弦哲也の歌詞一覧リスト  36曲中 1-36曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
北の旅人たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしいおまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う弦哲也山口洋子弦哲也たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしいおまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
北の噂風の噂を 尋ねて歩く 北のはずれの さびれた港 迎えに来る日を 待ち佗びながら 流れ流れた お前を偲びゃ 海猫の声さえ ただつらい  潮の香りに せつなく浮かぶ 長い黒髪 ほどいたあの夜 はじめて見つけた 倖せですと 胸にすがった かぼそい指で 酒を注ぐのか いま頃は  霧の夜更けの 灯台あかり 寒い心に ことさら沁みる 泣いてやつれた 小さな肩を せめて支えて やりたいけれど 遠く霧笛が 鳴るばかり弦哲也横井弘弦哲也風の噂を 尋ねて歩く 北のはずれの さびれた港 迎えに来る日を 待ち佗びながら 流れ流れた お前を偲びゃ 海猫の声さえ ただつらい  潮の香りに せつなく浮かぶ 長い黒髪 ほどいたあの夜 はじめて見つけた 倖せですと 胸にすがった かぼそい指で 酒を注ぐのか いま頃は  霧の夜更けの 灯台あかり 寒い心に ことさら沁みる 泣いてやつれた 小さな肩を せめて支えて やりたいけれど 遠く霧笛が 鳴るばかり
我、未だ旅の途中人も疎(まば)らな 駅前の 小さな灯を 守ってる 古い暖簾の 向こうには あの頃語った 夢がある 人生は 寂しいもんだって 笑ってお前は 云っていたっけ 時代(とき)の流れの儚さに 我、未だ旅の途中  北で出逢った 人情や 南でみつけた 優しさに 背中押されて 歩いてく 失(な)くしちゃならない 宝物 人生は 一回きりだから 後を向いても 仕方ないだろ 辛いときほど意地張って 我、未だ旅の途中  雨の中 どんなに打たれても 変わらぬあの日の 暖簾のように 時代遅れと云わば云え 我、未だ旅の途中弦哲也田村武也弦哲也丸山雅仁人も疎(まば)らな 駅前の 小さな灯を 守ってる 古い暖簾の 向こうには あの頃語った 夢がある 人生は 寂しいもんだって 笑ってお前は 云っていたっけ 時代(とき)の流れの儚さに 我、未だ旅の途中  北で出逢った 人情や 南でみつけた 優しさに 背中押されて 歩いてく 失(な)くしちゃならない 宝物 人生は 一回きりだから 後を向いても 仕方ないだろ 辛いときほど意地張って 我、未だ旅の途中  雨の中 どんなに打たれても 変わらぬあの日の 暖簾のように 時代遅れと云わば云え 我、未だ旅の途中
犬吠埼~おれの故郷~荒波が打ち寄せる 岬にひとり立ち あれこれと夢を見た 少年の頃 あれから幾度の春秋(はるあき)が 通り過ぎたけど 犬吠埼よ この俺の 生き様いまも 今も変わらじ  君ヶ浜ハマナスは 今年も咲いてるか 漁師(おとこ)達大漁節 歌っているか 今夜はなぜだか故郷が やけに恋しくて 犬吠埼よ その灯り 届けてほしい 時代(とき)の迷子(まいご)に  年老いた父ひとり 達者でいるのかな この夏は帰りたい 祭りの頃に 黒生(くろはい) 長崎 海鹿島(あしかじま) 騒ぐ海鳥も 犬吠埼よ もう少し 歩いてみるよ 風に吹かれて弦哲也弦哲也五木ひろし若草恵荒波が打ち寄せる 岬にひとり立ち あれこれと夢を見た 少年の頃 あれから幾度の春秋(はるあき)が 通り過ぎたけど 犬吠埼よ この俺の 生き様いまも 今も変わらじ  君ヶ浜ハマナスは 今年も咲いてるか 漁師(おとこ)達大漁節 歌っているか 今夜はなぜだか故郷が やけに恋しくて 犬吠埼よ その灯り 届けてほしい 時代(とき)の迷子(まいご)に  年老いた父ひとり 達者でいるのかな この夏は帰りたい 祭りの頃に 黒生(くろはい) 長崎 海鹿島(あしかじま) 騒ぐ海鳥も 犬吠埼よ もう少し 歩いてみるよ 風に吹かれて
帰り花季節はずれて淋しげに そっと一輪 咲く花を 「帰り花」って言うのよと お前がいつか教えてくれた  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 隣でいい人 微笑(わら)っているか? 今でも俺の心の隅で 泣いているよな 帰り花  つかみそこねた夢だって 追えばいつかは かなうのを 「帰り夢」って言うのよと くじけた俺を支えてくれた  ふたりで流れた北の街 粉雪よ しばれるね 若さの炎で 薪(たきぎ)を焚(た)いて 体を寄せて心を寄せて 明日を待ってた ふたり花  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 笑顔でいい人 包(つつ)んでいるか? 今でも俺の心の隅で 咲いているよな 帰り花弦哲也喜多條忠弦哲也前田俊明季節はずれて淋しげに そっと一輪 咲く花を 「帰り花」って言うのよと お前がいつか教えてくれた  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 隣でいい人 微笑(わら)っているか? 今でも俺の心の隅で 泣いているよな 帰り花  つかみそこねた夢だって 追えばいつかは かなうのを 「帰り夢」って言うのよと くじけた俺を支えてくれた  ふたりで流れた北の街 粉雪よ しばれるね 若さの炎で 薪(たきぎ)を焚(た)いて 体を寄せて心を寄せて 明日を待ってた ふたり花  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 笑顔でいい人 包(つつ)んでいるか? 今でも俺の心の隅で 咲いているよな 帰り花
