野原の上の雨になるまで空の名前 考えながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 僕の心を映す 小春日和 羊の群れから 一人はなれて めざすは名も 名も知らない 遠い原っぱ さみしいときは 好きな歌かみしめて 夕暮れには 金の輪を あたまにのせて 流れてゆこう 流れてゆこう 空に涙 乾かしながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 道連れになる 茜さすころ 雲の峰から 一人ちぎれて もうこんなに こんなに遠く 別れて来た いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう | 南こうせつ | 長井理佳 | 南こうせつ | 南こうせつ | 空の名前 考えながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 僕の心を映す 小春日和 羊の群れから 一人はなれて めざすは名も 名も知らない 遠い原っぱ さみしいときは 好きな歌かみしめて 夕暮れには 金の輪を あたまにのせて 流れてゆこう 流れてゆこう 空に涙 乾かしながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 道連れになる 茜さすころ 雲の峰から 一人ちぎれて もうこんなに こんなに遠く 別れて来た いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう |
友の唄が聴こえる生まれて来て良かったと 思う暇もなかった 歳月人を待たず 気がつけば今日を生きている 闇の中を歩き通すとき そうさ必要なものは 灯りでも翼でもなく 友よ君の声だった 生意気だったよなあ 夢だけで生きていたよなあ どんなに遠く離れていても 響き合う魂は千里を飛ぶ 生き急ぐ日々の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる 思えば良き時代に 酒を交わし語り合った 悔やんでないさだのに 涙が出るのは何故だろう 迷いもなく時を渡るとき いつも導いてくれるのは 夢でも理想でもなく 友よ君の横顔だった 無茶苦茶だったよなあ それでも良く笑ったよなあ 見ていて欲しい見届けてやる もう一度夢に生きてみようか まだ続く旅の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる 傷つけ合ったよなあ 何故か憎めなかったよなあ 夕陽の歌が心にしみる てのひらにぬくもりいっぱい集めて 行くところまで行くだけさ あゝ友の 友の唄が聴こえる | 南こうせつ | 渡辺なつみ | 南こうせつ | 河合徹三・南こうせつ | 生まれて来て良かったと 思う暇もなかった 歳月人を待たず 気がつけば今日を生きている 闇の中を歩き通すとき そうさ必要なものは 灯りでも翼でもなく 友よ君の声だった 生意気だったよなあ 夢だけで生きていたよなあ どんなに遠く離れていても 響き合う魂は千里を飛ぶ 生き急ぐ日々の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる 思えば良き時代に 酒を交わし語り合った 悔やんでないさだのに 涙が出るのは何故だろう 迷いもなく時を渡るとき いつも導いてくれるのは 夢でも理想でもなく 友よ君の横顔だった 無茶苦茶だったよなあ それでも良く笑ったよなあ 見ていて欲しい見届けてやる もう一度夢に生きてみようか まだ続く旅の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる 傷つけ合ったよなあ 何故か憎めなかったよなあ 夕陽の歌が心にしみる てのひらにぬくもりいっぱい集めて 行くところまで行くだけさ あゝ友の 友の唄が聴こえる |
さよなら おやすみさよなら おやすみ 今日の日は 忘れない 野バラ咲く 道の途中で めぐり遭い 夢を見た 恋の歌 風の歌 思い出は 尽きない 君のこと 忘れはしない 青春に くちづけを 悲しくて 淋しくて 倒れそうに なったとき 君の 名前 叫び続けた さよなら 又いつか 街の灯が ともる頃 君の夢 ギターにのせて 僕は又 旅に出る | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | さよなら おやすみ 今日の日は 忘れない 野バラ咲く 道の途中で めぐり遭い 夢を見た 恋の歌 風の歌 思い出は 尽きない 君のこと 忘れはしない 青春に くちづけを 悲しくて 淋しくて 倒れそうに なったとき 君の 名前 叫び続けた さよなら 又いつか 街の灯が ともる頃 君の夢 ギターにのせて 僕は又 旅に出る |
雪が降る日に雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ |
恋 はるか初めて君と 旅をした 列車の窓から 来る風は 海が近いと 教えてた… 向かい合わせに 座った君の かたく合わせた ひざがしら 桜の花びら ふわっと舞った はるか はるかの 春のこと ふたりで暮らし 始めてた レースをすり抜け 夕焼けが 君の背中を 照らしてた… カレーライスの 香りのなかで 白いお皿に いくつもの 小さな幸せ 並べて待っていた はるか はるかの 夏のこと 涙が胸に こぼれた 浜辺でピアスをさがすように 僕の心が 見えないと… 君と別れた 踏み切りの隅 高くひくく コロコロと 忘れこおろぎ 夜通し鳴いた はるか はるかの 秋のこと いくつも季節 通り過ぎ お元気ですかと なつかしい 文字で届いた 年賀状… 君は許して くれたのだろうか 時の流れは 凍えた胸に そっと陽だまり くれたのか はるか はるかの 冬のこと はるか はるかの 恋のこと | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | 斎藤ネコ・南こうせつ | 初めて君と 旅をした 列車の窓から 来る風は 海が近いと 教えてた… 向かい合わせに 座った君の かたく合わせた ひざがしら 桜の花びら ふわっと舞った はるか はるかの 春のこと ふたりで暮らし 始めてた レースをすり抜け 夕焼けが 君の背中を 照らしてた… カレーライスの 香りのなかで 白いお皿に いくつもの 小さな幸せ 並べて待っていた はるか はるかの 夏のこと 涙が胸に こぼれた 浜辺でピアスをさがすように 僕の心が 見えないと… 君と別れた 踏み切りの隅 高くひくく コロコロと 忘れこおろぎ 夜通し鳴いた はるか はるかの 秋のこと いくつも季節 通り過ぎ お元気ですかと なつかしい 文字で届いた 年賀状… 君は許して くれたのだろうか 時の流れは 凍えた胸に そっと陽だまり くれたのか はるか はるかの 冬のこと はるか はるかの 恋のこと |
国境の風遥か海を越え 遠き母の大地(とち) 水鳥(とり)たちは この青空(そら)を 自由に飛び交うよ せめてこの魂(こころ) せめてこの慕(おも)い 悲しみを伝えてよ 愛する人へと 時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の壁はないから 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて やがて陽が沈み 赤い地平線 水鳥たちも より添ってどこかで眠るなら 熱いこの涙 熱いこの慕(おも)い 夢の中で逢わせてよ 愛する人へと 星座(ほし)は何も知らずに おだやかに季節を変えるけど この夜空(そら)を 奪うこと 誰も出来ない 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて 時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の 壁はないから 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて | 南こうせつ | 荒木とよひさ | 南こうせつ | 河合徹三・斎藤ネコ | 遥か海を越え 遠き母の大地(とち) 水鳥(とり)たちは この青空(そら)を 自由に飛び交うよ せめてこの魂(こころ) せめてこの慕(おも)い 悲しみを伝えてよ 愛する人へと 時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の壁はないから 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて やがて陽が沈み 赤い地平線 水鳥たちも より添ってどこかで眠るなら 熱いこの涙 熱いこの慕(おも)い 夢の中で逢わせてよ 愛する人へと 星座(ほし)は何も知らずに おだやかに季節を変えるけど この夜空(そら)を 奪うこと 誰も出来ない 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて 時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の 壁はないから 風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて |
抱きしめればきみは愛してるといってと 君が言う 照れるじゃないかと 僕は言う なんどでも聞かせてと 君がねだる 女なんだなと そっと抱きしめる 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを激しくさせるね 愛の中で会おうよ 眠っていても 君だけさ 雨は降ってるかしらと 君が言う 泊まってゆきなよと 僕は言う ねぞうが悪くて恥ずかしいと 君がすねる おたがいさまさと 髪を撫でている 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを無邪気にさせるね 夢のなかで会おうよ どこに行っても君だけさ 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がすべてを忘れさせるね 裸のままでいようよ 愛しているのは君だけさ | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | 愛してるといってと 君が言う 照れるじゃないかと 僕は言う なんどでも聞かせてと 君がねだる 女なんだなと そっと抱きしめる 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを激しくさせるね 愛の中で会おうよ 眠っていても 君だけさ 雨は降ってるかしらと 君が言う 泊まってゆきなよと 僕は言う ねぞうが悪くて恥ずかしいと 君がすねる おたがいさまさと 髪を撫でている 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを無邪気にさせるね 夢のなかで会おうよ どこに行っても君だけさ 眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がすべてを忘れさせるね 裸のままでいようよ 愛しているのは君だけさ |
