| 青春ばんから故郷さえ忘れたおまえと俺も 背広を脱ぎすてりゃ 仇名に帰る 酔おうよ 友よ 綺羅の夜に ああ昨日は昨日だ いいじゃないか ばんから時代 呑みほす小さな盃に 散りばめて ああ明日は明日だ そうじゃないか 失くした夢を 一幕一場の晴れ舞台 歌おじゃないか ああ 横惚れした聖女誰かの女房 喧嘩も懐しい 悪がき同志 酔おうよ 友よ 瑠璃に萌えて ああ女は女だ いいじゃないか 謎々づくし ふられたところで 憎めないやつばかり ああ男は男だ そうじゃないか 黙っていても しんみり心が通いあう 泣けるじゃないか ああ ああ昨日は昨日だ いいじゃないか ばんから時代 呑みほす小さな盃に 散りばめて ああ男は男だ そうじゃないか いついつまでも おまえの傷みは 俺のもの いかすじゃないか ああ | 渡哲也 | ちあき哲也 | 杉本真人 | | 故郷さえ忘れたおまえと俺も 背広を脱ぎすてりゃ 仇名に帰る 酔おうよ 友よ 綺羅の夜に ああ昨日は昨日だ いいじゃないか ばんから時代 呑みほす小さな盃に 散りばめて ああ明日は明日だ そうじゃないか 失くした夢を 一幕一場の晴れ舞台 歌おじゃないか ああ 横惚れした聖女誰かの女房 喧嘩も懐しい 悪がき同志 酔おうよ 友よ 瑠璃に萌えて ああ女は女だ いいじゃないか 謎々づくし ふられたところで 憎めないやつばかり ああ男は男だ そうじゃないか 黙っていても しんみり心が通いあう 泣けるじゃないか ああ ああ昨日は昨日だ いいじゃないか ばんから時代 呑みほす小さな盃に 散りばめて ああ男は男だ そうじゃないか いついつまでも おまえの傷みは 俺のもの いかすじゃないか ああ |
| 純愛のブルースおれが死んだら しあわせな 恋をしとくれ たのんだぜ ひとりぽっちが つらくても 泣いちゃいけない 人目につくぜ おまえにやすてきな 明日がある おれはなんにも 欲しくない 今日と云う日が あればよい 流れる雲と 西 東 泣きたかったら ひとりで泣くさ おもいでだけで いいんだよ おれが死んだら その時は 泣いてくれとは 云わないが つめたい石の そのそばヘ 植えておくれよ 小さな花を おまえによく似た 白い花を | 渡哲也 | 星野哲郎 | 叶弦大 | 重松岩雄 | おれが死んだら しあわせな 恋をしとくれ たのんだぜ ひとりぽっちが つらくても 泣いちゃいけない 人目につくぜ おまえにやすてきな 明日がある おれはなんにも 欲しくない 今日と云う日が あればよい 流れる雲と 西 東 泣きたかったら ひとりで泣くさ おもいでだけで いいんだよ おれが死んだら その時は 泣いてくれとは 云わないが つめたい石の そのそばヘ 植えておくれよ 小さな花を おまえによく似た 白い花を |
| 白い鳩夢をもとめて 傷ついて 飛ぶに飛べない 白い鳩 おれもおなじさ 七色虹の 恋をもとめて 火傷した いたわりあおうよ いつまでも ククルクルクル 鳴いたとて とどくあてない あかね雲 なんで西風 おれたちだけに つらく吹くのか 意地悪め あたためあおうよ 白い鳩 胸につかえて はきだせぬ もがく思いの 夜が来る 鳩よいつかは 青空めざし 飛べる日が来る 信じよう いたわりあおうよ その日まで | 渡哲也 | 水島哲 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 夢をもとめて 傷ついて 飛ぶに飛べない 白い鳩 おれもおなじさ 七色虹の 恋をもとめて 火傷した いたわりあおうよ いつまでも ククルクルクル 鳴いたとて とどくあてない あかね雲 なんで西風 おれたちだけに つらく吹くのか 意地悪め あたためあおうよ 白い鳩 胸につかえて はきだせぬ もがく思いの 夜が来る 鳩よいつかは 青空めざし 飛べる日が来る 信じよう いたわりあおうよ その日まで |
| 白い貝がら白い貝がら 集めて歩いた あの夏の日 真赤な太陽 燃える思いの 初めての恋 長い黒髪 風になびかせ ほゝえんだ すてきなえくぼに 僕は知ったのさ 初めての恋 青い月彰 渚のそよ風 ほゝをよせて 明したあの夜 遠い思い出の 初めての恋 広い海原 かすむ島影 目をとじて しのんだあの日も 遠い夢なのさ 初めての恋 | 渡哲也 | 奥村英夫 | 奥村英夫 | 清水路雄 | 白い貝がら 集めて歩いた あの夏の日 真赤な太陽 燃える思いの 初めての恋 長い黒髪 風になびかせ ほゝえんだ すてきなえくぼに 僕は知ったのさ 初めての恋 青い月彰 渚のそよ風 ほゝをよせて 明したあの夜 遠い思い出の 初めての恋 広い海原 かすむ島影 目をとじて しのんだあの日も 遠い夢なのさ 初めての恋 |
| 彷徨人アカシヤ花咲く街で 枯葉の舞い散る街で かさねた出逢いの夢いくつ 風に肩おされ別れゆくならば 思い出にあたたかい 灯がともるうちに… ルルル…ルルル… 流れゆく時の中人は旅をする 夕陽にさまよう時も グラスを重ねる時も 心の寒さにエリ立てる あかね雲の果て 遠く住む女は 逢うことも 見ることも ない夢の女か ルルル…ルルル… 流れゆく 時の中 人は旅をする | 渡哲也 | 水木かおる | 杉本真人 | | アカシヤ花咲く街で 枯葉の舞い散る街で かさねた出逢いの夢いくつ 風に肩おされ別れゆくならば 思い出にあたたかい 灯がともるうちに… ルルル…ルルル… 流れゆく時の中人は旅をする 夕陽にさまよう時も グラスを重ねる時も 心の寒さにエリ立てる あかね雲の果て 遠く住む女は 逢うことも 見ることも ない夢の女か ルルル…ルルル… 流れゆく 時の中 人は旅をする |
