歌は、わたしの人生 <Remix>天童よしみ | 天童よしみ | たかたかし | 馬飼野俊一 | | 生まれたときから わたしには いつも歌があったわ 今日までわたしを強く ささえてくれた歌が…… 時にはこの世の北風に 凍えながらそれでも くじけず歌ってきたわ 心がのぞむままに 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける 泥んこ道でも かまわない そこに歌があるなら 涙にまけずに歌う 明日に愛をこめて…… 歌はわたしの祈り 魂の熱い叫び ひたすらに歌の道を わたしは歩きつづける 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける |
白いギター チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 白いギターに 変えたのは 何か理由(わけ)でも あるのでしょうか この頃とても 気になるの あなたの身辺(まわり)の 小さな事が 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて 爪をかむのを 止めたのは 何か理由でも あるのでしょうか 黙っていると 気になるの あなたの身辺の 小さな事が 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて ラララ…… |
辞書チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 赤瓦の屋根が並ぶ この町の 図書館に勤めて 三ヶ月(みつき)にもうなる あなたに是非見せたかった この町は 花が舞う一番きれいな時期です あなたに借りたまま 返す時を失くした この辞書を見つめて 書く手紙は きっと最後のものになるのでしょう あらたまって文字に する様な想い出 探してみると 少ないけど 石畳の坂が多い この町で いつの日か 私も嫁いで行くでしょう あなたもまた別な場所で 幸せを 見つけ出し楽しく 暮しているでしょう すべてが遅すぎる そんな時になったら この町に遊びに来て下さい きっと笑って会える事でしょう その時までこの辞書 借して下さい 想い出とって おきたいから やはりあなたは こない 日が暮れる 日が暮れる 静かに まっくらな まっくらな 一日 ただ一人 ただ一人 私は くちびるかむのです さむい雨に濡れて 帰る道は遠い そっと うしろみても やはりあなたは こない 雨が降る 雨が降る 四日も なにもかも なにもかも 悲しい 泣きながら 泣きながら 私は ねむりにつくのです |
てんとう虫のサンバ チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたと私が 夢の国 森の小さな 教会で 結婚式を あげました 照れてるあなたに 虫達が 接吻(くちづけ)せよと はやしたて そっと あなたは くれました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす 愛する二人に 鳥達も 赤いリボンの 花かごと 愛の接吻(くちづけ)くれました 今日は楽しい 夢の国 森のおまつり 舞踏会 白いドレスで 出掛けます 幸せ誓った おいわいに 森の可愛い 虫達が 楽器を持って 集まった 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まあるいまあるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まあるいまあるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました |
避暑地の恋チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 赤い屋根の時計台が 朝を告げて 光りの中に 愛の鐘が鳴る あなただけにめぐり逢えた幸福が 小さな胸に 愛の灯をともす そっと重ねた指に ああ ひとさし指に 恋の恋の始まりがある いつか結ばれるなら ああ 結ばれる日に もう一度 夢見る 赤い屋根の時計台が 朝を告げて 光りの中に 愛の鐘が鳴る 古くなった石の道を あなたと歩く 朝もやの中に鳥の声がする 二人だけの愛を誓う軽井沢で 小さな胸に 恋がこだまする そっと重ねた指に ああ ひとさし指に 恋の恋の 始まりがある いつか結ばれるなら ああ 結ばれる日に もう一度 夢見る 古くなった石の道を あなたと歩く 朝もやの中に 鳥の声がする ラララ… |
ひとつの道チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | この広い大空の下で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛は何よりも深く 虹のような 恋する気持を大切にしたい 今は…… ひとつの道を 二人で歩く 夜明けの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で この長い人生の中で めぐり逢えた 二人の奇跡を 大切にしたい この愛に幸せをつめて 夢のような 恋する世界を大切にしたい 今は…… ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で ひとつの道は 明日へと続く ひとつの道を 二人で歩く 離れない心で 愛しあう心で |
美術館チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | いつもの小径を 歩いたの コートのえりを立て ただひとりだけ 想い出すわ 風の中で 涙の中で 愛がゆれて 恋がゆれて どこかに消えた いつもの海岸 あの人と 毎日通ったわ 日暮れの街を あなたは今頃 何してる 絵筆を握りしめ 暮しているの 想い出して 恋の終り 一年前の 愛がもえて 恋がもえて どこかに消えた 古びた街角 なつかしい ひとりで来てみたの 美術館 |