二月のハーモニカビルの屋上の 回転木馬 まわらない回転木馬に かけていると 鉛色に暮れてゆく ビルの向こうに ふたつみっつと ついてゆく灯たち 母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ ぼくは眺めてる 肌寒いこの街 二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄 ビルの屋上の ホットドッグ屋 太っちょ陽気な兄ちゃん ひまになると 流行歌を歌っていた ポケットからぼくはとりだす 二十二音のハーモニカ 母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ 僕は待っている 母ちゃんの仕事 二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄 | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | ビルの屋上の 回転木馬 まわらない回転木馬に かけていると 鉛色に暮れてゆく ビルの向こうに ふたつみっつと ついてゆく灯たち 母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ ぼくは眺めてる 肌寒いこの街 二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄 ビルの屋上の ホットドッグ屋 太っちょ陽気な兄ちゃん ひまになると 流行歌を歌っていた ポケットからぼくはとりだす 二十二音のハーモニカ 母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ 僕は待っている 母ちゃんの仕事 二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄 |
春に想えば峠越えれば 風はやさしく 友と遊んだ ふるさとの川 おぼろ月夜に 歌を歌えば つわものどもの 夢のあと ああ いつからか 大人になって 泣いて笑って 嘘つきになって 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心が痛いから 寒い夜だった 君と出会った 同じ屋根の下 夢をつないだ 熱いコーヒー 想い出の香り いつかやすらかに ここで眠りたい ああ 君がいて そして僕がいた 月日は人を許してゆく 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心がゆれるから ああ 人生は 小舟の様に ゆられゆられて どこへゆく 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 今夜は泣けてくる | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 峠越えれば 風はやさしく 友と遊んだ ふるさとの川 おぼろ月夜に 歌を歌えば つわものどもの 夢のあと ああ いつからか 大人になって 泣いて笑って 嘘つきになって 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心が痛いから 寒い夜だった 君と出会った 同じ屋根の下 夢をつないだ 熱いコーヒー 想い出の香り いつかやすらかに ここで眠りたい ああ 君がいて そして僕がいた 月日は人を許してゆく 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心がゆれるから ああ 人生は 小舟の様に ゆられゆられて どこへゆく 抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 今夜は泣けてくる |
君がいたからなにもない海沿いの小さな町は 僕たちの青春を燃やした町さ それとなく待ち伏せた憧れの君 肩並べ帰る道夕陽が染める ふるさとの夢を見るたびに よみがえるあの空 ありがとう思い出を 君がいたから 図書館の片隅で借りたノートも 学校の裏道の小さな店も 分け合ったひと皿のお好み焼も 青春のまぶしさに輝いていた あの頃の胸のときめきは いつまでも消えない ありがとう思い出を 君がいたから 好きだよとひとことが言えないままに 近づいた卒業の春の足音 城山の公園のベンチにかけて たわいないおしゃべりの花が舞い散る ふるさとの海に吹く風は 少しだけせつない ありがとう思い出を 君がいたから | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | なにもない海沿いの小さな町は 僕たちの青春を燃やした町さ それとなく待ち伏せた憧れの君 肩並べ帰る道夕陽が染める ふるさとの夢を見るたびに よみがえるあの空 ありがとう思い出を 君がいたから 図書館の片隅で借りたノートも 学校の裏道の小さな店も 分け合ったひと皿のお好み焼も 青春のまぶしさに輝いていた あの頃の胸のときめきは いつまでも消えない ありがとう思い出を 君がいたから 好きだよとひとことが言えないままに 近づいた卒業の春の足音 城山の公園のベンチにかけて たわいないおしゃべりの花が舞い散る ふるさとの海に吹く風は 少しだけせつない ありがとう思い出を 君がいたから |
夕顔朝日に 移り香も 消えゆく 刹那の窓辺から やさしく 堪(た)へるよな ほほ笑む 眼をした 人が好き 人の情けに ほろ酔えば 十二月の間に 乙女心のかほどにも 知り難さを思ひて 佇(たたず)む あの娘は 十九になる そのくせ 激しい恋をする 夕暮れに 咲く花は なんにも 語らず ただ白く 通ひ路 待ち暮らす 心に漣(さざなみ) 立ち濡れて 今度 逢へる時は すでに 雪の中の 温(ぬく)もり はくほどに 白く息が ふれ合う その頃がいい あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | | 朝日に 移り香も 消えゆく 刹那の窓辺から やさしく 堪(た)へるよな ほほ笑む 眼をした 人が好き 人の情けに ほろ酔えば 十二月の間に 乙女心のかほどにも 知り難さを思ひて 佇(たたず)む あの娘は 十九になる そのくせ 激しい恋をする 夕暮れに 咲く花は なんにも 語らず ただ白く 通ひ路 待ち暮らす 心に漣(さざなみ) 立ち濡れて 今度 逢へる時は すでに 雪の中の 温(ぬく)もり はくほどに 白く息が ふれ合う その頃がいい あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき |
海を渡る風海を渡る風になって 熱い想いよ 君へ吹け 君が黙って 風を受けて やわらかな 髪を揺らす 波間にただよい 君と僕と 溶けてしまえ ことばは とぎれがちに そっと口づけ 交わし合う 肩と肩 寄せ合えば 紅い夕日が 落ちてゆく 君は遠い まなざしで 昔の唄を 口ずさむ 重ねた手の中 二つの愛よ 燃えてしまえ 僕の知らない 君がいて 君を想う 僕がいる | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 海を渡る風になって 熱い想いよ 君へ吹け 君が黙って 風を受けて やわらかな 髪を揺らす 波間にただよい 君と僕と 溶けてしまえ ことばは とぎれがちに そっと口づけ 交わし合う 肩と肩 寄せ合えば 紅い夕日が 落ちてゆく 君は遠い まなざしで 昔の唄を 口ずさむ 重ねた手の中 二つの愛よ 燃えてしまえ 僕の知らない 君がいて 君を想う 僕がいる |
グッド・ナイト・マイ・ベイビーグッドナイトベイビー 私のベイビー 静かに静かに おやすみ グッドナイトベイビー 愛しい人よ 抱かれて抱かれて おやすみ 夢の世界で 自由に遊べ 星も皆な 消えるころまで グッドナイトベイビー 大切な人 微笑み微笑み おやすみ | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | グッドナイトベイビー 私のベイビー 静かに静かに おやすみ グッドナイトベイビー 愛しい人よ 抱かれて抱かれて おやすみ 夢の世界で 自由に遊べ 星も皆な 消えるころまで グッドナイトベイビー 大切な人 微笑み微笑み おやすみ |
ねがいどこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っている 机の上の小さなラジオで 行きたい いつか行ってみたい はるかな土地にねそべると そこから空の蒼さが始まるところに いつの日にか幸せをと 懐かしい人が歌っている なぜだか忘れられないこの歌だ なりたい いつかなってみたい 日あたりのよいアパートで そこから愛の暮らしを始める女に どこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っていた なぜだか窓をあけたくなった 待ちたい ずっと待つだろう 愛する人が 現れたら そこからひとりっきりを捨ててみるんだ | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | どこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っている 机の上の小さなラジオで 行きたい いつか行ってみたい はるかな土地にねそべると そこから空の蒼さが始まるところに いつの日にか幸せをと 懐かしい人が歌っている なぜだか忘れられないこの歌だ なりたい いつかなってみたい 日あたりのよいアパートで そこから愛の暮らしを始める女に どこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っていた なぜだか窓をあけたくなった 待ちたい ずっと待つだろう 愛する人が 現れたら そこからひとりっきりを捨ててみるんだ |
風をくらって狂うほど酔いしれて おまえを忘れたいだけさ 幻さえいまは 燃やしたいだけさ おまえを失くして 夢にもはぐれたぜ 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 安い酒のせいさ おまえのせいじゃないさ 弱いところみせて 腹だたしいだけさ なきがらの心にゃ 酒がしみてくるぜ 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって 風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | 狂うほど酔いしれて おまえを忘れたいだけさ 幻さえいまは 燃やしたいだけさ おまえを失くして 夢にもはぐれたぜ 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 安い酒のせいさ おまえのせいじゃないさ 弱いところみせて 腹だたしいだけさ なきがらの心にゃ 酒がしみてくるぜ 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって 風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって |
息子明日の朝 息子が出て行く まぶしい背中で ここを出て行く 思えば こないだ 歩き出したようで 真夜中に熱を出しては困らせた 幼稚園の入園の時は泣きべそ ママにしがみついたままだった そいつが いつか大人になって 住みなれた家を出て行く 彼女の写真を バッグに入れて いつかの俺と同じ様に出て行く いくつもの季節が過ぎただろう 気がついたら俺より大きくなってた でも小さい頃 お前を肩車にして 銀色の飛行機を追いかけた あの日と同じ 赤い夕焼け 息子よ 元気で 元気で 言い出したら後へ引かない性格はママに似た ほんのちょっとだけ背が低いのは私かもしれない 努力をしない ネバリがない 楽な方へ体が流れるのは私だ うどんが好きなのは うちの犬に似た TVの予約録画はお前にしか出来ない インターネットの世話をまかされても私にはわからない 犬の散歩はかわりに私がするにしても 息子よ 保証人だけはなるなよ お前がいたから 父さんは 仕事も遊びも 楽しかった 都会の風に 疲れたら また二人で 釣りに行こうか あの日と同じ場所へ釣りに行こうか 息子よ 元気で 元気で | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 明日の朝 息子が出て行く まぶしい背中で ここを出て行く 思えば こないだ 歩き出したようで 真夜中に熱を出しては困らせた 幼稚園の入園の時は泣きべそ ママにしがみついたままだった そいつが いつか大人になって 住みなれた家を出て行く 彼女の写真を バッグに入れて いつかの俺と同じ様に出て行く いくつもの季節が過ぎただろう 気がついたら俺より大きくなってた でも小さい頃 お前を肩車にして 銀色の飛行機を追いかけた あの日と同じ 赤い夕焼け 息子よ 元気で 元気で 言い出したら後へ引かない性格はママに似た ほんのちょっとだけ背が低いのは私かもしれない 努力をしない ネバリがない 楽な方へ体が流れるのは私だ うどんが好きなのは うちの犬に似た TVの予約録画はお前にしか出来ない インターネットの世話をまかされても私にはわからない 犬の散歩はかわりに私がするにしても 息子よ 保証人だけはなるなよ お前がいたから 父さんは 仕事も遊びも 楽しかった 都会の風に 疲れたら また二人で 釣りに行こうか あの日と同じ場所へ釣りに行こうか 息子よ 元気で 元気で |
加茂の流れにやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり 桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | やさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり 桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり |
神田川 貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方はもう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧くかいてねって言ったのに いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方はもう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧くかいてねって言ったのに いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった |
妹 妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たてている妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか 妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや 妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ 妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | | 妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たてている妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか 妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや 妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ 妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ |
上海エレジー名も知らぬ花 咲く街角を 口もきかずに 見送ってくれたね 弓のかたちの 橋のたもとで 君は涙を 袖でこすってたよ 裾の切れたズボンが 男の子のようだね ああ ああ 夢がわらいかける 上海DOLL 異国の 上海DOLL 想い出さ 君の言葉は 鈴の音のよう メモに漢字を 並べて会話した 髪をおさげに 編んではほどき 照れてるときの 無意識の仕草 昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子 昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子 | 南こうせつ | 松本隆 | 南こうせつ | | 名も知らぬ花 咲く街角を 口もきかずに 見送ってくれたね 弓のかたちの 橋のたもとで 君は涙を 袖でこすってたよ 裾の切れたズボンが 男の子のようだね ああ ああ 夢がわらいかける 上海DOLL 異国の 上海DOLL 想い出さ 君の言葉は 鈴の音のよう メモに漢字を 並べて会話した 髪をおさげに 編んではほどき 照れてるときの 無意識の仕草 昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子 昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子 |
ひとりきり鳥がないて 川が流れて 野山は今 花が咲き乱れ 汽車はゆくよ 煙はいて トンネル越えれば 竹中だ こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり 太鼓が響き 御輿がくりだし いよいよ待ちに待ったお祭りだ 親戚が集まり 酒を呑んで 今年は 豊年だ こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 鳥がないて 川が流れて 野山は今 花が咲き乱れ 汽車はゆくよ 煙はいて トンネル越えれば 竹中だ こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり 太鼓が響き 御輿がくりだし いよいよ待ちに待ったお祭りだ 親戚が集まり 酒を呑んで 今年は 豊年だ こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり |
夢一夜 素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日の ときめきは 憧憬よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ 恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日の ときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと言い聞かせては 紅をひく あなたを愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで醒めてく夢に 身をまかす | 南こうせつ | 阿木燿子 | 南こうせつ | | 素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日の ときめきは 憧憬よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ 恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日の ときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと言い聞かせては 紅をひく あなたを愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで醒めてく夢に 身をまかす |
越後獅子の唄笛にうかれて 逆立ちすれば 山が見えます ふるさとの わたしゃ孤児 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子 今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月 うつや太鼓の 音さえ悲し 雁が啼く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯 遠く眺めて ひと踊り ところ変れど 変らぬものは 人の情の 袖時雨 ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子 | 南こうせつ | 西條八十 | 万城目正 | 斎藤ネコ | 笛にうかれて 逆立ちすれば 山が見えます ふるさとの わたしゃ孤児 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子 今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月 うつや太鼓の 音さえ悲し 雁が啼く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯 遠く眺めて ひと踊り ところ変れど 変らぬものは 人の情の 袖時雨 ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子 |
