花笠道中氷川きよし | 氷川きよし | 米山正夫 | 米山正夫 | 丸山雅仁 | これこれ 石の地蔵さん 西へ行くのは こっちかえ だまって居ては 判らない ぽっかり浮かんだ 白い雲 何やらさみしい 旅の空 いとし殿御の こころの中(うち)は 雲におききと 言うのかえ もしもし野田の 案山子さん 西へ行くのは こっちかえ だまって居ては 判らない 蓮華たんぽぽ 花盛り 何やら悲しい 旅の空 いとし殿御の こころの中(うち)は 風におききと 言うのかえ さてさて 旅は遠いもの 田舎の道は つづくもの そこでしばらく 立止まる 流れて消える 白い雲 やがて蓮華も 散るだろう いとし殿御と 花笠道中 せめて寄り添う 道の端 |
関東春雨傘福田こうへい | 福田こうへい | 米山正夫 | 米山正夫 | 高田弘 | 関東一円 雨降るときは さして行(い)こうよ 蛇の目傘(かさ) どうせこっちは ぶん流し エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬(き)れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ あとにゃ引かない 女伊達(だて) 花が散(ち)ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵(たんか) エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ こわいものなし 女伊達 女だてらに朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世(じせい)が やくざ渡世(とせい)の 身の辛(つら)さ エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ 恋も知らない 女伊達 |
純愛の白い砂本間千代子 | 本間千代子 | 米山正夫 | 米山正夫 | 小杉仁三 | よるべない 流木の やがていつかは 辿りつく あゝ 純愛の白い砂 あなたゞけを あなたゞけを 求めつゝ…… 流されて さまよって 水に濡れてる 冷たさよ あゝ 純愛の白い砂 何時の日にか 何時の日にか 逢う時も…… 雨も去り 風もやみ 虹がかゞやく その下に あゝ 純愛の白い砂 砂の上に 砂の上に 息絶えて…… |
津軽のふるさと真木ことみ | 真木ことみ | 米山正夫 | 米山正夫 | 矢田部正 | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱かれて 夢を見た あの頃の想い出 あゝ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海のいろは 碧く あゝ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て あゝ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
津軽のふるさと松原健之 | 松原健之 | 米山正夫 | 米山正夫 | | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 ああ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海の色は 碧く ああ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て ああ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
津軽のふるさと松山千春 | 松山千春 | 米山正夫 | 米山正夫 | 夏目一朗 | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱かれて 夢を見た あの頃の想い出 あゝ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海の色は 碧く あゝ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て あゝ津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
関東春雨傘水雲-MIZMO- | 水雲-MIZMO- | 米山正夫 | 米山正夫 | 周防泰臣 | 関東一円 雨降るときは さして行こうよ 蛇の目傘 どうせこっちは ぶん流し エー エー… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ あとにゃ引かない 女伊達(だて) 花が散ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵(たんか) エー エー… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ こわいものなし 女伊達 女だてらに 朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世が やくざ渡世(とせい)の 身の辛さ エー エー… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ 恋も知らない 女伊達 |
