瀬尾一三編曲の歌詞一覧リスト 463曲中 201-400曲を表示
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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| 身体の中を流れる涙中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく) |
| 彼と私と、もう1人中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 |
| 川風中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あの人といた頃は 毎日いいことばかりあったから あの人といた頃は うれしいこと きれいなものばかりで だから もしも離れたならば なにもいいことなくなりそうで それがこわくなった 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと あの人といなければ いいことなくなるのがこわかったの でもそれは あの人を大切にすることとは違ってた バカね私 今思い出す ずっとあの人 寂しくて それで離れて行ったのね 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと あやまりたいのと |
| カーニヴァルだったね中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 気がつけばしたたかに飲んだくれ 祭の街で 道のほとりに身をさらばえて 歌う宵宮の歌 見渡せばいつの間に 道を知る友とはぐれて 酒の鏡に夜を映して 探す北斗七星 注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね 気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を 赤子のように撫ぜられている 何を話したのだろう 身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある 通りすがりの人なればこそ言える罪状もある 愚かな望み 愚かな暮らし 愚かな悔いの繰返し 罪さえも抱きしめて カーニヴァルだったね 注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね |
| 帰郷群中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ころがりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 集まりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす 愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指(さ)す 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では身仕度する 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では荷造りする 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す 愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す 誰かが私を憎んでいる 誰かが私を憎んでいる 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では戸口を出る ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 |
| 兆しのシーズン中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 筒美京平 | 瀬尾一三 | 眠りそこねた真夜中 窓を打つ雨 いつから夢の中に忍び込んだの うなされていたうわごと 目を醒ましても 唇にまだリアルに漂っている こんな理由でなんか会いにゆけないわ もう一人では眠れない 兆しのシーズン 壊れたら悲しい でもそれよりも恋しい もう強がりの限界 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら 降りつのらせてゆく雨 熱くなる胸 潤んで瞳の中 意地がくずれる 貴方が遠ざかってく夢で泣いたわ 愚かしいほどに私 すがりついてた 知らず知らずのうちに傾いてたのね 貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら 貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら |
| 帰省 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる 機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる |
| 北の国の習い中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 離婚の数では日本一だってさ 大きな声じゃ言えないけどね しかも女から口火を切ってひとりぽっちの道を選ぶよ 北の国の女は耐えないからね 我慢強いのはむしろ南の女さ 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 吹雪の夜に白い山を越えてみようよ あんたの自慢の洒落た車で 凍るカーブは鏡のように気取り忘れた顔を映し出す 立ち往生の吹きだまり凍って死ぬかい それとも排気ガスで眠って死ぬかい 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな |
| 君の昔を中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 君の昔を誰にもらおう 言葉途切れるこの夕暮れに 君はうなじを頑なにして 過ぎた景色に戸を閉ざす 戻れるものなら戻りたいですか 必ずそらす話が きまってあるよね 今も誰かと比べてるみたい 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる 君の昔は君に優しい 他人(ひと)を寄せずに君に優しい 君の隣は夢でふさがり 風は私の上に吹く サヨナラ私は 今日という日だって 悪くはないよって言いたかっただけだよ いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる |
| 今日以来中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり 後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました 謝(あやま)れば 理由が付けば 何が消せるというのでしょうか もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな わけのわからん人生でした あちらぶつかり こちらぶつかり さまにならない人生でした 間違いばかりをやらかしました こけました へこみました なのに何(な)んにも学べてません もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな 人の善意を信じることは 怖(こわ)いことです 綱渡(つなわた)りです 人の悪意を信じるほうが 安全でしょうね 寂しいけれど 突然に 暖かな人に出会って 泣いたりするんです もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな |
| ギヴ・アンド・テイク中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | Give & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている |
| 銀の龍の背に乗って | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って |
| Good Morning,Ms.Castaway中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | Good Morning, Ms. Castaway ずっと待っていたわ Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと 私たちはまだ知らない この海の向こうで 誰が何をしていたのか 今何があるのか Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと La La… Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway ここは時間の谷間 変わりもせず忘れもせず 戻ることもできず ただ明日に耳を澄まし 未来を聞いている Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの La La… Good Morning, Ms. Castaway |
| グッバイガール中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | グッバイガール 何とでも 私のことを 他人は語るがいいさ グッバイガール はじめから さよなら目当て そんなふうに 語るがいいさ あの人は恋 私には恋 誰も信じなくても だけど あの人は恋 私には恋 あの人も信じないけど 汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか 罪びとの咎を 問いつめるように 別れを数えないでよ やむにもやまれぬ 別れだったと 私は 思っていたのに あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ 汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ 汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか 汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか |
| 結婚 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 小さな男の子が もっと小さな男の子に 僕はおまえと結婚するぞと言った 男の子の母親は驚いて それはできないことなのよとさえぎった 小さな男の子は口をとがらせ抗議した どうして結婚できないと思うのさ 母親はふと思いあたった もしかしておまえ 決闘と言いたいの 小さな男の子はまちがいに気がついて気をとり直して そうだよと胸をそらした 翌日 若い母親がオフィスでその話を披露した 若くない男の社員が呟いた 同じ場合もあると 結婚と決闘 結婚と決闘 まだ若い母親は話しやめてしまった |
| 月夜同舟中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 今宵の舟には 見覚えのある人が ことばも持たずに 乗りあわせて揺られる 眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり 降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら 眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり 降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら 今宵の舟には 悲しみのある人が 今宵の舟には 見覚えのある人が |
| 恋とはかぎらない中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 会わずにいる日が続く なにか忘れた気がする それがせつないわけじゃない ただなんとなく自分になれない 今どこでどうしていると 知らなくても気にならない 自分のこと知らないのと 同じくらい知らないだけで 24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 似合う人といるのでしょう 縁の人と住むのでしょう うらやましいわけじゃない ただなんとなく溜息が出る 何も訊かない 何も言わない だけどわかる 何かあった 何も問わない 何も見せない だけどわかる 少し変わった 24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない 恋とはかぎらない 情とはかぎらない |
| 恋文 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 探るような眼で恋したりしない あなたの味方にどんな時だってなれる 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 嘘でも芝居でも ふりでもつもりでも 愛でも毒でも 何も違わないでしょう 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった わかりきってから恋したりしない 知らないことから好きになるものだから 調べきってから恋したりしない みつけてゆくほど好きになってゆく 何故なの本気なの 何時(いつ)なのどうしたの 何処なの誰なの 何も訊けないものね わかりきってから恋したりしない 知らないことだけ好きになったのね 恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった 恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった |
| 後悔中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 真夜中のフライトに向けて 貴方はターミナル行く頃 心をよぎる迷いもなく 行く先のことを考えている 総ては流れてゆく日々の ゆきずりの眺めだった 私の姿も街の色も 過ぎてゆく眺めだった 泣くほどの子供じゃなかった ひきとめるほどの自信もなかった 諦めることに慣れたふりして 何を守ろうとしてみたの どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている 日付変更線を越えて 貴方は戻って行ける 私と出会う前の日々へ ためらいもなく戻って行ける 大切なことはいつだって いちばん後に気がつく 心の扉にかけた鍵を 捨てられなくて気がつく なにごともないかのように淹れるコーヒーが こぼれている 窓のサフランに これで良かったと何回言いきかせているの どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻る いまさらいまさら貴方に 届かぬ想いを鳥にあずけても波にあずけても 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている |
| 紅灯の海 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | けがれなき者よ この海に迷い込むな 幼き者よ この海に憧れるな あてのない明日と しどけない過去の日々が すれ違うための 束の間の海だ 櫂もなくして舵もなくして 浮かれ浮かれ身も世もなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい かもめよかもめよ 真白き指先は 手招きするか 別れを告げるのか 忘れた素振りの 忘れえぬ面影が 灯台のようにひるがえる海だ どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい 海と名の付くものは優しい |
| 荒野より | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ 僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう 僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない |
| 此処じゃない何処かへ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 拾ってきたラジカセだけが たったひとつの窓だった 教科書よりずっとはるかに 真実に聴こえたラヴソング 手当たりしだい ムカついてた 実は自分にムカついていた 追われるように街を離れて 行くあても理由(わけ)もなく 急かされる気がした 心の中で 磁石のように何処かから 絶え間なく 呼ぶ声が聴こえた 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ もぐりこんだライヴハウスは 帰りも一人だったけど 握りしめたグラスの 氷溶かす何かの熱を見た 何もできない自分のこと ずっと嫌いになりかけていた 追われるように街を離れて 行くあても理由もなく 急かされる気がした 何かになれる約束もなく ただ風が吹くように ころがりだしたのさ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ |
| 心守歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 崩れゆく砂を素手で塞きとめるような 長い1日の後 語るあてもなく 風よ味方になってよ 心折れる夜は 遙か彼方をゆく汽笛を運んでよ 果てしなく横たわる枯草を揺らして かすれた昔語り 思い出させてよ 遙かな愛しいあの人に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ 目をつむればいつでも膝の傍らを 風に揺れる野バラの枯れ枝がつつく 凍る石の褥にひとり目を覚ませば ほつれかけた上着の裾が風を聴く 遙かな愛しい人々に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ |
| こどもの宝中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私に気づかず 私の隣で 背伸びして佇んでいた 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を知らずに 私にもたれて 遥か未来を眺めていた あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか 見覚えのある あの少年が 遠い私を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い |
| 粉雪は忘れ薬中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 忘れなけりゃならないことを 忘れながら人は生きるよ 無理して笑っても 無理してふざけても 意地悪な風 意地悪な雨 忘れさせて優しい日々を 忘れさせて楽しい人を 足音? 車の停まる音? 間違えながら待ってしまうから 粉雪は忘れ薬 すべての悲しみ消してくれるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 遠い町を訪ねてみても 1人きりで暮らしてみても 忘れるための無理は どこかに隙がある よみがえる風 よみがえる雨 忘れさせて 古い約束 忘れさせて 古い口癖 覚えておこうとしないのに 何かのはずみ 思い出して泣ける 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 些細なことほど効き目が悪い 粉雪は忘れ薬 寂しい心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ すべての心の上に積もるよ |
| 小春日和中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに 悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに 風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています 冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね 二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています 悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています |
| 子守歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 眠りなさい何も思い出さずに |
| 暦売りの歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 過ぎ去りし過去の日へ 暦を直すため 嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 未だ知らぬ先の日へ 暦を先取るため 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように 嗚呼 1日を何処に描こうか 過ぎ去りし過去の日に 暦の数の上 嗚呼 1日を何処に隠そうか 未だ知らぬ先の日に 暦の数の合間に 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように |
| ごまめの歯ぎしり中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 目出度(めでた)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) 疑(うた)ぐり深い 人の気持ちや真心(まごころ)よりも 人の打算に目が向いてしまう 人を見る目がついたのか 人を見る目が失(う)せたのか あの日のように単純に あの日のように明快に 見てくれだとか 肩書きだとか そんなものには食いつかないのよ だから1人でお茶を飲むんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん 賢(かしこ)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) よそ見が多い どこが素敵(すてき)か見つめるよりも どこが胡乱(うろん)か見つめてしまう 懲(こ)りた記憶がささやくの 懲(こ)りる予感がささやくの あの日のように全身で あの日のように全霊(ぜんれい)で 空振(からぶ)りしたら立ち直れない 立ち直るほど時間がないでしょ だから冷たく世間話です ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん 油断をすると恋をする 弱気になると恋をする そこらの人に突っ走り 相(あい)も変わらずつんのめる 高い樹(き)にあるブドウはどうせ 酸(す)っぱいとでも言っておきましょう だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん |
| 最後の女神 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか あぁ あれは壊れたオモチャ いつもいつも好きだったのに 僕には直せなかった 夢の中で今も泣いてる 言葉にならないSOSの波 受けとめてくれる人がいるだろうか あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待っている あぁ たとえ最後のロケットが 君を残し 地球を捨てても まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの 約束を載せた紙は風の中 受けとめてくれる人がいるだろうか あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待ってる 心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ 変わりゆけ もっと好きになれ いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみない… あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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| 囁く雨中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている 泣いてしまいたかった 人目を気にせずに あいつが泣いてしまった それで泣きそびれた 通り過ぎる人々が2人をそっと盗み見る ずるいよね あたしには引き際を飾る花もない 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている わかってないよね あたしには母性本能なんてないんだから いたわって微笑んで終りなんておとぎばなしにゃならないからね 「ぶん殴ってしまえば?」と やきもき雨がそそのかす 「いつまでもあいつに良く思われていたい嘘つきね」 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている |
| サバイバル・ロード中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか その通りを通るものは ただのビル風だから すぐに変わる すぐに逃げる すぐ物陰に消える 社交辞令 つくり笑い すべてまともに受けりゃ 油断のあとで 寒さに気づく 身ぐるみ剥がれて気づく その通りを通るものは ただのビル風だから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか その通りの石畳は ただの石くれだから 見た目軽く 当たり軽く 浮かれた足をすくう 最敬礼 大歓迎 ふところの中のナイフ 落とし穴の底で気づく 食いちぎられて気づく その通りの石畳は ただの石くれだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから カマイタチが身をひそめる 角ごとに罠を掛ける おだて文句 誘い文句 舞いあがって踏み込めば 誰も守らん 誰も助けん 喰らいあって闇の中 その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか |
| サメの歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | よしましょうよ 昔のことを飾ってる間に 短気な今が過ぎてゆく よしましょうよ 昔の傷を気取ってる間に 身軽な今が過ぎてゆく 可笑しい(おか)ことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど よしましょうよ 手柄(てがら)話を繕(つくろ)う暇(ひま)に あこぎな今が過ぎてゆく よしましょうよ ほつれた過去を繕(つくろ)う暇(ひま)に 浮気な今が過ぎてゆく 哀しいことに なまものは後ろへ進めない いまさらと笑いながら 後悔にさいなまれてる サメよ サメよ 忘れ物の多い人生だけど 可笑(おか)しいことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど |
| 3分後に捨ててもいい中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 3分後に捨ててもいいよ 通りがかりゆきがかり 知らない話にうなずいて 少しだけ傍にいて 身代わりなんかじゃないけどさ 似てる人を知ってるわ 恋と寂しさの違いなど誰がわかるのかしら あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて コンパクトに映して見れば 時計はみんな昔回り 二度と戻らない人ばかり 浮かんでは消えてゆく ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて こんなビルの隙間にも 白いカモメが飛んでいる 紙きれみたいな人生が ねぐら探している あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて |
| サーモン・ダンス中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | まだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで たくさんの魂が待ってる 見つからない 見つからない 見つからない転轍機 この線路を切り換える為に あのドアもこのドアも探した 梃子(てこ)の形をした物 誰か見かけてませんか 梃子の形をした物 誰か覚えてませんか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ なぜ遠い なぜ遠い なぜ遠いあの川音 たくさんの魂が待ってる 動かせない 動かせない 動かせない転轍機 この線路で掛かってるから 掛かった鎖を解く方法 思い出して 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ |
| 幸せ | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 夢なら醒めるいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が窓の向こうで星のように遠ざかる電車で思います 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね 旅の途中の雪降る駅でなぜ降りてしまったのかわからない あなたは来ない追いかけては来ない 当たり前ねと小さく笑います 急ぎ足では遠ざかれない 雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね せんないね せんないね 幸せになりたいね |
| 下町の上、山の手の下中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 下町では彼女はとびっきりの上玉 しみったれた奴らなんかまっぴらの上玉 山の手ではあいつは見くだされた皮肉屋 気取り屋たちのゲームからこぼれた皮肉屋 似合いと意外は紙一重のめぐり会い いちいち気に障るしたたかな組み合わせ 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 少しだけ油断をさせてくれ 思い出はすれ違う話せば話すほど ケンカにもならないイライラの繰り返し そして彼女は下町へあいつは山の手へ 帰りついて初めて荒野だと気がつく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ 下町から山の手へ電車は通わない 山の手から下町へ電車は通わない けれど彼女は山の手へあいつは下町へ 気に障る相手のもとへと歩いてゆく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 |
| 島より中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を |
| 白菊中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く 冬を越えてあなたともう一度めぐり会い 冬を越えてあなたをもう一度愛したい 変わらずに変わらずに 幻よ冬を越えて 月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く 雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く 雪よ帰せすべてを真白きあの日々に 雪よ帰せ私を別れの前の日に 悲しみも思い出も 幻よ雪に包め 雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く |
| 親愛なる者へ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ 走り続けていなけりゃ倒れちまう 自転車みたいなこの命転がして 息はきれぎれそれでも走れ 走りやめたらガラクタと呼ぶだけだ この世では 冷えた身体を暖めてくれ すがり寄る町に住む人とてなく 扉をあけて出てくる人は 誰も今しも旅に出る支度 意気も高く 生きてゆけよと扉の外で 手を振りながら呼んでる声が聞こえる 死んでしまえとののしっておくれ 窓の中笑いだす声を聞かすくらいなら ねぇ、おまえだけは 生きる手だてはあざないものと 肩をそらして風を受けながら いま崩れゆく崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に なさけないね 風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だれどだけどだけど 死んでも春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね |
| 心音中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け |
| 進化樹中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず 幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても 誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人 踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない 誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない 誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう |
| SINGLES BAR中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | だれかあなたを待たせてる人がおありですか さっきから見るともなく見ている私を悪く思わないで下さい そこから何が見えますかタバコの煙越し 窓の彼方 マスターはあい変わらず何も話さない 自分のことも何も話さない 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります だれか拾いに来たわけじゃない いまさらもういいんです 日々をひたすら生きてゆくだけだから 嘘のような時間がほしかったんです 出会うことも別れることも いまさらもういいんです ただ だれか同じような人が他にもいると思いたいんです 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります 古いレコードをかけるなら思い出よりももっと古いやつがいい 無邪気に「こんな曲知らない」と笑う私になれるから SINGLES BARのさみしさは 帰りどきを自分で決めること 「もう帰ろうか」って言われて席を立つ残念さもくすぐったさもないこと 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります |
| 新曾根崎心中中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 無駄だとわかってやめられるのなら 恋わずらいとは呼ばないのよ、ボク 夢だとわかって目が醒めないから 夢中と呼ぶのよ 覚えときなさい 二人きりにしてください 二人きりでしかできないことがあるから 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね 枕もおよばぬ絆の脆さ 義理でもふりでも愛よりは確か 肌身に離さぬおまえの気配 恩より親よりおまえが恋し 二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね 二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず 親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね |
| ジェラシー・ジェラシー中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰の目にも見せないようにすればするほど ひどくなってゆくのがジェラシー 目線ひとつバレずにクールに見せてるほど 降り積もってゆくのがジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー 嫌われたくないのね あの人からも あの人の側にいる人みんなから 良く思われたいのよね バカじゃないかしら 会えないのと会いたくないのは別ものだと わかりきっているのにジェラシー 「縛られないで済むのが賢い」と男たち 猫みたいに言うからジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい 男だろうと 女ならもっと あの人に妙に近づきすぎる気がするの バカじゃないかしら ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー |
| 自画像中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題 他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん 絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな) デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人 |
| 時効中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 誰も知らないことならば 何の罪にもなりはせず あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる 証しが残されなければ 在るものも無いことになる あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる 時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも 誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 風に化わってゆく眺め 風に変わってゆく形見 あとは時を味方につけるだけで 新しさが正しさになる 時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも 誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば |
| 十二天中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 北の天から 南の天へ 乾の天から 巽の天へ 西の天から 東の天へ 坤(ひつじさる)から 艮(うしとら)へ 上(かみ)の天から 下(しも)の天 日の天から 月の天 毘沙門天(びしゃもんてん)から 焔魔(えんま)の天へ 風の天から 火の天へ 水の天から 帝釈天(たいしゃくてん)へ 羅刹天(らせつてん)から 伊舎那天(いしゃなてん) 梵(ぼん)の天から 地の天へ 日の天から 月の天 |
| 十年中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた 並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた 枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている |
| 樹高千丈 落葉帰根中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 見知らぬ土地へ流れてゆく心細さをたとえるなら 幹から遠くなるほどに 次第に細くなってゆく枝葉 私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら それともつらい冬が来て 望み叶わずに散るかしら 樹高は千丈 遠ざかることだけ憧れた 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる それぞれ離れてゆく枝は つかのま触れてはまた離れ 風のしわざと知りつつも 諦めきれずに振り返る 私は独りが嫌いです それより戦さが嫌いです それゆえ違う土地へゆき 懐しがろうと思います 樹高は千丈 遠ざかるしかない者もある 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる |
| 情婦の証言中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった 疑いの眼差が2人に向けられる 調べてもかまわない 愛だけが見えるはず けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい 目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉 目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉 どこかで仕組まれてる 身代りうまれてる 誰よりも側にいる 何もかも知っている けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず |
| 常夜灯中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ 次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ 夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ |
| ジョークにしないか中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう 桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう 海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう |
| 人生の素人中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき |
| 過ぎゆく夏中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 過ぎゆく夏のたわむれに 君を愛してしまおうか みんなみんな忘れん坊たちだから 忘れてもいいよ 今日のことは 過ぎゆく夏のはかなさに 君を惜しんでしまおうか みんなみんないい奴ばかりだったと 今だけは言ってもいいじゃないか 過ぎゆくものよ 清(すが)しきものよ 横顔だけを見せつけて 帰らぬものよ 袖振るものよ 熟さぬ酒を酌みかわせ さみしさと愛しさを 夏はすり替える 過ぎゆく夏のまぶしさに 君を好きだと告げようか みんなみんな幻かもしれないから いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか |
| スクランブル交差点の渡り方中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした 私には向いていないと思いました 信号のない島に行ったりしました 誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて 信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻ると めまいがしました あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました 私には向いていない その交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々(らくらく)と渡っているのか 人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです 人の後ろに付けばいいんだと知りました スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る それでも時折 意外な所へ着いてしまったりもするので 人の行く先を予測するのが大事(だいじ)です スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る スクランブル交差点では 渡り方に‥‥ |
| SMILE,SMILE中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない 君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす 夜も昼も忘れ 話し続ける人たちも ほんのひとつの愛を 伝えあぐねる 難しい演説 きけばきくほどもつれる 君はたやすくほどく 決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす 昔の小説も 今日の朝の新聞も 読んでくれる君の声で意味が変わる 決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ 君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない ねえ、SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE SMILE, SMILE |
| 清流中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なぜ競わなければいられないのでしょう 男と女は敵じゃないわ なぜ夢中になることは弱みになるのでしょう 私あなたの敵じゃないわ 従えてもひれ伏させても 掌に心は入らない 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの気持ちを忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ 世の中に争いは数限りなくある 勝ちと負けとで成り立ってる だからといってあなたまで何に身構えるの 私があなたに何をするの うやまわせておそれさせておかなけりゃ逃げると思ってる 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ 流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ |
| SE・TSU・NA・KU・TE中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 友だちをなぐさめる役ばかり回ってきた 励ましてひやかして頼りにされたりしてた 人生の答だけ教えてくれる映画たち はじめから答だけ教えてくれるドラマたち みんなみんな嘘ね みんなみんな嘘ね 私にだけなにも教えない せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった 今までの私なら気のきいたジョークきめる 今までの私ならクールなセリフできめる なのになぜ口ごもる うろたえて答が出ない こんなときこうしろと友だちになら言えたのに わかりすぎてしまう わかりすぎてしまう あなたに追いつけやしないこと せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった |
| 線路の外の風景中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なにごともなく一日が過ぎ去っていたあの頃は 苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ なにも疑わずにレールを なにも違わずにレールを ただ素直に進んでゆく娘たちが ぬるく見えた あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 荒れ果てた地面のすきまに 朽ち果てたレールが寝ていた そんなものあたしのじゃないと 行く先も確かめなかった でも夜に思い出したんだ 夢の中思い出したんだ あれはあたしの夢のレールだ 走ろうとしていたあたしだ あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 … |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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| 走(そう)中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 風向きは変わり続けている 掌(てのひら)は返り続けている ひと時の追い風も ひと時の逆風も 旗色に従っている 約束は変わり続けている 審判は変わり続けている 昔からのルールも 出来たてのルールも 利害に従っている 君も変わってしまうのだろうか 君も忘れてしまうのだろうか 迎える声は風の中 ゴールは吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく 応援はとうに終わっている 表彰はとうに終わっている ちぎれ去ったテープも ゆき交った盃(さかずき)も 伝説に変わっている 恩人は恩返しを待っている 損になるか得になるか数えている ひときれの優しさも ひときれの励ましも 見返りを数えている 僕は迷っているのだろうか 僕は走っているのだろうか 約束の船は風の中 はるかな吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく |
| 空がある限り中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 |
| 空と君のあいだに | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 君が涙のときには 僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて 君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜 ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 君の心がわかる、とたやすく誓える男に なぜ女はついてゆくのだろう そして泣くのだろう 君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い 憎むことでいつまでもあいつに縛られないで ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ うつむかないで 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる |
| それは愛ではない中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あてもなく自分を休みたい日がある 弱音を少しだけ解き放ちたい日がある 強がりを続けてどこまでも走るだろう けれどふと黙りこむ時もあるのだろう たとえばこんな満天の星の夜 たとえばここで討ち死にをしたくなる 砂に倒れる虚しさよりも ひとときの人間の心に倒れこみたい 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない やさしさはさほど難しくはない 与えることはさほど難しいことじゃない 奪い取ることさえも恐くはない なのに他人(ひと)からの恵みには後ずさる たとえばこんな満天の星の夜 たとえばだれかに従ってしまいたい 宇宙(そら)を横切る軌道のように なにもかも行く先をだれかに委ねたくなる 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない |
| 体温中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで |
| たかが愛 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | まちがいだけを数えていても人の心をなぞれはしない 教えておくれ止まない雨よ本当は誰を探しているの あぁ この果てない空の下で 何ひとつまちがわない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛 傷つきあったさよならだけが形に残るものだとしても たしかにあったあのときめきがいつか二人を癒してくれる あぁ この果てない空の下で 独りでも寂しくない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛 |
| 鷹の歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あなたは杖(つえ)をついて ゆっくりと歩いて来た 見てはいけないようで 私の視線はたじろいだ あなたはとても遅く 身体(からだ)を運んでいた まわりの人はみんな いたわりの手を差しのべた 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た 世界は変わってゆく あなたはいつもそれの 変えてはならないことを つよく叫び続けて来た 世界は変わってゆく あなたを嘲笑(わら)いながら 私はあなたの歌を 痛々しく聴き返す 灰色の翼は痩(や)せて かすれた鳴き声をあげて 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「命を超えて続くものを」 鷹の目が 叫んでいた あなたは停(と)まりもせず そのまま歩いてゆく 面倒(めんどう)な道ばかりを あえて歩き続けてゆく 私は自分を恥(は)じる あなたを思って恥(は)じる ラクな道へ流れくだる 自分の安さを恥(は)じる 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た |
| タグ・ボート(Tug・Boat)中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない 大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない 外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛 大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく 潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛 大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート |
| 竹の歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 遙かな山から吹きつける風に ひれ伏しながら けして折れはせぬ 押し寄せる雲から打ちやまぬ雨に ひれ伏しながら けして折れはせぬ 私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林 月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る 私が住みたい国はといえば 地下に根を張る あの竹の国 ゆく夏来る夏 照りつける熱に 埋ずもれながら けして消えはせぬ 青に黄に緑に 移りゆく旗に 移ろいながら けして消えはせぬ 私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌 月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る 私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌 月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る 私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林 |
| ただ・愛のためにだけ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした 涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした ああ大事なことに気づくまでに みんな私たちは遠回りだけど ただ・愛のためにだけ 涙はこぼれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう 星も見えない砂漠の日々も あなたの呼ぶ声を聞く 風に耳をすます ああ心の中に磁石がある みんなひとつずつの磁石がある ただ・愛のためにだけ 言葉はかすれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう これが始まりでも これでおしまいでも これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう |
| 旅人のうた | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 男には男のふるさとがあるという 女には女のふるさとがあるという なにも持たないのは さすらう者ばかり どこへ帰るのかもわからない者ばかり 愛よ伝われ ひとりさすらう旅人にも 愛よ伝われ ここへ帰れと あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと 西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという なにも知らないのは さすらう者ばかり 日ごと夜ごと変わる風向きにまどうだけ 風に追われて消えかける歌を僕は聞く 風をくぐって僕は応える あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと |
| 旅人よ我に帰れ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 僕が貴女を識(し)らない様に 貴女も貴女を識(し)らない 古い記憶は 語り継がれて 捩(ね)じ曲げられることもある 彷徨(さまよ)う人よ 心と逸(はぐ)れていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう 我に帰れ 旅人よ帰れ 我に帰れ この胸に帰れ 旅を命ずるその囁きは 貴女の生きる日を願うか 遠く見つめるその道筋は 闇に塞がれていないか 彷徨(さまよ)う人よ 心は凍(こご)えていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう woo… (植えつけられた怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) woo… (まちがった怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) 我に帰れ (私たちはジャスミン 茉莉花(まつりか)の2人) 旅人よ帰れ (あなたも1人 私も1人) 我に帰れ (さようならジャスミン 私の妹) この胸に帰れ (私とは違う人生を生きなさい) Ah… (さようならジャスミン 私の妹) (私とは違う人生を生きなさい) (さようならジャスミン 私の妹) |
| 誕生 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う 強気で強気で生きてる人ほど 些細な寂しさでつまずくものよ 呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ 待っても待っても戻らぬ恋でも 無駄な月日なんてないと言ってよ めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う命をかぞえながら 畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく 泣きながら生まれる子供のように もいちど生きるため泣いて来たのね Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること ふりかえるひまもなく時は流れて 帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく すがりたいだれかを失うたびに だれかを守りたい私になるの わかれゆく季節をかぞえながら わかれゆく命をかぞえながら 祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている 忘れない言葉はだれでもひとつ たとえサヨナラでも愛してる意味 Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember けれどもしも思い出せないなら 私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること |
| 小さき負傷者たちの為に中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 声もなき 小さき者たちは 見開いた瞳も乾(かわ)いて 力なき 小さき者たちは ひれ伏して 爪まで縮(ちぢ)めて 愛のある人間と 愛のない人間の 微笑(ほほえ)みの違いなど 読みわけるすべもなく 疑わず まっすぐに付いてゆく 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に 仕方なく 小さき者たちは 己(おの)が身を 比べることなく 傷ついて 小さき者たちは 己(おの)が身の 落度かと詫(わ)びる 心ある人間と 心ない人間の さしのべるその腕を 選びとるすべもなく 助け無(な)く 運命に耳を澄(す)ます 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に |
| 地上の星 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう 崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう |
| 知人・友人・愛人・家人中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あなたの瞳の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも席がない あなたの記憶の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも生きてない 旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように 私は何処にも席がない 旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように 私は何処にも席がない 私は何処にも席がない |
| 心月中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで |
| 月の夜に中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう 遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて 水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる 月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく 言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて 月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる |
| 月はそこにいる中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 逃げ場所を探していたのかもしれない 怖(こわ)いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇(たたず)んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然(ゆうぜん)と月は輝き まぶしさに打たれていた あの砂漠にはもう行けないだろう あの灼熱はもう耐えないだろう 蜩(ひぐらし)の声 紫折戸(しおりど)ひとつ 今日も終(しま)いと閉じかけて ふと 立ちすくむ 悠然(ゆうぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 悠然(ゆうぜん)と月はそこにいる 敵(かな)わない相手に 敵(かな)わないと告げてしまいたかっただけかもしれない 鳥よりも高い岩山の上 降(お)り道を失くしてすくんでいた 凛然(りんぜん)と月は輝き 天空の向きを示した あの山道は消えてしまった 人を寄せなくなってしまった 日々の始末に汲汲(きゅうきゅう)として また1日を閉じかけて ふと 立ちすくむ 凛然(りんぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 凛然(りんぜん)と月はそこにいる |
| 月迎え中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい 月は意外と今の季節にとても近くに降りてくる 何かが足元をすり抜けて走る 生き物が足元くすぐって逃げる 見覚えがあるでしょう 自分の影だもの 寝巻と裸足で丘の上に着けば 先ゆく影が くるり振り返るよ 月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい 月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい 月の光は傷にしみない 虫の背中も痛まない 月は山の縁(へり)を離れたときから 少しずつふやけて空いっぱいになる さわってみたかった かじってみたかった 同んなじ望みで月を見上げるのは 隣の谷から来た 小さいカナヘビ 月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい |
| 噤中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 夜もまだ明けない 冷たく蒼い空 小さな噤(つぐみ)は 何思い 巡る 東の空から 明日が降って来る 西の海の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐(お)われゆく 悲しみは終わる 東の大地から 明日が降って来る 西の町の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる はるかな昔から 何が変わったかな はるかな未来には 何が変わるかな いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる 悲しみは終わる |
| 翼をあげて中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 空を覆う者は誰だ 風を投げる者は誰だ 明日(あす)を閉ざす者は誰だ 気がついている 口を塞ぐ者は誰だ 夢を捩じる者は誰だ 明日を奪う者は誰だ 気がついている 怖れは消えはしない 生きる限り消えない 迷え 選べ 己れが最も畏れるものを 選べ 翼をあげて 今ゆくべき空へ向かえ 翼をあげて 向かい風の中 失うものを思っていた 転ぶことを思っていた 背中では知っていた きっとゆくことを 口を塞ぐ者は誰だ 夢を捩じる者は誰だ 明日を奪う者は誰だ 気がついている 怖れは消えはしない 生きる限り消えない 迷え 選べ 己れが最も畏れるものを 選べ 翼をあげて 今ゆくべき空へ向かえ 翼をあげて 向かい風の中 高く 翼をあげて 今ゆくべき空へ向かえ |
| ツンドラ・バード中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | お陽さまと同じ空の真ん中に 丸い渦を描いて鳥が舞う あれはオジロワシ 遠くを見る鳥 近くでは見えないものを見る 寒い空から見抜いているよ 遠い彼方まで見抜いているよ イバラ踏んで駈け出してゆけば 間に合うかも 狩りに会えるかも あの丸い渦の真下のあたりは 必ず獲物が潜んでいる 獲物は潅木に紛れてくぐる オジロワシには全部見えている 寒い空から見抜いているよ 遠い彼方まで見抜いているよ イバラ踏んで駈け出してゆけば 間に合うかも 狩りに会えるかも 目を開けた夏には真夜中の色 翼とも呼べない尨毛(むくげ)玉 独り巣立つ冬は雪雲の色 翼は霙(みぞれ)で斑(まだら)になる ツンドラの鳥は見抜いているよ 遠い彼方まで見抜いているよ 氷踏んで駈け出してゆけば 間に合うかも 過去に会えるかも 幾つもの冬を通り越す毎に オジロワシの羽根は白くなる 最期の冬には雪よりも白く やがてはお陽さまに溶けてゆく ツンドラの鳥は見抜いているよ 遠い彼方まで見抜いているよ 氷踏んで駈け出してゆけば 間に合うかも 明日に会えるかも 間に合うかも 生きているうち会えるかも |
| 掌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なんと小さな この掌であろうか わずかばかりの水でさえも こぼれて なんと冷たい この掌であろうか わずかばかりの砂でさえも こぼれて 何んでも出来ると未来を誇っていたのは 小さな掌の少年の頃だけだった この掌で支える何かがあろうか ひれ伏す地面に両の掌をつく以外に この掌で守れる何かがあろうか 打たれる我が身を両の掌でかぼう以外に 他にはないのか 生まれたことの役目は 他にはないのか この掌の仕事は 何んでも出来ると未来を誇っていたのは 小さな掌の少年の頃だけだった 私のやつれた掌に 陽射しよまだ何か命ずるか 私のやつれた掌に 陽射しよまだ何か命ずるか |
| Tell Me,Sister中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 自分が嫌いだった 何もかも嫌だった 嫌うことで別の自分になれる気分になってた 低い鼻やクセの髪じゃ もしなかったら 一生はどんなにか違うわと憎んだ 時は流れ ある日突然 全て備えた彼女に会った 私にない全てを持って 「何もない」と未来を見てた Tell Me, Sister 真似させておくれよ Tell Me, Sister 追いつこうとしても Tell Me, Sister そんなふうになれない 「そのままでいいのに」と彼女は微笑むだけだった 全ての男は彼女に夢中だった 全ての女さえ彼女には挑まなかった 悪口を言われない運命ってあるものね その逆の運命が私だと思った 時は流れ ある日突然 この世にいない彼女を知った きっとずっと全てを知って 「何もない」と未来を見てた Tell Me, Sister 教えておくれよ Tell Me, Sister 恵まれたものは何? Tell Me, Sister 何を真似ればいい? 「そのままでいいのに」と微笑みだけが残った Tell Me, Sister 教えておくれよ Tell Me, Sister 恵まれたものは何? Tell Me, Sister 何を真似ればいい? 「そのままでいいのに」と微笑みだけが残った Tell Me, Sister Tell Me, Sister 微笑みだけが残った |
| 天鏡中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | その鏡に映るものは 隠しきれぬ愚かさと その鏡に映るものは 拭いきれぬ悲しみと その鏡に映るものは 失くしてから気が付く愛しさ その鏡に映るものは 置き忘れた約束と その鏡に映るものは 通り過ぎて気が付く誤ち その鏡を手にすることに焦れ 戦(いくさ)を起こす 心を捨てる 手にする物は 砕け散る道標(みちしるべ) その鏡に映るものは 隠しきれぬ愚かさと その鏡に映るものは 拭いきれぬ悲しみと その鏡に映るものは 失くしてから気が付く愛しさ その鏡は 人の手には触れることの叶わぬもの その鏡は 空の彼方 遙か彼方 涙を湛えた 瞳だ 人の手には触れることの叶わぬもの その鏡は 空の彼方 遙か彼方 涙を湛えた 瞳だ |
