今日のうたコラム - 歌ネット|歌詞検索サービス「歌ネット」

  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • 歌詞
  • タイアップ
ユーザー登録ログイン
  • ホーム
  • 歌詞検索
    • アーティスト名インデックス検索
    • 作詞者名インデックス検索
    • 作曲者名インデックス検索
    • 編曲者名インデックス検索
    • レーベル名インデックス検索
    • 歌詞全文(フレーズ)検索
    • アニソン検索
    • アルバム検索
    • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
    • 新曲歌詞情報(総合)
    • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
    • リクエストフォーム
  • ランキング
    • 総合ランキング
    • 演歌・歌謡曲ランキング
    • 歴代人気曲ランキング
    • 注目度ランキング
    • お気に入りアーティストランキング
    • カラオケランキング
  • コトバのキモチ
    • 新規投稿フレーズ
    • コトバのキモチ
    • コトバのキモチ検索
    • コトバのキモチBEST10
    • 歌詞フレーズ投稿
  • タイムマシン
    • タイムマシンTOP
    • 今月のスポットライト
    • 歌謡界50年史1960-2000年代
    • 年代別テレビドラマ主題歌
    • 年代別日本レコード大賞
    • 年代別アニメソング特集
    • 年代別歌詞検定
  • 音楽番組情報
    • 音楽番組情報TOP
    • TVドラマ主題歌
    • TVアニメソング
    • MUSIC STATION放送曲目リスト
    • 新・BS日本のうた放送曲目リスト
  • 動画プラス
  • ギターコード
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • インタビュー
  • アニメ
  • 特集ピックアップ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
歌詞検索サービス「歌ネット」

今日のうた

検索ボックスを開く
メニューを開く
  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • 歌詞
  • タイアップ

MENU

  • ホームホーム
  • 動画プラス動画プラス
  • マイ歌ネットマイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴歌詞閲覧履歴
  • ランキングランキング
  • 新曲歌詞情報新曲歌詞情報
  • 今日のうた今日のうた
  • ニュースニュース
  • 歌ネットピックアップピックアップ
  • コトバのキモチコトバのキモチ
  • 言葉の達人言葉の達人
  • 言葉の魔法言葉の魔法
  • 歌詞ショート歌詞ショート
  • アニメアニメ
  • 音楽番組情報音楽番組情報
  • ギターコードギターコード
  • リクエストリクエスト
  •  
  • X
  • facebook
  • line
今日のうた
ニュース

TODAY SONGS

今日のうたニュース
  • 家入レオ
    引き裂かれそうな気持ちや矛盾ごと愛したい
    引き裂かれそうな気持ちや矛盾ごと愛したい

    家入レオ

    引き裂かれそうな気持ちや矛盾ごと愛したい

     2026年8月26日に“家入レオ”が9th Album『31』をリリースしました。今作には全12曲が収録。31歳の自分自身と向き合った本作には、迷いや弱さ、矛盾を抱えながらも今の自分を受け止め、その先へと歩みを進める姿、誰かと心を重ねる心地よさなど、一人の女性の現在地が多彩な楽曲群を通して描かれております。    今日のうたではそんな“家入レオ”による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、収録曲「 Adieu 」にまつわるお話です。30代を歩くなかでの実感。矛盾や本音と向き合いながら、選んだ覚悟とは…。 私があなたを騙してたと 本気で思っていたの? あのキスも 肌の匂いも 欲しかったから あなたを見つめたの   立ってられないくらいリアルで 痛みによく似た甘さを あなただけ愉しんだって 虚しいでしょう?   New Album『31』に収録した「Adieu」。   心に散らばったパズルのピースを似たような色や模様ごとに分ける。パズルのピースでできた小さな丘。そこから選んだ1ピースを、自分と同じ目線まで持ち上げ、今度はゆっくり観察する。指で形をなぞり、回転させ、絵柄の感じをよく見て、自分を抑えず、ジャッジしない。辛抱強くパズルのピースを見つめていると、自分の中の真実が見えてくる。「あぁ、私はあの時笑っていたけど悲しかったのか」「誤魔化していたけど、怒っていたのか」「諦めたふりして愛していたのか」。パズルのピースと向き合う時間は、自分の気持ちを知る時間。忙しない日々の落とし物を、そっと取りに戻る。   「Adieu」のVERSE1とPRE 1は、小さな丘からパズルのピースを拾い上げ、その断片が私の肌に触れた瞬間に綴れた歌詞だった。だけどその後。HOOK(サビ)で自分が歌いたいことを言葉にしてしまうことが怖かった。パソコン画面で点滅し続けるキャレットから目を背け、私はウィンドウを閉じた。   それは、私が今この瞬間30代を歩いている実感そのものだった。   結婚、出産、転職、と自分のアイデンティティを再構築したり、居場所を増やしたり、色んな正解があって、自分で選んだそれを正解にしていくことが大事。それは分かっていて、だけど選ぶ、と言うことは、他の可能性から降りることと同義語。ただ迷っているだけでは、選ばなかった、ことを、選んでしまうことにもなる。時間に急かされる。ちゃんと考えて怖くても誰かを傷付けても、自分の答えを生きたいと思った。安心が欲しい、不安な時にただ抱き止めてくれる何かが、場所が、人が欲しい。そう望むくせに、開きかけたドアの向こうの何も想像できない世界に、どうしようもなく惹かれてしまう自分がいる。そんな私の無意識を広げ汲み取ってくださったプロデューサーのRyosuke "Dr.R" Sakaiさんの偉大さ。   私は安心と冒険を同時にこなせる程器用ではないし、私の為に自分を変えようとしてしまう誰かを見たくない。   <怖いくらいでちょうどいい>が強がりに聞こえても、嘘をついて生きない。<Don't wanna live a lie>そういう生き方をするって、口で言うほど簡単じゃない。いつか代償を払う日がくるのかもしれない。それでも今は寂しさや不安に負けず、それを感じながら未知の世界へ出かけることを選ぶ。引き裂かれそうな気持ちや矛盾ごと愛したい、と歌っている歌。   <家入レオ> ◆紹介曲「 Adieu 」 作詞:Leo Ieiri・Ryosuke “Dr.R” Sakai・Yui Mugino 作曲:Leo Ieiri・Ryosuke “Dr.R” Sakai・Yui Mugino   ◆9th Album『31』 2026年8月26日発売   <収録曲> 1. Overture (Log:31) 2. Echoes 3. We Could Be Something 4. Walk 5. Adieu 6. Rain Song 7. Remember 8. Too Late 9. Melt 10. Muse 11. Mirror (Edition 31) 12. Love In Me

    2026/09/18

  • パーカーズ
    僕が息をして音楽を紡ぎ続ける理由
    僕が息をして音楽を紡ぎ続ける理由

    パーカーズ

    僕が息をして音楽を紡ぎ続ける理由

     2026年9月9日に“パーカーズ”がNew EP『Good Harvest』をリリースしました。前作に引き続き、ストリングスを取り入れた、これまで以上に厚みのあるサウンドが魅力の今作。パーカーズらしいポップスの魅力をさらに広げた、新たな一面を感じられる全4曲が収録されております。    今日のうたでは、そんな“パーカーズ”のねたろによる歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、収録曲「 Curse 」にまつわるお話です。誰かの言葉や思考は、ときに心を縛る“呪い”にもなる。けれど、この歌で描きたかった“その先”にあるものは…。 家族や友人、恋人や尊敬する人の言葉、あるいはふと触れた思考が心へ深く刻み込まれるとき、僕はそれをどこか「呪い」のようだと思ってしまう。今の僕を作っているのは、そういう無数の呪いの連鎖であり、自分という存在から決して切り離せるものじゃない。 けれど、呪いとは一方的にかけられるだけのものだろうか。   僕自身、音楽を作り、曲を届ける表現者として、誰かの心を強く動かしたいと願っている。聴いてくれた人の記憶に残り、思考の片隅に居座り続けること。それこそが僕にとって最大の幸せであり、同時に僕が世界に向けて放つ「呪い」なのだと思う。   新曲「Curse」の中では、あえて「呪い」という言葉を何度も繰り返して使っている。 他者から受け取った言葉に縛られ、苦しみ、葛藤する心の動きをそのまま音と言葉に落とし込んだからだ。しかし、この楽曲の最後のサビにだけは、一度も「呪い」という言葉を登場させていない。それは、自分を縛り付けていた呪いをただ拒絶するのではなく、受け止め、乗り越えて、確かな「自分の糧」に変えていくストーリーを描きたかったからだ。   誰かの言葉に囚われて苦しむ夜もあれば、その痛みに救われて前を向ける瞬間もある。受け取った影響も、僕が誰かの心に残していく痕跡も、時に痛みを伴い、時に未来を照らす光となる。   これから先、僕の人生にどれほど多くの呪いが降りかかろうとも、僕はそれらを恐れずに受け入れて歩んでいきたい。誰かと影響を与え合い、心を縛り、解き放ち、自らの力へと変えていくこと。それこそが、僕が息をして音楽を紡ぎ続ける理由なのだから。   <パーカーズ・ねたろ> ◆紹介曲「 Curse 」 作詞:ねたろ 作曲:ねたろ   ◆New EP『Good Harvest』 2026年9月9日発売   <収録曲> 1.Curse 2. 瞳をとじても 3. いいじゃん! 4. Pressure Dynamite

