君を愛したい僕はいつも 孤独だった たぶん君も そうだったように 街は人であふれかえっているのに 花を見るのもひとり 星を見るのもひとり 寂しさと共に ずっと生きていた 君に会えて うれしかった 確か君も そう言ってくれた 君が僕を必要としてくれたから 誰もいない海辺も 暗いビルの谷間も 灯火のともる 景色に思えた それでも僕は 孤独だった やはり君も そうだったろうか まるで傍を離れぬ影法師のように 君と話していても 君を抱きしめていても 寂しさは決して 決して消えはしない 人は誰も 孤独なんだ 生まれてから 命尽きるまで それが確かにわかった時にはじめて 僕は自由になった 寂しさを恐れない だから心から 君を愛したい | 南こうせつ | 南育代 | 南こうせつ | 南こうせつ | 僕はいつも 孤独だった たぶん君も そうだったように 街は人であふれかえっているのに 花を見るのもひとり 星を見るのもひとり 寂しさと共に ずっと生きていた 君に会えて うれしかった 確か君も そう言ってくれた 君が僕を必要としてくれたから 誰もいない海辺も 暗いビルの谷間も 灯火のともる 景色に思えた それでも僕は 孤独だった やはり君も そうだったろうか まるで傍を離れぬ影法師のように 君と話していても 君を抱きしめていても 寂しさは決して 決して消えはしない 人は誰も 孤独なんだ 生まれてから 命尽きるまで それが確かにわかった時にはじめて 僕は自由になった 寂しさを恐れない だから心から 君を愛したい |
銀色のオルゴール闇から生まれた 銀色のオルゴール 凍り付いたままの 鍵は解けて 初めてのメロディに そっと眠る 桜の花束 風にゆれる 今夜は少し酔いながら はかない物語夢見てる 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく春を 夜のしじまに不意に とぎれたオルゴール 花びらの香り 残したまま 耳の奥のメロディに そっとまどろむ 桜の花束 風にゆれる 季節はいつか変わっても この夜の匂い忘れない 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | 南こうせつ | 闇から生まれた 銀色のオルゴール 凍り付いたままの 鍵は解けて 初めてのメロディに そっと眠る 桜の花束 風にゆれる 今夜は少し酔いながら はかない物語夢見てる 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく春を 夜のしじまに不意に とぎれたオルゴール 花びらの香り 残したまま 耳の奥のメロディに そっとまどろむ 桜の花束 風にゆれる 季節はいつか変わっても この夜の匂い忘れない 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を 今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を |
酔いどれかぐや姫青い青い 月の夜 とろり酔いどれかぐや姫 うつろな笑いを浮かべ 妖しい言葉を投げて オー! 街の男を誘っている きいておくれ おにいさん 私や酔いどれかぐや姫 生れたあの月捨てて 地球にあこがれ来たが オー! 今はやつれたこの姿 青い青い 月を見て 涙酔いどれかぐや姫 愚かと言われるけれど 月へは帰れぬ私 オー! 意地もありますかぐや姫 | 南こうせつ | 阿久悠 | 南こうせつ | | 青い青い 月の夜 とろり酔いどれかぐや姫 うつろな笑いを浮かべ 妖しい言葉を投げて オー! 街の男を誘っている きいておくれ おにいさん 私や酔いどれかぐや姫 生れたあの月捨てて 地球にあこがれ来たが オー! 今はやつれたこの姿 青い青い 月を見て 涙酔いどれかぐや姫 愚かと言われるけれど 月へは帰れぬ私 オー! 意地もありますかぐや姫 |
ジプシーの夏夜の沈黙(しじま)の中で 一人握るグラス ワインの酔いに いつか 過去の荒野へ帰る 陽炎の彼方の 永遠の真夏 そこに長い髪の 陽気な仲間たちが ほら待っている あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた パンも夢も分け合って 歌うその日暮らし どんなつらさにも 勝てた 若さというナイフ 月あかりの中で 抱きしめるたび 君はずっと枯れない 野生の花のように香ってたね あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた 激しい時の嵐 目を閉じてひらけば 自由の焚き火 消えて 吹きすさぶ 木枯し 教えてくれ友よ 君は今でも 夢を歌をつれて いのちの夏の中を 歩いてるかい あの日のぼくは そうさジプシー ひたむきに 歩いていた あの日のぼくは そうさジプシー どこかへ行くはずだった あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた | 南こうせつ | 山川啓介 | 南こうせつ | | 夜の沈黙(しじま)の中で 一人握るグラス ワインの酔いに いつか 過去の荒野へ帰る 陽炎の彼方の 永遠の真夏 そこに長い髪の 陽気な仲間たちが ほら待っている あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた パンも夢も分け合って 歌うその日暮らし どんなつらさにも 勝てた 若さというナイフ 月あかりの中で 抱きしめるたび 君はずっと枯れない 野生の花のように香ってたね あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた 激しい時の嵐 目を閉じてひらけば 自由の焚き火 消えて 吹きすさぶ 木枯し 教えてくれ友よ 君は今でも 夢を歌をつれて いのちの夏の中を 歩いてるかい あの日のぼくは そうさジプシー ひたむきに 歩いていた あの日のぼくは そうさジプシー どこかへ行くはずだった あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた |
旅するあなた旅をするあなた あなたはどこへ行くのですか スーツケースの中は そんなにつまっているのに どうして 心の中は からっぽなのですか あなたが見ているのは 夕陽が沈む 海ですか それともあなたの過去に降る 白い白い雪ですか 乾いたくちびるからは 遠い日のあのうた 消えそうな思い出の中に たった一人でたたずんでるあなた あなたはあの歌を 誰に聞かせるつもりですか 旅をするあなた あなたはどこまで歩くのですか 肩を抱く人もなく 自分すら愛せないあなた あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 旅をするあなた あなたはどこへ行くのですか スーツケースの中は そんなにつまっているのに どうして 心の中は からっぽなのですか あなたが見ているのは 夕陽が沈む 海ですか それともあなたの過去に降る 白い白い雪ですか 乾いたくちびるからは 遠い日のあのうた 消えそうな思い出の中に たった一人でたたずんでるあなた あなたはあの歌を 誰に聞かせるつもりですか 旅をするあなた あなたはどこまで歩くのですか 肩を抱く人もなく 自分すら愛せないあなた あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか |
ミュージシャンの父より'09風の日でも おまえはおまえらしく たとえ一人でも 口笛吹くのさ ふるえる体は 木枯らしのせいじゃない すべてを尽くしても 実らず散る時もある 別れを 知るたび 道ばたの花に気づくだろう 泣きたい時は ひとりで海に行け 沖行く船を ただ見ているだけでいい 涙が出るのは 愛に出会ったしるし 自分を見つめて 自分から逃げ出さないで 今こそ その手で 運命のトビラたたくのさ 夜露に濡れた ズックは気にせずに 闇を恐れず したたかに歌えばいい やさしい笑顔を いっぱいつめこんだ 心の窓から 新しい時はくる 夜明けを 信じて こころのままに 歩いてゆけ もうすぐ 陽が昇るだろう やがて鳥たちは歌うだろう 新しい光をいっぱいあびて おまえと一緒に歌おう | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 風の日でも おまえはおまえらしく たとえ一人でも 口笛吹くのさ ふるえる体は 木枯らしのせいじゃない すべてを尽くしても 実らず散る時もある 別れを 知るたび 道ばたの花に気づくだろう 泣きたい時は ひとりで海に行け 沖行く船を ただ見ているだけでいい 涙が出るのは 愛に出会ったしるし 自分を見つめて 自分から逃げ出さないで 今こそ その手で 運命のトビラたたくのさ 夜露に濡れた ズックは気にせずに 闇を恐れず したたかに歌えばいい やさしい笑顔を いっぱいつめこんだ 心の窓から 新しい時はくる 夜明けを 信じて こころのままに 歩いてゆけ もうすぐ 陽が昇るだろう やがて鳥たちは歌うだろう 新しい光をいっぱいあびて おまえと一緒に歌おう |
あわれジャクソン'09大きな川の 向うの村に 小さな愛がありました 黒人兵士と 村の娘の ひそかな恋でした 戦いせまり 若い二人に 悲しい別れが おとずれて あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 どこへ行けば 幸せになるだろうか 村のキャンプに 星の光が まだ囁きかける頃 森をぬけて 逃げ出す二人の 影がありました ところが二人 川辺に出たが 舟はなく 泳ぎもならず あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 いつになれば 幸せになるだろうか 東の空が 明るくなった いそげジャクソン 追っ手が来るぞ 脱走兵は銃殺される もう戻れない 二人は両手を 朝日にかざし 神のお告げに 誓って しっかり抱き合い 流れの中に もろとも消えた 二人は自由な 世界を 求めて死んだ 二人の愛は遠く輝く夜空の星と変り果て あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙 あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙 FREEDOM ハレルヤ | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 大きな川の 向うの村に 小さな愛がありました 黒人兵士と 村の娘の ひそかな恋でした 戦いせまり 若い二人に 悲しい別れが おとずれて あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 どこへ行けば 幸せになるだろうか 村のキャンプに 星の光が まだ囁きかける頃 森をぬけて 逃げ出す二人の 影がありました ところが二人 川辺に出たが 舟はなく 泳ぎもならず あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 いつになれば 幸せになるだろうか 東の空が 明るくなった いそげジャクソン 追っ手が来るぞ 脱走兵は銃殺される もう戻れない 二人は両手を 朝日にかざし 神のお告げに 誓って しっかり抱き合い 流れの中に もろとも消えた 二人は自由な 世界を 求めて死んだ 二人の愛は遠く輝く夜空の星と変り果て あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙 あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙 FREEDOM ハレルヤ |
