| 白鯨俺の中で 誰かが 叫んでいる どんなことが 起こったって 忘れるなと 呼んでる お前との愛の為に 何を捨ててもいいはずなのに 目を醒まして 此処へ来いと 誰かが叫ぶ あゝ おそらく 誰でも 胸の中に大きな海が 広がってる そしてその海には 荒波をけたてながら 夢の化身にも似た 巨大な魚が棲み 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない 俺の中で そいつが 叫んでいる 負けるものと 思ったって かかって来いと 叫ぶ お前ならわかってくれる きっとわかってくれている 俺がいつか 小さな舟 漕ぎ出すことを あゝ おそらく そうして 俺は波に 呑まれてしまうとわかってる 仲間などいらない 独りきりで向ってゆく 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない あゝ おそらく 誰でも 胸の中の 大きな 海と 闘ってる 荒波をけたてている 巨大な背中を見ている 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 俺の中で 誰かが 叫んでいる どんなことが 起こったって 忘れるなと 呼んでる お前との愛の為に 何を捨ててもいいはずなのに 目を醒まして 此処へ来いと 誰かが叫ぶ あゝ おそらく 誰でも 胸の中に大きな海が 広がってる そしてその海には 荒波をけたてながら 夢の化身にも似た 巨大な魚が棲み 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない 俺の中で そいつが 叫んでいる 負けるものと 思ったって かかって来いと 叫ぶ お前ならわかってくれる きっとわかってくれている 俺がいつか 小さな舟 漕ぎ出すことを あゝ おそらく そうして 俺は波に 呑まれてしまうとわかってる 仲間などいらない 独りきりで向ってゆく 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない あゝ おそらく 誰でも 胸の中の 大きな 海と 闘ってる 荒波をけたてている 巨大な背中を見ている 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う |
| SNOWMAN白い空の子供達が この町を埋めてゆく 曇ったガラスに ふと浮かぶ僕の名前 あれは去年の冬前に めぐり会い 愛しそして 春を待てずに 去ったその人の指文字 SNOWMAN あの日二人 指先 凍えながら SNOWMAN 生命を 心を託した はずだった 人は何故昨日のことを 忘れないでいるのだろう 悲しい夢なら 憶えなければいいのに 明日は晴れのち曇り ラジオから聴こえる歌 あれはあなたの 好きだった人の歌声 SNOWMAN 明日になれば SNOWMAN とけてしまう SNOWMAN Mh 涙のあとも見せたくないから あれは去年の冬の … | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 白い空の子供達が この町を埋めてゆく 曇ったガラスに ふと浮かぶ僕の名前 あれは去年の冬前に めぐり会い 愛しそして 春を待てずに 去ったその人の指文字 SNOWMAN あの日二人 指先 凍えながら SNOWMAN 生命を 心を託した はずだった 人は何故昨日のことを 忘れないでいるのだろう 悲しい夢なら 憶えなければいいのに 明日は晴れのち曇り ラジオから聴こえる歌 あれはあなたの 好きだった人の歌声 SNOWMAN 明日になれば SNOWMAN とけてしまう SNOWMAN Mh 涙のあとも見せたくないから あれは去年の冬の … |
| カリビアン・ブルー海をふたつ越えた あなたからの手紙 とりとめなく 記された毎日のこと 文字に隠された せつなく蒼い炎 淋しいとも 会いたいとも書けずに あの人に強く抱かれたまま 悲しい瞳に 僕を写している CARIBBEAN BLUE 注ぐ光と裏腹に CARIBBEAN BLUE かげりゆくあなたの心 底冷えのしあわせに とまどいながら あなたは今 CARIBBEAN BLUE 愛をふたつ越えた あなたの部屋の窓に 風は熱く 火照りながらカーテン揺らし ときめきの記憶 素肌にまといながら おそらく今 あなたは海を見ている 数えても数え尽くせないと わかってるくせに 波を数えている CARIBBEAN BLUE 美しすぎる風景は CARIBBEAN BLUE 美しすぎる程悲しい コバルトの海を無理に紅く染めながら 夕陽が沈む はるかな礁湖(ラグーン) CARIBBEAN BLUE 海賊になれない僕を CARIBBEAN BLUE あなたは見透かすように 飛べない僕を空から見下ろすように あなたは今 CARIBBEAN BLUE | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 海をふたつ越えた あなたからの手紙 とりとめなく 記された毎日のこと 文字に隠された せつなく蒼い炎 淋しいとも 会いたいとも書けずに あの人に強く抱かれたまま 悲しい瞳に 僕を写している CARIBBEAN BLUE 注ぐ光と裏腹に CARIBBEAN BLUE かげりゆくあなたの心 底冷えのしあわせに とまどいながら あなたは今 CARIBBEAN BLUE 愛をふたつ越えた あなたの部屋の窓に 風は熱く 火照りながらカーテン揺らし ときめきの記憶 素肌にまといながら おそらく今 あなたは海を見ている 数えても数え尽くせないと わかってるくせに 波を数えている CARIBBEAN BLUE 美しすぎる風景は CARIBBEAN BLUE 美しすぎる程悲しい コバルトの海を無理に紅く染めながら 夕陽が沈む はるかな礁湖(ラグーン) CARIBBEAN BLUE 海賊になれない僕を CARIBBEAN BLUE あなたは見透かすように 飛べない僕を空から見下ろすように あなたは今 CARIBBEAN BLUE |
| ナイルにて−夢の碑文−読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遥かナイルの流れに 目を癒やせば ゆるやかに 大空 紅く染めながら おだやかに 夕陽 沈みゆく 地平線(ホライゾン) スフィンクスの謎ならば 答は知っている クレオパトラの愛した人の名前も なのに私は今 心の迷路に 迷いながら黄昏てゆく 窓を見てる あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい カルカディと名付けられた ハイビスカスジュース ふとマドラーでパピルスに文字を書けば 若紫色に あなたの名前が 拡がりながら にじみゆく 地平線(ホライゾン) 聖刻文字(ヒエログリフ)で刻めば あなたの名前が いつか遠い時の流れを超えて 永遠(とこしえ)の生命を 手に入れるかしら 小さく私のイニシャルを添えて あなたとの距離 五千数百年 地図なら葦の葉の 長さも無いのに 地平はるかに 赤い星煌いて ナイルは銀河に 注ぎ始める あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遥かナイルの流れに 目を癒やせば ゆるやかに 大空 紅く染めながら おだやかに 夕陽 沈みゆく 地平線(ホライゾン) スフィンクスの謎ならば 答は知っている クレオパトラの愛した人の名前も なのに私は今 心の迷路に 迷いながら黄昏てゆく 窓を見てる あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい カルカディと名付けられた ハイビスカスジュース ふとマドラーでパピルスに文字を書けば 若紫色に あなたの名前が 拡がりながら にじみゆく 地平線(ホライゾン) 聖刻文字(ヒエログリフ)で刻めば あなたの名前が いつか遠い時の流れを超えて 永遠(とこしえ)の生命を 手に入れるかしら 小さく私のイニシャルを添えて あなたとの距離 五千数百年 地図なら葦の葉の 長さも無いのに 地平はるかに 赤い星煌いて ナイルは銀河に 注ぎ始める あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい |
| 愛あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい たった一度のめぐり会いといえど 奇跡を超えた出会いや人がある 一生かけても届かない恋もあるけれど たった二分でも一生分の恋を駆け抜ける たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい 永遠の約束を守る誓いのように どれほど願っても叶わないことがある 一生かけても届かない夢もあるけれど たった二分の恋が幾千万年の時を超える たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい あなたに会いたい…… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい たった一度のめぐり会いといえど 奇跡を超えた出会いや人がある 一生かけても届かない恋もあるけれど たった二分でも一生分の恋を駆け抜ける たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい 永遠の約束を守る誓いのように どれほど願っても叶わないことがある 一生かけても届かない夢もあるけれど たった二分の恋が幾千万年の時を超える たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい たとえばあなたに捧げる無限の愛のように あなたに会いたい あなたに会いたい…… |
| 決心~ヴェガへ~これが私の最後の答ですと夜汽車に飛び乗った どんなにつらい事も耐えて見せますと笑顔で告げた 折からペルセウスの流れ星夜空を埋め尽くしていた 君は銀河鉄道に乗って今織り姫のヴェガになる いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて 夜空の果ての道を行くとき傷を恐れちゃいけないよ 人は間違う生き物だから間違いを恐れちゃ駄目 未来は一体何のためにあるかと考えてご覧 どんな人も昨日の過ち正すために未来はある 君が故郷(ここ)へ帰ってくるときには 花びらを撒いて迎えよう どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の人を信じて | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | これが私の最後の答ですと夜汽車に飛び乗った どんなにつらい事も耐えて見せますと笑顔で告げた 折からペルセウスの流れ星夜空を埋め尽くしていた 君は銀河鉄道に乗って今織り姫のヴェガになる いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて 夜空の果ての道を行くとき傷を恐れちゃいけないよ 人は間違う生き物だから間違いを恐れちゃ駄目 未来は一体何のためにあるかと考えてご覧 どんな人も昨日の過ち正すために未来はある 君が故郷(ここ)へ帰ってくるときには 花びらを撒いて迎えよう どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の人を信じて |
| 恋文一人で人知れず旅に出る 誰も知る人のない町へ 海辺の風の吹く遠い町で 遙かな君を想うために その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ この恋を刻むように 二人で旅をしたあの町の 湖の畔に咲く花 群れなす秋茜 川縁の道 ゆらりと僕の影法師 あの町で君からの悲しい恋文を 読み返すつもり ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ もう二度と会えない人へ ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると | さだまさし | さだまさし | さだまさし | グレープ | 一人で人知れず旅に出る 誰も知る人のない町へ 海辺の風の吹く遠い町で 遙かな君を想うために その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ この恋を刻むように 二人で旅をしたあの町の 湖の畔に咲く花 群れなす秋茜 川縁の道 ゆらりと僕の影法師 あの町で君からの悲しい恋文を 読み返すつもり ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ もう二度と会えない人へ ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると |
| 黄昏坂待てない訳ではないけれど もう待たないことにする 待たせてるほうが辛いでしょう あなたのほうがずっとずっとずっと 季節は再び巡り来て 花咲き鳥は啼く 私は何かと引き替えて 二度と歌わない鳥になる 黄昏坂で今すれ違ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中 本当でもない嘘でもない そういうものはある 約束に似た希望にも似た たとえば祈りのような恋 私の季節は巡らない 咲いたとしても別の花 私はあなたと引き替えて 二度とは咲かない花になる 黄昏坂で今見失ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中 待てない訳ではないけれど… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | グレープ | 待てない訳ではないけれど もう待たないことにする 待たせてるほうが辛いでしょう あなたのほうがずっとずっとずっと 季節は再び巡り来て 花咲き鳥は啼く 私は何かと引き替えて 二度と歌わない鳥になる 黄昏坂で今すれ違ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中 本当でもない嘘でもない そういうものはある 約束に似た希望にも似た たとえば祈りのような恋 私の季節は巡らない 咲いたとしても別の花 私はあなたと引き替えて 二度とは咲かない花になる 黄昏坂で今見失ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中 待てない訳ではないけれど… |
| やさしい歌になりたい東へ流れて行く はぐれ雲を見送り 遠い町で暮らしてる あなたを想う 寂しいとも言えずに 独り膝を抱えて 今頃どんな歌を 歌うのだろう ふるさとの夢を 歌う日もあるだろう 恋しい人の名を 呟く日もあるだろう 時々わたしのことを 想い出しておくれ 春の日も秋の日も あなたを想っているよ 傷つき辛い時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい 北の空へと帰る はぐれた鳥が一羽 一声啼いて飛ぶよ ふるさとは遠い 父のくれた時計は 胸で時を刻むよ 母のくれた夢はまだ 胸に熱いよ 強い夢ならば いつかは叶うだろう 遠い道のりでも いつかは届くだろう 寄せては返す波に 今日も願っている いつの日かあなたが しあわせになるようにと 切なく苦しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい 孤独で悲しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな人になりたい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 東へ流れて行く はぐれ雲を見送り 遠い町で暮らしてる あなたを想う 寂しいとも言えずに 独り膝を抱えて 今頃どんな歌を 歌うのだろう ふるさとの夢を 歌う日もあるだろう 恋しい人の名を 呟く日もあるだろう 時々わたしのことを 想い出しておくれ 春の日も秋の日も あなたを想っているよ 傷つき辛い時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい 北の空へと帰る はぐれた鳥が一羽 一声啼いて飛ぶよ ふるさとは遠い 父のくれた時計は 胸で時を刻むよ 母のくれた夢はまだ 胸に熱いよ 強い夢ならば いつかは叶うだろう 遠い道のりでも いつかは届くだろう 寄せては返す波に 今日も願っている いつの日かあなたが しあわせになるようにと 切なく苦しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい 孤独で悲しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな人になりたい |
| ローズ・パイ薔薇の形の角砂糖がもうなかなか手に入らないから 魔法が使えないというので人気薄でも 店をやめようにもやめられない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる マスターの息子が僕の娘に恋をしたというから 面白い事になって来たぞと眺めてたら あのバカ息子と来たらもう不器用が化膿しちゃってて ドジがとぐろ巻いちゃってると娘も呆れていた そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ今しか出来ない悩み事 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ マスターの息子と来たらもう根性だけはあるらしくて うちの娘に二度告白して三度断られて 恋は止めようにも止められない 二丁目中の笑い者でもあわれなくらい一途で 結構良い男なんだけどな ついに娘が条件を出したパンプキン・パイよりずっと美味い お菓子を作る事が出来たら考えるわと ちなみに私は薔薇の香りが大好きなんだけどってなんだよ 娘の方だってまんざらでもないんじゃねーのか そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ 薔薇の形の角砂糖はもうなかなか手に入らないけど ローズ・パイが美味いと世間では大人気でも 店を広げようにも出来ない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 薔薇の形の角砂糖がもうなかなか手に入らないから 魔法が使えないというので人気薄でも 店をやめようにもやめられない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる マスターの息子が僕の娘に恋をしたというから 面白い事になって来たぞと眺めてたら あのバカ息子と来たらもう不器用が化膿しちゃってて ドジがとぐろ巻いちゃってると娘も呆れていた そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ今しか出来ない悩み事 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ マスターの息子と来たらもう根性だけはあるらしくて うちの娘に二度告白して三度断られて 恋は止めようにも止められない 二丁目中の笑い者でもあわれなくらい一途で 結構良い男なんだけどな ついに娘が条件を出したパンプキン・パイよりずっと美味い お菓子を作る事が出来たら考えるわと ちなみに私は薔薇の香りが大好きなんだけどってなんだよ 娘の方だってまんざらでもないんじゃねーのか そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ 薔薇の形の角砂糖はもうなかなか手に入らないけど ローズ・パイが美味いと世間では大人気でも 店を広げようにも出来ない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ |
| 春爛漫頑張ったって出来ないこともあるよね 何回やっても駄目なことも 完璧だと思ったのに相手が上だった はずれクジばかり引いてるようで なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり そう たとえばあなたに出会えたように 大切なあなたに大当たり ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に 頑張ったふりしてサボったこともあるよね どうせどうにもならない気がして でも絶対あきらめちゃ駄目 季節が巡るように春が来る なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 世の中それほど悪くはないさ あなたに出会えた大当たり ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 人生駄目で元々じゃないか 季節は巡る運も巡る ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に 桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に …… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 頑張ったって出来ないこともあるよね 何回やっても駄目なことも 完璧だと思ったのに相手が上だった はずれクジばかり引いてるようで なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり そう たとえばあなたに出会えたように 大切なあなたに大当たり ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に 頑張ったふりしてサボったこともあるよね どうせどうにもならない気がして でも絶対あきらめちゃ駄目 季節が巡るように春が来る なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 世の中それほど悪くはないさ あなたに出会えた大当たり ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 人生駄目で元々じゃないか 季節は巡る運も巡る ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に 桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に …… |
| ふたつならんだ星~アルビレオ~美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを 初めて海を行く船のように 何も見えない私に 目指すべき星の光になり 私の場所を教えてくれた 闇夜に惑う私には あなたは明るい月 迷いもせず あなたを辿って生きてきた 韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の夢 儚いものに出会うたび あなたを思い出す 弱いもののために注ぎ続けた あなたのまなざし 初めて空を飛ぶ鳥のように 何も知らない私に 目指すべき虹の架け橋となり 雲に紛れて守ってくれた 闇夜に迷う私には あなたは優しい星 疑わずに あなたを辿って生きてきた 韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の希望 美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを 初めて海を行く船のように 何も見えない私に 目指すべき星の光になり 私の場所を教えてくれた 闇夜に惑う私には あなたは明るい月 迷いもせず あなたを辿って生きてきた 韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の夢 儚いものに出会うたび あなたを思い出す 弱いもののために注ぎ続けた あなたのまなざし 初めて空を飛ぶ鳥のように 何も知らない私に 目指すべき虹の架け橋となり 雲に紛れて守ってくれた 闇夜に迷う私には あなたは優しい星 疑わずに あなたを辿って生きてきた 韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の希望 美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを |
| 遥かなるクリスマスメリークリスマス 二人のためのワインと それから君への贈り物を抱えて駅を出る メリークリスマス 外は雪模様気づけば ふと見知らぬ誰かが僕にそっと声をかけて来る メリークリスマス 振り向けば小さな箱を差し出す 助け合いの子供達に僕はポケットを探る メリークリスマス 携帯電話で君の弾む声に もうすぐ帰るよと告げた時のこと メリークリスマス ふいに誰かの悲鳴が聞こえた 正面のスクリーン激しい爆撃を繰り返すニュース メリークリスマス 僕には何も関係ないことだと 言い聞かせながら無言でひたすらに歩いた メリークリスマス 僕達のための平和と 世の中の平和とが少しずつずれ始めている メリークリスマス 誰もが正義を口にするけど 二束三文の正義 十把一絡げの幸せ つまり嘘 メリークリスマス 僕はぬくぬくと君への 愛だけで本当は十分なんだけど メリークリスマス 本当は気づいている今この時も 誰かがどこかで静かに命を奪われている メリークリスマス 独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう メリークリスマス 人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当が言えない メリークリスマス いつの間にか大人達と子供達とは 平和な戦場で殺し合うようになってしまった メリークリスマス 尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと メリークリスマス 子供の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れてゆく メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス その隣で自分の幸せばかりを 求め続けている卑劣な僕がいる メリークリスマス 世界中を幸せにと願う君と いえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる メリークリスマス 僕は胸に抱えた小さな 君への贈り物について深く深く考えている メリークリスマス 僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 本当に本当に君を愛している 永遠に永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 凍りつく涙を拭いながら メリー メリークリスマス 生きてくれ生きてくれ生きてくれと叫ぶ メリークリスマス 雪の中で雪の中で雪の中で メリークリスマス 白い白い白い白い雪の中で メリークリスマス メリークリスマス ・・・・・ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | メリークリスマス 二人のためのワインと それから君への贈り物を抱えて駅を出る メリークリスマス 外は雪模様気づけば ふと見知らぬ誰かが僕にそっと声をかけて来る メリークリスマス 振り向けば小さな箱を差し出す 助け合いの子供達に僕はポケットを探る メリークリスマス 携帯電話で君の弾む声に もうすぐ帰るよと告げた時のこと メリークリスマス ふいに誰かの悲鳴が聞こえた 正面のスクリーン激しい爆撃を繰り返すニュース メリークリスマス 僕には何も関係ないことだと 言い聞かせながら無言でひたすらに歩いた メリークリスマス 僕達のための平和と 世の中の平和とが少しずつずれ始めている メリークリスマス 誰もが正義を口にするけど 二束三文の正義 十把一絡げの幸せ つまり嘘 メリークリスマス 僕はぬくぬくと君への 愛だけで本当は十分なんだけど メリークリスマス 本当は気づいている今この時も 誰かがどこかで静かに命を奪われている メリークリスマス 独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう メリークリスマス 人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当が言えない メリークリスマス いつの間にか大人達と子供達とは 平和な戦場で殺し合うようになってしまった メリークリスマス 尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと メリークリスマス 子供の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れてゆく メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス その隣で自分の幸せばかりを 求め続けている卑劣な僕がいる メリークリスマス 世界中を幸せにと願う君と いえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる メリークリスマス 僕は胸に抱えた小さな 君への贈り物について深く深く考えている メリークリスマス 僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 本当に本当に君を愛している 永遠に永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 凍りつく涙を拭いながら メリー メリークリスマス 生きてくれ生きてくれ生きてくれと叫ぶ メリークリスマス 雪の中で雪の中で雪の中で メリークリスマス 白い白い白い白い雪の中で メリークリスマス メリークリスマス ・・・・・ |
| ちいさなおばあさん私はちいさな おばあさんになりましょう 背中丸め 眼鏡越しに なつかしい夢数えましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 愛おしくて 悲しい恋 しぼんだてのひらにひろげて 多分もう誰にも 詫びることなく ひっそりとひっそりと あなたを想いましょう 私はちいさな おばあさんになりましょう 切ないほど 不器用な手 木漏れ日にかざしましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 可笑しいほど 不器用な手 あなたを離してしまった 多分もう誰にも 笑われないで いつまでもいつまでも あなたを想いましょう 私はちいさな おばあさんになりましょう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 私はちいさな おばあさんになりましょう 背中丸め 眼鏡越しに なつかしい夢数えましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 愛おしくて 悲しい恋 しぼんだてのひらにひろげて 多分もう誰にも 詫びることなく ひっそりとひっそりと あなたを想いましょう 私はちいさな おばあさんになりましょう 切ないほど 不器用な手 木漏れ日にかざしましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 可笑しいほど 不器用な手 あなたを離してしまった 多分もう誰にも 笑われないで いつまでもいつまでも あなたを想いましょう 私はちいさな おばあさんになりましょう |
線香花火 ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる そのたびきみは 胸の前で手を組む よっついつつむっつ 流れ星が消える きみの願いは さっきからひとつ きみは線香花火に 息をこらして 虫の音に消えそうな 小さな声で いつ帰るのと きいた あれがカシオペア こちらは白鳥座 ぽつりぽつりと 僕が指さす きみはひととおり うなずくくせに みつめているのは 僕の顔ばかり きみは線香花火の 煙にむせたと ことりと咳して 涙をぬぐって 送り火のあとは 静かねって きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる 露草模様を 信じたんだね きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ くすり指から するりと逃げる きみの線香花火を 持つ手が震える 揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから 火玉がぽとりと落ちて ジュッ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる そのたびきみは 胸の前で手を組む よっついつつむっつ 流れ星が消える きみの願いは さっきからひとつ きみは線香花火に 息をこらして 虫の音に消えそうな 小さな声で いつ帰るのと きいた あれがカシオペア こちらは白鳥座 ぽつりぽつりと 僕が指さす きみはひととおり うなずくくせに みつめているのは 僕の顔ばかり きみは線香花火の 煙にむせたと ことりと咳して 涙をぬぐって 送り火のあとは 静かねって きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる 露草模様を 信じたんだね きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ くすり指から するりと逃げる きみの線香花火を 持つ手が震える 揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから 火玉がぽとりと落ちて ジュッ |
| 絵はがき坂あなたはためらいがちに 何度も言いあぐねて どうしてそんなこと ああ 迷うのですか ひとりで生きてゆける程 お互い大人じゃないし それにしてもあなたの時計 ああ 進み過ぎました カンナがもうすぐ咲くから それまであなたが髪を 切らなければいいね 出来たら本当にいいね 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 つたやかづらの香り背に 学生達が通る あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに 弾じけた気がしたのは ああ 紫陽花ですか 同じ様にジーンズ着て アンアン・ノンノ抱えた 若いお嬢さん達が今 シャッターを切った 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 僕も思い出欲しくてそっと 心でシャッター押した 絵はがき坂を 下りながらあなたは やっぱり言いましたね ああ さよならですか | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたはためらいがちに 何度も言いあぐねて どうしてそんなこと ああ 迷うのですか ひとりで生きてゆける程 お互い大人じゃないし それにしてもあなたの時計 ああ 進み過ぎました カンナがもうすぐ咲くから それまであなたが髪を 切らなければいいね 出来たら本当にいいね 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 つたやかづらの香り背に 学生達が通る あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに 弾じけた気がしたのは ああ 紫陽花ですか 同じ様にジーンズ着て アンアン・ノンノ抱えた 若いお嬢さん達が今 シャッターを切った 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 僕も思い出欲しくてそっと 心でシャッター押した 絵はがき坂を 下りながらあなたは やっぱり言いましたね ああ さよならですか |
| セロ弾きのゴーシュCello にはオン・ザ・ロックが似合うと 飲めもしないで用意だけさせて ひとつ覚えの サン=サーンス 危な気な指遣いそしてボウイング まるで子供の様に 汗までかいて 悲しすぎる程 優しい人 私はいつでも 涙うかべて 楽し気なあなたを見つめるだけで 倖せだった 陽気なあなたの事だもの 今頃きっと雲の上で 誰かを無理矢理誘って 「白鳥」を聴かせているかしら 飲み手のいないウィスキー 今夜も用意だけして 私のお相手は カザルスとティボー 私はいつでも 涙うかべて 想い出だけ聴いて 明日は晴れると 笑うふり 明日もしも晴れたら オン・ザ・ロック用のお酒がきれたので 市場へ行こうと思うの ねェ想い出も売っているといいのに もっともっとたくさん 想い出が欲しかった もう一度あなたに会う迄の糧に 私はいつでも 涙うかべて あなたの残した 大事な Cello を 一人で守る | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | Cello にはオン・ザ・ロックが似合うと 飲めもしないで用意だけさせて ひとつ覚えの サン=サーンス 危な気な指遣いそしてボウイング まるで子供の様に 汗までかいて 悲しすぎる程 優しい人 私はいつでも 涙うかべて 楽し気なあなたを見つめるだけで 倖せだった 陽気なあなたの事だもの 今頃きっと雲の上で 誰かを無理矢理誘って 「白鳥」を聴かせているかしら 飲み手のいないウィスキー 今夜も用意だけして 私のお相手は カザルスとティボー 私はいつでも 涙うかべて 想い出だけ聴いて 明日は晴れると 笑うふり 明日もしも晴れたら オン・ザ・ロック用のお酒がきれたので 市場へ行こうと思うの ねェ想い出も売っているといいのに もっともっとたくさん 想い出が欲しかった もう一度あなたに会う迄の糧に 私はいつでも 涙うかべて あなたの残した 大事な Cello を 一人で守る |
