“山ソング”や“山が似合うアーティスト”って思い浮かびますか…?

 日本の国民の祝日として、7月の第3月曜日が“海の日”であることは有名ですよね。しかし、今年2016年から8月11日に“山の日”という祝日が新たに誕生しました…!山に関する特別なできごとがあるわけではないそうなのですが、<山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する>という日であるそうです。どんな理由にせよお休みは嬉しいですね♪
 
 ところで、海の日には最近のヒット曲「海の声」/浦島太郎(桐谷健太)をご紹介し、<海の似合うアーティスト>ランキングにサザンやTUBE、湘南乃風の名が挙がっていることに触れました。でも、山といえばどの曲が、どのアーティストが思い浮かびますか…?実はあまり考えたことがありませんよねぇ。
 
 まず、“山”だけに限定はできませんが、さだまさし、森山直太朗、クラムボン、七尾旅人、大橋トリオ、ハナレグミ、Cocco、コトリンゴといったアーティストはなんとなく緑に囲まれた“自然”が似合うような気がします。自然の中で聴きたくなる歌声&サウンドです。さらに、今日のうたコラムでは歌詞の中に<山>が登場するJ-POP楽曲にも注目してみました!フレーズ検索してみると<山手線><沢山><山積み>といったワードが大量ヒットしてしまいなかなか探すのがタイヘン…。

山へ行こう 次の日曜 昔みたいに
雨が降れば 川底に沈む橋越えて
胸まである 草分けて ぐんぐん進む背中を
追いかけていた 見失わないように
「晴れたらいいね」/DREAMS COME TRUE

眩しい春の日差し浴びて
雪解けの山 遥か故郷の景色
忘れていた愛のかすみ草
陽だまりの中 不意に君を思い出す
「かすみ草」/藤巻亮太

急に逢いたくなったのは 大きな山に流れる電線
窓の外にれんげ畑 むらさき むらさき
あなたも通って見てるかな?
長いあぜ道暮れない空
窓の外のれんげ畑 むらさき むらさき
「れんげ畑」/aiko

雨あがりを待って 山にいこう
カプトムシをとって みせびらかそう
ぼくの街じゃ もうかえる場所もない
「うきぶくろをもって」/スガシカオ

 “山”はしばしば“困難”にも例えられ<どんな高い山も越えてゆける>というような表現がされます。また、海のJ-POPですと「今を楽しもう!」「この夏の恋!」「青い海!青い空!キラキラ!」といったイメージがありますよね。しかし上記でご紹介した“山ソング”で描かれているのはすべて“故郷”です。上京している方は、歌詞を読むだけで懐かしいあの場所へ帰省したい気持ちになってくるのではないでしょうか…。是非、<山の日>には山ソングを楽しんでみてくださいませ〜!