ペパーミント・キャンディーチェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 花もいっぱい 買いました 愛の言葉も 暗記した そしてルルル…… それから ペパーミント・キャンディーを ひと袋 いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの うまくあなたに 伝えたい そっと心を 知らせたい だからルルル…… おじさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね かりたレコード 持ちました 服もいつもと かえました だけどルルル…… だけども ペパーミント・キャンディーを ひと袋 いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの なにげないよな 顔をして かたくならずに しゃべりたい だからルルル…… おばさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね いつも大事なときには たよってしまう 私の私の 秘密のくすり 特に恋には よくきくの うまくあなたに 伝えたい そっと心を 知らせたい だからルルル…… おじさん ペパーミント・キャンディーを 下さいね |
約束は心の中にチェリッシュ | チェリッシュ | 荒木とよひさ | 馬飼野俊一 | 若草恵 | 瞳を閉じて わたしが見えますか あなたのそばにいるときも 離れているときも しあわせは 半分だけでいい ふたつの心でわけあう 小さなものだから 愛は言葉じゃなくて いたわりあえること 生まれる前から きっと約束 人生は旅人 たとえ幾つになっても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら 瞳を閉じて あしたが見えますか 涙がたとえこぼれても ひとりでいるときも 悲しみは 心の友だち 笑顔で話してあげれば 仲良くなれるから 愛は思い出よりも 近くに見えるから 世界でひとつの きっと約束 人生は旅人 たとえ時代が過ぎても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら 人生は旅人 たとえ幾つになっても 人生は旅人 そばに愛する人がいたら |
若草の髪かざり チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | あなたが髪に 結んでくれた 芽生えたばかりの 草の髪かざり やさしい春の ひざしの中で 私はあなたの 胸で夢みてる ほんの普段着の ウエディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり ひばりの歌が のどかにきこえ ふたりはいつしか そっとくちづける 緑がつづく 野原を歩く そよ風みたいに 甘くゆれながら 恋したひとと 結ばれるなら なにもいらない これでしあわせよ ほんの普段着の ウエディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり 小さな家が 谷間に見えて ふたりを迎える 鐘がなりひびく |
不思議うふふTARAKO | TARAKO | 石原信一 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | ねェ 不思議と思う うふふふ… 感じ合えれば ミラクルテレパシー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの 真っ赤な心 こつんとノック お目覚めいかが マイスイートハート もうときめきが 止められないわ 見知らぬ世界 連れてって そよ風が 涙さらって 悲しみは グッバイメモリー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの やりたいことが めちゃくちゃあるの 眠っちゃいやよ マイスイートハート 危険もちょっと わるくはないわ 欲ばりなんて 言わないで 太陽をクルクルまわる 地球ごと ファンタスティック びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの ねェ 不思議と思う うふふふ… 感じ合えれば ミラクルテレパシー びっくり どっきり ひっくりかえって 大人になるの |
てんとう虫のサンバ新ミニモニ。 | 新ミニモニ。 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたと私が 夢の国 森の小さな 教会で 結婚式を あげました 照れてるあなたに 虫たちが くちづけせよと はやしたて そっとあなたは くれました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす 愛する二人に 鳥達も 赤いリボンの 花かごと 愛のくちづけ くれました 今日は楽しい 夢の国 森のおまつり 舞踏会 白いドレスで 出掛けます 幸せ誓った おいわいに 森の可愛い 虫たちが 楽器を持って 集まった 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まぁるいまぁるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まぁるいまぁるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました |
がまがえるガマエル子門真人 | 子門真人 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 名前は ガマエル がまがえる いつでも 序の口の おすもうさん からだは とっても 大きいが 勝負は いつも 負けばかり うちがけ そとがけ よりたおし 今日の 相手も 強かった それでも じっと 空を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる 明日の 相手は いぼがえる あいつに にらまれたら 動けない とのさまがえるは いつだって みごとに 勝って しまうのに おしだし つりだし うわてなげ 明日も やっぱり 負けそうだ それでも じっと 星を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる かわいい 友達 アマニエル 今日も がんばれって 言ってくれる 雨ふる 時には いつだって おうえん ぼくにしてくれる よりきり つき出し せおいなげ ぼくは 今日も だめだった それでも ぼくは 泣かないぞ がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル かまがえる |
波 静かなれ澤木和雄 | 澤木和雄 | 荒木とよひさ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 波 静かなれ 落日の海原よ 過ぎてゆく夏の 肩先見送れば 砂浜を駆けぬける まぶしき少年よ 帰らざる遠き日の 我が身を映すけど まだ遅くない 秋が来ても そして 冬の日が来ても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから 陽よ また昇れ 悠久(ゆうきゅう)の時を越え 天の川 宙(そら)を その掌(て)で包んでも 草枕寝ころべば あふれる涙星 寂しさは 何処(いずこ)かと 我が身に問いかける まだ遅くない 白き髪も たとえ 年老いていても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから まだ遅くない 秋が来ても そして 冬の日が来ても 青春という 忘れ物 この胸の中に あるから |
あなたのせいにさせて佐藤朱実 | 佐藤朱実 | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 「綺麗になったね」 あなたが言うから いきなり胸が 泣き出した なつかしすぎて 悲しかったよ あなたの知らない 私になったから 時の流れは 女には そうねただ 残酷ね だけどあなたは あの激しさを やさしさに変え 私を見つめてる 抱きよせて抱きしめて…口づけて ごめんね あなたのせいにさせて 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの愛で もう一度 …こわして あの日の私 あなたを裏切り ふたりの暮らし 逃げ出した ふたりが願う 愛と夢が たがいの窓から 見えなくなったから 時の流れは 男には そうねきっと 贔屓目(ひいきめ)ね だからわたしは 今しあわせな 顔をしてまた 逃げ出すフリしてる 抱きよせて抱きしめて…口づけて 嘘つくわたしを 信じないで 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの胸に もう一度 …帰して 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの胸に もう一度 …帰して |
風桜佐藤朱実 | 佐藤朱実 | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 花にたとえて 生きるなら ひとり麗(うるわ)し 花がいい 人に甘えた 夢じゃなく 誰か裏切る 道じゃなく なぜでしょう人の世は 悲しくて なぜでしょう人の世は 嬉しいの 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ ご意見無用 夢も地獄も 心地よし 今日も人生…悔いなし 夢を信じて 生きるなら 春に焦(こ)がれる 夢であれ 冬に耐えては 時を待つ 芽吹(めぶ)く蕾(つぼみ)で その日待つ なぜでしょう人の世は 馬鹿らしく なぜでしょう人の世は 愛(いと)おしい 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ 行こか戻ろか 泣くも笑うも 潔(いさぎよ)し 今日も人生…悔いなし 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ ご意見無用 夢も地獄も 心地よし 今日も人生…悔いなし |
赤い砂時計桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | あなたの いない日曜日 わずか三日の お別れなのに なんだか涙が 出ちゃいそう 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 わたしの 好きな日曜日 わずか三日の お別れなのに あなたの ことだけ考える 私は赤で あなたは 青の あの日の 小さな砂時計 わたしが 欲しいと云ったの 二人で買った 砂時計 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 |
素敵な冬休み桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 冬休みが終ったら 私に恋人 できるかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば そよ風みたいに 喜ぶでしょう 鏡の前でそっと 口紅つけてみるの ちょっぴり大人の恋が してみたい 冬休みが終ったら 私の望みが かなうかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば 春の陽みたいに まぶしいでしょう 宛名もないのにそっと 手紙を書いてみたの ちょっぴり大人の恋が してみたい おやすみ前にそっと 電話でお話したい ちょっぴり大人の恋が してみたい |
てんとう虫のサンバ桜田淳子 | 桜田淳子 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたと私が夢の国 森の小さな教会で 結婚式をあげました 照れてるあなたに虫達が くちづけせよとはやしたて そっとあなたはくれました 赤青黄色の衣裳をつけた てんとう虫がしゃしゃり出て サンバにあわせて踊り出す 愛する二人に鳥達も 赤いリボンの花かごと 愛のくちづけくれました 今日は楽しい夢の国 森のおまつり舞踏会 白いドレスで出掛けます 幸せ誓ったお祝いに 森の可愛い虫達が 楽器を持って集った 赤青黄色の衣裳をつけた てんとう虫がしゃしゃり出て サンバにあわせて踊り出す まあるいまあるいお月様 愛の光でほほえんで 森の月夜はふけました 赤青黄色の衣裳をつけた てんとう虫がしゃしゃり出て サンバにあわせて踊り出す まあるいまあるいお月様 愛の光でほほえんで 森の月夜はふけました |
部屋キム・ヂョンチャン | キム・ヂョンチャン | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 部屋を借りたわ 二人のために 鍵もひとつは あなたのために ほんの わずかな時を 誰にも じゃまされたくなくて あゝ 離れられない あゝ 別れられない 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です あなたすべてを ほしくはないの 黙る背中を 見たくはないの 逢える 二人の時が 悲しくなる程 楽しいの あゝ 死にもできない あゝ 燃えていくだけ 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です あゝ 離れられない あゝ 別れられない 今は あなたは私の 男でしょう 私はあなたの 女です |
あじさい寺北川とみ | 北川とみ | 吉田旺 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の初めの雨に誘われ 一人来たのよあじさい寺に 絹の糸ひく雨の石段 どこか空似の人が行き過ぎる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 薄紫の花のしずくがしみていそうな 古都の昼さがり 思いがけない雨のいたずら 花の向うに立っている人 忘れもしないそうよあの人 そばで可愛い人が笑ってる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 雨は降りしきる |
想い出の散歩道オトナモード | オトナモード | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 掌にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色 |
恋のおもかげアン・ルイス | アン・ルイス | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたを笑いながら 私きっと送ろうと たわいもない世間話 しては努めたけれど 涙が もうほほに 知らず 知らずこぼれてる 泣いてなんか私いない せめてそうだと言わせて 抱いて甘えすぎた その胸で わがままもう一度聞いて もっと強く強くその胸で 私をこわすくらいに あなたの好きな淡い ルージュ つけて送ろうと ベッド一人そっとぬけて むかう鏡の中で 涙が もうほほに 知らず知らずこぼれてる 涙なんか送る顔に せめてつけたくないの 抱いてやさしすぎるその胸で あふれる涙をふいて もっと強く強くその腕で あなたを忘れないよに あなたを忘れないよに |
渚の誓い天地真理 | 天地真理 | ちあき哲也 | 馬飼野俊一 | | あなたが 砂浜に 好きって 描いてくれたから 私は 想い出と さよならできたのね 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 今日から二人 愛だけ見つめて行くの 愛だけ見つめて行くの あなたが いたずらに 小舟の 陰にかくれても 私は 幸せと はぐれはしないのよ 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 木の葉のように 若さにゆられて行くの 若さにゆられて行くの 夜が明ける 陽がのぼる 空も海も エメラルド あなたと私 今日から二人 愛だけ見つめて行くの 愛だけ見つめて行くの |
愛の記念日あべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | あなた待つのよ 花を飾り 甘いケーキも 焼けた頃よ 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間に 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 一つローソク ともしましょう 愛の想いを ひそかにこめて きっとあなたは 忘れたでしょう 街に緑が ゆれていたわ 今日はそうよ 愛の記念日 忘れないで ほしいの あの時の空の色 あざやかに想い出す この目とじると 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間にか 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて |
あのひとが帰る朝あべ静江 | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | テラスに咲いた 野菊の花が 嬉しい朝を 知っているみたい 夏の終りに お別れをして 枯葉の秋に あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ 長くのばした わたしの髪は あなた好みに なったでしょうか 窓を開ければ 朝陽が当る わたしの部屋の 白いカーテンに 指折り数え 待っていた朝 十四時着で あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ ユトリロの絵を 壁に飾って あなた好みに なったでしょうか |
透きとおった哀しみあべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | ここで花を買った ここでお茶を飲んだ 子供のように並木の道を二人駈けたわ あなたがいた時は幸せだった街 今は今は哀しみ色よ 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ ここで夏のシャツを 二人見つけたのよ お揃いだからとってあるのよ今も私は どうして歓びはいつでも短かいの 夢は夢はさめるものなの 二人のあの季節ふたたび唄うのに ひとり哀しみの中よ あなたの想い出が心に痛いのに 今日も今日もこの街に来た 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ |
バラのささやきあべ静江 | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 雨上りの街を 二人で歩いた 煉瓦の坂道は 港へ続く...... 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に 昼下がりの街を 二人で歩いた テラスでお茶を飲み 船を見ている 好きだと言えなくて 煙草すってるあなた 扉の向う側に 咲いているばらの花が 二人の涙を知ってるみたいな 幸せの予感が私の胸に 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に |
もの想いあべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | 時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ |
大阪午前0時浅田あつこ | 浅田あつこ | いとう彩 | 馬飼野俊一 | 伊戸のりお | 街の灯りが 綺麗すぎるから 負けていまうの あなたの嘘に 指をからめて 頬をよせながら やさしく抱いて 子供のように ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 一途な気持ち もてあそぶのはやめて おんな心を 傷つけないで 悲しくて せつなくて …でも言えない 夜霧に濡れてる 午前0時の大阪 愛の暮らしを 絵に描いたような そんな明日を 夢見ていたの リボン解くよに 流れるライトの 高速道路 涙で滲む ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 冷めたコーヒーを あなたの膝にかけて 席を立とうか 映画のように 悲しくて せつなくて …でも出来ない 夜霧に濡れても 午前0時の大阪 ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 誰やの… |
恋は道連れ花ざかり浅田あつこ | 浅田あつこ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | | 他人の恋ほど よく見えまする 他人の仲ほど 気になりまする 義理が風邪ひきゃ 人情で治す 乗せる男の 口車 だからいいのよ 泣くも笑うも 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 七ッ転んで 苦労をしたら あとの八ッで しあわせつかむ 女ごころに 化粧をさせて 着せる文金 高島田 だからいいのよ 夢もいろいろ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 酒におぼれりゃ 涙でござる 酒にすがれば 未練でござる 花と咲け咲け この世の花と 口説く男の 助け舟 だからいいのよ 惚れて惚れられ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり |
能登の風唄浅田あつこ | 浅田あつこ | 平純平 | 馬飼野俊一 | | 旅のおんなの 情けに咲いた 冬越え能登の 波の花 愛に疲れた こころを洗う みぞれまじりの 日本海 風がひゅるひゅるひゅるひゅる 雪がちらちらちらちら あ…あなた哀しい 唄になる 岩にすがって しぶきに凍る 海鳴り能登の 恋かもめ 愛にはぐれた 一夜の宿は 眠りつけない 泣きまくら 夢がほろほろほろほろ 指がきりきりきりきり あ…あなた恋しい爪を噛む 沖でふるえる 寒さにたえる 漁火能登の 冬ほたる 愛の入江で 今夜もひとり 錨おろせぬ おんな船 風がひゅるひゅるひゅるひゅる 波がゆらゆらゆらゆら あ…あなた切ない 唄になる |
青いコーヒー・カップ麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 青いコーヒーカップに 涙がひとつぶ ぽつり小さな また輪をつくる 今も遠いあの人を 想い出してる 海の見えるあの店で 私はひとり そうよ何もかもが 昔と同じよ あとはほほえむ あなたがいれば 誰もいない浜辺を ひとりで歩けば 波が時々 足跡消した 今もそっと目をとじて 想い出すたび 何故か知らず この頬に涙が落ちる それは愛の言葉 交わさず二人に 消えてしまった ひとつぶの恋 |
美しく燃えながら麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一・八木正生 | あなたのひとことを 私は待っています 涙をためた瞳で ふるえる肩で 見つめ合った 二人 愛し合った 二人 だからいいのよ 季節が街の色を 少しづつ変える様に 二人の愛がゆれている 美しく美しく 燃えながら あなたの優しさを 私は忘れません コーヒー挽いたその手も 抱かれた胸も 語り合った 二人 許し合った 二人 だからいいのよ 季節の風にゆれて 散りそうな花の様に 二人の愛が ゆれている 美しく美しく 燃えながら 二人の愛が ゆれている 美しく美しく 燃えながら |
白い微笑麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一・八木正生 | 白い季節が 訪れる頃は 遠いあなたを 想い出す 愛する事を少し 憶えたあの日 忘れられないわ 愛の接吻(くちづけ) そっと残して どこにあなたは 海辺の砂の 白い絵の中に 淋しさまわす レコードに やさしい顔で笑う あなたが浮かぶ 忘れられないわ 愛の接吻 そっと残して どこにあなたは ブルーの縞の 手のひらの貝に 約束告げた 指先に 初めて愛をくれた あなたを想う |
夏の終りに来た手紙麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の終りのあのお手紙は さよならだったのね 怖くて私は読んでいません どことなくあなた 違ってたから あなたが いなくなってから 私の目には 涙だけ さよならの理由(わけ)は きっとそれにしるしてあるわ やさしいあなたの事だから 夏の終りのあの横顔は さよならだったのね あの日はやっぱり気づかいでしょう 理由もなくだから 笑ったのでしょう 口では言えぬ やさしさが あなたの目には あふれてる さよならの理由を 今はとても知りたいけれど 私は怖くて読めません 私は怖くて読めません |
想い出の散歩道アグネス・チャン | アグネス・チャン | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな丘の上に そびえていたリンゴの木 背のびしても届かないの 笑いながらもいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで歩いてゆくわ ほら想い出はもう風色よ 掌にひんやり青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたらとれちゃったの 知らないまに変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちでもだいじょうぶ ほら想い出はもう風色よ |