帰郷ねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく 男なんてみんな 街角へ 愛をくすねに行く 少年さ ここにいつもお前が いるのにね ふるさとに似た絆 MY LOVE ねえ信じてるかい 最後のこの夢 身勝手な男に つき合わせちまって うずくのさ この胸が なつかしい寝息が ひびくまで やせた髪をなでて 見ているよ 借りた愛を返すよ 少しずつ かけがえのないやつさ MY LOVE ねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく | 南こうせつ | 山川啓介 | 南こうせつ | | ねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく 男なんてみんな 街角へ 愛をくすねに行く 少年さ ここにいつもお前が いるのにね ふるさとに似た絆 MY LOVE ねえ信じてるかい 最後のこの夢 身勝手な男に つき合わせちまって うずくのさ この胸が なつかしい寝息が ひびくまで やせた髪をなでて 見ているよ 借りた愛を返すよ 少しずつ かけがえのないやつさ MY LOVE ねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく |
雪手紙ふるえてこぼれた 砂糖のように 雪が降ります さよならの街 終った恋は 悲しみの唄 くちびるかすめて溶けてゆきました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました 子供が作った 雪ダルマのように 泣いているような私の顔です 失うことが こわくなったら もうその愛は終っていました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました どこまで歩けばあなたのぬくもり 忘れる処まで行けるでしょうか あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | ふるえてこぼれた 砂糖のように 雪が降ります さよならの街 終った恋は 悲しみの唄 くちびるかすめて溶けてゆきました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました 子供が作った 雪ダルマのように 泣いているような私の顔です 失うことが こわくなったら もうその愛は終っていました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました どこまで歩けばあなたのぬくもり 忘れる処まで行けるでしょうか あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました |
ゆっくりゆうやけこっくりこやけいつもの白い 郵便受けに 君の部屋の 鍵がなかった 投げ込まれてる夕刊に 僕らの終りの記事が出てる そんな気がする ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ 河のほとりの 公園みちに 幸せそうな 二人が歩く ふと振り向いた横顔は 初めて出逢った君に似てたよ 淋しい街だね ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ このままどこか 旅にゆこうか 君の想い出 かばんにつめて いつか二人で抱きあった 金色いちょうの並木を通り 旅にゆこうか ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | いつもの白い 郵便受けに 君の部屋の 鍵がなかった 投げ込まれてる夕刊に 僕らの終りの記事が出てる そんな気がする ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ 河のほとりの 公園みちに 幸せそうな 二人が歩く ふと振り向いた横顔は 初めて出逢った君に似てたよ 淋しい街だね ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ このままどこか 旅にゆこうか 君の想い出 かばんにつめて いつか二人で抱きあった 金色いちょうの並木を通り 旅にゆこうか ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ |
翔びそこねていた君へいつか僕は 孤独にも慣れて ひとりきりを 楽しんでもいる 何もない暮らしでは 都会と違って やさしくなれるようだよ 風が聞こえる 強い者が 勝ち残るなんて どこの誰が 教えたのだろう 戦うことじゃなくて 助け合うことで 虫たちも 生きている 風が冷たい 僕はここで 夕陽をながめて 君のことを 思い出している 人の渦に埋もれて翔びそこねていた 君はいい奴だったよ 夕陽が沈む | 南こうせつ | 南いくよ | 南こうせつ | | いつか僕は 孤独にも慣れて ひとりきりを 楽しんでもいる 何もない暮らしでは 都会と違って やさしくなれるようだよ 風が聞こえる 強い者が 勝ち残るなんて どこの誰が 教えたのだろう 戦うことじゃなくて 助け合うことで 虫たちも 生きている 風が冷たい 僕はここで 夕陽をながめて 君のことを 思い出している 人の渦に埋もれて翔びそこねていた 君はいい奴だったよ 夕陽が沈む |
青い旅人人知れぬぶどう畑に ゆく夏の影を求めて もう一度生きてみようと 道だけを探しに来たよ 青銅の裸像を抱きしめるように あなたの冷たさを胸が覚えてる みつばちが風に舞ってる 手を出せばさされるけど もう一度夢に向かって このうでをさしのべたくて 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ 人生を知り尽くしたと 笑うのは思い違いさ 峠へとつづれおれてる 山道の先は見えない 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ ありったけのやさしい瞳をしてるさ | 南こうせつ | 松本隆 | 南こうせつ | | 人知れぬぶどう畑に ゆく夏の影を求めて もう一度生きてみようと 道だけを探しに来たよ 青銅の裸像を抱きしめるように あなたの冷たさを胸が覚えてる みつばちが風に舞ってる 手を出せばさされるけど もう一度夢に向かって このうでをさしのべたくて 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ 人生を知り尽くしたと 笑うのは思い違いさ 峠へとつづれおれてる 山道の先は見えない 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ ありったけのやさしい瞳をしてるさ |
月夜黄金色の 木の実ひとつ 香ってる ヴェランダには 金の光 寄せている あの遠い国で そっと呼んでいる どこかでなくした 白い小石 波がころがした 小さな傷あと 指でなぞったら 夜のうちに そっと返そう 黄金色の 木の実ひとつ 熟れている 夜更けの空 窓を開け 眠ろう あの遠い国に そっと置こう すぐに叶わない ガラスの夢 鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで 鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで いつか 時が満ちるその日まで | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | | 黄金色の 木の実ひとつ 香ってる ヴェランダには 金の光 寄せている あの遠い国で そっと呼んでいる どこかでなくした 白い小石 波がころがした 小さな傷あと 指でなぞったら 夜のうちに そっと返そう 黄金色の 木の実ひとつ 熟れている 夜更けの空 窓を開け 眠ろう あの遠い国に そっと置こう すぐに叶わない ガラスの夢 鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで 鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで いつか 時が満ちるその日まで |
ポロシャツの頃あの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる セーターを脱ぐ頃が 今年もやって来た ひき出すをかきまわし ポロシャツを取り出す 紺色のポロシャツは 少し切ないよ 君との想い出が 浮かんでくるから 車をとばして まだ肌寒い 海を眺めに 二人で行った 僕の部屋で バーボン空けて 君と酔いつぶれたこともあった あの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる 街の風 まだこの腕に 少し冷たいが 若葉の街路樹が 目にしみる頃だよ 愛とか恋とか まだ考えず 二人逢ってた 五月の中で それは去年の ことなのだけど 遠いことの様な気もするのさ 想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる 想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる | 南こうせつ | 山上路夫 | 南こうせつ | | あの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる セーターを脱ぐ頃が 今年もやって来た ひき出すをかきまわし ポロシャツを取り出す 紺色のポロシャツは 少し切ないよ 君との想い出が 浮かんでくるから 車をとばして まだ肌寒い 海を眺めに 二人で行った 僕の部屋で バーボン空けて 君と酔いつぶれたこともあった あの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる 街の風 まだこの腕に 少し冷たいが 若葉の街路樹が 目にしみる頃だよ 愛とか恋とか まだ考えず 二人逢ってた 五月の中で それは去年の ことなのだけど 遠いことの様な気もするのさ 想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる 想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる |
風に吹かれて 再会篇ぼくの呼び出しに きみが来るなんて 期待は半分もしていなかったけど きみは若やいで 駆けて来てくれた 青春そのものの さらりとした顔で 風に吹かれて ちりぢりバラバラ 時代の迷い子で 別れて二十年 ぼくは戦うことに とうに疲れて きみのリンとした 面影追うばかり あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって 今日は少しくらい 遅くなっていい あの頃流行ってた 歌でも歌いましょう きみはこのぼくの 傷を知っていて やさしく慰める気持ちでいてくれる 風に吹かれて 翼をいためて 遠くへ流されて かれこれ二十年 きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみとぼくにとって きみとぼくにとって | 南こうせつ | 阿久悠 | 南こうせつ | 河合徹三・南こうせつ | ぼくの呼び出しに きみが来るなんて 期待は半分もしていなかったけど きみは若やいで 駆けて来てくれた 青春そのものの さらりとした顔で 風に吹かれて ちりぢりバラバラ 時代の迷い子で 別れて二十年 ぼくは戦うことに とうに疲れて きみのリンとした 面影追うばかり あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって 今日は少しくらい 遅くなっていい あの頃流行ってた 歌でも歌いましょう きみはこのぼくの 傷を知っていて やさしく慰める気持ちでいてくれる 風に吹かれて 翼をいためて 遠くへ流されて かれこれ二十年 きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみとぼくにとって きみとぼくにとって |
二人のラプソディなぜ 先に逝くの 私を残して 人は 風になんか 生まれ変われはしない もう一度 まぶたを開け やさしく 好きと云って 風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 野辺の蒼い露のように あなたが消えてく ねえ 急がないで 廻り道がいい 人は 桜に酔い 想い出紡いでゆく 唇かさね合って 遠い日を夢見ていた 風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ あの歌はもう聞こえない 二人のラプソディ 見えない 心よりも 言葉で 名前呼んで 風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 今宵 葡萄酒を飲みましょう この世を笑って 風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ 今 人生を 恨まずに 季節が過ぎてく もう一度会いたい | 南こうせつ | 荒木とよひさ・南こうせつ | 南こうせつ | 斎藤ネコ | なぜ 先に逝くの 私を残して 人は 風になんか 生まれ変われはしない もう一度 まぶたを開け やさしく 好きと云って 風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 野辺の蒼い露のように あなたが消えてく ねえ 急がないで 廻り道がいい 人は 桜に酔い 想い出紡いでゆく 唇かさね合って 遠い日を夢見ていた 風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ あの歌はもう聞こえない 二人のラプソディ 見えない 心よりも 言葉で 名前呼んで 風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 今宵 葡萄酒を飲みましょう この世を笑って 風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ 今 人生を 恨まずに 季節が過ぎてく もう一度会いたい |
あの日の空よあの日の空よ あの日の夢よ 去りゆく日々を 知っているのか 君を愛して 深く愛して 時を忘れて 抱きしめていた 激しい雨に打たれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい 時の流れは いくつもあるさ そのひとつだけ 君と過ごした あの日の海よ あの日のうたよ 波に消された 僕等の涙 貝がらひとつ 君にあげるさ 僕の心と 想ってほしい 激しい雨にうたれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい みつめる目と目 あふれる想い 巡り合うのが 早すぎただけ 歌が好きだよ… 夢が好きだよ… 夏が好きだよ… 君が好きだよ… ラララ… | 南こうせつ | 南こうせつ・伊勢正三 | 南こうせつ | | あの日の空よ あの日の夢よ 去りゆく日々を 知っているのか 君を愛して 深く愛して 時を忘れて 抱きしめていた 激しい雨に打たれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい 時の流れは いくつもあるさ そのひとつだけ 君と過ごした あの日の海よ あの日のうたよ 波に消された 僕等の涙 貝がらひとつ 君にあげるさ 僕の心と 想ってほしい 激しい雨にうたれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい みつめる目と目 あふれる想い 巡り合うのが 早すぎただけ 歌が好きだよ… 夢が好きだよ… 夏が好きだよ… 君が好きだよ… ラララ… |
北の旅人若さにつまずいて ベソをかいた あの夏の日 毎晩恋しくて 北へ向かう バスに乗った あの街を出る時に 胸に誓った 父のような大人になって 帰ってくるからと 太陽通る道 通いなれた 海岸線 昔に戻るのさ 走りながら 家に向かい 久し振り会う人は 誰も優しく 風のように両手拡げて 迎えてくれるだろう この街を出る時は 気付かなかった 薄紫 花が咲いてる 誰かを待つように | 南こうせつ | 庄司明弘 | 南こうせつ | | 若さにつまずいて ベソをかいた あの夏の日 毎晩恋しくて 北へ向かう バスに乗った あの街を出る時に 胸に誓った 父のような大人になって 帰ってくるからと 太陽通る道 通いなれた 海岸線 昔に戻るのさ 走りながら 家に向かい 久し振り会う人は 誰も優しく 風のように両手拡げて 迎えてくれるだろう この街を出る時は 気付かなかった 薄紫 花が咲いてる 誰かを待つように |
マキシーのためにマキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前ほど遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | | マキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前ほど遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー |
母へ胸にまどろむ 幼子に 願いこめた 子守唄 あの日の空に 託す夢 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう 心ともした ぬくもりは 母がつづった 愛の詩 言葉にすると 口ごもる おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう いつか小さな 肩になり 巡る季節が 揺れている 命を繋ぐ 贈り物 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう | 南こうせつ | 森山良子 | 南こうせつ | | 胸にまどろむ 幼子に 願いこめた 子守唄 あの日の空に 託す夢 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう 心ともした ぬくもりは 母がつづった 愛の詩 言葉にすると 口ごもる おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう いつか小さな 肩になり 巡る季節が 揺れている 命を繋ぐ 贈り物 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう |
道旅の宿 窓を開ければ 船の底 たたくさざなみ 星ひとつ 凍えて光ってる 遠い道 歩いて来たよ 君と出会った 夜 想い出してもいいかい 生きて来て 生きて来て 君のやさしさに 気付く夜 君の名前 声に出す夜 夜の海 眠る魚も 過ぎて来た 日々のかなしみ 抱きながら まぶたを閉じて あきらめた 夢を数える 君と暮らした 町 すっかり変わっただろうね 生きて来て 生きて来て 君のさびしさに 気付く夜 君の横顔 想い出す夜 人はみな 道を選ぶよ わかれ道 迷い道でも たとえそれが 間違っていても 戻れない道を 歩くよ 君と別れた 道 ふたりが選んだ道 生きて来て 生きて来て 君は振り向かぬ 遠い道 ふたり若かった 別れ道 | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 旅の宿 窓を開ければ 船の底 たたくさざなみ 星ひとつ 凍えて光ってる 遠い道 歩いて来たよ 君と出会った 夜 想い出してもいいかい 生きて来て 生きて来て 君のやさしさに 気付く夜 君の名前 声に出す夜 夜の海 眠る魚も 過ぎて来た 日々のかなしみ 抱きながら まぶたを閉じて あきらめた 夢を数える 君と暮らした 町 すっかり変わっただろうね 生きて来て 生きて来て 君のさびしさに 気付く夜 君の横顔 想い出す夜 人はみな 道を選ぶよ わかれ道 迷い道でも たとえそれが 間違っていても 戻れない道を 歩くよ 君と別れた 道 ふたりが選んだ道 生きて来て 生きて来て 君は振り向かぬ 遠い道 ふたり若かった 別れ道 |
あなたのことが好きでした夜の波音 こわいのは 心も さらわれそうだから 海にはらはら 降る雪は 夢がちぎれたものですか あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの時の サヨナラの嘘 いつか忘れてあげた気がする 青春という名の伝言板に ふたりで書いた恋文字は どちらが先に消したのですか あれからずっと はぐれたままで 泣けば泣くほど つらいのは 涙は 必ず乾くから 遠い想い出 さがすよに 白い燈台 海あかり あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの頃の微笑みのまま 誰かにやさしさあげていますか 青春という名の波打ち際に ふたりで書いた砂文字は ゆっくり時が消したのですね 渚に貝殻ひとつ残して | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 夜の波音 こわいのは 心も さらわれそうだから 海にはらはら 降る雪は 夢がちぎれたものですか あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの時の サヨナラの嘘 いつか忘れてあげた気がする 青春という名の伝言板に ふたりで書いた恋文字は どちらが先に消したのですか あれからずっと はぐれたままで 泣けば泣くほど つらいのは 涙は 必ず乾くから 遠い想い出 さがすよに 白い燈台 海あかり あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの頃の微笑みのまま 誰かにやさしさあげていますか 青春という名の波打ち際に ふたりで書いた砂文字は ゆっくり時が消したのですね 渚に貝殻ひとつ残して |
