てんとう虫のサンバ チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたと私が 夢の国 森の小さな 教会で 結婚式を あげました 照れてるあなたに 虫達が 接吻(くちづけ)せよと はやしたて そっと あなたは くれました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす 愛する二人に 鳥達も 赤いリボンの 花かごと 愛の接吻(くちづけ)くれました 今日は楽しい 夢の国 森のおまつり 舞踏会 白いドレスで 出掛けます 幸せ誓った おいわいに 森の可愛い 虫達が 楽器を持って 集まった 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まあるいまあるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました 赤 青 黄色の衣装をつけた てんとう虫が しゃしゃり出て サンバにあわせて 踊りだす まあるいまあるい お月様 愛の光で ほほえんで 森の月夜は ふけました |
旅路のはてに森進一 | 森進一 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 人の妻だと 噂にきいて 風の行方を たずねてみたが 水辺に映る 男がひとり 過去の貴女の 面影を 探し求めて 傷ついて 松江を歩く 旅のひと 別れいろした 夕日が沈む 松江大橋 行き交う人に どこか似ている 女がひとり 何時かかわした 約束も 湖の灯りが 消してゆく 松江に泣いた 旅のひと お伽話に 出てくるような 街を見下ろす 千鳥ヶ城を 何処かで見てる 貴女の素顔 明日は上りの 汽車に乗る 恋の運命と 知りながら 松江をすてた 旅のひと |
青春三山ひろし | 三山ひろし | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 紺色スカート 翻(ひるがえ)しながら 「またね」と手を振る 君に恋した日々 気持ちを伝えて 見事にフラレて 君は言わなかった 手を振らなかった 逢いたいな 元気かな 君は初恋 遠く近く 夢ン中 わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 水割り二杯で 今なら言えそう ズルい恋だから 酒のせいにできる 素直になれない 傷つかないように 人は青春を こうして穢す 夢だとか 愛だとか わすれたふりで 笑うことも 下手になる 笑おうか 笑えばいい 今を笑おう あの日君に 恋をしたみたいに 逢いたいな 元気かな 君は初恋 遠く近く 夢ン中 わすれたい わすれない わすれたくない 君はまるで 夢に棲(す)む青春 |
素敵な冬休み桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 冬休みが終ったら 私に恋人 できるかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば そよ風みたいに 喜ぶでしょう 鏡の前でそっと 口紅つけてみるの ちょっぴり大人の恋が してみたい 冬休みが終ったら 私の望みが かなうかしら もしあなたが すばらしい 恋人ならば 春の陽みたいに まぶしいでしょう 宛名もないのにそっと 手紙を書いてみたの ちょっぴり大人の恋が してみたい おやすみ前にそっと 電話でお話したい ちょっぴり大人の恋が してみたい |
透きとおった哀しみあべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | ここで花を買った ここでお茶を飲んだ 子供のように並木の道を二人駈けたわ あなたがいた時は幸せだった街 今は今は哀しみ色よ 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ ここで夏のシャツを 二人見つけたのよ お揃いだからとってあるのよ今も私は どうして歓びはいつでも短かいの 夢は夢はさめるものなの 二人のあの季節ふたたび唄うのに ひとり哀しみの中よ あなたの想い出が心に痛いのに 今日も今日もこの街に来た 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ |
姿見牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 鏡に姿を うつしてみれば 不幸が着物を 着てるよう 涙にむせて 張り裂けそうな この胸この手で 押さえています 私どこから 間違えたのかしら 男と女の もつれた糸は 鋏(はさみ)でぷつりと 切りましょか できれば過去を 釦(ボタン)のように つけ替えられたら いいのでしょうが 私いつから 間違えたのかしら 躰が細ると 心もやせて 夢までちいさく しぼみそう しおれた花に 盛りの頃の 色艶(いろつや)問うのは 酷(むご)すぎますわ 私なにから 間違えたのかしら 私…… 間違えたのかしら |