津軽のふるさと水森かおり | 水森かおり | 米山正夫 | 米山正夫 | 丸山雅仁 | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 ああ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海のいろは 碧く ああ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て ああ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
アルプスの娘たち美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 谷間深く 歌う鳥は つぐみか つぐみか 牧場遠く 響く笛は 角笛 角笛 いゝえ あれはこだまよ 娘達の 唄声 アルプスの 娘は 高原に 咲く花 囁くは 星影 そっと くちづけて トラララヽヽヽヽ トラララヽヽヽヽ 野末遙か 開く花は 野バラか 野バラか 丘の上に 白く舞うは 蝶々か 蝶々か いゝえ あれは 晴着よ 娘達の 装い アルプスの 娘は 高原に 咲く花 囁くは 星影 そっと くちづけて トラララヽヽヽヽ トラララヽヽヽヽ |
大川ながし美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 月は東に 月は東に 陽は西に 春の大川 春の大川 アゝゝゝゝゝ 上り下りの エー 二艘船 ひとつ花びら ひとつ花びら ふたつ紅 花の隅田の 恋の隅田の アゝゝゝゝゝ 水に流れた エー 宵化粧 浮かれ桜に 浮かれ桜に 夜半の雨 濡らすまいぞえ 濡らすまいぞえ アゝゝゝゝゝ 君と二人の エー 傘の中 |
お嬢さんとこいさん美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | わたしは東京 わたしは大阪 東京はお嬢さん 大阪はこいさん だけど二人はいつも 同じこゝろで暮す 思いがけない時に 彼に逢えば 「いややわ うち どないしょう」 「あらいやだ どうしましょう」 たとえ言葉は ちがっても 若い娘のこゝろは 一つ 銀座の並木 並木は御堂筋 東京タワーよ 大阪城よ だけど二人はいつも 同じこゝろで暮す 彼がにっこり笑い お茶に誘えば 「おおきに ほな よばれるわ」 「有難う じゃ 頂くわ」 たとえ言葉は ちがっても 若い娘のこゝろは 一つ かぼちゃんはなんきん お汁粉はぜんざい がりがり亡者は がめつい奴よ だけど二人はいつも 同じこゝろで暮す 彼が見て見ぬ振りで 通り過ぎたら 「好かんわ なんやねん けったいな」 「嫌いよ なにさ やな感じ」 たとえ言葉は ちがっても 若い娘のこゝろは 一つ |
可愛いティティナ (PRETTY TITINA)美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | さあ行こうティティナ そら走れティティナ 私の可愛いティティナ そらとばせティティナ さあ急げティティナ 夕日の沈まぬ中に 吹雪をついて何処までも 赤い橇は行く さあ走れティティナ そら急げティティナ 隣村は未だ遠い 白樺の丘をこえて はるかなひろのをこえて 雪は煙る地平線 さあ行こうティティナ そらとばせティティナ わたしの可愛いティティナ あの峠をひとつこえりゃ 隣村はもう近い たのしいペチカは待つよ 隣村は近い さあ行こうティティナ そら走れティティナ わたしの可愛いティティナ そらとばせティティナ さあいそげティティナ 夕陽の沈まぬ中に 鳴らせよ鈴の音高く 赤い橇は行く さあ走れティティナ そら急げティティナ 隣村は未だ遠い から松の丘をこえて 遥かな峠をこえて 雪は煙る地平線 さあ行こうティティナ そらとばせティティナ わたしの可愛いティティナ お前のひく赤い橇が 隣村に着くころは 木の間に三日月様が ほのかにのぼるだろう ヘイ |
関東春雨傘美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 関東一円 雨降るときは さして行こうよ 蛇の目傘 どうせこっちは ぶん流し エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ あとにゃ引かない 女伊達(だて) 花が散ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵(たんか) エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ こわいものなし 女伊達 女だてらに朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世が やくざ渡世の 身の辛さ エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ 恋も知らない 女伊達 |