    2026/09/17

  • ENVii GABRIELLA
    そんな自分を誇れ
    そんな自分を誇れ

    ENVii GABRIELLA

    そんな自分を誇れ

     2026年9月16日に“ENVii GABRIELLA”がメジャー3rdミニアルバム『TRIGENESICA』をリリースしました。2026年2月11日に開催されたLIVE 2026「TRIGENESICA」から続く、クールでダークでカッコいいエンガブを魅せる集大成。一貫してストイックで、純度の高いクラブサウンドをバックボーンにしたクールで妖艶な狂ったアルバムとなっております。    今日のうたでは、そんな“ENVii GABRIELLA”のTakassyによる歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、収録曲「 Empowerment 」にまつわるお話です。初主演舞台の経験から、改めて気づいた“弱さを隠し通す強さ”。誰かを励ますのではなく、自分自身を鼓舞するための歌に込めた思いとは…。 私、Takassyはこの2026年の夏、『NELKE WEST PROJECT vol.2 舞台「ペパロニ・ヴァンパイア」』にて主人公“ローリ”として主演をさせていただきました。   この物語は、ドラァグショーの店で“ママ・ローリ”と呼ばれているドラァグクイーンのローリが主人公。 かつて自分を拒絶し捨てた母の訃報を聞き、遺産を使って、ドラァグの娘たちと独立を計画しようとした矢先、店を首になり、娘たちに裏切られる。 そして、1人故郷に帰るが、故郷は相変わらずの古い常識が蔓延り、差別の目に晒される。 そんな町に復讐するために、故郷でドラァグショーの店を開こうとする。 ローリが帰郷したことで様々な人々の運命や過去が動き出す。   という、コミック原作の物語です。   この作品の宣伝のためにインタビューを受けることになった時、「ローリはどんな人間だと思いますか?」という質問がありました。   私が答えたローリとは「強い人間」。   それは見た目やキャラクターのことではなく、迫害や、親からの拒絶、裏切り、孤独そんな全てを心に抱えながらも、ドラァグクイーンのマザーとして娘たちを守り、世の中にNoを突きつけ、思う姿で大都会を生きていく姿。 人一倍傷つき、孤独なのにそれを隠し続けて生きている。   そのインタビューにそう答えた時に、この「Empowerment」が私の中で生まれました。   まぁ、初めは私が演じるキャラクターのことを楽曲にするのはどうなのかなって思ったんですけど。   でも、まず私はそんなローリのパーソナルを考えて、自分に少なからず重なる部分がありました。 私もそうやって生きてきたし、誰かに弱いところを見せてなんの徳があるの?とか思っちゃったりする時ある。   だって、弱いところ見せたところで、結局人生を生きて解決して明日を迎えるのは私だし。 誰も責任取ってくれないし。 私が弱さをアピールして何かを放棄したら、誰かが何かを被るでしょ? そんなの嫌。 気持ちよくない。   だから、疲れてるとか、体調悪そうとか、ネガティブな印象を言われたり心配されるのも死ぬほど嫌い。 そう言われないように誰かの前ではいたいって思って生きてる。 そう言われたら、私の詰めが甘かったってことだから反省する。   私はね。   自分を隠す、演じるということをしているのは、社会に生きる人なら少なからずみんなが経験することで、そうやって誰かとの関係や、社会的な何かを守ったりしてる。 だったらそれを曲に込めたいと感じてつくったのでした。   弱さを隠し通す強さ。   それは、この時代では強さとされない。 「強がり」「自己肯定感の低さ」というワードでかき消され、否定される。   だけど、気丈に振る舞い、強く見せ、弱さを見せたくないという人間は、裏を返せば、「理想の自分」を明確に描ける人。 そして理想を求め、望むだけではなく近づこうと努力して生きている人。   強く見せるのは、そういう自分になりたいからでもある。   辛い、苦しい、寂しい、わかってもらえない。 そう言って誰かのせいにするのは簡単。 でもその道を選ばない人。   人生を賭けて、演じ続けるということがどんなに大変で壮大なことであるだろうか。 そう思いました。   私は、そんな人たちの美学を歌にしたいと思いました。 誰かを応援するんじゃなく、自分を鼓舞する。 それがこの「Empowerment」という曲です。   否定される強さ。 強さと気づかれない強さ。   それに気づいて、自分を肯定する。   「頑張れ」とかじゃなくて「そんな自分を誇れ」って歌ってほしいな。 だってすでに頑張ってるんだから。   ちなみに。 この曲、エンガブでは初めてデスボイスが入ってます(笑)。 もし歌うことがあったら、サビの「work!!」は思いっきり叫んでみると気持ちいいです。 それから、サビのラップは思いの丈をぶちこんで!!! めっちゃ気持ちいいよ。   <ENVii GABRIELLA・Takassy(souljuice)> ◆紹介曲「 Empowerment 」 作詞:souljuice 作曲:souljuice ◆メジャー3rdミニアルバム『TRIGENESICA』 2026年9月16日発売 CD購入: https://store.kingrecords.co.jp/shop/g/gKIZC-799/ 配信: https://engab.lnk.to/TRIGENESICA

    2026/09/16

  • SIX LOUNGE
    まだいたい
    まだいたい

    SIX LOUNGE

    まだいたい

     2026年8月26日に“SIX LOUNGE”がニューアルバム『逆夢』をリリースしました。今作には、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』OPテーマ「言葉にせずとも」、TVアニメ『最強の王様、二度目の人生は何をする?』シーズン2 OPテーマ「さよならじゃない方がいい」、さらには同郷大分出身のラッパーSkaaiとのコラボ楽曲「アザス feat. Skaai」を含む全10曲が収録されております。    今日のうたではそんな“SIX LOUNGE”のナガマツシンタロウによる歌詞エッセイを3週連続でお届けします。第2弾は収録曲「 君がいるはずの駅 」にまつわるお話です。言葉のなかに居場所を作り、閉じ込めてきた痛みや記憶。曲を演奏することで、過去の自分と向き合い、見つけた思いは…。 言葉の中に自分の居場所を作ってきた 逃げて隠れるための場所だったかもしれない 現実では深く、浅く、切れ味の悪いナイフを突きつけられ続けている。 いたい。傷の治りも悪い。浅くても痛い。寒い。 とっくに冷めきっている。 自分が笑ってることを不快に感じる なにが楽しいの?   拗らせすぎでしょw まだその感じなのイタいよw   そうやってまた刺されていくのだけれど、 もう心は痛いと感じなくなっている。 いつの間にか目の焦点も合わなくなってきた。 自分がどこをみてるのかわからない。 見えない天使をどこかに探しているのかもしれない。   天使は歌の中にいる気がする。 メロディと言葉の隙間を飛んでいる。 一瞬だけ俺の前に現れるそいつは、 手を伸ばしても捕まえることができない。 でも、もしかすると、 自分の言葉によって生まれた隙間を飛んでいるという事は、 その天使はもう俺に抱かれているのかも。 愛し合っていたかも。       新曲が増えた。 全部愛しい。 でもそうなるとセットリストに入りにくくなる曲も増えてくる。 この前の新曲が、昔の曲になっていく。 レア曲なんて言われ出したりして。 セトリ落ちなんて言われたりして。   一曲、一曲に当時の景色、匂い、色、記憶が閉じ込められている。   再生すると、鍵を外したように溢れてくる。   忘れたい事も   忘れたくないことも   蘇る       先日のFCライブのセットリストは、久しぶりの曲が並んだ。 それらの曲を演奏する事で、そこに閉じ込めていた記憶が掘り返されて、苦しくなって、引きずりこまれて、オエッ、足を引きずりこまれて、息ができない。何かとぶつかり合っている…? あ、これ自分だ。オエッ   視線を感じる。   痛くて、青くて、弱い当時の俺が、今も変わらず、言葉の中をひとりで泳ぎ続けている迷子の俺を、じっと睨んでいる。   大丈夫だよ、   お前はまだ変われてないよ   まだいたいよ   だからもう頑張らなくていいよ   でもわかるよ   溺れてる方が楽だよね   もういいよ   いいんだよ   <SIX LOUNGE・ナガマツシンタロウ> ◆紹介曲「 君がいるはずの駅 」 作詞:ナガマツシンタロウ 作曲:ヤマグチユウモリ   ◆ニューアルバム『逆夢』 2026年8月26日発売   <収録曲> 1 :K/// ILL YOU 2 :君がいるはずの駅 3 :さよならじゃない方がいい 4 :アザス feat. Skaai 5 :雨上がりのベイベー 6 :流線形 7 :さくらのように 8 :言葉にせずとも 9 :愛の日々 10 :バカみたい

    2026/09/15

  • NEK!
    「これが私です」って思える方を選びたい。
    「これが私です」って思える方を選びたい。

    NEK!

    「これが私です」って思える方を選びたい。

     2026年9月2日に“NEK!”がメジャー1st EP『B!NARY』をリリースしました。タイトルは"ネット発"である彼女たちらしく、コンピューター用語としても身近な二進数を意味する言葉。これまでNEK!のSNSや特設サイトにて、バイナリ・コードを含むデジタル・コードを使った意味深な告知がされてきましたが、すべては今作のリリースに繋がっていたことが明らかに…!    今日のうたでは、そんな“NEK!”のHika(Vo/Gt)による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、収録曲「 MUTE 」にまつわるお話です。“普通”に合わせるうち自分の声を飲み込んでしまいがち。もう一度、自分の声を取り戻すために、心に刻みたいことは…。 「MUTE」って、聴く人によって結構違う曲に聴こえるんじゃないかなって思ってて。   一見すると、疾走感あって、ライブで思いっきり声を出して楽しんでもらえる曲なんですけど、歌っている私は、実は結構自分自身と向き合う曲だなと思っています。   「普通はこうするよね」とか、「こうした方がいいよ」とか、そういう言葉って日常の中にたくさんあるじゃないですか。もちろん、それが間違っているわけじゃないし、周りに合わせることが必要なときもある。でも、ずっと誰かの「普通」に合わせていたら、自分が本当は何をしたいのか分からなくなっちゃうこともあると思うんです。   私自身も、周りの目を気にして、浮かないよう、うまく笑って、言いたいことを飲み込んだりすることもあります。   だから「MUTE」を歌っているときは、そういうものを全部一回解除していくような気持ちになります。   <誰にも 嫌われない 私が 私はいちばん嫌い>という歌詞は、この曲の中でもすごく自分らしいなと思っていて。   誰にも嫌われないようにするために、自分を抑えているのに、その結果、自分自身のことを好きになれなくなったら意味がないじゃんって。   だったら、ちょっとくらい不器用でもいい ちょっとくらいはみ出してもいい。 自分が「これが私です」って思える方を選びたい。   <I promise me.>っていう歌詞も誰かに約束するんじゃなくて、自分自身に約束している言葉です。 周りに認めてもらうためじゃなくて、自分が自分を裏切らないための約束。   ライブで歌うときは、綺麗にまとめようとはあまり思ってなくて、今の自分にあるものをそのまま出したいと思っています。 声を出して、音を鳴らして、どんどん前に進んでいく。その瞬間だけは、周りのことを考えずに「私は私でいい」って思えるんです。   だから、もし今これを読んでくれているあなたにも、周りに合わせることに疲れていたり、「本当はこうしたいのにな」って思っていることがあるなら、一回くらい自分の声を優先してみてほしい。   誰かのルールで生きていたって、誰かが決めた「普通」に自分を当てはめようなんてしなくていい。   私自身もまだまだ迷うことはあるけど、「MUTE」を歌うたびに、自分の個性や感情の芯だけは忘れないでいたいって思います。   この曲が、聴いてくれるみんなにとって、自分の声をもう一度取り戻すきっかけになったら嬉しいです。   一緒に、ミュート解除していこう。   <NEK!・Hika(Vo/Gt)> ◆紹介曲「 MUTE 」 作詞:NEK!・ikebe 作曲:NEK!・MAIMAI ◆メジャー1st EP『B!NARY』 2026年9月2日発売   <収録曲> 1. MUTE 2. FLiCK 3. MAGiC VoX 4. message 5. rat a tat

