森昌子「森昌子シングルABコレクション 1979~1986」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ためいき橋森昌子森昌子杉紀彦市川昭介白い手紙 びりびり引き裂いて 橋の上から 散らしたら 季節はずれの 雪になる 逢うたびに 逢うたびに 骨も折れよと 私を抱いた 優しい腕が あつい吐息が この身をしめつける あゝゝ…… 信じたくない 信じない  白い手紙 はらはら舞いおちて 川の流れに 消えたのに 愛のなごりが 渦をまく 北の風 暗い空 涙凍れと ぬぐいもしない 日暮れの橋は ためいきの橋 こころが寒すぎる あゝゝ…… 信じたくない 信じない  北の風 暗い空 涙凍れと ぬぐいもしない 日暮れの橋は ためいきの橋 こころが寒すぎる あゝゝ…… 信じたくない 信じない
冬の部屋森昌子森昌子杉紀彦市川昭介せめて涙をぬぐってほしい 私を愛したその指で…… 長いわかれじゃないと言う 直ぐに帰ると口ごもる あかり消したらこの部屋に 冬の暗がりしのびこむ 嘘がみえる 嘘がみえる 私を抱く手に 嘘がみえる  せめて涙をわらってほしい あなたのいつもの優しさで…… わざとかなしいかおをする おれもつらいと横を向く うすいカーテンすきま風 きつく抱いてもなお寒い  嘘がみえる 嘘がみえる あなたの唇 嘘がみえる  嘘がみえる 嘘がみえる あなたの唇 嘘がみえる
故郷ごころ森昌子森昌子山田孝雄市川昭介私に故郷が ふたつ出来ました 生まれた町と あなたです 好きだから 好きだから 今すぐ逢いたい 帰りたい 募るこの想い 女のまごころを 届けて欲しいの あなたに あなたに  誰でも故郷を 愛してるように あなたをいつも 想います 好きなのに 好きなのに どうして離れて しまったの 泣いちゃいけないわ こらえるこの気持 わかって欲しいの あなたに あなたに  あなたはいつの日も 故郷のように 私の胸で 生きてます 好きなのよ 好きなのよ このまま二人で 暮らしたい 愛の深さなら 誰にも負けないわ 伝えて欲しいの あなたに あなたに
春日和森昌子森昌子東海林良市川昭介水かさ増した 川沿いを あなたと歩く 春日和 二年の月日(とき)が 過ぎたけど 私は今も 変わらない はじめての 人だから この時を 信じます 心に迷いは ないですか 心に迷いは ないですか  雪まだのこる 山並に 桜吹雪が 似合います 確かな愛が 欲しいとき ひとりの夜が こわかった 約束の 人だから ひとすじに 賭けてます 心に迷いは ないですか 心に迷いは ないですか  はじめての 人だから この時を 信じます 心に迷いは ないですか 心に迷いは ないですか
信濃路梓川森昌子森昌子いではく遠藤実かなかな鳴いてるひぐらしが 心にしみこむ昼下り 信濃路 梓川 ひとり旅 竹籠を 背負ったおばさんが 日やけした顔をほころばせ 話しかける ふと浮ぶやさしい あのひとの顔  短い夏の日おしむよに コスモス垣根に もたれてる 信濃路 梓川 ひとり旅 笹舟を流して届くなら 私にも想い届けたいひとが ひとり ふと浮ぶやさしい あのひとの顔  緑の風吹く縁側に 古びた時計が刻(とき)をうつ 信濃路 梓川 ひとり旅 いつの日か ふたりで来ませんか 絵葉書に書いておくります 恋ごころ ふと浮ぶやさしい あのひとの顔
夕焼けの空森昌子森昌子高田ひろお遠藤実恋に破れた わたしの膝に 母がすすめる 写真がひとつ この人に一度 会ってみたらと 水仕事している手を拭き 声かける 涙を指に からませながら みあげる空は 暮れてゆく あのひと忘れて お嫁にゆけない  風に吹かれた 風鈴ひとつ なぜか哀しく 心に響く 夕焼けの空に 愛を焦がして あのひとの胸に甘えて みたかった 倒れるぐらいに 悩んだけれど わたしの気持 かわらない あのひと忘れて お嫁にゆけない  花嫁衣裳 夢みてきたの 一生いちどの ことですものね 指を折りそっと 想いよせては 涙ぐむわたしのこの胸 つらすぎる 灯りをさがして 生きてくけれど いますぐ愛は 消せないの あのひと忘れて お嫁にゆけない
波止場通りなみだ町森昌子森昌子西沢爽遠藤実女は頬杖ついていた 窓に港の霧が降る 霧の彼方を船が出る あゝ またしあわせが逃げちゃった 波止場通りはなみだ町 涙ひとすじ糸をひく  女は演歌を口ずさむ 夕べ男が唄ってた 歌と気がつき爪をかむ あゝ またしあわせが逃げちゃった 波止場通りはおんな町 未練ごころの弾き語り  女は煙草に火をつける マッチ一本燃え尽きる 燃えてはかない運命でも あゝ またしあわせが逃げちゃった 波止場通りは別れ町 生きてりゃいいことあるでしょう
