夕映え色とりどりに うつろいながら 時代よ どこへ 急ぐのか 昨日をまるで 汚れものだと 汚れものと脱ぎすてて どこへ急ぐ 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 振り返る 愛する君を 振り返る それほど人は 強くはなくて 時代に惑うことだろう けれど自分の うしろ影まで うしろ影を責めるなよ 笑うなよ 刻は うたかたの夢 夕映えに燃えて 無情であることだけが 闇を包んでも 僕は誰にも 奪われない 愛する君の そばにいる 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 抱きしめる 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 色とりどりに うつろいながら 時代よ どこへ 急ぐのか 昨日をまるで 汚れものだと 汚れものと脱ぎすてて どこへ急ぐ 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 振り返る 愛する君を 振り返る それほど人は 強くはなくて 時代に惑うことだろう けれど自分の うしろ影まで うしろ影を責めるなよ 笑うなよ 刻は うたかたの夢 夕映えに燃えて 無情であることだけが 闇を包んでも 僕は誰にも 奪われない 愛する君の そばにいる 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 抱きしめる 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても |
そうしなさいもぬけの殻でもいいじゃない 人は流れるものだから 後悔なんて 捨てなさい 風吹く路を 行きなさい 思えばつらい事だった でも悪いことばかり 続かない 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう かなわぬ想いは 言いにくい 燃えては消える さだめでも 失望なんて やめなさい 涙をほほで 切りなさい 体の中に 誰かいる そんなに急いで どこへ行くんだい 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢を つかむため 新しい事 始めよう 元気を出せば 見えてくる 勇気がそこに わいてくる | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | もぬけの殻でもいいじゃない 人は流れるものだから 後悔なんて 捨てなさい 風吹く路を 行きなさい 思えばつらい事だった でも悪いことばかり 続かない 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう かなわぬ想いは 言いにくい 燃えては消える さだめでも 失望なんて やめなさい 涙をほほで 切りなさい 体の中に 誰かいる そんなに急いで どこへ行くんだい 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢を つかむため 新しい事 始めよう 元気を出せば 見えてくる 勇気がそこに わいてくる |
ローリング30Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 転がる石になれ 過ぎ去った過去は断ち切ってしまえ 青春の長さ測るものはない 身体より老けた心など持つな 流れ行く時にさからって泳げ 自分のカラを突き破り 愚かな笑顔など見せるな 振り向いた昨日に恥じないように 仰ぎ見る明日に恥じないように Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 夢吹く風になれ Rolling 30 Rolling 30 なまぬるい日々に流される者よ 俺だけは違う身を切って生きる 三叉路があれば石ころの道よ 躓いた痛み発条にして歩け 心の汗も流さずに やさしさなどとお笑いぐささ ついて来る世代に恥じないように 届かない世代に恥じないように Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 翔び立つ鳥になれ Rolling 30 Rolling 30 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | | Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 転がる石になれ 過ぎ去った過去は断ち切ってしまえ 青春の長さ測るものはない 身体より老けた心など持つな 流れ行く時にさからって泳げ 自分のカラを突き破り 愚かな笑顔など見せるな 振り向いた昨日に恥じないように 仰ぎ見る明日に恥じないように Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 夢吹く風になれ Rolling 30 Rolling 30 なまぬるい日々に流される者よ 俺だけは違う身を切って生きる 三叉路があれば石ころの道よ 躓いた痛み発条にして歩け 心の汗も流さずに やさしさなどとお笑いぐささ ついて来る世代に恥じないように 届かない世代に恥じないように Rolling 30 動けない花になるな Rolling 30 翔び立つ鳥になれ Rolling 30 Rolling 30 |
冷たい雨が降っている冷たい雨が降っている 冷たい雨が降っている 指をふるわせ 髪を氷らせ 冷たい雨が降っている どの位歩いただろう 海岸線の縁取りを背に 夏色の船が岬へ沈むのを 君と見たよね 好きでも無いし嫌いでも無い ぼくたち 見知らぬ他人のようだ ねぇ 貝殻になりたいね 海の深くで眠りたい 殻が守ってくれるだろう ねぇ 貝殻になりたいね 君は少女の詩 ぼくのひざには男の詩集 君は言葉のナイフを深々と 胸に刺したね 好きでも無いし嫌いでも無い 心が痛いよ 楽にしてくれ 9月の海に雨が降る 波と雨とが入れ替わり 空と海とが溶けあって 9月の海に雨が降る ぼくがいまこのまま 荒れくるう海に抜き手きったら 君はこのボート小屋から「素敵よ」って 声をかけてよ 好きでも無いし嫌いでも無い フルだけフリなよ フラれてやるさ 冷たい雨が降っている 冷たい雨が降っている この世界中 びしょぬれにして 冷たい雨が降っている | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 松任谷正隆 | 冷たい雨が降っている 冷たい雨が降っている 指をふるわせ 髪を氷らせ 冷たい雨が降っている どの位歩いただろう 海岸線の縁取りを背に 夏色の船が岬へ沈むのを 君と見たよね 好きでも無いし嫌いでも無い ぼくたち 見知らぬ他人のようだ ねぇ 貝殻になりたいね 海の深くで眠りたい 殻が守ってくれるだろう ねぇ 貝殻になりたいね 君は少女の詩 ぼくのひざには男の詩集 君は言葉のナイフを深々と 胸に刺したね 好きでも無いし嫌いでも無い 心が痛いよ 楽にしてくれ 9月の海に雨が降る 波と雨とが入れ替わり 空と海とが溶けあって 9月の海に雨が降る ぼくがいまこのまま 荒れくるう海に抜き手きったら 君はこのボート小屋から「素敵よ」って 声をかけてよ 好きでも無いし嫌いでも無い フルだけフリなよ フラれてやるさ 冷たい雨が降っている 冷たい雨が降っている この世界中 びしょぬれにして 冷たい雨が降っている |
虹の魚枯れ葉ごしに山の道をたどってゆけば 水の音が涼しそうと背伸びする君 底の石が透ける水に 右手をひたせば 虹のように魚の影 君が指さす 虹鱒よ 身重の身体で 虹鱒よ 川を逆のぼり ほとばしる命を見せてくれるのか 青春とは時の流れ 激しい流れ 苦しくても 息切れても 泳ぐしかない 苦しくても 息切れても 泳ぐしかない 溪を渡る橋の下は養魚場だね 網で川を右左にせきとめてる 人は何てひどい仕打ちするのだろうか 魚たちはここで 長い旅終えるのか 虹鱒よ 身重の身体で 虹鱒よ 川を逆のぼり ほとばしる命がくやしいだろうね 青春とは 時の流れ 激しい流れ 打ちのめされ 傷ついても 生きるしかない 打ちのめされ 傷ついても 生きるしかない | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | | 枯れ葉ごしに山の道をたどってゆけば 水の音が涼しそうと背伸びする君 底の石が透ける水に 右手をひたせば 虹のように魚の影 君が指さす 虹鱒よ 身重の身体で 虹鱒よ 川を逆のぼり ほとばしる命を見せてくれるのか 青春とは時の流れ 激しい流れ 苦しくても 息切れても 泳ぐしかない 苦しくても 息切れても 泳ぐしかない 溪を渡る橋の下は養魚場だね 網で川を右左にせきとめてる 人は何てひどい仕打ちするのだろうか 魚たちはここで 長い旅終えるのか 虹鱒よ 身重の身体で 虹鱒よ 川を逆のぼり ほとばしる命がくやしいだろうね 青春とは 時の流れ 激しい流れ 打ちのめされ 傷ついても 生きるしかない 打ちのめされ 傷ついても 生きるしかない |
僕を呼び出したのは大人になるのは 死ぬことなのと 痩せた身体を 投げ出した君 激しい河に 流されまいと 夜に震えて しがみついてた ささくれだった 硝子の街を ふたり素足で 歩き続けた おんなじ痛みを 感じることが 恋することと 雨に打たれた 残酷な季節だったと 目の前の人が笑うよ あれからはどうしていたの 風のなか 想い出してた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 心のアザに ウイスキー注ぎ 倒れて泣けば 昨日は消えた 失うものが なんにもなくて 部屋の片隅 りんご飾った 橋の上から 恐怖と孤独 叫ぶ絵を見て わかると言った 僕にもわかると 答えた時に あれがサヨナラ だったんだよね 残酷な季節だったと 白い手の人が笑うよ 光るのは指輪だろうか まぶしくて顔をそむけた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しはぐれたけれど 少しねじれたけれど | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 大人になるのは 死ぬことなのと 痩せた身体を 投げ出した君 激しい河に 流されまいと 夜に震えて しがみついてた ささくれだった 硝子の街を ふたり素足で 歩き続けた おんなじ痛みを 感じることが 恋することと 雨に打たれた 残酷な季節だったと 目の前の人が笑うよ あれからはどうしていたの 風のなか 想い出してた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 心のアザに ウイスキー注ぎ 倒れて泣けば 昨日は消えた 失うものが なんにもなくて 部屋の片隅 りんご飾った 橋の上から 恐怖と孤独 叫ぶ絵を見て わかると言った 僕にもわかると 答えた時に あれがサヨナラ だったんだよね 残酷な季節だったと 白い手の人が笑うよ 光るのは指輪だろうか まぶしくて顔をそむけた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しはぐれたけれど 少しねじれたけれど |
まにあうかもしれない僕は僕なりに自由に振るまってきたし 僕なりに生きてきたんだと思う だけど、だけど 理由もなく めいった気分になるのはなぜだろう 思ってる事とやってる事の 違う事へのいらだちだったのか だから僕は自由さをとりもどそうと 自分を軽蔑して、自分を追いこんで なんだか自由になったように 意気がっていたのかも知れないんだ まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ まにあわせなくては今すぐ 陽気になれるだろう今なら 大切なのは思い切ること 大切なのは捨て去ること そうすりゃ自由になれるなんて 思っている程甘くはないけれど だけど今は捨て去ることで 少し位はよくなると思えるんだ まにあうかもしれない今なら まにあうかもしれない今すぐ なんだか自由になったように 意気がっていたのかも知れないんだ まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | 僕は僕なりに自由に振るまってきたし 僕なりに生きてきたんだと思う だけど、だけど 理由もなく めいった気分になるのはなぜだろう 思ってる事とやってる事の 違う事へのいらだちだったのか だから僕は自由さをとりもどそうと 自分を軽蔑して、自分を追いこんで なんだか自由になったように 意気がっていたのかも知れないんだ まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ まにあわせなくては今すぐ 陽気になれるだろう今なら 大切なのは思い切ること 大切なのは捨て去ること そうすりゃ自由になれるなんて 思っている程甘くはないけれど だけど今は捨て去ることで 少し位はよくなると思えるんだ まにあうかもしれない今なら まにあうかもしれない今すぐ なんだか自由になったように 意気がっていたのかも知れないんだ まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ |
祭りのあと祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら 祭りのあとの淋しさは たとえば女でまぎらわし もう帰ろう、もう帰ってしまおう 寝静まった街を抜けて 人を怨むも恥しく 人をほめるも恥しく なんのために憎むのか なんの怨みで憎むのか もう眠ろう、もう眠ってしまおう 臥待月の出るまでは 日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない 日々を慰安が吹きぬけて 死んでしまうに早すぎる もう笑おう、もう笑ってしまおう 昨日の夢は冗談だったんだと 祭りのあとの淋しさは 死んだ女にくれてやろ 祭りのあとの淋しさは 死んだ男にくれてやろ もう怨むまい、もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて もう怨むまい、もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて 注:三連目“日々を慰安が吹き荒れて”は 吉野弘氏の詩の一行を借りました。 | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | 祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら 祭りのあとの淋しさは たとえば女でまぎらわし もう帰ろう、もう帰ってしまおう 寝静まった街を抜けて 人を怨むも恥しく 人をほめるも恥しく なんのために憎むのか なんの怨みで憎むのか もう眠ろう、もう眠ってしまおう 臥待月の出るまでは 日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない 日々を慰安が吹きぬけて 死んでしまうに早すぎる もう笑おう、もう笑ってしまおう 昨日の夢は冗談だったんだと 祭りのあとの淋しさは 死んだ女にくれてやろ 祭りのあとの淋しさは 死んだ男にくれてやろ もう怨むまい、もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて もう怨むまい、もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて 注:三連目“日々を慰安が吹き荒れて”は 吉野弘氏の詩の一行を借りました。 |
春だったね僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹きあげられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったね 僕が思い出になる頃に 君を思い出にできない そんな僕の手紙がつく 風に揺れるタンポポをそえて 君の涙をふいてあげたい あゝ僕の涙はあの時のまま 広い河原の土手の上を ふり返りながら走った あゝ あれは春だったね 僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹きあげられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったんだね | 吉田拓郎 | 田口淑子 | 吉田拓郎 | | 僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹きあげられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったね 僕が思い出になる頃に 君を思い出にできない そんな僕の手紙がつく 風に揺れるタンポポをそえて 君の涙をふいてあげたい あゝ僕の涙はあの時のまま 広い河原の土手の上を ふり返りながら走った あゝ あれは春だったね 僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹きあげられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったんだね |
せんこう花火せんこう花火がほしいんです 海へ行こうと思います 誰かせんこう花火をください ひとりぼっちの私に 風が吹いていました ひとりで歩いていました 死に忘れたトンボが一匹 石ころにつまづきました なんでもないのに泣きました | 吉田拓郎 | 古沢信子 | 吉田拓郎 | | せんこう花火がほしいんです 海へ行こうと思います 誰かせんこう花火をください ひとりぼっちの私に 風が吹いていました ひとりで歩いていました 死に忘れたトンボが一匹 石ころにつまづきました なんでもないのに泣きました |
夏休み麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み 姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待ってる 夏休み 絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み 畑のとんぼはどこ行った あの時逃がしてあげたのに ひとりで待ってた 夏休み 西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | 麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み 姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待ってる 夏休み 絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み 畑のとんぼはどこ行った あの時逃がしてあげたのに ひとりで待ってた 夏休み 西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声 |
たどり着いたらいつも雨降り疲れ果てている事は 誰にも隠せはしないだろう ところが俺らは何の為に こんなに疲れてしまったのか 今日という日が そんなにも大きな一日とは思わないが それでもやっぱり考えてしまう あゝ このけだるさは何だ いつかは何処かへ落着こうと 心の置場を捜すだけ たどり着いたらいつも雨降り そんな事のくり返し やっとこれで俺らの旅も 終ったのかと思ったら いつもの事ではあるけれど あゝ ここもやっぱりどしゃ降りさ 心の中に傘をさして 裸足で歩いている自分が見える 人の言葉が右の耳から左の耳へと通りすぎる それ程頭の中はからっぽになっちまってる 今日は何故か穏かで 知らん顔してる自分が見える | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | 疲れ果てている事は 誰にも隠せはしないだろう ところが俺らは何の為に こんなに疲れてしまったのか 今日という日が そんなにも大きな一日とは思わないが それでもやっぱり考えてしまう あゝ このけだるさは何だ いつかは何処かへ落着こうと 心の置場を捜すだけ たどり着いたらいつも雨降り そんな事のくり返し やっとこれで俺らの旅も 終ったのかと思ったら いつもの事ではあるけれど あゝ ここもやっぱりどしゃ降りさ 心の中に傘をさして 裸足で歩いている自分が見える 人の言葉が右の耳から左の耳へと通りすぎる それ程頭の中はからっぽになっちまってる 今日は何故か穏かで 知らん顔してる自分が見える |
旅の宿浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね ぼくはぼくで趺坐をかいて きみの頬と耳はまっかっか あゝ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって 部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね月見るなんて ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | 浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね ぼくはぼくで趺坐をかいて きみの頬と耳はまっかっか あゝ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって 部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね月見るなんて ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい |
人間なんて人間なんて…… 何かが欲しいおいら それが何だかはわからない だけど何かが足りないよ 今の自分もおかしいよ 人間なんて 人間なんて 空に浮かぶ雲は いつかどこかへ飛んでゆく そこに何があるんだろか それは誰にもわからない 人間なんて 人間なんて 聞いてよおいらの話を 何がこうさせたのか いつのまにやら ひとりきりで 歌を唱っているおいら 人間なんて 故郷は愛すべき広島 そこには恋人もいたっけ いつのまにやらひとりきりで 毎日をすごしているおいら 人間なんて…… 何もかも捨ててしまったけれど 好きさ広島が 広島へかえろう 広島へかえろう 人間なんて 人間なんて ほんとの声を聞かせてよ 君のほんとの声を 人間なんて 人間なんて 何かが足りないよ 今の自分もおかしいよ 人間なんて やめてしまいたい 人間なんて……… | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | 人間なんて…… 何かが欲しいおいら それが何だかはわからない だけど何かが足りないよ 今の自分もおかしいよ 人間なんて 人間なんて 空に浮かぶ雲は いつかどこかへ飛んでゆく そこに何があるんだろか それは誰にもわからない 人間なんて 人間なんて 聞いてよおいらの話を 何がこうさせたのか いつのまにやら ひとりきりで 歌を唱っているおいら 人間なんて 故郷は愛すべき広島 そこには恋人もいたっけ いつのまにやらひとりきりで 毎日をすごしているおいら 人間なんて…… 何もかも捨ててしまったけれど 好きさ広島が 広島へかえろう 広島へかえろう 人間なんて 人間なんて ほんとの声を聞かせてよ 君のほんとの声を 人間なんて 人間なんて 何かが足りないよ 今の自分もおかしいよ 人間なんて やめてしまいたい 人間なんて……… |
純僕はアナタのすべてを 命がけでも欲しい 他の言い方はない 胸がジンジンふるえ 寝ても覚めていても 焼け焦がれてしまいそう 忙しい方々は 苦笑いするだけ アナタのなにもかもに 心奪われた瞬間から 頑なを通します 一途なままの僕 どけ どけ どけ 無関心な奴はどけ 寄ってたかって野暮が 恋の邪魔をする どけ そこ どけ 純情のお通りだ 男と女はいつも 求め合うのが いいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 男と女の距離は コブシ二つでいいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕が泣いているのは とても悔しいからです 人の尊さやさしさ 踏みにじられそうで 力を示す者達は しなやかさを失って ウソまみれドロまみれ じれったい風景でしょう より強くしたたかに タフな生き方をしましょう まっすぐ歩きましょう 風は向かい風 どけ どけ どけ 後ろめたい奴はどけ 有象無象の町に 灯りをともせ どけ そこ どけ 真実のお通りだ 正義の時代がくるさ 希望の歌もあるさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ どけ どけ どけ どけ 情をなくした奴はどけ 生きる者すべてが 愛でつながれる どけ どけ そこ どけ 正直のお通りだ アナタの為の僕さ 悔し涙のままさ たぎる情熱の僕さ ゆれる心のままさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕はアナタのすべてを 命がけでも欲しい 他の言い方はない 胸がジンジンふるえ 寝ても覚めていても 焼け焦がれてしまいそう 忙しい方々は 苦笑いするだけ アナタのなにもかもに 心奪われた瞬間から 頑なを通します 一途なままの僕 どけ どけ どけ 無関心な奴はどけ 寄ってたかって野暮が 恋の邪魔をする どけ そこ どけ 純情のお通りだ 男と女はいつも 求め合うのが いいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 男と女の距離は コブシ二つでいいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕が泣いているのは とても悔しいからです 人の尊さやさしさ 踏みにじられそうで 力を示す者達は しなやかさを失って ウソまみれドロまみれ じれったい風景でしょう より強くしたたかに タフな生き方をしましょう まっすぐ歩きましょう 風は向かい風 どけ どけ どけ 後ろめたい奴はどけ 有象無象の町に 灯りをともせ どけ そこ どけ 真実のお通りだ 正義の時代がくるさ 希望の歌もあるさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ どけ どけ どけ どけ 情をなくした奴はどけ 生きる者すべてが 愛でつながれる どけ どけ そこ どけ 正直のお通りだ アナタの為の僕さ 悔し涙のままさ たぎる情熱の僕さ ゆれる心のままさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ |
花の店なだらかな坂の途中 花の店がある 長い雨もあがったらしい 淡い光がさしてきた ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座り コーヒーなど飲みながら 店の方を見ている 恋人らしく、はなやぐふたり 内気そうな少女もいて 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 夕陽射す、ビルの谷間 花の店の前 なぜか人は立ち止まって ほほえみながら花を見る 春は春の花々が 彩りをそえて 訪れる人も流れながら また、変わってゆく 照れくさそうな男たちや 杖をついた老人もくる 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座る 誰か先に居るときは またあとで、といって 季節の風を、身体に感じ それからまた、いつもの椅子に 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | なだらかな坂の途中 花の店がある 長い雨もあがったらしい 淡い光がさしてきた ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座り コーヒーなど飲みながら 店の方を見ている 恋人らしく、はなやぐふたり 内気そうな少女もいて 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 夕陽射す、ビルの谷間 花の店の前 なぜか人は立ち止まって ほほえみながら花を見る 春は春の花々が 彩りをそえて 訪れる人も流れながら また、変わってゆく 照れくさそうな男たちや 杖をついた老人もくる 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座る 誰か先に居るときは またあとで、といって 季節の風を、身体に感じ それからまた、いつもの椅子に 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 |
少女よ、眠れ人ごみがとぎれてる裏通りで 携帯電話をにぎった少女の 栗色の長い髪がゆれてる 午前0時をすぎてるよ 最終はまだあるさ もの欲しげな視線の中 親はいるんだろ、家も 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りは君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい 静けさのなかでは落ち着かない さびしさ隠して、はしゃぐ少女の あどけない瞳はなにを見つめてる 楽しければ、それだけで 満足だというんだね その若さが、まぶしいほど 時を輝かせる、けれど 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りが君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい コンクリートを積み上げた街角で 少女の白い素足と微笑は 可憐な花のように、はかなすぎて 笑い転げて、気が抜けて 道端にしゃがみこみ そのやさしさ、すりへらして 夜に座りこむ いつも 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りは君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りが君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 人ごみがとぎれてる裏通りで 携帯電話をにぎった少女の 栗色の長い髪がゆれてる 午前0時をすぎてるよ 最終はまだあるさ もの欲しげな視線の中 親はいるんだろ、家も 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りは君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい 静けさのなかでは落ち着かない さびしさ隠して、はしゃぐ少女の あどけない瞳はなにを見つめてる 楽しければ、それだけで 満足だというんだね その若さが、まぶしいほど 時を輝かせる、けれど 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りが君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい コンクリートを積み上げた街角で 少女の白い素足と微笑は 可憐な花のように、はかなすぎて 笑い転げて、気が抜けて 道端にしゃがみこみ そのやさしさ、すりへらして 夜に座りこむ いつも 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りは君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい 今夜、なにかに夢中になれたかい 眠りが君を、きれいにするだろう なにをいっても、うるさいだろうけど ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい |
聖なる場所に祝福をああ、この至福の時が いつまで、続けばいい ああ、きみの夢と ぼくのたどった夢が 出会ったような気がするよ 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を ああ、この希望の酒を 喉に注ぎこもう ああ、ぼくの夢が やがて消え去る前に 再び燃やす、そのために 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を ああ、この一夜の夢を 酔って、語りあおう ああ、心ほぐし 身体ゆだねた夜に 見果てぬ夢をたどろうか 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を 聖なる場所に祝福を | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | ああ、この至福の時が いつまで、続けばいい ああ、きみの夢と ぼくのたどった夢が 出会ったような気がするよ 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を ああ、この希望の酒を 喉に注ぎこもう ああ、ぼくの夢が やがて消え去る前に 再び燃やす、そのために 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を ああ、この一夜の夢を 酔って、語りあおう ああ、心ほぐし 身体ゆだねた夜に 見果てぬ夢をたどろうか 今、この魂のすべてを燃やした この時に祝福を 聖なる場所に祝福を 聖なる場所に祝福を |
月夜のカヌー話すことはいつも他愛ない 話しすぎて疲れてる 憂鬱のわけも気づかずに 魂の岸辺に寝転んで 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう 冬の空で光る星屑に 指をのばす、触れたくて とどかない恋に疲れても 思い出の窓辺で嘆くなよ 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう 老いた人が、揺れて漂うのは 家族の船 暗い海 かすかな光を輝かせ まなざし燃え尽き、閉ざすまで 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出よう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 話すことはいつも他愛ない 話しすぎて疲れてる 憂鬱のわけも気づかずに 魂の岸辺に寝転んで 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう 冬の空で光る星屑に 指をのばす、触れたくて とどかない恋に疲れても 思い出の窓辺で嘆くなよ 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう 老いた人が、揺れて漂うのは 家族の船 暗い海 かすかな光を輝かせ まなざし燃え尽き、閉ざすまで 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出そう 月夜のカヌーで 夢のつづきへ、漕ぎ出よう 月夜のカヌーで 息をひそめ、漕ぎ出よう |
春よ、こい冬になると 旅の支度をするんだね どこへ行くんだい? 去り行くものたちよ 変わり続けてきた いさぎよく捨ててきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 別れ歌が 胸にしみてゆくように なぜに、迷わせる 去り行くものたちよ 生きて、ここまで来た いさぎよく生きてきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 雨に濡れた 冷えた季節も飛び出した 身体、ほてらせ 去り行くものたちよ 好きで、好きでやってきた いさぎよく惚れてきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 春よ、来い | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 冬になると 旅の支度をするんだね どこへ行くんだい? 去り行くものたちよ 変わり続けてきた いさぎよく捨ててきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 別れ歌が 胸にしみてゆくように なぜに、迷わせる 去り行くものたちよ 生きて、ここまで来た いさぎよく生きてきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 雨に濡れた 冷えた季節も飛び出した 身体、ほてらせ 去り行くものたちよ 好きで、好きでやってきた いさぎよく惚れてきた なのに、なぜ、さびしがらせる 春よ、来い 春よ、来い |
