今日のうたコラム - 歌ネット|歌詞検索サービス「歌ネット」

  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞者
  • 作曲者
  • 歌詞
  • タイアップ
ユーザー登録ログイン
  • ホーム
  • 歌詞検索
    • アーティスト名インデックス検索
    • 作詞者名インデックス検索
    • 作曲者名インデックス検索
    • 編曲者名インデックス検索
    • レーベル名インデックス検索
    • 歌詞全文(フレーズ)検索
    • アニソン検索
    • アルバム検索
    • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
    • 新曲歌詞情報(総合)
    • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
    • リクエストフォーム
  • ランキング
    • 総合ランキング
    • 演歌・歌謡曲ランキング
    • 歴代人気曲ランキング
    • 注目度ランキング
    • お気に入りアーティストランキング
    • カラオケランキング
  • コトバのキモチ
    • 新規投稿フレーズ
    • コトバのキモチ
    • コトバのキモチ検索
    • コトバのキモチBEST10
    • 歌詞フレーズ投稿
  • タイムマシン
    • タイムマシンTOP
    • 今月のスポットライト
    • 歌謡界50年史1960-2000年代
    • 年代別テレビドラマ主題歌
    • 年代別日本レコード大賞
    • 年代別アニメソング特集
    • 年代別歌詞検定
  • 音楽番組情報
    • 音楽番組情報TOP
    • TVドラマ主題歌
    • TVアニメソング
    • MUSIC STATION放送曲目リスト
    • 新・BS日本のうた放送曲目リスト
  • 動画プラス
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • インタビュー
  • アニメ
  • 特集ピックアップ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
歌詞検索サービス「歌ネット」

今日のうた

検索ボックスを開く
メニューを開く
  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞者
  • 作曲者
  • 歌詞
  • タイアップ

MENU

  • ホームホーム
  • 動画プラス動画プラス
  • マイ歌ネットマイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴歌詞閲覧履歴
  • ランキングランキング
  • 新曲歌詞情報新曲歌詞情報
  • 今日のうた今日のうた
  • ニュースニュース
  • 歌ネットピックアップピックアップ
  • コトバのキモチコトバのキモチ
  • 言葉の達人言葉の達人
  • 言葉の魔法言葉の魔法
  • 歌詞ショート歌詞ショート
  • アニメアニメ
  • 音楽番組情報音楽番組情報
  • リクエストリクエスト
  •  
  • X
  • facebook
  • line
今日のうた
ニュース

TODAY SONGS

今日のうたニュース
  • 川村結花
    あああああライブがしたい。心ゆくまで弾き歌いまくりあげたい。
    あああああライブがしたい。心ゆくまで弾き歌いまくりあげたい。

    川村結花

    あああああライブがしたい。心ゆくまで弾き歌いまくりあげたい。

     2020年は、シンガーソングライター“川村結花”のCDデビュー25周年アニバーサリーイヤー!そこで、今日のうたコラムでは、その記念企画として1年を通じてのご本人によるスペシャル歌詞エッセイをお届けしてきました。更新は毎月第4木曜。そして今回が、今年の最終回となります。  シンガーソングライターとして活躍しながら、様々なアーティストへの楽曲提供も行い、ここ数年はピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている彼女。この1年の連載でどんな言葉を綴ってくださったのか。ぜひ改めて、バックナンバーから全12回のエッセイを読み返してみてください!  さらに、ユーザーのみなさまからの好評の声にお応えし、なんと2021年も引き続き連載が決定!来年も月に1度の歌詞エッセイをお楽しみに…! 第12回歌詞エッセイ:「 Oh, Yes 」 今年の1月から1年間、歌詞にまつわるエッセイを、ということで毎月書かせていただいて参りましたこちらの連載も今回ついに12回目を迎えいよいよ最終回となりました。皆様お過ごしでしょうか。 、、、という出だしになるはずだったのでありますが、読んでくださる皆様のご好意、そして歌ネットさんのご厚意により、なんとあと1年連載を続けさせていただくこととなりました。わーい。なんてありがたい、、、。いつも読んでくださる皆様、歌ネット関係者の皆様ありがとうございます。そしてここからまた1年、よろしくゆるゆるお付き合いくださいませ。 それにしても今年もあと1週間。誰がなんと言おうと年の瀬まっしぐら、ザ・年末なわけですが、なんだか実感がわきません。わたしの場合、毎年のことではあるのですが、だとしてもいつもとは段違いな実感のなさであります。理由はもうそりゃあコロナによるものに決まっているわけなのですが。人で混み合った街に心ウキウキとクリスマスのお買い物をしに行くなんてことをする気になれず。そもそも混んだとこ行くの自体ちょっとなあ、と考えた時点で元気なくなるし。なのでなんか今年はもうええわー、という気分であります。 ただ、おせちだけは毎年必ず家で作っているので、そこだけは死守する所存であります。全然豪華なものでなくていいから、とにかくお重箱を出したい。そして今年一年良い年でありますようと願いながら、ひとつひとつ詰めていく時のちょっぴり厳かでぴしっとした気持ちになるのが好きなんです。まあそんな感じで、オシャレして冬のイルミネーション灯る夜の街へ出かけて云々、などというのはナシにしても、お雑煮と数の子さえあればお正月はええねん。あと美味しいお酒と。あ。ついハナシがお正月に飛んでしまいました。ということで今年に戻して。 そう、先日気づいたら、今年リキッドファンデーションずーっと同じの使っていました。パウダーもしかり。リップのひとつもキラキラ系アイメイク用品なんかもぜーんぜん新調していません。これはひとえにライブがなかったから。あるはずだったのに次々中止になったから。加えてマスク生活の中すっかりきちんとメイクをすることもなくなって、ライブのお洋服を選ぶこともなくなって。そら元気なくなるっちゅうねん。 だからというわけではないですが、それも含めてあああああライブがしたい。心ゆくまで弾き歌いまくりあげたい。いらしてくださった皆様と音楽で心つながり合い響き合いたい。あのかけがえのない時間をともに過ごしたい。安心してその幸せな時間を持てるよう今しばらくはそのための曲作りや自己鍛錬に引き続き励もう。 夢など描いてる場合じゃないこんな時代に 相変わらず僕は 愛の歌を歌ってる 君が笑うだけで僕の世界に風が吹いたから まだ信じてていいような気がしたんだ なにか変えて行けるような気がしてるんだ これは2007年、藤木直人さんに提供(作詞作曲)させていただいた「 Oh, Yes 」という曲のサビ部分。 今から13年も前に書いた、この曲の歌詞メロディともに、なんだか今の自分自身の状況及び心境にリンクしすぎていてちょっとびっくりするくらい。<君が笑うだけで>の<君>は、ライブにいらして笑顔をくださるお客様であり、わたしの曲で感動したとか力を得たなどメッセージくださる方々であり、提供させていただいた曲を喜んでくださるアーティストの方やスタッフの方でありー、身近にいてわたしの音楽を愛してくれる家族やマネージャーやミュージシャンや友人であり。わたしが音楽を紡ぐこと奏でることで、たとえほんの少しでもどこかの誰かのお役に立てることー。それがあるかぎりまだ信じてていいような気がするし進んで行けるような気がするのです。 今年は途中からライブなどの動き自体は止まってしまっていたけれど、心は強く音楽を欲し、ひたすら淡々とインプットに励む一年でした。それらが今体の中でグツグツ煮えています。 とはいうものの現実的なところ、年が明けたら急に劇的に変わるわけではないと思いますがそれでも少しずつでも、音楽家として音楽に邁進し、外に発信して行けるような状況になりますようにと願うばかりです。どうか皆さまにおかれましても来たる2021年が良き年でありますようお祈りいたします。そしてそしてなにとぞ。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 <川村結花> ◆紹介曲「 Oh, Yes 」 作詞:川村結花 作曲:川村結花 ◆プロフィール 川村結花(シンガー・ソングライター) 大阪府生まれ。東京芸術大学作曲学科卒業。1995年、アルバム「ちょっと計算して泣いた」でシンガーソングライターとしてデビュー。同時に作詞家作曲家として楽曲提供を行い、主な提供楽曲は、夜空ノムコウ(作曲)をはじめ2019年現在までに100曲以上。2010年「あとひとつ」(作詞作曲共作)でレコード大賞作曲賞を受賞。2017年、アルバム「ハレルヤ」をリリース。ここ数年は、提供楽曲の作詞作曲も行いながら、ピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている。 オフィシャルサイト: https://www.kawamurayuka.com ◆歌詞エッセイバックナンバー 【第1回】 【第2回】 【第3回】 【第4回】 【第5回】 【第6回】 【第7回】 【第8回】 【第9回】 【第10回】 【第11回】

    2020/12/24

  • 上野優華
    好きでいるだけでも、自分の大切な何かを捨てなきゃいけない。
    好きでいるだけでも、自分の大切な何かを捨てなきゃいけない。

    上野優華

    好きでいるだけでも、自分の大切な何かを捨てなきゃいけない。

     2020年12月24日に“上野優華”が新曲「好きでごめん」をデジタルリリース。今作は、上野優華が冬をイメージして作詞作曲をした切ないバラードとなっております。これまで「好きな人」(奥華子 作詞作曲)、「あなたの彼女じゃないんだね」(wacci・橋口洋平 作詞作曲)など恋愛バラード曲に定評のある彼女の新境地となる楽曲をご堪能ください…!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“上野優華”による歌詞エッセイをお届け!今回はその【前編】です。綴っていただいたのは、新曲「好きでごめん」に込めた想いです。誰を好きになろうと恋することは自由だ。そう思おうとしても、どうしても「好きでごめん」という気持ちになってしまう。幸せと同じくらいに苦しい。恋をしているあなたへ、この曲とエッセイが届きますように。 ~歌詞エッセイ【前編】:「 好きでごめん 」~ 誰かを好きになったり 誰かに好きと言われたり。 そんなのって自由だと思ってた。 好きになってしまうのは仕方ないし 好意を向けられるのだってありがたい事だと。 でもどんな形の「好き」にも 資格が必要なんじゃないか。 そんなふうに思った瞬間がありました。 そこから生まれたのが 「好きでごめん」という1曲です。 「なんでごめんなの?」 「謝ることある?」 なんて言葉もいただいたりしたんだけど そんな気持ちになったことある方 意外と少なくないと思うんですよ。 好きになると苦しいよね。 幸せな事よりも苦しい事の方が多い。 それと同時に こんなに想ってくれているのに 自分はこの人の想いに答えられない。 それも結構苦しいよ。 こっちを見て笑う顔も 何気ないLINEも 全部好きを感じてしまったら 「叶えてあげられなくてごめん」って思ってしまう。 だから「好きでごめん」になっちゃう。 好きなだけなのに 好きでいたいだけなのに 諦めるなんて出来ないのに でも困らせたくない。 だから恋は自由じゃないんだなと思ったんです。 世の中に溢れてるラブソングは 叶わない恋が多い。 私が歌ってきたラブソングも ほとんど叶ってないです。 幸せが遠いなぁ…笑 なんて思っていたのですが <君に恋して 痛いほどに 幸せだった> こんなフレーズがこの曲にあるのですが ここが私のお気に入りなんですよ。 叶う恋だけが幸せじゃないって思ったんです。 叶わない恋だって 胸が 頭がいっぱいになって すごく痛い。 でもそれがとても幸せな事だってある。 たった1人を愛せる事って 自分を誇っていいと思うんですよ。 色んな事があるじゃない。 昨日まで好きだったものが嫌いになったり 興味がなくなったりするなんて良くある事。 だけど涙が出るほど好きになった。 叶わなくたって そばにいられなくたって 私があなたを好きになったという事実が 嬉しいんだ。 だからお願い。 好きでごめんね、なんて言わせないで。 気づかせないで。 好きでいられなくなっちゃうから。 そばにいたいとか 彼女になりたいとか 欲張ったりしないから。 好きでいさせて。 好きでいるだけでも 自分の大切な何かを捨てなきゃいけない。 そうやって誰かを想う資格を得るんだと思う。 <上野優華> ◆紹介曲「 好きでごめん 」 作詞:上野優華 作曲:上野優華