夢の彼方へやさしい風の子守唄 聞かせておくれ 母の胸で眠る様に 何度でも聞かせて 何もかも失した今 明日が見えない 激しい雨は今日も続く 屈辱に溺れる ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい おとぎ話のあの森 教えておくれ 月夜に天使が舞いおりる 泉の湧くところ 疲れきった心の傷 いやしておくれ 時は濁流の様に すべてを飲み込む ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい 約束の蜜の大地 連れてっておくれ めぐみのぶどうが実る 夢の彼方へ 砂漠を渡る勇気に 真実が宿る 息が途切れる時まで 手を放さないで ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 徳武弘文 | やさしい風の子守唄 聞かせておくれ 母の胸で眠る様に 何度でも聞かせて 何もかも失した今 明日が見えない 激しい雨は今日も続く 屈辱に溺れる ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい おとぎ話のあの森 教えておくれ 月夜に天使が舞いおりる 泉の湧くところ 疲れきった心の傷 いやしておくれ 時は濁流の様に すべてを飲み込む ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい 約束の蜜の大地 連れてっておくれ めぐみのぶどうが実る 夢の彼方へ 砂漠を渡る勇気に 真実が宿る 息が途切れる時まで 手を放さないで ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい |
いつかはきっと試合(ゲーム)に負けた少年が 夕陽の坂道歩いてる 肩をおとして うつむくと 涙がひとつ 最後の打者に投げるまで マウンドの上にいたかった くやしかったのは七回途中で くじけたことかい 握りしめた その汗を はなしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと 泥にまみれて やったって 報われないこと多いけど 負けることからはじめれば そうさつよくなれるさ 熱い胸にその手をあてて 自分の名前呼んでみよう 明日を生きる 勇気なら そこにあるだろう 歯をくいしばり その夢を 失くしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと 今はここから 始めようか 気づいているはず いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 試合(ゲーム)に負けた少年が 夕陽の坂道歩いてる 肩をおとして うつむくと 涙がひとつ 最後の打者に投げるまで マウンドの上にいたかった くやしかったのは七回途中で くじけたことかい 握りしめた その汗を はなしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと 泥にまみれて やったって 報われないこと多いけど 負けることからはじめれば そうさつよくなれるさ 熱い胸にその手をあてて 自分の名前呼んでみよう 明日を生きる 勇気なら そこにあるだろう 歯をくいしばり その夢を 失くしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと 今はここから 始めようか 気づいているはず いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと |
夕暮れまで「夕暮れまで」という 屋上広場 この恋はいつまで? 笑って泣いた 「いつかはかならず」の「いつか」は来ない 聞きなれた言葉に 少し疲れた 昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた 秘密を持つことも 悪くないわと 強がりを言った 出会いのころ 誰かの幸せは 誰かの不幸 好きになる心は 同じなのに 昨日のぶんも 明日のぶんも 重なってキスしたい 別れるために 私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた 昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた 私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた | 南こうせつ | 俵万智 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 「夕暮れまで」という 屋上広場 この恋はいつまで? 笑って泣いた 「いつかはかならず」の「いつか」は来ない 聞きなれた言葉に 少し疲れた 昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた 秘密を持つことも 悪くないわと 強がりを言った 出会いのころ 誰かの幸せは 誰かの不幸 好きになる心は 同じなのに 昨日のぶんも 明日のぶんも 重なってキスしたい 別れるために 私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた 昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた 私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた |
手紙お元気ですか どうしてますか みんな相変わらず なんでしょう 一度くらい 帰らなくちゃね 想い出たくさん あるその街へ いろんな夢 見てた場所だから 忘れものがある気がしてる いまでも ひとつだけね 報告します 昔の苗字に また戻ります 住所もすぐ 変わるはずです 季節が変わる 前に探します 涙はそう 涸れてしまうまで 笑えるほど もう泣いたから 平気よ 傷ついたけど 愛することも 心で受け止めることができたから それでいいの 冬の風も 終わりが近い 桜が蕾みをひとつ つけました | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 夏目一朗 | お元気ですか どうしてますか みんな相変わらず なんでしょう 一度くらい 帰らなくちゃね 想い出たくさん あるその街へ いろんな夢 見てた場所だから 忘れものがある気がしてる いまでも ひとつだけね 報告します 昔の苗字に また戻ります 住所もすぐ 変わるはずです 季節が変わる 前に探します 涙はそう 涸れてしまうまで 笑えるほど もう泣いたから 平気よ 傷ついたけど 愛することも 心で受け止めることができたから それでいいの 冬の風も 終わりが近い 桜が蕾みをひとつ つけました |
好いちょるよ雨を呼んで 種をまいて やがて芽が出る 葉が出る 実がなる 犬を連れて 子供連れて あっそれ!ここ掘れ 耕せ 汗かけ あっという間の一日 お手々つないで帰れば 高速道路に月が出る ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか エビを呼んで 鯛を釣って 今宵塩焼き 刺身だ 天婦羅 舅呼んで 姑呼んで さあ冥土の土産に踊ろう あっという間に息切れ そこはベテラン ご愛嬌 保険の話に花が咲く ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか 夏を呼んで 海に誘い 俺らエレキだ サーフィン ベンチャーズ 波に乗って 夜も乗って オヤジ五分咲き 娘は満開 あっという間の出来事 やけどのケアは高くつく 海に向かってバカヤロー ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか たまには母ちゃんと眠ろうか | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 徳武弘文 | 雨を呼んで 種をまいて やがて芽が出る 葉が出る 実がなる 犬を連れて 子供連れて あっそれ!ここ掘れ 耕せ 汗かけ あっという間の一日 お手々つないで帰れば 高速道路に月が出る ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか エビを呼んで 鯛を釣って 今宵塩焼き 刺身だ 天婦羅 舅呼んで 姑呼んで さあ冥土の土産に踊ろう あっという間に息切れ そこはベテラン ご愛嬌 保険の話に花が咲く ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか 夏を呼んで 海に誘い 俺らエレキだ サーフィン ベンチャーズ 波に乗って 夜も乗って オヤジ五分咲き 娘は満開 あっという間の出来事 やけどのケアは高くつく 海に向かってバカヤロー ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか たまには母ちゃんと眠ろうか |
おかえりなさい朝のNEWS パンの匂い 食卓には 家族だけの 詩がある 天気予報 バスの時刻 PAPAのシャツは いつも白く あたたかい あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから いつでも どんなときも 優しく そばにあるよ Take... Take Me Home 笑顔は 忘れないで 星の名前 覚えたのは MAMAの好きな 子守唄のせいだった あなたの愛で おかえりなさい 心が眠る 大事な夢が そこにあるから どこかで 忘れたもの かならず 思いだせる Take ... Take Me Home 幸せ 歌いながら あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから いつでも どんなときも 季節を 巡りながら Take .. Take Me Home 笑顔は 忘れないで | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 朝のNEWS パンの匂い 食卓には 家族だけの 詩がある 天気予報 バスの時刻 PAPAのシャツは いつも白く あたたかい あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから いつでも どんなときも 優しく そばにあるよ Take... Take Me Home 笑顔は 忘れないで 星の名前 覚えたのは MAMAの好きな 子守唄のせいだった あなたの愛で おかえりなさい 心が眠る 大事な夢が そこにあるから どこかで 忘れたもの かならず 思いだせる Take ... Take Me Home 幸せ 歌いながら あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから いつでも どんなときも 季節を 巡りながら Take .. Take Me Home 笑顔は 忘れないで |