白いレースの日傘きみが波と遊んでるのを ねころびながら、ぼくは見ている 長い波が膝まで寄せるので きみは声をあげ、転びそうになる ふたりの夏がもう、帰ってこないことを ぼくらは知ってる、秋がおだやかなことも もしも、求めなければ きみの白いレースの日傘 まわしてみれば、フリルが揺れる てれくさいけど、なぜか暖かく 傘の中には若いきみがいる ふたりの暮らし、あの心にひそむことも すべてを知ってる、秋がやすらかなことも そうさ、ゆずりあえれば 鳥の形、翼ひろげて 飛び立つしぐさで、きみが誘う ぼくは靴と靴下、脱ぎすてて ふたりの影だけ、夏に歩き出す 陽射しを浴びながら、日傘が風に揺れる ふたりの影と空、日傘が風に揺れる ぼくらは思い出たちを、語り出すのさ そうさ、夏のことばで | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | きみが波と遊んでるのを ねころびながら、ぼくは見ている 長い波が膝まで寄せるので きみは声をあげ、転びそうになる ふたりの夏がもう、帰ってこないことを ぼくらは知ってる、秋がおだやかなことも もしも、求めなければ きみの白いレースの日傘 まわしてみれば、フリルが揺れる てれくさいけど、なぜか暖かく 傘の中には若いきみがいる ふたりの暮らし、あの心にひそむことも すべてを知ってる、秋がやすらかなことも そうさ、ゆずりあえれば 鳥の形、翼ひろげて 飛び立つしぐさで、きみが誘う ぼくは靴と靴下、脱ぎすてて ふたりの影だけ、夏に歩き出す 陽射しを浴びながら、日傘が風に揺れる ふたりの影と空、日傘が風に揺れる ぼくらは思い出たちを、語り出すのさ そうさ、夏のことばで |
ときめく時はうつむいて 心、曇らせるきみの 横顔を見ていると そんなこともあるよねと 言えなくて、言えなくて ことばをさがしてしまう 微笑んでくれ、やわらかい頬で あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても また春が 芽吹く樹々たちと花が 街角をうるおして そんなこともあったねと 言える日が、言える日が 必ず、必ず、来るよ 照れくさいけど、指先をからめ あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても 微笑んでくれ、やわらかい頬で あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | うつむいて 心、曇らせるきみの 横顔を見ていると そんなこともあるよねと 言えなくて、言えなくて ことばをさがしてしまう 微笑んでくれ、やわらかい頬で あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても また春が 芽吹く樹々たちと花が 街角をうるおして そんなこともあったねと 言える日が、言える日が 必ず、必ず、来るよ 照れくさいけど、指先をからめ あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても 微笑んでくれ、やわらかい頬で あの頃のぼくたちの ときめく時は過ぎていても |
人間の「い」じれったい 抱きしめたい うしろめたい いとおしい 許せない いくじがない 信じていたい 心地よい ぎこちない 口づけたい やりきれない にべもない おこがましい 味気ない あられもない いさぎ良い 冗談じゃない うばいたい つめが甘い 人がいい やぶさかでない うかがいたい 正直じゃない もどかしい それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし 人間の「い」 僕達の「い」 いつだって「い」 これからも「い」 さりげない 結ばれたい ふがいない そつがない みもふたもない いじらしい とりとめもない 古くさい そそっかしい 離れたい そこはかとない ういういしい 喜ばしい たわいない てっとり早い つつがない いさぎよい しらじらしい 心もとない こそばゆい 理屈っぽい つまらない 長ったらしい ゆるぎない まわりくどい おぞましい まぎらわしい ありがたい ふてぶてしい きなくさい 残り少ない 生きてたい それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし 人間の「い」 僕達の「い」 いつだって「い」 これからも「い」 人間の「い」 僕達の「い」 永遠の「い」 命がけの「い」 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | じれったい 抱きしめたい うしろめたい いとおしい 許せない いくじがない 信じていたい 心地よい ぎこちない 口づけたい やりきれない にべもない おこがましい 味気ない あられもない いさぎ良い 冗談じゃない うばいたい つめが甘い 人がいい やぶさかでない うかがいたい 正直じゃない もどかしい それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし 人間の「い」 僕達の「い」 いつだって「い」 これからも「い」 さりげない 結ばれたい ふがいない そつがない みもふたもない いじらしい とりとめもない 古くさい そそっかしい 離れたい そこはかとない ういういしい 喜ばしい たわいない てっとり早い つつがない いさぎよい しらじらしい 心もとない こそばゆい 理屈っぽい つまらない 長ったらしい ゆるぎない まわりくどい おぞましい まぎらわしい ありがたい ふてぶてしい きなくさい 残り少ない 生きてたい それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし 人間の「い」 僕達の「い」 いつだって「い」 これからも「い」 人間の「い」 僕達の「い」 永遠の「い」 命がけの「い」 |
星降る夜の旅人は星降る夜の旅人は 今頃どこで眠るやら 土のベットで寝返りを それとも草の露にぬれ もしも もしも、景色に飽きたなら 足を速めてみるもいい 星降る夜の旅人が くちずさむのはどんな歌 取り残された幼子が 涙こらえてうたう歌 もしも もしも、夜風になれるなら 草笛鳴らしてあげようか 星降る夜の旅人が 見ている月は、どんな月 故郷で待つ恋人の やせた三日月 立ち姿 もしも もしも、手紙を書いたなら すぐに届けてあげるのに もしも もしも、手紙を書いたなら すぐに届けてあげるのに | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 星降る夜の旅人は 今頃どこで眠るやら 土のベットで寝返りを それとも草の露にぬれ もしも もしも、景色に飽きたなら 足を速めてみるもいい 星降る夜の旅人が くちずさむのはどんな歌 取り残された幼子が 涙こらえてうたう歌 もしも もしも、夜風になれるなら 草笛鳴らしてあげようか 星降る夜の旅人が 見ている月は、どんな月 故郷で待つ恋人の やせた三日月 立ち姿 もしも もしも、手紙を書いたなら すぐに届けてあげるのに もしも もしも、手紙を書いたなら すぐに届けてあげるのに |
されど私の人生もうどうでもいいのさ つまらぬことは 考えないで そこからの道を 急ぐのさ それがもっとも 肝心さ 長く暑い一日が終り 振り返る時は すべては灰色に 心の中は 荒れはてつきて 先を見ることさえ 苦しみを覚える かわる かわる 目の前が かわって それでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は まぼろしの道は いくつにもわかれ この世に行くべきか ただ影はなし 捜した空に レールの上を まっすぐに進み行けばと 思うのだが 一時停車を試みてみたが 冷たい風は 私の中を きょうきの如く さまよい歩き 果ててこの世を 去ることのに かわる かわる 目の前が かわって それでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は | 吉田拓郎 | 斎藤哲夫 | 斎藤哲夫 | | もうどうでもいいのさ つまらぬことは 考えないで そこからの道を 急ぐのさ それがもっとも 肝心さ 長く暑い一日が終り 振り返る時は すべては灰色に 心の中は 荒れはてつきて 先を見ることさえ 苦しみを覚える かわる かわる 目の前が かわって それでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は まぼろしの道は いくつにもわかれ この世に行くべきか ただ影はなし 捜した空に レールの上を まっすぐに進み行けばと 思うのだが 一時停車を試みてみたが 冷たい風は 私の中を きょうきの如く さまよい歩き 果ててこの世を 去ることのに かわる かわる 目の前が かわって それでおしまいさ されど私の人生は されど私の人生は |
BLOWIN' IN THE WINDHow many roads must a man walk down Before you call him a man? Yes,'n'how many seas must a white dove sail Before she sleeps in the sand? Yes,'n'how many times must the cannon balls fly Before they're forever banned? The answer,my friend,is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. Yes'n'How many years can a mountain exist Before it's washed to the sea? Yes,'n'how many years can some people exist Before they're allowed to be free? Yes,'n'how many times can a man turn his head, And Pretending as he just doesn't see? The answer,my friend,is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. How many times must a man look up Before he can see the sky? Yes,'n'how many ears must one man have Before he can hear people cry? Yes,'n'how many death will it take till he knows That too many people have died? The answer, my friend, is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. | 吉田拓郎 | B.Dylan | B.Dylan | | How many roads must a man walk down Before you call him a man? Yes,'n'how many seas must a white dove sail Before she sleeps in the sand? Yes,'n'how many times must the cannon balls fly Before they're forever banned? The answer,my friend,is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. Yes'n'How many years can a mountain exist Before it's washed to the sea? Yes,'n'how many years can some people exist Before they're allowed to be free? Yes,'n'how many times can a man turn his head, And Pretending as he just doesn't see? The answer,my friend,is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. How many times must a man look up Before he can see the sky? Yes,'n'how many ears must one man have Before he can hear people cry? Yes,'n'how many death will it take till he knows That too many people have died? The answer, my friend, is blowin' in the wind, The answer is blowin' in the wind. |
長い雨の後にもう 何も言わなくていいよ 言葉は信じられないものだけど 君の言葉は僕のものだよ 愛にまどわされすぎた君は もう何も言わなくていいよ いつも君は僕だけの中にいる まもらせておくれ君を 聞こえるかい 僕の声が 冷たい氷を ひとつかじると 君のあたたかさがわかる 目がさめて ふと思う きのうまでの 人生を 悲しみを 水とともに 飲みこんで 笑顔になる 明日よりは 今日を見つめ 時計だけが 先をいそぐ 妻がみえる 彼女もまた 傷ついた 小鳥 涙もかれ 言葉だけが むなしく 愛を語る 僕のそばに 妻がすわる 傷だらけの 心ひらき 長い雨はもうすぐ終る 僕たちは肩をよせる | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | もう 何も言わなくていいよ 言葉は信じられないものだけど 君の言葉は僕のものだよ 愛にまどわされすぎた君は もう何も言わなくていいよ いつも君は僕だけの中にいる まもらせておくれ君を 聞こえるかい 僕の声が 冷たい氷を ひとつかじると 君のあたたかさがわかる 目がさめて ふと思う きのうまでの 人生を 悲しみを 水とともに 飲みこんで 笑顔になる 明日よりは 今日を見つめ 時計だけが 先をいそぐ 妻がみえる 彼女もまた 傷ついた 小鳥 涙もかれ 言葉だけが むなしく 愛を語る 僕のそばに 妻がすわる 傷だらけの 心ひらき 長い雨はもうすぐ終る 僕たちは肩をよせる |
おやじの唄おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を疑うことを 教えてくれたこと おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を裏切ることを 教えてくれたこと おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 誰だって一人でできること位 ありますよね 一つだけ言ってみたいのは おやじが いつもの口ぐせ通りに 生き抜いて 見せたこと おやじは 誰にも見られずに 死んでゆきましたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ だけど おやじもやっぱり 人間でしたよ 死んで やっと僕の胸を 熱くさせましたよ 死んで やっと僕の胸を 熱くさせてくれましたよ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を疑うことを 教えてくれたこと おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を裏切ることを 教えてくれたこと おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ 一つだけ言ってみたいのは おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ 誰だって一人でできること位 ありますよね 一つだけ言ってみたいのは おやじが いつもの口ぐせ通りに 生き抜いて 見せたこと おやじは 誰にも見られずに 死んでゆきましたよ おやじが全てだなんて 言いませんよ だけど おやじもやっぱり 人間でしたよ 死んで やっと僕の胸を 熱くさせましたよ 死んで やっと僕の胸を 熱くさせてくれましたよ |
家へ帰ろうこの道は どこまで続いてるだろう 少しだけ 疲れてるような気分 風の中 心しみじみゆれて 雨にうたれ 胸は痛んでないか やさしい心 今日も変わる事はなく 愛する気持 あふれるばかりあって 本当に 好きだったものがある 受けとめる 事のできないものもある 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう 大切なもの 見えなくなってしまいそう いらないものも わからなくなってくる あとどれ位 幸福(しあわせ)が必要なの 不幸な話 いくつかさねればいい 理由なく 涙出てきそうだから 知らぬ間に こぶし握っているから そう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう 逢いたい人の 笑顔が呼びかけてくる 思い出達が とまる事なく浮かぶ 今 僕は 何をがまんしてるんだろう 誰のため 心乱してるんだろう そう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 鳥山雄司・吉田拓郎 | この道は どこまで続いてるだろう 少しだけ 疲れてるような気分 風の中 心しみじみゆれて 雨にうたれ 胸は痛んでないか やさしい心 今日も変わる事はなく 愛する気持 あふれるばかりあって 本当に 好きだったものがある 受けとめる 事のできないものもある 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう 大切なもの 見えなくなってしまいそう いらないものも わからなくなってくる あとどれ位 幸福(しあわせ)が必要なの 不幸な話 いくつかさねればいい 理由なく 涙出てきそうだから 知らぬ間に こぶし握っているから そう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう 逢いたい人の 笑顔が呼びかけてくる 思い出達が とまる事なく浮かぶ 今 僕は 何をがまんしてるんだろう 誰のため 心乱してるんだろう そう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう 家へ帰ろう 家へ帰ろう この道をまっすぐ 家へ帰ろう |
知識どこへいこうと勝手だし 何をしようと勝手なんだ 髪の毛を切るのもいいだろう 気疲れするのは自分なんだ うまくやるのもいいものだ おいしいものには味がある おしつけられたら逃げてやれ 気にする程の奴じゃない 人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ 理屈ばかりをブラ下げて 首が飛んでも血も出まい 言葉をみんな食い荒らし 知識のみがまかり通る 一人になるのに理由がいるか 理由があるから生きるのか 自由を語るな不自由な顔で 君は若いと言うつもりかい 年功序列は古いなどと かんばんだけの知識人よ 人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ 理屈ばかりをブラ下げて 首が飛んでも血も出まい | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | どこへいこうと勝手だし 何をしようと勝手なんだ 髪の毛を切るのもいいだろう 気疲れするのは自分なんだ うまくやるのもいいものだ おいしいものには味がある おしつけられたら逃げてやれ 気にする程の奴じゃない 人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ 理屈ばかりをブラ下げて 首が飛んでも血も出まい 言葉をみんな食い荒らし 知識のみがまかり通る 一人になるのに理由がいるか 理由があるから生きるのか 自由を語るな不自由な顔で 君は若いと言うつもりかい 年功序列は古いなどと かんばんだけの知識人よ 人を語れば世を語る 語りつくしてみるがいいさ 理屈ばかりをブラ下げて 首が飛んでも血も出まい |
暮らし男だったんだと 女が居て気づいた 弱虫なんだと 酒を飲んでわかった ウソもついていたと かがみの自分に言った やさしさもあると 我が子を抱いて思った いつも一人なんだと 生きてみて知った いつか死ぬんだと やまいの中で笑った 臆病なんだと 唄を唄って思った 許してもいいと 裏切りを認めた 友だちを思って 人を傷つけた こんな世の中と 自分を捨ててみた これからどうしようと タバコに火をつける 明日があるからと 今日は黙りこむ いつも勝てるんだと ゲームをやめなかった 気ままにやりたいと 悪い夢を見た | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | 男だったんだと 女が居て気づいた 弱虫なんだと 酒を飲んでわかった ウソもついていたと かがみの自分に言った やさしさもあると 我が子を抱いて思った いつも一人なんだと 生きてみて知った いつか死ぬんだと やまいの中で笑った 臆病なんだと 唄を唄って思った 許してもいいと 裏切りを認めた 友だちを思って 人を傷つけた こんな世の中と 自分を捨ててみた これからどうしようと タバコに火をつける 明日があるからと 今日は黙りこむ いつも勝てるんだと ゲームをやめなかった 気ままにやりたいと 悪い夢を見た |
僕の唄はサヨナラだけ君が僕をキライになったわけは 真実味がなかったって言う事なのか そんなに冷たく君の愛を おきざりにしたなんて僕には思えない だけど もうやめよう 髪の毛を切っても何ひとつ変わらないよ そんな僕 ガンコ者 遊び上手は誰かさんのもの どんなに僕が君を欲しかったとしても 言葉がなければ 信じない人さ 言えないことは勇気のないことかい だから もうやめよう 静かな店も 僕は好きなんだ キライだよネ 君は 信じる事だけが 愛のあかしだなんて 借りて来た言葉は返しなよ 突き刺す様な 雨よ降れ 心の中まで洗い流せ 忘れる事は たやすくても 痛みを今は受けとめていたい せめて この町に 恋を知ってる雨よ降れ なぐさめの前に やさしい唄が町をうるおし 君までつつんで運び去ってしまう 別れの時は 僕が唄う時 僕の言葉は君へのサヨナラ それが 今の僕だから 君はキライになっちまったんだよネ 淋しさはウソだね 二人でどこへ行っても 一人と一人じゃないか 触れ合いは言葉だと口ぐせだネ 肩をよせて歩く事にも 疲れたんだよ 僕は何となく 誰かに会ったら こう言ってやれよ あの人 愛をワカラナイ人ネ それで サヨナラさ 想い出話が 一つふえたネ 今度こそ サヨナラ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | 君が僕をキライになったわけは 真実味がなかったって言う事なのか そんなに冷たく君の愛を おきざりにしたなんて僕には思えない だけど もうやめよう 髪の毛を切っても何ひとつ変わらないよ そんな僕 ガンコ者 遊び上手は誰かさんのもの どんなに僕が君を欲しかったとしても 言葉がなければ 信じない人さ 言えないことは勇気のないことかい だから もうやめよう 静かな店も 僕は好きなんだ キライだよネ 君は 信じる事だけが 愛のあかしだなんて 借りて来た言葉は返しなよ 突き刺す様な 雨よ降れ 心の中まで洗い流せ 忘れる事は たやすくても 痛みを今は受けとめていたい せめて この町に 恋を知ってる雨よ降れ なぐさめの前に やさしい唄が町をうるおし 君までつつんで運び去ってしまう 別れの時は 僕が唄う時 僕の言葉は君へのサヨナラ それが 今の僕だから 君はキライになっちまったんだよネ 淋しさはウソだね 二人でどこへ行っても 一人と一人じゃないか 触れ合いは言葉だと口ぐせだネ 肩をよせて歩く事にも 疲れたんだよ 僕は何となく 誰かに会ったら こう言ってやれよ あの人 愛をワカラナイ人ネ それで サヨナラさ 想い出話が 一つふえたネ 今度こそ サヨナラ |
KAHALA緑色のカーテンのすき間から 夏の光が朝を告げる 冷たい水を口に含みほほをぬらし いつもの場所へ足を運ぶ ワイキキのにぎわいははるか遠く このあたりはまだ天国の様だ フロントの娘に久しぶりとほほえめば おあつらえむきのラグーンをすすめる 君に目かくししたまま カハラに連れて行きたい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから プールサイドの人々の笑い顔も 思い思いのバカンスに満ちて 砂浜で身をこがす若者のradio 風に乗り聞こえる Surfin' USA 去年の今頃こんがり焼けた僕を プールボーイと間違えた人がいた ビーチタオルをおどけて持ってきてやると ほほえみと一緒にくれたone dollar 君を自由にできるなら カハラで誘惑したい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから 君と二人だけの秘密 カハラでもっと作りたい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 鳥山雄司 | 緑色のカーテンのすき間から 夏の光が朝を告げる 冷たい水を口に含みほほをぬらし いつもの場所へ足を運ぶ ワイキキのにぎわいははるか遠く このあたりはまだ天国の様だ フロントの娘に久しぶりとほほえめば おあつらえむきのラグーンをすすめる 君に目かくししたまま カハラに連れて行きたい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから プールサイドの人々の笑い顔も 思い思いのバカンスに満ちて 砂浜で身をこがす若者のradio 風に乗り聞こえる Surfin' USA 去年の今頃こんがり焼けた僕を プールボーイと間違えた人がいた ビーチタオルをおどけて持ってきてやると ほほえみと一緒にくれたone dollar 君を自由にできるなら カハラで誘惑したい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから 君と二人だけの秘密 カハラでもっと作りたい 世界中が時計をとめているんだから 何もかもが 君を 君を 待っているんだから |
消えていくもの僕は角のたばこ屋サンが好きだった 大した理由は無いけれど好きだったな 毎日あそこを通って学校へ通った 話をした事はないけど何となく気になる おバサンがいて お茶のみながらいつも笑ってた 僕は社会科の先生を覚えてる いつもジンタンを片手いっぱいほおばってた 独特のニオイがあの頃好きじゃなかった 先生の事少しキライで少し愛していた 居眠りすると何にも言わずにジンタンを食わされた 僕が中途ハンパな男になりかけた頃 男にめざめた夜があって思いもとげた 女の人を大切にしなけりゃダメだよと 10才以上年上のその人が言った 約束だからいくつになっても言いつけを守ってる 僕が完璧な大人になった今 色んなものが形かえて消えて行った 思い出という大げさな感情ではなく あの人がいて風に吹かれたあの日の景色 そういう中でじりじりしながら成長してたんだ 消えていくんだネ 消えてしまったネ 時が流れて行く 時が移って行く 少し泣きたくなる ちょっと悲しくなる 少し泣きたくなる ちょっと淋しくなる | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕は角のたばこ屋サンが好きだった 大した理由は無いけれど好きだったな 毎日あそこを通って学校へ通った 話をした事はないけど何となく気になる おバサンがいて お茶のみながらいつも笑ってた 僕は社会科の先生を覚えてる いつもジンタンを片手いっぱいほおばってた 独特のニオイがあの頃好きじゃなかった 先生の事少しキライで少し愛していた 居眠りすると何にも言わずにジンタンを食わされた 僕が中途ハンパな男になりかけた頃 男にめざめた夜があって思いもとげた 女の人を大切にしなけりゃダメだよと 10才以上年上のその人が言った 約束だからいくつになっても言いつけを守ってる 僕が完璧な大人になった今 色んなものが形かえて消えて行った 思い出という大げさな感情ではなく あの人がいて風に吹かれたあの日の景色 そういう中でじりじりしながら成長してたんだ 消えていくんだネ 消えてしまったネ 時が流れて行く 時が移って行く 少し泣きたくなる ちょっと悲しくなる 少し泣きたくなる ちょっと淋しくなる |
a dayこんなにつらい日があるんだネ 朝から意味も無く泣けてくる どうせ私の心なんてわからないでしょう どんなに考えてるか知らないんでしょう フザケンじゃないよって憤り あっち向いて歩くしかないじゃないの 世の中いやな奴いるんだネ 人生生き甲斐を見失い きっと私の何もかもイヤなんでしょう 顔を見るだけで腹が立つんでしょう どこかへ消えちまえってやつあたり 世界はアンタなんか欲しくない こんなにヤバイ日はしかたない ここまで頑張って来たじゃない 今日の私はちっぽけなイモの花 夢はあるけれど言わないんだよ ほっといておくれってうそぶいて ひとりぼっちそれなりに生きてやる どんな事があろうと私らしく どんな事が起こっても負けるもんか | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | こんなにつらい日があるんだネ 朝から意味も無く泣けてくる どうせ私の心なんてわからないでしょう どんなに考えてるか知らないんでしょう フザケンじゃないよって憤り あっち向いて歩くしかないじゃないの 世の中いやな奴いるんだネ 人生生き甲斐を見失い きっと私の何もかもイヤなんでしょう 顔を見るだけで腹が立つんでしょう どこかへ消えちまえってやつあたり 世界はアンタなんか欲しくない こんなにヤバイ日はしかたない ここまで頑張って来たじゃない 今日の私はちっぽけなイモの花 夢はあるけれど言わないんだよ ほっといておくれってうそぶいて ひとりぼっちそれなりに生きてやる どんな事があろうと私らしく どんな事が起こっても負けるもんか |
いつでも夢を星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも歌ってる 声が聞こえる 淋しい胸に 涙に濡れたこの胸に 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも歌ってる 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は流れくる すすり泣いてる この顔上げて きいてる歌の懐かしさ 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は流れくる 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を はかない涙を うれしい涙に あの娘はかえる歌声で… あの娘はかえる歌声で… | 吉田拓郎 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 武部聡志 | 星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも歌ってる 声が聞こえる 淋しい胸に 涙に濡れたこの胸に 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも歌ってる 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は流れくる すすり泣いてる この顔上げて きいてる歌の懐かしさ 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は流れくる 言っているいる お待ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を はかない涙を うれしい涙に あの娘はかえる歌声で… あの娘はかえる歌声で… |
Os san朝はどこから来るんだろう 今日も早くから目がさめて 街はまだ眠ってる 朝刊はつらいニュースでいっぱい 僕のお腹空腹ですっぱい もっとやさしくなれるだろう 君はどこへ行く いたずらな午後の風が 少女のスカートに巻きついて 僕等はむじゃきにだまされる 男になり切るサンプルは無い あの娘に接吻するのもまずい 息づまりそうな昼下がり 君は何が好き 信じて下さい僕も20才の頃は 心が川のように流れていて 色んな予感や思いがけない出逢いを 迷わず受けとめた 誰かが誰かを愛してる 生きているのはムダじゃない おしゃべりしようよ月の下で ちぎれたボタンが道に迷ってる 乗り遅れてるのは僕なのか 素直になりましょう 意地っぱりはよしましょう もう少し近づいて もっといっぱいとんがっていいんだよ もっといっぱい恥かいていいんだよ 自分の命だよ すべてを満たしてしまうような 勇気は僕から出て来ない あふれる魅力にからまわり 君は走り出す 誰かのせいにしちゃダメだ そこそこ不幸はしょうがないよ 明日も必ずやってくる 若い人達の元気はいっぱい 古い人達のガンコもいっぱい わからない事が多いんだ 一緒に歩こうよ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 鳥山雄司 | 朝はどこから来るんだろう 今日も早くから目がさめて 街はまだ眠ってる 朝刊はつらいニュースでいっぱい 僕のお腹空腹ですっぱい もっとやさしくなれるだろう 君はどこへ行く いたずらな午後の風が 少女のスカートに巻きついて 僕等はむじゃきにだまされる 男になり切るサンプルは無い あの娘に接吻するのもまずい 息づまりそうな昼下がり 君は何が好き 信じて下さい僕も20才の頃は 心が川のように流れていて 色んな予感や思いがけない出逢いを 迷わず受けとめた 誰かが誰かを愛してる 生きているのはムダじゃない おしゃべりしようよ月の下で ちぎれたボタンが道に迷ってる 乗り遅れてるのは僕なのか 素直になりましょう 意地っぱりはよしましょう もう少し近づいて もっといっぱいとんがっていいんだよ もっといっぱい恥かいていいんだよ 自分の命だよ すべてを満たしてしまうような 勇気は僕から出て来ない あふれる魅力にからまわり 君は走り出す 誰かのせいにしちゃダメだ そこそこ不幸はしょうがないよ 明日も必ずやってくる 若い人達の元気はいっぱい 古い人達のガンコもいっぱい わからない事が多いんだ 一緒に歩こうよ |
ありがとうこの胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを 少しテレながら君は教えてくれました この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 新しい生命がうまれる事や まだ見ぬ未来を恐れない言葉を さりげない笑顔で君はささやいてくれました いつか時が流れついに 別れの時がきたら 心はりさけそうで 僕は苦しむでしょう この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ その時偶然は運命に変わり その時運命が力を与えた 何よりも輝く今を感じさせてくれました 共に笑いあった時を ずっと忘れたりはしない 命燃えつきるまで 僕は幸福でしょう この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを やさしいしぐさで君は伝えてくれました | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを 少しテレながら君は教えてくれました この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 新しい生命がうまれる事や まだ見ぬ未来を恐れない言葉を さりげない笑顔で君はささやいてくれました いつか時が流れついに 別れの時がきたら 心はりさけそうで 僕は苦しむでしょう この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ その時偶然は運命に変わり その時運命が力を与えた 何よりも輝く今を感じさせてくれました 共に笑いあった時を ずっと忘れたりはしない 命燃えつきるまで 僕は幸福でしょう この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを やさしいしぐさで君は伝えてくれました |
