう一度やり直してみたい 素直になれなかった 優しくなれなかった もう一度戻りたいよ あの日  あなたしか見えなくて あなただけ見つめていた頃の私 冷たい雨 濡れて歩きながら あなたの痛みをじっと感じているわ 熱い心 見失ったままなら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…  あなたがいつもくれた 言葉をかみしめてる もう一度叱られたいけれど 気付くのが遅かった 甘えてばかりいた もう一度戻りたいよ あの日  あなたしか見えなくて あなただけ見つめていた頃の私 寂しい夜 ひざをかかえながら あなたの笑顔を思い返してみるわ 熱い心 取り戻せなかったら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…  冷たい雨 濡れて歩きながら あなたの痛みをじっと感じているわ 熱い心 見失ったままなら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…
魂のゆりかご谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志歌に抱かれながら眠りについた人がいて 歌を忘れる程誰かを愛した人もいた 歌に背中押され歩き続ける人がいて 歌も聞けない程孤独と向き合う人もいる  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  愛を語りすぎてさびしさつのる人がいて 愛に気付かぬまま愛をさがしている人もいる  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  悲しみあればこそささやかな 喜びにさえも涙流れる
Afterglow谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志Afterglow 甘い夢を見てた 目覚めさえ忘れて 露をひからせ芽吹く緑 生まれくる歓びに香る朝  すべて燃え立つ 夏の陽射しに 両手拡げて生きてた頃  Afterglow まばたきだね長い 束の間の永遠に君といた  Afterglow 甘い夢を見てた 目覚めさえ忘れて やがて迎える秋の予感 君と立つ夕暮れの その中に  共に暮らした人の横顔 秋を待てずに先に逝く人  Afterglow まばたきだね長い 束の間の永遠に君といた  Afterglow まばたきだね長い 消え残る夢ひとつ 影ふたつ  Goodnight 君に Goodnight 君に
半空NAKAZORA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで  うつむかないで目を伏せないで 空を見上げていて 暗い夜空に星を数えて みんな歩いてきた  明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅を想う時 人はもう旅人 名前もない駅に始発を待つ旅人  旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで  失くした夢のかけらを集め 両手であたためて まだ人生の半空にいる いつも半空にいる  明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅は語らずに それを教えてる 荒野に咲く花もまた命の旅人  後ろ振り返る時はやがて来る せめてその日まで明日を見つめていて 旅に倒れても 人はまだ旅人 心は半空をさすらう ああ旅人
雪の音アリスアリス谷村新司谷村新司胸いたみ眠られず ふるさとは遥か遠く 乱れて落ちる春の雪さえ 心にうれしく静かに目を閉じる  雪の音 聞く夜更け そらぞらしい 街あかり 道ゆく人の話声だけ かすかに ひびいて 聞こえる 一人枕  古い手帳の君の名前も 今では静かに見れる夜  ひとしきりため息を 手にとりし古本の 破れ表紙に黒インクで 綴るは意味さえわからない言葉  いたむ胸 押えつつ 寝返りを打ってみる 時計の音がやけに気になる 最終電車も今しがた 走り去った  古い手帳の君の名前も 今では静かに見れる夜  鳴るはずのない電話 出すあてのない手紙 雪にこの頬うずめるような 激しく燃えるような恋なら してみたい
恋の悩みは不思議なものアリスアリス谷村新司谷村新司恋の悩みは不思議なもの 指の先から伝わって 気づいた時には そこまで来ているの まぶたを閉じても 時計を止めても 扉をしめても 電気を消しても だめさ……  恋の嘆きは不思議なもの 人の心を狂わせて 時には命も 奪ってしまうもの 愛しているなら その人のために 死ぬことだってさ 幸せだろうね きっと  恋のめばえは美しく 恋の終りははかないもの 小さな時間が過ぎたら 少しだけ 大人になっていることを きっとあなたは気づくはず
小さな恋の物語アリスアリス谷村新司谷村新司いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの しあわせだらけの春風は 二人の髪に甘かった いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  ポプラの木の下の約束を 忘れたわけではないけれど いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  小さな坂道の喫茶店 そろって飲んだレモン・ティー いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  別に意味などないけれど 涙がこぼれそう いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  私も大人になったのね だって涙が出なくなった いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの ラ・ラ・ラ・ラ……
知らない街でアリスアリス谷村新司谷村新司知らない街の知らない人と ただわけもなく話したい 望みも夢も通り過ぎた今は 涙さえもう流れない  ふり返らずに歩いた道を 今は一人で見つめている 風にゆれてる新だ木の葉のように 時がすべてを連れてゆく チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル  故郷すて 今 汽車に乗る すべてを奉げ愛した人よ 昨日のような微笑みさえ忘れて 生きてゆくのさ今日からは チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル
アリスの飛行船アリスアリス谷村新司谷村新司キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  もしもあなたが泣いてたら 空を見上げてごらんなさい きっとあなたは見るでしょう  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  つぎはぎだらけの服だって 恋人のいない人だって 夢があるならお乗りなさい  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  星から星へ旅をして 夜空に夢をまき散らし 希望を送りに行くのです  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  サンタクロースも見ているけれど 一年一度じゃないのです 夢を欲しけりゃお乗りなさい  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船