| 桃花源あなたの便りが峠を越えて 私のお家に届く頃 南風吹いて稲穂がそよぎ あなたの里は黄金に染まる 川のほとりには水車がひとつ 静かに時を刻んでます 野苺色した夕陽の中に 荷馬車の影絵が浮かんでいます 仔牛が生まれた事の他には なんにも変りはないけれど あなたを待つ日々のたわむれにと 私は編み物覚えました | さだまさし | さだまさし | 劉家昌 | Jimmy Haskell | あなたの便りが峠を越えて 私のお家に届く頃 南風吹いて稲穂がそよぎ あなたの里は黄金に染まる 川のほとりには水車がひとつ 静かに時を刻んでます 野苺色した夕陽の中に 荷馬車の影絵が浮かんでいます 仔牛が生まれた事の他には なんにも変りはないけれど あなたを待つ日々のたわむれにと 私は編み物覚えました |
| 加速度別れの電話は雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ声もたてずに泣いていた 「最後のコインが今落ちたから 今迄のすべてがあと3分ね」って きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた スローモーションで時が倒れてゆく 言葉さえ塞いで ごらん愛の素顔は 2つの世界の 間で揺れる シーソーゲーム 喜びと……悲しみと…… 最後の電話がコトリと切れて 静かに僕の手に残ったものは 発信音と穏やかな雨のさざめき 途絶える直前の君の優しさは 最後に ピリオド打たなかったこと まるで悲鳴の様に 言いかけた「それから」って 自分の重みに耐え切れず落ちてゆく ガラス窓のしずく あたかも二人の加速度の様に 悲しみを集めて ほらひとつ またひとつ | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 別れの電話は雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ声もたてずに泣いていた 「最後のコインが今落ちたから 今迄のすべてがあと3分ね」って きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた スローモーションで時が倒れてゆく 言葉さえ塞いで ごらん愛の素顔は 2つの世界の 間で揺れる シーソーゲーム 喜びと……悲しみと…… 最後の電話がコトリと切れて 静かに僕の手に残ったものは 発信音と穏やかな雨のさざめき 途絶える直前の君の優しさは 最後に ピリオド打たなかったこと まるで悲鳴の様に 言いかけた「それから」って 自分の重みに耐え切れず落ちてゆく ガラス窓のしずく あたかも二人の加速度の様に 悲しみを集めて ほらひとつ またひとつ |
| 最后の頁(ぺーじ)慣れない煙草にむせたと 涙を胡麻化し乍ら ちゃんとお別れが云えるなんて 君は大人になったね 不思議なもんだね二人 登り坂はゆっくりで 下りる速さときたらまるで ジェット・コースターみたいだ 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ 前から判ってた事だと 君はそんな振りをして 冷静に過ごそうとしてる 最后の思いやり 不思議なもんだね二人 もう何年か過ぎたら 全く違うレールをきっと 走っているのだろうね もしも僕達のこのあらすじが 鉛筆書きだったなら もう一度位ならおそらく ホラ書き直せたかも知れない 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 慣れない煙草にむせたと 涙を胡麻化し乍ら ちゃんとお別れが云えるなんて 君は大人になったね 不思議なもんだね二人 登り坂はゆっくりで 下りる速さときたらまるで ジェット・コースターみたいだ 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ 前から判ってた事だと 君はそんな振りをして 冷静に過ごそうとしてる 最后の思いやり 不思議なもんだね二人 もう何年か過ぎたら 全く違うレールをきっと 走っているのだろうね もしも僕達のこのあらすじが 鉛筆書きだったなら もう一度位ならおそらく ホラ書き直せたかも知れない 君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ |
| SUNDAY PARK公園のベンチで僕は 過ぎた愛の哀しさを数える ひとりそんな午後 子供はブランコの順番 争い 所詮 僕の愛も それと同じ重みかしら 別れた人の横顔を 思い出せば いつも涙顔 SUNDAY PARK 年老いた人が 菩提樹の葉陰で 居眠りしながら 涙ぐむ 足元に新聞紙 子供はブランコに飽きて 次の遊びに 駆け出したあとには 鳩が舞い立つ 晴れた午後には こんな密かな 哀しみ方があっても いいだろう SUNDAY PARK SUNDAY PARK SUNDAY PARK | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 公園のベンチで僕は 過ぎた愛の哀しさを数える ひとりそんな午後 子供はブランコの順番 争い 所詮 僕の愛も それと同じ重みかしら 別れた人の横顔を 思い出せば いつも涙顔 SUNDAY PARK 年老いた人が 菩提樹の葉陰で 居眠りしながら 涙ぐむ 足元に新聞紙 子供はブランコに飽きて 次の遊びに 駆け出したあとには 鳩が舞い立つ 晴れた午後には こんな密かな 哀しみ方があっても いいだろう SUNDAY PARK SUNDAY PARK SUNDAY PARK |
| 魔法使いの弟子むかしむかしもっとずーっとむかし とても貧しい若者がいたんだ この町にね それがある日お金持の ひとり娘を ひと目みた時に 恋したんだとさ でも娘の気をひく何もない 若者は悲しんで それじゃ 魔法使いになれた ならば 何でも出来ると思った とてもエラい修業をして やがて やっと魔法使いの弟子に なれたってサ 弟子が教わる ことといえば 箒で空を飛ぶことと 夢をつかまえること そこで早速娘の家へ 毎晩自分が 主役の夢ばかり せっせと届けた いつの間にか娘は 若者にしらずしらず恋をした それで魔法使いの仲人で めでたくかけおちしちゃった つまりその娘がママだよ だからパパは今でも箒くらい 飛ばすのは簡単サ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | Jimmy Haskell | むかしむかしもっとずーっとむかし とても貧しい若者がいたんだ この町にね それがある日お金持の ひとり娘を ひと目みた時に 恋したんだとさ でも娘の気をひく何もない 若者は悲しんで それじゃ 魔法使いになれた ならば 何でも出来ると思った とてもエラい修業をして やがて やっと魔法使いの弟子に なれたってサ 弟子が教わる ことといえば 箒で空を飛ぶことと 夢をつかまえること そこで早速娘の家へ 毎晩自分が 主役の夢ばかり せっせと届けた いつの間にか娘は 若者にしらずしらず恋をした それで魔法使いの仲人で めでたくかけおちしちゃった つまりその娘がママだよ だからパパは今でも箒くらい 飛ばすのは簡単サ |
| 天文学者になればよかった君がここから出て行く訳は 幸せ描いた僕の設計ミスさ 図面通りにゃいかねえもんだな こんなに早く すきま風吹くなんて 夢囲むガレージ セントラルヒーティングの愛 なんでもそろえたのに 君が出てゆくドアがはずれる 窓は落ちるトイレも壊れてしまう 君という蝶つがいが ひとつはずれただけで 想い出の垣根も倒れた これほど設計の才能がないなら 天文学者をめざせばよかったよ バミューダの謎や ピラミッド・パワーに 未確認飛行物体との接近遭遇等々(コンタクト) それから 新しいすい星に 自分の名を付けてしまおう そうさそれが僕に 一番お似合の すてきな仕事じゃないか 星の数かぞえて 夢の数かぞえて 恋人はそう アンドロメダ 幸せの設計技師になれずに 傷ついた若者の肩を抱いて したり顔でやさしく言ってやるんだよ きみーい それでも 地球は廻っている | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君がここから出て行く訳は 幸せ描いた僕の設計ミスさ 図面通りにゃいかねえもんだな こんなに早く すきま風吹くなんて 夢囲むガレージ セントラルヒーティングの愛 なんでもそろえたのに 君が出てゆくドアがはずれる 窓は落ちるトイレも壊れてしまう 君という蝶つがいが ひとつはずれただけで 想い出の垣根も倒れた これほど設計の才能がないなら 天文学者をめざせばよかったよ バミューダの謎や ピラミッド・パワーに 未確認飛行物体との接近遭遇等々(コンタクト) それから 新しいすい星に 自分の名を付けてしまおう そうさそれが僕に 一番お似合の すてきな仕事じゃないか 星の数かぞえて 夢の数かぞえて 恋人はそう アンドロメダ 幸せの設計技師になれずに 傷ついた若者の肩を抱いて したり顔でやさしく言ってやるんだよ きみーい それでも 地球は廻っている |
| 最終案内標示盤が君の飛行機を示す もう25分で君は舞いあがる ひきとめるのならば 今しかないよと 壁のデジタル時計が またひとこま進む あの頃は止まれとさえ祈った時間を 知らず知らずのうちに 君はもて余している 手荷物はベルトコンベアーに流れて 思っていたより確かに 風は止まろうとしている 人ごみのロビーざわめきの中で 君は静かに 時計をはずす 最終案内が答を告げる 穏やかな声がロビーに響く 君の淡い肩が 心なしかふるえ チケットにすがるように 背中を向ける 君は今スポット浴びたスターのように 滑走路というステージに 呑み込まれてゆく 君をのせた鳥がやがて翼はためかせて 赤や緑のランプを 飛び越えてゆく 人ごみのデッキざわめきの中で 僕は最後の風を ひとり受けとめる | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 標示盤が君の飛行機を示す もう25分で君は舞いあがる ひきとめるのならば 今しかないよと 壁のデジタル時計が またひとこま進む あの頃は止まれとさえ祈った時間を 知らず知らずのうちに 君はもて余している 手荷物はベルトコンベアーに流れて 思っていたより確かに 風は止まろうとしている 人ごみのロビーざわめきの中で 君は静かに 時計をはずす 最終案内が答を告げる 穏やかな声がロビーに響く 君の淡い肩が 心なしかふるえ チケットにすがるように 背中を向ける 君は今スポット浴びたスターのように 滑走路というステージに 呑み込まれてゆく 君をのせた鳥がやがて翼はためかせて 赤や緑のランプを 飛び越えてゆく 人ごみのデッキざわめきの中で 僕は最後の風を ひとり受けとめる |
縁切寺 今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ 今日のあの町は人影少なく 想い出に浸るには十分過ぎて 源氏山から北鎌倉へ あの日と同じ道程で たどりついたのは 縁切寺 ちょうどこの寺の山門前で きみは突然に泣き出して お願いここだけは 止してあなたとの 糸がもし切れたなら 生きてゆけない あの日誰かに 頼んで撮った 一枚きりの一緒の写真 納めに来ました 縁切寺 君は今頃 幸せでしょうか 一度だけ町で 見かけたけれど 紫陽花までは まだ間があるから こっそりと君の名を 呼ばせてください 人の縁とは 不思議なもので そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ 今日のあの町は人影少なく 想い出に浸るには十分過ぎて 源氏山から北鎌倉へ あの日と同じ道程で たどりついたのは 縁切寺 ちょうどこの寺の山門前で きみは突然に泣き出して お願いここだけは 止してあなたとの 糸がもし切れたなら 生きてゆけない あの日誰かに 頼んで撮った 一枚きりの一緒の写真 納めに来ました 縁切寺 君は今頃 幸せでしょうか 一度だけ町で 見かけたけれど 紫陽花までは まだ間があるから こっそりと君の名を 呼ばせてください 人の縁とは 不思議なもので そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺 |
| 掌うつむきがちに 私は 掌を見つめてる 自分の人生を見つめている つかみそこねた愛を 指でそっとたどって ためらいに疲れて ため息つく 今より少しでいいから 勇気があれば あなたのあたたかい指を 離さずにすんだのに ありきたりの別れなど しなくてすんだのにと 流した涙の数を 指折りかぞえみる ついてるついてないとかぞえてみる いつの間にか私の 悲しみの数の方が 自分の年よりも増えてしまった 掌を鏡に写し さよならと云ってみる いつもと同じ笑顔で こうして別れた そしていつもこの涙を拭うのも私の手 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | うつむきがちに 私は 掌を見つめてる 自分の人生を見つめている つかみそこねた愛を 指でそっとたどって ためらいに疲れて ため息つく 今より少しでいいから 勇気があれば あなたのあたたかい指を 離さずにすんだのに ありきたりの別れなど しなくてすんだのにと 流した涙の数を 指折りかぞえみる ついてるついてないとかぞえてみる いつの間にか私の 悲しみの数の方が 自分の年よりも増えてしまった 掌を鏡に写し さよならと云ってみる いつもと同じ笑顔で こうして別れた そしていつもこの涙を拭うのも私の手 |
| 転宅親父が初めて負けて 大きな家を払った 指のささくれ抜くみたいに 後ろ向きで荷作りをした いやな思い出は皆 残してゆきましょうと 床の間の掛軸丸め乍ら かあさんが言った 丁度かくれんばで 息ひそめて 鬼の過ぎるのを待つみたいで 何も無くなった部屋では おばあちゃんが 畳ふいてた それから移り住んだのは 学校の裏通り そこではじめて家で過ごす 親父の背中を見た ひとつ覚えているのは おばあちゃんが我が子に 負けたままじゃないだろうと 笑い乍ら言ったこと 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る そのあと我が家はも一度 家を替わることになる 一番喜ぶはずの人は 間に合わなかったけれど 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 親父が初めて負けて 大きな家を払った 指のささくれ抜くみたいに 後ろ向きで荷作りをした いやな思い出は皆 残してゆきましょうと 床の間の掛軸丸め乍ら かあさんが言った 丁度かくれんばで 息ひそめて 鬼の過ぎるのを待つみたいで 何も無くなった部屋では おばあちゃんが 畳ふいてた それから移り住んだのは 学校の裏通り そこではじめて家で過ごす 親父の背中を見た ひとつ覚えているのは おばあちゃんが我が子に 負けたままじゃないだろうと 笑い乍ら言ったこと 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る そのあと我が家はも一度 家を替わることになる 一番喜ぶはずの人は 間に合わなかったけれど 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る |
| 不良少女白書あの娘はいつも哀しい位 ひとりぽっちで部屋の片隅でうずくまってた 誰かが自分を救いに来るのを じっと待ってるけど 誰も来ないと判ってる 人には黒く見えるカラスが 自分には白く見えてしまう 黒く見ようと努力したのに 人は大声で聞いてくる 何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ あの娘はいつも哀しい位 強がってみせるけど実はとても淋しがりや 時折 燐火(マッチ)を摺ってはひとりで 涙こぼしながら また時々火傷をする 少し若さに思い上がり 転がる方が楽だと覚え 本当はとても優しいくせに すねて見せるだけの意地っ張り 何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ 自分に正直に生きるなら 風に逆らって生きるのなら 居直る事が勇気だなんて 自分に甘えるのはおよし 何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない 何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | あの娘はいつも哀しい位 ひとりぽっちで部屋の片隅でうずくまってた 誰かが自分を救いに来るのを じっと待ってるけど 誰も来ないと判ってる 人には黒く見えるカラスが 自分には白く見えてしまう 黒く見ようと努力したのに 人は大声で聞いてくる 何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ あの娘はいつも哀しい位 強がってみせるけど実はとても淋しがりや 時折 燐火(マッチ)を摺ってはひとりで 涙こぼしながら また時々火傷をする 少し若さに思い上がり 転がる方が楽だと覚え 本当はとても優しいくせに すねて見せるだけの意地っ張り 何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ 自分に正直に生きるなら 風に逆らって生きるのなら 居直る事が勇気だなんて 自分に甘えるのはおよし 何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない 何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ |
フレディもしくは三教街―ロシア租界にて― フレディ あなたと出会ったのは 漢口 揚子江沿いのバンドで あなたは人力車夫を止めた フレディ 二人で 初めて行った レストラン 三教街を抜けて フランス租界へとランデブー あの頃私が一番好きだった 三教街のケーキ屋を覚えてる? ヘイゼルウッドのおじいさんの なんて深くて蒼い目 いつでもパイプをくゆらせて アームチェアーで新聞をひろげてた フレディ あなたも 年老いたらきっと あんなすてきな おじいさんに なると思ってたの 本当に思ってたの フレディ それから レンガ焼きのパン屋の ボンコのおばあさんの 掃除好きなこと フレディ 夕暮れの 鐘に十字切って ポプラの枯葉に埋もれたあの人は一枚の絵だった 本当はあなたと私のためにも 教会の鐘の声は響くはずだった けれどもそんな夢のすべても あなたさえも奪ったのは 燃えあがる紅い炎の中を飛び交う戦闘機 フレディ 私はずっとあなたの側で あなたはすてきな おじいさんに なっていたはずだった フレディ あなたと出逢ったのは 漢口 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | フレディ あなたと出会ったのは 漢口 揚子江沿いのバンドで あなたは人力車夫を止めた フレディ 二人で 初めて行った レストラン 三教街を抜けて フランス租界へとランデブー あの頃私が一番好きだった 三教街のケーキ屋を覚えてる? ヘイゼルウッドのおじいさんの なんて深くて蒼い目 いつでもパイプをくゆらせて アームチェアーで新聞をひろげてた フレディ あなたも 年老いたらきっと あんなすてきな おじいさんに なると思ってたの 本当に思ってたの フレディ それから レンガ焼きのパン屋の ボンコのおばあさんの 掃除好きなこと フレディ 夕暮れの 鐘に十字切って ポプラの枯葉に埋もれたあの人は一枚の絵だった 本当はあなたと私のためにも 教会の鐘の声は響くはずだった けれどもそんな夢のすべても あなたさえも奪ったのは 燃えあがる紅い炎の中を飛び交う戦闘機 フレディ 私はずっとあなたの側で あなたはすてきな おじいさんに なっていたはずだった フレディ あなたと出逢ったのは 漢口 |
| 僕にまかせてくださいきみはその手に花をかかえて 急な坂道(さか)をのぼる 僕の手には 小さな水おけ きみのあとにつづく きみのかあさんが眠っている ささやかな石のまわり 草をつみながら振り返ると 泣き虫のきみがいた 両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください きみがとても大切にしてた 藤色のお手玉 あれは昔きみのかあさんが 作ってくれたもの そして僕が大切にしてる 日だまりのような人 それもそっと きみのかあさんが 残してくれたもの 集めた落ち葉に火をつけて きみはぽつりとありがとう 彼岸過ぎたら 僕の部屋も あたたかくなる 両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | きみはその手に花をかかえて 急な坂道(さか)をのぼる 僕の手には 小さな水おけ きみのあとにつづく きみのかあさんが眠っている ささやかな石のまわり 草をつみながら振り返ると 泣き虫のきみがいた 両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください きみがとても大切にしてた 藤色のお手玉 あれは昔きみのかあさんが 作ってくれたもの そして僕が大切にしてる 日だまりのような人 それもそっと きみのかあさんが 残してくれたもの 集めた落ち葉に火をつけて きみはぽつりとありがとう 彼岸過ぎたら 僕の部屋も あたたかくなる 両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください |
無縁坂 母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂い乍ら過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂い乍ら過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 |
| 夕凪今はこうしてひざを抱えて寄せては返す波の 想い出に身を任せて居よう あの日同じ水ぎわで君は消えてゆく足跡が 悲しいとだから側に居てと言った 大きな貝ガラ白い耳にあてて 又来る夏を占う 君の影が揺らいで落ちて 風が止まる 僕に見えないものが見えたね だから急に黙った 紅い夕陽が 君の涙に沈んだ 海猫たち もうお帰り 僕も砂を払おう 君の影が 揺らいで消えて 夢が止まる やがて ここにも風は戻って 陸から海へとまた くり返す くり返す くり返す 海猫たち さあもうお帰り 僕も砂を払おう 僕の影が消える前に 消える前に | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 渡辺俊幸 | 今はこうしてひざを抱えて寄せては返す波の 想い出に身を任せて居よう あの日同じ水ぎわで君は消えてゆく足跡が 悲しいとだから側に居てと言った 大きな貝ガラ白い耳にあてて 又来る夏を占う 君の影が揺らいで落ちて 風が止まる 僕に見えないものが見えたね だから急に黙った 紅い夕陽が 君の涙に沈んだ 海猫たち もうお帰り 僕も砂を払おう 君の影が 揺らいで消えて 夢が止まる やがて ここにも風は戻って 陸から海へとまた くり返す くり返す くり返す 海猫たち さあもうお帰り 僕も砂を払おう 僕の影が消える前に 消える前に |
| 童話作家私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを言われた日 もとよりあなたの他には 生き甲斐など無いし さりとてこの世をみつめる勇気もなかったし 今迄二人が過ごしたあらすじを 想い出という 消しゴムで消して 夢でもたべながら ひっそり暮らしてみよう あなたの横顔を 思い出さずに済む様に 私が童話作家になって思うのは 本当を書くことの難しさ だって 私自身がとても嘘つきで 涙をかくしては 笑って過ごしてる 原稿用紙に色鉛筆で 幸せの似顔 描いてはみるけど 悲しいくらいに 駄目な私の指先は 気がつけばいつでも あなたの笑顔を書いてる 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを 言われた日 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを言われた日 もとよりあなたの他には 生き甲斐など無いし さりとてこの世をみつめる勇気もなかったし 今迄二人が過ごしたあらすじを 想い出という 消しゴムで消して 夢でもたべながら ひっそり暮らしてみよう あなたの横顔を 思い出さずに済む様に 私が童話作家になって思うのは 本当を書くことの難しさ だって 私自身がとても嘘つきで 涙をかくしては 笑って過ごしてる 原稿用紙に色鉛筆で 幸せの似顔 描いてはみるけど 悲しいくらいに 駄目な私の指先は 気がつけばいつでも あなたの笑顔を書いてる 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを 言われた日 |