人生希望と辛抱だ細川たかし | 細川たかし | 大塚正士 | 馬飼野俊一 | | 泣きたい時もあったよな 楽しい時もあったよな 一に辛抱 二に辛抱 何が何でも勝つんだと おまえに苦労をかけたよな 今は仕事も快調さ 明日の希望はでっかいぜ ああ人生希望と辛抱だ 悲しい時もありました 苦しい時もありました 一に辛抱 二に辛抱 胸に希望の灯を燈し あなたを頼りに耐えてきた 今は幸福そのものよ 明日の希望が膨らむわ ああ人生希望と辛抱だ 体と体強く抱き 心と心重ね合い 一に辛抱 二に辛抱 二人で歩く人生さ お前も少しやつれたな 今は苦労も吹き飛んで 明日の希望が輝くよ ああ人生希望と辛抱だ ああ人生希望と辛抱だ |
辞書チェリッシュ | チェリッシュ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 赤瓦の屋根が並ぶ この町の 図書館に勤めて 三ヶ月(みつき)にもうなる あなたに是非見せたかった この町は 花が舞う一番きれいな時期です あなたに借りたまま 返す時を失くした この辞書を見つめて 書く手紙は きっと最後のものになるのでしょう あらたまって文字に する様な想い出 探してみると 少ないけど 石畳の坂が多い この町で いつの日か 私も嫁いで行くでしょう あなたもまた別な場所で 幸せを 見つけ出し楽しく 暮しているでしょう すべてが遅すぎる そんな時になったら この町に遊びに来て下さい きっと笑って会える事でしょう その時までこの辞書 借して下さい 想い出とって おきたいから やはりあなたは こない 日が暮れる 日が暮れる 静かに まっくらな まっくらな 一日 ただ一人 ただ一人 私は くちびるかむのです さむい雨に濡れて 帰る道は遠い そっと うしろみても やはりあなたは こない 雨が降る 雨が降る 四日も なにもかも なにもかも 悲しい 泣きながら 泣きながら 私は ねむりにつくのです |
白い微笑麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一・八木正生 | 白い季節が 訪れる頃は 遠いあなたを 想い出す 愛する事を少し 憶えたあの日 忘れられないわ 愛の接吻(くちづけ) そっと残して どこにあなたは 海辺の砂の 白い絵の中に 淋しさまわす レコードに やさしい顔で笑う あなたが浮かぶ 忘れられないわ 愛の接吻 そっと残して どこにあなたは ブルーの縞の 手のひらの貝に 約束告げた 指先に 初めて愛をくれた あなたを想う |
白いギター チェリッシュ | チェリッシュ | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 白いギターに 変えたのは 何か理由(わけ)でも あるのでしょうか この頃とても 気になるの あなたの身辺(まわり)の 小さな事が 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて 爪をかむのを 止めたのは 何か理由でも あるのでしょうか 黙っていると 気になるの あなたの身辺の 小さな事が 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて 愛しあう 二人には 恋の予感が 嬉しくて 花を摘む 草原に 秋の陽ざしが まぶしくて ラララ…… |
三年ぶりの人だから原田悠里 | 原田悠里 | 麻こよみ | 馬飼野俊一 | | 酔ったふりして 寄り添えば 胸に広がる なつかしさ… 甘くせつなく ときめく心 三年ぶりの 人だから お酒をあなたに 注ぎ足して ともす女の 恋灯り 何度も手直し した化粧 今も綺麗(きれい)と 言われたい… 嬉し恥(はずか)し ときめく心 三年ぶりの 夜だから 話しは尽きない いつまでも 窓にこぼれる 街灯り 変わらぬあなたの 優しさが 指の先まで しみて行く… 甘くせつなく ときめく心 三年ぶりの 人だから 今夜はこのまま 帰らない ともる女の 夢灯り |
告白野口五郎 | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何をためらうの 僕を前にして 愛のあやまちは 誰にもあることさ 細い指先を 胸におしあてて 君は眼を閉じて 僕に近づく 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう たとえそれで 傷ついても 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて 何をおそれるの 僕を前にして 愛は美しく 悲しいものなのさ 長い黒髪を そっと噛みしめて 君は泣いている 僕のかわりに 僕は僕は この指で 君を君を 壊しそう 人に悪く いわれようと 君に罪はないのさ 僕が悪いからさ こんなにおびえて |
恋は道連れ花ざかり浅田あつこ | 浅田あつこ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | | 他人の恋ほど よく見えまする 他人の仲ほど 気になりまする 義理が風邪ひきゃ 人情で治す 乗せる男の 口車 だからいいのよ 泣くも笑うも 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 七ッ転んで 苦労をしたら あとの八ッで しあわせつかむ 女ごころに 化粧をさせて 着せる文金 高島田 だからいいのよ 夢もいろいろ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり 酒におぼれりゃ 涙でござる 酒にすがれば 未練でござる 花と咲け咲け この世の花と 口説く男の 助け舟 だからいいのよ 惚れて惚れられ 恋は道連れ チョイとチョイと チョイとチョイと 花ざかり |