忘んなよ島ぬくとぅ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー 踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ 春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷 橋がかかって 町がかわって うるまが離れても 肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄 月を仰いで 波を数えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー 歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を 人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ | 南こうせつ | 宮沢和史 | 南こうせつ | | 風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー 踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ 春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷 橋がかかって 町がかわって うるまが離れても 肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄 月を仰いで 波を数えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー 歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を 人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ |
この朝はどこかの夜更けこの朝は どこかの夜更け 目覚める人 眠りにおちる人 たった一つの 丸い星に 光があたり 繰り返される 永遠の約束 あの勝利は だれかの敗北 抱き合う人 心を閉ざす人 たった一つの 丸い星の どこかに生まれ まわりはじめる いくつかの物語 その頂きは 光の瓦礫 かけがえのないもの なくした人たちの 涙のしずく 乾かずに かけらのままで 積まれている たんぽぽの咲く下 はるかからはるかへ 打ち寄せるいとなみに きづかぬふりで 生きていくぼくを 小さな子どもの瞳の中で だれかが見ている きのうから きのうからあしたへ 重ねてゆく 重ねてゆく伝言に 錆びつく耳を 傾けないぼくを みんなが帰った風だけの丘で だれかが見ている だれかが見ている | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | | この朝は どこかの夜更け 目覚める人 眠りにおちる人 たった一つの 丸い星に 光があたり 繰り返される 永遠の約束 あの勝利は だれかの敗北 抱き合う人 心を閉ざす人 たった一つの 丸い星の どこかに生まれ まわりはじめる いくつかの物語 その頂きは 光の瓦礫 かけがえのないもの なくした人たちの 涙のしずく 乾かずに かけらのままで 積まれている たんぽぽの咲く下 はるかからはるかへ 打ち寄せるいとなみに きづかぬふりで 生きていくぼくを 小さな子どもの瞳の中で だれかが見ている きのうから きのうからあしたへ 重ねてゆく 重ねてゆく伝言に 錆びつく耳を 傾けないぼくを みんなが帰った風だけの丘で だれかが見ている だれかが見ている |
愛よ急げはるか彼方 地平の果てに 愛に目覚めた人がいて かたちある愛 かたちない愛 ともに誰かに運びたくて 愛よ 急げよ 待つ人のもとへ 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 雨も降れば 嵐も起る 夜の暗さも 気にかかる 愛を両掌(て)に そっと包んで 愛の香りを渡したくて 愛よ 急げよ 待つ人は近い 美しく 健(すこ)やかに ひたむきに 信じて走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる ラララ… ラララ… 愛よ 急げよ 光あるうちに 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる | 南こうせつ | 阿久悠 | 南こうせつ | | はるか彼方 地平の果てに 愛に目覚めた人がいて かたちある愛 かたちない愛 ともに誰かに運びたくて 愛よ 急げよ 待つ人のもとへ 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 雨も降れば 嵐も起る 夜の暗さも 気にかかる 愛を両掌(て)に そっと包んで 愛の香りを渡したくて 愛よ 急げよ 待つ人は近い 美しく 健(すこ)やかに ひたむきに 信じて走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる ラララ… ラララ… 愛よ 急げよ 光あるうちに 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる |
からたちの小径なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり 凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり 帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(げしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり | 南こうせつ | 喜多條忠・南こうせつ | 南こうせつ | 佐久間順平 | なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり 凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり 帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(げしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり |
緑の旅人あの頃 何もかも 何もかもすべて振り払って 素のままに自分を 生きてみたかった 目指すは誰も 足を踏み入れたことのない 黙して語らぬ 遠い荒野の果て そんな時 人は人に なるために産まれてきたと まぶしい歌が 街角から聞こえて来た 理屈じゃないんだ 眠っていた魂が甦る 自分が自分で居られる 確かな唄 何が本当で何が嘘なのか 向かい合うと言葉にならない もっとやさしく歌ってくれ もっとはげしく歌ってくれ 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夏の丘を 目指してゆく旅人 小銭をかき集めて 友と酒をかわす お決まりの彼女の話から 世を憂う話 社会が悪いね 産まれた時代が悪かった すべて周りのせいにして 痛々しくも酔いつぶれる 若かったなぁ40年前 ただガムシャラの怖いものしらず ギターにのせて そのままの自分をうたう 楽しかったなぁ 気まずい夜明けのコーヒー あいつも こいつも まっすぐで元気だった 何が幸せで 何が不幸なのか 塔のてっぺんに 答えがあるのか もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人 何が光で 何が影なのか 今でも良く分かっちゃいないさ もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人 あの星の荒野を 目指してゆく旅人 | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 河合徹三 | あの頃 何もかも 何もかもすべて振り払って 素のままに自分を 生きてみたかった 目指すは誰も 足を踏み入れたことのない 黙して語らぬ 遠い荒野の果て そんな時 人は人に なるために産まれてきたと まぶしい歌が 街角から聞こえて来た 理屈じゃないんだ 眠っていた魂が甦る 自分が自分で居られる 確かな唄 何が本当で何が嘘なのか 向かい合うと言葉にならない もっとやさしく歌ってくれ もっとはげしく歌ってくれ 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夏の丘を 目指してゆく旅人 小銭をかき集めて 友と酒をかわす お決まりの彼女の話から 世を憂う話 社会が悪いね 産まれた時代が悪かった すべて周りのせいにして 痛々しくも酔いつぶれる 若かったなぁ40年前 ただガムシャラの怖いものしらず ギターにのせて そのままの自分をうたう 楽しかったなぁ 気まずい夜明けのコーヒー あいつも こいつも まっすぐで元気だった 何が幸せで 何が不幸なのか 塔のてっぺんに 答えがあるのか もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人 何が光で 何が影なのか 今でも良く分かっちゃいないさ もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人 あの星の荒野を 目指してゆく旅人 |
永遠の花恋に破れて いっぱい泣いた日 ラジオから 聴こえた 歌がある 一緒に泣きましょう 泣いたら笑いましょう 寄り添う花のような 声がした あ~澄み渡る 秋の空は 高く 優しい あなたは 私の空に 咲いてる 一輪の花 そんな私が みつけた幸せ ささやかな 暮らしが ここにある 良かった良かったと 微笑む歌声が あったかい母のような 気がするの あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花 あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花 あなたは 私の胸に 咲いた 永遠の花 | 南こうせつ | 渡辺なつみ | 南こうせつ | 河合徹三・佐藤準 | 恋に破れて いっぱい泣いた日 ラジオから 聴こえた 歌がある 一緒に泣きましょう 泣いたら笑いましょう 寄り添う花のような 声がした あ~澄み渡る 秋の空は 高く 優しい あなたは 私の空に 咲いてる 一輪の花 そんな私が みつけた幸せ ささやかな 暮らしが ここにある 良かった良かったと 微笑む歌声が あったかい母のような 気がするの あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花 あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花 あなたは 私の胸に 咲いた 永遠の花 |