天城越え隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか 寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝 舞い上がり 揺れ堕ちる 肩のむこうに あなた… 山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい わさび沢 隠れ径(みち) 小夜時雨 寒天橋 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧(ずい)道 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え弦哲也吉岡治弦哲也隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか 寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝 舞い上がり 揺れ堕ちる 肩のむこうに あなた… 山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい わさび沢 隠れ径(みち) 小夜時雨 寒天橋 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧(ずい)道 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え
暗夜航路生きてゆくのが 下手だから にがさ重ねて 千鳥足 いいのいいのよ あんた…… 風がヒュルヒュル 沁みる夜(よ)は 錨(いかり)おろして この胸に  淋しがりやで 惚れたがり なおらないわね 死ぬまでは いいのいいのよ あんた… 一夜泊りの 船だって ともす灯りは 夢灯り  苦労ひろって 港町 やせたおんなの 縄のれん いいのいいのよ あんた…… つれていってと 云えないで すがる背中に 霧が降る弦哲也吉岡治弦哲也弦哲也生きてゆくのが 下手だから にがさ重ねて 千鳥足 いいのいいのよ あんた…… 風がヒュルヒュル 沁みる夜(よ)は 錨(いかり)おろして この胸に  淋しがりやで 惚れたがり なおらないわね 死ぬまでは いいのいいのよ あんた… 一夜泊りの 船だって ともす灯りは 夢灯り  苦労ひろって 港町 やせたおんなの 縄のれん いいのいいのよ あんた…… つれていってと 云えないで すがる背中に 霧が降る
折り鶴の宿ついてゆきます あなたが 夢を いつかかなえる その日まで 紅白(あかしろ)夫婦(めおと)の 折り鶴ふたつ 窓にならべて 肩抱き合えば 星が流れる 折り鶴の宿  行ってみようか 想い出 たずね 遠い昔の あの宿に ふたりで歩いた 人生峠 息もつけない 胸突き坂も やっと越えたね 折り鶴の宿  どんな苦労も 嵐も 雨も お前の笑顔が 屋根がわり 子供みたいな わがまま亭主 どうか変わらず よろしく頼む 灯りやさしい 折り鶴の宿弦哲也喜多條忠弦哲也南郷達也ついてゆきます あなたが 夢を いつかかなえる その日まで 紅白(あかしろ)夫婦(めおと)の 折り鶴ふたつ 窓にならべて 肩抱き合えば 星が流れる 折り鶴の宿  行ってみようか 想い出 たずね 遠い昔の あの宿に ふたりで歩いた 人生峠 息もつけない 胸突き坂も やっと越えたね 折り鶴の宿  どんな苦労も 嵐も 雨も お前の笑顔が 屋根がわり 子供みたいな わがまま亭主 どうか変わらず よろしく頼む 灯りやさしい 折り鶴の宿
ふたり酒生きてゆくのが つらい日は おまえと酒が あればいい 飲もうよ 俺と ふたりきり 誰に遠慮がいるものか 惚れたどうしさ おまえとふたり酒  苦労ばっかり かけるけど 黙ってついて来てくれる 心に笑顔 たやさない 今もおまえはきれいだよ 俺の自慢さ おまえとふたり酒  雪がとければ 花も咲く おまえにゃきっとしあわせを おいでよ もっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒弦哲也たかたかし弦哲也生きてゆくのが つらい日は おまえと酒が あればいい 飲もうよ 俺と ふたりきり 誰に遠慮がいるものか 惚れたどうしさ おまえとふたり酒  苦労ばっかり かけるけど 黙ってついて来てくれる 心に笑顔 たやさない 今もおまえはきれいだよ 俺の自慢さ おまえとふたり酒  雪がとければ 花も咲く おまえにゃきっとしあわせを おいでよ もっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒
はぐれ蛍が よりそって しあわせ手さぐり 夢さぐり きれいごとでは 愛しきれない この人と この人と 命かさねて 生きるふたりの 濁り川  抱いてください おもいっきり 明日(あした)のゆくえも わからない 夜のすき間を こぼれて落ちて この人と この人と 躰こがして 生きるふたりの 蛍川  水が濁った この街に 蛍は住めぬと 人はいう いいの一緒に 翔べたらいいの この人と この人と おなじ運命 生きるふたりの 情け川弦哲也たかたかし弦哲也弦哲也はぐれ蛍が よりそって しあわせ手さぐり 夢さぐり きれいごとでは 愛しきれない この人と この人と 命かさねて 生きるふたりの 濁り川  抱いてください おもいっきり 明日(あした)のゆくえも わからない 夜のすき間を こぼれて落ちて この人と この人と 躰こがして 生きるふたりの 蛍川  水が濁った この街に 蛍は住めぬと 人はいう いいの一緒に 翔べたらいいの この人と この人と おなじ運命 生きるふたりの 情け川
裏窓誰もいない 誰もいない 裏窓ぬらす 雨の音 酒で心を だましだまして 飲んでも今夜は 酔えないわ 髪をやさしく あなたは撫でて どんな時でも わがままを あなたは笑い 聞いてくれたわ 忘れられない 忘れられない 愛の日々  誰もいない 誰もいない 唇さえも 冬の色 夜の鏡に 紅をひいても 無口な心は 晴れません ひとりぽっちの わたしのために あなたお願い もう一度 明日を生きる 希望の詩を 昔みたいに 昔みたいに うたってよ  ひとりぽっちの わたしのために あなたお願い もう一度 明日を生きる 希望の詩を 昔みたいに 昔みたいに うたってよ弦哲也たかたかし弦哲也誰もいない 誰もいない 裏窓ぬらす 雨の音 酒で心を だましだまして 飲んでも今夜は 酔えないわ 髪をやさしく あなたは撫でて どんな時でも わがままを あなたは笑い 聞いてくれたわ 忘れられない 忘れられない 愛の日々  誰もいない 誰もいない 唇さえも 冬の色 夜の鏡に 紅をひいても 無口な心は 晴れません ひとりぽっちの わたしのために あなたお願い もう一度 明日を生きる 希望の詩を 昔みたいに 昔みたいに うたってよ  ひとりぽっちの わたしのために あなたお願い もう一度 明日を生きる 希望の詩を 昔みたいに 昔みたいに うたってよ
滝桜…千年の恋ため息ひとつ つくたびに 揺れる花びら 風に舞う さくら さくら 滝桜 千年咲いて 誰を待つ… あなた恋しと 泣く胸を 抱いて… 抱いて下さい 涙ごと  必ず帰る 約束を 命かけても 信じたい さくら さくら 滝桜 千年俯き 何思う… 逢えぬ月日の 長さだけ 抱いて… 抱いて下さい 今すぐに  口紅さえも 色褪せて 女盛りの 短かさよ さくら さくら 滝桜 千年咲いて 誰を待つ… 思いひとすじ この心 抱いて… 抱いて下さい 涙ごと弦哲也麻こよみ弦哲也近藤俊一・南郷達也ため息ひとつ つくたびに 揺れる花びら 風に舞う さくら さくら 滝桜 千年咲いて 誰を待つ… あなた恋しと 泣く胸を 抱いて… 抱いて下さい 涙ごと  必ず帰る 約束を 命かけても 信じたい さくら さくら 滝桜 千年俯き 何思う… 逢えぬ月日の 長さだけ 抱いて… 抱いて下さい 今すぐに  口紅さえも 色褪せて 女盛りの 短かさよ さくら さくら 滝桜 千年咲いて 誰を待つ… 思いひとすじ この心 抱いて… 抱いて下さい 涙ごと
演歌悲しいだろう あんたはいつも 涙なんかは 見せないけれど 胸に刺さった傷がある 俺のギターじゃ癒せない されど戻れぬ この歌人生に かけた男の かけた男の 演歌を聴いてくれ  函館 小樽 長崎 博多 俺もあんたも 流れもんでさ 風は冷たく吹いていた 俺のギターは沁みるよと あんたは言って ただ遠くを見てた 故郷の空が 故郷の空が あの日は恋しくて  あんたのいない 寂れた街は よけい寂れて 人恋しくて 誰も知らない思い出さ 俺のギターが錆びついて 指が切れても 切れないこの意地で 生きたあの日の 生きたあの日の 演歌が聴こえるか  生きたあの日の 生きたあの日の 演歌が聴こえるか弦哲也田村武也弦哲也悲しいだろう あんたはいつも 涙なんかは 見せないけれど 胸に刺さった傷がある 俺のギターじゃ癒せない されど戻れぬ この歌人生に かけた男の かけた男の 演歌を聴いてくれ  函館 小樽 長崎 博多 俺もあんたも 流れもんでさ 風は冷たく吹いていた 俺のギターは沁みるよと あんたは言って ただ遠くを見てた 故郷の空が 故郷の空が あの日は恋しくて  あんたのいない 寂れた街は よけい寂れて 人恋しくて 誰も知らない思い出さ 俺のギターが錆びついて 指が切れても 切れないこの意地で 生きたあの日の 生きたあの日の 演歌が聴こえるか  生きたあの日の 生きたあの日の 演歌が聴こえるか
金沢望郷歌桜橋から 大橋みれば 川の岸辺に かげろう揺れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街弦哲也五木寛之弦哲也桜橋から 大橋みれば 川の岸辺に かげろう揺れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街
雪の傘涙の雨より 悲しいことは あなたと歩く 傘がない せめてしぐれが 小雪(ゆき)になるまで そばにいさせて 引き止めて 抱いて下さい 夜明けに染まるまで 帰したくない 雪の傘  幸福(しあわせ)なのかと きかれるたびに 心がいつでも 痛くなる めぐり逢うのが 遅いだけなら 何故にあしたを つれてくる 抱いて下さい 眠ってしまうまで 夢でより添う 雪の傘  あしたが雪なら 死ぬほど積もれ あなたをこのまま 閉じこめて 少し飲ませて 泣かないように 胸のふるえが 止まらない 抱いて下さい この恋終るまで 冬に咲かせて 雪の傘弦哲也荒木とよひさ弦哲也弦哲也涙の雨より 悲しいことは あなたと歩く 傘がない せめてしぐれが 小雪(ゆき)になるまで そばにいさせて 引き止めて 抱いて下さい 夜明けに染まるまで 帰したくない 雪の傘  幸福(しあわせ)なのかと きかれるたびに 心がいつでも 痛くなる めぐり逢うのが 遅いだけなら 何故にあしたを つれてくる 抱いて下さい 眠ってしまうまで 夢でより添う 雪の傘  あしたが雪なら 死ぬほど積もれ あなたをこのまま 閉じこめて 少し飲ませて 泣かないように 胸のふるえが 止まらない 抱いて下さい この恋終るまで 冬に咲かせて 雪の傘
