純喫茶路面電車が 走る街の 通りの向こうの 純喫茶 初恋 ドキドキしながら 初めて君と行ったのは 受験勉強に疲れた 夏の終わりだった… ちょっと 不良に なったみたいねと いたずらっぽく 君は笑った… あれから あれから 何年だろう… 俺は 俺で そこそこの人生 やっているけど 君は どこで どうしているんだろう… 街のざわめき 珈琲の香りに あぁ ふと想う… たった二年の つきあいでも 青春だったよ 鮮やかな 場面さ 一浪してから だんだん君は遠くなり さよならと書いた手紙 届いた年の暮れ… バイクを飛ばし 冬の海に来て 思いっきり 俺は泣いたよ… あれから あれから 何年だろう… 君は 君で 賢く人生を やっているだろう 俺は 今も 甘えを捨てきれず… 夜の静寂(しじま)に 珈琲の苦さに あぁ ふと想う… あれから あれから 何年だろう… 俺は 俺で そこそこの人生 やっているけど 君は どこで どうしているんだろう… 街のざわめき 珈琲の香りに あぁ ふと想う… | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | | 路面電車が 走る街の 通りの向こうの 純喫茶 初恋 ドキドキしながら 初めて君と行ったのは 受験勉強に疲れた 夏の終わりだった… ちょっと 不良に なったみたいねと いたずらっぽく 君は笑った… あれから あれから 何年だろう… 俺は 俺で そこそこの人生 やっているけど 君は どこで どうしているんだろう… 街のざわめき 珈琲の香りに あぁ ふと想う… たった二年の つきあいでも 青春だったよ 鮮やかな 場面さ 一浪してから だんだん君は遠くなり さよならと書いた手紙 届いた年の暮れ… バイクを飛ばし 冬の海に来て 思いっきり 俺は泣いたよ… あれから あれから 何年だろう… 君は 君で 賢く人生を やっているだろう 俺は 今も 甘えを捨てきれず… 夜の静寂(しじま)に 珈琲の苦さに あぁ ふと想う… あれから あれから 何年だろう… 俺は 俺で そこそこの人生 やっているけど 君は どこで どうしているんだろう… 街のざわめき 珈琲の香りに あぁ ふと想う… |
ジプシー・ウーマン今更何を嘆いてるのさ 捨てちまいなよ思い出なんて あの娘はとうにこの町出たぜ 遊び相手にゃてごろな女 生まれついての流れもんだよ 本気で惚れたらあんたの負けさ あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン マジなあんたにゃ似合いっこないぜ ン…… 毎晩男をかえてた娘だよ はなから何も信じちゃいねえ 気ままに生きるが口ぐせだったぜ 身体を張って銭ためこんで 酒とクスリにあけくれた日々 うわさ話はあんたも聞いたろ あの娘はジプシー・ウーマン 夜風に恋をしてさすらうジプシー・ウーマン 文無しあんたと暮らせっこないぜ ン…… 今夜はここで飲み明しなよ しけたつらには おてんとうさんも まぶしいだろうが つきあおうじゃねえか あの娘はジプシー・ウーマン ペットにハーモニカ 孤独なジプシー・ウーマン 俺やあんたの手におえっこないぜ ン…… あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン ブルース聞かなきゃ 泣くこたあなかったぜ ヘェイ | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 今更何を嘆いてるのさ 捨てちまいなよ思い出なんて あの娘はとうにこの町出たぜ 遊び相手にゃてごろな女 生まれついての流れもんだよ 本気で惚れたらあんたの負けさ あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン マジなあんたにゃ似合いっこないぜ ン…… 毎晩男をかえてた娘だよ はなから何も信じちゃいねえ 気ままに生きるが口ぐせだったぜ 身体を張って銭ためこんで 酒とクスリにあけくれた日々 うわさ話はあんたも聞いたろ あの娘はジプシー・ウーマン 夜風に恋をしてさすらうジプシー・ウーマン 文無しあんたと暮らせっこないぜ ン…… 今夜はここで飲み明しなよ しけたつらには おてんとうさんも まぶしいだろうが つきあおうじゃねえか あの娘はジプシー・ウーマン ペットにハーモニカ 孤独なジプシー・ウーマン 俺やあんたの手におえっこないぜ ン…… あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン ブルース聞かなきゃ 泣くこたあなかったぜ ヘェイ |
新宿はぐれ鳥別れ話の いきさつは ささくれ畳に 聞いとくれ 今じゃ喧嘩も できないが どうしているのよ こんな夜は あんた 新宿迷い鳥 想いで数えて いるのなら ここで も一度 ねえ 暮らそうよ 店の帰りに ふたりして 並んで放った お賽銭 合わせた両手の 隙間から いつしか倖せ 逃げていた ふたり 新宿はぐれ鳥 沈んでばかりの 身の上は 誰のせいでも ねえ ありゃしない 路地を吹く風 肩で切り 帰っておいでよ この街へ 遊びがすぎてた ひとだけど それでもあんたが 好きなのよ あたし 新宿阿呆鳥 男を愛して 泣くなんて これで最後に ねえ したいのよ | すぎもとまさと | 菅麻貴子 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・杉本眞人 | 別れ話の いきさつは ささくれ畳に 聞いとくれ 今じゃ喧嘩も できないが どうしているのよ こんな夜は あんた 新宿迷い鳥 想いで数えて いるのなら ここで も一度 ねえ 暮らそうよ 店の帰りに ふたりして 並んで放った お賽銭 合わせた両手の 隙間から いつしか倖せ 逃げていた ふたり 新宿はぐれ鳥 沈んでばかりの 身の上は 誰のせいでも ねえ ありゃしない 路地を吹く風 肩で切り 帰っておいでよ この街へ 遊びがすぎてた ひとだけど それでもあんたが 好きなのよ あたし 新宿阿呆鳥 男を愛して 泣くなんて これで最後に ねえ したいのよ |
昭和シャンソン今でも女が言い寄るとか 外車が何台目とか お酒の席で 聞き苦しいわ… あなたのお頭も銀色・雨 渋くてかえって素敵 昔のままの 猛者でいてよ… よかったじゃない あの頃は お金がなくても 望みは贅沢 街にももっと お利功さんが あふれてた 飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 今夜は 青春 かき集めて 若ぶったって 若ぶったって 時代にずれて行くだけでしょう どんなに近くで暮らしてても なければないのが縁ね ふたりと恋は 別物だった… 当てつけみたいにお見合いして 気を引きたかった私 あなたはシカト そっぽを見てた 可愛いじゃない あの頃は 異性の意識が 縛った毎日 街にはどこも ザ・ピーナッツが 流れてた 酔おうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 逢わずにいた日々 埋め尽くして 若ぶったって 若ぶったって おたがい年が出るだけでしょう 飲もうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 周りのギャルなど 目もくれない 若ぶったって 若ぶったって 心に嵐が吹くだけでしょう 若ぶらないで 若ぶらないで あなたの前の私を見てよ | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | 今でも女が言い寄るとか 外車が何台目とか お酒の席で 聞き苦しいわ… あなたのお頭も銀色・雨 渋くてかえって素敵 昔のままの 猛者でいてよ… よかったじゃない あの頃は お金がなくても 望みは贅沢 街にももっと お利功さんが あふれてた 飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 今夜は 青春 かき集めて 若ぶったって 若ぶったって 時代にずれて行くだけでしょう どんなに近くで暮らしてても なければないのが縁ね ふたりと恋は 別物だった… 当てつけみたいにお見合いして 気を引きたかった私 あなたはシカト そっぽを見てた 可愛いじゃない あの頃は 異性の意識が 縛った毎日 街にはどこも ザ・ピーナッツが 流れてた 酔おうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 逢わずにいた日々 埋め尽くして 若ぶったって 若ぶったって おたがい年が出るだけでしょう 飲もうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 周りのギャルなど 目もくれない 若ぶったって 若ぶったって 心に嵐が吹くだけでしょう 若ぶらないで 若ぶらないで あなたの前の私を見てよ |
昭和最後の秋のこと貧しさもつらくない 四畳半にも夢がある 嘘をつかない約束で 肌を寄せあう二人なら 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 互いに巡り会えただけ この世の神に感謝して 昭和最後の秋のこと 雨にうたれる彼岸花 震える愛が 震える愛がまだあった 飢えた日を忘れない 痩せて目だけをひからせた そんな時代の子であれば 心だけでも満たしたい 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 笑える事がある限り 値打ちがあると信じつつ 昭和最後の秋のこと 時に晴れ間が広がって 眩しい恋が 眩しい恋がまだあった 昭和最後の秋のこと 山の紅葉に照りはえて 色づく夢が 色づく夢がまだあった 震える愛が 震える愛がまだあった | すぎもとまさと | 阿久悠 | 浜圭介 | 佐藤和豊 | 貧しさもつらくない 四畳半にも夢がある 嘘をつかない約束で 肌を寄せあう二人なら 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 互いに巡り会えただけ この世の神に感謝して 昭和最後の秋のこと 雨にうたれる彼岸花 震える愛が 震える愛がまだあった 飢えた日を忘れない 痩せて目だけをひからせた そんな時代の子であれば 心だけでも満たしたい 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 笑える事がある限り 値打ちがあると信じつつ 昭和最後の秋のこと 時に晴れ間が広がって 眩しい恋が 眩しい恋がまだあった 昭和最後の秋のこと 山の紅葉に照りはえて 色づく夢が 色づく夢がまだあった 震える愛が 震える愛がまだあった |
少女と紙風船紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た 垣根越しに行き過ぎる 足音に耳澄ませ 来ぬ人のやさしさを 少女は一人只待って居た 風に乗せて飛ばそうよ キララ キラララ キララララ 高く打ちあげ飛ばそうよ キララ キラララ 紙風船 少女はまだ知らないのかな 思ったより空の青いことを 秋が行き冬が去り 春の陽が萌え出しても 紙風船見つめて 少女は何故か只待って居た 早く外(おもて)に出てごらん キララ キラララ キララララ 暮れる夕陽にあざやかな キララ キラララ 紙風船 少女はいつ気づくのかな 思ったより空の広いことに 紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た 垣根越しに行き過ぎる 足音に耳澄ませ 来ぬ人のやさしさを 少女は一人只待って居た 風に乗せて飛ばそうよ キララ キラララ キララララ 高く打ちあげ飛ばそうよ キララ キラララ 紙風船 少女はまだ知らないのかな 思ったより空の青いことを 秋が行き冬が去り 春の陽が萌え出しても 紙風船見つめて 少女は何故か只待って居た 早く外(おもて)に出てごらん キララ キラララ キララララ 暮れる夕陽にあざやかな キララ キラララ 紙風船 少女はいつ気づくのかな 思ったより空の広いことに 紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た |