| さすらいは俺の恋人恋のなげきは 夜空に捨てて 俺は涙をこの胸に 抱いてゆく さすらいが 恋人さ 忘れてくれ かわいい娘 どうせ一人さ 男の旅は 帰るあてない はるかな道を 行けば行くほど 傷跡が燃えあがる 北の果てから 南の果てへ 男涙のさすらいは まだ続く ふりむけば草原に 今日もまた 陽が沈む 泣くな なげくな 夕焼け雲よ 俺もお前も 孤独だけれど 明日の夢みて この命燃やそうよ | 渡哲也 | 水沢圭吾 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 恋のなげきは 夜空に捨てて 俺は涙をこの胸に 抱いてゆく さすらいが 恋人さ 忘れてくれ かわいい娘 どうせ一人さ 男の旅は 帰るあてない はるかな道を 行けば行くほど 傷跡が燃えあがる 北の果てから 南の果てへ 男涙のさすらいは まだ続く ふりむけば草原に 今日もまた 陽が沈む 泣くな なげくな 夕焼け雲よ 俺もお前も 孤独だけれど 明日の夢みて この命燃やそうよ |
| さすらいの挽歌しあわせうすい 窓に灯りともし 指折りかぞえ 待ってる女 いつまでも しばりたくない おれはもう 帰らないだろ 過ぎた季節は 返せないけど これからの季節は おまえにやりたい 男は夢に 生きることを望み 女はいつも 幸せ願う 顔みれば 何もいえない 遠くから 別れを云おう 愛のしずかな くらしをまもる おまえにはそう云う 男がにあうよ 野菊のように 咲いてくれたひとの 淋しい笑顔 ゆれてる旅路 何ひとつ 酬いられない おれは今 それがせつない いつかも一度 恋に逢えたら 花の夢いっぱい ひらいておくれよ | 渡哲也 | 塔山清 | 遠藤実 | | しあわせうすい 窓に灯りともし 指折りかぞえ 待ってる女 いつまでも しばりたくない おれはもう 帰らないだろ 過ぎた季節は 返せないけど これからの季節は おまえにやりたい 男は夢に 生きることを望み 女はいつも 幸せ願う 顔みれば 何もいえない 遠くから 別れを云おう 愛のしずかな くらしをまもる おまえにはそう云う 男がにあうよ 野菊のように 咲いてくれたひとの 淋しい笑顔 ゆれてる旅路 何ひとつ 酬いられない おれは今 それがせつない いつかも一度 恋に逢えたら 花の夢いっぱい ひらいておくれよ |
| さざんかの女小さな花が 寒かろと 雪をはらって いたおまえ さざんかに はつ雪の 降った朝…… 花にもやさしい おまえを見たら とても別れが 云えなかったよ 焚火をしてた うしろから そっと目かくし したおまえ さざんかの 花白く 匂う朝…… 子供の時代に かえれるならば 生まれかわって 出直したいよ 憎んでいても そのうらで 涙ながして いるおまえ さざんかの 実がひとつ 落ちた朝…… おまえに変わりが なければいいが 遠い空見て 胸がいたむよ | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 小さな花が 寒かろと 雪をはらって いたおまえ さざんかに はつ雪の 降った朝…… 花にもやさしい おまえを見たら とても別れが 云えなかったよ 焚火をしてた うしろから そっと目かくし したおまえ さざんかの 花白く 匂う朝…… 子供の時代に かえれるならば 生まれかわって 出直したいよ 憎んでいても そのうらで 涙ながして いるおまえ さざんかの 実がひとつ 落ちた朝…… おまえに変わりが なければいいが 遠い空見て 胸がいたむよ |
| 笹舟朝の別れが ない国へ つれていってと おまえはすがる 笹舟 さらさら おんな舟 波にもまれて 傷つきながら どこへ流れる ネオン川 春はいちめん 菜の花の 故郷の話を きかせてほしい 笹舟 さらさら おんな舟 幼ななじみの 思い出川に いつか失くした 夢を見る 酒に崩れる 足もとを バカと叱っ 肩貸す灯かげ 笹舟 さらさら おんな舟 つんだ涙の 重さに負けて 沈みやしないか さだめ川 | 渡哲也 | 塔山清 | 遠藤実 | | 朝の別れが ない国へ つれていってと おまえはすがる 笹舟 さらさら おんな舟 波にもまれて 傷つきながら どこへ流れる ネオン川 春はいちめん 菜の花の 故郷の話を きかせてほしい 笹舟 さらさら おんな舟 幼ななじみの 思い出川に いつか失くした 夢を見る 酒に崩れる 足もとを バカと叱っ 肩貸す灯かげ 笹舟 さらさら おんな舟 つんだ涙の 重さに負けて 沈みやしないか さだめ川 |
| 酒は男の子守唄心に燃える 火はあれど 夢まだ寒き 風の街 ふるさと遠く ひとりくむ 酒は男の 子守唄 海山ゆけば 露おびて 手足にからむ 乙女花 明日の別れ 待つ身には 恋は緑酒か 苦酒か みどりの竹に くむ酒も カニの甲らに にる酒も 心にしみて かけめぐる 酒はみちづれ 酒は友 水より薄き 人の世に 情けをともす 宿あかり 酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 心に燃える 火はあれど 夢まだ寒き 風の街 ふるさと遠く ひとりくむ 酒は男の 子守唄 海山ゆけば 露おびて 手足にからむ 乙女花 明日の別れ 待つ身には 恋は緑酒か 苦酒か みどりの竹に くむ酒も カニの甲らに にる酒も 心にしみて かけめぐる 酒はみちづれ 酒は友 水より薄き 人の世に 情けをともす 宿あかり 酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり |
くちなしの花 いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった |
| 北海峡昨日あの街 こえてきた 明日も他国の さだめやら ああ北海峡 しぶきに吹かれ つける煙草の つける煙草のにがっぽさ ながれ流れて こんな夜は 故郷恋しさ ついつのる ああ北海峡 今さら誰に あわす顔など あわす顔などないものを ばかなやつほど 人知れず いたい傷みを さするもの ああ北海峡 やさぐれ鴎 啼いてくれるか 啼いてくれるか身代りに いつになったら さすらいに 花を手向ける 春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ | 渡哲也 | ちあき哲也 | 杉本真人 | | 昨日あの街 こえてきた 明日も他国の さだめやら ああ北海峡 しぶきに吹かれ つける煙草の つける煙草のにがっぽさ ながれ流れて こんな夜は 故郷恋しさ ついつのる ああ北海峡 今さら誰に あわす顔など あわす顔などないものを ばかなやつほど 人知れず いたい傷みを さするもの ああ北海峡 やさぐれ鴎 啼いてくれるか 啼いてくれるか身代りに いつになったら さすらいに 花を手向ける 春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ |
| 関東流れ唄風に吹かれて 流されて ねぐら求めて どこへ行く 追われ追われて 見た流れ星 流れて男を 賭けるのさ 風に吹かれて 流されて 木枯らしの町 はぐれ鳥 極道やくざと そしられて 流れの果ての この命 ひとりで生きて ひとりで死んで 恋も未練も 捨てたのさ とじた瞼に にじむ灯は しぐれ降る町 明日はない | 渡哲也 | 宮原和男 | 由樹俊一郎 | | 風に吹かれて 流されて ねぐら求めて どこへ行く 追われ追われて 見た流れ星 流れて男を 賭けるのさ 風に吹かれて 流されて 木枯らしの町 はぐれ鳥 極道やくざと そしられて 流れの果ての この命 ひとりで生きて ひとりで死んで 恋も未練も 捨てたのさ とじた瞼に にじむ灯は しぐれ降る町 明日はない |
| 風の舞う港から何をこんな遠く逃げて 来たのだろう一人 淋しそうな姿 鈍色の浜に立つ 細い後ろ影 風の舞う港から カモメ 傷をいやして 飛んでゆけ 思い出は海に沈めて 旅は捨てるはずの過去を 時に飾りさえも つけて連れて来るよ 見も知らぬ悲し気な 姿胸を打つ 風の舞う港から 浮かぶ面影ひとつ その頬に光るもの おまえの涙 風の舞う港から カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに | 渡哲也 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 何をこんな遠く逃げて 来たのだろう一人 淋しそうな姿 鈍色の浜に立つ 細い後ろ影 風の舞う港から カモメ 傷をいやして 飛んでゆけ 思い出は海に沈めて 旅は捨てるはずの過去を 時に飾りさえも つけて連れて来るよ 見も知らぬ悲し気な 姿胸を打つ 風の舞う港から 浮かぶ面影ひとつ その頬に光るもの おまえの涙 風の舞う港から カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに |
| 風蕭蕭と風蕭蕭と 吹きわたり 砂塵をまいて 夢が舞う 男ごころを かりたてる 熱い思いを 誰に語ろう 晨(あした)に開く 花あれば 夕べに枯れる 花もある 風に嬲(なぶ)られ 散り急ぐ 花の涙は 誰も知らない 風蕭蕭と 吹く時も 落葉に 罪はないものを 若い命を 道づれに 夢の償い いかにせんかな 弧愁(こしゅう)の岸に 陽は落ちて 男は風か 逝く水か 肩でさらばを 告げながら 行くは何処(いずこ)ぞ 二度と還らず 行くは何処(いずこ)ぞ 二度と還らず | 渡哲也 | 水木かおる | 杉本真人 | | 風蕭蕭と 吹きわたり 砂塵をまいて 夢が舞う 男ごころを かりたてる 熱い思いを 誰に語ろう 晨(あした)に開く 花あれば 夕べに枯れる 花もある 風に嬲(なぶ)られ 散り急ぐ 花の涙は 誰も知らない 風蕭蕭と 吹く時も 落葉に 罪はないものを 若い命を 道づれに 夢の償い いかにせんかな 弧愁(こしゅう)の岸に 陽は落ちて 男は風か 逝く水か 肩でさらばを 告げながら 行くは何処(いずこ)ぞ 二度と還らず 行くは何処(いずこ)ぞ 二度と還らず |
| 風車飲みすぎた わけではないが 今夜の酒は ひとりがしみる 夢は通せんぼ 女はかくれんぼ 俺は今日まで道草ばかり 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 ひかえめで 気だてがよくて 俺にはすぎた いい奴だった 恋はそれっきり あいつがひとりきり 胸に散っても 散らない花よ 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 盃 を とめるひとなく 破れた夢を つくろう夜ふけ 酔って通りゃんせ 夢路で帰りゃんせ とてもしらふじゃ 帰れぬ故郷 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 飲みすぎた わけではないが 今夜の酒は ひとりがしみる 夢は通せんぼ 女はかくれんぼ 俺は今日まで道草ばかり 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 ひかえめで 気だてがよくて 俺にはすぎた いい奴だった 恋はそれっきり あいつがひとりきり 胸に散っても 散らない花よ 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 盃 を とめるひとなく 破れた夢を つくろう夜ふけ 酔って通りゃんせ 夢路で帰りゃんせ とてもしらふじゃ 帰れぬ故郷 飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車 |