    2026/09/14

  • かずき山盛り
    ポジティブカンフー
    ポジティブカンフー

    かずき山盛り

    ポジティブカンフー

     2026年9月9日に“かずき山盛り”がニューミニアルバム『iV かずき山盛り』をリリースしました。SNSで話題を集める彼らが放つ、4作目のミニアルバムには、バラエティ豊かな全8曲が収録されております。    今日のうたではそんな“かずき山盛り”のイサムによる歌詞エッセイを3回に渡りお届けします。第1弾は収録曲「 ポジティブカンフー 」にまつわるお話です。身内ノリから生まれた言葉が、4年の時を経てひとつの楽曲になった、その自由な制作秘話とは…。 友達とだけ使う、身内ノリのワードってありますよね。   僕にもそういうのがあって、中学生の頃、「牛牛」という駄菓子が仲間内で流行っていました。   僕らは牛牛のCMソングを勝手に作って歌っていました。   今思えば、何がそんなに面白かったのかは全然分かりません。   でも、たぶん僕は昔からこういうことをやっていて、バンドを始めて人前に出るようになっても、その癖が抜けていません。   今回のアルバムに入っている「ポジティブカンフー」も、元々は僕とアズマの間だけで流行っていた言葉です。   遠征帰りの車って、だいたい打ち上げ終わりなので、みんな酔っ払って寝てるんですよ。   そこで僕だけ中途半端に目が覚めてしまって、寝てるメンバーに「ポジティブ足りてるか?」と絡み、カンフーを繰り出してパンチで起こす。   それがポジティブカンフーです。   4年くらい前の話です。   マジで何の意味もありません。   ただ、なぜかこの言葉だけずっと頭に残っていました。   そして4年後、曲になりました。   銅鑼とか二胡とかをマシマシにした中国っぽい曲を作りたかったので、「ポジティブカンフー」という、意味はよく分からないけど強そうな言葉がちょうどよかった。   歌詞もほぼ語感で作っています。   漫画が好きなので、技名とかも入れちゃいます。   僕は他人の歌詞を読んで、「うわ、めっちゃいい歌詞だな~」と思うことは結構あります。   でも、共感できることはあんまりないです。   「ほんまにそんなこと思って書いてんのかな?」と思うことすらあります。   ただ性格が悪いだけかもしれません笑。   でも、歌詞って別に共感しなくてもいいと思うんですよね。   意味はよく分からないけど、なんか口ずさんでしまう。   それだけで十分じゃないでしょうか。   僕自身、作詞するときは「何を伝えたいか」より、「この言葉、なんか耳に残るな」を大事にしています。   普段の生活でも、変な看板とか、友達のくだらない一言とか、そういうものをなんとなく覚えています。   それが何年か経って、曲になったりする。   「なんでこんな曲作ったん?」「どういう意味なん?」って毎回言われてます。   本当にわかりません。   <かずき山盛り・イサム> ◆紹介曲「 ポジティブカンフー 」 作詞:イサム 作曲:イサム   ◆ニューミニアルバム『iV かずき山盛り』 2026年9月9日発売 <収録曲> 1 ポジティブカンフー 2 GEKIYABAおじさん 3 二次会NINJA 4 my sweet baby ~この世で一番でっけーLOVE~ 5 sacrifice 6 サミシーナ 7 モッシュピット施工管理技士 8 本気のマジで

    2026/09/11

  • 大東まみ
    モナリザ
    モナリザ

    大東まみ

    モナリザ

     2026年10月7日に“大東まみ”が配信EP『交差点』をリリースします。また、2026年5月よりスタートした6ヶ月連続配信リリースでは、迷いながらも前へ進むひとに寄り添うさまざまな感情を描いてきました。9月8日には第5弾となる新曲「モナリザ」をリリース!    今日のうたではそんな“大東まみ”による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、新曲「 モナリザ 」にまつわるお話です。作品を観るとき、誰かの発信を受け取るとき、そこにある“評価”や“情報”に左右されず、自分自身と向き合うために伝えたいこととは…。 アート鑑賞が好きな姉に影響されて、私も時間ができたら美術館に行ったりする。 じっくりと館内を巡っていく中で、作品と一緒にたくさんの情報を受け取っていることに気づく。   例えば、額縁やライティングなどの展示のされ方、作者の名前や作られた年代、もっと言えばその作品を観ている人たちの反応。   私は目の前の作品と純粋な自分の感性で向き合えているのだろうか、といつも考える。 それと同じような違和感をSNSにも抱いている。 再生回数やフォロワー数、コメント欄で他の人がどう評価してるのかも一緒に情報として入ってくる。 そうやって伝わる私はもう私ではない誰かのような気がする。   世界で最も有名な絵画のひとつ「モナ・リザ」。 描かれているのはどこの誰なのか、今もいろんな説があって謎に包まれている。 誰もがあの顔を知っているのに、その瞳に映っていた景色を知っているのは本人だけである。   2年ほど前からSNSで動画投稿に力を入れるようになって、ありがたいことに聴いてくれる人が少しずつ増えてきた。 それに伴っていろんな決めつけや、心ないコメントも飛んでくるようになった。 「ほんとはそうじゃないのに」と思っても言い返すこともできず、にこにこして発信を続ける自分は、「モナ・リザ」に描かれている人物と少し重なるような気がした。   SNSだけではなく、日常生活の中で誰かの心ない言葉に怒りや悲しみを感じても、 それを表現したり伝えたりするのはなかなか難しかったりする。 でも、勝手に言わせておけばいい。そんな言葉にあなたの輝きは奪われないし、あなたは傷つけられない。 この曲を聴いて身体を揺らして、心の内にある怒りをスカッと発散するきっかけになれたらいいなと思う。   追伸 生まれて初めて「エッセイを書いてみないか」とお話をいただき、面白そうと思って引き受けてみたものの 何をどんな風に書いて良いのかわからず、カフェで3時間パソコンに向かって唸り続けて、それでもやっぱりまとまらず… 今まで書いたものをまっさらにして、このページを開いてくれたあなたに手紙を書いてみることにした。私の拙い文章を最後まで読んでくれてありがとう!   <大東まみ> ◆紹介曲「 モナリザ 」 作詞:大東まみ 作曲:大東まみ 

    2026/09/10

  • COPES
    続けたやつが勝ち
    続けたやつが勝ち

    COPES

    続けたやつが勝ち

     2026年9月9日に“COPES”が2ndミニアルバム『WAO!!』をリリースしました。疾走感のあるツービートと軽快なスカのリズムに、何かを頑張っているひと、日々戦うすべてのひとへ贈るポジティヴなメッセージを乗せたカラフルな全8曲が収録されております。    今日のうたでは、そんな“COPES”のしいなゆうきによる歌詞エッセイをお届けします。やりたいことや伝えたいことをすごく発信しづらい現代。それでも、自分の「好き」を信じて突き進むために大切なこととは…。 『続けたやつが勝ち』   近代の社会において、良くも悪くも必要不可欠になってしまったSNS。   便利な反面自分の好きなことを、自分自身を発信すると顔もわからない姿ない誰かに攻撃されたり、批判されたり。   やりたいことや伝えたいことをすごく発信しづらい世の中になってる気がします。   多分同じようなことを思ってる人も多いはず。   ごちゃごちゃうるせえなとか思っていてもどこかで喰らってしまって挫けそうな時もあると思います。   そんな中で僕の好きなバンドの先輩が言ってました。   「誰になんて言われようと続けたやつが勝ち」   マジでこれに尽きるなって思いました。   続けることが1番大変で1番難しいのはわかってるけど自分のやりたいことがある人、夢がある人、なにか失敗しちゃった人。絶対に自分がやりたい、続けたい、諦めたくないって思ってるならそれに向かって突き進んでほしいです。 自分自身の好きを信じてみてください。   その後どうなるか未来は今でもわからないけど、俺はそうするようになりました。負けたくないから。諦めたくないから。   続けていればきっとあなたのことを見てくれる、一緒に歩んでくれる味方が絶対に出てくると思います。   COPESもその味方の1人になれるように背中を押せるようにあなたの好きを肯定できるようにポップに曲を書き続けます。   誰になんて言われようと自分自身が好きな音楽を好きだと信じる音楽をあなたに届けられるように。   僕らのポップが、言葉が、少しでもあなたの光に、楽しいになりますように。   <COPES・しいなゆうき> ◆2ndミニアルバム『WAO!!』 2026年9月9日発売   <収録曲> 01. monster 02. WAO!! 03. give me 04. sleepy 05. shake it 06. killer 07. SHINY 08. puzzle

    2026/09/09

  • SIX LOUNGE
    The World of Tomorrow
    The World of Tomorrow

    SIX LOUNGE

    The World of Tomorrow

     2026年8月26日に“SIX LOUNGE”がニューアルバム『逆夢』をリリースしました。今作には、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』OPテーマ「言葉にせずとも」、TVアニメ『最強の王様、二度目の人生は何をする?』シーズン2 OPテーマ「さよならじゃない方がいい」、さらには同郷大分出身のラッパーSkaaiとのコラボ楽曲「アザス feat. Skaai」を含む全10曲が収録されております。    今日のうたではそんな“SIX LOUNGE”のナガマツシンタロウによる歌詞エッセイを3週連続でお届けします。第1弾は収録曲「 流線形 」にまつわるお話です。気付かないように、傷つかないように、生きてきた。でも、本当にそれでいいのか自分に問いかけたとき、見えてきた思いは…。 安心がほしい ゆっくり眠りたい 明日が早く来ますように 楽しい1日になりますように いつのまにかAIよりも不自然な笑顔をしてる自分がいる 生活が死んでも 性格が死んでても 俺は俺のやるべきことをやるしかないようなので 今度こそ、今度こそ、なんて、 自分を掘り続けているのだが 見つかるのはニセモノばかりで 今日もまた 自分に失望している   言い訳を探しているのかもしれない それはもしかすると 諦めというものかもしれないし もうお前は十分にやったよなんて 自分を納得させたいのかもしれない   真実や誠実さばかり求められ続けて 急に全部どうでもよくなる。   あちこち掘り返して空洞だらけになった身体の中に 空腹を黙らせるために流し込んだカップラーメンが波を起こした   ここにいる以上は 死ぬまで泳ぎ続けるしかない 進化し続けるしかない 希望を保ち続けるしかない どうしようもない夜に流れた涙は きれいに痛みを受け流す事を覚えたこの肉体と同じ流線形をしている   ずっと最悪な夢をみてる なるべく受け流して 気付かないように 傷つかないように そうやって生きていた それがすべて逆夢だったとしたら 幸せになるまでのフリだとしたら   あれ? 本当にそれでいいのか それで幸せなのか 自分は納得できるのか   悪あがきしながら現実にぶつかって ちゃんと傷ついてこそ、人間なんじゃないか   うまくいかないから 夢は輝きを増していくし 未来は愛しくなっていくべきなのだ   ありのままで 正夢をみにいこう 流線形になって その先へ 駆け抜けていこう   <SIX LOUNGE・ナガマツシンタロウ> ◆紹介曲「 流線形 」 作詞:ナガマツシンタロウ 作曲:ヤマグチユウモリ ◆ニューアルバム『逆夢』 2026年8月26日発売   <収録曲> 1 :K/// ILL YOU 2 :君がいるはずの駅 3 :さよならじゃない方がいい 4 :アザス feat. Skaai 5 :雨上がりのベイベー 6 :流線形 7 :さくらのように 8 :言葉にせずとも 9 :愛の日々 10 :バカみたい