正月の一日あの頃よく晴れた日には 竹トンボ回し回され 隣りの垣根を越えて 裏の空地まで うららかな正月の午後 茶の間でTVでも見て 落語家の駄じゃれに 笑い転げたいな でもそんなにおかしいことなんて やっぱりないよね とてもたいくつで眠くなる 君と僕の一日 あの頃澄んだ空の下 紙ヒコーキ飛ばし飛ばされ 幼ななじみのサッちゃん 今はどうしているの おめでたい正月の午後 縁側に腰かけてたら 記念写真でもと ポーズをとらされる 何故君まで親せきと一緒に はしゃいでいるのかな いつもと変らずに過したい 君と僕の一日 愛までつまらなそうにあくびした 君と僕の一日 | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | あの頃よく晴れた日には 竹トンボ回し回され 隣りの垣根を越えて 裏の空地まで うららかな正月の午後 茶の間でTVでも見て 落語家の駄じゃれに 笑い転げたいな でもそんなにおかしいことなんて やっぱりないよね とてもたいくつで眠くなる 君と僕の一日 あの頃澄んだ空の下 紙ヒコーキ飛ばし飛ばされ 幼ななじみのサッちゃん 今はどうしているの おめでたい正月の午後 縁側に腰かけてたら 記念写真でもと ポーズをとらされる 何故君まで親せきと一緒に はしゃいでいるのかな いつもと変らずに過したい 君と僕の一日 愛までつまらなそうにあくびした 君と僕の一日 |
シャドー・フェイス今夜の夜汽車で 遠くへ行くわ いいことなんかは 無かったけれど あいつと暮らした 二年の月日 幸せだったの 生きてるうちで シャドーフェイス 誰が呼んだか シャドーフェイス どうせぼろぼろ 身も心も シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける 子供の頃から 愛さえ知らず やさしくされたら すべてをあげた 危ない男と わかっちゃいても だまされつづけて 不幸になった シャドーフェイス ついたあだ名が シャドーフェイス 涙ぼろぼろ 枯れ果てた シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける シャドーフェイス 誰が呼んだか シャドーフェイス どうせぼろぼろ 身も心も シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける | すぎもとまさと | 杉本眞人 | 杉本眞人 | | 今夜の夜汽車で 遠くへ行くわ いいことなんかは 無かったけれど あいつと暮らした 二年の月日 幸せだったの 生きてるうちで シャドーフェイス 誰が呼んだか シャドーフェイス どうせぼろぼろ 身も心も シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける 子供の頃から 愛さえ知らず やさしくされたら すべてをあげた 危ない男と わかっちゃいても だまされつづけて 不幸になった シャドーフェイス ついたあだ名が シャドーフェイス 涙ぼろぼろ 枯れ果てた シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける シャドーフェイス 誰が呼んだか シャドーフェイス どうせぼろぼろ 身も心も シャドーフェイス やばい女と シャドーフェイス 男はみんな 背中を向ける |
石神井公園僕の町へ遊びにおいでよ この季節が変ったら 緑の匂いと郊外の空気 吸いにおいでよ 石神井公園 君の街から電車に乗って 小さな駅に着いたら 表通りをバスと自転車 並んで走る 石神井公園 僕は必ず迎えに行くよ 花を迎えて 池のほとりを君と歩こう くちづけしよう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を 商店街を横切って タバコ屋の角曲ったら ボート乗り場の白いベンチが すぐに見えるよ 石神井公園 僕が生れて育った所 のどかな町さ 君も必ず小鳥の歌に ほほえむだろう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 僕の町へ遊びにおいでよ この季節が変ったら 緑の匂いと郊外の空気 吸いにおいでよ 石神井公園 君の街から電車に乗って 小さな駅に着いたら 表通りをバスと自転車 並んで走る 石神井公園 僕は必ず迎えに行くよ 花を迎えて 池のほとりを君と歩こう くちづけしよう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を 商店街を横切って タバコ屋の角曲ったら ボート乗り場の白いベンチが すぐに見えるよ 石神井公園 僕が生れて育った所 のどかな町さ 君も必ず小鳥の歌に ほほえむだろう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を |
忍ばず・ものがたり~メリーゴーランドと君と~忍ばず通りの 安アパート 二号室の君は 昼間もベビードール 廊下に甘い 香りを残し 派手な化粧で でかける夕暮れ 男にしてあげようか… 学生服の 僕をからかって 勉強しなよと 嘲笑(わら)った メリーゴーランド 年齢(とし)はいくつも メリーゴーランド 変わらぬくせに メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた 新宿あたりの 盛り場で 二号室の君の あだ名はベビーフェイス 貸してた本だけポストに入れて 派手なアロハの男ときえた 風に揺れる釣りしのぶ… 学生服の 釦はずして 勉強したよと 微(わ)笑(ら)った メリーゴーランド あれは遠い日… メリーゴーランド 遠い遠い日 メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた メリーゴーランド 年齢(とし)はいくつも メリーゴーランド 変わらぬくせに メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた | すぎもとまさと | 朝比奈京子 | 杉本眞人 | | 忍ばず通りの 安アパート 二号室の君は 昼間もベビードール 廊下に甘い 香りを残し 派手な化粧で でかける夕暮れ 男にしてあげようか… 学生服の 僕をからかって 勉強しなよと 嘲笑(わら)った メリーゴーランド 年齢(とし)はいくつも メリーゴーランド 変わらぬくせに メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた 新宿あたりの 盛り場で 二号室の君の あだ名はベビーフェイス 貸してた本だけポストに入れて 派手なアロハの男ときえた 風に揺れる釣りしのぶ… 学生服の 釦はずして 勉強したよと 微(わ)笑(ら)った メリーゴーランド あれは遠い日… メリーゴーランド 遠い遠い日 メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた メリーゴーランド 年齢(とし)はいくつも メリーゴーランド 変わらぬくせに メリーゴーランド 君だけが あぁ… 人生を知っていた |
三分間の別れそうだよ僕にとっては 驚きだったのさ 見知らぬ家にダイヤル 回したのかと思ったぐらい 君はどうして電話の向こうで 何も言わずに黙ってるの いつもと違う雰囲気に乗せて さよならの一言話すつもりなら 三分間は長過ぎるよね 受話器を置くとまもなく すべてが解って来て ぼんやり窓辺にもたれ 寝静まった街を見つめてたよ 君が遠くへ段々遠くへ 離れて行ってしまうよな 真夜中だから悲しみはつのる 笑いながら二人過した時なら 三分間は短かかったよ 君はこれから気軽に僕に 話しかけてはくれないさ 大切なこと打ち明けはしない 暗闇に一人取り残されたよな 三分間のはかない別れ 三分間のはかない別れ | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | そうだよ僕にとっては 驚きだったのさ 見知らぬ家にダイヤル 回したのかと思ったぐらい 君はどうして電話の向こうで 何も言わずに黙ってるの いつもと違う雰囲気に乗せて さよならの一言話すつもりなら 三分間は長過ぎるよね 受話器を置くとまもなく すべてが解って来て ぼんやり窓辺にもたれ 寝静まった街を見つめてたよ 君が遠くへ段々遠くへ 離れて行ってしまうよな 真夜中だから悲しみはつのる 笑いながら二人過した時なら 三分間は短かかったよ 君はこれから気軽に僕に 話しかけてはくれないさ 大切なこと打ち明けはしない 暗闇に一人取り残されたよな 三分間のはかない別れ 三分間のはかない別れ |
Thanks~さらば、よき友~今すぐ逢いに来いよ 星から降りて来いよ おまえと よく来た 居酒屋 俺、独りで 飲んだくれているから… 親友などと軽く 名づけてしまうものか 積木に よく似た 絆 もう人生 すれ違えも しないさ… ありがとうと両掌(て)を やっと合わせられる 胸に疼(うず)く場所が またひとつ増えた 群馬の血だと いつも 豪気に笑い飛ばす 思えば 沈んだ おまえを ついいちども 見た覚えがないよね… 逃げないことの強さ 教えてくれたやつさ 落ち込む ことなく 俺も この運命(うんめい) 目を逸(そ)らさず 視(み)てやる… 人は哀し過ぎると 涙なんか出ない 許し難(がた)い病気 またひとつ増えた ありがとうと両掌を やっと合わせられる ともに走り抜けた 20世紀に乾杯! Woh Oh Oh Woh …… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 今すぐ逢いに来いよ 星から降りて来いよ おまえと よく来た 居酒屋 俺、独りで 飲んだくれているから… 親友などと軽く 名づけてしまうものか 積木に よく似た 絆 もう人生 すれ違えも しないさ… ありがとうと両掌(て)を やっと合わせられる 胸に疼(うず)く場所が またひとつ増えた 群馬の血だと いつも 豪気に笑い飛ばす 思えば 沈んだ おまえを ついいちども 見た覚えがないよね… 逃げないことの強さ 教えてくれたやつさ 落ち込む ことなく 俺も この運命(うんめい) 目を逸(そ)らさず 視(み)てやる… 人は哀し過ぎると 涙なんか出ない 許し難(がた)い病気 またひとつ増えた ありがとうと両掌を やっと合わせられる ともに走り抜けた 20世紀に乾杯! Woh Oh Oh Woh …… |
さようなら そして ありがとう ~あなたに贈る詩~たまにジョークも 言うけれど いつも寡黙な ひとでした 仕事ひとすじ 愚痴など言わず 呑めば陽気に なるひとでした 人の痛みや 悲しみに いつも本気で 向き合って 涙もろくて 飾らない そんなあなたが 大好きでした さよなら そして ありがとう ずっと 一緒に いたかった さようなら そして ありがとう そばで 笑って いたかった 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… 出会った頃は 若すぎて ちょっとやんちゃな ひとでした 熱い情熱 持て余しては ときに私を ハラハラさせた 日々の暮らしの 積み重ね しあわせでした 夢でした シャイで優しい 心根の そんなあなたが 大好きでした さよなら そして ありがとう もっと 一緒に いたかった さようなら そして ありがとう ずっと 見ていて ほしかった 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | すぎもとバンド | たまにジョークも 言うけれど いつも寡黙な ひとでした 仕事ひとすじ 愚痴など言わず 呑めば陽気に なるひとでした 人の痛みや 悲しみに いつも本気で 向き合って 涙もろくて 飾らない そんなあなたが 大好きでした さよなら そして ありがとう ずっと 一緒に いたかった さようなら そして ありがとう そばで 笑って いたかった 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… 出会った頃は 若すぎて ちょっとやんちゃな ひとでした 熱い情熱 持て余しては ときに私を ハラハラさせた 日々の暮らしの 積み重ね しあわせでした 夢でした シャイで優しい 心根の そんなあなたが 大好きでした さよなら そして ありがとう もっと 一緒に いたかった さようなら そして ありがとう ずっと 見ていて ほしかった 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… 淋しくなるね 淋しくなるね 明日から… |