| 俺の明日はどこにある夕陽を浴びて 思うのさ 俺も人の子 泣きもする 恋もしたいさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある たまにはそっと 思うのさ あの娘いまごろ どうしてる 胸も痛むさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある 流れる星に 思うのさ 俺の東京は どうしてる 夢に見るのさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある | 渡哲也 | 川内和子 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 夕陽を浴びて 思うのさ 俺も人の子 泣きもする 恋もしたいさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある たまにはそっと 思うのさ あの娘いまごろ どうしてる 胸も痛むさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある 流れる星に 思うのさ 俺の東京は どうしてる 夢に見るのさ それなのに 俺の明日は 何処にある 何処にある |
| 俺とお前の明日がある何処へ消えたか 可愛いあの娘 好きでいたけど はかない夢さ 振り向け 振り向け 太陽よ 独りぽっちの 今日からは 俺とお前と 過ごそうぜ 消えてしまった 倖(しあわせ)なんか 探(さが)すつもりは さらさらないぜ 振り向け 振り向け 太陽よ もしもあの娘が たのんだら あげておくれよ その陽光(ひかり) 捨てて行くんだ 昨日のことは 胸に残った あの娘の面影(かげ)も 振り向け 振り向け 太陽よ 泣きはしないぜ 行手(ゆくて)には 俺とお前の 明日(あす)がある | 渡哲也 | 関根浩子 | 叶弦大 | 安田彫花 | 何処へ消えたか 可愛いあの娘 好きでいたけど はかない夢さ 振り向け 振り向け 太陽よ 独りぽっちの 今日からは 俺とお前と 過ごそうぜ 消えてしまった 倖(しあわせ)なんか 探(さが)すつもりは さらさらないぜ 振り向け 振り向け 太陽よ もしもあの娘が たのんだら あげておくれよ その陽光(ひかり) 捨てて行くんだ 昨日のことは 胸に残った あの娘の面影(かげ)も 振り向け 振り向け 太陽よ 泣きはしないぜ 行手(ゆくて)には 俺とお前の 明日(あす)がある |
| おもいで螢夢をともしに きたこの街は 夢の住めない 街だった 螢 螢 ほうほう螢 どこ行った 誰がうたうか わらべ唄 羽根をうたれて 飲まされたのは 甘い水かよ にがい水 螢 螢 ほうほう螢 風の中 ゆくえ迷って どこへ飛ぶ みんなうわべは 幸せそうで しんはさみしい 奴ばかり 螢 螢 ほうほう螢 ネオン川 酒に涙を すてに来た ふとんかぶれば 故郷が見える 見える故郷にゃ 帰れない 螢 螢 ほうほう螢 街の空 俺は飛びたい もう一度 | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 夢をともしに きたこの街は 夢の住めない 街だった 螢 螢 ほうほう螢 どこ行った 誰がうたうか わらべ唄 羽根をうたれて 飲まされたのは 甘い水かよ にがい水 螢 螢 ほうほう螢 風の中 ゆくえ迷って どこへ飛ぶ みんなうわべは 幸せそうで しんはさみしい 奴ばかり 螢 螢 ほうほう螢 ネオン川 酒に涙を すてに来た ふとんかぶれば 故郷が見える 見える故郷にゃ 帰れない 螢 螢 ほうほう螢 街の空 俺は飛びたい もう一度 |
| 男の別れ歌~わかれ花~誰かがささえて やらなけりゃ 倒れてしまう あの女 俺は行くぜと 別れたけれど うしろ髪ひく 残り雨 今日からひとりと つぶやいて 怨みをこめた あの泪 女ごころは 切ないけれど 俺にゃできない 幸せに よごれたこの世に ただひとり 真珠のような あの女 きっと浮かぶさ 淋しい顔が 俺がいのちを 閉じるとき | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 誰かがささえて やらなけりゃ 倒れてしまう あの女 俺は行くぜと 別れたけれど うしろ髪ひく 残り雨 今日からひとりと つぶやいて 怨みをこめた あの泪 女ごころは 切ないけれど 俺にゃできない 幸せに よごれたこの世に ただひとり 真珠のような あの女 きっと浮かぶさ 淋しい顔が 俺がいのちを 閉じるとき |
| 男の流転恋と涙と 命まで 俺が賭けたに 何悔む ままよ夜空に 勝負と吠えりゃ 夢までこがすか 男の流転 義理も人情も 語りぐさ これが浮世の 裏表 親にあの娘に 背中を向けて ひとり行くのさ 男の流転 指で数えて 思っても 過ぎた昔は もどりゃせぬ 笑って一番 あの娘のために 三々一の 男の流転 | 渡哲也 | 藤田五郎 | 叶弦大 | | 恋と涙と 命まで 俺が賭けたに 何悔む ままよ夜空に 勝負と吠えりゃ 夢までこがすか 男の流転 義理も人情も 語りぐさ これが浮世の 裏表 親にあの娘に 背中を向けて ひとり行くのさ 男の流転 指で数えて 思っても 過ぎた昔は もどりゃせぬ 笑って一番 あの娘のために 三々一の 男の流転 |
| 男の波止場涙ぐむよに 濡れている マリンタワーの 窓灯り すきで別れて ゆくのじゃないよ おれのこころは みんなのこして ゆくんだよ 白い恋花(こいばな) マツリカの あまくやさしい その香(かお)り 胸に飾って 潮路の果てへ つれてゆきたい 夢もみたのさ 昨日まで 清いおまえと ふたりなら 楽しかろうよ 人生も 今宵かぎりさ 男の波止場 かわいその瞳(め)を おれはかたみに だいてゆく | 渡哲也 | 星野哲郎 | 叶弦大 | 重松岩雄 | 涙ぐむよに 濡れている マリンタワーの 窓灯り すきで別れて ゆくのじゃないよ おれのこころは みんなのこして ゆくんだよ 白い恋花(こいばな) マツリカの あまくやさしい その香(かお)り 胸に飾って 潮路の果てへ つれてゆきたい 夢もみたのさ 昨日まで 清いおまえと ふたりなら 楽しかろうよ 人生も 今宵かぎりさ 男の波止場 かわいその瞳(め)を おれはかたみに だいてゆく |
| 男泣き泣くな怒るな 云うたじゃないか 一夜情けは 恋じゃない じゃまな女と 手をはらい 一人になって 男泣き 時よ時節に 流されて 路地から路地も 変りはて 昔かわらぬ 胸のうち 夢を見るのさ 男泣き 何もきくなと 故郷(くに)をでた 夜の都会の 野良犬が 父にかくれた母便り 封も切れずに 男泣き お前叱った 夢を見た 夢から覚めた しみじみと 情けあるのか 情(じょう)なしか 情けないぞと 男泣き | 渡哲也 | 藤田五郎 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 泣くな怒るな 云うたじゃないか 一夜情けは 恋じゃない じゃまな女と 手をはらい 一人になって 男泣き 時よ時節に 流されて 路地から路地も 変りはて 昔かわらぬ 胸のうち 夢を見るのさ 男泣き 何もきくなと 故郷(くに)をでた 夜の都会の 野良犬が 父にかくれた母便り 封も切れずに 男泣き お前叱った 夢を見た 夢から覚めた しみじみと 情けあるのか 情(じょう)なしか 情けないぞと 男泣き |
| 逢坂川汚れた女と 目を伏せたけど 襟の白さに あゝ 少女が残る おなじ痛みの川千鳥 今のおまえがいいんだよ 水の都の さすらいに ゆれて 流れて 逢坂川 小雨の街角 けんかをしても 背中あわせの あゝ ぬくみがかよう 夢にはぐれた 淋しさを うめる相手はおまえだけ 北へ南へ あてもなく ゆれて 流れて 逢坂川 捨てきれなかった この街の灯は ひとの情に あゝ ほろりとにじむ 酔ってグラスに 逃げた日を 笑いばなしにしておくれ ついてくるかい どこまでも ゆれて 流れて 逢坂川 | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 汚れた女と 目を伏せたけど 襟の白さに あゝ 少女が残る おなじ痛みの川千鳥 今のおまえがいいんだよ 水の都の さすらいに ゆれて 流れて 逢坂川 小雨の街角 けんかをしても 背中あわせの あゝ ぬくみがかよう 夢にはぐれた 淋しさを うめる相手はおまえだけ 北へ南へ あてもなく ゆれて 流れて 逢坂川 捨てきれなかった この街の灯は ひとの情に あゝ ほろりとにじむ 酔ってグラスに 逃げた日を 笑いばなしにしておくれ ついてくるかい どこまでも ゆれて 流れて 逢坂川 |
| 海を見ていたジョニー夜の海に 星が落ちる あれはジョニーの もろい命 今夜も吹こう 一人淋しく 君を葬う トランペット 想い出すのは ジョニー いってしまった ジョニー 思い出すのは ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 遠い海に 波が光る あれはジョニーの 青い墓標 ひとりで生きる おれの胸に 今もきこえる あの声よ 想い出すのは ジョニー いってしまった ジョニー 思い出すのは ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー ジョニー ジョニー ジョニー | 渡哲也 | 五木寛之 | 叶弦大 | 安藤実親 | 夜の海に 星が落ちる あれはジョニーの もろい命 今夜も吹こう 一人淋しく 君を葬う トランペット 想い出すのは ジョニー いってしまった ジョニー 思い出すのは ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 遠い海に 波が光る あれはジョニーの 青い墓標 ひとりで生きる おれの胸に 今もきこえる あの声よ 想い出すのは ジョニー いってしまった ジョニー 思い出すのは ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー 海を見ていた ジョニージョニー ジョニー ジョニー ジョニー |
| 海は真赤な恋の色雲の流れに 似た運命 風にまかせた この命 呼んでくれるな この俺を 涙かくした 想い出の 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 海は泣いてる 涙色 俺の心も しずんでる だけど行こうぜ 男なら 恋の花火に 火をつけりゃ 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 明日をもたない さすらいの 死んだつもりの 火炎鳥(ほのおどり) いのちを賭けた 恋ひとつ よみがえらせて 陽が昇る 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 | 渡哲也 | 川内和子 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 雲の流れに 似た運命 風にまかせた この命 呼んでくれるな この俺を 涙かくした 想い出の 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 海は泣いてる 涙色 俺の心も しずんでる だけど行こうぜ 男なら 恋の花火に 火をつけりゃ 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 明日をもたない さすらいの 死んだつもりの 火炎鳥(ほのおどり) いのちを賭けた 恋ひとつ よみがえらせて 陽が昇る 海は真赤な 海は真赤な 恋の色 |
| 歌い残した歌つぼみのままで 夢は枯れ 寂しくすする 冷えた酒 都落ちする 春の宵 さらばとふりむく 街の灯に 歌い残した 歌がある 少女のままの けがれない 写真を置いて 消えた娘よ どこへ行ったか 日陰花 別れて幾年 世を拗ねた 身にも涙は ながれくる こころのほつれ 逢うひとも 二十才に帰る 道もない 山のみどりよ 海の青 旅路になきがら さらすなら 枯れて見果てぬ 夢に死ぬ | 渡哲也 | 搭山清 | 遠藤実 | | つぼみのままで 夢は枯れ 寂しくすする 冷えた酒 都落ちする 春の宵 さらばとふりむく 街の灯に 歌い残した 歌がある 少女のままの けがれない 写真を置いて 消えた娘よ どこへ行ったか 日陰花 別れて幾年 世を拗ねた 身にも涙は ながれくる こころのほつれ 逢うひとも 二十才に帰る 道もない 山のみどりよ 海の青 旅路になきがら さらすなら 枯れて見果てぬ 夢に死ぬ |
| いつまでも二人で冬空に輝く ふたつ星 寒さをさけて よりそう星よ 君と僕も よりそいあって あたためあおうよ 心と心 いつまでもゝゝ いてついた道も ふたりなら つめたくないさ バラ色なのさ 君はいつも おしえてくれる 心のやさしさ 一番大事 いつまでもゝゝ もうすぐに春が おとずれて つぼみは開く 二人のために 君と僕も よりそいあって 咲かせてみせるぜ すてきな愛を きっとだぜゝゝ | 渡哲也 | 水島哲 | 叶弦大 | 重松岩雄 | 冬空に輝く ふたつ星 寒さをさけて よりそう星よ 君と僕も よりそいあって あたためあおうよ 心と心 いつまでもゝゝ いてついた道も ふたりなら つめたくないさ バラ色なのさ 君はいつも おしえてくれる 心のやさしさ 一番大事 いつまでもゝゝ もうすぐに春が おとずれて つぼみは開く 二人のために 君と僕も よりそいあって 咲かせてみせるぜ すてきな愛を きっとだぜゝゝ |
| 粋な別れ生命に 終りがある 恋にも 終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れを しようぜ 生命に 終りがある 恋にも 終りがくる はかない生命は 切なく燃えて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れを しようぜ | 渡哲也 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 川上義彦 | 生命に 終りがある 恋にも 終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れを しようぜ 生命に 終りがある 恋にも 終りがくる はかない生命は 切なく燃えて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れを しようぜ |
| ありんこ咲くなら咲け 散るなら散れ 自分できめろ たったひとつの生命じゃないか わかっていてできないのが人間ならば ありんこになって生きてもいいさ ころげころげながら踏まれ踏まれながら もっともっと汚れちまえよ はぐれたありんこが雨に打たれ 重い夢のかけらをひきずる バカだね苦しい旅は捨てて 笑っていれば楽しいものを 降るなら降れ 吹くなら吹け 手かげんするな どうせまた来る 嵐じゃないか やるだけやれ 死ぬまでやれ 甘ったれるな 涙なんか ひとりで流せ 街におぼれながら人を憎みながら もっともっと壊れちまえよ ひたすらありんこみたいに歩け その心を誰かが待っている また来る明日のために愛は とまっておけよその胸の中 迷い迷いながら 叫び叫びながら もっともっと汚れちまえよ ひたすらありんこみたいに歩け この思いが誰かにつたわる もう一度かけがえのない愛に たどりついたら錨をおろせ | 渡哲也 | 門谷憲二 | 山崎稔 | | 咲くなら咲け 散るなら散れ 自分できめろ たったひとつの生命じゃないか わかっていてできないのが人間ならば ありんこになって生きてもいいさ ころげころげながら踏まれ踏まれながら もっともっと汚れちまえよ はぐれたありんこが雨に打たれ 重い夢のかけらをひきずる バカだね苦しい旅は捨てて 笑っていれば楽しいものを 降るなら降れ 吹くなら吹け 手かげんするな どうせまた来る 嵐じゃないか やるだけやれ 死ぬまでやれ 甘ったれるな 涙なんか ひとりで流せ 街におぼれながら人を憎みながら もっともっと壊れちまえよ ひたすらありんこみたいに歩け その心を誰かが待っている また来る明日のために愛は とまっておけよその胸の中 迷い迷いながら 叫び叫びながら もっともっと汚れちまえよ ひたすらありんこみたいに歩け この思いが誰かにつたわる もう一度かけがえのない愛に たどりついたら錨をおろせ |
| 嵐を呼ぶ男おいらはドラマー やくざなドラマー おいらが怒れば 嵐を呼ぶぜ 喧嘩がわりに ドラムを叩きゃ 恋のうさも ふっとぶぜ ドラム!お前は俺の心だ。ほら、ドラムが俺を呼んでるぜ。 恋だ、喧嘩だ、お祭りだ。よし、俺にまかせろ。 それ、シンバルだ! おいらはドラマー 浮気なドラマー おいらが惚れたら 嵐を呼ぶぜ 女抱きよせ ドラムを叩きゃ 赤い血潮が なお燃える おいらはドラマー お洒落なドラマー おいらが唄えば 嵐を呼ぶぜ ウインクふりまき 街を行けば ネオンの花も うかれだす おいらはドラマー 陽気なドラマー おいらが踊れば 嵐を呼ぶぜ どうせこの世は 男と女 唄って踊って ドラムを叩け | 渡哲也 | 井上梅次 | 大森盛太郎 | 小杉仁三 | おいらはドラマー やくざなドラマー おいらが怒れば 嵐を呼ぶぜ 喧嘩がわりに ドラムを叩きゃ 恋のうさも ふっとぶぜ ドラム!お前は俺の心だ。ほら、ドラムが俺を呼んでるぜ。 恋だ、喧嘩だ、お祭りだ。よし、俺にまかせろ。 それ、シンバルだ! おいらはドラマー 浮気なドラマー おいらが惚れたら 嵐を呼ぶぜ 女抱きよせ ドラムを叩きゃ 赤い血潮が なお燃える おいらはドラマー お洒落なドラマー おいらが唄えば 嵐を呼ぶぜ ウインクふりまき 街を行けば ネオンの花も うかれだす おいらはドラマー 陽気なドラマー おいらが踊れば 嵐を呼ぶぜ どうせこの世は 男と女 唄って踊って ドラムを叩け |