車屋さん美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | ちょいとお待ちよ 車屋さん お前見込んで たのみがござんす この手紙 内緒で渡して 内緒で返事が 内緒で来るように 出来ゃせんかいな エー 相手の名前は 聞くだけ野暮よ 唄の文句に あるじゃないか 人の恋路を 邪魔する奴は 窓の月さえ 憎らしい エー 車屋さん それでどうしたの 車屋さん お前さっぱり お役に立たない お人柄 内緒で渡して 内緒の返事が 内緒で来たのに 何処へやったのさ エー 忘れて来るとは そりゃあんまりよ 唄の文句に あるじゃないか あてにならない お人は馬鹿よ あてにする人 もっと馬鹿 エー 車屋さん |
恋は不思議なもの美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | アー…………… わたしのすべてを 貴方に捧げます 恋はせつないもの 燃えてはかないもの それを承知でする 恋は不思議なもの たとえ死ぬ程愛して 想いに悩む時でも それは嵐のよう やがて過ぎて行く こゝろゆくまで のみましょう しびれるほど 酔いましょう 命捧げた 恋ならば 破れてもいゝのよ 恋は苦しいもの 消えて悲しいもの 知っていながらする 恋は不思議なもの 頬を伝うよ 涙の 泣いて流れて 枯れても それはひとゝきだけ やがて忘れよう 歌えマンボの 素敵なリズムにのって 歌え南の国のこの歌を アー…………… |
こだまは歌うよ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | ヤホー(ヤホー)ヤホー(ヤホー) こだまは歌う ヤホー(ヤホー) たのしく歌う ヤホー(ヤホー) 緑の山 はるかの谷 ヤホー ヤホー ヤホー ヤホー わたしは歌う ヤホー(ヤホー) こだまも歌う ヤホー(ヤホー) そよ吹く風 涼しい風 ヤホー ヤホー ヤホー ああ なつかし この想い出 母の好きな あの歌よ こだまは歌う ヤホー(ヤホー) も一度呼ぼう ヤホー(ヤホー) あちらの山 こちらの谷 ヤホー ヤホー ヤホー(ヤホー) こだまは歌う ヤホー(ヤホー) 明るく歌う ヤホー(ヤホー) 牧場の牛 枝の小鳥 ヤホー ヤホー ヤホー(ヤホー) 何処かで歌う カッコー(カッコー) こだまも歌う カッコー(カッコー) 森の小経 丘の小立 カッコー カッコー カッコー ああ ゆりかご ゆする様に よせて返す 想い出よ こだまは歌う ヤホー(ヤホー) も一度呼ぼう ヤホー(ヤホー) 真白の雲 夢見るいろ ヤホー ヤホー ヤホー(ヤホー) こだまは歌う ヤホー(ヤホー) も一度呼ぼう ヤホー(ヤホー) 真白の雲 夢見るいろ ヤホー ヤホー ヤホー(ヤホー) |
すたこらマンボ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 急げば マンボ おわてりゃ マンボ すたこら マンボ マンボ とばせよ マンボ 張り切れ マンボ すたこら マンボ マンボ 足の早いは 親ゆずり 喧嘩ばやいも 親ゆずり はるか彼方を 見渡せば 五十三次ゃ まだ五十二 残ってる 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 転べば マンボ 走れば マンボ すたこら マンボ マンボ フラフラ マンボ ヘトヘト マンボ すたこら マンボ マンボ 箱根八里は 歌で越す 大井川なら 飛び越える なにをぱたぱた かみなり族 越すに越せない 越すに越せない 二人仲 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 |
たゞ何となく美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | たゞ何となくあの人のことを想う 静かな午后のひとゝき あの人と共に歌った なつかしい唄がきこえる 今頃はどうして居るかしら でもそんなこと もう忘れちゃった 悲しくも淋しくもない たゞ何となく 想ったゞけ たゞ何となく過ぎた日のことを思う 明るい午后の陽射しに あの人と共に歩いた なつかしい丘の木道よ あの人は帰って来ないけど でもそんなこと もう忘れちゃった 悲しくも淋しくもない たゞ何となく 想ったゞけ あの人は帰って来ないけど でもそんなこと もう忘れちゃった 悲しくも淋しくもない たゞ何となく 想ったゞけ |
小さな水溜り美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | ゆうべの雨がのこした わたしは水たまりよ 道辺に忘られた 小さな水たまりよ あなたがあまり燃えると わたしは消えてしまいます わたしは小さな水たまり 雨の晴れ間の道のはた 青空なんか浮べても 水たまりは水たまりよ いつか消えます あなたはわたしの胸に 小石を投げ込んだ それでわたしのこの胸は 波立っているのよ わたしは小さな水たまり そよ風さえ しのび足で そっと吹きます わたしは小さな水たまり そよ風さえ しのび足で そっと吹きます |