千年の古都約束もなく 日が昏れて 衣笠山に 一番星です 蚊柱(かばしら)を追う 蝙蝠(こうもり)も 機織る音も 変わらないですね 夏は 火の車 抱いたまま 冬は 心に闇を 凍らせて 母が唄った 星の歌 あの星は あの星は あなたにとって 何ですか あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま 千年の古都  これほど星が 多いとは 玻璃(ガラス)の街で 忘れていました 根付の鈴を 嬉しさに 地蔵の辻で 鳴らしてみました 春は 秘めやかに 若葉雨 秋は 燃えたつような 曼珠沙華 母が祈った 流れ星 陽は昇り 陽は昇り 別離と出会い 繰り返す あぁ 夢は老いることなく 悠久のまま あぁ 夢は老いることなく 悠久のまま 千年の古都  あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま 千年の古都弦哲也吉岡治弦哲也約束もなく 日が昏れて 衣笠山に 一番星です 蚊柱(かばしら)を追う 蝙蝠(こうもり)も 機織る音も 変わらないですね 夏は 火の車 抱いたまま 冬は 心に闇を 凍らせて 母が唄った 星の歌 あの星は あの星は あなたにとって 何ですか あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま 千年の古都  これほど星が 多いとは 玻璃(ガラス)の街で 忘れていました 根付の鈴を 嬉しさに 地蔵の辻で 鳴らしてみました 春は 秘めやかに 若葉雨 秋は 燃えたつような 曼珠沙華 母が祈った 流れ星 陽は昇り 陽は昇り 別離と出会い 繰り返す あぁ 夢は老いることなく 悠久のまま あぁ 夢は老いることなく 悠久のまま 千年の古都  あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま あぁ 時は身じろぎもせず 悠久のまま 千年の古都
花も嵐も泣いちゃいけない 涙をおふき 泣けば見えない 俺の目が 花も嵐も ふたりの旅路 過去をわすれて 出直そう おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  薄い背中を ふるわせながら 俺のこの胸 すがる女(やつ) 夢も涙も ふたりの旅路 命かけても 守りたい おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  窓をあければ 春告げ鳥が 生きてゆこうと 歌ってる 花も嵐も ふたりの旅路 きっとなろうよ しあわせに おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの弦哲也たかたかし弦哲也泣いちゃいけない 涙をおふき 泣けば見えない 俺の目が 花も嵐も ふたりの旅路 過去をわすれて 出直そう おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  薄い背中を ふるわせながら 俺のこの胸 すがる女(やつ) 夢も涙も ふたりの旅路 命かけても 守りたい おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  窓をあければ 春告げ鳥が 生きてゆこうと 歌ってる 花も嵐も ふたりの旅路 きっとなろうよ しあわせに おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの
ゆめかぜ髪を押さえる 小指の白さ 胸の思いが 言えなくて そっと別れた 故郷(くに)の駅 風はあの日の 夢を連れてくる 夢風は恋の風 思い出に抱(いだ)かれて 微笑を集めては 微笑に泣いている  寂しがりやの 野菊が好きと 部屋に一輪 飾っては 僕の名前を 呼んでいた 花の香りが 今もジンと来る 夢風は愛の風 遠い日に酔いしれて まごころを拾い出し まごころに泣いている  女らしくて 気持ちが純で 母に良く似た 人だった 人の前では 見せないが 生きるやさしさ 顔に秘めていた 夢風は夢の風 あの人は今どこに しあわせを集めては しあわせに泣いている弦哲也石坂まさを弦哲也髪を押さえる 小指の白さ 胸の思いが 言えなくて そっと別れた 故郷(くに)の駅 風はあの日の 夢を連れてくる 夢風は恋の風 思い出に抱(いだ)かれて 微笑を集めては 微笑に泣いている  寂しがりやの 野菊が好きと 部屋に一輪 飾っては 僕の名前を 呼んでいた 花の香りが 今もジンと来る 夢風は愛の風 遠い日に酔いしれて まごころを拾い出し まごころに泣いている  女らしくて 気持ちが純で 母に良く似た 人だった 人の前では 見せないが 生きるやさしさ 顔に秘めていた 夢風は夢の風 あの人は今どこに しあわせを集めては しあわせに泣いている
みちのく挽歌吹雪まじりに 汽笛が鳴いて ふっとあんたの 面影が くもりガラスの 窓に映って 長い冬です 寒い肌 ハァー 夢でも 逢いたいよ ハァー 夢でも 抱いとくれ 恋しさつのって ひとり泣く  ハァー はるか彼方は 相馬の空かよ ナンダコラヨート  山の根雪が 溶け出す頃は 花も咲かせる 風も吹く 鳴瀬(なるせ)の川に あんたの名前 呼んでみました 淋しくて ハァー 幼児(こども)のしぐさもよ ハァー あんたに似てくるよ 季節の変わりを 何度見る  ハァー 夢でも 逢いたいよ ハァー 夢でも 抱いてくれ 涙のみちのく 冬挽歌弦哲也つつみりゅうじ弦哲也弦哲也吹雪まじりに 汽笛が鳴いて ふっとあんたの 面影が くもりガラスの 窓に映って 長い冬です 寒い肌 ハァー 夢でも 逢いたいよ ハァー 夢でも 抱いとくれ 恋しさつのって ひとり泣く  ハァー はるか彼方は 相馬の空かよ ナンダコラヨート  山の根雪が 溶け出す頃は 花も咲かせる 風も吹く 鳴瀬(なるせ)の川に あんたの名前 呼んでみました 淋しくて ハァー 幼児(こども)のしぐさもよ ハァー あんたに似てくるよ 季節の変わりを 何度見る  ハァー 夢でも 逢いたいよ ハァー 夢でも 抱いてくれ 涙のみちのく 冬挽歌
やんちゃ酒お酒 飲まなきゃ いい人だけど 飲んだら 喧嘩(やんちゃ)の 悪い癖 いいの いいのよ うれしい苦労 膝で 眠って 下さいな あたしが この人 ついていなければ  そばで 見てなきゃ 何も出来ず 心の 弱さに コップ酒 いいの いいのよ 惚れたのだから 少し お下がり 頂くわ あたしが この人 ついていなければ  涙もろくて 生き方 下手で 童子(こども)が 大きく なったまま いいの いいのよ あしたのことは 着物 売っても 飲ませるわ あたしが この人 ついていなければ弦哲也荒木とよひさ弦哲也お酒 飲まなきゃ いい人だけど 飲んだら 喧嘩(やんちゃ)の 悪い癖 いいの いいのよ うれしい苦労 膝で 眠って 下さいな あたしが この人 ついていなければ  そばで 見てなきゃ 何も出来ず 心の 弱さに コップ酒 いいの いいのよ 惚れたのだから 少し お下がり 頂くわ あたしが この人 ついていなければ  涙もろくて 生き方 下手で 童子(こども)が 大きく なったまま いいの いいのよ あしたのことは 着物 売っても 飲ませるわ あたしが この人 ついていなければ
月の砂漠あなたの瞳は なんの色 月の裏側の 海の色 夜ごとに抱かれて のぞいても 見知らぬ砂漠を映すだけ あなたは気まぐれ 家なき子 私の乳房をにぎりしめ 誰かを慕って夢の中 私もトロトロ 添い寝して 灼熱地獄の夢を見る ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な 真っ赤な 乱れ雪 真っ赤な 真っ赤な 乱れ雪  あんまり誰かを 愛すると ほんとの答えが身を隠す 嫉妬で もつれた長い髪 ブラシで梳かせば 泣けてくる 男は女を知り尽し 身体を脱け出て旅に出る 私は今頃トボトボと あなたの心にたどり着き くすぶる自分の影を見る ねんねんころり ねんころり 恋の地獄に積む雪は 真っ赤な 真っ赤な 恨み雪 真っ赤な 真っ赤な 恨み雪  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な 真っ赤な 凍れ雪 真っ赤な 真っ赤な 凍れ雪弦哲也湯川れい子弦哲也弦哲也あなたの瞳は なんの色 月の裏側の 海の色 夜ごとに抱かれて のぞいても 見知らぬ砂漠を映すだけ あなたは気まぐれ 家なき子 私の乳房をにぎりしめ 誰かを慕って夢の中 私もトロトロ 添い寝して 灼熱地獄の夢を見る ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な 真っ赤な 乱れ雪 真っ赤な 真っ赤な 乱れ雪  あんまり誰かを 愛すると ほんとの答えが身を隠す 嫉妬で もつれた長い髪 ブラシで梳かせば 泣けてくる 男は女を知り尽し 身体を脱け出て旅に出る 私は今頃トボトボと あなたの心にたどり着き くすぶる自分の影を見る ねんねんころり ねんころり 恋の地獄に積む雪は 真っ赤な 真っ赤な 恨み雪 真っ赤な 真っ赤な 恨み雪  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な 真っ赤な 凍れ雪 真っ赤な 真っ赤な 凍れ雪
湯涌恋灯り障子開ければ 外は細雪 寒くないのと ショールを肩に かけるお前の横顔が 涙に濡れて 夜が更ける 湯涌の宿に 恋灯り  影笛流れる 北陸(きた)のかくれ里 これも運命(さだめ)と ふるえるお前 そっと抱きしめ見る夢は 儚く消えて 浅野川 湯涌の宿の 恋灯り  明日の別れを きざむ砂時計 送らないでと か細いうなじ 赤い椿の石畳 夢二の描く 絵のような 湯涌の宿は 恋灯り弦哲也中山実弦哲也障子開ければ 外は細雪 寒くないのと ショールを肩に かけるお前の横顔が 涙に濡れて 夜が更ける 湯涌の宿に 恋灯り  影笛流れる 北陸(きた)のかくれ里 これも運命(さだめ)と ふるえるお前 そっと抱きしめ見る夢は 儚く消えて 浅野川 湯涌の宿の 恋灯り  明日の別れを きざむ砂時計 送らないでと か細いうなじ 赤い椿の石畳 夢二の描く 絵のような 湯涌の宿は 恋灯り