雨の港町森昌子森昌子いではく遠藤実濡れた髪の雫が頬をつたい 薄い化粧 色を落としてゆく 北の町の雨には恋を失くした 私に似合いの寒さがある たった一言さよならと 告げて別れた悲しみを包むように 降る降る降る降る 雨の港町  雪に変わりそうだとみぞれまじりの 空を見上げ人は急ぐばかり 誰れも辛さ悲しさ慣れているように 背中で語って行き過ぎて行く あなた愛して夢をみて 胸にポッカリ空いた傷洗うように 降る降る降る降る 雨の港町  過ぎた日々は映画のコマのように 白い雨の街に浮かんで消える 遠くひびく夜汽車は今日も誰かの 哀しみ運んで来るのでしょうか 今夜限りで忘れます 頬に伝わる涙さえ流すように 降る降る降る降る 雨の港町
北寒港森昌子森昌子さいとう大三浜圭介泣いてみようか 笑おうか それとも 死んでしまいましょうか どうせ 拭いてしまうのだから 涙なんかは 流さない 淋しいけれど 悲しいけれど あなた乗る乗る 船に乗る わたしはこころ 凍らせる  船を見ようか 帰ろうか それとも 誰かにすがりましょうか どうせ 涙止まらないから お化粧なんかは 直さない くやしいけれど むなしいけれど あなた出る出る 旅に出る わたしは鴎 見つめてる  酔ってみようか 唄おうか それとも 想い出数えましょうか どうせ ひとり泣くだけだから 家になんかは 帰らない 恋しいけれど 未練だけれど あなた行く行く 西へ行く わたしは寒い 夜に哭く
森昌子森昌子橋本淳中村泰士とても小さなしあわせ はるかな私の旅立ち 今こわい程 この胸がふるえます 海を渡る風のように ついて行きたい いいえ運命です くやみません この空の青さが そうね あなたの優しさですね  燃えるこの手も心も 私はあなたにあずけた 今いたい程 抱かれてもこわくない 若い命 大切に生きて行きたい 遠い道程も あなたがいれば あたたかなその胸 それは あなたのまごころでしょう  枝をはなれた小鳥が けがれも知らずにとび立つ 今私には 明日しか見えません この道に いくつかの涙みえても 愛の旅路です 戻れません この空の広さが そうね あなたの優しさですね
哀しみ本線日本海GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子荒木とよひさ浜圭介何処へ帰るの 海鳥たちよ シベリアおろしの 北の海 私には 戻る 胸もない 戻る 戻る 胸もない もしも死んだら あなた あなた泣いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  細い汽笛が こころに刺さる 星屑ばかりの 北の空 涙さえ 凍る こんな夜 吠える 風に ふるえてる 胸の痛みを あなた あなた聞いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  入り江沿(づた)いに 灯りがゆれる 名前も知らない 北の町 凍りつく指に 息をかけ 旅の重さ 筆(ペン)をとる 綴る便りを あなた あなた読んでくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海
森昌子森昌子山田孝雄市川昭介わずかばかりの 小遣(こづか)いを 胸にしまって 泣きながら 別れ惜しんだ 北の駅 妹よ つらくないかい東京は たった一人の 妹よ 心貧しく 生きないで  春がめぐって 夏が来て 名前さえない こぼれ花 線路づたいに 咲いてます 妹よ 赤い水玉浴衣(ゆかた)着て ふたり回した 風車 ひとり回せば 手が重い  夢に流され すがりつき 愛しながらも 故郷を 捨てて行くのね 遠い町 妹よ 泣いちゃいないか東京で 急がなくても ゆっくりと きっと幸せ 見つけてね
鴎唄森昌子森昌子高田ひろお小林亜星右に燈台 左に鴎 春の景色を 二つに分けて 黒い貨物の 船がゆく 煙るたき火を ふと見つけ 砂に未練の 足跡きざむ ここは旅路の 知らぬ町  過去と涙と 流れ木燃やし 細い煙りの 行方を見つめ あなた住む町 振り返る 寒さしのぎの セーターも 胸に潮風 さしこむばかり ここは旅路の 鴎町  泣きもしたけど 笑いもしたと 恋の終った 今では言える それが私の なぐさめね 夢を見ないで 眠れても そっと寝返る すき間が寒い ここは旅路の 港町
花暦(シクラメン)森昌子森昌子荒木とよひさ浜圭介シクラメン シクラメン あなたは花ね シクラメン シクラメン わたしは女  いくつも 捨てられ上手の女でいれば 泣くことなんかないものを 少しのお酒 少しの恨み 涙の数ほど きれいになれる  泣いて 笑って また泣いて 演歌うたなど お似合いね シクラメン シクラメン わたしは女  別れ話に 慣れてる女でいれば 強がりだけで生きられる 鏡のお前 昨日の私 明日になっても 変わりはしない  泣いて 笑って また泣いて 演歌うたなど お似合いね シクラメン シクラメン わたしは女  シクラメン シクラメン わたしは女
立待岬GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子吉田旺浜圭介北の岬に 咲く浜茄子(はまなす)の 花は紅(くれない) 未練の色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背伸びする  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交(か)う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途(いちず)なおもい どうかつたえて あのひとに  哭いて 哭いて 泣きぬれて 立待岬の 石になっても 悔いは悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで
おにいちゃん森昌子森昌子山上路夫小林亜星私が生きることに 悩んでいた時に どうしたと 肩をポンとたたいてくれた 買物帰りちょっと 季節の花を買えば きれいだとすぐに ほめてくれた あなたは 私の胸の中に いつの日も 明るい光を点(とも)してくれる おにいちゃんは いつも 私の心の支え おにいちゃんとつぶやけば 生きてく勇気が 湧いてくる  明るく夢を持って 明日を見つめてる 男らしい姿 そうよ大好きなのよ けれども体だけは お願い気をつけて 助けられることが あれば言って あなたは 私が行く道で 幸せの行方を 優しく教えてくれる おにいちゃんは いつも 私の太陽なのよ おにいちゃんと呼ぶだけで 心がほのぼの 暖かい  おにいちゃんは いつも 私の心の支え おにいちゃんとつぶやけば 生きてく勇気が 湧いてくる
ふるさと日和森昌子森昌子杉紀彦森田公一あの人に逢いたくなって あの人のふるさとへ来たの ふるさとへ来たの 思い出ばなしはいい匂い 私を包んでくれるから なんとなくぬくもる ふるさと日和(びより)  遠い日の夢追いかけて 懐かしい裏山へのぼる 裏山へのぼる 遊んだ仲間はどこにいる 涙が心を駆けて行く 風ひとつ優しい ふるさと日和(びより)  わらぶきの屋根さえ見えず 歳月にふるさともかわる ふるさともかわる けれども訛(なま)りがあたたかい あいさつ言葉もあたたかい あのひとによく似た ふるさと日和(びより)  安らぎに逢いたくなれば いつか又ふるさとへ来よう ふるさとへ来よう つかれた心にしみじみと 季節の眺(なが)めがしみるだろう その日までよろしく ふるさと日和(びより)
手紙森昌子森昌子松宮恭子森田公一「お元気ですか、突然ですが 私結婚します」と 便りが届く あなたが人の妻になる とり残される訳じゃないけど 飛び立つ鳥の羽音のように 心の中を 風が吹きます 私、も少しひとり旅です それが いいのか、わるいのか  ふたりで去年 旅したときは あなた まだまだ 早いと笑ってました 写真に残る 幼な顔 おどけた ふたりのポーズまぶしい 桜、花びら 風に散ってく 春がゆくのを 感じています ふたりこれから どんな坂道 おりてゆくのか 登るのか  あなたに話すつもりでいたの 私、心に決めてる 相手がいます 浮気に泣くかもしれません 子供もいつか 巣立っていって いつか あなたと しみじみと 夕やけ こやけ 旅でもしたい 苦労ばなしを 打ち明けあって 幸せだったと笑いたい  一人、夜更けの灯りの下で 長い手紙をつづります
越冬つばめPLATINA LYLIC森昌子PLATINA LYLIC森昌子石原信一篠原義彦娘盛(さか)りを 無駄にするなと 時雨(しぐれ)の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描(か)いたよな 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です
紅花になりたい森昌子森昌子杉紀彦幸耕平あなた紅花を 知っていますか 初夏(なつ)のみちのくに 咲く花です 朝露に濡れて 摘んだ花びら あなたの心 愛に愛に染めるなら 私なりたい あゝ 紅花に  あなた今頃は どこにいますか あなた呼ぶ声が きこえますか ひと夏がすぎて 花は散っても 二人の絆 赤く赤く染めるなら 私なりたい あゝ 紅花に  あなた故郷を 作りませんか 二人生きて行く その場所です 優しさが好きよ 花のいのちの 悔いない月日 愛に愛に染めるなら 私なりたい あゝ 紅花に 私なりたい あゝ 紅花に
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