    2020/12/23

  • 雨のパレード
    一週間を生き抜くチカラは約530ページの紙の束にすべて詰まってる。
    一週間を生き抜くチカラは約530ページの紙の束にすべて詰まってる。

    雨のパレード

    一週間を生き抜くチカラは約530ページの紙の束にすべて詰まってる。

     2020年12月23日に“雨のパレード”がニューアルバム『Face to Face』をリリース!今年1月にアルバムを発表し、2月から全国ツアーを開催しましたが、コロナウィルスの影響でツアーは中止。その逆境を力に、異例の今年2枚目となる新作アルバムリリースを発起し、思いのまま一気に作り上げました。今作はタイトル通り、今だからこそ大切なものひとつひとつと真摯に向き合った彼らの存在証明作となる渾身の1枚となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“雨のパレード”の福永浩平による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、彼の音楽活動の活力にもなる大好きな漫画についてのお話です。友情、努力、勝利、様々なものを教えてくれる週刊少年ジャンプ。そこから得たものは、彼の綴る歌詞や作り出す音楽にも通じているはず。是非、アルバムと併せてご堪能ください…! ~歌詞エッセイ:週刊少年病~ 一般的に月曜は憂鬱だ。サラリーマンなら朝から会社に向かわなきゃいけないし、学生なら登校して退屈な授業を受けなきゃいけない長い一週間の始まりだ。 けど僕らは違う。月曜は週刊少年ジャンプの発売日だ。 僕らは毎週この日を迎えることを何よりも楽しみにしている。一週間を生き抜くチカラはこの約530ページの紙の束にすべて詰まってる。そこには友情があり努力があり勝利がある。僕らは週刊少年病だ。 僕は小学生の頃から毎週欠かさずジャンプを読んでいる。色んな漫画と一緒に人生を歩んできた。時には目が腫れるほど涙を流し、時には腹が千切れるほど笑わせてくれる。あの頃のジャンプも本当に面白かった、一般的にジャンプの黄金期とされてる時代は、発行部数が歴代一位を記録しているスラムダンクやドラゴンボール、るろうに剣心などが連載されてた頃のジャンプだが、僕らの世代にとっての黄金期は違う。 僕が小学生の頃の連載陣は、ONE PIECE、NARUTO-ナルト-、BLEACH、アイシールド21、HUNTER×HUNTER、DEATH NOTE.、テニスの王子様、遊戯王、ボボボーボ・ボーボボ、銀魂、いちご100%、ピューと吹く!ジャガー、BLACK CAT、Mr.FULLSWING、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所、シャーマンキング、D.Gray-man、魔人探偵脳噛ネウロ、家庭教師ヒットマンREBORN!など。 この名だたる作品たちが、ほぼ同時期に連載で肩を並べていたのだから本当に恐ろしい。これを第二次黄金期と僕らは呼んでいる。 これだけの連載陣だと連載の枠を勝ち取るのもかなり大変だ。悲しいことにジャンプのページ数は無限ではない。きっと時期の違うジャンプで連載をしてれば打ち切られることはなかったのだろうと、思わせてくれるぐらい面白い打ち切り漫画もいっぱいあった。PSYREN -サイレン-やエム×ゼロ、シャーマンキングにフープメンなど、名前を上げ出したらキリはない。 そしてここ数年ジャンプは密かに第三次黄金期を迎えていた。僕のヒーローアカデミア、呪術廻戦、ハイキュー!!、鬼滅の刃、チェソーマン、約束のネバーランド。確実に傑作は増え続け今週も僕らの胸を熱くしてくれてる。キャラクターの台詞に一喜一憂し僕らは人生を学んでる。 夢を追うことを当たり前のことだと思わせてくれたのがジャンプだし、どんなに辛い時期だって僕らを楽しませてくれるのがジャンプだ。 今週も漫画家の先生たちは頭を抱えながら一週間という短い期間で僕らが泣き笑う最高の物語を届けてくれる。 聖書によると神様は一週間でこの世界を作ったらしいが、週刊連載に追われてる漫画家の先生たちも僕らにとっては神様なのだ。 今日もみんな頑張ろう。 月曜になるその瞬間まで。 <雨のパレード・福永浩平> ◆New Album『Face to Face』 2020年12月23日発売 初回盤 VICL-65458 \3,000 + 税 通常盤 VICL-65459 \3,000 + 税 ※初回限定盤にはボーナストラック1曲を収録。 <収録曲> 1. scapegoat 2. Strange GUM 3. if 4. IDENTITY 5. Have a good night 6. resistance 7. Dear Friend 8. partagas 9. Flash Back 10. one frame 11. Child’s Heart ◆『Face to Face』各種配信サイト https://jvcmusic.lnk.to/FacetoFace

    2020/12/22

  • 柴田淳
    いつかまた会えるなんて嘘。もう会えないんです。
    いつかまた会えるなんて嘘。もう会えないんです。

    柴田淳

    いつかまた会えるなんて嘘。もう会えないんです。

     2020年12月23日に“柴田淳”がニューアルバム『蓮の花がひらく時』をリリース!デビュー19周年を迎えた彼女が、前作『ブライニクル』より約2年ぶりに届ける今作。これまで以上に感情を前面に出した歌、そして多重コーラスによって美しい世界を鮮明に演出した楽曲など、バラエティに富んだ全10曲が収録されております。柴田淳ヘビーリスナーはもちろん、今から柴田淳を耳にする人、すべてを虜にする作品がここに完成…!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“柴田淳”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、収録曲「可愛いあなた」に通ずるお話。みなさんは、運命の人っていると思いますか? その運命の人とは、どんな存在の人のことを意味していると思いますか? 最後まで読むと、ほんの少し胸が痛い、でもどこか清々しい気持ちにもなる…。そのエッセイを是非、リリースより一足早くご堪能ください。 ~歌詞エッセイ:「可愛いあなた」~ いつかまだどこかで会えるよね 生まれ変わってもあなたを必ず見つける 別れても運命の人 そんな歌が世の中には沢山溢れてるよね。 別れても繋がってるって。 でも、最近そうかなあ?って思うんですよね。 世間で言う運命の人って、結婚して生涯を共に歩む人の事を指してるんだと思うんだけど、運命の人って各分野にそれぞれいると思うんだ。 「彼と別れさせる為だけに現れた運命」の人とか、「誰かを呼び寄せるためだけに現れた運命」の人とか、「トラブル起こすだけに現れた運命」の人とか、「自分に試練を与える為だけに現れた運命」の人とか。その中で「運命の人」と言われるのって、大抵結婚相手のことなんだろうなと思うんだ。 だけどさ、そんな人、本当にいるのかなって思うの。運命の人だと思って結婚するのに、離婚する人が沢山いるわけで。そして、生涯愛する事を誓って裏切る人の多いこと多いこと。仮に生涯遂げたとして、幸せだったかは別だったりするし。結婚する運命の人だったけど、愛する運命の人ではなかった、って感じに。 そうしたら本当の運命の人っているのかなってね。そもそも見つけられるものなのかなってね。ファンレターでも「僕としばじゅんは運命の相手なんです!」って何通も頂いた時期も若い頃はありました(遠い目(笑))。つまりその数そのものが運命の人なんていないという証なんでね。 結局、運命の人なんていなくて、結婚したい時にそばにいた人が結婚相手になるだけなんじゃないかなって思う。だから、結婚したいなら適齢期の人のそばにいるのが一番近道なんじゃないかなって思う(笑)。 そんな私は、遠く遠く離れた場所で、遅すぎる真実を知り、二度も終わりが来た恋がありました。今更どうしようもない。後悔すらしようがない。相手も私も変わった。もうあの時の二人はいない。そんな遅すぎる完全失恋を経験して、書いた曲が「 可愛いあなた 」です。 そこで書いた一節が<いつかまた巡り会えることは、きっともう無いと思う。運命なら。>です。 いつかまた会えるなんて嘘。もう会えないんです。そーゆー結ばれない運命の人だったんなら。どんなに好きでもね。そう言い切る歌もあっていいんじゃないかなって思って書きました。厳しいかもしれないけど、清々しい思いもするかも。どうぞ聴いてください。 <柴田淳> ◆紹介曲「 可愛いあなた 」 作詞:柴田淳 作曲:柴田淳 ◆ニューアルバム『蓮の花がひらく時』 2020年12月23日発売 初回限定盤 VIZL-1836 ¥4,200+税 高音質SHM-CD+CD LPサイズジャケット仕様 VICL-65456 ¥3,000+税 <収録曲> M1.はじまりはじまり M2.ループ M3.ハイウェイ M4.紫とピンク M5.真っ白な真っ黒 M6.私が居てもいい世界 M7.シャンデリアの下で M8.珈琲の中 M9.可愛いあなた M10.エンディング

    2020/12/21

  • MACO
    みんなへのラブソング、私へのラブソング。
    みんなへのラブソング、私へのラブソング。

    MACO

    みんなへのラブソング、私へのラブソング。

     2020年12月18日に“MACO”が、4ヶ月連続配信リリースの第4弾となる新曲「LOVE MYSELF」を配信リリースしました。代表曲「LOVE」が大胆にサンプリングされた、本人のこれまでのストーリーと自分を愛するというメッセージが込められた今作。ジャケットにはハッピーなMACOが映し出されており、あたたかく明るいMACOらしい楽曲イメージが伝わってきます。  さて、今日のうたコラムでは、その4ヶ月連続配信リリースと連動して、MACOによる歌詞エッセイを4作連続でお届けいたします!今回は第1弾、第2弾、第3弾に続く、最終回です。綴っていただいたのは、これまでのMACOの軌跡。代表曲「 LOVE 」にまつわるお話。そして、新曲「LOVE MYSELF」に込めた想いです。4ヶ月連続配信リリース&4作連載のラストを飾るこのエッセイ。是非、歌詞と併せて、彼女の言葉を受け取ってください。 ~歌詞エッセイ:「 LOVE MYSELF 」~ もう、このエッセイに書いてることと、 他のSNSに書いていることが 重複してしまっていたらごめん。 それほど、エッセイを書くまでに この曲への想いが溢れてしまって 配信される前に色んなところで語ってしまった。 地元北海道でまだ趣味で歌を歌っていたとき いまの事務所の方にスカウトされ、名刺をもらい、 「連絡ください」と言われていたのに 当時の私(22)は連絡も返さず平凡と暮らしていた。 ある日知らない番号から電話がかかってきて もしやこれってあの東京の音楽関係の方かもしれない、やばい。やばいと思いながらもどんなこと言われるんかなぁ?と、軽い気持ちで「もしもし」。 あのステージで歌っていた曲に惹かれました、 ぜひオリジナルで曲を作ってほしいから 送る曲に歌詞とメロディをのせてほしいとのこと。 後日作って送ってみた。 なんのオーディションも受けたことのない自分だから、デモ音源を送るなんて人生で初めての経験だった。 私の連絡の遅さとは打って変わって 即座にまた私の元へ電話がかかってきた。 「すぐにでも東京へ来て活動してみませんか」 えー。こんなことってあるんだ。 うまい話に騙されるな、なんて言葉が頭に浮かぶことはなく、疑心暗鬼になることもなく。私の感覚的には ただ電話の向こうの男性は私に必死なんだなということ。私は「また連絡します」と言い、一度電話を切ってとりあえず"荷造り"をしようと思っていた。何故だかもう気持ちは出来上がっていたのだ。 ママは、「大丈夫?」と心配そうながらも あなたのやりたいことなら、、と背中を押してくれる様子。小さい頃にみんなが習う多種多様な習い事もあれもこれもと強制的にさせる人じゃなかった。やりたいことがあるならやればいい、そんな人だった。 パパは小さい頃から単身赴任だったからいつも電話越しだった。言うことはいつも同じで、風邪ひいてないかい?今日のごはんはなんだった?パパはね…と毎回いつもの会話。私は末っ子だから特別可愛がられた。パパも、私だけでなく兄弟のやりたいと言うことは引き止めたりする人でなく、あなた達のやりたいことなら頑張ってみなさい、といつも前向きな人で音楽が大好きな人だった。 東京へ行く日のことは今でも覚えていて、 キャリーを引っ張り「じゃ、行ってくるねー」 と、本当に本当に軽い態度で玄関を出たことをいまだに少し後悔してる。私は親にまで不器用なんだなぁ。 ママは外まで見送りにきて必死に涙は見せなかったけど送って行った後大泣きしていたのは言われずともわかる。本当はまこも泣きながら抱きしめたかったよ、ごめん。 あれよあれよという間にレコード会社が決まり、 YouTubeチャンネルを開設、 カバー動画が跳ねて、毎日称賛と批難の嵐。 増えていく再生回数に驚きながらも どうしていいかわからなかったのと 次の曲の進行があり歌詞は毎日書かないと追いつかない。東京の仕事の日々についていくのに必死であっという間に毎日が過ぎていった。 MACOという存在がどんどん知られていく怖さと、 自分にファンができていくという摩訶不思議な体験。 でも私の体はどんどん東京に馴染み、忙しくも心地よい時間が過ぎていった。本当に周りの人のおかげだ。 そして音楽を作ることが楽しかった。 「We Are Never Ever Getting Back Together」で メジャーデビュー。その後私は、どんな曲を書こう。 どんな曲だったらみんな聞いてくれるの?? 「カバーの人」からちゃんとMACOという歌手として認識してもらえるのか、曲が愛されるのか、自分次第だと思った。でも自分にそんな力があるのか不安だった。恋愛以外書くことのない私は葛藤やいろんな不安な妄想があった。 「LOVE」今でも魔法のような曲だと思う。 歌えばみんな笑顔になって そしてみんな思い思いに泣いて、 私もたまに泣いてしまうことがある。 この曲がかかると空間に光が刺す。 「外は晴れあなたの夢見て起きる 今日も変わらず愛しく思っている」 この2行は、この曲を聴いたとき降りてきた歌詞で そこからたくさん時間をかけて歌詞を書いていった。 歌詞についてはたくさん練り直したし、 チームのスタッフとぶつかることもあったけど 周りは私のために、そして私の作品のために最大の愛を注いでくれている証拠なのだと数年後に気付く。 2015年発売の「LOVE」から 私はラブソングの一本道を歩くことになる。 それから歌手活動において、数え切れないほどの壁や悔しいことは沢山あったけれど、一番きつかったのはパパの死。試練はいつも前触れがない。 病状を聞きながら家族と電話の日々。 倒れてから意識がもうないようで、 でも若干耳だけは聴こえているとのこと。 私は仕事があるため地元へ帰れなかった。 電話の向こう、耳元で喋ってあげて、と言われて 本当に起こっている現実とは思えなくて そんな行為をするのが怖かった。 喉の奥に詰まった涙を堪えながら 「パパ、まこがそっちに行くまで頑張っててよ」 「聴こえてる??ねぇー、パパ。」 「まこだよ、まこ」と何度も問いかけた。 あなたが一番可愛がってた、娘のまこだよ。 返事くらいしてほしい。 ライブが終わったらすぐパパの病院へ駆けつけるからね。それまで頑張るんだよ。きっとパパは大丈夫。 久しぶりに会うのが病院だなんて本当に悲しい。でもまこも頑張ってくるから…と願っていた矢先 ママから夜電話があり、寝ぼけ声で出ると 「まこ、パパ、たった今、逝ってしまったと」と 嘘のような言葉に体が受け止められなくて、 不思議と涙がでない感覚、携帯持つ手が震える。 その日は眠れたのか寝ていないのか覚えてない。 気付けば羽田空港のロビー、地方のライブへ向かうみたいだった。 真っ赤に腫れた目と永遠と流れる涙でマスクが濡れてる。スタッフ一同私をそっとしておいてくれてるのがわかった。 ライブが終わって東京へ戻り一目散で実家へ。 東京から北海道へは、こんなに近かったっけ。 意識がずっと遠のいてる。 着くと家族の顔に少し安心して、一気に末っ子の自分に戻っていた。 大きなロウソクに沢山のお供え物、 その前に棺があり、パパがいる。 全身真っ黒の私がパパに向かって歩いていく。 ポニーテールを外したら、 東京の家で使ってるシャンプーの匂いがした。 パパ、こんな歳とってたっけ?? そんだけ会えてなかったね。 もっとイケメンだったはずけどなぁ。 あと口や鼻がこんな苦しそうにされて可哀想。 どうして目は開かないの。 あなたの大好きな娘が東京から飛んで来たんだけど。 歌えって言うなら、なんだって歌ってあげるよ。 棺に抱き着くように一晩、パパのそばにいた。 4ヶ月リリースも終盤、クリスマスソングは ないよね〜なんて話をしながら 毎月開催してる配信ライブのリハへ向かう道中、 マネージャーが、私たちがだいぶ昔に作っていたLOVEをサンプリング(引用)した曲のリアレンジを聴かせてくれた。 「まこ、これすっごく良いでしょ」 「すごく良いね。」 後部座席の私はもう歌詞を書き下ろしていた。 上記に長々と書いたことが走馬灯のように蘇り、 パパが言ってた「まこの声は神様からの贈り物」 その言葉さえも蘇った。 そうだ、そうだった。 2020年はコロナ禍で色んなことが変わってしまって、自分のいまやり続けていることは本当に正しいのか自問自答の日々が辛かった。でも私の恩師が言ってた、「まこが幸せだとお父さんも幸せなんだよ」と。 「LOVE MYSELF」 愛すべき周りの方たちとファン、家族、そして私へ。 "愛する君へ"と言う歌詞は、 いまこれを読んでくれている君、ずっと応援してくれてるファン、家族、色んな人が当てはまる。 みんなへのラブソング、私へのラブソングが 今回初めて出来上がりました。 自分のことを認めてあげるのはとても難しい。 自身の「存在」という曲があるけど、 いまだに難しいと思う。人間って、自分って。 でも君も私も、こんな時代によく頑張っているよ。 それぞれの時間と生活を。 眠る前に褒めてあげてほしい自分を。 そして少しでも笑っていてほしい。 LOVE MYSELF、この言葉とこの曲を胸に 私は今日もこの瞬間を生きる。 <MACO> ◆紹介曲「 LOVE MYSELF 」 作詞:MACO 作曲:MACO・Matt Cab・MATZ・Marchin

    2020/12/18

  • 空音
    365日効き目のある薬だけが入った医療箱なのだ。
    365日効き目のある薬だけが入った医療箱なのだ。

    空音

    365日効き目のある薬だけが入った医療箱なのだ。

     2020年12月16日に“空音”がニューアルバム『TREASURE BOX』をリリースしました。今作は「scrap and build」や「BLOOM feat. TENDRE」をはじめ、クリープハイプとのコラボ曲「どうせ、愛だ feat. クリープハイプ」など、ジャンルに縛られない空音の多様な音楽性が詰め込まれた“宝箱”のような作品となっております。進化を続ける空音の2020年の集大成を是非、じっくりとご堪能を。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“空音”による歌詞エッセイをお届け!ニューアルバム『TREASURE BOX』への想い、そしてこの先も作り続けてゆく音楽への意思。様々な本音を明かしていただきました。歌詞と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ~ もしかしたら100歳まで生きるかもしれない。 はたまた20歳になった瞬間、 ぽっきりと突然死ぬかもしれない。 この広い様で狭い宇宙の中で、世界の中で 一生出会うことのない人。 もう二度と再会できないかもしれない人。 天の国へと旅行に行き、帰ってこない人。 色んな人達の色んな想いが月へと浮かぶ時、 きっとそこには、 「とある19歳の言葉に、生きる希望を見出した人」。 そんな人がどこかにいるかもしれない。 “自ら絶たれるそんな命 俺の声が手綱になればいい” 「 拝啓 」という曲を作っている時、 そんな事を考えていた。 時が経ち。確か2020年の8月頃だ。3枚目のアルバムの制作に取り掛かろうとしていた。6月に2nd Albumをリリースした段階では、何もビジョンが見えていなかった、この3枚目のアルバム。 空音という人間の作品はいつもそうで、その時その時に書きたい事や、やりたい事が大きく変わり、その度にチームの皆と話をして1つのゴールへと向かう。 正直、3枚目のアルバムに関してどの曲の歌詞を最初に書き始めたのかすら、既に覚えていない。それは今の段階で“4枚目の作品”へといつも通りのスピード感で手をつけようとしているからであって。 だからといって3枚目に思い入れがない訳では無い。そんなの当たり前だ。作品は我が子だ。ただうちの子は特別で、選んで選択された瞬間、誰かの耳でも成長を遂げる特別な子なのだ。 今作(TREASURE BOX)は題の通り宝箱だ。 教えてやりたい。2年前、尼崎のとある高校で軽音楽部幽霊部員だった空音(担当:ドラム)に。「お前、2年後クリープハイプと曲つくんねんで」と。 昨日までの自分じゃ考えられなかったような目まぐるしい毎日が待っていて、それが当たり前じゃないことも怖いくらい分かっている。きっと20代後半でめちゃくちゃな困難が待っていると自分で勝手に想像している。 そんな毎日の中で出来上がった曲だ。ネガティブもあれば、ポジティブもある。ただ、僕はどの曲も必ずネガティブだけでは終わらせたくない。聞いてくれる人はきっと、抱いているネガを緩和させたい、そんなネガを終わらせたい、そう思って再生ボタンを押すはずなのに、落ち込んで終わってしまう曲なんて僕は作れない。そんなのバッドエンドのホラー映画だけで十分で、僕の音楽は誰かの生活と共にあるべきだと思う。 だからどの曲もまた新しい“絆創膏”になってほしい。 今回のアルバムは宝箱であり、唯一、365日効き目のある薬だけが入った医療箱なのだ。 <空音> ◆紹介曲「 拝啓 」 作詞:空音 作曲:空音 ◆紹介曲「 どうせ、愛だ feat. クリープハイプ 」 作詞:空音・尾崎世界観 作曲:空音・尾崎世界観 編曲:クリープハイプ ◆「どうせ、愛だ feat. クリープハイプ」MV https://youtu.be/Brf2AspBfmw ◆ニューアルバム『TREASURE BOX』 2020年12月16日発売 通常盤 VICL-65440 ¥2,500+ 税 ビクターオンラインストア限定盤 NZS-825 ¥4,200+ 税 <収録曲> 01. scrap and build [Produced by yonkey] 02. only one [Produced by illmore] 03. Future skin [Produced by A.G.O] 04. MenU [Produced by RhymeTube] 05. player [Produced by maeshima soshi] 06. BLOOM feat. TENDRE [Produced by TENDRE] 07. モウマンタイ [Produced by Shun Maruno] 08. どうせ、愛だ feat. クリープハイプ [Arranged by クリープハイプ ] 09. 宝箱 [Produced by MADLISK] 10. 誰かの正義の歌 feat. yonkey [Produced by yonkey]

    2020/12/17

  • MAGIC OF LiFE
    本当に毎日はスペシャルなのでしょうか?
    本当に毎日はスペシャルなのでしょうか?

    MAGIC OF LiFE

    本当に毎日はスペシャルなのでしょうか?

     2020年12月16日に“MAGIC OF LiFE”がニューアルバム『MAGIC』をリリース!今作のタイトルについて、ボーカルの高津戸信幸は「今の大変な時代を生きる助けとなる魔法となればいいという意味を込めた」とコメント。コロナ禍に喘ぐ現代の糧となってほしいというMAGIC OF LiFEらしいポジティブな想いが詰まった今作、是非ご堪能あれ…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“MAGIC OF LiFE”の高津戸信幸による歌詞エッセイを2週連続でお届けいたします!今回は【前編】に続く【後編】です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 記念日 」に通ずるお話。みなさんは、自分の今の毎日がスペシャルだと思いますか? スペシャルな毎日とは一体どんなものだと思いますか? ぜひ、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ【後編】~ 竹内まりやさんが毎日がスペシャルと歌っていましたが、本当に毎日はスペシャルなのでしょうか? 正直、過ごしてきた日々のほとんどを覚えていないし、なんなら一昨日も覚えているか危ういです。毎日が鮮烈に焼き付くほどの大事件が起きることなどありえないし、毎日が熱狂的で感動的で情緒的でスーパーミラクルなロマンス的な何かしらのロックンロール的なわけがありません。果たしてそれは、毎日がスペシャルと言っていいのでしょうか? 「 記念日 」と言う楽曲にこう記しました。 “あと何年君と過ごせるかな あと何日君と話せるかな あとどれくらいの失敗を 愛おしくふざけて 馬鹿だねって想えて あと五十年くらい生きるとして 大体二万日くらいとして 今日は二万分の一記念日 ケーキを買ってさ 盛大に祝って過ごそう” よく耳にすると思いますが、始まりがあれば終わりは本当にあります。あと残り百日の方もいれば千日の方もいるし、明日を迎えられない方もいます。皆さんが当然分かりきっている事なのに、分からないフリをする代表的な事柄だと思います。 生きるとは不平等なのです。肉、寿司、酒的な贅沢三昧を好む方もいれば、毎月貯金して何年もかけて海外旅行を噛みしめる方もいるし、路上で仲間と毎日を味わっている方々もいます。どれが“幸せ”なのかは誰にもわかりません。気持ちや思考のように、カタチのない、いわゆる“人それぞれ”です。 そうなんです、人それぞれなんですよね、ほとんどの事柄が人それぞれです。あたりまえです、骨格も違ければ、脳も心も様々です。僕に関しては、もちろん生きたいと言う想いが前提ですが、自分自身が死ぬ事は然程怖くありません。“結果”は置いといてだけど、それ程の“過程”を大切だと思える人と過ごせています。なので断然、“大切な人”や“生きがい”を失う方が怖いです。 何度も言いますが、始まりがあれば確実に、そして必然的に終わりは来ます。自分自身が贅沢したいのか? 噛みしめたいのか? 味わいたいのか? スペシャルとは、きっとそう言う事ではない。大切な誰かを想い、失うまでの日々を抱きしめ続ける事ができたら、毎日がスペシャルになるのかもしれない。 <MAGIC OF LiFE・高津戸信幸> ◆紹介曲「 記念日 」 作詞:高津戸信幸 作曲:高津戸信幸 ◆ニューアルバム『MAGIC』 2020年12月16日発売 <収録曲> 1 陰日向 2 記念日 3 Walk with us 4 Player 5 コーラ 6 未来を追いかけて 7 ファンファーレ 8 What a Relief

    2020/12/16

  • Panorama Panama Town
    言いたいこと言うだけなら、冷蔵庫のメモ書きでいいんやから。
    言いたいこと言うだけなら、冷蔵庫のメモ書きでいいんやから。

    Panorama Panama Town

    言いたいこと言うだけなら、冷蔵庫のメモ書きでいいんやから。

     先日、メンバーSNSより12月16日に新曲配信のアナウンスが発表されたパノラマパナマタウン。12月12日にはバンドのホーム地、神戸太陽と虎にて、PANORAMA PANAMA TOWN ONE-MAN LIVE“from KOBE”が開催され、約1年ぶりとなる有観客ワンマンライブにはライブハウスキャパ50%以下から当選した70人が集まりました。ポリープ手術にメンバー脱退と様々な関門があった1年、今回のワンマンライブで完全復活を遂げたアクセル全開のライブパフォーマンスとなりました。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“パノラマパナマタウン”の岩渕想太(Vo.)による歌詞エッセイをお届けいたします。綴っていただいたのは、コロナ禍での様々な想い、そして、その経験を得たからこそ自身のなかで変化した歌詞に対する向き合い方です。一体どうして詩は生まれるのか…。その答えを、彼のエッセイとともにみなさんも探してみてください。 ~歌詞エッセイ~ 昨日は神戸太陽と虎でライブだった。止まっていた時計が進み出したようなそんな感じ。殆ど、一年ぶりの有観客ワンマンライブ。汗をかき、音が弾む。やっぱりライブの代替物はどこにもないと痛感した。 大体の人はそう思っているだろうけど、自分たちにとっても、今年は思うようにいかない一年だった。6年一緒にやってきたメンバーが脱退し、喉のポリープ切除手術をし、再始動を掲げるはずだった日比谷野外音楽堂でのライブがコロナでキャンセルになり。まるで、「踏んだり蹴ったり」を辞書で引いた時の挿絵のように、思うようにいかない日々の中で、個人的にも悲しいことが沢山あった。 「やるせない」とよく言うけど、今年を経て、その言葉の解像度が少し上がった気がする。これが「やるせない」ってことか。どこにもやり場のない感情だけが、体の中に蓄積していく。そこには、怒りのような感情や、悲しみのような感情や、いろんな思いがあり、沸沸と湧き上がっては、名づけられるのを待っていた。 酔っ払った父親はよく俺に詩の話をする。あとは、納豆はよく混ぜろという話と、深夜の高速の運転は危ないという話。父親は若い頃、詩集一冊だけを持って上京したらしい。嘘か本当か知らんけど。 「言いたいこと言うだけなら、冷蔵庫のメモ書きにでも書いとけばいいやろ。」父親はよく俺に言う。初めて言われたときは、よく意味が分からなかった。歌詞ってのは言いたいことを言うもんやろうよ父さん。違うよ想太、よく聞け。言いたいこと言うだけなら、冷蔵庫のメモ書きでいいんやから。はあ。 そんな言葉が、身をもって理解できるようになったのは今年のことだ。どうしようもないほど、やるせなくて、未分類の感情が体の中に渦巻いている。それは間違いなく、そこにあって、どんな言葉にしても、何か違うような気がする。 ライブもできず、鬱屈としていた夏頃、部屋に閉じこもって曲を作っていた。すると、そのモヤモヤが、ちょっとだけ形になった気がする。勢いのまま歌詞を書く。歌った拍子に出てきた言葉をメモしたり、言葉と言葉の順序を入れ替えたりしながら歌詞ができていく。それはもはや、最初にあった「言いたいこと」からはかけ離れたものかもしれない。でも、それをエネルギーに産まれたものだ。 「言いたいことを言う」のが詩じゃないんなら、どうして詩は生まれ得るのか。そう思っていたけど、「言いたいことがそこにある」と信じるから詩が生まれる、ような、そんな気がする。間違いなく、そこにある、と信じて、そこに向けて近づいていく。どんなものでも代替できない、そこに向けて。それが表現かも。 こないだ朝、玄関を開けると、目の前で緑色の鳥が3羽、大きな声で鳴いていた。灰色の日常からはみ出て、圧倒的に美しい。何だか嬉しくなって、スマホで調べると、50年前に三軒茶屋で逃げ出した数百羽のインコが野生化しているらしい。鳴き声もうるさいし、感染症を広げるかもしれないし、何だかとても嫌われてるようだ。 見方によって、物は変わる。やるせない毎日だけど、50年を経て、うちの玄関まで辿り着いたインコのようなそんな詩を書きたい。「この曲で言いたいことは何ですか?」ってインタビュアーの質問を置き去りにして、飛んでいけ、誰かのもとへ。 <パノラマパナマタウン・岩渕想太>

    2020/12/15

  • Czecho No Republic
    分かってくれたら嬉しい。でも分からなくてもいい。
    分かってくれたら嬉しい。でも分からなくてもいい。

    Czecho No Republic

    分かってくれたら嬉しい。でも分からなくてもいい。

     2020年12月9日に“Czecho No Republic”がベストアルバム『Czecho No Republic 2010-2020』をリリースしました。今年結成10周年を迎えた彼ら。今作には、ファン投票によって138曲から選ばれた39曲が、最多票を獲得した「好奇心」から投票ランキング順に収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Czecho No Republic”の武井優心による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、彼にとっての歌詞の存在についてのお話です。どんなことを思いながら作詞をするのか。どんな意思をもって歌詞を書き続けてきたのか。10年間の軌跡をこのエッセイと併せて、じっくりと味わってみてください。 ~歌詞エッセイ:普段口にする機会のない中間の思いと言葉~ 自分にとって歌詞とは、普段言えない大真面目で恥ずかしい本音と、ちょっとした言い訳と、こうあってほしいという理想みたいなものです。まぁ基本恥ずかしいもんです。 僕は高校3年の夏にみんなで遊んでいる時、この瞬間は一生味わえない最後の青春というもので、この時間は最高なもんで、きっと大人になった時に何回も思い出す瞬間なんだろうと強く感じていました。 あまりに仲の良かった僕達だったのでその事を言葉にして伝えました。 この瞬間は最高なもんだし刹那的なもんだから芯まで噛み締めて味わうべきだ、と。何人かの友達は何言ってんだ?の目線。何人かは急に俯瞰でそれっぽい事言い出すボケでしょ的な目線。少ない何人かは“そうだよね”と受け入れてくれました。 自分にとって歌詞はそういうもんです。急に何言ってんだでもあるし、急に俯瞰でどうした?でもあるし、でも“そうだよね”の最たるものです。 語るには少々恥ずかしい事だったり、わざわざ言葉にする必要のない事。それが歌詞になります。 だから、歌詞は恥ずかしいけど素直なもんであってほしい。かっこつける必要もなく、演じる必要もなく、自分の言葉であってほしい。 だけども、せっかく音楽にくっついてわざわざ活字になって後世に残るものだから、少し背伸びもするし、失敗や成し遂げられなかったことの言い訳にも使うし、大真面目に理想も語ります。 それに加えて分かる人にだけ分かってもらえたら嬉しい、みたいなある種自分と同じ感覚の人と出会いたくて歌詞を書くときもあります。 オオカミが遠吠えで仲間を探すような感覚です。分かってくれたら嬉しい。でも分からなくてもいい。各々の解釈で進んでくれるのも面白い。 そんな感じです。やっぱりなんだか恥ずかしいもんですね。 今年Czecho No Republicは結成10年です。10年の恥ずかしいが詰まっておりますので是非とも聴いてみてください。とりあえず嘘のない言葉だけ並べたつもりではあります。 <Czecho No Republic・武井優心> ◆ベストアルバム『Czecho No Republic 2010-2020』 2020年12月9日発売 COCP-41361/2(CD2枚組) ¥3,333+税 [DISC1] 1.好奇心 2.MUSIC 3.Festival 4.No Way 5.Amazing Parade 6.ファインデイ 7.Firework 8.Melody 9.For You 10.ショートバケーション 11.Baby Baby Baby Baby 12.ダイナソー 13.幽霊船 14.ネバーランド 15.レインボー 16.Electric Girl 17.1人のワルツ 18.MIKA 19.Heart Beat 20.Oh Yeah!!!!!!! [DISC2] 1.Everything 2.Forever Summer 3.Crazy Crazy Love 4.Field Poppy 5.タイムトラベリング 6.テレパシー 7.エンドルフィン 8.愛を 9.LALALA 10.Hi Ho 11.アイボリー 12.Call Her 13.旅に出る準備 14.Sunshine 15.Dream Beach Sunset 16.DANCE 17.Summer Love 18.Hello, My Friend Sophie 19.Beautiful Days

    2020/12/14

  • MAGIC OF LiFE
    私たちにとっての魔法とは一体なんなのでしょうか?
    私たちにとっての魔法とは一体なんなのでしょうか?

    MAGIC OF LiFE

    私たちにとっての魔法とは一体なんなのでしょうか?

     2020年12月16日に“MAGIC OF LiFE”がニューアルバム『MAGIC』をリリース!今作のタイトルについて、ボーカルの高津戸信幸は「今の大変な時代を生きる助けとなる魔法となればいいという意味を込めた」とコメント。コロナ禍に喘ぐ現代の糧となってほしいというMAGIC OF LiFEらしいポジティブな想いが詰まった今作、是非ご堪能ください…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“MAGIC OF LiFE”の高津戸信幸による歌詞エッセイを2週連続でお届けいたします!今回は【前編】です。綴っていただいたのは“MAGIC=魔法”についてのお話。今作のタイトルであり、彼らのバンド名にも含まれているこの言葉。彼にとって魔法とは一体どんなものなのでしょうか。そして、あなたにとっての魔法とは一体どんなものですか? ~歌詞エッセイ【前編】~ 魔法とは一体なんなのでしょうか? 画面の向こう側で活躍する魔王の方々の、メラゾーマのような殺傷性のあるものもあれば、魔法のランプの中に潜んでいる魔人みたいに、願いを叶える系のあれもきっと魔法の類なのでしょうね。私たちの世界線ではなかなか見受けられないですよね、恐らく、非科学的な存在なのでしょう。 それでは私たちにとっての魔法とは一体なんなのでしょうか? タネや仕掛けはあっても良いものなのでしょうか? ハンドパワーは魔法なのでしょうか? はたまた努力の結晶なのでしょうか? ドイツの小説家ゲーテはこう言います。 Magic is believing in yourself, if you can do that, you can make anything happen. “魔法とは自分を信じる事だ、 もしそれが出来れば何をするのも可能だ” 心情の動きを魔法と表現しています。素晴らしい考えだと思いますが、本当に信じれば何でも可能なのでしょうか? 私は自分に自信が無く、信じられなかった時間が今の自分を構成していると考えるタイプです。 コンプレックスは向上心を生み、「葛藤」といった類の熱量で行う不断の練習の中で能力は向上し、そこで手に入れた挫折や成功体験は一生物だと信じています。現在も成りたい自分目掛けてまっしぐらな私です。 すぐ手に入るものは、不思議とすぐに無くなります。しかし煩悩は止められない、あれも欲しければこれも欲しいですし、もっと欲しいですしもっともっと欲しいですよね。“あと一回だけ”は、また“もう一回“を生み、欲求は欲求を呼び続けます。なので一生満たされない。 魔王の超絶悪魔的な魔法も、魔人の必殺的なひとつだけ願い事を叶えてあげるやつも、丸眼鏡くんのエクスペクトパトローナムも、きっと一時的な快楽でしかない。それは本当に魔法なのでしょうか? 私は贅沢する程のお金も、願いを叶えてくれる猫型ロボットも持ち合わせてはいませんが、毎朝ヨガの練習を終えた後に飲む、一杯の珈琲で幸せを感じられる心は持ち合わせているようです。この一杯の珈琲があるのとないのではまるで別世界なんです。ダイヤとビー玉くらいの差があります。窓から漏れる光の中を漂う微粒子も、換気扇の震えた音も全く別物なんです。 何気ないもの程、輝きます。これは本当なんです、だから私にとっての魔法は、この一杯の珈琲です。私にとっては不可思議で非科学的な存在であり、とても興味をそそられる存在なんですね。ささやかに続いていく事柄程、大切なんです。私たちの音楽があなたにとってのこの一杯の珈琲のような、理由や根拠や論理などと言うモノが無い場所で、ほんの少しだけでも日常を彩り続ける“魔法”であれたら嬉しい。 さて、次回は何を書こう。 <MAGIC OF LiFE・高津戸信幸>

    2020/12/11

  • リュックと添い寝ごはん
    4月、日々過ぎ去っていく出来事が、一時を照らす蛍のように感じた。
    4月、日々過ぎ去っていく出来事が、一時を照らす蛍のように感じた。

    リュックと添い寝ごはん

    4月、日々過ぎ去っていく出来事が、一時を照らす蛍のように感じた。

     2020年12月9日に“リュックと添い寝ごはん”が1stフルアルバム『neo neo』をリリースしました。ジャケット写真は、真冬のリリースでありながら夏のビーチを感じさせるデザインとなっております。今作には「海を越えて」や「渚とサンダルと」など海を連想させるタイトルの楽曲も収録。一体、どんな内容のアルバムなのでしょうか。じっくりとご堪能あれ…!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“リュックと添い寝ごはん”の松本ユウさんによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作の収録曲「 ほたるのうた 」のお話です。自粛期間に生まれたこの曲。みなさんは、それぞれの場所でどんなことを考えながら過ごしていましたか? 世界で独りぼっちに感じるときは、ぜひエッセイと併せて歌詞を読んでみてください。 ~歌詞エッセイ:「 ほたるのうた 」~ 自粛期間 部屋で一人 この曲をかいた “蛍のように小さな僕は 一人部屋で紡ぐメロディ” “灯る蛍を眺めて逃がす 二度と灯らぬ蛍” 4月 日々過ぎ去っていく出来事が 一時を照らす蛍のように感じた。そこには寂しくも微かな希望があった。その光を見ながら部屋から一人 言葉を紡ぐ蛍。それは紛れもなく僕だ “透明のままだから 何にでもなれるから” こんな言い訳がましいことは言いたくないけれど心のどこかではそう思っていた。この先自分はどうなるのか そんな不安が頭をよぎる。 常に流されていた 流されながら心地の良い居場所を見つけることに必死だった でもそれがいいのかもしれない 流されて辿り着く場所は自分が想定していない場所 何かに固執しすぎないくらいがちょうどいい “出会い別れ繋ぐ蛍は大切な道しるべ” メジャーという場に進出することは不安だった。でも不安は神様が僕に変わるチャンスを与えてくれている。そう考えるとそんな不安はどこか心の隅の方へと隠れる 神様はチャンスを与えるだけだ それをどう受け止めるかは自分次第、だから僕は新しい出会いを大切に 日々を生きようと決めた。 自粛期間 自然と触れ合う機会がめっきり無くなった。部屋の中にいた僕は徐々に何か開放的なものを求めていった それは生活の中だけではなく聴く音楽 作る音楽にも影響した。窮屈な生活の中で開放的な曲を聴き 作る この生活の繰り返しで僕は自然の中で色んな人と音を楽しみたいと感じた。 今回のアルバムはそれを表現する作品でもある。これからやりたい音楽や新しい出会いを求めるリュックと添い寝ごはんが惜しみなく詰まっている。 <松本ユウ> ◆紹介曲「 ほたるのうた 」 作詞:松本悠 作曲:松本悠 ◆1stフルアルバム『neo neo』 2020年12月9日発売 完全生産限定“メジャーデビュー記念盤” VIZL-1825 ¥2,900+税 通常盤 VICL-65439 ¥2,400+税 <収録曲> 1. 海を越えて 2. PLAY 3. グッバイトレイン 4. ホリデイ 5. ノーマル 6. 生活 7. 23 8. 渚とサンダルと 9. あたらしい朝 10. ほたるのうた

    2020/12/10

  • 羊文学
    人が思う存在とは結局「信じるかどうか」なのかもしれない。
    人が思う存在とは結局「信じるかどうか」なのかもしれない。

    羊文学

    人が思う存在とは結局「信じるかどうか」なのかもしれない。

     2020年12月9日に“羊文学”がメジャーデビューアルバム『POWERS』をリリースしました。今年8月に配信限定リリースした「砂漠のきみへ」、「Girls」(YouTubeドラマ『DISTORTION GIRL』主題歌)のほか、昨年末に数量限定販売したCDが即日完売し話題を呼んだロングヒット曲「1999」を含む、強さと優しさをもった全12曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“羊文学”の塩塚モエカによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作の収録曲「mother」に通ずるお話です。みなさんは“存在”とは、一体どんなものだと思いますか? 存在する、存在しない、それはどうすればわかるものなのでしょうか。是非、その答えを考えながら、彼女の想いに触れてみてください。そしてエッセイを読み終えたら、改めて歌詞をじっくり味わってみてください。 ~歌詞エッセイ:曖昧な存在(「 mother 」ライナーノーツ)~ ミュージシャンは意外と一人の時間が多いさみしい仕事だ。特に夕方、ご飯を作っている時間はさみしさがピークに達するのでいろいろと考えることがある。その中でも最近よく浮かんでくるのは「存在」とはなんなのだろうか、ということ。 「存在」と聞いてパッと思いつく単純な確認方法は「目に見え、触れられる」ということ。なんでも目に見えて触れるものは存在しているような気がする。今紅茶を飲んでいるマグカップや、机の上で咲いているきれいなお花、文字を打っているPCのキーボード…。全部見えるし、触れるから存在しているような気がする。しかもかなり確かに。 でもあるものが「見えない、触れない」となると急に存在の確からしさは曖昧になる。例えば、心。こんなに誰もが持っているものなのに目に見えないし触れない。毎日感じるものだから「心なんて存在していない!」という人はいないかもしれない。でも実態が分からないと物理的に制御できないから、泣いたり、笑ったり、病んだり、いろいろと苦しめられる。 心が、ボールみたいに右に押せば右に転がればずっと楽なのに。もっと言えば、言葉が通じない人間以外の生き物に心があるのか私は全く分からない。もしあるとしたら犬や猫、金魚やカラス、ドブネズミや私の部屋にでてくる蜘蛛は一体何を思っているんだろう。彼らの毎日の幸せな時間や、生きていくうえでの葛藤についてインタビューしたい。 他にも、今過ごしている時間、毎日使っているお金の価値や、私の暮らしを支えてくれている音楽なんかも目に見えない。それでも、それらを表す言葉や制度、あるいは「時計」や「紙幣」、「楽器」といった目に見えるものを根拠にして、なんとか「ある」ということになっている。最近はやりの「データ」なんかも、目に見えない。「数字で証明されています」なんて言われると、なによりも信憑性のあるような気がしてしまう。本当は見えなくて、とても流動的であいまいなものなのに! 一方で「目に見えて触れられるもの」もまた、往々にして古くなっていく。少しずつ色褪せたりして、最後にはなくなってしまうものもある。例えば、昔おばあちゃんの家で飼っていた猫の千代(ちよ)は、ものすごく年を取って私が10歳くらいの時にいなくなってしまった。または、古くならなくても急に目の前から消えていくこともある。昔好きだった人とおそろいだったネックレスは、別の好きな人とお酒を飲んで酔っ払っているうちにどこかに行ってしまった。 形があって確かだったものも、あるときその形が失われると「記憶」になる。そして「記憶の中で生き続ける」という表現もあるように、ものが記憶に変わったからといって、簡単に存在しないものにはならない気がする。おばあちゃんの家に行くたび、私は死んだはずの千代の気配を感じるし、あのネックレスもなくしたことを忘れて時々探してしまう。 なるほど、もしかしたら人が思う存在とは結局「信じるかどうか」なのかもしれない。見えないけど聞こえるような気がする声、誰かとの関係、自分の顔、どれもそのものを見たことがないけれど自分が「ある」と信じていればあるし、そう思わなければない。たったそれだけのシンプルなことなのかもしれない。私たちは「存在している」ことを確かなものだと考えがちだけれど、本当は「信じるか信じないか」という、ものすごく曖昧な話なのかもしれない。 そしていつも最後に考えるのは、自分は自分のことを存在していると思っているけれど、本当にそうなのかということ。部屋にこもって長い間自分が他者に認識されずにいると、自分の存在が曖昧になってくる(そんなとき「あ」と声を出して確認してみたりする)。でももし、「この世界に存在している/いない」の前に「この世界」そのものが勝手な思い込みだったとしたら。すなわち、「私の存在を確認してくれている誰か」の存在を認識している私、の目の前に広がるすべてがそもそもフィクションだったら。 私の目から見えている世界は全部、私が信じているだけの幻想で、本当は海みたいな大きな水槽の中にすごい性能のVRゴーグルをしてぷかぷか浮いているだけだったりして。今部屋に一人で夕暮れを迎えて、ちょっとさみしい気持ちで自分の存在について懐疑的になってもいるけれど、そもそもこの世界が大きな物語だっていう可能性も否定できないし、もしそうだとしたら、誰かに認識されたいとか愛されたいとか、そんなことに無理にこだわる必要もないのかなあ……とかとか。ごちゃごちゃ考えているとよくわからなくなって、そのあたりで夕飯ができる。 見えているものだけがすべてではない、認識は曖昧である、世界は白か黒かだけではない。本当に一人であることを知って、それでも誰かに守られたくて不安になったとき、存在の曖昧さに身をゆだねて無限の可能性をぐるぐる考えていると、なんとなくどうにでもなるようになる気がしてきて、ちょっと安心する。そんな曖昧な場所にいる心地よさや切なさを「mother」という曲に書きたかったのかもしれません。 <羊文学・塩塚モエカ> ◆紹介曲「 mother 」 作詞:塩塚モエカ 作曲:塩塚モエカ ◆アルバム「POWERS」 DL&STREAMING https://fcls.lnk.to/powers1209 ◆アルバム「POWERS」CD購入 https://fcls.lnk.to/POWERS ◆メジャーデビューアルバム『POWERS』 2020年12月9日発売 <収録曲> 1.mother 2.Girls 3.変身 4.ハロー、ムーン(album mix) 5.ロックスター 6.おまじない 7.花びら 8.砂漠のきみへ 9.powers 10.1999 11.あいまいでいいよ 12.ghost

    2020/12/09

  • MACO
    「この人といるときの自分が一番好き」って、凄く大事なことね。
    「この人といるときの自分が一番好き」って、凄く大事なことね。

    MACO

    「この人といるときの自分が一番好き」って、凄く大事なことね。

     2020年11月27日に“MACO”が、4ヶ月連続配信リリースの第3弾となる新曲「アマオト」を配信リリース!MACOは同曲について「ありのままでいたい、なんて言いながら私の全部知られたら嫌われちゃうかな、と歌っている相手との初々しい距離感も聴きどころのひとつかも。この曲ではそういう自分の臆病な部分もちゃんと書けた一曲になりました。雨の日でも晴れの日でも聴いてほしい一曲です」とコメントしております。    さて、今日のうたコラムでは、その4ヶ月連続配信リリースと連動して、MACOによる歌詞エッセイを4作連続でお届けいたします!今回は第1弾、第2弾に続く第3弾。綴っていただいたのは、新曲「 アマオト 」にまつわるお話です。今、恋に落っこちて、大きな不安のなかにいるあなた。それがいつか<ありのままを 愛して>と素直に言えるような恋へと変わってゆきますように…!是非、雨降る夜に大切なひとを想いながら、この曲を聴いてみてください。 ~歌詞エッセイ:「 アマオト 」~ デモ時点のとき、 これは良い意味でラブソングに聴こえない。 なんだか勇気づけられるような曲。と スタッフの一人から言われたことを忘れない。 この曲のほんの一部を公開したときに 「懐かしい」ってコメントがきたのも忘れない。 人は弱っているとき、頼りたいとき、 愛で溢れているとき、幸せなとき、そうでないとき、 感情によって、そして聴く人によって 色んな捉え方があると感じる瞬間が嬉しい。 私の生活の一部を切り取った歌詞で みんなの心を揺さぶることができるのは 言葉では言い表せないものがある。 誰と恋をしてもいつだって初恋だと思う。 学生の頃の恋愛も大人になってからの恋愛も全部、 年齢など関係なくて恋は盲目ときに麻薬で。 好きに直面してしまったとき足がすくむ感覚や 好きな人の前で初めてメイクを落としたとき 必ず照れ臭くなるのも。 この恋がいつまで続くか不安になるのも 初恋そのものだと思う。 楽観的なところもあるけど、 私は死ぬまできっと臆病で不器用だから それは恋にしても人生においても。 でもまぁそれが君だからそれで良いんじゃん。と 言われたとき「本当に?」と疑って 「そっかそうだよね」と言いながら 心の奥では全然「よくない」と思ってしまうのが私で。 ありのままを愛してって言えたのに、 2番では<私の全部全部知ってしまったら 嫌われるかなって少し不安> って歌っているところも 矛盾してて自分らしいなって思ったり。 1サビ <生きる意味をずっと探していた> 生きる意味なんてなくていい。 心臓が勝手に動いてる、 それだけで凄いことだし 好きな人の隣に居られる、 それってもっと凄いこと。 私はこの地球で生きるのが下手くそだから、 難しいことばかりだけど ありのままでいいよと本音で言ってくれる人がいたから この曲が書けたし、 嫌いな雨も悪くないなって思えた。 また大事な曲がひとつ増えた。 「この人といるときの自分が一番好き」 って、凄く大事なことね。 <MACO> ◆紹介曲「 アマオト 」 作詞:MACO 作曲:石田秀登

    2020/12/08

  • マルシィ
    音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。
    音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。

    マルシィ

    音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。

     2020年12月7日に“マルシィ”が新曲「白雪」をリリースしました。今作は、淡い恋の思い出を綴ったミディアムバラード。暖かい音色で彩られたサウンド、切ない情景が浮かぶ詩世界、雪夜に募る想いを描いたマルシィ流の冬恋ソングとなっております。作詞作曲は、引き続きうきょう(Vo.)が担当。尚、歌詞先行公開時には『注目度ランキング』の1位も記録!是非、今冬はこの歌に浸ってみてください…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“マルシィ”のうきょう(Vo.)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、音楽についてのお話です。彼にとって音楽とはどんな存在のものなのか。そして、どんな音楽を作っていきたい意志を抱いているのか。その想いを明かしてくださいました。あなたにとって“マルシィ”の音楽は、どんな存在のものですか…? ~歌詞エッセイ~ マルシィ、うきょうです。 最近はサウナにハマっている。自称サウナーを名乗るほどだ。サウナに8分入り、その後水風呂に3分くらい、最後に5分くらい外気浴する。人によってはこの一連の流れを3回、4回と繰り返すらしい、、ちなみに僕は1回きり。何回もやると疲れちゃいそうなのと、1回で満足するから。この沼にハマりにハマってしまい、5日連続で行ったりしてた。心の中に溜まった老廃物が空になってクリアになる感覚。幸福すら感じる。でも、この前「1回しか入らないなら、それってサウナーなの?」と言われたのだが何回入ったら、サウナーを名乗れるのだろうか。分からないけど、負けずにサウナーを名乗って行こうと思う。笑 本当にサウナは良いから、行ったことがない人がいたら、ぜひ行ってみて欲しい。 さてこの話はここまでにして、今回は音楽について少し話そうと思う。音楽は僕にとって、切っても切り離せないもので、落ち込んだときや悲しいときに寄り添ってもらっている。そもそも歌うことが大好きというのもあるのだが、完全に虜になっている。楽しいときに聴くとその感情に拍車がかかってもっと楽しくなったりするし、人に影響を与える力が半端じゃないと思う。数え切れないほど助けられたと思う。サブスクが出てきて、より沢山の曲に触れる機会が増えたと思うし、凄く良い時代になったな、、、と。そして、音楽というものが存在していて良かったなあと心から思う。 三年前くらいまでは、完全に聴き手だったが、実際に曲を作る側になってから凄い良曲と出会うと、うずうずすると同時に悔しい気持ちになったりもする。特に知り合いのアーティストや同世代なら尚更だ。勝ち負けではないんだけど、負けたくないという気持ちになったりする。 救われているからこそ、誰かにとって存在価値がある曲を作っていきたいし、自分が納得できるものを作りたい。これからどんな曲を書いていくのか、マルシィというバンドがこれからどういうストーリーを歩んで行くのか、ストーリー的視点でも楽しんでもらえると幸いだ。面白いストーリーになるよう日々、精進したいと思う。 最後に、「白雪」というタイトルからして誰もが分かると思いますが、冬の曲を出したので是非聴いてみてください! <うきょう(Vo.)> ◆紹介曲「 白雪 」 作詞:うきょう 作曲:うきょう

    2020/12/07

  • 坂口有望
    あなたの思い浮かべるクリスマスの歌はきっと隣の人とは違うはず。
    あなたの思い浮かべるクリスマスの歌はきっと隣の人とは違うはず。

    坂口有望

    あなたの思い浮かべるクリスマスの歌はきっと隣の人とは違うはず。

     2020年11月4日に“坂口有望”がニューシングル『セントラル』をリリース!タイトル曲は、TVアニメ『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』ED曲として書き下ろされた1曲です。儚さと力強さを併せ持った歌声で彩られ、柿澤秀吉(秀吉)による疾走感溢れるアレンジも魅力のシリアスロックチューン。また、コロナ禍をテーマにしたEDMナンバー「2020」、寒くなる季節にぴったりのセンチメンタルなバラード「クリスマスエレジー」、2曲のカップリングにも注目…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“坂口有望”による歌詞エッセイを、3ヶ月連続でお届けいたします!今回は 第1弾 、 第2弾 に続く最終回。綴っていただいたのは、新曲「 クリスマスエレジー 」にまつわるお話です。今年も近づいてくるクリスマス。ぜひ、それぞれの“クリスマスに好きな人に会いたい”想いを重ねながら、エッセイと歌詞を読んでみてください…! ~歌詞エッセイ最終回:「 クリスマスエレジー 」~ エッセイ第三弾、早くも最終回となってしまった。 本題に入る前に、この3回にわたるエッセイ執筆で「言葉を綴る」ということに、改めて向き合えたことを感謝したい。わたしの楽曲制作において、原点にあるのは歌詞だ。前回のエッセイ「2020」にも記したように、わたしは言葉にこだわりを持っていて、他人と同じ気持ちを抱いていても「違う言い回しで表現したい」という思いが常にある。 インタビューなどで「作詞において意識していることは何ですか?」と聞かれる時、わたしはよく「オブラート」の話をする。といっても、粉薬を包む薄い膜それ自体の話ではない。何か言いづらいことを回りくどく仄めかすことを、人は「オブラートに包む」という言い方をする。わたしはこの表現を最初に使った人を天才だと思う。会って話を伺いたいものだ。今や慣用句のように誰もが使う、確立した日本語となっているが、きっと日本語を勉強中の外国人学生が「オブラートに包む」を習う時、わたしと同じ感動を覚えるのではないだろうか。わたしはその「オブラートに包む」級の、的を射た新たな表現を追い求めてきた。 まさにクリスマスソングとは、ありふれたテーマであり、オリジナルな表現が求められる絶好の機会だった。あなたの思い浮かべるクリスマスの歌はきっと隣の人とは違うはずである。それくらい、多くのミュージシャンが数々のクリスマスの名曲を生み出してきた。 TVアニメBORUTOのために書き下ろした「セントラル」を収録したシングルが、11月タイミングでのリリースに決定した頃、クリスマスソングを入れようというアイデアが持ち上がった。ちょうど暖かくなり出した春に、冬の曲を書き始めたのだ。東京の中で、わたしの1Kの部屋だけにクリスマスソングが流れているんだろうなと思いながら、色んなクリスマスソングを聴いた。伝えたい気持ちはみんな「クリスマスに好きな人に会いたい」で同じはずなのに、歌詞、歌う人、浮かぶ景色によって十人十色である。 じゃあわたしはシチュエーションで、どんなクリスマスを描こうかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだのは表参道のイルミネーションの並木道だった。去年の12月、わたしは表参道に用事があってそのカップル通りを一人そそくさと歩いた。お洒落なお店のショーウィンドウに映る自分が少し惨めだったのを覚えている。そんな苦い思い出が、皮肉にも役に立った。そうして出来た曲が「クリスマスエレジー」だ。実際にわたしが見た景色、経験が元になった分、この曲はリアリスティックな世界に仕上がったと自負している。 そして今、TikTok上でこの曲を使ったある動画を投稿している。さらにイメージが湧くような、いわば擬似デートシリーズだ。お台場や横浜の夜景をバックに、わたし自身が出演し、なぜか見終わった後にはわたしと破局したような切ない気持ちに襲われるかもしれない(笑)。是非、あなたのクリスマス映像も合わせてみてほしい。ここ一週間で、急に気温も下がり、街は段々と眩しい灯りで彩られている。今年のクリスマスは、あなたの傍に「クリスマスエレジー」がありますように。 <坂口有望> ◆紹介曲「 クリスマスエレジー 」 作詞:坂口有望 作曲:坂口有望 ◆ニューシングル『セントラル』 2020年11月4日発売 初回生産限定盤 ESCL-5448~49 ¥2,000(tax in) 通常盤 ESCL-5450 ¥1,300(tax in) 期間生産限定盤 ESCL-5451~52 ¥2,000(tax in) <収録曲> 1.セントラル 2.2020 3.クリスマスエレジー 4.セントラル -TV Size-(期間生産限定盤のみ収録)

    2020/12/04

  • アイビーカラー
    僕は一番送ってはいけないメールを送った。
    僕は一番送ってはいけないメールを送った。

    アイビーカラー

    僕は一番送ってはいけないメールを送った。

     2020年11月25日に“アイビーカラー”がニューミニアルバム『WHITE』をリリースしました。大人になってしまった今だから思い返すあの頃、あの場面。もう戻ることが出来ないあの頃…。男女混成4人組ノスタルジックピアノバンドが「君と僕」の間に住む愛を描きます。透明感のある歌声、男女四声で展開するコーラス、ストリングス、鍵盤の音色をじっくりとご堪能あれ。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“アイビーカラー”の佐竹惇(vo.)による歌詞エッセイを2日連続でお届け!今回は 【前編】 に続く【後編】です。彼らの“とある1曲”のお話。前編の結末は<君>に告白をした場面でしたが、その後<僕>は、二人は、どうなっていったのでしょうか。是非、最後までお楽しみください…! ~歌詞エッセイ【後編】:勘違い~ 照れを隠してニヤニヤしながら、 目なんて一回も合わさずの告白。 それでも君は 満面の笑みを浮かべ、首を縦に振ってくれた。 OKを貰った後の会話を考えておらず、 「ありがと、じゃ。」 と一言残して帰ってしまった。 帰り道 体の内側から 殴られているんじゃないかと思うほどの鼓動 全く下がってくれない口角 不思議なもので 好きを言葉にしたその日から、 今まで以上に君への想いが増してきた。 仲の良い友達にも報告。 「よかったな!」と祝ってくれた。 友達に話すことでやっと、 自分には彼女が出来たんだとじわじわと実感する。 下校時は毎日一緒に帰った。 待ち合わせは放課後下駄箱の前 友達に見せびらかすように二人で歩いてた。 告白をした、校舎裏の階段は二人のお気に入りの場所。 そこではじめてキスもした。 土日はデートにも出かけた。 こんな日々がいつまでも続けばいいと思った。 2年生になってから 君とは、はなればなれのクラスになった。 お互い忙しくなってきたこともあり 次第に毎日一緒に帰ることが減ってきた。 クラスが離れただけ 毎日連絡もしてるのに なぜか君がいつもの君に見えなくなってしまっていた。 休み時間、君とすれ違った 友達に囲まれ、笑顔で歩く君に 何を話せばいいかわからなくなってきた。 メールも続かなくなった 今までと同じがわからなくなり 君のことを考えると劣等感すら感じる。 「お前がいなくても、もう大丈夫かも。」 僕は一番送ってはいけないメールを送った。 それでも、僕がいなくても 楽しそうにしている君を見るのが耐えられなかった。 次の日の放課後 君は僕を誰もいない教室に呼び出した。 無言が続く教室に、窓から聞こえる吹奏楽の音。 謝らないと そう思ったときには遅くて、 サヨナラの一言だけを残して君は教室を出ていった。 -------------------------------------- 2020年11月25日に、僕たちアイビーカラーは『WHITE』という作品をリリースしました。その中に収録されている「GIRLFRIEND」という曲があるのですが、今回の前編、後編を読んだ後に、是非とも聴いてみてください。 <アイビーカラー・佐竹惇> ◆紹介曲「 GIRLFRIEND 」 作詞:佐竹惇 作曲:佐竹惇 ◆4th Mini Album『WHITE』 2020年11月25日発売 <収録曲> 1.東京、消えた月 2.カフェ 3.L 4.冬のあとがき 5.GIRLFRIEND 6.夏空

    2020/12/03

  • アイビーカラー
    憧れの高校生活を、君と過ごしていたいと思った。
    憧れの高校生活を、君と過ごしていたいと思った。

    アイビーカラー

    憧れの高校生活を、君と過ごしていたいと思った。

     2020年11月25日に“アイビーカラー”がニューミニアルバム『WHITE』をリリースしました。大人になってしまった今だから思い返すあの頃、あの場面。もう戻ることが出来ないあの頃…。男女混成4人組ノスタルジックピアノバンドが「君と僕」の間に住む愛を描きます。透明感のある歌声、男女四声で展開するコーラス、ストリングス、鍵盤の音色をじっくりとご堪能あれ。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“アイビーカラー”の佐竹惇(vo.)による歌詞エッセイを2日連続でお届け!今回はその【前編】です。綴っていただいたのは、彼らの“とある1曲”のお話。みなさんは学生時代、どんな生活を送っていましたか? そして、どんな恋愛をしていましたか? 是非、それぞれの“あの頃”を思い出しながら、このエッセイを読んでみてください…! ~歌詞エッセイ【前編】:デビュー~ どうも、アイビーカラーのボーカル、佐竹惇です。もう26歳になった。3ヶ月後には27歳、時間の流れは残酷すぎるくらい早い。おい、アラサー。と面と向かって言われる準備はまだ整っておりません、多分キレます。 今回はこうやってエッセイのお話を頂いたので、アイビーカラーのとある1曲を題材として自分なりに書いてみようかな思います。 -------------------------------------- 高校1年 中学の時とは比べ物にならないくらい沢山の同級生 少し古びた大きな校舎 先輩が大きな声を出しながら 走り回っているグラウンドの景色 中学の部活で使っていたエナメルバッグに 新品の教科書を詰め込んで 桜が一瞬で散ってしまった木々の下を歩く。 下校時にはたくさんの同級生の姿。 高校1年生マジックという言葉でもあるのだろうか 他校からきた女の子はもれなく全員可愛く見える。 そんな魔法にかからないように過ごしていても とりわけ目についてしまうひとりの女の子がいた。 5月になった、友達も結構できた。 お調子者の男子が「1年生で可愛い女の子ランキング」的なものをつけてる。 興味がないフリをしつつ、 ちっちゃな紙に書かれた10位までを横目で見てみる。 ランキングにあの子の名前はなく、 ホッとしてる自分と 「いやなんで圏外だよ。」 とちょっと怒ってる自分がいた。 15歳の男心は本当に単純なもので、 じゃあいけるかも!?なんて。 席は離れていたけどたくさん話かけてみた。 部活のこと、勉強のこと、嫌いな先生のこと。 休み時間で君と話したことを 授業中に頭でリプレイしてニヤける僕。 6月になり周りに彼女ができはじめた。 「体育祭までには彼女つくっとけよ~」 なんて言ってくる友達。 ムカつきながらも、なんだか少し大人に見えて かっこよく思えてしまう自分がいた。 「付き合うってみんな何をしてるんだろう」 そんなことが頭によぎっても、もう止まらなかった。 憧れの高校生活を、君と過ごしていたいと思った。 呼び出した校舎裏の階段 訳もわからず 見よう見まねで 人生ではじめての告白を君に捧げた。 <アイビーカラー・佐竹惇> ◆4th Mini Album『WHITE』 2020年11月25日発売 <収録曲> 1.東京、消えた月 2.カフェ 3.L 4.冬のあとがき 5.GIRLFRIEND 6.夏空

    2020/12/02

  • 崎山蒼志
    ここまで反響をいただくことになると思っていませんでした。
    ここまで反響をいただくことになると思っていませんでした。

    崎山蒼志

    ここまで反響をいただくことになると思っていませんでした。

     2020年1月27日に“崎山蒼志”がメジャーデビューアルバム『find fuse in youth(ファインド・フューズ・イン・ユース)』をリリース!またメジャーデビューに先駆け、自身の楽曲をバンドアレンジした配信シングルを三ヵ月連続でリリース!2018年にAbemaTV『日村がゆく』の高校生フォークソングGPへ出演以降、その名を広め続けてきた彼の待望の今作をご堪能あれ…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“崎山蒼志”による歌詞エッセイを第1弾~第3弾に分けてお届けいたします。今回はその第1弾。綴っていただいたのは、今作の先行配信曲でもある「Samidare」と「Heaven」のお話です。番組出演により、突如大注目を浴びた2曲について、制作当時の想いを振り返って明かしてくださいました。改めて楽曲と併せて、このエッセイを読んでみてください。 ~歌詞エッセイ第1弾~ 「Samidare」「Heaven」2曲共に、書いた当時は、ここまで反響をいただくことになると思っていませんでした。『日村がゆく』放送前の自分にとっては、この2曲とも今まで書いてきた多くの楽曲群の一部であり、特別視するわけでもなく、常に新しい曲を歌っていた自分にとっては、あまり歌わなくなっていた曲でもありました。 そんな中、YouTubeに上げていたの動画が『日村がゆく』の番組スタッフさんの目にとまり、番組でこの曲を披露することとなりました。それが思わぬ反響を呼んで現在があり、「 samidare~五月雨~ 」は今の自分にとって代名詞的な楽曲となりました。また、その反響に乗っかるような形でYouTubeでぐんと再生数をあげていたのが「 Heaven 」でした。2曲とも、今になって自分にとって特別な曲となった感覚があります。当時この曲を書いた自分にも少し感謝をしています。 「Samidare」は中学1年生の冬、2016年の1月頃に、思い悩んでいた人間関係から世間に対する怒りまで、気持ちを書きなぐるようにわーっと書いた曲です。意外にも、そういった気持ちを昇華するような歌詞に仕上がっていたこと、今改めて聞き返すと不思議に思います。「Heaven」はその数か月後、中学2年生のときに書いたもので、当時抱えていた閉塞感から生まれた楽曲です。サビから作った記憶があります。こう並べてみると、この2曲を作ったきっかけが似ているようにも思います。 反響のあったこの2曲は、いずれ改めてリリースしたいなとずっと思っていました。今回、アレンジャーの方のお力をお借りして、「再定義」というかたちでリリースすることになりました。恣意的だったものが、一気に聴きやすくなった、音楽として拡張した感覚があります。「Undulation」と共にアルバム『find fuse in youth』の先行配信曲でもあるこの2曲、ぜひ聴いていただきたいなと思っています。 <崎山蒼志> ◆紹介曲「 五月雨 」 作詞:崎山蒼志 作曲:崎山蒼志 ◆紹介曲「 Heaven 」 作詞:崎山蒼志 作曲:崎山蒼志 ◆Major Debut Album『find fuse in youth』 2021年1月27日発売 LIMITED EDITION SRCL-11653~11654 ¥5,000+TAX NORMAL EDITION SRCL-11655 ¥3,000+TAX

    2020/12/01

  • コレサワ
    もしもあたしが死ぬって分かったらあなたはどうする?
    もしもあたしが死ぬって分かったらあなたはどうする?

    コレサワ

    もしもあたしが死ぬって分かったらあなたはどうする?

     2020年11月25日に“コレサワ”がデジタルシングル「あたしが死んでも」をリリースしました。同曲は、愛する人へのひたむきな想いを描いた、切なくも愛に溢れたラブソングです。編曲は「最後の彼女になりたかった」でもタッグを組んだ川口圭太が担当。大切な人との日々をより大切に過ごしたくなる1曲。是非、じっくりとご堪能を…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“コレサワ”による歌詞エッセイをお届け!新曲「 あたしが死んでも 」に通ずるお話を綴ってくださいました。皆さんは、プレゼントを贈ることは好きですか? 死ぬまでにやりたいことは何ですか? もしも大切なひとが死ぬとわかったらどうしますか? 彼女が投げかける様々な問いを一緒に考えながら、読んでみてください。 ~歌詞エッセイ「 あたしが死んでも 」~ コレサワです。皆さんいかがお過ごしですか? 私は最近、今年結婚した友達に結婚祝いを贈りました。そしたらお返しをいただだきました!嬉しいのですが、申し訳ないというか、こちらからお祝いしたくてしたのに、気を遣わせてしまった気がしてねぇ。だから調べてみたら、結婚祝いのお返しは常識だったんですね(知らなかった)。幸せのお裾分けや、祝ってもらえるようになったことへの感謝をこめてするみたいです。素敵な考えですねぇ。だからお返しいらないよーって言うのは「あなたの幸せのお裾分けなんかいらないです」って意味に捉えられることもあるらしく、だったら喜んで気持ちよくお返し受け取りますうううう!ってなりました。 お祝いはするのもされるのも楽しいですね。誰かへのプレゼントを選ぶのってなんであんなに楽しいんでしょう。私は恋人ができたら何もない日でもプレゼントあげたい症候群が発動します、が、今まで付き合った人は皆、ものを貰うのが苦手なタイプだったのでそれを発揮するチャンスがなかったんです。もしもすげーなんでも喜んでくれる人と付き合ったら、自分は一体どうなるのか少し不安です。そーいえばこの前母に、京都のお菓子や食べ物をなんか適当に送ってーと連絡したら、とても嬉しそうというか、買い物が楽しかったらしく、私のあげたい症候群は母親譲りなんじゃないかと思いました。 皆さんは「死ぬまでにやりたいことは?」と聞かれたらなんと答えますか? 私はたくさんあるのですが、その一つがホストクラブに行ってみたい!です。ただの興味本位なのですが、もし仮にめっっっちゃくちゃにタイプな人に出会ってしまって、あげたい症候群が発症した場合、やばいなって、、、(最近ホストにハマってる夜のお仕事をしている女の子のツイッター見るのが好きなのでその沼の深さに怯えてます)。まぁでも私は多分ホストはハマらないと思う。。。ちょっと元気のない人が好きだから。ホストってみんな明るそうだし、、私は暗い人が好きですね。 11月25日に新曲「あたしが死んでも」が配信スタートしました。この曲は死と愛がテーマです。もしもあたしが死ぬって分かったらあなたはどうする?と、主人公が恋人に問いかけるところから物語が始まります。たらればっていうんですかね? もしもーとか、隕石が落ちる前の日誰と過ごす? みたいな。宝くじが当たったらって妄想は、楽しさと虚しさが一緒に来ますよね笑。 この曲のタイトルはとても悲しいけれど、聞いた方にとって、大切な人との日常がさらに愛おしくなるような、そんな優しい楽曲になっていれば嬉しいです!本当に人生何が起こるかわからないと、特にこの1年、皆さんも感じたことだと思います。大変な毎日に少しでもワクワクやドキドキを音楽で届けられたら幸せです!愛をたくさん詰め込んだ新曲ぜひ聞いてくださいっ! そして12月5日には久しぶりの有観客ワンマンライブを開催します。やっとみんなの目の前で歌を歌える!!配信もやるので、お好きな方法で一緒に楽しみましょうっ♪ <コレサワ> ◆紹介曲「 あたしが死んでも 」 作詞:コレサワ 作曲:コレサワ

    2020/11/30

  • ひかりのなかに
    この人たちのために私ができることがあるなら何だってしてみせよう。
    この人たちのために私ができることがあるなら何だってしてみせよう。

    ひかりのなかに

    この人たちのために私ができることがあるなら何だってしてみせよう。

     2020年10月14日にロックバンド“ひかりのなかに”が新曲「タイムマシン」をリリースしました。さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ひかりのなかに”のヤマシタカホによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届けしております。今回は 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。突如、新体制となったバンド。今の気持ちとこれからの意志を明かしていただきました。 ~歌詞エッセイ最終回~ みなさんこんにちは、ひかりのなかにのヤマシタカホです。前回のコラムから随分とバンド内が揺れ動いて、気づけばひとりになってしまったこと、衝撃だった方も多いのではと思います。 配信リリースをする予定だったものも、残り2曲、というところで止まってしまって、なにを話せばいいのかと思ったんですが、ひかりのなかに、の最近と、これからについてお話をしようかなと思います。 最近は、音楽をやって、休んで、バンドと向き合って、休んで、を繰り返してばかりで、一体今が何日の何曜日かさえ危うくなりつつあるような毎日を送ってます。バンドのことで外出してばかりだった今までとは真逆のような生活で、飼い猫も今までよりずっと懐くようになったし、買ったばかりのレコードプレイヤーでじっと三角座りをしながら、音楽を聴いてばかりで体重も少し増えました。 そんな中で、何週間も時間をかけて作った曲が形になったり、新しくひかりのなかにを支えてくれる方がだんだん増えてきたりと、音楽をすること、自分がひかりのなかにであること、にもっと愛着が湧いています。 だんだんとひとりになるということを実感して、やっぱり寂しさとか不安とかがやってくる時もあります。 それでも続けたいと強く思うその理由は単純で、最近になってやっとライブを皆さんの前でやる機会も増えて、直接お会いした時、変な言い方かもしれませんが、ひかりのなかにの音楽を聴いてる人はきちんとそこにいるんだ、という実感を得て、より強く「この人たちのために私ができることがあるなら何だってしてみせよう」と思えたから、それだけです。 人にはそれぞれ、自分にしか見えない自分がいたり、隠した気持ちがドロドロと渦を巻いていたり、過去を思い出して辛くなる瞬間があったりするものです。 たとえ、たくさんの人が周りにいたとしても、この世界に一人ぼっちにされたような気持ちになる日だってきっとあると思います。 そんな時、私なら「もっと頑張れよ」「弱音を吐くな」じゃなくて、何も言わずにそっと寄り添っていてあげれるような、そんな存在になりたいと思ってます。 新体制になるまであと少し。次お会いできるのはまだいつかはわからないけれど、必ずどこかで会えます。それまでには少し時間がかかるけど、気長に待っていてください。 ひかりのなかに は続きます。 それでは。 <ひかりのなかに・ヤマシタカホ>

    2020/11/27

前の20件
次の20件

デイリーランキングDAILY RANKING

  1. 夏の影
    夏の影
    Mrs. GREEN APPLE
  2. 革命道中
    革命道中
    アイナ・ジ・エンド
  3. らしさ
    らしさ
    Official髭男dism
  4. 366日
    366日
    HY
  5. 賜物
    賜物
    RADWIMPS
もっと見る

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

新着歌詞情報NEW RELEASE

  • 修羅 / ヨルシカ
    【ヨルシカ】ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』主題歌「修羅」歌詞公開中!!
  • 夏の影 / Mrs. GREEN APPLE
    夏の影 / Mrs. GREEN APPLE
  • 未確認領域 / Number_i
    未確認領域 / Number_i
  • Topping / ILLIT
    Topping / ILLIT
  • PUNKS / カメレオン・ライム・ウーピーパイ
    PUNKS / カメレオン・ライム・ウーピーパイ
  • ゾンビ / shallm
    ゾンビ / shallm
  • カーマイン / ELLEGARDEN
    カーマイン / ELLEGARDEN
  • おやすみTaxi / MON7A
    おやすみTaxi / MON7A
  • I Wish to See You Again / 感覚ピエロ
    I Wish to See You Again / 感覚ピエロ
  • いつも隣で / FANTASTICS
    いつも隣で / FANTASTICS
もっと見る
TOP
  • アーティスト名インデックス
  • アニソン検索・索引
  • アルバム検索
  • 歌詞全文(フレーズ)検索
  • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
  • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
  • アニメ
  • 動画プラス
  • 音楽番組情報
  • 総合ランキング
  • 演歌歌謡曲ランキング
  • カラオケランキング
  • 歴代人気曲ランキング
  • 注目度ランキング
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • ニュース
  • 特集ピックアップ
  • インタビュー
  • コトバのキモチ(ワタフレ)
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • その他(バックナンバー)
    • 大人の歌ネット
    • ストリーミング
    • ライブレポート
    • キラ☆歌発掘隊
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ・リクエスト
  • コンテンツ
  • 広告掲載
  • スタッフ募集
各ページに掲載されたジャケット画像、歌詞に関する著作権は、各レコード会社、アーティストなどに帰属します。

(C)2001 PAGE ONE All Rights Reserved.

このページの先頭へ

MENU

  • ホーム
  • 動画プラス
  • マイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴
  • ランキング
  • 新曲歌詞情報
  • 今日のうた
  • ニュース
  • ピックアップ
  • コトバのキモチ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • 歌詞ショート
  • アニメ
  • 音楽番組情報
  • その他
    • ・大人の歌ネット
    • ・ストリーミング
    • ・ライブレポート
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 検索ヘルプ
  • プライバシーポリシー
(c) 2025 Copyright. PAGE ONE All Rights Reserved.()