何も言わずにアリスアリス谷村新司谷村新司何も言わずにいておくれ 今は静かに目を閉じて 何も言わずにいておくれ すんだことなど知りはしないさ 何も言わずにいておくれ 悲しい素振りは見せないで 何も言わずにいておくれ 明日になったら忘れてやるさ  そっと隠そう心の傷は けちな誇りは捨てちまうのさ かまってくれるな俺の人生さ 心のままに暮してみたい 今は聞こえないおまえのあの声も 遠い昔の過ぎた日々のように  何も言わずにいておくれ 今は静かに目を閉じて  そっと隠そう心の傷は けちな誇りは捨てちまうのさ かまってくれるな俺の人生さ 心のままに暮してみたい 今は聞こえないおまえのあの声も 遠い昔の過ぎた日々のように
木枯らしの街アリスアリス谷村新司谷村新司流れる時は花のように かすかな香りをおいてゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時はまぶしそうに 波を映して去ってゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時は夜の風 恋の思い出つれてゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時は木枯らしの街を つつんで去ってゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ……
ブラウンおじさんアリスアリス谷村新司谷村新司ブラウンおじさん 元気かい 白いお髭はのびたかい さわやかな緑の芝生のその中で 長椅子ゆらしてお昼寝かい  老いぼれ犬の 白黒の サムは元気でいるのかい そよそよと鼻をくすぐる風の中 蝶々と一緒にお散歩かい  パイプの調子は いかがかな くしゃくしゃ帽子はまだあるの やわらかな春の日ざしのその中で 昔の夢など見てるのかい  ブラウンおじさん 元気かい ひとり暮しはさみしいかい 懐かしい暖炉のあかりのその前で ひとりでお話ししてるかね
好きじゃないってさアリスアリス谷村新司谷村新司さめたコーヒーは好きじゃないってさ しゃれたスーツは好きじゃないってさ 花の香りにつつまれて 恋を語ることさえも 馬鹿らしくって好きじゃないってさ  朝の電話は好きじゃないってさ 短かいたばこは好きじゃないってさ 肩を並べて歩いても ひとりでいるのと同じこと つまらなくって好きじゃないってさ  四角いにんじんは好きじゃないってさ 長いスカートは好きじゃないってさ デートの終りにキスをして にやにやしながら帰るのも 馬鹿らしくって好きじゃないってさ
あなたのためにアリスアリス谷村新司谷村新司あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで 広い世界のその果てに 離ればなれになったとて きっと出会うさ いつの日か  あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで つらい過去にはおさらばさ 人生の河 越えてゆく 二人ぼっちの旅人さ  あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで
昭和恋唄小林旭小林旭阿久悠谷村新司萩田光雄いのちあるなら 恋に生き 花の桜と 競いたい たとえみじかい 春だって 思いとげれば 悔いはない おとめ十八 おとこははたち おとな こどもの境なく ともにこの世に 生れたことを 花と信じて 咲いていた  あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも  ときは昭和の 真中で 吹いた嵐も 過ぎたころ 飢えた心も 満たされて めぐり逢う日を 待っていた おとめ十八 おとこははたち 人の情けを 知りそめて 熱い涙を 流せることを 恋と信じて 抱いていた  あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも
どこかに幸せが谷村新司谷村新司栗原玲児谷村新司ねえ聞いてごらん 耳をすまし 真っ青な 真っ青な風の中で はらりとこぼれたのはなあに あれはね あれは悲しい人が 歌う声
愛の光谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司日溜りをいつも避けながら 今日まで歩いてきたの 背中に太陽受けて 今日まで歩いてきたの ビルの谷間に風が吹きぬけて 心の炎は消えてしまったの だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  雨だれの音を聞きながら 今日まで暮らしてきたの 過ぎ去った誇りのなかで 今日まで暮らしてきたの 心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた
風姿花伝谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司風は叫ぶ人の世の哀しみを 星に抱かれた静寂の中で 胸を開けば燃ゆる 血潮の赫は 共に混ざりて大いなる流れに 人は夢見る ゆえに儚く 人は夢見る ゆえに生きるもの 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 明日散る花さえも  固い契り爛漫の花の下 月を飲み干す宴の盃 君は帰らず残されて佇めば 肩にあの日の誓いの花吹雪 人は信じて そして破れて 人は信じて そして生きるもの 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 明日散る花さえも  国は破れて 城も破れて 草は枯れても 風は鳴きわたる 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 風のその姿を 嗚々 嗚々 花が伝える 嗚々 嗚々 風のその姿を
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
AURA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司菅野ようこ微熱がさめないまま うつ向く少年の瞳は 心の海みつめて 静かにほほえんでる  生まれくるもの 消えてゆくもの すべては宿命の振子の幅 挫折の闇を突き抜けみえてくる それが光の真実  AURA 夜明けとともにこの髪をゆらすものは何 AURA 地上の風は神がもたらした溜息か  まつ毛を濡らしたままみあげる少年の瞳は 遠いあの日かすめて 明日をみつめている  生まれくるもの 消えてゆくもの すべては宿命の振子の幅 挫折の闇を突き抜けみえてくる それが命の真実  AURA 夜明けとともに忘れ去られる星に捧ぐ AURA 至上の愛は小さなその手の中にある  AURA 夜明けとともに忘れ去られる星に捧ぐ AURA 至上の愛は小さなその手の中にある  Ah…Uh… Ah…Uh… 