| 指定券もうこれまでねと 君はうつ向いて 左の頬だけで ひっそり笑った 北口改札を 仔鹿の様に 鮮かにすりぬけて 出て行った せめてもの お別れに 一度だけ 振り向いてくれたのに 丁度今着いた 修学旅行の 制服達が 君をかき消して 最後の声さえ 喰べてしまう 長いエスカレーター 昇って降りて やっとの思いで 出した答 はじめる前から 終る旅もある やはり野におけ れんげ草 せめてもの はなむけに 一度だけ 手を振ってみせた うしろ姿を つつむ紙吹雪 それは僕の ふるさとゆきの 季節はずれの 指定券 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | もうこれまでねと 君はうつ向いて 左の頬だけで ひっそり笑った 北口改札を 仔鹿の様に 鮮かにすりぬけて 出て行った せめてもの お別れに 一度だけ 振り向いてくれたのに 丁度今着いた 修学旅行の 制服達が 君をかき消して 最後の声さえ 喰べてしまう 長いエスカレーター 昇って降りて やっとの思いで 出した答 はじめる前から 終る旅もある やはり野におけ れんげ草 せめてもの はなむけに 一度だけ 手を振ってみせた うしろ姿を つつむ紙吹雪 それは僕の ふるさとゆきの 季節はずれの 指定券 |
| 異邦人今更アルバムなんて 欲しくはないけれど それがあなたのひとつだけの 形見となれば別だわ だからこうして ホラ この街を久し振りにたずねた 過ごしたアパルトマンは マロニエ通りの奥 洗濯物の万国旗や 雨晒しの自転車 タイムマシンで ホラ 戻った様に 何もかも或の日のまま シミだらけの見慣れた壁をたどり 懐しい手摺をたどり 夢をたぐり 今日はひとり 確かめるのは 本当の おわり 狭いドアをあければ 涙を拭いもせず あなたにすがる可愛い人 あなたの最後の人 そうよこうして ホラ 泣いてくれる人は他にもある あなたのお友達は 私を見上げると あからさまに顔曇らせて 黙って目を伏せる 私一人が ホラ 異邦人 何もかも或の日のまま 薄暗い階段を降りる 足元がかすかにうるむ 太陽が まぶしいから…… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 今更アルバムなんて 欲しくはないけれど それがあなたのひとつだけの 形見となれば別だわ だからこうして ホラ この街を久し振りにたずねた 過ごしたアパルトマンは マロニエ通りの奥 洗濯物の万国旗や 雨晒しの自転車 タイムマシンで ホラ 戻った様に 何もかも或の日のまま シミだらけの見慣れた壁をたどり 懐しい手摺をたどり 夢をたぐり 今日はひとり 確かめるのは 本当の おわり 狭いドアをあければ 涙を拭いもせず あなたにすがる可愛い人 あなたの最後の人 そうよこうして ホラ 泣いてくれる人は他にもある あなたのお友達は 私を見上げると あからさまに顔曇らせて 黙って目を伏せる 私一人が ホラ 異邦人 何もかも或の日のまま 薄暗い階段を降りる 足元がかすかにうるむ 太陽が まぶしいから…… |
晩鐘 風花がひとひらふたひら君の髪に舞い降りて そして紅い唇沿いに秋の終わりを白く縁取る 別れる約束の次の交差点向けて まるで流れる水の様に自然な振りして冬支度 僕の指にからんだ 最後のぬくもりを 覚えていたくてつい立ち止まる 君は信号が待ち切れない様に 向こう岸に向かって駆けてゆく 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今風が止まった 哀しみがひとひらふたひら僕の掌に残る 時を失くした哀れ蚊の様に散りそびれた木犀みたいに 眩暈の後の虚ろさに似つかわしい幕切れ まるで長い夢をみてたふとそんな気がしないでもない 心変わり告げる 君が痛々しくて 思わず言葉を さえ切った僕 君は信号が待ち切れなかっただけ 例えば心変わりひとつにしても 一番驚いているのはきっと 君の方だと思う 君は信号が待ち切れなかっただけ 流れに巻かれた浮浪雲桐一葉 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今想い出と出会った | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 風花がひとひらふたひら君の髪に舞い降りて そして紅い唇沿いに秋の終わりを白く縁取る 別れる約束の次の交差点向けて まるで流れる水の様に自然な振りして冬支度 僕の指にからんだ 最後のぬくもりを 覚えていたくてつい立ち止まる 君は信号が待ち切れない様に 向こう岸に向かって駆けてゆく 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今風が止まった 哀しみがひとひらふたひら僕の掌に残る 時を失くした哀れ蚊の様に散りそびれた木犀みたいに 眩暈の後の虚ろさに似つかわしい幕切れ まるで長い夢をみてたふとそんな気がしないでもない 心変わり告げる 君が痛々しくて 思わず言葉を さえ切った僕 君は信号が待ち切れなかっただけ 例えば心変わりひとつにしても 一番驚いているのはきっと 君の方だと思う 君は信号が待ち切れなかっただけ 流れに巻かれた浮浪雲桐一葉 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今想い出と出会った |
| 記憶今でも君に話しかけるよ 迷ったりとても寂しいときに 必ず君は答えてくれる いつもいつもいつもいつも君らしく暖かく おそらく遙か時は過ぎても 僕の心の中で君は 一緒に暮らしてきたと思う だから思い出はこうして少しずつ成長する あの角を曲がれば 色とりどりのサフィニアの こぼれ咲く庭先で 君はいつも照れながら 笑顔で手を振った まるで青空のようだった 時折忘れてしまいそうだ やさしい君の声の響きを それほど夢のように時は過ぎる あっという間に僕もこんなに歳を取ってしまったよ 今でも君に話しかけるよ 笑ったりとても嬉しいときに 美しい物に出会ったときや 感じる全ての感動を君と分け合っているよ あの海に帰ろう 色とりどりの貝殻を 子供のように集め 掌にひろげては 笑顔で笑ったね まるで春風のようだった まもなく花の季節が終わる けれども君が教えてくれた どんなに時が過ぎてゆこうと 花は咲き続けるまたいつか春が巡る限り 僕の中で咲き続けている 君のように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 今でも君に話しかけるよ 迷ったりとても寂しいときに 必ず君は答えてくれる いつもいつもいつもいつも君らしく暖かく おそらく遙か時は過ぎても 僕の心の中で君は 一緒に暮らしてきたと思う だから思い出はこうして少しずつ成長する あの角を曲がれば 色とりどりのサフィニアの こぼれ咲く庭先で 君はいつも照れながら 笑顔で手を振った まるで青空のようだった 時折忘れてしまいそうだ やさしい君の声の響きを それほど夢のように時は過ぎる あっという間に僕もこんなに歳を取ってしまったよ 今でも君に話しかけるよ 笑ったりとても嬉しいときに 美しい物に出会ったときや 感じる全ての感動を君と分け合っているよ あの海に帰ろう 色とりどりの貝殻を 子供のように集め 掌にひろげては 笑顔で笑ったね まるで春風のようだった まもなく花の季節が終わる けれども君が教えてくれた どんなに時が過ぎてゆこうと 花は咲き続けるまたいつか春が巡る限り 僕の中で咲き続けている 君のように |
| さよならさくらあなたの優しさに 甘えすぎたみたい 重い荷物には決して なりたくはない 何度も何度も思い直したけど あなたに嫌われるほど 悲しいことはないから 最後の寝台列車で帰ることにする 故郷へ故郷へ花の散る前に さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた あなたの思い出を 鞄に詰めこんで ホームでまだ冷たい風に 震えていた 何にも持たずに故郷を出て来た 何にも持たずに帰れば それで良いと思う 故郷訛りの老人の背中 さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた 最後の寝台列車が動き出したとき ホームにあなたの姿が見えた さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | あなたの優しさに 甘えすぎたみたい 重い荷物には決して なりたくはない 何度も何度も思い直したけど あなたに嫌われるほど 悲しいことはないから 最後の寝台列車で帰ることにする 故郷へ故郷へ花の散る前に さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた あなたの思い出を 鞄に詰めこんで ホームでまだ冷たい風に 震えていた 何にも持たずに故郷を出て来た 何にも持たずに帰れば それで良いと思う 故郷訛りの老人の背中 さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた 最後の寝台列車が動き出したとき ホームにあなたの姿が見えた さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた |
| 秋麗倒れかかった身体同士で 互いを支えあえたら人という文字になる 支えられたり支えたり 人は一人では生きられないと気づくもの きっとあなたとふたり 生きてゆくと決めた 水篶刈る信濃 月は田毎に 残菊薫る 秋麗 夢見るように生きちゃいけない 人の夢と書けば儚いという文字になる 夢見たことを手に入れるには 夢から覚めなければ永遠に届かない きっとあなたの生命 護ってゆくと決めた 黄昏白く 山に初雪 秋桜揺れて 秋麗 どんな苦労もいつかは過ぎる 水に戻すと書けば涙という文字になる 涙の色が教えてくれた 明日を本当に明るい日と書くために きっとあなたとふたり 幸せに辿り着く 草笛遙かに 色づく林檎 桐一葉舞う 秋麗 秋去姫や 星麗 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 倒れかかった身体同士で 互いを支えあえたら人という文字になる 支えられたり支えたり 人は一人では生きられないと気づくもの きっとあなたとふたり 生きてゆくと決めた 水篶刈る信濃 月は田毎に 残菊薫る 秋麗 夢見るように生きちゃいけない 人の夢と書けば儚いという文字になる 夢見たことを手に入れるには 夢から覚めなければ永遠に届かない きっとあなたの生命 護ってゆくと決めた 黄昏白く 山に初雪 秋桜揺れて 秋麗 どんな苦労もいつかは過ぎる 水に戻すと書けば涙という文字になる 涙の色が教えてくれた 明日を本当に明るい日と書くために きっとあなたとふたり 幸せに辿り着く 草笛遙かに 色づく林檎 桐一葉舞う 秋麗 秋去姫や 星麗 |
| 女優涙こぼし別れ告げた 思いついた嘘で棄てた けれど嘘と思いはしない そんな世界で暮らしてる 空はいつも青くはないし 水はいつも澄んではいない 風も吹けば雨も降るし 心の中じゃいつものこと 何が悪いのと言い聞かせ生きる 私は 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ぬのが 夢 顔色一つ変えないままで 別れの言葉を聞いた むしろ笑顔でさようならと自分の方から告げた 流石一人になって吐くほど 泣いたけれど涙だけは こぼさなかった明日も仕事 生きる中じゃいつものこと 何が哀しいと言い聞かせ生きる 私は 女優 芝居より酷い恋 演じてる振りで 痛くない顔をして 気づいてる孤独 寂しくて気が遠く なりそうな時も 幸せな振りをして 夢のように生きる 嘘と本当のはざまで 溺れないのも 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ねたら 女優 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 涙こぼし別れ告げた 思いついた嘘で棄てた けれど嘘と思いはしない そんな世界で暮らしてる 空はいつも青くはないし 水はいつも澄んではいない 風も吹けば雨も降るし 心の中じゃいつものこと 何が悪いのと言い聞かせ生きる 私は 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ぬのが 夢 顔色一つ変えないままで 別れの言葉を聞いた むしろ笑顔でさようならと自分の方から告げた 流石一人になって吐くほど 泣いたけれど涙だけは こぼさなかった明日も仕事 生きる中じゃいつものこと 何が哀しいと言い聞かせ生きる 私は 女優 芝居より酷い恋 演じてる振りで 痛くない顔をして 気づいてる孤独 寂しくて気が遠く なりそうな時も 幸せな振りをして 夢のように生きる 嘘と本当のはざまで 溺れないのも 女優 恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ねたら 女優 |
| ちからをくださいちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください 大切な笑顔があります 大切な心があります 大切な未来があります 大切な夢があります 小さなこの手であなたを支え 自分を支えるささやかな ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください 護りたい生命があります 護りたい町があります 護りたい約束があります 護りたい全てのことを 悲しいこの手で抱きしめながら あなたの笑顔を護るため ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください もっともっともっともっともっと ちからをください | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください 大切な笑顔があります 大切な心があります 大切な未来があります 大切な夢があります 小さなこの手であなたを支え 自分を支えるささやかな ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください 護りたい生命があります 護りたい町があります 護りたい約束があります 護りたい全てのことを 悲しいこの手で抱きしめながら あなたの笑顔を護るため ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください もっともっともっともっともっと ちからをください |
| 手紙あなたの夢見ました とても悲しそうでした 胸の痛みで目覚めて 窓辺の花に救われた 春の曙 夏の青空 秋の白菊 冬の風 色とりどりの 景色の中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「さびしい」と 会えば言葉になりません 会うだけで幸せだから それで手紙を書いたら もっと言葉にならなかった 春の朝焼け 夏の海風 秋の山の彩 冬の温もり 色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と 色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と 手紙をください ひとこと「会いたい」と | さだまさし | さだまさし | 照屋林賢 | 倉田信雄 | あなたの夢見ました とても悲しそうでした 胸の痛みで目覚めて 窓辺の花に救われた 春の曙 夏の青空 秋の白菊 冬の風 色とりどりの 景色の中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「さびしい」と 会えば言葉になりません 会うだけで幸せだから それで手紙を書いたら もっと言葉にならなかった 春の朝焼け 夏の海風 秋の山の彩 冬の温もり 色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と 色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と 手紙をください ひとこと「会いたい」と |
| とこしへ「とこしへ」とてのひらにそっと書いてみた 永遠や永久より遙かな匂いがした あなたを想へば 僕の心に 浮かぶ言葉はいつも「とこしへ」 夏の暑さに 冬の寒さに 耐えて季節を待つ花のように いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように 「とこしへ」とてのひらにそっと握りしめた 悲しみや後悔が消えゆく匂いがした 過ぎ去った昨日を悔やまずに まだ来ない明日を怖れずに 春の朝を 秋の夕べを 柔らかに過ごせますように 坂道を 坂道を 手を離さず歩き続けて 大切なあなたを 護ってゆけますように いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように とこしへに とこしへに しあわせになれますように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 「とこしへ」とてのひらにそっと書いてみた 永遠や永久より遙かな匂いがした あなたを想へば 僕の心に 浮かぶ言葉はいつも「とこしへ」 夏の暑さに 冬の寒さに 耐えて季節を待つ花のように いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように 「とこしへ」とてのひらにそっと握りしめた 悲しみや後悔が消えゆく匂いがした 過ぎ去った昨日を悔やまずに まだ来ない明日を怖れずに 春の朝を 秋の夕べを 柔らかに過ごせますように 坂道を 坂道を 手を離さず歩き続けて 大切なあなたを 護ってゆけますように いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように とこしへに とこしへに しあわせになれますように |
| 長崎の空海風に乗せて汽笛が聞こえた 遠くで鐘の音が雲に消えた 君と出会ったあの夏の日も 滲むような虹色の夕暮れだった 遙かに時は 過ぎても あの夏の祈り 忘れない 未来へ未来へ 想い伝えて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 また会えるよね 坂道の途中で君が手を振る あの山の向こうに明日が見える 君の歌声は 届いただろう 長崎の空から 世界の空へ いつか生命は 尽きても あの夏の祈り 忘れない 笑顔へ笑顔へ 伝え続けて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 帰っておいで 長崎 長崎 歌をありがとう 長崎 長崎 愛をありがとう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 海風に乗せて汽笛が聞こえた 遠くで鐘の音が雲に消えた 君と出会ったあの夏の日も 滲むような虹色の夕暮れだった 遙かに時は 過ぎても あの夏の祈り 忘れない 未来へ未来へ 想い伝えて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 また会えるよね 坂道の途中で君が手を振る あの山の向こうに明日が見える 君の歌声は 届いただろう 長崎の空から 世界の空へ いつか生命は 尽きても あの夏の祈り 忘れない 笑顔へ笑顔へ 伝え続けて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 帰っておいで 長崎 長崎 歌をありがとう 長崎 長崎 愛をありがとう |
| ぬけみちあなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう あなたのくれたぬけみちを 守ってそっと帰る道 翡翠 蛍 糸蜻蛉 夏の宵なら逃されましょう どうぞ秋風立ちませぬよう 野分にあの道閉じませぬよう あなたの心が逃げませぬよう 不意にあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちの 向こうに春が来ますよう 林檎 凩 虎落笛 冬の夜には 胸騒ぎます どうぞ雪道吹雪きませぬよう 氷にあの道閉じませぬよう あなたの心が凍えませぬよう どうかあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう あなたのくれたぬけみちを 守ってそっと帰る道 翡翠 蛍 糸蜻蛉 夏の宵なら逃されましょう どうぞ秋風立ちませぬよう 野分にあの道閉じませぬよう あなたの心が逃げませぬよう 不意にあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちの 向こうに春が来ますよう 林檎 凩 虎落笛 冬の夜には 胸騒ぎます どうぞ雪道吹雪きませぬよう 氷にあの道閉じませぬよう あなたの心が凍えませぬよう どうかあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう |
| 冬物語君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる 僕は若くて薄情で 君の愛すら質に入れ 知らん顔して酒を浴び 見知らぬ女に愛された 君を幸せに出来ないことが 解っていたから壊れてた それでも互いの温もりだけは 信じていた 冬物語 惨めな僕を嘲笑いもせずに 見下ろしていた時計台 今でも胸に痛いほど あの鐘の音を忘れない 都会へゆくと心に決めて 吹雪の駅で別れたね ホームで凍る君を残して 僕は心まで捨ててきた 時は遙かに過ぎ去り今は 幾星霜のライラック 青春なんて言い訳は 綺麗事だと解ってる やがて君が嫁いだことを 誰かの手紙で知ったとき 独りっきり声をあげて泣いた 宝物だった 冬物語 君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる 僕は若くて薄情で 君の愛すら質に入れ 知らん顔して酒を浴び 見知らぬ女に愛された 君を幸せに出来ないことが 解っていたから壊れてた それでも互いの温もりだけは 信じていた 冬物語 惨めな僕を嘲笑いもせずに 見下ろしていた時計台 今でも胸に痛いほど あの鐘の音を忘れない 都会へゆくと心に決めて 吹雪の駅で別れたね ホームで凍る君を残して 僕は心まで捨ててきた 時は遙かに過ぎ去り今は 幾星霜のライラック 青春なんて言い訳は 綺麗事だと解ってる やがて君が嫁いだことを 誰かの手紙で知ったとき 独りっきり声をあげて泣いた 宝物だった 冬物語 君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる |
| MOTTAINAI豊かな時代に生まれて来たから 食べられるものが沢山あって 食べ残しても胸が痛まなくなっちゃったよ MOTTAINAI 例えば壊れた物なんかでも 修理するより買う方がずっと安い まだ使えるのに捨てる物ばかりなんて MOTTAINAI 自由な時代に生まれて来たから どんな風に生きても勝手だって 働けるのに働かないなんて MOTTAINAI ちょっと勇気だそう 自分さえ良ければいいってのは 自由ではなくって利己主義なんだよと 誰も教えてくれなかったなんて MOTTAINAI 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない 親が命懸けで生んでくれて それなりに必死になって育ててくれて なのに自分だけで育った気になるなんて MOTTAINAI 転んだら怪我を心配し 離れれば健康を心配し いつも子供の人生を思ってるのに気づかないのは MOTTAINAI 愛してもらうことを願うならば 愛することから始めたらいい 本当は愛に囲まれてるのに気づくだろう MOTTAINAI 愛されてるんだよ 誰もが自分本位だからって 心を閉ざしてしまったらきっと 誰かが気遣ってくれてもそれに気づかないよ MOTTAINAI 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない 平和な時代に生まれて来たから 平和がどれ程素晴らしいかに 気づかないからありがとうを忘れたね MOTTAINAI 生命を大切に 誰かの犠牲の上の今の平和が どれ程尊いかどれ程大切か 誰も教えなかったねごめんね MOTTAINAI ごめんねごめんね 愛に溢れた時代なんだよ 本当は今世界に愛は溢れているんだよ 受け止める心が枯れているだけなんだよ MOTTAINAI 君を愛してる こんなに豊かで平和な時代に 生まれて来たというのに こんなに豊かで平和な時代に生きているのに MOTTAINAI いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 豊かな時代に生まれて来たから 食べられるものが沢山あって 食べ残しても胸が痛まなくなっちゃったよ MOTTAINAI 例えば壊れた物なんかでも 修理するより買う方がずっと安い まだ使えるのに捨てる物ばかりなんて MOTTAINAI 自由な時代に生まれて来たから どんな風に生きても勝手だって 働けるのに働かないなんて MOTTAINAI ちょっと勇気だそう 自分さえ良ければいいってのは 自由ではなくって利己主義なんだよと 誰も教えてくれなかったなんて MOTTAINAI 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない 親が命懸けで生んでくれて それなりに必死になって育ててくれて なのに自分だけで育った気になるなんて MOTTAINAI 転んだら怪我を心配し 離れれば健康を心配し いつも子供の人生を思ってるのに気づかないのは MOTTAINAI 愛してもらうことを願うならば 愛することから始めたらいい 本当は愛に囲まれてるのに気づくだろう MOTTAINAI 愛されてるんだよ 誰もが自分本位だからって 心を閉ざしてしまったらきっと 誰かが気遣ってくれてもそれに気づかないよ MOTTAINAI 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない 平和な時代に生まれて来たから 平和がどれ程素晴らしいかに 気づかないからありがとうを忘れたね MOTTAINAI 生命を大切に 誰かの犠牲の上の今の平和が どれ程尊いかどれ程大切か 誰も教えなかったねごめんね MOTTAINAI ごめんねごめんね 愛に溢れた時代なんだよ 本当は今世界に愛は溢れているんだよ 受け止める心が枯れているだけなんだよ MOTTAINAI 君を愛してる こんなに豊かで平和な時代に 生まれて来たというのに こんなに豊かで平和な時代に生きているのに MOTTAINAI いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ 心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない |
恋愛症候群―その発病及び傾向と対策に関する一考察― 恋と呼ばれる一過性の発情症候群に於ける その発病及び傾向と対策について考える 年齢 性別 職業 ツベルクリン反応 郵便番号の 如何を問わず 凡そ次のとおり 開き直らねば何もできず ただ暗く爪をかみ 目が点になってため息ばかりの A型 他人のことなど考えられずに 大切な花畑 平気で踏み荒らしてヒンシュクをかう B型 今日と明日では自分同志で意見が分かれて 熱し易く冷め易い AB型 その内なんとかなるんじゃないかと思っている内に 自分だけ忘れ去られている O型 その他 いきなり優しくなったり急に詩人になるケース 夜中にいなりずしをどうしても喰べたくなる場合 海に向かってばかやろーと叫ぶなどはよくある事で 更に若いのに髪が薄くなる方もある なにしろ これらがある特定の人にだけ反応するって事は 恋は一種のアレルギーと考えてよい 恋におちたら一部の例外を削除すれば およそ 男は男らしく 女は女っぽくなるものらしい 手相 星座 サイコロ タロット 四柱推命 その他茶柱まで 相性占いなど気になったら もう恋 相手には自分の良い所ばかり見せたくなるものであるし 相手の欠点には気づいても気づかずにいられるし 食べ物 着るもの 見るもの 聴くもの すべて好みが合うと思うし 毎日が二人の記念日になる 処が一年二年とたつうち見えてくるんですよ 恋とは誤解と錯覚との闘い そのうちなんだかお互い知らない人に思えてきて 次第に疲れて 会っても無口になる 初めは めまい 立ちくらみ 食欲不振で気付いた恋がいつか 注意力散漫 動悸 肩こり 息ぎれに変わり やがて 頭痛 発熱 歯痛 生理痛 すり傷 切り傷 しもやけ あかぎれ 陰金 夜泣き かんむし 田虫 水虫 出痔 いぼ痔 切れ痔 走り痔 えーと えーと… えーとせとら とにかくそんな風に笑っちまった方が傷つかずに済むって わかってるんだ 誰だってそうだろう 恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど ふた通りの消え方があると思う ひとつは心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは 愛というものに形を変えること 相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だから ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい おそらく求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だからありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい あなたに 出会えて 心から しあわせです | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 恋と呼ばれる一過性の発情症候群に於ける その発病及び傾向と対策について考える 年齢 性別 職業 ツベルクリン反応 郵便番号の 如何を問わず 凡そ次のとおり 開き直らねば何もできず ただ暗く爪をかみ 目が点になってため息ばかりの A型 他人のことなど考えられずに 大切な花畑 平気で踏み荒らしてヒンシュクをかう B型 今日と明日では自分同志で意見が分かれて 熱し易く冷め易い AB型 その内なんとかなるんじゃないかと思っている内に 自分だけ忘れ去られている O型 その他 いきなり優しくなったり急に詩人になるケース 夜中にいなりずしをどうしても喰べたくなる場合 海に向かってばかやろーと叫ぶなどはよくある事で 更に若いのに髪が薄くなる方もある なにしろ これらがある特定の人にだけ反応するって事は 恋は一種のアレルギーと考えてよい 恋におちたら一部の例外を削除すれば およそ 男は男らしく 女は女っぽくなるものらしい 手相 星座 サイコロ タロット 四柱推命 その他茶柱まで 相性占いなど気になったら もう恋 相手には自分の良い所ばかり見せたくなるものであるし 相手の欠点には気づいても気づかずにいられるし 食べ物 着るもの 見るもの 聴くもの すべて好みが合うと思うし 毎日が二人の記念日になる 処が一年二年とたつうち見えてくるんですよ 恋とは誤解と錯覚との闘い そのうちなんだかお互い知らない人に思えてきて 次第に疲れて 会っても無口になる 初めは めまい 立ちくらみ 食欲不振で気付いた恋がいつか 注意力散漫 動悸 肩こり 息ぎれに変わり やがて 頭痛 発熱 歯痛 生理痛 すり傷 切り傷 しもやけ あかぎれ 陰金 夜泣き かんむし 田虫 水虫 出痔 いぼ痔 切れ痔 走り痔 えーと えーと… えーとせとら とにかくそんな風に笑っちまった方が傷つかずに済むって わかってるんだ 誰だってそうだろう 恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど ふた通りの消え方があると思う ひとつは心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは 愛というものに形を変えること 相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だから ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい おそらく求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だからありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい あなたに 出会えて 心から しあわせです |
| 春女苑(はるじょおん)今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 だから今もまだあなたと 暮らしているみたい 花には花の悲しみが 人には人の苦しみが いつしか巡る季節の中で 思い出に変わるかしら 寒い冬には春のぬくもり思い出せず 疑ったり 迷ったり 心は弱いものですね 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた 今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 うす紅に恥ずかしそうに うつむいて揺れてます 期待しすぎちゃいけないと けれども夢は捨てないと 元気があれば何でもできる あなたらしい笑顔 生きてゆきます私 何処かで支えてあなた 春風に糸遊に 咲いてるのはあなたですね 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 二つが四つ 四つが八つ 気付けば庭中 あなた | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | 今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 だから今もまだあなたと 暮らしているみたい 花には花の悲しみが 人には人の苦しみが いつしか巡る季節の中で 思い出に変わるかしら 寒い冬には春のぬくもり思い出せず 疑ったり 迷ったり 心は弱いものですね 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた 今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 うす紅に恥ずかしそうに うつむいて揺れてます 期待しすぎちゃいけないと けれども夢は捨てないと 元気があれば何でもできる あなたらしい笑顔 生きてゆきます私 何処かで支えてあなた 春風に糸遊に 咲いてるのはあなたですね 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた 信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑 二つが四つ 四つが八つ 気付けば庭中 あなた |
| ヨシムラ怖いものなしで生きて来たと思ってた弟が 酒に酔った勢いで告白したことがある 実は子供の頃のこと 同じ町内に住んでいた ヨシムラって奴が かなり怖かったということを ヨシムラは確か僕より二つほど年上で 駄菓子屋の大人しい息子で 決していじめっこではなく 僕はふとむしろ逆に 弟が彼に怪我をさせた騒ぎと ひたすら謝るおふくろの背中を思い出していた 懐かしきかな少年時代の 脇役たち 懐かしきかなワンパク時代の仇役たちよ お袋はまだ若く 声も大きく手も早く 叩かれて泣きべそをかいていた弟も みんな無邪気だった あの頃 実はそのあと故郷へ帰る仕事があったので 本当に久し振りにあの町を訪ねてみた 学校沿いの細い道は更に狭くなってそこにあり ヨシムラの駄菓子屋も相変わらずそこにあった 何気なく電話をするふりで中を覗いたら すっかりおっさんになったヨシムラがそこに座っていたが タバコをひとつ買ったら無愛想に釣りをくれた ヨシムラ少年は 僕を覚えていなかった 懐かしきかな少年時代のときめきよ 懐かしきかなワンパク時代のきらめきたちよ 原っぱも土管もいじめっこも今はなく 思い出だけが少しも歳をとらずに 袋小路に うずくまっていた | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 怖いものなしで生きて来たと思ってた弟が 酒に酔った勢いで告白したことがある 実は子供の頃のこと 同じ町内に住んでいた ヨシムラって奴が かなり怖かったということを ヨシムラは確か僕より二つほど年上で 駄菓子屋の大人しい息子で 決していじめっこではなく 僕はふとむしろ逆に 弟が彼に怪我をさせた騒ぎと ひたすら謝るおふくろの背中を思い出していた 懐かしきかな少年時代の 脇役たち 懐かしきかなワンパク時代の仇役たちよ お袋はまだ若く 声も大きく手も早く 叩かれて泣きべそをかいていた弟も みんな無邪気だった あの頃 実はそのあと故郷へ帰る仕事があったので 本当に久し振りにあの町を訪ねてみた 学校沿いの細い道は更に狭くなってそこにあり ヨシムラの駄菓子屋も相変わらずそこにあった 何気なく電話をするふりで中を覗いたら すっかりおっさんになったヨシムラがそこに座っていたが タバコをひとつ買ったら無愛想に釣りをくれた ヨシムラ少年は 僕を覚えていなかった 懐かしきかな少年時代のときめきよ 懐かしきかなワンパク時代のきらめきたちよ 原っぱも土管もいじめっこも今はなく 思い出だけが少しも歳をとらずに 袋小路に うずくまっていた |