風鈴横丁あなたと暮らした下町の 風鈴横丁覚えてますか かすてら色のたそがれが 二階の窓を染める頃 どこからともなく風鈴が 別れちまいなと鳴って来た 角の酒屋のオヤジが言うよ あの頃バンカラな学生は 毎日毎日よく騒いだね あ~ みんなみんなどこかへ行っちまったね あれから半年経たないで あなたはいい人見つけたそうな 窓辺をかすめ走ってた 都電も姿消した頃 風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた 風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | こうせつバンド | あなたと暮らした下町の 風鈴横丁覚えてますか かすてら色のたそがれが 二階の窓を染める頃 どこからともなく風鈴が 別れちまいなと鳴って来た 角の酒屋のオヤジが言うよ あの頃バンカラな学生は 毎日毎日よく騒いだね あ~ みんなみんなどこかへ行っちまったね あれから半年経たないで あなたはいい人見つけたそうな 窓辺をかすめ走ってた 都電も姿消した頃 風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた 風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた |
ちょっとそこまで夕暮れ時の風は甘いよ 胸に入りこんで 薄紫の雲になる 一つ目の角 葉桜のアーチ 二つ目の角 野良猫の空き地 三つ目の角 五月の花屋 急ぎ足になりかけては またゆるめて 大通り ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く あんず色の街が唄うよ 耳をくすぐるとき 風に音符が混ざってる 一つ目の路地 口笛を吹いて 二つ目の路地 水たまりよけて 三つ目の路地 少し黙って さっきまでの思いつきは みんな忘れて 大通り ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く ちょっとそこまで とっても好きな人に ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | こうせつバンド | 夕暮れ時の風は甘いよ 胸に入りこんで 薄紫の雲になる 一つ目の角 葉桜のアーチ 二つ目の角 野良猫の空き地 三つ目の角 五月の花屋 急ぎ足になりかけては またゆるめて 大通り ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く あんず色の街が唄うよ 耳をくすぐるとき 風に音符が混ざってる 一つ目の路地 口笛を吹いて 二つ目の路地 水たまりよけて 三つ目の路地 少し黙って さっきまでの思いつきは みんな忘れて 大通り ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く ちょっとそこまで とっても好きな人に ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く |
君しかない雨上がり 寒い朝 君と歩いてる ずいぶん遠回りした 離れた月日を想う 別れることも また逢うことも 思わずいたけれど この冬は暖かいだろう 君がいるから こんなふうに そばにいて こんなふうに 好きだなんて 触れた 指に積もる 愛は 君しかない 春が来て 夏が過ぎ 秋と冬を幾つ 僕らは過ごすだろう 時間は止まらず行くよ 愛することも 夢見ることも 二人のものだから この愛を悔やまないだろう ごらん雪だよ どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない | 南こうせつ | 渡辺なつみ | 南こうせつ | こうせつバンド・高木洋 | 雨上がり 寒い朝 君と歩いてる ずいぶん遠回りした 離れた月日を想う 別れることも また逢うことも 思わずいたけれど この冬は暖かいだろう 君がいるから こんなふうに そばにいて こんなふうに 好きだなんて 触れた 指に積もる 愛は 君しかない 春が来て 夏が過ぎ 秋と冬を幾つ 僕らは過ごすだろう 時間は止まらず行くよ 愛することも 夢見ることも 二人のものだから この愛を悔やまないだろう ごらん雪だよ どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない |
初恋は白鳥座あれからどれほど経ったのでしょう 私の故郷(ふるさと) 海辺の町で ふたりで見上げた 満天の星 あなたが教えてくれたのは 夜空の翼 白鳥座でしたね 幸せなんて 手が届かないものと 決めつけていたのに あんなに近くに 輝いていました あれからあなたは何も言わずに 郵便受けには 別れの手紙 歩いて歩いて 涙を拭いて 見上げた夜空にあったのは ちいさな翼 白鳥座だったわ 恋に恋して 愛されることだけに こころを奪われて あなたの淋しさ 気付かずにいました あの恋はまだ 凍てつく夜空の果て 翼をひろげて あんなに遠くに 輝いているから | 南こうせつ | 喜多條忠・南こうせつ | 南こうせつ | こうせつバンド | あれからどれほど経ったのでしょう 私の故郷(ふるさと) 海辺の町で ふたりで見上げた 満天の星 あなたが教えてくれたのは 夜空の翼 白鳥座でしたね 幸せなんて 手が届かないものと 決めつけていたのに あんなに近くに 輝いていました あれからあなたは何も言わずに 郵便受けには 別れの手紙 歩いて歩いて 涙を拭いて 見上げた夜空にあったのは ちいさな翼 白鳥座だったわ 恋に恋して 愛されることだけに こころを奪われて あなたの淋しさ 気付かずにいました あの恋はまだ 凍てつく夜空の果て 翼をひろげて あんなに遠くに 輝いているから |
元気でねいろんなことがあったけど 君に会えてよかった 今日はぐっと 飲み明かそう 久しぶりの友 やっぱりいいよね 空の広さ 森のいのちには どんなに生きていても かなわないけど 笑顔のあたたかさは 僕たちだけのもの さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね 苦しい時も あったけど 君に会えてよかった 風の中で 歌ったよね なつかしい声 涙が出るよね 海の深さ 星の遠さには どんなに追いかけても 届かないけど やさしいぬくもりには 届いているからね さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね 夜空見上げ 夢を追いかけて どんなに傷ついても くじけやしない 明日に挑んでゆく 二人でいたいよね さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | 河合徹三 | いろんなことがあったけど 君に会えてよかった 今日はぐっと 飲み明かそう 久しぶりの友 やっぱりいいよね 空の広さ 森のいのちには どんなに生きていても かなわないけど 笑顔のあたたかさは 僕たちだけのもの さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね 苦しい時も あったけど 君に会えてよかった 風の中で 歌ったよね なつかしい声 涙が出るよね 海の深さ 星の遠さには どんなに追いかけても 届かないけど やさしいぬくもりには 届いているからね さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね 夜空見上げ 夢を追いかけて どんなに傷ついても くじけやしない 明日に挑んでゆく 二人でいたいよね さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね |
微笑みに出会うために空に向かい 虹のうたを 歌ってた 遠いあの日から 時は静かに 流れた 手を取り合って 歩いて行こう もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい 雲を追いかけ けやき坂を 登れば 二人の足跡 こがね色に染まってく 出会った頃の 風のようだね もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が歌ってあげるよ 明日に架ける橋 時代は変わっても 旅は今日も続くよ もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 佐久間順平 | 空に向かい 虹のうたを 歌ってた 遠いあの日から 時は静かに 流れた 手を取り合って 歩いて行こう もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい 雲を追いかけ けやき坂を 登れば 二人の足跡 こがね色に染まってく 出会った頃の 風のようだね もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が歌ってあげるよ 明日に架ける橋 時代は変わっても 旅は今日も続くよ もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい |
つきまんま まんげつさん そらのひろばが おおきくて あさまであそんでも とどかない はんぶん はんげつさん みぎにひだりに うえとした よぞらにたべられた おにごっこ ゆみなり みかづきさん よるのぶらんこ ちゅうぶらりん ゆらゆらゆれながら どこへゆく | 南こうせつ | 松本一起 | 伊勢正三 | 伊勢正三・細井豊 | まんま まんげつさん そらのひろばが おおきくて あさまであそんでも とどかない はんぶん はんげつさん みぎにひだりに うえとした よぞらにたべられた おにごっこ ゆみなり みかづきさん よるのぶらんこ ちゅうぶらりん ゆらゆらゆれながら どこへゆく |