ラバン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY  地図を拡げ 指さす爪の先に 小さな光 見つけた15の夏 いつかは たどりつける日が 来るよと信じていた  人は誰でも傷つくけれど だから明日は強くなれる  夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY  夢を削り 大人になることより 旅人のまま 命を燃やしてゆく 涙を よろこびに変えて 心のアクセル踏んだ  人は誰でも傷つくけれど だから明日は強くなれる  夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY THIS IS MY WAY…
RADIO DAYS谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎あの夏俺達は ただの若者で ラジオのビートにも 負けない夢を見てた あの夏俺達は ただの若者で 自由な風の中 孤独の歌を聴いた  あれから時代に足をとられ 醒めない夢に蹴られたけれど それぞれの絵を描き それぞれに生きてる Forty Summer Blues  あの夏俺達は 古いジーンズと 着なれたTシャツで 流れる雲を見てた あの夏俺達は ギターを弾きながら 遥かなアメリカを 瞳こらして見てた  あれから時代は音をたてて とまどいながらまわってゆく それぞれの週末に それぞれの速さで Fifty Summer Blues  あの頃聴いていたあの歌が 今でも時を刻み続けてるエイトビートで  あの夏追いかけて 二度目の旅に出る ラジオを聴きながら あの日の歌に逢いに
遠い花火谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政美しく生きたい あの時の君の声も 人混みにまぎれた 夜に散る花火のよう 浴衣の藍よりも 見下ろす川の 深さに負けまいと 君を抱きしめていた あれは遠い日の幻だったのか あれを初恋と人は呼ぶだろうか  僕は流れている この広い都会の河 人に染まりながら 音のない花火のよう 今年は帰りたい 約束の橋 それでも帰れない あの場所へ帰れない 僕は美しく生きていないから 今は故郷をなぜかさけている  汚れたこの河の 流れに浮かぶ 小さなうたかたに ネオンがキラめいてる 閉じた心にも鮮やかに見える あの日君と見た遠い花火のよう 僕は石を投げた僕の思い出に 閉じた僕の目は遠い花火を見た
ラ・ストラーダ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  路上に陽炎 ゆれてる逃げ水 踏み出す足を拒むように 靴底溶かしてく アスファルトの道  背中に刻んだ 想い出数えて 焼けつく胸の砂時計 命が動き出す 音を聞き乍ら  あー流れて行く あー地の果てまで 確かなものを この手に掴むその日まで 人はさすらい乍ら 路上に眠る  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  身を切る木枯らし の煌めき しびれる指に息を吹きかけ 星なき灰色の ブリザードの道  心にオリオン またたく憧憬 静かに落ちる砂時計 命が動き出す 音を聞き乍ら  あー流れて行く あー地の果てまで 確かなものを この手に掴むその日まで 人はさすらい乍ら 路上に眠る  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく
CRAZY谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政だからもうしない 出口のない恋なんて モーテルの空は ほら星の海 信じてたのは 自分だけ 溺れてたのも 自分ひとりだけ  長距離のバスに飛び乗れば 2度とはこの街に帰らない  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  だから最初から 行き場のない恋だよね 国道の向うに ほら流れ星 言い訳なんて 意味もない 突然でいい これがサヨナラさ  長距離のバスに飛び乗れば 2度とはこの街に帰らない  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…
DECEMBER SONG谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎また冬がきて 粉雪が窓うつ夜には ふと思い出す別れた日 あの時の君を はじめての苦しさに 生きるつらさを かみしめたあの夜も 雪が舞っていた  ビルのイルミネーション キラめくけれど 裸樹の悲しみを 街は知らない  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG 誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG  駅のホームに 僕はただ残されたままに ふとサヨナラの言葉だけ 冬空に吐いた オリオンも見えなくて 閉じた心に サラサラと降り積もる 想い出の数  ビルのイルミネーション キラめくけれど 裸樹の悲しみを 街は知らない  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG 誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG
夕凪谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎寄せては返す波は 夕暮れに身をゆだねて 空の赤に染まりながら その悲しみをいやしてる  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい  夜明けに吹く風に 僕がなるから 必ず守るから そっとおやすみ  寄せては返す波の くり返すそのはかなさ 空の赤に染まりながら その静けさに泣いてる  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい
パンセ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政言葉にできなくて 言葉にできなくて 君をみつめている それは伝えたことない それは伝えたことない 秘めた熱い思い 君が涙の海にいたなら 僕が連れ去る  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる  春には星になり 夏には雨になり 君を見つめている そして秋には風になり そして冬には雪になり 君を見つめている 夜の静寂に君が眠れば 僕も安らぐ  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる
君の歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政すこやかな日も 病んだ時も 眠れぬ夜も 歓びも  いつもそばにいる どんな時だって たとえ離れていても 心はそばにいる  やさしさの種 握りしめて この世に生きる 君だから  家族という名の 愛の教室で 水と光を受けて 種は蕾になる  いつの日か愛する人にめぐり逢えば 惜しみなく捧げる 君のそのやさしさ そして蕾は心に 花を咲かせる  やがて旅立つ 君に贈る 言葉はいつも君らしく  野に咲く名もない 花のはかなさに 涙する心だけ 失くさないでほしい  いつの日か愛する人にめぐり逢えば 惜しみなく捧げる 君のそのやさしさ そして蕾は心に 花を咲かせる  やさしさの種 握りしめて この世に生きる 君だから  いつもみつめてる どんな時だって たとえ離れていても 心はそばにいる いつも いつも
心の駅谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎旅立つ朝 駅のすみで 涙こらえて 見送る人 尽きぬ想い にじむ景色 今も忘れない  人は皆泣きながら この世に生まれたから 笑顔で帰るために 遠く旅をする  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ  星を数え 目覚めた夜 風の街から 聞こえた声 父の背中 母の胸は 今も忘れない  人は皆泣きながら この世に生まれたから 笑顔で帰るために 遠く旅をする  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ
明日への讃歌アリスアリス谷村新司谷村新司深町純・矢沢透誰も知らない 花のように あなたのために 生れた私 嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー  羽根を失くした 鳥のように 涙で青空 見ていた私 さよならだけの 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー  雨に打たれて 咲いている 名もない花を 信じたい 生きてることの 幸せは 誰かを信じて 歩くこと 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー
走っておいで恋人よアリスアリス谷村新司谷村新司青木望涙流し疲れたとき 僕の腕のなかで 静かに夢をみるんだよ すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  夢に破れ疲れたとき 僕の胸のなかで 心の傷をいやすのさ すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  生きてることに疲れたとき どこへも行かずに 走っておいでよ真直ぐに すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人 そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人 そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人
バイ・バイ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司どしたの いつもの貴方じゃないよ 急に真面目な顔なんかしてさ 分かっていたのよ 何にも言わないで あゝ今は黙って二人で飲みましょう  バイバイ 明日から気楽にやるわ これから夜だって ぐっすり眠れる 背中の隅っこの 貴方のぬくもりが あゝ消えてゆきそうだけど風邪なんて ひかないわ……  みそこなっちゃこまるよ 私は平気 それより気になる気の弱い貴方 黙ってうなずけばすべては終る もういいの私昔からいつでもこうだった
琥珀の夢谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司いつもと同じ一日が いつものように過ぎた時 心の中を吹き抜ける冷たい風は何だろう 青い春 白い秋 季節の間で 燃えつきた夏の日は琥珀の流木 あゝ首すじの色とともに 少年は男に姿変えてゆく  背中を濡らすひとすじの熱い命のときめきに 少女はそっと指をかみ それから無口になってゆく 青い春 白い秋 季節の間で 燃えつきた夏の日は琥珀の流木 あゝ黒髪の匂いとともに 少女は女に顔を変えてゆく  男と女になる前のほんのわずかの一瞬を ゆらめく心でうけとめて二人はやがて巡りあう 青春のかがやきと 季節の間で 燃え尽きる若き日は琥珀の幻 あゝ美しき出逢いの様よ あゝ美しき決別の様よ
シェナンドー河に捧ぐ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司年老いた男が涙もぬぐわず 陽に焼けたこぶしを握りしめ語る 今は亡き息子と妻へ生きる力が欲しいと その顔に刻まれた男の生き様 もう誰れも責めはしない たとえ今死んでも  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  教会の鐘の音が遠くで聞こえる 幸福に暮らしてたあの頃の響き 少しも変ってはいないと男はそうつぶやく 想えばつらい日も長く続いた けれど輝いていたあの時にもう二度とは戻れない  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  この河のほとりを妻と歩いた この河で息子と泳いだ想い出 年老いた男の最後の涙 今この河に捧げん  男は指先で 砂にしるした 今こそ帰らん母なる海へ 身も心も帰らん  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる
口笛が聞こえる町谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司旅に出るなら雨の日が一番似合うと思っていた 右手には傘、左手にはつかみそこねた幸福を ついてなかった生きる事に 努力はいつもしていたが 所詮笑顔の似合わない人もいる かもめが低く飛ぶ曇り空 ロシアの船の着く港 砕ける波 ほほにつめたく 旅立ちを責める 思い出せば楽しいことも少しはあった  誰が吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を 誰が吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…  消すに消せない痣のある まちがいだらけの青春と 分かっているのは誰れよりも 自分なんだと知っていた 心の糧になる本を鞄の底にしのばせて 話し相手にしてみても夜は長い いかつり舟の漁火だけが淋しくゆれる北の海 窓にうつる自分の顔は若くはなかった 悲しいけど大人の顔に変っていた  誰れが吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を 誰れが吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…
男鹿の子守唄谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司冬は男の海のごと 人訪れることもなき 風花うたう 男鹿の海  夏は女の海のごと 人恋しげな素振りして 山撫子に 何語る  海と空との交わりに ただ悲しげにかもめ舞う 鉄紺の海 音高く  風が散らせし花達を 拾い集める人もなく 涙流さん 人知れず
1977年谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司また1つあかりが消えた ぼんやりと窓辺にもたれ 手紙さえ出す人もなく 暗い道を見ていた 船の汽笛が 窓をたたいて 遠い昔に 私を連れ去る 誰れかが うたってた悲しいあの歌 命も消せないまま歌いつづける  あの人は今も元気で 住みなれた街にいるのか 幸福に近づく時は いつも心沈むけど 私を育てた やさしい人たち 私を恨んで 生きてる人達 たとえつらくても私は負けない この手握りしめて 歩いてゆける  恋ならば失くしてもいい いつの日か笑える日がくる 夢だけは失くさないで 生きてゆけなくなる たとえ人が何と言おうと 夢があれば 歩いてゆける たった1人でも 友もいなくても 涙流しながら 歩いて ゆける
熱い吐息谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間熱い吐息の中で 君を抱きしめて 深いしじまの中に 溶けてしまおう この時だけが二人を みじめさから救ってくれる もしも夢ならこのままさめないでおくれ  こんなか細い腕で君はひたすらに 汗のにじんだ胸で君はひたすらに この時だけが二人の 信じあえる時 離れられないと 心で感じているのは 俺だけなのか  もう何も今はいらない おまえの中に沈んでゆけば けちな夢なら今すぐこわれてもいい
アディオス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ また逢う日まで かわらずに 離れていても かわらずに  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 眠る前には 祈っておくれ 時が二人を 変えないように  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 熱い太陽 乾いた道 焼けつくような サンアントニオ  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 長く果てない 夜が来ても やがて二人の 陽は昇る  アディオス アディオス アディオス アディオス
この空の下谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間見知らぬ町の 見知らぬ人よ 今日も同じ空の下で 生きているのか 見知らぬ町の 見知らぬ人は 今日も誰か愛しつづけ 暮らしているのか 喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて それでも人は 生きてゆけるのか そんな人に 出逢う時が いつかは 来るのか…  生まれてそして 見果てぬ夢を 明日も同じ空の下で 追い続けるのか 喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて それでも夢は 追い続けるのか そんな人に 出逢う時が いつかは 来るのか…
春雷のあとで…谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間時は五月 花咲く街角 浮かれて流れる 車の河 夏を告げる 気まぐれ五月雨 急ぎ足人は 雨を避けながら 稲妻駈け抜ける 夕暮れの空 耳をふさいだ 貴方の肩越しに 濡れた指先 手に霞草 時は五月 夏はすぐそこに…  時は九月 色づく街角 冬の訪れ 知らせる風達 いつだって貴方は 何も話してくれないまま 私を置き去りに 歩き始めてゆく 何かを求めゆく 終りへの旅は それに気づいていた 本当よ私は 悲しいくらいにやさしいはずの貴方 時は九月 いつしか落葉時  時は五月 夢去りし街角 変わらぬ景色に行きかう人波 悲しい目をした 人間ばかりが ぬくもり求めてすれちがう中 疲れすぎた足 傷ついた心 どこへもやりばのないむなしさよ せめたりしないわ 貴方のことは 求めたりしないわ 小さななぐさめなんて
青空谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間ただひたすらと あきらめが 心の中を うずまいて みせかけだけのやさしさ幸福は 忘れてしまえと呼んでいる あゝ限りあるこの人生 あゝ心のままに生きてみたい  雨は空から あざけるように 心の中に 降りしきる 雨よおまえは知らないだろう 傷つき悩む人の心を あゝ限りあるこの人生 あゝちっぽけな人間達よ  昨日の明日が 今日になり 今があるから 夢をみる 雨よおまえに負けはしない 雲の彼方はいつも青空 あゝ私には青空がある あゝ終ることない青空がある あゝ私には青空がある あゝ終ることない青空がある
ハーバー・ライト(港の灯)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ともりはじめた ガス灯の かげにみえたり かくれたり  黒いコートの男が ひとり  メリケン波止場を 離れた船が 霧にゆれてる ふたつ みつ  チャイナ・タウンは 坂道の 小雨に濡れた 丘の上  花に埋もれた 黒人の 街に  鐘のひびきが小さな街の 霧を包んで ふたつ みつ  ダニー・ボーイよ 金門橋よ 涙流せる ブルースよ  忘れられない 想い出よ  変わることなく 生きていてくれ 霧にうもれた シスコの街よ
夢行燈谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦夏の終りの夜の夢は 売られ売られて流れゆく 白き娘の恋の夢 命短かし運命なら せめて故郷で死にたいと 暗い瞳で つぶやいた  土手の柳に吹く風に 吹かれてゆれる新内流し 悲しき恋のてん末を ふさいだ耳に忍ばせる 娘は十五 白い手で 古い行燈の灯を消した
讃歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦離さない 離せない もう君だけは 何も…何も考えちゃいけない  俺だけを 俺だけを じっとみつめて 何も…何も考えちゃいけない  1人で眠れぬ 夜があれば 心の中で呼んでおくれ  露に濡れ 雨に耐え いつも変わらず 幾度… 幾度 暑い夏 乗りこえ  咲かないで 咲かないで 命果てていく そんな そんな 名も知らぬ花さえ  力の限りに生きている せめてそれだけは知らせたい  変わらぬ心で君だけを 信じつづけたほこりだけが  ついて来い ついて来い 涙流しながら じっと…じっと 俺だけを見つめて…
さちこ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司さちこ いつもひとりぽっち さちこ ステキな名前だね 飴玉なんていらないから いつもの笑顔をみせとくれ  さちこ おじさんと遊ぼうか さちこ おじさんと踊ろうか 白いドレスの天使のように ワルツにあわせてステップ踏んで  さちこ いつかは君も さちこ 大人になるけれど 柿の木坂のてっぺんまで かけっこしたこと忘れないで  さちこ もしも君が さちこ お嫁に行く時 おじさんにも教えておくれ 淋しいけれどおめでとうっていうから  さちこ お家へお帰り さちこ 日暮れが来る前に パパとママが待っているから おじさんのことも忘れちゃダメさ
想い出橋谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司想い出の橋のたもとで あの人とすれ違い 通り過ぎた後口唇に 忘れかけてたほほえみが よみがえり声もなくみつめる なつかしい君の後姿 思わず駈けより手を取りて 理由もなく涙ぐんだ  歳月の川は流れて あの人は恋を知り 本当のやさしさを知り 苦しみを乗り越えて 影を連れ故郷に帰った 君の瞳が僕の生きがい もう離れずに手をつなぎ 二人で生きてゆこう  雪溶けの空の彼方に 幻の鐘は鳴り たれ込めた雲のすき間に バラ色の陽は昇る 10年の苦しみは短かく 今日からはただ君と二人で 共に悲しみ共に泣き やさしく生きてゆこう
Good-bye-my-friend-so-long谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司いつも君がいたから 振り向かず歩いてきた そして人生は1人きりだと 教えてくれたのも君だった  さよなら彼女と幸福に 素晴らしいオヤジになってくれ 僕はしばらく旅に出る 長く短かい旅に出る good-bye my friend so long good-bye my friend so long  いつも君の歌声は 僕に勇気を与えてくれた そしてこう生きるのも男だと 教えてくれたのも君だった  さよなら彼女と幸福に 素晴らしいオヤジになってくれ 僕はこれから君をみている 男に変った君をみてる Don't forget me so long baby
水曜日谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ざわめきの中 君を捜して 重くなる足を ひきずりながら 空港の待合室に 君を見送る水曜日  彼に寄りそう君は花嫁 幸福という名前にふさわしく 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている  これでいいんだけれど これでいいんだけれど 何故か心は沈む それはかくせない  目の前の君は子供のような 無邪気さも消えて 輝いてみえる 空港の待合室に 君を見送る水曜日  いつのまにか時は君を変えた 素晴らしい女に君は変った 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている…
セレナーデ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司行きすぎる人波に まぶしげに目を伏せて 話しかける人もなく 心を閉じたまま すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って  愛という季節さへ 気づかずに舞い落ちて ひとりきり酒を飲む 背中をふるわせて すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから… 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って
挽歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司19の夏が過ぎ 煙草を吸いはじめ 真っ赤な口紅を はじめてひいてみて 似合っているわねと 僕に明るく問いかける 黙ってうなづいて 僕は笑ってみせたのに はじめてのこと はじめてのこと 肩をいからせ歩いてみても かくせはしないこともある  乾いた街並の 冷たい風の音に 貴女の行先を 尋ねてみても むなしく砂をはき 紫雲英の花びらも やさしいまなざしで 僕の前から運び去る 教えておくれ 教えておくれ 悲しい春はもう沢山さ 重いコートをまだ脱げない  教えておくれ 教えておくれ 悲しい春はもう沢山さ 重いコートをまだ脱げない
恋唄谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司泣いて涙が枯れるなら  死ぬまで泣いていましょうか 死んで思ひが叶うなら 今すぐ死んでみせましょう 死んでも叶わぬ恋ならば あゝ死んでも叶わぬ恋ならば 生きて抜けがらをさらしましょうか  君の吐息に眼をさまし めざめた夜も幾度か ほのかに熱き君の背に 我が身を寄せて眠りたる 二人の恋は過ぎ去りて あゝ二人の恋は過ぎ去りて 時計の歯音と暮らしましょうか  死んで心に咲く花の やつれし色は何の色 びんのほつれにほの紅く 染まりし君の肌の色 時雨し夜半の恋の夢 あゝ時雨し夜半の恋の夢 今は名残りの筆をとる
おやすみ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司お化粧なんて しなくていい 素顔のままの君でいい 変わらなくてもいいんだよ 子供のような君でいい さあ目を閉じて 目を閉じて 君が眠りにおちるまで そばで話していてあげる  夢をみるのが恐いのかい そんなに淋しい夜ならば 甘えていいんだこの胸で 涙をふいてあげるから さあ目を閉じて 目を閉じて 君が眠りにおちるまで そばで歌っていてあげる  そばで歌っていてあげる…
煙草のけむり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間一人きりの煙草のけむり 目にしむふりして 振りむいてみても 誰れもいない 昨日の夜から ぬけがらだけの男が生まれた  そしてやさしい女が一人 信じる心を失くしていった もう戻らない もう戻れない  あたりまえの言葉のはずが 気づかぬうちに トゲだらけになり のがれられない 自分に気づき 無口になった 男が生まれた  そしてやさしい女が一人 信じる心を失くしていった もう戻らない もう戻れない  一人きりの煙草のけむり 目にしむふりして 口ずさむ歌は 精一杯の心を込めた 強がりまじりの男のてれかくし 強がりまじりの男のてれかくし
チャンピオン(King Of Kings)松本人志松本人志谷村新司谷村新司つかみかけた 熱い腕を ふりほどいて君は出てゆく  わずかに震える 白いガウンに 君の君の年老いた 悲しみを見た  やがてリングと拍手の渦が一人の男をのみこんでいった  (You're king of kings)  立ち上がれ もう一度 その足で 立ち上がれ 命の炎燃やせ
極東セレナーデ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない 男と女は複雑なゲーム かけひきもあれば真実もある 東へと向かう プラットホームに 君の影もなく 風が吹くだけ 落ちつくことなど できないことは 誰よりも俺が 一番知ってる 愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない  You are my pain You are my sorrow You are my everything You are my love  東へと向かう 列車の窓辺の 流れる景色に 君が重なる 男と女の残酷な違い 男はデラシネ 女はひかり 愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない  You are my pain You are my sorrow You are my everything You are my love  愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない
ジャスミン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政君のこと以外 考えられなくて 夢遊病者のように 歩いてた 降り出した雨は シルクの針のように 熱い心を 突き刺す  痛みさえも甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン  理性のかけらを ワインで溶かしても 酔えない夜があると 知らされた 三日月はナイフ 蒼白い光で 左の胸を 突き刺す  痛みだけが甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン
29th BIRTHDAY谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・瀬戸谷芳治ビルの屋上から 夕陽みつめている 10000日も生きたなんて まるで嘘みたい 空はあの日のまま卒業した日のまま 最後の制服脱いだ時に ため息で見上げたあの日のまま  今日は29th BIRTHDAY 少女じゃない 結婚だけが幸福なの? 今日は29th BIRTHDAY 大人なのに 淋しい夜は泣きたくなる  ひとりっきりで生きてゆくなら 誰も不幸にはならないよと 言った男もいつのまにか 誰かと暮らしているらしい  1人の人に決める そんなこと出来ない 逢いたい時に逢えるだけで 幸福感じられる 一緒に暮らすことがやさしさなんですか? 互いにしばり合うことが愛ならば 私ひとりでいい  今日は29th BIRTHDAY 大人じゃない 友達はみなそう言うけど 今日は29th BIRTHDAY 私なりの 生き方でいい それでいい  ひとりっきりで生きてゆくなら 誰も不幸にはならないよと 言った男もいつのまにか 誰かと暮らしているらしい  ピンクシャンパンの 泡がキラめいてる 夜のとばりに包まれた このビルの屋上から 乾杯 私のため 自分らしく生きる かたくなだけど嫌いじゃない こんな私が嫌いじゃない  今日は29th BIRTHDAY 人はみんな 明日に夢をみるけれど 今日は29th BIRTHDAY 私は今、 今を生きていたいだけ
トマト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政窓のむこうにはアメリカ橋と ガーデンプレイスの灯りがみえる “まるでマンハッタンだね…” あなたのジョークに よろこびを感じてた 1DKの狭い部屋 何もないけれど幸福だった 私の手作りの 小さな食卓 トマト嫌いの子供みたいな あなただけど 私は愛してた 明日を見ないで あなたをみつめてた  恵比寿駅前で待ち合わせして 買い物するのがお決まりだった “きっと回りの人は若い夫婦だと思ってる”と ふざけたあなたを少し憎んでた 不確かだから幸福だった あなたがすべてとは言えなかったけど 大人になって振り返る時は きっと言えるよ “あなたを愛してた” トマト嫌いの “あなたを愛してた”  残酷な季節の後で あなたは部屋を出て行った 思い出のコートだけ残して 私は部屋の窓越しに アメリカ橋に消えてゆく 青春のかけらだけみていた  山手線に乗り 渋谷に向かう 朝の太陽が私をてらす 恵比寿に近づく度 思わず振り向く あの頃に2人して 暮らした2人のあの部屋 あなたも時々は思い出すかしら 傷つけ合いながら 暮らした頃を じつは あなたにかくしてた秘密 私の好きなもの それはトマト 言えなかったけど トマトが好きだった  不思議ね あれから トマトが食べられなくて 好きなのに嫌いになった… 好きなのに嫌いになった…
ジュピター谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  夜の闇に ひそかに咲く くちびるゼラニウム 光を待つ 都会のすみ 私は夜明けを待つ そして あなたの光を体でうけとめて 輝きはじめる 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで  この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで ジュピター
ペルソナ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政今何をしていますか? こんな夜には 僕はまだ眠れなくて 考えている 窓から見える 四角い空を 君も 見ているなんて 思うだけでも 何かいいね What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には テレビはもう終わったのに 消せないでいる こんな時間じゃ 電話できない君に 考えるのは 君のことだけ 何かいいね What are you doing?  ニュースでは悲しい出来事や 我が国のあやふやな未来が グルグルまわる僕のまわりで 音もたてずに まわる まわる What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には こんなにも変ってゆく 自分が不思議 君を見てると 僕の形がみえる 離れていても 僕にはみえる 何かいいね What are you doing?  ニュースでは悲しい出来事や 我が国のあやふやな未来が グルグルまわる僕のまわりで 音もたてずに まわる まわる What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には 今何をしていますか? こんな夜には
生成谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎夢は遠くに投げて 追いかけてゆくもの 生きてゆくその意味は 誰も知らない 茜に染まる海も 哀しみをたたえて 包み込む夕暮れに 傷をゆだねて痛みゆだねて 愛を下さい 神がいるのならば 愛を下さい あえぐ旅人に  純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま  風に震える指で 握りしめるものは あの人に託された 夢のひとかけ 父の背中は遠く 母のぬくもりさえ 今はただ思い出の 遙か彼方に遙か彼方に 抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を  純白のままで 誰も生きてゆけない 罪を背おいながら 心は生成のまま  抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を  純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま 罪を背おいながら 心は生成のまま
ラスト・ソング山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司最後のライトは消さないで せめて拍手が終るまで 恋をすることさえも許されないで 歌い続けてきた私 せめてこの歌は貴方に  客席にはいつもの貴方がいて となりには貴方の愛する人が 何も知らずにほほえんでいる  たった一度のあやまちを 貴方は悔んでいるかしら たった一度の恋のあやまちだけが 私をささえてくれたのに  明日から一人で歩いてく 少しは大人になれたもの もう二度と逢わないと心に決めて 涙みせずに歌うから せめて心だけ受け止めて  明日になれば貴方は祭壇の前で 新しい愛を永遠(とわ)に誓う だから今日までは私の貴方  最後のライトは消さないで せめて拍手が終るまで 恋をすることさえも許されないで 歌い続けて行く私 せめてこの歌を貴方に せめてこの歌を貴方に