あゝ涙あゝ涙がどうしてこぼれる あなたの腕に眠るのに 果てしない海の まぼろしを漂う あゝ唇どれだけふれても つのる慕いの半分も 届いてはいない さみしさが消えない 離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから あゝ信じた運命があるなら 迷うことなく身をあずけ どんな過去さえも 惜しくない ほんとに 離さないで離れないでこのまま 愛の意味を見つけられるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと出逢うために わたしは生まれた 悲しみの雨が降れば 微笑みの傘になれる 木枯らしにこの手が痛むなら この胸に手を重ねて あゝ涙がこんなにこぼれる 心の海を行く舟は たどり着く場所を 永遠に知らない 離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 徳武弘文 | あゝ涙がどうしてこぼれる あなたの腕に眠るのに 果てしない海の まぼろしを漂う あゝ唇どれだけふれても つのる慕いの半分も 届いてはいない さみしさが消えない 離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから あゝ信じた運命があるなら 迷うことなく身をあずけ どんな過去さえも 惜しくない ほんとに 離さないで離れないでこのまま 愛の意味を見つけられるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと出逢うために わたしは生まれた 悲しみの雨が降れば 微笑みの傘になれる 木枯らしにこの手が痛むなら この胸に手を重ねて あゝ涙がこんなにこぼれる 心の海を行く舟は たどり着く場所を 永遠に知らない 離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから |
最後の一葉風に落ちた 木の葉のように 命がまたどこかで 消えてゆく もし自分に 明日がないと 知ったら僕はなにを するだろう 逢いたいひと 誰を思うのか 僕にできる最後のことが 知りたい なんのために 生まれてきたか 答えはきっとなにも わからない 悔やむことを ひとつずつでも もう一度やり直しが できるなら 心はただ 夢を見てたのか 愛と呼べるたいせつなもの 探して わずかな人生の 流れのなかで 見つけた光の行方 信じよう ふと目覚める 静かな夜明け 僕にはどんなときも 君がいた | 南こうせつ | 松井五郎 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 風に落ちた 木の葉のように 命がまたどこかで 消えてゆく もし自分に 明日がないと 知ったら僕はなにを するだろう 逢いたいひと 誰を思うのか 僕にできる最後のことが 知りたい なんのために 生まれてきたか 答えはきっとなにも わからない 悔やむことを ひとつずつでも もう一度やり直しが できるなら 心はただ 夢を見てたのか 愛と呼べるたいせつなもの 探して わずかな人生の 流れのなかで 見つけた光の行方 信じよう ふと目覚める 静かな夜明け 僕にはどんなときも 君がいた |
恋は風まかせListen to me どうにもならないことがある それでも靴は夕陽に向って歩いてく いつも幼いままの自分と向かう 君の言葉を待ち続けてる 舟を漕ぎ出すように何度も風を気にしてる 一度に幾つも飛び越えようと無理してみたけれど 結局たどった場所は君のイルミネーション 幻はつかめない 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる Listen to me 何にもないからいいという 僕は君と映画で大人になった どんな時代がきても変わらぬことは 人は誰でも人に傷つく 悲しい時は瞳を閉じれば聞こえて来る 泣きたくなるほど優しい声が胸につきささる 一緒にたどった記憶 一枚の写真で 切なさを学ぶだろう 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる | 南こうせつ | 南こうせつ・松本一起 | 南こうせつ | 徳武弘文 | Listen to me どうにもならないことがある それでも靴は夕陽に向って歩いてく いつも幼いままの自分と向かう 君の言葉を待ち続けてる 舟を漕ぎ出すように何度も風を気にしてる 一度に幾つも飛び越えようと無理してみたけれど 結局たどった場所は君のイルミネーション 幻はつかめない 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる Listen to me 何にもないからいいという 僕は君と映画で大人になった どんな時代がきても変わらぬことは 人は誰でも人に傷つく 悲しい時は瞳を閉じれば聞こえて来る 泣きたくなるほど優しい声が胸につきささる 一緒にたどった記憶 一枚の写真で 切なさを学ぶだろう 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる 恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる |
俺らはハイ・ハイ・ハイ行こうかな 戻ろうかな そこが肝心 明日が見えない世の中 晴れたら そりゃいいさ あわてずに あせらずに どーんと腰すえて わかっちゃいるけど ついふらり 手が出る 足が出る Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を 歩こうかな 走ろうかな 今が決め時 ゴールが見えない道じゃ ムチャクチャはちょいと危険 スタミナをセーブして 退く時は退いて 体を休めりゃ そりゃあんた また人を好きになる Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を 泣こうかな 笑おうかな 風向き次第 見方を変えれば そりゃそれで 幸福が見えてくる 愛してる 愛してない 迷いは恋の味 目先に走らずシンプルに それがおいしい Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 徳武弘文 | 行こうかな 戻ろうかな そこが肝心 明日が見えない世の中 晴れたら そりゃいいさ あわてずに あせらずに どーんと腰すえて わかっちゃいるけど ついふらり 手が出る 足が出る Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を 歩こうかな 走ろうかな 今が決め時 ゴールが見えない道じゃ ムチャクチャはちょいと危険 スタミナをセーブして 退く時は退いて 体を休めりゃ そりゃあんた また人を好きになる Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を 泣こうかな 笑おうかな 風向き次第 見方を変えれば そりゃそれで 幸福が見えてくる 愛してる 愛してない 迷いは恋の味 目先に走らずシンプルに それがおいしい Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を |
オロロンの伝説オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 昔々のことでした 北のはてのテウレの島に コロポックルと呼ばれる娘が住んでいた 黒い瞳は海より深く ある日娘は恋に落ちた 清い想いは鳥の歌となる 二人は波とたわむれ愛し合った 熱い吐息が夕日を染める オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 静かな春の日男は旅に出る 永遠の希望を探しに行くという すぐに戻って来るからと言い残して 小さな船で沖へ漕ぎ出した 突然雲行きがあやしくなった 不吉な予感がさかまく波となる 三日過ぎても帰らない 十日過ぎても ひと月過ぎても ただ波ばかり オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 娘は恋焦がれ岩に登る 朝な夕なに祈りを捧げる 神様彼を返して もう一度この胸に これが定めなら 私とひきかえに 春が過ぎても夏が過ぎても 娘は男を待ち続ける 初雪舞った寒い朝 赤岩の岬で コロポックルの娘は 岩の上で 死んだ コロポックルの娘は可愛い娘 コロポックルの娘は鳥になった 春が来るといつも歌うよ オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 石川鷹彦 | オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 昔々のことでした 北のはてのテウレの島に コロポックルと呼ばれる娘が住んでいた 黒い瞳は海より深く ある日娘は恋に落ちた 清い想いは鳥の歌となる 二人は波とたわむれ愛し合った 熱い吐息が夕日を染める オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 静かな春の日男は旅に出る 永遠の希望を探しに行くという すぐに戻って来るからと言い残して 小さな船で沖へ漕ぎ出した 突然雲行きがあやしくなった 不吉な予感がさかまく波となる 三日過ぎても帰らない 十日過ぎても ひと月過ぎても ただ波ばかり オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ 娘は恋焦がれ岩に登る 朝な夕なに祈りを捧げる 神様彼を返して もう一度この胸に これが定めなら 私とひきかえに 春が過ぎても夏が過ぎても 娘は男を待ち続ける 初雪舞った寒い朝 赤岩の岬で コロポックルの娘は 岩の上で 死んだ コロポックルの娘は可愛い娘 コロポックルの娘は鳥になった 春が来るといつも歌うよ オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ |
長い夜を越え僕がこの街にいなくなったのを あなたはいつ気付いて 胸を焦がすのか 我がままな男さ 許しておくれ 今一人きりで旅に向かうよ だけど不思議だね あなたと僕 ただ好きというだけじゃ 心奪えない 愛と幸せの違いに戸惑い このままじゃもう 一つになれない 長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと 人は切なさを歌に託したり そして旅の途中でそっと口ずさむ 男は旅先で女を忘れる そんな恋の歌が 一つあるんだ 長い夜を越え巻きもどす 緑深い里をめぐり そして恋しくなるほど人を思えば そっと 帰ろう 風の途切れにあなたが聴こえる そしてあなたの愛した色に染まってく もう迷わない 守らせておくれ 長い旅の終わりが近づく 長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 静かに | 南こうせつ | 松本一起 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 僕がこの街にいなくなったのを あなたはいつ気付いて 胸を焦がすのか 我がままな男さ 許しておくれ 今一人きりで旅に向かうよ だけど不思議だね あなたと僕 ただ好きというだけじゃ 心奪えない 愛と幸せの違いに戸惑い このままじゃもう 一つになれない 長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと 人は切なさを歌に託したり そして旅の途中でそっと口ずさむ 男は旅先で女を忘れる そんな恋の歌が 一つあるんだ 長い夜を越え巻きもどす 緑深い里をめぐり そして恋しくなるほど人を思えば そっと 帰ろう 風の途切れにあなたが聴こえる そしてあなたの愛した色に染まってく もう迷わない 守らせておくれ 長い旅の終わりが近づく 長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 静かに |
ともだち突然の夕立だった 学校から帰り道 服の中までずぶぬれさ そのまま川で泳いだ 雷の音にびびった あれは君を 知った頃の まぶしい夏 そのうち雨も降り止んで 空には大きな虹が 何だか夢がふくらんで おもわず君と歌った あんなに自由だった 若い日々を 忘れないさ 僕らはヒーロー さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら あれから15年たったね つもる話はつきない 二人で隠れファンだった となりのクラスのあの娘 お前と結婚なんて めでたい様な 淋しい様な 知らなかったよ 僕は僕で街に勤め 夢から遠去かる日々 自分を許せなくなって 死にたいともらした時 君は何も言わずに ガキの頃の うたをうたい 笑っていたね さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら 空の上から見守っておくれ 又いつかさよなら | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | 吉川忠英 | 突然の夕立だった 学校から帰り道 服の中までずぶぬれさ そのまま川で泳いだ 雷の音にびびった あれは君を 知った頃の まぶしい夏 そのうち雨も降り止んで 空には大きな虹が 何だか夢がふくらんで おもわず君と歌った あんなに自由だった 若い日々を 忘れないさ 僕らはヒーロー さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら あれから15年たったね つもる話はつきない 二人で隠れファンだった となりのクラスのあの娘 お前と結婚なんて めでたい様な 淋しい様な 知らなかったよ 僕は僕で街に勤め 夢から遠去かる日々 自分を許せなくなって 死にたいともらした時 君は何も言わずに ガキの頃の うたをうたい 笑っていたね さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら 空の上から見守っておくれ 又いつかさよなら |
ともだちふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の 小さな草も 生きている 笑ってる ホラ 笑ってる 君の目の前の 小さな花も 生きている 泣いている ホラ 泣いている 君が遠く見る あの雲も山も 生きている 歌ってる ホラ 歌ってる ふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の この僕の手に 君の手を かさねよう ホラ ともだちだ ふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の この僕の手に 君の手を かさねよう ホラ ともだちだ ホラ 歌おうよ ホラ ともだちだ | 南こうせつ | 永六輔 | いずみたく | 徳竹弘文 | ふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の 小さな草も 生きている 笑ってる ホラ 笑ってる 君の目の前の 小さな花も 生きている 泣いている ホラ 泣いている 君が遠く見る あの雲も山も 生きている 歌ってる ホラ 歌ってる ふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の この僕の手に 君の手を かさねよう ホラ ともだちだ ふまれても 折られても 雨風が吹き荒れても 君の目の前の この僕の手に 君の手を かさねよう ホラ ともだちだ ホラ 歌おうよ ホラ ともだちだ |
幻のアマリリア雪のふる湖に ひとりでぼくを待つ 幻のおとめよ いとしのアマリリア かなしみにぬれる灯 かきたてながら 小さな舟うかべて 君のもとに行こう 凍りつくこの指を 君の膝にのせて ぼくを抱いておくれ やさしいアマリリア ささやかな一つの夢も はかなく消えて つたう頬の涙を 君だけに見せよう たそがれの湖に いつでもぼくを待つ 月の光よりも きれいなアマリリア むなしい幸せを捨てて 君とふたりで 氷の花を摘めば ながれゆく夜霧よ | 南こうせつ | 岩谷時子 | 弾厚作 | 徳武弘文 | 雪のふる湖に ひとりでぼくを待つ 幻のおとめよ いとしのアマリリア かなしみにぬれる灯 かきたてながら 小さな舟うかべて 君のもとに行こう 凍りつくこの指を 君の膝にのせて ぼくを抱いておくれ やさしいアマリリア ささやかな一つの夢も はかなく消えて つたう頬の涙を 君だけに見せよう たそがれの湖に いつでもぼくを待つ 月の光よりも きれいなアマリリア むなしい幸せを捨てて 君とふたりで 氷の花を摘めば ながれゆく夜霧よ |
初恋は夢のように風に舞い上がる 光りのしずくに 恋の切なさを フッと吹きかける 君は背伸びして ぽつんと振り向く うなじのカーヴに 季節がはらはら まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ 君の唇を彩る 言葉は 紅の色に似て ハッとさせられる 空を照り返す 木綿の背中に 好きとつぶやいて 心ははらはら まぶしい少女よ 人を愛して たとえば雨の日も 僕はそばにいる Ah いつしか初恋 まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ | 南こうせつ | 松本一起 | 南こうせつ | | 風に舞い上がる 光りのしずくに 恋の切なさを フッと吹きかける 君は背伸びして ぽつんと振り向く うなじのカーヴに 季節がはらはら まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ 君の唇を彩る 言葉は 紅の色に似て ハッとさせられる 空を照り返す 木綿の背中に 好きとつぶやいて 心ははらはら まぶしい少女よ 人を愛して たとえば雨の日も 僕はそばにいる Ah いつしか初恋 まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ |
飛べない鳥飛べない鳥は 眠らない 夜明けの晩に 空を見る Oh 翼売る店 見つけても お金じゃ 買えない… 夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの 飛べない鳥は 歩きだす ダイヤモンドは 拾わない Oh 指輪贈って 愛しても 別れは 来るから… 住んだ日からみなしご TOKYOが好き 誰も家(うち)へ 帰らないと言う 今夜もあの部屋 灯りがつかない 泣いているよあの娘(こ) 真っ赤なルージュをつけて 夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの | 南こうせつ | 岡田冨美子 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 飛べない鳥は 眠らない 夜明けの晩に 空を見る Oh 翼売る店 見つけても お金じゃ 買えない… 夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの 飛べない鳥は 歩きだす ダイヤモンドは 拾わない Oh 指輪贈って 愛しても 別れは 来るから… 住んだ日からみなしご TOKYOが好き 誰も家(うち)へ 帰らないと言う 今夜もあの部屋 灯りがつかない 泣いているよあの娘(こ) 真っ赤なルージュをつけて 夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの |
帰れない季節めぐり逢った あの頃の激しさも 遠い夏の日々も 想い出 たった一人 君を愛してるのに 言葉さえも 掛けなくなった 時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 髪を切った 君の誤解を知って 涙流し 走ったことも 疲れきった僕に 微笑みかえす 今の君に 何故かすまない 時間(とき)は切ない 大人へと誘われ 愛に漂い 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 雨は降る 雨は降る 人を濡らし 風が鳴く 風が鳴く 窓をたたき 時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 夜の中を 逃げるように抱き合い 二人だけの 今を手にして | 南こうせつ | 松本一起 | 南こうせつ | 井上鑑 | めぐり逢った あの頃の激しさも 遠い夏の日々も 想い出 たった一人 君を愛してるのに 言葉さえも 掛けなくなった 時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 髪を切った 君の誤解を知って 涙流し 走ったことも 疲れきった僕に 微笑みかえす 今の君に 何故かすまない 時間(とき)は切ない 大人へと誘われ 愛に漂い 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 雨は降る 雨は降る 人を濡らし 風が鳴く 風が鳴く 窓をたたき 時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う あんなに Ah 君のことを 夜の中を 逃げるように抱き合い 二人だけの 今を手にして |
泣かせないで優しすぎる貴方のまなざしが 別の女映して逃げている 馴染みのお店も潮時と 人影がまばらに席を立つ 酔えなけりゃ内気な人だもの 嘘つきになれないままだもの 笑ってジョークにしてあげる 消え残る時間の中 泣かせないで 泣かせないで せめてあの扉をくぐるまで 泣かせないで 泣かせないで 恋が騒ぐから 夜更けの振り子が悲しげに揺れている ためらいは湿った空の下 止まらないタクシー待つ歩道 いつもと変わらぬ接吻の さよならが欲しかった 泣かせないで 泣かせないで せめて次の車止まるまで 泣かせないで 泣かせないで 涙落ちるから 振り向けないまま滲む街見詰めてる 泣かせないで 泣かせないで せめて闇が心隠すまで 泣かせないで 泣かせないで 愛を眠らせて 今日から独りで思い出を消して行く | 南こうせつ | SHIGE | SHIGE | 徳武弘文 | 優しすぎる貴方のまなざしが 別の女映して逃げている 馴染みのお店も潮時と 人影がまばらに席を立つ 酔えなけりゃ内気な人だもの 嘘つきになれないままだもの 笑ってジョークにしてあげる 消え残る時間の中 泣かせないで 泣かせないで せめてあの扉をくぐるまで 泣かせないで 泣かせないで 恋が騒ぐから 夜更けの振り子が悲しげに揺れている ためらいは湿った空の下 止まらないタクシー待つ歩道 いつもと変わらぬ接吻の さよならが欲しかった 泣かせないで 泣かせないで せめて次の車止まるまで 泣かせないで 泣かせないで 涙落ちるから 振り向けないまま滲む街見詰めてる 泣かせないで 泣かせないで せめて闇が心隠すまで 泣かせないで 泣かせないで 愛を眠らせて 今日から独りで思い出を消して行く |
満天の星にぎやかに歌った コンサートは終わり 君は家路に急ぐ 待つ人のいるうちに すぐにおかえり ひとりの部屋に おかえり また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとにぎりの愛を 心から贈り ぼくは満たされ眠る 待つ人のいるうちに すぐにかえろう 子供の寝顔と 話そう また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星… | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | 水谷公生・南こうせつ | にぎやかに歌った コンサートは終わり 君は家路に急ぐ 待つ人のいるうちに すぐにおかえり ひとりの部屋に おかえり また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとにぎりの愛を 心から贈り ぼくは満たされ眠る 待つ人のいるうちに すぐにかえろう 子供の寝顔と 話そう また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星 ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星… |
ひと夏のしずく今なんて言ったの 潮風がさえぎる 岬のカーブを 曲がりきった時から 今はもう冷たい 季節だと感じた あんなにはしゃいだ 君の笑顔忘れそうで 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめた痛みを 恋だとは知らずに 岬の灯台 瞬くの見つめた オレンジの涙に 夕映えを溶かして 無理して微笑む 時はすでに恋のBlue 月がキラキラ波に 浮かんで揺れてる 君のほほにこぼれた ひと夏のしずく もう誰もいない渚 抱きしめて Only you 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめて Only you… Only you… | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 今なんて言ったの 潮風がさえぎる 岬のカーブを 曲がりきった時から 今はもう冷たい 季節だと感じた あんなにはしゃいだ 君の笑顔忘れそうで 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめた痛みを 恋だとは知らずに 岬の灯台 瞬くの見つめた オレンジの涙に 夕映えを溶かして 無理して微笑む 時はすでに恋のBlue 月がキラキラ波に 浮かんで揺れてる 君のほほにこぼれた ひと夏のしずく もう誰もいない渚 抱きしめて Only you 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめて Only you… Only you… |
あの日からあの日から好きでした でも言えませんでした 君は いつでも そばにいたのに… あの日から好きでした ずっと 友達でした 君を 想うと キュンとしました みんなで よく行った 小さな喫茶店 今でも覚えてる 切ないコーヒーよ 人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる あの日から好きでした 一人きり 泣きました 君とあいつの 恋のはじまり あの日から好きでした やがて 時は流れて ふと気づいたら 卒業写真 ポプラの並木道 渡ったそのあたり 空き地になっていた 僕等の青春よ 人は誰でもみんな 大人になるたびに 過去の宝物を Ah~ 見つけるよ 好きとは言えなくて 心にしまってた あの日のその気持ち 大事な僕らしさ 人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる あの日から Ah~ Ah~ | 南こうせつ | 秋元康 | 南こうせつ | 徳武弘文 | あの日から好きでした でも言えませんでした 君は いつでも そばにいたのに… あの日から好きでした ずっと 友達でした 君を 想うと キュンとしました みんなで よく行った 小さな喫茶店 今でも覚えてる 切ないコーヒーよ 人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる あの日から好きでした 一人きり 泣きました 君とあいつの 恋のはじまり あの日から好きでした やがて 時は流れて ふと気づいたら 卒業写真 ポプラの並木道 渡ったそのあたり 空き地になっていた 僕等の青春よ 人は誰でもみんな 大人になるたびに 過去の宝物を Ah~ 見つけるよ 好きとは言えなくて 心にしまってた あの日のその気持ち 大事な僕らしさ 人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる あの日から Ah~ Ah~ |
愛を宿して悲しくなるほどあなたを愛して 時には心で時にはこの手でただ抱きしめ 疲れた身体を夢で癒したら また偉くなってあしたの何処かへさあ出かけて この世に授かったあなたは ひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗 切なくなるほどあなたの弱さを 時には叱って時には慰めただ抱きしめ 寂しい心を夢で遊んだら また子供になりどこかの野原へさあ出かけて この世に授かった生命は ひとつだけ たとえ想い出ここで見捨てても 愛を抱いて 愛に眠るそんな生き方が 夢のように終わるのなら ああ 綺麗 この世に授かったあなたはひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても 愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗 | 南こうせつ | 荒木とよひさ | 南こうせつ | 井上鑑 | 悲しくなるほどあなたを愛して 時には心で時にはこの手でただ抱きしめ 疲れた身体を夢で癒したら また偉くなってあしたの何処かへさあ出かけて この世に授かったあなたは ひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗 切なくなるほどあなたの弱さを 時には叱って時には慰めただ抱きしめ 寂しい心を夢で遊んだら また子供になりどこかの野原へさあ出かけて この世に授かった生命は ひとつだけ たとえ想い出ここで見捨てても 愛を抱いて 愛に眠るそんな生き方が 夢のように終わるのなら ああ 綺麗 この世に授かったあなたはひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても 愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗 |
旅立つ想い星降る前に洗った髪を 君は夕焼けで乾かしていたね 心の隅に吹きくる風は ほんのちょっぴり幸せのかおり 首をかしげてほほえむ君の 仕草は誰かにほめられたかい 愛することは一度じゃないと わかっているけど無口になるね 宵待草にこぼれる砂は 君と旅立つ約束のようさ 指から指へこぼれる砂に 君の瞳が光をはねる 遠い想い出ふりむかないよ 明日のすき間に君がいるから 愛することは悲しいことと わかっていても旅立つことさ | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | | 星降る前に洗った髪を 君は夕焼けで乾かしていたね 心の隅に吹きくる風は ほんのちょっぴり幸せのかおり 首をかしげてほほえむ君の 仕草は誰かにほめられたかい 愛することは一度じゃないと わかっているけど無口になるね 宵待草にこぼれる砂は 君と旅立つ約束のようさ 指から指へこぼれる砂に 君の瞳が光をはねる 遠い想い出ふりむかないよ 明日のすき間に君がいるから 愛することは悲しいことと わかっていても旅立つことさ |
幼い日に石ころだらけの この道を まっすぐ歩いて行くと 親せきの おばさんの家 僕の足音と 蝉の声が 遠く夏の空に こだまする 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 風に揺れてる 稲の影から かすかに 見えて来た やさしい おばさんの家 今年も 大きな スイカを食べられる 赤色かな黄色かな さあ 急ごう 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 大きな木の下で 汗をふけば 母ちゃんにもらって来た ハンカチが まぶしい 向こうから手を振る 向こうから声がする 昔と同じ元気な おばさんの声 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 石ころだらけの この道を まっすぐ歩いて行くと 親せきの おばさんの家 僕の足音と 蝉の声が 遠く夏の空に こだまする 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 風に揺れてる 稲の影から かすかに 見えて来た やさしい おばさんの家 今年も 大きな スイカを食べられる 赤色かな黄色かな さあ 急ごう 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 大きな木の下で 汗をふけば 母ちゃんにもらって来た ハンカチが まぶしい 向こうから手を振る 向こうから声がする 昔と同じ元気な おばさんの声 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて |
思い出にしてしまえるさぼくは旅を抱いて ねむるようになった きみは淋しさと 話すようになった いつも見送ってばかりいたって言って 手をふるんだね 旅立ちを 淋しくさせるんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ 早く結婚してくれると 気が楽さって言うと それっきり君は 話さないようになった いつか ぼくでない他の男と 暮らしはじめるんだね 寝床を 温めあうんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ ぼくは風をつれて 歩くようになった きみは夜と なじむようになった まだひとりでいるなんて言って ワインを 飲むんだね 都市(まち)に 住むんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | ぼくは旅を抱いて ねむるようになった きみは淋しさと 話すようになった いつも見送ってばかりいたって言って 手をふるんだね 旅立ちを 淋しくさせるんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ 早く結婚してくれると 気が楽さって言うと それっきり君は 話さないようになった いつか ぼくでない他の男と 暮らしはじめるんだね 寝床を 温めあうんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ ぼくは風をつれて 歩くようになった きみは夜と なじむようになった まだひとりでいるなんて言って ワインを 飲むんだね 都市(まち)に 住むんだね また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ |
愛する人へ君のきれいな胸 とてもあったかい 暮れ残った 日だまりみたいさ 窓の外は冬 雪さえ降ってきた 過去をふりかえると 恥ずかしいことでいっぱいさ 長い眠りからさめると 生まれ変わってた なんて言うのがいいね 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい 正義はまたからぶりさ こんなところにも いやなニュースが聞こえてくる 街は病気だね 毒が空をめぐってる なんにもできないから 愛の唄をうたっていくよ ことばのままに生きてゆけたらそいつはむずかしいな そいつは苦しすぎるよ 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい | 南こうせつ | 岡本おさみ | 南こうせつ | | 君のきれいな胸 とてもあったかい 暮れ残った 日だまりみたいさ 窓の外は冬 雪さえ降ってきた 過去をふりかえると 恥ずかしいことでいっぱいさ 長い眠りからさめると 生まれ変わってた なんて言うのがいいね 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい 正義はまたからぶりさ こんなところにも いやなニュースが聞こえてくる 街は病気だね 毒が空をめぐってる なんにもできないから 愛の唄をうたっていくよ ことばのままに生きてゆけたらそいつはむずかしいな そいつは苦しすぎるよ 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい 愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい |
今日は雨国道沿いの 二階の部屋では 目覚めるときに 天気がわかる 今日は雨 アスファルトに流れる雨を 大きな車が 轢いて走る 一人のベットで 眠り目覚めた 僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨 昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない 昨日のコーヒー 乾いた部屋では 消えゆく星の つらさがわかる 今日は雨 窓ガラスを流れる雨が 心の中まで つたって落ちる 一人のベットで 眠り目覚めた 寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨 こんな日は眠ろう 眠りたいだけ こんな日は眠ろう 眠りたいだけ | 南こうせつ | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 国道沿いの 二階の部屋では 目覚めるときに 天気がわかる 今日は雨 アスファルトに流れる雨を 大きな車が 轢いて走る 一人のベットで 眠り目覚めた 僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨 昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない 昨日のコーヒー 乾いた部屋では 消えゆく星の つらさがわかる 今日は雨 窓ガラスを流れる雨が 心の中まで つたって落ちる 一人のベットで 眠り目覚めた 寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨 こんな日は眠ろう 眠りたいだけ こんな日は眠ろう 眠りたいだけ |
荻窪二丁目この街を出てゆく今は 何を残してゆけばいい あの娘と二人で見るはずだった 映画の切符も要らなくなった 荻窪二丁目 裏通り 今頃あの娘は新聞受けに 今日の夕刊投げ込む音を 僕の帰りと間違えている この街を出てゆく今は 何を忘れてゆけばいい あの娘の涙もちぎれて 消えた思い出クルクルまるめて捨てた 荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている 荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている | 南こうせつ | 喜多篠忠 | 南こうせつ | | この街を出てゆく今は 何を残してゆけばいい あの娘と二人で見るはずだった 映画の切符も要らなくなった 荻窪二丁目 裏通り 今頃あの娘は新聞受けに 今日の夕刊投げ込む音を 僕の帰りと間違えている この街を出てゆく今は 何を忘れてゆけばいい あの娘の涙もちぎれて 消えた思い出クルクルまるめて捨てた 荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている 荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている |
夏の少女目を覚ましてみると 白い砂は焼けて まぶしい日ざしと いたずらな瞳が 僕をまどわす ほほえむ君の顔が 夏の空に溶けてゆく おまえは僕のために 生まれてきた様な なぜかそんな感じ ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう 暮れゆく浜辺には 君と二人だけ 心のゆくままに 波間に漂よえば 夏も終り 泣いている君の顔が 季節を変えてゆき 冷たい潮風が 熱い胸をぬけて 思い出は涙にゆれる ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう | 南こうせつ | 南こうせつ | 南こうせつ | | 目を覚ましてみると 白い砂は焼けて まぶしい日ざしと いたずらな瞳が 僕をまどわす ほほえむ君の顔が 夏の空に溶けてゆく おまえは僕のために 生まれてきた様な なぜかそんな感じ ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう 暮れゆく浜辺には 君と二人だけ 心のゆくままに 波間に漂よえば 夏も終り 泣いている君の顔が 季節を変えてゆき 冷たい潮風が 熱い胸をぬけて 思い出は涙にゆれる ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう |
夢の時間風の中で遊ぶ子供 遠き日の自分に 帰れたら 穏やかな また生き方が どこかにあったはず 人を愛し 悩むことが 人生だと誰かが言うけど 青空は 青空のまま 心に映すだけ 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら 恋の中で眠り続け 哀しみの終わりに 目覚めれば 平凡な また一日が 幸福と感じる 愛は自由 追憶(おもいで)より ひと粒の涙が好きだから さよならは さよならのまま 心に残すだけ 夢の時間 懐しむ 昨日より 今は 優しさで 明日(あす)に歩けたら 悲しみも 切なさも 想い出も 綺麗なままで 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら | 南こうせつ | 荒木とよひさ | 南こうせつ | 服部克久 | 風の中で遊ぶ子供 遠き日の自分に 帰れたら 穏やかな また生き方が どこかにあったはず 人を愛し 悩むことが 人生だと誰かが言うけど 青空は 青空のまま 心に映すだけ 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら 恋の中で眠り続け 哀しみの終わりに 目覚めれば 平凡な また一日が 幸福と感じる 愛は自由 追憶(おもいで)より ひと粒の涙が好きだから さよならは さよならのまま 心に残すだけ 夢の時間 懐しむ 昨日より 今は 優しさで 明日(あす)に歩けたら 悲しみも 切なさも 想い出も 綺麗なままで 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら |
ステラ初恋のように言葉にならない想い 口づけることも無意味なことに思える そばにいるだけで言葉はいらない想い 抱きしめることも無意味なことに思える 君に会ってから心の底から 愛する気持ちを知った 求め合ううちに悲しい予感が見える 口づけるだけで伝わるような気がした 君に会ってから心の底から 人の優しさを知った 奪い合ううちに乾いた砂漠が見える 抱きしめただけですべてを抱いた気がした 君に会ってから心の底から 人を愛せると知った | 南こうせつ | 庄司明弘 | 南こうせつ | | 初恋のように言葉にならない想い 口づけることも無意味なことに思える そばにいるだけで言葉はいらない想い 抱きしめることも無意味なことに思える 君に会ってから心の底から 愛する気持ちを知った 求め合ううちに悲しい予感が見える 口づけるだけで伝わるような気がした 君に会ってから心の底から 人の優しさを知った 奪い合ううちに乾いた砂漠が見える 抱きしめただけですべてを抱いた気がした 君に会ってから心の底から 人を愛せると知った |
鐘が聞こえる麻の衣だけ 肩に巻きつけた 少年と 僕と二人で 遠い旅をしていた 天に連らなる 山の谷間から 流れ来る祈りの声に 少年は立ち止まる ごらん あれが僕の村だ ここは 君らの失くした国 草の実を食べて 鳥と語り合い 人々は 愛にあふれて いのちさえも分け合う やがて少年の 姿かき消えて 大地への祈りの調べ 僕の胸にささやく そうさ 思い出してごらん ここは 君の生まれたところ ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳 ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳 | 南こうせつ | 南いくよ | 南こうせつ | | 麻の衣だけ 肩に巻きつけた 少年と 僕と二人で 遠い旅をしていた 天に連らなる 山の谷間から 流れ来る祈りの声に 少年は立ち止まる ごらん あれが僕の村だ ここは 君らの失くした国 草の実を食べて 鳥と語り合い 人々は 愛にあふれて いのちさえも分け合う やがて少年の 姿かき消えて 大地への祈りの調べ 僕の胸にささやく そうさ 思い出してごらん ここは 君の生まれたところ ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳 ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳 |