“浴衣姿”に惹かれる男性と、可愛く魅せたい女性の恋心…♪

 今、まさに夏祭りシーズン真っ只中♪ドラマでも、『好きな人がいること』ではヒロインの桐谷美玲ちゃんが片想いの相手を花火大会に誘おうと懸命になっておりましたし、『せいせいするほど、愛してる』の武井咲ちゃんの浴衣姿もとっても可愛らしかったです…!さて、今日のうたコラムではそんな“浴衣”に注目して楽曲をご紹介いたします。

 ちなみに、みなさんは異性の「浴衣姿」と「水着姿」どちらがお好きですか?女性なら男性の和装が好きという方もいれば、割れた腹筋にキュンッ♪という方もいるでしょう。一方、男性サイドの意見に関しては恋愛サイトで調査が行われておりました。その結果、「浴衣姿」と答えた方が約6割、「水着姿」と答えた方が約4割だったそうです(モデルプラス参照)。まずはそんな浴衣姿に惹かれる男性の恋心を描いた楽曲がコチラ。

水色にはなびらの浴衣がこの世で一番
似合うのはたぶん君だと思う
よく誘えた 泣きそうだ

夏祭りの最後の日
わたがしを口で溶かす君は
わたがしになりたい僕に言う
楽しいねって

僕はうなずくだけで
気の利いた言葉も出てきやしない
君の隣歩く事に慣れてない自分が
恥ずかしくて

想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
「わたがし」/back number

ドカンと花火が咲いたら 
空見上げる君のほほが染まる
赤 青 金 銀 夏の恋人は艶やかだね

下駄の音が軽やかに 揺れて裾の夕顔
浴衣が誘う宵 夜店の灯り

金魚やを冷やかせば 掬われてなるものかと
尾びれが撥ね上げた水に 顔を濡らす

昼間とはまるで違う 
新しい表情に そわそわしっぱなし
「Ohhh!!! HANABI」/ポルノグラフィティ

 下駄の音、揺れる浴衣の裾、後れ毛を直す仕草、人込みの中で自然と近くなる距離、わたがしを口にする君、花火に照らされる君…。“夏祭り”とは最強恋愛スポットですね。ポルノの主人公が<新しい表情にそわそわしっぱなし>になる気持ちも<ハッとしてグッときて>しまう気持ちもよくわかります。

 そして、back numberの主人公はおそらくこの<夏祭り最後の日>で勝負をかけようとしております。でも、浴衣を着て2人で夏祭りに行った時点で、女性側も99%彼に想いを寄せています…よね!?彼には是非、想いがあふれたタイミングでグッと手を繋いでいただきたいと思います。一方、女性にとって<浴衣>は一種の勝負服です。

よく襟足とか うなじが色っぽいって言うから
思い出した お母さんに こだわる理由は言えなくて
だらしなくないように でも詰まり過ぎないように
思い出した わあわあ文句言って 襟直してもらったんだ

どしゃ降りの空はわたしの 
鼻緒ゆるくしてつまづかせた
華奢な腕なのに意外と 力強くてぼぉぉっとなった
あなただけは わたしの中で
あの雨にさえ 洗い流されない
「高く上がれ!」/DREAMS COME TRUE

 ドリカムのこの曲の女の子は、花火大会があいにくの雨で中止になってしまったようです。でも、彼にいつもより少しでも色っぽい浴衣姿を見てほしくて、一生懸命に浴衣を着ている姿が伝わってきてとても可愛らしいですよね…!もしかしたら、back number「わたがし」やポルノグラフィティ「Ohhh!!! HANABI」の<君>だってこんなふうに出かける前、何度も襟を直していたのかもしれません。

 “浴衣ソング”にはそんな惹かれる側と魅せる側の想いが込められているんです。この夏は、大切なあの人と揃って浴衣を着て夏祭りに行ってみてはいかがでしょうか!きっと最強恋愛スポットの魔法で、その恋が動き出すハズ…!