恋のニュース山口百恵 | 山口百恵 | 安井かずみ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 今、知ったの 友達から 今、聞いたのうれしいことを あの人から 誘われたの 夢がついに叶う スキップしたくてララ、風吹く街を 何を見ても素敵 まるで別の世界 生きているわ わたし― 今、胸に虹がかゝる 今、空を飛べるみたいよ あの人から 「好きだ」なんて 片想いじゃないの 思わず歌えばララ、並木の道を 何を見てもきれい 生まれたての気持 生きているわ わたし― 何を見てもきれい 生まれたての気持 生きているわ わたし― |
恋の手紙にルールはない松本ちえこ | 松本ちえこ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | デイトの時間を決めるのは 電話のやつでいいけれど 恋の気持を言うのには 手紙でないと だめ 何度も笑顔がほしいなら 写真を見ればいいけれど 彼のやさしさ知るのには 手紙のほうが いい 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 デイトに私を運ぶのは 電車のやつでいいけれど 恋の心を乗せるのは 手紙のほうが いい 今日の二人の出来事は 日記に書けばいいけれど 彼の全てを解かるのは 手紙でないと だめ 恋の手紙にルールはない ひにく 押しつけ 涙っぽい 自分かってはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 恋の手紙にルールはない 悩み 無理やり ぐちっぽい ひとりよがりはごめんなさい あなたにただ伝えたいのこの気持 あなたが誰よりすき わかって わかって私の気持 |
恋のおもかげアン・ルイス | アン・ルイス | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | あなたを笑いながら 私きっと送ろうと たわいもない世間話 しては努めたけれど 涙が もうほほに 知らず 知らずこぼれてる 泣いてなんか私いない せめてそうだと言わせて 抱いて甘えすぎた その胸で わがままもう一度聞いて もっと強く強くその胸で 私をこわすくらいに あなたの好きな淡い ルージュ つけて送ろうと ベッド一人そっとぬけて むかう鏡の中で 涙が もうほほに 知らず知らずこぼれてる 涙なんか送る顔に せめてつけたくないの 抱いてやさしすぎるその胸で あふれる涙をふいて もっと強く強くその腕で あなたを忘れないよに あなたを忘れないよに |
君が美しすぎて 野口五郎 | 野口五郎 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君はこんな時 僕の近くに 現われたのか 睫を伏せて 何を待つの 背中を向けて 何をするの 何故君は こんなにも 僕の魂 苦しめるのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ 美しすぎて 君が恐い 美しすぎて 愛が恐い 何故君は こんな時 僕の近くに 現われたのか 裸足になって どこへ行くの 鏡の中で 何を見るの 何故君は こんなにも 僕の祈りを うち砕くのか 僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の泪を 誘わないで 間違いが おこりそうさ |
来た道・寄り道・帰り道三田明 | 三田明 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 降りしきる雨で 坂道は滑る はねかえる小石が せせらぎに落ちる 送らないと言いつつ 肩を寄せて歩く 少しやせたような 姿が気にかかる 人眼(ひとめ)につくから 抱いてやれないが まだ帰したくない 降り続く雨が 足元を濡らす 振り向いて見交わす 眼尻(まなじり)が赤い 急がなくていいわと 街の灯り見てる どこかすねたような 仕草が愛(いと)おしい 寄り道ついでに お茶をすすろうか まだ帰したくない 降り止まぬ雨が 来た道を隠す 吹きかけた吐息が 耳元にからむ ここで別れましょうと 冷えた足を止める 何を言えばいいのか 言葉が浮かばない 明日も逢えると 知っているけれど まだ帰したくない |
がまがえるガマエル子門真人 | 子門真人 | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | | 名前は ガマエル がまがえる いつでも 序の口の おすもうさん からだは とっても 大きいが 勝負は いつも 負けばかり うちがけ そとがけ よりたおし 今日の 相手も 強かった それでも じっと 空を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる 明日の 相手は いぼがえる あいつに にらまれたら 動けない とのさまがえるは いつだって みごとに 勝って しまうのに おしだし つりだし うわてなげ 明日も やっぱり 負けそうだ それでも じっと 星を見て がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル がまがえる かわいい 友達 アマニエル 今日も がんばれって 言ってくれる 雨ふる 時には いつだって おうえん ぼくにしてくれる よりきり つき出し せおいなげ ぼくは 今日も だめだった それでも ぼくは 泣かないぞ がまん がまんの がまがえる ガマエル ガマエル かまがえる |
風桜佐藤朱実 | 佐藤朱実 | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 花にたとえて 生きるなら ひとり麗(うるわ)し 花がいい 人に甘えた 夢じゃなく 誰か裏切る 道じゃなく なぜでしょう人の世は 悲しくて なぜでしょう人の世は 嬉しいの 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ ご意見無用 夢も地獄も 心地よし 今日も人生…悔いなし 夢を信じて 生きるなら 春に焦(こ)がれる 夢であれ 冬に耐えては 時を待つ 芽吹(めぶ)く蕾(つぼみ)で その日待つ なぜでしょう人の世は 馬鹿らしく なぜでしょう人の世は 愛(いと)おしい 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ 行こか戻ろか 泣くも笑うも 潔(いさぎよ)し 今日も人生…悔いなし 咲くも散るのも 風桜(かぜざくら) どうせ ご意見無用 夢も地獄も 心地よし 今日も人生…悔いなし |
想い出の散歩道アグネス・チャン | アグネス・チャン | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな丘の上に そびえていたリンゴの木 背のびしても届かないの 笑いながらもいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで歩いてゆくわ ほら想い出はもう風色よ 掌にひんやり青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたらとれちゃったの 知らないまに変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちでもだいじょうぶ ほら想い出はもう風色よ |
想い出の散歩道オトナモード | オトナモード | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 掌にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色 |
想い出の散歩道矢野顕子+TIN PAN | 矢野顕子+TIN PAN | 松本隆 | 馬飼野俊一 | | あの静かな 丘の上に そびえていた リンゴの木 背のびしても 届かないの 笑いながら もいでくれた あなただけがいないのね あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで 歩いてゆくわ ほら想い出は もう風色よ 拳にひんやり 青いリンゴ 高い枝にひとつだけ 背のびしたら とれちゃったの 知らないまに 変わったのは あなたじゃない わたしなの あとはみんな昔のよう わたし ひとりぼっちで もうだいじょうぶ ほら想い出は もう風色よ |
大阪午前0時浅田あつこ | 浅田あつこ | いとう彩 | 馬飼野俊一 | 伊戸のりお | 街の灯りが 綺麗すぎるから 負けていまうの あなたの嘘に 指をからめて 頬をよせながら やさしく抱いて 子供のように ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 一途な気持ち もてあそぶのはやめて おんな心を 傷つけないで 悲しくて せつなくて …でも言えない 夜霧に濡れてる 午前0時の大阪 愛の暮らしを 絵に描いたような そんな明日を 夢見ていたの リボン解くよに 流れるライトの 高速道路 涙で滲む ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 冷めたコーヒーを あなたの膝にかけて 席を立とうか 映画のように 悲しくて せつなくて …でも出来ない 夜霧に濡れても 午前0時の大阪 ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は 誰やの… |
美しく燃えながら麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一・八木正生 | あなたのひとことを 私は待っています 涙をためた瞳で ふるえる肩で 見つめ合った 二人 愛し合った 二人 だからいいのよ 季節が街の色を 少しづつ変える様に 二人の愛がゆれている 美しく美しく 燃えながら あなたの優しさを 私は忘れません コーヒー挽いたその手も 抱かれた胸も 語り合った 二人 許し合った 二人 だからいいのよ 季節の風にゆれて 散りそうな花の様に 二人の愛が ゆれている 美しく美しく 燃えながら 二人の愛が ゆれている 美しく美しく 燃えながら |