父に捧ぐる唄美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に 何時の日にか 訪ねん ふるさとの 山 何時の日にか 相見ん 君が 瞳よ 春は丘に めぐれど 風はそよげど 我がこゝろに 再び 春はめぐらず 君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に |
津軽のふるさと美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 あゝ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海のいろは 碧く あゝ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て あゝ津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
テンガロン・ハット美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | わたしの好きな 牧場の人が かぶっているの テンガロン ハット 咥え煙草で さり気ないのが たまらないのよ テンガロン ハット どうせわたしは じゃじゃ馬だけれど あの人に逢うと もうとても駄目よ 何も云えずに ふるえるだけ たゞ生娘の悲しさに 嘆息ばかり 知らん顔して 行ってしまうの 憎らしいのよ テンガロン ハット 牧場の風よ 心あるなら 飛ばしておやり テンガロン ハット 口笛吹いて 馬に乗ってる やっぱり素敵 テンガロン ハット 声をかけよか 呼びとめようか だけど何だか 胸がどきどき やっぱり駄目よ 私は駄目よ たゞ生娘の悲しさに 爪を噛むだけ 知らん顔して 行ってしまうの 憎らしいのよ テンガロン ハット 知らん顔して 行ってしまうの 憎らしいのよ テンガロン ハット テンガロン ハット… |
長崎の蝶々さん美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 肥前長崎 港町 異人屋敷の たそがれは 何故かさびしい 振袖人形 恋の絵日傘 くるくると 蝶々さん 蝶々さん 桜の花が 咲く頃に お船がかえって 来ると言う 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 港町 風は南の 夢の町 晴れた天主(クルス)の 丘の上 背伸びして見る はるかな海よ 三本 マストは 未だ見えぬ 蝶々さん 蝶々さん 花は咲いても 開いても 恋しお方に 逢うまでは 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 夢の町 鐘がなるなる 恋の町 広い屋敷に たゞ一つ 君が形見の アメリカ人形 碧い瞳の なつかしさ 蝶々さん 蝶々さん 長いまつげも うっとりと 今日もあなたの 夢を見る 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 恋の町 |
花笠道中美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | これこれ 石の地蔵さん 西へ行くのは こっちかえ だまって居ては 判らない ぽっかり浮かんだ 白い雲 何やらさみしい 旅の空 いとし殿御の こころの中(うち)は 雲におききと 言うのかえ もしもし野田の 案山子さん 西へ行くのは こっちかえ だまって居ては 判らない 蓮華たんぽぽ 花盛り 何やら悲しい 旅の空 いとし殿御の こころの中は 風におききと 言うのかえ さてさて 旅は遠いもの 田舎の道は つづくもの そこでしばらく 立ち止まる 流れて消える 白い雲 やがて蓮華も 散るだろう いとし殿御と 花笠道中 せめて寄り添う 道の端 |
ひとりぽっちのクリスマス美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 雪の夜更けの 街灯り クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 誰も知らない 幹の下 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス いつか凍える 指の先 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス そっとマッチで あたゝめる クリスマス おめでとう クリスマス |
ひばりのチャチャチャ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | さあさ歌えよ みんなで歌えよ あなたもわたしも チャチャチャ 調子合わせて 拍子揃えて 小鳥がスケート する様に チャチャチャうたえば こゝろは弾むよ あなたもわたしも チャチャチャ さあさ踊れよ 皆でおどれよ リズムにのって チャチャチャ 踊りましょう チャチャチャ 歌いましょう ホラ玩具の 楽隊 ラッタッタ ソラウインナワルツは ブンチャチャ ホラ田舎の機関車 シュッポッポ ソラ景気をつけましょう チャチャチャ歌えば 心ははずむよ あなたもわたしも チャチャチャ さあさ踊れよ みんなで歌えよ リズムに のって あの子も音痴よ この子も音痴よ 