| 天使の階段中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 眺めに行かないか 天使の階段 寒い野原を駆けて 重い雲の傷口から 金の糸がしたたり落ちる 風も雪も話しやめる ごらん そっと天使が伝い降りる 残された迷子を呼ぶ 眺めに行かないか 天使の階段 凍る水を渡って 人が触れることはできない 人が崩すこともできない 天使だけが伝い昇る ごらん 白い鳥が追いかけてゆく どこまでも昇ってゆく 眺めに行かないか 天使の階段 寒い野原を駆けて |
| 天女の話中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる あんたあんな嘘いわせて ほっといてええのんかって えみちゃんのパフェはとうに でろでろに溶けてしまった 逢いに来てよかったわ 仕事とんだけど 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね あんたのは結局のとこ ええかっこしいなんやって えみちゃんは掛けた椅子ごと にじり寄っては抗議する 沈黙は金(きん)なんて嘘 嘘やそれ横着やって えみちゃんは子供の日の顔になって もういちど泣く 逢いに来てよかったわ もう戻らなけりゃ 心斎橋まで 1時間 大きな川でもないけれど ねえ 潮風がさかのぼる 人間なんて小さいね 小さいね 旦那もおって 子供もおって 身体も壊して 地獄も越えて 笑顔の良さが 価値千両(あたいせんりょう) 面と向かっては ちょっと言えないが あたしのえみちゃんは 天女(てんにょ)なんだ 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね 心斎橋まで 1時間 |
| てんびん秤中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | どこで泣こうと涙の勝手 知ったことじゃないけれど あんたの前じゃ泣きやしないから せいぜい安心するがいい さしでたことを望みすぎるから だいじなてんびん秤が狂いだす あたしはよく立場をわきまえて 情のおこぼれもらうだけ 恋情と愛情は彼女のため 友情と同情はあたしのため そうそう、彼女に返しといてね カミソリなんかまにあってるわ てんびん秤使いわけたら うまく世の中渡れるの 女は とても男のように器用に生きてはゆけないわ ここからここまでが誰のもの 女には思いもよらないこと てんびん秤に乗せるとしたら あんたと もうひとつは地球 純情と人情は彼女のため 色情と 薄情はあたしのため そうそう、彼女に教えときなさい あたしに八ツ当たりはバカねってさ 恋情と愛情は彼女のため 友情と同情はあたしのため 純情と人情は彼女のため 色情と薄情はあたしのため 器用にかけもてるのが男たち ぶざまに押しのけあうのが女たち |
| 伝説中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 風につづるしかなかった手紙 あなただけは読んで 雪でつくるしかなかった形見 あなただけは抱いて 記された文(ふみ)だけがこの世に残ってゆく 形ある物だけがすべてを語ってゆく 叫べども あがけども だれがそれを知るだろう だれも だれも だれも… (だれも だれも だれも…) だれのことづてをあなたは聞くの はるか時の彼方 だれの面影をあなたは見るの はるか霧の彼方 浮きあがる花だけを流れは運んでゆく 声高き鳥だけを季節は辿ってゆく 願えども あがけども だれがそれを知るだろう だれも だれも だれも… (だれも だれも だれも…) |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 闘りゃんせ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | いちばん最近笑ったことを 語ってみてくれないか いちばん最近歌った歌を 聴かせてみてくれないか 私は忘れてしまったんです いちばん最近笑ったことを 語ってみてくれないか 行く人も帰る人も 見分けなんかつかないね 闘りゃんせ 愛よ闘りゃんせ 闘りゃんせ うつろな胸の中 闘りゃんせ 夢よ闘りゃんせ 闘りゃんせ 裸の胸の中 いちばん最近帰った道を 歩いてみてくれないか いちばん最近慕った人を 頼ってみてくれないか 私は迷ってしまったんです いちばん最近帰った道を 歩いてみてくれないか 過ぎた日々もまだな日々も 答なんかくれないね 闘りゃんせ 愛よ闘りゃんせ 闘りゃんせ うつろな胸の中 闘りゃんせ 夢よ闘りゃんせ 闘りゃんせ 裸の胸の中 ここは何処(どこ)か教えてくりゃれ 怖いながら教えてくりゃれ 私は届けに行くところ 私を届けに行くところ いちばん遠いところから いちばん近いところまで 過ぎた日々もまだな日々も 答なんかくれないね 闘りゃんせ 愛よ闘りゃんせ 闘りゃんせ うつろな胸の中 闘りゃんせ 夢よ闘りゃんせ 闘りゃんせ 裸の胸の中 闘りゃんせ 愛よ闘りゃんせ 闘りゃんせ うつろな胸の中 |
| 倶に | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 手すりのない橋を 全力で走る 怖(こわ)いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ 透きとおった道を 全力で走る 硝子(ガラス)かも 氷かも 疑いが足をすくませる つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) 身代(みがわ)りは要(い)らない 背負わなくてもいい 手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない 君は走っている ぜったい走ってる 確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方(かなた)で 独(ひと)りずつ 独(ひと)りずつ 僕たちは 全力で共鳴する 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) |
| とろ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 間に合わないって気持ち あなたにはわかるかい 追いつかないって気持ち あなたにはわかるかい 変わりたいと思った 全部変わりたいと思った ついに或る日ドアの向こうで噂話 あたしの噂 「あの人って、あの人って、変わ…ってるよね」 とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる 他の人はどうして何でもできるのだろう 他の人はどうして間違えないのだろう やらなきゃならないこと今日も追いかけて24時 何がやりたかったかなんて今日も置き去りで24時 間に合わない宿題が またひとつ積み上がる とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる 何がやりたかったかなんて今日も置き去りで24時 間に合わない宿題が またひとつ積み上がる とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる とろ、何とかならないか 考え考え日が暮れる |
| 慟哭 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | 瀬尾一三 | 避けられてるかもしれない予感 それとなくそれとなく感じてた 愛されてるかもしれない期待 かろうじてかろうじてつないだ 話がある、と 照れたように言いかけたあなた 逃げる私 聞けよ、イヤよ、聞けよ、知ってるわ ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて 気がついたの ともだちなんかじゃないという想い ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて わかったのに おまえも早くだれかをさがせよと からかわないで、エラそうに あやしまれるほど耳もと近く ひそやかにあなたからたずねた どう思う? なんて視線の先 愛されびとが たたずんでた そうね二人とも似合うわ ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて 気がついたの ともだちなんかじゃないという想い ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて わかったのに いちばん先に知らせたともだちが 私だなんて 皮肉だね でも、笑ってるわ でも、ちゃかしてるわ こんなひと どこに隠してたの ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて 気がついたの ともだちなんかじゃないという想い ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて わかったのに おまえも早くだれかをさがせよと からかわないで、エラそうに |
| 童話中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 美しい物語 読み聞かせていた 良い夢を見なさいと 寝かしつけていた おはなしのお終いは どれも必ず 報われた幸せで 満ちあふれていた 目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 勇ましい物語 悪者は倒されて 囚われの人々は 救われて いだき合い 穏やかな物語 長い旅路の果て たどり着くふるさとで 青い鳥が待っている 目を醒まして見るのは 不思議な 現の闇 泣き歩く人々が なぜまだ居るの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか |
| 泣いてもいいんだよ | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った 逃げ道のない闘いの日々が いつか人類を疲れさせてゆく 危ぶみながら見ぬふりの未来が いつか本能を痺(しび)れさせてゆく こんな約束を 僕たちはしていない 泣き虫な強い奴なんてのが いてもいいんじゃないか 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ 1日の中に1年を詰(つ)め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕(むしば)む 隙(すき)も見せられない警戒の夜が いつか涙さえも孤立させてゆく どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ (「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った) どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ |
| NIGHT WING中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 何処で眠りに就こう 静まらない夜の中 石畳の隙間で ノイズの羽根にくるまる 君はもう寝たのかな 静まらない夜の中 せめて夢でなりとも 安らぎを手渡したい 走っても走っても止まってるように見えるのは 何のゆえだろう 泣いても泣いても笑ってるように見えるのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING 窓はいくつあるんだろう 世界全部合わせたら そのひとつひとつずつ 愛は巣ごもるだろうか 帰っても帰っても帰り着かぬ気がするのは 何のゆえだろう 触れても触れても触れていない気がするのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING 痛んでも痛んでも人を呼び起こせないのは 何のゆえだろう 黙っても黙っても君だけは聞こえてくれると 願うせいかな NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり掌で眠る NIGHT WING |
| ナイトキャップ・スペシャル中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 眠れない理由を素直に思い出したくない夜中には 借りて来たビデオも 買い集めて来た薬も効き目がない 片付かない気持ちの話 男友達に打ち明ければ 答や指示を急ぐあまりに なお散らかしてくれるばかりね こんな夜中に必要なのは 普通にそばにいてくれること たしかにそれもありかもねって そばで思ってくれること さんざんな真夜中には 女友達はいかが ナイトキャップ特別製の寝酒になってあげるわ お互いさまでしょう サヨナラのあとの寂しさなら いずれ治せるわ男次第 でもサヨナラの前から寂しいなら 男の手には負えない 女の敵は女なんだと 男友達は分析をする 少し違うわ 敵は男でも女でもありうるってだけよ 傷ついた日の記憶なら 塗り替えられるわ男次第 でも傷つけたそのままだから まだ立ち直れないんでしょう さんざんな真夜中には 女友達はいかが ナイトキャップ特別製の寝酒になってあげるわ お互いさまでしょう こんな夜中に必要なのは 普通にそばにいてくれること たしかにそれもありかもねって そばで思ってくれること さんざんな真夜中には 女友達はいかが ナイトキャップ特別製の寝酒になってあげるわ お互いさまでしょう |
| 泣かないでアマテラス中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | アマテラス アマテラス アマテラス どこにいるの アマテラス アマテラス アマテラス 泣かないで 私には何もない 与えうる何もない アマテラス 悲しみは誰をも救わない アマテラス 憎しみは誰をも救わない 私には何もない 与えうる何もない 君をただ笑わせて 負けるなと願うだけ アマテラス アマテラス どこで泣いているの アマテラス アマテラス 明日は泣かないで アマテラス アマテラス アマテラス 地上に悲しみが尽きる日は無くても 地上に憎しみが尽きる日は無くても それに優る笑顔が ひとつ多くあればいい 君をただ笑わせて 負けるなと願うだけ 泣かないで 泣かないで 泣いて終わらないで 泣かないで 泣かないで 泣いて終わらないで 君をただ笑わせて 負けるなと願うだけ 泣かないで 泣かないで 泣いて終わらないで 泣かないで 泣かないで 泣いて終わらないで ほほえんで ほほえんで ほほえんで アマテラス! |
| なつかない猫中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なつかない猫を立ちどまらせたらコイン1枚 手をさしのべても飛びすさるばかり 疑い深い なつかない猫を振り返らせたらコイン1枚 ケガしても誰も届かない場所でうずくまるだけ 誰かのせいでこんなになったわけじゃないのよ 仔猫だった頃からよ ずっとこんなふうだったわ 可愛げのある仲間を 真似してみても真似は真似 いずれすぐにバレてしまう付け焼き刃よ なつかない猫をおびき寄せたならコイン1枚 好きだったものにはもう手を出さない 罠と見抜いてる なつかない猫を従わせたなら コイン1枚 なでようとすると手をかいくぐって身をかわすだけ こらしめなけりゃ気持ちが晴れなくなった男たち なつかなかった罰だけを与えようとむきになる 湖よりもはるかに鎮まりかえった瞳で 猫は見てる 男たちをコインたちを |
| 難破船中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 思い出なんか邪魔な荷物 急いで捨てることさ 傾いた船べりから 後悔は終わらない ずっと終わらない 許しの海と忘却の海は 何処で会う 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて いつから気がついていたのだろう もしかしたら船出の前から このままで流されて このままで何処へも たどり着きたくないんじゃないのか 何処までもさまよって 何処までも振り返って 先へ行きたくないんじゃないのか 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 錨(アンカー)は届かない 水底に届かない 限りなく深くなって 限りなく透きとおって 限りなく凍りついて 限りなく間違って 風に抱かれて 風に抱かれて 思い出なんか邪魔な荷物 急いで捨てることさ 傾いた船べりから このままで流されて このままで何処へも たどり着きたくないんじゃないのか 何処までもさまよって 何処までも振り返って 先へ行きたくないんじゃないのか 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて 風に抱かれて |
| 二隻の舟 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 時は全てを連れてゆくものらしい なのにどうして寂しさを置き忘れてゆくの いくつになれば人懐かしさを うまく捨てられるようになるの 難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいない 時よ最後に残してくれるなら 寂しさの分だけ愚かさをください おまえとわたしは たとえば二隻の舟 暗い海を渡ってゆくひとつひとつの舟 互いの姿は波に隔てられても 同じ歌を歌いながらゆく二隻の舟 時流を泳ぐ海鳥たちは むごい摂理をささやくばかり いつかちぎれる絆 見たさに 高く高く高く 敢えなくわたしが波に砕ける日には どこかでおまえの舟がかすかにきしむだろう それだけのことでわたしは海をゆけるよ たとえ舫い網は切れて嵐に飲まれても 時流を泳ぐ海鳥たちは むごい摂理をささやくばかり いつかちぎれる絆 見たさに 高く高く高く おまえの悲鳴が胸にきこえてくるよ 越えてゆけと叫ぶ声が ゆくてを照らすよ きこえてくるよ どんな時も おまえの悲鳴が胸にきこえてくるよ 越えてゆけと叫ぶ声が ゆくてを照らす 難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいないのに 風は強く波は高く 闇は深く星も見えない 風は強く波は高く 暗い海は果てるともなく 風の中で波の中で たかが愛は木の葉のように わたしたちは 二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは 二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは 二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは 二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの ・ ・ ・ ・ ・ |
| 二隻の舟中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 時は 全てを連れてゆくものらしい なのに どうして 寂しさを置き忘れてゆくの いくつになれば 人懐かしさを うまく捨てられるようになるの 難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいない 時よ 最後に残してくれるなら 寂しさの分だけ 愚かさをください おまえとわたしは たとえば二隻の舟 暗い海を渡ってゆく ひとつひとつの舟 互いの姿は波に隔てられても 同じ歌を歌いながらゆく 二隻の舟 時流を泳ぐ海鳥たちは むごい摂理をささやくばかり いつかちぎれる絆見たさに 高く高く高く 敢えなくわたしが 波に砕ける日には どこかでおまえの舟が かすかにきしむだろう それだけのことで わたしは海をゆけるよ たとえ舫い網は切れて 嵐に飲まれても きこえてくるよ どんな時も おまえの悲鳴が 胸にきこえてくるよ 越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らすよ おまえの悲鳴が 胸にきこえてくるよ 越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らす 難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいないのに 風は強く波は高く 闇は深く 星も見えない 風は強く波は高く 暗い海は果てるともなく 風の中で波の中で たかが愛は 木の葉のように わたしたちは二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは二隻の舟 |
| 希い中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 希いに希う人ほど 希いを口に出さない 誰に打ち明けてみても 届かなかった日が多すぎて 欲にまみれた希いばかりが 先を争って叶(かな)ってゆく ささやかな希いばかりが 粉雪のように残される 肩を抱いてみても 頬を寄せてみても 何ひとつ ほんとは聞いていなかったんだ つましい希いだったのに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ 言うに言えない恐れが 世界じゅうに溢(あふ)れてる 時が解決するだろうか 人が解決するだろうか 強く希えば叶(かな)うだなんて 子供に嘘はいけませんね 右と左の希いがあれば 強い方が叶(かな)うと教えますか その時でなければ間に合わない希いがある それと気付きながら 時を稼いだんだ 切(せつ)なる希いだったのに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えにただひとつ あなたのSOSが 聞こえなかったのは何故(なぜ)だ 聞こえなかったのではなく 聞きたくなかったせいだろう 希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ |
| ねこちぐら中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ねこちぐらに潜(もぐ)り込んで 1日じゅう出て来ないの ずいぶん古くてボロボロなのに 藁(わら)の匂いも消え去ったのに ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの 怒ってはいない 怖いこともない 欲しいものはない 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに たぶん あなたの部屋まで帰った 見上げているわ なつかしい窓 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに 追い返してね ちゃんと話してね そこはもう 他(ほか)のねこの居場所 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに 気まぐれだから 忘れんぼだから かまわないでおいて 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった ねこは なにもいわない ねこは なにもいわない でも ねこだってかなしい でも ねこだってかなしい |
| NEVER CRY OVER SPILT MILK中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 昔 誰かを愛したことがあれば 二度と誰をも愛してはいけないのですか 昔 別れたいきさつが気になるのは 同じ別れを繰り返すと思うのですか あばいてもあばいても心は晴れない 比べても比べても答は出ない NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK 昨日は昨日 明日は明日 涙は過ぎたこと NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK あなたをどんな人とも比べたりなんかできない NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK あやまちばかりくり返す人生でも くやみ続けて終わるなんて悲しすぎるわ 過去のすべてが私の邪魔をしても あなたとならば明日がある気がしてくるの 直しても直しても絵の具は足りない 試しても試しても答は出ない NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK 昨日は昨日 明日は明日 涙は過ぎたこと NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK あなたに替わる誰かになんか出会えるはずがない NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY OVER SPILT MILK NEVER CRY |