安芸の宮島ひとりで旅する おんなの背中 泣いているよに 見えますか あなたをどんなに 愛しても いつかこころの すれ違い 安芸の宮島 朱色の鳥居 胸の痛みを わかって欲しい…  感じていました あなたはいつも 愛の狭間で 揺れていた こんなに小さな 指輪でも 捨てる勇気が ありません 安芸の宮島 弥山(みせん)に立てば 瀬戸は引き潮 涙でかすむ…  未練という名の こころの霧は いつになったら 晴れますか あなたを忘れる おんな旅 今日で終わりに したいから 安芸の宮島 夕陽の海よ 生まれ変われる あしたが欲しい…弦哲也仁井谷俊也弦哲也ひとりで旅する おんなの背中 泣いているよに 見えますか あなたをどんなに 愛しても いつかこころの すれ違い 安芸の宮島 朱色の鳥居 胸の痛みを わかって欲しい…  感じていました あなたはいつも 愛の狭間で 揺れていた こんなに小さな 指輪でも 捨てる勇気が ありません 安芸の宮島 弥山(みせん)に立てば 瀬戸は引き潮 涙でかすむ…  未練という名の こころの霧は いつになったら 晴れますか あなたを忘れる おんな旅 今日で終わりに したいから 安芸の宮島 夕陽の海よ 生まれ変われる あしたが欲しい…
友よ、友よ、 一番列車は もう着いたか 街の市場は今日も 活気があるか ビルの谷間に ひなびた旅館 旅人達の 声が聞こえる 海の男は みんな元気か 今年は波の花 早いと聞いた 自慢の娘 嫁さんになるんだと 今夜はいろり囲んで 朝まで祝い酒  友よ、 白き山々 いま見えるか 清き手取川(てどり)の水は まだ冷たいか 忘れしゃんすな 山中節を 湯けむり紅葉(もみじ) 三味の音(ね)の町 アカシアが咲く 夏にはきっと 帰るよ故郷の 内灘の海 覚えているか 香林坊の店 頑固なおやじ相手に 地酒で飲み明かそう  春も夏も 秋も冬も まぶた閉じれば北の空 会いたい 会いたい 会いたい… 友よ、弦哲也池高志弦哲也田村武也友よ、 一番列車は もう着いたか 街の市場は今日も 活気があるか ビルの谷間に ひなびた旅館 旅人達の 声が聞こえる 海の男は みんな元気か 今年は波の花 早いと聞いた 自慢の娘 嫁さんになるんだと 今夜はいろり囲んで 朝まで祝い酒  友よ、 白き山々 いま見えるか 清き手取川(てどり)の水は まだ冷たいか 忘れしゃんすな 山中節を 湯けむり紅葉(もみじ) 三味の音(ね)の町 アカシアが咲く 夏にはきっと 帰るよ故郷の 内灘の海 覚えているか 香林坊の店 頑固なおやじ相手に 地酒で飲み明かそう  春も夏も 秋も冬も まぶた閉じれば北の空 会いたい 会いたい 会いたい… 友よ、
橋場の渡し蝉は三日で 蛍は二十日 いのち限りに 生きるなら あなたについて 江戸を出る 親や世間の 岸辺をはなれ 橋も掛からぬ 橋場の渡し  北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ) 舟の向くまま 風のまま 菅笠(すげがさ)抱いた 二人づれ そっとつないだ 手と手のぬくみ 恋の闇夜の 橋場の渡し  瓦竈(かわらかまど)の 煙が揺れる 揺れぬこころの うれしさで あなたの顔を のぞき見る もっと漕ぎやれ 船頭さんよ 恋の道行き 橋場の渡し弦哲也喜多條忠弦哲也蝉は三日で 蛍は二十日 いのち限りに 生きるなら あなたについて 江戸を出る 親や世間の 岸辺をはなれ 橋も掛からぬ 橋場の渡し  北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ) 舟の向くまま 風のまま 菅笠(すげがさ)抱いた 二人づれ そっとつないだ 手と手のぬくみ 恋の闇夜の 橋場の渡し  瓦竈(かわらかまど)の 煙が揺れる 揺れぬこころの うれしさで あなたの顔を のぞき見る もっと漕ぎやれ 船頭さんよ 恋の道行き 橋場の渡し
潮来雨情後を引くのは 判っていても 想い出づくりの 二人旅 これが最後の わがままならば 舟に揺られて 橋めぐり… あやめ咲かせた 潮来の雨は なんで別れの 雨になる  いっそ酔いたい 呑めない酒に 今夜が着納め 宿浴衣 窓の外では よしきりまでが つらい二人に 貰い泣き… 出島 真菰の 潮来の雨は 朝に未練の 雨になる  無理を言っては いけない人に 無理を通すも 女ゆえ あやめ濡らした 潮来の雨は 止まぬ涙の 雨になる弦哲也木下龍太郎弦哲也後を引くのは 判っていても 想い出づくりの 二人旅 これが最後の わがままならば 舟に揺られて 橋めぐり… あやめ咲かせた 潮来の雨は なんで別れの 雨になる  いっそ酔いたい 呑めない酒に 今夜が着納め 宿浴衣 窓の外では よしきりまでが つらい二人に 貰い泣き… 出島 真菰の 潮来の雨は 朝に未練の 雨になる  無理を言っては いけない人に 無理を通すも 女ゆえ あやめ濡らした 潮来の雨は 止まぬ涙の 雨になる
御蔵島唄帰ってくるなと 手を振れば 可愛い我が子の 船が出る 春の御蔵は 花と影 ニオイエビネの 香り立つ  島を離れた 若者も 稲根(いなね)の祭りにや 戻る浜 夏の御蔵は 練り神輿 惚れた女御を 見せに来い  オオジィ巣立つは カツオドリ イルカの群れには 小さな子 秋の御蔵は 乙女袖 数え15の 祝い酒  西風(にし)のてっぱつ 吹き荒れて 忌の日の明神 降りてくる 冬の御蔵は 宝船 村中総出で ツゲを切る  春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 御蔵島 千年先まで 夢を見る弦哲也二宮康弦哲也帰ってくるなと 手を振れば 可愛い我が子の 船が出る 春の御蔵は 花と影 ニオイエビネの 香り立つ  島を離れた 若者も 稲根(いなね)の祭りにや 戻る浜 夏の御蔵は 練り神輿 惚れた女御を 見せに来い  オオジィ巣立つは カツオドリ イルカの群れには 小さな子 秋の御蔵は 乙女袖 数え15の 祝い酒  西風(にし)のてっぱつ 吹き荒れて 忌の日の明神 降りてくる 冬の御蔵は 宝船 村中総出で ツゲを切る  春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 御蔵島 千年先まで 夢を見る
郡上夢うた襖一枚へだてても あなたの寝息がきこえます 郡上のナー 郡上おどりの盂蘭盆会 心の火照りをもて余し わたし… わたし… 寝返りをうつ  帰り仕度をいそいでる あなたの姿は見たくない 泣いてナー 泣いて明かした仮の宿 一年一度を待ち佗びて わたし… わたし… 溜息をつく  水路めぐって秋の風 御霊(みたま)を送ればうろこ雲 別れナー 別れせつない夢のあと ふたりで一緒に暮らしたい わたし… わたし… 呟いてみる弦哲也吉岡治弦哲也襖一枚へだてても あなたの寝息がきこえます 郡上のナー 郡上おどりの盂蘭盆会 心の火照りをもて余し わたし… わたし… 寝返りをうつ  帰り仕度をいそいでる あなたの姿は見たくない 泣いてナー 泣いて明かした仮の宿 一年一度を待ち佗びて わたし… わたし… 溜息をつく  水路めぐって秋の風 御霊(みたま)を送ればうろこ雲 別れナー 別れせつない夢のあと ふたりで一緒に暮らしたい わたし… わたし… 呟いてみる
夏井川空にたなびく 春霞(はるがすみ) 続く並木の 千本桜(せんぼんざくら) 人の喜び 悲しみを 乗せて流れる せせらぎよ そよぐ川風 故郷の夏井川  夕陽 赤々(あかあか) 手を繋ぎ 母と帰った 岸辺の小径 遠い想い出 懐かしく 揺れて川面に また浮かぶ 心やすらぐ 故郷の夏井川  そよぐ紅葉(もみじ)の 鮮やかさ 岩に砕けて 飛び散る飛沫(しぶき) 遊ぶ水鳥 滝の音 巡る季節の 彩(いろど)りよ 流れ たゆまぬ 故郷の夏井川弦哲也麻こよみ弦哲也空にたなびく 春霞(はるがすみ) 続く並木の 千本桜(せんぼんざくら) 人の喜び 悲しみを 乗せて流れる せせらぎよ そよぐ川風 故郷の夏井川  夕陽 赤々(あかあか) 手を繋ぎ 母と帰った 岸辺の小径 遠い想い出 懐かしく 揺れて川面に また浮かぶ 心やすらぐ 故郷の夏井川  そよぐ紅葉(もみじ)の 鮮やかさ 岩に砕けて 飛び散る飛沫(しぶき) 遊ぶ水鳥 滝の音 巡る季節の 彩(いろど)りよ 流れ たゆまぬ 故郷の夏井川
渡月橋このままでいいね そうねこのままで あなたがいいなら わたしはいいの 青葉が紅葉に そして墨絵に変っても 心は変らない 抱いて抱いて抱いて おんな狂おしく 燃えて呆けた 夜の道行(みちゆき) 鵜飼舟 かがり火はぜて 月も渡った 渡月橋  このままでいいの そうよこのままで あの時よければ わたしはいいの みぞれが小雪に 恋の行方を尋ねても 心が凍るだけ 泣いて泣いて泣いて おんな酔いしれて 揺れて崩れた ひとり道行(みちゆき) 夜明けまで 瀬音をきいて 月も傾く 渡月橋弦哲也吉岡治弦哲也このままでいいね そうねこのままで あなたがいいなら わたしはいいの 青葉が紅葉に そして墨絵に変っても 心は変らない 抱いて抱いて抱いて おんな狂おしく 燃えて呆けた 夜の道行(みちゆき) 鵜飼舟 かがり火はぜて 月も渡った 渡月橋  このままでいいの そうよこのままで あの時よければ わたしはいいの みぞれが小雪に 恋の行方を尋ねても 心が凍るだけ 泣いて泣いて泣いて おんな酔いしれて 揺れて崩れた ひとり道行(みちゆき) 夜明けまで 瀬音をきいて 月も傾く 渡月橋
桜、散る海桜花びら 幾千も 瞳をうずめて 空に舞い きららきららと 哀しみが 四月の海に 降りしきる 突然 この世から あなたをなくして 涙かれはて こころ狂おしく… 会いたくて 会いたくて あなたに 会いたくて ―明日へ行けない  海を見つめて ただひとり 時間の迷子に なってます いっそわたしも あとを追い 霞の彼方に 消えたくて… あなたがこの胸に 生きてるかぎりは きっとわたしは 誰も愛せない さよならも さよならも 言えないままだから ―明日へ行けない  わたしをひとりに しないとあんなに あなた約束 したじゃないの 会いたくて 会いたくて あなたに 会いたくて ―明日へ行けない弦哲也たかたかし弦哲也桜花びら 幾千も 瞳をうずめて 空に舞い きららきららと 哀しみが 四月の海に 降りしきる 突然 この世から あなたをなくして 涙かれはて こころ狂おしく… 会いたくて 会いたくて あなたに 会いたくて ―明日へ行けない  海を見つめて ただひとり 時間の迷子に なってます いっそわたしも あとを追い 霞の彼方に 消えたくて… あなたがこの胸に 生きてるかぎりは きっとわたしは 誰も愛せない さよならも さよならも 言えないままだから ―明日へ行けない  わたしをひとりに しないとあんなに あなた約束 したじゃないの 会いたくて 会いたくて あなたに 会いたくて ―明日へ行けない
五能線どこへ行ったら あなたから 旅立つことが 出来るでしょうか 残りの夢を 詰め込んだ 鞄を膝に 列車旅 女 みちのく 五能線 窓いっぱいに 日本海  愛が終わった あの部屋に あなたはいまも ひとりでしょうか 私の匂い するものは どこかへ捨てて 邪魔ならば 過去を 置き去り 五能線 出直すための 衣替え  ひとり歩きに 馴れるには 時間が幾ら かかるでしょうか 終着駅の そこからが 本当は長い こころ旅 涙 みちのく 五能線 夕陽が落ちる 日本海弦哲也木下龍太郎弦哲也どこへ行ったら あなたから 旅立つことが 出来るでしょうか 残りの夢を 詰め込んだ 鞄を膝に 列車旅 女 みちのく 五能線 窓いっぱいに 日本海  愛が終わった あの部屋に あなたはいまも ひとりでしょうか 私の匂い するものは どこかへ捨てて 邪魔ならば 過去を 置き去り 五能線 出直すための 衣替え  ひとり歩きに 馴れるには 時間が幾ら かかるでしょうか 終着駅の そこからが 本当は長い こころ旅 涙 みちのく 五能線 夕陽が落ちる 日本海