調子をはずして チャチャチャ あばたもえくぼよ 音痴は愛嬌 調子ぱずれは いい度胸 チャチャチャ歌えば こころは弾むよ あなたもわたしも チャチャチャ さあさ踊れよ みんなで歌えよ リズムにのって チャチャチャ 踊りましょう チャチャチャ 歌いましょう ホラ鳴らないギターは ビンビンビン ソラ空のタクシー ブーブーブー ホラ兎は寝すぎて ピョンピョンピョン ソラ景気をつけましょう チャチャチャ歌えば 心ははずむよ あなたもわたしも チャチャチャ さあさ踊れよ みんなで歌えよ リズムにのって チャチャチャ 踊りましょう チャチャチャ 歌いましょう ホラ鳴らないギターは ビンビンビン ソラ空のタクシー ブーブーブー ホラ兎は寝すぎて ピョンピョンピョン ソラ景気をつけましょう チャチャチャ歌えば 心ははずむよ あなたもわたしも チャチャチャ さあさ踊れよ みんなで歌えよ リズムにのって チャチャチャ |
ひばりのドドンパ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | わたしはドドンパむすめ いつでも本気で 勝負する 雨が降っても 降らなくても ゴムの長靴 ブカブカと 人が見ようが 笑おうが そんなことなど ヘイッチャラ わたしは わたしの 道を行く ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ どんなことでも ドドンと一発 体当り 体当り ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ わたしはドドンパむすめ めそめそすることは 大嫌い 好きになっても ならなくても 恋はそよ風 青い空 たとえ希望の 風船が 飛んで逃げよと ヘイッチャラ わたしは わたしの 道を行く ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ どんなことでも ドドンと一発 体当り 体当り ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ わたしはドドンパむすめ なんでも本気で 勝負する 花が咲いても 咲かなくても 春は春だよ 若い春 今日も飛乗り 飛降りる ダンプカーでも ヘィッチャラ わたしは わたしの 道を行く ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ どんなことでも ドドンと一発 体当り 体当り ドドンパ ドドンパ ドドンパッと来て ドドンパ |
日和下駄美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 日和下駄 日和下駄 何処へ行きゃるか 露地のほそみち カラコロと 通りがけかよ カラコロと 下駄をならして 思わせぶりな 思わせぶりな わたしゃ ちょっくら願かけに 観音様へ 願かけに 今日は縁日 御命日 ねがいをかなえて 下しゃんせ 下しゃんせ お待ちなさい お待ちなさい それじゃ私も そこまで一緒に 参りましょう ついでに拝んで 参りましょう いわしの頭も 信心からだよ 信心からだよ 春は日和よ 花なら見頃 チョイト見交す 顔と顔 何故か気になる エーあの素振り カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラコロ おっと危ない そこは水溜り 日和下駄 日和下駄 おっとしまった 赤い鼻緒が 切れました どうぞわたしに つかまって 二人一緒に お詣りしましょ お詣りしましょ いえいえそれじゃ はずかしい 人目もあろうと 言うものよ どうぞわたしに かまわずに 一と足お先へ 行かしゃんせ 行かしゃんせ 何としょう 何としょう それじゃ私が 鼻緒を立てて 上げましょう 古い鼻緒は お捨てなさい 切れた鼻緒は 縁起がわるいよ 縁起がわるいよ 春は日長よ 御縁日ゃ遠い チョイトはずかし 肩と肩 いつか物言う エー眼差しが カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラ カラコロカラコロカラコロカラコロ おっと危ない 横丁の黒犬よ |
ピアノとヴァイオリン美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | わたしはピアノ あなたはヴァイオリン いつでも陽気な 二人づれ あなたはヴァイオリン わたしはピアノ 一緒に弾けば なお楽し 春風もそよ風も そら歌えそら歌え そら踊れそら踊れ こずえの小鳥たちも タラ…… タラ…… わたしはピアノ あなたはヴァイオリン いつでも陽気な 二人づれ わたしはピアノ あなたはヴァイオリン 喧嘩をしても 仲直り あなたはヴァイオリン わたしはピアノ 怒った顔も 笑い出す あの花も この花も そら歌えそら歌え そら踊れそら踊れ 牧場の仔牛たちも タラ…… タラ…… わたしはピアノ あなたはヴァイオリン いつでも陽気な 二人づれ 若者も 恋人も そら歌えそら歌え そら踊れそら踊れ 歌あれば 世は楽し タラ…… タラ…… わたしはピアノ あなたはヴァイオリン いつでも陽気な 二人づれ |
ふり袖小僧美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | おいらはふり袖小僧 咲いたやくざな花さ 江戸の町に夜が来れば こっちのもんだよ おいらの檜舞台だよ 高い屋根から屋根へ 度胸一つで渡る ちょいとそこの腰抜けの 目明かしさん おう おう おう 十手がこわくて 渡れるかい おいらはふり袖小僧 ひびく呼び子の中で 狙う相手は何万石だよ 御用御用は おやすい御用だここまでおいで ぽんと身軽にとべば ゆれる高張提灯 女だてらの荒業と あなどるまいぞ おう おう おう 地獄にゃ二丁目 ないところ おいらはふり袖小僧 義理と人情にゃもろい 人のためなら生命はいらぬ 貧乏人や かよわい者の味方だよ 脱いだ振袖模様 かぶる紫頭巾 花のお江戸の立ち姿 はばかりながら おう おう おう ふり袖小僧は 義賊だよ |
ブルーマンボ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 風 風 風 そよ吹く風 波 波 波 くだける波 椰子の葉陰 常夏の島 空は青く 雲は白く 歌 歌 歌 南の歌 酒 酒 酒 琥珀の酒 ブルーマンボ 恋の歌 情熱の恋の花よ ブルーマンボ 狂おしくしびれる 恋の接吻 ブルーマンボ 恋の歌 情熱の恋の花よ ブルーマンボ 狂おしくしびれる 恋の接吻 吹け 吹け 吹け 南の風 飛べ 飛べ 飛べ 鴎の群 燃えあがるよ 若い太陽 くだけ散るは 青い海よ 胸 胸 胸 より添う胸 夢 夢 夢 二人の夢 ブルーマンボ 恋の歌 情熱の恋の花よ ブルーマンボ 狂おしくしびれる 恋の接吻 (ララ…ララ…) ブルーマンボ 恋の歌 情熱の恋の花よ (ララ…ララ…) ブルーマンボ 狂おしくしびれる 恋の接吻 |
ペンキ塗りたて美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | ペンキぬりたてペンキぬりたて わたしは掃除をします みどりの公園を 毎日箒を 相手に わたしの 勤めです 小枝の小鳥も 仲良く 恋のさゝやき どちらを向いても アヴェック 春は悩ましい あー 木蔭の青いベンチは とっても素敵だけど 腰をかけちゃいけません ペンキぬりたて 誰が忘れたか 花束がひとつ 誰の想い出か 破かれた手紙(レター) わたしは手入れをします 冷たい噴水を 水面に浮んだ花で 春を知るのです そよ風吹くたび 何故だか 浮き浮きするの 出るのは 溜息ばかり 春は悩ましい あゝ わたしも 素敵な人を 夢見ているけれど 誘いかけちゃいけません ペンキ ぬりたて ペンキ ぬりたて ペンキ ぬりたて ペンキ ぬりたて |
星は知っている美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 君によりそい いつまでも 語る夜空の 星の下 悲しかった あの頃 さびしかった とおい日 こらえ切れずに 泣いたっけ そっと涙を 拭いたっけ 今はたのしい 想い出よ 想い出よ とても静かな 夜だから 花の薫りが 立ちこめる 忘られぬ あの宵 咲いていた この花 そしてさよなら 言ったっけ 君に別れを 告げたっけ それも昨日の 想い出よ 想い出よ 星はなんでも 知っている じっと空から 見つめてる 冷たかった たそがれ 一人ぼっちの 露地裏 そっと小声で 呼んだっけ 君の名前を 呼んだっけ みんな二人の 想い出よ 想い出よ |
娘の中の娘美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 娘の中の娘とは 野末の赤い桑の実よ 人にかくれて だまっていても 小鳥がいつかみつけてしまう 明るく甘くみずみずしさが あふれる様なその瞳 ゴーゴーレッツゴー 青い空の下 ゴーゴーレッツゴー 娘達は行く 娘の中の娘とは クツのかかとの鉄の鋲 ミンクのコートを着ている人や サックドレスに踏みつけられて どんなにつらく悲しい時も 固い心はくじけない ゴーゴーレッツゴー 若い陽を浴びて ゴーゴーレッツゴー 娘達は行く 娘の中の娘とは 古いランプの銀の芯 木枯寒い山の夜も 汐鳴り遠い海の夜も 一人ひそかに 君を想って 燃え続けるよ いつまでも ゴーゴーレッツゴー 肩を組み合って ゴーゴーレッツゴー 娘達は行く |
桃太郎行進曲美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 私は鬼ヶ島へこれから出掛けます それでは行って参ります 元気よく 張切って 鬼共ギャング共征伐して来ます うちたてたシンボルは 青春の旗じるし 私は桃太郎 正しく明るい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます アー みんなの素敵な恋人 アー 鬼共あわてゝ 逃げます 私は鬼退治に はるばる出掛けます 御機嫌よう おじいさん あばあさんを たのみます 私は桃太郎 いつでもやさしい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは 桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます わたしは 桃太郎 希望にもえたつ若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う いざ行け 桃太郎 いざ行け 桃太郎 アー |
やくざ若衆祭り唄美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | これはお楽しみ 江戸は神田の 若い衆 喧嘩買おうか 目にもの見せようか 祭りなら着ておいで 派手な元禄 大たもと アー レー サー 花が散るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー 山車が行く それ ワッショイワッショイ チョイト 待ちなせえ そこのいなせな 若い衆 腕が見たけりゃ ずんと 抜いて見せようか みこしなら 肌ぬいで 向う鉢巻 紅だすき アー レー サー 酒が降るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー 山車が行く それ ワッショイワッショイ |
ラースト・ナイト美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | ラースト ナイト 並木の道で ラースト ナイト 約束したの 愛して居るよ その一言に 熱くかわした あの接吻 ラースト ナイト 忘れられない ラースト ナイト ラースト ナイト ラースト ナイト 星を仰いで ラースト ナイト 指切りしたの 恋ってすてき そう囁いて そっと抱かれた あのひとゝき ラースト ナイト 想い出の夜 ラースト ナイト ラースト ナイト ラースト ナイト 想い出の夜 ラースト ナイト ラースト ナイト |
ロカビリー剣法美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | そっちが抜くなら こっちも抜くぞ 噛んだ鯉口 抜く手は見せぬ これが当世 はやりの剣法 ことのついでに 教えてやろう これが正眼 無念のかまえ 次は上段 無想のかまえ 片手上段 無敵のかまえ ソーレ ゆくぞっ 面だっ 胴だっ 小手だっ 小手だっ 突きだっ 抜いたら最後だ さらばだっ 念仏覚悟で おいでよ 腕に覚えの 業物 水もたまらぬ 切れ味 エイッ かよわいもんだよ 男の腕は おっとどっこい その手にゃのらぬ 女だからと 侮るまいぞ 今の女は とっても強いよ 机竜之助 音なしのかまえ 柳生但馬は 新陰流よ 北辰一刀 千葉周作よ ソーレ ゆくぞっ 面だっ 胴だっ 小手だっ 小手だっ 突きだっ これが真向 竹割り これが天狗の 飛切り これが佐々木 小次郎の つばめ返しの 極意だよ エイッ 抜くは御法度 斬るのも法度 それを承知で かかってくるは なんと見上げた 度胸でござる とんで灯に入る 虫けら共め 鞍馬天狗は 疾風迅雷 丹下左膳は 一杯機嫌 国定忠治は 笑って斬るよ ソーレ ゆくぞっ 面だっ 胴だっ 小手だっ 小手だっ 突きだっ さあさあお次の 番だよ 一人一人は面倒 どうせ刀の 錆だよ 束にまるめて 血祭り エイッ |
別れのトロイカ美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 君を見送る 吹雪の駅に 走れトロイカ 涙も凍れ 別れた人の 門出の夜に やさしい言葉の 今一度 急げ 黒馬よ ×××× あー 鈴音 せつない トロイカよ 風は冷たく 夜空は暗く 舞うよ粉雪 唸るよ吹雪 積り積るは 想い出ばかり 白い幻 飛ぶばかり 急げ 黒馬よ ×××× あー 鈴音 せつない トロイカよ 山の乙女の 悲しい恋は 消えてはかない 上りの汽笛 こゝろの中で さよなら言って 凍る涙に 手を振ろう 急げ 黒馬よ ×××× あー 鈴音 せつない トロイカよ |
お姉さんは恋人のよう美空ひばり・小野透 | 美空ひばり・小野透 | 米山正夫 | 米山正夫 | | 姉さんと一緒に歩くの ぼくいやだ なぜさ だって恋人のように 思われるんだもん フーン 生意気言ってるわ あなたは何も知らない 右も左もわからない だまってわたしについて来ればそれでいいの 二人はいつでも仲よく歩いてゆこう 明るい小径を手を組みどこまでも 楽しい時も二人うれしい時も二人 知らないことは教えて わからぬことはきいて 唄っていこう 胸をはっていこう 明るい小径を二人で どこまでも あゝなつかし 幼いころの思い出を忘れずに 二人はいつでも仲よく歩いてゆこう 緑の丘こえ野をこえ どこまでも 夢見るときも二人 恋するときも二人 知らないことは教えて わからぬことはきいて 元気でいこう 肩をくんでいこう 緑の丘こえ野をこえ どこまでも あゝなつかし やさしい母の面影を忘れずに |
恋を待つならバス・ストップ美空ひばり・小野透 | 美空ひばり・小野透 | 米山正夫 | 米山正夫 | | バスを待つなら バス・ストップ 恋を待つなら バス・ストップ それは二人の標識 二人の愛の標識 愛の標識 バスを待つなら バス・ストップ 恋を待つなら バス・ストップ ストップ ストップ ストップ 私の彼は とっても素敵 僕の彼女はパスカル・プティにそっくり 夢を見るなら バス・ストップ 恋を待つなら バス・ストップ ストップ ストップ ストップ あなたは誰 君こそ誰だい わたしはわたしよ 僕は僕さ 邪魔よあんたなんか 目障りだわ 君こそ余計な 場所ふさぎだ 来ない彼氏を 待つより 来ない彼女を 待つより ふられついでの二人が 仲よく腕組み合って 腕を組み合って バスを待つなら バス・ストップ 恋を待つなら バス・ストップ ストップ ストップ ストップ 風の吹きよで 心もかわる 風見の鶏が 屋根でくるくる廻る 夢を見るなら バス・ストップ 恋を待つなら バス・ストップ ストップ ストップ ストップ… |
バイ・バイ・ビギン美空ひばり・小野透・香山武彦 | 美空ひばり・小野透・香山武彦 | 米山正夫 | 米山正夫 | | また逢う日まで その日まで 貴方の幸を 祈ります こころをこめて 思いをこめて バイバイ さよなら バイバイ さよなら また逢う日まで バイバイ さよなら また逢う日まで その日まで 貴方の幸を 祈ります こころをこめて 思いをこめて |
云わぬが花美空ひばり・花房錦一 | 美空ひばり・花房錦一 | 米山正夫 | 米山正夫 | | お前はホイ 姐ごはホイ 意地っ張りだよ ホーイホイ 顔に出ました お疲れさんと おっとそういう その顔の 情けなさ 情けなさ 云わぬが花 云わぬが花 峠三里は 花 花 花駕篭峠は 唄で越す唄で越す いつでもホイ なんでもホイ 憎い奴だよ ホーイホイ 抜けば玉散る 氷の刃 そうは問屋が おろさない その腕じゃ その腕じゃ 云わぬが花 云わぬが花 峠三里は 花 花 花駕篭峠は 花盛り花盛り それでもホイ 二人はホイ 喧嘩仲間よ ホーイホイ 勝負度胸は 女にゃ惜しい ちょっとお待ちよ 振袖が 似合います 似合います 云わぬが花 云わぬが花 峠三里は 花 花 花駕篭峠は 日本晴れ日本晴れ |
まかしとき美空ひばり・花房錦一 | 美空ひばり・花房錦一 | 米山正夫 | 米山正夫 | | まかしとき まかしとき はいはい 俺等にまかしとき あいよ 旅は道連れ 世はなさけ 義理に強くて、人情にゃよわい 海道きってのいゝ男 調々調子が良かないか だまって 聞いてりゃ何のこと 口まかせ 風まかせ 何と呆れた旅の笠 たのみます たのみます はいはい お前にたのみます あいよ 旅は道連れ 世はなさけ 忘れられないあの人ならば どんな苦労もいとやせぬ 調々調子が良かないか だまって 聞いてりゃ何のこと 口まかせ 風まかせ ほんに気になる旅の笠 まかしとき まかしとき はいはい 俺等にまかしとき あいよ 旅は道連れ 世はなさけ どちら向いてもアベックばかり おしどり姿の派手なこと 調々調子が良かないか だまって 見ていりゃ何のこと やり切れぬ やり切れぬ どうせ気まゝな旅の笠 |
津軽のふるさと嶺陽子 | 嶺陽子 | 米山正夫 | 米山正夫 | 米山正夫 | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 ああ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海の色は 碧(あお)く ああ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て ああ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
関東春雨傘三山ひろし | 三山ひろし | 米山正夫 | 米山正夫 | 伊戸のりお | 関東一円 雨降るときは さして行こうよ 蛇の目傘 どうせこっちは ぶん流し エー エー…… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあ さあ さあ さあ あとにゃ引かない 女伊達(だて) 花が散ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵 エー エー…… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあ さあ さあ さあ こわいものなし 女伊達 女だてらに 朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世が やくざ渡世(とせい)の 身の辛さ エー エー…… エー抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあ さあ さあ さあ 恋も知らない 女伊達 |
君は無敵の三冠王山岡英二(吉幾三) | 山岡英二(吉幾三) | 米山正夫 | 米山正夫 | | 花の歓呼を浴びながら やったぞ 遂に成し遂げた 君は 君は 君は無敵の三冠王 オウ 若者だけが知っている その感激を今ここに さあ歌おう さあ歌おう 勝利の歌を 君は無敵の 君は無敵の三冠王 オウ オウ ぐんと上った白い球 スタンド深く 打ち込んで 君は 君は 君は無敵の三冠王 オウ かがやく三つのタイトルを 握った腕のたくましさ さあ歌おう さあ歌おう 勝利の歌を 君は無敵の 君は無敵の三冠王 オウ オウ 夢と希望と青春を バットに賭けて がっちりと 君は 君は 君は無敵の三冠王 オウ 努力と汗と涙とを 忘れるものか男なら さあ歌おう さあ歌おう 勝利の歌を 君は無敵の 君は無敵の三冠王 オウ オウ 君は無敵の 君は無敵の三冠王 |