歌は、わたしの人生 <Remix>天童よしみ | 天童よしみ | たかたかし | 馬飼野俊一 | | 生まれたときから わたしには いつも歌があったわ 今日までわたしを強く ささえてくれた歌が…… 時にはこの世の北風に 凍えながらそれでも くじけず歌ってきたわ 心がのぞむままに 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける 泥んこ道でも かまわない そこに歌があるなら 涙にまけずに歌う 明日に愛をこめて…… 歌はわたしの祈り 魂の熱い叫び ひたすらに歌の道を わたしは歩きつづける 歌は、わたしの人生 わたしの生きる道 この命つづくかぎり わたしは歌いつづける |
一ぱいのお酒牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | | 最初の一ぱいは 私につがせて あなたを誰かに 盗られないうちに お酒の楽しさを ふりまく人だから グラスのまわりに 陽だまりができる すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最初の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように 最初の一ぱいは 私にかえして あなたの名残を 独り占めしたい お酒のせつなさを 知ってる人だから かくれてひそかに 傷ついているわ いつでもいいの 気が向いたとき 私の愛を たしかめにきて かたほうの手で くりかえし 私の眉に 触れてみて 最後の一ぱいは 私にのませて やさしいおやすみの 口づけがわりに すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最初の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように |
一ぱいのお酒真咲よう子 | 真咲よう子 | 千家和也 | 馬飼野俊一 | 渡辺博史 | 最初の一ぱいは 私につがせて あなたを誰かに 盗(と)られないうちに お酒の楽しさを ふりまく人だから グラスのまわりに 陽だまりができる すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように 最初の一ぱいは 私にかえして あなたの名残(なごり)を 独(ひと)り占(じ)めしたい お酒のせつなさを 知ってる人だから かくれてひそかに 傷ついているわ いつでもいいの 気が向いたとき 私の愛を たしかめにきて かたほうの手で くりかえし 私の眉に 触れてみて 最後の一ぱいは 私にのませて やさしいおやすみの 口づけがわりに すこしでいいの 心の隅に 私の愛を 住まわせといて かたほうの眼で なにげなく 私の影を 追いかけて 最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように |
あのひとが帰る朝あべ静江 | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | テラスに咲いた 野菊の花が 嬉しい朝を 知っているみたい 夏の終りに お別れをして 枯葉の秋に あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ 長くのばした わたしの髪は あなた好みに なったでしょうか 窓を開ければ 朝陽が当る わたしの部屋の 白いカーテンに 指折り数え 待っていた朝 十四時着で あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ ユトリロの絵を 壁に飾って あなた好みに なったでしょうか |
あなたのせいにさせて佐藤朱実 | 佐藤朱実 | 前田たかひろ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 「綺麗になったね」 あなたが言うから いきなり胸が 泣き出した なつかしすぎて 悲しかったよ あなたの知らない 私になったから 時の流れは 女には そうねただ 残酷ね だけどあなたは あの激しさを やさしさに変え 私を見つめてる 抱きよせて抱きしめて…口づけて ごめんね あなたのせいにさせて 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの愛で もう一度 …こわして あの日の私 あなたを裏切り ふたりの暮らし 逃げ出した ふたりが願う 愛と夢が たがいの窓から 見えなくなったから 時の流れは 男には そうねきっと 贔屓目(ひいきめ)ね だからわたしは 今しあわせな 顔をしてまた 逃げ出すフリしてる 抱きよせて抱きしめて…口づけて 嘘つくわたしを 信じないで 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの胸に もう一度 …帰して 戻りたい戻れない…戻らせて あなたの胸に もう一度 …帰して |
あじさい寺北川とみ | 北川とみ | 吉田旺 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の初めの雨に誘われ 一人来たのよあじさい寺に 絹の糸ひく雨の石段 どこか空似の人が行き過ぎる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 薄紫の花のしずくがしみていそうな 古都の昼さがり 思いがけない雨のいたずら 花の向うに立っている人 忘れもしないそうよあの人 そばで可愛い人が笑ってる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 雨は降りしきる |