| 雨降り花夢ものぞみも つまずくたびに やせて小さく なって来た だめな俺だが 雨降り花よ 純なこころで 咲けるなら せめて野に咲く 花でいい 好きとひと言 云えないままに あいつ泣かせた 二年前 なんで別れた 雨降り花よ 今もこの血が 熱いなら せめて野に咲く 花でいい 口に出せない 男のつらさ じっと背中で 耐えるやつ しみる しみるさ 雨降り花よ 友のこころに 咲けるなら せめて野に咲く 花でいい 風に吹かれて 這いずるように 俺は俺なり 生きてゆく 雨が重たい 雨降り花よ うすい紅いろ ひと色に せめて野に咲く 花でいい | 渡哲也 | 水木かおる | 杉山真人 | | 夢ものぞみも つまずくたびに やせて小さく なって来た だめな俺だが 雨降り花よ 純なこころで 咲けるなら せめて野に咲く 花でいい 好きとひと言 云えないままに あいつ泣かせた 二年前 なんで別れた 雨降り花よ 今もこの血が 熱いなら せめて野に咲く 花でいい 口に出せない 男のつらさ じっと背中で 耐えるやつ しみる しみるさ 雨降り花よ 友のこころに 咲けるなら せめて野に咲く 花でいい 風に吹かれて 這いずるように 俺は俺なり 生きてゆく 雨が重たい 雨降り花よ うすい紅いろ ひと色に せめて野に咲く 花でいい |
| あの娘のために死ぬんだぜあの娘あの娘は あの娘は俺の 俺のこころの 花なのさ はじめて逢った あの日から 俺のいのちに なった人 ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ あの娘あの娘は あの娘は俺が 俺がさがした 星なのさ 誰にも云わず この胸で 俺が育てた 夢なのさ ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ あの娘あの娘は あの娘は俺を 俺を泣かせる やさしさを だまって見せて くれるのさ 虹のひとみの 人なのさ ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ | 渡哲也 | 川内和子 | 北原じゅん | 北原じゅん | あの娘あの娘は あの娘は俺の 俺のこころの 花なのさ はじめて逢った あの日から 俺のいのちに なった人 ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ あの娘あの娘は あの娘は俺が 俺がさがした 星なのさ 誰にも云わず この胸で 俺が育てた 夢なのさ ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ あの娘あの娘は あの娘は俺を 俺を泣かせる やさしさを だまって見せて くれるのさ 虹のひとみの 人なのさ ああ あの娘の あの娘のために 死ぬんだぜ |
あじさいの雨 弱いからだに かさねた無理を かくしていたのか 濃いめの化粧 いくども色を 変えながら 枯れて淋しく 散ってゆく 雨 雨 あじさいの雨に 煙るおまえの 白い顔 いつも変わらぬ 笑顔のかげで いつか指から 消えてたゆびわ 苦労の重さ たえながら じっと咲いてた 花にふる 雨 雨 あじさいの雨は 男ごころを ぬらす雨 かげで流した おまえの涙 ふいてやれずに 今日までひとり 身勝手すぎた このおれを 詫びてみたって 遅いけど 雨 雨 あじさいの雨に 声をころして 男泣き | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 弱いからだに かさねた無理を かくしていたのか 濃いめの化粧 いくども色を 変えながら 枯れて淋しく 散ってゆく 雨 雨 あじさいの雨に 煙るおまえの 白い顔 いつも変わらぬ 笑顔のかげで いつか指から 消えてたゆびわ 苦労の重さ たえながら じっと咲いてた 花にふる 雨 雨 あじさいの雨は 男ごころを ぬらす雨 かげで流した おまえの涙 ふいてやれずに 今日までひとり 身勝手すぎた このおれを 詫びてみたって 遅いけど 雨 雨 あじさいの雨に 声をころして 男泣き |
| 朝やけ何かあったら こわれそうな あぶないあぶない あの女 小さくうなずき 大丈夫よと 答えてゆがんだ 笑い顔 朝やけの朝やけの 空は晴れても ひとりで行かせた 苦みがのこる いつか暗さに なれた目に まぶしいまぶしい あの女 汚れたこの手で 傷ついた 小鳥を抱いたら 罪つくり 朝やけの朝やけの 光さしても こころは夜霧に さまようようだ 胸のどこかに ひっかかる 別れた別れた あの女 この先逢う日も ないだろが 行く道迷うな ケガするな 朝やけの朝やけの 雲はながれて しめったタバコの けむりがにがい しめったタバコの けむりがにがい | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | 何かあったら こわれそうな あぶないあぶない あの女 小さくうなずき 大丈夫よと 答えてゆがんだ 笑い顔 朝やけの朝やけの 空は晴れても ひとりで行かせた 苦みがのこる いつか暗さに なれた目に まぶしいまぶしい あの女 汚れたこの手で 傷ついた 小鳥を抱いたら 罪つくり 朝やけの朝やけの 光さしても こころは夜霧に さまようようだ 胸のどこかに ひっかかる 別れた別れた あの女 この先逢う日も ないだろが 行く道迷うな ケガするな 朝やけの朝やけの 雲はながれて しめったタバコの けむりがにがい しめったタバコの けむりがにがい |
| 赤と黒のブルース恋しちゃならぬ ひとを恋 想いはふかく 乱れゆく ア…… 胸の炎は ふたすじの 色どりわける 赤と黒 思い出だけに とどめよか それとも恋に 絢じよか ア…… 涙熱く 夜はながく 灯かげも泌じむ 赤と黒 瞼の奥の 幻と 諦らめようと 思うても ア…… なぜに想い 切れようか 未練にぬれる 赤と黒 | 渡哲也 | 奥野椰子夫 | 加賀谷伸 | 小杉仁三 | 恋しちゃならぬ ひとを恋 想いはふかく 乱れゆく ア…… 胸の炎は ふたすじの 色どりわける 赤と黒 思い出だけに とどめよか それとも恋に 絢じよか ア…… 涙熱く 夜はながく 灯かげも泌じむ 赤と黒 瞼の奥の 幻と 諦らめようと 思うても ア…… なぜに想い 切れようか 未練にぬれる 赤と黒 |
| 青空抱いて哀しいけれど 泣いたりしない 苦しいけれど 負けないで 生きてりゃいいこと きっとある 心に明るい 青空抱いて 行こうよたとえ ひとりでも いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 まことの瞳 まっすぐ向けて あの人だけを 信じつつ 生きてりゃいいこと きっとある 愛しているから 愛されたいと 激しく燃える 若い胸 いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 涙の傷を 笑顔でかばい 信じて行こう どこまでも 生きてりゃいいこと きっとある この世でいちばん 幸せなのは まごころ寄せ合い 生きること いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 | 渡哲也 | 関根浩子 | 叶弦大 | 小杉仁三 | 哀しいけれど 泣いたりしない 苦しいけれど 負けないで 生きてりゃいいこと きっとある 心に明るい 青空抱いて 行こうよたとえ ひとりでも いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 まことの瞳 まっすぐ向けて あの人だけを 信じつつ 生きてりゃいいこと きっとある 愛しているから 愛されたいと 激しく燃える 若い胸 いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 涙の傷を 笑顔でかばい 信じて行こう どこまでも 生きてりゃいいこと きっとある この世でいちばん 幸せなのは まごころ寄せ合い 生きること いつかゝゝゝ 陽のあたる坂道 |
| 愛の歌あなたの髪を かざってあげる 名前もしらぬ 花をあつめて にあうよとても とってもすてき 可愛いあなたは 可愛い声で 唄ってほしい 愛の歌 あなたの髪を やさしくそっと いたずらしては すぎるそよ風 しあわせだけが あふれる野原 可愛いあなたと 一緒に僕も 唄ってみよう 愛の歌 あなたの髪に こぼれる夕陽 チャペルの丘に せまるたそがれ よりそい帰る 二つの影よ 可愛いあなたは 可愛い声で 唄ってほしい 愛の歌 | 渡哲也 | 水島哲 | 叶弦大 | 重松岩雄 | あなたの髪を かざってあげる 名前もしらぬ 花をあつめて にあうよとても とってもすてき 可愛いあなたは 可愛い声で 唄ってほしい 愛の歌 あなたの髪を やさしくそっと いたずらしては すぎるそよ風 しあわせだけが あふれる野原 可愛いあなたと 一緒に僕も 唄ってみよう 愛の歌 あなたの髪に こぼれる夕陽 チャペルの丘に せまるたそがれ よりそい帰る 二つの影よ 可愛いあなたは 可愛い声で 唄ってほしい 愛の歌 |
あいつ この指泣いて かんだやつ 今でもおれを 憎むやつ それでもじっと 陰ながら どこかでおれを 見てるやつ 遠くになるほど 近くなる あいつ あいつ 忘れられないあいつ 名もない花が 好きなやつ 子供のように 怒るやつ いっしょに側に いるだけで 不思議にこころ なごむやつ 日なたの匂いが するような あいつ あいつ 心ひかれるあいつ ひとりでいまも 暮らすやつ かなしい意地を 通すやつ 二度ない春を 無駄にして ひそかに愛を 燃やすやつ 忘れてくれたら いいものを あいつ あいつ 俺を泣かせるあいつ | 渡哲也 | 水木かおる | 遠藤実 | | この指泣いて かんだやつ 今でもおれを 憎むやつ それでもじっと 陰ながら どこかでおれを 見てるやつ 遠くになるほど 近くなる あいつ あいつ 忘れられないあいつ 名もない花が 好きなやつ 子供のように 怒るやつ いっしょに側に いるだけで 不思議にこころ なごむやつ 日なたの匂いが するような あいつ あいつ 心ひかれるあいつ ひとりでいまも 暮らすやつ かなしい意地を 通すやつ 二度ない春を 無駄にして ひそかに愛を 燃やすやつ 忘れてくれたら いいものを あいつ あいつ 俺を泣かせるあいつ |
| 逢いたいね背中まるめて 飲む酒に ホロリ あまえの名が落ちる 風が冷たい こんな夜は あの日の ぬくもり想い出す 別れても 離れても 心ひかれる 人がいる 別れても 離れても 心泣かせる 人がいる 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は 季節変わりの 花が咲く 今日のおまえは 何処にいる 北のはずれの 港町 おまえのふるさと このあたり 今度こそ 幸せを ふたり死ぬまで 暮らしたい 今度こそ 幸せを ふたり一緒に 歩きたい 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は 今度こそ 幸せを ふたり死ぬまで 暮らしたい 今度こそ 幸せを ふたり一緒に 歩きたい 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は | 渡哲也 | 建石一 | 杉本真人 | 山川恵津子 | 背中まるめて 飲む酒に ホロリ あまえの名が落ちる 風が冷たい こんな夜は あの日の ぬくもり想い出す 別れても 離れても 心ひかれる 人がいる 別れても 離れても 心泣かせる 人がいる 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は 季節変わりの 花が咲く 今日のおまえは 何処にいる 北のはずれの 港町 おまえのふるさと このあたり 今度こそ 幸せを ふたり死ぬまで 暮らしたい 今度こそ 幸せを ふたり一緒に 歩きたい 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は 今度こそ 幸せを ふたり死ぬまで 暮らしたい 今度こそ 幸せを ふたり一緒に 歩きたい 逢いたいなぁ 逢いたいねぇ こんな夜は |