夜が来た夜が見えて来た あとへは引けない夜が来た 思えば息のつまる出来事もあったけど やさしい人に会えて 胸がふるえ 声をあげた 明日は今日より軽やかに 心が悲鳴をあげないように あとへは引けない 夜なんだ ヨール レイ ホー 夜が見えて来た ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー 夜が広がった 後悔はしない夜が来た 時には人に言えぬ胸のうちそのままに くやしさのりこえれば 力がわき 息がはずむ 大切な事は一つだけ 変わらぬ自分でいられるように 後悔はしない 夜なんだ ヨール レイ ホー 夜が広がった ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 夜が見えて来た あとへは引けない夜が来た 思えば息のつまる出来事もあったけど やさしい人に会えて 胸がふるえ 声をあげた 明日は今日より軽やかに 心が悲鳴をあげないように あとへは引けない 夜なんだ ヨール レイ ホー 夜が見えて来た ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー 夜が広がった 後悔はしない夜が来た 時には人に言えぬ胸のうちそのままに くやしさのりこえれば 力がわき 息がはずむ 大切な事は一つだけ 変わらぬ自分でいられるように 後悔はしない 夜なんだ ヨール レイ ホー 夜が広がった ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー ヨール レイ ヨール レイ ヨール レイ レイ ホー |
いくつになっても happy birthday誕生日がやって来た 祝おうよ今日の日を 良かったネ 元気だネ おめでとうをおくりましょう いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you うっかりしててごめん 君が君になった日を 人生に正面から 向かいあって歩いてる いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いろんな事があったでしょう 人にかくれて泣いたでしょう ケーキにローソク立てて 皆で乾杯しよう くじけないで頑張る君 勇気に拍手おくろう いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you 人生の主役は君 幸せ運ぶのも君 いつまでも変わらずに 元気でいて下さいネ いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 誕生日がやって来た 祝おうよ今日の日を 良かったネ 元気だネ おめでとうをおくりましょう いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you うっかりしててごめん 君が君になった日を 人生に正面から 向かいあって歩いてる いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いろんな事があったでしょう 人にかくれて泣いたでしょう ケーキにローソク立てて 皆で乾杯しよう くじけないで頑張る君 勇気に拍手おくろう いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you 人生の主役は君 幸せ運ぶのも君 いつまでも変わらずに 元気でいて下さいネ いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you いくつになっても happy birthday to you |
僕達はそうやって生きてきた君は風の中に立ってる 一人で考えるとややこしい事や 二つの問題にはさまれてゆれる まよう 人間はそうやって生きているんだから あきらめちまうと後悔するヨ 今ある力で頑張ろうヨ 昔僕等は誰も 名前の無い風だったんだヨ 君は雲を見て悩んでる 時が心ならずも変わり行く事や 自分のかたくなさ守りきれなくて つらい バカバカしいやり方を忘れてしまいそう ゴメンネって言うのも勇気なんだヨ 心を言葉に表そうヨ 昔僕等は誰も 名前の無い雲だったんだヨ 君は星に向かい泣いてる 愛するこの気持ち伝わらぬ事や 愛される喜びを見失いそうで しずむ 胸の奥の隠し事を背負いきれないね 苦しいって言えば楽になれるヨ 大切な事はこれからなんだヨ 昔僕等は誰も 名前の無い星だったんだヨ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 君は風の中に立ってる 一人で考えるとややこしい事や 二つの問題にはさまれてゆれる まよう 人間はそうやって生きているんだから あきらめちまうと後悔するヨ 今ある力で頑張ろうヨ 昔僕等は誰も 名前の無い風だったんだヨ 君は雲を見て悩んでる 時が心ならずも変わり行く事や 自分のかたくなさ守りきれなくて つらい バカバカしいやり方を忘れてしまいそう ゴメンネって言うのも勇気なんだヨ 心を言葉に表そうヨ 昔僕等は誰も 名前の無い雲だったんだヨ 君は星に向かい泣いてる 愛するこの気持ち伝わらぬ事や 愛される喜びを見失いそうで しずむ 胸の奥の隠し事を背負いきれないね 苦しいって言えば楽になれるヨ 大切な事はこれからなんだヨ 昔僕等は誰も 名前の無い星だったんだヨ |
朝陽がサン朝日がサン おはようサン 社会の皆サマ おはようサン 君のおはようは元気ですか How are you 今日は新しい一日であります 最初のステップ 気合いのステップ 大事なステップ 踏み出す時がきた 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン 朝日がサン おはようサン 地球は輝く おはようサン 晴ればれ空気吸って胸張って Up to you 今日の主役は君なのであります 小さなステップ でも気合いのステップ 記念のステップ 踏み出す時がきた 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン 今日のステップを 怒濤の一歩を 君のステップを 渾身の一歩を まっさらな大地に 新しい一歩を 昨日とは違う はじまりの一歩を 朝日がサン おはようサン 朝日がサン おはようサンサン 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン | 吉田拓郎 | 吉田拓郎・福岡英典 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 朝日がサン おはようサン 社会の皆サマ おはようサン 君のおはようは元気ですか How are you 今日は新しい一日であります 最初のステップ 気合いのステップ 大事なステップ 踏み出す時がきた 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン 朝日がサン おはようサン 地球は輝く おはようサン 晴ればれ空気吸って胸張って Up to you 今日の主役は君なのであります 小さなステップ でも気合いのステップ 記念のステップ 踏み出す時がきた 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン 今日のステップを 怒濤の一歩を 君のステップを 渾身の一歩を まっさらな大地に 新しい一歩を 昨日とは違う はじまりの一歩を 朝日がサン おはようサン 朝日がサン おはようサンサン 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン |
トワイライト僕は今 身体いっぱい勇気を感じて 強がらず 生きて行けるだろう ありのままの自分を君に伝えたい 運命にさからう風に背を向けて 世界を敵にまわしてもひるんだりしない 永遠の愛は強いから 二人の行く手は海を行くはるかな旅路 嵐が来ようとも恐れはしなかった ある日僕は突然 行く先見失い 君を失う暗やみに落ち 傷つけ合うなら 船を止めた方がいい これ以上二人で進めない ごめんね 軽率につまずくなんて 星の降る夜なのに 小さなウソをつないで胸がつぶれる 情熱も日々にうずもれる 君が満たされないもの 僕が欲しいもの 正直すぎる夜息もつまっている 月に届くほどもっと愛されたいなら 星に届けと愛すればいい 君が苦しみの時 せつなさの時 僕はどこにいて何を見てたんだろう 人それぞれの心に かくされた出来事 いつか許されるはずもないけれど もう一度僕を見て 君をまた守らせて 二度と流されたりはしない ごめんね 軽率につまずくなんて 星の降る夜なのに 僕は今身体いっぱい勇気を感じて 命を燃やし時をいとおしむ 君から体温が伝わってくる 星の降る夜は二人で過ごそう | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田建・吉田拓郎 | 僕は今 身体いっぱい勇気を感じて 強がらず 生きて行けるだろう ありのままの自分を君に伝えたい 運命にさからう風に背を向けて 世界を敵にまわしてもひるんだりしない 永遠の愛は強いから 二人の行く手は海を行くはるかな旅路 嵐が来ようとも恐れはしなかった ある日僕は突然 行く先見失い 君を失う暗やみに落ち 傷つけ合うなら 船を止めた方がいい これ以上二人で進めない ごめんね 軽率につまずくなんて 星の降る夜なのに 小さなウソをつないで胸がつぶれる 情熱も日々にうずもれる 君が満たされないもの 僕が欲しいもの 正直すぎる夜息もつまっている 月に届くほどもっと愛されたいなら 星に届けと愛すればいい 君が苦しみの時 せつなさの時 僕はどこにいて何を見てたんだろう 人それぞれの心に かくされた出来事 いつか許されるはずもないけれど もう一度僕を見て 君をまた守らせて 二度と流されたりはしない ごめんね 軽率につまずくなんて 星の降る夜なのに 僕は今身体いっぱい勇気を感じて 命を燃やし時をいとおしむ 君から体温が伝わってくる 星の降る夜は二人で過ごそう |
気持ちだよ重たい荷物は背負ってしまえば 両手が自由になるだろう その手で誰かを支えられたら それはどんなに素敵なんだろう 気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ きみが笑うとイヤなこととか なんだかちっちゃくなるんだよ 泣きたいくらいに落ち込む夜が きみにだってさ あるだろうに 気持ちだよ 気持ちだよ きみからもらったものは 気持ちだよ 気持ちだよ きみの気持ちだよ 固めた拳はやわらかいものを きっと最後に叩くんだろう だけど それを止める拳も きっとどこかにあるんだろう 気持ちだよ 気持ちだよ ヒトをつないでるのは 気持ちだよ 気持ちだよ そんな気持ちだよ 気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ | 吉田拓郎 | 康珍化 | 吉田拓郎 | 瀬尾一三 | 重たい荷物は背負ってしまえば 両手が自由になるだろう その手で誰かを支えられたら それはどんなに素敵なんだろう 気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ きみが笑うとイヤなこととか なんだかちっちゃくなるんだよ 泣きたいくらいに落ち込む夜が きみにだってさ あるだろうに 気持ちだよ 気持ちだよ きみからもらったものは 気持ちだよ 気持ちだよ きみの気持ちだよ 固めた拳はやわらかいものを きっと最後に叩くんだろう だけど それを止める拳も きっとどこかにあるんだろう 気持ちだよ 気持ちだよ ヒトをつないでるのは 気持ちだよ 気持ちだよ そんな気持ちだよ 気持ちだよ 気持ちだよ きみにあげたいものは 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ 気持ちだよ 気持ちだよ ぼくの気持ちだよ |