赤い砂時計桜田淳子 | 桜田淳子 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | あなたの いない日曜日 わずか三日の お別れなのに なんだか涙が 出ちゃいそう 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 わたしの 好きな日曜日 わずか三日の お別れなのに あなたの ことだけ考える 私は赤で あなたは 青の あの日の 小さな砂時計 わたしが 欲しいと云ったの 二人で買った 砂時計 私は赤で あなたは 青の 二つの 小さな砂時計 あなたが旅に 出る前に 二人で買った 砂時計 |
青い日曜日野口五郎 | 野口五郎 | 大日方俊子 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 何もしたくない 淋しい日曜日 ギターも弾かない 歌もいらない ひとりの部屋で 壁を見つめて 泣きたいような ぼくだけれど きみは知らない こんなぼくを それがいちばん それがいちばん 悲しいの 何をすればいい ひとりの日曜日 電話も鳴らない 本も読めない 扉の鍵を そっとはずして 誰にも言わず 外へ出かけ バスに乗ったら 何処へ行こう きみをさがしに きみをさがしに 何処までも ラララ…ラララ… |
青いコーヒー・カップ麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 青いコーヒーカップに 涙がひとつぶ ぽつり小さな また輪をつくる 今も遠いあの人を 想い出してる 海の見えるあの店で 私はひとり そうよ何もかもが 昔と同じよ あとはほほえむ あなたがいれば 誰もいない浜辺を ひとりで歩けば 波が時々 足跡消した 今もそっと目をとじて 想い出すたび 何故か知らず この頬に涙が落ちる それは愛の言葉 交わさず二人に 消えてしまった ひとつぶの恋 |
愛の方舟山本リンダ | 山本リンダ | 中谷純平 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | なにげなく見送る 海辺の黄昏(たそがれ)も セピア色に染まる カモメも絵の中 きょうという日は帰らぬ 流れ星ね 人はこの世をさすらう 時空(じくう)の旅人 永遠(えいえん)の生命(いのち)が あるなら なにも こわくはないけど あなたしか 見えない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… なにげなく見上げる 夜空の彼方にも かぞえきれぬ数の よろこび哀(かな)しみ あすという日の扉(とびら)を あけるために 人は出逢いと青空 信じて旅する 永遠(えいえん)の生命(いのち)を 紡(つむ)いで 絆(きずな) 結んでください あなたしか いらない… 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりはとこしえ 方舟(はこぶね)にのって 愛のために生まれ 愛のために生きる ふたりは銀河(ぎんが)の 方舟(はこぶね)にのって… |
愛の記念日あべ静江 | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | あなた待つのよ 花を飾り 甘いケーキも 焼けた頃よ 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間に 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 一つローソク ともしましょう 愛の想いを ひそかにこめて きっとあなたは 忘れたでしょう 街に緑が ゆれていたわ 今日はそうよ 愛の記念日 忘れないで ほしいの あの時の空の色 あざやかに想い出す この目とじると 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間にか 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて |
愛さずにいられない野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | だからもう つらい過去など いわないで うつむいたままで 暮して何になる 好きならば すべて投げ出し 来るがいい 傷ついた胸も いつかは いえるだろう たとえ誰が 指をさして 悪いうわさ たてていても 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 許してと君は いつでも いうけれど もう二度とそんな 言葉はやめてくれ 火のように燃えた くちづけ受けながら なぜそんな 暗い瞳をしてるんだ たとえどんな つらいことも 耐えて行くと 誓いあって 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を愛さずに いられない 君を 君を愛さずに…いられない |