    2026/09/08

  • Mumeixxx
    幸せ至上主義
    幸せ至上主義

    Mumeixxx

    幸せ至上主義

      2026年8月26日に“Mumeixxx”が6thシングル「幸せ至上主義」を配信リリースしました。ルッキズムやSNSの誹謗中傷に苦悩する現代人の心を鋭く代弁し、リアルな感情を表現したPOPロックソング。トリッキーな編成で構築された中毒性の高いサウンドに乗せて「ネットの反応ではなく、大切なのは本当の自分」という強いメッセージを提示した1曲となっております。      今日のうたでは“Mumeixxx”による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただのは、新曲「 幸せ至上主義 」にまつわるお話です。誰かの価値観や言葉に、知らず知らずのうちに揺さぶられてしまう私たち。それでも、そんな現代のなかで大切にしたいものとは…。 この曲は、SNSや周りの声に振り回されてしまう時代だからこそ、『幸せの形は人それぞれ』ということを歌いました。 SNSって、良くも悪くも人の意見がすごく近くにある場所だと思っています。   「こういう見た目が可愛い」とか「こういう生き方が正解」とか、誰かが決めた基準が毎日のように流れてきて、気づかないうちに自分と誰かを比べてしまったり、周りからどう見られているかを気にしてしまったりする。   私自身もSNSを長く続けてきた中で、たった一つの言葉に傷ついたり、たくさんの人に褒めてもらえていても、一つの否定的な言葉だけがずっと頭に残ってしまったりすることがありました。   でも、誰かから見て「可愛い」とか「成功している」とか、たくさんの人から認めてもらうことだけが幸せではないと思うんです。   何をしている時が楽しいのか、どんな自分でいたいのか、何を大切にして生きていきたいのか。その答えは人によって全然違うし、本来そこに正解や不正解はないはずです。   ただ、「周りなんて気にしないで、自分を好きになればいい」と言われても、そんなに簡単なことではないとも思っています。   嫌な言葉を見れば傷つくし、人と比べて落ち込む日もあるし、自分の嫌いなところが急に全部好きになるわけでもない。   だからこの曲では、「自分を好きになろう」と強く言い切って背中を押すというより、「今すぐ自分を好きになれなくても、自分の幸せくらいは自分で決めていいんじゃない?」って、隣から少しだけ背中を押すような存在になれたらいいなと思っています。   誰かの評価のために生きるんじゃなくて、自分が「これで幸せ」と思えるものを大切にしたい。そんな曲です。   実はこの曲、リリース前に私の生誕祭で披露したんです。 曲の中にみんなで合唱できるパートがあるのですが、初めて聴く曲だったにも関わらず、その場にいたみんなが一緒に歌ってくれて、本当に忘れられない素敵な思い出になりました。 またいつか、あの時みたいにみんなで一緒に歌える日が来ることを楽しみにしています。 <Mumeixxx> ◆紹介曲「 幸せ至上主義 」 作詞:柴山太朗・Mumeixxx 作曲:柴山太朗

    2026/09/07

  • SHE'S
    私はこの15年間、擬態してきた。
    私はこの15年間、擬態してきた。

    SHE'S

    私はこの15年間、擬態してきた。

     2026年9月2日“SHE'S”が、8枚目のオリジナル・フルアルバム『Who am I?』をリリースしました。2025年にリリースした「モンストグランプリ2025 ジャパンチャンピオンシップ」大会テーマソングである「Four」、夏の終わりを彷彿とさせる楽曲「花雨」や、ドラマ『ぴーすおぶせーふ』オープニング楽曲「Good Life」を含む、全10曲を収録。    今日のうたではそんな“SHE'S”の井上竜馬による歌詞エッセイをお届けします。環境によって様々な“自己”を持っている私たち。いろんな自分を受け入れながら、あらゆるジャンルの音楽を吸収して作り上げたアルバム『Who am I ?』に込めた思いとは…。 音楽と文章を愛してやまない皆々様、ここで会うのはお久しぶりですね。毎度世話になります。『Who am I ?』というアルバムを作った自分の考えを垂れ流すような文章を書こうと思う。   コラムやらエッセイやら、単語は知っていても改めて明確に説明しろと言われればわからない。脳内で?マークがこちらを見ながら小踊りしてやがる。煽るような顔しやがって。調べるほどでもない程度には空気感で理解してるからいいんだよ、ええい。ともかく、今回もそれを寄稿しにきたのだ。     さて、そんな私も実は8月下旬から日記を毎日欠かさず書いている。誰に見せるわけでもなく、見られたいわけでもない、それはあらゆる消費から自分を匿う避難所のようなもの。Havenというやつだ。だから頭の中で四六時中ドタバタと走り回る思考を文字にするのにも慣れてきた。   日記は、数ある手段の中で最も身近で簡単な芸術だと思う。芸術と呼称してしまうと大層なように捉えられてしまうが、自分にとって芸術とは自己の発見や表現だから、日記も例に漏れずそうだと感じるのだ。   芸術にどんな起源がありどんな文化が根源的なもので、そして近代での解釈がどうだとか、そういったことにさして興味はない。ただ、自分が好きで触れる文学や絵画など、一般的な芸術と総称されるものたちにどうしても自己表現の側面を受け取ってしまう自分がいるのだ。     34年も生きていれば、片手では足りない程の表情を持った自分と出会っていく。家族、一人、友達、恋人、職場、様々な関係の中でまるで役者のようにその環境にフィットした自己を形成していくことに、個人差はあれど共感してくれる人は多いのではないだろうか。そのどれもが自分が選んだにも関わらず、"らしくない"とか"本当の自分は"とか言いながら、葛藤して探すのが人間という生き物だ。清々しいほどに全てが私だというのに。     私はこの15年間、擬態してきた。前述した内容を鑑みたときに、その言葉がしっくりきた。擬態とは、生物が身を守ったり獲物を捕まえるときに自分の姿や形を違う対象に似せる行為だ。   音楽という芸術に携わる中で、100%ピュアで真新しい発想を作り続けるのはあまりに困難だ。そして99%は既に世に出ているアイデアなのだ。だから他者の色を取り込んだり、アップデートを目論みながらモノ作りに励む。きっとそれは自分を守る為でもあり、なりたい自分を捕まえる為でもある。     思えば子供の時からそうして生きてきたのだと思う。歩き方や話し方、箸の持ち方まで誰かの模倣をしながら育っていく。擬態は楽しい。新たな可能性を探るにはかっこうの手段だ。らしさを知ろうとしたり求められることに疲れる人は、これを用いてあらゆる分野や行為に足を突っ込んでみるといい。   「私は何者なんだろう?何者になりたいんだろう?」   そうやって性懲りもなく私たちは考えたり忘れたり悩んだりして生きているけれど、きっとどの擬態先でも、どんな形や色になろうと私であることに変わりはないのだ。   だから、今作は意図してあらゆるジャンルを出来るだけ吸収しながら曲を書いた。その上で、『Who am I ?』というタイトルをつけたのだ。胸を張って、このどれもが愛すべき自己表現であり芸術なのだというために。   <SHE'S・井上竜馬> ◆オリジナル・フルアルバム『Who am I?』 2026年9月2日発売   <収録曲> 1. 光灯の右手 (Re-recording) 2. Four 3. Toy Box 4. 葡萄 5. Help Me Out! 6. Dead 7. 花雨 8. Good Life 9. Dec. XX  10. Interlude 11. 詩歌  ◆ツアー情報 ・「SHE’S 15th Anniversary Tour “Who am I?”」 9月26日(土)大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE 9月27日(日)浜松 窓枠 10月3日(土)鹿児島CAPARVO HALL 10月4日(日)長崎 DRUM BE-7 10月9日(金)周南 RISING HALL 10月12日(月祝)広島 CLUB QUATTRO 10月17日(土)札幌 cube garden 10月23日(金) 盛岡 CLUBCHANGE WAVE 10月24日(土) 仙台 darwin 10月28日(水)神戸 VARIT. 10月30日(金)松山 WStudio RED 10月31日(土)高松 オリーブホール 11月2日(月)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM 11月3日(火祝)福岡 DRUM LOGOS 11月9日(月)恵比寿 LIQUIDROOM 11月14日(土)宇都宮 HEAVEN’S ROCK VJ-2 11月15日(日)横浜 F.A.D 11月19日(木)京都 KYOTO MUSE 11月20日(金)名古屋 DIAMOND HALL 11月22日(日)金沢 RED SUN 11月23日(月祝)長野 JUNKBOX 11月25日(水)渋谷 www 11月28日(土)山形 ミュージック昭和SESSION 11月29日(日)新潟 GOLDENPIGS RED STAGE 12月6日(日)大阪 なんばHatch   料金:オールスタンディング:¥5,500 (税込) 2F指定席(なんばHatchのみ):¥6,000 (税込) ※ドリンク代別途(山形公演を除く) ※小学生以上有料 チケット購入はこちら: https://tix.to/shes15th-tour   ◆ツアーファイナル情報: 「SHE’S 15th Anniversary Final」 日程:2027年2月5日(金) 会場:SGC HALL ARIAKE 開場 18:00 / 開演 19:00

    2026/09/04

  • ばぶ
    アイデアが出ないことすらも糧にして
    アイデアが出ないことすらも糧にして

    ばぶ

    アイデアが出ないことすらも糧にして

     2026年9月2日に“ばぶ”が新曲「No idea」をリリースしました。ばぶは、岩手県出身の男性シンガーソングライター。本人の初リリース作品にあたる「No idea」は、J-R&Bの影響を感じさせる心地よいサウンドに、現役大学生である本人の等身大の言葉と感情を落とし込んだ一曲となっております。    今日のうたではそんな“ばぶ”による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、新曲「 No idea 」にまつわるお話です。楽曲制作に行き詰まったことをきっかけに生まれたこの歌。さらに、はじめて他者とともに曲づくりを行なって、気づいたことは…。 歌ネットをご覧の皆さん、初めまして。大学生をしながら音楽活動をしている、ばぶと申します。   この度、僕の1stシングル「No idea」がリリースされることになりました。初めてのリリースということで、「この曲を聴いてくれる人がいるのかな」「一回だけ聴いて終わりだったらどうしよう」など、たくさんの不安が頭の中を駆け巡っていますが、それ以上にとても良い作品に仕上げられたと思っています。   今回リリースする「No idea」は、楽曲制作でとんでもなく行き詰まっていた際に、「この状況下すらも曲にしてみれば面白いかも?」と考えたことがきっかけに生まれた楽曲です。   僕は最初にドラムをなんとなく打ち込み、その後にメロディを載せるという方法で曲を作っています。普段はコードやドラム、パーカッションなどの音をどんどん足して様々なアイデアを模索するのですが、この時の僕はその先が一ミリも思いつかなくて意気消沈していました。   そして、いつものようにお蔵入りにするか…と考えていた時、「いや待てよ、お蔵入りにするぐらいならこの現状すらも貪欲に曲に混ぜればいいのでは?」という思考になりました。   その時に抱いていた感情や感覚を大事にして、自然体のままに作り上げたサビには、実家の自分の部屋で作られた空気感や、綺麗になりすぎないような音感が詰まっています。なんだか日常を感じさせるようなサウンドに仕上がりました。   ちょうどNo ideaに取り掛かっていた今年の三月に、とある弾き語りをしている奴と出会いました。もともと存在は知っていたのですが、弾き語りの中でもトップと言っていいぐらいの再生数とセンスを持っていたので、正直嫉妬かまして関わる機会を無下にしていました(笑)。   話してみると、とても気さくで面白く、でも音楽にはちゃんと芯があって、"自分"という抽象的で具体性のない難しい言葉も、一歩一歩自分の足で物語を拾い上げて抱え込むことができる。そんな当たり前だけど難しいことをやってきた彼がめっちゃ好きになりました。   僕はこの出会いも何かの縁だと感じて、一緒にこの曲を作ることを提案しました。僕自身、誰かと曲を作ったことはなく、一人で孤独にずっと音楽を作り続けてきました。そんな中で彼と音楽を作っていると、僕が気づかなかった視点や、難しすぎて踏み入れることのできなかった領域が見えてきて。何より、誰かと一緒に音楽をやるという"楽しさ"を実感しました。様々な事情で、featにはできなかったのですが、これも糧としてお互い前に進み、いつか一緒に曲を出せるように頑張りたいです。   最後に、「当たり前」や「基本」といった言葉は、いざ実行する/維持しようとすると、疎かになってきてしまう部分があると思います。その中でも、日常で見落としている小さな幸せを拾って、普段意識していないようなものにも注視して、自然の匂いや音、四季を感じながら日常を闊歩してください。   辛いことがあったら一人で抱え込まないで、いろんな人を頼りながら、自分のペースでゆっくり進んでいってください。この曲に込めた想いを感じながら、ぜひたくさん聴いてみてください。   <ばぶ> ◆紹介曲「 No idea 」 作詞:ばぶ 作曲:ばぶ