大阪セレナーデアスファルトに 落とした涙 ヒールで踏みつけて この街とも あんたとも これでお別れね 淀屋橋 中之島 夜霧に煙った 御堂筋 今夜はどこまで 歩いてゆこうか…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ  傷ついては 拾った恋に 流れて 流されて ふりかえれば またひとつ 愛の物語 あほやから 私って 尽くして 尽くして 尽くすほど あんたの心に 住めると思って…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ  淀屋橋 中之島 夜霧に煙った 御堂筋 今夜はどこまで 歩いてゆこうか…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ弦哲也都はるみ・弦哲也弦哲也アスファルトに 落とした涙 ヒールで踏みつけて この街とも あんたとも これでお別れね 淀屋橋 中之島 夜霧に煙った 御堂筋 今夜はどこまで 歩いてゆこうか…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ  傷ついては 拾った恋に 流れて 流されて ふりかえれば またひとつ 愛の物語 あほやから 私って 尽くして 尽くして 尽くすほど あんたの心に 住めると思って…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ  淀屋橋 中之島 夜霧に煙った 御堂筋 今夜はどこまで 歩いてゆこうか…… 街灯りが遠くなる 大阪セレナーデ
長崎の雨狭霧にかすんだ 外国船の 汽笛が出島の 空に鳴る 坂の長崎 石だたみ あなたを偲び オランダ坂を そぞろ歩けば 肩先に ポツリポツリと 俄か雨がふる  一年一度の 「くんち」の逢瀬 後へはもどれぬ 恋でした 秋の長崎 蛍茶屋 南京花火 はじけるように 三日三晩の 熱をもち 燃えてあなたの 強い腕の中  ふたたび逢えない 悲しみ抱いて 唐人屋敷の 路地を行く 雨の長崎 思案橋 中島川に 面影ゆれて あなた恋しと 泣く胸に 遠くマリアの 鐘が鳴り響く弦哲也たかたかし弦哲也狭霧にかすんだ 外国船の 汽笛が出島の 空に鳴る 坂の長崎 石だたみ あなたを偲び オランダ坂を そぞろ歩けば 肩先に ポツリポツリと 俄か雨がふる  一年一度の 「くんち」の逢瀬 後へはもどれぬ 恋でした 秋の長崎 蛍茶屋 南京花火 はじけるように 三日三晩の 熱をもち 燃えてあなたの 強い腕の中  ふたたび逢えない 悲しみ抱いて 唐人屋敷の 路地を行く 雨の長崎 思案橋 中島川に 面影ゆれて あなた恋しと 泣く胸に 遠くマリアの 鐘が鳴り響く
深谷宿ひとり旅赤城おろしが のれんを揺らし 酒場(みせ)に灯りが ともります 旅のつかれを 癒してくれる 女将(おかみ)の笑顔に 誘われて 深谷宿 情け町 一夜泊りが 又 延びる  清く流れる 大利根川は 故郷(くに)とつながる きずな川 春になったら 城跡あたり 桜もきれいに 咲くだろう 深谷宿 縁(えにし)町 夢の途中か 影法師  昭和時代の 面影写す 古い町並み 恋シネマ 造り酒屋の 煙突見上げ 雨の気配か 鉛雲 深谷宿 名残り町 明日は越後か 信濃路か弦哲也さわだすずこ弦哲也赤城おろしが のれんを揺らし 酒場(みせ)に灯りが ともります 旅のつかれを 癒してくれる 女将(おかみ)の笑顔に 誘われて 深谷宿 情け町 一夜泊りが 又 延びる  清く流れる 大利根川は 故郷(くに)とつながる きずな川 春になったら 城跡あたり 桜もきれいに 咲くだろう 深谷宿 縁(えにし)町 夢の途中か 影法師  昭和時代の 面影写す 古い町並み 恋シネマ 造り酒屋の 煙突見上げ 雨の気配か 鉛雲 深谷宿 名残り町 明日は越後か 信濃路か
新宿の月新宿で 見る月に 白いウサギは 住めないと ぽつり淋しく 言ったやつ 世間の流れに 置き去りの 俺とおまえは 忘れ草 新宿の 新宿の 月も寒かろ 冬の風  新宿に 出る月は ビルに隠れて おふくろが 切り絵夜なべで 上げるのか 忘れて生きてる 故郷(くに)訛(なま)り 帰り道など 見えぬ路地 新宿の 新宿の 月が明日(あした)の 道しるべ  新宿に 来る月に 俺のこの夢 叶えてと 荒れた両手を 合わすやつ ねぎらう言葉も 言えないが 肩を寄せ合い 交わす酒 新宿の 新宿の 月をふたりで 抱いて寝る弦哲也城岡れい弦哲也新宿で 見る月に 白いウサギは 住めないと ぽつり淋しく 言ったやつ 世間の流れに 置き去りの 俺とおまえは 忘れ草 新宿の 新宿の 月も寒かろ 冬の風  新宿に 出る月は ビルに隠れて おふくろが 切り絵夜なべで 上げるのか 忘れて生きてる 故郷(くに)訛(なま)り 帰り道など 見えぬ路地 新宿の 新宿の 月が明日(あした)の 道しるべ  新宿に 来る月に 俺のこの夢 叶えてと 荒れた両手を 合わすやつ ねぎらう言葉も 言えないが 肩を寄せ合い 交わす酒 新宿の 新宿の 月をふたりで 抱いて寝る
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