おかえりの唄この町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの川のそば あの屋根の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり やさしい声に 包(くる)まれて 元気になった 人たちの 心が未来(あした)へ はずむ町だよ 無口でも 親父が背(せな)で 「おかえり」の唄を 唄ってるよ あの田圃みち あの鳥の声 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり 無骨な声に 励まされ やる気になった 若者の 笑顔がきらりと 光る町だよ この町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの橋のそば あの窓の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり みんなの声に 迎えられ くじけた夢が もう一度 はばたく町だよ 愛の町だよ | 南こうせつ | 星野哲郎 | 南こうせつ | 南こうせつ | この町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの川のそば あの屋根の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり やさしい声に 包(くる)まれて 元気になった 人たちの 心が未来(あした)へ はずむ町だよ 無口でも 親父が背(せな)で 「おかえり」の唄を 唄ってるよ あの田圃みち あの鳥の声 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり 無骨な声に 励まされ やる気になった 若者の 笑顔がきらりと 光る町だよ この町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの橋のそば あの窓の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり みんなの声に 迎えられ くじけた夢が もう一度 はばたく町だよ 愛の町だよ |
あの夏の二人あなたと二人で 旅をした 夏の日 ひんやりと 心地よい 散歩道で あなたの横顔 そっと見た あの時 木立からあふれて踊る 光の輪より もっと たくさんの あなたへの 想いで 私の胸が 一杯だったことを 知っていますか 木の香りが 漂う テラスで 何をお話ししたのでしょう あなたと二人で 旅をした 夏の日 陽灼けをした あなたのほほに 吹く風は もう秋のにおいがして | 南こうせつ | 南育代 | 南こうせつ | 南こうせつ | あなたと二人で 旅をした 夏の日 ひんやりと 心地よい 散歩道で あなたの横顔 そっと見た あの時 木立からあふれて踊る 光の輪より もっと たくさんの あなたへの 想いで 私の胸が 一杯だったことを 知っていますか 木の香りが 漂う テラスで 何をお話ししたのでしょう あなたと二人で 旅をした 夏の日 陽灼けをした あなたのほほに 吹く風は もう秋のにおいがして |
虹とアコーディオン疲れて眠るまで 冗談言って 見舞いのみんな 笑わせた カーテンの部屋 遠い窓べに 季節はめぐり 過ぎていった 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女(ひと) 通り雨 のち 晴れ La Vie en rose 君の細い指 虹の彼方で そっと弾いてよ 桜の空の 暮れるまで 最後の最後まで あたしのことを 話さない日は なかったね 孤独な心 推し量るには きみはあまりに 強すぎて 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | 佐久間順平 | 疲れて眠るまで 冗談言って 見舞いのみんな 笑わせた カーテンの部屋 遠い窓べに 季節はめぐり 過ぎていった 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女(ひと) 通り雨 のち 晴れ La Vie en rose 君の細い指 虹の彼方で そっと弾いてよ 桜の空の 暮れるまで 最後の最後まで あたしのことを 話さない日は なかったね 孤独な心 推し量るには きみはあまりに 強すぎて 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで |
星屑のバラード一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街 風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで 流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた 好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲くんだね あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 佐藤準 | 一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街 風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで 流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた 好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲くんだね あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで |
幸せになろうあの緑のほほえみが 君にも見えるかい みずみずしい春のメロディー 僕が奏でてあげる 肩を寄せ 目を閉じて そっとぬくもりを歌おうか 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 あの夕陽の切なさが 君にも分かるかい 心洗う 紅の意味 僕が教えてあげよう 手をつなぎ 靴ならし 愛の小径を歩こうか 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 あの星座のささやきが 君にも聞こえるかい 愛と平和のあのひかり 君にあげよう 見つめ合い 抱きしめて もっとロマンを語り合おう 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 ずっとずっと 君と僕 | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | あの緑のほほえみが 君にも見えるかい みずみずしい春のメロディー 僕が奏でてあげる 肩を寄せ 目を閉じて そっとぬくもりを歌おうか 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 あの夕陽の切なさが 君にも分かるかい 心洗う 紅の意味 僕が教えてあげよう 手をつなぎ 靴ならし 愛の小径を歩こうか 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 あの星座のささやきが 君にも聞こえるかい 愛と平和のあのひかり 君にあげよう 見つめ合い 抱きしめて もっとロマンを語り合おう 幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 ずっとずっと 君と僕 |
月夜の晩に月夜の晩に 涙が溢れ 頬をつたって ひと粒落ちた 悲しいわけじゃない 嬉しいわけじゃない ただ ただ ひとりだけでずっと 月を見ていただけ 月夜の晩に ため息ひとつ 雲が雲を呼び 闇夜になった 君が見えなくなる 心が寒くなる ただ ただ 優しさが隠れて 霞んで見えただけ 月夜の晩に ふと口ずさむ 学生時代の 初恋のうた どうしているのかな 元気でいるのかな ただ ただ ふるさとの思い出 懐かしんでるだけ 風は風 雲は雲 人は人 僕は僕 | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 月夜の晩に 涙が溢れ 頬をつたって ひと粒落ちた 悲しいわけじゃない 嬉しいわけじゃない ただ ただ ひとりだけでずっと 月を見ていただけ 月夜の晩に ため息ひとつ 雲が雲を呼び 闇夜になった 君が見えなくなる 心が寒くなる ただ ただ 優しさが隠れて 霞んで見えただけ 月夜の晩に ふと口ずさむ 学生時代の 初恋のうた どうしているのかな 元気でいるのかな ただ ただ ふるさとの思い出 懐かしんでるだけ 風は風 雲は雲 人は人 僕は僕 |
種を蒔く人その先が 果てしなく ぬかんるんだ道だとしても 行かずにはいられない Wow Wow Wow Wow 歩き出せ 太陽が 容赦なく 大地を焼きはらっても 怖がっちゃいられない 最初の 一歩が 肝心だ どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ きりがないどしゃぶりに 泣いてる誰かがいたら 見ないふり できるのか Wow Wow Wow Wow 立ち上がれ なにもかも 奪われて 眠れる場所もないなら 放っとける わけがない 成り行き見てる場合(とき)じゃない ひとりのこの手で できることがある 頑固な奴と 笑えるか 損得だけじゃ 計れない 人生の重さが あるのなら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 河合徹三 | その先が 果てしなく ぬかんるんだ道だとしても 行かずにはいられない Wow Wow Wow Wow 歩き出せ 太陽が 容赦なく 大地を焼きはらっても 怖がっちゃいられない 最初の 一歩が 肝心だ どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ きりがないどしゃぶりに 泣いてる誰かがいたら 見ないふり できるのか Wow Wow Wow Wow 立ち上がれ なにもかも 奪われて 眠れる場所もないなら 放っとける わけがない 成り行き見てる場合(とき)じゃない ひとりのこの手で できることがある 頑固な奴と 笑えるか 損得だけじゃ 計れない 人生の重さが あるのなら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ 人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ |
男が独りで死ぬときは男が独りで 死ぬときは 持ってゆくものは 何もない 春なら 桜の樹の下で 冷やの酒など あればいい 面白かった 人生だけど 生まれた前に 帰るだけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから 男が独りで 死ぬときは 残す言葉など 何もない 秋なら 落葉の縁側で 座ぶとん枕が あればいい いい夢見てた 人生だけど 戻らぬ旅が 続くだけ さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い この世は終わる 人生だけど 心のままに 生きただけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い | 南こうせつ | 荒木とよひさ | 南こうせつ | 南こうせつ | 男が独りで 死ぬときは 持ってゆくものは 何もない 春なら 桜の樹の下で 冷やの酒など あればいい 面白かった 人生だけど 生まれた前に 帰るだけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから 男が独りで 死ぬときは 残す言葉など 何もない 秋なら 落葉の縁側で 座ぶとん枕が あればいい いい夢見てた 人生だけど 戻らぬ旅が 続くだけ さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い この世は終わる 人生だけど 心のままに 生きただけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い |
霧の彼方霧の彼方 高く低く浮かぶ 手を伸ばせば 指をかすめ消えた もっとそばで感じて もっと強く抱いて欲しい 高ぶるこの胸は 春の嵐のよう むなしく夜は更ける 嫌いですか 花は月は私は 涙かさね この身今につながる あなたは無邪気に笑い それは嘘のないおもかげ 出会ったあの頃の うたを歌って やさしいあのメロディ 道の果てに 川の淵に立って 身を投げても ひとり恋の夢路 好きと云えば せつなく キスをすれば 悲しくなる 季節はずれの花 風に漂うだけ 夜霧は流れてく | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 佐久間順平 | 霧の彼方 高く低く浮かぶ 手を伸ばせば 指をかすめ消えた もっとそばで感じて もっと強く抱いて欲しい 高ぶるこの胸は 春の嵐のよう むなしく夜は更ける 嫌いですか 花は月は私は 涙かさね この身今につながる あなたは無邪気に笑い それは嘘のないおもかげ 出会ったあの頃の うたを歌って やさしいあのメロディ 道の果てに 川の淵に立って 身を投げても ひとり恋の夢路 好きと云えば せつなく キスをすれば 悲しくなる 季節はずれの花 風に漂うだけ 夜霧は流れてく |
春の恋文風がはこんだ 春の匂いに 気づいていても 気づかぬふりで 遠い思い出 木かげのベンチ 時の流れに Woo~ 浮かんで届く 白い恋文 はさまれたまま 青いインクは 色あせながら はかない命 変わらぬ想い 風にかざせば 蝶にかわるよ どこに留まれど 君だとわかる 静かにたたむ 一人の心 いつかの春を 消さないように 気づいていても 気づかぬふり 風がはこんだ 春の匂いに 素知らぬ顔は もう切なくて 遠い思い出 うららかな夢 素直な髪に Woo~ 木洩れ日ゆれた 悲しみさえも わからないほど 思い出だけを 抱きしめていた はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 君はいつでも いつでもここに 歩いていくよ 一人の道 萌えたつ春を 踏まないように 君はいつでも いつでもここに はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 また会える日に 笑えるように | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | 河合徹三 | 風がはこんだ 春の匂いに 気づいていても 気づかぬふりで 遠い思い出 木かげのベンチ 時の流れに Woo~ 浮かんで届く 白い恋文 はさまれたまま 青いインクは 色あせながら はかない命 変わらぬ想い 風にかざせば 蝶にかわるよ どこに留まれど 君だとわかる 静かにたたむ 一人の心 いつかの春を 消さないように 気づいていても 気づかぬふり 風がはこんだ 春の匂いに 素知らぬ顔は もう切なくて 遠い思い出 うららかな夢 素直な髪に Woo~ 木洩れ日ゆれた 悲しみさえも わからないほど 思い出だけを 抱きしめていた はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 君はいつでも いつでもここに 歩いていくよ 一人の道 萌えたつ春を 踏まないように 君はいつでも いつでもここに はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 また会える日に 笑えるように |
歌うたいのブルース思い出を 語るには 早過ぎると わかってるけど 三日月が 綺麗だから 少し話を してもいいかな あの夜行列車の B 寝台 目指す夢の東京 たどり着いたら 朝日を浴びて 街は輝いてた おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを 溢れ出る メロディーを ギター奏でて 歌い続けた 路地裏の アパートで 自分の道を 探し求めた 孤独な日々に この街は やけに冷たくて 星のない 空を見上げて 涙した夜もある おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを 華やかな ステージで 拍手の嵐 浴びた日もある 波がすっと 引くように 忘れ去られた こともあるのさ すべてのことは 時の彼方 今は愛おしくて 今日もまだ 歌っているよ 馴染みの店の片隅 おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを | 南こうせつ | 南育代 | 南こうせつ | 河合徹三 | 思い出を 語るには 早過ぎると わかってるけど 三日月が 綺麗だから 少し話を してもいいかな あの夜行列車の B 寝台 目指す夢の東京 たどり着いたら 朝日を浴びて 街は輝いてた おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを 溢れ出る メロディーを ギター奏でて 歌い続けた 路地裏の アパートで 自分の道を 探し求めた 孤独な日々に この街は やけに冷たくて 星のない 空を見上げて 涙した夜もある おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを 華やかな ステージで 拍手の嵐 浴びた日もある 波がすっと 引くように 忘れ去られた こともあるのさ すべてのことは 時の彼方 今は愛おしくて 今日もまだ 歌っているよ 馴染みの店の片隅 おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを |
プライベート・ソングII静かにまどろむ夕暮れには あの娘のことをおもいだすのさ 馬鹿して騒いだ黄金の日々 何もかも祭にしたっけ あぁ想い出は懐かしさの影さ ギターひとつが財産だったね 微笑んで暗闇に光る想い出たちに ふれることはもうできない プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない 夜のなか抱きしめる記憶の幻は もう淋しさがつのるばかりさ うわべばかりの笑い顔で 一日が流れてゆくのさ 冬の足音が枯れ葉にきこえる きみと抱きあって冬を越したね この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | 静かにまどろむ夕暮れには あの娘のことをおもいだすのさ 馬鹿して騒いだ黄金の日々 何もかも祭にしたっけ あぁ想い出は懐かしさの影さ ギターひとつが財産だったね 微笑んで暗闇に光る想い出たちに ふれることはもうできない プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない 夜のなか抱きしめる記憶の幻は もう淋しさがつのるばかりさ うわべばかりの笑い顔で 一日が流れてゆくのさ 冬の足音が枯れ葉にきこえる きみと抱きあって冬を越したね この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった |
ぽつんとひとりきりほろりと明かりが灯る街 好きだった横顔が夜空をよぎる 誰にも言えずにいた気持ち いまもまだ思い出に包まれながら なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり 名前も持たずに咲く花を 幸せと気づかずに季節は過ぎた どこかに消えてく流れ星 さよならはあといくつ残ってますか なにをあんなに迷って歩いて来たんだろう 雨の降らない空なんかないのに あの日の歌をそっと口ずさむ 月が照らす 影を抱いて ぽつんとひとりきり なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 南こうせつ | ほろりと明かりが灯る街 好きだった横顔が夜空をよぎる 誰にも言えずにいた気持ち いまもまだ思い出に包まれながら なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり 名前も持たずに咲く花を 幸せと気づかずに季節は過ぎた どこかに消えてく流れ星 さよならはあといくつ残ってますか なにをあんなに迷って歩いて来たんだろう 雨の降らない空なんかないのに あの日の歌をそっと口ずさむ 月が照らす 影を抱いて ぽつんとひとりきり なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり |
がんばってみようかまた誰かが辞めてく 片づけられたデスク 働いた日々がただ ゴミになる もしかしたら明日は なにもすることがなく 流れていくあの雲は 僕なのか だけど心のどこかには 大切なものがある もっとあなたの 喜ぶ顔 守りたいから がんばってみよう 幸せの約束に 疲れてたともだちは 愛してたひと残し 家を出た 街に灯るあかりと とれかけたシャツの釦 いつまでも帰り道 教えてる 時がどんなに流れても 変わらないものがある いつもあなたの あたたかさに 救われるから がんばってみよう つらいことがどんなに続いても つよく思う力を忘れないで 冷たい風のなかで 渇いた空の下で ふれあえるものばかり 探してる 時々は休んでも また歩いていけばいい 昨日より新しく 前を見て | 南こうせつ | 松井五郎 | 河合徹三 | 河合徹三 | また誰かが辞めてく 片づけられたデスク 働いた日々がただ ゴミになる もしかしたら明日は なにもすることがなく 流れていくあの雲は 僕なのか だけど心のどこかには 大切なものがある もっとあなたの 喜ぶ顔 守りたいから がんばってみよう 幸せの約束に 疲れてたともだちは 愛してたひと残し 家を出た 街に灯るあかりと とれかけたシャツの釦 いつまでも帰り道 教えてる 時がどんなに流れても 変わらないものがある いつもあなたの あたたかさに 救われるから がんばってみよう つらいことがどんなに続いても つよく思う力を忘れないで 冷たい風のなかで 渇いた空の下で ふれあえるものばかり 探してる 時々は休んでも また歩いていけばいい 昨日より新しく 前を見て |
夜明けの風今日も目が覚めたら 世界は闇に包まれている 最後に光を見たのは いつだったっけ 賑やかな日常も 友との語らいも ゆるやかに流れるメロディも 遠い昔のことのよう どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ いつまで闇が続くのか ため息ついた昼下がり ふと顔を上げれば いつもの空の青 この空の色は 明日も続いていくのか 変わらない青さのその先に あの日と同じ僕がいる どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ 世界が闇に包まれても 今も誰かと繋がっている 名前も知らない貴方と 支えて支えられて いつの日か晴れたら 貴方の顔を見れるかなぁ あの時は重い日々だった 暗い過去を笑い飛ばしながら どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ | 南こうせつ | 山丘たかし | 南こうせつ | 斎藤ネコ・南こうせつ | 今日も目が覚めたら 世界は闇に包まれている 最後に光を見たのは いつだったっけ 賑やかな日常も 友との語らいも ゆるやかに流れるメロディも 遠い昔のことのよう どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ いつまで闇が続くのか ため息ついた昼下がり ふと顔を上げれば いつもの空の青 この空の色は 明日も続いていくのか 変わらない青さのその先に あの日と同じ僕がいる どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ 世界が闇に包まれても 今も誰かと繋がっている 名前も知らない貴方と 支えて支えられて いつの日か晴れたら 貴方の顔を見れるかなぁ あの時は重い日々だった 暗い過去を笑い飛ばしながら どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ |
三日月のセレナーデ背中を刺す三日月 白いナイフ 抱き合う素肌が 哀愁に染まる 今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの 遠くに愛が見える 離れないで 迷うと目覚めて 夢が消えるから 波の音 もうここは海のそばみたい つらい出来事 忘れられるなら 今夜 何度も 咲いて散りましょう 今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの 波の音 もうここは 海のそばみたい 銀色の舟がでる 銀色の国へ | 南こうせつ | 岡田冨美子 | 南こうせつ | 斎藤毅 | 背中を刺す三日月 白いナイフ 抱き合う素肌が 哀愁に染まる 今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの 遠くに愛が見える 離れないで 迷うと目覚めて 夢が消えるから 波の音 もうここは海のそばみたい つらい出来事 忘れられるなら 今夜 何度も 咲いて散りましょう 今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの 波の音 もうここは 海のそばみたい 銀色の舟がでる 銀色の国へ |
Summer♪Angelとても君に逢いたい もう目が覚めた 始まる一日が君だけであふれてる すぐに水着着替えて 海で待ってる 時間をつぶすのは得意だよ僕ならば Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る 岩の影に忘れた 麦わら帽子 誰かが星屑を避けるようにKissをした 君の細い横顔 モディリアニだね 触れると崩れそな微笑みがまぶしくて Summer♪Angel こんなに逢いたい めぐり逢うために夏があった きっと来る Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る mm……Summer♪Angel | 南こうせつ | 松本一起 | 南こうせつ | 徳武弘文 | とても君に逢いたい もう目が覚めた 始まる一日が君だけであふれてる すぐに水着着替えて 海で待ってる 時間をつぶすのは得意だよ僕ならば Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る 岩の影に忘れた 麦わら帽子 誰かが星屑を避けるようにKissをした 君の細い横顔 モディリアニだね 触れると崩れそな微笑みがまぶしくて Summer♪Angel こんなに逢いたい めぐり逢うために夏があった きっと来る Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る mm……Summer♪Angel |
恋のゆくえ冷たい雨が降ってる しずかな坂の途中 教会の鐘が鳴るカフェテラス あの窓ぎわのテーブル 向かい合った僕らは なにげない会話にも満ち足りて すべてが不確かな時代に 変わらないものもある それは君への また僕への 二人の愛だと信じていたのに 今も手を伸ばしたら 君に届く気がして 目を閉じて君のこと追いかける こわれた心の中 失くした夢が苦い なにが君を変えたのかわからない やがて悲しみも寂しさも 少しずつ溶け出して もっと大きな愛の力 もう一度僕が持てるだろうか もう二度とは だれも愛せない 僕のすべてをかけて 君が欲しい 雨にけむる夕暮れ 熱い紅茶の香りは 君に似たやわらかなカモミール | 南こうせつ | 南育代 | 南こうせつ | 河合徹三 | 冷たい雨が降ってる しずかな坂の途中 教会の鐘が鳴るカフェテラス あの窓ぎわのテーブル 向かい合った僕らは なにげない会話にも満ち足りて すべてが不確かな時代に 変わらないものもある それは君への また僕への 二人の愛だと信じていたのに 今も手を伸ばしたら 君に届く気がして 目を閉じて君のこと追いかける こわれた心の中 失くした夢が苦い なにが君を変えたのかわからない やがて悲しみも寂しさも 少しずつ溶け出して もっと大きな愛の力 もう一度僕が持てるだろうか もう二度とは だれも愛せない 僕のすべてをかけて 君が欲しい 雨にけむる夕暮れ 熱い紅茶の香りは 君に似たやわらかなカモミール |
風の竪琴風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 記憶の部屋の夏の海辺に 日傘をさした君が立ってる まるで言葉を消し去るように うるむ瞳に空を映して 声をかければ薄らいで 逃げ水に似た幻さ 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でしか逢えないね 昨日あなたの夢を見たって 別れぎわふと君は言ったね どんな夢って聞けないぼくに 君も話題を外らしたきりさ 時は虚ろに過ぎてゆき 冬の陽射しがぼくを縫う 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でさえ 逢えないね 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? | 南こうせつ | 松本隆 | 南こうせつ | 水谷公生 | 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 記憶の部屋の夏の海辺に 日傘をさした君が立ってる まるで言葉を消し去るように うるむ瞳に空を映して 声をかければ薄らいで 逃げ水に似た幻さ 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でしか逢えないね 昨日あなたの夢を見たって 別れぎわふと君は言ったね どんな夢って聞けないぼくに 君も話題を外らしたきりさ 時は虚ろに過ぎてゆき 冬の陽射しがぼくを縫う 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でさえ 逢えないね 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? |
通り雨泣きやんで 嫌われたら しょうがない なにも あの人だけが 悪い訳じゃない 泣きやんで 悲しい夢見てたけど きっといいことだって あったじゃないの 愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨 泣きやんで この窓辺が 晴れたなら そうね あの人だけが 青い空じゃない 泣きやんで 悲しい顔していたら きっと生き方だって 変わりはしない 愛が未来じゃなくて 迷い子探しなら 涙よ昨日で 遊んでいてよ あの人は通り雨 愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨 | 南こうせつ | 荒木とよひさ | 南こうせつ | 徳武弘文 | 泣きやんで 嫌われたら しょうがない なにも あの人だけが 悪い訳じゃない 泣きやんで 悲しい夢見てたけど きっといいことだって あったじゃないの 愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨 泣きやんで この窓辺が 晴れたなら そうね あの人だけが 青い空じゃない 泣きやんで 悲しい顔していたら きっと生き方だって 変わりはしない 愛が未来じゃなくて 迷い子探しなら 涙よ昨日で 遊んでいてよ あの人は通り雨 愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨 |
愛こそすべて雨の匂いがまた 君を連れて来るよ 濡れた長い髪 そっと抱き寄せた 僕の白いシャツを パジャマ代わりにして 眠る君がいた 狭いあの部屋 どんな願いも 叶えてあげたかった 何も出来ないまま 時は流れた 会いたい 会いたい 今も忘れられない 愛こそすべてと 胸焦がした恋よ ふたり待ち合わせた 小さな喫茶店 ブラック珈琲 角砂糖浮かべ 僕のする話を いつも嬉しそうに 聞いてくれた君 君がいたんだ 一緒に観たい 映画もあったんだよ 二度と逢えないまま 季節は過ぎるの 好きだよ 好きだよ その声も温もりも 愛こそすべてと 走り抜けた日々よ 不意に淋しくなる そんな夜はどうか ほんの少しでいい 思い出して欲しい 朝も昼も夜も 君が好きで好きで 仕方ない男が そばにいたこと もしもあの時 その手を引き寄せたら 同じ人生を 歩んだろうか さよなら さよなら 今も言えないままに あの空 あの雲 夏は巡り行くよ 愛こそすべてと 胸焦がした恋よ | 南こうせつ | 渡辺なつみ | 南こうせつ | 南こうせつ | 雨の匂いがまた 君を連れて来るよ 濡れた長い髪 そっと抱き寄せた 僕の白いシャツを パジャマ代わりにして 眠る君がいた 狭いあの部屋 どんな願いも 叶えてあげたかった 何も出来ないまま 時は流れた 会いたい 会いたい 今も忘れられない 愛こそすべてと 胸焦がした恋よ ふたり待ち合わせた 小さな喫茶店 ブラック珈琲 角砂糖浮かべ 僕のする話を いつも嬉しそうに 聞いてくれた君 君がいたんだ 一緒に観たい 映画もあったんだよ 二度と逢えないまま 季節は過ぎるの 好きだよ 好きだよ その声も温もりも 愛こそすべてと 走り抜けた日々よ 不意に淋しくなる そんな夜はどうか ほんの少しでいい 思い出して欲しい 朝も昼も夜も 君が好きで好きで 仕方ない男が そばにいたこと もしもあの時 その手を引き寄せたら 同じ人生を 歩んだろうか さよなら さよなら 今も言えないままに あの空 あの雲 夏は巡り行くよ 愛こそすべてと 胸焦がした恋よ |