砂漠の子守唄ビルの谷間の 三日月に 銀のブランコ 吊りさげて 漕いでいたいよ 夜明けまで 子守唄など 聴きながら あゝ東京は 冷たい砂漠 心ぼろぼろ 心ぼろぼろ 淋しいよ いくら恋して 愛しても 紅い花など 咲きゃしない 水をください 一滴(ひとしずく) 子守唄なら 眠らせて あゝ東京は 乾いた砂漠 心ひりひり 心ひりひり せつないよ 胸にわたしが 飼っていた 青い小鳥は 逃げたまま おいでもいちど 止まり木に 子守唄でも 歌ってよ あゝ東京は 眠らぬ砂漠 心ゆらゆら 心ゆらゆら 恋しいよ | すぎもとまさと | 高田ひろお | 杉本眞人 | 杉本眞人 | ビルの谷間の 三日月に 銀のブランコ 吊りさげて 漕いでいたいよ 夜明けまで 子守唄など 聴きながら あゝ東京は 冷たい砂漠 心ぼろぼろ 心ぼろぼろ 淋しいよ いくら恋して 愛しても 紅い花など 咲きゃしない 水をください 一滴(ひとしずく) 子守唄なら 眠らせて あゝ東京は 乾いた砂漠 心ひりひり 心ひりひり せつないよ 胸にわたしが 飼っていた 青い小鳥は 逃げたまま おいでもいちど 止まり木に 子守唄でも 歌ってよ あゝ東京は 眠らぬ砂漠 心ゆらゆら 心ゆらゆら 恋しいよ |
酒場のレクイエム昔行ったことが あるような 場末のひなびた 小さな店で 傷ついたこともある 笑い転げたことも あんたが運命と 知っていた頃 写真はもう見ないで 年をとったのがわかるから 華やいだあたしに 二度と会えなくても 泣かないで 泣かないで 愛しいあんた 旅立つだけさ 天国ヘ いつも三杯目で 肩を抱き おまえがすべてと ささやきくれた 煙がしみる店の 古いランプの下で あたしは世の中の ルールを捨てた 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | 永田エルトン一郎 | 昔行ったことが あるような 場末のひなびた 小さな店で 傷ついたこともある 笑い転げたことも あんたが運命と 知っていた頃 写真はもう見ないで 年をとったのがわかるから 華やいだあたしに 二度と会えなくても 泣かないで 泣かないで 愛しいあんた 旅立つだけさ 天国ヘ いつも三杯目で 肩を抱き おまえがすべてと ささやきくれた 煙がしみる店の 古いランプの下で あたしは世の中の ルールを捨てた 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も |
最後の桜桜を見るのは 今年が最後 ジョークにならん 病室の窓 恋人よ 恋人よ 恋人よ 馬鹿な男と 笑ってくれるか 愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前にはまだ 人生がある きれいなままでいろよ きれいなままで 本当は根っから 泣き虫なのに 泣かなくなった 告知の日から 恋人よ 恋人よ 恋人よ どこで涙を 流しているの 愛してるって 言わないからね さよなら言うより 哀しくなるから お前と仰ぐ 最後の桜 笑顔のままでいろよ 笑顔のままで 愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前の旅は まだ終わらない 優しい色で咲けよ 優しい色で… | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | すぎもとバンド | 桜を見るのは 今年が最後 ジョークにならん 病室の窓 恋人よ 恋人よ 恋人よ 馬鹿な男と 笑ってくれるか 愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前にはまだ 人生がある きれいなままでいろよ きれいなままで 本当は根っから 泣き虫なのに 泣かなくなった 告知の日から 恋人よ 恋人よ 恋人よ どこで涙を 流しているの 愛してるって 言わないからね さよなら言うより 哀しくなるから お前と仰ぐ 最後の桜 笑顔のままでいろよ 笑顔のままで 愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前の旅は まだ終わらない 優しい色で咲けよ 優しい色で… |
ごめんな…さよならの 受話器置いた 真夜中の公衆電話 無口なお前が子供のように ふざけていたね 泣かせるなと呟いたら 涙まじり 笑い声さ だって捨てたのはあなたじゃないの おかしいわよって いい女だったね いい女だったね ごめんな… ごめんな… 叩かれても 冗談だよと 言えるなら ごめんな… ごめんな… 二人の部屋まで このさよならを奪いに戻れるけれど 思い出の店で飲んだ 呆れるほど お前浮かび 酔って暴れて 放り出されたよ 夜明けの街角に いい女だったよ いい女だったよ ごめんな… ごめんな… 傷だらけの サムライだねと 抱いてくれ ごめんな… ごめんな… お前の涙と あの幸せをこわしてさまよう俺さ ごめんな… ごめんな… 叩かれても 冗談だよと 言えるなら ごめんな… ごめんな… 二人の部屋まで このさよならを奪いに戻れるけれど | すぎもとまさと | 大津あきら | 杉本眞人 | | さよならの 受話器置いた 真夜中の公衆電話 無口なお前が子供のように ふざけていたね 泣かせるなと呟いたら 涙まじり 笑い声さ だって捨てたのはあなたじゃないの おかしいわよって いい女だったね いい女だったね ごめんな… ごめんな… 叩かれても 冗談だよと 言えるなら ごめんな… ごめんな… 二人の部屋まで このさよならを奪いに戻れるけれど 思い出の店で飲んだ 呆れるほど お前浮かび 酔って暴れて 放り出されたよ 夜明けの街角に いい女だったよ いい女だったよ ごめんな… ごめんな… 傷だらけの サムライだねと 抱いてくれ ごめんな… ごめんな… お前の涙と あの幸せをこわしてさまよう俺さ ごめんな… ごめんな… 叩かれても 冗談だよと 言えるなら ごめんな… ごめんな… 二人の部屋まで このさよならを奪いに戻れるけれど |
五月の空へ旅に出るように 突然 あっちへ行ってから 公園沿いの桜が 何度も何度も咲きました 今でもふいに ピアノの前に 帰ってくるようで ジーンズ姿のあんた 永久欠番です 春に生まれて 春に逝った あんたらしい 計らいですね 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが集う あんたの好きな ビールがおいしい季節です いつも少年の 面影 残して むきになる あんたのそんなところが やっぱりやっぱり好きでした 背中を揺らし 奏でるメロディー 涙も喜びも すべてを音符に変える マジシャンみたいな人 飄々(ひょうひょう)とした 写真の顔 年をとらず 憎らしいほど 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが唄う あんたの歌を 五月の空へと 捧げます あんたはひとり 宇宙でひとり 誰にも代われない 心にいつでも生きる 永久欠番です 春に生まれて 春に逝った あんたらしい ぬくもりですね 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが集う あんたの好きな ビールがおいしい季節です | すぎもとまさと | 紙中礼子 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 旅に出るように 突然 あっちへ行ってから 公園沿いの桜が 何度も何度も咲きました 今でもふいに ピアノの前に 帰ってくるようで ジーンズ姿のあんた 永久欠番です 春に生まれて 春に逝った あんたらしい 計らいですね 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが集う あんたの好きな ビールがおいしい季節です いつも少年の 面影 残して むきになる あんたのそんなところが やっぱりやっぱり好きでした 背中を揺らし 奏でるメロディー 涙も喜びも すべてを音符に変える マジシャンみたいな人 飄々(ひょうひょう)とした 写真の顔 年をとらず 憎らしいほど 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが唄う あんたの歌を 五月の空へと 捧げます あんたはひとり 宇宙でひとり 誰にも代われない 心にいつでも生きる 永久欠番です 春に生まれて 春に逝った あんたらしい ぬくもりですね 五月(さつき)晴れの こんな日に 仲間たちが集う あんたの好きな ビールがおいしい季節です |
転がる石十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす 十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた 迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | | 十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす 十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた 迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 |
孤守酒涕(な)くのはお止(よ)しよ 涕かないで あの彼(ひと) 怨(うら)んじゃ 惨めだよ せめても今夜は 人肌の お酒に抱かれて ネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) 忘れてあげない 忘れない 拗ねるのお止しよ ネェ 未練 優しさ分けあい 生きた日々 おもいで枕にネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守(こもり)唄 表は雨あめ 愚図(ぐず)り雨 こころよそんなに めげないで 身も世も振り捨て 惚れた彼(ひと) もいちど信じて ネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守(こもり)唄 | すぎもとまさと | 吉田旺 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | 涕(な)くのはお止(よ)しよ 涕かないで あの彼(ひと) 怨(うら)んじゃ 惨めだよ せめても今夜は 人肌の お酒に抱かれて ネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) 忘れてあげない 忘れない 拗ねるのお止しよ ネェ 未練 優しさ分けあい 生きた日々 おもいで枕にネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守(こもり)唄 表は雨あめ 愚図(ぐず)り雨 こころよそんなに めげないで 身も世も振り捨て 惚れた彼(ひと) もいちど信じて ネンネしな ネン ゝ ララバイ 孤守酒(こもりざけ) ネン ゝ ララバイ 孤守(こもり)唄 |
この世で一本のバラあたしの誕生日は 真冬だから 花なんか ろくにないのさ お金もないって 知ってるけれど あんたお願いよ バラを頂戴 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ あたしの誕生日は 真冬だから 華やいだ ドレスもないの これでもお洒落を してきたつもり あんた脱がせてよ 最後の肌を 一本の 一本の 一本のトゲで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 舞い上がらせて 苛立つくらい 女にしてよ ハッピー ハッピー ハッピーバースディ 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | 佐藤和豊・宮崎慎二 | あたしの誕生日は 真冬だから 花なんか ろくにないのさ お金もないって 知ってるけれど あんたお願いよ バラを頂戴 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ あたしの誕生日は 真冬だから 華やいだ ドレスもないの これでもお洒落を してきたつもり あんた脱がせてよ 最後の肌を 一本の 一本の 一本のトゲで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 舞い上がらせて 苛立つくらい 女にしてよ ハッピー ハッピー ハッピーバースディ 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ |
秋櫻の頃いくつかの 盆が過ぎ いくつかの 齢を取る 秋の日和の 陽だまりのなかを 亡き父は 縁側に いつも湯呑みを 置いていた コスモスが 咲いている 風がきて 揺れている そんな風情に 目を細めながら 一服の 茶を啜る 静けさ好む 父でした 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… こつこつと 働いて 愚痴さえも こぼさずに 妻を愛して 子どもを愛して ささやかな 人生を ひたむきに生きた 父だけど 手にとれば 重たくて 古びてる 欠けている 茶渋のついた 湯呑み茶碗に 亡き父は 何を思い 何を語って いたのでしょう 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 揺れるコスモス 慈(いつく)しむような 静かな父の まなざしを おもいだします 今も 今も… 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… | すぎもとまさと | 高田ひろお | 杉本眞人 | | いくつかの 盆が過ぎ いくつかの 齢を取る 秋の日和の 陽だまりのなかを 亡き父は 縁側に いつも湯呑みを 置いていた コスモスが 咲いている 風がきて 揺れている そんな風情に 目を細めながら 一服の 茶を啜る 静けさ好む 父でした 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… こつこつと 働いて 愚痴さえも こぼさずに 妻を愛して 子どもを愛して ささやかな 人生を ひたむきに生きた 父だけど 手にとれば 重たくて 古びてる 欠けている 茶渋のついた 湯呑み茶碗に 亡き父は 何を思い 何を語って いたのでしょう 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 揺れるコスモス 慈(いつく)しむような 静かな父の まなざしを おもいだします 今も 今も… 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… |
小島の女明日の朝には あんたは船に あたしは桟橋 手を振るだけさ 泣かないよ 慣れてるさ 男は みんなおなじだよ あたしは小島の 居酒屋ぐらし 北から放浪(なが)れて 瀬戸内に来た 男を忘れに島へと来たものを おんなは 哀しいね 旅の人 あの日来たあんた 泊めたよ あたしの身体(からだ)を 男がすぎた 何人だったか かぞえたくない 人生に 別れなら いつでも そうさつきものさ あんたに抱かれてもうじき夜明け カモメが泣いたら あたしは起きて みそ汁なんかをつくって送り出す 約束 いらないよ またふたり 縁があったなら 逢えるさ あたしは小島の居酒屋ぐらし 後添いぐちでもあったら行くよ ここらで普通の苦労をしたいから おんなは いつだって やすらぎの 寝ぐら探しては 生きてる | すぎもとまさと | 山上路夫 | 杉本眞人 | | 明日の朝には あんたは船に あたしは桟橋 手を振るだけさ 泣かないよ 慣れてるさ 男は みんなおなじだよ あたしは小島の 居酒屋ぐらし 北から放浪(なが)れて 瀬戸内に来た 男を忘れに島へと来たものを おんなは 哀しいね 旅の人 あの日来たあんた 泊めたよ あたしの身体(からだ)を 男がすぎた 何人だったか かぞえたくない 人生に 別れなら いつでも そうさつきものさ あんたに抱かれてもうじき夜明け カモメが泣いたら あたしは起きて みそ汁なんかをつくって送り出す 約束 いらないよ またふたり 縁があったなら 逢えるさ あたしは小島の居酒屋ぐらし 後添いぐちでもあったら行くよ ここらで普通の苦労をしたいから おんなは いつだって やすらぎの 寝ぐら探しては 生きてる |
元禄花見踊り女がひとり 手酌で呑んで みっともないね 唐紙ごしに ひそひそ 誰の声… ほろ酔い箸で 来ぬひとの名を お膳に描けば 大川端に暮六つ 鐘が鳴る わたし 未練だわ… ま、いっか 踊っちゃいましょ 吉原ジルバ どうせ浮世は お花見騒ぎ エェそうかいな ヤレそうかいな 涙は野暮かいな 地味な紬を ピンクの帯に 今日からさくらと 名乗ります エェ エェ… 忘れろなんて かえって忘れられなくしたわ 上方訛り 流し目 悪い指… お三味の稽古 心もそぞろ 身が入らない さっきもバチで お師匠さんに 叩かれた わたし バカなのね ま、いっか パッとやりましょ 吉原マンボ 男断ちなど 元禄遅れ エェそうかいな ヤレそうかいな 寝床も春かいな 立てた操は もう花吹雪 お耐という名は 棄てました エェ エェ… ま、いっか パッとやりましょ 吉原チャチャチャ どうせ浮世は お花見騒ぎ エェそうかいな ヤレそうかいな 踊らにゃ損かいな 可愛い陰間と 絵日傘さして ハッピー ハッピで踊りましょ エェ エェ… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | 女がひとり 手酌で呑んで みっともないね 唐紙ごしに ひそひそ 誰の声… ほろ酔い箸で 来ぬひとの名を お膳に描けば 大川端に暮六つ 鐘が鳴る わたし 未練だわ… ま、いっか 踊っちゃいましょ 吉原ジルバ どうせ浮世は お花見騒ぎ エェそうかいな ヤレそうかいな 涙は野暮かいな 地味な紬を ピンクの帯に 今日からさくらと 名乗ります エェ エェ… 忘れろなんて かえって忘れられなくしたわ 上方訛り 流し目 悪い指… お三味の稽古 心もそぞろ 身が入らない さっきもバチで お師匠さんに 叩かれた わたし バカなのね ま、いっか パッとやりましょ 吉原マンボ 男断ちなど 元禄遅れ エェそうかいな ヤレそうかいな 寝床も春かいな 立てた操は もう花吹雪 お耐という名は 棄てました エェ エェ… ま、いっか パッとやりましょ 吉原チャチャチャ どうせ浮世は お花見騒ぎ エェそうかいな ヤレそうかいな 踊らにゃ損かいな 可愛い陰間と 絵日傘さして ハッピー ハッピで踊りましょ エェ エェ… |
現代病カルテ頭がクラクラして来て 躰がだるくなりだしたら 注意しなよ 用心しなよ そいつは初期の症状だ 誰も信用できなくて 毎日イライラしていたら 注意しなよ 用心しなよ 広がりはじめた兆候だ 不景気風が吹く街に悪い病気が流ってる 医者や薬じゃ直らない恐い苦しい病気だぞ 神経衰弱現代病 すべてが悲しく見えて来て 眠れぬ夜が続いたら 注意しなよ 用心しなよ 相当危険な状態だ 英雄スターを待ち望み 行進曲に浮かれだしたら 注意しなよ 用心しなよ すでに手遅れかも知れないぜ 世界中の人々に悪い病気が流ってる 都会の孤独が原因の能を虫ばむ病気だぞ 精神分裂現代病 一億そううつ現代病 注意一秒 けが一生 かかってたまるか現代病 | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 頭がクラクラして来て 躰がだるくなりだしたら 注意しなよ 用心しなよ そいつは初期の症状だ 誰も信用できなくて 毎日イライラしていたら 注意しなよ 用心しなよ 広がりはじめた兆候だ 不景気風が吹く街に悪い病気が流ってる 医者や薬じゃ直らない恐い苦しい病気だぞ 神経衰弱現代病 すべてが悲しく見えて来て 眠れぬ夜が続いたら 注意しなよ 用心しなよ 相当危険な状態だ 英雄スターを待ち望み 行進曲に浮かれだしたら 注意しなよ 用心しなよ すでに手遅れかも知れないぜ 世界中の人々に悪い病気が流ってる 都会の孤独が原因の能を虫ばむ病気だぞ 精神分裂現代病 一億そううつ現代病 注意一秒 けが一生 かかってたまるか現代病 |
グロリアあたしグロリア 底無しグロリア 酔っぱらったら あんたの負けさ 何があったか 聞かないよ 顔にまるごと 書いてある 神様に すがる前に この腕で 占ってあげる Oh グロリア かなしみはここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか あたしグロリア おせっかいグロリア なみだを見たら ほっとけないよ つらい恋こそ 人生さ やせた土にも 花は咲く こう見えて このあたしも 心ごと 身体ごと 女 Oh グロリア 今夜も お酒と Oh グロリア 夢見りゃいいじゃないか Oh グロリア かなしみは ここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | あたしグロリア 底無しグロリア 酔っぱらったら あんたの負けさ 何があったか 聞かないよ 顔にまるごと 書いてある 神様に すがる前に この腕で 占ってあげる Oh グロリア かなしみはここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか あたしグロリア おせっかいグロリア なみだを見たら ほっとけないよ つらい恋こそ 人生さ やせた土にも 花は咲く こう見えて このあたしも 心ごと 身体ごと 女 Oh グロリア 今夜も お酒と Oh グロリア 夢見りゃいいじゃないか Oh グロリア かなしみは ここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか |
黒い雪寒い空を星は逃げ 黒い雪が降ってくる すき間風に肌を寄せ 黒い雪の声をきく 街中の屋根の上 街中の恋人の上 怨みを深くおおいかくすまで せまい部屋で 朝を待ち 黒い雪のかげをふむ 男と女哀しくて 黒い雪はつつみこむ 一枚の毛布があれば 暖たかな毛布があれば 嘆きは捨ててしまえるものを この長い冬をこせば この暗い冬をこせば 裸の庭に春の陽もくると | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 寒い空を星は逃げ 黒い雪が降ってくる すき間風に肌を寄せ 黒い雪の声をきく 街中の屋根の上 街中の恋人の上 怨みを深くおおいかくすまで せまい部屋で 朝を待ち 黒い雪のかげをふむ 男と女哀しくて 黒い雪はつつみこむ 一枚の毛布があれば 暖たかな毛布があれば 嘆きは捨ててしまえるものを この長い冬をこせば この暗い冬をこせば 裸の庭に春の陽もくると |
クリフサイドのリリークリフサイドのリリーが死んだ ベッドの電話 握りながら 誰に別れを 言いたかったか 誰も知らない 港の見える ホテルが好きで 浮いた噂も 妙になくて 俺の気持を 知っていながら バカだよ リリー Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely とびきり いかした ブルースを 夜明け間近の 港の酒場 ジュークボックス 聴きながら まつ毛濡らした 涙の跡を おぼえているよ 強く抱いたら 崩れてしまう 細いおまえの 肩先に 指も触れずに 別れた俺は バカだよ リリー Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely 頬づえ ついて ブルースを Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely とびきり いかした ブルースを | すぎもとまさと | 東海林良 | 杉本眞人 | | クリフサイドのリリーが死んだ ベッドの電話 握りながら 誰に別れを 言いたかったか 誰も知らない 港の見える ホテルが好きで 浮いた噂も 妙になくて 俺の気持を 知っていながら バカだよ リリー Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely とびきり いかした ブルースを 夜明け間近の 港の酒場 ジュークボックス 聴きながら まつ毛濡らした 涙の跡を おぼえているよ 強く抱いたら 崩れてしまう 細いおまえの 肩先に 指も触れずに 別れた俺は バカだよ リリー Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely 頬づえ ついて ブルースを Bye Bye Bye Mrs Lonely Bye Bye Bye Mrs Lonely とびきり いかした ブルースを |
くぬぎくぬぎ細工の恵比寿さん 財布にぶら下げて 川沿いに自転車(ちゃり)を漕ぐ あなたが見える… 母の形見のお守りは ご利益(りやく)あったやら いつの日も朗(ほが)らかに ふるまう人よ くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 嘘だよね 姉さん あなたの人生を ふり返るたび そう思う 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 離婚しちまえ別れろと 刃向かう弟を はぐらかし過ぎたのも 子供のためか… 母に拳(こぶし)を上げた父 あんなに憎みつつ 父に似た男(ひと)をなぜ 亭主と決めた… くぬぎ 東京では俺も 言えた 暮らしなど してないが 姉さん あなたは何倍も ただ苦労だけ 哀しいよ 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 信じてる 姉さん あなたの生き方を もう貶(けな)すまい 嗤(わら)うまい 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | くぬぎ細工の恵比寿さん 財布にぶら下げて 川沿いに自転車(ちゃり)を漕ぐ あなたが見える… 母の形見のお守りは ご利益(りやく)あったやら いつの日も朗(ほが)らかに ふるまう人よ くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 嘘だよね 姉さん あなたの人生を ふり返るたび そう思う 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 離婚しちまえ別れろと 刃向かう弟を はぐらかし過ぎたのも 子供のためか… 母に拳(こぶし)を上げた父 あんなに憎みつつ 父に似た男(ひと)をなぜ 亭主と決めた… くぬぎ 東京では俺も 言えた 暮らしなど してないが 姉さん あなたは何倍も ただ苦労だけ 哀しいよ 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 信じてる 姉さん あなたの生き方を もう貶(けな)すまい 嗤(わら)うまい 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た |
銀座のトンビあと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来てことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーにやってやるけどね ワッショイ みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | あと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来てことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーにやってやるけどね ワッショイ みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… |
気ままな小部屋古い糸巻に 色とりどりの毛糸巻き 君が愛を編みはじめる 一晩中起きたまま そばで見ている僕は胸がつまりそう もう寝たらって言おうかな それともやっぱり黙ってようかな 流し聞きするレコードも いつのまにやら空回り 気ままな小部屋 今夜も時間は止まってる 白木のテーブルに 欠けた湯飲み茶ワン並べ 君が時を数えはじめる 一晩中何度も そばで寝ころがる僕は狂ってしまいそう もうやめなって言おうかな それともこのままほうっておこうかな 拾い読みする小説も いつのまにやら夢枕 気ままな小部屋 窓辺にいつまで灯は点る 明日は晴れかな曇りかな それともやっぱり雨になるのかな 入れたばかりのコーヒーも いつのまにやら飲みほして 気ままな小部屋 もうじきやさしい朝が来る | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 古い糸巻に 色とりどりの毛糸巻き 君が愛を編みはじめる 一晩中起きたまま そばで見ている僕は胸がつまりそう もう寝たらって言おうかな それともやっぱり黙ってようかな 流し聞きするレコードも いつのまにやら空回り 気ままな小部屋 今夜も時間は止まってる 白木のテーブルに 欠けた湯飲み茶ワン並べ 君が時を数えはじめる 一晩中何度も そばで寝ころがる僕は狂ってしまいそう もうやめなって言おうかな それともこのままほうっておこうかな 拾い読みする小説も いつのまにやら夢枕 気ままな小部屋 窓辺にいつまで灯は点る 明日は晴れかな曇りかな それともやっぱり雨になるのかな 入れたばかりのコーヒーも いつのまにやら飲みほして 気ままな小部屋 もうじきやさしい朝が来る |
黄色い船に乗って言葉のいらない国へ ああ 明日こそ 黄色い船に乗って ああ 僕は行く あー 愛のかけらを 広いデッキに散りばめて そうさ あなたが消えた 夢の世界へ一人 誰にも知られず深い ああ 海の底 あなたは姿を変えた ああ 桜貝 あー そのささやきが キャビンの窓に聞こえたら そうさ ファンタジックな 波の扉が開く 涙のあふれる街は ああ 今日限り 黄色い船に乗って ああ さようなら あー イカリをあげて あなたの地図をたどれば そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 言葉のいらない国へ ああ 明日こそ 黄色い船に乗って ああ 僕は行く あー 愛のかけらを 広いデッキに散りばめて そうさ あなたが消えた 夢の世界へ一人 誰にも知られず深い ああ 海の底 あなたは姿を変えた ああ 桜貝 あー そのささやきが キャビンの窓に聞こえたら そうさ ファンタジックな 波の扉が開く 涙のあふれる街は ああ 今日限り 黄色い船に乗って ああ さようなら あー イカリをあげて あなたの地図をたどれば そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る |
かもめの街やっと酒場(みせ)が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白っ茶けたお天道(てんとう)が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出ると かもめがブイに2,3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ かもめよ かもめよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ いろんな人がいたし いろんな人がいなくなった でもこの街じゃ誰だって それを嘆いてやれるほど お人好しじゃないのさ 幸せじゃないのさ 泣いてくれるのは かもめと霧笛ばかり 一服しながらあれこれ とりとめなく懐かしむのが あたしは好きなのさ かもめよ かもめよ 風邪などひくな 絹の寝床が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ かもめよ かもめよ あぁ あぁ | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | やっと酒場(みせ)が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白っ茶けたお天道(てんとう)が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出ると かもめがブイに2,3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ かもめよ かもめよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ いろんな人がいたし いろんな人がいなくなった でもこの街じゃ誰だって それを嘆いてやれるほど お人好しじゃないのさ 幸せじゃないのさ 泣いてくれるのは かもめと霧笛ばかり 一服しながらあれこれ とりとめなく懐かしむのが あたしは好きなのさ かもめよ かもめよ 風邪などひくな 絹の寝床が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ かもめよ かもめよ あぁ あぁ |
紙ふうせんあなたに出逢って この胸の つぶれた夢が ふくらんだ あなたの吐息で ふくらんだ 私はちいさな 紙ふうせん 青い空など いらない あなたのてのひらで 飛んでいたい 天まで届けと 願っても いつでも夢は 落ちてくる 涙の重さで 落ちてくる 私はちいさな 紙ふうせん 変わる季節を 数える あなたが飽きるまで 遊んでいてね 哀しい昨日は かくしても 静かに夢は 逃げてゆく 空っぽ心を 逃げてゆく 私はちいさな 紙ふうせん 優しい別れは いらない あなたの指先で やぶり捨てて あなたの指先で やぶり捨てて | すぎもとまさと | 田久保真見 | 杉本眞人 | | あなたに出逢って この胸の つぶれた夢が ふくらんだ あなたの吐息で ふくらんだ 私はちいさな 紙ふうせん 青い空など いらない あなたのてのひらで 飛んでいたい 天まで届けと 願っても いつでも夢は 落ちてくる 涙の重さで 落ちてくる 私はちいさな 紙ふうせん 変わる季節を 数える あなたが飽きるまで 遊んでいてね 哀しい昨日は かくしても 静かに夢は 逃げてゆく 空っぽ心を 逃げてゆく 私はちいさな 紙ふうせん 優しい別れは いらない あなたの指先で やぶり捨てて あなたの指先で やぶり捨てて |
歌奈カナカナ カナカナ 蜩(ひぐらし)が おまえの名前を くりかえす ごめんごめんな あほやった 俺を忘れて 生きてくれ 鉄格子(こうし)の彼方(むこう)の むこうから 届いたあんたの この手紙 面会(あい)に行こうか ほかそうか 思案たらたら 昭和橋 すきや すきや すきや やっぱすきやもん ボクサーくずれと 歌手くずれ 出会いは場末の 安酒場 同じにおいの 気易(きやす)さで 気づきゃ一緒に 暮らしてた ないないづくしの 四畳半 あんたはいつしか 荒れはじめ 酔った揚句の けんか沙汰 拳(こぶし) 血潮に 染めていた あほや あほや あほや ほんまあほやけど すきや すきや すきや あんた待ってるで | すぎもとまさと | 吉田旺 | 杉本眞人 | | カナカナ カナカナ 蜩(ひぐらし)が おまえの名前を くりかえす ごめんごめんな あほやった 俺を忘れて 生きてくれ 鉄格子(こうし)の彼方(むこう)の むこうから 届いたあんたの この手紙 面会(あい)に行こうか ほかそうか 思案たらたら 昭和橋 すきや すきや すきや やっぱすきやもん ボクサーくずれと 歌手くずれ 出会いは場末の 安酒場 同じにおいの 気易(きやす)さで 気づきゃ一緒に 暮らしてた ないないづくしの 四畳半 あんたはいつしか 荒れはじめ 酔った揚句の けんか沙汰 拳(こぶし) 血潮に 染めていた あほや あほや あほや ほんまあほやけど すきや すきや すきや あんた待ってるで |
カトレアそして今年も並んだ 街のフラワー・ショップに ピンクのカトレア やっと忘れかけたのに… 安いアパートの部屋に まさか場違いと知らず 照れた顔で 暮らす男(ひと)がくれた花なの 女として訊きたいこと 訊けないまま流されて とめ処もなく 愛していた 19、ハタチ辺り カトレア カトレア 帰れない昔 タバコばかりを咥えて 何も言わない男(ひと)なの 無口と無口に 言葉なんて邪魔だった… いいえこの胸の棘は 今にみな抜いて見せる 抱かれながら ホクロなんか 撫でてみたけど… 眩暈のする真夏が来て 別れた日は蝉しぐれ 背中を追う勇気もなく いつか時は過ぎて カトレア カトレア 憎らしい若さ 運命なの 間違いなの 答えはまだ出せなくて 確かなことあの男(ひと)ほど 無垢になれる恋は カトレア カトレア もう遭えはしない カトレア カトレア また遭える、きっと… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | そして今年も並んだ 街のフラワー・ショップに ピンクのカトレア やっと忘れかけたのに… 安いアパートの部屋に まさか場違いと知らず 照れた顔で 暮らす男(ひと)がくれた花なの 女として訊きたいこと 訊けないまま流されて とめ処もなく 愛していた 19、ハタチ辺り カトレア カトレア 帰れない昔 タバコばかりを咥えて 何も言わない男(ひと)なの 無口と無口に 言葉なんて邪魔だった… いいえこの胸の棘は 今にみな抜いて見せる 抱かれながら ホクロなんか 撫でてみたけど… 眩暈のする真夏が来て 別れた日は蝉しぐれ 背中を追う勇気もなく いつか時は過ぎて カトレア カトレア 憎らしい若さ 運命なの 間違いなの 答えはまだ出せなくて 確かなことあの男(ひと)ほど 無垢になれる恋は カトレア カトレア もう遭えはしない カトレア カトレア また遭える、きっと… |
風の線路(一宮浩二に捧ぐ…)帰りの道を 忘れるくらい 夢中で遊んだ ガキの頃 ローカル線の レールをたどり 兄貴と歩いた 遠い夏 あの日履いてた 泥んこズック 捨てちゃいないさ 胸ん中 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 故郷の空へ続く 風の 風の線路 どうして人は 忘れてしまう 出逢ったよろこび ときめきを 見慣れたはずの おまえの笑顔 今さら思うよ きれいだと あの日見つけた 大事な花を 守りたいんだ これからも 帰ろうよ 帰ろうよ 愛しさ言葉にして 帰ろうよ 帰ろうよ あの頃へ 昨日から明日へ続く 風の 風の線路 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 まだ醒めぬ夢は続く 風の 風の線路 | すぎもとまさと | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | | 帰りの道を 忘れるくらい 夢中で遊んだ ガキの頃 ローカル線の レールをたどり 兄貴と歩いた 遠い夏 あの日履いてた 泥んこズック 捨てちゃいないさ 胸ん中 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 故郷の空へ続く 風の 風の線路 どうして人は 忘れてしまう 出逢ったよろこび ときめきを 見慣れたはずの おまえの笑顔 今さら思うよ きれいだと あの日見つけた 大事な花を 守りたいんだ これからも 帰ろうよ 帰ろうよ 愛しさ言葉にして 帰ろうよ 帰ろうよ あの頃へ 昨日から明日へ続く 風の 風の線路 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 まだ醒めぬ夢は続く 風の 風の線路 |
かすりの着物あなたのために着たかすり 夕日のように恥じらって 白い土蔵のあの壁に 大きく影を写してた 峠を越えてやって来る 麦ワラ帽子のあの人が でもでもやっぱり駄目でした 大きくふくらむ胸をおさえて 胸をおさえて隠れたの せっかくせっかく着たかすり 夕日だけに見せました 白い土蔵のあの壁に もたれて涙を流したの | すぎもとまさと | 杉本真人 | 杉本真人 | | あなたのために着たかすり 夕日のように恥じらって 白い土蔵のあの壁に 大きく影を写してた 峠を越えてやって来る 麦ワラ帽子のあの人が でもでもやっぱり駄目でした 大きくふくらむ胸をおさえて 胸をおさえて隠れたの せっかくせっかく着たかすり 夕日だけに見せました 白い土蔵のあの壁に もたれて涙を流したの |
~かけがえのない人~日曜日の河川敷 白い雲にのって 思い出の映写機(8ミリ)を 回してみるのよ 若い日の私達 はにかんでいる あなた 忘れてしまうものなんて なにひとつないのね Oh My Darling Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”again 渡る風に 振り向けば キャンヴァスを広げて いつもの学生が 夕焼け見つめてる 一枚の絵の中で 暮らせるものならば 淋しいわたしの傍(そば)に あの人を描いて Oh My Darling Oh My Darling いつか 逢う日を 夢見て Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”you… Oh My Darling Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”again Let me say“beloved”again | すぎもとまさと | 朝比奈京仔 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | 日曜日の河川敷 白い雲にのって 思い出の映写機(8ミリ)を 回してみるのよ 若い日の私達 はにかんでいる あなた 忘れてしまうものなんて なにひとつないのね Oh My Darling Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”again 渡る風に 振り向けば キャンヴァスを広げて いつもの学生が 夕焼け見つめてる 一枚の絵の中で 暮らせるものならば 淋しいわたしの傍(そば)に あの人を描いて Oh My Darling Oh My Darling いつか 逢う日を 夢見て Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”you… Oh My Darling Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling Oh My Darling Let me say“beloved”again Let me say“beloved”again |
おふくろよ海にひとりで 来るたびに おふくろの事 思い出す 港の祭りに ゆかた着て 夜空に花火が はじけるたびに おふくろの顔 きれいに見えた 遠足の日はいつだって 玉子焼きの匂いで起きた のり巻きのはじっこもらうたび おふくろの指の匂いがしてた おふくろよ…おふくろよ 夢がこわれてゆく夜や バカな自分がわかる夜 俺はやっぱり 海に来る あなたのやさしさ かぎたくて お前ひとりの わがままで 仕事変えてちゃ 妻や子が 哀しい顔を するだろう 親父に内緒で送ってくれた 現金書留 字が怒ってた 浜の作業場 カキをむく おふくろの手は ひび割れて 潮風がきっと しみただろう ゴメンよ おふくろ 心配させた おふくろよ…おふくろよ 星も少ない 東京で 海も汚れた 東京で 俺は俺なり がんばるよ いつかは男に なるからね いつかは男に なるからね おふくろよ…おふくろよ | すぎもとまさと | 喜多條忠 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・杉本眞人 | 海にひとりで 来るたびに おふくろの事 思い出す 港の祭りに ゆかた着て 夜空に花火が はじけるたびに おふくろの顔 きれいに見えた 遠足の日はいつだって 玉子焼きの匂いで起きた のり巻きのはじっこもらうたび おふくろの指の匂いがしてた おふくろよ…おふくろよ 夢がこわれてゆく夜や バカな自分がわかる夜 俺はやっぱり 海に来る あなたのやさしさ かぎたくて お前ひとりの わがままで 仕事変えてちゃ 妻や子が 哀しい顔を するだろう 親父に内緒で送ってくれた 現金書留 字が怒ってた 浜の作業場 カキをむく おふくろの手は ひび割れて 潮風がきっと しみただろう ゴメンよ おふくろ 心配させた おふくろよ…おふくろよ 星も少ない 東京で 海も汚れた 東京で 俺は俺なり がんばるよ いつかは男に なるからね いつかは男に なるからね おふくろよ…おふくろよ |
置手紙笑い方が 下手な私 うまいジョークも 言えないあなた ふたり暮らして どうなるものでも ないけど ひとりより ましだった 背中と背中で もたれあって あなたの鼓動が 伝わるだけで 安心していた なんとなく… 終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 料理 掃除 下手な私 うまい まずいも 言わないあなた ひとが見てれば おかしなふたりが お互い気づかずに 愛してた いつかはあなたが 出てゆくかもと 心のどこかで 恐れていたわ 無理して はしゃいで いたけれど… 終わってしまった 何もかも 机の上に置手紙 幸せつかめと しらけ文字 ふざけすぎているわ 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… | すぎもとまさと | いではく | 杉本眞人 | | 笑い方が 下手な私 うまいジョークも 言えないあなた ふたり暮らして どうなるものでも ないけど ひとりより ましだった 背中と背中で もたれあって あなたの鼓動が 伝わるだけで 安心していた なんとなく… 終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 料理 掃除 下手な私 うまい まずいも 言わないあなた ひとが見てれば おかしなふたりが お互い気づかずに 愛してた いつかはあなたが 出てゆくかもと 心のどこかで 恐れていたわ 無理して はしゃいで いたけれど… 終わってしまった 何もかも 机の上に置手紙 幸せつかめと しらけ文字 ふざけすぎているわ 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… |
OSAKA RAINY BLUE ~蛸焼き橋~OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE ウチ、3時間も待ってたんやで 道頓堀川 蛸焼き橋で 噴水見つめて 待ってたんやで ウチの事 嫌いになったんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 哀しかったんやで 涙、出て来たんやで Wo… Wo… Wo… ウチ、ひとりでパチンコしたんやで フィーバー2回も ジャラジャラ出たけど 涙の方が もっと出たんやで ウチの事 飽きてしもたんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 淋しなったんやで お酒飲みに 行ったんやで Wo… Wo… Wo… OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE ウチ、もいっぺん待ってみたんやで 太左衛門橋、蛸焼き橋は あんたによう似た 人ばっかしや ウチの事 捨ててしまうんかいな 夢だけを 見せてくれたんか 夢やから さめてしまうんか ウチ、アホやからね 雨まで降って 来たやんか Wo… Wo… Wo… OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE | すぎもとまさと | 喜多條忠 | 杉本眞人 | | OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE ウチ、3時間も待ってたんやで 道頓堀川 蛸焼き橋で 噴水見つめて 待ってたんやで ウチの事 嫌いになったんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 哀しかったんやで 涙、出て来たんやで Wo… Wo… Wo… ウチ、ひとりでパチンコしたんやで フィーバー2回も ジャラジャラ出たけど 涙の方が もっと出たんやで ウチの事 飽きてしもたんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 淋しなったんやで お酒飲みに 行ったんやで Wo… Wo… Wo… OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE ウチ、もいっぺん待ってみたんやで 太左衛門橋、蛸焼き橋は あんたによう似た 人ばっかしや ウチの事 捨ててしまうんかいな 夢だけを 見せてくれたんか 夢やから さめてしまうんか ウチ、アホやからね 雨まで降って 来たやんか Wo… Wo… Wo… OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE |
OSAKA大阪生まれが あんたの誇りやったのに 大阪の街を今 なんで出てくねん 最終電車のベルが 鳴り響くホーム 缶コーヒー あんたの胸に投げてた 夢しかないアホな男やけど あたしは 本気で 惚れてた 心斎橋から今夜 愛が逃げてゆく そんな顔で さよならは 似合わへんから 心斎橋から今夜 愛が逃げてゆく 泣きだしたら負けやから 瞳閉じてた 「お前が好きや」と あの日 あどけない顔で 道頓堀 裸足で 飛び込んでいた 阪神負けた日 いつも ヤケ酒を浴びて あたしの肩にもたれて 涙流した 無茶苦茶して アホな男やから あんたを よう憎めんかった 最終電車のベルが 鳴り止んだホーム うしろ姿 小さくて 涙こぼれた 最終電車のベルが 鳴り止んだホーム 扉閉まる その前に 背中向けてた 愛しかない アホな女やけど あんたの生き方 好きやった 心斎橋には今夜 涙雨降って 二人が出逢った街が すすり泣いてる 大阪生まれの恋が 誇りやったから あんたと出逢った街を 離れられない…… | すぎもとまさと | 蘭佳代子 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | 大阪生まれが あんたの誇りやったのに 大阪の街を今 なんで出てくねん 最終電車のベルが 鳴り響くホーム 缶コーヒー あんたの胸に投げてた 夢しかないアホな男やけど あたしは 本気で 惚れてた 心斎橋から今夜 愛が逃げてゆく そんな顔で さよならは 似合わへんから 心斎橋から今夜 愛が逃げてゆく 泣きだしたら負けやから 瞳閉じてた 「お前が好きや」と あの日 あどけない顔で 道頓堀 裸足で 飛び込んでいた 阪神負けた日 いつも ヤケ酒を浴びて あたしの肩にもたれて 涙流した 無茶苦茶して アホな男やから あんたを よう憎めんかった 最終電車のベルが 鳴り止んだホーム うしろ姿 小さくて 涙こぼれた 最終電車のベルが 鳴り止んだホーム 扉閉まる その前に 背中向けてた 愛しかない アホな女やけど あんたの生き方 好きやった 心斎橋には今夜 涙雨降って 二人が出逢った街が すすり泣いてる 大阪生まれの恋が 誇りやったから あんたと出逢った街を 離れられない…… |
遠路遙々太陽と一緒にめざめた一日は さわやかな空気吸うことではじまると君が… 時間つぶしの煙草もいらないね 景色を見てれば退屈しないよと僕が… 友の家を訪ねて見た 急がしい中出迎えてくれる 君の笑顔で心が晴れて 君の言葉で疲れがとれた 青空の下なら労働も楽しい 見方を変えれば陽気になれるよと君が… 頭をかかえて夜の街をうろつく いじけた暮らしに慣れ過ぎてしまったと僕が… 田舎町を訪ねて見た 夜汽車に揺られ訪ねて見た 酒など飲んで語り明かせば 君の窓から星が見えた とっても沢山星が見えた たまには休憩も必要なんだよね のんびりしたけりゃいつでも又来いと君が… 本当に住みやすい所だねここは そろそろ女房でももらったらどうだいと僕が… 友の家を訪ねて見た 久かたぶりに訪ねて見た いつかはこんな街に落ち着く それまでも一度がんばって見るよ 家路をたどる足取りは軽く グッバイ グッバイ グッバイ マイフレンド | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | 太陽と一緒にめざめた一日は さわやかな空気吸うことではじまると君が… 時間つぶしの煙草もいらないね 景色を見てれば退屈しないよと僕が… 友の家を訪ねて見た 急がしい中出迎えてくれる 君の笑顔で心が晴れて 君の言葉で疲れがとれた 青空の下なら労働も楽しい 見方を変えれば陽気になれるよと君が… 頭をかかえて夜の街をうろつく いじけた暮らしに慣れ過ぎてしまったと僕が… 田舎町を訪ねて見た 夜汽車に揺られ訪ねて見た 酒など飲んで語り明かせば 君の窓から星が見えた とっても沢山星が見えた たまには休憩も必要なんだよね のんびりしたけりゃいつでも又来いと君が… 本当に住みやすい所だねここは そろそろ女房でももらったらどうだいと僕が… 友の家を訪ねて見た 久かたぶりに訪ねて見た いつかはこんな街に落ち着く それまでも一度がんばって見るよ 家路をたどる足取りは軽く グッバイ グッバイ グッバイ マイフレンド |
M氏への便りあれから何年過ぎたでしょうか その後変りはないのでしょうか こんなに遠く離れてしまって 忘れることは とてもたやすいけど 今でも君が 心配なんです 東京の水を君に送ります ポットにつめて 東京の水を君に送ります ポットにつめて 暖かな人々の思いやりに触れて のんびり暮していることでしょう 姫路の街が やさしい街なら 落ち着くことも 悪くはないけど 黙ってしまうには 早い気がします 東京の水を君に送ります 手紙にそえて 東京の水を君に送ります 手紙にそえて かもめのジョナサンは もう読んだでしょうね 僕はあと書きを 先に読みました 疑うことしか 出来なくなっていて とても恐い ような気がします これも灰色の 空のせいでしょうか 東京の水を君に送ります 想い出乗せて 東京の水を君に送ります 想い出乗せて 誰もが妙に 白けきっていて 誰もが冗談で ごまかし会って 何の魅力もない街東京 それでも僕等は こうして僕等は ただ毎日を がんばっています 東京の水を君に送ります 都会の夢を 東京の水を君に送ります 都会の夢を | すぎもとまさと | 吉田健美 | 杉本真人 | | あれから何年過ぎたでしょうか その後変りはないのでしょうか こんなに遠く離れてしまって 忘れることは とてもたやすいけど 今でも君が 心配なんです 東京の水を君に送ります ポットにつめて 東京の水を君に送ります ポットにつめて 暖かな人々の思いやりに触れて のんびり暮していることでしょう 姫路の街が やさしい街なら 落ち着くことも 悪くはないけど 黙ってしまうには 早い気がします 東京の水を君に送ります 手紙にそえて 東京の水を君に送ります 手紙にそえて かもめのジョナサンは もう読んだでしょうね 僕はあと書きを 先に読みました 疑うことしか 出来なくなっていて とても恐い ような気がします これも灰色の 空のせいでしょうか 東京の水を君に送ります 想い出乗せて 東京の水を君に送ります 想い出乗せて 誰もが妙に 白けきっていて 誰もが冗談で ごまかし会って 何の魅力もない街東京 それでも僕等は こうして僕等は ただ毎日を がんばっています 東京の水を君に送ります 都会の夢を 東京の水を君に送ります 都会の夢を |
エデンの雨こんな 夜がいつかは来ると あの日 知っていたならば 私 男(ひと)に絶望したり 心に鍵 掛けたりなど しなかった… あなたの胸は エデンの園ね 無傷なイヴに 帰っていく 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 いいわ レイン・レイン・レイン わらいなさい 昨日捨て身の レイン・レイン・レイン 女でも 今は 愛に 生きて いたいの これが 仮にひと時だけの 夢に 過ぎはしなくても 私 決して後悔しない あなたという 命の糧 逢えたから… 失くしたものに 落としたものに 抱きしめられて 気がつくのよ 恋はまぼろし レイン・レイン・レイン 蜃気楼 燃える レイン・レイン・レイン 価値もないと 拗ねてみたのは レイン・レイン・レイン 間違いね だって愛は ここに 確かに 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 私 レイン・レイン・レイン 生まれ変わる きっとあなたの レイン・レイン・レイン 腕の中 そして 愛に 生きていかせて… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | こんな 夜がいつかは来ると あの日 知っていたならば 私 男(ひと)に絶望したり 心に鍵 掛けたりなど しなかった… あなたの胸は エデンの園ね 無傷なイヴに 帰っていく 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 いいわ レイン・レイン・レイン わらいなさい 昨日捨て身の レイン・レイン・レイン 女でも 今は 愛に 生きて いたいの これが 仮にひと時だけの 夢に 過ぎはしなくても 私 決して後悔しない あなたという 命の糧 逢えたから… 失くしたものに 落としたものに 抱きしめられて 気がつくのよ 恋はまぼろし レイン・レイン・レイン 蜃気楼 燃える レイン・レイン・レイン 価値もないと 拗ねてみたのは レイン・レイン・レイン 間違いね だって愛は ここに 確かに 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 私 レイン・レイン・レイン 生まれ変わる きっとあなたの レイン・レイン・レイン 腕の中 そして 愛に 生きていかせて… |
一時間だけのクリスマス・イヴ今夜はデートでしょ 若い人はいいわね アパートのおばさんに 冷やかされました 若くもないけれど 今日くらいは見栄張って おもいっきり おしゃれして でかけよう Sirent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Sirent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ クリスマスイヴの日に あえるなんて すごいね 無理をしてくれたのね 感謝をしてます 皮肉じゃないからね いつも あきらめてたから 舞い上がる私を 受け止めて Sirent Night ほんとよ 一時間で帰ってね Sirent Night わたしには 夢のようなプレゼント 二人だけのクリスマス 街の明かり綺麗 Sirent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Sirent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ | すぎもとまさと | 朝比奈京子 | 杉本眞人 | すぎもとバンド | 今夜はデートでしょ 若い人はいいわね アパートのおばさんに 冷やかされました 若くもないけれど 今日くらいは見栄張って おもいっきり おしゃれして でかけよう Sirent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Sirent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ クリスマスイヴの日に あえるなんて すごいね 無理をしてくれたのね 感謝をしてます 皮肉じゃないからね いつも あきらめてたから 舞い上がる私を 受け止めて Sirent Night ほんとよ 一時間で帰ってね Sirent Night わたしには 夢のようなプレゼント 二人だけのクリスマス 街の明かり綺麗 Sirent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Sirent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ |
あんな男なんてつらい気持ちは 同じだよ 愛は変わらないよ 私を見つめて 涙ぐむ ずるい人 いつもそうさ 男はみんな きれい事と いつわりだけの 夢に酔う 恋なんていらない 淋しすぎるわ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ 照れた笑顔が 大好きで いつも甘えてたね 私はその瞳に もう二度と 映らない あなただけは 放したくない ありったけの まごころこめて 包んでも 恋なんて 夜更けの おとぎ話さ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ | すぎもとまさと | Kaori | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | つらい気持ちは 同じだよ 愛は変わらないよ 私を見つめて 涙ぐむ ずるい人 いつもそうさ 男はみんな きれい事と いつわりだけの 夢に酔う 恋なんていらない 淋しすぎるわ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ 照れた笑顔が 大好きで いつも甘えてたね 私はその瞳に もう二度と 映らない あなただけは 放したくない ありったけの まごころこめて 包んでも 恋なんて 夜更けの おとぎ話さ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ |
あんたのわがまま酔ったふりして あんたが言った 南の島で 暮らしてみたい 俺の最後の わがままだから あんたらしくて おかしくて 笑ったあとで 涙がこぼれた わがままだったら ずっときいてた 俺と一緒になってくれ それがあんたの それがあんたの 最初のわがまま いいよあんたは 走ってきたよ 子供もいつか 大きくなって たった一度の 人生のうち ずっと私と 暮らしてた 南の海でこころを洗って 私のことなら 心配しないで 猫とふたりで 暮らしたい それが私の それが私の 最初のわがまま 海と星とが きれいやろうね 夕陽があんた 染めるやろうね きっと何かを みつけるやろね 男は孤独な ブーメラン 忘れたころに 戻ってくるやろ 少年のままの あんたが好きやねん 風に吹かれて もういちど 夢をつかんで 夢をつかんで 帰ってくるやろ わがままだったら ずっときいてた 俺と一緒になってくれ それがあんたの それがあんたの 最初のわがまま | すぎもとまさと | 喜多條忠 | 杉本眞人 | すぎもとバンド | 酔ったふりして あんたが言った 南の島で 暮らしてみたい 俺の最後の わがままだから あんたらしくて おかしくて 笑ったあとで 涙がこぼれた わがままだったら ずっときいてた 俺と一緒になってくれ それがあんたの それがあんたの 最初のわがまま いいよあんたは 走ってきたよ 子供もいつか 大きくなって たった一度の 人生のうち ずっと私と 暮らしてた 南の海でこころを洗って 私のことなら 心配しないで 猫とふたりで 暮らしたい それが私の それが私の 最初のわがまま 海と星とが きれいやろうね 夕陽があんた 染めるやろうね きっと何かを みつけるやろね 男は孤独な ブーメラン 忘れたころに 戻ってくるやろ 少年のままの あんたが好きやねん 風に吹かれて もういちど 夢をつかんで 夢をつかんで 帰ってくるやろ わがままだったら ずっときいてた 俺と一緒になってくれ それがあんたの それがあんたの 最初のわがまま |
ありふれた人生だけど近頃めっきり 酒も弱くなり 色気もとうに ご無沙汰で 昔のことを 思い出しても 昨夜のことは 忘れてる 馴染みの店にも 足が遠のいて 可愛いあの娘の お誘いや 誰かに遊びに 誘われたなら 断りきれない 俺がいる ああ 浮世の義理も しがらみも すべて捨てたら 気楽だろうが そうはいかぬが 人生だから ぐっとこらえて 苦笑い それでも 自分は自分さ 誇れるものは ないけれど ありふれた ありふれた 人生 それでいい 親しい友が 今日もまたひとり 遠くへ行って しまったよ 真赤に燃えた あの夏の日の 若さはすでに ないけれど ああ 泣かせた過去や 裏切りは 胸に刺さった 青い棘 戻れないのが 人生だから 悔やむことから 逃れない それでも 自分は自分さ 自分らしく 生きりゃいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい… | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 近頃めっきり 酒も弱くなり 色気もとうに ご無沙汰で 昔のことを 思い出しても 昨夜のことは 忘れてる 馴染みの店にも 足が遠のいて 可愛いあの娘の お誘いや 誰かに遊びに 誘われたなら 断りきれない 俺がいる ああ 浮世の義理も しがらみも すべて捨てたら 気楽だろうが そうはいかぬが 人生だから ぐっとこらえて 苦笑い それでも 自分は自分さ 誇れるものは ないけれど ありふれた ありふれた 人生 それでいい 親しい友が 今日もまたひとり 遠くへ行って しまったよ 真赤に燃えた あの夏の日の 若さはすでに ないけれど ああ 泣かせた過去や 裏切りは 胸に刺さった 青い棘 戻れないのが 人生だから 悔やむことから 逃れない それでも 自分は自分さ 自分らしく 生きりゃいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい… |
アパートの鍵二年くらした アパートを 夜にあの娘が 朝にぼくが 一人一人で 出て行って それで 時代が終わった いつになっても 青春は 心細さが ついてまわる 傷の深さに 気がついて それで 他人に戻った ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… まるで兄姉 みたいだと ひとに云われて 嬉しがって どこか大人に なりそこね それで すべてがこわれた あの娘大人に できるやつ ぼくを頼りに すがる女 違う世界を 見せられて それで 別れが決まった ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 解き放してくれるか アア… アア… アア… ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… アア… アア… アア… | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | 二年くらした アパートを 夜にあの娘が 朝にぼくが 一人一人で 出て行って それで 時代が終わった いつになっても 青春は 心細さが ついてまわる 傷の深さに 気がついて それで 他人に戻った ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… まるで兄姉 みたいだと ひとに云われて 嬉しがって どこか大人に なりそこね それで すべてがこわれた あの娘大人に できるやつ ぼくを頼りに すがる女 違う世界を 見せられて それで 別れが決まった ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 解き放してくれるか アア… アア… アア… ポケットに 何かある 返し忘れた アパートの鍵 この鍵が ぼくたちを 閉じ籠めたのだろうか アア… アア… アア… アア… アア… アア… |
あなたの背中にふともの思う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした 自分をすてて 生きつづけ みんなの為に 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない あなたはまだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に 送ります お酒を少し 控えめに 色気もちょっと 抑え目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 思い出し 世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で 歌ってね あなたはまだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に 送ります あなたはまだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に 送ります あなたの背中に 送ります | すぎもとまさと | 阿久悠 | 杉本眞人 | | ふともの思う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした 自分をすてて 生きつづけ みんなの為に 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない あなたはまだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に 送ります お酒を少し 控えめに 色気もちょっと 抑え目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 思い出し 世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で 歌ってね あなたはまだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に 送ります あなたはまだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に 送ります あなたの背中に 送ります |
曙橋~路地裏の少年~交番を曲がれば 角の駄菓子屋の 向かいは豆腐屋で こんな秋の夕暮れ あちこちから 秋刀魚(さんま)を焦がす匂いが 立ち込めた… ひと昔 ふた昔 思い出せない月日が流れ 車を寄せて 眺めている まぼろしの路地 不審な顔で 往き交うのは 誰もみな しらない人々(ひと)だよ ほら、ワイパーの 向こう側 砂場でひとり 俺が遊ぶ 買い物かごを手に 微笑(わら)って見守る あれは若いお袋か 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …帰れない 引越しのトラック 泣いて追って来た 隣の女の子 きっと今は初恋(こい)した 記憶(おぼえ)もなく 娘を嫁にやる日を 待つだろう… ひと昔 ふた昔 そして、 いい年令(とし)数えてみても 何かを時に 探しに来る まぼろしの路地 親父と行った 弁天湯の 煙突が 居残るだけだが… ほら、片隅の 公園で ブランコ高く 俺が漕ぐよ 天まで漕ごうとも 東京タワーの 尖(さき)も見えはしないのに 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …遅すぎる 時間の扉の 鍵はもう どこかに落してしまった… 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …帰れない 暮らした界隈 町内(まち)はもう すっかり変わってしまった… | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | すぎもとバンド | 交番を曲がれば 角の駄菓子屋の 向かいは豆腐屋で こんな秋の夕暮れ あちこちから 秋刀魚(さんま)を焦がす匂いが 立ち込めた… ひと昔 ふた昔 思い出せない月日が流れ 車を寄せて 眺めている まぼろしの路地 不審な顔で 往き交うのは 誰もみな しらない人々(ひと)だよ ほら、ワイパーの 向こう側 砂場でひとり 俺が遊ぶ 買い物かごを手に 微笑(わら)って見守る あれは若いお袋か 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …帰れない 引越しのトラック 泣いて追って来た 隣の女の子 きっと今は初恋(こい)した 記憶(おぼえ)もなく 娘を嫁にやる日を 待つだろう… ひと昔 ふた昔 そして、 いい年令(とし)数えてみても 何かを時に 探しに来る まぼろしの路地 親父と行った 弁天湯の 煙突が 居残るだけだが… ほら、片隅の 公園で ブランコ高く 俺が漕ぐよ 天まで漕ごうとも 東京タワーの 尖(さき)も見えはしないのに 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …遅すぎる 時間の扉の 鍵はもう どこかに落してしまった… 帰りたい あの頃へ …帰れない 帰りたい あの頃へ …帰れない 暮らした界隈 町内(まち)はもう すっかり変わってしまった… |
紅い花昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いをこめて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ 悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日のあの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ 紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ | すぎもとまさと | 松原史明 | 杉本眞人 | | 昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いをこめて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ 悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日のあの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ 紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ |