“黒猫”は不吉な生き物だと誤解している方はいませんか…?

イチオシ!
“黒猫”は不吉な生き物だと誤解している方はいませんか…?
むしろ、探したくないんです。 どうやったって自分の行動で 自分は生きていくしかないんですから。 探さなくたって、嫌でもここにいますから (映画『百万円と苦虫男』より) 映画『百万円と苦虫男』で主人公(蒼井優)が放ったセリフです。このストーリーは、思いがけず前科持ちになってしまった彼女が、誰も知らないところで暮らしたいと“100万円”貯まるたびに次の土地へと渡り歩く姿を描いたもの。冒頭でご紹介したのは、ある男性にそれは「自分探しみたいなことですか?」と問われたときに返した言葉。たしかに、わざわざ探しに行かなくても自分は常に今ココにいるもので、時には自分から逃げ出してしまいたいときでさえありますよね。 自分らしさなんてきっと 思いついたり流されたり 探し続けて歩いたその 足跡の話だから 本当の自分はここにいるんだ 今までにこれからを重ねて 赤も黄色も青も全部 混ぜて僕だけの色を 「黒い猫の歌」/back number 8月1日に配信リリースされたback numberの「黒い猫の歌」はまさにそんな“自分探し”を描いた楽曲です。<本当の自分はここにいるんだ>というフレーズは、「探さなくたって、嫌でもここにいますから」というセリフに通じるものがありますね。さて、今日のうたコラムではさらに、“自分であること”というテーマと併せて“黒い猫”というワードに注目してみたいと思います。黒猫といえばやはり【目の前を横切ると不吉なことが起こる】というジンクスが有名ですよね…。 退いた退いたほーらオレサマのお通り “不吉。”と、嫌われて丁度好い かまうなよ人間関係 「黒猫道」/東京事変 彼は手のひらを前に差し出して 溢れ出る透明を少し汲み取って 喉を潤して 深く ひとつ息をする それは東アジアの朝方の風景 捨てられた黒猫の様な彼だって 喉を震わせて 自分以外を呼んだんだ 「青空と黒い猫」/ASIAN KUNG-FU GENERATION 私は黒猫 もう哀れな捨て猫なんて呼ばせない ギラギラ光る瞳のネオンは だんだん 強く どんどん 私を生かせる 「黒猫 〜Adult Black Cat〜」/Acid Black Cherry 週末の大通りを 黒猫が歩く 御自慢の鍵尻尾を水平に 威風堂々と その姿から猫は 忌み嫌われていた 闇に溶ける その体目掛けて 石を投げられた 「K」/BUMP OF CHICKEN そんな不吉なジンクスなせいか“黒猫”は歌詞の中でまず、孤独や嫌われ者として描かれることが多いのです。でも実は、黒猫自体は幸福の象徴だということをご存知ですか? 黒猫が横切ると不吉と言われているのは、その幸福の象徴が遮断されるといった考え方があるからだそうなんです。それなのに多くの方から誤解され、生まれながらに“不吉な生き物”として見られる宿命を背負った黒猫。 しかし、上記でご紹介した楽曲に登場する黒猫たちは、歌詞が進むにつれどんどんその“孤独”を強さに変えて、自分らしく生き抜いていくエネルギーに溢れてゆくのです。自分は自分から逃げられないからこそ、生まれ持った何かや環境のせいにせず、コンプレックスを武器にして前へ進んでいくしかない…!そんな意志を、back number「黒い猫の歌」をはじめ、多くの“黒猫ソング”から感じます。真っ直ぐに生きてゆくチカラが欲しいあなた。是非、幸福の象徴である黒猫パワーを音楽で受け取ってみてください!
