| 眠らないで中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 眠らないで眠らないで ずっとずっとずっと このままふたりいつまでも歩きましょう 眠りの国のゴンドラはひとり乗り 出会ったことも 抱きあったことも 争ったことも 寄り添ったことも 頬に残る熱さも 腕に残る鼓動も みんな夢だったなんてことないよね 眠らないで眠らないで ずっとずっとずっと このままふたりいつまでも歩きましょう どこから夢と知らないで歩きましょう 歩きましょう |
| 萩野原中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なつかしい野原で遊んでる夢を見ました 何がそんなにおかしいのか 笑っていました 風の吹く野原で 髪が舞い上がっても 笑いながら走ってゆく後ろ姿 振り返ると いつのまにか後ろ姿 振り返ると あの人に変わっていて 招くように急がすように笑って 消えました 萩の咲く野原は行ったことがないのに 白く揺れる野原は まるで波のようでした その中で私はあの人を呼んでいました 思い出せば 昔一輪もらいましたね 目をさますと 暗い部屋で泣いています 知らぬ人の腕の中で泣いています 思い出せるあの人は いつも少年です なつかしい野原は今もあるのでしょうか いつか私が帰ってゆく白い野原は その中に私は 住むことができるでしょうか 何も起きない頃のように 笑うでしょうか 目をさますと 暗い部屋で泣いています 知らぬ人の腕の中で泣いています 思い出せるあの人だけは いつも少年です |
| ハリネズミだって恋をする中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 傷つきやすいということが 言い訳(わけ)になってハリネズミ 傷つきやすいということが 逃げ道になってハリネズミ 傷つきやすいということが 世渡(よわた)りになってハリネズミ 傷つきやすいということが 止まらなくなってハリネズミ この針は 脱げない鎧(よろい) 寒さよけにもならないくせに この針は 脱げない鎧(よろい) 人にも我にも突き刺さる でも ハリネズミだってね 切実(せつじつ)な恋をする 暖めあって眠りたい ハリネズミだって恋をする 傷つけちまった悲しみに 後(あと)ずさりするハリネズミ 傷つけちまった悲しみに ひとりぽっちになるハリネズミ この針は 脱げない鎧(よろい) 外から来たか内から来たか この針は 脱げない鎧(よろい) 折っても抜いてもまだ増(ふ)える でも ハリネズミだってね 遠大(えんだい)な恋をする 隙(すき)まる出しで笑いたい ハリネズミだって恋をする ハリネズミだって恋をする |
| バクです中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | バクです バクです 今の今からバクになる バクです バクです バクになることにしたんです あんたの 悪い夢を喰っちまいます あんたの 怖(こわ)い夢を喰っちまいます あんたの つらい夢を喰っちまいます あんたの 泣いた夢を喰っちまいます バクはまったく平気なんです 痛くもかゆくもないんです 腹いっぱいになりすぎたなら ふわりふわりと浮きそうだ そしたらバクは夢を見るんだ そしたらバクは夢を見るんだ 笑ってるあんたの夢を見る バクです バクです 今の今からバクになる バクです バクです バクになることにしたんです あんたの 悲しいことを喰っちまいます あんたの 寂しいことを喰っちまいます あんたの 苦しいことを喰っちまいます あんたの 痛いことを喰っちまいます バクはまったく悪(あく)もの喰いで 何んでも彼んでも喰うんです 心配されても その心配さえ うまいうまいと喰いそうだ バクは1人で喰い続けてる バクは1人で喰い続けてる 笑ってるあんたの夢を見るまで バクの上に夢よ降り積め あんたの捨てたい夢よ降れ バクは1人で喰い続けてる バクは1人で喰い続けてる 笑ってるあんたの夢を見るまで バクです バクです 今の今からバクになる |
| BA-NA-NA中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 私には何が有る 他(ほか)と比べずに何が有る 私には何が無い 他(ほか)と比べずに何が無い アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA 私足す 何を足す 生まれつきに無い何を足す 私引く 何を引く 生まれつきに有る何を引く アジアの顔に生まれ来て アジアの文字を書きながら アジアの友を持ち 人を恋い 強い国の民に 混じって混じらず あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA |
| バラ色の未来中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 今より未来のほうが きっと良くなってゆくと 教えられたから ただ待っている 星はまたたいて笑う 星はころがって笑う 今夜、月のかげに入る だれかが耳うちをしてる だれかが誘いをかけてる あなたも幸せになりたいでしょうと だれかがあなたの手をとって だれかがあなたの目を閉じて 未来はバラ色ですと言う わかってる 未来はまだ遙か遠くて届くまでに まだ何千年もかかると 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く だれもまだ見たことがない バラ色をまだ見たことがない これだと言われたらそうかなと思う しだいにそれじゃなきゃイヤだと思いこむようになって それがないのがつらくなる 教えてよ 僕の憧れてたあの頃 バラの色はどんな色だったというのか 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く 僕は僕は手紙を書く 僕にあてて手紙を書く |
| パラダイス・カフェ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ネオンサインが妖しすぎて あらぬ期待の国道沿い いま通った車もきっと5分でUターンして来る '60年のカレンダーが今もここでは使われてる 土曜の後が金曜日に変わることでもない限り いざないの風が吹く なりゆきの顛末 寝そびれた子供には目の毒な宵 ここはパラダイス・カフェ 夜明けまで色とりどりの客が みんなパラダイス・カフェ テーブルの向こうに見る甘い夢 ここはパラダイス・カフェ 夜明けまで悩みのない客が みんなパラダイス・カフェ テーブルの向こうに見る甘い夢 砂の底から知らず知らず揮発してゆくオイルのように 胸の底から知らず知らず揮発してゆけ昼間の痛み パームの枝にさえぎられて月はひそかに昇ってゆく 横顔だけをみせて笑う愛想の悪い美人のようだ いざないの風が吹く なりゆきの顛末 寝そびれた子供には目の毒な宵 ここはパラダイス・カフェ 夜明けまで色とりどりの客が みんなパラダイス・カフェ テーブルの向こうに見る甘い夢 ここはパラダイス・カフェ 夜明けまで悩みのない客が みんなパラダイス・カフェ テーブルの向こうに見る甘い夢 |
| 羊の言葉中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 羊の言葉に戸惑わされている 無口だった筈の女が急にしゃべりだしたから 羊はなんにも言わないと思ってる 黙ってもしゃべっても愛は変わらないのに 耳を貸さなかったのは貴方よ 女が何かをほざいても放っておけと それを誰からそそのかされたの そのうち暇なとき 考えて 貴方に言った人 考えて それがあたしの今の彼よ 羊の言葉はありえないと思ってる 黙ってただ笑ってるだけでいい それですべてだと思ってる 羊はたやすく はぐれてしまうものなのよ 戻れなくて自分でも思いがけずさまようものなのよ 貴方の腕の中寒かった 1人でいるよりも寒かった 放っておけと それを誰からそそのかされたの そのうち暇なとき 思い出して 貴方に言った人 思い出して それがあたしの今の彼よ 羊はたやすく はぐれてしまうものなのよ 戻れなくて自分でも思いがけずさまようものなのよ |
| 人待ち歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 待つ、待たない、待つ、待たない、 待つ、待たない、待つ、待たない、 待つ、待たない、待つ、待たない、 待つ、待たない、待つ、待たない、 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 来る、来ない、来る、来ない、 荒野を越えて 銀河を越えて 戦さを越えて 必ず逢おう 荒野を越えて 銀河を越えて 戦さを越えて 必ず逢おう 来る、来ない、来る、来ない、 待つ、待たない、待つ、待たない、 逢う、逢えない、逢う、逢えない、 逢う、逢えない、逢う |
| 1人で生まれて来たのだから中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて 人が1人で生まれて来ることは 1人きりで生きてゆくためなのよ 1人きりで生まれて来たのだから 1人でいるのが当たり前なのよ 2人でなければ半人前だと 責める人も世の中にはいるけれど ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて 1人で働いて自分を養う一生 THAT'S ALL それで終わり けっこうなことじゃないの 誰とも関わらなければ 誰も傷つけない THE END それで終わり とても正しいことじゃないの ジャスミン もう帰りましょう 1人暮らしのあのアパートまで ジャスミン もう帰りましょう 1人暮らしのあのアパートまで 淋しくなったら両手で耳をふさいでみる 去ってゆくすべてのものに前もって手を切って どこへも去らない私がいるのを確かめる 私の声が私を呼ぶのを聞く ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの 誰とも関わらなければ 誰も傷つけない THE END それで終わり とても正しいことじゃないの 1人きりで生まれて来たのだから 1人でいるのが当たり前なのよ ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの ジャスミン |
| ひまわり“SUNWARD”中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あの遠くはりめぐらせた 妙な柵のそこかしこから 今日も銃声は鳴り響く 夜明け前から 目を覚まされた鳥たちが 燃え立つように舞い上がる その音に驚かされて 赤ん坊が泣く たとえ どんな名前で呼ばれるときも 花は香り続けるだろう たとえ どんな名前の人の庭でも 花は香り続けるだろう 私の中の父の血と 私の中の母の血と どちらか選ばせるように 柵は伸びてゆく たとえ どんな名前で呼ばれるときも 花は香り続けるだろう たとえ どんな名前の人の庭でも 花は香り続けるだろう あの ひまわりに訊きにゆけ あのひまわりに訊きにゆけ どこにでも降り注ぎうるものはないかと だれにでも降り注ぐ愛はないかと たとえ どんな名前で呼ばれるときも 花は香り続けるだろう たとえ どんな名前の人の庭でも 花は香り続けるだろう たとえ どんな名前で呼ばれるときも 花は香り続けるだろう たとえ どんな名前の人の庭でも 花は香り続けるだろう |
| 秘密の花園中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 道を教えてください 足跡残してください そこまでどれだけ遠いのでしょう 痛みを抱えた動物たちだけが向かう 誰にも教えてもらわずに 迷わず向かう 賢いはずの人間だけが 辿(たど)り着けずにまだ迷って いつか誰か教えてくれるまで 美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる 見つけたつもりで近づけば偽物(にせもの)ばかり 騙(だま)しているのは 眼の中の氷のカケラ 涙に溶けて流れて去れば 突然見える すぐ眼の前 密(ひそ)やかに続く道の その先 停まらない風たちと 停まらない水たちと 秘密が秘密を 補いあって 息をする森たちと 息をする砂たちと そこでは記憶がすれ違ってゆく これは秘密 すべて秘密 あなたたちが打ち明けたら 消える 美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる |
| 百九番目の除夜の鐘中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 百九番目の除夜の鐘 鳴り始めたならどうなろうか 百九番目の除夜の鐘 鳴り止まなければどうなろうか このまま明日(あした)になりもせず このまま来生(らいしょう)になりもせず 百と八つの悲しみが いつまでたっても止みもせず 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか やさしき者ほど傷つく浮世 涙の輪廻が来生(らいしょう)を迷う 垣衣(しのぶぐさ)から萓草(わすれぐさ) 裏切り前の1日へ 誓いを戻せ除夜の鐘 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか 此の岸彼(きしか)の岸 船路の彼方 悔みの続きは後ろの彼方 前(さき)の生(しょう)から次の生(しょう) 今居る生(しょう)へ 浮橋に誓いをつなげ除夜の鐘 百九番目の除夜の鐘 鳴り始めたならどうなろうか 百九番目の除夜の鐘 鳴り止まなければどうなろうか このまま明日(あした)になりもせず このまま来生(らいしょう)になりもせず 百と八つの悲しみが いつまでたっても止みもせず 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか 百九番目の鐘の音(ね)が 鳴り止まなければどうなろうか |
| 病院童中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院 「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」 言うほうも言われるほうも なかなかせつない 病院は戦場だ 病院は外国だ まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする 叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で 日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね ここで出会ったことなんか忘れてしまってね 病院は戦場だ 病院は外国だ 急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする 病院で産まれて 病院で育った この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない 病院は戦場だ 病院は外国だ 普通の表通りから さほど遠くない 所詮1人であることを ここでは知らされる 元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる 「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい 1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい 病院は戦場だ 病院は外国だ 心細い人生が 行ったり来たりする 病院は戦場だ 病院は外国だ 病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| ピアニシモ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あらん限りの大声を張りあげて 赤ん坊の私はわめいていた 大きな声を張りあげることで 大人のあいだに入れると思った 大人の人たちの声よりも 男の人たちの声よりも 機械たちや車の音よりも ずっと大きな声を出そうとした だって歴史たちが示している シュプレヒコールもアジテイションもみんな わめかなければ届くものじゃない がならなければ振り向きもされない なのに あの人が私にリクエスト ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください それしか言わない あの人は言わない 戸惑った私は あの人を憎んだ 屈辱のようで腹を立てていた 仕返しのように小さく歌った 言わんことじゃない ほら案(あん)の定(じょう) 通行人は誰も振り向きもしない けれどその代りに私には それから初めて聴こえたものがある 今すれ違った 気弱な挨拶 ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください あの人に会えるなら伝えたい あの人はもう この町にいないから 私はピアニシモで歌っていますと でも たまにはフォルテシモでも歌いますと ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください |
| フォーチュン・クッキー中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 好きな未来を あなたの手で選びだして ひとつだけ当たり あなたの手の中に ほら 好きな未来を あなたの手で選びだして ひとつだけ当たり あなたの手の中に ほら 未来は その中にある 砕けた甘菓子の中 小さなリボンを探して探して もしかしたら 食べた菓子のほうに書いてあったかもしれない 好きな未来を あなたの手で選びだして ひとつだけ当たり あなたの手の中に ほら 当たりは あといくつある 残した甘菓子の中 あちらにすればと悔んで悔んで 取り替えたら 捨てた菓子のほうが当たりだったかもしれない 好きな未来を あなたの手で選びだして 隠したのは何 ねじれた甘菓子に ほら 好きな未来を あなたの手で選びだして 隠したのは誰 ねじれた甘菓子に ほら |
| ふたつの炎中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | みつめあうことだけが大切なことじゃないと あなたは首すじから私の腕をほどく むさぼり合った季節は過ぎて 信じ合える時が来たんだと あなただけが大人になったように私を諭す ふたつの炎が同じ速さで燃えはしない いつまでひとつが哀しく燃え続けて ほどける糸のように今 愛が終わってゆく 憎み合うこともなくただ愛が終わってゆく 不思議だった女が消えて 届かなかった女が消えて すがるだけの追わなくても手に入る女になった ふたつの炎が同じ速さで燃えはしない いつまでひとつが哀しく燃え続けていても ふたつの炎が同じ速さで燃えはしない いつまでひとつが哀しく燃え続けていても |
| ふたりは中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 「ごらんよ あれがつまり遊び女(め)って奴さ 声をかけてみなよ すぐについて来るぜ 掃除が必要なのさ この街はいつでも人並みに生きていく働き者たちの ためにあるのだから」 街を歩けば人がみんな振り返る そんな望みを夢みたことなかったかしら子供の頃 街じゅうにある街灯に私のポスター 小さな子でさえ私のこと知っていて呼びかけるの 「バ・イ・タ」 「ごらんよ子供たち ああなっちゃ終わりさ 奔放な暮らしの末路を見るがいい 近づくんじゃないよ 病気かもしれない 耳を貸すんじゃない 呪いをかけられるよ」 緑為す春の夜に 私は ひとりぽっちさまよってた 愛だけを望む度 愛を持たない人だけが何故よびとめるの 「ごらんよ あれがつまりごろつきって奴さ 話はホラばかり 血筋はノラ犬並み 掃除が必要なのさ この街はいつでも人並みに生きていく働き者たちの ためにあるのだから」 街じゅうにあるどんな店に入っても 誰かがきっと席をあけて招いてくれる おとぎばなし 夢は叶って 誰もが席をたつ まるで汚れた風を吸わぬために逃げだすかのように急いで 緑為す春の夜に あなたは 傷ついてさまよってた 誰からも聞こえない胸の奥のため息が 私には聞こえた 緑為す春の夜に ふたりは 凍えきってめぐりあった 与えあう何ものも残ってはいないけど もう二度と傷つかないで 耳を疑うほどに 他人(ひと)は喜んでいた 「まとめて片付く 早く旅立つがいい」 緑為す春の夜に ふたりは 凍えきってめぐりあった 与えあう何ものも残ってはいないけど もう二度と傷つかないで |
| ヘッドライト・テールライト | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ 紛れ散らばる星の名は 忘れられても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 足跡は 降る雨と 降る時の中へ消えて 称える歌は 英雄のために過ぎても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 行く先を照らすのは まだ咲かぬ見果てぬ夢 遥か後ろを照らすのは あどけない夢 ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない |
| ベッドルーム中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 粗略に扱ってかまわない人間が ないがしろに扱ってかまわない人間が あなたの国にはまさか いないですね (いないですね) 名誉の傾きを取り繕うために 庇護(ひご)なき人を選び 踏み石にする技(わざ)が あなたの国にはまさか ないですよね (ないですよね) 誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム しゃがみ込む子供を 親は叱りとばし しゃがみ込む親を 子は叱りとばす 叱らないでと うなされ続けている (続けている) 覚えない子供を 親は怒鳴りつけ 覚えない親を 子は怒鳴りつける 怒鳴らないでと うなされ続けている (続けている) 堅固(けんご)な石垣で囲むベッドルームは あなたをあなたから守るベッドルームだ あなたがあなたの国の王であるように 他人も他人の国の王であり続けられますように 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム |
| ペルシャ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ペルシャ なつかない無愛想のかたまり ペルシャ かといって機嫌は悪くない ペルシャ さみしげなそぶりなんかしない ペルシャ 目に映る人の向こうを見ている 雨の夜は眠たい 無愛想のうわぬり うしろめたさを誘う 無口な時間 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか ペルシャ ふわふわと触り心地が良い ペルシャ ふわふわとつかみどころがない ペルシャ 綱渡り 思い出の国まで ペルシャ 間違えてなついては離れる 雨の夜にだけ開く 幻の踏切り どこにあるのか普段 手掛かりもない 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか |
| 慕情 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回(あとまわ)しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 振り向く景色はあまりに遠い もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい 海から産まれて来た それは知ってるのに どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた 生き残る歳月 ひとりで歩けるかな 生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい 少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で 明日(あした)の行方(ゆくえ)は たやすくたやすく 翻(ひるがえ)るものだから 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい |
| 負けんもんね中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 負けんもんね(負けんもんね) 負けんもんね(負けんもんね) あぁ 飽(あ)きもせず あぁ 倦(う)みもせず これでもかこれでもかと 試(ため)すなら試(ため)せ試金石(しきんせき) あぁ 限(きり)も無(な)く あぁ 留処無(とめどな)く まだ足りぬまだ足りぬと 試(ため)すなら試(ため)せ試金石(しきんせき) 砂地(すなじ)に水を撒(ま)いている 小蟻(こあり)が山を牽(ひ)いている 味方も無(な)く ゴールも無(な)く 人生は希望を踏みつける、が 負けんもんね 負けんもんね 涙ははらはら流れても 負けんもんね 負けんもんね 負けとる場合じゃないんだもんね あぁ 失えば あぁ その分の 何か恵みがあるのかと つい思う期待のあさましさ あぁ 何ゆえと あぁ 告げもせず 猛スピードで 猛スピードで 人生は希望を振り払う やっと見上げる鼻先を 叩きのめすように日々は降る そんなにまで そんなにまで 人生は私を嫌うのか、な 負けんもんね 負けんもんね 涙ははらはら流れても 負けんもんね 負けんもんね あの人がいるから 負けんもんね 砂地(すなじ)に水を撒(ま)いている 小蟻(こあり)が山を牽(ひ)いている 味方もなく ゴールもなく 人生は希望を踏みつける、が 負けんもんね 負けんもんね 涙ははらはら流れても 負けんもんね 負けんもんね 負けとる場合じゃないんだもんね 負けんもんね 負けんもんね 涙ははらはら流れても 負けんもんね 負けんもんね あの人がいるから 負けんもんね |
| 真夜中の動物園中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 真夜中の真ん中に 動物園では人知れず 逢いたい相手が逢いに来る 逢えない相手が逢いに来る 真夜中の真ん中に 動物園では人知れず 逢いたい相手が逢いに来る 逢えない相手が逢いに来る 柵も壁も 闇と同じものになった真夜中 今ではもう無(な)い草原の はるか彼方(かなた)から 滅(ほろ)びた群れが 連(つら)なってやって来る Dada‥‥ 逢えない相手が逢いに来る 逢えない相手が逢いに来る 真夜中の羊水(ようすい)に 動物園は浮いている 逢いたい相手に逢えるまで 逢えない相手に逢えるまで 眠っているように 外から見えるだろう真夜中 はるかな国で消えた 渡り鳥の迷子(まいご)が 星に連れられて 地平線を飛んで来る Dada‥‥ 逢えない相手に逢えるまで 逢えない相手に逢えるまで 眠っているように 外から見えるだろう真夜中 誰だい ヒトなんか呼んだのは 流氷に座ってる あれはシロクマの親代(おやがわ)りだったヒトさ Dada‥‥ 逢えない相手が逢いに来る 逢えない相手が逢いに来る 柵も壁も 闇と同じものになった真夜中 今ではもう無(な)い草原の はるか彼方(かなた)から 滅(ほろ)びた群れが 連(つら)なってやって来る 誰だい ヒトなんか呼んだのは 流氷に座ってる あれはシロクマの親代(おやがわ)りだったヒトさ Dada‥‥ 逢えない相手が逢いに来る 逢えない相手が逢いに来る Dada‥‥ Dada‥‥ |
| まるで高速電車のようにあたしたちは擦れ違う中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 笑うことも 泣くことも その場限りのあたしたちだけど 思うことも しゃべることも その場限りのあたしたちだけど 怒ることも 歌うことも その場限りのあたしたちだけど 大嫌いも 大好きも その場限りのあたしたちだけど だって ホラ1日は いつの間にか過ぎてゆく だって ホラ1生は いつの間にか過ぎてゆく ギリギリのところで 脆(もろ)い糸につかまって 細々(ほそぼそ)と疑う 瞬間たちの羅列(られつ)の中で 笑うことも 泣くことも 思うことも しゃべることも 怒ることも 歌うことも 大嫌いも 大好きも あたしたちは あたしたちは あたしたちは あたしたちは 自由っていう名前の中 何か嘘を嗅(か)ぎ取ってる 走ることも 停(と)まることも その場限りのあたしたちだけど 寒いことも 暑いことも その場限りのあたしたちだけど 飾ることも 脱ぐことも その場限りのあたしたちだけど 憧れも 共感も その場限りのあたしたちだけど そうかもね 1秒も過ぎたことは霧の中 そうかもね 1秒も先のことは霧の中 手探(てさぐ)りで迷って 行く先々ぶつかって 怖々(こわごわ)と疑う 瞬間たちをつなぎ合わせながら 走ることも 停(と)まることも 寒いことも 暑いことも 飾ることも 脱ぐことも 憧れも 共感も あたしたちは あたしたちは あたしたちは あたしたちは 自由っていう名前の中 何か影を嗅(か)ぎ取ってる |
| マンハッタン ナイト ライン中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 日本には繋(つな)がないで いま頃は真昼の国 夜の中起きている流民(るみん)たちに繋(つな)いでよ ガラス越しに見る街は 届きそうなシャンデリア 触ってみなさいよと 威丈高(いたけだか)な媚(こ)び笑い 変わり者が名物 浮気者が名物 顔ぶれはすぐ変わる 挨拶はすぐ変わる 争って勝ち抜いたら雲の上 マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い 急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする この街の人々は 気が良くて 気が多い たぶん何か話した たぶん何か笑った それなのに誰ひとり会わなかった気がする 真夜中の言葉なら通じるかな マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン あの人がいないなら意味がない マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 置き去りの夜景にくるまっても 突然の雪が降る 急に真冬に変わる 突然の熱が来る 急に真夏に変わる ひと晩で身の上も変わり果てる マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン |
| 水中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 水を探していた ずっと探していた 水の形を探してみて 水に形のないことを知る 何が水なのかわからずに 水を探していた ずっと探していた 降る雨も湧き出る泉も 私にとって水じゃなかった 何が水なのかわからずに さまよって さまよって さすらって さすらって 冷たい水 綺麗な水 珍しい水 どれも乾いた水ばかり あなたの呼吸は水の風 あなたの鼓動は水の熱 あなたが私の水 あなたが心の水 水を少しください ほんの少しください 水は誰もが探している あなたをとても必要とする人は 引きも切らずあります 待ちかねて 待ちかねて 争って 争って 分けあう水 奪う水 盗みあう水 あなたの為の水だけが無い 自分の心は飲めません 悲しい水です人間は あなたの為の水を 誰がくれるのでしょう あなたの為の水を 誰か恵んでください |
| ミラージュ・ホテル中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | そんなホテルがどこにあるのか 誰も確かに見た人がない どんな造りでどんな色なの 人の噂のたびに違うよ 星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない コンクリートの段を昇って 底の底まで降りてゆくらしい 出迎えるのはうつむくベルボーイ 昔見送った少年に似てる 他の部屋はふさがっている 昔からの客が住んでる 行きどまりの駅の壁に掛かる絵の中から 顕れるレセプション ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない 星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない |
| 昔から雨が降ってくる中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 昔、僕はこの池のほとりの 1本の木だったかもしれない 遠い空へ手を伸ばし続けた やるせない木だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる 昔、僕はこの海のほとりの 1匹の魚(うお)だったかもしれない 話しかける声を持とうとした 寂しがる魚(うお)だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる 昔、大きな恐竜も 昔、小さな恐竜も 同じ雨を見あげたろうか 同じ雨にうなだれたのだろうか あの雨が降ってくる 昔から降ってくる 昔、僕はこの崖の極みの 1粒の虫だったかもしれない 地平線の森へ歩きだした 疑わない虫だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる あの雨が降ってくる なつかしく降ってくる |
| 麦の唄 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく |
| 無限・軌道中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる 本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ 行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ 誇らしくもなく 珍しくもなく 普通の暮らしの一日のように 或る朝 或る夜 君は乗るだろう 懐しいあの人々と 永遠をゆく鉄道の客となって 行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ |
| メビウスの帯はねじれる中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く 降りれば昇り着く 昇れば底に着く どうして どうして どうして どうして 辿り着けない 帰り着けない 元に戻れるはずが メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる 終点の駅札 裏返せば起点 どこから どこまで いつから いつまで さかのぼれない 見霽(はる)かせない 行く先に着くはずが メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる どこを走っているの どこを迷っているの 気づかない転轍で 現(うつつ)と影がいれ替わる どこで暮らしているの どこで生きているの 気づかない転轍で 何度も2人すれ違う メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く |
| MERRY-GO-ROUND中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも 好きじゃない人から言い寄られることは ただ気分が悪くなるだけのことね 好きじゃない人から電話もらうことも ただ時間の無駄なだけのことね それと同じことを私があの人にしてただけだね 悲しい事実から目をそらしても MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも たとえ世界じゅうがどんなに進んでも 1ミリも進まない距離がある ほかの誰かなんて見る暇も惜しんで 焦がれ続けても報われなくて それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも |
| 目を開けて最初に君を見たい中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 目を開けて最初に君を見たい 誰よりも最初に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を開けて最初に君を見たい 今から始まる長い1日が争いだけにまみれていても 僕は目を開けて見つめてゆくだろう 僕は目を開けて見つめてゆくだろう だから その前に 目を開けて最初に君を見たい 目を閉じる間際に君を見たい 誰よりも最後に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を閉じる間際に君を見たい 今から始まる長い1晩が冷たい闇に塗られていても 僕は迷わずに帰ってくるだろう 僕は迷わずに帰ってくるだろう だから その前に 目を閉じる間際に君を見たい |
| もういちど雨が中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | もういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか 遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい |
| もう桟橋に灯りは点らない中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | だれも覚えていないあの桟橋に まだ灯りが点っていた頃のこと だれも覚えていないあの桟橋で いつもかくれて逢っていた二人のこと 何もない二人は与えあえる物もなく 何もない二人は夢の話だけをした もうあの桟橋に灯りは点らない ただ鉄条網が寒く光るだけ だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい 星にたとえて名前つけた夏の日 夜の長さが変わるのを待てない秋の日 冷えた指先キスで暖めた冬の日 似合わない互いのスーツ笑った春の日 無邪気だったあたしはあいつだけのものだった 無邪気だったあいつはあたしだけのものだった もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋に もう灯りは点らない もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい |
| 木曜の夜中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 木曜の夜11時半 まだ早すぎる何もないとあきらめるには もしかしたらまだもしかしたらまだ あなたが私をみつけてくれるかもしれないから 少しだけ目立ちそうな服を着ている 何回も振り返っては立ちどまっている 偶然なんてそんなにうまく起きないってことわかってるけど こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない 次の角まで次の角まで 歩くほど遠ざかってるのかもしれない でも早く歩いてしまう あなたの他の誰かに 誘いの声をかけられたくなんかないから もしあなたの声だったらすぐにわかるよ どんなに人と音楽が道にあふれても どうしてるかな今ごろあなた 私のことは思ってないね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない 帰りたくない帰りたくない 混みあって歩きづらい街を歩いてる 帰りたくない帰りたくない みんな会いたい人に会えてよかったね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない |
| 問題集中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある 明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな |
| 夜行 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 夜起きてる奴に ろくな奴はいないと 言われなかったか 子供だった頃に 日暮れどきにねぐらへ帰ってゆかない獣は みんな獰猛な種類だと どんなに心優しくても 口下手な奴なら きっと後ろめたい何かあるに違いないと決められる 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり 夜さまよう奴は まともな帰り先がないせいだと 憐れみを受けている ふところに入れた手は凶暴な武器を隠しているに 違いないと見られる 本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり 本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり |
| 休石中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る 忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る |
| やばい恋中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 閉じかけたドアから鳥が飛び込んだわ 夜のエレベーターは私一人だった ナイフだと思ったわ ありうるわ この恋 頬をかすめて飛んだ小さな影 非常ベルが鳴り続けている 心の中ではじめから いまさらどこでどんな人探せばいいの 隣にいてと言いたかった 私を見てと言いたかった 女々しいことを押さえきれず口に出したら終わりね 冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋 恐ければ触れるのね次のフロアボタン あの人は私から降りるのを待ってる サヨナラという札を最後まで出さずに なんとなく終わるのを狙っている 光りながら昇ってゆく ガラスのエレベーターの外で 街灯り遠ざかるあの人に似てるわ ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね 頼み込んでいてもらう男なんかいらない そんなふうに言えなくって泣く やばい恋 ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね 冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋 |
| 闇夜のテーブル中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | カードを返してMidnight 企み隠してMidnight テーブルの上のMidnight 運命を操るMidnight カードが教えるMidnight 企み教えるMidnight でも読めないのがMidnight 影だけが見てるMidnight 上には上 重ねて 裏には裏 重ねて 選びとれば カードの裏 数字のない札もある 白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上 カードの行方はMidnight テーブルの下のMidnight 運命の行方はMidnight 影だけが見てるMidnight 夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある 白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上 夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある 白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上 |
| 幽霊交差点中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 幽霊交差点を 御存じですか 幽霊交差点を お忘れですか 角を曲がってしばらく行けば もとの景色が有るのに気付く 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く 幽霊交差点は 名残の化身 幽霊交差点は 移ろい知らず 逃げた後ろに置き去りの眺め 進む行く手に待つのが見える 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く 幽霊交差点を お忘れですか 何度も逢いたくて 誰かが招く |
| 雪傘中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 迷惑(めいわく)でなければ傍(そば)にいて 車を拾うまで雪の中 これきりと心で決めている私の 最後のわがまま聞いてね 灯(あか)り溢(あふ)れる窓からは 疑いもしない歌がこぼれ来る 「Happy Birthday 今日の主役は何処(どこ)?」 誰かが気づいて探しに来るまで 雪傘の柄(え)に指を添えて 思い出を返しましょう 足跡(あしあと)消しながら後(あと)ずさる 雪の上逃げる小ギツネみたいに 小枝の代(かわ)りに嘘を抱いて 思い出消しながら遠ざかりましょう 「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1 人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている ありとあらゆる悲しいことから あなたが守ってくれていたんだね 当り前のように暮らした あの頃 アリガトって伝え忘れたね 「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている 思い出全部 アリガト |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 夢だったんだね中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 長いあいだ待ちこがれてた あたしにでも だれか残っているかと こんないい年になってしまっても おとぎばなしじみたことを信じて あきらめかけては気をとり直して 待ちこがれ続けてた やっと運命の人に逢えたなんて 勝手に思い込んだ 夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね 身の程少し思い知っていたら 人生に悲しみは ほとんどないのに 願いと予感はまちがえやすい 信頼と期待はあまりにも似ている 必要とされることがあったよと 舞いあがって空に感謝したよ 夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね 今までみたいに 恋のはじめから 疑ってかかれば良かったのに 帰りつける腕がほしいだなんて きっと少し寒さに疲れていたのね べつに驚くほどのこともないけど 今度はちょっとダメージ大きいみたいよ 夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合の いいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない ………… 夢だったんだね |
| 夢だもの中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ありえないってことが わからない訳(わけ)じゃない ありえないからこそ夢に見るものでしょ 説明はつかない 理屈にも合わない ありえない話を夢と呼ぶものでしょ 踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの 月の降る夜です 思い出が呼びに来る 湖の面(おもて)に町が出来てるよと 出かけましょ 行(ゆ)く先はなつかしい町角 出かけましょ 出会うのはなつかしい人々 あったかもしれない なかったかもしれない 初めてをもう一度 あなたと出会おう だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの 踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの |
| 夢の通り道を僕は歩いている中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 夢の通り道を僕は歩いている たった1人だけで僕は歩いている それは必ずしも 運命のゆくえと同じとは限らず 僕は足をとめる ゆき暮れているうちに 気配さえ見失う どんな夢の形を僕は見ていたのだろう 夢の通り道で 僕は足をとめる 夢の通り道で僕は気弱になる 今はどのあたりに僕はいるのだろう 夢に見切りをつけ引き返したならば 回り道をせずに僕は生きるだろう だけど 月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく 月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく 夢の通り道を僕は追ってゆく |
| 夢の京中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない |
| 夢みる勇気(ちから)中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | I love you I love you さきに口に出すとタブー I love you I love you 女からならなおタブー I love you I love you 傷ついてみて知るタブー I love you I love you 弱みを握られるタブー 追われだすと逃げるのは男の正体 わかってるわ懲りてるわ でも彼はきっと違う 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの 誰も誰もつらくない別れなんてない 誰もわざとひとりになりたくなんかない 古い恋の日記をひも解いてみても 教科書にはなりやしない また1からやり直し 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの 笑う人は笑わせておけばいいわ 人生は短くて忙しいの 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの |
| YOU NEVER NEED ME中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 好きなものや欲しいものは次から次とあるけれど 必要なものというのは そんなに多くはない 私のことを憎からず思ってくれたのは事実 でも必要と思ったことなかったのも事実ね もしもあなたがいなければ私は生きる甲斐がない 息をすることと同じくらいあなたが必要 雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの もう何もないの 何もないの 傷つけたくてはじめから私と出会うはずはない そう信じてみるけれど 今はそれさえあやしい 私にくれた幸せは両手でも数えきれない けれど失くした幸せはそれより多い 雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me Forever never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの You never need me never need me never need me Forever never need You never need me You………… |
| 寄り添う風中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 理由もなく会いたいのに 理由を探してる 会わなければならないのと 理由を探してる 人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 迷っていた 混んだ駅で ……… 深い夢の中で 強い人になった筈の自分とはぐれてた 人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら どんなに傷ついていても涙を流すことさえできない人も この世にはある 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く |
| 夜の色中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 君の眠る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のひそむ夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 光は希望か 闇は恐ろしいか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ 白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう 君の祈る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のたどる夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 照らせば見えるか 翳れば消されるか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ 白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう |
| 夜を往け中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 追いつけないスピードで走り去るワゴンの窓に 憧れもチャンスも載っていたような気がした あれ以来眠れない 何かに急かされて 走らずにいられない 行方も知れず 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 砂の風吹きすさぶ乾いた道端にたたずんで 親指を立てながら待ちわびるだけだった昨日 憐れみのドアが開く車を見送って ナイトニュースを聴くだけの昨日を捨てて 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 遠ざかる街の灯はまるであの日の夢のようだ 恋人よ あの愛と比べるものがあり得たのか 蒼ざめた微笑みが瞼をよぎる 出まかせのなぐさめが心をなぶる 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け なにも見えない夜の彼方からむせび泣く口笛が聴こえないか 忘れられない夢のカケラが数えきれない星くずを鏤める 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け |
| 齢寿天任せ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです 何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界 雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ |
| ライカM4中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ 時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ |
| らいしょらいしょ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | イッチョウメノ イスケサン イノジガヒライテ イチマン イッセン イトコデ イット イット イットマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生(ぜんしょう)から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 一斗豆(いっとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) ニチョウメノ ニスケサン ニノジガヒライテ ニマン ニセン ニトコデ ニト ニト ニトマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 二斗豆(にとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 三斗豆(さんとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) |
| LAST SCENE中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 灯りの点る窓 あれは盗みを退(よ)けるため 人住むふりをして ほら、じきにTVも点く 別れの場面をはじめから描いて さかさにたどって物語を書き終えて 誰にも出会わない鳥たちが眠りにつく |
| LOVERS ONLY中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜 幸せにならなきゃならないように 人は必ず創られてると あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas 1人ならどこへ歩こう Merry Xmas, Merry Xmas 白い息が行方に迷う 街じゅうが 今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜 本当の愛だけが この夜までに結ばれるのが真実だよと あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべての傷は癒される Merry Xmas, Merry Xmas 今夜の願いごとは叶う Merry Xmas, Merry Xmas 愛のためにすべてが変わる 街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜 Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas |
| ランナーズ・ハイ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか 知ってるわ たちの悪い女とは手を切れ まともな女はほかにいる 歌い続けたキリギリスには どんな定めか子供でも知ってる 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない 堅気(かたぎ)に納まった友が何ンて言ってるか 知ってるわ みじめな行き倒れになって来ても 面倒みるような義理はない 今限りしか咲かない切り花 根をおろさない無駄な徒花(あだばな) 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か 総(すべ)てか歌か 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない 心は常に折れてる 副木(そえぎ)をあてて生きてゆく 継木(つぎき)を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない |
| 離郷の歌中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める 離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち 心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう 屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ 汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち 何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら 行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ 離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち 屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ |
| 流星 | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | バスがとまった気配に気づき そっとまぶたをあけてみると ここは山頂のサービスエリア 次の町まであともう何百キロ 埃まみれの長距離トラックが 鼻先ならべる闇の中 自販機のコーヒーは甘ったるいけど 暖まるならそれでいい どこまで行くの 何しているの 歌を歌っているんです そうかい、おいらは歌は知らねえな 演歌じゃねえんだろ、そのなりじゃあな 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか おいらはこれから北の国まで となりはこれから南まで 便りのないのが良い便り どこかで会うかもしれねえな 身体こわさず がんばってみなよ たまには親にも telしてやんな 吹く口笛はスプリングスティーン あれは演歌だと おっちゃんは信じてる 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか 地平のはしから地平のはしまで 皆、流星のひと走り ほら 流星がまたひとつ 君は願いを言えたかい 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか |
| LADY JANE中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな 酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE |
| 六花中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 広い空の中には 罪もけがれもある 広い空の中には 何もないわけじやない 広い空の上から さまよい降りて来る 泣いて泣いてこごえた 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ すさぶ大地の下で 花は眠っている 吹きつける北風の 子守歌聴いている 広い空の上では 手紙がつづられる 透きとおる便箋は 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ |
| Why & No中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」 |
| 我が祖国は風の彼方中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方 誰に尋ねん 風の住処を 我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を 国の名は幾百 名付け主の名は幾百 限りもなく 我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに 我が祖国は砂の彼方 我が祖国は空の彼方 誰に尋ねん 空の道標(しるべ)を 血の色は幾百 旗印の色は幾百 限りもなく 我が祖国は風の彼方 寄方のない風の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を 遥か辿る道は消えても 遥か名乗る窓は消えても 遥か夢の中 誰も消せるはずのない 空と風と波が指し示す天空の国 いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに |
| 私たちは春の中で | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 私たちは春の中で 淋しさに苛立っていた 通りすぎる春の中で 遅れることに怯えていた もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 遅れることに怯えていた 私たちは春の中で わからないものに苛立っている 通りすぎた春のために 失ったものを怯えている もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春のために 失ったものを怯えている もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 失くさないものまで失くしかけている |
| 待ちきれなくて中西保志 | 中西保志 | 川村真澄 | 水島康宏 | 瀬尾一三 | 待ちきれなくて 幌を上げて 走った道 冷たいしぶきに 大声 ラジオと潮騒 古びたシャツと バイト帰り 疲れた靴 それでも夢さえかなえば 誰もがうらやんでた あの頃のように ひたむきに 何を待とう 夏は行き 風に 窓ガラスを閉じたまま 待ちきれなくて 君の部屋へ急いだ道 小さな景色も 覚えてる 垣根の匂いさえも あの頃のように 今 何を追いかけよう 街を出て ひとり 帰る場所ができたけど 思い出と言うより 心の近くで いつだって 支えてくれる あの頃のように ひたむきに 戻れるはず 夏は行き 風は 窓ガラスをたたいてる あの頃のように 今をただ 抱きしめよう 街を出て ひとり 帰る場所ができたから 逢える人ができたから |
| 銀河系まで飛んで行け!中原理恵 | 中原理恵 | 喜多條忠 | 吉田拓郎 | 瀬尾一三 | あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 悲しみより遠くから 届けられる星のきらめき 始めたばかりの 二人の恋は 夜空にまかれた 銀のバラ 近づく想いは 傷つけられて 涙をふくたび 綺麗になった あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 失うこと恐がって 愛するのはうまくゆかない 行くえを知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ 銀の船 想いをはらめば 嵐に逢って 沈んでゆくほど やさしくなった あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし 逃げても逃げても まぶしいまなざし まぶしいまなざし |
| 誰よりも…中村雅俊 | 中村雅俊 | 大津あきら | 都志見隆 | 瀬尾一三 | 君を悲しませるために めぐり逢ったわけじゃない 時々 この俺が遠く思えても 怯えないで 肩を並べて 未来へと継ぐ笑顔 忘れないで 誰よりも…誰よりも… あふれだすのは 君への切なさ もう一度… もう一度… 心に囁きかける扉を ただ 開けばいい 同じ夢を見ているのに 何故 傷つけあうのだろう 素直な愛し方 出来ず生きた日々 悔やみきれず 孤独の夜は 想い出に帰る涙 信じてみて 誰よりも… 誰よりも… 止らないのは 君への愛しさ このままで… このままで… ふるえる指先 俺のこの胸 ただ めばいい 夏がゆき 秋が過ぎ 時の速さに戸惑う時もきっと 誰よりも…誰よりも… あふれだすのは 君への切なさ もう一度… もう一度… 心に囁きかける扉を ただ 開けばいい |
| 星になるまで愛したい中村雅俊 | 中村雅俊 | 夏目純 | 都志見隆 | 瀬尾一三 | ドアを開けたら 君がそばにいる世界 幸せ ともすみたいな灯り 安らぎの窓 人は誰でも かけがえない愛しさに 必ず 辿り着くような そんな気がした 待つより 待たせる方が辛いと 笑って 許された青春 ふいに よぎる… 男なんて しょうがないほど だらしない 君を 愛していることも 言わずじまいさ 大事にしてても 君じゃなきゃ 続かなかった二人だった いないときほど 話したい 先の事も こんな気持ちの事も 理屈ばかりの永遠だと 思っても 愛は 静かに 確かに そこに 近づくものさ 二つの鍵で 一つのドア 開けるのは 居心地のいい 未来に 君が居るから 空から心に落ちた星屑 二人の暖かさ教えて 胸に積もる 男なんて しょうがないほど だらしない 君を 愛していることも 言わずじまいで 手の内 読まれて 君じゃなきゃ 続かなかった二人だった 星になるまで愛したい 夢のそばで 君を 抱き締めてたい 男なんて しょうがないほど だらしない 君を 愛していることも 言わずじまいさ 大事にしてても 君じゃなきゃ 続かなかった二人だった 星になるまで愛したい 夢のそばで 君を 抱き締めてたい |
| ジレンマ中村由真 | 中村由真 | 石川あゆ子・井上輝彦 | 小田裕一郎 | 瀬尾一三 | 汚れたハンカチ差し出した あなたのその手を振り切った 泣いてるとこは はだかより 見られたくない わからないの? ごめんね 性格悪くて 言葉が先に出ちゃうの 鏡を抱いて踊る夜が好き 悪い夢がやめられなくて あ~もぉ ヤダッ! 他人の車に寄りかかり くすぶる夕焼け見ている 何も無かった一日が クライマックスの振りをしてた めちゃくちゃ淋しい大人が 隣で笑いかけるよ ポケットの中で愛をもみ消した 一人ぼっち やめられなくて あ~もぉ ヤダッ! 鏡を抱いて踊る夜が好き 悪い夢がやめられなくて 黒い髪に踊るイルミネーション 一人ぼっち やめられなくて あ~もぉ ヤダッ! |
| 100℃バカンス中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 細野晴臣 | 瀬尾一三 | 夏の恋操る太陽のサイレン Ziri Ziri 灼けた背中伸びる銀のマニキュア ためらえば恋は手遅れ 振り向いた眼差し謎秘めたジャングル Giri Giri 震えるヤシの葉ね 胸に海鳴り いじわるね気のない素振り 渚 南風 摂氏100℃ ハリケーン生まれる頃よ 黄金(キン)色に燃える pacific 浮かぶアイランド 危険の瀬戸ぎわ ハラハラ パラダイス 秒読み開始よ プリーズ 抱きしめられたら アヤ妖しいね ステキにパニック プリーズ あなた照射(つかまえ)てるビキニのサーチライト Gira Gira 焦げ出した瞳がため息つけば 誘われた振りしてあげる 燃える珊瑚礁 北回帰線 恋がNewsになるたび 口唇の非常ベルが空走る 危(いけな)い心は フラ フラミンゴ 誰かがささやく プリーズ 微熱の瞳は ユメ 夢見がち 熱帯パニック プリーズ 渚 南風 摂氏100℃ ハリケーン生まれる頃よ 黄金(キン)色に燃える pacific 浮かぶアイランド |
| Welcome To My House長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 息をはずませ 約束Saturday Night おめかしして来る 君はステキだね シャワーをあびたら コロンをちょいとぬり Hey Hey welcome to my house 俺らの家は ビルの屋上さ 東京タワーの先っ端から ひとっ飛び 乗ってる車はBMW1979 Hey Hey welcome to my house ベルを鳴らしてから 1、2、3、 口唇重ねて 4、 5、 6、 得意なパターンで 7、8、9、 今夜もこの娘と 1、9、1、9、 てんでついていない3カ月前から 比べてみれば最高じゃん 明日はあの娘かわいやSunday Night ジョークからみの ポップな言葉で 恋をあそべば 楽しやお嬢さん 君の星座はそして好きなタイプは誰なの Hey Hey welcome to my house じゃんけんポイで 負けたら on the 69 69 69 ウイスキー回せば 君は俺のもの いやよいやよも好きのうちじゃないの Hey Hey welcome to my house ステキなBodyさ 1、2、3、 やさしいタッチで 4、 5、 6、 も少しおそばで 7、8、9、 今夜もこの娘と 1、9、1、9、 てんでついていない3カ月前から 比べてみれば最高じゃん 明日はあの娘かわいやSunday Night ステキなBodyさ 1、2、3、 やさしいタッチで 4、 5、 6、 同じ気持ちかい 7、8、9、 今夜もこの娘と 1、9、1、9、 てんでついていない3カ月前から 比べてみれば最高じゃん 明日はあの娘かわいやSunday Night |
| 海長渕剛 | 長渕剛 | TSUYOSHI NAGABUCHI | TSUYOSHI NAGABUCHI | 瀬尾一三 | 俺の背中で力果てたお前の指がすべりおち ゆっくりとゆっくりとシェードランプに灯をともす 白い肌が悲しいほどにシーツに溶けてく お前の顔ひきよせてそっと口づけた 俺は今 月が落ちた波打ち際に立ち 愛する覚悟を一歩づつふみしめてる 「嘘だろう?」ってあの時 聞けなかったのは 互いの寂しさをわかってたからだ 夜の海に俺の過去を沈めたら 明日からお前と二人で生きよう 身動きすると逃げてくようにお前は震えた 乱れた髪俺の両手で強く受け止めた にぎりしめた 二つの罪 素っ裸の胸に抱き 23Fホテルの部屋苦しい夜が 降ってた 俺は今 月が落ちた波打ち際に立ち 愛される覚悟を一歩づつふみしめてる こなごなに砕け散る波のしぶきが舞い あの時の俺の胸に(ずるさ)突き刺さる 夜の海に俺の過去を沈めたら 明日からお前と二人で生きよう 夜の海に俺の過去を沈めたら 明日からお前と二人で生きよう |
| GOOD-BYE 青春 | 長渕剛 | 秋元康 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | GOOD-BYE 青春 いい事なんかなかった季節に 夢だけ置き去りに 白い手紙を破りすてれば ヒラヒラこぼれて ジグソーパズルのようさ GOOD-BYE 青春 答えを探して あてのない風にふかれて立ち止まる 夜明け間近にひざをかかえて 懺悔のウォッカじゃ なんだか酔えないみたい 誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて 俺のぬけがらだけが宙に舞う LIE LIE LIE LIE ああ このまま 悲しみよ 雨になれ ああ このまま 悲しみよ 雨になれ GOOD-BYE 青春 いったいいくつもの涙を流せば 君の胸にささる? 窓の向こうに朝が届けば東のあたりは ため息みたいに白い GOOD-BYE 青春 退屈なんておちこんだ時の 言い訳だったんだね 熱い想いはただの幻 こぼれた朝陽に打ちくだかれたシルエット 誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて 俺のぬけがらだけが宙に舞う LIE LIE LIE LIE ああ このまま 悲しみよ 雨になれ ああ このまま 悲しみよ 雨になれ LIE LIE LIE LIE… |
| 激愛 | 長渕剛 | TSUYOSHI NAGABUCHI | TSUYOSHI NAGABUCHI | 瀬尾一三 | 舌を噛み切った からみ合う口唇の中 二人はよじれ合い 激しく揺れていた 震える 流れる 青白い肌 ひきよせても ひきよせても 届かない 溶けてゆく無数の汗 心と躰を流れてゆけ 愛は潜水艇のように 苦しみをもぐり 激烈な痛みが こめかみを突きぬけた 時は過ぎ 夜を越え凍りつく 愛の海 深く深く 沈みゆく 堕ちてゆく憎しみに 息が絶えるまで俺を抱け 俺たちは互いに 愛を戦った 焼け焦げた魂は 灰色に立ち昇り とぼとぼ とぼとぼ 死んでゆく こわれた破片は 風に舞う ひき潮のうねりの中 ふたつの手首よ赤く染まれ かすかに触れ合う力果てた指先 導かれるように 静かに瞳を閉じた ゆるやかな呼吸は 首すじをすべり 衰弱の闇へと 色あせてゆく 果てしない体気の中 くち果てるまで重なってゆけ |
| 順子 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 離れない 離さない 離したくない君 いろんな言葉で君に愛を告げてきたけれども 終わりさ みんな終わりさ 僕のひとりよがり 君へつないだ心の糸は今プツリと切れた 順子 君の名を呼べば僕はせつないよ やさしさはいつも僕の前でカラカラから回り 順子 君の名を呼べば僕はかなしいよ だから心のドアをノックしないで 嫌いかい 嫌いなんだね こんな僕の事 あと2年待つことがそんなにいやだったとはね ずるいよ 君はずるいよ 内緒であんな奴と 僕と比べていたとは冗談のひとつにもなりゃしない 順子 君の名を呼べば僕はせつないよ やさしさはいつも僕の前でカラカラから回り 順子 君の名を呼べば僕はかなしいよ だから心のドアをノックしないで |
| 鶴になった父ちゃん長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんに やっぱり 逢いたい あの日のでっかい 背中にしがみつき おもいっきり 甘えて みたい 幼い俺を 父ちゃんは バイクに乗せて 宮ケ浜に いつも連れてってくれた 浜の西に沈む 夕陽が赤く揺れていて 海よりも 限りなく 優しかった 俺の父ちゃん…ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった 俺の父ちゃん…最後の最後まで 俺の名を 呼んで くれたよね 俺は今 国道3号線を とばし 東シナ海を左に見て 山並ハイウェイ 米野津川を渡り 記憶をたどれば 出水 高尾野の原野に 雪が降る 父ちゃん綺麗だなあ 1万5000羽の鶴の群れたちがシベリアから飛んできたよ 父ちゃん綺麗だなあ 雪降る空から今天使のように一勢に舞い降りているよ もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんに やっぱり 逢いたい 澄みわたる 冷たい 風の中で おもいきり あたためて 欲しい さらに 高尾野の原野に 降り積もる しんしんと しんしんと 雪が降る 白銀の空から舞い降りて来る鶴よ お前の 命の 叫びが うれしい! 俺の父ちゃん…ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった 俺の父ちゃん…最後の最後まで 俺の名を 呼んで くれたよね 大切な人と もう二度と会えなくなったけど これ以上もう泣くのは止めちまおう この世で一番俺を愛してくれたから ずっとずっと俺の心に住みついているから 父ちゃん綺麗だなあ 1万5000羽の鶴の群れたちがシベリアから飛んできたよ 父ちゃん綺麗だなあ 雪降る空から今天使のように一勢に舞い降りているよ La La La La |
| 夏の恋人長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛・藤岡孝章・山梨鐐平 | 長渕剛・藤岡孝章・山梨鐐平 | 瀬尾一三 | 長い黒髪を 風になびかせている 浜辺に君 小麦色 遠くから僕は 視線をなげかけている サーフボード 陰にかくれて 声をかけようかなと 二、三歩前に出て 目と目があってまた 君は知らんぷり 僕はタバコくわえ かっこつけてるけど 心の中はあの 真赤な太陽 君の足もとで くずれる波にさえも 僕のジェラシー 潮の香り 教えておくれよ 君はどこからきたの? 置き忘れた この夏の恋人 言葉もかわさずに 実るはずもないけど ぬれたビーチサンダル 想いをつのらせ ときめくこの胸を うちあけられなくて 強がりの口笛 君にきこえるかい |
| 涙のセレナーデ | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 心がわりをしたんだね 他に好きな人できたのね それならそうとどうして 早く言ってくれないの 最初の出会いはいつも 私を好きだという言葉 最後の別れはいつも ごめんとひとことあなたから 電話の横にあの人がいるんでしょう こんな私にもわかるのよ ばかな女だと笑ってるんでしょ わざとらしい会話はやめてよ 泣いてなんかないよ 泣いてなんかないよ 泣いてなんかないよ 風吹き荒れる心の中から 聞こえてくるのは涙のセレナーデ 数えきれない裏切りに 私はもう疲れました ののしり合うのはいやだし 泣きすがる女にもなれません あなたがいやがる赤いマニキュア 今夜はつけていきましょう どうせ最後の夜になるなら 望みどうりにきらわれてやるわ 泣いてなんかないよ 泣いてなんかないよ 泣いてなんかないよ 風吹き荒れる心の中から 聞こえてくるのは涙のセレナーデ |
| 西新宿の親父の唄 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 続けざまに苦しそうなせきばらいをしてた 西新宿の飲み屋の親父が昨日死んだ 「俺の命もそろそろかな」って 吸っちゃいけねえ タバコふかし 「日本も今じゃクラゲになっちまった」って笑ってた わりと寂しい葬式で春の光がやたら目をつきさしてた 考えてみりゃ親父はいい時に死んだのかもしれねえ 地響きがガンガンと工事現場に響きわたり やがて親父の店にも新しいビルが建つという 銭にならねえ歌を唄ってた俺に 親父はいつも しわがれ声で俺を怒鳴ってた 錆ついた包丁研ぎ とれたての鯛をさばき 「出世払いでいいからとっとと食え」って言ってた 「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」 66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」 古いか新しいかなんてまぬけな者たちの言い草だった 俺か俺じゃねえかで ただ命がけだった 酒の飲めない俺に無理矢理とっくりかたむけて 「男なら髪の毛ぐらい短く切れよ」ってまた怒鳴った 西新宿の飲み屋の親父に別れを告げて 俺は通い慣れた路地をいつもよりゆっくり歩いてる すすけた畳屋の割れたガラスにうつっていた 暮らしにまみれた俺が一人うつっていた 「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」 66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」 「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」 66の親父の口癖は「やるなら今しかねえ」 やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ |
| 春待気流長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 淋しいからこそ ひとりなんですか ひとりだからこそ 淋しいんですか みんなみんな 胸をかかえては 新しい夜明けを 待っているんだ 信じられないから ひとりなんですか ひとりだからこそ 信じないんですか そんな気持ちの中で 僕は君の そばにいつでも いようとしてた 今までいくつかの 恋をしてきたけれど 愛の言葉に しがみついてただけだった だから 時の流れの中で すきま風が吹こうと にげ道ばかりを追いかけまわすのはやめて 君ひとりを 愛し続けていきたい 泣けないからこそ しあわせなんですか しあわせだから 泣けるというんですか まだ来ぬ春に 何かを探して のりおくれた自分を 恥ずかしんでる 誰もがみんな 人生(みち)の途中で かけひきばかりを 考えているよ 素直な心で 受け取められるのは 君への愛だと 今気づいた 今までいくつかの 恋をしてきたけれど 愛の言葉に しがみついてただけだった だから 時の流れの中で すきま風が吹こうと にげ道ばかりを追いかけまわすのはやめて 君ひとりを 愛し続けていきたい |
| 日めくりの愛長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 星が流れる夜ならば 風にもたれて 君想う 君の足音がきこえたなら 会えない日々が ふと消える 愛の運命(さだめ)を 誰もとめられない 悲しいね 淋しいね 君を愛してる 夢をつむいで過ごす夜 ふれるゆびさき 時をおる 君の足音が遠ざかれば 会えない日々を又数える 愛の運命(さだめ)を 誰もとめられない 悲しいね 淋しいね 君を愛してる 愛の運命(さだめ)を 誰もとめられない 悲しいね 淋しいね 君を愛してる 君を愛してる |
| ヒロイン | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 今宵あなたと 楽しく踊ろう 風吹く街で レモンスライスを グラスに浮かべて もっと もっと 飲みましょうよ うつろな目つきで踊る私は 今夜 あなただけのものよ やさしくキスして 手まねきしてちょうだい まぶしい光が 二人を包み 夜が まわり始め 好きよ 好き好き あなたの口びる たまらないほどに あなたの背中に ちょいとそっとこの手を 優しく 優しく セクシーにまわして 熱い吐息で チークを踊ろう あゝ せつない夢を 一息に飲みほして 抱かれて 眠りたい 女だって そんな気持ちで 口に出してみても 罪じゃないでしょう 汗をかいたら 腰をおろして 耳うちしてちょうだい 踊り疲れた身体で あなたに そっと寄りそえば ほんのり漂う あなたの香り 私の気持ちを ぐっとしびれさせる どうぞこのまま あなたのおもいのまま あなたの胸に 私の名前を 指で たどりながら 男と女のかけひきの糸を 操ってみせる 夢町通りのL・O・V・E=H・O・T・E・Lまで お願い 恋のヒロイン 演じられるかしら あゝ せつない夢を 一息に飲みほして 抱かれて 眠りたい 女だって そんな気持ちで 口に出してみても 罪じゃないでしょう |
| 僕のギターにはいつもHeavy Gauge長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 僕は今東北ツアーを終え 東京行きの列車の中 走り出す駅のこわれたベンチ ネコをだきしめる老人を見た 人事のようにタバコをふかす 人事にように週刊誌をめくる そんな僕ふと自分の人生のすき間を手でおおいたくなる 動き始めた窓の外には天気雨 で 僕のギターには いつも ヘビーゲージ 考えてみると今までの僕は 情熱と座折のくりかえしだった でも いつからだろう 無関心ばかりを装うことを覚えたのは 恋も欲しいし富も欲しい 優しさも欲しいし冷たさも欲しい 手にしたものと失くしたものが いつもうしろめたさを連れてくる すみません しあわせはおいくらですか? で 僕のギターには いつも ヘビーゲージ すれちがう列車の汚れた窓から欲ばりな子供がこっちを見てた いくつかの手段と方法を隠して 白い歯でピースサインをおくってた 知恵をつけなさい 人をけおとすために 思わず僕は言葉を贈った やっぱりこの僕も年をとったみたいだ 汚れた窓には僕がうつっていた もうすぐ この僕も30才 でも 僕のギターには いつも ヘビーゲージ そんな事考えているうちに 我が家へ向かう車の中 タバコ1本ふかしながら 窓の外の高層ビルを見てる ビタミン剤をたらふく飲んでる人の群れが時間を泳ぐ あゝ希望がいつもガラス細工なら こわすことから始めてみようか それより 胃の調子がきょうも良くないんだ だから 僕のギターには いつも ヘビーゲージ |
| Myself | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 瀬尾一三 | 人ごみに紛れると なおさら涙がでるから やっぱり一人になろうとした それでも寂しくて涙がでたから 俺は初めてほんとの友を探した やりたい事と やりたくねえ事とが 思いどうりにいかなくて 「夢は何ですか?」と聞かれる事が この世で一番怖く思えた だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 恥ずかしそうにしてるお前が好きだ だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ 上を見ると負けたくなくて 悔しさと羨ましさを かくして笑って見せた 俺みたいな男は…と 背中を丸めたら やけに青い空が 邪魔くさく思えた 離れていく者と 離したくねえ者とが 思いどうりにいかなくて ひとときの楽しさに 思いきり身をゆだねたら なおさら寂しくて 涙も枯れ果てた だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 恥ずかしそうにしてるお前が好きだ だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 恥ずかしそうにしてるお前が好きだ だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ 寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ |
| クリスタル・ナイトハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 大川茂 | 山本俊彦 | 瀬尾一三 | Dance 踊りあかそう Tonight Dance 二人だけで 月の光 明るい夜は シャンペン・グラス 浮かぶ パーティーぬけ出して 広い芝生の上 二人だけのダンス こわれそうな恋を 両手あわせ 固く抱きしめ Dance 踊りあかそう Tonight Dance 二人だけで 月の光 明るい夜は とても素敵な夜 恋を感じてるの 君の長い髪に 銀のしずく光る 一度会っただけで 恋に落ちた映画みたいに Dance 踊りあかそう Tonight Dance 二人だけで 月の光 明るい夜は あなたに抱かれたら 私 空を飛ぶの 星の降る夜空は 青いガラス・ドーム 誰も知らないまに 時を超えて 星座になるよ Dance 踊りあかそう Tonight Dance 二人だけで 月の光 明るい夜は Dance 踊りあかそう Tonight Dance 二人だけで 月の光 明るい夜は |
| ラブストーリーはこれからハイ・ファイ・セット | ハイ・ファイ・セット | 大川茂 | 南佳孝 | 瀬尾一三 | まあ! どうしたの花束 あなたらしくもないけど ちょっと 恋人気分ネ ドキドキするわ もう どれだけになるの 腕組まず 歩き出して あなたの肩の高さ 忘れていたわ 一人で歩けば 振り向く男(ひと)もいて ひそかに心で 微笑(ほほえ)んだけど Long Long Time 一人歩きに ここで I'll say good-bye Love Story これが始まり 新しいときめき ねェ 訊いてもいいかしら 二人きり 食事なんて きまぐれな はずみかな それでもいいわ 今でも時々 ケンカはするけれど 誰より私を 知っているひとね Long Long Time 甘い暮らしは 続かないけど Love Story 愛の始まり 新しいときめき Long Long Time 一人歩きに ここで I'll say good-bye Love Story これが始まり 新しいときめき Long Long Time 甘い暮らしは 続かないけど Love Story 愛の始まり 新しいときめき |
| さよならを教えて久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | 立花瞳 | 瀬尾一三 | ネックレスをちぎった 悲しいビーズの音が響く 君の思いのすべてが 部屋中 ばら蒔かれた ぼんやり外を眺めてるのは みせたくない涙のせい? 口数だけ減った 空間を気にしてる バカだよいつも自分だけ 苦しんでとことんまで追いやって わかりあえるほど 君を知ってはいないけど キスして抱きしめ合えば 時が止まると信じ 大人になれない そんな君を愛した 無邪気な午後が嘘でも 悲しませない言葉 探してる 馴れない 互いの心を 何とか着こなそうとしてた 不器用なりでいいじゃない それでも君を見ていた さよならと今 切り出した 優しいその瞳が今少し辛いだけ わかりあえるほど 君を知ってはいないけど キスして抱きしめ合えば 時が止まると信じ 大人になれない そんな君を愛した 無邪気な午後が嘘でも 悲しませない言葉 探してる わかりあえるほど 君を知ってはいないけど キスして抱きしめ合えば 時が止まると信じ 大人になれない そんな君を愛した 無邪気な午後が嘘でも 悲しませない言葉 探してる |
| SMILE久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | 安田信二 | 瀬尾一三 | Smile 優しい嘘が思いやり そんな事さえも知らないまま 過ごしてきたよ Hold 覚めた現実の中 せめて知り過ぎる必要なんてなかったんだね ごめんね 今日くらい 優しくしてもよさそうなもんよね 君が望むような 女の子にはなれそうもないけど 許して Smile “なんて自由なヤツなんだ” そんな口癖が今になって胸を傷めてる ごめんね 今日さえも 自分を変える事は出来ないの 少しずつでいい 分かりあえるそんな恋したいの 付き合って ごめんね 今日くらい 優しくしてもよさそうなもんよね 君が望むような 女の子にはなれそうもないけど 許して ごめんね 今日さえも 自分を変える事は出来ないの 少しずつでいい 分かりあえるそんな恋したいの 付き合って |
| SAY久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | Tsukasa | 瀬尾一三 | 笑い物になった事もあるし 最低なヤツと言われた事もある 遊び相手 見つからない日には 道端に座り 靴を見てた うずくまった身体を 揺さぶる鼓動は 思うほど 小さくない GO SAY! Forever Heart! みんな今を生きている 喜びを感じてください SAY! Forever Heart! どんな国宝よりも今君が 生きてる方がずっと素晴らしい 傘も持たず 家を飛び出した 明日からの事 何も考えず どしゃぶりの中を あてもなく さまよい歩いて ドアを叩いた ポタポタと落ちてゆく 冷たい雫が 涙だと 気づかなかった GO SAY! Forever Heart! みんな何より素直な 黒い瞳 見つめてください SAY! Forever Heart! どんな言葉より君が流している 涙の方が信じられるさ SAY! Forever Heart! みんな今を生きている 喜びを感じてください SAY! Forever Heart! どんな国宝よりも今君が 生きてる方がずっと素晴らしい |
| SO CRY NO MORE久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | 川上明彦 | 瀬尾一三 | しゃがみこんだのは 誰もいない部屋 床にこぼした 夢を集めた 今も昔のまま 何も変わらない ただ少しだけ 部屋が小さくなった そんな気がした I'm always gonna be 何時間も泣き続けてた あの頃は Do not be afraid Ah 心を独り占めしてただけ 今はただ So cry no more いつもパパが切る 髪が好きだったの クラスの誰より ステキだったわ 時の速さは 今もあの頃と同じはず なのに古びた壁の傷あとだけ 深い気がした I'm always gonna be ピアノ叩く指にこぼした涙は Do not be afraid Ah 自分のためだけに生きていたの 今はただ So cry no more I'm always gonna be 何時間も泣き続けてた あの頃は Do not be afraid Ah 心を独り占めしてただけ 今はただ So cry no more ピアノ叩く指にこぼした涙は Do not be afraid Ah 自分のためだけに生きていたの 今はただ So cry no more |
| 大っキライだけど愛してる久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈・鮎川めぐみ | TSUKASA | 瀬尾一三 | ほおづえつきながら しょんぼり過ぎてゆく アイツときたら まだ電話ひとつよこさない どうせ飲んだくれて 眠ってるのがオチよ 出来ない約束は だからそうよ するもんじゃない いつもみたいに なりたい なれない 笑えない NO 天気なヤツ いい加減頭にくる 絶対 許さない 大っキライだけど愛してる 今すぐ 逢いたい 誰でもいいって 訳にはもういかないの それなりになんて愛せない 早く つかまえて 抱きしめられるより早く ギュッと抱きしめてあげる 逢うと嬉しくて 思わずはしゃいじゃう 単純な自分が なんかちょっと面白くない 「ゴメンネ」だけじゃ ダメよ ダメだよ 甘くない ウソついたって 顔見ればすぐわかる 今度は 逃さない 大っキライだけど愛してる 今すぐ 逢いたい 誰でもいいって 訳にはもういかないの それなりになんて愛せない 早く つかまえて 抱きしめられるより早く ギュッと抱きしめてあげる 大っキライだけど愛してる 今すぐ 逢いたい 誰でもいいって 訳にはもういかないの それなりになんて愛せない 早く つかまえて 抱きしめられるより早く ギュッと抱きしめてあげる |
| 涙がみえる久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | 久松史奈 | 瀬尾一三 | ずっと君は笑って話してるけど ずっと君は涙を見せないように泣いている 打ち明ければ少し 楽になるとは限らない 尋ねたりするのも 余計な事かもしれない 頼りない腕を そっと差し伸べたりして 慰めようだなんて 無理だよね ずっと君は笑って話してるけど ずっと君は涙を見せないように泣いている 気がまぎれるような 話は一切しない 大好きだからこそ これ以上傷つけたくない 話が途切れても もう怖くなんかないよ ただ隣に居るだけでいいんだね ずっと君は笑って話してるけど ずっと君は涙を見せないように泣いている 頼りない腕を そっと差し伸べたりして 慰めようだなんて 無理だよね ずっと君は笑って話してるけど ずっと君は涙を見せないように泣いている ずっと君は笑って話してるけど ずっと君は涙を見せないように泣いている |








