UBU

NakamuraEmi
UBU
2026年10月7日に“NakamuraEmi”がMajor 8th Album『PATCHWORK LIFE』をリリース。メジャーデビュー10周年を迎え、40代となった彼女の半生を詰め込んだ今作には、アルバムリード曲「呼吸」を含む全10曲を収録。出会いや別れ、仕事、友情といった多様な経験を経て、NakamuraEmiの新たな出発を感じさせる作品に仕上がっております。 今日のうたではそんな“NakamuraEmi”による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。最終回は収録曲「 UBU 」にまつわるお話です。10年のなかで抱えてきた葛藤と覚悟。そして今、改めて思う、自身にとっての音楽とは…。 アルバム『PATCHWORK LIFE』から歌詞エッセイ最後の3作目は「UBU」という曲です。 ふとした時に「うぶ」という言葉が耳に入り、生・初・産 が「UBU」に変換され、ストンときたのを覚えています。デビュー10周年、音楽の根本を作ってくれた地元厚木市への感謝は「MICHIKUSA」という曲に。応援してくれているお客様への感謝の気持ちは「デイジー」という曲に。そしてこの10年とこれからの10年に向けて、葛藤と覚悟から出来た曲が「UBU」でした。 10年後どうなりたいかなど考える余裕もなく音楽生活がスタートした33歳のデビュー。考え方も当たり前も、会社員だった自分の毎日には無かったことだらけで、目の前にあることをやり切ることで必死の10年でした。現在44歳になり、心と身体が元気で今も歌い続けられていることは、沢山の方のお陰で幸せなことだと心から思います。 でも同じ10周年の方もいる中で、自分とあまりに違う結果に、「音楽が熱すぎるのかな」 「真面目なんだろな」 「アーティスト感が欠けているからかな」など、ランキングに自分の名前が載ることがない原因みたいなものに向き合う日々もありました。 デビューする前はランキングなんて評価なんて1mmも考えなかったのに、どんな環境でも自分の音楽を貫き通すことしか考えてなかったのに、「なぜ自分の音楽は…?」という感情が生まれてきたのか。それはそれほど音楽と向き合ってきた10年で、支えてくれている仲間がいて、挫けそうになっても続けたいと思う環境をくれたお客さまがいたからです。<猫ババしたい あの人の才能>この歌詞がうまれたことは、この葛藤の日々があったからこその宝物だと思っています。 言ってはいけないことを言ってしまった日、言われた言葉に傷ついた日、言葉なんて聞きたくないと思った日、でも結局言葉に救われてそれを歌詞に書いてる日。私の根本は「言葉」なんだと思います。そしてその言葉と感情を救ってくれるのが音楽です。 本能で音楽のそばにいた20代 メジャーデビューして音楽が大事な仕事になった30代 血となり肉となり音楽が私そのものになった40代 そして50代も音楽が続けられていたら幸せです。 葛藤も喜びも緊張も悲しみも、沢山の感情が生まれる音楽の現場に今も立たせてくれている皆様へ。このアルバムを産ませてくれてありがとう! そして『PATCHWORK LIFE』コラム全3作、歌ネットさんありがとうございました! <NakamuraEmi> ◆紹介曲「 UBU 」 作詞:NakamuraEmi・カワムラヒロシ 作曲:NakamuraEmi・カワムラヒロシ ◆Major 8th Album『PATCHWORK LIFE』 2026年10月7日発売 <収録曲> 1. 幕開け 2. 今夜cruise 3. 呼吸 4. PATCHWORK LIFE 5. エステみてぇだな 6. 去年一番泣いた日 7. RIBBON 8. MICHIKUSA 9. デイジー 10. UBU
