贈り物あの時僕は こう思ってたんだ 君になにかをしてあげられる せめて歌ぐらいは唄ってあげられる 僕はギターを持ってたんだし 終わってたんだよ 何もかもが その時から みんなまちがいだらけさ もう行くよ もう何も言えなくなった それから君の好きだった“雪”は 誰かに唄ってもらえばいいさ 今はわかり合おうよって時じゃないんだ これで少しは気が楽になるだろうネ 笑ってたんだよ 心の中で 僕にはそれがきこえてくるんだ 捨てちまうよ 君のくれたものなんて それは小さな物語なのさ 暗い路地に吐き捨ててしまおう だから とどまるよって言わさなかった そんな君にも罪などありゃしない もういいんだよ それだけで 住んでた町のせいにしちまえばさ サヨナラは 僕の背中にしょって行くさ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | あの時僕は こう思ってたんだ 君になにかをしてあげられる せめて歌ぐらいは唄ってあげられる 僕はギターを持ってたんだし 終わってたんだよ 何もかもが その時から みんなまちがいだらけさ もう行くよ もう何も言えなくなった それから君の好きだった“雪”は 誰かに唄ってもらえばいいさ 今はわかり合おうよって時じゃないんだ これで少しは気が楽になるだろうネ 笑ってたんだよ 心の中で 僕にはそれがきこえてくるんだ 捨てちまうよ 君のくれたものなんて それは小さな物語なのさ 暗い路地に吐き捨ててしまおう だから とどまるよって言わさなかった そんな君にも罪などありゃしない もういいんだよ それだけで 住んでた町のせいにしちまえばさ サヨナラは 僕の背中にしょって行くさ |
世捨人唄たとえば 故郷を捨てるとも 旅の情は 捨てないで 悲しみ川に 漕ぎだそう まして一人の男なら 男と男が もつれても 悲しみ川は 深くなる 酔っても 陽気になれなくて まして 男と女なら 都の川を さかのぼり 女の川に 棹させば おぼれおぼれの やさしさに ひとつふたつと 痩せてゆく 故郷川から 女川 悲しみ川を 漕いでゆく 川の流れの ゆく先は 川の流れの ゆく先は | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | たとえば 故郷を捨てるとも 旅の情は 捨てないで 悲しみ川に 漕ぎだそう まして一人の男なら 男と男が もつれても 悲しみ川は 深くなる 酔っても 陽気になれなくて まして 男と女なら 都の川を さかのぼり 女の川に 棹させば おぼれおぼれの やさしさに ひとつふたつと 痩せてゆく 故郷川から 女川 悲しみ川を 漕いでゆく 川の流れの ゆく先は 川の流れの ゆく先は |
三軒目の店ごとまだまだ酔っちゃないだろう レモンスライスがしみるなんて 何だか みょうに気がきくネ 俺の冗談がおかしいのかい 飲みほしてしまおう テレ臭さなんて 夜はまだまだ続くんだぜ 今夜 今夜 店ごと グイとひと息に飲んじまえ その気になったらくり出そう (オイラ酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め) 夜中になっても起きてる町だ (酔ってさわいで女をくどいて) 都会はいやだと女に言ってみな (ウンと飲め飲め、飲んだら 踏み倒せ) どこかへ行こうとさそってみなよ (いやな事などいっきに飲みほせ) 飲みほしてしまおう かわいた夜を 恋はどこにも ころがってるさ 可愛い 可愛い アバズレを ひと息にグイと飲んじまえ 大きな声が出るじゃないか 酒のせいでも嬉しいね 言いたい事を言えばいい 唄いたい唄を今唄いな 飲みほしてしまおう このブルースを 君は まだまだ いけそうじゃないか 二軒目 二軒目 店ごと グイとひと息に飲んじまえ 笑ってるよ 誰もが (オイラ酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め) あいつもこいつもその中にいる (酔ってさわいで女をくどいて) その中にいないって事は (ウンと飲め飲め、飲んだら踏み倒せ) おろかな事とは違う話さ (いやな事などいっきに飲みほせ) 飲みほしてしまおう 常識なんか 夜は まだまだつづくんだぜ 三軒 三軒 まとめて グイとひと息に飲んじまえ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | | まだまだ酔っちゃないだろう レモンスライスがしみるなんて 何だか みょうに気がきくネ 俺の冗談がおかしいのかい 飲みほしてしまおう テレ臭さなんて 夜はまだまだ続くんだぜ 今夜 今夜 店ごと グイとひと息に飲んじまえ その気になったらくり出そう (オイラ酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め) 夜中になっても起きてる町だ (酔ってさわいで女をくどいて) 都会はいやだと女に言ってみな (ウンと飲め飲め、飲んだら 踏み倒せ) どこかへ行こうとさそってみなよ (いやな事などいっきに飲みほせ) 飲みほしてしまおう かわいた夜を 恋はどこにも ころがってるさ 可愛い 可愛い アバズレを ひと息にグイと飲んじまえ 大きな声が出るじゃないか 酒のせいでも嬉しいね 言いたい事を言えばいい 唄いたい唄を今唄いな 飲みほしてしまおう このブルースを 君は まだまだ いけそうじゃないか 二軒目 二軒目 店ごと グイとひと息に飲んじまえ 笑ってるよ 誰もが (オイラ酒のみ、ウンと飲め、ヤレ飲め) あいつもこいつもその中にいる (酔ってさわいで女をくどいて) その中にいないって事は (ウンと飲め飲め、飲んだら踏み倒せ) おろかな事とは違う話さ (いやな事などいっきに飲みほせ) 飲みほしてしまおう 常識なんか 夜は まだまだつづくんだぜ 三軒 三軒 まとめて グイとひと息に飲んじまえ |
戻ってきた恋人あの晩 君は裸足でやってきた 悲しそうな眼をして わけも言わずに座りこんだまま 小花もようの長いスカート 僕は黙って熱いコーヒー作ってあげた そのうち 君がポツポツ話し出すまで あの晩 君は泊ってゆくつもり 昔よくしたように 勝手知ってる僕のアパートで 小指の指環いじりながら 僕は何だかそんな気がしていたけれど やっぱり 君はあいつと別れてきたんだ あの晩 君は裸足で飛び出した とりつかれた眼をして わけを聞きたい僕を残したまま 小雨もようの長い夜だった 僕は決して君を許さないと思ったけれど いつかは 君がこうして戻ってくると 何となく | 吉田拓郎 | 安井かずみ | 吉田拓郎 | | あの晩 君は裸足でやってきた 悲しそうな眼をして わけも言わずに座りこんだまま 小花もようの長いスカート 僕は黙って熱いコーヒー作ってあげた そのうち 君がポツポツ話し出すまで あの晩 君は泊ってゆくつもり 昔よくしたように 勝手知ってる僕のアパートで 小指の指環いじりながら 僕は何だかそんな気がしていたけれど やっぱり 君はあいつと別れてきたんだ あの晩 君は裸足で飛び出した とりつかれた眼をして わけを聞きたい僕を残したまま 小雨もようの長い夜だった 僕は決して君を許さないと思ったけれど いつかは 君がこうして戻ってくると 何となく |
僕達のラプソディ仙台坂を降りて 左に曲がると 麻布からの風が 追いかけてくる 僕は一人きり 歩いているけれど 淋しいなんて 思った事はない もう少しすれば 君に逢えるだろう もう少し待てば 愛もやってくる 夢までの道を最後まで 一緒にさまよって行きましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディ ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディ もう一度信じる事は 笑われそうだけど こう言う僕だって 勇気がいるのさ みんな微笑んで 頑張ってるんだよ くやしい涙が 心にあろうとも 大切な時が 今日もやって来る 大切な人が 振り返っている これからの日々も最後まで 一緒に抱きしめて行きましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディー ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディー 夕焼けの空を いつまでも 一緒に追いかけていきましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディー ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディー ちょっとだけ 愛したい 僕達のラプソディー | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田建・武部聡志 | 武部聡志・吉田建 | 仙台坂を降りて 左に曲がると 麻布からの風が 追いかけてくる 僕は一人きり 歩いているけれど 淋しいなんて 思った事はない もう少しすれば 君に逢えるだろう もう少し待てば 愛もやってくる 夢までの道を最後まで 一緒にさまよって行きましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディ ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディ もう一度信じる事は 笑われそうだけど こう言う僕だって 勇気がいるのさ みんな微笑んで 頑張ってるんだよ くやしい涙が 心にあろうとも 大切な時が 今日もやって来る 大切な人が 振り返っている これからの日々も最後まで 一緒に抱きしめて行きましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディー ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディー 夕焼けの空を いつまでも 一緒に追いかけていきましょう ちょっとだけ ボロボロの 僕達のラプソディー ちょっとだけ 恥ずかしい 僕達のラプソディー ちょっとだけ 愛したい 僕達のラプソディー |
Pillow徹夜続きで のどが少し渇き だるい気持ちのまま おりてきたら まぶしい光 冷蔵庫のなか カン詰めピーチが冷えている 君だろ? 何も言わないね 怒ってるのかい? 寝てるのかい? 君はPillowのような人さ やわらかく僕を受けとめる しあわせにしたいのさ しずかにその寝息 続くよう ひとりにさせて ごめんな だけど 僕が夢みれるのは 君がいるから かじりかけのピーチ 君の くちびるに おしあてたら かすかにほころぶ目もとが 起きてしまわぬように そっと 抱きしめていたいのさ 僕とソファのなかで ねむろう 君はPillowのような人さ やわらかく僕を受けとめる しあわせにしたいのさ しずかにその寝息 続くよう ひとりにさせて ごめんな だけど 僕が夢みれるのは 君がいるからなのさ | 吉田拓郎 | 川崎真理子 | 武部聡志 | 武部聡志 | 徹夜続きで のどが少し渇き だるい気持ちのまま おりてきたら まぶしい光 冷蔵庫のなか カン詰めピーチが冷えている 君だろ? 何も言わないね 怒ってるのかい? 寝てるのかい? 君はPillowのような人さ やわらかく僕を受けとめる しあわせにしたいのさ しずかにその寝息 続くよう ひとりにさせて ごめんな だけど 僕が夢みれるのは 君がいるから かじりかけのピーチ 君の くちびるに おしあてたら かすかにほころぶ目もとが 起きてしまわぬように そっと 抱きしめていたいのさ 僕とソファのなかで ねむろう 君はPillowのような人さ やわらかく僕を受けとめる しあわせにしたいのさ しずかにその寝息 続くよう ひとりにさせて ごめんな だけど 僕が夢みれるのは 君がいるからなのさ |