櫻守谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐孝康夫あの愛だけは 信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる  今年の櫻は散りました 夜明けの風雨に耐えきれず はらり はらり 散りまどう 過ぎた盛りを惜しむように 今日を限りと風に舞う 花になれたら 花になれたら  あの愛だけは信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる  つないだ手と手は二年坂 焦がれて待つ身は三年坂 はらり はらり 散りまどう 一期一会[いちごいちえ]の櫻守 今日を限りと風に舞う 花になれたら 花になれたら  あの愛だけは信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる 今でも こうして この街で生きてる
CORAZON谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠・服部隆之学生の頃は自由に気ままに 恋をしてたわ 気がつけばいつも あなたが遠くから見つめる 視線だけは背中に感じていた あなたはいつもいい人だったわ 友達にでも私にとっても けれど私が魅かれる男は いつも あなたではなかったわ 忘れない彼との恋にくるい家を出た私を 小雨の駅に送ってくれた あなたに ふり向きもしないで ありがとうの言葉もかけずに 列車に消えてく わがままな私を 濡れながら あなたが見ていた CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 幸福をつかむために 私は震える心で 彼の背中にしがみついてたわけじゃない  走る列車の連結の陰で 彼のコートのゆげを見ながら たった一度きりの人生だもの まして春はあまりに短すぎるわ 不思議なものね 一度くらいは 自分のレールは 自分でひきたい たとえ それが不幸へと続いてく 悲しい運命という名の列車でも この人がいい人か そんなことはわからない 映画ならハッピー・エンド このまま終わるけれど かすかに感じていたわ 彼は幸福が似合わない人だと 幸福 求めたわけじゃないのよ 不幸福になる自由がほしかった CORAZON 背中あわせの心 CORAZON わがままに見えるけれど 私はきっと悔やまない だって一度きりの人生 セラヴィ セラヴィ  あなたのことを忘れたままの 彼と二人の小さな暮らしに ピリオドをうたせたのは 明日を信じない 私の言葉だったわ 彼は子供が欲しいと幾度も 寝物語に私に言うけど 生まれ来る子供の幸福な人生まで 私には背負えはしないわ 求めすぎた彼には明日しかみえないまま 私は私で今日さえも見えないの サヨナラ出て行く彼の 背中に別離の唄は聞こえない 時計の音も ざわめきもなにも 聞こえない大人のサヨナラ CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 気がつけば街は ひとりぼっちで帰る 初めてのX'masイヴの夜 遠くで聞こえてるサイレント ナイト  10年ぶりの故郷の駅 小雨のホームで電話をかけたわ 寂しさと なつかしさと あなたへの想いと ほんのわずかばかりの希望と 震えながらも まわすダイヤル 電話のむこうで なつかしい声が 傘もささず 駈けて来た あなたを見て 生まれて初めて泣いたわ 笑顔のまま私のまぶたをそっと押さえた あなたの薬指 キラリ光る指輪 私が自由に生きたように あなたも人生を生きていたのね 変わらない あなたの笑顔の奥の 悲しみに今初めて気付いた CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 震える私の小さな肩に 降り続く雨は冷たい あの頃の私の心のように CORAZON 背中あわせの心 CORAZON あなたの背中を見つめたままで 降り続く雨の舗道を あの頃に戻って歩いてみたい CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの セラヴィ セラヴィ セラヴィ
砂の道谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司歩いても 歩いても 歩いても 振りむかず 振りむかず 振りむかず それしか出来ない 私の生き様 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 流されて 流されて 流されて 立ちどまり 立ちどまり 立ちどまり  休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある…  休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある…
愛に帰りたい谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠僕達は急いで 何処へ行くんだろう 忙しいなんて文字は 心が亡くなるのに 初めての涙や 眠れぬ夜の数 確かに僕達は 知ってたはずじゃないか きっと 愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  coming back coming back to you coming back coming back to you  夕暮れの街角で 空を見上げよう 心ごと体ごと うつむいてしまう前に 大人だって時々は 抱きしめられたいよ いつから僕達は 淋しさに慣れたんだろう きっと愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  空は流れない 雲も流れはしない 流れてゆくのは そうさ 僕達 僕達さ  coming back coming back to you coming back coming back to you  きっと 愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  愛が足りない 当たり前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい
感傷紀行中森明菜中森明菜谷村新司谷村新司名も知らぬ駅の 改札を抜ければ 胸は震える 心細さゆえ 雲は流れゆく 風に身をまかせて 人は旅に出る 何かを忘れる為  すれ違う子供達や “道”教える人の笑顔 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない  愛は唯ひとつ 夢も唯ひとつ 信じ込んでた 昨日までの私 人は何故に泣く 明日さえあるのに 戻れぬ時への つぐないの涙か  すれ違う子供達や 陽溜りに憩う老人 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない  すれ違う子供達や 遠くで聞こえた汽笛 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない 
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