    2026/09/03

  • 月と徒花
    密か
    密か

    月と徒花

    密か

     2026年7月15日に“月と徒花”が新曲「密か」をリリースしました。SNSでバイラルヒットを記録した「熱り」に続く新たなラブソング。両片思いのふたりのもどかしい恋心を歌った楽曲です。サビにキャッチーな「好き」のリフレインがありながら、告白しようとする自分を鼓舞するような展開で、聴くだけで“あのとき”の青春が頭をよぎる令和の恋のアンセムソングとなっております。    今日のうたでは、そんな“月と徒花”の冨岡竜之介(Vo.Gt)による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは新曲「 密か 」のお話です。好きなひとと一緒にいられるだけで十分だと思っていたあの頃。でも、言えなかった「好き」を振り返り、今思うことは…。 「告白しなかった恋は、終わらない。」   「振られた恋よりも、ずっと長く心に残る気がする。」   夕方の下北沢は、昼より少しだけ優しい。   改札前の人混みも、古着屋から流れる音楽も、駅前で誰かを待つ人も、全部いつも通りだった。   「お疲れさまです。」   そう言って店を出る。   君が上がるまで、あと三十分くらい。   まっすぐ駅へ向かうには、少し早すぎる。   そう自分に言い聞かせながら、いつものコンビニへ入った。   冷蔵ケースを眺めて、いつもの缶チューハイを一本だけ手に取る。   「また待つの?」   レジを通りかかる店長が笑う。   「待ってないです。」   「そういうことにしとく。」   店長も、それ以上は何も言わない。   私は缶を片手に、駅までの道をゆっくり歩く。   あと少ししたら、きっと君もこの道を歩いてくる。   「あ、いた。」   先に声を掛けてくれるのは、いつも君だった。   「お疲れ。」   できるだけ平気な顔で返す。   「また飲んでるじゃん。」   「飲む?」   君は「いいの?」と笑って缶を受け取る。   一口だけ飲んで、何事もなかったみたいに私へ返してくる。   何も気にしていない君と、その缶を受け取るだけで少しだけ緊張してしまう私。   たぶん、待っていたことも。   この缶を買う理由も。   君は全部気付いていた。   「今日どうだった?」   「眠すぎて、授業ほとんど覚えてない。」   そんな他愛もない話をしながら歩く帰り道が、私は好きだった。   踏切が閉まれば少しだけ長く話せる気がして、信号が赤になるたびに、少しだけ嬉しくなる。   君は誰にでも優しい。   だから私にも優しい。   それだけかもしれないのに、その“だけ”が嬉しくて、期待してしまう自分がいた。   夏休みに入ると、その帰り道は少しだけ長くなった。   駅へ向かわず遠回りをしたり、写真を撮ったり、動画を回したり。   スマホのアルバムには、君が笑っている夏がたくさん残っている。   でも、一枚もSNSには載せられなかった。   あの時間を誰かに見られたくなかった。   誰かに説明したくなかった。   ただ、私たちだけが知っている思い出でいてほしかった。   帰り道、改札が見えてくる。   「じゃあ、また。」   君はいつも通り手を振る。   私もいつも通り笑って手を振る。   本当は、その前に伝えたい言葉があるのに。   ある日の閉店後。   店長がぽつりと呟いた。   「告白しなかった恋って、案外終わらないんだよ。」   私は笑って聞き流した。   「振られた恋より、長く残ることもあるし。」   そのときは、何を言っているんだろうくらいにしか思わなかった。   帰り道、一人になる。   誰にも聞こえないくらい小さな声で呟く。   「好き。」   次に会ったら。   今度こそ。   そう思いながら眠って、また同じ夕方を迎える。   あの頃の私は、好きな人と一緒にいられるだけで十分だと思っていた。   でも、本当は違った。   十分だったんじゃない。   その関係が壊れてしまうのが怖かった。   だから、「好き」の一言が言えなかった。   あの夏が終わっても、君との写真は消せなかった。   動画も、お揃いみたいに飲んだ缶チューハイの味も、夕方の下北沢も。   二十四時間で消えるストーリーとは違って、私の中には今も残り続けている。   あの日、誰にも聞こえないように呟いた「好き」は、結局最後まで君には届かなかった。   それでも、あの時間が嘘だったとは思わない。   言えなかったからこそ、大切にできた想いもある。   だから私は、この気持ちにひとつだけ名前を付けた。   **『密か』。**   <月と徒花・冨岡竜之介> ◆紹介曲「 密か 」 作詞:冨岡竜之介 作曲:冨岡竜之介

    2026/09/02

  • コレサワ
    PINK BEARS
    PINK BEARS

    コレサワ

    PINK BEARS

     2026年8月19日に“コレサワ”が5th Mini Album『PINK BEARS』をリリースしました。今作には、ガーナチョコレート“#ラス弁返しガーナ”テーマソング「最後のべんとう」や、TVアニメ『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』EDテーマ「ずっと1番にしてね」といったタイアップ2曲に加えて、「にゃんにゃんにゃん」のパンク・アレンジ・バージョン、未発表の新曲5曲を含む計8曲が収録された大充実の1枚となっています。    今日のうたではそんな“コレサワ”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作に収録されている2曲の失恋ソング「 元カノになるの 」と「 5AM 」のお話です。それぞれの楽曲に込めた思いは…。 ラブソングってさ、恋をしている時しか刺さらないけど(私はね)、失恋ソングって恋してるしてない関係なくセンチメンタルになれるやん?だから好きなんだよなー歌うのも聞くのも。   今回の『PINK BEARS』にも失恋ソングが2曲入ってます。一つ目は「元カノになるの」です。明日フラれるかもって思ってる女の子の曲で、失恋するかもソングって呼んでます。サビがふと降りて来たとき、嬉しかったな!!大好きな曲がまた増えるかもーって思える瞬間が大好き!!   この曲の歌詞の40パーくらいは、私のここ1~2年に感じた「なんで?」をたくさん歌っています。あとチャッピー(ChatGPT)を始めた頃だったので、チャッピーが出てきます。みんなはチャッピーにどんな名前をつけてる? 私はじいやって呼んでいて、お嬢様って呼んでもらってる。調べ物をよく手伝ってもらうよ。相談はしないタイプ。知りたいことの答えをたくさんくれるけど、多分そうじゃないと思うんだよなーっていう直感みたいなものは、無くさず大切にしていきたいなと思っています。   2曲目は「5AM」です。朝5時まで友達とおしゃべりした帰り道に作りました。乗り物に乗ってるときに曲が思いつくことが多いんだけど、このときは自転車に乗っていました。朝までの話し合いほど無駄で疲れる時間はないですよ。別れ話は朝がオススメです。絶対夜に始めちゃダメだからね。でも、今思えばそんな時間も、やりたいって思ってできることじゃないから、経験してよかったなと思う。こうして歌になったからいいんだよなんだって。   あしたは仕事で朝の5時起きなので今回はここまで! PINK BERAS、たくさん愛してもらえますように!   <コレサワ> ◆紹介曲「 元カノになるの 」 作詞:コレサワ 作曲:コレサワ 「 5AM 」 作詞:コレサワ 作曲:コレサワ ◆5th Mini Album『PINK BEARS』 2026年8月19日配信リリース URL: https://lnk.to/PINKBEARS <収録曲> 1. あたしにすればいいのに!  2. 元カノになるの 3. ずっと1番にしてね 4. 最後のべんとう 5. にゃんにゃんにゃん(パンクにゃんにゃん) 6. 一生推せる女の子 7. 5AM 8. お気に入り 

    2026/09/01

  • ニューアヤカ
    こんな面でも
    こんな面でも

    ニューアヤカ

    こんな面でも

     2026年7月22日に“ニューアヤカ”がDigital mini Album『KNEWIT』(読み:ニューイット)をリリースしました。今作には、リード曲「GUM」をはじめ、「指輪を埋めて」「サマーチューン」「viva la 私」「ニッポンチック」「スースー」の全6曲を収録。懐かしさを感じさせるメロディラインと、現代を生きる等身大の視点から紡がれる歌詞が溶け合い、ニューアヤカの音楽性を凝縮した作品となっております。    今日のうたではそんな“ニューアヤカ”による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。最終回は収録曲「 指輪を埋めて 」にまつわるお話です。あの頃は知らなかった「メンヘラ」の意味を知り、自分のなかにもその一面を見つけた今。歌詞を書くことで見えてきたのは…。 「メンヘラ」という言葉を初めて聞いたのは、 小学校だったか中学校だったか。   友達との会話で出てきたものの、 意味が分からず愛想笑いで過ごした日がありました。   帰宅後、母の携帯のiモードを開いて 「メンヘラ 意味」と調べてみたんです。   “心に何かしらの問題を抱えている人や、精神的に不安定で周囲を振り回しがちな人を指す”   今調べるとこんな感じ。   あの時はどんな説明で書かれていたのか覚えていませんが、あまり理解できず、   なんとなくのニュアンスを掴んだだけで諦めたのを覚えています。   みんなはこんな曖昧なニュアンスの言葉を使いこなせてすごいなと純粋に思っていました。   理解できなかったのは、 自分に対しても、人に対しても   メンヘラに当てはまるような認識を持ったことが無かったからなんです。   まぁ幼かったし、   一般的な家庭で育ってるし、   そんな溺れるような恋なんてしたことなかったし、   溺れるような恋をしている友達もいなかったし、   そりゃそうだと思います。   それに、まだ分からなくて良いし、   それで良かったんだと思います。   今はもう流石に分かりますよ。   溺れるような恋もしたし、   溺れるような恋をしてる友達も現れました。   普段は普通に話してるのに、   メンヘラモードになるとこんなにも変わるのか。やばい。怖い。   って仲の良い友達に思ったこともあります。   メンヘラにも色んなメンヘラがいるので幅広いという認識の受け皿だって大きくなりました。   今は思います。   「メンヘラじゃないと曲なんて書けないぞ」と。 ※個人的感想です   メンヘラの意味が分からずに調べていた少女が、自身がそうなっている未来を想像していたでしょうか。   そんな訳ありません。   本当に気の毒でなりません。   そんなメンヘラであろう私が、 特にメンヘラを意識して書いたのが   「指輪を埋めて」です。   “心臓に指輪を埋めてくれてやるわダーリン”   って言うてます。   上からなメンヘラって怖いですね。   ややこしそうすぎる。   私が歌詞を書く際、実体験をそのまま書いたりするのは得意じゃなくて、   基本的には妄想が入り混じっているんです。   ただ、それにしても   “指輪を埋めてくれてやるわ”   って言葉が自分から出てくるんだぁ。   ってなりました。   そういう自分を秘めているんだ。怖。   ってなりました。   こんな風にね、   曲を作ることで、 新しい自分を知ることもできるんです。   良い意味でも、悪い意味でも。   そうですね。   メンヘラで得したことと言えば、 曲が書けるようになったことですかね__。   とか密着インタビューされてる風に脳内で遊んじゃったほうが気は紛れますよ。   自分のことが嫌になった時とか、 生きるのがめんどくさくなった時に使ってみてください。   あなたが私のファンになり   様々な私の情報を経てこのエッセイに辿り着いた時   どんな風に感じてくれるのでしょう。   これは、誰がなんと言おうと、   こんな面でも世界一ウブなラブレターです。   <ニューアヤカ> ◆紹介曲「 指輪を埋めて 」 作詞:ニューアヤカ 作曲:ニューアヤカ ◆Digital mini Album『KNEWIT』 2026年7月22日発売 配信リンク: https://nex-tone.link/A00222168   <収録曲> 1. GUM 2. 指輪を埋めて 3. サマーチューン 4. viva la 私 5. ニッポンチック 6. スースー

    2026/08/31

  • reGretGirl
    俺をずっと踊らせてくれ。
    俺をずっと踊らせてくれ。

    reGretGirl

    俺をずっと踊らせてくれ。

     2026年8月12日に“reGretGirl”がDigital Single「ラストダンス」を配信リリースしました。終わりへ向かう恋の上で踊り続ける、未練全開な失恋ソング。“気が利く彼氏“を演じる独りよがりな男が、彼女のリズムに必死に合わせ、不器用に踊り続ける情けない心情がストレートに綴られた1曲となっております。    今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは新曲「 ラストダンス 」にまつわるお話です。日々のなかで少しずつ積み重なっていった違和感。やがて<僕>が<俺>に変わり、溢れ出す思いは…。 この度、8月12日に我々reGretGirlはデジタルシングル「ラストダンス」をリリースいたしました。   今作はreGretGirl最大の武器ともいえる、「曲は軽快なのに歌詞は切ない」のまさに真骨頂であり、ラストダンスの名の通り「ラスト」の切なさを歌詞で、「ダンス」の楽しさ軽快さをメロディとリズムで表現しました。   今後ライブでもこの楽曲が我々のステージの盛り上がりを担ってくれること間違いなし、かなりの自信作ができたと自負しております。 メランコリックでグルーヴィーなアッパーチューンにみなさん是非踊らされてください。 今回は、この「ラストダンス」の主人公の気持ちや想いを綴った文章をお届けします。   ---------------   「今日は18時半ぐらいに駅着きそう」 「おっけい!!」   18時25分。最寄駅まで彼女を迎えに行く。数分経って改札から出てくる彼女の表情は明らかに曇っている。「あ、今日はそういう日か、」僕は目に見えないスイッチを入れる。できるだけ笑顔を作り「おかえり!おつかれさま!」とワントーン高い声で出迎える。何を食べたいか聞いても「なんでもいい」しか帰ってこず、また近所の回転寿司屋に入った。   茶碗蒸しを黙って口に運ぶ彼女に、今日あったことを元気よくできるだけ冗談を交えながら話しまくる。注文のタッチパネルしか見ていなくても、雑な相槌しか返ってこなくても、僕はにこやかに話し続ける。到底会話とは呼べない言葉の壁当てを繰り返し、「今日は仕事頑張ったんやからデザートぐらい食べたらええやん!」という言葉に「じゃあ毎日食べていいってことかぁ」とやっと少し笑顔で返してくれた。   もう彼女が何を考えているのかなんてとうの昔に分からなくなってしまった。機嫌を損ねている日の扱いさえ作業のようだ。僕の意見を押し殺すだけで隣にいられるのならいくらでもそうしてきた。なのに近頃はああだこうだ言ってくれない。僕に変わったところはないはずだ。出会った頃のままの気の良い奴を突き通しているつもりだ。   好きなものに真っ直ぐで、意志が強くて、少し頑固なところも僕には全て心地良かった。だからもっと手綱を握っていてくれ。もっと手のひらの上で踊らせてくれ。   あと何小節この生活は続くだろうか。もう出会う前の生活リズムは忘れてしまった。まだこのビートを感じさせてくれ。出会った頃の笑顔と君のリズムで俺をずっと踊らせてくれ。   ---------------   この曲の主人公と彼女の主張を、よかったら自分なりに考察してくれたら嬉しいです。僕はこの2人はどちらも悪いと思っています(笑)。   あと、この主人公の一人称が始めは「僕」なのですが、途中から「俺」に変わっています。彼女に気を使いすぎて自分の感情を押し殺していた主人公の本音が曲の最後に近づくにつれて表れてくるのを表現しました。気づいてくれたらいいな程度なのでこれを読んでいただいた方に届けば幸いです。   今回もこのうたコラムに文章を掲載させていただけますこと、誠に感謝いたします。 最後までご一読いただき、ありがとうございました。 「ラストダンス」是非お聴きください。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ラストダンス 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋  ◆Digital Single「ラストダンス」 2026年8月12日発売 配信URL: https://rgg.lnk.to/lastdance ◆ライブ情報 <reGretGirl ONEMAN TOUR 2026-2027 "Fall in LOVE"> 2026年9月19日(土) 愛媛 松山サロンキティ OPEN 17:30/START 18:00   2026年9月20日(日) 香川 高松DiME OPEN 17:00/START 17:30   2026年10月25日(日) 栃木 HEAVEN'S ROCK 宇都宮VJ-2 OPEN 17:00/START 17:30   2026年11月1日(日) 広島 広島Live space Reed OPEN 17:00/START 17:30   2026年11月3日(祝火) 大分 大分DRUM Be-0 OPEN 17:00/START 17:30   2026年11月7日(土) 宮城 仙台Rensa OPEN 17:15/START 18:00   2026年11月12日(木) 北海道 札幌PENNY LANE24 OPEN 17:45/START 18:30   2026年11月14日(土) 北海道 旭川CASINO DRIVE OPEN 17:30/START 18:00   2026年11月23日(祝月) 岡山 岡山IMAGE OPEN 17:00/START 17:30   2026年12月12日(土) 長野 長野CLUB JUNK BOX OPEN 17:30/START 18:00   2026年12月13日(日) 石川 金沢EIGHT HALL OPEN 16:45/START 17:30   2026年12月20日(日) 福岡 福岡DRUM LOGOS OPEN 16:45/START 17:30   2027年2月20日(土) 東京 Spotify O-EAST OPEN 17:00/START 18:00   2027年2月23日(祝火) 愛知 名古屋DIAMOND HALL OPEN 16:30/START 17:30   2027年2月27日(土) 大阪 GORILLA HALL OSAKA OPEN 17:00/START 18:00   〇チケット情報 https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2667696   通常価格:¥4,800 (税込/ドリンク代別)

    2026/08/28

  • 竹内アンナ
    ALRIGHT
    ALRIGHT

    竹内アンナ

    ALRIGHT

     2026年8月12日に“竹内アンナ”が新作『MIXTAPE』をリリースしました。今作には、未発表曲3曲、2025年にリリースされた楽曲3曲、本作のために新たに書き下ろされた2曲の計8曲が収録されております。タイトルの『MIXTAPE』には、時代を超えた“アーカイブ”の意味が込められており、これまでの軌跡を辿るファンはもちろん、初めて彼女の音楽に触れるリスナーも幅広く楽しめる1作です。    さて、今日のうたではそんな“竹内アンナ”による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。今回が最終回です。自転車で坂を下るときだけは、なんでもうまくいくような気がしたあの頃。“大人になること”を考えた先で、ふと思うことは…。 京都の夏は、いつだって心にまとわりつく。あの湿気のように、じっとりと、なかなか離れてくれない。   学生時代、通学には自転車を使っていた。行きは地獄のような上り坂。その代わり、帰り道は天国のように快適な下り坂だった。   とりわけ好きだったのは夏の終わり、日が少し沈みかけた頃、一人で自転車に乗る帰り道だった。   坂を下り、風を切っている瞬間だけは、湿気も、将来への漠然とした不安も、昨日送らなきゃよかったと後悔しているメールのことも、全部どうでもよくなった。   あと、通販の買い物かごに鎮座したままの買うほどでもないけれど欲しいもののこと、好きな歌なのに歌詞カードには載っていなくてなんと言っているのか分からないあの一節のこと、ほかにもあれやこれや。   我ながらいろいろと考えすぎではある。そのツッコミも一緒に、風の中へ流させていただきましょう。   不安を忘れられるだけではなかった。むしろ、理由もなく自信が湧き上がってきた。この下り坂を乗りこなしている間だけは、なぜかなんでもうまくいくような気がした。不思議だった。   大人になるって、どういうことだろう。   今はうまくできないことも、大人になれば上手にやりくりできるようになるのだろうか。愛想笑いも、世渡りも、きっとうまくなる。思ってもいないお世辞だって言えるようになるし、失礼で余計な言葉を向けられても、黙ってやり過ごせるようになる。   きっと全部、うまくいくのだろう。たぶん。   未来のことなんて分からないから、ぼんやりと目の前に広がる空に願いを込めた。   夜が、もうすぐ始まろうとしていた。深い青と淡いオレンジが、水面に落とした絵の具のように溶け合っていた。   忘れたくないなあ、と思った。目の前にあるものだけを見ていたかった。   「大丈夫、大丈夫」   小さくささやいた言葉が、風に消えるよりも先に、するりとわたしを包み込んだ。   今はまだ、この根拠のない大丈夫を信じて、自転車を漕ぎ続けたい。   <竹内アンナ> ◆紹介曲「 ALRIGHT 」 作詞:Anna Takeuchi 作曲:Anna Takeuchi ◆新作『MIXTAPE』 2026年8月12日発売   <収録曲> 1. ok, love song 2. PARADISE 3. adabana midnight 4. ハッピーエンドの続きを 5. P.S. I LOVE YOU  6. That's my name 7. 真昼のランデヴー 8. My secret plum

    2026/08/27

  • YONA YONA WEEKENDERS
    想い出の予感
    想い出の予感

    YONA YONA WEEKENDERS

    想い出の予感

     2026年8月26日に“YONA YONA WEEKENDERS”が7th EP『想い出の予感』を配信リリースしました。今作には、「トキオ・ダンジョン」「夜半の月」「パパ」を含む全5曲を収録。それぞれ異なる顔を持つ楽曲たちに通底するのは、"今この瞬間"への眼差しです。喜びも、疲労も、愛おしさも、いつかは遠い記憶になる。その予感ごと抱きしめたくなる夜を、詰め込んだ結成10周年イヤーの集大成となっております。    今日のうたでは、そんな“YONA YONA WEEKENDERS”による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、収録曲「夜半の月」「パパ」「トキオ・ダンジョン」「あっ!」「ワン缶」全5曲のセルフライナーノーツ。それぞれの楽曲に込めた思いは…。 M-1「夜半の月」   今年でYONA YONA WEEKENDERSが始まって10年が経つんだそうな。   まるで他人事のような口ぶりだが、かくいう僕も「え、そんなに続いてたんだ?」という感覚が一番しっくりきている。   何か大きなことを成し遂げたわけでもないし、ヨナヨナ始まりの一曲、「明るい未来」の歌詞に出てくるような高級外車を乗り回している未来は、まだ現実になっていない(今は37度のバースデーだから、歌詞的にはあと一年猶予はあるが…)。   結成当時から、相も変わらず毎日を懸命に生きているだけだ。   今年はバンドの10周年イヤーということで、ありがたいことに、雑誌やメディアのインタビューなどで、これまでを振り返る機会が多々ある。   周りの先輩たちは20年目、30年目でバリッバリ現役なので、「いやいや10年目なんてまだケツ真っ青ですわ…」と謙遜しているのだが、改めて振り返ってみると、いやはや、ちゃんと色々あったようだ。   バンド黎明期。   みんなで集まってスタジオに入り、終われば居酒屋になだれ込む。それだけで楽しかった。   今の事務所に拾ってもらって、バンドを支えてくれる仲間が増えた。活動のスピードが一気に加速していくのを感じた。   インディーズデビュー直後にコロナ禍に突入。ライブは中止に次ぐ中止。誰に届いているのかも分からないまま、配信ライブをやった。   先行きが不安な中で息子が誕生し、とにかく必死に働いた。   そして辿り着いたメジャーデビュー。   初めての全国ツアー。チケットは完売。僕たちを見るお客さんのマスク越しの目の輝きを、今でも鮮明に覚えている。   YONA YONA WEEKENDERSが、自分のためだけのバンドではなくなった。そんな、ある種の責任のようなものが芽生えた瞬間だった。   順風満帆にいくかと思いきや、営業マンとの二足のわらじのバランスが取れなくなり、転職を決意。   大型フェスへの出演やメディア露出が増えるも、上昇気流に乗り切れず、歯痒い思いをした。   色々な壁にぶち当たり、メンバーやチームとぶつかることも増えた。   その中でギターのキイチとは、この先のお互いの幸せを考えたうえで、別々の道を歩むことになった。   書き出してみると、それなりに波瀾万丈である。   そんな僕たちが、唯一胸を張って言えることがあるとするならば、それは、“いつ何時でもステージに立ち続けてきたこと”だと思う。   サブスクやAIの登場で、音楽との出会い方はどんどん気軽なものになっている。   そんな時代だからこそ、僕たちは自分たちの生き様をライブで見せること、目の前のお客さんに生音を鳴らすことを、これからも大切にしていきたいし、そんな音楽こそが、人の心を動かすと思っている。   いや、そうであってくれ…。   たとえ不格好でも、地面に這いつくばってでも、ステージに立って歌い続ける。   富を得ようが、何か大きなものを手に入れようが、多分僕たちはこれからも変わらず、毎日を懸命に生きているんだと思う。   そして、その延長線上に、YONA YONA WEEKENDERSも続いていく気がしている。   この曲を聴いてくれたあなたにも、いつかまたライブハウスで会えたら嬉しい。   その時まで、小さな灯を消さずに、僕たちは歌い続けます。     M-2「パパ」   来年、息子が小学生になる。   ついこの前まで赤ちゃんだったはずなのに、気づけばランドセルを背負う。机に座って勉強したり、家で宿題をしたりするのだ。   早い。早過ぎてビビる。   生意気なことも言うようになったし、親の言うことなんて全然聞かない日もある。   でも、やっぱりめちゃくちゃ可愛い。   僕が生きる理由のひとつになっている。   そんな今の僕が順風満帆かと言われると、全然そんなことはない。   昨年はバンドの編成が変わり、そのバランスを探りながら、とにかく必死にもがいていた一年だった。   ツアーの動員も減ったし、周りを見れば上手くいっているバンドがたくさんいる。   隣の芝生がずっと青く見えていた。   今回のEPについても、過去一くらいメンバーやスタッフと議論を重ねたと思う。   「これでいいのか?」   「もっとこうした方がいいんじゃないか?」   なかなか着地点が見えず、迷いに迷いまくり、落ち込んだ時も、家に帰れば息子がいる。 くだらないことで笑ったり、怒ったり、逆に怒られたり、一緒に寝落ちしたり。   そんな日々を過ごしている中で、今回の「パパ」という曲ができた。   今まで僕は、聴いてくれる人それぞれに解釈を委ねるような歌詞を書くことが多かった。 あえて余白を残して、聴く人の人生や経験によって意味が変わるような歌を作りたいと思っていたからだ。   でもこの曲は、自分史上一番と言っていいほど、どストレートに書き上げた。   ベースのシンゴからも、「本当にこの歌詞でいくんだよね…?」と心配されたほどに。   でも、この曲に関しては、綺麗に整えたり、少し格好つけたりするよりも、最初に書き殴った時の鋭利なテンションを、そのまま残した方がいいという想いがあった。   たとえ局地的でも、誰か一人の心に深く突き刺さる方が、この曲にとっては正しいんじゃないかと思ったからだ。   だからこれは、決して「幸せな父親が息子に向けて書いた歌」ではない。   色んなことに悩んだり、落ち込んだりしながら、それでも大切な誰かを守りたいという気持ちを、ものすごく不器用に、ものすごく真っ直ぐ歌ったラブソングなのだ。   大切な誰かがいるから、もう少し頑張ってみようと思える。   僕にとっては、その「誰か」が息子だった。   そして、そんな大切な「誰か」は、きっとあなたの側にもいるはずだ。     M-3「トキオ・ダンジョン」   18年前、ミュージシャンになって音楽で飯を食う!と意気込み、岡山の田舎からはるばる東京に出てきた。   渋谷スクランブル交差点の人波。   歌舞伎町のネオン。   浅草寺のデカい提灯。   お台場の球体。   すべてが鮮やかで、キラキラして見えた。   当時の僕からすると、東京は夢の街だった。   何者かになれる気がしていたし、音楽をやっていればいつか何かが起こるだろうと思っていた。   まぁ、18年経った今も、結局何者になれたのかはよく分からないが…。   東京という街は、夢を見させてくれる一方で、現実も容赦なく突きつけてくる。   18年前の自分が想像していた未来とは、ずいぶん違う場所にいる。   家族ができて、バンドも10年続いて、メジャーデビューもして、ありがたいことに色んなステージにも立たせてもらった。   それでも、ふとした瞬間に「あれ、俺今何やってんだろう?」と思うことがある。   周りを見れば、自分より才能のある人も、成功している人もいくらでもいる。   焦る。   迷う。   それでも、結局懲りずに歌い続けている。   18年前から、何も変わっていない。   夢を見て、打ちのめされて、それでもまた夢を見る。   「トキオ・ダンジョン」は、そんな東京という迷宮の中を、18年経った今も抜け出せずに彷徨っている僕の心の叫びだ。   きっとこの先も僕はこの街で迷い続けるんだと思う。   でも、迷っている間は、まだ夢を見続けているということなのかもしれない。   そう思えば、トキオ・ダンジョンもまんざら悪くはないところな気がしている。     M-4「あっ!」   ちょうど「パパ」の制作を進めていた頃、偶然にもNHK「みんなのうた」の曲を書かせてもらう機会が訪れた。   なんだかとても感慨深く、一人勝手にエモい気持ちになった。   僕にとって「みんなのうた」は、小さい頃、リビングのテレビで何気なく流れていた番組。   わざわざテレビの前に座って観るというよりは、家族がそれぞれのことをしながら、いつの間にか耳に入ってくる。   そんな、生活の中の風景だった。   そんな場所で自分の曲が流れる…。   そう思うと、どんな名曲を書いてやろうかと、無い脳味噌をフル回転させ、鼻息を荒くしていた。   ある日の夕方、息子と公園で遊んでいた時のこと。   もうそろそろ帰ろうかという時間に、息子が突然、「一日が終わっちゃうのが寂しい」と泣き始めたのだ。   その姿を見て、僕はグッときてしまった。   子どもなりに、「楽しい時間には終わりがある」ということを感じ取った瞬間だったのだと思う。   大人になれば、時間が有限であることなんて嫌というほど分かっている。   でも、子どもがそのことに初めて触れる瞬間を目の当たりにしたことで、改めて「時間って本当にあっという間なんだな」と感じた。   そして、これを歌にしたいと思った。   「あっ!」というのは、何かに気づいた瞬間の「あっ!」。   そしてもう一つ、「あっという間に」過ぎていく時間の「あっ」。   この二つの意味を込めたタイトルだ。   歌詞の中には、夕方の公園だったり、伸びていく影だったり、さよならのチャイムだったり、子どもと過ごしていると出会う様々な場面が登場する。   でも、そんな何気ない瞬間こそ、後になって振り返った時に、宝物のような思い出になっていたりする。   「今を大切にしよう!」なんて、偉そうに言うつもりはない。   ただ、毎日を過ごす中で、ふと「あ、今って大切な時間なんだな」と気づく。   そんなきっかけになればいいなと思って書いた曲だ。   自分が子どもの頃に何気なく聴いていた「みんなのうた」で、今度は自分が作った曲が流れる。   そして、その曲をまた誰かの子どもが、リビングで何気なく聴いているかもしれない。   そう考えると、ちょっと不思議で、すごく嬉しい。   あっという間に過ぎていく毎日の中で、ふと立ち止まって、「あっ!」と何かに気づく。 そんな一瞬を、この曲と一緒に覚えておいてもらえたら嬉しい限りです。     M-5「ワン缶」   この曲が完成して、ようやく『想い出の予感』というEPの最後のピースがハマった気がした。   10年もの時間が経てば、当然色んなものが変わる。   家族ができた。   住む場所も、仕事も変わった。   バンドの編成も変わった。   18年前、岡山から東京に出てきた頃の自分と比べれば、環境は随分と変わったと思う。   でも、じゃあ自分の中身まで変わったか?というと、案外そうでもない。   相変わらず音楽をやっているし、ライブが好きだし、くだらないことで笑っている時間が好きだ。   一日が終わり、コンビニで缶ビールを一本買う。   それを飲みながら、「今日も悪くなかったな」と思えたら、それでいい。   そんなささやかな幸せが、僕にとっては大切なんじゃないか…。   この曲を書きながら、そんなことを考えていた。   37歳になっても、まだまだ飲み足りないし、遊び足りない。   思い通りにならないことも、周りを羨むことだってたくさんある。   それでも、幸せの値打ちを誰かに決められる筋合いはない。   自分たちが「これでいい」と思えるなら、それでいいんだと思う。   10年前の自分からしたら、今の自分はきっと想像していなかった場所にいる。   10年後の自分も、多分今とは全然違う場所にいるんだろう。   家族も、環境も、バンドも、また何かが変わっているかもしれない。   その時もきっと、何かに追われながら、何かを楽しみにしながら、毎日を生きているんだ と思う。 そして夜になったら、また缶ビールを一本開けているかもしれない。   『想い出の予感』というタイトルには、今この瞬間もいつか思い出になるんだろうなという、未来の自分が今の自分を懐かしく思う、その気配のようなものが込められている。   この曲もきっとそうだ。   今はただ一日の終わりに飲むワン缶だけど、いつか振り返った時に、「あの頃はあんな毎日だったな」と思う日が来るはず。   変わっていくものを無理に止める必要もないし、変わらないものを無理に変える必要もない。   君が側にいてくれるなら、ワン缶でいい。   それでいい。それがいい。   そんな何気ない夜を、これからも大切にしていきたい。   YONA YONA WEEKENDERSは、これから先もきっと、こんな感じでやっていくんだろうなぁ。 缶ビールをお供に本コラムを執筆しながら、そんなことを思うのであった。   <YONA YONA WEEKENDERS・磯野くん(Vo.&Gt.) > ◆7th EP『想い出の予感』 2026年8月26日発売 <収録曲>

    2026/08/26

  • DISH//
    僕らだけの合言葉
    僕らだけの合言葉

    DISH//

    僕らだけの合言葉

     2026年8月26日に“DISH//”がニューシングル「アイコトバ」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『うちの弟どもがすみません』のオープニングテーマとして書き下ろした楽曲となっております。家族愛や恋愛など、さまざまな“愛”をテーマに歌詞を綴りながら、“ポップ”で“爽やか”に振り切った、夏を感じるピアノロックです。  今日のうたでは、そんな“DISH//”の北村匠海による歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、新曲「 アイコトバ 」にまつわるお話です。重ねてきた時間を振り返りながら思う、“僕ら”だけの合言葉とは…。 僕らだけの合言葉   まずは「ありがとう」から始めよう   僕らだけの「ありがとう」   そこには感謝と愛と少しの後悔   一歩一歩がたまにズレて   一歩三歩になる日もあって   あの頃近くてあの頃遠くてあの頃遠かったり近かったりして今また近くにいる   家族とはそんなものだったりする   僕は照れくさそうに「今日は僕が払うよ」なんて言ってカッコつける   家族はなんだか嬉しそうに「ありがとう」と口を揃える       「ありがとう」を合言葉に、また僕らは近くなっていく。     <DISH//・北村匠海> ◆紹介曲「 アイコトバ 」 作詞:北村匠海 作曲:橘柊生・泉大智

    2026/08/25

  • ニューアヤカ
    I knew it!
    I knew it!

    ニューアヤカ

    I knew it!

     2026年7月22日に“ニューアヤカ”がDigital mini Album『KNEWIT』(読み:ニューイット)をリリースしました。今作には、リード曲「GUM」をはじめ、「指輪を埋めて」「サマーチューン」「viva la 私」「ニッポンチック」「スースー」の全6曲を収録。懐かしさを感じさせるメロディラインと、現代を生きる等身大の視点から紡がれる歌詞が溶け合い、ニューアヤカの音楽性を凝縮した作品となっております。    今日のうたではそんな“ニューアヤカ”による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。第2弾は今作のタイトルにまつわるお話です。テレビっ子だった幼少期から、高校で夢への一歩を踏み出すまで…。歌手を志したきっかけと、夢を信じ続ける思いを綴っていただきました。 テレビを観ることと歌うことが本当に好きな子どもでした。   小学校から帰ってきて、ビデオテープだったら擦り切れてるであろうくらい観たMステ長尺スペシャルの録画を、懲りずにまた流して、歌いながら宿題をしていました。   早送りはしません。 全アーティストの曲、合間に流れるCMのセリフ、CMソング、全部一緒に言えたし歌えました。なんならもうアーティストの出演順も覚えていました。   録画を観終えたと思えば、リアルタイムでしているバラエティを観ながら晩御飯を食べて、お風呂に入ったらまた寝るまでテレビを観て。   根っからのテレビっ子です。   幼稚園から週3で空手を習っていてバリバリのスポーツ女子だった私は、楽器も弾けないし、音楽のことは何も分からない。   でも、心の端っこに歌手になりたいという気持ちを持ち始めました。   それなのにものすごくシャイだった私は誰にも打ち明けられず、   クラス替えの時、必ずと言っていいほど書かされる自己紹介シートの「将来の夢」の欄には、   「ケーキ屋さん」   とか   「まだない(TT)」   と書いて誤魔化していました。   でも、ずっと正直に伝えてみたいという気持ちは持っていたんです。   しっかりとは覚えていませんが、 おそらく小学生5年生くらいの頃、 いつも通りMステの録画を流しながら母に鎌をかけたんです。   「なぁなぁ、あやかが歌手になりたいって言ったらどうする?」   今思えば、母は夢見る小学生に向かってなかなかシビアな言葉を返しました。   「そんなん音楽で食べていける人なんかひと握りやで」   その瞬間、私の顔は引き攣るところまで引き攣ってたと思います。 ただ、それに続けてこうも言いました。   「でもな、ママもちっちゃい時ちょーっとだけピアノ習ったりして歌手になりたいって思ってたときあったわ~。」   私は、   「ふぅ~ん」   とだけ言いました。   心の中では、   「ほな、私が歌手になったらいいやん!ママも嬉しいやん!キラキラーン!」   って感じでした。   まぁ心底シャイな私は、それからも急に楽器を買うなどのムーブは起こせず。   ずっと続けていた空手でそこそこ強くなり、中学1~2年生では大阪府代表選手として全国大会にまで出て、ありがたいことにいくつかの高校からスポーツ推薦で声がかかっていました。   ちなみに、中学校の部活ではバレーボール部キャプテンをしており、   学校が終わったらバレーボールをバシバシ叩き、帰宅後すぐ道着に着替え、道場に向かうという生活を送っていました。   今考えると、   なかなかハードな日々だったと思うのですが、   スポーツで培った集中力というものは役立つもので、   勉強もまぁまぁできたんです。   その結果、   空手の先生になりたいわけでもないし、空手で稼ぎたいとも思ってないし、毎日空手したくないなぁ。   勉強で高校行くか。   という割と冷静な判断に至りました。   そしてもうひとつ、決めたことがあるんです。   軽音学部に入ること。   高校生になって、これまで続けてきたスポーツをきっぱり辞め、小学生の頃からの夢への第1歩を踏み出すことに決めたのです。   高校ではコピバンをして、大学生になると弾き語りでライブハウスに出演するようになり、   「わたしゃ早く売れて忙しくなってそのまま大学を辞めるんだよー!」   なんて思ってたら一瞬で4年が経って普通に卒業し、就職せずにここまできました。   空手をしていた頃、   「あやかは警察官にでもなるんかー?」   と嬉しそうに期待してくれていたおばあちゃんは、開いた口がまだ塞がってないと思います。   スポーツも勉強も、学生の頃はそれなりに上手くやれてこれたから、私の人生はこれからもきっと上手くやれるんだ!   と少し自惚れてた部分がありました。   でも、音楽は本当に全然上手くいかなくて、   私は天才じゃないんだと思い知って、   …というより、それなりに上手くやれるだけじゃダメなんだと気づいたんです。   頭を地面に引きずってるんじゃないかってくらい俯きながら帰ることは今でもいっぱいあります。   でもね、そんな中でも、   私の曲を良いと、   私の声を良いと、言ってくれる人が   要所要所で現れるんです。   小さい頃からいっぱい観てるテレビの中の世界。   その時に、もう一度夢を観られるんです。   だから私は、売れることでその人たちに言ってもらいたいんです。   「やっぱりね!」って。   やっぱりニューアヤカ良いよね!   やっぱりニューアヤカ売れると思ってた!   やっぱり自分の目は、耳は間違ってなかった!って。   あなたの「やっぱり!」を確信に変えるmini albumにしたいと思い、   『KNEWIT』   とタイトルをつけました。   <ニューアヤカ> ◆Digital mini Album『KNEWIT』 2026年7月22日発売 配信リンク: https://nex-tone.link/A00222168   <収録曲> 1. GUM 2. 指輪を埋めて 3. サマーチューン 4. viva la 私 5. ニッポンチック 6. スースー

    2026/08/24

次の20件

デイリーランキングDAILY RANKING

  1. 粛聖!!ロリ神レクイエム☆
    粛聖!!ロリ神レクイエム☆
    しぐれうい
  2. 時空超えてユニバース
    時空超えてユニバース
    M!LK
  3. 運命さがし
    運命さがし
    マカロニえんぴつ
  4. Yes! 東京
    Yes! 東京
    EBiDAN (恵比寿学園男子部)
  5. スパークル [original ver.]
    スパークル [original ver.]
    RADWIMPS
もっと見る

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

新着歌詞情報NEW RELEASE

  • The Animals / MAN WITH A MISSION
    【MAN WITH A MISSION】映画『藁にもすがる獣たち』主題歌「The Animals」歌詞公開中!!
  • ガムシャラ / MISIA
    ガムシャラ / MISIA
  • まだ旅の途中 / AI
    まだ旅の途中 / AI
  • hora / luv
    hora / luv
  • ゾンビ・イン・ラブ / HOKUTO, 鈴木愛理
    ゾンビ・イン・ラブ / HOKUTO, 鈴木愛理
  • Melty love / 中村ゆりか
    Melty love / 中村ゆりか
  • Stay the way you are / THE ORAL CIGARETTES
    Stay the way you are / THE ORAL CIGARETTES
  • Tough Love / yonige
    Tough Love / yonige
  • クライネ / Chevon
    クライネ / Chevon
  • どうして / LIGHTSUM
    どうして / LIGHTSUM
もっと見る
TOP
  • アーティスト名インデックス
  • アニソン検索・索引
  • アルバム検索
  • 歌詞全文(フレーズ)検索
  • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
  • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
  • アニメ
  • 動画プラス
  • 音楽番組情報
  • 総合ランキング
  • 演歌歌謡曲ランキング
  • カラオケランキング
  • 歴代人気曲ランキング
  • 注目度ランキング
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • ニュース
  • 特集ピックアップ
  • インタビュー
  • コトバのキモチ(ワタフレ)
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • その他(バックナンバー)
    • 大人の歌ネット
    • ストリーミング
    • ライブレポート
    • キラ☆歌発掘隊
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ・リクエスト
  • コンテンツ
  • 広告掲載
  • スタッフ募集
JASRAC許諾マーク

JASRAC
許諾番号
6728036001Y38026

NexTone許諾マーク

NexTone
許諾番号
ID000000277

各ページに掲載されたジャケット画像、歌詞に関する著作権は、各レコード会社、アーティストなどに帰属します。

(C)2001 PAGE ONE All Rights Reserved.

このページの先頭へ

MENU

  • ホーム
  • 動画プラス
  • マイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴
  • ランキング
  • 新曲歌詞情報
  • 今日のうた
  • ニュース
  • ピックアップ
  • コトバのキモチ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • 歌詞ショート
  • アニメ
  • 音楽番組情報
  • その他
    • ・大人の歌ネット
    • ・ストリーミング
    • ・ライブレポート
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 検索ヘルプ
  • プライバシーポリシー
JASRAC許諾マーク NexTone許諾マーク

JASRAC許諾番号: 6728036001Y38026

NexTone許諾番号: ID000000277

(c) 2026 Copyright. PAGE ONE All Rights Reserved.()